JP3872575B2 - ジャッキ用チャック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤで重量物を吊り下げて、ジャッキによりリフトアップまたはリフトダウンするようなときに使用されるジャッキ用チャック装置において、ワイヤをチャッキングする円錐形ウエッジがチャックケースと密着することなく長期間に亘って確実に分離して動作するようにしたジャッキ用チャック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からワイヤ10で重量物19を吊り下げて、ジャッキによりリフトアップまたはリフトダウンするようなときに、ワイヤ10を確実にチャックするためのジャッキ用チャック装置31として、図8に示すような装置が使用されてきた。このジャッキ用チャック装置31は、チャックケース14の上面に円錐孔面15を形成し、かつ、その中央部にワイヤ挿通孔16を穿設し、このワイヤ挿通孔16に、重量物19を吊り下げたワイヤ10を挿通し、ワイヤ10の回りには、図9に示すような軸方向にすり割り12を有するように3つ割りした円錐形ウエッジ11をあてがい、前記円錐孔面15に嵌合すると、重量物19の荷重により円錐形ウエッジ11の中心孔面のワイヤ圧着面13がワイヤ10の表面に食い込みながら係止してチャッキングし、重量物19を吊り下げ保持するものである。
【0003】
ワイヤ10で吊り下げた重量物19を、リフトアップまたはリフトダウンするには、図10に示すように、少なくとも2つのジャッキ用チャック装置31が使用される。
リフトアップするときには、ジャッキを構成するシリンダ22のオイル口32にオイルを圧入すると、ピストンロッド23が上昇し、このピストンロッド23と一体の下側のジャッキ用チャック装置31のチャックケース14が上昇し、円錐形ウエッジ11でワイヤ10を圧着しつつ重量物19をリフトアップする。上側のジャッキ用チャック装置31ではチャックケース14が上昇しないが、ワイヤ10の上昇により円錐形ウエッジ11がコイルばね27に抗してやや上昇するので、上側のジャッキ用チャック装置31のチャッキングは解除される。
【0004】
ピストンロッド23がストロークエンドまで上昇すると、今度は、オイル口33からオイルが圧入されてピストンロッド23は、下降を開始する。このとき、上側のジャッキ用チャック装置31の円錐形ウエッジ11がコイルばね27に押されてチャックケース14に嵌合し、ワイヤ10に食い込み、ワイヤ10の下降が阻止される。ピストンロッド23の下降により、下側のジャッキ用チャック装置31のチャックケース14が強制的に下降して、円錐形ウエッジ11との密着状態が解除され、ピストンロッド23が下降する。
ピストンロッド23がシリンダ22の最下端まで達すると、元の状態に戻り、以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ10に吊り下げられた重量物19を上昇する。
【0005】
またワイヤ10に吊り下げられた重量物19をリフトダウンするときには、下側のジャッキ用チャック装置31の円錐形ウエッジ11を図示しない方法によりコイルばね27に抗して押し上げてチャッキングを解除し、ピストンロッド23をストロークエンドまで上昇させた後、円錐形ウエッジ11の押し上げを解除してチャッキングする。
ついで、上側の円錐形ウエッジ11を図示しない方法により押し上げてチャッキングを解除し、シリンダ22のオイルをオイル口32から徐々に抜くことによりワイヤ10に吊り下げられた重量物19を下降する。ピストンロッド23がストロークエンドまで下降したら、上側の円錐形ウエッジ11の押し上げを解除してワイヤ10をチャッキングし、元の状態に戻り、以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ10に吊り下げられた重量物19を下降する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、ジャッキ用チャック装置31におけるチャッキング動作時に、円錐形ウエッジ11とチャックケース14が互いに密着と解除を何回となく繰り返す。
このような密着と解除は、使用頻度が多くなると、ステック(接合)現象が発生するという問題があった。すなわち、円錐形ウエッジ11の外周面とチャックケース14の円錐孔面15とが相互の摩擦抵抗により密着したり、それを解除したりする動作を繰り返すうちに、両者間に大きな圧着面ができたり、圧着個所に大きな真空域が生じたりして、円錐形ウエッジ11を油圧などで押し上げてチャッキングの解除をしようとしても剥離できなくなるという現象が生じることがあった。グリースやフイルム状の物質などを介在すると、使用回数をある程度伸ばすことができるが、それにも限度があった。
【0007】
本発明は、円錐形ウエッジ11とチャックケース14が互いに密着と解除を数多く繰り返えしても、ステック(接合)現象が生ぜず、長期間に亘って確実に動作するジャッキ用チャック装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一側面に円錐孔面15を形成し、重量物19に連結するワイヤ10を挿通するワイヤ挿通孔16を、前記円錐孔面15に連通して穿設したチャックケース14と、軸方向にすり割り12を有するように複数割りした円錐形ウエッジ11とからなり、前記円錐孔面15に円錐形ウエッジ11を嵌合してワイヤ10をチャッキングするようにしたジャッキ用チャック装置において、前記円錐形ウエッジ11の外周面および/または前記チャックケース14の円錐孔面15に、圧着防止溝34を形成してなることを特徴とするジャッキ用チャック装置である。
【0009】
以上のように構成したので、円錐形ウエッジ11をチャックケース14に嵌合すると、円錐形ウエッジ11の外周面および/またはチャックケース14の円錐孔面15に形成された圧着防止溝34のため大きな密着面生じるのを防止する。そのため、円錐形ウエッジ11とチャックケース14が互いに密着と解除を数多く繰り返えしても、剥離不可能となるようなステック(接合)現象が生ぜず、長期間に亘って確実に動作するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明による実施例を図1ないし図5により説明する。
本発明によるジャッキ用チャック装置31は、基本的構造において、従来同様、逆円錐台状で軸方向にすり割り12を有するように複数割り(通常3つ割り)した円錐形ウエッジ11と、上面に円錐孔面15を形成し、その中央部にワイヤ挿通孔16を穿設したチャックケース14とからなる。
重量物19に連結するワイヤ10は、一般にPC鋼撚線からなるが、撚線以外のもの、PC鋼線以外のものなどであってもよく、また、ワイヤには、ケーブル、ストランド、ロープなどの牽引索を含むものとする。
【0011】
このような円錐形ウエッジ11とチャックケース14からなるジャッキ用チャック装置31において、本発明は、ステック(接合)現象をなくすために、円錐形ウエッジ11の外周面および/またはチャックケース14の円錐孔面15に、圧着防止溝34を形成したものである。
【0012】
具体的には、円錐形ウエッジ11の外周面に、図1に示すような縦方向に1または複数本の圧着防止溝34を形成する。この圧着防止溝34は、チャックケース14に嵌合したとき、大きな真空域をなくすため、上端または下端が円錐孔面15の上部および/または下部から外気に連通していることが望ましい。
この圧着防止溝34の間隔や本数は、円錐形ウエッジ11とチャックケース14との間の圧着面積が容易に剥離できる程度の小さなものとなるようにすれば良く、全く圧着面が生じないようにしたり、真空域が生じないようにする必要はない。
【0013】
図2は、横方向に2本の圧着防止溝34を形成した例を示している。この圧着防止溝34は、図示例では両側のすり割り12にて外気に連通しているが、すり割り12の少なくともいずれか一方だけ外気に連通していてもよい。
【0014】
前記円錐形ウエッジ11の外周面における圧着防止溝34は、縦方向、横方向の場合だけでなく、斜め方向でも良いし、また、縦、横、斜めの組み合わせであっても良い。
【0015】
図3は、チャックケース14の円錐孔面15に、横方向に2本の圧着防止溝34を形成した例を示している。
また、図4は、チャックケース14の円錐孔面15に、横方向に2本の圧着防止溝34を形成するとともに、円錐孔面15の上端部にグリース溜り35を形成した例を示している。
このチャックケース14の円錐孔面15に形成した圧着防止溝34は、図5に示すように円錐形ウエッジ11を嵌合したとき、すり割り12にて外気に連通することとなる。
【0016】
以上のように構成された円錐形ウエッジ11をチャックケース14に嵌合すると、図5に示すように、円錐形ウエッジ11の外周面および/またはチャックケース14の円錐孔面15に形成された圧着防止溝34により圧着面の形成が極力抑えられるとともに、円錐形ウエッジ11の外周面とチャックケース14の円錐孔面15との密着面が外気に連通して真空域が生じるのを防止する。
また、グリース溜り35にグリースを注入しておけば、グリースは、圧着防止溝34を通して常に円錐形ウエッジ11とチャックケース14との密着面に供給され、圧着面や真空域が生じるのを防止する。
【0017】
図6および図7は、以上のようなジャッキ用チャック装置31をダブルツインジャッキ17に使用した例を示している。
これらの図において、リフトアップするときには、第1の油圧ジャッキ20を構成するシリンダ22のオイル口32にオイルを圧入すると、ピストンロッド23が押し上げられ、第1のチャック載せ台24が上昇し、この第1のチャック載せ台24と一体の第1のチャック装置31aのチャックケース14が上昇し、このチャックケース14に嵌合している円錐形ウエッジ11でワイヤ10を圧着しつつ重量物19をリフトアップする。
【0018】
第2のチャック装置31bでは、ワイヤ10の上昇により円錐形ウエッジ11がコイルばね27に抗して上昇しようとするが、チャックケース14が上昇しないので円錐形ウエッジ11とチャックケース14とは、密着面の圧着防止溝34により容易に剥離し、円錐形ウエッジ11がやや上昇して第2のチャック装置31bのチャッキングが解除される。
【0019】
第1の油圧ジャッキ20のピストンロッド23がストロークエンドまで上昇してオイルの圧入を停止すると同時に、今度は、第2の油圧ジャッキ21のシリンダ22にオイルが圧入されてシリンダ22が上昇を開始する(第2の油圧ジャッキ21では、シリンダ22とピストンロッド23が上下逆配置となっている)。すると、シリンダ22を介して第2のチャック載せ台25が上昇し、この第2のチャック載せ台25と一体の第2のチャック装置31bのチャックケース14が上昇し、このチャックケース14に嵌合している円錐形ウエッジ11でワイヤ10を圧着しつつ重量物19をリフトアップする。
【0020】
前記第2の油圧ジャッキ21の上昇と反対に、第1の油圧ジャッキ20が下降して、第1のチャック装置31aでは、チャックケース14が下降する。このとき、円錐形ウエッジ11は、ワイヤ10に食い込んでいるとともに、円錐形ウエッジ11とチャックケース14とは、密着面の圧着防止溝34により容易に剥離し、チャックケース14のみがやや下降して第1のチャック装置31aのチャッキングが解除され、第1の油圧ジャッキ20が元の位置へ戻る。
【0021】
前記同様の動作により、第1の油圧ジャッキ20が再び上昇すると同時に、第2の油圧ジャッキ21が下降して、以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ10に吊り下げられた重量物19が上昇する。
【0022】
なお、安全装置用チャック装置31cでは、ワイヤ10の上昇時には、チャックとしての作用はしない。もし、第1のチャック装置31a、第2のチャック装置31bのいずれもチャッキングが出来ないか、不十分で重量物19が滑り落ちようとしたとき、ワイヤ10とともに円錐形ウエッジ11がチャックケース14に嵌合して落下を防止する。
【0023】
つぎに、ワイヤ10に吊り下げられた重量物19をリフトダウンするときには、まず、第1のチャック装置31aにおいて、コイルばね30に抗して油圧によりチャック解除ロッド29を上昇して円錐形ウエッジ11を押し上げてチャッキングを開放する。このとき、第2のチャック装置31bは、チャッキング状態にある。第1の油圧ジャッキ20によりピストンロッド23、第1のチャック載せ台24をストロークエンドまで上昇させた後、円錐形ウエッジ11の押し上げを解除してチャッキングする。チャッキングしたまま、第1の油圧ジャッキ20のシリンダ22のオイルをオイル口32から徐々に抜くことによりワイヤ10に吊り下げられた重量物19の下降を開始する。このとき、第1の油圧ジャッキ20の下降と同じタイミングで第2のチャック装置31bのチャッキングを解除して第2の油圧ジャッキ21を上昇させる。
【0024】
第1の油圧ジャッキ20のピストンロッド23がストロークエンドまで下降したら、再び第1のチャック装置31aを解除して第1のチャック載せ台24を上昇させると同時に、第2のチャック装置31bをチャッキングして第2のチャック載せ台25を下降させ、以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ10に吊り下げられた重量物19を下降する。
【0025】
以上、ジャッキ用チャック装置31、31a、31b、31cをダブルツインジャッキ17に使用した場合を説明したが、これに限られるものではなく、図10に示すような単一作動の場合はもちろん、ワイヤ10で重量物19をリフトアップ、リフトダウンするような場合、また、ジャッキ用チャック装置31を横向きに設置して重量物19を横方向に移動する場合など、ジャッキの型式やワイヤ10の方向に拘らず広範囲に使用できるものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上述のように構成したので、円錐形ウエッジ11とチャックケース14が互いに密着と解除を数多く繰り返えしても、ステック(接合)現象が生ぜず、長期間に亘って確実に動作するものである。
【0027】
また、チャックケース14に形成したグリース溜り35にグリースを注入しておけば、グリースは、圧着防止溝34を通して常に円錐形ウエッジ11とチャックケース14との密着面に供給され、圧着面や真空域が生じるのをさらに確実に防止できる。
【0028】
ダブルツインジャッキ17では、第1の油圧ジャッキ20の第1のチャック装置31a、第2の油圧ジャッキ21の第2のチャック装置31b及び安全装置用チャック装置31cと、3つののチャック装置を有するため、いずれか1つでもステック(接合)現象が生ずると、ジャッキとしての動作が不可能になり、したがって、動作期間が極端に短くなりやすい。本発明によれば、それぞれのチャック装置31a、31b及び31cにおける円錐形ウエッジ11の外周面および/またはチャックケース14の円錐孔面15に、圧着防止溝34を形成したので、従来に比較して数倍の安定した動作期間が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジャッキ用チャック装置に用いられた円錐形ウエッジ11の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるジャッキ用チャック装置に用いられた円錐形ウエッジ11の第2実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるジャッキ用チャック装置に用いられたチャックケース14の第1実施例を示す一部切り欠いた斜視図である。
【図4】本発明によるジャッキ用チャック装置に用いられたチャックケース14の第2実施例を示す一部切り欠いた斜視図である。
【図5】本発明によるジャッキ用チャック装置に用いられた円錐形ウエッジ11とチャックケース14の嵌合状態を示す断面図である。
【図6】本発明によるジャッキ用チャック装置を用いたダブルツインジャッキ17の一部きり欠いた正面図である。
【図7】図6の要部の斜視図である。
【図8】従来のチャック装置における円錐形ウエッジ11とチャックケース14の嵌合状態を示す断面図である。
【図9】図8における円錐形ウエッジ11の斜視図である。
【図10】従来のジャッキ装置に用いられたチャック装置31の動作説明のための断面図のである。
【符号の説明】
10…ワイヤ、11…円錐形ウエッジ、12…すり割り、13…ワイヤ圧着面、14…チャックケース、15…円錐孔面、16…ワイヤ挿通孔、17…ダブルツインジャッキ、18…基礎台、19…重量物、20…第1の油圧ジャッキ、21…第2の油圧ジャッキ、22…シリンダ、23…ピストンロッド、24…第1のチャック載せ台、25…第2のチャック載せ台、26…カバー、27…コイルばね、28…ガイド筒、29…チャック解除ロッド、30…コイルばね、31…ジャッキ用チャック装置、31a…第1のチャック装置、31b…第2のチャック装置、31c…安全装置用チャック装置、32、33…オイル口、34…圧着防止溝、35…グリース溜り。

Claims (4)

  1. 一側面に円錐孔面15を形成し、重量物19に連結するワイヤ10を挿通するためのワイヤ挿通孔16を、前記円錐孔面15に連通して穿設したチャックケース14と、軸方向にすり割り12を有するように複数割りした円錐形ウエッジ11とからなり、前記円錐孔面15に円錐形ウエッジ11を嵌合してワイヤ10をチャッキングするようにしたジャッキ用チャック装置において、前記円錐形ウエッジ11の外周面および/または前記チャックケース14の円錐孔面15に、圧着防止溝34を形成してなることを特徴とするジャッキ用チャック装置。
  2. 圧着防止溝34は、円錐形ウエッジ11の外周面に1または複数本を形成し、この圧着防止溝34は、チャックケース14に嵌合したとき、一端または他端が外気に連通せしめてなることを特徴とする請求項1記載のジャッキ用チャック装置。
  3. 円錐孔面15にグリース溜り35を形成し、このグリース溜り35を円錐形ウエッジ11の外周面および/またはチャックケース14の円錐孔面15に形成された圧着防止溝34に連通せしめてなることを特徴とする請求項1または2記載のジャッキ用チャック装置。
  4. 第1の油圧ジャッキ20と第2の油圧ジャッキ21とにそれぞれ第1のチャック装置31aと第2のチャック装置31bを設け、かつ第1の油圧ジャッキ20と第2の油圧ジャッキ21を据え付けた基礎台18に、安全装置用チャック装置31cを設けてなり、前記第1の油圧ジャッキ20と第2の油圧ジャッキ21の交互の作動により、ワイヤ10に連結した重量物19をリフトアップまたはリフトダウンするようにしたダブルツインジャッキ17において、前記第1のチャック装置31a、第2のチャック装置31b、安全装置用チャック装置31cは、それぞれ一側面に円錐孔面15を形成し、この円錐孔面15に連通してワイヤ10を挿通するワイヤ挿通孔16を穿設したチャックケース14と、前記円錐孔面15に嵌合し、かつ、軸方向にすり割り12を有するように複数割りした円錐形ウエッジ11とからなり、円錐形ウエッジ11の外周面および/またはチャックケース14の円錐孔面15に、圧着防止溝34を形成してなることを特徴とするジャッキ用チャック装置。
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