JP3871284B2 - ペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース - Google Patents

ペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
主に屋外において使用する測量機にペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータを接続し、測量機の表示データを見ながら該コンピュータを操作する場合があるが、本発明は、このような場合に用いられるノートブック型コンピュータを保護するためのコンピュータ用キャリングケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャリングケースとしては、図12に示すように、天然皮革や合成皮革やフェルト等に防水処理を施した布状素材から成形されたケース本体1が、ノートブック型のコンピュータ本体5を収容できる大きさに形成されており、ケース本体1の上面には、収容されているコンピュータ5の液晶表示部6やキーボード部7を露出させるための開口部2が形成されている。符号3は、ケース本体1の三側面にまたがって延びている防水性のファスナーであり、ファスナー3によりケース本体1を開けたり閉めたりすることで、コンピュータ5の出し入れができる。
【0003】
そして、ケース本体1の例えば左右の側縁部には、図示しないベルトの端部が接続されており、ベルトを首に掛けることで、コンピュータを収容したキャリングケースを吊り下げた状態にして、測量機を操作しながらコンピュータを操作するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータの表示部は、液晶表示部6によって構成されており、室内の暗い所では良く見えるものの、屋外の明るい場所では、非常に見にくいという問題があった。
【0005】
そこで、最近では、図13に示すように、キャリングケース本体1の開口部2に、開閉蓋4を設け、屋外で使用する場合には、この開閉蓋4を所定の起立状態に保持することで、開口部2に陰をつくり、即ち、開閉蓋4を日除けとして利用することで、液晶表示部6を見易くするという構造が提案されている。
【0006】
しかし、開閉蓋4が太陽光線に正対し、かつそれ程明るくない条件下では、開閉蓋4による日除け効果が多少有効であるものの、開閉蓋4側以外の方向からも開口部2に光が侵入するため、開閉蓋4による日除け効果は非常に小さい。従って、図13に示す技術では、ノートブック型コンピュータを屋外で使用する場合の画面の読みにくさが多少改善されているとはいえ、まだ十分とはいえない、という問題があった。
【0007】
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、屋外での使用に非常に便利なペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係わるペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースにおいては、ペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータを収容できる大きさに形成され、収容したコンピュータの液晶表示部およびキーボード部を露出させるための開口部を設けた矩形状のキャリングケース本体からなるキャリングケースにおいて、
前記開口部に、開口部全周を覆うとともに、前記液晶表示部およびキーボード部を上方からのぞくことのできる筒形状の日除けフードを設け、前記日除けフードの側面に、手をフード内に挿し入れるための手挿入口を設けるようにしたものである。
筒形状の日除けフードで覆われた開口部は確実に日陰となって、液晶表示部が読み易い。そして、日除けフードを上方からのぞいて液晶表示部の表示データを読むとともに、フード側面の手挿入口からフード内に手を入れて、液晶表示部に表示されたキー表示をペンタッチで操作したり、キーボード部を指で入力操作する。
請求項2においては、請求項1記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースにおいて、前記開口部を矩形状に形成し、前記日除けフードを、開口部の開口縁をヒンジとして揺動して所定の起立状態に保持できる開閉蓋をフード背面壁とする水平断面矩形状に形成し、開閉蓋を開けた時には、開口部全周を覆う所定の筒形状に保持できるとともに、開閉蓋に添った偏平な形態にも折り畳み可能に構成し、開閉蓋を閉めた時には、日除けフードを折り畳んで開口部内に収納できるようにしたものである。
日除けフードを開閉蓋に沿った偏平な形態に折り畳み、開閉蓋を閉めることで、日除けフードを開口部内に収納することができる。
請求項3においては、請求項2記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースにおいて、前記日除けフードを、前記開閉蓋と、前記開閉蓋の裏側に左右の側縁部が縫製されて筒形状に形成された布状シート材と、前記シート材の裏側に固定されてフード前面壁を構成する前面プレートと、前記シート材の縫製部近傍裏側に側縁部を固定して前記開閉蓋に対し水平方向に起倒可能に構成し、起立した時に前記前面プレートを開閉蓋から離間させてフードを所定の矩形筒型形状に保持する左右一対の側面プレートと、から構成するようにしたものである。
左右の側面プレートを前方に起立させて前面プレートを押し拡げた形態とすることで、日除けフードは所定の矩形筒型形状に保持される。また、左右の側面プレートを後方(開閉蓋側)に倒すことで、日除けフードは開閉蓋に添った偏平な形態に折り畳まれる。
請求項4においては、請求項3に記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースにおいて、前記日除けフードの左右の側面下部に、側面プレートの延在しない布状シート材のみからなる領域を設け、この側面シート材領域に暖簾状の開閉可能な手挿入口を設けるようにしたものである。
日除けフードの左右の側面の布状シート材領域に設けられた暖簾状の手挿入口は、フード内への作業者の手の挿脱を容易にするとともに、手挿入口を構成する布状シート材領域は、挿入された手に倣った形状に変形して、ペンタッチ操作やキーボード操作する手の動きを妨げず、かつ手の回りには光が侵入する程の隙間が形成されない。
請求項5においては、請求項3又は4に記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースにおいて、前記開閉蓋先端部の裏側および日除けフードの前面下端部とキャリングケース本体の開口周縁部に、開閉蓋を閉止状態に保持するとともに、日除けフードを開口部に固定保持するためのマジックテープを設け、前記開閉蓋の裏側と日除けフードの前面プレート裏側に、フードを折り畳んだ状態に保持するためのマジックテープを設けるようにしたものである。
開閉蓋先端部裏側のマジックテープと開口周縁部側のマジックテープとが係着することで、開閉蓋は閉止状態に保持され、日除けフードの前面下端部のマジックテープが開口周縁部のマジックテープに係着することで、日除けフードは開口部に固定保持される。また、フード前面壁裏側のマッジクテープと開閉蓋(フード背面壁)裏側のマジックテープとが係着することで、日除けフードは折り畳まれた偏平な形態に保持される。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図9は、本発明の第1の実施例を示すもので、図1は日除けフードを拡げたキャリングケースの斜視図、図2はキャリングケース本体の断面図、図3は開閉蓋の係止構造を示す図で、(a)は起立させた状態の開閉蓋の斜視図、(b)は閉じる状態の開閉蓋の斜視図、図4は日除けフードの背面壁(開閉蓋)の裏面図、図5は日除けフードの前面壁の裏面図、図6はシート材と側面プレート間の接着面を示す斜視図、図7は手挿入口から日除けフード内に手を挿入している状態のキャリングケースの斜視図、図8は日除けフードを折り畳む様子を示す斜視図、図9は日除けフードを折り畳んで開口部内に収納した状態のキャリングケースの斜視図である。
【0011】
符号10は、測量機に接続して使用できるペンタッチ入力式のノートブック型コンピュータで、表面には、測量データや操作用の画像が表示される液晶表示部12と、テンキー等を備えたキーボード部14が設けられている。
【0012】
符号20は、コンピュータ10を収容するためのキャリングケースで、防水処理の施された合成皮革製のキャリングケース本体21は、本体上部21Aと本体下部21Bとから構成され、両者21A,21B間には、コ字状に延びる防水性のファスナー22が設けられ、ファスナー22によって開け閉めできるようになっている。キャリングケース20の裏面左右には、キャリングケース20を吊り下げて首に掛け回すためのベルトを結束するフック(図示せず)が突設されている。
【0013】
ケース本体21A,21Bの内側には、図2に示すように、緩衝材である内装材23が内張りされて、収容されたコンピュータ10がキャリングケース本体21内でがたつかないようになっている。また、ケース本体下部21Bの底面壁には、コンピュータ10の発した熱を外部へ放出する放熱孔hが設けられ、ケース本体上部21Aには、コンピュータ10の液晶表示部12およびキーボード部14が露出する矩形状の開口部24が設けられ、開口部24には、開口一側縁部24aをヒンジとして揺動可能な開閉蓋26が設けられている。開口周縁部24bは、所定高さだけ低く構成されており、開閉蓋26を閉じると、図9に示すように、ケース本体上部21Aの上面が面一となって、外観体裁が非常によい。
【0014】
開閉蓋26の左右の側縁部下方と開口部24の周縁部24b間には、中心角60度の扇形の布状シート材28の側縁部が縫製一体化されるとともに、布状シート材28の内側には、シート材28にその側縁部領域が接着固定されて、開閉蓋26に対し水平方向に起倒可能な、シート材28と同一形状の開閉蓋支持プレートである合成樹脂製扇型プレート30が設けられている。図3(a)符号29(斜線領域)は、シート材28と扇型プレート30間の接着領域を示す。
【0015】
このため、開口部24を閉じていた開閉蓋26を起立させると、扇型プレート30が自重で垂れ下がり、扇型プレート30の下側縁部30aを開口周縁部24bに係合させることで、開閉蓋26は左右の側縁部がそれぞれ扇型プレート30によって支持されて60度に傾斜した状態(開口部24が開口した状態)に保持される。
【0016】
なお、左右の扇型プレート30を内側に倒して、扇型プレート30と開口部周縁部24aとの係合を外し、扇型プレート30およびシート材28を内側に折り畳んだ形態にして、開閉蓋26を閉めることができる。開閉蓋26の上端縁部と開口周縁部24bのそれぞれ対向する位置には、マジックテープ27a,27bが設けられており、両者27a,27bを係着することで、開閉蓋26が開口部24を閉じた形態に保持できる。
【0017】
開閉蓋26の左右の側縁部の裏側には、帯形状の布状シート材32の左右の側縁部が上下方向に縫製されることで一体化されており、シート材32の左右方向中央部の裏側には、フード前面壁を構成する合成樹脂製の前面プレート34が接着固定されている。また、前面プレート34の上部は巾狭となるように傾斜し、この傾斜側縁部34aに連なるシート材32の左右の裏側には、シート材32にその側縁部が接着されて、開閉蓋26に対し起倒可能な矩形状の合成樹脂製側面プレート36が設けられている。符号36a(図6における斜線領域)は、シート材32と側面プレート36間の接着固定領域を示し、側面プレート36を開閉蓋26に対し起立させると、側面プレート36が前面プレート34の左右の側縁部34aに当接し、前面プレート34を開閉蓋26に対し一定の離間した形態に保持できるようになっている。
【0018】
即ち、ヒンジである開口周縁部24aに対し起倒可能な開閉蓋26と、この開閉蓋26の裏側に左右の側縁部が縫製一体化された筒形状の布状シート材32と、このシート材32に接着一体化されて、シート材32をバックアップする前面プレート34および左右の側面プレート36によって、筒形状の日除けフードFが構成されている。そして、左右の側面プレート36を起立させることで、日除けフードFを所定の矩形筒形状に保持できる。
【0019】
また、日除けフードFの左右の側面下方領域には、側面プレート36が設けられておらず、シート材32だけが延在する台形領域32aが形成され、日除けフードFの前面下方左右の隅部には、前面プレート34の左右の下端コーナ部が切り欠かれているために、シート材32だけが延在する三角形領域32bが形成されている。そして、台形領域32aの巾方向中央位置と三角形領域32bとの境界位置にそれぞれ縦スリット33が設けられて、シート材32だけからなるこの台形領域32aから三角形領域32bにかけた日除けフード左右の側面に、手HをフードF内に挿入できる暖簾状の手挿入口40が設けられている。
【0020】
また、前面プレート34の下部には、シート材32の一部が舌片状に突出し、ここにマジックテープ27cが設けられており、このマジックテープ27cをフード内側に折り返して、開口周縁部24bに設けたマジックテープ27bに係着することで、日除けフードFが開口部22に固定される。
【0021】
また、開閉蓋26裏側と前面プレート34裏側のそれぞれ対応する位置には、マジックテープ27d,27e,27f,27gが設けられ、日除けフードFを開閉蓋26に添った偏平な形態に折り畳んだ時に、マジックテープ27d,27eとマジックテープ27f,27gが互いに係着することで、日除けフードFを折り畳んだ偏平な形態に保持できるようになっている。
【0022】
従って、図8に示すように、日除けフードFを折り畳んだ形態にするとともに、扇型プレート30を内側に倒し、開閉蓋26を開口部24側に倒し、マジックテープ27aとマジックテープ27bを係着することで、日除けフードFは開閉蓋26裏側のキャリングケース本体21の開口部24内に収納された状態となる。
【0023】
また、コンピュータ10を操作したい場合には、開閉蓋26を起立させるとともに、扇型プレート30で開閉蓋26を起立状態に保持し、左右の側面プレート36を開閉蓋26に対し起立させれば、日除けフードFは自動的に矩形筒型となるので、フードF側のマジックテープ27cを開口部24側のマジックテープ27bに係着させることで、開口部24が日除けフードFで覆われた状態となる。
【0024】
従って、フードF内は確実に遮光されるため、コンピュータ10の液晶表示部12の表示は、それだけ見易いものとなり、手挿入口40から手Hを挿し入れることで、液晶表示部12上のペンタッチ操作やキーボード部14の操作も簡単に行うことができ、迅速に作業を遂行することができる。
【0025】
図10および図11は、本発明の第2の実施例を示すもので、図10は日除けフードを取り付けたキャリングケースの斜視図、図11は日除けフードの斜視図である。
【0026】
前記第1の実施例では、日除けフードがキャリングケースの開閉蓋に一体化された構造となっていたが、本実施例では、日除けフードF1 がキャリングケース本体とは別体に構成されている点に特徴がある。
【0027】
即ち、日除けフードF1 は、図10に示されるように、折り目がつけられた矩形筒型の可撓性樹脂プレートの成形体によって構成されており、拡げることで所定の矩形筒型に保持される。また、折り目に沿って折り畳み、背面壁内側と前面壁内側にそれぞれ設けられているマジックテープ27d,27e,27f,27gを係着させることで、偏平な形態に保持できる。
【0028】
また、フード側面壁の下部には、矩形状の手Hを挿入するための開口部52が設けられ、この開口部52には暖簾状のシート材54が設けられて、手HのフードF1 内外への挿脱を妨げず、かつフードF1 内に光が侵入しない構造となっている。
【0029】
また、折り畳まれた日除けフードF1 は、開閉蓋26の裏側とコンピュータ10の上面間に挟み込むことで、開口部24内に収納することができる。また、開閉蓋26のヒンジ部24a近傍の帯状の開口周縁部が、開閉蓋26を支える支持部材27として機能するようになっている。
【0030】
本実施例では、開けた開閉蓋26を支持部材27で支持した後、折り畳まれている日除けフードF1 を筒形状に拡げ、開閉蓋26の外側にフード背面壁が接触するように日除けフードF1 を開口部24に載せ、内側に折り返したマジックテープ27cをキャリングケース開口部側のマジックテープ27bに係着すればよい。
【0031】
なお、前記した第1の実施例では、シート材32に縦スリット33を2箇所設けることで、手挿入口40が構成されているが、縦スリット33は1箇所であってもよい。
【0032】
また、前記した実施例では、開閉蓋26が扇型プレート30や支持部材27で支持されて起立した形態に保持される構造となっているが、開閉蓋26の保持構造は、これらに限られるものではなく、所定の角度に開閉蓋26を係止できる係止構造であれば、如何なるものであってよい。
【0033】
さらに、前記した2つの実施例では、開口部24に開閉蓋26が設けられた構造であったが、開閉蓋26は必ずしも必要ではなく、第2の実施例に示すような折り畳み可能な筒形のフードF1 を開口部24に直接固定保持できる構造であってもよい。
【0034】
そして、筒形フードF1 の開口部24への固定保持は、マジックテープに限られるものでなく、挿脱着の容易な凹凸弾性ランス係合その他の簡単な固定手段であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に係るペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケースによれば、日除けフードによって開口部周辺が確実に日陰となって液晶表示部が見やすくなるとともに、手挿入口からフード内に挿し入れた手によってキーボード操作ができるので、屋外でのコンピュータを使った処理を迅速かつ適格に遂行することが可能となる。
請求項2によれば、日除けフードを折り畳んで開閉蓋と開口部間に収納できるので、コンピュータを使用しない場合には、日除けフードが邪魔になることもなく、コンピュータを収容したキャリングケースの持ち運びにも便利である。
請求項3によれば、開閉蓋を開けて、側面プレートを起立させるだけで、日除けフードが所定の筒形状となり、側面プレートを倒すだけで、日除けフードを偏平な形態に折り畳むことができるので、日除けフードの取り扱いが非常に簡単である。
請求項4によれば、暖簾式手挿入口によって、フード内への手の出し入れが非常に簡単で、挿し入れた手が手挿入口と干渉することが全くなく、しかも手挿入口から光がフード内に侵入するおそれもほとんどないため、適格な液晶表示部上でのペンタッチ操作や指によるキーボード操作を行うことができる。
請求項5によれば、対応するマジックテープを係着するだけで、日除けフードの開口部への固定保持や、日除けフードの折り畳んだ形態への保持や、開閉蓋の閉止を確実に行うことができるので、非常に簡潔な構造にして低コストの日除けフードを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である日除けフードを拡げたキャリングケースの斜視図
【図2】キャリングケース本体の断面図
【図3】(a) 起立させた状態の開閉蓋の斜視図
(b) 閉じる状態の開閉蓋の斜視図
【図4】日除けフードの背面壁(開閉蓋)の裏面図
【図5】日除けフードの前面壁の裏面図
【図6】シート材と側面プレート間の接着面を示す斜視図
【図7】手挿入口から日除けフード内に手を挿入している状態のキャリングケースの斜視図
【図8】日除けフードを折り畳む様子を示す斜視図
【図9】日除けフードを折り畳んで開口部内に収納した状態のキャリングケースの斜視図
【図10】本発明の第2の実施例のキャリングケースの斜視図
【図11】日除けフードの斜視図
【図12】従来のキャリングケースの斜視図
【図13】従来の他のキャリングケースの斜視図
【符号の説明】
10 ノートブック型コンピュータ
12 液晶表示部
14 キーボード部
20 キャリングケース
21 キャリングケース本体
24 開口部
26 背面壁である開閉蓋
27a〜27g マジックテープ
30 開閉蓋の係止手段である扇型プレート
32 布状シート材
33 スリット
34 前面プレート
36 側面プレート
36 暖簾状の手挿入口
36a 布状シート材と側面プレート間の接着固定領域
F 日除けフード

Claims (5)

  1. ペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータを収容できる大きさに形成され、収容したコンピュータの液晶表示部およびキーボード部を露出させるための開口部が設けられた矩形状のキャリングケース本体からなるキャリングケースにおいて、
    前記開口部には、開口部全周を覆うとともに、前記液晶表示部およびキーボード部を上方からのぞくことのできる筒形状の日除けフードが設けられ、前記日除けフードの側面には、手をフード内に挿し入れるための手挿入口が設けられたことを特徴とするペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース。
  2. 前記開口部は矩形状に形成され、前記日除けフードは、開口部の開口縁をヒンジとして揺動して所定の起立状態に保持できる開閉蓋をフード背面壁とする水平断面矩形状に形成され、開閉蓋を開けた時には、開口部全周を覆う所定の筒形状に保持できるとともに、開閉蓋に添った偏平な形態にも折り畳み可能に構成され、開閉蓋を閉めた時には、日除けフードを折り畳んで開口部内に収納できることを特徴とする請求項1に記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース。
  3. 前記日除けフードは、前記開閉蓋と、前記開閉蓋の裏側に左右の側縁部が縫製されて筒形状に形成された布状シート材と、前記シート材の裏側に固定されてフード前面壁を構成する前面プレートと、前記シート材の縫製部近傍裏側に側縁部が固定されて前記開閉蓋に対し水平方向に起倒可能に構成され、起立した時に前記前面プレートを開閉蓋から離間させてフードを所定の矩形筒型形状に保持する左右一対の側面プレートと、から構成されたことを特徴とする請求項2に記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース。
  4. 前記日除けフードの左右の側面の下部には、側面プレートが延在しない布状シート材のみからなる領域が設けられ、この側面シート材領域に暖簾状の開閉可能な手挿入口が設けられたことを特徴とする請求項3に記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース。
  5. 前記開閉蓋先端部の裏側および日除けフードの前面下端部とキャリングケース本体の開口周縁部には、開閉蓋を閉止状態に保持するとともに、日除けフードを開口部に固定保持するためのマジックテープが設けられ、前記開閉蓋の裏側と日除けフードの前面プレート裏側には、フードを折り畳んだ状態に保持するためのマジックテープが設けられたことを特徴とする請求項3又は4に記載のペンタッチ入力式ノートブック型コンピュータ用キャリングケース。
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