JP3871215B2 - 情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、制御領域から物品を無断で持ち出すことを防止又は抑止するために電磁場と相互作用する物品監視用タグ(EASタグ)を利用した物品監視システムが提案されている(特許文献1を参照。)。
特開平9−115067号公報
また、EASタグでは、商品に関する情報を保持することができないので、持ち出された商品の種類を識別することができないので、種類に応じた警報を出力することができない。
上記課題を解決するための本発明は、RFIDタグが付された商品が陳列された店舗の出入り口付近に配置され前記RFIDタグに記録された第1の識別情報を読み出す情報読取ゲートと通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記情報読み取りゲートと通信するための通信手段と、
前記店舗内に陳列された商品を識別する第2の識別情報を、少なくとも前記商品の価格の情報と前記商品を前記店舗外へ持ち出すことが可能であるか否かを判別するための判別情報とに関連づけて格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された第2の識別情報のうち、前記情報読取ゲートを通過する商品から前記情報読取ゲートにより読み取られた前記第1の識別情報と一致する情報を検索する検索手段と、
前記検索された結果、前記第1の識別情報と一致する第2の識別情報が前記記憶手段に格納されていた場合に、前記第2の識別情報と関連づけられた判別情報に基づいて、前記情報読取ゲートを通過する商品の前記店舗外への持ち出しが可能か否か判定する判定手段と、
前記判定手段が前記情報読取ゲートを通過する商品の前記店舗外への持ち出しが可能でないと判定した場合に、前記記憶手段に格納された前記商品に関する情報に基づいて、警報態様を決定する警報態様決定手段と、
決定された前記警報態様に応じた警報情報を出力する警報手段であって、警報音を出力する警報音出力手段を備え、前記警報態様には、少なくとも前記警報音出力手段から出力される警報音の種類と、前記商品が通過する情報読取ゲートの警報部における警報内容とが含まれる警報手段
を備え
前記警報態様決定手段は、前記商品の価格が所定価格を超える場合に、前記警報音出力手段より出力される警報音に第1の警報音を決定し、前記情報読み取りゲートの警報部における警報の抑制を決定し、
前記警報手段は、前記警報音出力手段より前記第1の警報音を出力し、前記情報読み取りゲートに対し、前記警報部における警報の抑制指示を前記通信手段を介して送信することを特徴とする。
上記課題を更に解決するための本発明は、サーバーとネットワークを介して接続され、RFIDタグが付された商品が陳列された第1の店舗の出入り口付近に配置され前記RFIDタグに記録された第1の識別情報を読み出す情報読取ゲートと通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記サーバーは、前記第1の店舗を含む複数の店舗のそれぞれに陳列された商品を識別する第2の識別情報を、前記複数の店舗をそれぞれ識別する第3の識別情報と、前記商品が陳列されたそれぞれの店舗外へ持ち出すことが可能であるか否かを判別するための判別情報とに関連づけて格納する記憶手段を備え、
前記情報処理装置は、
前記情報読取ゲートを通過する商品から前記情報読取ゲートにより読み取られた前記第1の識別情報を、前記サーバーへ通知する通知手段と、
前記サーバーにおいて前記通知手段が通知した前記第1の識別情報と一致する第2の識別情報を検索した結果を、前記第3の識別情報と前記判別情報と併せて前記サーバーから受信する受信手段と、
前記検索した結果において、前記第1の識別情報と一致する第2の識別情報が前記記憶手段に格納されていた場合に、受信した前記第3の識別情報と前記判別情報とに基づいて、前記情報読取ゲートを通過する商品の種類を判定する判定手段と、
前記判定手段における判定結果に応じて警報態様を決定する警報態様決定手段と、
決定された前記警報態様に応じた警報情報を出力する警報手段と
を備え
前記判定手段は、前記商品の種類について、
前記第3の識別情報が前記第1の店舗を表し、前記判別情報により、前記商品を前記第1の店舗外へ持ち出すことが可能でないと判定された場合に、前記前記情報読取ゲートを通過する商品が、前記第1の店舗外への持ち出しが可能な商品でないと判定し、
前記第3の識別情報が前記第1の店舗以外の第2の店舗を表し、前記判別情報により、前記商品を前記第2の店舗外へ持ち出すことが可能でないと判定された場合に、前記情報読取ゲートを通過する商品が、前記第1の店舗内への持ち込みが可能な商品ではないと判定することを特徴とする。
本発明によれば、商品の種類に応じて警報の内容を制御することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1aは、盗難防止システムの構成を示す図である。本システムを適用可能な店舗は、本、CD等の商品を販売する一般的な小売り業を行う店舗のみならず、CDやDVD、ビデオのレンタルを行うレンタルショップ、更には図書館などが挙げられる。即ち、店舗内に展示された商品を購入、或いは借り受けるために所定の手続を行うことが条件となっており、当該手続を経ずに商品を店外へ持ち出すことが禁止されている店舗であれば、扱う商品の種類や店舗の規模は問わない。
なお、以下の説明においては簡単のために、所定の商品を販売する店舗の例について説明する。商品の販売を行わない店舗、例えば商品の貸し出しを行っているような店舗については、商品購入手続が商品の貸し出し手続に置き換えられるだけであるので、特に言及する場合を除いて説明を省略する。
ここにおいて、101は、店の従業員などが操作する情報処理装置としての店頭端末装置である。102はデータベースであり、店頭に展示されている商品や在庫されている商品の情報が、商品情報テーブルにおいて管理されている。103A、103Bは、商品の無断持ち出しを検知するゲートであり、店舗の出入り口付近に配置され、同一の所定の帯域の周波数(例えば、13.56MHz、2.45GHz、UHF帯)を有する電波を出力して、RFIDタグに記録された識別情報を読み出すことができる。なお、ゲートの数は2組に限定されるものではなく、設置される店舗の出入口の数に対応する数が設置される。104は、LAN等の構内ネットワークであり、店舗内のゲート103と店頭端末装置などを相互に通信可能に接続している。105は、無断で持ち出されようとしている商品であり、106は、商品105に付されたRFID(Radio Frequency-Identification:無線周波数識別)タグである。107は、商品105を無断で持ち出そうとしている者を示している。
108は無線LANのアクセスポイントであり、ネットワーク104に接続され、店頭端末装置101と携帯情報端末109との間の通信を可能とする。109は携帯情報端末であり、例えば、PDAや携帯電話がこれに該当する。携帯情報端末109は、店員や警備員が所持しており、商品の無断持ち出しが検知された場合に警報画面が表示画面に表示され、警報音が出力される。
次に、ゲート103とRFIDタグ間の通信について説明する。図1bは、ゲート103とRFIDタグ106との通信を説明するための図である。ゲート103は、ゲート103の動作を制御し、店頭端末装置101と通信を行うコントローラ111、アンテナを制御する送受信部112、RFIDタグと106と通信を行うアンテナ113、コントローラ111からの命令に従って、警報を出力する警報部114を備える。
また、RFIDタグは、情報を格納するためのメモリ115、アンテナを制御するための送受信部116、ゲート103と通信するためのアンテナ117を備える。なお、メモリ115には、例えばRFIDタグの識別情報としてID121が格納されている。また、メーカーが所定の商品に当該RFIDタグ106を添付して出荷する場合には、メーカー側で当該商品の情報として、商品名122、価格123などの情報をメモリ115内に記憶させることもできる。
このように、ゲート103とRFIDタグ106とが通信することにより、RFIDタグのメモリ114に格納された情報が、RFIDタグ106からゲート103へ送信され、更にゲート103から店頭端末装置101へ送信される。
図2は、本発明の情報処理装置としての店頭端末装置の構成の一例を示す図である。
201はCPUで、RAM(ランダムアクセスメモリ)202やROM(リードオンリメモリ)205に格納されたプログラムやデータ等を用いて店頭端末装置全体の制御を行うと共に、本発明に対応する無断で持ち出された商品の検知処理を行う。202はRAMで、内部記憶装置210内に格納された処理プログラム111やデータベース102に格納されている商品情報を読み込むエリアを備えると共に、CPU201が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアも備える。
203はプレーヤからの入力を受付ける入力部であり、キーボードやマウスなどで構成される。204は通信I/F(インタフェース)で、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続するためのI/Fとして機能する。この通信I/Fにより、ネットワーク104を介して店頭端末装置101は、ゲート103及びアクセスポイント108と通信する。
205はROMで、店頭端末装置全体の制御を行うプログラム(例えば端末装置のブートプログラム等)等を格納する。206は表示画面としての表示部で、CRTや液晶画面により構成されており、未処理の商品がゲート103を通過した場合に、警報情報を表示したり、商品情報を表示したりするための画面を表示する。
207はサウンド処理部で、警報情報を音声出力する場合に、警報データを生成し、スピーカー208に出力する。210は内部記憶装置で、主としてハードディスクで構成され、処理プログラムや各種アプリケーションデータを格納する。ここに格納されているデータは必要に応じてRAM202に読み出される。
211は、RFIDリーダであり、販売商品の支払い、レンタル商品の貸出しや返却時に、商品に付されているRFIDタグの情報を読み取るための情報読み取り手段である。このRFIDリーダー211は、店頭端末装置101と切り離して携帯端末として利用できる形態のものであっても良い。209は上述の各部を繋ぐバスである。また、店頭端末装置101はデータベース102と接続され、データベース102内の商品情報テーブル212を店頭端末装置101により検索可能となっている。
次に、データベース102に登録されている商品情報テーブル212の一例を説明する。図3は、データベース102の商品情報テーブル212の登録内容の一例を示す図である。
301は、商品IDであり、各商品に一意に割り当てられている。商品IDは予めRFIDに書き込まれている当該RFIDを識別するためのID情報に対応する。即ち、このID情報は、当該商品に添付されたRFIDタグからRFIDタグリーダーを利用して読み取り、取得された情報である。
302は商品名であり、商品IDが割り当てられる商品名が登録される。ここで、DF0011のRFIDタグはバッグに添付されたことが分かる。303は、商品価格であり、商品の定価、或いは売値が登録される。304は、商品の入荷日であり、在庫管理に利用したり、レンタル商品の場合には新入荷商品を識別するために利用することができる。商品販売日とは、当該商品が販売商品の場合には販売された日付情報が登録され、当該商品がレンタル商品であれば貸し出された日が登録される。
306は、当該商品を店舗外への持ち出しが可能か否かを判定するための処理済みフラグであり、当該商品が販売商品であれば販売済みの商品についてはフラグを「1」に設定し、未販売の商品については「0」を設定することができる。また、レンタル商品については、「1」によりレンタル中、「0」により返却済みを表す。即ち、処理済みフラグが「1」であれば、当該商品は店舗外へ持ち出し可能であり、同フラグが「0」であれば、当該商品は店舗外への持ち出しが禁止される。
次に、データベース102に商品情報を登録する際の処理を説明する。図4は商品情報登録処理のフローチャートである。このフローチャートの処理は、内部記憶装置211に格納された対応するプログラムがRAM202に読み出され、CPU201において実行されることにより実現される。
ステップS401において、商品に添付された(或いは添付する)RFIDタグに格納されているID情報を、RFIDリーダー211を利用して読み取る。次に、ステップS402において、登録商品に関する情報として、商品名202や商品価格303の入力を受け付ける。この時、システム内の時計に基づく時間情報を商品入荷日304の情報として決定する。この商品入荷日304は、マニュアルによる訂正を受け付けても良い。
ステップS403では、以上により生成された商品情報を、データベース102に、商品ID毎に登録する。
さらに、ステップS404では、登録された商品の販売や貸し出し処理が行われた際に処理済みフラグの入力を受け付ける。ステップS405では、既に登録されている商品情報に、受け付けた処理済みフラグを上書きしてデータベース102に登録する。
次に、本発明の盗難防止システムにおける端末の処理を説明する。図5は、店頭端末101における処理の一例に対応するフローチャートである。このフローチャートの処理は、内部記憶装置211に格納された対応するプログラムがRAM202に読み出され、CPU201において実行されることにより実現される。
ステップS501において、ゲート103A又は103Bから送信される、当該ゲートを通過した商品に添付されたRFIDのID情報を受信したかどうかを監視する。ID情報をゲート103A又は103Bから受信した場合(ステップS501において「YES」)には、ステップS502において、データベース102内に格納された商品情報テーブル212について、受信したID情報と一致する商品IDを検索する。この検索の結果、受信ID情報に一致する商品IDが商品情報テーブル212に登録されている場合(ステップS503において「YES」)は、ステップS504へ移行する。一方、受信ID情報に一致する商品IDが商品情報テーブル212に登録されていない場合(ステップS503において「NO」)は、ステップS501へ移行して、ゲート103A及び103Bからの新たなID情報の受信を監視する。
ステップS504では、受信ID情報に一致する商品IDに対応する商品情報における処理済みフラグ307の内容に基づいて、商品の処理状況を判定する。ここで処理状況とは、商品が販売対象商品であれば、販売済みであるか、又は、未販売であるかを意味し、レンタル対象商品であれば、貸し出し処理が完了しているか否かを意味する。
商品IDに対応する商品が処理済み(即ち、処理済みフラグが「1」)と判定された場合(ステップS504で「YES」)には、ステップS501に戻って、ゲート103A又は103BからのID情報の受信を監視する。一方、当該商品が処理済みでない(即ち、処理済みフラグが「0」)と判定された場合(ステップS504で「NO」)には、ステップS505へ移行して、警報処理を行う。警報処理が終了すると、ステップS501に戻ってID情報の受信を監視する。
次に、図5における、警報処理の詳細を説明する。図6は警報処理の一例に対応するフローチャートである。ここではゲート103Aで商品の無断持ち出しが検知された場合を説明する。このフローチャートの処理は、内部記憶装置211に格納された対応するプログラムがRAM202に読み出され、CPU201において実行されることにより実現される。
ステップS601において、店頭端末装置101の表示部206に警報画面を表示する。この警報画面の表示の一例は図7に示すとおりである。図7において、700は表示画面全体を表す。701は、表示内容を表すメッセージ部分であり、図7では、「以下の未処理商品のゲート通過が検知されました。」と表示される一例を示している。商品の具体的な情報は、702に表示され、商品ID、商品名が表示される。なお、このような警報画面を表示する際には、瞬時に情報を把握できることが重要なので、商品IDを表示せずに商品名のみを表示しても良い。
703は、店舗内の見取り図を表示しており、704は現在表示部106が設置されている場所を示すマークである。即ち、オペレータは703の店舗内において704の位置で、警報画面を見ていることとなる。705は、未処理商品の通過が感知されたゲート(ここではゲート103A)の位置を示すマークであり、オペレータは703の表示内容を確認して、未処理商品が通過したゲートへ直行することができる。なお、706は、店舗内に設置されたゲートの位置を示すマークであり、707は店舗内に配置された商品陳列棚である。
この警報画面の表示に併せて、ステップS602において警報音声をスピーカ208から出力する。ここでは、ブザー音などが警報音声として出力され店員等の注意が喚起される。
ステップS603では、無断持ち出しが検知されたゲート103においても警報音声を出力するために、ネットワーク104を介してゲート103のコントローラ111に対して警報音声出力コマンドを送信する。ステップS604では、店舗内を警備している警備員や、店員が携帯する携帯情報端末109に警報情報を送信する。当該送信は、アクセスポイント108を介して無線LANにより行うことができる。このとき、携帯情報端末109に表示される画面の一例は図8に示すようになる。
図8において、800は表示画面全体を表している。801は、表示内容を表すメッセージであり、ここでは一例として「未処理商品ゲート通知検知」と示されている。802は、ゲート通過が検知された商品名を示している。803は、未処理商品の通過を検知したゲート位置を表す情報を示しており、ここでは、簡単のためにゲートAと表示されている。
以上のように、本実施形態に対応する発明によれば、購入や貸し出し処理が適切に終了した商品については、タグの無効化を行うことなくデータベース102の登録内容の変更を行うことにより、警報対象から除外することができる。また、データベース102に登録されていないID情報を有する商品は、本システムが設置された店舗において扱われている商品でないと判断され、そのような商品に対する警報を自動的に抑制することができる。
よって、従来の万引き防止タグにおいて無効化に失敗したタグが付された商品により警報が発生されて消費者の心証が害される、といった問題を未然に防ぐことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、警報内容は商品の種類によらず一律であった。これに対して、本実施形態では、商品特性に応じて警報内容を変更して、警報を行う。なお、本実施形態におけるシステムの構成や、警報を行うための事前の処理については、図1aから図5までに対応する第1の実施形態と同様であるので、以下ではその説明を省略する。
本実施形態における警報処理について、図9を参照して説明する。図9に示すフローチャートは、図5のステップS504以降の処理を記載したものである。このフローチャートの処理は、内部記憶装置211に格納された対応するプログラムがRAM202に読み出され、CPU201において実行されることにより実現される。
ステップS504においてゲート103を通過した商品が処理済みでないと判定されると、ステップS901において当該商品の金額判定が行われ、商品の金額がM円以上であった場合(ステップS902において「YES」)には、ステップS903において警告処理1が行われる。ここでM円は、例えば30000円と設定することができる。また、この値は、各店舗が扱う商品の金額に応じて任意に設定することができる。
一方、商品の金額がM円以上で無かった場合(ステップS902において「NO」)にはステップS904へ移行して、所定期間にN個以上の未処理の商品が通過したか否かを判定する。ここで所定期間とは、例えば1秒と設定することができる。このように短い期間にN個以上が通過した場合、単一人或いは集団で、複数の商品が無断で持ち出されたこととなる。ここで、N個以上が通過したと判定された場合(ステップS904で「YES」)には、ステップS905へ移行して、警告処理2を行う。
一方、同時刻にゲートを通過した商品がN個未満であった場合(ステップS904で「NO」)には、ステップS906へ移行して警告処理3を行う。
警報処理1から警報処理3のそれぞれにおいては、図10に示すデータを用いて、図6のフローチャートに示す処理が実行される。図10は、警報処理1から警報処理3の各警報条件に従って表示部206に表示されるメッセージ及びスピーカ208から出力される警報音のデータを格納する警報データテーブルの一例を示す図である。この警報データテーブルは、店頭端末装置101の内部記憶装置210に格納されている。
警報データテーブルにおいて、1001は、ステップS903、S905、S906のそれぞれの警報処理に対応する番号である。1002は、各処理において、店頭端末装置101の表示部206に表示されるメッセージである。1003は、携帯情報端末109に表示されるメッセージである。1004は、店頭端末装置101のスピーカ208から再生される警報音のデータである。1005は、店頭端末装置101からゲート103A又は103Bへ、警報音の出力を指示するためのコマンドであり、当該コマンドに応じてゲート側では、警報音1004に登録されている警報音データに対応する警報音が警報部114から出力される。
まず、警報処理1では、図6のステップS601において、図7に示す画面のメッセージ701の領域に、図10の警報態様「高額商品が無断で持ち出されました。」とのメッセージが表示され、ステップS602において警報音としてD1が選択されて、スピーカ208から再生される。また、ステップS603では、警報音の出力を禁止するコマンドC1がゲート103へ送信される。なお、出力禁止コマンドではなく、警報音の出力コマンド自体を送信し無くても良い。さらに、ステップS604では、携帯端末に対し、図8に示す画面内容においてメッセージ801に「高額商品のゲート通過検知」が示された画面情報が送信される。
次に、警報処理2では、同様にして、メッセージ701の領域に「多数の商品が無断で持ち出されました。」と表示され、警報音としてD2が再生され、携帯端末には「多数商品のゲート通過検知」と表示する画面情報が送信され、ゲート103にはコマンドC2が送信される。
同様に、警報処理3では、メッセージ701の領域に「商品が無断で持ち出されました。」と表示され、警報音としてD3が再生され、携帯端末には「商品のゲート通過検知」と表示する画面情報が送信され、ゲート103にはコマンドC3が送信される。
以上のように、本実施形態に対応するシステムでは、無断で持ち出された商品の性質に基づいて、警報内容を変更することが可能となる。これにより、警報が発せられた時点でどのような性質の商品が無断で店舗の外に持ち出されたのかを把握することが可能となり、店員や警備員に迅速な対応を促すことができる。
例えば、多数の商品が無断で持ち出された場合には、複数人で持ち出された可能性もある。本発明では、警報音の違いのみによって店員や警備員が、多数商品の無断持ち出しを直ちに把握することができ、商品を持ち出した複数人数に対応可能なように多くの人員をゲートに集めることが可能となる。
また、高額商品が持ち出された場合には、ゲートにおける警報音の出力を抑制して商品を持ち出した者自身には持ち出しが検知されたと感づかせることなく、店員や警備員のみに持ち出しを通知することができる。よって、商品のより確実な回収が可能となる。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態に対応する盗難防止システムは店舗内で完結しているものであった。これに対して、本実施形態における盗難防止システムでは、インターネットを介して複数の店舗における商品情報を中央のサーバーで一括管理し、ある店舗において無断で持ち出された商品が、他の店舗に持ち込まれた場合であっても、これを検知することを可能とする。
本実施形態に対応するシステムの構成の一例は図11に示すとおりである。1101はサーバーであり、1102はデータベースである。1103A、1103Bは、各店舗に商品を提供するメーカーに設置されたメーカー端末装置である。1104A、1104B、1104C、1104Dは、メーカーから提供された商品を販売又はレンタルする店舗に設置された情報処理装置としての店舗端末装置である。各店舗端末装置は、図1aに示すような店舗内のシステムに接続されており、各店舗内において盗難防止システムを構築している。メーカー端末装置及び店舗端末装置のハードウェア構成は、図2に示したものとほぼ同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。1105は、サーバーや各端末が相互に接続され通信可能なインターネットである。
サーバー1101は、各メーカー端末装置が店舗端末装置に提供する商品の情報及び各店舗端末装置で取り扱われている商品の情報をデータベース1102に登録して、管理する。サーバー1101のハードウェア構成は図2に示したものとほぼ同様であり、ここでは説明を省略する。データベース1102には、図12に示すような商品情報テーブル1106が格納されている。
ここで、1201は、各商品に一意に割り当てられ、商品を識別可能な商品IDである。1202は店舗IDであり、商品ID1201が付された商品が置かれている店舗を一意に特定するための識別情報である。1203は商品名であり、商品IDが割り当てられる商品名が登録される。
1204は、商品価格であり、商品の定価、或いは売値が登録される。1205は、商品の入荷日である。1207は、当該商品を店舗外への持ち出しが可能か否かを判定するための処理済みフラグであり、当該商品が販売商品であれば販売済みの商品についてはフラグを「1」に設定し、未販売の商品については「0」を設定することができる。また、レンタル商品については、「1」によりレンタル中、「0」により返却済みを表す。
データベース1102に格納される商品情報テーブル1206は、メーカー端末装置1103A及び店舗端末装置1104Aから送信される商品情報をデータベース1102に登録することで生成される。
例えば、メーカー側でRFIDが商品に付されて出荷される場合には、商品ID1201及び商品名1203が事前にサーバー1201へ送信され、後に当該商品を入荷した店舗側から当該商品の商品ID及び商品名を指定して、店舗ID1202及びその他の情報が店舗端末装置1104Aからサーバー1101へ送信される。
また、店舗側でRFIDを添付する場合には、商品ID1201から商品入荷日1205までの情報がサーバー1101へ店舗端末装置から送信される。
このようにして生成された商品情報テーブル1206は、システムを構成する店舗端末装置が設置された全ての店舗において、商品の無断持出しを検知するために利用することができる。
具体的には、当該店舗のうちのある店舗に置かれていた商品は、適切な購入プロセス或いは、貸し出しプロセスを経ていない限り、データベース1102における商品情報テーブルの処理済みフラグ1207は「1」に設定されることはない。従って、仮にある店舗から何らかの形で無断で持ち出されたとしても、他の店舗に設置されたゲートを通過すれば商品IDが取得されサーバーに送信されるので、当該商品が無断で持ち出された商品であると判定し、警報を発することが可能となる。
このような本実施形態における処理について図13のフローチャートを参照して説明する。なお、図13では説明の簡単のために店頭端末装置1104Aとサーバー1101との間における処理を説明するが、図13に対応する処理は、他の店頭端末装置1104BからDまでにおいても同様に実行されるものである。また、店頭端末装置1104Aが利用される店舗では、図1aに対応する盗難防止システムが構築されているものである。このフローチャートの処理は、店頭端末装置1104A及びサーバー1101のそれぞれの内部記憶装置に格納された対応するプログラムが各RAMに読み出され、各CPUにおいて実行されることにより実現される。
ステップS1301において、店舗端末装置1104Aは店舗内に設置されたゲート103A又は103Bから、当該ゲートを通過した商品に添付されたRFIDのID情報の受信を監視する。ID情報をゲート103A又は103Bから受信した場合(ステップS1301において「YES」)には、ステップS1302において、受信したID情報をサーバー1101へ送信する。
サーバー1101は、ステップS1303において店舗端末装置1104AからのID情報の受信を監視しており、ステップS1302における送信に対応してID情報を受信した場合(ステップS1303で「YES」)は、ステップS1304へ移行して、受信したID情報に基づいてデータベース1102の商品情報テーブルを検索する。ステップS1305では、検索結果を店頭端末装置1104Aへ送信する。
この検査結果は、データベース1102内の商品情報テーブルに、受信したID情報に対応する商品ID1201が登録されていた場合には、当該商品ID1201と関連して登録されている商品情報を検索結果として送信することができる。但し、ここでは、当該商品がどの店舗から無断で持ち出された商品であるかを判定できればよいので、店舗ID1202と処理済みフラグ1207のデータのみを、受信IDと対応づけて送信してもよい。また、対応する商品IDが商品情報テーブルに登録されていなかった場合には、該当項目無しを表す情報を検索結果として送信する。
店頭端末装置1104Aでは、ステップS1306においてサーバー1101からの検索結果の受信を監視しており、検索結果を受信すると(ステップS1306において「YES」)、ステップS1307において受信した検索結果に基づいて、商品の種類、具体的には無断で持ち出された商品であるか否かを判定する。ここでの判定は、受信した検索結果において処理済みフラグが「0」であるか否かにより行うことができる。
判定の結果、無断で持ち出された商品である場合(ステップS1307において「YES」)には、ステップS1308に移行して、商品の種類として他の店舗から持ち出された商品であるかどうかを判定する。一方、適切に処理された商品であると判定された場合(ステップS1307において「NO」)には、ステップS1301にもどって、ゲートからのRFID情報の受信を監視する。
ステップS1308の判定において、自店舗から無断で持ち出された商品である場合(ステップS1308で「NO」)には、ステップS1309へ移行して警報処理11を行う。一方、他店舗から持ち出された商品であると判定されれば(ステップS1308で「YES」)、ステップS1310へ移行して警報処理12を実行する。
警報処理11及び警報処理12のそれぞれにおいては、図14に示すデータを用いて、図6のフローチャートに示す処理が実行される。図14は、警報処理1及び警報処理2の各警報条件に従って表示部206に表示されるメッセージ及びスピーカ208から出力される警報音のデータを格納する警報データテーブルの一例を示す図である。この警報データテーブルは、店頭端末装置1104Aの内部記憶装置210に格納されている。
警報データテーブルにおいて、1401は、ステップS1309、S1310のそれぞれの警報処理に対応する番号である。1402は、各処理において、店頭端末装置101の表示部206に表示されるメッセージである。1403は、携帯情報端末109に表示されるメッセージである。1404は、店頭端末装置1104Aのスピーカ208から再生される警報音のデータである。1405は、店頭端末装置1104Aからゲート103A又は103Bへ、警報音の出力を指示するためのコマンドであり、当該コマンドに応じてゲート側では、警報音1404に登録されている警報音データに対応する警報音が警報部114から出力される。
まず、警報処理11では、図6のステップS601において、図7に示す画面のメッセージ701の領域に、図14の警報態様「本店舗の商品が無断で持ち出されました。」とのメッセージが表示され、ステップS602において警報音としてD11が選択されて、スピーカ208から再生される。また、ステップS603では、警報音D11を選択して警報を発することを命令するコマンドC11が、ゲート103へ送信される。さらに、ステップS604では、携帯端末に対し、図8に示す画面内容においてメッセージ801に「本店舗商品のゲート通過検知」が示された画面情報が送信される。
次に、警報処理12では、同様にして、メッセージ701の領域に「他店舗の商品が持ち込まれました。」と表示され、警報音としてD12が再生され、携帯端末には「他店舗商品のゲート通過検知」と表示する画面情報が送信され、ゲート103にはコマンドC12が送信される。
以上の本実施形態に対応する発明によれば、盗難防止システムを構成する店舗端末装置が設置された店舗の商品情報を一括に管理して、商品が無断で持ち出されたか否かを判定することができるので、仮にある店舗において何らかの手段により無断で持ち出された商品であっても、他の店舗に持ち込まれた時点で無断持ち出しを検知することができる。
よって、例えば、ある店舗から転売目的で無断に持ち出された商品について、転売先で当該商品を回収することが可能となる。
また、このとき出力される警報は、自店舗から商品が無断で持ち出される場合とは異なる形態でなされるため、店員等は商品が持ち出されたのか、或いは、持ち込まれたのかを直ちに認識して、迅速に対応をとることが可能となる。
また、警報処理11や12に第2の実施形態において記載した警報条件を本実施形態と組み合わせてもよい。
なお、上記記載では、商品情報テーブルをサーバーが直接管理するデータベース1102に登録していたが、当該商品情報テーブルを店頭端末装置側にダウンロードして、各店頭端末装置内で利用しても良い。この場合には、サーバーとの通信が不要となるので、処理の効率化が図れる。また、商品情報テーブルに登録された情報の更新は、サーバーとの定期的な通信により行えばよい。
[その他の実施形態]
以上の処理(例えば上記実施形態では図4至図6、図9及び図13に示したフローチャートに従った処理)をプログラムとしてCD−R、ROMやDVD−ROM、MO等の記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体に記憶されているプログラムをコンピュータにより読み出させる(インストール、もしくはコピーさせる)ことで、このコンピュータは以上の処理を行うことができる。よって、この記憶媒体も本発明の範疇にあることは明白である。
本発明の第1及び第2の実施形態に対応する盗難防止システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応するゲート103とRFIDタグ106との間の通信を説明するための図である。 本発明の実施形態に対応する情報処理装置としての店頭端末装置101の構成の一例を示す図である。 本発明の第1及び第2の実施形態に対応するデータベース102に登録された商品情報テーブル212の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する商品情報テーブル212の生成の一例を示す図である。 本発明の第1及び第2の実施形態に対応する店頭端末装置101における処理の一例に対応するフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する店頭端末装置101における警報処理の一例に対応するフローチャートである。 本発明の実施形態に対応する店頭端末装置101の表示部206における画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する携帯端末装置109における画面表示の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に対応する警報態様を決定するための処理の一例に対応するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に対応する警報データテーブルの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応する盗難防止システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応するデータベース1102に登録された商品情報テーブル1106の構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応するサーバー1101と情報処理装置としての端末装置1104Aとの処理の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応する警報データテーブルの一例を示す図である。

Claims (8)

  1. RFIDタグが付された商品が陳列された店舗の出入り口付近に配置され前記RFIDタグに記録された第1の識別情報を読み出す情報読取ゲートと通信可能に接続された情報処理装置であって、
    前記情報読み取りゲートと通信するための通信手段と、
    前記店舗内に陳列された商品を識別する第2の識別情報を、少なくとも前記商品の価格の情報と前記商品を前記店舗外へ持ち出すことが可能であるか否かを判別するための判別情報とに関連づけて格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納された第2の識別情報のうち、前記情報読取ゲートを通過する商品から前記情報読取ゲートにより読み取られた前記第1の識別情報と一致する情報を検索する検索手段と、
    前記検索された結果、前記第1の識別情報と一致する第2の識別情報が前記記憶手段に格納されていた場合に、前記第2の識別情報と関連づけられた判別情報に基づいて、前記情報読取ゲートを通過する商品の前記店舗外への持ち出しが可能か否か判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記情報読取ゲートを通過する商品の前記店舗外への持ち出しが可能でないと判定した場合に、前記記憶手段に格納された前記商品に関する情報に基づいて、警報態様を決定する警報態様決定手段と、
    決定された前記警報態様に応じた警報情報を出力する警報手段であって、警報音を出力する警報音出力手段を備え、前記警報態様には、少なくとも前記警報音出力手段から出力される警報音の種類と、前記商品が通過する情報読取ゲートの警報部における警報内容とが含まれる警報手段
    を備え
    前記警報態様決定手段は、前記商品の価格が所定価格を超える場合に、前記警報音出力手段より出力される警報音に第1の警報音を決定し、前記情報読み取りゲートの警報部における警報の抑制を決定し、
    前記警報手段は、前記警報音出力手段より前記第1の警報音を出力し、前記情報読み取りゲートに対し、前記警報部における警報の抑制指示を前記通信手段を介して送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記警報態様決定手段は、前記警報態様を、更に所定期間に前記情報読み取りゲートを通過した前記店舗外への持ち出しが可能でない商品の数に基づいて決定し、前記商品の数が所定数を超えた場合に、前記警報音出力手段より出力される警報音に第2の警報音を決定し、前記情報読み取りゲートの警報部における前記第2の警報音における警報を決定し、
    前記警報手段は、前記警報音出力手段より前記第2の警報音を出力し、前記情報読み取りゲートに対し、前記警報部における前記第2の警報音による警報指示を前記通信手段を介して送信することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記警報手段は、前記店舗外への持ち出しが可能でない商品のゲート通過を通知する画面情報を出力する警報画面出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画面情報には、少なくとも前記情報読取ゲートを通過する商品の商品名と、前記店舗内における前記情報読取ゲートの設置位置を示す情報とが含まれることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記警報手段は、前記店舗における少なくとも店員又は警備員のいずれかが所持する携帯情報端末へ、前記店舗外への持ち出しが可能でない商品のゲート通過を通知する画面情報を前記通信手段を介して送信することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. サーバーとネットワークを介して接続され、RFIDタグが付された商品が陳列された第1の店舗の出入り口付近に配置され前記RFIDタグに記録された第1の識別情報を読み出す情報読取ゲートと通信可能に接続された情報処理装置であって、
    前記サーバーは、前記第1の店舗を含む複数の店舗のそれぞれに陳列された商品を識別する第2の識別情報を、前記複数の店舗をそれぞれ識別する第3の識別情報と、前記商品が陳列されたそれぞれの店舗外へ持ち出すことが可能であるか否かを判別するための判別情報とに関連づけて格納する記憶手段を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記情報読取ゲートを通過する商品から前記情報読取ゲートにより読み取られた前記第1の識別情報を、前記サーバーへ通知する通知手段と、
    前記サーバーにおいて前記通知手段が通知した前記第1の識別情報と一致する第2の識別情報を検索した結果を、前記第3の識別情報と前記判別情報と併せて前記サーバーから受信する受信手段と、
    前記検索した結果において、前記第1の識別情報と一致する第2の識別情報が前記記憶手段に格納されていた場合に、受信した前記第3の識別情報と前記判別情報とに基づいて、前記情報読取ゲートを通過する商品の種類を判定する判定手段と、
    前記判定手段における判定結果に応じて警報態様を決定する警報態様決定手段と、
    決定された前記警報態様に応じた警報情報を出力する警報手段と
    を備え
    前記判定手段は、前記商品の種類について、
    前記第3の識別情報が前記第1の店舗を表し、前記判別情報により、前記商品を前記第1の店舗外へ持ち出すことが可能でないと判定された場合に、前記前記情報読取ゲートを通過する商品が、前記第1の店舗外への持ち出しが可能な商品でないと判定し、
    前記第3の識別情報が前記第1の店舗以外の第2の店舗を表し、前記判別情報により、前記商品を前記第2の店舗外へ持ち出すことが可能でないと判定された場合に、前記情報読取ゲートを通過する商品が、前記第1の店舗内への持ち込みが可能な商品ではないと判定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記警報手段は、警報音を出力する警報音出力手段を備え、
    前記警報態様には、少なくとも前記警報音出力手段から出力される警報音の種類が含まれ、
    前記警報態様決定手段は、前記判定手段が前記前記情報読取ゲートを通過する商品が、前記第1の店舗外への持ち出しが可能な商品でないと判定した場合と、前記第1の店舗内への持ち込みが可能な商品でないと判定した場合とで、前記警報音出力手段より出力される警報音を異なるものとして決定し、
    前記警報手段は、前記判定手段が前記前記情報読取ゲートを通過する商品が、前記店舗外への持ち出しが可能な商品であると判定した場合と、前記店舗内への持ち込みが可能な商品であると判定した場合とで、前記警報音出力手段より異なる警報音を出力することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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