JP3868567B2 - 複合化回路の作製方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本明細書で開示する発明は、薄膜トランジスタとセラミックス素子やフェライト素子とを集積化した構成に関する。本明細書で開示する発明は、例えば、携帯電話で代表されるような小型軽量な情報端末に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
近年、石英基板やガラス基板上に成膜された珪素薄膜を利用してトランジスタを作製する技術が研究されている。それらは、一部で商品化されている。このトランジスタは、薄膜トランジスタやTFTと称されている。
【0003】
TFTが研究されている主な目的は、液晶表示装置に利用することにある。これは、マトリクス状に配置された多数の画素の一つ一つにTFTをスイッチング素子として配置し、画素電極に保持させる電荷をTFTにより制御する構成を有している。
【0004】
また、さらに進んだ構成として、アクティブマトリクス回路以外に該回路を駆動するための周辺駆動回路をもTFTで構成し、さらに集積度を高めた構成も知られている。
【0005】
また、周辺駆動回路以外に、画像情報取り扱う回路や外部との情報をやり取りするための回路を薄膜トランジスタで構成し、全体の構成をシステム化することも考えられている。
【0006】
近年、いろいろな情報処理機能を有した情報処理端末が注目されている。この情報処理端末は、モバイルコンピュータと称されている。その機能としては、FAX機能や電話機能等の通信機能、各種情報の記憶や演算処理機能がある。
【0007】
この情報処理端末は、携帯できるような小型軽量であることが要求される。また、画像情報を取り扱うための薄膜ディスプレイ(フラットパネルディスプレイとも称される)を搭載することが要求される。
【0008】
また、情報処理端末には、当然のことながら、外部との情報のやり取りをするための回路が必要になる。
【0009】
今後情報伝達手段としてコードレス化が進行するのは必至である。具体的には、高密度な情報をやり取りできるGHz帯以上の電波を利用して、情報のやり取うを行う機能が要求される。
【0010】
従って、上述したような情報処理端末には、軽量小型化された装置内にGHz帯の電波を発振及び受信できる機能を有する高周波回路が要求される。
【0011】
一般に上記の高周波回路は、単結晶シリコンウエハーを利用したトランジスタや化合物半導体を利用したトランジスタと、チップ型のインダクタやコンデンサ、さらにSAW素子のようなフィルター素子とを集積化して構成されている。
【0012】
しかし、今後ますます多機能化が要求され、さらに小型軽量化、薄型化、低コスト化が要求される技術傾向においては、その集積化をさらに高めることは困難であるのが現状である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書で開示する発明は、GHz帯といような高い周波数を扱うことのできる高周波回路を集積化できる新規な構成を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本明細書で開示する発明の一つは、
絶縁表面上に薄膜トランジスタが形成された基板と、
前記薄膜トランジスタに接続され、前記基板を貫通して形成された端子と、
前記端子に接続された積層素子と、
を有することを特徴とする。
【0015】
他の発明の構成は、
絶縁表面上に薄膜トランジスタが形成された第1の基板と、
積層素子が形成された第2の基板と、
が張り合わされた構造を有し、
前記第1の基板を貫通して形成された端子により前記薄膜トランジスタと前記積層素子とが接続されていることを特徴とする。
【0016】
積層素子としては、磁性材料または誘電体材料を積層したものを用いることができる。磁性材料としては、セラミックス材料の一種であるフェライトを利用した構成のものを挙げることができる。
【0017】
上記発明の実施態様としては、薄膜トランジスタでもって高周波回路が構成され、積層素子でもってフィルター回路が構成されている構成を挙げることができる。
【0018】
また、薄膜トランジスタが発する熱を放熱するために第1の基板上に放熱層を形成することは有効である。放熱層としては、窒化アルミニウム等の熱伝導性の高い材料を用いることが望ましい。
【0019】
他の発明の構成は、
絶縁表面上に薄膜トランジスタが形成された第1の基板と、
受動素子が形成された第2の基板と、
が張り合わされた構造を有し、
前記第1の基板を貫通して形成された端子により前記薄膜トランジスタと前記受動素子とが接続されていることを特徴とする。
【0020】
放熱層を構成する材料としては、窒化アルミニウム(AlN)以外に、窒化アルミニウムに酸素を添加した材料(AlONと表記される)、サイアロンと総称されるSi、Al、O、Nの元素からなる結晶質化合物、AlONCで示される材料を利用することもできる。
【0021】
これらの材料は、基板との間や素子との間の応力緩和、熱伝導性の制御といった点で有用なものとなる。
【0022】
また、これらの材料は、電気絶縁性、高熱伝導性、耐熱性、透光性等の特徴を有している。
【0023】
【発明の実施の形態】
図3(A)に示すように、石英基板301上に薄膜トランジスタを集積化し、他の基板301上にセラミックス素子(例えば、SAWフィルター等)を集積化し、この2つの基板を貼り合わせた構造とする。
【0024】
そして、石英基板301に形成された開口を介して、コンタクト配線206を形成し、薄膜トランジスタとセラミックス素子とを連結した構成とする。
【0025】
こうすることで、図3(B)に示すような薄膜トランジスタとセラミックスフィルタのような受動素子とを集積化したモジュールを構成することができる。
【0026】
受動素子としては、インダクタやキャパシタ、さらに抵抗等を採用することができる。また、発振素子等を集積化することもできる。
【0027】
石英基板上に薄膜トランジスタを集積化した構成を採用することは以下の有用性がある。
(1)基板の形状の選択性が高い。
(2)大面積化することができる。
(3)アクティブマトリクス型のディスプレイ等を同一基板上に集積化することができる。
(4)集積度を高めた場合における応力の発生の問題を緩和することができる。
【0028】
【実施例】
〔実施例1〕
図1〜図3に本実施例の作製工程を示す。本実施例に示すのは、薄膜トランジスタ回路とSAWフィルタ(表面弾性波フィルタ)とを集積化した構成である。SAWフィルタは、BPF(バンドパスフィルター)機能を有している。
【0029】
ここでは、CMOS回路とその出力に接続されたSAWフィルタとでなる構成を示す。
【0030】
まず、図1(A)に示すように石英基板101上に結晶性珪素膜でなる薄膜トランジスタの活性層103と106を形成する。活性層の形成方法は後述する。
【0031】
活性層103と106を形成したら、ゲイト絶縁膜108を形成する。ゲイト絶縁膜は、プラズマCVD法で成膜された酸化珪素膜とその後に成膜された熱酸化膜との積層膜とでなる。
【0032】
ゲイト絶縁膜108を形成したら、アルミニウムでなるゲイト電極のもととなるパターンを形成する。そして、陽極酸化法により多孔質状の陽極酸化膜109、112をまず成膜する。さらに陽極酸化法により緻密なバリア型の膜質を有する陽極酸化膜111、113を成膜する。
【0033】
この2種類の陽極酸化膜の膜質は、陽極酸化時に利用する電解溶液の種類を選択することによって決めることができる。
【0034】
こうして図1(A)に示す状態を得たる。次にソース及びドレイン領域を形成するための条件で不純物元素のドーピングを行う。
【0035】
ここでは、左側にPチャネル型のTFTを形成し、右側にNチャネル型のTFTを形成する。
【0036】
この工程は、プラズマドーピング法を用いて、レジストマスクでそれぞれのTFTが形成される領域を選択的にマスクし、P及びN型を付与するためのドーパント元素を選択的にドーピングすることによって行われる。
【0037】
この工程において、Pチャネル型のTFTのソース領域102、ドレイン領域104が自己整合適に形成される。また、Nチャネル型のTFTのソース領域107、ドレイン領域105が自己整合適に形成される。
【0038】
次に多孔質状の陽極酸化膜109と112を選択的に除去する。こうして、図1(B)に示す状態を得る。
【0039】
図1(B)に示す状態で再度のドーピングを行う。ここでは、先のドーピングよりも低ドーズ量でもって(即ちライトドーピングの条件でもって)ドーピングを行う。
【0040】
この工程では、115、119、122、126の領域にライトドーピングが行われる。そして115と119の領域がPチャネル型のTFTの低濃度不純物領域となる。また、122と126の領域がNチャネル型のTFTの低濃度不純物領域となる。
【0041】
こうして図1(B)に示す状態を得る。次に層間絶縁膜として窒化珪素膜128をプラズマCVD法でもって成膜する。さらにポリイミド樹脂膜129をスピンコート法でもって成膜する。
【0042】
層間絶縁膜に樹脂材料を用いた場合、その表面を平坦にすることができ、後に配線等を形成する場合に有利となる。樹脂材料としては、ポリイミドの他にポリアミド、ポリイミドアミド、アクリル、エポキシ等を利用することができる。
【0043】
こうして図1(C)に示す状態を得る。次にコンタクトホールの形成を行い、Pチャネル型のTFTのソース電極(及びそこから延在したソース配線)130、Nチャネル型のTFTのソース電極(及びそこから延在したソース配線)132、両TFTにおいて共通のドレイン電極(およびそこから延在したドレン配線)131を形成する。
【0044】
こうして図1(D)に示す状態を得る。次に図2(A)に示すように石英基板101の裏面側を研磨し、石英基板を薄くする。
【0045】
次に図2(B)に示すように、開口201を形成する。この開口は、ドレイン電極(及びドレイン配線)203に達するものとして形成される。
【0046】
図2(B)に示す状態を得たら、開口201を介して基板101の裏面側に貫通する電極端子206を形成する。(図2(C))
【0047】
次に図2(C)に示すように窒化アルミニウム膜205を成膜する。この窒化アルミニウム膜は、TFTが発する熱を放熱させる機能を有している。
【0048】
図2(C)に示す状態を得たら、図3(A)に示すように石英基板306とSAWフィルターを形成した石英基板301とを接着層306を介して接着する。
【0049】
この接着層306としては、接着バインダ中に導電性を有する微粒子を分散させ、厚さ方向に導電性を有せしめたものを用いてもよい。
【0050】
SAWフィルターは、石英基板301上にチタン酸バリウム膜302が成膜され、その上に上面から見ると図3(C)に示すパターンを有する櫛型の電極303と304とが形成された構造を有している。また、304で示すのは樹脂材料でなる層間絶縁膜である。
【0051】
そしてSAWフィルタを構成する一方の電極303には、コンタクト用の電極305が設けられ、この電極はTFTが形成された石英基板306を貫通して設けられた電極端子206と接触するようになっている。
【0052】
図3(A)に示す構成は、図3(B)の等価回路で示される。この回路は、CMOS回路の出力にSAWフィルターでなるバンドパスフィルターが配置された構成となる。
【0053】
本実施例に示すような構成を採用することにより、トランジスタで構成される各種回路とフィルタ素子とを集積化しモジュールとすることができる。
【0054】
このような構成とすることで、携帯電話や携帯型の情報処理端末に利用できる高周波モジュールを得ることができる。
【0055】
そしてこのようなモジュール化された部品を利用することにより、携帯電話や携帯型の情報処理端末をより小型化し、また低コスト化することができる。
【0056】
〔薄膜トランジスタの作製工程〕
図1(A)に示す状態が得られるまでの薄膜トランジスタの作製工程を以下に示す。
【0057】
まず図4(A)に示すように石英ガラス基板101上に減圧熱CVD法により、非晶質珪素膜402を500Åの厚さに成膜する。なお、石英基板の表面は十分に平坦性を有していることが重要となる。
【0058】
非晶質珪素膜を成膜したら、酸化珪素膜でなるマスク403を形成する。このマスク403は、404で示される部分に開口が形成されている。この開口404の部分において、非晶質珪素膜402が露呈する構造となっている。
【0059】
この開口は、図面手前側から奥行き方向に長手状を有したものとして形成される。
【0060】
次にスピンコート法により、100ppm(重量換算)のニッケル元素を含んだ酢酸ニッケル塩溶液を塗布する。こうして、405で示されるようにニッケル元素が表面に接して保持された状態が得られる。(図4(A))
【0061】
ニッケル元素の導入方法としては、CVD法、スパッタ法、プラズマ処理、イオン注入法等の方法を用いることができる。
【0062】
またニッケル元素以外に、Fe、Co、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt、Cu、Auから選ばれたものを用いることができる。
【0063】
次に常圧の窒素雰囲気中において600℃、8時間の加熱処理を施す。この工程では、405で示されるように基板に平行な方向への結晶成長が進行する。(図4(B))
【0064】
この加熱処理は電気炉において行う。この加熱処理を行うことによって、数十nm〜数百nm程度の径を有する円柱状の結晶構造体が多数平行に配列した状態が得られる。この結晶構造体の長手方向は、405で示される結晶成長方向に一致する。この結晶構造体はその延在する方向に延在する結晶粒界によって仕切られている。また、この結晶粒界は不活性なものであることが確かめられている。
【0065】
上記の加熱処理は、その温度を450℃〜1100℃程度の間から選択することができる。
【0066】
結晶化を行うための加熱処理が終了したら、酸化珪素膜でなるマスク403を除去する。そして、HClを3体積%含んだ酸素雰囲気中において、950℃、20分の加熱処理を行う。この工程においては、熱酸化膜が200Åの厚さに成膜れる。そして、珪素膜の厚さは、500Åから400Åへと減少する。
【0067】
この工程においては、熱酸化膜の形成に伴って、珪素原子の不対結合手が減少し、膜中の欠陥が大きく減少する。この熱酸化膜の形成工程は重要であり、この工程を経ることによって、最終的に得られる薄膜トランジスタの高い特性が保証される。
【0068】
この熱酸化膜中には、珪素膜中に比較して、含まれているニッケル元素が比較的高濃度なものとなる。
【0069】
この熱酸化膜の形成を行うことによって、円柱状の結晶構造体が顕著な形で得られるようになる。このことは、電子顕微鏡による観察で確認されている。
【0070】
上記熱酸化膜の成膜が終了したら、その熱酸化膜を除去する。こうすることにより、ニッケル元素を排除することができる。
【0071】
次に得られた結晶性珪素膜に対してパターニングを行うことにより、図4(C)の103と106とで示されるパターンを得る。
【0072】
ここで、パターン103はPチャネル型の薄膜トランジスタの活性層となるパターンである。また、106はPチャネル型の薄膜トランジスタの活性層となるパターンである。
【0073】
活性層を形成したら、ゲイト絶縁膜409を形成するためにまずプラズマCVD法により酸化珪素膜(CVD酸化膜)を200Åの厚さに成膜する。CVD酸化膜を成膜したら、再度の熱酸化を行い熱酸化膜を成膜する。
【0074】
この熱酸化膜を成膜する工程では、HClを3体積%含有した酸素雰囲気中において、950℃、20分の加熱処理を行う。この工程において、200Åの厚さに熱酸化膜を成膜する。
【0075】
この熱酸化膜は、先に成膜したCVD酸化膜の内側、即ち活性層との界面付近に成膜される。こうして、内側から順に積層された熱酸化膜とCVD酸化膜とでなるゲイト絶縁膜409が形成される。そして、最終的な活性層の厚さは300Åとなる。(図4(C))
【0076】
図4(C)に示す状態を得たら、スカンジウムを微量に含有させたアルミニウム膜をスパッタ法によって400nm(4000Å)の厚さに成膜する。そしてこれをパターニングすることにより、図4(D)の410、411で示されるアルミニウムパターンを形成する。このアルミニウムパターンがゲイト電極のもととなるパターンとなる。こうして図4(D)に示す状態を得る。
【0077】
ここで示すような薄膜トランジスタは、単結晶シリコンウエハーを利用したMOS型トランジスタと同等以上の特性を示す。
【0078】
図8の実線で示されるのは、ここで示す作製方法に従って得た、ゲイト絶縁膜の厚さが30nm(300Å)、チャネル長が0.6 μmの薄膜トランジスタの特性の一例を示すものである。
【0079】
この薄膜トランジスタは、2μmルールの作製工程でもって、作製したものである。また、チャネル長を短くする方法として、ゲイト電極の側面を陽極酸化する技術を利用している。
【0080】
図の横軸は電源電圧であり、縦軸はDelay Time(遅延時間)である。Delay Timeは、動作速度の逆数に対応するものであり、その値が小さい程、高速動作が可能であることを示すものである。
【0081】
図8において点線で示される他のデータは、単結晶シリコンウエハーを利用したMOS型トランジスタのものを示す比較データである。
【0082】
図8に示す比較データは、スケーリング則と呼ばれるMOS型トランジスタの寸法(チャネル長とゲイト絶縁膜の厚さ)とDelay Time(遅延時間)との関係を示すものである。
【0083】
スケーリング則は、MOS型トランジスタの寸法を小さくしていくと、特定の法則に従って、その高周波特性が高くなるという考え方である。(勿論厳密なものではない)
【0084】
図8の点線で示すプロット点は、概略ではあるがスケーリング則に従ったものとなっている。
【0085】
その中で、本明細書で開示する作製方法で得られた薄膜トランジスタは、従来のスケーリング則から予測される高周波特性よりも数ランク高いものとなっていることが見て取れる。
【0086】
単結晶シリコンウエハーを利用したMOS型トランジスタのスケーリング則に従うならば、実線で示されるTFTのプロット点は、もっとDelay Time(遅延時間)が大きな値となる。
【0087】
例えば、従来のスケーリング則に従うならば、チャネル長が0.6 μmでゲイト絶縁膜の厚さ(tox)が30nmのMOS型トランジスタのDelay Time(遅延時間)は、少なくともチャネル長が0.5 μm、ゲイト絶縁膜の厚さ(tox)が11nmのプロット点よりも大きなものとなるはずである。
【0088】
このように、本明細書で開示する薄膜トランジスタは、従来のMOS型トランジスタを凌駕する特性を示す。
【0089】
〔実施例2〕
本実施例は、図3(A)に示すような構成において、基板としてセラッミクス基板を利用する場合の例である。
【0090】
この場合、
(1)基板の全てをセラミックス基板とする。
(2)TFT基板あるいはSAW素子が形成された基板をセラミックス基板とする。
という選択肢がある。
【0091】
セラミックス基板を利用する場合、材料の選択の自由度が高くなり、生産性やコスト点で有利となる。
【0092】
なお、基板としてセラミックス基板を利用する場合には、表面の平坦性の優れたものを選択することが重要となる。特に、TFTが形成される基板(TFT基板)は、表面の平坦性が優れていることに加えて、ピンホールのないものを選択することが重要となる。
【0093】
〔実施例3〕
本実施例は、図3に示す構成において、SAWフィルターでなるBPF(バンドパスフィルター)の代わりにインダクダを配置する場合の例である。
【0094】
図5に本実施例の概略の構成を示す。図3と同じ部分は、図3に示すのと同じ構造を有している。
【0095】
図5において、502がインダクタを構成する導電パターンである。501が導電パターン間に存在する誘電体である。504は、インダクタの一方の端子パターンであり、Pチャネル型のTFTとNチャネル型のTFTとでなるインバータの出力に接続されている。503は、インダクタの他方の端子パターンであり、図示しない他の素子や配線に延在している。500はセラミックス材料でなる基板である。
【0096】
ここではインダクタを配置する例を示したが、他に、
(1)チップコンデンサー
(2)圧電材料を利用した素子。(例えば電圧制御発振器(VCO))
(3)フェライトを利用した素子。
等の素子を配置することができる。
【0097】
〔実施例4〕
本実施例は、図3に示す構成の変形例である。図6に本実施例の概略の構成を示す。本実施例で特徴とするのは、窒化アルミニウム膜601上にさらにアルミニウム膜を成膜したことである。
【0098】
こうすることで、TFTが発する熱をさらに高い効率でもって放熱させることができる。これは、TFTを高速動作させる場合に有用な構成となる。
【0099】
〔実施例5〕
本実施例は、実施例4に示す構成をさらに改良した例である。本実施例の概略の構成を図7に示す。
【0100】
本実施例に示す構成が特徴とするのは、石英基板601上に窒化アルミニウム膜602を設けたことである。こうすることで、TFTの活性層で発生する熱を効果的に放熱することができる。
【0101】
〔実施例6〕
本実施例は、図3(A)に示すような構成におけるモジュール端部の構成に関する。即ち、本実施例は、図3(A)に示すようなモジュールを装置に利用する場合におけるモジュールの装着方法に関する。
【0102】
図9に図3(A)に示すようなモジュールの端部の様子を示す。図9に示される構成では、TFTのソース(またはドレイン)から延在した配線130が外部への引き出し電極(引き出し端子)901に接続されている。
【0103】
また、セラミックス素子等が形成された基板301上に形成された配線903が外部への引き出し電極(引き出し端子)902に接続されている。
【0104】
配線903は、基板301上に形成されたSAW素子やインダクタに接続されている。
【0105】
このような構成とすることにより、モジュール化された基板を装置に設けられた接続端子に直接差し込むことができる。
【0106】
このような構成とすることにより、装置の汎用性を高めることができ、また生産コストを低減することができる。
【0107】
〔実施例7〕
本実施例は、図7に示す構成において、石英基板601の研摩を完全に行い、窒化アルミニウム膜602をTFT基板とした場合の例を示す。この場合、窒化アルミニウム膜602に単体として基板となりうる強度(少なくとも基板301と貼り合わせる段階まで)が要求される。
【0108】
このような構成とした場合、TFTが発する熱の放熱効果を高めることができる。
【0109】
〔実施例8〕
本実施例は、図3(A)に示すような構成を採用した場合において、図示しない他の部分にアクティブマトリクス型の液晶表示装置を集積化した場合の例を示す。
【0110】
この場合、図3(A)の石英基板101上にの他部に図示しないアクティブマトリクス回路を形成し、さらにこの石英基板をTFT側基板とし、図示しない他の透光性基板を対向基板とする。そして、この2つの基板を液晶層を介して貼り合わせることにより、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を構成することができる。
【0111】
このような構成を採用することにより、高周波回路に加えて、ディスプレイをもモジュール化した構成を得ることができる。
【0112】
〔実施例9〕
本実施例では、図3に示すような薄膜トランジスタ回路と受動素子やセラミックス素子とを複合化した複合化回路を利用した電子装置の例を示す。
【0113】
(A)に示すのは、携帯型の情報処理端末であり、電話回線を利用した通信機能を有している。
【0114】
この電子装置は、本明細書で開示する複合化回路でなる集積化回路2006を本体2001の内部に備えている。そして、アクティブマトリクス型の液晶ディスプレイ2005、画像を取り込むカメラ部2002、さらに操作スイッチ2004を備えている。
【0115】
図10(B)に示すのは、ヘッドマウントディスプレイと呼ばれる電子装置である。この装置は、頭に装着して、疑似的に目の前に画像を表示する機能を有している。この電子装置は、バンド2103によって、本体2101を頭に装着する。画像は、左右の目に対応した液晶表示装置2102によって作成される。
【0116】
このような電子装置は、小型軽量なものとしなければならので、本明細書で開示する複合化回路を利用するのに好適なものとなる。
【0117】
図10(C)に示すのは、人工衛星からの信号を基に地図情報や各種情報を表示する機能を有している。アンテナ2204で捉えた衛星からの情報は、本体2201内部に備えた電子回路で処理され、液晶表示装置2202に必要な情報が表示される。
【0118】
装置の操作は、操作スイッチ2203によって行われる。このような装置においても全体の構成を小型化するための工夫が必要とされる。そして、そのために本明細書で開示する複合化回路を利用することが有用となる。
【0119】
図10(D)に示すのは、携帯電話である。この電子装置は、本体2301にアンテナ2306、音声出力部2302、液晶表示装置2304、操作スイッチ2305、音声入力部2303を備えている。
【0120】
このような電子装置においても全体の構成を小型化するために本明細書で開示する複合化回路を利用することが有用となる。
【0121】
図11に図10(D)に示すような電子装置のブロック構成図を示す。例えば、受信状態においては、アンテナ2002で受けた電波は、無線入出力部2003に送られる。そして、無線制御部2007及びCPU2008で制御される辺復調部2004及びチャンネルコーデック部2005を通って、音声処理部2006に送られる。そして、音声処理部2006で駆動されるスピーカ2010から音声情報として出力される。
【0122】
発振状態においては、マイク2009から音声情報が入力され、上記とは逆の経路を経て、アンテナ2002から電波として出力される。
【0123】
図10(E)に示す電子装置は、ビデオカメラと称される携帯型の撮像装置である。この電子装置は、本体2401に開閉部材に取り付けられた液晶ディスプレイ2402、開閉部材に取り付けられた操作スイッチ2404を備えている。
【0124】
さらにまた、本体2401には、画像の受像部2406、集積化回路2407、音声入力部2403、操作スイッチ2404、バッテリー2405が備えられている。
【0125】
このような電子装置においても全体の構成を小型化するために本明細書で開示する複合化回路を利用することが有用となる。
【0126】
特に通信機能等の負荷機能が追加されたものとなると、そのための高周波回路を組み込むこと、即ち集積化することが必要となる。
【0127】
このためには、本明細書で開示する発明を利用することは有用である。
【0128】
図10(F)に示す電子装置は、投射型の液晶表示装置である。この装置は、本体2501に光源2502、液晶表示装置2503、光学系2504備え、スクリンー2505に画像を投影する機能を有している。
【0129】
投影型の表示装置も小型軽量化が求められている。従って、そのために本明細書で開示する発明を利用することは有用である。
【0130】
また、以上示した電子装置における液晶表示装置としては、透過型または反射型のいずれでも利用することができる。表示特性の面では透過型が有利であり、低消費電力や小型軽量化を追求する場合には、反射型が有利である。
【0131】
また、表示装置として、アクティブマトリクス型のELディスプレイやプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイを利用することができる。
【0132】
〔実施例10〕
本実施例は、実施例1に示す構成において、基板として多結晶シリコンウエハーを利用する場合の例を示す。
【0133】
多結晶シリコンウエハーは、石英基板に比較して数分の1以下のコストで入手することができる。従って、回路および装置のコストを低減することに大きな寄与をすることができる。
【0134】
本実施例においては、まず多結晶シリコンウエハー上にプラズマCVD法により、酸化珪素膜を1μmの厚さに成膜する。次に熱酸化を行い熱酸化膜を50nm(500Å)の厚さに成膜する。
【0135】
こうすることで、表面が平坦でまた界面特性の優れた酸化珪素膜を多結晶シリコンウエハー上に形成することができる。
【0136】
そしてこの酸化珪素膜を下地膜(基体)として、その上にTFTを作製する。
【0137】
なお、多結晶シリコンウエハー上に直接熱酸化膜を成膜し、この熱酸化膜を下地膜として用いることは好ましくない。この場合、基板の多結晶構造を反映して、熱酸化膜の表面が凹凸状になり、TFTの作製、さらにはその特性に悪影響を与えてしまう。
【0138】
また、多結晶シリコンウエハーの代わりに単結晶シリコンウエハーを利用することもできるが、その場合には、低コスト性という利点は小さくなる。
【0139】
【発明の効果】
本明細書で開示する発明を利用することにより、GHz帯というような高い周波数を扱うことのできる高周波回路を集積化できる新規な構成を提供することができる。
【0140】
即ち、TFTが形成された基板を貫通して接続端子(接続配線)を設け、他の基板上に形成された積層素子とこの接続端子を連結することにより、小型に集積化された高周波用モジュールを得ることができる。
【0141】
本明細書で開示する発明を利用したモジュールを利用することで、携帯型の情報端末をより小型軽量化することができる。さらにまた、低コスト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薄膜トランジスタの作製工程を示す図。
【図2】 薄膜トランジスタの作製工程を示す図。
【図3】 薄膜トランジスタとSAWフォルタとを複合化した構成、及びその細部、及びその等価回路を示す図。
【図4】 薄膜トランジスタの作製工程を示す図。
【図5】 薄膜トランジスタとインダクタとを複合化した構成を示す図。
【図6】 薄膜トランジスタとSAWフォルタとを複合化した構成を示す図。
【図7】 薄膜トランジスタとSAWフォルタとを複合化した構成を示す図。
【図8】 MOS型トランジスタの寸法と特性との関係を示す図。
【図9】 複合化されたモジュールの端部の構成を示す図。
【図10】薄膜トランジスタの複合化回路を内蔵した電子装置。
【図11】携帯電話の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101 石英基板
102 ソース領域
103 活性層
104 ドレイン領域
105 ドレイン領域
106 活性層
107 ソース領域
108 ゲイト絶縁膜
109 多孔質状の陽極酸化膜(酸化アルミニウム膜)
110 アルミニウムでなるゲイト電極
111 緻密な膜質を有する陽極酸化膜(酸化アルミニウム膜)
112 多孔質状の陽極酸化膜(酸化アルミニウム膜)
113 緻密な膜質を有する陽極酸化膜(酸化アルミニウム膜)
114 アルミニウムでなるゲイト電極
115 低濃度不純物領域
116 オフセットゲイト領域
117 チャンネル形成領域
118 オフセットゲイト領域
119 低濃度不純物領域
122 低濃度不純物領域
123 オフセットゲイト領域
124 チャネル形成領域
125 オフセットゲイト領域
126 低濃度不純物領域
128 窒化珪素膜
129 ポリイミド樹脂膜
130 ソース電極(ソース配線)
131 ドレイン電極(ドレイン配線)
132 ソース電極(ソース配線)
201 コンタクト用の開口
205 窒化アルミニウム膜
206 コンタクト用の電極
301 石英基板
302 誘電物
303 SAWフィルターを構成する電極
304 SAWフィルターを構成する電極
305 コンタクト用の電極
306 接着層
402 非晶質珪素膜
403 酸化珪素膜でなるマスク
404 開口
400 表面に接して保持されたニッケル元素
405 結晶成長方向
406 結晶性珪素膜
409 ゲイト絶縁膜
410 ゲイト電極の基となるアルミニウムパターン
411 ゲイト電極の基となるアルミニウムパターン
500 基板
501 誘電体
502 インダクタを構成する導電パターン
503 インダクタの他方の配線
504 インダクタの一方の配線

Claims (3)

  1. 絶縁性基板上に薄膜トランジスタを形成し、
    前記薄膜トランジスタ上に層間絶縁膜を形成し、
    前記層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成し、
    前記第1のコンタクトホールにおいて前記薄膜トランジスタと接続する配線を前記層間絶縁膜上に形成し、
    前記絶縁性基板の裏面から前記絶縁性基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記配線が露呈する第2のコンタクトホールを形成し、
    前記第2のコンタクトホールにおいて前記配線と接続する端子を形成し、
    コンタクト用の電極を有する積層素子を形成し、
    前記絶縁性基板と前記積層素子とを前記絶縁性基板の裏面から接着することにより前記端子と前記コンタクト用の電極を電気的に接続することを特徴とする、高周波を扱う機能を有する複合化回路の作製方法。
  2. 第1の絶縁性基板上に薄膜トランジスタを形成し、
    前記薄膜トランジスタ上に層間絶縁膜を形成し、
    前記層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成し、
    前記第1のコンタクトホールにおいて前記薄膜トランジスタと接続する配線を前記層間絶縁膜上に形成し、
    前記第1の絶縁性基板の裏面から前記第1の絶縁性基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記配線が露呈する第2のコンタクトホールを形成し、
    前記第2のコンタクトホールにおいて前記配線と接続する端子を形成し、
    第2の絶縁性基板上にコンタクト用の電極を有する積層素子を形成し、
    前記第1の絶縁性基板と前記積層素子とを前記第1の絶縁性基板の裏面から接着することにより前記端子と前記コンタクト用の電極を電気的に接続することを特徴とする、高周波を扱う機能を有する複合化回路の作製方法。
  3. 第1の絶縁性基板上に薄膜トランジスタを形成し、
    前記薄膜トランジスタ上に層間絶縁膜を形成し、
    前記層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成し、
    前記第1のコンタクトホールにおいて前記薄膜トランジスタと接続する配線を前記層間絶縁膜上に形成し、
    前記第1の絶縁性基板の裏面から前記第1の絶縁性基板及び前記層間絶縁膜を貫通し、前記配線が露呈する第2のコンタクトホールを形成し、
    前記第2のコンタクトホールにおいて前記配線と接続する端子を形成し、
    第2の絶縁性基板上にコンタクト用の電極を有する受動素子を形成し、
    前記第1の絶縁性基板と前記受動素子とを前記第1の絶縁性基板の裏面から接着することにより前記端子と前記コンタクト用の電極を電気的に接続することを特徴とする、高周波を扱う機能を有する複合化回路の作製方法。
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