JP3868429B2 - 光送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光送受信装置に関し、より詳細には、端局(甲)と端局(乙)との間で、1心または2心を用いた光伝送及び光波長多重伝送に用いる光送受信装置に関する。
各種ブロードバンドサービスの普及に伴い、経済的な光伝送及び光波長多重伝送技術が適用されているが、サービスノードや拠点の集約等に伴い、伝送距離の長距離化も必要となっている。
図1は、従来の2心を用いた光伝送における中継局を介する伝送距離の長距離化の構成図で、2心を用いる光伝送の伝送距離の長距離化において光−電気変換を用いる中継伝送を行なう場合の構成例を示している。図中符号1は端局(甲)、2は端局(乙)、3は中継局、4−1〜4−n,5−1〜5−n,6−1〜6−n,7−1〜7−nは光送受信装置を示している。
図1に示した光伝送における中継伝送形態は、端局(甲)1と端局(乙)2との間に、中継局3を介した中継伝送を行なう形態であり、端局(甲)1には電気又は光の局内IFと局間光伝送用光IFを有する光送受信装置4−1〜4−nが設置され、対向する端局(乙)2には、電気又は光の局内IFと局間光伝送用光IFを有する光送受信装置5−1〜5−nが設置されている。
端局(甲)1と端局(乙)2との間における伝送距離の長距離化のため、中継局3において光−電気変換を用いる中継伝送方式を行なう場合、中継局3には、端局(甲)1の光送受信装置4−1…4−nに対向する電気または光の局内IFと局間光IFを有する光送受信装置6−1…6−nと端局(乙)2の光送受信装置5−1…5−nに対向する電気または光の局内IFと局間光IFを有する光送受信装置7−1…7−nを設置し、中継局3において電気または光の局内IFで光送受信装置6−1…6−nと光送受信装置7−1…7−nが接続されている。
この場合、中継局3では、前記各端局に設置される光送受信装置と対向する光送受信装置を2台設置することで、端局(甲)1と端局(乙)2間を中継伝送することが可能となる。
図2は、従来の1心を用いた光波長多重伝送における中継局を介する伝送距離の長距離化の構成図で、光波長多重伝送の伝送距離の長距離化において、中継局にて光−電気変換を用いて長距離化を実施する場合の構成例を示している。図中符号11は端局(甲)、12は端局(乙)、13は中継局、14−1〜14−n,15−1〜15−n,19−1〜19−n,20−1〜20−nは光送受信装置、16,17,18,21はWDMフィルタを示している。
図2に示した光波長多重伝送における中継伝送形態は、端局(甲)11と端局(乙)12との間に、中継局13を介した中継伝送を行なう形態であり、端局(甲)11には、電気又は光の局内IFと光波長多重用局間光IFを有する光送受信装置14−1〜14−nとWDMフィルタ16が設置され、WDMフィルタ16を用いて光送受信装置14−1〜14−nの光信号が合分波されるように構成されている。
また、対向する端局(乙)12には、電気又は光の局内IFと光波長多重用局間光IFを有する光送受信装置15−1〜15−nとWDMフィルタ17が設置され、WDMフィルタ17を用いて光送受信装置15−1〜15−nの光信号が合分波されるように構成されている。
端局(甲)11と端局(乙)12との間における伝送距離の長距離化のため、中継局13において光−電気変換を用いた中継伝送方式を行なう場合、中継局13には、端局(甲)11の光送受信装置14−1…14−nに対向する電気または光の局内IFと局間光IFを有する光送受信装置19−1…19−nと、端局(乙)12の光送受信装置15−1…15−nに対向する電気または光の局内IFと局間光IFを有する光送受信装置20−1…20−nを設置し、中継局13における電気または光の局内IFで光送受信装置19−1…19−nと光送受信装置20−1…20−nとが接続され、端局(甲)11のWDMフィルタ16と対向するWDMフィルタ18と端局(乙)12のWDMフィルタ17と対向するWDMフィルタ21が設置され、中継局13に設置されるWDMフィルタ18にて光送受信装置19−1〜19−nの光信号が合分波され、WDMフィルタ21にて光送受信装置20−1〜20−nの光信号が合分波されるように構成されている。
この場合、中継局13では、WDMフィルタを介して前記各端局に設置される光送受信装置と対向する光送受信装置を2台設置することで、端局(甲)11と端局(乙)12間を中継伝送することが可能となる。
この中継伝送において、端局(甲)11と中継局13との間で用いる光波長と、中継局13と端局(乙)12との間で用いる光波長が同一の場合には、中継局にて光送受信装置19−1〜19−nと同一波長の光送受信装置20−1〜20−nを対向することで同一波長による端局(甲)11と端局(乙)12との間の光中継伝送することが可能となる。
また、この中継伝送において、端局(甲)11と中継局13との間で用いる光波長と、中継局13と端局(乙)12との間にて用いる光波長が異なる場合には、中継局にて光送受信装置19−1〜19−nと波長の異なる光送受信装置20−1〜20−nを対向することにより、端局(甲)11と端局(乙)12との間の中継距離の長距離化に加え、光波長変換への対応が可能となる。
http://www.photonixnet/08.1.html
しかしながら、上述した図1及び2に示す従来の構成では、端局(甲)と端局(乙)の間の中継伝送の長距離化または光波長変換を実施する場合、中継局にて同一の光波長または異なる光波長の光送受信装置を2台対向することで伝送距離の長距離化または光波長変換を実施しているため、装置コストが高く、光送受信装置を設置するためのスペースや電力、光送受信装置間を接続するためのケーブル類が必要となり構成が複雑となるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、1台の光送受信装置に着脱交換可能な少なくても1つのプラガブル構造を有する光トランシーバを収容し、少なくても1つの光トランシーバによる光−電気変換を用いて1本の光信号の中継伝送又は光波長変換へ対応可能とし、装置コストの低減、光送受信装置を設置するためのスペースや電力を削減し、光送受信装置間の接続も不要としてシンプルな構成とするような光送受信装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、1心または2心の光ファイバを用いて、一方の端局と他方の端局との間の光伝送を行う光送受信装置であって、入力信号光を受光する受光手段および出力信号光を出力する発光手段を含み、プラガブル構造を有する少なくとも1つの光トランシーバを備え、前記少なくとも1つの光トランシーバの各々において、前記一方の端局から前記他方の端局への第1の方向へ伝播する光信号に対する信号処理、または、前記他方の端局から前記一方の端局への第2の方向へ伝播する光信号に対する信号処理のいずれかを同一の光トランシーバを用いて行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記入力信号光と前記出力信号光とは、同一の光波長を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記入力信号光と前記出力信号光とは、異なる光波長を有することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記第1の方向へ伝播する光信号に対する信号処理を行なう第1の光トランシーバと、前記第2の方向へ伝播する光信号に対する信号処理を行なう第2の光トランシーバと含み、前記第1の光トランシーバの受光手段において受光された信号を前記第2の光トランシーバの発光手段へ、並びに、前記第2の光トランシーバの受光手段によって受光された信号を前期第1の光トランシーバの発光手段へ、光学的もしくは電気的、または、光学的および電気的手段の組みあわせによって結合させるように、前記第1の光トランシーバと前記第2の光トランシーバと間の信号経路を形成し、第1の光トランシーバおよび前記第2の光トランシーバの双方において1つの方向へ伝播する光信号に対する全体信号処理を分担して行なえるように動作形態を切り替える切り替え手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の発明において、前記光信号に対する信号処理は、光−電気変換処理または電気−光変換処理を含むことを特徴とする。
さらに、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の光送受信装置と、前記複数の光送受信装の各々と接続される少なくとも1つの光多重分離装置と、を備えることを特徴とする光波長多重伝送システムである。


つまり、本発明は、少なくても1つのプラガブル構造を有する光トランシーバを用いて1本の光信号の光−電気変換を行い、前記光−電気変換を用いて端局(甲)と端局(乙)との間での光伝送における長距離伝送用の光中継器として利用可能な1台の光送受信装置を実現するものである。
このような構成により、これまで2台の光送受信装置を対向することで伝送距離の長距離化または光波長変換を実施していた構成を、少なくても1つの光トランシーバを用いた1台の光送受信装置を用いることで光信号の中継伝送又は光波長変換への対応が可能となる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、端局(甲)と端局(乙)との間での光伝送の長距離化を行なうにあたり、中継局にて光−電気変換を用いる場合と、端局(甲)または端局(乙)のいずれかの端局にて光−電気変換を用いる場合の両方に対応し、適用形態を切替えることで、組合せる光トランシーバの選択肢が増えることにより、最適な光トランシーバを組み合わせて、より経済的な構成による対応が可能となる光送受信装置を実現するものである。
また、切替え機能による光トランシーバの組合わせの選択肢が拡大することにより、本発明の光送受信装置の適用領域が拡大され、物量の拡大による経済化が見込まれる。
また、切替え機能の実現は、光送受信装置内部にプラガブル構造を有する光トランシーバとのループ回路及び光トランシーバ間の信号切替回路を設けることにより、少なくても1つの光トランシーバを用いて1本の光信号の中継伝送が実現可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、光信号の中継伝送時において少なくても1つの光トランシーバを用いた1台の光送受信装置を用いることで伝送距離の長距離化や光波長変換へ対応可能となることから、装置コストの低減、光送受信装置を設置するためのスペースや電力を削減し、光送受信装置間の接続も不要としてシンプルな構成とすることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図3は、本発明に係わる光送受信装置の実施例1を説明するための構成図で、2心を用いた光伝送の伝送距離の長距離化において、中継局にて光−電気変換を用いて長距離化又は光波長変換を実施する場合の構成を示している。
図中符号31は端局(甲)、32は端局(乙)、33は中継局、34−1〜34−n,35−1〜35−n,36−1〜36−nは光送受信装置、37−1〜37−n,38−1〜38−nは中継局31に設置される光送受信装置36−1〜36−nに搭載されるプラガブル構造を有する光トランシーバを示している。
図3に示した光伝送における中継伝送形態は、端局(甲)31と端局(乙)32との間に、中継局33を介した中継伝送を行なう形態であり、端局(甲)31には電気又は光の局内IFと局間光伝送用光IFを有する光送受信装置34−1〜34−nが設置され、対向する端局(乙)32には、電気又は光の局内IFと局間光伝送用光IFを有する光送受信装置35−1〜35−nが設置され、端局(甲)31の光送受信装置34−1〜34−nと、端局(乙)32の光送受信装置35−1〜35−nとは、中継局33を介して接続されている。
端局(甲)31と端局(乙)32との間の伝送距離の長距離化に伴い、中継局33において光−電気変換を用いて中継伝送を行なう場合、中継局33には、プラガブル構造を有する光トランシーバ37−1〜37−n,38−1〜38−nを搭載する光送受信装置36−1〜36−nが設置され、端局(甲)31の光送受信装置34−1から端局(乙)32の光送受信装置35−1へ送信される光信号を中継局33に設置される光送受信装置36−1に搭載される光トランシーバ37−1にて受信し、光−電気変換を実施後に同一の光トランシーバ37−1を用いて端局(乙)32の光送受信装置35−1へ送出されるように構成されている。
同様に、端局(乙)32の光送受信装置35−1から端局(甲)31の光送受信装置34−1へ送信される光信号を中継局33に設置される光送受信装置36−1に搭載される光トランシーバ38−1にて受信し、光−電気変換を実施後に同一の光トランシーバ38−1を用いて、端局(甲)31の光送受信装置34−1へ送出されるように構成されている。
以上のように、中継局33に設置される光送受信装置36−1〜36−nにおいて、1つのプラガブル構造を有する光トランシーバ37−1〜37−n及び38−1〜38−nを用いて、端局(甲)31と端局(乙)32との間で1本の光信号の中継伝送が可能となる。
図4は、本発明に係わる光送受信装置の実施例2を説明するための構成図で、1心を用いた光波長多重伝送の伝送距離の長距離化又は光波長変換において、中継局にて光−電気変換を用いて長距離化又は光波長変換を実施する場合の構成を示している。
図中符号41は端局(甲)、42は端局(乙)、43は中継局、44−1〜44−n,47−1〜47−n,49−1〜49−nは光送受信装置、45,46,48,52はWDMフィルタ、50−1〜50−n,51−1〜51−nは中継局43に設置される光送受信装置49−1〜49−nに搭載されるプラガブル構造を有する光トランシーバを示している。
図4に示した光波長多重伝送における中継伝送又は光波長変換形態は、端局(甲)41と端局(乙)42との間に、中継局43を介して中継伝送又は光波長変換を行なう形態であり、端局(甲)41には電気又は光の局内IFと光波長多重伝送用の局間光IFを有する光送受信装置44−1〜44−nが設置され、WDMフィルタ45にて光波長多重分離されるように構成されている。
一方、対向する端局(乙)42には、電気又は光の局内IFと光波長多重伝送用の局間光IFを有する光送受信装置47−1〜47−nが設置されWDMフィルタ46にて光波長多重分離されるように構成されている。
中継局43において、伝送距離の長距離化又は光波長変換を行なう場合、中継局43には、プラガブル構造を有する光トランシーバ50−1〜50−n,51−1〜51−nを搭載する光送受信装置49−1〜49−nが設置され、端局(甲)41のWDMフィルタ45と対向するWDMフィルタ48及び端局(乙)42のWDMフィルタ46と対向するWDMフィルタ52が設置されている。
また、端局(甲)41の光送受信装置44−1から送出され、WDMフィルタ45にて光波長多重分離後に、端局(乙)42のWDMフィルタ46にて光多重分離後に光送受信装置47−1にて受信される光信号を、中継局43に設置されるWDMフィルタ48を介して光送受信装置49−1に搭載される光トランシーバ50−1にて受信し、光−電気変換を実施後に同一の光トランシーバ50−1を用いて送出され、中継局43に設置されるWDMフィルタ52にて光波長多重分離後に、端局(乙)42のWDMフィルタ46を介して光送受信装置47−1にて受信されるように構成されている。
同様に、端局(乙)42の光送受信装置47−1から送出され、WDMフィルタ46にて光波長多重分離後に、端局(甲)41のWDMフィルタ45を介して光送受信装置44−1にて受信される光信号を、中継局43に設置されるWDMフィルタ52を介して光送受信装置49−1に搭載される光トランシーバ51−1にて受信し、光−電気変換を実施後に同一の光トランシーバ51−1を用いて送出し、中継局43に設置されるWDMフィルタ48にて光波長多重分離後に、端局(甲)41の光送受信装置44−1にて受信されるように構成されている。
また、端局(乙)41と中継局43との間で用いる光波長と、中継局43と端局(乙)42の間で用いる光波長が同一の場合、中継局43に設置される光送受信装置49−1〜49−nに、受信する光信号と同一の光波長の光信号を出力するプラガブル構造を有する光トランシーバ50−1〜50−n,51−1〜51−nを搭載することで、端局(甲)41と端局(乙)42の間の中継伝送が可能となる。
また、端局(乙)41と中継局43との間で用いる光波長と、中継局43と端局(乙)42の間で用いる光波長を変換する必要がある場合、中継局43に設置される光送受信装置49−1〜49−nに受信する光信号と異なる光波長の光信号を出力するプラガブル構造を有する光トランシーバ50−1〜50−n,51−1〜51−nを搭載することで、端局(甲)41と端局(乙)42の間の光波長を変換することが可能となる。
以上のように、中継局43に設置される光送受信装置49−1〜49−nにおいて1つの光トランシーバ50−1〜50−n及び51−1〜51−nを用いて1本の光信号を端局(甲)41と端局(乙)42との間を中継伝送又は光波長変換することが可能となる。
図5(a),(b)は、本発明に係わる光送受信装置の実施例3を説明するための構成図で、光送受信装置に搭載される2つの前記光伝送用または光波長多重伝送用のプラガブル構造を有する光トランシーバを用いて、図5(a)は、1本の光信号の入力と出力を1つの光トランシーバを用いた光−電気変換を示し、図5(b)は、1本の光信号の入力と出力を別の2つの光トランシーバを用いた光−電気変換の構成を示している。
図中符号61は光送受信装置、62−1〜62−2は光送受信装置61に搭載されるプラガブル構造を有する光トランシーバを示し、光トランシーバ62−1にはPD63−1及びLD64−1が搭載され、同様に光トランシーバ62−2には、PD63−2及びLD64−2が搭載され、65は信号の運用形態を切り替える切替用スイッチを示している。
図5(a)は、1本の光信号の入力と出力を1つの光トランシーバを用いた光−電気変換の構成図で、光送受信装置61に搭載される光トランシーバ62−1のPD63−1で受信された光信号が光−電気変換され、光送受信装置61を介して同一の光トランシーバ62−1のLD64−1にて出力される。同様に光送受信装置61に搭載される光トランシーバ62−2のPD63−2で受信された光信号が光−電気変換され、光送受信装置61を介して同一の光トランシーバ62−2のLD64−2にて出力されるように構成されている。
また、図5(b)は、1本の光信号の入力と出力を別の2つの光トランシーバを用いた光−電気変換の構成図で、光送受信装置61に搭載される光トランシーバ62−1のPD63−1で受信された光信号が光−電気変換され、光送受信装置61を介して光トランシーバ62−2のLD64−2にて出力されるように構成されている。同様に、光送受信装置61に収容される光トランシーバ62−2のPD63−2で受信された光信号が光−電気変換され、光送受信装置61を介して光トランシーバ62−1のLD64−1にて出力されるように構成されている。
以上のように、主信号の運用形態切替スイッチを切り替えることで、同一の光送受信装置を用いて光送受信装置に搭載される2つのプラガブル構造を有する光トランシーバを用いて、1本の光信号の入力と出力を1つの光トランシーバを用いた光−電気変換と、1本の光信号の入力と出力を別の2つの光トランシーバを用いた光−電気変換との切替による光送受信装置として用いることが可能となる。
図5(a)に示した構成では、1波長の伝送に1つの光トランシーバのみで対応可能なため、映像伝送サービス等の1波長を利用した片方向サービスへ適用する場合、1つの光トランシーバのみで対応することで、光トランシーバコストを最小にすることが可能となる。また、光トランシーバは、大きく分類して長距離伝送用の高性能タイプ(高出力・高受信感度)と短距離伝送用の廉価版タイプ(低出力・低受信感度)の2種類に分けることができる。
図5(b)に示した構成では、2つの端局に設置される他の光送受信装置の間に本光送受信装置を設置して伝送距離の長距離化を実施することが可能となるが、本光送受信装置を何れかの端局に設置する場合、同一の端局に設置される送受信装置との伝送距離が短くなる。この場合、同一端局に設置される光送受信装置と他の端局に設置される光送受信装置間との伝送距離が違う場合、残りの距離の長い区間は長距離伝送用の光トランシーバとし、距離の短い区間には短距離伝送用の光トランシーバとすることで、光アッテネータを用いたレベル調整を不要とし最小のコストで伝送距離の長距離化が可能となる。
以上のように、適用形態の切替を可能とすることで、組合せ可能な光トランシーバの選択肢が増えることにより、最適な光トランシーバを組合わせて対応することで、より経済的な構成が可能となる。
図6(a),(b)は、本発明に係わる光送受信装置の実施例4を説明するための構成図で、2心を用いた光伝送の伝送距離の長距離化において、端局(甲)にて光−電気変換を用いて長距離化又は光波長変換を実施する場合の構成を示している。
光送受信装置に搭載される2つの前記光伝送用または光波長多重伝送用のプラガブル構造を有する光トランシーバを用いて、図6(a)は、1本の光信号の入力と出力を1つの光トランシーバを用いた光−電気変換を示し、図6(b)は、1本の光信号の入力と出力を別の2つの光トランシーバを用いた光−電気変換の構成を示している。
図中符号71は端局(甲)、72は端局(乙)、73,74,75は光送受信装置、76−1及び76−2は光送受信装置75に搭載されるプラガブル構造を有する光トランシーバを示している。
図6(a)は、1本の光信号の入力と出力を1つの光トランシーバを用いた光−電気変換の構成図で、端局(甲)71に設置される光送受信装置73からの光信号が端局(甲)71に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−1で受信され、光送受信装置75を介して光−電気変換され同一の光トランシーバ76−1にて出力される。同様に端局(乙)72に設置される光送受信装置74からの光信号が端局(甲)71に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−2で受信され、光送受信装置75を介して光信号が光−電気変換され同一の光トランシーバ76−2にて出力されるように構成されている。
この構成の場合、端局(甲)71に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−1及び76−2は、端局(甲)71と端局(乙)72間の伝送距離の長距離化のため、2台とも高性能な光トランシーバが要求される。この場合、端局(甲)71に設置される光送受信装置73と75の間の伝送距離が短い場合、光アッテネータ等を用いたレベル調整等が必要となる場合がある。
また、図6(b)は、1本の光信号の入力と出力を別の2つの光トランシーバを用いた光−電気変換の構成図で、端局(甲)71に設置される光送受信装置73からの光信号が端局(甲)71に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−1で受信され、光送受信装置75を介して光−電気変換され光トランシーバ76−2にて出力されるように構成されている。同様に、端局(乙)72に設置される光送受信装置74からの光信号が端局(甲)71に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−2で受信され、光送受信装置75を介して光信号が光−電気変換され光トランシーバ76−1にて出力されるように構成されている。
この構成の場合、端局(甲)71に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−2は、図6(a)の構成と同様に、端局(甲)71と端局(乙)間の伝送距離の長距離化のため、高性能な光トランシーバが要求されるが、端局(甲)に設置される光送受信装置75に搭載される光トランシーバ76−1は、端局(甲)71に設置される光送受信装置73と75の間の伝送距離が短い場合は、高性能な光トランシーバを用いる必要がなく、低廉な光トランシーバが活用可能であり、図6(a)構成のような光アッテネータ等を用いたレベル調整等が不要となる。
以上のように、適用形態にあわせて1本の光信号の入力と出力を1つの光トランシーバを用いた光−電気変換と、1本の光信号の入力と出力を別の2つの光トランシーバを用いた光−電気変換との切替機能を有することで、組合せ可能な光トランシーバの選択肢が増えることが可能となり、最適な光トランシーバを組合わせて対応することで、シンプルな構成が可能となるとともに、本光送受信装置の適用領域が拡大され、物量の拡大による経済化が見込まれる。
本発明は、端局(甲)と端局(乙)との間で、1心または2心を用いた光伝送の長距離化を行なうにあたり、中継局または端局において光−電気変換を用いる中継伝送方式に適用され、光伝送及び光波長多重技術を用いた光送受信装置に関し、光送受信装置に搭載される少なくても1台のプラガブル構造を有する光トランシーバを用いることで1本の光信号の伝送距離の長距離化又は光波長の変換へ対応可能とし、装置コストの低減、光送受信装置を設置するためのスペースや電力を削減し、光送受信装置間の接続も不要としてシンプルな光送受信装置を提供することができる。
従来の2心を用いた光伝送における中継局を介する伝送距離の長距離化の構成図である。 従来の1心を用いた光波長多重伝送における中継局を介する伝送距離の長距離化の構成図である。 本発明に係わる光送受信装置の実施例1を説明するための構成図である。 本発明に係わる光送受信装置の実施例2を説明するための構成図である。 (a),(b)は、本発明に係わる光送受信装置の実施例3を説明するための構成図である。 (a),(b)は、本発明に係わる光送受信装置の実施例4を説明するための構成図である。
符号の説明
1,11 端局(甲)
2,12 端局(乙)
3,13 中継局
4−1〜4−n,5−1〜5−n,6−1〜6−n,7−1〜7−n,14−1〜14−n,15−1〜15−n,19−1〜19−n、20−1〜20−n 光送受信装置
16,17,18,21 WDMフィルタ
31,41,71 端局(甲)
32,42,72 端局(乙)
33,43 中継局
34−1〜34−n,35−1〜35−n,36−1〜36−n,44−1〜44−n,47−1〜47−n、49−1〜49−n,61,73,74,75 光送受信装置
37−1〜37−n,38−1〜38−n,50−1〜50−n、51−1〜51−n,62−1〜62−2,76−1,76−2 光トランシーバ
45,46,48,52 WDMフィルタ
63−1,63−2 PD
LD64−1,64−2 LD
65 切替用スイッチ

Claims (6)

  1. 1心または2心の光ファイバを用いて、一方の端局と他方の端局との間の光伝送を行う光送受信装置であって、
    入力信号光を受光する受光手段および出力信号光を出力する発光手段を含み、プラガブル構造を有する少なくとも1つの光トランシーバを備え、
    前記少なくとも1つの光トランシーバの各々において、前記一方の端局から前記他方の端局への第1の方向へ伝播する光信号に対する信号処理、または、前記他方の端局から前記一方の端局への第2の方向へ伝播する光信号に対する信号処理のいずれかを同一の光トランシーバを用いて行うことを特徴とする光送受信装置。
  2. 前記入力信号光と前記出力信号光とは、同一の光波長を有することを特徴とする請求項1に記載の光送受信装置。
  3. 前記入力信号光と前記出力信号光とは、異なる光波長を有することを特徴とする請求項1に記載の光送受信装置。
  4. 前記第1の方向へ伝播する光信号に対する信号処理を行なう第1の光トランシーバと、
    前記第2の方向へ伝播する光信号に対する信号処理を行なう第2の光トランシーバと含み、
    前記第1の光トランシーバの受光手段において受光された信号を前記第2の光トランシーバの発光手段へ、並びに、前記第2の光トランシーバの受光手段によって受光された信号を前期第1の光トランシーバの発光手段へ、光学的もしくは電気的、または光学的および電気的手段の組みあわせによって結合させるように、前記第1の光トランシーバと前記第2の光トランシーバと間の信号経路を形成し、前記第1の光トランシーバおよび前記第2の光トランシーバの双方において1つの方向へ伝播する光信号に対する全体信号処理を分担して行なえるように動作形態を切り替える切り替え手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3に記載の光送受信装置。
  5. 前記光信号に対する信号処理は、光−電気変換処理または電気−光変換処理を含むことを特徴とする請求項1乃至4に記載の光送受信装置。
  6. 請求項1乃至5に記載の複数の光送受信装置と、
    前記複数の光送受信装の各々と接続される少なくとも1つの光多重分離装置と、
    を備えることを特徴とする光波長多重伝送システム。
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