JP3867752B2

JP3867752B2 - Workflow design support system

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Publication number: JP3867752B2
Application number: JP31526598A
Authority: JP
Inventors: 寿勝荒井; 学佐藤
Original assignee: NS Solutions Corp
Current assignee: NS Solutions Corp
Priority date: 1998-11-06
Filing date: 1998-11-06
Publication date: 2007-01-10
Anticipated expiration: 2018-11-06
Also published as: JP2000148879A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務について効率良くシステム化できるように、業務について業務プロセスを定義し、その業務プロセスに適したワークフローシステムの設計を支援するためのワークフロー設計支援システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、企業では、伝票処理等の業務作業を効率良く行うためにワークフローシステムを適用して、各業務に対するシステム化を行い、業務の効率化や環境改善、意思決定の迅速化、高度化を図っている。
ワークフローシステムは、コンピュータネットワークを利用して、所定の業務を予め順序が定められた流れに基づいて個々の処理を実行していくものである。例えば、企業等の組織内で、複数の担当者が文書、図面、各種データ等を回覧あるいは処理を行う場合に、これらの文書等を担当者同士が直接受け渡しするのではなく、電子化された書類、図面、データ等をコンピュータネットワークを利用して転送し、複数の担当者の間を経由させることにより、各担当者が所定の業務処理を行なっていく。また、例えば、複数の担当者に文書等を送る場合、予め処理対象の業務内容に応じて、送るべき担当者及び各担当者に送る順序を定義しておき、その順序に従ってデータが転送される。そして、各担当者の業務処理が終了すると、その後のデータの受け渡しについてはシステムが自動的に判断し、これを行う。
【０００３】
このように、ワークフローシステムを利用することによって、作業と作業の間の繋ぎが自動化し、書類の受け渡しや作業の引き継ぎに要する無駄な時間を排除することができる。また、業務処理の進捗状況を管理する機能も有するので、現在どこまで業務処理が終了したのかを各業務毎に管理することができる。
現状では、伝票処理のような日常的に発生し、標準的な手順に従って処理が行える定常的な事務処理あるいは単純な製造業務等において、ワークフローシステムを利用することによって、業務の効率化、自動化に効果が現れている。これは、上記のような定常的業務は、業務の処理手順が単純であるため、ワークフローシステムを比較的容易に設計することが可能であり、また、伝票処理のような特定の定常的業務については既存のワークフローシステムに多少の手直しを加えることで利用できるからである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、研究開発業務や品質管理業務等のように企業内における業務の多くは、処理が複雑であり、かつ多岐にわたる業務である。
現在では、上記したように事務処理等の定常的業務におけるワークフローシステムのソフトウエアはいくつか実用化されているが、既存のワークフローシステム用のパッケージソフトウエア等にはそれぞれ得意なワークフローパターンがあり、ある業務に特定のワークフローシステム用ソフトウエアを適用してシステムを構築しても、そのままうまく適用できる業務はごく一部に限定されてしまう場合がしばしばある。従って、特定のワークフローシステム用ソフトウエアをそのまま適用してもかえってその修正作業等に時間、コストがかかり、非常に面倒となる。
【０００５】
そこで、既存のワークフローシステム用ソフトウエアを利用しない場合には、すべてはじめからワークフローのソフトウエアを作成しなければならない。新規に作成する場合には、システム化の対象となる各業務について業務分析を行い、現状の業務プロセスを把握する。ここでは、特に全体あるいは各業務における現状での問題点が抽出される。そして、この問題点を解決し、改善されるような業務プロセスが作成され、システム仕様も作成される。業務分析及びシステム仕様を作成する際に、その業務に関わる関係者やシステムエンジニア等が手作業で行うため、多大な時間と人手、費用を費やすこととなる。さらに、研究開発業務や、品質管理業務等のように複雑かつ多岐にわたる業務プロセスで構成される場合には、各業務におけるあらゆる状況を考えて、すべての作業とその順序を定義するのは容易でない。
【０００６】
さらに、以上のような課題がある中で企業内等における業務それぞれをワークフローシステムを用いてシステム化する場合であっても、ワークフローシステムすべてをはじめから作成する場合であっても、各業務についてどのようなワークフローパターンが適しているか容易にはわからないという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、各業務について、最適なワークフローパターンを容易に決定することのできるワークフロー設計支援システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のワークフロー設計支援システムは、業務について、ネットワークを介して複数の担当部門或いは担当者の間でデータを受け渡して業務処理が実行されるワークフローシステムを設計する際に用いるワークフロー設計支援システムにおいて、業務プロセスを複数のパターンに区分し、各業務プロセスパターンが、前記業務プロセスパターンを特定するためのパラメータ情報と共に格納された業務プロセスパターン情報格納手段と、設計対象業務について入力されたパラメータ情報に基づいて前記業務プロセスパターン情報格納手段に格納された複数の業務プロセスパターンの中から、所定の業務プロセスパターンを決定する業務プロセスパターン決定手段と、を備え、前記業務プロセスパターン決定手段は、前記設計対象業務について入力された前記パラメータ情報と、前記業務プロセスパターン情報格納手段に格納されている、前記複数の業務プロセスパターンそれぞれについてのパラメータ情報とを比較判断し、前記設計対象業務について入力されたパラメータ情報との一致度が最も高いパラメータ情報を有する業務プロセスパターンを決定することを特徴とするものである。
【０００９】
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記のワークフロー設計支援システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
ワークフローシステムを用いてシステム化したい業務は、その業務内容から業務を構成する個々の業務（作業、ワーク）に細分化され、その個々の業務について業務プロセスが定義される。この業務プロセスを定義するために、システム化したい業務について、業務を細分化し、機能分析あるいは業務分析を行う。その結果、業務は、最小の業務単位である業務ユニットに分類される。
【００１１】
具体的に、品質管理業務を例にとって説明する。図２は、品質管理業務について業務分析を行った結果、分類された業務ユニットを示す図である。
品質管理業務は、まず、製品の品質設計を行う品質設計業務、製造ラインの品質を管理する製造品質管理、ユーザのクレーム対応を行うクレーム処理業務等から構成される。
【００１２】
分類された業務（品質設計業務、製造品質管理、クレーム処理業務等）はそれぞれ、さらに細かく業務ユニットに細分化される。ここでは、品質設計業務は、例えば、設計品質企画、標準設定、製造品質実績調査、製造品質評価、製造可否検討の業務ユニットに分類される。製造品質業務については、例えば、現象把握、解析処置判断、処理実行、処理完了確認に分けられ、クレーム処理については、例えば、現象把握、調査、原因究明、対策立案に分類されるものとする。
【００１３】
本発明であるワークフロー設計支援システムは、上記のように細分化された業務ユニット毎にワークフローシステムを具体的に設計する前に、各業務ユニットに最適な業務プロセス (以下、ワークフローとも称する。）のパターンを決定し、ディスプレイ等の表示画面にそのパターンを図式化したイメージを出力させるものである。業務ユニット毎にワークフローシステムを設計するのは、業務ユニット毎に業務プロセスが異なるためである。業務を構成する業務ユニット単位でワークフローシステムを設計する方が、最適なワークフローシステムを用いたシステム構築が可能となる。したがって、業務ユニットは、ワークフローを容易に適用することができる業務の範囲であるとも言うことができる。
【００１４】
それでは、本ワークフロー設計支援システムについて説明する。
図１は、本発明であるワークフロー設計支援システムの概略システム構成を示した図である。
業務は、特定のパラメータに対する情報に基づいて、複数の業務プロセスパターンに分類されており、本ワークフロー設計支援システム１０では、これら業務プロセスパターンに関する情報が業務プロセスパターン情報格納部１０３に格納されている。これらの業務プロセスパターンは、特定のパラメータに対するパラメータ情報に基づいてパターン分けされている。なお、上記特定のパラメータとパラメータ情報については後述する。
【００１５】
ユーザ（オペレータ）は、ワークフローシステムを設計すべき業務ユニット名とその業務ユニットに対するパラメータ情報Ｐ１，Ｐ２，…Ｐｎ（後述する図７を参照）をキーボード等の入力装置を用いて入力する。入力部１０１ではこれらパラメータ情報が入力されたことを認識し、パラメータ情報等が業務プロセスパターン決定部１０２へ格納される。
【００１６】
業務プロセスパターン決定部１０２は、入力された業務ユニットが、いずれの業務プロセスパターンに該当するのかを決定するものである。業務プロセスパターン決定部１０２へ入力された業務ユニットについてのパラメータ情報Ｐ１，Ｐ２，…Ｐｎと、業務プロセスパターン情報格納部１０３に格納されている各業務プロセスパターンのパラメータ情報に基づいて、業務ユニットに該当する業務プロセスパターンが決定される。決定した業務プロセスパターンが決定されると、業務プロセスパターン結果情報格納部１０４へ業務プロセスパターン情報と各パラメータ情報が格納される。ワークフローイメージサンプル格納部１０８では、業務プロセスパターン情報格納部１０３に格納されている複数の業務プロセスパターンそれぞれに対応するワークフローのイメージが格納されている。業務ユニットに対する業務プロセスパターンが決定されると、その業務プロセスパターンに適したワークフローのイメージが、イメージ取出部１０７によってワークフローイメージサンプル格納部１０８より読み出される。この読み出されたワークフローのイメージは、出力部１０９によりディスプレイ等の表示画面に表示される。実際に、ユーザ（オペレータ）は、パーソナルコンピュータ等の端末上で本システムを利用する。ユーザ（オペレータ）は、業務ユニットのパラメータ情報を入力することによって、その業務ユニットが属する業務プロセスパターンが決定され、最適なワークフローイメージを取得することができる。
【００１７】
図７には、業務プロセスパターン結果情報格納部１０４のデータ構造を示す。各業務ユニット名毎に入力されたパラメータ情報Ｐ１，Ｐ２，…Ｐｎと、決定された業務プロセスパターン情報が登録される。
次に、業務ユニットがいずれの業務プロセスパターンに振り分けられるかを決定するためのパラメータ及びパラメータ情報について説明する。
【００１８】
図３は、複数の業務プロセスパターンと、各業務プロセスパターンを決定づけるためのパラメータ（項目）とそのパラメータに対するパラメータ情報を示した図である。本実施形態では、すべての業務を、図３に示すパラメータ項目に対するパラメータ情報に基づいて、設計型業務パターンと、定常管理業務パターンと、事務処理業務パターンの３種類の業務プロセスに分類するものとする。これらの業務プロセスパターンは、各業務の発生形態や承認の仕方、過程プロセス等の複数のパラメータ項目に対するパラメータ情報により分類される。本実施形態では、パラメータとして、９種類の項目Ｐ１，Ｐ２，…Ｐ９を設定することとし、それぞれの項目について以下に説明する。
【００１９】
パラメータ：業務発生形態…あるイベントが発生することによって業務が発生する「イベント型」と、常に所定の期日で業務が発生する「期日型」とがあり、設計型業務パターンと事務処理業務パターンは「イベント型」に、定常管理業務パターンは、「期日型」をパラメータ情報として有する。
パラメータ：プロセス構成…ワークフローを複数のプロセスで行う「プロセス分担型」と、項目単位に分担する流れ作業的な「項目単位分担型」とがある。設計型業務パターンと事務処理業務パターンは「プロセス分担型」を、定常管理業務パターンは、「項目単位分担型」をパラメータ情報として有する。
【００２０】
パラメータ：プロセスフロー…ワークフローの基本的な流れは決まっているがイベントがある場合にはその都度処理フローを変更できる「基本フロー固定型／イベント規模依存型」と、確定（固定）した処理フローで行う「完全固定型」とがある。設計型業務パターンは、「基本フロー固定型／イベント規模依存型」を、定常管理業務パターンと事務処理業務パターンは、「完全固定型」をパラメータ情報として有する。
【００２１】
パラメータ：処理対象者…業務を行う対象者がイベント毎に定義することができる「イベント内容依存型」と、業務毎に対象者が予め定義されている「固定型」とがある。設計型業務パターンは、「イベント内容依存型」を、定常管理業務パターンと事務処理業務パターンは、「固定型」をパラメータ情報として有する。
【００２２】
パラメータ：プロセス間におけるデータ…プロセス間でデータを加工し、さらにそのデータに付加価値を付けて新たなデータを作成する「情報加工/ 付加価値創出型」と、データを集約して加工する「データ集約加工型」と、データを集約した後、その集約データを回覧する「データ回覧処理／集約型」とがある。設計型業務パターンは、「情報加工/ 付加価値創出型」を、定常管理業務パターンは、「データ集約加工型」を、事務処理業務パターンは、「データ回覧処理／集約型」をパラメータ情報として有する。
【００２３】
パラメータ：データ環境影響…ツールやインフラ等の技術発展に伴うデータ環境を反映させながら業務を行う「技術進展反映型」と、データ環境の変化とは無関係に業務処理が行われる「定型処理型」とがある。設計型業務パターンは、「技術進展反映型」を、定常管理業務パターンと事務処理業務パターンは、「定型処理型」をパラメータ情報として有する。
【００２４】
パラメータ：承認形態…ワークフローの承認形態としては、「固定型」と、「非固定型」とがある。設計型業務パターンと事務処理業務パターンは、「固定型」を、定常管理業務パターンは、「非固定型」をパラメータ情報として有する。
パラメータ：結果情報目的達成条件…結果情報の報告形態として、通知して報告を行う「通知型」、結果情報を担当者で共有する「共有型」、秘密情報のような結果情報をそのワークフローで閉じておいて報告を行わない「非通知型」とがある。設計型業務パターンは、「通知型」、定常管理業務パターンは、「共有型」、事務処理業務パターンは、「非通知型」をパラメータ情報として有する。
【００２５】
パラメータ：結果情報活用…結果情報の中身そのものを活用して他の業務にも活用していく「類似活用型」と、属性情報のようなデータを活用する「管理情報活用型」と、結果情報については一切活用しない「非活用型」とがある。設計型業務パターンは、「類似活用型」、定常管理業務パターンは、「管理情報活用型」、事務処理業務パターンは、「非活用型」をパラメータ情報として有する。
【００２６】
以上説明したように本実施形態においては、上記９項目のパラメータに対するパラメータ情報に基づいて、業務ユニットを、設計型業務パターン、定常管理業務パターン、事務処理業務パターンの３種類の業務プロセスパターンのいずれかに分類することとする。具体的には、ある業務ユニットの上記９項目のパラメータに対するパラメータ情報との一致度が最も高い業務プロセスパターンを、その業務ユニットに該当させることとする。業務ユニットのパラメータ情報と完全に一致している業務プロセスパターンがある場合、この業務プロセスパターンが一致度が最も高いことになる。
【００２７】
例えば、設計型業務パターンが有する上記９項目のパラメータ情報と、ある業務の上記９項目のパラメータ情報すべてが一致していれば、一致度が最も高く、この業務は設計型業務パターンに分類されることになる。
ところで、業務ユニットによっては、いずれの業務プロセスパターンのパラメータ情報とも完全には一致しない場合が考えられる。すべての業務プロセスパターンが有する上記９項目のパラメータ情報に対して完全に一致していない場合には、パラメータ情報が一致している項目数の最も多い業務プロセスパターンを該当させるようにしてもよい。このように、完全に一致しないパラメータ情報がある業務ユニットについては、パラメータ情報が一致している項目数の最も多い業務プロセスパターンを、一致度が最も高い業務プロセスパターンとして該当させることができる。
【００２８】
例えば、ある業務ユニットの９項目のパラメータ情報において、一致している項目数が、設計型業務パターンについては７項目、定常管理業務パターンについては６項目、事務処理業務パターンについては５項目である場合、この業務ユニットは設計型業務プロセスパターンに分類される。
また、ある業務ユニットのパラメータ情報と一致している項目数が、所定の項目数に達している業務プロセスパターンを、最も一致度が高い業務プロセスパターンとして該当させることも可能である。一致している項目数については、事前に本システムに設定されているが、項目数の変更は随時可能である。
【００２９】
例えば、上記パラメータ９項目のうち７項目以上一致している業務プロセスパターンを該当させることにした場合、上記の例においては、設計型業務パターンでは７項目一致しているので、一致度が最も高いのは設計型業務パターンとなる。
なお、ある業務ユニットについて、９項目のうち７項目以上一致した業務プロセスパターンがない場合には、その業務ユニットのパラメータ情報を再度入力し直して、業務プロセスパターンを決定し直してもよい。また、一致している項目数が７項目に達する業務プロセスパターンがなくとも、一致した項目数が最も多い業務プロセスパターンを一致度が最も高い業務プロセスパターンとして決定するようにしてもよい。
【００３０】
さらに、ある業務ユニットについて、９項目のうち７項目以上一致した業務プロセスパターンが複数ある場合には、それら業務プロセスパターンのうち一致した項目数の最も多いものを一致度が最も高い業務プロセスパターンとして決定するようにしてもよい。なお、それら業務プロセスパターンの一致した項目数が同じ場合には、それら業務プロセスパターンのうち、ユーザ（オペレータ）にどちらか一方を決定させるようにしてもよい。また、その業務ユニットに対するパラメータ情報を再度入力し直して、適切な業務プロセスパターンを決定し直すようにしてもよい。
【００３１】
このように、入力した業務ユニットを、いずれの業務プロセスパターンに分類するかは、パラメータ情報の一致している項目数から判断される。
なお、本実施形態において、ワークフローシステムを用いてシステム化する業務が、いずれの業務プロセスパターンに属するのかを決定するためのパラメータは、上記９項目に限定されるものではない。また、業務プロセスパターンについても上記３種類に限定されるものではない。
【００３２】
ところで、ユーザ（オペレータ）によっては、上述した「最も一致度が高い」条件を満たして決定された業務プロセスパターンに対し、他の業務プロセスパターンに変更させたい場合がある。ユーザ（オペレータ）は、業務プロセスパターン決定部１０２で決定された業務プロセスパターンと異なる他の業務プロセスパターンを適用させたい場合には、再度、業務プロセスパターンを決め直すことが可能である。ユーザ（オペレータ）が、決定した業務プロセスパターンと異なる業務プロセスパターンを入力すると、図１に示す業務プロセスパターン変更部１０５では、変更入力された業務プロセスパターンに変更する。業務プロセスパターン結果情報格納部１０４に格納されている業務プロセスパターンに代えて、新たに入力された業務プロセスパターンが格納される。この場合、すでに業務プロセスパターン結果情報格納部１０４に格納されているパラメータ情報の変更はなされていない。これは、格納されているパラメータ情報に関係なく、該当する業務プロセスパターンのみを強制的に変更するものである。なお、パラメータ情報の変更を行っても構わない。
【００３３】
また、決定した業務プロセスパターンの変更については、パラメータ項目に対するパラメータ情報を入力し直すことによって、業務プロセスパターンを決め直してもよい。このパラメータ情報の再入力は、すべての項目について入力する必要はない。再入力されたパラメータ情報は、パラメータ情報登録手段１１０により変更され、格納されているパラメータ情報に代わって、業務プロセスパターン結果情報格納部１０４へ格納される。このパラメータ情報の再入力に伴い、先に決定した業務プロセスパターンと異なる業務プロセスパターンが決定した場合には、先に決定した業務プロセスパターンに代わって業務プロセスパターン結果情報格納部１０４へ格納される。
【００３４】
なお、本実施形態では、業務ユニットを３種類の業務プロセスパターンのいずれかに属するように設定している。しかし、これらの業務プロセスパターンのどれにも該当できないような業務ユニットが発生した場合には、新規の業務プロセスパターンを定義して、図１に示す業務プロセスパターン登録部１０６より登録できる。登録された新規の業務プロセスパターンとそのパラメータ情報は、業務プロセスパターン情報格納部１０３に格納される。業務プロセスパターンの新規登録は、新規に定義して登録するだけではなく、既存の業務プロセスパターンのパラメータ情報を編集したもの、あるいは既存のものの組合せ、等を新たな業務プロセスパターンとして登録することもできる。このように、業務プロセスパターンを拡充させることによって、業務ユニットの業務プロセスパターンへの振り分け決定の精度が向上する。
【００３５】
入力された業務ユニットについて該当する業務プロセスパターンが決定された後、各業務ユニットの業務プロセスパターンに適したワークフローイメージも自動的に決定される。これは、業務プロセスパターン情報格納部１０３に格納されている複数の業務プロセスパターンと、ワークフローイメージサンプル格納部１０８に格納されているワークフローイメージが各々対応付けられているからである。設計型業務パターン、定常管理業務パターン、事務処理業務パターンの各業務プロセスパターンにそれぞれ適したワークフローイメージが予めワークフローイメージサンプル格納部１０８に格納されている。
【００３６】
このワークフローイメージを図５に示す。図５は、各業務プロセスパターンに対応するワークフローサンプルイメージを示す。
図５（Ａ）は、設計型業務パターンのためのワークフローイメージ１００を示す。設計業務では起案者によってワークフローシステムが起動されると、このワークフローシステムで定義された担当者はそれぞれ、文書データベース（以下、文書ＤＢ）にチェックイン／チェックアウトすることにより、文書（図面も含む）の参照・編集等を行って、各担当者による処理がなされる。図５（Ａ）のワークフローイメージ１００は、この設計型業務の業務パターンを絵図化して例として表しているものである。
【００３７】
図５（Ｂ）は、定常管理業務パターンのためのワークフローイメージ１０１を示す。定型管理業務では、ワークフローシステムが起動されると、起案者は、文書ＤＢにチェックインして、文書のコピーを定義された担当者へ送る。各作成者は、この文書のコピーに対し参照・編集等を行う。承認者はこの文書のコピーについて承認を行った後、文書ＤＢへ承認された文書を書き込む。この文書として、例えば、契約などの雛形がある。雛形自体へ直接編集・加工することができないので、実施には、例えば担当者が自分の端末で、雛形のコピーしてものを用いて処理を行う。このように、図５（Ｂ）のワークフローイメージ１０１は、この定型管理業務の業務パターンを図式化してわかり易く表したものである。
【００３８】
図５（Ｃ）は、事務処理業務パターンのためのワークフローイメージ１０２を示す。事務処理業務ではワークフローシステムを起動すると、起案者が作成した文書（例えば、テキストフォーマット）が次の担当者へ送られる。担当者は、この文書に直接、参照・編集等を行う。承認者は、この文書について承認を行った後、文書ＤＢへ書き込む。図５（Ｃ）のワークフローイメージ１０２は、この事務処理業務の業務パターンを絵図化してわかり易く表したものである。
【００３９】
本実施形態では、上述したような３種類のワークフローサンプルイメージを示したが、これに限定されることはない。
なお、いずれのワークフローイメージにも該当しない業務プロセスパターンがある場合には、格納されているワークフローイメージを編集・加工する等して、新規のワークフローイメージとして登録し、ワークフローイメージ格納部１０９へ格納することも可能である。
【００４０】
このようにして、システム化したい業務に対し、最適な業務プロセスパターンを容易に決定することができ、さらにその業務プロセスパターンに対応したワークフローイメージを容易に把握することができる。
次に、本ワークフロー設計支援システムを用いて、システム化したい業務の最適なワークフローイメージを決定するまでのフローについて図６を用いて説明する。図６は、本発明であるワークフロー設計支援システムにおいて、システム化したい業務に合った業務プロセスパターンを決定させ、ワークフローイメージを決定させるまでを示した図である。
【００４１】
まず、業務プロセスパターンを決定したい業務ユニットについての情報を入力する。例えば、「製造可否検討」等の業務ユニット名がキーボード等から入力され（ステップ200 ）、業務プロセスパターン決定部１０２に入力される。次に、入力された業務ユニットについての業務プロセスパターンを決めるためのパラメータ項目が表示画面に表示される（ステップ202 ）。まず、パラメータ・「業務発生形態」項目が表示され、イベント型か期日型か判断され、入力された業務ユニットに該当するパラメータ情報が入力され（ステップ204 ）、業務プロセスパターン決定部１０２に記憶される（ステップ206 ）。ここで、パラメータ情報は、文字・記号をタイプすることによって入力されるようにしてもよいし、予め選択肢が表示画面に表示され、該当するパラメータ情報を選択することによって入力されるようにしてもよい。そして、９項目のパラメータの入力すべてがまだ終了していない場合には（ステップ208 ）、次パラメータ項目（ここではパラメータ・「プロセス構成」）が表示され（ステップ210 ）、上記と同様の処理が行われる。すべてのパラメータ項目について入力され（ステップ208 ）、業務プロセスパターン決定部１０２へ業務ユニットに対するパラメータ情報が格納された後、業務プロセスパターン情報格納部１０３に格納されているパラメータ情報と、業務プロセスパターン結果情報格納部１０４に格納されたパラメータ情報との一致度が判断される。その結果、この業務ユニットのパラメータ情報との一致度が最も高い業務プロセスパターンが決定される（ステップ212 ）。各パラメータ情報とパターン情報は、図７に示すテーブル形式で登録される。ところで、決定された業務プロセスパターンのパラメータ情報と一致していない項目が１つでもある場合には（ステップ214 ）、その一致していないパラメータ項目とそのパラメータ情報（業務ユニットにおける情報）が、表示画面に表示される（ステップ216 ）。一致しないパラメータ項目があったとしても、決定された業務プロセスパターンのままでよければ（ステップ218 ）、その業務プロセスパターンに対応するワークフローイメージがイメージ取出部１０７によってワークフローイメージサンプル格納部１０８より読み出され、出力される（ステップ220 ）。
【００４２】
ところで、一致しないパラメータ項目とパラメータ情報について、ユーザ（オペレータ）が検討した後、決定された業務プロセスパターンを再度決定し直す必要があれば（ステップ218 ）、パラメータ項目に対するパラメータ情報を入力し直す（ステップ202 ）。なお、このパラメータ情報の再入力は、すべての項目について入力する必要はない。再入力されたパラメータ情報は、業務プロセスパターン変更部１０５より変更され、先に入力されたパラメータ情報に代わって、業務プロセスパターン結果情報格納部１０４の内容が書き換えられる。また、このパラメータ情報の再入力に伴い、先に決定した業務プロセスパターンと異なる業務プロセスパターンが決定した場合には、業務プロセスパターン変更部１０５より新たに決定した業務プロセスパターンに変更され、業務プロセスパターン結果情報格納部１０４の内容が書き換えられる。
【００４３】
決定した業務プロセスパターンと一致しない項目が全くなく、すべての項目について完全一致しているのであれば（ステップ214 ）、問題なくその業務プロセスパターンに対応するワークフローイメージも決定される（ステップ220 ）。
このように、業務が複数の業務プロセスパターンにパターン化され、これらの業務プロセスパターンに適した業務プロセスイメージが予め定義されているので、業務を分析する際に、パラメータを入力していくだけで、その業務の業務プロセスパターンの把握が容易となる。
【００４４】
次に、図２で示す業務ユニットに分類した品質設計業務を例にとって、個々の業務ユニットがいずれの業務プロセスパターンに該当するのかを図４を用いて説明する。図４は、品質設計業務の各業務ユニットが該当する業務プロセスパターンを示した図である。
まず、品質設計業務の業務ユニットＡ「製造可否検討」について考える。
【００４５】
製造可否検討の業務プロセスは、図４ａ_F100に示すようにイベント（可否の検討）が発生することによってワークが発生し、その検討内容に応じて検討を行う担当者と部門が決定される。そして、その部門・担当者による可否検討が行われ、検討結果が得られる。検討結果を集約し、結果についての承認が得、依頼元へ通知がされることによって、業務は終了する。この業務プロセスから、パラメータ「業務発生形態」としては、「イベント型」が入力される。検討内容に応じて検討すべき部門や担当者が決定するので、パラメータ「プロセス構成」は、「プロセス分担型」が、パラメータ「プロセスフロー」は、「基本フロー固定型／イベント規模依存型」が、パラメータ「処理対象者」は、「イベント内容依存型」が入力される。検討結果は集約されてデータ加工が行われるので、パラメータ「プロセス間におけるデータ」は、「情報加工／付加価値創出型」が、パラメータ「承認形態」については、「固定型」が、依頼元へ通知されるのでパラメータ「結果情報目的達成条件」は、「通知型」が入力される。
【００４６】
よって、業務ユニットＡ「製造可否検討」は、８項目が一致しているので、設計型業務パターンということができる。上述した支援システムでパラメータを入力していくと、最終的にはディスプレイ等の表示装置上には、図５（Ａ）のワークフローイメージが表示される。
同様に、業務ユニットＢ「設計品質企画」についてもｂ_F100に示すようにイベント（設計品質の企画）が発生することによってワークが発生し、そのイベント内容に応じて検討を行う担当者と部門が決定される。そして、その部門・担当者による設計品質検討が行われる。検討結果を加工して設計品質のための最適条件が作成される。これらのデータについて承認が得られ、標準設定者へ通知がされることによって、設計品質企画業務は終了する。この業務プロセスから、業務発生形態は、イベント型、プロセスフローは基本フロー固定型／イベント規模依存型に、処理対象者はイベント内容依存型、プロセス間におけるデータは情報加工／付加価値創出型が当てはまる。さらに、承認形態は固定型、目的達成条件は通知型が該当する。よって、業務ユニットＢ「設計品質企画」は、設計型業務パターンということができる。従って、上述の支援装置を用いると、ディスプレイ等の表示装置上には、図５（Ａ）のワークフローイメージが表示される。
【００４７】
同様に、業務ユニットＣ「標準設定」については、図４ｃ_F100に示すようなプロセスで行われるので、業務発生形態としては、イベント型が該当する。イベント内容に応じて検討を行う担当者が決定し、前もって確定されたフローで行われるので、プロセスフローは完全固定型、処理対象者は固定型に該当する。さらに承認形態については固定型、通知は行われないので非通知型が該当する。よって、業務ユニットＣ「標準設定」は、事務処理型業務パターンということができ、支援システムのディスプレイ等の表示装置上には、図５（Ｃ）のワークフローイメージが表示される。
【００４８】
同様に、業務ユニットＤ「製造品質実績調査」については、図４ｄ_F100に示すようなプロセスで行われる。管理項目単位にデータが収集されるので、プロセス構成は項目単位分担型に該当する。データは集約・加工が行われるので、プロセス間におけるデータはデータ集約加工型に、承認は特に固定されておらず、結果情報は、定期報告資料として共有化されるので、目的達成条件は共有型に該当する。よって、業務ユニットＤ「製造品質実績調査」は、定常管理業務パターンということができ、支援システムのディスプレイ等の表示装置上には、図５（Ｂ）のワークフローイメージが表示される。
【００４９】
同様に、業務ユニットＥ「製造品質評価」については、図４ｅ_F100に示すようなプロセスで行われる。管理項目の異常が検出されることによって、業務が発生するので、業務発生形態としては、イベント型が該当する。また、管理項目の異常に対し、詳細内容が把握され、内容に応じて検討部門や検討担当者が決定するので、プロセスフローは基本フロー固定型／イベント規模依存型に、処理対象者はイベント内容依存型に該当する。そして検討が行われ、承認が行われる。承認形態については固定型、製造通知者へ通知されるので通知型が該当する。よって、業務ユニットＥ「製造品質評価」は、設計型業務パターンということができる。従って、ディスプレイ等の表示装置上には、図５（Ａ）のワークフローイメージが表示される。
【００５０】
業務設計コンサルティング等の営業担当者においては、顧客に対して本システムを用いることによって、顧客に対し、各業務毎に業務パターンを示すことができ、効率よく業務設計を支援することができる。この場合、ワークフローのイメージを出力することで顧客はシステム構築したい業務について視覚的に把握することができる。
【００５１】
尚、以上説明した動作を実行するプログラムは、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬媒体や、ハードディスク等の記憶装置等に、その全体あるいは一部が記録され、あるいは記憶されている。そのプログラムがコンピュータにより読み取られて、動作の全部あるいは一部が実行される。
また、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
【００５２】
【発明の効果】
本発明によれば、業務プロセスを複数の業務プロセスパターンにパターン化し、パラメータを入力することで、その業務に適したワークフローパターンを出力でき、さらに業務プロセスパターンそれぞれに合った業務プロセスイメージを示すことができる。従って、ひいては、システム化したい業務について、業務プロセスパターンのいずれかに分類することによって、ワークフローシステムの設計を容易にかつ効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態であるワークフロー設計支援システムの概略システム構成図である。
【図２】本実施形態で用いる品質管理業務における業務ユニットを示した業務階層図である。
【図３】業務プロセスパターンを決定づけるパラメータとそのパラメータ情報を示す図である。
【図４】品質設計業務について、いずれの業務プロセスパターンが該当するかを示した図である。
【図５】各業務プロセスパターンに適したワークフローイメージを示す図である。
【図６】業務についてワークフローイメージを決定するためのフローである。
【図７】業務プロセスパターン結果情報格納部のデータ構造を示す図である。
【符号の説明】
１０ワークフロー設計支援システム
１０１入力部
１０２業務プロセスパターン決定部
１０３業務プロセスパターン情報格納部
１０４業務プロセスパターン結果情報格納部
１０５業務プロセスパターン変更部
１０６業務プロセスパターン登録部
１０７ワークフロー決定部
１０８ワークフローサンプルイメージ格納部
１０９出力部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a workflow design support system for defining a business process for a business so that the business can be efficiently systemized and supporting the design of a workflow system suitable for the business process.
[0002]
[Prior art]
In recent years, companies have applied a workflow system to efficiently perform business operations such as slip processing, and systematized each business to improve business efficiency, improve the environment, speed up decision making, and improve sophistication. ing.
The workflow system uses a computer network to execute individual processes based on a predetermined sequence of predetermined work. For example, in the organization such as a company, when multiple persons in charge circulate or process documents, drawings, various data, etc., these documents are not directly transferred between persons in charge but are digitized. Each person in charge performs a predetermined business process by transferring documents, drawings, data, and the like using a computer network and passing them through a plurality of persons in charge. Also, for example, when sending a document or the like to a plurality of persons in charge, the person in charge to be sent and the order to be sent to each person in charge are defined in advance according to the business contents to be processed, and data is transferred according to the order. . When the business process of each person in charge is completed, the system automatically determines and performs subsequent data transfer.
[0003]
In this way, by using the workflow system, the connection between work is automated, and it is possible to eliminate wasted time required for document delivery and work transfer. In addition, since it has a function for managing the progress of business processing, it is possible to manage for each business how far the business processing has been completed.
At present, the workflow system is used to improve the efficiency and automation of work in routine office work or simple manufacturing operations that occur on a daily basis such as slip processing and can be processed according to standard procedures. The effect is appearing. This is because the routine process as described above has a simple process procedure, so the workflow system can be designed relatively easily. This is because it can be used by adding some modifications to the existing workflow system.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, many of the operations in a company such as a research and development operation and a quality control operation are complicated and have a wide variety of operations.
Currently, as mentioned above, some workflow system software for routine work such as office work has been put into practical use, but each existing package software for workflow systems has its own workflow patterns. Even if a specific workflow system software is applied to a certain business and a system is constructed, the business that can be applied as it is is often limited to only a part. Therefore, even if a specific workflow system software is applied as it is, the correction work or the like takes time and cost, which is very troublesome.
[0005]
Therefore, if the existing workflow system software is not used, workflow software must be created from the beginning. When creating a new business, the business analysis is performed for each business to be systematized to grasp the current business process. Here, problems in the current state in the whole or each business are extracted. Then, a business process that solves this problem and is improved is created, and a system specification is also created. When business analysis and system specifications are created, personnel involved in the business, system engineers, and the like are manually performed, and therefore, a great deal of time, manpower, and expenses are consumed. Furthermore, when it is composed of complicated and diverse business processes such as R & D work and quality control work, it is not easy to define all work and its order in consideration of every situation in each work. .
[0006]
Furthermore, regardless of the above-mentioned issues, whether each business within a company is systematized using a workflow system or whether all workflow systems are created from scratch There is a problem that it is not easy to know whether such a workflow pattern is suitable.
Therefore, the present invention has been made based on the above circumstances, and an object thereof is to provide a workflow design support system capable of easily determining an optimum workflow pattern for each business.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the workflow design support system according to the present invention is designed to design a workflow system in which business processing is executed by transferring data between a plurality of departments or persons in charge via a network. In the workflow design support system used for, the business process is divided into multiple patterns. Business process pattern Stored in the business process pattern information storage means based on the parameter information input with respect to the design target work. plural From business process patterns Predetermined A business process pattern determining means for determining a business process pattern The business process pattern determination means compares the parameter information input for the design target work with the parameter information for each of the plurality of business process patterns stored in the business process pattern information storage means. The business process pattern having the parameter information having the highest degree of coincidence with the parameter information input for the design target business is determined. It is characterized by that.
[0009]
The computer-readable recording medium of the present invention is the above workflow design support system. Function as a computer This is a program for recording.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
A business to be systemized using a workflow system is subdivided into individual business (work, work) constituting the business from the business content, and a business process is defined for each business. In order to define this business process, for the business to be systemized, the business is subdivided and functional analysis or business analysis is performed. As a result, the business is classified into a business unit which is the smallest business unit.
[0011]
Specifically, a quality management operation will be described as an example. FIG. 2 is a diagram showing the business units classified as a result of the business analysis of the quality control business.
The quality management work is first composed of a quality design work for product quality design, a production quality management for managing the quality of the production line, a complaint processing work for handling user complaints, and the like.
[0012]
Each classified business (quality design business, manufacturing quality management, complaint processing business, etc.) is further subdivided into business units. Here, the quality design work is classified into, for example, business units of design quality planning, standard setting, manufacturing quality performance survey, manufacturing quality evaluation, and manufacturing feasibility study. Manufacturing quality operations are classified into, for example, phenomenon grasping, analysis treatment determination, process execution, and process completion confirmation. Claim processing is classified into, for example, phenomenon grasping, investigation, cause investigation, and countermeasure planning.
[0013]
The workflow design support system according to the present invention is adapted to the optimum business process (hereinafter also referred to as a workflow) for each business unit before the workflow system is specifically designed for each business unit subdivided as described above. A pattern is determined, and an image of the pattern is output on a display screen such as a display. The reason why the workflow system is designed for each business unit is that the business process is different for each business unit. It is possible to construct a system using an optimum workflow system by designing a workflow system in units of business units constituting a business. Therefore, it can be said that the business unit is a business range in which the workflow can be easily applied.
[0014]
Now, the workflow design support system will be described.
FIG. 1 is a diagram showing a schematic system configuration of a workflow design support system according to the present invention.
Businesses are classified into a plurality of business process patterns based on information on specific parameters. In the workflow design support system 10, information on these business process patterns is stored in the business process pattern information storage unit 103. . These business process patterns are divided into patterns based on parameter information for specific parameters. The specific parameter and parameter information will be described later.
[0015]
The user (operator) inputs the name of the business unit for which the workflow system is to be designed and parameter information P1, P2,... Pn (see FIG. 7 described later) for the business unit using an input device such as a keyboard. The input unit 101 recognizes that the parameter information has been input, and the parameter information and the like are stored in the business process pattern determination unit 102.
[0016]
The business process pattern determination unit 102 determines which business process pattern the input business unit corresponds to. Based on the parameter information P1, P2,... Pn about the business unit input to the business process pattern determination unit 102 and the parameter information of each business process pattern stored in the business process pattern information storage unit 103, the business unit The relevant business process pattern is determined. When the determined business process pattern is determined, the business process pattern information and each parameter information are stored in the business process pattern result information storage unit 104. The workflow image sample storage unit 108 stores a workflow image corresponding to each of a plurality of business process patterns stored in the business process pattern information storage unit 103. When the business process pattern for the business unit is determined, the workflow image suitable for the business process pattern is read from the workflow image sample storage unit 108 by the image extraction unit 107. The read workflow image is displayed on a display screen such as a display by the output unit 109. Actually, a user (operator) uses this system on a terminal such as a personal computer. The user (operator) can input the business unit parameter information, determine the business process pattern to which the business unit belongs, and acquire an optimal workflow image.
[0017]
FIG. 7 shows the data structure of the business process pattern result information storage unit 104. Parameter information P1, P2,... Pn input for each business unit name and the determined business process pattern information are registered.
Next, parameters and parameter information for determining which business process pattern a business unit is assigned to will be described.
[0018]
FIG. 3 is a diagram showing a plurality of business process patterns, parameters (items) for determining each business process pattern, and parameter information for the parameters. In the present embodiment, all business operations are classified into three types of business processes: design-type business patterns, regular management business patterns, and business processing business patterns, based on the parameter information for the parameter items shown in FIG. To do. These business process patterns are classified according to parameter information for a plurality of parameter items such as the generation form, approval method, and process process of each business. In this embodiment, nine types of items P1, P2,... P9 are set as parameters, and each item will be described below.
[0019]
Parameters: Work generation mode: There are "event type" that generates a job when a certain event occurs, and "date type" that always generates a job on a predetermined date. In the “event type”, the regular management work pattern has “date type” as parameter information.
Parameters: Process configuration: There are a “process sharing type” in which a workflow is performed by a plurality of processes, and a “item unit sharing type” in which the workflow is divided into item units. The design-type business pattern and the paperwork business pattern have “process sharing type”, and the steady management business pattern has “item unit sharing type” as parameter information.
[0020]
Parameters: Process flow ... The basic flow of the workflow is fixed, but if there is an event, the processing flow can be changed each time, "Fixed basic flow type / event size dependent type" and the fixed (fixed) processing flow There is a “fully fixed type” to perform. The design type business pattern has “basic flow fixed type / event scale dependent type” as the parameter information, and the steady management business pattern and business processing business pattern have “completely fixed type” as the parameter information.
[0021]
Parameters: Process target person: There are “event content-dependent type” that can be defined for each event by the target person who performs business, and “fixed type” in which the target person is defined in advance for each business. The design type business pattern has “event content dependent type”, and the regular management business pattern and business processing business pattern have “fixed type” as parameter information.
[0022]
Parameters: Data between processes: "Information processing / added value creation type" that creates new data by processing data between processes and adds value to the data, and "Data" that aggregates and processes data There are “aggregation processing type” and “data circulation processing / aggregation type” in which data is aggregated and then the aggregated data is circulated. The design type business pattern has “information processing / value added creation type”, the regular management business pattern has “data aggregation processing type”, and the business processing business pattern has “data circulation processing / aggregation type” as parameter information. .
[0023]
Parameters: Impact on data environment: "Technology progress reflection type" that performs business while reflecting the data environment accompanying technological development such as tools and infrastructure, and "Standard processing type" where business processing is performed regardless of changes in the data environment There is. The design type business pattern has “technical progress reflection type”, and the regular management business pattern and the business processing business pattern have “standard processing type” as parameter information.
[0024]
Parameters: Approval form ... Workflow approval forms include "fixed type" and "non-fixed type". The design type business pattern and the business processing business pattern have “fixed type”, and the steady management business pattern has “non-fixed type” as parameter information.
Parameters: Result information purpose achievement condition ... As a report form of result information, "notification type" for reporting and reporting, "shared type" for sharing result information with the person in charge, result information such as confidential information in its workflow There is a "non-notification type" that does not report when closed. The design type business pattern has “notification type”, the regular management business pattern has “shared type”, and the business processing business pattern has “non notification type” as parameter information.
[0025]
Parameters: Utilization of result information: “Similar utilization type” that utilizes the contents of the result information itself for other work, “Management information utilization type” that utilizes data such as attribute information, and result information There is a "non-utilization type" that does not utilize at all. The design type business pattern has “similar utilization type”, the regular management business pattern has “management information utilization type”, and the paperwork business pattern has “non-utilization type” as parameter information.
[0026]
As described above, in the present embodiment, based on the parameter information for the above nine parameters, the business unit is selected from any of the three types of business process patterns: design-type business pattern, regular management business pattern, and business processing business pattern. It will be classified into crab. Specifically, a business process pattern having the highest degree of coincidence with the parameter information for the above nine parameters of a business unit is assumed to correspond to the business unit. If there is a business process pattern that completely matches the parameter information of the business unit, this business process pattern has the highest degree of matching.
[0027]
For example, if the parameter information of the nine items included in the design-type business pattern matches all the parameter information of the nine items of a certain business, the degree of coincidence is the highest, and this business is classified into the design-type business pattern. It will be.
By the way, depending on the business unit, there may be a case where the parameter information of any business process pattern does not completely match. If the parameter information of the nine items included in all the business process patterns does not completely match, the business process pattern having the largest number of items that match the parameter information may be applied. As described above, for a business unit having parameter information that does not completely match, the business process pattern having the largest number of items that match the parameter information can be regarded as the business process pattern having the highest degree of matching.
[0028]
For example, in the parameter information of 9 items of a certain business unit, the number of matching items is 7 items for the design type business pattern, 6 items for the regular management business pattern, and 5 items for the paperwork business pattern This business unit is classified as a design-type business process pattern.
In addition, a business process pattern in which the number of items that match the parameter information of a certain business unit has reached a predetermined number of items can be regarded as the business process pattern with the highest degree of matching. The number of matching items is set in the system in advance, but the number of items can be changed at any time.
[0029]
For example, when a business process pattern that matches 7 or more items among the 9 parameter parameters is applied, in the above example, 7 items are matched in the design-type business pattern, so the degree of matching is the highest. Is a design-type business pattern.
If there is no business process pattern that matches 7 or more of 9 items for a business unit, the business process pattern may be re-determined by inputting the parameter information of the business unit again. Further, even if there is no business process pattern in which the number of matching items reaches seven, the business process pattern with the largest number of matched items may be determined as the business process pattern with the highest degree of matching.
[0030]
Furthermore, if there are multiple business process patterns that match 7 or more of 9 items for a business unit, the business process pattern with the highest number of matched items is selected as the business process pattern with the highest degree of matching. It may be determined. Note that when the number of items with the same business process pattern is the same, the user (operator) may determine one of the business process patterns. Alternatively, the parameter information for the business unit may be input again to determine an appropriate business process pattern.
[0031]
In this way, the business process pattern into which the input business unit is classified is determined from the number of items with the matching parameter information.
In the present embodiment, the parameters for determining which business process pattern the business to be systemized using the workflow system belongs to are not limited to the above nine items. Further, business process patterns are not limited to the above three types.
[0032]
By the way, depending on the user (operator), there is a case where it is desired to change the business process pattern determined by satisfying the above-mentioned “highest degree of matching” condition to another business process pattern. When the user (operator) wants to apply another business process pattern different from the business process pattern determined by the business process pattern determination unit 102, the user (operator) can determine the business process pattern again. When the user (operator) inputs a business process pattern different from the determined business process pattern, the business process pattern change unit 105 shown in FIG. 1 changes the changed business process pattern. Instead of the business process pattern stored in the business process pattern result information storage unit 104, a newly input business process pattern is stored. In this case, the parameter information already stored in the business process pattern result information storage unit 104 has not been changed. This forcibly changes only the relevant business process pattern regardless of the stored parameter information. The parameter information may be changed.
[0033]
In addition, regarding the change of the determined business process pattern, the business process pattern may be re-determined by re-inputting parameter information for the parameter item. It is not necessary to re-enter this parameter information for all items. The re-entered parameter information is changed by the parameter information registration unit 110 and stored in the business process pattern result information storage unit 104 in place of the stored parameter information. If a business process pattern different from the previously determined business process pattern is determined along with the re-input of the parameter information, it is stored in the business process pattern result information storage unit 104 instead of the previously determined business process pattern. .
[0034]
In this embodiment, the business unit is set to belong to one of the three types of business process patterns. However, when a business unit that does not correspond to any of these business process patterns occurs, a new business process pattern can be defined and registered by the business process pattern registration unit 106 shown in FIG. The registered new business process pattern and its parameter information are stored in the business process pattern information storage unit 103. New registration of a business process pattern is not only to define and register a new business process pattern, but it is also possible to register an edited version of parameter information of an existing business process pattern or a combination of existing business process patterns as a new business process pattern. it can. As described above, by expanding the business process pattern, the accuracy of determining the allocation of the business unit to the business process pattern is improved.
[0035]
After a corresponding business process pattern is determined for the input business unit, a workflow image suitable for the business process pattern of each business unit is also automatically determined. This is because a plurality of business process patterns stored in the business process pattern information storage unit 103 and the workflow images stored in the workflow image sample storage unit 108 are associated with each other. Workflow images suitable for the respective business process patterns of the design type business pattern, the steady management business pattern, and the business processing business pattern are stored in the workflow image sample storage unit 108 in advance.
[0036]
This workflow image is shown in FIG. FIG. 5 shows a workflow sample image corresponding to each business process pattern.
FIG. 5A shows a workflow image 100 for a design type business pattern. When the workflow system is started by the drafter in the design work, each person in charge defined in the workflow system checks in / out the document database (hereinafter referred to as the document DB), and thereby the document (including drawings). Are processed by each person in charge. The workflow image 100 in FIG. 5A is an example of the business pattern of the design-type business illustrated as a diagram.
[0037]
FIG. 5B shows a workflow image 101 for a steady management work pattern. In the routine management work, when the workflow system is activated, the drafter checks in the document DB and sends a copy of the document to the defined person in charge. Each creator refers to and edits a copy of this document. After the approver approves the copy of the document, the approver writes the approved document in the document DB. An example of this document is a template such as a contract. Since the template itself cannot be directly edited or processed, for example, the person in charge performs processing using the copied template on his / her terminal. As described above, the workflow image 101 in FIG. 5B is a diagram that expresses the business pattern of the routine management business in a diagrammatic manner and is easy to understand.
[0038]
FIG. 5C shows a workflow image 102 for the paperwork business pattern. In the paperwork, when the workflow system is activated, a document (for example, text format) created by the drafter is sent to the next person in charge. The person in charge directly refers to and edits this document. The approver approves this document and then writes it in the document DB. The workflow image 102 in FIG. 5C is a pictorial representation of the business pattern of this paperwork, which is easy to understand.
[0039]
In the present embodiment, the three types of workflow sample images as described above are shown, but the present invention is not limited to this.
If there is a business process pattern that does not correspond to any workflow image, the stored workflow image is registered as a new workflow image by editing and processing the stored workflow image and stored in the workflow image storage unit 109. It is also possible.
[0040]
In this way, it is possible to easily determine an optimal business process pattern for a business to be systemized, and to easily grasp a workflow image corresponding to the business process pattern.
Next, with reference to FIG. 6, a description will be given of a flow up to determining an optimum workflow image of a business to be systemized using the workflow design support system. FIG. 6 is a diagram showing a process up to determining a business process pattern suitable for a business to be systemized and determining a workflow image in the workflow design support system according to the present invention.
[0041]
First, information about a business unit for which a business process pattern is to be determined is input. For example, a business unit name such as “manufacturing availability examination” is input from a keyboard or the like (step 200) and input to the business process pattern determination unit 102. Next, parameter items for determining a business process pattern for the input business unit are displayed on the display screen (step 202). First, the parameter / "business occurrence type" item is displayed, it is determined whether it is an event type or a due date type, parameter information corresponding to the input business unit is input (step 204), and stored in the business process pattern determination unit 102 (Step 206). Here, the parameter information may be input by typing characters / symbols, or options may be displayed in advance on the display screen and input by selecting the corresponding parameter information. Good. If input of all nine parameters has not been completed yet (step 208), the next parameter item (here, parameter “process configuration”) is displayed (step 210), and the same processing as described above is performed. Done. All the parameter items are input (step 208), and the parameter information for the business unit is stored in the business process pattern determination unit 102. Then, the parameter information stored in the business process pattern information storage unit 103 and the business process pattern result A degree of coincidence with the parameter information stored in the information storage unit 104 is determined. As a result, the business process pattern having the highest degree of coincidence with the parameter information of this business unit is determined (step 212). Each parameter information and pattern information is registered in the table format shown in FIG. If there is any item that does not match the parameter information of the determined business process pattern (step 214), the mismatched parameter item and its parameter information (information in the business unit) are displayed. It is displayed on the screen (step 216). Even if there is a parameter item that does not match, if it is acceptable to keep the determined business process pattern (step 218), the workflow image corresponding to the business process pattern is read from the workflow image sample storage unit 108 by the image extraction unit 107. And output (step 220).
[0042]
By the way, if it is necessary to re-determine the determined business process pattern after the user (operator) examines the parameter item and the parameter information that do not match (step 218), the parameter information for the parameter item is input again (step 218). Step 202). Note that it is not necessary to re-input parameter information for all items. The re-input parameter information is changed by the business process pattern changing unit 105, and the contents of the business process pattern result information storage unit 104 are rewritten in place of the previously input parameter information. In addition, when a business process pattern different from the previously determined business process pattern is determined along with the re-input of the parameter information, the business process pattern change unit 105 changes the business process pattern to a newly determined business process pattern. The contents of the pattern result information storage unit 104 are rewritten.
[0043]
If there is no item that does not match the determined business process pattern and all items match completely (step 214), the workflow image corresponding to the business process pattern is also determined without any problem (step 220).
In this way, the business is patterned into multiple business process patterns, and business process images suitable for these business process patterns are predefined, so when you analyze the business, just enter the parameters, It becomes easy to grasp the business process pattern of the business.
[0044]
Next, taking the quality design work classified into the business units shown in FIG. 2 as an example, which business process pattern each business unit corresponds to will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a diagram showing business process patterns to which each business unit of quality design work corresponds.
First, consider business unit A “Production availability study” for quality design work.
[0045]
The business process for manufacturing availability is shown in Fig. 4a. _F100 As shown in Fig. 4, work occurs when an event (examination of availability) occurs, and the person in charge and the department to be examined are determined according to the contents of the examination. Then, the department / person in charge examines whether or not the examination results are obtained. The work is completed when the examination results are aggregated, the results are approved, and the request source is notified. From this business process, “event type” is input as the parameter “business occurrence mode”. Since the department or person in charge to be determined is determined according to the contents of the review, the parameter “process configuration” is “process sharing type” and the parameter “process flow” is “basic flow fixed type / event scale dependent type”. The “event subject” is input to the parameter “person to be processed”. Since the examination results are aggregated and data processing is performed, the parameter “data between processes” is “information processing / value added creation type”, and the parameter “approval form” is “fixed type” to the requester. Since it is notified, “notification type” is input as the parameter “result information purpose achievement condition”.
[0046]
Therefore, since the business unit A “manufacturing availability examination” matches the eight items, it can be said to be a design-type business pattern. When parameters are input using the above-described support system, the workflow image shown in FIG. 5A is finally displayed on a display device such as a display.
Similarly, for business unit B “Design Quality Planning” b _F100 As shown in FIG. 4, work occurs when an event (design quality planning) occurs, and a person in charge and a department to be examined are determined according to the event content. Then, the design quality is examined by the department / person in charge. The examination results are processed to create optimum conditions for design quality. When the approval is obtained for these data and the standard setter is notified, the design quality planning work is completed. From this business process, the business generation mode is the event type, the process flow is the basic flow fixed type / event scale dependent type, the processing target is the event content dependent type, and the data between processes is the information processing / added value creation type. . Furthermore, the approval form corresponds to a fixed type, and the purpose achievement condition corresponds to a notification type. Therefore, it can be said that the business unit B “design quality planning” is a design-type business pattern. Therefore, when the above-described support device is used, the workflow image shown in FIG. 5A is displayed on a display device such as a display.
[0047]
Similarly, for business unit C “standard settings”, FIG. _F100 Therefore, the event type corresponds to the business generation mode. The person in charge of the decision is determined according to the event content, and the process flow is determined in advance, so that the process flow corresponds to the completely fixed type and the processing target corresponds to the fixed type. Further, the approval type is a fixed type and a non-notification type corresponds to no notification. Therefore, the business unit C “standard setting” can be referred to as a business process type business pattern, and the workflow image of FIG. 5C is displayed on a display device such as a display of the support system.
[0048]
Similarly, for business unit D “Manufacturing Quality Results Survey”, FIG. _F100 The process is shown in Since data is collected in units of managed items, the process configuration corresponds to the item unit sharing type. Since data is aggregated and processed, data between processes is data-aggregated and processed, approval is not particularly fixed, and result information is shared as periodic report materials. It corresponds to. Therefore, the business unit D “Manufacturing Quality Result Survey” can be called a regular management business pattern, and the workflow image of FIG. 5B is displayed on a display device such as a display of the support system.
[0049]
Similarly, for business unit E “Production Quality Evaluation”, see FIG. _F100 The process is shown in Since an operation occurs when a management item abnormality is detected, an event type corresponds to the operation generation mode. In addition, the details of the management item abnormality are grasped, and the examination department and the person in charge of the decision decide according to the contents. Therefore, the process flow is the basic flow fixed type / event scale dependent type, and the process subject is the event content. Corresponds to the dependency type. Consideration is then made and approval is made. The approval type is notified to the fixed type and the manufacturing notifier, so the notification type is applicable. Therefore, it can be said that the business unit E “manufacturing quality evaluation” is a design-type business pattern. Therefore, the workflow image of FIG. 5A is displayed on a display device such as a display.
[0050]
By using this system for a customer in charge of business design consulting or the like, the business pattern can be shown to the customer for each business and the business design can be efficiently supported. In this case, by outputting the workflow image, the customer can visually grasp the work for which the system is desired to be constructed.
[0051]
Note that the program for executing the operations described above is recorded or stored in whole or in part in a portable medium such as a floppy disk or CD-ROM, or in a storage device such as a hard disk. The program is read by a computer, and all or part of the operation is executed.
Further, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the gist.
[0052]
【The invention's effect】
According to the present invention, by patterning a business process into a plurality of business process patterns and inputting parameters, a workflow pattern suitable for the business can be output, and a business process image suitable for each business process pattern can be displayed. Can do. Therefore, the work system to be systemized can be easily and efficiently designed by classifying it into one of the business process patterns.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic system configuration diagram of a workflow design support system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a business hierarchy diagram showing business units in a quality management business used in the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing parameters that determine a business process pattern and parameter information thereof.
FIG. 4 is a diagram showing which business process pattern corresponds to a quality design job.
FIG. 5 is a diagram showing a workflow image suitable for each business process pattern.
FIG. 6 is a flow for determining a workflow image for a business.
FIG. 7 is a diagram illustrating a data structure of a business process pattern result information storage unit.
[Explanation of symbols]
10 Workflow design support system
101 Input section
102 Business process pattern determination section
103 Business process pattern information storage unit
104 Business process pattern result information storage
105 Business process pattern change section
106 Business process pattern registration section
107 Workflow determination unit
108 Workflow sample image storage
109 Output section

Claims

In a workflow design support system used when designing a workflow system that performs business processing by transferring data between multiple departments or persons in charge via a network,
Dividing the business process to a plurality of patterns, each business process pattern, and the business process pattern information storage means stored with parameter information for identifying the business process pattern,
A business process pattern determining unit for determining a predetermined business process pattern from a plurality of business process patterns stored in the business process pattern information storage unit based on parameter information input for a design target business;
Equipped with a,
The business process pattern determination unit compares and determines the parameter information input for the design target business and the parameter information for each of the plurality of business process patterns stored in the business process pattern information storage unit. , workflow design support system characterized that you determine the business process pattern having a degree of coincidence is the highest parameter information and parameter information entered for the design object operations.

The workflow design support system according to claim 1, further comprising:
A business process image storage means for storing a schematic image of a business process corresponding to each of the plurality of business process patterns;
Image extracting means for extracting an image of a business process corresponding to the determined business process pattern from the business process image storage means;
Output means for outputting an image of the extracted business process on a display screen,
A workflow design support system for displaying an image of a business process corresponding to a business process pattern determined by the business process pattern determination means .

The workflow design support system according to claim 1, further comprising:
And the business process pattern result information storing means and the input parameter information and information relating to the business process pattern described above determined is stored for the design object operations,
A business process pattern changing means for changing the determined business process pattern to another business process pattern;
Wherein the business process pattern changing means, when it is changed to another business process pattern from the business process pattern described above determined, and the parameter information of the design target operations corresponding to the business process pattern the determined intact, the decision A workflow design support system , wherein the changed business process pattern is stored in the business process pattern result information storage means as a newly determined business process pattern instead of the business process pattern.

The workflow design support system according to claim 1, further comprising:
Business process pattern result information storage means for storing parameter information input for the design target business and information on the determined business process pattern;
Parameter information registration means for registering the edited parameter information in the business process pattern result information storage means in place of the stored parameter information when the parameter information of the determined business process pattern is edited And comprising
The workflow design support system, wherein the job process pattern determination means re-determines a job process pattern based on the edited parameter information .

The workflow design support system according to claim 1, further comprising:
Business process pattern registration means for registering a business process pattern having parameter information different from the parameter information for each of the plurality of business process patterns as a new business process pattern in the business process pattern information storage means is provided. A workflow design support system.

The plurality of business process patterns include a design-type business pattern that is a business process pattern for a business that performs various designs, and a business process pattern that is a business process pattern for a general business process. 6. The workflow design support system according to claim 1, 2, 3, 4 or 5 .

The parameter information is information on whether an event type occurs when a certain event occurs, or information on whether a date occurs when a task occurs on a predetermined date, and
The basic flow of the workflow is fixed, but if there is an event, the basic flow that can change the processing flow each time is a fixed type, or the type that is fixed in the fixed processing flow Information about
Information regarding whether the target person performing the business can define for each event, whether the type depends on the event contents, or whether the target person is defined in advance for each business, and a fixed type,
Process data between processes and create new data by adding value to the data. Whether it is a data processing type, a data aggregation type, or a data aggregation type. Later, information about whether it is a type to circulate the aggregated data,
The workflow design support system according to claim 1, 2, 3, 4, 5 or 6 .

A computer-readable recording medium in which a program for causing a computer to function as the workflow design support system according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, 6 and 7 is recorded.

The said business is comprised from several business units, The said business process pattern is about the said business units, The 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 or 8 characterized by the above-mentioned. The workflow design support system described.