JP3867223B2 - Seismic isolation device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、免震装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、陳列台や建物などにあっては、基台や地盤などとの間に免震装置を配在して基台や地盤などからの横揺れが陳列台や建物などに伝播されないように免震することがあり、そのための免震装置として種々の提案がある。
【0003】
その中で、たとえば、ボールアイソレータと称される免震装置は、図3に示すように、基台や地盤などの基盤1に水平に設置されるベースプレート2と、このベースプレート2の上方に位置決められると共にベースプレート2の上面2aで転動する支承球Bを有しながら陳列台や建物などの被免震体3に連設される本体部4とを有してなるとしている。
【0004】
このとき、ベースプレート2の上面2aは、中心から外周に向けて適宜角度の直線状の上り勾配となる円錐凹状面に設定されてなるとして、いわゆる上面が湾曲面からなる場合に比較して、この上面2aを支承球Bが転動する際の共振を回避し得るように配慮している。
【0005】
また、支承球Bは、大径の鋼球からなり、図4に示すように、本体部4内に収装されている多数の小径の鋼球たるボールベアリングb群に接触する構造に設定されていて、その転動性能が保障されるとしている。
【0006】
すなわち、本体部4は、ボールシート41と、ボールガイド42と、このボールシート41およびボールガイド42を一体に有して被免震体3に連設されるブロック43とからなる。
【0007】
このとき、ボールシート41は、下向きのほぼ漏斗状の外観を呈するように形成されていて、支承球Bの外周面に対向することになる下端面41aが支承球Bの曲率と同一曲率の湾曲凹面に設定されており、また、上端軸部41bがブロック43の軸芯部に枢支されて水平方向に回動可能とされている。
【0008】
なお、ボールガイド42は、後述するボールベアリングbのいわゆる座として機能すると共に、ボールベアリングbの脱落を阻止するカバーとしても機能するように設定されている。
【0009】
一方、ボールベアリングbは、支承球Bとボールシート41との間に形成されて有効隙間として機能する凹状隙間A1と、この凹状隙間A1に連続するように支承球Bとボールガイドとの間に形成されて誘導隙間として機能する環状湾曲隙間A2と、この環状湾曲隙間A2連続するようにブロック43とボールシート41との間に形成されて遊動隙間として機能する環状湾曲隙間A3とに充満されるように収装されてなるとしている。
【0010】
それゆえ、この免震装置にあっては、たとえば、基盤1に横揺れが発現されるときに、相対的に看て、支承球Bがベースプレート2の上面2aを上り下りするように転動することになり、したがって、被免震体3が基盤1の横揺れによって横揺れすることを回避させる、すなわち、免震することになる。
【0011】
このとき、有効隙間たる凹状隙間A1にあるボールベアリングb群は、上方からの荷重を下方となる支承球Bに伝達する一方で、支承球Bが、たとえば、図中に矢印で示すように回動するときに、同じく図中に矢印で示すように誘導隙間たる環状湾曲隙間A2に向かって移動する、すなわち、流れるようになる。
【0012】
ちなみに、ボールベアリングb群が図中で左側の環状湾曲隙間A2に向かって流れるときには、いわゆる反対側となる図中で右側の環状湾曲隙間A2からのボールベアリングbが凹状隙間A1に補充されるように流れ込むことになる。
【0013】
なお、基盤1の横揺れが消滅すると、支承球Bがベースプレート2の上面2aの中央に戻るようになり、図示するように、支承球Bが上面2aの中央に静止するときに、被免震体3が静止状態に安定することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した免震装置にあっては、有効隙間たる凹状隙間A1にあるボールベアリングb群による荷重負担が設定通りに実現されなくなると指摘される可能性がある。
【0015】
すなわち、この免震装置にあって、凹状隙間A1にあるボールベアリングb群は、前記したように、上方からの荷重を下方となる支承球Bに伝達する機能を果たすように設定されている。
【0016】
それゆえ、この凹状隙間A1にあるボールベアリングb群は、その数が減ると設定通りに荷重を負担できなくなる、すなわち、各ボールベアリングbへの荷重が過大になり、群集するボールベアリングbに変形や破壊が招来されることになる。
【0017】
そして、群集するボールベアリングbに変形や破壊が招来される場合には、支承球Bの転動を保障し得なくなり、したがって、この免震装置を免震装置として利用し得なくなる。
【0018】
ところで、上記したボールベアリングbの数の減少は、上記した従来の免震装置にあって、以下の理由で発現されると考え得る。
【0019】
すなわち、ボールシート41における言わば外周側の下端は、図5に示すように、前記した環状湾曲隙間A2を形成すると共に、この環状湾曲隙間A2と凹状隙間A1との合流部分を形成する。
【0020】
このとき、環状湾曲隙間A2は、ここにあるボールベアリングbがボールシート41の下端でボールガイド42に押し付けられて動けなくなることを防止するために、その隙間幅がベアリングbの直径よりも大きくなるように設定されている。
【0021】
ちなみに、ボールシート41における外周側の下端は、これをいわゆる湾曲面に仕上げる目的で、そこにおける肉厚と同一寸法の径の円からなる湾曲面に設定されている。
【0022】
一方、ボールガイド42にあっては、上記の合流部分を形成する部位が加工上の理由から環状の平坦部たる水平面部42aとされている。
【0023】
それゆえ、この水平面部42a上にあるボールベアリングb1がボールシート41の下端面41aに接触するについて、すなわち、ボールベアリングb2がある位置たる凹状隙間A1の言わば入口にまで移動するについては、かなりのストロークHを上昇することが要求されることになる。
【0024】
なお、図中に破線で示すボールベアリングbは、ボールベアリングb1がボールベアリングb2の位置まで移動する際の軌跡を示すものである。
【0025】
その結果、水平面部42a上にあるボールベアリングb1は、これよりも言わば背後側の上方たる環状湾曲隙間A2,A3にあるボールベアリングb群からの荷重で上記のストロークHを上昇せざるを得ず、しかも、環状湾曲隙間A2,A3にあるボールベアリングb群からの荷重にも限度があり、したがって、凹状隙間A1の入口に容易に移動し得えなくなって、有効隙間たる凹状隙間A1にあるべきボールベアリングb群の数が減ることになると考えられる。
【0026】
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、上方からの荷重を下方たる支承球に伝達するボールベアリング群が設定通りの荷重負担を可能にして、所期の目的を十分に達成し得るようにした免震装置を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の手段は、 ベースプレートと、ベースプレートの上面上に転動自在に設けた支承球と、被免震体側に連設されて上記ベースプレートに対向するブロックと、ブロックの中央に設けたほぼ漏斗状のボールシートと、ブロックの下部に上記ボールシートと対向して設けられると共に上記支承球を回転自在に収容したボールガイドと、上記ボールシートの下端中央の湾曲支承面と上記支承球の外面との間に形成した第1の湾曲した凹状隙間と、上記ボールシートの下端外周側湾曲面と上記ボールガイドの上面との間に形成して上記第1の凹状隙間に連続する第2の湾曲隙間と、上記ボールシートの湾曲した上側面と上記ブロックの湾曲した中央下面との間に形成されて上記第2の湾曲隙間に連続する第3の湾曲隙間と , 上記各隙間内に転動自在に介在させた多数のボールベアリングとからなり、上記第2の湾曲隙間を形成する上記ボールガイドの内周側上面に水平面部を形成している免震装置において、上記ボールシートの上記下端外周側湾曲面から上記第1の凹状隙間方向に向けて上記ボールガイドの水平面部と平行となる他の水平面部を延長して上記ボールシートの支承面に連続させたことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、図示した実施の形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による免震装置にあっても、基本的には、前記した図4および図5に示す免震装置と同様に、いわゆるボールアイソレータと称される免震装置とされている。
【0029】
それゆえ、図示する実施の形態において、その構成が前記した従来例の場合と同様となるところについては、図中に同一の符号を付するのみとして、要する場合を除き、その詳しい説明を省略し、以下には、この発明において特徴となるところを中心に説明する。
【0030】
すなわち , この発明による免震新装置は、図4の従来例と同じく、ベースプレート2と、ベースプレート2の上面2 a 上に転動自在に設けた支承球Bと、被免震体3側に連設されて上記ベースプレート2に対向するブロック43と、ブロック43の中央に設けたほぼ漏斗状のボールシート41と、ブロック43の下部に上記ボールシート41と対向して設けられると共に上記支承球Bを回転自在に収容したボールガイド42と、上記ボールシート41の下端中央の湾曲支承面41 a と上記支承球Bの外面との間に形成した第1の湾曲した凹状隙間A1と、上記ボールシート41の下端外周側湾曲面と上記ボールガイド42の上面との間に形成して上記第1の凹状隙間A1に連続する第2の湾曲隙間A2と、上記ボールシート41の湾曲した上側面と上記ブロック43の湾曲した中央下面との間に形成されて上記第2の湾曲隙間A2に連続する第3の湾曲隙間A3と , 上記各隙間A1 , A2 , A3内に転動自在に介在させた多数のボールベアリングbと、上記第2の湾曲隙間A2を形成する上記ボールガイド42の内周側上面に水平面部42 a を形成しているものである。
そして、本発明では、図1 , 図2に示すように、上記ボールシート41の上記下端外周側湾曲面から上記第1の凹状隙間A1方向に向けて上記ボールガイド42の水平面部42aと平行となる他の水平面部41cを延長して上記ボールシート41の支承面41aに連続させたことを特徴とするものである。
以下更に詳しく説明する。
【0031】
それゆえ、この実施の形態による場合には、前記した従来例による場合に比較して、支承球Bと湾曲凹面たる下端面41aとの間に形成される有効隙間たる凹状隙間A1の言わば外周側端が下方に向けて長くなることになる。
【0032】
すなわち、従来例の場合は、湾曲凹面たる下端面41aの下端縁が図中に符号c1で示す位置になる、すなわち、ボールシート41における外周側の下端を形成する円の接線位置であってこの円の中心と支承球Bの中心とを結ぶ線との合点位置になる(図5参照)。
【0033】
それに対して、この実施の形態の場合には、水平面部41cがボールシート41における外周側の下端を形成する円の水平方向の接線方向に沿うように形成されるとするから、湾曲凹面たる下端面41aの下端縁と水平面部41cの内周側縁との合点位置cが上記した合点位置c1より下方になる。
【0034】
このとき、支承球Bの中心と合点位置cとを結ぶ線は、上記した支承球Bの中心と合点位置c1とを結ぶ線よりいわゆる広角になる。
【0035】
以上のことから、この実施の形態による凹状隙間A1の言わば入口は、ボールガイド42に形成の水平面部42aに近づくことになり、従って、この水平面部42a上にある図中に破線図で示すボールベアリングbは、図中に実線図で示すボールベアリングbがある位置まで、すなわち、凹状隙間A1の入口に至るについて、前記した従来例の場合に比較して、小さいストロークhだけ上昇すれば足りることになる。
【0036】
その結果、水平面部42a上にあるボールベアリングbは、これよりも言わば背後側の上方たる環状湾曲隙間A2,A3にあるボールベアリングb群からの荷重で上記のストロークhを上昇し得ることになり、凹状隙間A1の入口に容易に移動し得ることになる。
【0037】
しかも、凹状隙間A1の言わば外周側端が下方に向けて長くなることから、凹状隙間A1たる有効隙間が広くなり、したがって、ここに収容されるボールベアリングbの数が増えることになる。
【0038】
このとき、この実施の形態では、ボールシート41の下端に僅かな設計変更を施すのみで足り、ボールシート41の言わば全長を大きくする必要がないから、その実施化が容易になる点で有利となる。
【0039】
そして、凹状隙間A1にあるボールベアリングbの数が増えることで、各ボールベアリングbが負担する荷重が小さくなり、したがって、凹状隙間A1で群集するボールベアリングbに変形や破壊が招来され難くなり、支承球Bの転動を言わば恒久的に保障し得ることになる。
【0040】
図2は、上記したボールシート41における下端を拡大したものであるが、水平面部41cにおける内周側縁と湾曲凹面たる下端面41aの下端縁との連続位置(図中にcで示す)は、図中ではいわゆる角度を有するように形成されてなるとしているが、これに代えて、図中に破線図で示すように、この連続位置に小さいのアールが付けられてなるとしても良い。
【0041】
そして、この場合には、連続位置がいわゆる角張っている場合に比較して、ボールベアリングbの円滑な流れを期待できることになり、したがって、前記した凹状隙間A1における有効なボールベアリングb数の確保の上で有利となる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、この発明にあっては、従来の免震装置を改良して、ボールシートの下端外周側湾曲面から第1の凹状隙間方向に向けてボールガイドの水平面部と平行となる他の水平面部を延長してボールシートの支承面に連続させたから、多数のボールベアリングを介在させた有効隙間たる凹状隙間の言わば外周側端を下方に向けて長くし得ることになり、この凹状隙間の入口に近隣することになるボールガイドにおける水平面部上にあるボールベアリングが小さいストロークを上昇することで凹状隙間の入口に容易に移動し得ることになる。
【0043】
また、凹状隙間の言わば外周側端が下方に向けて長くなることから、凹状隙間たる有効隙間が広くなり、したがって、ここに収容されるボールベアリングの数が増えることになる。
【0044】
このとき、この発明にあっては、ボールシートの下端に僅かな設計変更を施すのみであって、ボールシートの言わば全長を大きくするものではなく、したがって、その実施化が容易になる点で有利となる。
【0045】
そして、凹状隙間にあるボールベアリングの数が増えることで、各ボールベアリングが負担する荷重が小さくなり、したがって、凹状隙間で群集するボールベアリングに変形や破壊が招来され難くなり、支承球の転動を言わば恒久的に保障し得ることになる。
【0046】
その結果、この発明によれば、ボールアイソレータと称される免震装置にあって、上方からの荷重を下方たる支承球に伝達するボールベアリング群が設定通りはもちろんのこと、それ以上の荷重負担を可能にしながら、所期の目的を十分に達成し得ると共に、その実施化にあっていたずらなコストの上昇化を招来せずして、その汎用性の向上を期待するのに最適となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による免震装置における要部を概略的に示す部分説明図である。
【図2】図1における要部をさらに拡大して示す部分説明図である。
【図3】従来例としての免震装置を一部断面で示す全体図である。
【図4】図3の免震装置を拡大して示す縦断面図である。
【図5】図4の免震装置における要部を図1と同様に示す図である。
【符号の説明】
1 基盤
2 ベースプレート
2a 上面
3 被免震体
4 本体部
41 ボールシート
41a 下端面
41b 上端軸部
41c,42a 水平面部
42 ボールガイド
43 ブロック
A1 凹状隙間
A2,A3 環状湾曲隙間
B 支承球
b,b1,b2 ボールベアリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a seismic isolation device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, for display stands and buildings, seismic isolation devices have been placed between the base and the ground to prevent rolling from the base and the ground from being transmitted to the display and the building. There are various proposals for seismic isolation devices.
[0003]
Among them, for example, a seismic isolation device called a ball isolator is positioned above the
[0004]
At this time, it is assumed that the
[0005]
Further, the support ball B is made of a large-diameter steel ball, and as shown in FIG. 4, it is set to have a structure that comes into contact with a group of ball bearings b that are a large number of small-diameter steel balls housed in the main body 4. The rolling performance is guaranteed.
[0006]
That is, the main body 4 includes a
[0007]
At this time, the
[0008]
The
[0009]
On the other hand, the ball bearing b is formed between the support ball B and the
[0010]
Therefore, in this seismic isolation device, for example, when rolling is developed in the base 1, the bearing ball B rolls up and down the
[0011]
At this time, the ball bearing b group in the concave gap A1 which is an effective gap transmits the load from the upper side to the lower supporting ball B, while the supporting ball B rotates as indicated by an arrow in the figure, for example. When moving, as indicated by the arrows in the figure, it moves toward the annular curved gap A2, which is a guide gap, that is, it flows.
[0012]
Incidentally, when the ball bearing b group flows toward the left annular curved gap A2 in the figure, the ball bearing b from the right annular curved gap A2 in the opposite figure is replenished to the concave gap A1. Will flow into.
[0013]
When the roll of the base 1 disappears, the bearing ball B returns to the center of the
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described seismic isolation device, it may be pointed out that the load burden due to the ball bearing b group in the concave gap A1 that is an effective gap is not realized as set.
[0015]
That is, in this seismic isolation device, the ball bearing b group in the concave gap A1 is set so as to fulfill the function of transmitting the load from above to the supporting ball B as below.
[0016]
Therefore, when the number of the ball bearings b in the concave gap A1 decreases, it becomes impossible to bear the load as set, that is, the load on each ball bearing b becomes excessive, and the ball bearings b are deformed to be gathered. Or will be destroyed.
[0017]
If the ball bearings b that are crowded are deformed or broken, the rolling of the bearing ball B cannot be guaranteed, and therefore the seismic isolation device cannot be used as a seismic isolation device.
[0018]
By the way, it can be considered that the decrease in the number of the ball bearings b described above occurs in the conventional seismic isolation device described above for the following reason.
[0019]
That is, as shown in FIG. 5, the lower end on the outer peripheral side of the
[0020]
At this time, the annular curved gap A2 has a gap width larger than the diameter of the bearing b in order to prevent the ball bearing b here from being pressed against the
[0021]
Incidentally, the lower end on the outer peripheral side of the
[0022]
On the other hand, in the
[0023]
Therefore, when the ball bearing b1 on the horizontal surface portion 42a comes into contact with the
[0024]
In addition, the ball bearing b shown with a broken line in the drawing indicates a locus when the ball bearing b1 moves to the position of the ball bearing b2.
[0025]
As a result, the ball bearing b1 on the horizontal plane portion 42a must increase the stroke H by a load from the ball bearings b in the annular curved gaps A2 and A3 which are above the rear side. In addition, there is a limit to the load from the ball bearing b group in the annular curved gaps A2 and A3. Therefore, the load cannot be easily moved to the entrance of the concave gap A1, and should be in the concave gap A1 as an effective gap. It is thought that the number of ball bearings b group will decrease.
[0026]
The present invention was devised in view of the above-described circumstances, and the object of the invention is to enable a load bearing as set by a ball bearing group that transmits a load from above to a bearing ball that is below. It is to provide a seismic isolation device that can sufficiently achieve the intended purpose.
[0027]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the means of the present invention includes: A base plate, a support ball provided on the upper surface of the base plate so as to be freely rollable, a block which is provided on the side of the seismic isolation body and faces the base plate, a substantially funnel-shaped ball seat provided at the center of the block, and a block A ball guide that is provided in a lower portion of the ball seat so as to face the ball seat and rotatably accommodates the bearing ball, and a first bearing formed between a curved bearing surface at the center of the lower end of the ball seat and an outer surface of the bearing ball. A curved concave gap, a second curved gap formed between the curved surface on the outer periphery of the lower end of the ball sheet and the upper surface of the ball guide, and the curved curvature of the ball sheet. A third curved gap formed between the upper side face and the curved lower center face of the block and continuing to the second curved gap, and a plurality of rolls interposed in the gaps. In the seismic isolation device, in which the horizontal surface portion is formed on the inner peripheral upper surface of the ball guide that forms the second curved gap, the first lower end outer peripheral curved surface of the ball seat The other horizontal plane portion parallel to the horizontal plane portion of the ball guide is extended toward the concave clearance direction of 1 to be continuous with the bearing surface of the ball seat.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on the illustrated embodiment. However, even in the seismic isolation device according to the present invention, basically, the seismic isolation device shown in FIGS. 4 and 5 described above is basically used. This is a seismic isolation device called a so-called ball isolator.
[0029]
Therefore, in the illustrated embodiment, where the configuration is the same as in the case of the conventional example described above, the same reference numerals are given in the drawing, and detailed description thereof is omitted unless necessary. The following description will focus on the features of the present invention.
[0030]
That is , the new seismic isolation device according to the present invention is connected to the
In the present invention, as shown in FIGS . 1 and 2, the
This will be described in more detail below.
[0031]
Therefore, in the case of this embodiment, compared to the case of the conventional example described above, the outer circumferential side of the concave gap A1 that is an effective gap formed between the support ball B and the
[0032]
That is, in the case of the conventional example, the lower end edge of the
[0033]
On the other hand, in the case of this embodiment, the
[0034]
At this time, the line connecting the center of the support sphere B and the meeting point position c has a so-called wide angle than the line connecting the center of the support ball B and the meeting point position c1.
[0035]
From the above, the so-called entrance of the concave gap A1 according to this embodiment approaches the horizontal surface portion 42a formed on the
[0036]
As a result, the ball bearing b on the horizontal surface portion 42a can increase the stroke h by a load from the ball bearing b group in the annular curved gaps A2 and A3 which are above the rear side. Thus, it can be easily moved to the entrance of the concave gap A1.
[0037]
Moreover, since the outer peripheral side end of the concave gap A1 becomes longer downward, the effective gap as the concave gap A1 becomes wider, and therefore the number of ball bearings b accommodated therein increases.
[0038]
At this time, in this embodiment, it is only necessary to make a slight design change to the lower end of the
[0039]
And, by increasing the number of ball bearings b in the concave gap A1, the load borne by each ball bearing b is reduced, and therefore, the ball bearings b gathering in the concave gap A1 are less likely to be deformed or broken, Speaking of the rolling of the support ball B, it can be guaranteed permanently.
[0040]
FIG. 2 is an enlarged view of the lower end of the above-described
[0041]
In this case, a smooth flow of the ball bearing b can be expected as compared with a case where the continuous position is so-called angular, and therefore, the number of effective ball bearings b in the concave gap A1 can be ensured. This is advantageous.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the conventional seismic isolation device is improved to be parallel to the horizontal surface portion of the ball guide from the curved surface on the outer peripheral side of the lower end of the ball seat toward the first concave clearance. Since the horizontal surface of the ball seat is extended to be continuous with the bearing surface of the ball seat, the concave gap, which is an effective gap through which a large number of ball bearings are interposed, can be extended so that the outer peripheral side ends downward. The ball bearing on the horizontal surface of the ball guide that will be adjacent to the inlet of the ball can easily move to the inlet of the concave gap by raising a small stroke.
[0043]
Further, since the outer peripheral side end of the concave gap becomes longer downward, the effective gap as the concave gap becomes wider, and therefore the number of ball bearings accommodated therein increases.
[0044]
At this time, according to the present invention, only a slight design change is made to the lower end of the ball seat, and the ball seat is not increased in overall length, and is therefore advantageous in that its implementation becomes easy. It becomes.
[0045]
As the number of ball bearings in the concave gap increases, the load borne by each ball bearing is reduced, and therefore the ball bearings crowded in the concave gap are less likely to be deformed or broken, and It can be guaranteed permanently.
[0046]
As a result, according to the present invention, in the seismic isolation device called a ball isolator, the ball bearing group for transmitting the load from above to the bearing ball below is set as well as the load load beyond that. It is possible to achieve the intended purpose sufficiently while making it possible, and it is optimal to expect the improvement of its versatility without incurring the unreasonable cost increase in its implementation. There is.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial explanatory view schematically showing a main part of a seismic isolation device according to the present invention.
FIG. 2 is a partial explanatory view showing the main part in FIG. 1 further enlarged;
FIG. 3 is an overall view showing a seismic isolation device as a conventional example in partial cross section.
4 is an enlarged longitudinal sectional view showing the seismic isolation device of FIG. 3. FIG.
5 is a view showing the main part of the seismic isolation device of FIG. 4 in the same manner as FIG.
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