JP3865652B2

JP3865652B2 - Locking device

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Publication number: JP3865652B2
Application number: JP2002136936A
Authority: JP
Inventors: 剛浅井
Original assignee: Tochigiya Co Ltd
Current assignee: Tochigiya Co Ltd
Priority date: 2002-02-13
Filing date: 2002-05-13
Publication date: 2007-01-10
Anticipated expiration: 2022-05-13
Also published as: JP2003307052A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は施錠装置に関し、更に詳細には非操作時には鍵穴がシャッター板により閉鎖された防水及び防塵形式の施錠装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の施錠装置は、特開平９−９６１３３号公報に開示されているように既に周知である。この特開平９−９６１３３号公報に開示された「取外し型ロックハンドル装置」の構成を簡単に説明する。この公開特許公報に開示された取外し型ロックハンドル装置は受座本体１を備え、この受座本体１は図５及び図６に示されるように受穴１ａが形成された前面部を備え、この前面部の円周側内壁面には複数の回転規制用突起１ｂ，１ｃが設けられている。
【０００３】
この受座本体１の内部には、図７に示されるローター２が収容されている。このローター２は、内周部に３つの受動用脚２ａと１つの回転角度規制用脚２ｂを径方向内方に突設し、後端部に止め金板３を連結するための軸部２ｃを連設している。受座本体１の内部には錠止板４が収容されている。
【０００４】
この錠止板４は施錠や解錠の操作をしない時に受座本体１の前面部に密着して回転規制用突起１ｂ間の錠止溝１ｄに係止する４つの係止用爪部を外周に突設し、これら係止用爪部の間に連動用切欠を形成している。また、この錠止板４は、解錠操作時及び施錠操作時に、先端部に駆動用突起５ａを設けた操作ハンドル５が受座本体１の受穴１ａから挿入されることによりローター２に向かって押し込まれる。
【０００５】
その際に、ローター２の内周部に突設されている受動用脚２ａと回転角度規制用脚２ｂとが錠止板４の各係止用爪部間の連動用切欠に相対的に入ることにより錠止板４はローター２内に押し込まれる。その後、操作ハンドル５を回転すると、駆動用突起５ａが受動用脚２ａ又は回転角度規制用脚２ｂの側面に係止してローター２が回転する。このようにしてローター２が回転すると、ローター２の後端部における軸部２ｃに連結されている止め金板３が旋回する。
【０００６】
この取外し型ロックハンドル装置では、角度規制用脚２ｂの前端がローター２の前端部から軸方向に突出し、受座本体１の回転規制用突起１ｃ間の１つの錠止溝１ｄに位置して前面部内面に接触又は近接している。従って、ローター２を回転させた時に、この角度規制用脚２ｂが周方向両隣の回転規制用突起１ｃの側部に当たり、これによりローター２の回転が所定範囲に規制される。
【０００７】
更に、施錠操作又は解錠操作の後に操作ロッド５を受穴１ａから抜いた時には、受座本体１の前面部内面に密着する錠止板４の連動用切欠に角度規制用脚２ｂが相対的に入り込んだままであり、同時に錠止板４の係止用爪部が受座本体１の前面部の円周側内壁面に形成されている回転規制用突起１ｂ間の錠止溝１ｄに係止するため、ローター２の回転が阻止される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の取外し型ロックハンドル装置では、これを正面側から見ただけでは施錠状態にあるのか、或いは解錠状態にあるのか分からないという問題があった。すなわち、前述した従来の取外し型ロックハンドル装置では、施錠後は勿論のこと、解錠後でも操作ロッド５を受座本体１の受穴１ａから抜き取ることができるため、操作ロッド５を抜き取ってしまうと、施錠状態にあるのか解錠状態にあるのか判別できない。
【０００９】
特に、人が入って操作点検を行うような、例えば電気室或いは機械室等の扉にこの取外し型ロックハンドル装置を取り付けて使用した場合、人が室内に居る時に誤って施錠し、操作ロッドを受座本体の受穴から抜き取ってしまうと、室外からは施錠状態となっていることに気が付き難く、室内から作業者が出られなくなる恐れも想定される。
【００１０】
また、従来の取外し型ロックハンドル装置では、ローター２の回転を所定範囲に規制する手段として受座本体１の回転規制用突起１ｃを用い、更に施錠時及び解錠時におけるローターの回転を阻止する手段としては、受座本体１の回転規制用突起１ｂを用いて錠止板４の回転防止を図ると同時にこの錠止板４にローターの角度規制用脚２ｂを係止している。
【００１１】
これらの回転規制用突起１ｂ，１ｃはいずれも受座本体１の前面部における円周側内壁面に一体的に形成されている。しかし、受座本体１の製作時にこの回転規制用突起１ｂ，１ｃを加工することは難しく、そのため製造コストが高くなるという問題もあった。
【００１２】
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、非操作時に鍵穴を内側から覆って閉鎖するシャッター板を備える防水及び防塵形式の施錠装置において、正面側から見た時に施錠又は解錠の状態を容易に判別でき、更に簡素な構造により製作容易な施錠装置を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
本発明は施錠装置であり、前述した技術的課題を解決するために以下のように構成されている。すなわち、本発明は、鍵部及び握持部を有する操作ハンドルと、この操作ハンドルによって施錠・解錠可能な錠本体とからなる施錠装置において、操作ハンドルにおける鍵部は、軸部とこの軸部より径方向外方へ延びる延出部とを有し、錠本体は、回動体と、前端部にほぼ十字型の鍵穴を有し、後端部が開放され、前端部と後端部との間に回動体を回動可能に収納する円筒状空間部が形成されているハウジングと、円筒状空間部内にあってハウジングの前端部とこの前端部に対向する回動体の前面部との間に配置され、鍵穴をハウジングの内側から閉鎖可能なほぼ十字型のシャッター板と、このシャッター板をハウジングの前端部後面に押圧して鍵穴を閉鎖するスプリングとを備え、回動体は、前面部からハウジングの後端部方向へ延び、ハウジングの鍵穴から差し込まれた操作ハンドルにおける鍵部の延出部が回動体の回転方向に係止可能であり、開口形状がほぼ十字型の凹部と、ハウジングの後端部から後方へ延出する爪金具連結用の軸部とを有し、凹部は、鍵穴に差し込まれた鍵部がシャッター板をスプリングの付勢力に抗して押圧すると、シャッター板と鍵部とが進入可能に形成され、かつ操作ハンドルを回転させると、進入した延出部が十字型の凹部の内面に回転方向から圧接してシャッター板を回動体と共に回転させるように形成され、シャッター板は、ベース板と、このベース板の前面に設けられた少なくとも１つの第１突起部とを備え、前記シャッター板がハウジングの前端部後面に押圧されるとき、前記第１突起部が十字型の鍵穴を構成する径方向溝穴部に嵌合して鍵穴の一部を埋めることを特徴とする。
【００１４】
本発明の施錠装置は、前述した必須の構成要素からなるが、その構成要素に更に以下のような構成を加えた場合であっても成立する。その付加的構成要素とは、回動体の回転を一定角度範囲内に規制する回転規制手段である。この一定角度範囲は、鍵穴を構成している隣り合う径方向溝穴部がなす角度である。
【００１５】
また、本発明の施錠装置では、その構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立する。その具体的構成要素とは、操作ハンドルにおける鍵部の延出部の厚みをａ、第１突起部の表面からシャッター板後面までの距離をｂ、シャッターにおけるベース板の厚みをｃ、ハウジングの前端部後面から回動体の凹部におけるシャッター板の移動停止位置までの距離をＬとすると、ａ＋ｃ＜Ｌ≦ａ＋ｂの関係が成立するように前記ａ、ｂ、ｃ、及びＬの寸法を選択することを特徴とする。
【００１６】
更に、本発明の施錠装置では、回動体が、その前面部を前記ハウジングの前端部後面と間隔をあけてハウジング内の円筒状空間部に配置され、シャッター板には、このシャッター板がハウジングの前端部後面に押圧されている状態で、回動体における十字型の凹部を構成している径方向凹溝部に進入可能な第２突起部が形成されていることを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の施錠装置を図に示される実施形態に基づいて更に詳細に説明する。図１はこの施錠装置を扉に取り付け、操作ロッドで解錠操作する時の状態を示す斜視図、図２は本発明の一実施形態に係る施錠装置を図１のＡ−Ａ線で切断して示す縦断面図、図３はこの施錠装置の各構成部品を示す分解斜視図である。
【００１８】
この実施形態に係る施錠装置１０は、図１に示されるように鍵部１１ａ及び握持部１１ｂを有する操作ハンドル１１と、この操作ハンドル１１によって施錠・解錠が可能な錠本体１２とから構成されている。操作ハンドル１１の鍵部１１ａは、握持部１１ｂから延びる軸部１１ｃの先端部に設けられ、この軸部１１ａの径方向外方に延びる延出部１１ｄを有している。
【００１９】
錠本体１２は、内部に円筒状空間部１３ａを形成し、この円筒状空間部１３ａの軸方向を前後方向として前方側に前端部１３ｂを有し且つ後方側を開放したハウジング１３を備えている。このハウジング１３の円筒状空間部１３ａ内には、回動体１４が回転可能に収納されている。
【００２０】
この回動体１４は、ハウジング１３の前端部１３ｂに対向する前面部から内方に向かって形成された凹部１５を備えている。回動体１４の前面部から見た凹部１５の開口形状は十字型をしている。具体的には、凹部１５は、回動体１４の回転中心軸線を中心線として形成された中心凹部１５ａと、この中心凹部１５ａから径方向に延出して形成された４つの径方向凹溝部１５ｂとにより形成されている。
【００２１】
ハウジング１３の前端部１３ｂには、これを貫通する十字型の鍵穴１６が形成されている。この鍵穴１６の開口形状は、回動体１４に形成された凹部１５の開口形状に対して僅かに小さいほぼ相似形状の十字型をしている。従って、ハウジング１３の前端部１３ｂに形成された鍵穴１６は、回動体１４の凹部１５と同様に、一軸線を中心線とする中心穴部１６ａと、この中心穴部１６ａから径方向に延出する４つの径方向溝穴部１６ｂとにより形成され、この中心穴部１６ａの中心軸線と回動体１４の回転中心軸線とは一致している。
【００２２】
ハウジング１３の円筒状空間部１３ａにおいて、ハウジング１３の前端部１３ｂとこれに対向する回動体１４の前面部との間には、ベース板１７′を基本要素として備えるシャッター板１７が配置されている。このシャッター板１７の外形形状は、回動体１４における凹部１５の開口形状に整合する。すなわち、このシャッター板１７は、図３から明らかなように９０度の間隔で径方向外方に張り出した４つの羽根部１７ａ〜１７ｄを有し、前後方向から見た形状は、回動体１４の凹部１５と同様に十字型をしている。
【００２３】
このようにシャッター板１７は、前後方向から見た形状が回動体１４における凹部１５の開口形状にほぼ一致する形状であることから凹部１５内を前後方向に移動可能である。このシャッター板１７は、ハウジング１３の前方へ作用力を向けるように凹部１５内に配置されたコイルスプリング１８によりハウジング１３の前端部１３ｂに向かって付勢され、この前端部１３ｂの後面に押圧される。
【００２４】
シャッター板１７がハウジング１３の前端部１３ｂの後面に押圧されるときのハウジング１３に対する回動体１４の回転位置関係として、回動体１４の凹部１５とハウジング１３の鍵穴１６との各開口形状が前方から見てほぼ重なる関係にある時には、シャッター板１７の各羽根部１７ａ〜１７ｄがそれぞれ鍵穴１６の各径方向溝穴部１６ｂに後面側から重なってこの部分を閉鎖することになる。
【００２５】
このシャッター板１７において、図１〜図３で見て上下方向を縦方向とすると、縦方向に位置している２つの各羽根部１７ａ、１７ｃにおけるベース板１７′の表面には第１突起部１７ｅが形成されている。各第１突起部１７ｅは、シャッター板１７がハウジング１３の前端部１３ｂの後面に押圧されて鍵穴１６を閉鎖するとき、この鍵穴１６における縦方向に位置する相対向する２つの径方向溝穴部１６ｂに嵌合し、これら各径方向溝穴１６を埋めている。
【００２６】
一方、このシャッター板１７におけるベース板１７′の後面には、このシャッター板１７がハウジング１３の前端部１３ｂの後面に押圧されて鍵穴１６を閉鎖しているときにも回動体１４の凹部１５の各径方向凹溝部１５ｂに進入している第２突起部１７ｆが形成されている。この第２突起部１７ｆは、各羽根部１７ｂ、１７ｄにおけるベース板１７′の後面に形成されている。ただし、図示例のように回動体１４の前面部がハウジング１３の前端面１３ｂ後面に密着している場合には、後述する動作説明から明らかなように第２突起部１７ｆを形成する必要はなく、羽根部１７ａ〜１７ｄの基本構成要素であるベース板１７′自体がこの第２突起部１７ｆと同じ作用をする。
【００２７】
ハウジング１３の円筒状空間部１３ａ内に回転可能に収納された回動体１４の後方部には、ハウジング１３における円筒状空間部１３ａの開放した後方に延出すると共に軸方向に並んで大小２つの角形の軸部１４ａ、１４ｂが形成されている。前方側の大きな角形の軸部１４ａには、ほぼ円形の係止板１９がその中心に形成された角穴１９ａを嵌合させて装着されている。
【００２８】
大きな角形の軸部１４ａに装着された係止板１９は、ハウジング１３の円筒状空間部１３ａを開放している後端周縁部に摺接する程に近接している。この係止板１９の周囲部には、周方向に間隔をあけた２つの部位で係止部１９ｂ、１９ｃが外方に突出している。この係止部１９ｂ、１９ｃ間に対応する位置において、ハウジング１３の後端部から軸方向に一体的に突出したストッパー１３ｃが形成されている。
【００２９】
係止板１９の係止部１９ｂ、１９ｃは、回動体１４を相反する方向に交互に回転して一方の係止部１９ｂと他方の係止部１９ｃとがハウジング１３の後端部に設けられているストッパー１３ｃの各側部に交互に当たってそれぞれ係止するときの回動体１４の回転角が約９０度になるように設けられている。回動体１４の回転角が約９０度になるように係止板１９の係止部１９ｂ、１９ｃとハウジング１３のストッパー１３ｃとの位置関係を設定する理由は、回動体１４における凹部１５の開口形状が十字型であるからである。このように係止部１９ｂ、１９ｃを備える係止板１９と、ハウジング１３の後端部に形成されたストッパー１３ｃとが回動体１４の回転を一定角度範囲内に規制する回転規制手段を構成している。
【００３０】
一方、小さな角形の軸部１４ｂには、爪金具２０がその基端部に形成された角穴２０ａにこの軸部１４ｂを嵌め込んで装着されている。その際、この軸部１４ｂには、前方側の軸部１４ａに装着された係止板１９の側面にまで周囲部が及ぶ直径のワッシャ２１を介在させ、角形軸部１４ａからの係止板１９の抜け落ちを防止している。
【００３１】
角形の軸部１４ｂの端面にはねじ穴が形成されており、このねじ穴にワッシャ２２を介して固定ねじ２３を螺合することにより角形の軸部１４ｂからの爪金具２０の抜け落ちが防止されている。これにより、回動体１４が回転すると爪金具２０が角形の軸部１４ｂを中心として旋回する。なお、図２及び図３において、符号２４は、回動体１４の外周面に形成された環状溝１４ｃに嵌め込まれた防水用のＯリングであり、回動体１４はこのＯリング２４によりハウジング１３の円筒状空間部１３ａ内周面に対して封密的に収納されている。また、符号２５はハウジング１３の円筒状空間部１３ａ内周面に形成された環状溝１３ｄに嵌め込まれた抜け落ち防止バネである。
【００３２】
この施錠装置１０は、ハウジング１３の前端部に形成されているフランジ１３ｅが扉２６の表面にパッキング２７を挟んで密着するように扉２６に形成された取付け穴に正面側から入れられ、扉２６の裏面に出たハウジング１３の外周ねじ部１３ｆにＯリング２８を嵌め込んだ後にナット２９を螺合して締め付けることにより、扉２６に堅固に取り付けられる。
【００３３】
次に、この施錠装置１０の動作について説明する。この施錠装置１０が図１に示される施錠状態にあるとき、シャッター板１７はコイルスプリング１８の付勢力によりハウジング１３における前端部１３ｂの後面に押しつけられ、シャッター板１７の縦方向に延びた各羽根部１７ａ、１７ｃの表面における第１突起部１７ｅが鍵穴１６の縦方向に延びた２つの径方向溝穴部１６ｂに嵌合し、この径方向溝穴部１６ｂの一部を埋めている。
【００３４】
従って、この施錠装置１０では、これを正面側から見た時、縦方向の径方向溝穴部１６ｂが第１突起部１７ｅで埋まっている場合を「施錠状態」と、操作者を含めて関係者は認識しておく。また、シャッター板１７がハウジング１３の前端部１３ｂの後面に押圧されているときには、ベース板１７′（回動体１４の前面部が、ハウジング１３の前端部１３ｂ後面からベース板１７′の厚み以上の間隔をあけた位置にある場合にはベース板１７′の後面に形成された第２突起部１７ｆ）が回動体１４の凹部１５の径方向凹溝部１５ｂに進入しているため、回動体１４はシャッター板１７を介してハウジング１３に回転方向に対して固定された状態にあり、その結果、扉２６の裏面側から爪金具２０を旋回させることにより回動体１４を回転させて解錠することはできない。
【００３５】
次に、この施錠装置１０を解錠して扉２６を開閉する際には、操作ハンドル１１の鍵部１１ａをハウジング１３における前端部１３ｂの鍵穴１６に差し込み、シャッター板１７をコイルスプリング１８の付勢力に抗して回動体１４の凹部１５へ押し込む。これによりシャッター板１７の各羽根部１７ａ、１７ｂ表面における第１突起部１７ｅが鍵穴１６の径方向溝穴部１６ｂから外れると共に操作ハンドル１１の先端に鍵部１１ａとして設けられている２つの延出部１１ｄが回動体１４の２つの径方向凹溝部１５ｂに入る。
【００３６】
この状態で操作ハンドル１１を回転すると、鍵部１１ａの２つの延出部１１ｄが径方向凹溝部１５ｂの内面に圧接して回動体１２を回転させ、係止板１９における係止部１９ｂ、１９ｃの一方がハウジング１３の後端部のストッパー１３ｃの側部に当たって停止する。このときの回動体１４の回転角は約９０度である。その結果、固定枠３０に係止しているほぼ水平状態の爪金具２０が矢印３１の方向に旋回して起立し、爪金具２０が固定枠３０から外れ、扉２６を開閉することができ、この状態が施錠装置１０の解錠状態である。
【００３７】
施錠装置１０が解錠状態にあるとき、操作ハンドル１１をこの施錠装置１０から引き抜くと、回動体１４の凹部１５に押し込まれていたシャッター板１７がコイルスプリング１８の付勢力により押し戻されて再びハウジング１３における前端部１３ｂの後面に押圧される。その時、シャッター板１７は回動体１４と共に約９０度回転されているため、施錠時に縦方向に位置していたシャッター板１７の羽根部１７ａ、１７ｃは、横方向に位置を変えた状態でハウジング１３の前端部１３ｂ後面に戻ってくることから、各羽根部１７ａ、１７ｃの第１突起部１７ｅは、鍵穴１６における横方向に延びた２つの径方向溝穴部１６ｂに嵌合し、この横方向の径方向溝穴部１６ｂの一部を埋める。
【００３８】
このように、施錠後と解錠後とでは、シャッター板１７の第１突起部１７ｅで埋められる鍵穴１６の２つの径方向溝穴部１６ｂが異なる。その結果、施錠装置１０を正面側から見た時、この施錠装置が解錠状態にあるのか、或いは施錠状態にあるのかを判別することができる。このような判別は、例えば鍵穴１６の２つの径方向溝穴部１６ｂに嵌合して埋めるシャッター板１７の第１突起部１７ｅの表面を認識しやすい色で着色しておけば、なお一層容易となる。
【００３９】
図１〜図３に示された施錠装置１０では、回動体１４に設けられた凹部１５の開口形状が十字型をしたものであり、これに伴ってハウジング１３の鍵穴１６も、またシャッター板１７の形状も十字型であったが、本発明はこの形状に限定されるものではなく、例えば回動体１４の凹部１５における開口形状について言えば、中心凹部１５ａから径方向に延出した少なくとも２以上の径方向凹溝部１５ｂが形成されていればよい。その場合にはシャッター板１７の前方側形状及び鍵穴１６の開口形状は前述した趣旨に沿って形成され、更に回動体の回転角度も前述した趣旨に沿って設定、即ち鍵穴における隣り合う径方向溝穴部１６ｂがなす角度に設定する必要がある。
【００４０】
前述した施錠装置１０では、施錠又は解錠時に操作ハンドル１１の鍵部１１ａを鍵穴１６に差し込んで回動体１４を回転させる場合、鍵部１１ａの延出部１１ｄをどの径方向溝穴部１６ｂに入れるかは特に問題としていない。すなわち、シャッター板１７の第１突起部１７ｅが嵌合している径方向溝穴部１６ｂに、鍵部１１ａの延出部１１ｄを入れた場合でも、鍵部１１ａはシャッター板１７を回動体１４の凹部１５内に押し込みながら回動体１４の凹部１５に入るので、回動体１４を回転させることができる。この理由は、回動体１４の凹部１５の深さ、即ち軸方向の長さと、延出部１１ｄの厚み、シャッター板１７におけるベース板１７′、及び第１突起部１７ｅの厚みとの関係によるもので、鍵穴１６から挿入した鍵部１１ａの延出部１１ｄがシャッター板１７と共に回動体１４の凹部１５内に入り込める余地が凹部１５の深さにあるからである。
【００４１】
この点について更に具体的に説明すると、図４に示すように、いま、回動体１４の前面部がハウジング１３の前端部１３ｂ後面に密着しているものとして、回動体１４の凹部１５におけるシャッター板１７の移動可能な深さ（以下、有効深さと称し、図示例の場合、この有効深さは、シャッター板１７の後面中央部に当接してその移動を停止する凹部内の中央奥壁と前面部との間の距離）をＬとし、操作ハンドル１１の鍵部１１ａにおける延出部１１ｄの厚みをａとし、羽根部１７ａ、１７ｃにおける第１突起部１７ｅの表面からシャッター板１７の後面中央部（ベース板１７′の後面）までの厚みをｂとし、ベース板１７′の厚み（第１、第２突起部１７ｅ、１７ｆを除いた羽根部１７ｂ、１７ｄの厚み）をｃとする。この場合、凹部１５の有効深さＬが、（ａ＋ｂ）よりも長い場合には、鍵部１１ａの延出部１１ｄを、シャッター板１７の第１突起部１７ｅが嵌合している径方向溝穴部１６ｂに入れた場合でも、延出部１１ｄは回動体１４の凹部１５にまで入るので、回動体１４を回転させることができる。
【００４２】
しかし、鍵部１１ａの延出部１１ｄを、シャッター板１７の第１突起部１７ｅが嵌合している径方向溝穴部１６ｂに入れて施錠又は解錠をしようとした場合には、回動体１４を回転させないようにしておくことがよい場合がある。それは、シャッター板１７の第１突起部１７ｅが嵌合している径方向溝穴部１６ｂの位置の確認ができるからである。つまり、施錠又は解錠時に、操作ハンドル１１の鍵部１１ａにおける延出部１１ｄを、第１突起部１７ｅの嵌合していない径方向溝穴部１６ｂに差し込んだ場合にだけ回動体１４が回転するようにすれば、錠本体１２が施錠又は解錠のいずれの状態にあるかの判別はより一層明確になる。
【００４３】
そこで、そのようにするには、少なくとも凹部１５の有効深さＬが、シャッター板の前述した各部位の厚みや距離の合計（ａ＋ｂ）よりも短くかつシャッター板の前述した各部位の厚みや距離の合計（ａ＋ｃ）よりも長いか若しくは等しくなるように、凹部１５の有効深さＬの寸法とａ〜ｃの寸法とを選択すればよい。すなわち、ａ＋ｃ＜Ｌ≦ａ＋ｂなる式が成立するように必要な部位の寸法を選択すればよい。ａ＋ｃ＜Ｌの関係が成立していれば、図４において中心線より下半分に示すように操作ハンドル１１の鍵部１１ａにおける延出部１１ｄを、第１突起部１７ｅの嵌合していない径方向溝穴部１６ｂに差し込んだ場合に延出部１１ｄが回動体１４の凹部１５に入り込んで回動体１４を回転でき、またＬ≦ａ＋ｂが成立していれば、図４において中心線より上半分に示すように操作ハンドル１１の鍵部１１ａにおける延出部１１ｄを、第１突起部１７ｅの嵌合している径方向溝穴部１６ｂに差し込んだ場合に延出部１１ｄが回動体１４の凹部１５に入り込めず、回動体１４の回転を起こせなくなる。ただし、羽根部１７ａ、１７ｃの表面に形成されている第１突起部１７ｅの厚みが、操作ハンドル１１における延出部１１ｄの厚みａより小さいことも条件の一つとなる。
【００４４】
この施錠装置１０によると、シャッター板１７が施錠後と解錠後にハウジング１３の前端部１３ｂ後面に押圧されるとき、シャッター板１７の表面における第１突起部１７ｅが嵌合して埋める鍵穴１６の径方向溝穴１６ｂを異にすることから、どの径方向溝穴１６ｂが第１突起部１７ｅで埋められているかを施錠装置１０の前方側から見ることにより、施錠状態にあるのか、或いは解錠状態にあるのかをすぐに判別することができる。
【００４５】
また、シャッター板１７が施錠後と解錠後にハウジング１３の前端部１３ｂ後面に押圧されるとき、シャッター板１７の表面における第１突起部１７ｅが鍵穴１６の径方向溝穴１６ｂに嵌合することでシャッター板１７が回転不能となり、しかも回動体１４の前面部がハウジング１３の前端部１３ｂ後面に密着している場合にはシャッター板１７のベース板１７′が、又回動体１４の前面部がハウジング１３の前端部１３ｂ後面に対して間隔をあけている場合には羽根部１７ｂ、１７ｄの後面における第２突起部１７ｆが回動体１４の凹所１５に進入して回転方向に係止するため、回動体１４の回転がロックされることになる。
【００４６】
このことは、操作ハンドル１１による施錠又は解錠の操作時以外は回動体１４の後端部に取り付けられた爪金具２０を旋回せることができないことを意味する。そのため、操作ハンドル１１の鍵部１１ａを鍵穴１６から抜いた状態で、扉２６の内側から故意に爪金具２０を旋回させたり、或いは起立した爪金具２０が自然に旋回して倒れたりするようなことも防止することができる。
【００４７】
従来の取外し型ロックハンドル装置では、図５〜図７を参照して説明したように、非操作時に爪金具が旋回しないようにするローター回転防止手段として、回転規制用突起を受座本体の前面部における円周側内壁面に一体的に形成していたが、本発明の施錠装置ではシャッター板に第１突起部と第２突起部を形成するだけであり、ハウジングの円筒状空間部内に複雑な突起を形成しない非常に簡素な構成となっている。そのため、ハウジング製作時の加工が容易で、その結果施錠装置の製作が容易となり生産性を向上させることが可能となる。
【００４８】
【発明の効果】
本発明の施錠装置によれば、施錠後及び解錠後に操作ハンドルの鍵部を鍵穴から外した場合でも、この施錠装置が施錠状態にあるのか、或いは解錠状態にあるのかを正面側から見るだけですぐに判別することができる。また、本発明の施錠装置によれば、操作ハンドルの鍵部を鍵穴から抜いた状態で扉の内側から爪金具を旋回させたり、或いは起立した爪金具が旋回して倒れたりするのを防止する手段を設ける際に、ハウジングを複雑な構造としていないことから、この施錠装置の製作が容易となり、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の施錠装置を扉に取り付けて使用している状態を示す斜視図である。
【図２】図１に示される施錠装置の錠本体を図１のＡ−Ａ線で切断して示す縦断面図である。
【図３】図２に示される施錠装置における錠本体の各構成部品を示す分解斜視図である。
【図４】操作ハンドルにおける鍵部の延出部を鍵穴の異なる径方向溝穴に挿入したときの延出部とシャッター板との関係を、中心線より上半分と下半分とにそれぞれ概略的に示す部分断面図である。
【図５】従来の取外し型ロックハンドル装置の断面図である。
【図６】従来の取外し型ロックハンドル装置における受座本体の背面図である。
【図７】従来の取外し型ロックハンドル装置における受座本体に収納されるローターの正面図である。
【符号の説明】
１０施錠装置
１１操作ハンドル
１１ａ鍵部
１１ｂ握持部
１１ｃ軸部
１１ｄ延出部
１２錠本体
１３ハウジング
１３ａ円筒状空間部
１３ｂ前端部
１３ｃストッパー
１３ｄ環状溝
１３ｅフランジ
１３ｆ外周ねじ部
１４回動体
１４ａ、１４ｂ角形の軸部
１４ｃ環状溝
１５凹部
１５ａ中心凹部
１５ｂ径方向凹溝部
１６鍵穴
１６ａ中心穴部
１６ｂ径方向溝穴部
１７シャッター板
１７′ ベース板
１７ａ〜１７ｄ羽根部
１７ｅ第１突起部
１７ｆ第２突起部
１８コイルスプリング
１９係止板
１９ａ角穴
１９ｂ、１９ｃ係止部
２０爪金具
２０ａ角穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a locking device, and more particularly to a waterproof and dustproof locking device in which a keyhole is closed by a shutter plate when not operated.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of locking device is already well known as disclosed in JP-A-9-96133. The configuration of the “detachable lock handle device” disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-96133 will be briefly described. The detachable lock handle device disclosed in this published patent gazette includes a receiving body 1, and the receiving body 1 includes a front surface portion in which a receiving hole 1 a is formed as shown in FIGS. 5 and 6. A plurality of rotation restricting projections 1b and 1c are provided on the inner circumferential wall surface of the front surface.
[0003]
A rotor 2 shown in FIG. 7 is accommodated in the seat body 1. The rotor 2 has three passive legs 2a and one rotation angle regulating leg 2b projecting radially inward on the inner peripheral part, and a shaft part 2c for connecting the stopper plate 3 to the rear end part. Are connected. A lock plate 4 is accommodated inside the seat body 1.
[0004]
This locking plate 4 has four locking pawls that are in close contact with the front surface of the receiving body 1 and locked in the locking groove 1d between the rotation restricting projections 1b when the locking and unlocking operations are not performed. And an interlocking cutout is formed between the locking claws. Further, the locking plate 4 faces the rotor 2 when an operation handle 5 having a driving projection 5a at the tip is inserted from the receiving hole 1a of the receiving body 1 during unlocking operation and locking operation. And pushed.
[0005]
At that time, the passive leg 2 a and the rotation angle regulating leg 2 b projecting from the inner peripheral portion of the rotor 2 are relatively inserted into the interlocking notches between the respective locking claws of the locking plate 4. As a result, the locking plate 4 is pushed into the rotor 2. Thereafter, when the operation handle 5 is rotated, the driving projection 5a is locked to the side surface of the passive leg 2a or the rotation angle regulating leg 2b, and the rotor 2 rotates. When the rotor 2 rotates in this way, the stopper plate 3 connected to the shaft portion 2c at the rear end portion of the rotor 2 turns.
[0006]
In this detachable lock handle device, the front end of the angle restricting leg 2b protrudes in the axial direction from the front end of the rotor 2, and is positioned in one locking groove 1d between the rotation restricting protrusions 1c of the receiving body 1 and is located on the front surface. It is in contact with or close to the inner surface of the part. Therefore, when the rotor 2 is rotated, the angle restricting leg 2b hits the side part of the rotation restricting protrusion 1c adjacent to both sides in the circumferential direction, thereby restricting the rotation of the rotor 2 within a predetermined range.
[0007]
Furthermore, when the operating rod 5 is pulled out from the receiving hole 1a after the locking operation or the unlocking operation, the angle regulating leg 2b is relative to the interlocking notch of the locking plate 4 that is in close contact with the inner surface of the front surface of the seat body 1. At the same time, the locking claw portion of the locking plate 4 is locked in the locking groove 1d between the rotation restricting projections 1b formed on the circumferential inner wall surface of the front surface portion of the receiving body 1. Therefore, the rotation of the rotor 2 is prevented.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional detachable lock handle device has a problem that it is not known whether it is in a locked state or an unlocked state only by looking at it from the front side. That is, in the above-described conventional detachable lock handle device, since the operation rod 5 can be extracted from the receiving hole 1a of the seat body 1 after unlocking as well as after locking, the operation rod 5 is extracted. Therefore, it cannot be determined whether it is locked or unlocked.
[0009]
In particular, when a detachable lock handle device is attached to a door such as an electrical room or machine room where a person enters and inspects the operation, for example, when the person is in the room, the lock is accidentally locked and the operation rod is If it is extracted from the receiving hole of the receiving body, it is difficult to notice that it is locked from the outside, and there is a possibility that an operator cannot be taken out from the room.
[0010]
Further, in the conventional detachable lock handle device, the rotation restricting protrusion 1c of the seat body 1 is used as a means for restricting the rotation of the rotor 2 to a predetermined range, and the rotation of the rotor is further prevented during locking and unlocking. As a means for preventing rotation of the locking plate 4 by using the rotation regulating protrusion 1b of the receiving body 1, the rotor angle regulating leg 2b is locked to the locking plate 4.
[0011]
These rotation restricting projections 1 b and 1 c are integrally formed on the inner circumferential wall surface of the front surface of the seat body 1. However, it is difficult to process the rotation restricting projections 1b and 1c at the time of manufacturing the seat body 1, and there is a problem that the manufacturing cost is increased.
[0012]
An object of the present invention is to solve such a conventional problem, and is seen from the front side in a waterproof and dustproof type locking device provided with a shutter plate that covers and closes a keyhole from the inside when not operated. An object of the present invention is to provide a locking device that can easily determine the state of locking or unlocking, and can be easily manufactured with a simple structure.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a locking device and is configured as follows to solve the above-described technical problem. That is, the present invention relates to a locking device comprising an operation handle having a key portion and a gripping portion, and a lock body that can be locked and unlocked by the operation handle. The key portion of the operation handle includes a shaft portion and the shaft portion. The lock body has a rotating body and a substantially cross-shaped keyhole at the front end, the rear end is opened, and the front end and the rear end Between the housing in which a cylindrical space portion for rotatably accommodating the rotating body is formed, and between the front end portion of the housing and the front end portion of the rotating body in the cylindrical space portion facing the front end portion And a substantially cross-shaped shutter plate that can close the keyhole from the inside of the housing, and a spring that presses the shutter plate against the rear surface of the front end of the housing to close the keyhole. Extending toward the rear edge of the The extension part of the key part of the operation handle inserted from the key hole of the jing can be locked in the rotating direction of the rotating body, and the opening shape extends backward from the substantially cross-shaped recess and the rear end part of the housing. And the recess is formed such that the shutter plate and the key portion can enter when the key portion inserted into the key hole presses the shutter plate against the urging force of the spring, When the operation handle is rotated, the extended part that has entered is pressed against the inner surface of the cross-shaped recess from the rotational direction so that the shutter plate rotates together with the rotating body. The shutter plate is composed of the base plate and the base plate. And at least one first protrusion provided on the front surface of the plate, and when the shutter plate is pressed against the rear surface of the front end of the housing, the first protrusion forms a cross-shaped keyhole. Mates to part And wherein the fill portion of the keyhole Te.
[0014]
The locking device of the present invention is composed of the essential components described above, but it can be established even when the following components are further added to the components. The additional component is rotation restricting means for restricting the rotation of the rotating body within a certain angle range. This constant angle range is an angle formed by adjacent radial slots forming the keyhole.
[0015]
Moreover, in the locking device of this invention, even if the component is specifically the following cases, it is materialized. The specific components are: the thickness of the extended portion of the key portion of the operation handle is a, the distance from the surface of the first protrusion to the rear surface of the shutter plate is b, the thickness of the base plate of the shutter is c, the front end of the housing When the distance from the rear surface of the part to the movement stop position of the shutter plate in the concave part of the rotating body is L, the dimensions a, b, c, and L are selected so that the relationship of a + c <L ≦ a + b is established. Features.
[0016]
Furthermore, in the locking device of the present invention, the rotating body is disposed in the cylindrical space in the housing with the front surface portion spaced from the rear surface of the front end portion of the housing, and the shutter plate is disposed on the shutter plate. A second protrusion is formed that can enter a radial groove that forms a cross-shaped recess in the rotating body while being pressed against the rear surface of the front end.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the locking device of the present invention will be described in more detail based on the embodiment shown in the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a state where the locking device is attached to a door and unlocking operation is performed with an operating rod, and FIG. 2 is a sectional view of the locking device according to an embodiment of the present invention taken along line AA in FIG. FIG. 3 is an exploded perspective view showing each component of the locking device.
[0018]
As shown in FIG. 1, the locking device 10 according to this embodiment includes an operation handle 11 having a key portion 11 a and a gripping portion 11 b, and a lock body 12 that can be locked and unlocked by the operation handle 11. Has been. The key portion 11a of the operation handle 11 is provided at a tip portion of a shaft portion 11c extending from the gripping portion 11b, and has an extending portion 11d extending radially outward of the shaft portion 11a.
[0019]
The lock body 12 includes a housing 13 having a cylindrical space portion 13a formed therein, a front end portion 13b on the front side and the rear side being opened with the axial direction of the cylindrical space portion 13a being the front-rear direction. . A rotating body 14 is rotatably housed in the cylindrical space 13a of the housing 13.
[0020]
The rotating body 14 includes a concave portion 15 formed inward from a front surface portion facing the front end portion 13 b of the housing 13. The opening shape of the recess 15 viewed from the front surface of the rotating body 14 has a cross shape. Specifically, the concave portion 15 includes a central concave portion 15a formed with the rotation center axis of the rotating body 14 as a center line, and four radial concave groove portions 15b formed extending in the radial direction from the central concave portion 15a. It is formed by.
[0021]
The front end portion 13b of the housing 13 is formed with a cross-shaped keyhole 16 penetrating therethrough. The opening shape of the keyhole 16 is a cross shape having a substantially similar shape that is slightly smaller than the opening shape of the recess 15 formed in the rotating body 14. Accordingly, the key hole 16 formed in the front end portion 13b of the housing 13 extends in the radial direction from the central hole portion 16a having a uniaxial center line and the central hole portion 16a, like the concave portion 15 of the rotating body 14. Are formed by the four radial slot portions 16b, and the central axis line of the central hole portion 16a coincides with the rotation central axis line of the rotating body 14.
[0022]
In the cylindrical space portion 13a of the housing 13, a shutter plate 17 having a base plate 17 'as a basic element is disposed between the front end portion 13b of the housing 13 and the front surface portion of the rotating body 14 opposed thereto. . The outer shape of the shutter plate 17 matches the opening shape of the recess 15 in the rotating body 14. That is, as is clear from FIG. 3, the shutter plate 17 has four blade portions 17 a to 17 d projecting radially outward at intervals of 90 degrees, and the shape seen from the front-rear direction is that of the rotating body 14. Like the recess 15, it has a cross shape.
[0023]
Thus, the shutter plate 17 is movable in the front-rear direction in the recess 15 because the shape seen from the front-rear direction is substantially the same as the opening shape of the recess 15 in the rotating body 14. The shutter plate 17 is urged toward the front end portion 13b of the housing 13 by a coil spring 18 disposed in the recess 15 so as to direct the acting force forward of the housing 13, and is pressed against the rear surface of the front end portion 13b. The
[0024]
As the rotational positional relationship of the rotating body 14 with respect to the housing 13 when the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13b of the housing 13, each opening shape of the recess 15 of the rotating body 14 and the key hole 16 of the housing 13 is from the front. When in a substantially overlapping relationship, the blade portions 17a to 17d of the shutter plate 17 overlap the radial groove portions 16b of the key holes 16 from the rear surface side, thereby closing the portions.
[0025]
In the shutter plate 17, when the vertical direction is the vertical direction as viewed in FIGS. 1 to 3, the first protrusions are formed on the surface of the base plate 17 ′ in the two blade portions 17 a and 17 c positioned in the vertical direction. 17e is formed. Each first protrusion 17e has two radial slot portions facing each other in the vertical direction in the key hole 16 when the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13b of the housing 13 to close the key hole 16. It fits in 16b, and each of these radial slots 16 are filled.
[0026]
On the other hand, on the rear surface of the base plate 17 ′ of the shutter plate 17, the recess 15 of the rotating body 14 is also formed when the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13 to close the keyhole 16. A second protrusion 17f that enters each of the radial grooves 15b is formed. The second projecting portion 17f is formed on the rear surface of the base plate 17 'in each of the blade portions 17b and 17d. However, when the front surface portion of the rotating body 14 is in close contact with the rear surface of the front end surface 13b of the housing 13 as in the illustrated example, it is not necessary to form the second projecting portion 17f as will be apparent from the operation description to be described later. The base plate 17 ′ itself, which is a basic component of the blade portions 17a to 17d, has the same action as the second protrusion 17f.
[0027]
The rotating body 14 rotatably accommodated in the cylindrical space portion 13a of the housing 13 extends to the open rear side of the cylindrical space portion 13a in the housing 13 and has two large and small lines aligned in the axial direction. Square shaft portions 14a and 14b are formed. A substantially circular locking plate 19 is fitted to a large square shaft portion 14a on the front side by fitting a square hole 19a formed at the center thereof.
[0028]
The locking plate 19 mounted on the large rectangular shaft portion 14a is close enough to be in sliding contact with the peripheral edge of the rear end that opens the cylindrical space portion 13a of the housing 13. Engaging portions 19b and 19c protrude outward from the periphery of the engaging plate 19 at two portions spaced in the circumferential direction. A stopper 13c that integrally protrudes in the axial direction from the rear end of the housing 13 is formed at a position corresponding to the locking portions 19b and 19c.
[0029]
The locking portions 19b and 19c of the locking plate 19 rotate alternately in opposite directions to the rotating body 14, and one locking portion 19b and the other locking portion 19c are provided at the rear end portion of the housing 13. The rotating body 14 is provided so that the rotation angle of the rotating body 14 is about 90 degrees when the stoppers 13c alternately come into contact with the side portions of the stopper 13c to be locked. The reason for setting the positional relationship between the locking portions 19b and 19c of the locking plate 19 and the stopper 13c of the housing 13 so that the rotation angle of the rotating body 14 is about 90 degrees is that the opening shape of the recess 15 in the rotating body 14 is set. This is because of the cross shape. Thus, the locking plate 19 having the locking portions 19b and 19c and the stopper 13c formed at the rear end portion of the housing 13 constitute a rotation restricting means for restricting the rotation of the rotating body 14 within a certain angle range. ing.
[0030]
On the other hand, a claw metal fitting 20 is mounted on a small square shaft portion 14b by fitting the shaft portion 14b into a square hole 20a formed in the base end portion thereof. At this time, a washer 21 having a diameter extending to the side surface of the locking plate 19 attached to the front shaft portion 14a is interposed in the shaft portion 14b, and the locking plate 19 from the rectangular shaft portion 14a is interposed. Prevents falling off.
[0031]
A screw hole is formed in the end surface of the square shaft portion 14b, and the fixing screw 23 is screwed into the screw hole via the washer 22, so that the claw fitting 20 is prevented from falling off from the square shaft portion 14b. ing. Thereby, when the rotating body 14 rotates, the claw fitting 20 turns around the square shaft portion 14b. 2 and 3, reference numeral 24 denotes a waterproof O-ring fitted in an annular groove 14 c formed on the outer peripheral surface of the rotating body 14. The rotating body 14 is attached to the housing 13 by the O-ring 24. The cylindrical space portion 13a is housed in a hermetically sealed manner. Reference numeral 25 denotes a drop-off preventing spring fitted in an annular groove 13d formed on the inner peripheral surface of the cylindrical space portion 13a of the housing 13.
[0032]
The locking device 10 is inserted from the front side into a mounting hole formed in the door 26 so that the flange 13e formed at the front end of the housing 13 is in close contact with the surface of the door 26 with the packing 27 interposed therebetween. The O-ring 28 is fitted into the outer peripheral threaded portion 13f of the housing 13 that protrudes from the back surface of the housing 13, and the nut 29 is screwed and tightened to be firmly attached to the door 26.
[0033]
Next, the operation of the locking device 10 will be described. When the locking device 10 is in the locked state shown in FIG. 1, the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13 by the urging force of the coil spring 18, and each blade extending in the vertical direction of the shutter plate 17. The first protrusions 17e on the surfaces of the portions 17a and 17c are fitted into two radial slots 16b extending in the longitudinal direction of the keyhole 16, and a part of the radial slots 16b is filled.
[0034]
Therefore, in this locking device 10, when viewed from the front side, the case where the longitudinal radial slot 16 b is filled with the first protrusion 17 e is related to the “locked state” and the operator. The person recognizes. When the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13, the base plate 17 ′ (the front surface portion of the rotating body 14 exceeds the thickness of the base plate 17 ′ from the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13. Since the second protrusion 17f) formed on the rear surface of the base plate 17 'has entered the radial groove 15b of the recess 15 of the rotating body 14 when it is in the spaced position, the rotating body 14 is It is fixed to the housing 13 with respect to the rotation direction via the shutter plate 17, and as a result, the rotating body 14 is rotated and unlocked by turning the claw fitting 20 from the back side of the door 26. Can not.
[0035]
Next, when unlocking the locking device 10 and opening and closing the door 26, the key portion 11a of the operation handle 11 is inserted into the key hole 16 of the front end portion 13b of the housing 13, and the shutter plate 17 is attached to the coil spring 18. It is pushed into the recess 15 of the rotating body 14 against the force. As a result, the first protrusions 17e on the surfaces of the blade portions 17a and 17b of the shutter plate 17 are disengaged from the radial slot 16b of the key hole 16, and two extensions provided as the key portion 11a at the tip of the operation handle 11 are provided. The portion 11 d enters the two radial groove portions 15 b of the rotating body 14.
[0036]
When the operating handle 11 is rotated in this state, the two extending portions 11d of the key portion 11a are pressed against the inner surface of the radial groove portion 15b to rotate the rotating body 12, and the locking portions 19b and 19c on the locking plate 19 are rotated. One of them hits the side of the stopper 13c at the rear end of the housing 13 and stops. The rotation angle of the rotating body 14 at this time is about 90 degrees. As a result, the claw fitting 20 in a substantially horizontal state that is locked to the fixed frame 30 turns up in the direction of the arrow 31, the claw fitting 20 comes off the fixed frame 30, and the door 26 can be opened and closed. This state is the unlocked state of the locking device 10.
[0037]
When the operation handle 11 is pulled out from the locking device 10 when the locking device 10 is in the unlocked state, the shutter plate 17 that has been pushed into the recess 15 of the rotating body 14 is pushed back by the urging force of the coil spring 18 and is again in the housing. 13 is pressed against the rear surface of the front end portion 13b. At that time, since the shutter plate 17 is rotated about 90 degrees together with the rotating body 14, the blade portions 17a and 17c of the shutter plate 17 which are positioned in the vertical direction at the time of locking the housing 13 in a state where the position is changed in the horizontal direction. The first protrusion 17e of each of the blade portions 17a and 17c is fitted into two radial groove portions 16b extending in the lateral direction in the key hole 16 and returned to the rear surface of the front end portion 13b. A part of the radial direction slot 16b is filled.
[0038]
As described above, the two radial groove portions 16b of the key hole 16 filled with the first protrusions 17e of the shutter plate 17 are different after locking and after unlocking. As a result, when the locking device 10 is viewed from the front side, it can be determined whether the locking device is in the unlocked state or the locked state. Such a determination is even easier if, for example, the surface of the first protrusion 17e of the shutter plate 17 that is fitted and filled in the two radial slots 16b of the keyhole 16 is colored with an easily recognizable color. It becomes.
[0039]
In the locking device 10 shown in FIGS. 1 to 3, the opening shape of the recess 15 provided in the rotating body 14 has a cross shape, and accordingly, the key hole 16 of the housing 13 and the shutter plate 17 are also formed. However, the present invention is not limited to this shape. For example, the opening shape of the recess 15 of the rotating body 14 is at least two or more extending in the radial direction from the central recess 15a. It is sufficient that the radial groove portion 15b is formed. In that case, the front side shape of the shutter plate 17 and the opening shape of the keyhole 16 are formed in accordance with the above-described meaning, and the rotation angle of the rotating body is also set in accordance with the above-described meaning, that is, adjacent radial grooves in the keyhole. It is necessary to set the angle formed by the hole 16b.
[0040]
In the locking device 10 described above, when the rotary body 14 is rotated by inserting the key portion 11a of the operation handle 11 into the key hole 16 at the time of locking or unlocking, the extending portion 11d of the key portion 11a is set to which radial slot 16b. It doesn't matter if you put it in. That is, even when the extending portion 11d of the key portion 11a is inserted into the radial groove portion 16b into which the first protrusion portion 17e of the shutter plate 17 is fitted, the key portion 11a causes the shutter plate 17 to move the rotating body 14. Since it enters into the recess 15 of the rotating body 14 while being pushed into the recess 15, the rotating body 14 can be rotated. This is due to the relationship between the depth of the concave portion 15 of the rotating body 14, that is, the length in the axial direction, the thickness of the extending portion 11d, the thickness of the base plate 17 'and the first protrusion 17e of the shutter plate 17. This is because the extension portion 11 d of the key portion 11 a inserted from the keyhole 16 has a room at the depth of the recess portion 15 so that it can enter the recess portion 15 of the rotating body 14 together with the shutter plate 17.
[0041]
This point will be described in more detail. As shown in FIG. 4, it is assumed that the front surface portion of the rotating body 14 is in close contact with the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13. 17 movable depth (hereinafter referred to as effective depth, and in the case of the illustrated example, this effective depth is the central back wall and the front surface in the recess that abuts against the central portion of the rear surface of the shutter plate 17 and stops its movement. L), the thickness of the extending portion 11d of the key portion 11a of the operation handle 11 is a, and the central portion of the rear surface of the shutter plate 17 from the surface of the first projection portion 17e of the blade portions 17a and 17c. The thickness up to (the rear surface of the base plate 17 ′) is b, and the thickness of the base plate 17 ′ (the thickness of the blade portions 17b and 17d excluding the first and second protrusions 17e and 17f) is c. In this case, when the effective depth L of the recess 15 is longer than (a + b), the extending portion 11d of the key portion 11a is fitted to the radial groove in which the first protrusion 17e of the shutter plate 17 is fitted. Even when it is put in the hole 16b, the extending part 11d enters the recess 15 of the rotating body 14, so that the rotating body 14 can be rotated.
[0042]
However, when the extension portion 11d of the key portion 11a is inserted into the radial slot portion 16b in which the first projection portion 17e of the shutter plate 17 is fitted, the rotating body is to be locked or unlocked. It may be desirable to keep 14 from rotating. This is because the position of the radial slot 16b in which the first protrusion 17e of the shutter plate 17 is fitted can be confirmed. That is, at the time of locking or unlocking, the rotating body 14 rotates only when the extending portion 11d of the key portion 11a of the operation handle 11 is inserted into the radial groove portion 16b that is not fitted to the first projection portion 17e. By doing so, the determination as to whether the lock body 12 is in the locked or unlocked state becomes even clearer.
[0043]
Therefore, in order to do so, at least the effective depth L of the recess 15 is shorter than the sum (a + b) of the thicknesses and distances of the respective portions of the shutter plate, and the thicknesses and distances of the respective portions of the shutter plate. The dimension of the effective depth L of the recess 15 and the dimensions of a to c may be selected so as to be longer than or equal to the sum of (a + c). That is, the dimension of a necessary part may be selected so that the expression a + c <L ≦ a + b is satisfied. If the relationship of a + c <L is established, as shown in the lower half of the center line in FIG. 4, the extension portion 11d of the key portion 11a of the operation handle 11 has a diameter where the first protrusion portion 17e is not fitted. If the extension 11d enters the recess 15 of the rotating body 14 and can rotate the rotating body 14 when it is inserted into the direction slot 16b, and if L ≦ a + b is satisfied, the upper half of the center line in FIG. When the extending portion 11d of the key portion 11a of the operation handle 11 is inserted into the radial groove portion 16b in which the first projecting portion 17e is fitted, the extending portion 11d becomes the recessed portion of the rotating body 14 as shown in FIG. 15 cannot enter the rotation body 14, and the rotation body 14 cannot be rotated. However, one of the conditions is that the thickness of the first protrusion 17e formed on the surfaces of the blade portions 17a and 17c is smaller than the thickness a of the extending portion 11d of the operation handle 11.
[0044]
According to this locking device 10, when the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13 after locking and unlocking, the first protrusion 17 e on the surface of the shutter plate 17 is fitted and filled with the keyhole 16. Since the radial slot 16b is different, whether the radial slot 16b is filled with the first protrusion 17e is viewed from the front side of the locking device 10 or is unlocked or unlocked. It is possible to immediately determine whether it is in a state.
[0045]
Further, when the shutter plate 17 is pressed against the rear surface of the front end portion 13 b of the housing 13 after locking and unlocking, the first protrusion 17 e on the surface of the shutter plate 17 is fitted into the radial slot 16 b of the key hole 16. When the shutter plate 17 cannot rotate and the front surface portion of the rotating body 14 is in close contact with the rear surface of the front end portion 13b of the housing 13, the base plate 17 'of the shutter plate 17 and the front surface portion of the rotating body 14 are When the rear surface of the front end portion 13b of the housing 13 is spaced from the rear surface, the second protrusion 17f on the rear surface of the blade portions 17b and 17d enters the recess 15 of the rotating body 14 and locks in the rotational direction. The rotation of the rotating body 14 is locked.
[0046]
This means that the claw fitting 20 attached to the rear end portion of the rotating body 14 cannot be turned except when the operation handle 11 is locked or unlocked. Therefore, the claw metal fitting 20 is intentionally turned from the inside of the door 26 with the key portion 11a of the operation handle 11 removed from the keyhole 16, or the raised claw metal fitting 20 naturally turns and falls down. This can also be prevented.
[0047]
In the conventional detachable lock handle device, as described with reference to FIGS. 5 to 7, the rotation restricting protrusion is provided on the front surface of the seat body as a rotor rotation preventing means for preventing the claw fitting from turning when not operated. However, in the locking device of the present invention, only the first protrusion and the second protrusion are formed on the shutter plate, which is complicated in the cylindrical space of the housing. It has a very simple configuration that does not form a simple protrusion. Therefore, the processing at the time of manufacturing the housing is easy, and as a result, the locking device can be easily manufactured and the productivity can be improved.
[0048]
【The invention's effect】
According to the locking device of the present invention, it is seen from the front side whether the locking device is locked or unlocked even when the key portion of the operation handle is removed from the keyhole after locking and unlocking. It can be determined immediately. Further, according to the locking device of the present invention, it is possible to prevent the claw bracket from turning from the inside of the door while the key portion of the operation handle is removed from the keyhole, or the standing claw bracket from being swung and fallen down. When the means is provided, since the housing is not complicated, the locking device can be easily manufactured and the productivity can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a locking device of the present invention is attached to a door and used.
2 is a longitudinal sectional view showing the lock body of the locking device shown in FIG. 1 cut along the line AA in FIG. 1;
3 is an exploded perspective view showing components of a lock body in the locking device shown in FIG.
FIG. 4 schematically shows the relationship between the extension part and the shutter plate when the extension part of the key part of the operation handle is inserted into a radial slot having a different key hole in the upper half and the lower half of the center line, respectively. FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a conventional detachable lock handle device.
FIG. 6 is a rear view of a receiving body in a conventional detachable lock handle device.
FIG. 7 is a front view of a rotor housed in a seat body in a conventional detachable lock handle device.
[Explanation of symbols]
10 Locking device
11 Operation handle
11a Key part
11b Grip part
11c Shaft
11d extension part
12 tablets
13 Housing
13a Cylindrical space
13b Front end
13c stopper
13d annular groove
13e flange
13f outer peripheral thread
14 Rotating body
14a, 14b Rectangular shaft
14c annular groove
15 recess
15a Center recess
15b Radial groove
16 Keyhole
16a Center hole
16b Radial slot
17 Shutter plate
17 'base plate
17a-17d blade
17e First protrusion
17f Second protrusion
18 Coil spring
19 Locking plate
19a square hole
19b, 19c Locking part
20 Claw bracket
20a square hole

Claims

In a locking device comprising an operation handle having a key portion and a gripping portion, and a lock body that can be locked and unlocked by this operation handle,
The key portion in the operation handle has a shaft portion and an extending portion extending radially outward from the shaft portion,
The lock body has a rotating body and a substantially cross-shaped keyhole at the front end, the rear end is opened, and the rotating body is rotatably stored between the front end and the rear end. A housing in which a cylindrical space portion is formed; and the front end portion of the housing that is in the cylindrical space portion and faces the front end portion, and is arranged between the front surface portion of the rotating body, and A substantially cross-shaped shutter plate that can be closed from the inside of the housing, and a spring that presses the shutter plate against the rear surface of the front end portion of the housing to close the keyhole,
The rotating body extends from the front surface portion toward the rear end of the housing, and the extended portion of the key portion of the operation handle inserted from the key hole of the housing is locked in the rotating direction of the rotating body. A recess having a substantially cross-shaped opening and a shaft portion for connecting a claw fitting extending rearward from the rear end portion of the housing;
The concave portion is formed so that the shutter plate and the key portion can enter when the key portion inserted into the key hole presses the shutter plate against the urging force of the spring, and the operation handle is When rotated, the extended part that has entered is formed to press against the inner surface of the cross-shaped concave part from the rotational direction and rotate the shutter plate together with the rotating body,
The shutter plate includes a base plate and at least one first protrusion provided on the front surface of the base plate. When the shutter plate is pressed against the rear surface of the front end portion of the housing, the first protrusion A locking device characterized in that a portion is fitted into a radial slot forming the cross-shaped keyhole to fill a part of the keyhole.

The locking device further includes a rotation restricting means for restricting the rotation of the rotating body within a certain angle range, and the certain angle range is an angle formed by the adjacent radial slot portions in the keyhole. The locking device as described.

The thickness of the extended portion of the key portion in the operation handle is a, the distance from the surface of the first protrusion to the rear surface of the shutter plate is b, the thickness of the base plate in the shutter plate is c, When the distance from the rear surface of the front end portion to the movement stop position of the shutter plate in the concave portion of the rotating body is L, the dimensions a, b, c, and L so that the relationship a + c <L ≦ a + b is established. The locking device according to claim 1 or 2, wherein is selected.

The rotating body is disposed in the cylindrical space in the housing with a front surface portion spaced from a rear surface of the front end portion of the housing, and the shutter plate is disposed on the rear surface of the front end portion of the housing. The 2nd projection part which can enter into the diameter direction ditch | groove part which comprises the said cross-shaped recessed part in the said rotary body in the state currently pressed by the said rotation body is formed in any one of Claims 1-3 Locking device.