JP3865067B2 - 携帯用信号灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、道路工事現場、建設工事現場、駐車場、イベント会場などで交通整理用などに使用される携帯用信号灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路工事現場、建設現場、駐車場、イベント会場などで交通整理用に使用される携帯用信号灯として、グリップ部に連続する円筒状の発光灯部に複数の発光ダイオードを内蔵したものが従来一般に知られている(例えば特許文献1)。この種の携帯用信号灯では、通常、発光ダイオードの電源となる電池がグリップ部内に収容され、発光ダイオードを点灯させるスイッチが前記グリップ部の外面に臨んで配設されている。そして、前記電池およびスイッチは、グリップ部内から発光灯部内に延びる配線を介して各発光ダイオードに接続されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−161651号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、特許文献1に記載の携帯用信号灯を含め、従来一般に知られている携帯用信号灯は、携帯性を考慮して全長が比較的に短く構成されている。しかしながら、このように短い携帯用信号灯を使用して交通整理を行う場合、作業者は、携帯用信号灯の発光灯部が遠くの車両からも良く見えるように車線側に身を乗り出して作業し、あるいは手を高く上げて作業しなければならない。また、手を高く上げてもそれ以上に高い位置に発光灯部を掲げることはできない。
【0005】
このような事情から、携帯用信号灯を使用する交通整理の作業現場からは、グリップ部から発光灯部までの全長を長くして安全かつ有効に使用でき、しかも携帯性を損なわない携帯用信号灯が要望されている。
【0006】
このような要望に応えるには、携帯用信号灯を伸縮式に構成することが考えられるが、この場合、グリップ部側のスイッチと発光灯部側の発光ダイオードとが配線で接続されている関係で、簡単に伸縮式に構成することができない。
【0007】
この発明は、前記の困難性を克服し、使用するときにはグリップ部から発光灯部までの全長を長くでき、使用しないときには全長を短くできる携帯用信号灯を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成する手段として、第1の発明に係る携帯用信号灯は、筒状のグリップ部に対して伸縮自在に嵌合された筒状の発光灯部を備え、この発光灯部には電源用の電池およびこの電池により点灯可能な複数の発光ダイオードが内蔵されており、前記グリップ部には前記発光ダイオードの点灯を制御するための赤外線リモコン送信装置が付設され、前記発光灯部には前記赤外線リモコン送信装置からの制御信号を受信して前記発光ダイオードの点灯を制御する赤外線リモコン受信装置が付設されていることを特徴とする。
【0009】
第1の発明に係る携帯用信号灯では、使用するときにはグリップ部から発光灯部を引き出して伸張させることにより、グリップ部から発光灯部までの全長が長くなり、この伸張状態でグリップ部に付設された赤外線リモコン送信装置を操作することにより、発光灯部の各発光ダイオードが点灯して使用可能となる。一方、使用しないときにはグリップ部内に発光灯部を押し込んで収縮させることにより、全長が短くなる。
【0010】
また、第2の発明に係る携帯用信号灯は、筒状のグリップ部に対して伸縮自在に嵌合された筒状または棒状の支持部を備え、この支持部には電源用の電池およびこの電池により点灯可能な複数の発光ダイオードが内蔵された発光灯部が付設されており、前記グリップ部には前記発光ダイオードの点灯を制御するための赤外線リモコン送信装置が付設され、前記発光灯部には前記赤外線リモコン送信装置からの制御信号を受信して前記発光ダイオードの点灯を制御する赤外線リモコン受信装置が付設されていることを特徴とする。
【0011】
第2の発明に係る携帯用信号灯では、使用するときにはグリップ部から支持部を引き出して伸張させることにより、グリップ部から支持部に付設された発光灯部までの距離が長くなり、この伸張状態でグリップ部に付設された赤外線リモコン送信装置を操作することにより、発光灯部の各発光ダイオードが点灯して使用可能となる。一方、使用しないときにはグリップ部内に支持部を押し込んで収縮させることで全長が短くなる。
【0012】
第2の発明に係る携帯用信号灯において、発光灯部が支持部に着脱自在に装着されている場合、使用しないときには支持部から発光灯部を取り外すことにより、支持部がグリップ部内に十分に押し込まれるため、携帯の際の全長がより短くなるので好ましい。
【0013】
第1及び第2に係る携帯用信号灯において、前記赤外線リモコン送信装置が前記グリップ部に着脱自在に付設されている場合、グリップ部から取り外して操作することにより操作が容易になる。特に、発光灯部が支持部に着脱自在に装着されている場合には、グリップ部から支持部に付設された発光灯部までの距離が長くなるから、赤外線リモコン送信装置をグリップ部から取り外して操作することが有利になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明に係る携帯用信号灯の実施の形態を説明する。
参照する図面において、図1は第1実施形態に係る携帯用信号灯の伸張状態の斜視図、図2は図1に示した携帯用信号灯のストッパ機構の構造を示す部分拡大断面図、図3は図1に示した携帯用信号灯の収縮状態の斜視図である。
【0015】
図1に示すように、第1実施形態に係る携帯用信号灯1は、2段伸縮式の携帯用信号灯であり、筒状のグリップ部2の内側に伸縮摺動自在に嵌合された筒状の発光灯部3を備えている。
【0016】
グリップ部2は、発光灯部3を収納して保護するため、適度の強度を有する合成樹脂製または金属製のパイプで構成されており、その基端部の開口はグリップエンド4で塞がれている。そして、このグリップ部2の外周面には、赤外線リモコン送信装置の収納ケース5が付設されている。
【0017】
一方、発光灯部3は、複数の発光ダイオード6およびその電源としての乾電池7,7を収容した透明な合成樹脂製のパイプで構成されており、その先端部の開口はヘッドキャップ8で塞がれている。
【0018】
複数の発光ダイオード6は、長板状の2枚の回路基板9,9上にそれぞれ一列に配列されており、各回路基板9,9は、発光ダイオード6を外側に向けた背面合わせ状態で発光灯部3内の先端側3Aに収容されている。そして、この発光灯部3の先端側3Aの内面(または外面)には、発光ダイオード6の発色を鮮明にする光拡散フィルム(図示省略)が被覆されている。なお、発光ダイオード6は、通常、赤色に発光するものが使用されるが、青色、緑色、黄色など、他の色に発光するものであってもよい。
【0019】
また、乾電池7,7は、直列に配列されて発光灯部3内の基端側6Bに収容されている。そして、この発光灯部3の基端側3Bの内面(または外面)には、銀色や白色などの目隠し用の塗装が乾電池7,7を覆うように施されている。
【0020】
ここで、収納ケース5内には、図示しないボタン電池を電源とするリモコン送信回路を有する赤外線リモコン送信装置が内蔵されている。そして、収納ケース5の上面には、発光灯部3内の各発光ダイオード6の点灯をオン・オフするためのメインスイッチボタン5Aと、各発光ダイオード6の点灯状態を連続点灯と点滅点灯とに切り換えるための切換スイッチボタン5Bとが配設されている。また、収納ケース5の先端面には赤外線送信窓5Cが配設されている。
【0021】
一方、赤外線受信装置として、発光灯部3の先端のヘッドキャップ8には赤外線受信窓8Aが設けられ、発光灯部3内の各回路基板9,9上には図示しないリモコン受信回路が構成されている。そして、このリモコン受信回路を介して各発光ダイオード6を点灯するように乾電池7,7と各回路基板9,9とが接続されている。
【0022】
ここで、発光灯部3をグリップ部2から引き出した伸張位置とグリップ部2内に押し込んだ収縮位置とに保持するため、グリップ部2と発光灯部3との間には、図2に示すストッパ機構10が構成されている。
【0023】
ストッパ機構10は、グリップ部2の先端部および基端部の周面に直線状に配列されて開口する円形の2つのストッパ孔10A,10Aと、この各ストッパ孔10Aに内側から嵌入して係止される半球状の1つのストッパ10Bと、このストッパ10Bをストッパ孔10Aに嵌入するように付勢するコイルスプリング10Cなどを備えて構成されている。
【0024】
ストッパ10Bのコイルスプリング10C側の基端部には、抜止め用のツバ10Dと、コイルスプリング10Cの位置決め突起10Eとが形成されている。そして、このストッパ10Bのツバ10Eは、発光灯部3の基端部の周面に開口する円形凹部10F内にコイルスプリング10Cと共に収容されて摺動自在となっている。
【0025】
前記ストッパ10Bを抜け止めするため、円形凹部10Fの開口部には、ストッパ孔10Aに合致する円形孔の周辺部でストッパ10Bのツバ10Dを係止する係止片10Gが装着されている。この係止片10Gは、発光灯部3の周面と略面一となるようにその周面に嵌め込まれている。
【0026】
なお、図示省略したが、グリップ部2に対して発光灯部3を真っ直ぐに伸縮摺動させるため、グリップ部2の内面にはガイド溝が形成され、発光灯部3の基端部の外面には前記ガイド溝に案内される突起が設けられている。
【0027】
以上のように構成された第1実施形態に係る携帯用信号灯1は、道路工事現場や建設工事現場などで交通整理用などに使用される。この使用にあたっては、グリップ部2から発光灯部3を真っ直ぐ引き出して伸張させる。すると、ストッパ機構10を構成する発光灯部3の基端部のストッパ10Bがグリップ部2の先端部のストッパ孔10Aに嵌入し(図2参照)、こうして発光灯部3が伸張位置に保持される(図1参照)。
【0028】
そこで、グリップ部2側に配置された収納ケース5上のメインスイッチボタン5Aを操作すると、発光灯部3側の各発光ダイオード6が点灯して発光灯部3の先端側3Aが赤色に発光する。また、この状態で切換スイッチボタン5Bを操作すると、各発光ダイオード6が点滅して発光灯部3の先端側3Aの赤色発光が点滅する。
【0029】
このような使用状態において、第1実施形態の携帯用信号灯1では、グリップ部2から発光灯部3までの全長が長くなるため、作業者は車線側に身を乗り出したり、あるいは手を高く上げることなく、発光灯部3を遠くの車両からも良く見える位置に置くことができる。
【0030】
一方、携帯用信号灯1を使用しないときには、グリップ部2内に発光灯部3を真っ直ぐ押し込んで収縮させる。すると、ストッパ機構10を構成する発光灯部3の基端部のストッパ10Bがグリップ部2の基端部のストッパ孔10Aに嵌入し、こうして発光灯部3が収縮位置に保持される(図3参照)。この収縮状態では、携帯用信号灯1の全長が十分短くなり、携帯性を損なうことがない。
【0031】
次に、この発明の第2実施形態に係る携帯用信号灯について説明する。なお、第2実施形態の携帯用信号灯の説明において、第1実施形態の携帯用信号灯1と同様の構成部分については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0032】
図4に示すように、第2実施形態に係る携帯用信号灯21は、3段伸縮式の携帯用信号灯であり、筒状のグリップ部2に対して伸縮摺動自在に嵌合された筒状の第1支持部22と、この第1支持部22に対して伸縮摺動自在に嵌合された筒状の第2支持部23と、この第2支持部23に着脱自在に装着される発光灯部24とを備えて構成されており、第2支持部23の先端部の開口はヘッドキャップ25で塞がれている。
【0033】
第1支持部22および第2支持部23は、適度の強度を有する合成樹脂製または金属製のパイプで構成されている。そして、グリップ部2と第1支持部22と第2支持部23とは、図2に示したストッパ機構10と同様のストッパ機構により相互に伸縮摺動自在に嵌合されている。
【0034】
ここで、発光灯部24は、前後の支持フレーム24A,24Bの間の部分が透明な合成樹脂により扁平な筒状に構成されており、全体として扁平なボックス状に構成されている。そして、この発光灯部24の内部には、それぞれ複数の発光ダイオード6が1列に配列された長板状の2枚の回路基板9,9と、両回路基板9,9に電源として接続される乾電池7,7とが収容されている。
【0035】
各回路基板9,9は、発光灯部24内の幅方向の両側において、発光ダイオード6を外側に向けた状態で配置され、乾電池7,7は、各回路基板9,9の背面側に配置されている。そして、この発光灯部24の支持フレーム24A,24B間の透明な合成樹脂部分の内面(または外面)には、発光ダイオード6の発色を鮮明にする光拡散フィルム(図示省略)が被覆されている。
【0036】
また、赤外線受信装置として、発光灯部24の基端側の支持フレーム24Bには赤外線受信窓24Cが設けられ、発光灯部24内の各回路基板9,9上には図示しないリモコン受信回路が構成されている。そして、このリモコン受信回路を介して各発光ダイオード6を点灯するように乾電池7,7と各回路基板9,9とが接続されている。
【0037】
ここで、発光灯部24を第2支持部23に着脱自在に装着する構造として、ヘッドキャップ25は第2支持部23の先端部の開口に着脱自在にねじ込まれる構造とされ、また、前後の支持フレーム24A,24Bの中央部には、第2支持部23に着脱自在に嵌合する装着孔24D,24Dが形成されている。そして、この装着孔24D,24Dの開口部には、第2支持部23の外周面に弾性的に密着して発光灯部24の装着状態を保持する弾性保持リング24E(一方のみ図示)が固着されている。
【0038】
以上のように構成された第2実施形態に係る携帯用信号灯21では、使用に際し、グリップ部2から第1支持部22および第2支持部23を順次引き出して伸張させる。すると、ストッパ機構(図2参照)により第1支持部22および第2支持部23が伸張状態に保持される。
【0039】
そこで、第2支持部23の先端のヘッドキャップ25を取り外し、第2支持部23の先端側から発光灯部24の前後の装着孔24D,24D嵌合させ、弾性保持リング24Eにより第2支持部23の長手方向の所定位置に位置決めして発光灯部24を第2支持部23に装着する。なお、発光灯部24の装着後には、第2支持部23にヘッドキャップ25を装着しておく。
【0040】
そして、グリップ部2側に配置された収納ケース5上のメインスイッチボタン5Aを操作する。すると、発光灯部24側の各発光ダイオード6が点灯して発光灯部24の周面が赤色に発光する。また、この状態で切換スイッチボタン5Bを操作すると、各発光ダイオード6が点滅して発光灯部24の周面の赤色発光が点滅する。
【0041】
このような使用状態において、第2実施形態の携帯用信号灯21では、グリップ部2から発光灯部24までの距離が長くなるため、作業者は車線側に身を乗り出したり、あるいは手を高く上げることなく、発光灯部3を遠くの車両からも良く見える位置に置くことができる。
【0042】
一方、携帯用信号灯21を使用しないときには、前述した手順と反対の手順により第2支持部23から発光灯部24を取り外し、第2支持部23および第1支持部22を携帯用信号灯21内に押し込んで収縮させる。すると、ストッパ機構(図2参照)により第1支持部22および第2支持部23が収縮状態に保持される。この収縮状態では、携帯用信号灯21の全長が十分短くなり、携帯性を損なうことがない。
【0043】
この発明に係る携帯用信号灯は、前述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、図2に示したストッパ機構10は、特開平07−004893号公報や特開平05−280896号公報に記載されているような機構に変更することができるし、カメラ用の三脚を伸張状態に保持するねじリング式に変更することもできる。
【0044】
また、第1実施形態の携帯用信号灯1は、第2実施形態の携帯用信号灯21のように3段伸縮式に構成してもよいし、それ以上の段数の多段伸縮式に構成してもよい。同様に、第2実施形態の携帯用信号灯21も多段伸縮式に構成することができる。
【0045】
さらに、第1実施形態の携帯用信号灯1における発光灯部3は、その周面の3面に向けて複数の発光ダイオード6が配列されるようにしてもよい。
【0046】
また、複数の発光ダイオード6は、赤色と青色のように発光色が異なるものを回路基板9上に交互に配列してもよい。この場合、赤外線リモコン送信装置および受信装置は、例えば切換スイッチボタン5Bの操作により赤色の発光ダイオードの点灯と青色の発光ダイオードの点灯とを切り換えるように構成する。
【0047】
第2実施形態の携帯用信号灯21における発光灯部24は、第2支持部23を挟持する形態の半割り型の2つの部分を止めねじなどの適宜の締結部材で一体に締結する構造に変更してもよい。また、第2実施形態の携帯用信号灯21における発光灯部24は、扁平な筒状に形成した場合について説明したが、必ずしも扁平な筒状に限らず円筒状やその他任意の形状とすることができる。円筒状発光灯部とした場合には、第2支持部23を前記円筒状発光灯部の中心にそうにゅうするように構成してもよい。
【0048】
さらに、第1実施形態の携帯用信号灯1または第2実施形態の携帯用信号灯21において、赤外線リモコン送信装置が内蔵された収納ケース5は、図5に示す第1変形例の収納ケース11に変更することができる。この収納ケース11は、グリップ部2の周面に沿って湾曲する左右一対の板バネ12,12によりグリップ部2に着脱自在に装着されるように構成されている。
【0049】
また、前記収納ケース5は、図6に示す第2変形例の収納ケース13に変更することができる。この収納ケース13は、グリップ部2の周面に沿って湾曲する横長薄型に構成されており、テープ状の面ファスナー14によってグリップ部2に着脱自在に装着されるように構成されている。
【0050】
ここで、第1実施形態の携帯用信号灯1において、発光ダイオード6の代わりにシート状の発光素子である有機EL素子を発光灯部3の内面に添設してもよい。同様に第2実施形態の携帯用信号灯21においても、発光灯部24の透明な合成樹脂部分の内面に発光ダイオード6に代わる有機EL素子を添設してもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明に係る携帯用信号灯では、使用するときにはグリップ部から発光灯部を引き出して伸張させることにより、グリップ部から発光灯部までの全長を長くなり、この伸張状態でグリップ部に付設された赤外線リモコン送信装置を操作することにより、発光灯部の各発光ダイオードが点灯して使用可能となる。一方、使用しないときにはグリップ部内に発光灯部を押し込んで収縮させることにより、全長が短くなる。従って、第1の発明によれば、使用するときにはグリップ部から発光灯部までの全長を長くして安全に使用でき、使用しないときには全長を短くして携帯することができる。
【0052】
また、第2の発明に係る携帯用信号灯では、使用するときにはグリップ部から支持部を引き出して伸張させることにより、グリップ部から支持部に付設された発光灯部までの距離が長くなり、この伸張状態でグリップ部に付設された赤外線リモコン送信装置を操作することにより、発光灯部の各発光ダイオードが点灯して使用可能となる。一方、使用しないときにはグリップ部内に支持部を押し込んで収縮させることで全長が短くなる。従って、第2の発明によれば、使用するときにはグリップ部から発光灯部までの全長を長くして安全に使用でき、使用しないときには全長を短くして携帯することができる。
【0053】
第2の発明に係る携帯用信号灯において、発光灯部が支持部に着脱自在に装着されている場合、使用しないときには支持部から発光灯部を取り外すことにより、支持部がグリップ部内に十分に押し込まれるため、携帯の際の全長をより短くすることができる。
【0054】
第1及び第2に係る携帯用信号灯において、前記赤外線リモコン送信装置が前記グリップ部に着脱自在に装着されている場合、赤外線リモコン送信装置の操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る携帯用信号灯の伸張状態の斜視図である。
【図2】図1に示した携帯用信号灯のストッパ機構の構造を示す部分拡大断面図である。
【図3】図1に示した携帯用信号灯の収縮状態の斜視図である。
【図4】この発明の第2実施形態に係る携帯用信号灯の伸張時の斜視図である。
【図5】図1および図4に示した収納ケースの第1変形例による収納ケースをグリップエンド側から見た図である。
【図6】図1および図4に示した収納ケースの第2変形例による収納ケースをグリップエンド側から見た図である。
【符号の説明】
1 :携帯用信号灯
2 :グリップ部
3 :発光灯部
3A:先端側
3B:基端側
4 :グリップエンド
5 :収納ケース
5A:メインスイッチボタン
5B:切換スイッチボタン
5C:赤外線送信窓
6 :発光ダイオード
7 :乾電池
8 :ヘッドキャップ
8A:赤外線受信窓
9 :回路基板
10 :ストッパ機構
10A:ストッパ孔
10B:ストッパ
10C:コイルスプリング
10D:ツバ
10E:位置決め突起
10F:円形凹部
10G:係止片
11 :収納ケース
12 :板バネ
13 :収納ケース
14 :面ファスナー
21 :携帯用信号灯
22 :第1支持部
23 :第2支持部
24 :発光灯部
24A,24B:支持フレーム
24C:発光灯部
24D:装着孔
24E:弾性保持リング

Claims (4)

  1. 筒状のグリップ部に対して伸縮自在に嵌合された筒状の発光灯部を備え、この発光灯部には電源用の電池およびこの電池により点灯可能な複数の発光ダイオードが内蔵されており、前記グリップ部には前記発光ダイオードの点灯を制御するための赤外線リモコン送信装置が付設され、前記発光灯部には前記赤外線リモコン送信装置からの制御信号を受信して前記発光ダイオードの点灯を制御する赤外線リモコン受信装置が付設されていることを特徴とする携帯用信号灯。
  2. 筒状のグリップ部に対して伸縮自在に嵌合された筒状または棒状の支持部を備え、この支持部には電源用の電池およびこの電池により点灯可能な複数の発光ダイオードが内蔵された発光灯部が付設されており、前記グリップ部には前記発光ダイオードの点灯を制御するための赤外線リモコン送信装置が付設され、前記発光灯部には前記赤外線リモコン送信装置からの制御信号を受信して前記発光ダイオードの点灯を制御する赤外線リモコン受信装置が付設されていることを特徴とする携帯用信号灯。
  3. 前記発光灯部が前記支持部に着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯用信号灯。
  4. 前記赤外線リモコン送信装置が前記グリップ部に着脱自在に付設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯用信号灯。
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