JP3861408B2 - 小火器用照準装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、火器類、特に小火器による目標の照準および射撃を高精度に行うための小火器用照準装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小火器用照準装置は例えばJIS B 7156「射撃照準望遠鏡」に示されるような弾着点をレチクルまたは像の移動により補正し表示する照準望遠鏡を用いるものがある。従来は小火器に装着された照準望遠鏡により目標を照準する場合、弾着点の補正をレチクルの高さ調整、望遠鏡内の光学系調整、あるいは照準望遠鏡の装着部分の機構調整により照準軸高さを調整して射撃するが、初弾が目標から外れた場合には、目標と弾着点とのずれを目測の上、操作者の経験により射撃方向を微調して再度射撃する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
照準望遠鏡を用いる場合、接眼レンズを直接目で覗く必要があるため、適当な銃座がなかったり、あるいは小火器が重く肩越しで射撃できないなどの理由で腰だめで射撃する必要がある状態では照準望遠鏡が使用できず、正確に目標照準することができなかった。また、目標捜索動作から照準動作に移行する際に視線を移さねばならないため目標方向を見失うことがあるなどの問題があった。
【0004】
また、近距離から遠距離の目標まで同一の小火器を用い射撃を行う場合、近距離目標と遠距離目標では見越しが大きく変わるため、照準望遠鏡の目標までの距離に合わせた調整が必要となり煩雑であったり、射撃精度が操作者の練度により大きく左右されるという問題があった。
【0005】
さらに、運用上、小火器を腰だめで使用せざるを得ない場合、照準は操作者の感覚に頼るしかなく、射撃精度は著しく悪かった。
【0006】
この発明は、このような課題を改善するためになされたもので、操作者の練度や経験及び射撃姿勢によらず、目標捜索から照準までを容易にかつ正確に行うことができる小火器用照準装置を提案するものである。
【0007】
また、この発明は、目標までの距離によらず正確に照準できる小火器用照準装置を提案するものである。
【0008】
さらに、この発明は目標照準時の小火器を保持する手ぶれによらず正確にかつ簡便に射撃を行うことができる小火器用照準装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による小火器用照準装置は、頭部に装着した装着具に取付けられ前方を撮像する撮像器の映像に小火器の照準方向のシンボルを重畳し、同じく頭部に装着した装着具に取付けられ眼前に配置した表示器に表示するよう構成してある。
【0010】
また、第2の発明による小火器用照準装置は、小火器に装着した照準用レチクルをもつ撮像器の映像と、頭部に装着した装着具に取付けられ前方を撮像する撮像器の映像に小火器の照準用レチクルの方向を示すシンボルを重畳した映像とを、上記装着具に取付けられ眼前に配置した表示器に照準用レチクルの方向により切り換えて表示するよう構成してある。
【0013】
また、第3の発明による小火器用照準装置は、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルを撮像器映像に重畳して表示した映像と、照準用レチクルと見越し照準レチクルを含む広視野の仮想画面とを切り換えて表示するように構成してある。
【0014】
また、第4の発明による小火器用照準装置は、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルが撮像器の視野外になる場合に照準用レチクルと見越し照準レチクルを含む広視野の仮想画面に、また、見越し照準レチクルが撮像器の視野に入ると見越し照準レチクルを撮像器映像に重畳表示した映像に自動的に切り換えて表示するように構成してある。
【0015】
また、第5の発明による小火器用照準装置は、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルと照準用レチクルを含み一部もしくは全体の背景に別途撮像した広い視野をもつ撮像器の映像を重畳した仮想画面を表示するように構成してある。
【0017】
また、第6の発明による小火器用照準装置は、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、測角器と測距器により撮像器で照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルを撮像器映像に重畳表示した映像と、頭部に装着した装着具に取付けられ上記撮像器より広視野の撮像器の映像に見越し照準レチクルを重畳した映像とを、同じく頭部に装着した装着具に取付けられ眼前に配置した表示器に切り換えて表示するように構成してある。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す構成図であり、図において1は小火器、2は撮像器、3は上記撮像器2の視軸方向6の方向を測定する視軸測角器、4は上記小火器1に装着し小火器1の照準方向7の方向を測定する照準測角器、5は眼前に配置した表示器、8は視軸方向6に対する照準方向7のずれ量(以下、ずれとも言う)を算出する照準ずれ算出手段、9は上記照準ずれ算出手段8の算出結果から上記撮像器2の映像に上記照準方向7の方向をシンボル表示する照準ずれ表示手段、29は撮像器2と表示器5を取付けて頭部に装着する装着具である。また、図2はこの発明の実施の形態1を示す系統図であり、図中1から9は図1と同一であり、10は視軸方向測定結果、11は照準方向測定結果、12は撮像器映像、13は照準ずれ算出結果、14は表示映像である。また、図3は表示器の表示内容を示す図であり、図中14は図2と同一であり、15は目標、16は視軸シンボル、17は照準シンボルを示す。
【0019】
次に操作について図1、図2、図3を参照して説明する。操作者は表示器5を見ながら目標15の捜索を行う。撮像器2は装着具29により操作者の頭部に取付けてあるため、視軸方向6の方向を操作者の正面にすることで肉眼での捜索と合わせて、効率よく目標捜索ができる。照準ずれ算出手段8では視軸方向測定結果10に対する照準方向測定結果11のずれ角、すなわち視軸方向6に対する小火器1の照準方向7のずれ角を算出し、この照準ずれ算出結果13により、照準ずれ表示手段9で撮像器映像12に上記照準方向7の方向を視軸シンボル16に対する照準シンボル17のずれとして表示器5に表示する。目標15を発見後、表示器5を見ながら小火器1を構えて上記照準シンボル17を表示映像14内に入れる。さらに小火器1を角度微調整して目標15と照準シンボル17が重なるようにし、小火器1を射撃する。目標捜索では撮像器2の視野角と操作者の表示器5を見込む角を合わせることで肉眼と同様の視界が得られるためより容易に目標捜索できる。視軸測角器3や照準測角器4は、例えば傾斜計と方位センサからなり、傾斜計は水平面基準による高低角を計測し、方位センサは磁北基準による方位角を計測する。このような測角器はA6サイズの基板1枚の大きさのもので相対角0.1度程度が実現されており、1km先でも数mの誤差となるため、従来の腰だめで射撃する状態に比べ射撃精度が大幅に向上できるとともに、装着具29や小火器1への取り付けが可能である。なお、図3では視軸方向6の方向を示す視軸シンボル16の中心と目標15と照準シンボル17が重なる状態で射撃しているが、視軸シンボル16は目標位置確認の目安として用いているもので目標15と照準シンボル17が所要の範囲で一致した状態で射撃を行えばよい。また、撮像器2は可視や赤外線によるものがあり、昼夜間や目標物により使い分けることで利便性が高まる。なお、装着具29はヘルメット、ヘッドギア、マスクなどがある。
【0020】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2を示す系統図であり、図において1は小火器、2aは操作者の頭部に装着した装着具に取付けて前方を撮像する第1の撮像器、3は同じく装着具に取付け第1の撮像器2aの視軸方向を測定する視軸測角器、2bは上記小火器1に装着し小火器1の照準用レチクルを中心に上記第1の撮像器2aより狭い視野をもつ第2の撮像器、4は同じく上記小火器1に装着し照準用レチクルの方向を測定する照準測角器、8は上記視軸測角器3と上記照準測角器4の視軸方向測定結果10と照準方向測定結果11から上記第1の撮像器2aの視軸方向に対する照準用レチクルのずれを算出する照準ずれ算出手段、24は上記照準ずれ算出手段8の算出結果である照準ずれ算出結果13から上記第1の撮像器2aの第1の撮像器映像12aに上記第2の撮像器2bの視野範囲シンボルを重畳する視野範囲重畳手段、25は同じく上記照準ずれ算出結果13から上記第2の撮像器2bの視野範囲に上記第1の撮像器2aの視軸方向が含まれる場合に第2の撮像器映像12bを含まれない場合に上記視野範囲重畳映像28を切換えて出力する表示映像制御手段、14は表示映像、5は表示器である。また、図5はこの発明の実施の形態2の表示器の表示内容を示す図であり、図中15は目標、16は上記第1の撮像器2aの視軸方向を示す視軸シンボル、28は図4と同じ、18は視野範囲シンボル、19は照準用レチクルを示す。
【0021】
次に動作について図4と図5を参照して説明する。目標15の捜索は表示器5を見ながら第1の撮像器2aで行う。上記第1の撮像器2aは操作者の頭部に装着した装着具に取付けてあるため、肉眼での確認と組み合わせることに効率よく捜索することができる。発見した目標15と視軸シンボル16の中心が重なるように視軸方向を動かす。小火器1を構えて視野範囲シンボル18を表示映像14内に入れ、さらに小火器1を角度調整して上記視野範囲シンボル18と上記視軸シンボル16が重なるようにする。表示映像制御手段25では視軸方向測定結果10と照準方向測定結果11のずれである照準ずれ算出結果13の角度が第2の撮像器2bの視野角の1/2より小さくなれば、上記第2の撮像器2bの視野範囲に上記第1の撮像器2aの視軸方向が含まれると判定し、表示器5に第2の撮像器映像12bを表示する。上記第2の撮像器映像12bを表示後、照準用レチクル19で上記目標15を照準し、射撃する。第1の撮像器2aより狭い視野を持つ第2の撮像器2bで照準することでより高精度な照準ができるとともに、第2の撮像器2bによる目標15の識別も可能である。また、第1の撮像器2aの視野を大きくとれるため目標15の捜索がより容易になる。
【0022】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3を示す系統図であり、図において1は小火器、2は上記小火器1と一体構造で照準用レチクルを有し撮像器映像12を出力する撮像器、また、30は上記撮像器2の照準用レチクルで照準した目標までの距離を測定し測距結果31を出力する測距器、4は上記撮像器2の照準用レチクルの方向を測定し照準方向測定結果11を出力する照準測角器、34は上記測距結果31と同時に得た上記照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向算出結果35を算出する見越し算出手段、36は上記見越し方向算出結果35と照準方向測定結果11から照準用レチクルに対する見越し照準ずれ37を算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、38は撮像器映像12上に上記見越し照準ずれ37の方向を見越し照準レチクルで重畳する見越し表示手段、14は表示映像、5は表示器である。また、図7はこの発明の実施の形態3の表示器の表示内容を示す図で、図中14は表示映像、15は目標、19は照準用レチクル、20は見越し照準レチクルである。
【0023】
次に操作について図6と図7を参照して説明する。撮像器2の照準用レチクル19により目標15を照準する。測距器30を外部からの動作信号により動作させ上記目標15までの距離を、また、同時に照準測角器4で上記目標15の方向を測定し、見越し算出手段34で測距結果31と照準方向測定結果11と弾の弾道から見越し方向を計算する。小火器1の方向は操作者の保持角度により変化するので、見越し照準ずれ算出手段36で上記見越し算出手段34の計算結果である見越し方向算出結果35と変化する照準方向測定結果11から照準用レチクル19に対する見越し照準ずれ37を算出し、見越し表示手段38で見越し照準レチクル20を実時間で重畳し、表示器5で操作者に表示する。操作者は上記照準用レチクル19と上記見越し照準レチクル20が整合した状態で射撃することで見越し方向に対し正確に射撃することが可能となる。測距器30の動作は例えば小火器1の引き金を2段にし、1段目を動作信号スイッチにすることで操作者は手を離すことなく全ての動作ができる。
【0024】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4を示す系統図であり、図において1は小火器、2は上記小火器1と一体で照準用レチクルを有し撮像器映像12を出力する撮像器、また、30は上記撮像器2の照準用レチクルで照準した目標までの距離を測定し測距結果31を出力する測距器、4は上記撮像器2の照準用レチクルの方向を測定し照準方向測定結果11を出力する照準測角器、34は上記測距結果31と上記照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向算出結果35を出力する見越し算出手段、36は上記見越し方向算出結果35と上記照準方向測定結果11から見越し照準ずれ37を算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、38は撮像器映像12上に上記見越し照準ずれ37を見越し照準レチクルとして重畳する見越し表示手段、40は見越し表示映像、41は見越し照準ずれ37と撮像器2の視野角を比較し見越し照準ずれ37の角度が視野角の1/2より大きい場合に見越し照準レチクルの方向を示す見越し照準方向シンボルを見越し表示映像40に重畳する見越し方向表示手段、14は表示映像、5は表示器である。また、図9はこの発明の実施の形態4の見越し照準方向表示の例を示す図であり、図において14は表示映像、15は目標、19は照準用レチクル、43は見越し照準方向シンボルである。
【0025】
次に操作について図8と図9を参照して説明する。撮像器2により目標15を照準し、測距器30で目標15までの距離を、また、照準測角器4で目標15の方向を測定し、測距結果31と照準方向測定結果11と弾の弾道から見越し算出手段34で見越し方向を計算する。小火器1の方向は操作者が小火器1を保持する角度により変化するので、見越し照準ずれ算出手段36で見越し方向算出結果35と照準方向測定結果11から照準用レチクル19に対する見越し照準ずれ37を算出し見越し表示手段38で見越し照準レチクル20を実時間で重畳し、表示器5で操作者に表示する。上記見越し照準ずれ37の角度と撮像器2の視野角を比較し上記見越し照準ずれ37が視野角の1/2より大きい場合、見越し照準レチクルが視野外であるため見越し表示映像には表示されない。また、このとき見越し方向表示手段41で見越し照準レチクルの方向を示す見越し照準方向シンボル43を見越し表示映像40に重畳する。上記目標15が遠距離にある場合など撮像器2の視野の制限から視野内に見越し方向が表示できない場合も、上記見越し照準方向シンボル43で照準方向を確認し上記撮像器2の視野に見越しを追い込むことが可能である。また、例えば見越し照準方向シンボル43の矢印の長さを上記見越し照準ずれ37と上記撮像器2の視野角の差の大小に応じて表示を変化させることでずれ量の大小が判断でき、より容易に一連の動作を行うことができる。
【0026】
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5を示す系統図であり、図において2は小火器1と一体で照準用レチクルを有し撮像器映像12を出力する撮像器、また、30は上記撮像器2の照準用レチクルで照準した目標までの距離を測定し測距結果31を出力する測距器、4は上記撮像器2の照準用レチクルの方向を測定し照準方向測定結果11を出力する照準測角器、34は上記測距結果31と上記照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向を算出する見越し算出手段、36は見越し方向算出結果35と上記照準方向測定結果11から照準用レチクルに対する見越し照準ずれ37を算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、38は上記撮像器映像12上に上記見越し照準ずれ37をレチクルで重畳する見越し表示手段、40は見越し表示映像、45は生成した仮想の広い視野上に照準用レチクルと見越し照準レチクルと上記撮像器2の視野範囲のずれをシンボルで表示した仮想画面、44は仮想画面表示手段、26は見越し表示映像40と上記仮想画面45を切り換える映像切換器、14は表示映像、5は表示器であるc図11はこの発明の実施の形態5の仮想画面45の例を示す図であり、18は上記撮像器2の視野範囲シンボル、19は照準用レチクル、20は見越し照準レチクル、45は仮想画面を示す。
【0027】
次に操作について図10と図11を参照して説明する。見越しの算出と見越し照準ずれ算出手段36の動作までは実施の形態4と同じである。目標が遠距離にある場合など見越し方向が撮像器2の視野外で撮像器2の視野の制限から視野内に見越し方向が表示できない場合は視野範囲シンボル18と照準用レチクル19と見越し照準レチクル20のずれを表示する仮想画面45を表示器5に表示するよう映像切換器26を切り換え、上記見越し照準レチクル20が視野範囲シンボル18に入った段階で上記映像切換器26を操作して見越し表示映像40の表示に切り換える。上記見越し表示映像40上でより精密な上記見越し照準レチクル20と上記照準用レチクル19の整合を行い射撃を行う。より狭い視野を持つ撮像器2で照準ができるため高精度で照準できるとともに、目標15の識別もより容易になる。
【0028】
実施の形態6.
図12はこの発明の実施の形態6を示すブロック図であり、図において1は小火器、2は上記小火器1と一体で照準用レチクルを有する撮像器、12は撮像器映像、30は上記撮像器2の照準用レチクルで照準した目標までの距離を測定し測距結果31を出力する測距器、4は上記撮像器2の照準用レチクルの方向を測定し照準方向測定結果11を出力する測角器、34は上記測距結果31と上記照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向を算出する見越し方向算出手段、36は見越し方向算出結果35と上記照準方向測定結果11から照準用レチクルに対する見越し照準ずれ37を算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、38は撮像器映像12上に上記見越し照準ずれ37の方向をレチクルで重畳する見越し表示手段、40は見越し表示映像、45は仮想の広い視野を生成しこの上に照準用レチクルと見越し照準レチクルおよび上記撮像器2の視野範囲のずれをシンボルで表示した仮想画面、44は仮想画面表示手段、26は上記見越し表示映像40と上記仮想画面45の映像切換器、46は仮想画面表示制御手段、47は仮想画面切換信号、14は表示映像、5は表示器である。また、図11はこの発明の実施の形態6の仮想画面45の例を示す図であり、18は上記撮像器2の視野範囲シンボル、19は照準用レチクル、20は見越し照準レチクル、45は仮想画面を示す。
【0029】
次に操作について図11と図12を参照して説明する。見越しの算出と見越し照準ずれ算出手段36の動作までは実施の形態4と同じである。例えば目標が遠距離にある場合など、仮想画面表示制御器46で見越し照準ずれ37と撮像器2の視野角を比較し上記見越し照準ずれ37の角度が視野角の1/2より大きく見越し方向が上記撮像器2の視野外となる場合、仮想画面切換信号47を出力し映像切換器26で表示映像14を仮想画面45に切換え、仮想の広い視野上に照準用レチクルと見越し照準レチクルのずれを表示する仮想画面45を表示器5に表示する。小火器1の保持角度を調整し、見越し照準レチクル20が視野範囲シンボル18に入り、上記見越し照準ずれ37の角度が上記撮像器2の視野角の1/2より小さくなると、上記仮想画面表示制御手段46の仮想画面切換信号47を出力し見越し表示映像40の表示に切換える。見越し表示映像40上でより精密な見越し照準レチクル20と視野範囲シンボル18の整合を行い射撃を行う。操作者は映像切換え操作をすることなくスムーズに微調整に移行することができる。また、上記小火器1の方向の照準の微調整中に上記見越し照準レチクル20が上記視野範囲シンボル18からはずれた場合にも自動的に表示器5の表示映像が仮想画面45に切換わり、見越し照準レチクル20を見失うことがないため照準を確実に行うことができる。より狭い視野の撮像器2で照準することができるようになるため高精度で照準できるとともに、目標15の識別も容易になる。
【0030】
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7を示す系統図であり、図において2は小火器1と一体で照準用レチクルを有する撮像器、12は撮像器映像、23は広視野撮像器、27は広視野撮像器映像、30は上記撮像器2の照準用レチクルで照準した目標までの距離を測定し測距結果31を出力する測距器、4は上記撮像器2の照準用レチクルの方向を測定し照準方向測定結果11を出力する照準測角器、34は上記測距結果31と上記照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向を算出する見越し算出手段、36は見越し方向算出結果35と上記照準方向測定結果11から照準用レチクルに対する見越し照準ずれ37を算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、38は上記撮像器映像12上に上記見越し照準ずれ37をレチクルで重畳する見越し表示手段、40は見越し表示映像、52は生成した仮想の広い視野上の一部もしくは全体に上記広視野撮像器映像27を表示する仮想画面重畳表示手段、53は仮想画面重畳表示映像、44は仮想画面重畳表示映像53に照準用レチクルと見越し照準レチクルのずれをシンボルで表示する仮想画面表示手段、45は仮想画面、26は上記見越し表示映像40と上記仮想画面45の映像切換器、14は表示映像、5は表示器である。
【0031】
次に操作について図13を参照して説明する。見越しの算出と見越し照準ずれ算出手段36の動作までは実施の形態4と同じである。目標が遠距離にある場合など見越し方向が撮像器2の視野外で撮像器2の視野の制限から視野内に見越し方向が表示できない場合は仮想画面重畳表示手段52において上記照準用レチクルと上記見越し照準レチクルの背景の一部あるいは全体に撮像器2より広く、かつ、目標方向を含む視野をもつ広視野撮像器23の映像27を表示し、さらに照準用レチクル19と見越し照準レチクル20のずれをシンボル表示した仮想画面45を表示器5に表示するよう映像切換器26を切り換え、上記見越し照準レチクルに対する照準用レチクルの方向調整を行う。上記仮想画面45上で上記見越し照準レチクルと上記照準用レチクルのずれを表示するように上記仮想画面45上のスケールを自動調整して表示することで上記仮想画面45のみで見越しの高精度の照準が可能である。広視野撮像器23の映像を表示することで見越しの算出から射撃までに要した時間内の目標の移動の有無を確認できるとともに、照準ずれも確認することができる。広視野撮像器23は例えば小火器1に装着することで実現できる。
【0032】
実施の形態8.
図14はこの発明の実施の形態8を示すブロック図であり、図において2は小火器1と一体構造の照準用レチクルを有する撮像器、12は撮像器映像、4は上記小火器1と一体構造の上記照準用レチクルの方向を測定する照準測角器、11は照準方向測定結果、30は上記照準用レチクルで照準している目標までの距離を測定する測距器、31は測距結果、34は測距結果31と照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向を算出する見越し方向算出手段、36は見越し方向算出結果35と照準方向測定結果11から照準用レチクルに対する見越し照準ずれ37を算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、38は撮像器映像12上に上記見越し照準ずれ37の方向をレチクルで重畳する見越し表示手段、14は表示映像、5は表示器、48は上記見越し照準ずれ37が一定の照準精度以下になった段階で自動的に発射信号49を上記小火器1に出力する射撃制御手段を示す。
【0033】
次に操作について説明する。見越し照準ずれ算出手段36の動作までは実施の形態4と同一である。見越し照準レチクルと照準用レチクルを整合させ照準する時に、両者が一定の射撃角度許容範囲に入った時点で射撃制御手段から発射信号49が小火器1に出力され、小火器1から弾が自動的に発射される。これにより手ぶれなどの射撃時の外乱要因による射撃精度の劣化が防止できる。射撃角度許容範囲は、弾丸に装填する炸薬の量や弾道計算の精度により決める。
【0034】
実施の形態9.
図15はこの発明の実施の形態9を示す構成図であり、図において1は小火器、2aは装着具に取付け頭部に配置した第1の撮像器、3は上記第1の撮像器2aの視軸方向を測定する視軸測角器、2bは上記小火器1に装着し小火器1の照準方向に照準用レチクルを有し照準用レチクルを中心に上記第1の撮像器2aより狭い視野をもつ第2の撮像器、4は同じく上記小火器1に装着し照準用レチクルの方向を測定する照準測角器、30は上記第2の撮像器2bの照準用レチクルで照準した目標までの距離を測定し測距結果31を出力する測距器、8は上記視軸測角器3と上記照準測角器4の視軸方向測定結果10と照準方向測定結果11から上記第1の撮像器2aの視軸方向に対する照準用レチクルのずれである照準ずれ算出結果13を算出する照準ずれ算出手段、9は上記照準ずれ算出結果13から第1の撮像器映像12aに照準用レチクルの方向をシンボルで重畳表示する照準ずれ表示手段、50は照準ずれ表示映像、26は照準ずれ表示映像50と第2の撮像器映像12bを切換える映像切換器、51は照準映像、34は上記測距結果31と照準方向測定結果11と上記小火器1の弾の弾道から見越し方向を算出する見越し算出手段、35は見越し方向算出結果、36は見越し方向と照準方向測定結果11から照準用レチクルに対する見越しのずれを算出し出力する見越し照準ずれ算出手段、37は見越し照準ずれ、38は上記照準映像51上に見越し照準レチクルの方向をシンボルで重畳する見越し表示手段、14は表示映像、5は表示器である。
【0035】
次に動作について説明する。操作者は映像切換器26を第1の撮像器映像12aに切換え、表示器5を見ながら第1の撮像器2aおよび肉眼で目標を捜索する。目標発見後、小火器1を構えて小火器1の照準用レチクルを表示器5に表示させる。これは、視軸測角器3と照準測角器4の視軸方向測定結果10と照準方向測定結果11のずれ角を照準ずれ算出手段8で算出し、照準ずれ算出結果13を照準ずれ表示手段9でシンボル表示させて実規する。さらに、照準用レチクルを目標の近くに整合させ、映像切換器26により表示器5の表示映像を第1の撮像器2aより狭い視野を持つ第2の撮像器2bの映像12bに切換える。目標と照準用レチクルが一致した状態で外部信号により測距器30を動作させ、測距結果31とそのときの照準測角器4の照準方向測定結果11により見越し算出手段34で見越し方向の算出を行う。照準方向は小火器1の保持状態で変わるため、見越し方向算出結果35と照準方向測定結果11から見越し照準ずれ算出手段36で見越しのずれを算出し、見越し照準ずれ37を見越し表示手段38に出力する。見越し表示手段38は映像切換器26の出力映像である照準映像51に見越し照準レチクルを重畳表示して表示器5に表示する。操作者は見越し照準レチクルと照準用レチクルが一致するように上記小火器1の方向を調整して、射撃する。見越し方向算出後の表示器5の表示映像は見越し方向が第2の撮像器2bの視野範囲に収まらないときは映像切換器26を切換えて、第1の撮像器2aの視野範囲で行い、見越し照準レチクルと照準用レチクルのずれ角が小さくなった段階で映像切換器26を第2の撮像器2bの映像に切換えて行うことにより見越し方向を見失うことはない。なお、映像切換器26の切換えは実施の形態2および6のように照準用レチクルの方向や見越し照準レチクルの方向により自動的に切換えることもできる。
【0036】
【発明の効果】
第1の発明によれば、頭部に装着した装着具に取付けられ前方を撮像する撮像器の映像に小火器の照準方向のシンボルを重畳し、同じく頭部に装着した装着具に取付けられ眼前に配置した表示器に表示するようにしたため、射撃姿勢によらず小火器による目標の照準が容易にかつ正確に行うことができる効果がある。
【0037】
また、第2の発明によれば、小火器に装着した照準用レチクルをもつ撮像器の映像と、頭部に装着した装着具に取付けられ前方を撮像する撮像器の映像に小火器の照準用レチクルの方向を示すシンボルを重畳した映像とを、上記装着具に取付けられ眼前に配置した表示器に照準用レチクルの方向により切り換えて表示するようにしたため、射撃姿勢によらず目標捜索から照準までの操作が容易にかつ正確に行うことができる効果がある。
【0040】
また、第3の発明によれば、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルを撮像器映像に重畳して表示した映像と、照準用レチクルと見越し照準レチクルを含む広視野の仮想画面とを切り換えて表示するようにしたため、目標までの距離によらず、また、射撃姿勢によらず見越し方向への照準が容易に行うことができる効果がある。
【0041】
また、第4の発明によれば、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルが撮像器の視野外になる場合に照準用レチクルと見越し照準レチクルのシンボルを含む広視野の仮想画面に、また、見越し照準レチクルが撮像器の視野に入ると見越し照準レチクルのシンボルを撮像器映像に重畳表示した映像に自動的に切り換えて表示するようにしたため、目標までの距離によらず、また、射撃姿勢によらず見越し方向への照準が容易に行うことができる効果がある。
【0042】
また、第5の発明によれば、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルと照準用レチクルのシンボルを含み一部もしくは全体の背景に別途撮像した広い視野をもつ撮像器の映像を重畳した仮想画面を表示するようにしたため、目標までの距離によらず、また射撃姿勢によらず見越し方向への照準が容易に行うことができるとともに、見越し算出から発射までの目標の動きを確認できる効果がある。
【0044】
また、第6の発明によれば、小火器に照準用レチクルを持つ撮像器と測角器と測距器を取り付け、測角器と測距器により撮像器で照準した目標までの角度と距離を測定し、これらから算出した見越し方向の照準用レチクルに対するずれを示す見越し照準レチクルのシンボルを撮像器映像に重畳表示した映像と、頭部に装着した装着具に取付けられ上記撮像器より広視野の撮像器の映像に見越し照準レチクルのシンボルを重畳した映像とを、同じく頭部に装着した装着具に取付けられ眼前に配置した表示器に切り換えて表示するようにしたため、目標までの距離によらず、また、射撃姿勢によらず見越し方向への照準が容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1を示す系統図である。
【図3】 実施の形態1の表示器の表示内容を示す図である。
【図4】 実施の形態2を示す系統図である。
【図5】 実施の形態2の表示器の表示内容を示す図である。
【図6】 実施の形態3を示す系統図である。
【図7】 実施の形態3の表示器の表示内容を示す図である。
【図8】 実施の形態4を示す系統図である。
【図9】 実施の形態4の表示例を示す図である。
【図10】 実施の形態5を示す系統図である。
【図11】 実施の形態5および6の表示例を示す図である。
【図12】 実施の形態6を示す系統図である。
【図13】 実施の形態7を示す系統図である。
【図14】 実施の形態8を示す系統図である。
【図15】 実施の形態9を示す系統図である。
【符号の説明】
1 小火器、2 撮像器、2a 第1の撮像器、2b 第2の撮像器、3 視軸測角器、4 照準測角器、5 表示器、6 視軸方向、7 照準方向、8 照準ずれ算出手段、9 照準ずれ表示手段、10 視軸方向測定結果、11 照準方向測定結果、12 撮像器映像、12a 第1の撮像器映像、12b 第2の撮像器映像、13 照準ずれ算出結果、14 表示映像、15 目標、16 視軸シンボル、17 照準シンボル、18 視野範囲シンボル、19 照準用レチクル、20 見越し照準レチクル、23 広視野撮像器、24 視野範囲重畳手段、25 表示映像制御手段、26 映像切換器、27 広視野撮像器映像、28 視野範囲重畳映像、29 装着具、30 測距器、31 測距結果、34 見越し算出手段、35 見越し方向算出結果、36 見越し照準ずれ算出手段、37 見越し照準ずれ、38 見越し表示手段、40 見越し表示映像、41 見越し方向表示手段、43 見越し照準方向シンボル、44 仮想画面表示手段、45 仮想画面、46 仮想画面表示制御手段、47 仮想画面切換信号、48 射撃制御手段、49 発射信号、50 照準ずれ表示映像、51 照準映像、52 仮想画面重畳表示手段、53 仮想画面重畳表示映像。

Claims (6)

  1. 頭部に装着する装着具と、この装着具に取付けられ前方を撮像する撮像器と、上記撮像器の視軸方向を測定する視軸測角器と、上記装着具に取付けられ人の眼前に配置された表示器と、小火器に装着し照準方向を測定する照準測角器と、上記視軸測角器及び照準測角器の測定結果より視軸方向からの照準方向のずれを算出する照準ずれ算出手段と、算出したずれを上記撮像器の映像にシンボルにより重畳して上記表示器に表示する照準ずれ表示手段とで構成したことを特徴とする小火器用照準装置。
  2. 頭部に装着する装着具とこの装着具に取付けられ前方を撮像する第1の撮像器と、上記撮像器の視軸方向を測定する視軸測角器と、上記装着具に取付けられ人の眼前に配置された表示器と、小火器に装着し上記第1の撮像器より狭い視野を持ち照準用レチクルを具備した第2の撮像器と、小火器に装着し上記照準用レチクルの方向を測定する照準測角器と、視軸測角器及び照準測角器の測定結果より視軸方向からの照準用レチクルの方向のずれを算出する照準ずれ算出手段と、算出したずれを中心とし上記第2の撮像器の視野範囲を上記第1の撮像器の映像に重畳して上記表示器に表示する視野範囲重畳手段と、上記第2の撮像器の視野範囲に所要の目標が入ると上記表示器の表示映像を上記第2の撮像器の映像に切り換える表示映像制御手段とで構成したことを特徴とする小火器用照準装置。
  3. 小火器に装着し照準用レチクルを具備した撮像器と、
    表示器と、
    目標を上記照準用レチクルにより照準したとき上記目標までの距離を測定する測距器と、
    上記照準用レチクルの方向を測定する照準測角器と、
    上記測距器及び照準測角器で測定した目標の距離及び方向と小火器から発射される弾の弾道とから見越し方向を算出する見越し算出手段と、
    上記照準用レチクルからの上記見越し方向のずれを算出する見越し照準ずれ算出手段と、
    算出した見越し照準ずれを見越し照準レチクルとして上記撮像器の映像に重畳して上記表示器に表示する見越し表示手段と、
    上記算出した見越し方向が上記撮像器の視野外になる場合、上記表示器の画面を上記照準用レチクルを中心とし上記見越し照準レチクルを含む広視野の仮想画面に切り換える映像切換器と、
    仮想の広い視野上に上記照準用レチクル上記見越し照準レチクルのずれを重畳表示する仮想画面表示手段と、
    で構成したことを特徴とする小火器用照準装置。
  4. 上記仮想画面上で上記見越し照準レチクルが上記照準用レチクルを中心とした上記撮像器の視野相当の領域に入ると上記仮想画面を上記撮像器の映像に切り換える仮想画面表示制御手段を付加したことを特徴とする請求項3記載の小火器用照準装置。
  5. 上記撮像器より広い視野をもつ広視野撮像器と、上記仮想画面の照準用レチクルと見越し照準レチクルの背景の一部もしくは全体に上記広視野撮像器の映像を重畳表示する仮想画面重畳表示手段とを付加したことを特徴とする請求項3記載の小火器用照準装置。
  6. 頭部に装着する装着具とこの装着具に取付けられ前方を撮像する第1の撮像器と、上記第1の撮像器の視軸方向を測定する視軸測角器と、上記装着具に取付けられ人の眼前に配置された表示器と、小火器に装着し上記第1の撮像器より狭い視野を持ち照準用レチクルを具備した第2の撮像器と、目標を上記照準用レチクルにより照準したとき上記照準用レチクルの方向を測定する照準測角器と、目標を上記照準用レチクルにより照準したとき上記目標までの距離を測定する測距器と、上記照準測角器及び測距器で測定した方向及び距離と小火器から発射される弾の弾道とから見越し方向を算出する見越し算出手段と、上記視軸測角器及び照準測角器の測定結果より上記視軸方向からの上記照準用レチクルの方向のずれを算出する照準ずれ算出手段と、算出したずれを上記第1の撮像器の映像にシンボルにより重畳する照準ずれ表示手段と、上記照準ずれ表示手段の映像と上記第2の撮像器の映像を切り換えて出力する映像切換器と、上記照準用レチクルの方向からの上記見越し方向のずれを算出する見越し照準ずれ算出手段と、上記算出した見越し方向を見越し照準レチクルとして映像切換器の映像に重畳して上記表示器に表示する見越し表示手段とで構成したことを特徴とする小火器用照準装置。
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