JP3859003B2 - 映像表示装置および映像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像表示装置および映像表示方法に関し、特には、ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する映像表示装置および映像表示方法に関する。
従来、映像情報を記録し、記録した映像情報に応じた映像を表示する映像記録再生表示装置が知られている。
映像記録再生表示装置が記録する映像情報は、例えば、テレビカメラ等の撮像装置から供給されたり、または、VTR(Video Tape Recorder)、LD(Laser Disk)プレーヤ、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ等の映像記録再生装置から供給されたり、または、パソコン、ワークステーション等のコンピュータ装置から供給されたりする。
映像情報が供給された映像記録再生表示装置は、供給された映像情報を内部の記録媒体に記録し、記録媒体に記録した映像情報を再生し、再生した映像情報に応じた映像をビデオプロジェクタ等の映像表示部を利用して表示する。
従来、映像記録再生表示装置は、アナログ信号の映像情報を取り扱うものが一般的であったが、近年、高精細で高画質の映像を容易に加工、処理および保存可能とするために映像情報のディジタル化が進み、これに伴い、ディジタル映像情報に応じた映像を表示する映像記録再生表示装置の実用化が進んでいる。
視聴者は、映像記録再生表示装置によって表示された映像を観賞するが、視聴者は、映像記録再生表示装置によって表示された映像をみると、映像に関する種々の要因により疲労してしまう可能性がある。
特許文献1(特開平6−215092号公報)には、視聴者に与える疲労を少なくできる映像を表示する表示装置が記載されている。
具体的には、視聴者が注視すべき箇所を鮮明化し、かつ、視聴者が注視すべき箇所でない領域に対しては、視聴者が注視すべき箇所と視聴者が注視すべき箇所でない領域との奥行き差に応じたぼけを付加した画像を表示する表示装置が特許文献1に記載されている。この場合、視聴者は、注視すべき箇所に集中することが容易となり、必要性の低い映像に気をとられることが少なくなる。このため、視聴者は、映像画面全体が鮮明である場合よりも、必要性の低い映像に気をとられないように集中する必要性が少なくなり、視聴者の疲労が少なくなる。
特開平6−215092号公報
映像記録再生表示装置では、ディジタルハイビジョン等の高精細映像情報(ディジタルHD(High Definition)映像情報)のようなディジタル映像情報を扱う場合、次のような問題が生じる。
第1の問題点は、ビデオプロジェクタ等の映像表示部が、例えば、数百インチ等の大型スクリーン上にディジタル映像情報に応じた映像を表示し、視聴者が大型スクリーンに表示された映像を長時間視聴する場合、視聴者の目に疲労感を与える傾向がある点である。
以下、第1の問題点について説明する。
VTR、LDプレーヤ、DVDプレーヤ等の映像記録再生装置は、TBC(Time Base Corrector:時間軸補正)を用いてアナログ映像情報をディジタル化したり、さらにディジタルハイビジョン等の高精細映像(ディジタルHD映像情報)に対応するようにしたりすることで、画面の縦方向(V)および横方向(H)の2方向(上下左右方向)に対する画面の不規則なゆれ(ジッター)を無くし、画面全体の安定度を増し、常にカッチッとした画面を表示する。
上下左右方向の不規則なゆれ(ジッター)が全く無い映像は、数十インチまでのCRT(Cathode Ray Tube)モニタ等で表示される場合には大きな問題とならないものの、例えば、上下左右方向の不規則なゆれ(ジッター)が全く無い映像が数百インチ等の大型スクリーン上に表示される場合には、視聴者の目を疲れさせる原因となる可能性がある。
人間の目が映像を注視する場合、画面が小さい場合には、視野角が狭い範囲で視点を移動させながら映像を注視することとなり、特に疲労を感じることもないのに対し、画面が大きい場合には、非常に大きな視野角で画面全体を注視した上で、画面内の人物または物の動きを追いかけるといった視点の移動を行うこととなり、画面が大きければ大きいほど、視点の移動量も大きくなり、目が疲れることとなる。特に、上下左右方向の不規則なゆれ(ジッター)が全く無い映像の場合、視聴者は、映像画面のすべての領域に注意を配ろうとする可能性が高くなるので、視点の移動量も大きくなり、目が疲れる原因となりやすい。
第1の問題は、ビデオゲームやパソコン等の画面を普段見慣れた若年層にとっては、さほど大きな問題にはなりにくいのに対し、特に高齢者にとっては、加齢による視力低下とあいまって、目の疲労度が大きくなる傾向が見られる。
第2の問題点は、ディジタル映像情報を扱う映像記録再生表示装置では、従来のフィルム映写機による映画上映等と比べ、視聴者にとって、感覚的な慣れや、感覚的な慣れによる親近感、安心感、懐かしさ、ひいては心地よさといった感覚が感じられにくくなる点である。
特に、ビデオプロジェクタ等の映像表示部により数百インチ等の大型スクリーン上に映画等の映像を長時間連続して表示した場合、従来のフィルム映写機による映画上映等と比べ、感覚的な慣れや、感覚的な慣れによる親近感、安心感、懐かしさ、ひいては心地よさといった感覚が感じられにくくなる。
以下、第2の問題点について説明する。
従来のフィルム映写機による映画上映では、フィルム映写機がフィルムをまわす際、回転機構の不規則な微動により、表示映像に、上下方向および左右方向の不規則なゆれ(ジッター)が発生する。また、フィルム回転機構の不規則な微動により、フィルム映写機に、フィルム映写機からスクリーン方向に対する方向の不規則なゆれ(ブレ)が発生する。このため、スクリーンに表示される映像は、上下方向および左右方向の不規則な微小なゆれを有するとともに不規則にピントがあったりずれたりする映像となる。
従来のフィルム映写機による映画上映では、映像の不規則な上下左右のゆれ(ジッター)および不規則に映像のピントが合ったり映像のピントがボケたりすることで、映画らしさ、フィルムライクの映像を楽しむことができ、フィルム特有の感覚的な慣れおよびフィルム特有の感覚的な慣れによる親近感、安心感、懐かしさ、ひいては心地よさといった感覚を感じることができた。
これに対して、ディジタル映像情報を扱う映像記録再生表示装置により表示される映像は、映像の上下左右方向の不規則なゆれ(ジッター)が無く、不規則に映像のピントが合ったり映像のピントがボケたりすることも無く、画面全体の安定度が増し、カッチッとした画面で、画面全体にピントが合った、いわゆる「硬い」映像となる。このため、ディジタル映像情報を扱う映像記録再生表示装置により表示される映像は、映画らしさが無くなり、フィルムライクの映像を楽しむことができず、感覚的な慣れや、感覚的な慣れによる親近感、安心感、懐かしさ、ひいては心地よさといった感覚を感じることができなくなる可能性がある。
特許文献1に記載の表示装置の場合、第1の問題点を解決することは可能であるが、第2の問題点を同時に解決することは困難である。
本発明の目的は、目が疲れることを少なくし、かつ、視聴者が、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能な映像の表示を実行する映像表示装置および映像表示方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の映像表示装置は、ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する映像表示装置であって、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示がゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力する変更部と、前記変更ディジタル情報に応じた映像の表示を実行する表示実行部とを含み、前記変更部は、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することを特徴とする。
また、本発明の映像表示方法は、ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する映像表示装置が行う映像表示方法であって、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示がゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力する変更ステップと、前記変更ディジタル情報に応じた映像の表示を実行する表示実行ステップとを含み、前記変更ステップは、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することを特徴とする。
上記の発明によれば、ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するようにディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する。このため、表示される映像を、フィルム映写機を用いて表示されたようにぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するものとすることが可能となる。したがって、視聴者にぼやけ具合が時間の経過に伴って変動する映像を提供することが可能となり、例えば、映像が数百インチ等の大型スクリーンに表示されていても、眼の疲れが少なくなり、視聴者は、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。
また、上記映像表示装置において、前記変更部は、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が1/fゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力することが望ましい。
また、上記映像表示方法において、前記変更ステップは、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が1/fゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力することが望ましい。
上記の発明によれば、1/fゆらぎを有する映像を表示することが可能となるので、映像の視聴者の疲れを少なくさせることが可能となる。
また、上記映像表示装置において、前記変更部は、乱数を発生する乱数発生部と、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を前記乱数発生部によって発生された乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するぼやけ具合制御部とを含むことが望ましい。
また、上記映像表示方法において、前記変更ステップは、乱数を発生する乱数発生ステップと、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を前記乱数発生ステップで発生した乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するぼやけ具合制御ステップとを含むことが望ましい。
また、上記映像表示装置において、前記ぼやけ具合制御部は、ローパスフィルターであることが望ましい。
また、上記映像表示方法において、前記ぼやけ具合制御ステップは、ローパスフィルターが実行することが望ましい。
また、上記映像表示装置において、前記変更部は、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することが望ましい。
また、映像表示方法において、前記変更ステップは、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することが望ましい。
上記の発明によれば、ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するようにディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する。このため、表示される映像を、フィルム映写機を用いて表示されたように、振動を有しかつ表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するようにすることが可能となる。したがって、視聴者に振動を有しかつ表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動する映像を提供することが可能となり、例えば、映像が数百インチ等の大型スクリーンに表示されていても、眼の疲れが少なくなり、視聴者は、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。
また、上記映像表示装置において、前記変更部は、乱数を発生する乱数発生部と、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を前記乱数発生部によって発生された乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するゆらぎ制御部とを含むことが望ましい。
また、上記映像表示方法において、前記変更ステップは、乱数を発生する乱数発生ステップと、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を前記乱数発生ステップで発生した乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するゆらぎ制御ステップとを含むことが望ましい。
また、上記映像表示装置において、前記ディジタル映像情報を符号化および圧縮する符号化部と、前記符号化部によって符号化および圧縮されたディジタル映像情報を記録する記録部と、前記記録部に記録されたディジタル映像情報を伸長および復号化する復号化部をさらに含み、前記変更部は、前記復号化部によって伸長および復号化されたディジタル映像情報を変更することが望ましい。
また、上記映像表示装置において、前記変更部から出力される変更ディジタル情報を符号化および圧縮する符号化部と、前記符号化部によって符号化および圧縮された変更ディジタル映像情報を記録する記録部と、前記記録部に記録された変更ディジタル映像情報を伸長および復号化する復号化部をさらに含み、前記表示実行部は、前記復号化部によって伸長および復号化された変更ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行することが望ましい。
上記の発明で、例えば、記録部の記憶容量を、数百フレーム以上または数分以上のディジタル映像情報を記録するのに十分な記憶容量とすれば、多くのディジタル映像情報を記録することが可能となる。
また、上記映像表示装置において、前記記録部は、複数の記録媒体を含み、前記ディジタル映像情報または前記変更ディジタル映像情報を該複数の記録媒体に分散して記録することが望ましい。
上記の発明によれば、例えば、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成により、ディジタル映像情報を記録部に記録することが可能となり、突発的な記録媒体の一部の破損に伴うディジタル映像情報の破壊を防ぐことが可能となる。
また、上記映像表示装置において、前記符号化部は、前記ディジタル映像情報をMPEG2規格に基づいて符号化および圧縮することが望ましい。
また、上記映像表示装置において、前記ディジタル映像情報は、高精細映像情報であり、前記符号化部は、前記ディジタル映像情報をMPEG2規格のMP@HLの高精細符号化復号化手法により符号化および圧縮することが望ましい。
また、上記映像表示装置において、前記符号化部は、前記ディジタル映像情報をWM9規格に基づいて符号化および圧縮することが望ましい。
本発明によれば、ディジタル映像情報に応じた映像の表示がゆらぎ(例えば、1/fゆらぎ)を有するようにディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する。このため、表示される映像を、フィルム映写機を用いて表示されたようにゆらぎを有するものとすることが可能となる。したがって、視聴者にゆらぎを有する映像を提供することが可能となり、例えば、映像が数百インチ等の大型スクリーンに表示されていても、眼の疲れが少なくなり、視聴者が、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の映像表示装置を示したブロック図である。
図1において、本実施例の映像表示装置1は、符号化部としてのエンコーダ2と、記録部3と、復号化部としてのデコーダ5と、変更部としての1/fゆらぎ発生部6と、表示実行部としての映像表示部7を含む。
記録部3は、複数の記録媒体(例えば、ハードディスク)4を含む。
1/fゆらぎ発生部6は、乱数発生部61と、振動制御部としての1/fゆらぎ振動部62と、ぼやけ具合制御部としての1/fゆらぎローパスフィルター63とを含む。なお、1/fゆらぎ振動部62と1/fゆらぎローパスフィルター63とで、ゆらぎ制御部を構成する。
映像表示部7は、ビデオプロジェクタ71と、スクリーン72とを含む。なお、映像表示部7は、スクリーン72を含まず、ビデオプロジェクタ71を含む構成としてもよい。
エンコーダ2は、図示しない外部のディジタルハイビジョン方式のテレビカメラ等の撮像装置、または、VTR、LDプレーヤ、DVDプレーヤ等の映像記録再生装置、または、パソコン、ワークステーション等のコンピュータ装置から、ディジタル映像情報(例えば、ディジタルHD映像情報)を受け付ける。
エンコーダ2は、受け付けたディジタル映像情報を、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)等の規格、例えば、MP@HL(メインプロファイル・アット・ハイレベル)に基づいた高精細符号化復号化手法に基づいて符号化(エンコード)および圧縮する。
記録部3が有する複数の記録媒体4のそれぞれは、エンコーダ2によって符号化および圧縮されたディジタル映像情報を、数百フレーム以上または数分以上記録するために十分な記録容量(例えば、数GByteレベル以上)を有している。
記録部3、具体的には記録媒体4は、エンコーダ2によってMPEG2(MP@HL)等の規格に基づいて符号化、圧縮、低容量化されたディジタル映像情報を記録する。
記録部3は、ディジタル映像情報を記録する際、ディジタル映像情報が複数の記録媒体4に分散するように記録する。例えば、記録部3は、RAID構成により、ディジタル映像情報を記録する。この場合、ディジタル映像情報に冗長性を持たせることができるので、突発的な記録媒体4の一部の破損に伴うディジタル映像情報の破壊を防ぐことが可能となる。
デコーダ5は、記録部3(具体的には、記録媒体4)に記録されているMPEG2(MP@HL)等で圧縮されたディジタル映像情報を読み出し、読み出したディジタル映像情報をMPEG2(MP@HL)等の規格に基づいて伸長および復号化(デコード)処理を行い、処理結果のディジタル映像情報を1/fゆらぎ発生部6に供給する。
1/fゆらぎ発生部6は、デコーダ5から供給されたディジタル映像情報に応じた映像の表示がゆらぎを有するように、デコーダ5から供給されたディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力する。
乱数発生部61は、乱数を発生する。本実施例では、乱数発生部61は、1/f乱数を発生する。なお、乱数発生部61が発生する乱数は、1/f乱数に限るものではない。
1/fゆらぎ振動部62は、乱数発生部61から発生される乱数に基づいて不規則な振動を発生し、この振動に基づいて、デコーダ5から供給されたディジタル映像情報に対して1/fゆらぎ加工を施す。
具体的には、1/fゆらぎ振動部62は、デコーダ5から供給されるディジタル映像情報に応じた映像の表示を、乱数に基づく振動に応じて、画面の縦方向(V)および横方向(H)の二つの方向に数画素ずつ不規則的にかつ小刻みに移動させるように、デコーダ5から供給されたディジタル映像情報に対して1/fゆらぎ加工を施す。
1/fゆらぎ低域濾過(ローパスフィルター)部63は、乱数発生部61から発生される乱数に基づいて不規則なぼかしのための不規則な周波数特性を発生し、この周波数特性に応じて、デコーダ5から供給されるディジタル映像情報に応じた映像の表示画面上の不規則な面積または形状の領域について不規則に高域周波数成分を落とすことで不規則に映像の輪郭等をぼかすように、換言すると、発生した周波数特性に応じて、表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、デコーダ5から供給されるディジタル映像情報に対して1/fゆらぎ加工を施す。
1/fゆらぎ発生部6は、1/fゆらぎ加工を施したディジタル映像情報をビデオプロジェクタ71に供給する。
ビデオプロジェクタ71は、1/fゆらぎ発生部6から供給されたディジタル映像情報に応じた映像をスクリーン72に表示する。スクリーン72は、例えば、数百インチ等の大型スクリーンである。なお、スクリーン72は、数百インチ等の大型スクリーンに限るものではなく適宜変更可能である。
1/fゆらぎ発生部6から供給されたディジタル映像情報はゆらぎを有する映像を示すので、スクリーン72に表示される映像はゆらぎ(本実施例では1/fゆらぎ)を有している。具体的には、スクリーン72に表示される映像は、映像の上下左右方向に振動するゆらぎと、表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するゆらぎを有する。このため、視聴者が、スクリーン72上の映像を視認する場合、目が疲れにくくなり、また、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。特に、スクリーン72に表示される映像が1/fゆらぎを有している場合には、視聴者にとって心地のよい映像となる可能性がある。
次に、動作を説明する。
図2は、図1に示した映像表示装置1が扱うディジタル映像情報の一例を示す説明図である。図2において、ディジタル映像情報11は、エンコーダ2に供給されるディジタル映像情報の一例である。ディジタル映像情報12は、1/fゆらぎ発生部6によって1/fゆらぎ加工が施されたディジタル映像情報の一例である。
図示しない外部の撮像装置、映像記録再生装置またはコンピュータ装置等からディジタルHD映像情報11がエンコーダ2に供給されると、エンコーダ2は、供給されたディジタルHD映像情報11を、MPEG2(MP@HL)等の高精細符号化復号化手法に基づいて符号化、圧縮および低容量化する。
エンコーダ2は、符号化、圧縮および低容量化したディジタルHD映像情報11を、記録部3に記録する。この際、エンコーダ2は、RAID構成により、ディジタルHD映像情報を記録部3が有する複数の記録媒体4に分散して記録する。この場合、ディジタル映像情報に冗長性を持たせることができるので、突発的な記録媒体4の一部の破損に伴うディジタル映像情報の破壊を防ぐことが可能となる。
デコーダ5は、記録部3の記録媒体4から、MPEG2(MP@HL)等で圧縮されたディジタルHD映像情報を読み出し、読み出したディジタルHD映像情報をMPEG2(MP@HL)等の規格に基づいて伸長および復号化(デコード)処理を行い、処理結果のディジタルHD映像情報11を1/fゆらぎ発生部6に供給する。
1/fゆらぎ発生部6は、デコーダ5から供給されたディジタルHD映像情報11に1/fゆらぎ加工を施し、1/fゆらぎ加工を施したディジタルHD映像情報を1/fゆらぎディジタルHD映像情報12として映像表示部7に出力する。
この際、1/fゆらぎ発生部6内の1/fゆらぎ振動部62は、乱数発生部61より発生された乱数(1/f乱数)に基づいて不規則な振動を発生し、この振動に応じて、デコーダ5から供給されるディジタルHD映像情報に応じた映像の表示を画面の縦方向(V)および横方向(H)の二つの方向に数画素ずつ不規則的にかつ小刻みに移動させることで、ディジタルHD映像情報に応じた映像の表示が振動するように、デコーダ5から供給されたディジタルHD映像情報11に対して1/fゆらぎ加工を施す。
1/fゆらぎ振動部62は、乱数発生部61から発生された乱数(1/f乱数)に基づいて、画面を上下左右のどの方向に移動させるかといった移動方向や、画面を何画素ずらすかといった移動量や、移動させるかさせないかといった振動の周期等を決定する。
図2に示した1/fゆらぎディジタルHD映像情報12−1は、画面の下方向に数画素移動した画像例を示し、同様に、1/fゆらぎディジタルHD映像情報12−2は、画面の左方向に数画素移動した画像例を示す。
また、1/fゆらぎ低域濾過(ローパスフィルター)部63は、乱数発生部61から発生された乱数(1/f乱数)に基づいて不規則なぼかしのための不規則な周波数特性を発生し、この周波数特性に応じて、デコーダ5から供給されるディジタルHD映像情報に応じた映像の表示画面上の不規則な面積または形状の領域について不規則に高域周波数成分を落とすことで不規則に映像の輪郭等をぼかすように、デコーダ5から供給されるディジタルHD映像情報に対して1/fゆらぎ加工を施す。
1/fゆらぎ低域濾過(ローパスフィルター)部63は、乱数発生部61から発生された乱数(1/f乱数)に基づいて、画面上のどれくらいの面積およびどのような形状の領域について高域周波数成分を落とすのかと、どの程度の低域濾過周波数とするかというぼかしの程度を決定するとともに、ぼかすかぼかさないかといったぼかしの周期等を乱数発生部61から発生された乱数に基づいて決定する。
図2に示した1/fゆらぎディジタルHD映像情報12−3は、画面上の不規則な面積、形状の領域について不規則に高域周波数成分を落とすことで、不規則に映像の輪郭等をぼかした画像例を示す。
したがって、1/fゆらぎ発生部6から出力される1/fゆらぎディジタルHD映像情報12は、元々のディジタルHD映像情報11を1/fゆらぎディジタルHD映像情報12−1から1/fゆらぎディジタルHD映像情報12−3のような各種ディジタルHD映像情報のように不規則に加工したものおよび元々のディジタルHD映像情報11とを含むものとなり、1/fゆらぎディジタルHD映像情報12に応じた映像の表示はゆらぎを有することとなる。
映像表示部7内のビデオプロジェクタ71は、1/fゆらぎ発生部6から供給される1/fゆらぎディジタルHD映像情報12に応じた映像をスクリーン72上に表示する。
1/fゆらぎ発生部6から供給された1/fゆらぎディジタルHD映像情報はゆらぎを有する映像を示すので、スクリーン72に表示される映像はゆらぎを有している。具体的には、スクリーン72に表示される映像は、映像の上下左右方向に振動するゆらぎ(例えば、1/fゆらぎ)と、表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するゆらぎ(例えば1/fゆらぎ)を有する。このため、視聴者が、例えば数百インチ等の大型スクリーン72上の映像を長時間連続して注視した場合にも、目が疲れにくくなり、また、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。
本実施例では、1/fゆらぎ発生部6が、ディジタル映像情報に応じた映像の表示にゆらぎ(例えば1/fゆらぎ)を与えるようにディジタル映像情報を変更し、変更されたディジタル映像情報に応じた映像の表示を映像表示部7が実行する。
このため、表示される映像を、フィルム映写機を用いて表示されたようにゆらぎ(例えば1/fゆらぎ)を有するものとすることが可能となる。したがって、視聴者にゆらぎ(例えば1/fゆらぎ)を有する映像を提供することが可能となり、例えば、映像が数百インチ等の大型スクリーンに表示されていても、眼の疲れが少なくなり、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。
また、本実施例の映像表示装置1は、全体をディジタル化できるので、ディジタルハイビジョン等の高精細映像情報(ディジタルHD映像情報)に対応することが可能となり、高精細、高画質の映像を記録、再生および表示可能な、符号化復号化方式による映像記録再生表示装置として利用することが可能となる。
また、本実施例の映像表示装置1は、ディジタルHD映像情報をMPEG2等の規格において、特にMP@HL等の高精細符号化復号化手法により符号化、圧縮、低容量化するエンコーダ2を有し、このディジタルHD映像情報(数百フレーム以上、数分以上の画像情報等)を記録することができる、十分な記憶容量をもつハードディスク等の記録媒体4を含む記録部3を有し、さらに、MPEG2等の規格において符号化、圧縮、低容量化されたディジタルHD映像情報を、MPEG2等の規格において、特にMP@HL等の高精細符号化復号化手法により伸長、復号化し、ディジタルHD映像データを生成するデコーダ5を有するとともに、ディジタル映像データに応じた映像の表示を実行する映像表示部7とを有することで、ディジタルHD映像データを、特にビデオプロジェクタ71等の映像表示部を用いて数百インチ等の大型スクリーン72上に映像表示することができる。
また、本実施例の映像表示装置1は、ディジタルHD映像情報(数百フレーム以上、数分以上の画像等)を記録するために十分な記憶容量をもつハードディスク等の記録媒体4を含む記録部3を有することで、MPEG2(MP@HL)等の規格において符号化、圧縮、低容量化されたディジタルHD映像情報を、デコーダ5でMPEG2(MP@HL)等の規格において伸長、復号化してディジタルHD映像データを生成する際に、一旦ディジタルHD映像情報を所定の手法によりハードディスク等の複数の記録媒体4でRAID構成とすることで、突発的なディスククラッシュからディジタルHD映像情報を保護することが可能となる。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳述してきたが、本発明の具体的な構成は上記実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、本発明の一実施例では、1/fゆらぎ発生部6がデコーダ5と映像表示部7の間に設けられている例を説明したが、1/fゆらぎ発生部6がエンコーダ2の前段に設けられていてもよい。
また、本発明の一実施例では、1/fゆらぎ発生部6は、内部に乱数発生部61と、1/fゆらぎ振動部62および1/fゆらぎ低域濾過(ローパスフィルター)部63とを有していたが、1/fゆらぎ発生部6が、乱数発生部61を有し、かつ、1/fゆらぎ振動部62または1/fゆらぎ低域濾過(ローパスフィルター)部63のどちらか一方のみを有するようにしてもよい。
また、エンコーダ2は、受け付けたディジタル映像情報をWM9(Windows Media 9)規格に基づいて符号化および圧縮するようにしてもよい。この場合、デコーダ5は、記録部3に記録されたディジタル映像情報をWM9規格に基づいて伸長および復号化する。
また、本発明の映像表示装置1の産業上の利用可能性は、例えばディジタルシネマへの活用例として、MPEG2(MP@HL)シネマサーバ等に適用することができる。この場合、MPEG2(MP@HL)シネマサーバによって上映される映画の視聴者は、表示にゆらぎ(例えば1/fゆらぎ)を有した映像を観賞することが可能となるので、大型スクリーンで映画を上映しても、視聴者は、目が疲れることもなく、映画らしく、フィルムライクの映像を楽しむことができ、心地よさを感じることが可能となる。
本発明の一実施例の映像表示装置を示したブロック図である。 図1に示した映像表示装置で用いるディジタル映像情報の一例を示した説明図である。
符号の説明
1 映像表示装置
2 エンコーダ
3 記録部
4 記録媒体
5 デコーダ
6 1/fゆらぎ発生部
61 乱数発生部
62 1/fゆらぎ振動部
63 1/fゆらぎ低域濾過(ローパスフィルター)部
7 映像表示部
71 ビデオプロジェクタ
72 スクリーン
11 ディジタルHD映像情報
11−1 ディジタルHD映像情報
12 1/fゆらぎディジタルHD映像情報
12−1、12−2、12−3 1/fゆらぎディジタルHD映像情報


Claims (18)

  1. ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する映像表示装置であって、
    ディジタル映像情報に応じた映像の表示がゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力する変更部と、
    前記変更ディジタル情報に応じた映像の表示を実行する表示実行部とを含み、
    前記変更部は、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の映像表示装置において、
    前記変更部は、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が1/fゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力することを特徴とする映像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の映像表示装置において、
    前記変更部は、
    乱数を発生する乱数発生部と、
    前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を前記乱数発生部によって発生された乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するぼやけ具合制御部とを含むことを特徴とする映像表示装置。
  4. 請求項に記載の映像表示装置において、
    前記ぼやけ具合制御部は、ローパスフィルターであることを特徴とする映像表示装置。
  5. 請求項1または2に記載の映像表示装置において、
    前記変更部は、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することを特徴とする映像表示装置。
  6. 請求項に記載の映像表示装置において、
    前記変更部は、
    乱数を発生する乱数発生部と、
    前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を前記乱数発生部によって発生された乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するゆらぎ制御部とを含むことを特徴とする映像表示装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の映像表示装置において、
    前記ディジタル映像情報を符号化および圧縮する符号化部と、
    前記符号化部によって符号化および圧縮されたディジタル映像情報を記録する記録部と、
    前記記録部に記録されたディジタル映像情報を伸長および復号化する復号化部をさらに含み、
    前記変更部は、前記復号化部によって伸長および復号化されたディジタル映像情報を変更することを特徴とする映像表示装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の映像表示装置において、
    前記変更部から出力される変更ディジタル情報を符号化および圧縮する符号化部と、
    前記符号化部によって符号化および圧縮された変更ディジタル映像情報を記録する記録部と、
    前記記録部に記録された変更ディジタル映像情報を伸長および復号化する復号化部をさらに含み、
    前記表示実行部は、前記復号化部によって伸長および復号化された変更ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行することを特徴とする映像表示装置。
  9. 請求項またはに記載の映像表示装置において、
    前記記録部は、複数の記録媒体を含み、前記ディジタル映像情報または前記変更ディジタル映像情報を該複数の記録媒体に分散して記録することを特徴とする映像表示装置。
  10. 請求項ないしのいずれか1項に記載の映像表示装置において、
    前記符号化部は、前記ディジタル映像情報をMPEG2規格に基づいて符号化および圧縮することを特徴とする映像表示装置。
  11. 請求項10に記載の映像表示装置において、
    前記ディジタル映像情報は、高精細映像情報であり、
    前記符号化部は、前記ディジタル映像情報をMPEG2規格のMP@HLの高精細符号化復号化手法により符号化および圧縮することを特徴とする映像表示装置。
  12. 請求項ないしのいずれか1項に記載の映像表示装置において、
    前記符号化部は、前記ディジタル映像情報をWM9規格に基づいて符号化および圧縮することを特徴とする映像表示装置。
  13. ディジタル映像情報に応じた映像の表示を実行する映像表示装置が行う映像表示方法であって、
    前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示がゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力する変更ステップと、
    前記変更ディジタル情報に応じた映像の表示を実行する表示実行ステップとを含み、
    前記変更ステップは、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することを特徴とする映像表示方法。
  14. 請求項13に記載の映像表示方法において、
    前記変更ステップは、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が1/fゆらぎを有するように前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を変更ディジタル情報として出力することを特徴とする映像表示方法。
  15. 請求項13または14に記載の映像表示方法において、
    前記変更ステップは、
    乱数を発生する乱数発生ステップと、
    前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように前記ディジタル映像情報を前記乱数発生ステップで発生した乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するぼやけ具合制御ステップとを含むことを特徴とする映像表示方法。
  16. 請求項15に記載の映像表示方法において、
    前記ぼやけ具合制御ステップは、ローパスフィルターが実行することを特徴とする映像表示方法。
  17. 請求項13または14に記載の映像表示方法において、
    前記変更ステップは、前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力することを特徴とする映像表示方法。
  18. 請求項17に記載の映像表示方法において、
    前記変更ステップは、
    乱数を発生する乱数発生ステップと、
    前記ディジタル映像情報に応じた映像の表示が振動しかつ該表示のぼやけ具合が時間の経過に伴って変動するように、前記ディジタル映像情報を前記乱数発生ステップで発生した乱数に基づいて変更し、変更したディジタル映像情報を前記変更ディジタル情報として出力するゆらぎ制御ステップとを含むことを特徴とする映像表示方法。
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