JP3857665B2 - ケースの開閉構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種のケースの開閉構造に係り、特に、コンピュータケースの開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在市販されているコンピュータ装置、例えばパーソナルコンピュータは、そのケースがケース本体と上蓋で組成され、並びに上蓋を取り外す或いは閉合してコンピュータ装置の組立と修理作業が行われる。
【0003】
しかし、従来の技術は、上蓋の取り出し或いは閉合に後ろ引き出し式、或いは前滑入式等の方式が採用され、則ち、上蓋全体が引き出されるか、或いは全体がケース本体にスライド式に挿入される。このため、使用される作業空間として、ケースの占有する空間と上蓋の取り出し或いは閉合時に占有する空間とが必要であり、周知の必要作業空間は上蓋にケースを加えた部分より大きくなければならない。このほか、上述の上蓋の取り出し或いは閉合等の作業は、コンピュータ装置の組立或いは修理時の時間の浪費を形成しやすく、並びにそのために作業効率が悪くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主要な目的は、一種のケースの開閉構造を提供することにあり、それは上蓋の取り出し或いは閉合時に必要な作業空間を節約できる構造であるものとする。
【0005】
本発明のもう一つの目的は、一種のケースの開閉構造を提供することにあり、それは、組立或いは修理時の時間を節約し作業効率を高める構造であるものとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ケースの開閉構造において、該ケースは、ケース本体、回転板、スライド板、上蓋、及び少なくとも一つのストッパ手段を具え、
該ケース本体は、前板、後ろ板、及び相互に対応する二つの側板を具え、この二つの側板に同軸に二つの第1枢接構造が設けられ、且つ上述の二つの側板の少なくとも一方に、第1スライド構造と、第1係合端が設けられ、
該回転板は前縁、後縁、及び少なくとも一つの第2案内構造を具え、この第2案内構造が回転板の前縁より後縁に平行に延伸され、回転板の後縁に近い相互に対応する二側にそれぞれ折り曲げ部が設けられ、この二つの折り曲げ部に、同軸に二つの第2枢接構造が設けられ、この第2枢接構造が、上述のケース本体の二つの第1枢接構造に対応し並びに枢接され、回転板が上述のケース本体に対して回転可能とされ、また、この回転板の、ケース本体の第1スライド構造と第1係合端を具えた側板に対応する折り曲げ部にストッパ部が形成され、
該スライド板に少なくとも一つの第1案内構造が設けられて、該第1案内構造が上述の回転板の少なくとも一つの第2案内構造に対応しスライド式に組み合わされ、スライド板が回転板に対して所定の距離をスライド可能とされ、
該上蓋はこのスライド板に固定され、並びに上述のケース本体上部を閉合し、該少なくとも一つのストッパ手段は上述のケース本体の、第1スライド構造と第1係合端を具えた側板に組み付けられ、且つこのストッパ手段が上記第1スライド構造に対応しスライド式に組み合わされる第2スライド構造、ストッパ端、第2係合端、第1係合端と第2係合端に係合されて該ストッパ手段に対して該ケース本体の前板より後ろ板方向に向けてスライドするよう付勢して該ストッパ端を該回転板のストッパ部に係止させるバネ、及び該ストッパ手段を該ケース本体の後ろ板より前板方向にスライドさせて該ストッパ端を該回転板のストッパ部より離脱させる操作に供される操作部を具え、
以上を特徴とする、ケースの開閉構造としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のケースの開閉構造において、回転板に斜向溝が形成されて、該斜向溝が後縁より前縁に向けて延伸され、且つ該斜向溝にストッパ凹部が凹設され、別にスライド板に滑り溝が形成され、係合柱がこの滑り溝にスライド式に組み合わされると共に斜向溝内に嵌入し、バネが該係合柱に付勢力を提供してスライド板が回転板に対して所定の距離をスライドした後、該係合柱をストッパ凹部内に滑り込ませて該ストッパ板の回転板に対するスライドを阻止することを特徴とする、ケースの開閉構造としている。
請求項3の発明は、請求項1記載のケースの開閉構造において、二つの第1枢接構造が回転軸とされ、二つの第2枢接構造が枢接孔とされたことを特徴とする、ケースの開閉構造としている。
請求項4の発明は、請求項1記載のケースの開閉構造において、二つの第1スライド構造が案内ブロックとされ、第2スライド構造が滑り溝とされたことを特徴とする、ケースの開閉構造としている。
請求項5の発明は、請求項1記載のケースの開閉構造において、第1案内構造が凸柱とされ、第2案内構造が凹溝とされたことを特徴とする、ケースの開閉構造としている。
請求項6の発明は、請求項1記載のケースの開閉構造において、回転板の二つの折り曲げ部に二つの第2枢接構造と同心の二つの案内凹溝が形成され、且つケース本体の二つの側板に、この二つの案内凹溝に対応しスライド式に組み合わされる二つ案内柱が形成されたことを特徴とする、ケースの開閉構造としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のケースの開閉構造は、ケース本体、回転板、スライド板、上蓋、及び少なくとも一つのストッパ手段を具えている。そのうち、該ケース本体は、前板、後ろ板、及び相互に対応する二つの側板を具え、この二つの側板に同軸の二つの第1枢接構造が設けられ、且つ上述の二つの側板の少なくとも一方に、第1スライド構造と、第1係合端が設けられている。このほか、回転板が前縁、後縁、及び少なくとも一つの第2案内構造を具え、この第2案内構造は回転板の前縁より後縁に平行に延伸され、回転板の後縁に近い相互に対応する二側にそれぞれ折り曲げ部が設けられ、この二つの折り曲げ部に同軸の二つの第2枢接構造が設けられ、この第2枢接構造が、上述のケース本体の二つの第1枢接構造に対応し並びに枢設され、回転板が上述のケース本体に対して回転可能とされ、また、この回転板の、ケース本体の第1スライド構造と第1係合端を具えた側板に対応する折り曲げ部にストッパ部が形成されている。また、上述のスライド板に少なくとも一つの第1案内構造が設けられて、上述の回転板の少なくとも一つの第2案内構造に対応しスライド式に組み合わされ、スライド板が回転板に対して所定の距離をスライド可能とされ、上蓋はこのスライド板に固定され、並びに上述のケース本体を閉合する。このほか、本発明の少なくとも一つのストッパ手段は上述のケース本体の、第1スライド構造と第1係合端を具えた側板に組み付けられ、且つこのストッパ手段が第2スライド構造、ストッパ端、第2係合端、バネ、及び操作部を具えている。そのうち、第2スライド構造は、ストッパ手段が組み付けられた側板の第1スライド構造に対応しスライド式に組み合わされ、バネは第2係合端及び第1係合端に係合してストッパ手段をケース本体の前板から後板に向けてスライドするよう付勢し、これによりストッパ手段のストッパ端が回転板のストッパ部に係止され、操作部はストッパ手段をケース本体の後板より前板方向にスライドさせてストッパ端に回転板のストッパ部を離脱させる操作に供される。
【0008】
上蓋の取り出し作業を行ないたい時は、まず上蓋をスライドさせ、それをスライド板により回転板に対して所定の距離スライドさせ、その後、上蓋を回転させてそれを回転板によりケース本体に対して回転させる。ある高度まで回転させると、ストッパ手段がバネの付勢によりケース本体に対してスライドすると共に、そのストッパ端が回転板のストッパ部に係止され、これにより上蓋が係止されて脱落が防止される。この時、関係部品の組み付け或いは修理等の作業を行うことができる。反対に、上蓋を閉合したい時は、まず、ストッパ手段の操作部を操作してストッパ手段をケース本体の後板より前板方向にスライドさせる。このとき、ストッパ手段のストッパ端が回転板のストッパ部より離脱して回転板を順調に回転させ、上蓋が回転板の回転動作に伴い、ケース本体に閉じ合わされる。その後、さらに上蓋を押動してそれをスライド板により回転板に対してスライドさせると、上蓋が完全にケース本体に閉じ合わされる。
【0009】
ゆえに本発明の上蓋は取り出し或いは閉合の過程で、ケース本体の上方空間を使用し、このため有効に上蓋の取り出し或いは閉合時に必要な作業空間を節約でき、並びに周知の、上蓋にケース本体を加えた大きな作業空間を必要とする問題を発生せず、且つ本発明の構造は操作が容易で、有効に組立或いは修理時の時間を節約でき、作業効率を高めることができる。
【0010】
【実施例】
図1の本発明の分解斜視図に示されるように、本発明のケースの開閉構造は、ケース本体1、回転板2、スライド板4、上蓋5、及び少なくとも一つのストッパ手段3を具えている。そのうち、該ケース本体1は、前板11、後ろ板12、及び相互に対応する二つの側板13、14を具え、この二つの側板13、14に同軸の二つの第1枢接構造131、141が設けられ、且つそのうち一方の側板13に、第1スライド構造132と、第1係合端133が設けられている。本実施例では、二つの第1枢接構造131、141が枢軸とされ、第1スライド構造132が案内ブロックとされている。
【0011】
このほか、図示される回転板2が前縁21、後縁22、及び7個の第2案内構造23を具え、この第2案内構造23は回転板2の前縁21より後縁22に平行に延伸され、本実施例では、第2案内構造23は凹溝とされ、回転板2の後縁22に近い相互に対応する二側にそれぞれ折り曲げ部24、25が形成され、この二つの折り曲げ部24、25に同軸の二つの第2枢接構造241、251が設けられ、本実施例では、この第2枢接構造241、251が枢接孔とされ、且つそれがケース本体1の二つの第1枢接構造131、141に使用された枢軸に対応し枢設され、ゆえに回転板2が上述のケース本体1に対して回転可能とされる。このほか、この回転板2に、ケース本体1の第1スライド構造132と第1係合端133を具えた側板13に対応する折り曲げ部24にストッパ部242が形成され、且つ二つの折り曲げ部24、25に上述の二つの第2枢接構造241、251と同心の二つの案内凹溝243、253が形成され、上述のケース本体1の二つの側板13、14に二つの案内柱134、144が形成され、該案内柱134、144が二つの案内凹溝243、253内に対応しスライド式に組み合わされて、回転板2を案内してケース本体1に対して回転させる。このほか、回転板2に斜向溝26が形成され、この斜向溝26は回転板2の後縁22より前縁21に向けて斜めに延伸され、且つこの斜向溝26にストッパ凹部261が凹設されている。
【0012】
また、図1に示されるスライド板4に7個の第1案内構造41が設けられ、これら第1案内構造41は本実施例では凸柱が使用されて、上述の回転板2の第2案内構造23に使用された凹溝と対応してスライド式に組み合わされ、ゆえにスライド板4がこれにより回転板2に対して所定の距離スライドすることにより、上述の上蓋5がこのスライド板4に固定される。このほか、このスライド板4に滑り溝42、係合柱43、バネ44が設けられ、そのうち係合柱43は滑り溝42内にスライド式に組み合わされると共に回転板2の斜向溝26内に嵌合される。
【0013】
図1及び図4を共に参照されたい。本実施例はストッパ手段3を具え、それは上述のケース本体1の、第1スライド構造132と第1係合端133を具えた側板13に組み付けられ、このストッパ手段3は、第2スライド構造31、ストッパ端32、第2係合端33、バネ34、及び操作部35を具えている。そのうち、第2スライド構造31には滑り溝が使用され、ゆえにそれが上述の側板13の第1スライド構造132に使用された案内ブロックにスライド式に組み合わされ、バネ34が第2係合端33と第1係合端133に係合されて、このストッパ手段3がケース本体1の前板11から後板に向けてスライドするよう付勢する。
【0014】
図1と図2を共に参照されたい。上蓋5を取り出したい時は、まず上蓋5をケース本体1の前板11方向にスライドさせ、スライド板4の第1案内構造41に使用された凸柱と回転板2の第2案内構造23に使用された凹溝により上蓋5が所定の距離スライドさせられる。その後、図1、3及び図4に示されるように、上蓋5を上向きに回転させる。一般に、ケース本体1の前板11には他の設備、例えばCDドライブ等が組み付けられているため、上蓋5を先にケース本体1の前板11方向にある距離スライドさせることにより、上蓋5回転時にその他の設備による妨害を受けないようにし、回転板2の回転動作により上蓋5をある高度まで回転させる。このとき、ストッパ手段3のバネ34の提供する付勢力によりストッパ手段3がケース本体1の前板11方向より後ろ板12方向にスライドし、これと同時にストッパ端32が回転板2のストッパ部242に係止され、この時、回転板2が回転不能となり、且つこの時、スライド板4の係合柱43がバネ44の提供する付勢力作用により駆動されて回転板2の斜向溝26に形成されたストッパ凹部261内に係合し、これにより上蓋5が開放時に係合柱43とストッパ凹部261の係止作用により脱落防止される。
【0015】
図3及び図5を共に参照されたい。上蓋5を閉合したい時は、まず、ストッパ手段3の操作部35を操作してストッパ手段3をケース本体1の後ろ板12方向より前板11方向にスライドさせる。このとき、ストッパ手段3のストッパ端32が回転板2のストッパ部242より離脱して回転板2を順調に下向きに回転させ、図5、6、7に示されるように、上蓋5が回転板2の回転動作に伴い下向きに回転した後、さらに上蓋5をケース本体1の後ろ板12の方向より前板11の方向に押し込んで、上蓋5をケース本体1に閉合させる。
【0016】
これにより、上蓋5の取り出し或いは閉合の過程で、ケース本体1の上方空間を使用し、このため有効に上蓋5の取り出し或いは閉合時に必要な作業空間を節約でき、並びに周知の、上蓋5にケース本体1を加えた大きな作業空間を必要とする問題を発生せず、且つ簡単な構造設計により、有効に組立或いは修理時の時間を節約でき、作業効率を高めることができる。
【0017】
このほか、上述の第1枢接構造131、141に使用される枢軸と第2枢接構造241、251に使用される枢接孔は交換設置可能で、同様に、第1スライド構造132に使用される案内ブロックと第2スライド構造31に使用される滑り溝、及び第1案内構造41に使用される凸柱と第2案内構造23に使用される凹溝もまた交換配置可能である。このほか、上述のストッパ手段3は一つに限定されるわけではなく、ケース本体1の二つの側板13、14のいずれにもストッパ手段3を組み付けることが可能である。
【0018】
上述の実施例は本発明を説明するために提示したものであり、本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、上蓋の取り出し或いは閉合がケース本体の上方空間を使用して行われ、これにより作業に必要な作業空間を節約し、且つ本発明の構造は操作が容易で、組立、修理時の時間を節約して作業効率を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の上蓋開放とスライドの動作表示図である。
【図3】本発明の上蓋開放状態の表示図である。
【図4】本発明のストッパ手段の係止状態の表示図である。
【図5】本発明のストッパ手段の係止離脱状態の表示図である。
【図6】本発明の上蓋閉合状態の表示図である。
【図7】本発明の上蓋の閉合完成状態の表示図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 11 前板 12 後ろ板
13 側板 131 第1枢接構造
132 第1スライド構造 133 第1係合端
134 案内柱 14 側板
141 第1枢接構造 144 案内柱
2 回転板 21 前縁
22 後縁 23 第2案内構造
24 折り曲げ部 241 第2枢接構造
242 ストッパ部 243 案内凹溝
25 折り曲げ部 251 第2枢接構造
253 案内凹溝 26 斜向溝
261 ストッパ凹部 3 ストッパ手段
31 第2スライド構造 32 ストッパ端
33 第2係合端 34 バネ
35 操作部 4 スライド板
41 第1案内構造 42 滑り溝
43 係合柱 44 バネ
5 上蓋

Claims (6)

  1. ケースの開閉構造において、該ケースは、ケース本体、回転板、スライド板、上蓋、及び少なくとも一つのストッパ手段を具え、
    該ケース本体は、前板、後ろ板、及び相互に対応する二つの側板を具え、この二つの側板に同軸に二つの第1枢接構造が設けられ、且つ上述の二つの側板の少なくとも一方に、第1スライド構造と、第1係合端が設けられ、
    該回転板は前縁、後縁、及び少なくとも一つの第2案内構造を具え、この第2案内構造が回転板の前縁より後縁に平行に延伸され、回転板の後縁に近い相互に対応する二側にそれぞれ折り曲げ部が設けられ、この二つの折り曲げ部に、同軸に二つの第2枢接構造が設けられ、この第2枢接構造が、上述のケース本体の二つの第1枢接構造に対応し並びに枢接され、回転板が上述のケース本体に対して回転可能とされ、また、この回転板の、ケース本体の第1スライド構造と第1係合端を具えた側板に対応する折り曲げ部にストッパ部が形成され、
    該スライド板に少なくとも一つの第1案内構造が設けられて、該第1案内構造が上述の回転板の少なくとも一つの第2案内構造に対応しスライド式に組み合わされ、スライド板が回転板に対して所定の距離をスライド可能とされ、
    該上蓋はこのスライド板に固定され、並びに上述のケース本体上部を閉合し、該少なくとも一つのストッパ手段は上述のケース本体の、第1スライド構造と第1係合端を具えた側板に組み付けられ、且つこのストッパ手段が上記第1スライド構造に対応しスライド式に組み合わされる第2スライド構造、ストッパ端、第2係合端、第1係合端と第2係合端に係合されて該ストッパ手段に対して該ケース本体の前板より後ろ板方向に向けてスライドするよう付勢して該ストッパ端を該回転板のストッパ部に係止させるバネ、及び該ストッパ手段を該ケース本体の後ろ板より前板方向にスライドさせて該ストッパ端を該回転板のストッパ部より離脱させる操作に供される操作部を具え、
    以上を特徴とする、ケースの開閉構造。
  2. 請求項1記載のケースの開閉構造において、回転板に斜向溝が形成されて、該斜向溝が後縁より前縁に向けて延伸され、且つ該斜向溝にストッパ凹部が凹設され、別にスライド板に滑り溝が形成され、係合柱がこの滑り溝にスライド式に組み合わされると共に斜向溝内に嵌入し、バネが該係合柱に付勢力を提供してスライド板が回転板に対して所定の距離をスライドした後、該係合柱をストッパ凹部内に滑り込ませて該ストッパ板の回転板に対するスライドを阻止することを特徴とする、ケースの開閉構造。
  3. 請求項1記載のケースの開閉構造において、二つの第1枢接構造が回転軸とされ、二つの第2枢接構造が枢接孔とされたことを特徴とする、ケースの開閉構造。
  4. 請求項1記載のケースの開閉構造において、二つの第1スライド構造が案内ブロックとされ、第2スライド構造が滑り溝とされたことを特徴とする、ケースの開閉構造。
  5. 請求項1記載のケースの開閉構造において、第1案内構造が凸柱とされ、第2案内構造が凹溝とされたことを特徴とする、ケースの開閉構造。
  6. 請求項1記載のケースの開閉構造において、回転板の二つの折り曲げ部に二つの第2枢接構造と同心の二つの案内凹溝が形成され、且つケース本体の二つの側板に、この二つの案内凹溝に対応しスライド式に組み合わされる二つ案内柱が形成されたことを特徴とする、ケースの開閉構造。
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