JP3857603B2 - Friction stir welding method and tool thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦攪拌接合方法およびそれに使用される回転工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
摩擦攪拌接合方法の回転工具は、接合部に挿入する小径部と外部に位置する大径部からなる。小径部と大径部の境は、接合部に若干挿入されている。小径部と大径部は、同軸である。これは、特許3070735号(USP6050474)に示されている。
【0003】
板の突き合わせ部を摩擦攪拌接合する場合は、板は架台に載せてある。回転工具の小径部は板の裏面(架台側)近くまで挿入している。この場合、回転工具の挿入が過大になると、小径部の先端が架台に接触する。そうなると、種々の不都合を生じる。例えば、板が架台に接合され、両者が離れなくなる。一方、回転工具の挿入が不足すると、板の裏面と側に未接合部が発生し、強度的に劣る。この挿入代の過不足は、板、架台、摩擦攪拌接合装置の精度等の種々の要因によって発生する。
【0004】
そこで、小径部を大径部に対して伸縮自在に設け、小径部が架台に接触すると、その荷重によってばねに抗じて小径部を後退させ、小径部が架台に強く接触しないようにしている。これはUSP5718366に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
小径部が架台に接触すると後退するようにすれば、小径部の先端を架台の近くまで挿入できるので、未接合が少なくなり、良好な接合ができる。
【0006】
しかしながら、回転工具は極めて大きな力で挿入されている。通常時は小径部が後退しないようにしなければならない。このため、小径部を押し付けるばね力は大きい。大きなばねを必要とし、回転工具が大きくなっている。小径部といいながらもその径は比較的大きいので、ばね力を大きくする必要がある。
【0007】
本発明は、未接合や架台との接合を減少させる摩擦攪拌接合方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、大径部の先端に第1の小径部を有し、該第1の小径部の先端から第2の小径部を突出させており、前記第2の小径部を前記第1の小径部に対して伸縮自在にした工具を用い、前記第2の小径部は伸縮自在にばねで該第2の小径部の先端側に押圧してあり、架台に載せた板材に前記第1の小径部及び前記第2の小径部を挿入し、前記第2の小径部の先端は架台の近傍まで挿入しており、前記第2の小径部はばねによって先端側に押しており、該第2の小径部の軸方向端部から前記ばね側にかかる荷重によって前記第2の小径部が前記ばね側に伸縮自在な状態で、前記工具を回転させながら移動させること、を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1〜図5によって説明する。図3において、上部右のAは下部左のAに接続する。また、図1、図4、図5は、センター部材240と円筒部材210との結合部、特に、回り止め部244との関係は理解を容易にするための断面図にしている。このため、センター部材240と円筒部材210との結合部、特に、回り止め部244との関係は図2、図3の関係が正しい。
【0010】
摩擦攪拌接合用回転工具200は、円筒状の部材210と、円筒状部材210の先端部に取付けた摩擦攪拌接合用工具部材230、工具部材230から若干突出させたセンター部材240、これを押し圧するばね250、ばね250を固定する固定部材260からなる。円筒部材210は、摩擦攪拌接合装置が回転工具200をつかみ、回転させる部分である。
【0011】
円筒部材210の一端には小径の円筒部212があり、この部分には外ねじ213がある。円筒部212の先端側には半径方向に沿った溝215を設けている。円筒部材210の他端の内面にはねじ218を設けている。
【0012】
工具部材230は、小径部231とショルダ部と称される大径部233を有する。小径部231側の大径部233の端面には中心側が凹んだテーパー部234を有する。小径部231の外面にはねじを有する。周知のように、小径部231は接合すべき板材30に挿入され、大径部233の一部も板材30に挿入される。
【0013】
小径部231の反対側の大径部233の端部には円筒部236がある。円筒部の内面には円筒部212のねじ214に羅合するねじがある。この螺合によって円筒部236の端面は円筒部材210の端面に接触して、固定される。工具部材230の回転中心には貫通する孔238がある。孔238は円筒部236、大径部233および小径部231を貫通するものである。
【0014】
センター部材240は、工具部材230の孔238を貫通する第2の小径部241と、回り止め部244と、円柱状の基部247等からなる。第2の小径部241は孔238を貫通して、その先端を小径部231の先端から突出させている。回り止め部244は軸方向に対して直交する方向の断面がほぼ長方形であり、円筒部236の内部に入り、円筒部236の底(大径部233の端部)236bに接触している。基部247は断面が円形である。基部247の先端にはばね250の内側に入る突出部248がある。小径部231、241の先端は円弧状である。
【0015】
回り止め部244は溝215に入っている。また、円形の基部247は円筒部212に入っている。
【0016】
コイルばね250は円筒部材210に挿入されている。ばね250の一端はセンター部材240の基部247の端面に接触している。固定部材260をねじ218に螺合し、センター部材240を所定の力で押し付けている。固定部材260の先端にはばね250の内部に入る突出部262がある。固定部材260の他端の頭部263の外形はスパナをかけるために六角形である。東部263の端部は円筒部材210の端部に接触している。頭部263が円筒部材260に接触するまで固定部材260を締めることによって、ばね250は所定の力で押し付けられる。
【0017】
以上のものを図1のように組み立てると、通常では第2の小径部241の先端が小径部231から若干突出している。突出量は、例えば、1.0mmである。接合時は、0.5mmの突出状態まで回転工具200を挿入している。0.5mmの突出状態から0.5mm後退できる。また、0.5mmの突出状態からさらに0.5mm突出できる。つまり、小径部231の伸縮量の最大値は1.0mmである。
【0018】
工具部材230を円筒部材210に螺号させた際、工具部材230の円筒部236の先端が円筒部材210の端部に接触している。この状態で、円筒部236の底236bと溝214の底面214bとの間に回り止め部244が入っている。底236bと溝215の底面215bとの距離は、回り止め部244の厚さよりも厚い。両者の隙間が第2の小径部241の伸縮代となる。
【0019】
例えば、小径部231の径は6mm、第2の小径部241の径は3.5mmである。このように第2の小径部241の径は小さい。このため、小径部231を筒状部材210に対して伸縮させる場合の比べて、ばね260の力を小さくできる。このため、ばね250を小径のコイルばねにでき、筒状部材210に挿入でき、回転工具200の径を小さくできるものである。
【0020】
回転工具200を接合すべき部材に挿入する力は極めて大きい。例えば、大径部の径が15mmで約700Kgである。この力で第2の小径部241が後退してはならない。ばね250の押し付け力は、回転工具の挿入力と第2の小径部241の径によって定まる。
【0021】
かかる回転工具200を架台20に載せた一対の板材30に挿入し、回転させながら移動させて摩擦攪拌接合する。回転工具200の上端よりも第2の小径部の先端が移動方向の前方に位置するように傾斜している。板材30の上方には摩擦攪拌接合装置から板材30の上面までの距離を測定する光学センサがある。この光学センサで検出した値で、回転工具200の高さ位置を定める。摩擦攪拌接合中に常時検出を行い、回転工具200の高さ位置を常時定める。
【0022】
このため、小径部231、第2の小径部241の先端から裏当て板20までの距離はほぼ一定になる。しかしながら、光学センサ、回転工具200の高さ位置を定める装置、板材30、架台20の精度、また、架台20、摩擦攪拌接合装置の剛性等の要因として、第2の小径部241(小径部231)の先端の位置は異なる。架台20は鉄製である。
【0023】
図4は、本発明の回転工具200の摩擦攪拌接合時の作用を示す説明する縦断面図である。回転工具200を挿入した状態が図4(a)とする。この状態において、第2の小径部241の先端と架台20の上面20bとの間隙はG1(例えば、0.2mm以下である。)である。この状態で第2の小径部241は0.5mm突出しているので、小径部231の先端と架台20の上面20bとの間隙G2は、前記例で言えば0.7mm以下である。間隙G1が0.2mm以下であれば、突き合わせ部に未接合を生じないで接合できる。この間隙G1(0.2mm以下)を目標値として回転工具200を挿入する。
【0024】
図4(b)のように、何らかの原因で第2の小径部241の先端と架台20の上面20aとの間隙G1が所定の値より小さくなると、第2の小径部241の先端が架台20の上面20aに接触する。これによって第2の小径部241に上向きの力が作用するので、直ちに第2の小径部241は後退する。なお、第2の小径部241の先端と架台20の上面20bとの間には極めて薄い金属の膜ができると考えられる。これによって、板部材30と架台20との接合を防止できると考えられる。
【0025】
このため、図4(c)のように、第2の小径部241の先端と小径部231の先端とが実質的に同一面になるまで、架台20の上面と回転工具200の先端との間隔G2を小さくできる。前記例で言えば、第2の小径部241の先端と架台20の上面20aとの間隙G2が0.7mmまで小さくなることを許容できる。
【0026】
したがって、最大0.7mmの範囲で第2の小径部241と架台20との接触を実質的に防止でき、両者の接合を防止できるものである。また、第2の小径部241や小径部231の先端から架台20までの間隙G1、G2を小さくでき、未接合部を少なくできるものである。なお、小径部241の先端から板材30の裏面までに間隙G1があっても、第2の小径部241の先端の近傍は該第2の小径部241や小径部231の先端によって摩擦攪拌接合されるので、未接合部をなくすることができる。
【0027】
一方、何等かな理由で間隙G1が増大すると、第2の小径部241は架台20に接触するまで突出する。最大1.0mmの突出が可能である。この状態が図5である。さらに、突出した第2の小径部241の先端と架台20の上面との間には0.2mm程度の隙間があっても未接合を生じないので、間隙G1は1.2mm程度まで許容できる。
【0028】
これによれば、第2の小径部241の伸縮によって摩擦攪拌接合が影響される範囲は第2の小径部241の突出範囲のみであり、小径部231を伸縮させる場合と比べて影響範囲を小さくでき、伸縮による悪影響を小さくできると考えられる。
【0029】
第2の小径部241は小径部231でガイドされているので、小径であっても曲げ変形を抑制して容易に伸縮できる。
【0030】
第2の小径部241は若干径の大きい小径部231の近傍にあるので、板材30、30の突き合わせ部に隙間がある場合でも、十分摩擦攪拌され、接合ができる。
【0031】
実際は次のようにするべきと考える。第2の小径部241の伸縮量が最大1.0mmとすると、第2の小径部241が伸縮量の半分の0.5mm突出した状態で、第2の小径部241と架台20との間の間隙G1が0mmとなる(第2の小径部241が架台20との間には薄い金属層があると考えられる。)ように挿入する。これを目標位置とする。これを正常時とする。
【0032】
これによれば、何らかの理由で間隙G1が小さくなると、第2の小径部241は後退する。0.5mmまでの間隙G1の縮小まで対応できる。一方、何等かな理由で間隙G1が増大すると、前記のように第2の小径部241は架台20に接触するまで突出する。このときの第2の小径部241の突出量は最大1.0mmである。
【0033】
なお、摩擦攪拌接合に当たって、摩擦攪拌接合装置は円筒状部材210をつかんで回転させる。工具200の回転方向が右回転であるとすると、小径部231のねじは右ねじである。工具部材230を円筒状部材210に固定するねじ213は左ねじである。また、固定具260を固定するねじ218は右ねじである。
【0034】
このように、回転工具200の回転方向に対して、工具部材230を固定するねじ213のねじの方向は逆であるので、回転工具200の回転によって工具部材230は締め付けられ、工具部材230の他の固定手段を不要にできるものである。
【0035】
なお、第2の小径部241の先端にはねじを設けていない。第2の小径部の先端部にねじを設けると、ねじの谷と貫通孔238との間の隙間に流動化した金属が入り、第2の小径部241が伸縮しない恐れがある。この意味で第2の小径部にはねじを設けないことが望ましい。なお、ねじを設ける場合は第2の小径部241の先端部のみに設けたので十分である。すなわち、第2の小径部241が最大突出する範囲にねじがあればよい。また、ねじによって前記金属を外側に押すように、ねじの方向を定める。回転工具200の回転方向が右回転であれば、第2の小径部は左ねじである。
【0036】
第2の小径部241の先端に小径部231と同程度の径の第3の小径部を設けてもよい。第3の小径部は第2の小径部241に固定している。第3の小径部は第2の小径部とともに回転する。第2の小径部241および第3の小径部の伸縮のために、小径部231の先端と第3の小径部との間には隙間がある。回転工具の組立てのために、第3の小径部は第2の小径部とは別部材とし、ねじ等で固定している。または、第3の小径部と第2の小径部241とを一体で設け、第2の小径部241と基部247とを別部材とし、第2の小径部241と基部247とを適宜な手段(例えば、ねじ)で固定する。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、工具先端と架台との間隙が過小となったときには、工具先端を後退させるので、工具先端が架台に接触せず、良好な摩擦攪拌接合を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の摩擦攪拌接合用回転工具の断面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図1の摩擦攪拌接合用回転工具の分解斜視図。
【図4】本発明の摩擦攪拌接合用回転工具の作用を示す説明図。
【図5】本発明の摩擦攪拌接合用回転工具の作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 摩擦攪拌接合装置
20 架台
30 板材
200 摩擦攪拌接合用回転工具
210 円筒部材
212 円筒部
213 ねじ
215 溝
230 工具部材
231 小径部
233 大径部
236 円筒部
240 センター部材
241 第2の小径部
244 回り止め部
247 基部
250 ばね
260 固定具[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a friction stir welding method and a rotary tool used therefor.
[0002]
[Prior art]
The rotary tool of the friction stir welding method includes a small diameter portion inserted into the joint portion and a large diameter portion located outside. The boundary between the small diameter portion and the large diameter portion is slightly inserted into the joint. The small diameter portion and the large diameter portion are coaxial. This is shown in US Pat. No. 3,070,735 (USP 6050474).
[0003]
When friction stir welding is performed on the butt portion of the plate, the plate is placed on a gantry. The small-diameter part of the rotary tool is inserted as close as possible to the back side of the plate (the base side). In this case, when the insertion of the rotary tool becomes excessive, the tip of the small diameter portion comes into contact with the gantry. If so, various disadvantages occur. For example, the plate is joined to the gantry and the two cannot be separated. On the other hand, when the rotary tool is insufficiently inserted, unbonded portions are generated on the back surface and the side of the plate, resulting in poor strength. This excess or deficiency in the insertion allowance is caused by various factors such as the accuracy of the plate, the gantry, and the friction stir welding apparatus.
[0004]
Therefore, the small-diameter portion is provided so as to be able to expand and contract with respect to the large-diameter portion, and when the small-diameter portion comes into contact with the gantry, the small-diameter portion is retracted against the spring by the load, so . This is shown in USP 5718366.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
If the small-diameter portion retreats when it comes into contact with the gantry, the tip of the small-diameter portion can be inserted close to the gantry, so that there is less unbonded and good bonding can be achieved.
[0006]
However, the rotating tool is inserted with an extremely large force. Normally, it is necessary to prevent the small diameter portion from retreating. For this reason, the spring force which presses a small diameter part is large. A large spring is required and the rotating tool is large. Although it is said to be a small diameter part, its diameter is relatively large, so it is necessary to increase the spring force.
[0007]
The present invention provides a friction stir welding method that reduces non-bonding and bonding with a gantry.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has a first small-diameter portion at the distal end of the large-diameter portion, the second small-diameter portion is projected from the distal end of the first small-diameter portion, and the second small-diameter portion is Using a tool that can expand and contract with respect to the small-diameter portion, the second small-diameter portion is elastically pressed against the distal end side of the second small-diameter portion with a spring, and the plate material placed on a pedestal is attached to the first material. small-diameter portion and inserting said second small diameter portion, the distal end of the second small diameter portion is inserted to the vicinity of the frame, the second small diameter portion is pushed distally by the spring, the second The tool is moved while rotating in a state where the second small diameter portion can be expanded and contracted to the spring side by a load applied to the spring side from the axial end portion of the small diameter portion.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In FIG. 3, the upper right A is connected to the lower left A. 1, 4, and 5 are cross-sectional views for facilitating understanding of the connection between the
[0010]
The friction stir welding
[0011]
A cylindrical member 212 having a small diameter is provided at one end of the
[0012]
The
[0013]
A
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
When the above is assembled as shown in FIG. 1, the tip of the second
[0018]
When the
[0019]
For example, the diameter of the
[0020]
The force for inserting the
[0021]
The
[0022]
For this reason, the distance from the front-end | tip of the
[0023]
FIG. 4 is a longitudinal cross-sectional view for explaining the operation during friction stir welding of the
[0024]
4 as shown in (b), when the gap G 1 between the upper surface 20a of the tip and
[0025]
Therefore, as shown in FIG. 4C, the distance between the top surface of the
[0026]
Accordingly, the contact between the second
[0027]
On the other hand, if something like kana gap G 1 because of the increased second small-
[0028]
According to this, the range in which the friction stir welding is affected by the expansion and contraction of the second
[0029]
Since the second
[0030]
Since the second small-
[0031]
In fact, I think it should be as follows. Assuming that the expansion / contraction amount of the second small-
[0032]
According to this, the gap G 1 is reduced for some reason, the second small-
[0033]
In the friction stir welding, the friction stir welding apparatus grasps and rotates the
[0034]
Thus, since the direction of the screw of the
[0035]
Note that no screw is provided at the tip of the second
[0036]
A third small diameter portion having a diameter similar to that of the
[0037]
【The invention's effect】
In the present invention, when the gap between the tool tip and the gantry becomes too small, the tool tip is retracted, so that the tool tip does not contact the gantry and good friction stir welding can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a rotary tool for friction stir welding according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
FIG. 3 is an exploded perspective view of the rotary tool for friction stir welding shown in FIG. 1;
FIG. 4 is an explanatory view showing the operation of the rotary tool for friction stir welding of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory view showing the operation of the rotary tool for friction stir welding of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Friction
Claims (11)
前記第2の小径部は伸縮自在にばねで該第2の小径部の先端側に押圧してあり、
架台に載せた板材に前記第1の小径部及び前記第2の小径部を挿入し、前記第2の小径部の先端は架台の近傍まで挿入しており、
前記第2の小径部はばねによって先端側に押しており、該第2の小径部の軸方向端部から前記ばね側にかかる荷重によって前記第2の小径部が前記ばね側に伸縮自在な状態で、前記工具を回転させながら移動させること、
を特徴とする摩擦攪拌接合方法。A first small-diameter portion is provided at the distal end of the large-diameter portion, a second small-diameter portion is protruded from the distal end of the first small-diameter portion, and the second small-diameter portion is made to protrude from the first small-diameter portion. Using a tool that can be expanded and contracted,
The second small diameter portion is elastically pressed against the distal end side of the second small diameter portion with a spring,
The first small diameter portion and the second small diameter portion are inserted into the plate material placed on the gantry, and the tip of the second small diameter portion is inserted to the vicinity of the gantry,
The second small-diameter portion is pushed to the tip side by a spring, and the second small-diameter portion can be expanded and contracted to the spring side by a load applied to the spring side from the axial end of the second small-diameter portion. Moving the tool while rotating,
A friction stir welding method characterized by the above.
前記第2の小径部の先端が前記架台に接触することを目標位置として前記板材に挿入すること、
を特徴とする摩擦攪拌接合方法。In the friction stir welding method according to claim 1,
Inserting the tip of the second small-diameter portion into the plate as a target position that the tip contacts the gantry;
A friction stir welding method characterized by the above.
前記第2の小径部の先端が前記架台に接触することによって第2の小径部の後退を行うこと、
を特徴とする摩擦攪拌接合方法。In the friction stir welding method according to claim 1,
Retreating the second small diameter portion by bringing the tip of the second small diameter portion into contact with the mount;
A friction stir welding method characterized by the above.
前記第2の小径部は前記第1の小径部および前記大径部を貫通していること、
を特徴とする摩擦攪拌接合方法。In the friction stir welding method according to claim 1,
The second small diameter portion passes through the first small diameter portion and the large diameter portion;
A friction stir welding method characterized by the above.
大径部の先端に第1の小径部を備え、前記大径部を前記筒状部材の端部に固定した工具部材と、 A tool member provided with a first small-diameter portion at the tip of the large-diameter portion, and fixing the large-diameter portion to an end portion of the cylindrical member;
該工具部材の回転中心に設けた貫通孔に挿入され、先端が前記第1の小径部の先端より突出した第2の小径部を有するセンター部材と、 A center member having a second small diameter portion inserted into a through hole provided at the rotation center of the tool member and having a tip protruding from the tip of the first small diameter portion;
前記第1の小径部の先端から前記第2の小径部の先端が突出する方向に前記センター部材を押圧するばねと、 A spring that presses the center member in a direction in which the tip of the second small diameter portion protrudes from the tip of the first small diameter portion;
からなる摩擦攪拌接合用回転工具。 A rotary tool for friction stir welding.
前記ばねは前記筒状部材内に配置していること、
を特徴とする摩擦攪拌接合用回転工具。 The rotary tool for friction stir welding according to claim 5,
The spring is disposed within the tubular member;
A rotary tool for friction stir welding characterized by
前記ばねの一端は前記センター部材に接触しており、他端は前記筒状部材に固定した固定金具に接触しており、
前記固定金具は前記筒状部材に螺合して固定しており、
前記固定部材の軸方向の一部は前記筒状部材の軸方向の一部に接触していること、
を特徴とする摩擦攪拌接合用回転工具。The rotary tool for friction stir welding according to claim 6,
One end of the spring is in contact with the center member, and the other end is in contact with a fixing bracket fixed to the cylindrical member,
The fixing bracket is screwed and fixed to the cylindrical member,
A part of the fixing member in the axial direction is in contact with a part of the cylindrical member in the axial direction ;
A rotary tool for friction stir welding characterized by
前記大径部と前記第1の小径部とは1つの部材から設けられており、
前記工具部材を前記円筒状部材に螺合させており、
前記工具部材の軸方向の一部は前記筒状部材の軸方向の一部に接触していること、
を特徴とする摩擦攪拌接合用回転工具。The rotary tool for friction stir welding according to claim 6 ,
The large diameter part and the first small diameter part are provided from one member,
Said tool member and is screwed into the cylindrical member,
A part of the tool member in the axial direction is in contact with a part of the cylindrical member in the axial direction;
A rotary tool for friction stir welding characterized by
前記第1の小径部から突出した前記第2の小径部の径は前記孔の貫通径よりも小さいこと、
を特徴とする摩擦攪拌接合用回転工具。The rotary tool for friction stir welding according to claim 5 ,
The diameter of the second small diameter portion protruding from the first small diameter portion is smaller than the through diameter of the hole ;
A rotary tool for friction stir welding characterized by
前記第2の小径部は軸方向の外面が直線状であること、
を特徴とする摩擦攪拌接合用回転工具。The rotary tool for friction stir welding according to claim 5 ,
The second small diameter portion has an axial outer surface that is linear .
A rotary tool for friction stir welding characterized by
前記センター部材の一部は前記筒状部材の端部の円筒部に入っており、
前記円筒部には半径方向に沿った溝があり、
前記センター部材には前記溝に入った回り止め部を有すること、
を特徴とする摩擦攪拌接合用回転工具。The rotary tool for friction stir welding according to claim 5 ,
A part of the center member is in the cylindrical portion at the end of the cylindrical member,
The cylindrical portion has a groove along the radial direction,
Rukoto in the center member having a detent portion which enters into the groove,
A rotary tool for friction stir welding characterized by
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