JP3853847B2 - 水圧ラムポンプ - Google Patents
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Description
吸込みラムは、少なくとも1905年以来、公知であり(たとえば、1991年6月21日に、アーヘンRWTHのバッケ教授のIHPにおいて開催され、スイス/フェガヴェルクのイヴァン・サイフェリーによって提示されたような、水圧エネルギー・機械エネルギーの変換のための選択肢としての慣性機械)、それらは、推進水管及び自然降下を有する水圧ラムの場合にそうであったように、弁を介して流れる水によって産み出される流体力学的な圧力降下によって突然に閉弁されるように成した、ラム弁を採用している。
既知の吸込みラムの場合(例えば、ドイツ特許明細書第804,288号(1949年、或いは、スイス/ル・ロシエのフェガヴェルク社によって未だに今日も製造されている吸込みラムの場合)には、ラム弁が閉じると、推進水管の中における流水の運動エネルギーは、推進水が停止されるので、消散される。この損失を可能な限り小さく維持するために、フェガヴェルク社の吸込みラムは、推進水管として非常に大きな断面積を有するホースを有するものであり、それによって、推進水の高い速度が補助的に回避されるのである。
上述の既知の吸込みラムは、推進水の体積流量が必要量以下にまで下がると、ラム・ポンプ弁がもはや閉じなくなって、効率がゼロに落ちるので、申し分なく機能するためには特殊な一定の推進水体積流量を必要とする。
そのラム弁は、推進水柱の突然な停止の結果として特に高い負荷に曝されるものであり、この負荷は、推進水柱の停止の結果として、当該弁において支持される当該圧力が空気受けの中への送出しのために達成されなければならない圧力のみとされていた従来の水圧ラムよりも、既知の吸込みラムでは相当に高かった。ラム・ポンプ弁におけるこの高い負荷は、既知の吸込みラムの寿命に不都合な影響を与える。
これらの欠点は、先行文献ではない(EPC54条(3)項)、ドイツ特許出願第19520343号において説明されるラムポンプによって克服されるものであり、それによれば、ラムポンプ弁は、前述の先行技術と同様に、バネの力によって開いて維持され、かつ、推進水流によって閉じられるようにされた逆止め弁として形成されるものではなく、バネの力によって閉じて維持され、かつ推進水圧によって開かれる。更に、本発明によれば、推進水によって同様に作動されるようにした圧力リザーバ要素と協働する振動性回路によってラムポンプ弁を周期的に作動させるように構成されている。その構造のために、吸込みラムは、圧力を増大させるため及び体積流量を増大させるための両方において機能することが可能である。
このラムポンプの場合には、推進水圧は、ラムポンプ弁の開弁の前に、圧力リザーバ要素の圧力調整可能な要素によって引き受けられるので、推進水は、ラムポンプが作動しているときに突然に停止されるのではなく、後者に対して連続的に供給され得ることが保証されるものであり、それによって、ラムポンプ弁は、先行技術と比較して明確に負荷を軽減されることになり、このことは、全体としてラムポンプの寿命のために有益である。
このラムポンプのラムポンプ弁を閉鎖弁として構築すること及び圧力リザーバ要素と協働する推進水によるその駆動によれば、ラム・ポンプ弁のための開弁圧力が、最小の推進水流であっても圧力リザーバ要素によって高められるので、ラムポンプ弁は、最小の推進水体積流量においてさえも未だ開いているということも達成される。従って、上述の吸込みラムと比較して、ラムポンプの効率における明確な増大をも達成するのである。
このラムポンプに関する更なる詳細は、以下のような図1及び図2の図面を使用して詳細に説明される。
図1は、第1の実施例の概略図を示している。
図2は、先行文献ではないドイツ特許出願第19520343号において説明されたラムポンプに関する第2の実施例を示している。
図1及び図2で示された水圧ラムポンプは、概略としては、従来の様式に従って、推進水管1と、送出し水管2と、ラムポンプ弁3と、送出し水を吸い上げるための底部弁4とを含んでいる。送出し水管2の端部に配置されるものは、ラム出口9である。ラムポンプ弁3は、ピストン3aと、ピストン3aを弁座6に対して付勢する復元バネ、即ち閉鎖バネ3bとを含んでいる。ラム・ポンプ弁3は、バネによって閉じて維持されるのである。
更に、推進水管1は、先行技術と同様に、ラムポンプ弁3の圧力側に接続されるだけでなく、バネリザーバ5に対しも補足的に接続される。
圧力リザーバ要素5は、図1及び図2で示されたラムポンプの実施例では、バネリザーバとして形成される。
図1で示された実施例によれば、バネリザーバ5は、それ自身のケーシング5cを有するものであり、ラムポンプ弁3の上流において推進水管1と連絡する。ケーシング5cの中に配置されるものは、バネ5bによって付勢され、圧力リザーバ要素の圧力調整可能な要素を形成するようにされたピストン5aである。
ラムポンプ弁3のピストン3a、復元バネ3b及び弁座は、図1で示されたラムポンプの実施例の場合には、ケーシング5cとは分離したケーシング3cの中に収容され、ラムポンプ弁3及びバネリザーバ5は、推進水のみを介して互いに効果的に接続される。
図2では、バネリザーバ5の各要素及びラムポンプ弁3の各要素は、共通のケーシング10の中に収容されて、互いに機械的に結合され、バネ・リザーバ5のピストン5aは、連結されたピストンリングシステムの上側端部に配置され、圧力リザーババネ5bは、ピストン5aをラム・ポンプ弁3のピストン3aに対して接続し、その復元バネ3bは、上向きに配置され、ケーシング10の中の静止接合部11において固定される。当該ケーシングの下側端部は、送出し水の中に浸かっているものであり、底部弁4によって閉鎖される。
推進水管は、リザーババネ5bのレベルにおいてケーシング10の中に開口するが、送出し水管は、閉鎖バネ3bの下側端部のレベルにおいてケーシングから分岐する。
閉鎖バネ3b及び圧力リザーババネ5bは、図2の吸込みラムのこの実施例の場合には、引張りバネである。
図1及び図2で示されたラムポンプは、以下のように機能する。
推進水は、推進水管1を介して流れ、弁座6の領域を除いたラムポンプ弁ピストン3aの領域における圧力が復元の力、即ちラムポンプ弁閉鎖バネ3bを克服するまで、ピストン5aに作用する推進水圧を経由して圧力リザーババネ5bに圧力を掛ける(圧力リザーバ段階)。
ラム・ポンプ弁3は、その開弁が始まると、推進水圧がラムポンプ弁ピストン3aの全体の領域に作用するので、その後、突然に開弁する。リザーババネ5bは、それがピストン5aの往復運動を経由して送出し管2の中における水の質量を加速するので、ここで圧力を軽減され(圧力軽減段階)、その結果として、この配管の中における圧力は、閉鎖バネ3bの力がラムポンプ弁ピストン3aの全体の領域における圧力を克服してラムポンプ弁が閉じるまで、降下する。
その後に続く繰返しの圧力リザーバ段階において、送出し管2の中における更なる水流は、その水流が送出し水頭の結果としての対向圧力により止まるまで、底部弁4から水を吸い出すのである。その後、更なる圧力軽減及び圧力リザーバの各段階が、循環して進行することになる。
図2で示されたラムポンプは、図1で示されたラムポンプと同様に、圧力リザーバ及び圧力軽減の各段階を循環的に遂行する。図1で示されたラムポンプに対比して、図2のラムポンプの場合には、圧力リザーバピストン5aは、ラムポンプ弁ピストン3aに連結されるそのバネにより、切替え作用を部分的に肩代わりする。これは、弁座6の領域を除いたその領域における圧力が復元の力即ちラムポンプ弁閉鎖バネ3bを克服するまで、推進水がピストン5aに作用する推進水圧を経由して圧力リザーババネ5bに圧力を掛ける(圧力リザーバ段階)ことを意味する。ラムポンプ弁3は、その開弁が始まると、推進水圧が圧力リザーバピストン5aの全体の領域に作用するので、その後、突然に開弁する。圧力リザーババネ5bは、ピストン5aの往復運動を経由して送出し管2の中における水の質量を加速するので、ここで圧力を軽減され(圧力軽減段階)、その結果として、この配管の中における圧力は、閉鎖バネ3bの力が圧力リザーバピストン3aの全体の領域における圧力を克服してラム・ポンプ弁が閉じるまで、降下する。
その後に続く繰返しの圧力リザーバ段階において、送出し管2の中における更なる水流は、その水流が送出し水頭の結果としての対向圧力のために止まるまで、底部弁4から水を吸い出すのである。その後、更なる圧力軽減及び圧力リザーバの各段階が、循環して進行することになる。
図2では、ピストン3bの上のケーシング10の自由な空間には、ラムポンプ弁ピストン3b及び送出し管2の中における水の脈動運動を緩衝するようにした空気充填ホース8が補足的に配置されており、それによって、比較的穏やかな質量流量が、ラムポンプ出口9において保証される。緩衝のためのその他の既知の手段もまた、原則として使用されることが可能である。
本発明の目的は、コンパクトな構造であっても、高い効率性と長い寿命を保証するものであり、圧力を増大させるためにも体積流量を増大させるためにも操作されることが可能であるようにした、水圧ラムポンプを設けることである。
この目的は、請求項1の各機構を使用して達成される。本発明の有益な展開は、その下位請求項において規定される。
従って、本発明による水圧ラムポンプは、原則として、図1及び図2で示されて説明されたように構築される。本発明によるラムポンプの特殊な機構は、一方の弁を閉じるときに生じる運動エネルギーがもう一方の弁に対してその弁部材を開弁する目的のために伝えられるようにして、ラムポンプ弁の弁座を底部弁の弁座に対して機械的に連結するようにしたことによって構成される。
この形式のラムポンプに関して既に上述した利点に加えて、これは、エネルギーに関しても、より都合が良い運転を達成する。更なる利点は、接続部分における水の運動エネルギーが利用され得るものではなく、かつラムポンプが閉じるときに後者におけるキャビテーションに至り得るので、先行技術における問題を示すものである2つの弁の間における有害な部分が、最適に短く維持され得るということである。
最後に、ラムポンプのコンパクトな構造は、ラムポンプ弁と底部弁が互いに、かつ軸方向に直接に隣接して配置されるという事実によって保証されることになる。
当該コンパクトな構造は、ラムポンプ弁の弁部材を一端において担持するようにしたベローズの形状における圧力リザーバの設計から利益を得るものである。
コンパクトな構造にとって同様に有益であることは、圧力リザーバベローズの内部におけるラム・ポンプ弁の弁部材のための復元バネの構成である。
このように、本発明によれば、コンパクトな構造は、送出し水がそれを介して流れるようにしてポンプの中に配置されるようにしたベローズの形状における底部弁のための復元バネの構成から利益を得るものでもある。
本発明は、図3により、具体的として更に詳細に説明される。
図3は、本発明によるラムポンプの好適な実施例を介する長手方向の断面図を示している。図1及び図2におけるものと機能的に全く同じである各部分は、図3でも、同じ参照番号によって示されている。
図3で示されたラムポンプは、図3における下側端部である一端では底部22によって閉鎖され、図3における上側端部であるその他端では蓋23によって閉鎖されるようにした円筒形ジャケット21を有する略管状のケーシング20を有する。管状ケーシング20の内部は、仕切り24によって、大きめな体積のサブチャンバ25と小さめな体積のサブチャンバ26に軸方向において細分される。
ケーシング20の底部22は、図示された実施例では2つの部分において設計されるものであり、その外周がジャケット21の外周に対応し、かつその中心を外れた内周が雄ネジを備えたクロージャストッパ28をその中に捩じ込まれる雌ネジを有するように成した、リング27を含んでいる。部分27及び28を互いに対して密閉するため、クロージャ・ストッパ28の外周には、リング27の内周において支持されるOリング29がその中に装着されるようにしており、環状の溝が設計される。
図示されていない推進水管は、蓋23の中における孔と仕切り24の中における対応する孔とを貫通するように成した、入口パイプ30に対して接続される。入口パイプ30は、少なくとも仕切り24に対して気密に接続される。仕切り24の更なる孔の中へ気密に挿入されるものは、小さめのサブチャンバ26の中に突出する環状部分4aを有するようにした管状の弁座キャリア31であり、前記環状部分4aは、蓋23に向かって尖るその外側によって底部弁4の弁座4bを形成するものであり、当該キャリアは、ベローズとして形成される復元バネ4cをも更に有するものであり、その一端には、弁部材4bが確実に接続され、蓋23の中における孔を貫通するパイプ接続部32に対して確実に接続されるその他端は、当該蓋に対して確実に接続され、図示されていない送出し管に対しても接続される。弁座キャリア31の他端に形成されるものは、底部弁4の弁座4aの方向においてテーパ状になる円錐表面の形状における弁座6であり、当該円錐表面は、協働の目的のためにラムポンプ弁3の弁部材3aの上においてそれに対して相補的に形成される球形表面と協働するものであり、当該弁部材もまた、円形ディスクの形状において同様に形成され、当該円形ディスクは、以下で説明されるようにラムポンプの圧力リザーバを形成するベローズ5の図3における上側端部である一端に対して確実に接続され、当該ベローズは、他端ではケーシング20の底部におけるクロージャストッパ28の内側表面に対して確実に接続されるのである。
環状のラム・ポンプ弁部材3の内側に支持されるものは、復元バネ3bであり、当該バネの他端は、支持パイプ33の上側端部において支持され、当該支持パイプは、その他端によってクロージャストッパ28の中における孔の中に挿入され、後者に対して確実に接続される。その下側端部において、支持パイプ33は、孔34によって半径方向に貫通されるものであり、当該孔は、一方では、パイプ33の内部に開口し、他方では、ベローズ5によって取り囲まれた内側の空間の中に開口するのである。
ラムポンプ弁3の弁本体3aは、円筒形本体35によって貫通される中央の孔を有するものであり、当該円筒形本体は、底部弁4に向かって尖るその端部によって、弁座キャリア31によって取り囲まれた内側の空間の中に突出し、他端ではフランジの様式で幅広にされるものであり、このフランジ状の端部部分は、弁本体3をベローズ5に対して固定するために役立つことになる。ベローズ5に向かって尖るフランジの当該側面には、復元バネ3bのための保持本体が形成されるものであり、このバネは、前記保持本体の廻りに係合する。この本体は、円筒形本体35のフランジ端部及び後者それ自体と共に、毛管内径部によって完全に貫通されるものであり、当該毛管内径部は、その延長部分を毛管36の中に見出し、当該毛管は、保持パイプ33の底部領域の中にまで延在するのである。
ケーシング20のジャケットは、好ましくは、小さめのサブチャンバ26の領域の中における複数の個所において孔開けされるものであり、金属スクリーン37及び38は、これらの孔開け部分の中に装着される。波形の線によってラムポンプの上側端部において図3で概略的に示されたように、水容器の表面の下に浸されている。
図3を使用して説明されたように構築された本発明に拠るラム・ポンプの運転の方法は、以下のとおりである。
推進水は、接続ノズル30を経由してラムポンプの下側のサブチャンバ即ち圧力チャンバ1の中に外部ポンプ(図示略)によってポンプ送りされる。弁部材3は、ラムポンプ弁3の弁座6に対する閉弁位置において復元バネ3bによって保持され、圧力チャンバ内における圧力は、ベローズ5の外側において上昇し、この上昇圧力は、好ましくは金属によって構成されるベローズ5の弾力的な変形を導くことになる。これは、ベローズ5の折畳み部分が水圧吸込みラムのためのバネリザーバの機能を果たすものであるということを意味する。
サブチャンバ25の中において高まる液体圧力は、ラムポンプ弁部材3aを担持するベローズ5の端面において増大する力をもたらし、この圧力が、最終的には、復元バネ3bの閉鎖する力を克服するのである。結果として、ラムポンプ弁3は開弁し、即ちその弁部材3aがその弁座から自由になり、サブチャンバ25の中に存在する液体圧力は、ここで、ベローズ5の端面の全体及び弁部材3aの外側表面に夫々に作用し、その結果、ラム・ポンプ弁3は、更になお開弁し、その結果として、サブチャンバ25内における圧力は、僅かに下がることになる。加えて、ラムポンプ弁3が開弁すると、サブチャンバ25内における圧力は、この時点では未だ閉じている底部弁4の復元バネを形成するものであるベローズ4cの内側の空間と、この内側の空間の中に存在する送出し水とに作用して、後者を加速することになり、その結果、当該圧力は、復元バネ3bが弁本体3をもう一度その弁座に押圧し、それによって、ラムポンプ弁3を閉弁し、サブチャンバ25内における圧力がもう一度高められることになるその値よりも下がってしまうまで、更に降下するのである。
ラムポンプ弁3の閉弁によって弁座6に対して伝えられる運動エネルギーは、弁座キャリア31を経由して底部弁4の弁座4aに対して伝えられ、この弾力的な衝突の結果としてこの弁を開弁することになる。それと同時に、送出し水の中に巻き込まれた運動エネルギーは、送出し水が開いている底部弁4を介する送出し水の重量に対抗して周囲から水を吸い込むので、使用されてしまうものであり、弁本体4bが、弁座4aから引き離されることになる。それと同時に、底部弁4は、ベローズ4cにおける僅かな負圧によって開いて維持される。送出し水の中に含まれたエネルギーが使用し尽くされてしまうや否や、底部弁4は、ベローズ4cの中に存在するバネの力によってもう一度閉弁されるのである。
この閉弁プロセスの運動エネルギーは、弾力的な衝突によって弁座キャリア31を経由してラムポンプ弁3の弁座6に対して伝えられ、更に、ラムポンプ弁3の弁部材3aに対しても伝えられ、その結果、開弁されるのである。それと同時に、ほんの少しだけ静止状態に留まっていた送出し水は、ベローズ4cの弾力性の故に僅かに押し戻されて、ラムポンプ弁の開弁を促進することになる小さな調節的な衝突を産み出すのである。
本発明に従って底部弁4及びラム・ポンプ弁3のために機械的な連結され或いは1つの部品として形成されるようにした弁座のために、夫々の弁の閉弁エネルギーは、夫々のもう一方の弁を開弁するために有益に使用される。この利点は、議論されている2つの弁(底部弁が逆止め弁である)の弁座が互いに分離したものとして設計され、運動エネルギーが一方の弁からもう一方の弁に対して伝えられ得ないので、従来的な構造のラム・ポンプの場合には達成され得るものでない。それどころか、閉弁の間に解放されるその運動エネルギーは、例えば弁のシーリングゴムにおける振動の減衰によって消散されるのである。この種の減衰は、従来的には、弁座の上における夫々の弁部材のいわゆる跳ね返りを防止するために必要なものでもある。弁座を経由して互いに接続され或いは実質的なユニットとして形成されるようにして本発明に従って設計される弁の場合には、この跳ね返りは、その運動エネルギーが、閉弁する弁によってもう一方の弁に対して、その開弁を起動させ或いは促進すべく導入されるので、発生しないことになるのである。
従来においては、弁部材のまわりにおける流れは、軸方向であり、その流れは、流入に続いて、弁部材と弁座の間において半径方向に分離して流れるものである。これとは対照的に、本発明における共通の弁座を備えて設計される弁における流れは、弁部材とそれに関連する弁座との間においても一緒に半径方向内側に向かって流れ、その後、夫々の弁から離れて軸方向に流れるのである。共通の弁座が提供するのは、これだけであり、本発明における2つの弁の弁座を連結することの更なる利点は、2つの弁の間の部分が無視できるほどに短く維持され得るという事実によって構成される。
単純な手段を使用することによって、本発明による上述のラムポンプは、標準的なラムとして運転されることもまた可能である。この目的のためには、底部弁4が休止位置において開いているという効果を有するようにした、補足的なバネを提供することだけが必要である。この修正されたラムポンプの運転様式は、以下のとおりである。
はじめに、送出し水は、その自然な落下の故に加速されるものであり、それは、弁部材4bと弁座4aの間における流体力学的な負圧及びベローズ4cにおける背圧が底部弁4の閉弁をもたらすまで、管接続部32を経由し、開弁した底部弁4を介して開けたところに出て来る。結果として、ラムポンプ弁3が開弁し、送出し水の運動エネルギーがバネリザーバ(ベローズ5)を装填することになり、その結果、ラムポンプ弁3は、もう一度閉弁し、上述のようなプロセスが、再びはじめから始まることになる。しかしながら、バネリザーバ(ベローズ5)が既に装填されている(即ち、圧力がかかった水が何も消費されていない)場合、底部弁4は、送出し水が静止状態になったときに閉弁するものではなく、バネリザーバからの過剰なエネルギーが送出し水を逆の様式、即ち逆方向に加速した後においてのみ閉弁するのである。ラムポンプ弁3の閉弁に続き、その後、送出し水は、流れの方向が逆転するまで、初めて底部弁4を介して水を吸い込むことになる。これは、圧力がかかった水が必要とされない場合には、送出し水の消費もまた最小限に戻るということを意味するのである。
毛細管36即ち弁部材における毛細管開口(図3)の目的は、ベローズ5の内部における圧力がベローズ4c及び送出し管における平均圧力と等しくなることである。これは、ラムポンプ弁が開弁する場合の推進水と送出し水の間における圧力差が送出し水頭から独立しているという状況を達成するものである。そして、結果として、外部の推進水ポンプにおける負荷は、ラムポンプが多量の表層水を送り出すために採用されるか、或いは深みからの少量の水を送り出すために採用されるかどうかに関わらず、常に同じであることになるのである。
Claims (9)
- 推進水を供給される推進水管(1)と、底部弁(4)を経由して送出し水に対して接続され得るようにした送出し管(2)と、推進水管(1)及び送出し管(2)に対して接続されるようにしたラムポンプ弁(3)とを備え、前記推進水は、ラムポンプ弁(3)が開弁しているときに、送出し管の中に流れ込み、ラムポンプ弁の閉弁の後に、水柱が底部弁(4)を経由して送出し水を吸い込むようにして送出し管の中に更に流れ込み、ラムポンプ弁(3)は推進水管を送出し管から分離するその閉弁位置においてバネの力によって保持されており、更に、流れの方向におけるラムポンプ弁(3)の上流において推進水管に対して接続されて設けられるようにした圧力リザーバ(5)と、環状であり、軸方向に移動可能であり、かつ送出し管に対して気密に接続されるようにした底部弁(4)の弁本体(4b)を備えた水圧ラムポンプであって、
ラムポンプ弁(3)の弁座(6)と底部弁(4)の弁座(4a)は、運動エネルギーを伝えるために機械的に連結されるようにしたことを特徴とする水圧ラムポンプ。 - ラムポンプ弁(3)及び底部弁(4)は、相互に隣接する弁座を備えて、同軸的に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の水圧ラムポンプ。
- 2つの弁座(4a,6)は、弁座キャリア(24)の対向端部において形成されるようにした、請求項2に記載の水圧ラムポンプ。
- 圧力リザーバ(5)は、2分割ケーシングのサブチャンバ(25)の中において一端を支持され、かつ外側から推進水によって操作されるようにしたベローズを有し、当該推進水は、推進水管(30)を経由してこのサブチャンバ(25)の中に導入され、当該推進水管は、他端においてラムポンプ弁(3)の弁部材(3a)を担持し、その弁座(6)は、ケーシング(20)を細分する仕切り(24)の中に装着され、かつ底部弁(4)の弁座(4a)に対して接続され、当該弁は、もう一方のサブチャンバの中に配置され、当該サブチャンバは、送出し水と連絡するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の水圧ラムポンプ。
- ベローズ(5)は、圧力を貯蔵するためにその軸方向の大きさを変化させることなく、圧力リザーバの弾力的な可変容量コンポーネントとして機能するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の水圧ラムポンプ。
- ラムポンプ弁(3)のための復元バネ(3b)は、圧力リザーバベローズ(5)の内部に配置され、同軸的に走り、一端をラムポンプ弁(3)の弁部材(6)の内部で、他端をケーシング(2)においてそれぞれ支持されるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の水圧ラムポンプ。
- ラムポンプ弁(3)の弁部材(3a)は、圧力リザーバベローズ(5)の内部を底部弁(4)の弁部材(4a)とラムポンプ弁(3)の弁部材(6)の間の空間に対して接続する毛管内径部によって貫通されるようにしたことを特徴とする請求項4又は5に記載の水圧ラムポンプ。
- 圧力リザーバベローズ(5)の底部領域の中にまで延在する毛細管(36)が、その内径部に対して接続されるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の水圧ラムポンプ。
- 底部弁(4)は、一端において底部弁(4)の弁部材(4a)を担持し、他端において弁部材(4b)が閉弁位置においてその弁座(4a)に対して押圧されるようにして、ケーシング(20)の上に支持されるベローズ(4c)を有するようにしたことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1に記載の水圧ラムポンプ。
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