JP3853589B2 - 最適のセル識別コード生成及びその伝送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、次世代移動通信に係り、特に、W−CDMA方式を用いる移動通信システムでアダマールコード(Hadamard code)及び倍直交コード(Bi−orthogonal)を用いて最適のセル(=基地局)識別コードを生成し、且つ伝送する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、第3世代共同プロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)の無線接続ネットワーク(RAN:Radio Access Network)規格ではSSDT(SSDT:Site Selection Diversity Transmission)に対して記述している。
【0003】
SSDTとは、ソフトハンドオーバーモードにおける選択的な大規模のダイバーシティ技法として、かかるSSDT動作を介してユーザ側(UE:User Equipment)は″プライマリー(Primary)″という活性群にあるセルのうち一つを選択する。 この時、他の全てのセルは″ノンプライマリー(Non−Primary)″として分類される。ここで、SSDTの第1目的は、下向きリンクにおける伝送を優先順位(以下、″プライマリー″と称する)セルで行うようにして、ソフトハンドオーバーモードで多重伝送によって発生する干渉を減らすことにある。
【0004】
SSDTの第2目的は、サイトの迅速な選択をネットワーク側(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)の介入なしに行い、ソフトハンドオーバーの利点を保持するためである。
【0005】
しかし、プライマリーセルを選択するためには伝送レベルが一定の水準以上となる各有効セルには仮識別子が割り当てられるし、ユーザ側はプライマリーセルに該当するセル識別子コードを接続されているセルに知らせる。
【0006】
この時、ユーザ側は有効セルなどによって伝送された共通パイロットの受信レベルを周期的に測定し比較してプライマリーセルを選択し、最も大きいパイロット電力のセルをプライマリーセルに選択する。その後、ユーザ側によって後順位(以下、ノン−プライマリー(Non−Primary)と称する)に選択されたセルの伝送電力を断絶させる。
【0007】
プライマリーセルのセル識別子コードは図1に示す上向きリンク専用物理制御チャネル(DPCCH:Dedicated Physical Control Channel)Dedicated Physical ControlChannel)のような制御チャネルの多数のフィールドのうち、フィードバック識別子(FBI:Feed Back Indicator)フィールドを介して活性群内のセルに伝えられる。次の図2から分かるように、フィードバック識別子(FBI)は一つのスロットに1ビットまたは2ビットが伝送されるが、フィードバック識別子(FBI)が1ビットである場合は、一つの無線フレームに15ビットが伝送され、フィードバック識別子(FBI)が2ビットである場合は、一つの無線フレームに30ビットが伝送される。これは一つの無線フレームが15個のタイムスロットより構成されるからである。また、ユーザ側はセル識別子コードを選択されたプライマリーセルへ伝送する時、各スロット当たりFBIフィールドに1ビットを挿入して伝送するか、或いは2ビットを挿入して伝送するかを決定する。
【0008】
参考に、図1のkは上向きリンク専用物理チャネルにおける拡散因子(SF:Spreading Factor)に関係しており、256から4までの値を有する拡散因子(SF)は256/2Kとして表れる。また、上向き専用物理チャネル(DPCH)の専用物理データチャネルと専用物理制御チャネルにおける各スロット当たりフィールドのビット数は次の表1と表2の通りである。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
前記表2においてFBIフィールドに挿入される各スロット当たりビット数を示すNFBIはユーザ側(UE)とシステム側(UTRAN)との接続点の間にフィードバックが要求される閉鎖ループモード伝送ダイバーシティまたはSSDTなどに用いられる。またNFBIは図2に示すようにSフィールドとDフィールドとに分けられる。ここでSフィールドはSSDT信号処理に用いられ、Dフィールドはフィードバックモードの伝送ダイバーシティ信号処理に用いられる。
【0011】
図2においてSフィールド及びDフィールドの長さは各々0,1,2となり、これも表2から分かる。もし、SSDTによる電力制御とフィードバックモードの伝送ダイバーシティとを同時に用いる場合にはSフィールドとDフィールドに各々1ビットずつを用いる。
【0012】
以下、ソフトハンドオーバーモードにおいて、多重伝送による干渉を減らすためのSSDT動作についてより詳細に説明する。
【0013】
前記SSDTはソフトハンドオーバーモードで活性群のセルに基づいたネットワーク側(UTRAN)によって初期動作され、その後、現在ソフトハンドオーバー周期の間に活性化されているSSDTオプションのネットワーク側(UTRAN)はセルとユーザ側にこれを知らせる。この時、仮識別子が活性群の順次に基づき割り当てられ、活性化されている多数の有効セル及びユーザ側へ伝えられる。有効リストを受信した特定のセルは自分のセル識別子コードを決定できるそのリストで自分の登録位置が把握できると共に、有効リストを受信中であるユーザ側はそのリストでセルの登録順次による有効セルの各セル識別子コードを決めることができる。従って、ネットワーク側(UTRAN)とユーザ側(UE)はセル識別子コードとセルとの間に同一な組合せを有する。この時、有効リストは毎度更新とされ、更新された有効リストは全ての有効セルとユーザ側へ伝えられる。
【0014】
SSDTとユーザ側(UE)認証の活性化の後、ユーザ側はプライマリーセルのセル識別子コードを送り始めるが、成功的なSSDTの活性化とユーザ側の認証許容によって有効セルはプライマリーセルの識別子情報を検出し始める。
【0015】
次は、仮セル識別子の設定に対して説明する。
【0016】
SSDTの間、それぞれのセルには仮識別子が与えられ、この識別子はサイトセレクション信号として用いられる。
【0017】
上位階層からSSDTモードへユーザ側とセル間の伝送が決定される場合、ユーザ側は有効セルのうち最も適した一つのセルをプライマリーセルとして決定して、フィードバック識別子フィールドを介してネットワーク側に知らせる。
【0018】
また、SSDTモードに動作する場合、一つのセルからだけ信号が伝送されるので、他の有効セルに対してはセル間の干渉が減るようになり、セル性能を増加させることができる。
【0019】
仮セル識別子は特定のビット長さを有する二進ビットシーケンスからなり、これを次の表3と表4に示した。
【0020】
表3には各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)が1ビット伝送される場合の仮セル識別子コードであり、表4は各スロット当たりフィードバック識別子が2ビット伝送される場合の仮識別子のコードである。
【0021】
次の表3と表4から分かるように、仮セル識別子コードは″ロング(long)″、″ミディアム(medium)″また″ショート(short)″の三つの形態を有し、これらのそれぞれの形態に対して全て8種のコードがある。これらの仮セル識別子コードは必ず一つのフレーム内で伝送すべきであり、もし、仮セル識別子コードを一つのフレームの各フィードバック識別子フィールドに全部挿入して伝送できず、二つのフレームに挿入して伝送する場合には仮セル識別子コードの最終ビットがパンクチャリングされる。
【0022】
【表3】
前記表3でコード長さ15ビットのロングセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大7となり、コード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードは最小ハミング距離が最大4となり、コード長さ8ビットの各ミディアムセル識別子コードで最終ビットをパンクチャリングしたコード長さ7ビットのセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大3となり、コード長さが5ビットのショートセル識別子コードは最小ハミング(dmin)が最大2となる。
【0023】
【表4】
前記表4でコード長さ16ビットのロングセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大8となり、コード長さ16ビットの各ロングセル識別子コードで最終ビット対をパンクチャリングしたコード長さ14ビットのセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大6となり、コード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大4となり、コード長さ8ビットの各ミディアムセル識別子コードで最終ビットをパンクチャリングしたコード長さ6ビットのセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大2となり、コード長さ6ビットのショートセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大2となる。
【0024】
次の表5は前記表3と表4に示す仮セル識別子コードの特性によって各セル識別子コードの形態別に一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数を示すものである。
【0025】
【表5】
前記表5を詳細に説明すると、まず、スロット当たりFBIが1ビットである場合にロングセル識別子コードは、各スロットに1ビットずつ一つのフレーム当たり15ビットが伝送されるので、一つのフレーム当たり1回のサイト選択が行われるし、スロット当たりFBIが2ビットである場合にロングセル識別子コードは、各スロットに2ビットずつ一つのフレーム当たり30ビットが伝送されるので一つのフレーム当たり2回のサイト選択が行われる。
【0026】
また、スロット当たりFBIが1ビットである場合ミディアムセル識別子コードは一つのフレーム当たり15ビットが伝送されるので一つのフレーム当たり2回のサイト選択が行われ、スロット当たりFBIが2ビットである場合ミディアムセル識別子コードは一つのフレーム当たり30ビットが伝送されるので一つのフレーム当たり4回のサイト選択が行われる。
【0027】
最後に、スロット当たりFBIが1ビットである場合ショートセル識別子コードは、一つのフレーム当たり15ビットが伝送されるので一つのフレーム当たり3回のサイト選択が行われ、スロット当たりFBIが2ビットである場合ミディアムセル識別子コードは、一つのフレーム当たり30ビットが伝送されるので一つのフレーム当たり5回のサイト選択が行われる。
【0028】
次に、一つのスロットにフィードバック識別子が2ビット伝送される場合、コード長さ14ビットの8つのロングセル識別子コードは最大の相互相関関数値(Cross−Correlation)が″2″、ハミング距離は最大6(dmi n=6)となり、コード長さ6ビットの8つのミディアムセル識別子コードとコード長さ6ビットの8つのショートセル識別子コードは最大の相互相関関数値がそれぞれ″2″、ハミング距離はそれぞれ最大2(dmin=2)となる。ここで、コード長さ14ビットのロングセル識別子コードは表2の最終列に該当する2ビットがパンクチャリングされ、コード長さ6ビットのミディアムセル識別子コードもまた最終列に当たる2ビットがパンクチャリングされる。
【0029】
前記したように、SSDT及びユーザ側認証の活性化の後、ユーザ側が前記仮セル識別子コードのうち一つをプライマリーセルのセル識別子コードに決定して伝える時は上向きリンク制御チャネルのフィードバック識別子を介して周期的に伝達する。
【0030】
もし、いずれかのセルが自分のセル識別子コードと一致しないプライマリーセル識別子コードを受信するか、このセルに受信された上向きリンク信号の品質がネットワーク側により定義される臨界値を満たさないか、または上向き圧縮モードで[NID/3]より小数のシンボルがパンクチャリングされた場合にこのセルはノン−プライマリーセルとなる。ところが、前記取り上げられた三つの条件のうち一つでも満たさない場合はプライマリーセルに保持される。ここで、前記NIDは生成された仮識別子の長さ(ビット数)である。
【0031】
次に、SSDTの終了はネットワーク側によって決められる。ネットワーク側はソフトハンドオーバーの終了手続と同一な方式でSSDTを終了し、この事実を全セルとユーザ側に知らせる。
【0032】
このような従来のSSDTで各セルを識別するのに用いられるセル識別コードの性能は最大相互相関関数値またはハミング距離によって決められる。これにより、最大相互相関関数値が小く、かつハミング距離が最大である最適のセル識別コードが現在要求されており、これを用いてより優れた性能が得られるセル識別方案が要求されている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術に鑑み、成されたもので、SSDTで各セルを識別するとき、最適性能のセル識別コードを生成して用いることによってソフトハンドオーバーモードで最適のダイバーシティ効果を奏するようにした最適のセル識別方法を提供することにその目的がある。
【0034】
【課題を解決するための手段】
本発明によるセルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、アダマールコードを用いてセル識別子コードを生成する段階と、セル識別子コードを要求するセルに前記生成されたセル識別子コードを割り当てる段階と、を備えていることを特徴とし、それにより上記目的が達成される。
【0035】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードはアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0036】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0037】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットと第2ビットと第6ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0038】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記生成段階は後半部の第1ビットが0の値を有するアダマールコードを選択する段階と、前記選択したアダマールコードを用いて識別子コードを生成する段階とを更に備えていることを特徴としてもよい。
【0039】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0040】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0041】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットと第2ビットと第6ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0042】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記アダマールコードは8ビットまたは16ビットのコード長さを有することを特徴としてもよい。
【0043】
本発明によるセルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、全て0のビット値を有する第1コードと、01のビット値を選択的に有する第2コードと、0011のビット値を繰り返して有する第3コードと、0110のビット値を繰り返して有する第4コードと、00001111のビット値を繰り返して有する第5コードと、01011010のビット値を繰り返して有する第6コードと、00と11のビット値を選択的に有する第7コードと、01と10のビット値を選択的に有する第8コードとを選択する段階と、前記選択されたコードを用いて識別子コードを生成する段階と、前記識別子コードを要求するセルに前記生成された識別子コードを割り当てる段階とを備えていることを特徴とし、それにより上記目的が達成される。
【0044】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記識別子コードは前記選択されたコードの第1ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0045】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0046】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは前記アダマールコードの第1ビットと第2ビットと第6ビットをパンクチャリングするか、削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0047】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記選択されたコードは8ビットまたは16ビットのコード長さを有することを特徴としてもよい。
【0048】
本発明によるセルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、SSDTの間にアダマールコードまたは倍直交コードのうち少なくとも一つのコードを用いてセル識別子コードを生成する段階と、前記ユーザの有効セルに前記生成されたセル識別子コードを選択的に割り当てる段階と、ユーザがプライマリーセルを選択するために前記有効セルから伝送された共通パイロットの受信レベルを周期的に測定する段階と、前記有効セルに前記選択されたプライマリーセルのセル識別子コードを周期的に伝送する段階と、を備えていることを特徴とし、それにより上記目的が達成される。
【0049】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記SSDTが解除されるときユーザの有効セルに割り当てられていたセル識別子コードも同時に解除されることを特徴としてもよい。
【0050】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードはアダマールコードを用いて生成されることを特徴としてもよい。
【0051】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードはコード長さ8ビットまたは16ビットのアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングまたは削除することによって生成されるか、前記生成されたセル識別子コードの長さと種類によって8ビットまたは16ビットのアダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングまたは削除することによって生成されることを特徴としてもよい。
【0052】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記生成されたセル識別子コードは一つのフレームスロットのFBIフィールドに1ビットまたは2ビットずつ挿入されることを特徴としてもよい。
【0053】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは一つのフレームでセル識別子コードを伝送するアダマールコードの少なくとも一つのビットをパンクチャリングして生成されることを特徴としてもよい。
【0054】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードはFBIフィールドに2ビットずつ挿入されるアダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングして生成されることを特徴としてもよい。
【0055】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記8ビットセル識別子コードは8ビットアダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングして生成されたセル識別子コードのいずれか一つと共にFBIフィールドに所定の回数だけ繰り返して挿入されることを特徴としてもよい。
【0056】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記16ビットセル識別子コードは16ビットアダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングして生成されたセル識別子コードのいずれか一つと共にFBIフィールドに挿入されることを特徴としてもよい。
【0057】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは5ビットのコード長さを有するセル識別子コードを生成するために、アダマールコードの残り7ビットのうち2つのビットを選択的パンクチャリングし、8ビットアダマールコードの第1ビットを削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0058】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードはアダマールコードと倍直交コードを用いて生成されることを特徴としてもよい。
【0059】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは8ビットまたは16ビットアダマールコードの少なくとも一つのビットを削除して生成されることを特徴としてもよい。
【0060】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは8ビットまたは16ビット倍直交コードを用いて生成されることを特徴としてもよい。
【0061】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記セル識別子コードは16ビットアダマールコードの第1ビットと第9ビットを除去して生成されることを特徴としてもよい。
【0062】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記アダマールコードを用いて生成されたセル識別子コードのうちいずれか一つと、倍直交コードを用いて生成されたセル識別子コードのいずれか一つとが一つのフレームに共に伝送されることを特徴としてもよい。
【0063】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記ユーザのアクティブセット内の有効セルの数によって倍直交コードまたはアダマールコードのうちいずれか一つを用いて生成されたセル識別子コードを選択する段階と、前記ユーザの有効セルに前記選択されたセル識別子コードを割り当てる段階と、を備えていることを特徴としてもよい。
【0064】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記アクティブセット内の有効セルの数が2つ以下である場合に倍直交コードを用いて生成されたセル識別子コードを選択することを特徴としてもよい。
【0065】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記2つのセル識別子コードは互いに直交する倍直交コードを用いて生成されることを特徴としてもよい。
【0066】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記有効セルの数が2つより多くなる場合前記有効セルにアダマールコードを用いて生成されたセル識別子コードを選択して割り当てることを特徴としてもよい。
【0067】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記有効セルの数が2つより多くなる場合に前記アダマールコードを用いて生成されたセル識別子コードを選択することを特徴としてもよい。
【0068】
セルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、前記有効セルの数が3未満に減少する場合、前記有効セルに倍直交コードを用いて生成されたセル識別子コードを選択して割り当てることを特徴としてもよい。
【0069】
本発明によるセルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、ユーザがSSDTの間ユーザのアクティブセット内の有効セルにアダマールコードを用いてセル識別子コードを割り当てる段階と、ユーザがプライマリーセルを選択するために前記有効セルから伝送された共同パイロットの受信レベルを周期的に測定する段階と、上向きリンク制御チャネルのFBIフィールドを介して前記有効セルに前記プライマリーセルに割り当てられたセル識別子コードを周期的に伝送する段階と、を備え、それにより上記目的が達成される。
【0070】
本発明によるセルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、ユーザがSSDTの間に倍直交コードとアダマールコードを用いて多数のセル識別子コードを生成する段階と、前記ユーザのアクティブセット内の有効セルに前記生成されたセル識別子コードを割り当てる段階と、ユーザがプライマリーセルを選択するために、前記有効セルから伝送された共同パイロットの受信レベルを周期的に測定する段階と、前記プライマリーセルのセル識別子コードが前記有効セルに伝送される場合に、スロット当たりFBIフィールドに挿入されるビットの数がユーザによって決定される段階と、前記セル識別子コードの種類によってフレームに前記プライマリーセルのセル識別子コードが一回またはそれ以上の回数だけ繰り返して挿入される段階と、上向きリンク制御チャネルを介して前記有効セルに前記セル識別子コードを伝送する段階とからなることを特徴とし、それにより上記目的が達成される。
【0071】
本発明によるセルモード移動通信システムにおけるセル識別子コードの割り当て方法は、アクティブセット内の有効セルの数によって、ユーザのアクティブセット内の有効セルにアダマールコードまたは倍直交コードを用いて生成された一つまたはその以上のセル識別子コードを選択的に割り当てる段階と、前記プライマリーセルのセル識別子コードが一つのフレームに一つまたはその以上の回数だけ繰り返して挿入される段階と、SSDTの間前記有効セルに前記セル識別子コードを伝送する段階と、を備えていることを特徴とし、それにより上記目的が達成される。
【0072】
上記目的を達成するための本発明に係る最適のセル識別方法及びセル識別子伝送方法はユーザ側(UE)がサイト選択ダイバーシティ伝送(SSDT)の間、アダマールコード及び倍直交コードのうち少なくとも一つを用いてセル識別子コードを生成して、前記ユーザ側の各有効セルにそれぞれ割り当てる段階と、前記ユーザ側が前記各有効セルから伝送された共通パイロットの受信レベルを周期的に測定してプライマリーセルを選択する段階と、そして、前記選択されたプライマリーセルのセル識別子コードを前記有効セルに周期的にそれぞれ伝送する段階とを備えていることを特徴とする。
【0073】
これに対して本発明では最適性能のセル識別を満足させ、ソフトハンドオーバーモードで最適のダイバーシティ効果が発揮できるように、アダマールコード及び倍直交コードのうち少なくとも一つを用いてセル識別子コードを生成し、これを上向きリンクチャネルを介してより効果的に伝送する方法を提供する。また、本発明では活性群の大きさによる能動的な割り当てを考慮して最小ハミング距離が最大となる最適のサイト選択ダイバーシティ伝送(SSDT)セル識別コードを作り、これを上向きリンクチャネルを介してより効果的に伝送する方法を提供する。
【0074】
また、本発明に係る最適のセル識別方法及びセル識別子伝送方法はユーザ側(UE)がサイト選択ダイバーシティ伝送(SSDT)の間にアダマールコードを用いて生成されたセル識別子コードを各有効セルに割り当てる段階と、前記ユーザ側が前記各有効セルから伝送された共通パイロットの受信レベルを周期的に測定してプライマリーセルを選択する段階と、そして、前記ユーザ側が前記選択されたプライマリーセルのセル識別子コードを上向きリンク制御チャネルのフィードバック識別子(FBI)フィールドを介して周期的に前記有効セルへ伝達する段階を備えていることを特徴とする。
【0075】
本発明の他の目的は、最適性能のセル識別を満足させ、ソフトハンドオーバーモードで最適のダイバーシティ効果を奏するように、アダマールコード及び倍直交コードを用いて最小ハミング距離が最大となる最適のSSDTセル識別コードを作り、これを上向きリンクチャネルを介してより効果的に伝送する方法を提供する。
【0076】
上記目的を達成するための本発明に係る最適のセル識別方法及びセル識別子伝送方法は、ユーザ側(UE)がサイト選択ダイバーシティ伝送(SSDT)の間各有効セルに与える多数のセル識別子コードをアダマールコード及び倍直交コードを用いて生成して各有効セルに割り当てる段階と、前記ユーザ側が前記各有効セルから伝送された共通パイロットの受信レベルを周期的に測定してプライマリーセルを選択する段階と、前記選択されたプライマリーセルのセル識別子コードを上向きリンク制御チャネルを介して各有効セルに伝送しようとするとき、各スロットのフィードバック識別子(FBI)フィールドに挿入されるセル識別子コードのビット数が前記ユーザ側(UE)によって決定される段階と、そして、前記生成されたセル識別子コードのうち前記ユーザ側(UE)によって選択されたプライマリーセルのセル識別子コードをこのセル識別子コードの形態によって1回またはそれ以上の回数だけ繰り返して前記各有効セルへ伝送する段階とからなることを特徴とする。
【0077】
本発明のまた他の目的は最適性能のセル識別を満足させ、ソフトハンドオーバーモードで最適のダイバーシティ効果を奏するように、活性群の大きさによる能動的な割り当てを考慮して最小ハミング距離が最大となる最適のSSDTセル識別子コードを作り、これを上向きリンクチャネルを介してより効果的に伝送する方法を提供する。
【0078】
上記目的を達成するための本発明に係る最適のセル識別方法及びセル識別子伝送方法は、ユーザ側(UE)が選択ダイバーシティ伝送(SSDT)の間にソフトハンドオーバーモードに動作する時点で、前記ユーザ側の活性群に属した有効セルの数によってアダマールコードに基づいたセル識別子コードと倍直交コードに基づいたセル識別子コードのうち選択された一つまたはその以上のコードを前記有効セルにそれぞれ選択的に割り当てる段階と、前記ユーザ側(UE)により割り当てられた該セル識別子コードを少なくとも一回またはその以上の回数だけ繰り返してサイト選択ダイバーシティ伝送(SSDT)の間に各有効セルへ伝送する段階とを備えていることを特徴とする。
【0079】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る最適のセル識別方法に対する好ましい実施の形態を添付の図面を参照して説明する。
【0080】
(第1実施形態)
仮セル識別子は特定のビット長さを有する二進ビットシーケンスからなり、第1実施形態における仮セル識別子コードを次ぎの表6と表7に示した。
【0081】
表6は一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が1ビット伝送される場合の仮セル識別子コードであり、表7は一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が2ビット伝送される場合の仮セル識別子コードである。
【0082】
現在3GPP規格によれば、フィードバック識別子(FBI)は閉鎖ループ伝送ダイバーシティのための情報ビット伝送と相補的に使用されている。
【0083】
次の表6と表7から分かるように、本発明の仮セル識別子コードは″ロング″、″ミディアム″、そして″ショート″の三つの形態を有し、各々の形態に対して全部8つのコードがある。
【0084】
これらの仮セル識別子コードは一般的に一つのフレーム内で伝送されるべきであり、もし仮セル識別子コードを一つのフレームの各フィードバック識別子(FBI)フィールドに全部挿入して伝送せず、二つのフレームの各フィードバック識別子(FBI)フィールドに挿入して伝送する場合には、仮セル識別子コードの第1ビット、または第1ビットと第2ビットがパンクチャリングされる。
【0085】
【表6】
【0086】
【表7】
前記表6と表7に示す本発明の仮セル識別子コードの特性を見ると、一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が1ビットの長さで各フレーム上から伝送される場合、コード長さ15ビットの8つのロングセル識別子コードは最大の相互相関関数値が″−1″、最小ハミング距離は最大8(dmin=8)となり、コードの長さが7ビットである8つのミディアムセル識別子コードは最大の相互相関関数値が″−1″、最小ハミング距離は最大4(dmin=4)となる。そして、コード長さ5ビットの8つのショートセル識別子コードは最大の相互相関関数値が″1″、最小ハミング距離は最大2(dmin=2)となる。
【0087】
ここで、コード長さ15ビットのロングセル識別子コードは、16ビットであるアダマールコードで第1ビットをパンクチャリングしたものであり、コード長さ7ビットのミディアムセル識別子コードは8ビットのアダマールコードで第1ビットをパンクチャリングしたものである。
【0088】
次に、一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が2ビットの長さで各フレーム上から伝送される場合、コード長さ14ビットの8つのロングセル識別子コードは最大の相互相関関数値が″0″、最小ハミング距離は最大7(dmin=7)となり、コード長さ6ビットの8つのミディアムセル識別子コードとコード長さ6ビットの8つのショートセル識別子コードは、最大の相互相関関数値が″それぞれ″0″、最小ハミング距離はそれぞれ最大3(dmin=3)となる。
【0089】
ここで、コード長さ14ビットのロングセル識別子コードは、表7の第1列(16ビットアダマールコードの第1ビットと第2ビット)に当たる2ビットがパンクチャリングされ、コード長さ6ビットのミディアムセル識別子コードもまた第1列(8ビットアダマールコードの第1ビットと第2ビット)に当たる2ビットがパンクチャリングされる。
【0090】
ユーザ側は、このユーザ側の有効セルによって伝送されるパイロットの受信レベルを周期的に測定して、この受信レベルが臨界値以上となるセルをプライマリーセルとして選択し、前記仮セル識別子コードのうち一つをプライマリーセルのセル識別子コードに決定して活性群内の有効セルに周期的に伝達するが、このプライマリーセルのセル識別子コードの伝達は上向きリンク制御チャネルのフィードバック識別子(FBI)フィールドを介して成される。このとき、前記仮セル識別子コードは前記FBIに1ビットまたは2ビットずつ挿入され伝送される。
【0091】
本発明の第1実施形態では前記表6と表7の仮セル識別子コードを図3aに示すアダマールコードを用いて生成する。
【0092】
図3aは、8ビットのアダマールコードと16ビットのアダマールコードを示している。第1実施形態では、セル識別子コードの形態によってそれぞれ8つのSSDTセル識別子コードが用いられるので、8ビットのアダマールコード8つ、または16ビットのアダマールコード8つを選択的に使用する。
【0093】
図3aのアダマールコードを使用した仮セル識別子コードの生成方法は次の通りである。このとき、本発明ではアダマールコードの第1ビットが″0″であることを用いて、前記表6または表7により生成された仮セル識別子コードを受信した受信側でこれをデコーディングするとき、送信側でパンクチャリングされたビットが予め分かるので、デコーディング上の利点がある。
【0094】
表6のように一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が1ビット長さで伝送される場合の仮セル識別子コードは次のように生成される。
【0095】
この場合、アダマールコードの第1ビットが全て″0″であることを用いてアダマールコードのそれぞれの第1ビットをパンクチャリングする。これは設定された仮セル識別子コードに対する最小ハミング距離が減少しないからである。
【0096】
以下、仮セル識別子コードはセル識別子コードに略称する。
【0097】
まず、コード長さ15ビットの8つのロングセル識別子コードは、16ビットのアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングして生成される。
【0098】
コード長さ7ビット8つのミディアムセル識別子コードは8ビットのアダマールコードをそのまま使用する。ところが、一つの無線フレームに挿入され伝送されるセル識別子コードの長さは15ビットであるので、各無線フレーム当たり伝送されるミディアムセル識別子コードは、二回繰り返して送られる。
【0099】
しかし、8ビットのアダマールコードを二回繰り返すことで得られたセル識別子コードは各無線フレーム当たり伝送可能なビットの数を1ビット超過するので、表6に示すように、繰り返される8ビットのアダマールコードのうち一つで第1ビットをパンクチャリングした後伝送する。
【0100】
コード長さ5ビットの8つのショートセル識別子コードは、8ビットのアダマールコードで第1、第5、そして、第8ビットをパンクチャリングして生成される。この場合にも一つの無線フレーム当たり伝送可能なセル識別子コードの長さは15ビットであるので、前記8ビットアダマールコードをパンクチャリングして生成された8つのショートセル識別子コードは三回繰り返して伝送される。
【0101】
しかし、本発明では別にコード長さ8ビットのアダマールコードを3ビットパンクチャリングして生成されたまた他の様々なショートセル識別子コードが用いられており、これを以下に説明する。
【0102】
表7に示すように、一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が2ビットに伝送される場合の仮セル識別子コードは次のように生成される。
【0103】
この場合にもアダマールコードの第1ビットが全て″0″であることを用いてアダマールコードのそれぞれの第1ビットをパンクチャリングする。また、前記FBIが一つのスロット当たり2ビットの長さで伝送されるので、一つのフレーム当たり伝送可能な識別子のビットの数は30ビットである。
【0104】
まず、コード長さ14ビットの8つのロングセル識別子コードはコード長さ16ビットのアダマールコードをそのまま使用する。ところが、この場合、一つの無線フレームに挿入され伝送されるセル識別子コードの長さは30ビットであるので、16ビットのアダマールコードは二回繰り返して送られる。
【0105】
しかし、16ビットのアダマールコードを二回繰り返すことで得られたセル識別子コードは各無線フレーム当たり伝送可能なビットの数を2ビット超過するので、表7に示すように、繰り返される16ビットのアダマールコードのうち一つで第1列のビット対(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングした後伝送する。
【0106】
コード長さ6ビットの8つのミディアムセル識別子コードは、コード長さ8ビットのアダマールコードをそのまま使用する。ところが、この場合、一つの無線フレームに挿入され伝送されるセル識別子コードの長さは30ビットであるので、8ビットのアダマールコードを使用するミディアムセル識別子コードは四回繰り返して送られる。しかし、前記のように四回繰り返すことによって各無線フレーム当たり伝送可能なビットの数を2ビット超過するので、表7に示すように、繰り返される8ビットのアダマールコードのうち一つで第1列のビット対(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングした後伝送する。
【0107】
また、コード長さ6ビットの8つのショートセル識別子コードはコード長さ8ビットのアダマールコードの第1例のビット対(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして生成される。
【0108】
前記したように、SSDT及びユーザ側(UE)認証の活性化の後、ユーザ側(UE)は前記仮セル識別子コードのうち一つをプライマリーセル識別子コードに決定して、上向きリンク制御チャネルのフィードバック識別子(FBI)フィールドを介して周期的に活性群内の有効セルへ前記プライマリーセルのセル識別子コードを伝達する。
【0109】
また、本発明では次の表8のような他の仮セル識別子コードを提案している。
【0110】
表8の仮セル識別子コードは一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が1ビット伝送される場合を示すものである。
【0111】
【表8】
表8の仮セル識別子コードは前記表6の仮セル識別子コードと比較するとき、″ロング″、″ミディアム″、″ショート″のうち″ショート″コードが異なっている。
【0112】
即ち、現在3GPP規格で一つのスロット当たりフィードバック識別子(FBI)が1ビットの長さで伝送される場合、ショートセル識別子コードの相互相関関数値は″2″として既に最適化されているので、ショートセル識別子コードに対してのみ既存のコードをそのまま使用するのである。
【0113】
その他、本発明では8ビットのアダマールコードにて第1、第5、そして、第8ビットをパンクチャリングして生成された5ビットの8つのショートセル識別子コードの他にも、前記8ビットのアダマールコードを3ビットパンクチャリングして生成された別の様々なショートセル識別子コードが拡大して適用され得る。
【0114】
これを次の表9、表10及び表11に示した。
【0115】
【表9】
【0116】
【表10】
【0117】
【表11】
表9、表10、表11に示すショートセル識別子コードは共通に8ビットのアダマールコードコードの第1ビットがパンクチャリングされ、その後、2ビットは21種のパターンにパンクチャリングされ、最終的には5ビットのコード長さのショートセル識別子コードが生成される。
【0118】
即ち、表9に示すコード長さ5ビットの各々のショートセル識別子コードは8ビットの8つのアダマールコードで順次に(1,2,3)、(1,2,4)、(1,2,5)、(1,2,6)、(1,2,7)、(1,2,8)、(1,3,4)位置パターンのそれぞれの3ビットがパンクチャリングされ生成される。
【0119】
表10に示す5ビットの各々のショートセル識別子コードは8ビットの8つのアダマールコードで順次に(1,3,5)、(1,3,6)、(1,3,7)、(1,3,8)、(1,4,5)、(1,4,6)、(1,4,7)位置のパターンのそれぞれの3ビットがパンクチャリングされ生成される。
【0120】
表11に示す5ビットの各々のショートセル識別子コードは8ビットの8つのアダマールコードで順次に(1,4,8)、(1,5,6)、(1,5,7)、(1,5,8)、(1,6,7)、(1,6,8)、(1,7,8)位置のパターンのそれぞれの3ビットがパンクチャリングされ生成される。
【0121】
また、本発明では別の例として、前記表9の一部のショートセル識別子コードのように、コード長さ8ビットのアダマールコードの第1ビットと第2ビットがパンクチャリングされた後残り1ビットは6つのパターンにパンクチャリングされる。即ち、(1,2,3)、(1,2,4)、(1,2,5)、(1,2,6)、(1,2,7)、(1,2,8)位置のパターンのそれぞれの3ビットがパンクチャリングされ生成されたコード長さ5ビットのショートセル識別子コードを使用する。
【0122】
このように8ビットのアダマールコードを用いて5ビットまたは6ビットのショートセル識別子コードを生成するとき、共通に第1ビットと第2ビットとをパンクチャリングして、各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに1ビットずつ挿入される場合や各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに2ビットずつ挿入される場合で共通されるパンクチャリングパターンによってセル識別子コードが生成され得るので、受信側のデコーディングに使用されるハードウェアをより簡単に実現することができる。
【0123】
このように生成された21種の5ビットのショートセル識別子コードは共に同一な最小ハミング距離を有するので、AWGNチャネルに対する性能評価の結果、互いに同一の性能を有することが分かる。これは図4aないし図4dから分かる。
【0124】
しかし、フェーディングチャネルに対する性能評価の結果ではこれらの21種の各ショートセル識別子コードがドップラー周波数によって互いに異なる性能を有する。これは図6aないし図6dから分かり、これによって本発明では前記21種のショートセル識別子コードのうち、8ビットのアダマールコードの第1、第2及び第6ビットをパンクチャリングして生成された(1,2,6)位置のパターンのショートセル識別子コードを使用する。
【0125】
次の表12はこれを適用した本発明の仮セル識別子コードを示すものである。
【0126】
【表12】
表12で、5ビットの長さのショートセル識別子コードを生成するための(1,2,6)パンクチャリング位置のパターンは前記表7のように、各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに2ビットずつ挿入される場合にそのまま適用させることができ、各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに1ビットずつ挿入される場合と各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに2ビットずつ挿入される場合にパンクチャリングパターンの共通性を有するので、コーディング上の利点がある。
【0127】
次は今まで説明した本発明に対する性能評価の結果について説明する。
【0128】
図4aないし図4dは各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに1ビットずつ挿入された場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図面であり、図5aないし図5dは各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに2ビットずつ挿入された場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図面である。
【0129】
また、次の表13はセル識別子コード形態別に既存の性能利得を基準とした本発明における性能上の利得を示すものである。
【0130】
【表13】
図6aないし図6dは各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに1ビットずつ挿入された場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図面であり、図7aないし図7dは各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに2ビットずつ挿入された場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図面である。
【0131】
また、次の表14はセル識別子コード形態別に既存の性能利得を基準とした本発明における性能上の利得を示すものである。
【0132】
【表14】
以上の第1実施の形態における仮セル識別子コードはSSDTの他にもユーザ側(UE)が自分のセル情報をネットワーク側(UTRAN)へ伝達しようとするとき使用可能であり、この場合、相互相関特性及び最小ハミング距離に対して最適化させることができる。
【0133】
(第2実施形態)
仮セル識別子は特定のビット長さを有する二進ビットシーケンスからなり、第2実施形態におけるSSDT仮セル識別子コードを次ぎの表15と表16に示した。
【0134】
表15は、各スロット当たりFBIが1ビットである場合のSSDT仮セル識別子コードであり、表16は、各スロット当たりFBIが2ビットである場合のSSDT仮セル識別子コードである。
【0135】
次の表15と表16から分かるように、本発明の仮セル識別子コードは、″ロング″、″ミディアム″、そして″ショート″の三つの形態を有し、各々の形態に対して全て8つのコードがある。これらの仮セル識別子コードは必ず一つのフレーム内で伝送されるべきであり、もし仮セル識別子コードを一つのフレームの各FBIフィールドに全部挿入して伝送せず、二つのフレームの各FBIフィールドに挿入して伝送する場合には、パンクチャリングされたセル識別子コードを使用する。
【0136】
【表15】
表15で16ビットのアダマールコードで第1ビットをパンクチャリングした15ビットのロングセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大8となり、倍直交コードに基づき、コード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大4となり、コード長さ8ビットのアダマールコードで第1ビットをパンクチャリングした7ビットのセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大4となり、コード長さ8ビットのアダマールコードで第1ビット、第4ビット、第8ビットをパンクチャリングしたコード長さ5ビットのショートセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大2となる。
【0137】
【表16】
表16でコード長さ16ビットの倍直交コードに基づき、コード長さ16ビットのロングセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大8となり、コード長さ16ビットのアダマールコードで第1列の二つのビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングしたコード長さ14ビットのロングセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大7となり、倍直交コードに基づいたコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大4となり、コード長さ8ビットのアダマールコードで第1列の二つのビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングしたコード長さ6ビットのセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大3となり、アダマールコードに基づいたコード長さ6ビットのショートセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大3となる。
【0138】
前記表15と表16に示す本発明の仮セル識別子コードは図3aに示すコード長さ8ビット及び16ビットのアダマールコードに基づいて生成され、また、図3bに示すコード長さ8ビット及び16ビットの倍直交コードに基づいて生成される。
【0139】
前記図3aでコード長さ8ビットのアダマールコードと16ビットのアダマールコードは第1ビット値が共に0であるので、この第1ビットをパンクチャリングしても最小ハミング距離には影響を与えないという特性がある。
【0140】
特に、本発明ではセル識別子コードの形態によってそれぞれ8つのSSDTセル識別子コードが使用されるので、コード長さ8ビットのアダマールコード8つを使用し、コード長さ16ビットのアダマールコードでは上位8つを使用する。
【0141】
ここで、本発明におけるコード長さ16ビットの上位8つのアダマールコードが共に第9ビットで0のビット値を有することが特異な点である。これにより、第9ビットをパンクチャリングしても第1ビットのパンクチャリング時と同様に、最小ハミング距離には影響を与えることはない。
【0142】
したがって、本発明では後述する表17のように、16ビットのアダマールコードの第1ビットと第9ビットをパンクチャリングした14ビットのロングセル識別子コードを相互補完的に使用する。
【0143】
前記図3bで8ビットの倍直交コードと16ビットの倍直交コードは、同一な各コード長さを有するアダマールコードに比べて最小ハミング分布の点で更に有利である。即ち、コード長さ8ビットの倍直交コードの場合は、最小ハミング距離がコード長さと同様に8である場合が4回存在し、コード長さ16ビットの倍直交コードの場合には、最小ハミング距離がコード長さと同様に16である場合が4回存在する。
【0144】
したがって、本発明では各スロット当たりFBIが1ビットである場合にコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コード8つと、各スロット当たりFBIが2ビットである場合にコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コード8つとして、前記図3bにおけるコード長さ8ビットの倍直交コードを使用する。
【0145】
また、各スロット当たりFBIが2ビットである場合にコード長さ16ビットのロングセル識別子コード8つとして、前記図3bにおけるコード長さ16ビットの32個の倍直交コードのうち上位8つを使用する。
【0146】
しかし、前記場合を除いた残りのSSDTセル識別子コードとしては全て前記図3aのアダマールコードを使用する。
【0147】
次いで、最小ハミング距離が最大化できるようにアダマールコード及び倍直交コードに基づいて生成されるSSDTセル識別子コードの生成過程を説明する。
【0148】
この生成過程において、アダマールコードに基づいたSSDTセル識別子コードの生成原理の一つとして、前述したように、コード長さ8ビットのアダマールコードやコード長さ16ビットのアダマールコードの第1ビットが共に0のビット値を有することを用いる。
【0149】
結局、アダマールコードの第1ビットをパンクチャリングして生成されたSSDTセル識別子コードが伝送されても最小ハミング距離は減少せず、同様に保持される。
【0150】
また、この生成過程において、倍直交コードに基づいたSSDTセル識別子コードの生成原理の一つとして、コード長さ8ビットまたは16ビットの倍直交コードは同一な各コード長さのアダマールコードに比べて最小ハミング分布の点で更に有利であることを用いる。
【0151】
まず、各スロット当たりFBIが1ビットである場合である。
【0152】
コード長さ15ビットの8つのロングセル識別子コードは、コード長さ16ビットの8つのアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングして形成する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大8である。
【0153】
次に、コード長さ8ビットの8つのミディアムセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つの倍直交コードをそのまま使用する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大4である。
【0154】
次に、コード長さ7ビットの8つのミディアムセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングして形成する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大4である。
【0155】
次に、コード長さ5ビットの8つのショートセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1ビットをまずパンクチャリングし、残り任意の位置の二つのビットをパンクチャリングして形成する。これに対するパンクチャリングビットパターンを第1実施形態の表9、表10、表11に示しており、これによる最小ハミング距離(dmin)は全ての場合で最大2である。
【0156】
この場合(表9、表10、表11)にも21種のパンクチャリング位置のパターンのうちコード長さ8ビットの8つのアダマールコードで第1、第2、第6ビットをパンクチャリングして生成された8つのショートセル識別子コードを使用するときに最適の性能を発揮する。
【0157】
また、本発明では別の例として、前記表10の一部のショートセル識別子コードのように、共通にコード長さ8ビットのアダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングして生成され、その後、残りの1ビットは6種のパターンにパンクチャリングされ、それぞれ順次に(1,2,3)、(1,2,4)、(1,2,5)、(1,2,6)、(1,2,7)、(1,2,8)位置のパターンの3ビットをパンクチャリングして生成されたコード長さ5ビットのショートセル識別子コードが使用される。
【0158】
このようにコード長さ8ビットのアダマールコードの第1ビットと第2ビットをパンクチャリングして5ビットまたは6ビットのセル識別子コードを生成すると、各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに1ビットずつ挿入される場合や、各スロット当たりフィードバック識別子(FBI)フィールドに2ビットずつ挿入される場合で、共通されるパンクチャリングパターンによってセル識別子コードが生成され得るので、第1実施形態と同様に、受信側のデコーディングに使用されるハードウェアをより簡単に実現することができる。
【0159】
次は、各スロット当たりFBIが2ビットである場合である。
【0160】
コード長さ16ビットの8つのロングセル識別子コードは、コード長さ16ビットの8つのアダマールコードをそのまま使用する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大8である。
【0161】
次に、コード長さ14ビットの8つのロングセル識別子コードは、コード長さ16ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして形成する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大7である。
【0162】
次に、コード長さ8ビットの8つのミディアムセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つの倍直交コードをそのまま使用する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大4である。
【0163】
次に、コード長さ6ビットの8つのミディアムセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして形成する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大3である。
【0164】
次に、コード長さ6ビットの8つのショートセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして形成する。これによる最小ハミング距離(dmin)は最大3である。
【0165】
ところが、本発明では各スロット当たりFBIが2ビットである場合、前記のようにコード長さ16ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして生成されたSSDTセル識別子コードに対して相互補完的に使用できる表17のSSDTセル識別子コードを更に使用する。
【0166】
【表17】
表17でコード長さ16ビットのアダマールコードで第1ビットと第9ビットをパンクチャリングしたコード長さ14ビットのロングセル識別子コードは最小ハミング距離(dmin)が最大8となるので、前記表16でコード長さ16ビットのアダマールコードで第1ビットと第2ビットをパンクチャリングしたコード長さ14ビットのロングセル識別子コードが最小ハミング距離(dmin)最大7を有する時に比べて有利である。
【0167】
ユーザ側はこのユーザ側の有効セルによって伝送されるパイロットの受信レベルを周期的に測定して、この受信レベルが臨界値以上となるセルをプライマリーセルとして選択し、前記仮セル識別子コードのうち一つをプライマリーセルのセル識別子コードに決定して活性群内の有効セルに周期的に伝達するが、このプライマリーセルのセル識別子コードの伝達は上向きリンク制御チャネルのフィードバック識別子(FBI)フィールドを介して成される。このとき、前記仮セル識別子コードは前記FBIに1ビットまたは2ビットずつ挿入され伝送され、このFBIに伝送されるセル識別子コードのビットの数(1ビットまたは2ビット)は前記ユーザ側によって決定される。
【0168】
以下に、前記生成されたSSDTセル識別子コードの伝送過程を説明する。
【0169】
図8aないし図8cは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに1ビットずつ挿入される場合の、セル識別コード伝送の様々な例を説明するための図面である。
【0170】
図8aはコード長さ15ビットのロングセル識別子コードが一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は表15に示すコード長さ15ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを各スロットのFBIフィールドに1ビットずつ挿入して伝送する。したがって、この場合に一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は1回である。
【0171】
図8bはコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードと7ビットのミディアムセル識別子コードとが共に一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は表15に示すコード長さ8ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを最小の8つのスロットのFBIフィールドに1ビットずつ挿入し、残り7つのスロットには表15に示すコード長さ7ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを各FBIフィールドに1ビットずつ挿入して伝送する。従って、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は2回である。
【0172】
図8cはコード長さ5ビットのショートセル識別子コードが一つのフレームに3回伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は表15に示すコード長さ5ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを最小の5つのスロット単位の各FBIフィールドに1ビットずつ連続に挿入して伝送する。したがって、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は3回である。
【0173】
図9aないし図9cは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに2ビットずつ挿入される場合の、セル識別コード伝送の様々な例を説明するための図面である。
【0174】
図9aはコード長さ16ビットのロングセル識別子コードとコード長さ14ビットのロングセル識別子コードとが共に一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は表16に示すコード長さ16ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを最小の8つのスロットのFBIフィールドに各列別に2ビットずつ挿入し、残り7つのスロットには表16に示すコード長さ14ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを各FBIフィールドに各列別に2ビットずつ挿入して伝送する。従って、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は2回である。
【0175】
図9bはコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードとコード長さ6ビットのミディアムセル識別子コードとが共に一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は表16に示す8ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを最小の12のスロットのうち4つのスロット単位の各FBIフィールドに列別に2ビットずつ3回繰り返して挿入し、残り3つのスロットには表16に示すコード長さ6ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを各FBIフィールドに2ビットずつ挿入して伝送する。従って、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は4回である。
【0176】
図9cは6ビットのショートセル識別子コードが一つのフレームに5回伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は表16に示すコード長さ6ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つを最初の3つのスロット単位の各FBIフィールドに2ビットずつ連続に挿入して伝送する。したがって、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は5回である。
【0177】
次は以上で説明した本発明に係る性能評価の結果である。
【0178】
図10aないし図10dは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図面であり、図11aないし図11dは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図面である。
【0179】
また、次の表18はセル識別子コード形態別に既存の性能利得を基準とした本発明における性能上の利得を示すものである。
【0180】
【表18】
表18の性能利得は、各スロット当たりFBIが2ビットである場合で、コード長さ16ビットのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして形成されるコード長さ14ビットのSSDTセル識別子コードが用いられる場合であり、これと相互補完的に使用できるように、表17のようにコード長さ16ビットのアダマールコードの第1ビットと第9ビットとをパンクチャリングしたコード長さ14ビットのロングセル識別子コードが用いられる場合には次の表19のような性能上の利点が得られる。
【0181】
【表19】
図12aないし図12dは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図面であり、図13aないし図13dは本発明で各スロット当たりFBIフィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図面である。
【0182】
また、次の表20はセル識別子コード形態別に既存の性能利得を基準とした本発明における性能上の利得を示すものである。
【0183】
【表20】
表20の性能利得も各スロット当たりFBIが2ビットである場合で、コード長さ16ビットのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして形成されるコード長さ14ビットのSSDTセル識別子コードが用いられる場合であり、これと相互補完的に使用できるように、表17のようにコード長さ16ビットのアダマールコードの第1ビットと第9ビットとをパンクチャリングしたコード長さ14ビットのロングセル識別子コードが用いられる場合には次の表21のような性能上の利点が得られる。
【0184】
【表21】
以上の第2実施の形態における仮セル識別子コードはSSDTの他にもユーザ側(UE)が自分のセル情報をシステム側(UTRAN)へ伝達しようとするとき使用可能であり、この場合、相互相関特性及び最小ハミング距離に対して最適化させることができる。
【0185】
(第3実施形態)
仮セル識別子は特定のビット長さを有する二進ビットシーケンスからなり、各スロット当たりFBIが1ビットである場合に、第3実施形態におけるSSDT仮セル識別子コードを次の表22に示した。また、各スロット当たりFBIが2ビットである場合におけるSSDT仮セル識別子コードを次の表23に示した。
【0186】
次の表22及び表23から分かるように、本発明の仮セル識別子コードは″ロング″、″ミディアム″、そして″ショート″の三つの形態を有し、各々の形態に対して全部8つのコードがある。これらの仮セル識別子コードは必ず一つのフレーム内で伝送されるべきであり、もし仮セル識別子コードを一つのフレームの各FBIフィールドに全部挿入して伝送せず、二つのフレームの各FBIフィールドに挿入して伝送する場合には、パンクチャリングされたセル識別子コードを使用する。
【0187】
【表22】
【0188】
【表23】
表22及び表23で各コード長さのセル識別子コードに対する最小のハミング距離(dmin)は後で説明する。
【0189】
前記表22と表23に示す本発明の仮セル識別子コードのうち識別子ラベルがそれぞれA , B2 , C , D , E , F , G , Hであるものは次の図3aに示すそれぞれコード長さ8ビットと16ビットのアダマールコードに基づいて生成される。
【0190】
前記図3aでコード長さ8ビットのアダマールコードと16ビットのアダマールコードは第1ビットが共に″0″のビット値を有するので、この第1ビットをパンクチャリングしても最小ハミング距離には影響を与えない特性がある。
【0191】
特に、本発明ではセル識別子コードの形態によってそれぞれ8つのSSDTセル識別子コードが使用されるので、コード長さ8ビットのアダマールコード8つと、コード長さ16ビットのアダマールコード8つを使用する。
【0192】
一つのスロットにてFBIが2ビットに伝送される場合、コード長さ16ビットのロングセル識別子コードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングしてコード長さ14ビットのロングセル識別子コードを生成する。
【0193】
また、前記表22と表23に示す本発明の仮セル識別子コードのうち識別子ラベルがそれぞれA、B1であるものは次に示す8ビットと16ビットの倍直交コードの一部に基づいて選択的に生成される。
B3.0=0000 0000
B3.1=1111 1111
B4.0=0000 0000 0000 0000
B4.1=1111 1111 1111 1111
次に、本発明では前記表22と表23の各仮識別子を次のように生成する。
【0194】
まず、アダマールコードに基づいて生成される識別子ラベルA , B2 ,C , D , E , F , G , Hの仮セル識別子コードについて説明する。
【0195】
前記識別子ラベルA , B2 , C , D , E , F , G , Hの仮セル識別子コードは活性群に属したセルの数、つまり、活性群の大きさが3以上8以下である場合、ユーザ側(UE)で活性群に属している各有効セルに割り当てられる。
【0196】
前記表22で各スロット当たりFBIが1ビットであり、活性群の大きさが3以上8以下である場合に割り当てられる仮セル識別子コードは次のように生成される。
【0197】
まず、コード長さ15ビットの8つのロングセル識別子コードはコード長さ16ビットのアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングして得られる。
【0198】
次に、コード長さ8ビットの8つのミディアムセル識別子コードはコード長さ8ビットのアダマールコードをそのまま使用し、前記コード長さ8ビットの8つのミディアムセル識別子コードと共に一つの無線フレームに挿入され、伝送されるコード長さ7ビットのセル識別子コードはコード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1ビットをパンクチャリングして得られる。
【0199】
コード長さ5ビットの8つのショートセル識別子コードはコード長さ8ビットのアダマールコードで第1ビットを優先的にパンクチャリングし、第1実施形態における表9、表10及び表11に示す21種のパターンのように残りの二つのビットを更にパンクチャリングして得られる。
【0200】
また、本発明では第1、第2実施の形態と同様に、前記21種のパターンを全て選択的に使用する。しかし、前記表9における一部のショートセル識別子コードのように、コード長さ8ビットのアダマールコードの第1ビットと第2ビットを共通にパンクチャリングし、それから残りの1ビットが6種のパターンにパンクチャリングされる(1,2,3)、(1,2,4)、(1,2,5)、(1,2,6)、(1,2,7)、(1,2,8)位置のパターンを優先的に使用する。
【0201】
したがって、コード長さ8ビットのアダマールコードの第1ビットと第2ビット、そして、残りの任意の1ビットをパンクチャリングして5ビットのセル識別子コードを生成する。このように生成された21種の5ビットのショートセル識別子コードは全て同一の最小ハミング距離を有する。
【0202】
しかし、これらの21種の各ショートセル識別子コードはドップラー周波数によって互いに異なる性能を有しており、したがって、本発明発明では21種のショートセル識別子コードのうちコード長さ8ビットのアダマールコードの第1、第2及び第6ビットをパンクチャリングして生成された(1,2,6)位置パターンのショートセル識別子コードが最優先で選択され用いられる。
【0203】
前記表23で各スロット当たりFBIが2ビットであり、活性群の大きさが3以上8以下である場合に割り当てられる仮セル識別子コードは次のように生成される。
【0204】
まず、コード長さ16ビットの8つのロングセル識別子コードはコード長さ16ビットのアダマールコードをそのまま使用し、前記コード長さ16ビットの8つのロングセル識別子コードと共に一つの無線フレームに挿入され、伝送されるコード長さ14ビットのセル識別子コードは、コード長さ16ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして得られる。
【0205】
次に、コード長さ8ビットの8つのミディアムセル識別子コードはコード長さ8ビットのアダマールコードをそのまま使用し、前記コード長さ8ビットの8つのミディアムセル識別子コードと共に一つの無線フレームに挿入され、伝送されるコード長さ6ビットのセル識別子コードは、コード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして得られる。
【0206】
次に、コード長さ6ビットの8つのショートセル識別子コードもコード長さ8ビットの8つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして生成される。
【0207】
ユーザ側(UE)は前記のように生成されたSSDTセル識別子コードのうち一つをプライマリーセルのセル識別子コードに決定した後、該プライマリーセルのセル識別子コードを活性群に属している有効セルに周期的に伝達し、このとき、上向きリンク制御チャネルのFBIフィールドを介して伝達する。
【0208】
次は、互いに直交している倍直交コードに基づいて生成される識別子ラベルA,B1の仮セル識別子コードについて説明する。
【0209】
前記識別子ラベルA , B1の仮セル識別子コードは活性群に属したセルの数、つまり、活性群の大きさが2以下である場合、ユーザ側(UE)によって活性群に属している前記2つ以下の各有効セルに割り当てられる。
【0210】
前記表22で各スロット当たりFBIが1ビットであり、活性群の大きさが2以下である場合に割り当てられる仮セル識別子コードは次のように生成される。
【0211】
まず、コード長さ15ビットの2つのロングセル識別子コードはコード長さ16ビットの倍直交コードの第1ビットをパンクチャリングして得られる。
【0212】
このときは、各コードの全てのビット値が0または1と同一であるので、どのビットをパンクチャリングしても良いが、第1ビットをパンクチャリングすると、前記アダマールコードをパンクチャリングした場合に用いられるパンクチャリングアルゴリズムと共通性を有するので有利である。また、識別子ラベルB1のセル識別子コードはAに対して直交コードである。
【0213】
次に、コード長さ8ビットの2つのミディアムセル識別子コードはコード長さ8ビットの倍直交コードをそのまま使用し、前記コード長さ8ビットの2つのミディアムセル識別子コードと共に一つの無線フレームに挿入され、伝送されるコード長さ7ビットのセル識別子コードはコード長さ8ビットの2つの倍直交コードの第1ビットをパンクチャリングして生成される。このときも、各コードの全てのビット値が0または1と同一であるので、何れのビットをパンクチャリングしても良いが、第1ビットをパンクチャリングすると、前記アダマールコードをパンクチャリングした場合に用いられるパンクチャリングアルゴリズムと共通性を有するので有利である
次に、コード長さ5ビットの2つのショートセル識別子コードはコード長さ8ビットの倍直交コードで第1ビットを優先的にパンクチャリングし、それから、前記アダマールコードでの21種のパターンのように残りの二つのビットを更にパンクチャリングして生成される。このときもまた前記アダマールコードをパンクチャリングした場合に用いられるパンクチャリングアルゴリズムと共通性を有するように、21種のショートセル識別子コードのうちコード長さ8ビットの倍直交コードの第1、第2及び第6ビットをパンクチャリングして生成された(1,2,6)位置パターンのショートセル識別子コードが最優先で選択され用いられる。
【0214】
前記表23で各スロット当たりFBIが2ビットであり、活性群の大きさが2以下である場合に割り当てられる仮セル識別子コードは次のように生成される。
【0215】
このときもアダマールコードをパンクチャリングした場合との共通性を考慮して成される。
【0216】
まず、コード長さ16ビットの2つのロングセル識別子コードはコード長さ16ビットの倍直交コードをそのまま使用し、前記コード長さ16ビットの2つのロングセル識別子コードと共に一つの無線フレームに挿入され、伝送されるコード長さ14ビットのセル識別子コードは、コード長さ16ビットの2つの倍直交コードの第1例のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして生成される。
【0217】
次に、コード長さ8ビットの2つのミディアムセル識別子コードはコード長さ8ビットのアダマールコードをそのまま使用し、前記コード長さ8ビットの2つのミディアムセル識別子コードと共に一つの無線フレームに挿入され伝送されるコード長さ6ビットのセル識別子コードはコード長さ8ビットの2つの倍直交コードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして生成される。
【0218】
次に、コード長さ6ビットの2つのショートセル識別子コードも、コード長さ8ビットの2つのアダマールコードの第1列のビット(第1ビットと第2ビット)をパンクチャリングして生成される。
【0219】
ユーザ側は、このユーザ側の有効セルによって伝送されるパイロットの受信レベルを周期的に測定して、この受信レベルが臨界値以上となるセルをプライマリーセルとして選択し、前記SSDTセル識別子コードのうち一つをプライマリーセルのセル識別子コードに決定して活性群内の二つのセルに周期的に伝達するが、このプライマリーセルのセル識別子コードの伝達は上向きリンク制御チャネルのフィードバック識別子(FBI)フィールドを介して成される。このとき、前記仮セル識別子コードは前記FBIに1ビットまたは2ビットずつ挿入され、伝送される。
【0220】
以下、前記生成されたSSDTセル識別子コードの伝送動作を説明する。
【0221】
まず、SSDTサービスの場合、ユーザ側(UE)がソフトハンドオーバーモードで動作する時点で、活性群のセルに基づくシステム側(UTRAN)によって初期動作する。その後、現在ソフトハンドオーバー周期の間、活性化されていたSSDTオプションのシステム側(UTRAN)がセルとユーザ側(UE)にこれを知らせる。
【0222】
これにより、ユーザ側(UE)は周辺の活性群の大きさによって前記生成されたセル識別子コードを有効セルに割り当て、ユーザ側(UE)のソフトハンドオーバーモード動作の終了時にSSDTセル識別子コードの割り当ては解除となる。
【0223】
セル識別子コードの割り当て技法としては、固定的割り当て技法と能動的割り当て技法とがある。
【0224】
例えば、固定的割り当て技法を説明すると、ユーザ側(UE)がソフトハンドオーバーモードで動作する時点で、周辺の各セルのうち活性群に属したセルに予め固定的なセル識別子コード(例えば、表22または表23のA, B2, C)を割り当てる。その後、活性群内のセルが変わると、ユーザ側(UE)は新たに活性群内に入ったセルに別のセル識別子コード(例えば、表22または表23のD)を割り当て、活性群から抜き出したセルに割り当てていたセル識別子コード(例えば、B2)は余裕コードとして残した後、他のセルに割り当てられるようにする。
【0225】
しかし、能動的割り当て技法では、ユーザ側(UE)がソフトハンドオーバーモードで動作する時点で、周辺の各セルのうち活性群に属したセルに予めセル識別子コード(例えば、表22または表23のA, B2, C)を割り当てる。その後、活性群内のセルが変わると、ユーザ側(UE)は活性群から抜き出したセルに割り当てていたセル識別子コードを再び新たに活性群内に入ったセルに割り当てる。
【0226】
本発明はかかる能動的割り当て技法は勿論、固定的割り当て技法においても最適の性能が得られ、システム運営の面では能動的割り当て技法の場合により円滑に行われる。
【0227】
また、本発明では活性群に属したセルの数、つまり、活性群の大きさにより、アダマールコードに基づいて生成されたセル識別子コードを割り当てるか(活性群の大きさが3以上8以下である場合)、倍直交コードに基づいた二つのセル識別子コードを割り当てる(活性群の大きさが2以下である場合)。
【0228】
図8aないし図8cは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに1ビットずつ挿入される場合、前記ユーザ側(UE)によって割り当てられるセル識別コードの伝送例を説明するための図面である。
【0229】
図8aはコード長さ15ビットのロングセル識別子コードが一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は活性群の大きさによって表22に示すアダマールコードに基づいたコード長さ15ビットの8つのセル識別子コード(識別子ラベルA , B2 , C , D , E , F , G ,H)のうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ15ビットの2つのセル識別子コード(識別子ラベルA, B1)のうち選択した一つを各スロットのFBIフィールドに1ビットずつ挿入して伝送する。
【0230】
したがって、この場合に一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は1回である。
【0231】
図8bはコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードとコード長さ7ビットのミディアムセル識別子コードとが共に一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は活性群の大きさによって表22に示すアダマールコードに基づいたコード長さ8ビットの8つのセル識別子コード(識別子ラベルA, B2 , C , D , E , F , G , H)のうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ8ビットの2つのセル識別子コード(識別子ラベルA, B1)のうち選択した一つを最初の8つのスロットのFBIフィールドに1ビットずつ挿入し、残り7つのスロットには表22に示すアダマールコードに基づいたコード長さ7ビットの8つのセル識別子コード(識別子ラベルA , B2 , C , D , E , F , G , H)のうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ7ビットの2つのセル識別子コード(識別子ラベルA, B1)のうち選択した一つを各FBIフィールドに1ビットずつ挿入して伝送する。従って、この場合に一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は2回である。
【0232】
図8cはコード長さ5ビットのショートセル識別子コードが一つのフレームに3回伝送される場合であって、活性群の大きさによってユーザ側(UE)は表22に示すアダマールコードに基づいたコード長さ5ビットの8つのセル識別子コード(識別子ラベルA , B2 , C , D , E , F , G , H)のうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ5ビットの2つのセル識別子コード(識別子ラベルA, B1)のうち選択された一つを5つのスロット単位の各FBIフィールドに1ビットずつ連続的に挿入して伝送する。
【0233】
したがって、この場合に一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は3回である。
【0234】
図9aないし図9cは、本発明で各スロット当たりFBIフィールドに2ビットずつ挿入される場合、セル識別コードの伝送例を説明するための図面である。
【0235】
図9aはコード長さ16ビットのロングセル識別子コードとコード長さ14ビットのロングセル識別子コードとが共に一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は活性群の大きさによって表23に示すアダマールコードに基づいたコード長さ16ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ16ビットの2つのセル識別子コードのうち選択した一つを最初の8つのスロットのFBIフィールドに各列別に2ビットずつ挿入し、残り7つのスロットには表22に示すアダマールコードに基づいたコード長さ14ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ14ビットの2つのセル識別子コードのうち選択した一つを各FBIフィールドへ各列別に2ビットずつ挿入して伝送する。従って、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は2回である。
【0236】
図9bはコード長さ8ビットのミディアムセル識別子コードとコード長さ6ビットのミディアムセル識別子コードとが共に一つのフレームへ伝送される場合であって、ユーザ側(UE)は活性群の大きさによって表23に示すアダマールコードに基づいたコード長さ8ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ8ビットの2つのセル識別子コードのうち選択した一つを最初の12のスロットのうち4つのスロット単位の各FBIフィールドに列別に2ビットずつ3回繰り返して挿入し、残り3つのスロットには表23に示すアダマールコードに基づいたコード長さ6ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ6ビットの2つのセル識別子コードのうち選択した一つを各FBIフィールドに2ビットずつ挿入して伝送する。従って、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は4回である。
【0237】
図9cはコード長さ6ビットのショートセル識別子コードが一つのフレームに5回伝送される場合であって、活性群の大きさによってユーザ側(UE)は表23に示すアダマールコードに基づいたコード長さ6ビットの8つのセル識別子コードのうち選択した一つ、または倍直交コードに基づいたコード長さ6ビットの2つのセル識別子コードのうち選択した一つを3つのスロット単位の各FBIフィールドに2ビットずつ連続に挿入して伝送する。したがって、この場合には一つのフレーム当たりプライマリーセルを選択できるサイトの選択回数は5回である。
【0238】
以上のユーザ側(UE)により割り当てられるセル識別コードの伝送は、能動的割り当て技法に基づいて最大の最小ハミング距離が得られる。
【0239】
次は、前記能動的割り当て技法を用いて、本発明の最適SSDTセル識別子コードの割り当ての例を説明する。
【0240】
第一、ユーザ側(UE)がソフトハンドオーバーモードで動作する時点で活性群内のセルの数が2つである場合、つまり、活性群の大きさが2である場合には前記表22または表23で識別子ラベルA, B1に当たる倍直交コードに基づいたセル識別子コードが活性群内の各有効セルに割り当てられる。その後、活性群の有効セルの数が増加してその大きさが3となると、前記表22または表23で識別子ラベルA, B2, Cに当たるアダマールコードに基づいたセル識別子コードは活性群内の3つの有効セルにそれぞれ割り当てられる。
【0241】
第二、ユーザ側(UE)がソフトハンドオーバーモードに動作する時点で活性群の大きさが2である場合には、前記表22または表23で識別子ラベルA, B1に当たる倍直交コードに基づいたセル識別子コードは活性群内の2つの有効セルにそれぞれ割り当てられる。その後、活性群の有効セルの数は増加せず、活性群のセルが変わると、ユーザ側(UE)は活性群から抜き出したセルに割り当てていたセル識別子コードを再び新たに活性群内に入ったセルに割り当てる。これは能動的割り当て技法に基づく方法であり、固定的割り当て技法の場合は、活性群に新たに入ったセルにアダマールコードに基づいたセル識別子コードのうち一つを選択して割り当てる。
【0242】
第三、ユーザ側(UE)がソフトハンドオーバーモードで動作する時点で活性群内のセルの数が2つである場合、つまり、活性群の大きさが2である場合には前記表22または表23で識別子ラベルA, B1に当たる倍直交コードに基づいたセル識別子コードが活性群内の各有効セルに割り当てられる。その後、活性群の有効セルの数が増加してその大きさが3となると、前記表22または表23で識別子ラベルA, B2, Cに当たるアダマールコードに基づいたセル識別子コードは活性群内の3つの有効セルにそれぞれ割り当てられる。
【0243】
その後、再び活性群の有効セルの数が増加すると、前記表22または表23でアダマールコードに基づいたセル識別子コードのうち割り当てていないセル識別子コードを活性群内の新たな有効セルにそれぞれ割り当て、活性群の有効セルの数が減少して活性群の大きさが再び2となると、前記表22または表23で識別子ラベルA,B1に当たる倍直交コードに基づいたセル識別子コードを活性群内の2つの有効セルにそれぞれ割り当てる。
【0244】
次の表24はSSDTセル識別コードを能動的割り当て技法によって割り当てたとき、ユーザ側(UE)の活性群の大きさによる本発明のコード形態を示すものである。
【0245】
【表24】
次の表25は各スロット当たりFBIが1ビットである場合に本発明で提案した活性群の大きさによるSSDT仮セル識別子コードの最小ハミング距離を示すものであり、表26は各スロット当たりFBIが2ビットである場合に本発明で提案した活性群の大きさによるSSDT仮セル識別子コードの最小ハミング距離を示すものである。表25と表26で括弧内の数字はパンクチャリングによってセル識別子コードが生成される場合の最小ハミング距離である。
【0246】
【表25】
【0247】
【表26】
【0248】
【発明の効果】
以上の第1実施形態におけるセル識別子コードはSSDTの他にもユーザ側(UE)が自分のセル情報をシステム側(UTRAN)へ伝達しようとするときに用いられ、この場合、相互相関特性及び最小ハミング距離に対して最適化させることができる。
【0249】
特に、本発明におけるように、アダマールコードを使用して生成されたSSDTセル識別子コードは圧縮モードと一般モードとに共に適用され、特に、圧縮モードにてより優れた性能を発揮する。
【0250】
圧縮モードではデータの一部分を削除して伝送するが、このような場合は各コードの最小ハミング距離特性がデータ伝送性能に更に敏感に反映されるので、本発明は更に有用に用いられる。
【0251】
以上の第2実施形態におけるSSDTで各セルを識別するときに、アダマールコード及び倍直交コードに基づいたセル識別コードの組合せを生成して使用することにより、周期の早いセル識別子コードの使用を最大化させ、フェーディングチャネル及びAWGNチャネルにおけるシステム性能を極大化させ得る効果がある。
【0252】
また、本発明によるセル識別コードを受信してデコーディングするとき、送信側でパンクチャリングしたビットが予め受信側で分かれるので、デコーディング時の利得は極大化となる。その他にも、本発明ではアダマールコード及び倍直交コードを組合せて用いて、最大相互相関関数の絶対値が小さく、最小ハミング距離は最大となるセルの識別コードを生成して伝送することにより、ソフトハンドオーバーモードにて最適のダイバーシティ性能を発揮することができる。
【0253】
以上の第3実施形態におけるSSDTで各セルを識別するときに、活性群の大きさによってアダマールコードまたは倍直交コードに基づいたセル識別コードを生成して選択的に活性群の有効セルに割り当てることにより、周期の早いセル識別子コードの使用を最大化させ、フェーディングチャネル及びAWGNチャネルにおけるシステム性能を極大化させ得る効果がある。
【0254】
その他にも、本発明ではアダマールコードまたは倍直交コードを活性群の大きさによって選択的に割り当てることにより、最大相互相関関数の絶対値が小さく最小ハミング距離は最大となる。これにより、ソフトハンドオーバーモードにて最適のダイバーシティ性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3GPP規格による上向きリンク専用物理チャネル(DPCH)の構造を示す図。
【図2】3GPP規格による上向きリンク専用物理チャネル(DPCH)でフィードバック識別子(FBI)フィールドの詳細構造を示す図。
【図3a】本発明の仮セル識別子コードを生成するためのアダマールコードを示す図。
【図3b】本発明の仮セル識別子コードを生成するための倍直交コードを示す図。
【図4a】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図4b】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図4c】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図4d】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図5a】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図5b】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図5c】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図5d】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図6a】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図6b】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図6c】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図6d】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図7a】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図7b】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図7c】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図7d】本発明の第1実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図8a】本発明の第2、第3実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のセル識別コード伝送の様々な例を説明するための図。
【図8b】本発明の第2、第3実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のセル識別コード伝送の様々な例を説明するための図。
【図8c】本発明の第2、第3実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のセル識別コード伝送の様々な例を説明するための図。
【図9a】本発明の第2、第3実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のセル識別コード伝送の様々な例を説明するための図。
【図9b】本発明の第2、第3実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のセル識別コード伝送の様々な例を説明するための図。
【図9c】本発明の第2、第3実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のセル識別コード伝送の様々な例を説明するための図。
【図10a】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図10b】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図10c】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図10d】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図11a】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図11b】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図11c】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図11d】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のAWGNチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図12a】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図12b】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図12c】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図12d】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに1ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図13a】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図13b】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図13c】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
【図13d】本発明の第2実施形態で、各スロット当たりフィードバック識別子フィールドに2ビットずつ挿入される場合のフェーディングチャネルに対する性能評価の結果を示す図。
Claims (35)
- ユーザ機器でプライマリセルの識別コードを選択する方法であって、
複数のセルから受信した共通パイロット信号の測定に基づいて該複数のセルの中から該プライマリセルを選択することと、
修正されたハダマルドコードに基づく複数の直交コードのうちの1つから該プライマリセルの該識別コードを選択することであって、それぞれの修正されたハダマルドコードが、第1ビットを有するハダマルドコードの少なくとも1つのビットが削除されたハダマルドコードを含む、ことと
を包含する、方法。 - 前記それぞれのハダマルドコードの第1のビットは前記修正された複数のハダマルドコードを形成するために削除される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記それぞれのハダマルドコードは16ビットを含み、パンクチャーリングによって削除が実行される、請求項5に記載の方法。
- 前記第1のビットおよびそれぞれのハダマルドコードのうち少なくとも1つの他のビットが前記修正されたハダマルドコードを形成するために削除される、請求項1に記載に方法。
- 前記少なくとも1つの他のビットが第2および第6のビットである、請求項7に記載の方法。
- それぞれのハダマルドコードは8ビットであり、パンクチャーリングによって削除が実行される、請求項8に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの他のビットがそれぞれのハダマルドコードの第2のビットである、請求項7に記載の方法。
- それぞれのハダマルドコードは8ビットであり、パンクチャーリングによって削除が実行される、請求項10に記載の方法。
- 前記選択された識別コードは無線フレーム構造内で送信される、請求項1、2、または3に記載の方法。
- 前記無線フレーム構造は15スロットを含み、前記対応する選択された識別コードはスロットの1ビットフィードバック識別子(FBI)フィールドにおいて提供される、請求項12に記載の方法。
- 前記選択された識別コードビットは無線フレーム構造内で送信され、該無線フレーム構造は15スロットを含み、前記対応する選択された識別コードビットはスロットの2ビットフィードバック識別子(FBI)フィールドにおいて提供される、請求項1または4に記載の方法。
- 前記ユーザ機器(UE)はアップリンクフィードバック識別子(FBI)フィールドの一部を介して前記プライマリセルの前記選択された識別コードを周期的に送信する、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
- ユーザ機器でプライマリセルの識別コードを選択する方法であって、
複数のセルから受信した共通パイロット信号の測定に基づいて該複数のセルの中から該プライマリセルを選択することと、
ハダマルドコードに基づく複数の直交コードのうちの1つから該プライマリセルの該識別コードを選択することと、
少なくとも1つのビットがパンクチャーリングされた後、該識別コードを送信することと
を包含する、方法。 - 前記選択された識別コードビットは無線フレーム構造内で送信される、請求項16または17に記載の方法。
- 前記無線フレーム構造は15スロットを含み、前記対応する選択された識別コードビットはスロットの1ビットフィードバック識別子(FBI)フィールドにおいて提供される、請求項20に記載の方法。
- 前記選択された識別コードビットは無線フレーム構造内で送信され、該無線フレーム構造は15スロットを含み、前記対応する選択された識別コードビットはスロットの2ビットフィードバック識別子(FBI)フィールドにおいて提供される、請求項16に記載の方法。
- 前記ユーザ機器(UE)はアップリンクフィードバックインジケータ(FBI)フィールドの一部を介して前記プライマリセルの前記選択された識別コードを周期的に送信する、請求項1〜22のいずれかに記載の方法。
- 前記選択された識別コードビットは無線フレーム構造内で送信され、該無線フレーム構造は15スロットを含み、前記対応する選択された識別コードビットはスロットの1ビットフィードバック識別子(FBI)フィールドにおいて提供される、請求項24、25、または26に記載の方法。
- 前記選択された識別コードビットは無線フレーム構造内で送信され、該無線フレーム構造は15スロットを含み、前記対応する選択された識別コードビットはスロットの2ビットフィードバック識別子(FBI)フィールドにおいて提供される、請求項27、28、または29に記載の方法。
- ユーザ機器でプライマリセルの識別コードを選択する方法であって、
複数のセルの中から該プライマリセルを選択することであって、該複数のセルは、それぞれ、仮セル識別子を有し、該仮セル識別子は、ハダマルドコードを用いて生成され、該ハダマルドコードが第1ビットを有し、少なくとも1つのビットがパンクチャーリングさている、ことと、
該プライマリセルの仮セル識別子を送信すること
を包含する方法。 - 前記セルの仮識別子は、コードセットから選択され、該コードセットは、少なくとも1つのハダマルドコードを含む、請求項32に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのハダマルドコードの長さは、8または16ビットである、請求項32に記載の方法。
- 専用物理制御チャネル(DPCCH)のフィードバックインディケータ(FBI)を介して、前記プライマリセルの仮セル識別子が送信される、請求項34に記載の方法。
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