JP3851821B2 - Endoscope device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、挿入部を覆うようにして設けられるシースを備えた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内視鏡では、挿入部の先端部本体に対物レンズを設置し、この対物レンズを通じて体腔内を観察する。対物レンズの外表面は汚れ易い。このため、対物レンズを洗浄するためのノズルが先端部本体に固定されたものが多い。ノズルはこれより対物レンズの外表面に向けて洗浄媒体を噴き付けるようにする必要上、ノズル口を対物レンズの外表面に向けてある。このため、ノズル管路は急激にカーブを描くように形成されている。しかも、ノズル管路は内径が小さいため、内視鏡使用後にノズル内をブラッシングする際、ブラッシング作業が煩雑で難しいという問題があった。
【0003】
そこで、先行技術(特願2000−143708号)では内視鏡挿入部に外付けされるシースの先端部に設けられるフランジ部により洗浄用ノズルを構成し、このノズル部分を洗浄する際は内視鏡挿入部より上記シースを取り外すことで、確実・容易にノズル部分をブラッシング清掃できるようにした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記先行技術形式のノズルにあってはシースから延びたフランジ部で形成するため、そのフランジ部の周囲のコーナー部に表面張力によって洗浄液が残水し易い。ノズルを形成するフランジ部はシースから延び、コーナー部に連なるため、使用中、ノズルより送気を行って、対物レンズの表面に付着した水滴を除去するようにしたとき、上記コーナー部の残水が吸い出され、加圧空気とともに対物レンズ面に流れ出し、洗浄液の水切れ性を悪化させていた。
【0005】
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは内視鏡使用後の洗浄作業が容易であり、かつ使用中の洗浄媒体の切れ性を向上させうる構造のレンズ洗浄ノズル付きの内視鏡装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、内視鏡挿入部と、上記内視鏡挿入部内に設けられる管路と、少なくとも上記内視鏡挿入部の先端部を覆うようにして設けられるシースとを有する内視鏡装置において、上記シースの先端部に形成され、上記管路の先端側開口部を覆う位置まで延びるノズル部材と、このノズル部材に設けられ、上記管路の先端側開口部に通じる複数の流路と、を具備し、少なくとも一つの流路は上記内視鏡挿入部の先端部に設けられる対物レンズに向けて開口した洗浄用ノズルを形成し、他の少なくとも一つの流路は上記洗浄用ノズルを避けて上記シースの先端部から延びた上記ノズル部材の基部付近に形成されるコーナー部に向けて上記ノズル部材の外面に開口することを特徴とする内視鏡装置である。
【0007】
請求項2に係る発明は、上記流路は、上記ノズル部材における、上記内視鏡挿入部の先端面に向き合う面に形成した溝と、上記内視鏡挿入部の先端部の表面との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の一実施形態に係る内視鏡装置について説明する。
【0010】
(構成)
図1中、符号1は本実施形態に係る内視鏡を示す。この内視鏡1は体内に挿入される挿入部2と、この挿入部2の基端部に連結されている操作部3と、この操作部3から延びるユニバーサルコード4と、このユニバーサルコード4の基端部に連結されているライトガイドコネクタ5と、このライトガイドコネクタ5の側面から延在するカメラケーブル蛇管6と、このカメラケーブル蛇管6の末端に設けられたカメラコネクタ7とを備える。ここで、挿入部2の基端には操作部3が連結され、この操作部3の後端にはユニバーサルコード4の先端が接続され、これらは同軸的に連結されている。ユニバーサルコード4の他端に設けられたライトガイドコネクタ5の側面部からはカメラケーブル蛇管6が分岐して延びる。ライトガイドコネクタ5は図示しない光源装置の口金に接続される。カメラケーブル蛇管6のカメラコネクタ7は図示しないビデオプロセッサに接続される。
【0011】
上記挿入部2は先端側より順に先端硬質部8、湾曲部9及び硬性挿入10を設けてなる。挿入部2、操作部3、ユニバーサルコード4、ライトガイドコネクタ5にわたり、それらの内部には送水用管路11と、送気用管路12が配設されている。送気用管路12には硬性挿入部10内で送水用管路11が合流して管路31となり、その管路31の先端は先端硬質部8の先端面において開口している。送水用管路11の後端部はライトガイドコネクタ5の側面部に設けられた送水用口金13に接続されている。この送水用口金13は図示しないチューブ等を介して送水源と接続される。送気用管路12の後端部はライトガイドコネクタ5の側面に設けられる送気用口金14に接続される。この送気用口金14は図示しないチューブ等を介して送気源と接続される。
【0012】
上記操作部3には送気送水シリンダ15が内蔵されている。この送気送水シリンダ15の側面部には上述した送水用管路11の上流側管路11aと下流側管路11bおよび送気用管路12の上流側管路12aと下流側管路12bがそれぞれ接続されている。また、送気送水シリンダ15には送気送水ボタン16が着脱自在に嵌め込まれる。そして、この送気送水ボタン16を適宜押し込み操作することにより、送水用管路11の下流側管路11bと送気用管路12の下流側管路12bが切り替わり、その送水用管路11および送気用管路12を通じて後述するノズルからの送気・送水動作を制御する。
【0013】
内視鏡1の挿入部2にはシース17が被嵌状態で着脱自在に装着される。図1に示すように、シース17の先端部には硬性部材からなる略円筒状の先端枠18が設けられ、先端枠18の後端部には軟性部材からなる湾曲チューブ19が設けられている。湾曲チューブ19の後端部には硬性のパイプからなる硬性部20が設けられる。さらに硬性部20の基端にはシース本体21が設けられている。
【0014】
図2は内視鏡1の挿入部2に上記シース17を装着した状態での内視鏡1の先端部を示す。シース17の先端枠18及び内視鏡1の先端硬質部8には互いに接合する平面部18a,8aが左右それぞれに設けられ、挿入部2にシース17を装着したとき、内視鏡1とシース17の位置決めがなされる。図2はその位置決め装着状態のものである。
【0015】
内視鏡1の先端硬質部8の先端面には対物カバーガラス22と左右一対のライトガイドカバーガラス23が設けられている。左右一対のライトガイドカバーガラス23は対物カバーガラス22を通る線を中心に左右対称に配置されている。また、ライトガイドカバーガラス23の内側には図示しないライトガイドファイバーの先端が当接するようにして設けられる。ライトガイドファイバーは挿入部2と操作部3とユニバーサルコード4を経て、ライトガイドコネクタ5の接続管24に導かれている。
【0016】
上記シース17の先端枠18の先端には送水用管路11が合流した管路31の先端開口部分を覆うようにして、フランジ状に延びたノズル部材25が設けられている。このノズル部材25は対物カバーガラス22に向かって左右一対のライトガイドカバーガラス23の中間部位にまで舌片状に延びて形成されている。このノズル部材25の内面は平坦であり、先端硬質部8の平坦な先端面に密に接合するように形成されている。
【0017】
また、ノズル部材25の平坦な内面には管路31の先端開口を覆う溝部26,27が形成されている。これらの溝部26,27は送気送水時に気体や流体の通路となるものである。第1溝部26は管路31の先端開口を取り込む部分を溝の基端部とし、この位置から対物カバーガラス22側に向けて左右に幅広く次第に広がる形状に形成されており、この溝部26の高さは全体にわたり等しい。そして、この第1溝部26により対物カバーガラス22に向かって開口する洗浄ノズル28を形成している。
【0018】
また、第2溝部27は第1溝部26の基部を通り、左右に貫通してノズル部材25の左右側面において側方へ向き開口したものである。第2溝部27は第1溝部26に比べ、幅が狭く、高さも低い。このため、上記洗浄ノズル28の流路よりも小さい細い流路を形成する。
【0019】
第2溝部27によって形成される流路はその中間部が第1溝部26を介して管路31の先端開口に連通している。つまり、第2溝部27は上記洗浄ノズル28の流路から分岐する流路を形成し、送気送水時には送水用管路11及び送気用管路12を通じて送り込まれた気体や流体の一部を受けてそれを流す分流路30となっている。この分流路30はノズル部材25の左右側面に開口して上記先端硬質部8との間に形成されるコーナー部29に向かって開口している。
【0020】
(作用)
使用中、送水源より送水用口金13に供給された送水液は送水用管路11の上流側管路11a内を通り、送気送水シリンダ15内に流入する。通常、送気送水シリンダ15内では送気送水ボタン16によって流路が閉鎖されているので、送水液は送水用管路11の下流側管路11bには流れ込まない。また、送気源より送気用口金14に供給された気体は送気用管路12内を通り、同じく送気送水シリンダ15に流入する。通常、送気送水シリンダ15内では送気送水ボタン16によって流路が閉鎖されているので、気体は送気用管路12の下流側管路12bに流れ込まない。
【0021】
次に、対物カバーガラス22が汚れた際には送気送水ボタン16を押し込む。送気送水ボタン16を押し込むことにより、送気送水ボタン16によって閉鎖されていた流路が開放され、送水液が送水用管路11の下流側管路11bに流れ込む。送水用管路11の下流側管路11bの先端は送気用管路12の下流側管路12bの先端部分に合流し、送水液は上記管路31の先端開口部から洗浄ノズル28の流路を経て噴出する。洗浄ノズル28の流路は管路31の先端開口から向きが略直角方向に変えられているので、送水液は洗浄ノズル28によって対物カバーガラス22に向けて噴出される。
【0022】
管路31から送り込まれた送水液の一部は分流路30を経て流れ出すが、この分流路30を形成する第2溝部27は洗浄ノズル28を形成する第1溝部26の流路に比べて小さいので、流路抵抗の小さな第1溝部26によって形成された洗浄ノズル28側に多く送水液が流れ、対物カバーガラス22の外表面を集中的に洗浄する。
【0023】
一方、対物カバーガラス22の表面を洗浄した後、残った送水液は送気送水ボタン16を軽く押すことにより、その送気送水ボタン16によって閉鎖されていた送気側の流路が開放され、送気源から供給された気体が送気用管路12の下流側管路12bに流れ込み、管路31の先端開口から洗浄ノズル28を経て対物カバーガラス22に向かって噴出し、その流れ出す加圧空気により、対物カバーガラス22上に残った送水液を吹き飛ばす。また、一部の加圧空気がノズル部材25の第2溝部26によって形成される分流路30を経てノズル部材25の左右側面からも噴き出す。このノズル部材25の左右側面から噴き出した加圧空気はノズル部材25と先端硬質部8の先端面または先端枠18の先端縁部分で構成されるコーナー部29に残った液を吹き飛ばし、残留液を除去する。
【0024】
内視鏡1を使用した後は内視鏡1からシース17を取り外し、送水用管路11内及び送気用管路12内およびシース17の内周面をブラッシングすると共に、ノズル部材25の露出した溝部26,27内、その他の外表面部分を洗浄する。内視鏡1からシース17を取り外すと、送水用管路11および送気用管路12の先端側にノズル部材25が無くなるので、ブラッシング時に送水用管路11および送気用管路12にブラシを差し込み、ブラシを進退し易く、それらの洗浄が容易である。
【0025】
(効果)
本実施形態によれば、対物カバーガラス22が汚れても、内視鏡1を腔内から抜去すること無く、対物カバーガラス22の汚れを除去することができ、手術時間が短縮される。
【0026】
内視鏡1からシース17を取り外すと、送水用管路11および送気用管路12の先端側にはノズル部材25が無くなるので、その送水用管路11および送気用管路12のブラッシング作業が容易になる。
【0027】
内視鏡1にシース17を被せるので、シース17により内視鏡1の挿入部2を保護することができる。特に挿入部2の湾曲部9に鋭利なものが当り、穴等が開くのを防ぐことができる。
【0028】
また、対物カバーガラス22のレンズ面の水滴除去の際、ノズル部材25と内視鏡1の先端面とのコーナー部29の残水を同時に除去出来るので、対物カバーガラス22のレンズ面の水切れ性が向上する。
【0029】
尚、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、他の形態にも適用が可能である。
例えば、上述した実施形態で、シース17は、内視鏡1の挿入部2全体を覆う形態として説明してきたが、少なくとも管路31の先端開口をノズル部材25にて覆うことができる構成であればよい。つまり、シース17は、内視鏡1の先端硬質部8のみを覆うように装着される形態、あるいは硬質部8と湾曲部9とを覆って装着される形態などであっても良い。
【0030】
また、ノズル部材25に設けられる複数の流路のうち、さらに、少なくとも一つを照明窓としてのライトガイドカバーガラス23に向かって開口する流路を設けても良い。そして、このような構造によれば、前述の実施形態に記載した効果の他に、ライトガイドカバーガラス23が汚れても、内視鏡1を腔内から抜去することなく、ライトガイドカバーガラス23の汚れも除去することができ、手術時間が短縮されるという効果も奏する。
【0031】
以上説明した実施形態によれば、以下に示すような事項のものが得られる。
[付記]
(付記項1) 内視鏡挿入部と、上記内視鏡挿入部内に設けられる管路と、少なくとも上記内視鏡挿入部の先端部を覆うようにして設けられるシースとを有する内視鏡装置において、
上記シースの先端部に、上記管路の先端側開口部を覆う位置に延びるノズル部材を形成し、このノズル部材に、上記管路の先端側開口部に通じる複数の流路を設け、少なくとも一つの流路により、上記内視鏡挿入部先端面に設けられる対物レンズに向けて開口した洗浄用ノズルを形成し、他の流路は上記洗浄用ノズルを避けて上記ノズル部材の外面に開口して設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0032】
(付記項2) 上記流路は、上記内視鏡挿入部の先端面に向き合う面に形成した溝によって形成したことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
(付記項3) 複数の流路のうち、少なくとも一つは上記シースの先端部から延びる上記ノズル部材の基部付近に形成されるコーナー部に向けて開口したことを特徴とする付記項1または付記項2に記載の内視鏡装置。
(付記項4) 複数の流路のうち、さらに、少なくとも一つの流路は、上記内視鏡挿入部の先端に設けられるライトガイドカバーガラスに向けて開口して設けたことを特徴とする付記項1乃至3に記載の内視鏡装置。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内視鏡使用後の洗浄作業が容易であり、且つ内視鏡使用中の洗浄媒体の切れ性を向上させうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内視鏡装置全体の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る内視鏡装置における先端部を示し、(a)はその先端部の正面図、(b)はその先端部の縦断面図である。
【符号の説明】
1…内視鏡
2…挿入部
3…操作部
8…先端硬質部
9…湾曲部
10…挿入蛇管部
11…送水用管路
12…送気用管路
13…送水用口金
14…送気用口金
15…送気送水シリンダ
16…送気送水ボタン
17…シース
18…先端枠
19…湾曲チューブ
20…硬性部
21…シース本体
22…対物カバーガラス
25…ノズル部材
26…溝部
27…溝部
28…洗浄ノズル
29…コーナー部
30…分流路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope apparatus including a sheath provided so as to cover an insertion portion.
[0002]
[Prior art]
In general, in an endoscope, an objective lens is installed on a distal end body of an insertion portion, and the inside of a body cavity is observed through the objective lens. The outer surface of the objective lens is easily soiled. For this reason, many nozzles for cleaning the objective lens are fixed to the tip body. Since the nozzle needs to spray the cleaning medium toward the outer surface of the objective lens, the nozzle port is directed toward the outer surface of the objective lens. For this reason, the nozzle pipe line is formed so as to draw a curve rapidly. Moreover, since the nozzle pipe has a small inner diameter, there is a problem that the brushing work is complicated and difficult when brushing the inside of the nozzle after using the endoscope.
[0003]
Therefore, in the prior art (Japanese Patent Application No. 2000-143708), a cleaning nozzle is constituted by a flange portion provided at the distal end portion of the sheath externally attached to the endoscope insertion portion, and when this nozzle portion is cleaned, the endoscope is By removing the sheath from the mirror insertion part, the nozzle part can be brushed and cleaned reliably and easily.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the nozzle of the prior art type is formed by the flange portion extending from the sheath, the cleaning liquid tends to remain in the corner portion around the flange portion due to surface tension. Since the flange part that forms the nozzle extends from the sheath and continues to the corner part, during use, when air is supplied from the nozzle to remove water droplets adhering to the surface of the objective lens, residual water at the corner part is removed. Was sucked out and flowed to the surface of the objective lens together with the pressurized air, which deteriorated the drainage of the cleaning liquid.
[0005]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to clean the lens after the use of the endoscope, and to improve the cutting performance of the cleaning medium in use. An object of the present invention is to provide an endoscope apparatus with a nozzle.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 includes an endoscope insertion portion, a conduit provided in the endoscope insertion portion, and a sheath provided so as to cover at least the distal end portion of the endoscope insertion portion. In the endoscope apparatus, a nozzle member that is formed at the distal end portion of the sheath and extends to a position that covers the distal end side opening of the conduit , and a plurality of nozzle members that are provided in the nozzle member and communicate with the distal end opening of the conduit. comprising a flow path, the at least one flow path to form a cleaning nozzle that is open toward the objective lens provided at the distal end portion of the endoscope insertion portion, the other of the at least one flow path the washing The endoscope apparatus is characterized in that it opens on the outer surface of the nozzle member toward a corner portion formed near the base portion of the nozzle member extending from the distal end portion of the sheath while avoiding the nozzle for use.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the flow path is formed between a groove formed on a surface of the nozzle member facing the distal end surface of the endoscope insertion portion and a surface of the distal end portion of the endoscope insertion portion. The endoscope apparatus according to claim 1, wherein the endoscope apparatus is formed as follows.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An endoscope apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
(Constitution)
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes an endoscope according to the present embodiment. The endoscope 1 includes an
[0011]
The
[0012]
An air /
[0013]
A
[0014]
FIG. 2 shows the distal end portion of the endoscope 1 with the
[0015]
An
[0016]
A
[0017]
Further,
[0018]
The
[0019]
The middle part of the flow path formed by the
[0020]
(Function)
During use, the water supply liquid supplied from the water supply source to the
[0021]
Next, when the
[0022]
A part of the water feeding liquid fed from the
[0023]
On the other hand, after washing the surface of the
[0024]
After using the endoscope 1, the
[0025]
(effect)
According to this embodiment, even if the
[0026]
When the
[0027]
Since the
[0028]
Further, when removing water droplets on the lens surface of the
[0029]
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above, It can apply also to another form.
For example, in the embodiment described above, the
[0030]
Moreover, you may provide the flow path which opens toward the light
[0031]
According to the embodiment described above, the following items can be obtained.
[Appendix]
(Additional Item 1) An endoscope apparatus having an endoscope insertion portion, a conduit provided in the endoscope insertion portion, and a sheath provided so as to cover at least the distal end portion of the endoscope insertion portion. In
A nozzle member extending to a position covering the distal end opening of the conduit is formed at the distal end of the sheath, and a plurality of flow paths leading to the distal end opening of the conduit are provided in the nozzle member. One flow path forms a cleaning nozzle that opens toward the objective lens provided on the distal end surface of the endoscope insertion portion, and the other flow path avoids the cleaning nozzle and opens to the outer surface of the nozzle member. An endoscope apparatus characterized by being provided.
[0032]
(Additional Item 2) The endoscope apparatus according to Additional Item 1, wherein the flow path is formed by a groove formed in a surface facing the distal end surface of the endoscope insertion portion.
(Additional Item 3) Additional Item 1 or Additional Item, wherein at least one of the plurality of flow paths opens toward a corner portion formed in the vicinity of the base portion of the nozzle member extending from the distal end portion of the sheath.
(Additional Item 4) Of the plurality of flow paths, at least one flow path is provided to open toward a light guide cover glass provided at a distal end of the endoscope insertion portion. The endoscope apparatus according to any one of Items 1 to 3.
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the cleaning operation after using the endoscope is easy, and the cutting performance of the cleaning medium during use of the endoscope can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of an entire endoscope apparatus according to an embodiment of the present invention.
2A and 2B show a distal end portion of an endoscope apparatus according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 2A is a front view of the distal end portion, and FIG. 2B is a longitudinal sectional view of the distal end portion.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (2)
上記シースの先端部に形成され、上記管路の先端側開口部を覆う位置まで延びるノズル部材と、
このノズル部材に設けられ、上記管路の先端側開口部に通じる複数の流路と、
を具備し、
少なくとも一つの流路は上記内視鏡挿入部の先端部に設けられる対物レンズに向けて開口した洗浄用ノズルを形成し、他の少なくとも一つの流路は上記洗浄用ノズルを避けて上記シースの先端部から延びた上記ノズル部材の基部付近に形成されるコーナー部に向けて上記ノズル部材の外面に開口することを特徴とする内視鏡装置。In an endoscope apparatus having an endoscope insertion portion, a conduit provided in the endoscope insertion portion, and a sheath provided so as to cover at least a distal end portion of the endoscope insertion portion,
A nozzle member formed at the distal end portion of the sheath and extending to a position covering the distal end side opening of the conduit ;
A plurality of flow paths provided in the nozzle member and leading to the opening on the distal end side of the pipe;
Comprising
At least one flow path forms a cleaning nozzle that opens toward the objective lens provided at the distal end of the endoscope insertion portion, and at least one other flow path avoids the cleaning nozzle and avoids the sheath. An endoscope apparatus, wherein an opening is formed on an outer surface of the nozzle member toward a corner portion formed near a base portion of the nozzle member extending from a distal end portion .
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