JP3850340B2 - Airbag device sensor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の衝突時に乗員を保護するエアーバッグ装置において、車両の衝突を検出するために用いられるエアーバッグ装置用センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両には、衝突時に乗員を保護するためにエアーバッグ装置が搭載されており、このエアーバッグ装置は、衝突時における減速度を検出してエアーバッグの作動、非作動を判別するセンサを備えている。このようなセンサとして、図13に示すように、センサ本体が収納された樹脂ケース71と、樹脂ケース71を保持する金属製のホルダ72と、帯状の金属板により形成されてホルダ72が固着されたブラケット73とからなるものが知られている。このセンサは、ブラケット73の両端部に設けられた取付孔73aに挿通される2本の取付ボルト(図示せず)により車両の取付部に取付けられる。
【0003】
また、近年では、センサ本体を電子式にすることで、センサ本体の軽量化、小型化が可能となることから、図14および図15に示すように、電子式のセンサ本体81と、センサ本体81が収納され、取付ボルト6が挿通される円筒状の金属ブッシュ82cを有する樹脂ケース82とを備えたセンサも使用されつつある。このセンサは、2箇所に設けられた金属ブッシュ82cの内孔にそれぞれ挿通される2本の取付ボルト6によって、車両の取付部5に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のエアーバッグ装置用センサは、車両衝突時の衝撃をより早く検出するために車両のクラッシュゾーンに搭載されている。そのため、車両のセンサ取付部の構造や形状によっては、衝突相手の構造物やその構造物の進入により変位した自車の構造物がセンサに直撃してセンサ本体が破壊されたり、センサ取付部の変形によってセンサ本体が破壊されてしまう場合がある。このようなセンサ本体の破壊が、センサによる衝撃の検出前もしくは検出途中に発生すると、エアーバッグを作動させるべき大きな衝撃が発生しても、エアーバッグが作動されないという事態が生じる。よって、センサ本体を保護するための対策が必要となる。
【0005】
図13に示すセンサの場合には、センサ本体が収納された樹脂ケース71を強固な金属製のホルダ72で覆い、そのホルダ72をブラケット73に溶接等により固定しておくことで、取付ボルト部の変形をブラケット73の変形で吸収し、センサ本体が破壊されないようにしていた。しかし、このように車両ごとに形状の異なるセンサを開発することは、センサ本体のコストアップに繋がり、かつ、ブラケット73の補強形状が衝突試験の実施を待たなければ決まらないという問題が生じる。
【0006】
また、図14および図15に示すセンサの場合には、樹脂ケース82の金属ブッシュ82cや取付ボルトによってセンサへの衝撃からセンサ本体81を保護する構造とされている。しかし、樹脂ケース82は、圧縮の衝撃には非常に強いが、引っ張りや捩じりの衝撃に関しては圧縮ほど強くないため、2本の取付ボルト6間の部分が引き裂かれたり、捩じられたりすると容易に破壊されてしまう。よって、この樹脂ケース82が取付けられる車両の取付部5は、その肉厚を予め大きくするなどして、引っ張りや捩じりに対する充分な強度を確保しておかないと、センサ本体81の保護が不充分となる事態が生じる。
【0007】
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、センサ本体の保護を低コストで簡単にし得るようにしたエアーバッグ装置用センサを提供することを解決すべき課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、車両の衝突を検出するセンサ本体と、該センサ本体が収納され、前記車両の取付部に複数の取付ボルトにより取付けられる樹脂ケースと、を備えたエアーバッグ装置用センサであって、前記樹脂ケースは、前記取付部と対向する面に突設されて前記取付部に設けられた嵌合孔に嵌合される保持ピンを有し、該保持ピンが挿通されることにより前記樹脂ケースに対して仮止めされた補強プレートが前記樹脂ケースと前記取付部との間に位置するようにして、前記保持ピンの先端部が前記嵌合孔に嵌合されることにより前記取付部に対して前記補強プレートとともに仮止めされた状態で、前記取付ボルトにより朋締めされるように構成されているという手段を採用している。
【0009】
この手段によれば、エアーバッグ装置用センサが車両の取付部に取付けられる際には、樹脂ケースに設けられた保持ピンが挿通されることにより樹脂ケースに対して補強プレートが仮止めされる。その後、補強プレートが樹脂ケースと取付部との間に位置するようにして、保持ピンの先端部が嵌合孔に嵌合されることにより樹脂ケース及び補強プレートが取付部に対して仮止めされる。その状態で、取付ボルトにより樹脂ケース及び補強プレートが朋締めされることにより取付部に対して強固に固定される。このようにして車両の取付部と樹脂ケースとの間に配置される補強プレートによって、取付部に充分な強度が付与される。即ち、車両の衝突時に、取付部の2本の取付ボルト間の部分に引っ張りや捩じりの衝撃が入力したときに、取付部の引っ張り変形や捩じり変形が補強プレートによって充分に防止される。これにより、樹脂ケースの2本の取付ボルト間の部分での引っ張り変形や捩じり変形による破壊が充分に防止される。
【0010】
本発明に係る補強プレートは、車両衝突試験実施によって、車両へのセンサの搭載位置によりセンサの補強が必要になった場合に、車両の取付部やセンサ本体の形状を変更することなく、簡単に設定することが可能である。また、センサ本体の形状は標準形状にすることができることから、センサの種類は1種類のみとすることが可能であるため、センサ本体のコストを低減するすることが可能となる。なお、量産試作車両での最終確認試験結果により、センサの補強が不要になった場合には、補強プレートを廃止するのみで対応することが可能である。
【0011】
したがって、本発明のエアーバッグ装置用センサによれば、樹脂ケースは、取付部と対向する面に突設されて取付部に設けられた嵌合孔に嵌合される保持ピンを有し、該保持ピンが挿通されることにより樹脂ケースに対して仮止めされた補強プレートが樹脂ケースと取付部との間に位置するようにして、保持ピンの先端部が嵌合孔に嵌合されることにより取付部に対して補強プレートとともに仮止めされた状態で、取付ボルトにより朋締めされるように構成されているため、センサ本体の保護を低コストで簡単にすることができる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記補強プレートは、前記取付ボルトが挿通される第1挿通孔を有するという手段を採用している。
【0013】
この手段によれば、樹脂ケースと取付部との間に配置された補強プレートの第1挿通孔に取付ボルトを挿通させることにより、取付ボルトで樹脂ケースと補強プレートとを強固に朋締めすることができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記補強プレートは、前記保持ピンが挿通される第2挿通孔を有するという手段を採用している。
【0015】
この手段によれば、補強プレートの第2挿通孔に樹脂ケースの保持ピンを挿通させることにより、補強プレートを保持ピンに仮止めして容易に組み付けることができる。そのため、補強プレートを保持ピンに仮止めした後、その保持ピンを取付部の嵌合孔に嵌合させることにより、樹脂ケースと取付部との間の所定位置に略位置決めされた状態で補強プレートを配置することができる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のうち何れか1項に記載の発明において、前記補強プレートは、前記樹脂ケースの側面に立ち上がり該樹脂ケースを保護する保護壁を有するという手段を採用している。
【0017】
この手段によれば、センサの側面より入力する衝撃を保護壁で防御することができるため、センサの保護範囲を拡大させて、センサの保護をより確実にすることができる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のうち何れか1項に記載の発明において、前記樹脂ケースと前記補強プレートは、互いに係合することにより相対位置を決める係合部を有するという手段を採用している。
【0019】
この手段によれば、樹脂ケースと補強プレートの相対位置精度が係合部により高められる。そのため、樹脂ケースおよび補強プレートにそれぞれ設けられる取付ボルト挿通用の孔の位置を精度よく一致させることができる。
【0020】
なお、この係合部は、複数箇所に設ければ、樹脂ケースと補強プレートの相対位置精度をより高めることができるが、樹脂ケースと補強プレートの相対位置は、保持ピンが第2挿通孔に挿通されることにより或る程度決められるので、1箇所に設けてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
【0022】
〔実施形態1〕
図1は本実施形態に係るエアーバッグ装置用センサの取付け状態を断面で示す説明図であり、図2はそのエアーバッグ装置用センサの底面図であり、図3はそのエアーバッグ装置用センサの取付けに用いられる補強プレートの底面図である。
【0023】
本実施形態のエアーバッグ装置用センサは、車両のフロントに設置されるものであって、図1および図2に示すように、車両の衝突を検出するセンサ本体1と、センサ本体1が収納され、保持ピン2dを有する樹脂ケース2とを備え、車両の取付部5と樹脂ケース2との間に配置される補強プレート3とともに2本の取付ボルト6により朋締めされるように構成されている。
【0024】
センサ本体1は、電子式のものであって、エアーバッグの作動、非作動を判別する為に、車両の衝突時における減速度を検出するように構成されている。
【0025】
樹脂ケース2は、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の樹脂によりブロック状に形成されている。この樹脂ケース2の平坦に形成された底面の中央部には、センサ本体1が収納される凹部が設けられており、その凹部はセンサ本体1が収納された後に蓋部材2aが取付けられるにより密閉されている。樹脂ケース2の車両後方側となる部位には、接続用の電気配線とセンサ本体1の電気配線とを接続するコネクタ2bが設けられている。
【0026】
また、樹脂ケース2の凹部の両側には、取付ボルト6が挿通される内孔を有する円筒状の金属ブッシュ2cが1本づつ埋め込まれている。2本の金属ブッシュ2cは、樹脂ケース2の表裏両面にその両端面が露出するようにして略平行に配設されている。このように金属ブッシュ2cが設けられていることにより、樹脂ケース2の取付ボルト6で緊締される部分が補強されている。
【0027】
また、樹脂ケース2底面の凹部の両側であって金属ブッシュ2cの近傍部位には、底面から直角方向に突出する2本の保持ピン2dが樹脂ケース2と一体に設けられている。この保持ピン2dは、軸線に沿って二つに分割されるように形成された断面が弓形状の一対の軸部材よりなる、いわゆるスナップフィットピンである。この保持ピン2dの先端部には、径方向外方に膨出する膨出部が形成され、その膨出部のさらに先端はテーパ状とされている。よって、この保持ピン2dは、膨出部よりも少し小さい大きさに形成された孔に対して先端部を挿入すると、一対の軸部材が接近するように弾性変形することにより先端部を容易に挿入することができ、かつ先端部が挿入されると膨出部の引っかかりによって簡単には抜けないようになっている。この保持ピン2dは、根本から膨出部までの長さが、補強プレート3の板厚と取付部5の肉厚との和よりも少し長くなるように形成されている。
【0028】
そして、ここで用いられる補強プレート3は、図1および図3に示すように、所定の厚さの鋼板により樹脂ケース2の底面と略同じ大きさに形成されている。この補強プレート3の両側部には、取付ボルト6が挿通される2個の第1挿通孔3aが設けられいる。この第1挿通孔3aは、樹脂ケース2の金属ブッシュ2cの内孔と対応する部位に設けられており、金属ブッシュ2cの外径よりも小さい大きさの円形に形成されている。また、補強プレート3の両側部であって第1挿通孔3aの近傍部位には、保持ピン2dが挿通される2個の第2挿通孔3bが設けられている。この第2挿通孔3bは、保持ピン2dの膨出部よりも僅かに小さい大きさの円形に形成されている。
【0029】
なお、上記センサおよび補強プレート3が取付けられる車両の取付部5の所定部位には、図1に示すように、2本の取付ボルト6がそれぞれ嵌挿される2個の取付孔5aが設けられているとともに、取付部5の裏面の取付孔5aと対応する部位には取付ボルト6が螺合されるナット5bがそれぞれ固着されている。また、取付部5の所定部位には、2本の保持ピン2dがそれぞれ嵌合される2個の嵌合孔5cが設けられている。この嵌合孔5cは、保持ピン2dの膨出部よりも少し小さい大きさに形成されている。
【0030】
以上のように構成された本実施形態のセンサは次のようにして取付けられる。先ず、樹脂ケース2の両保持ピン2dを補強プレート3の第2挿通孔3bにそれぞれ挿通させて、補強プレート3を樹脂ケース2の底面に重なる状態に組み付ける。その状態で、樹脂ケース2の両保持ピン2dの先端部を取付部5の嵌合孔5cにそれぞれ嵌合させて、取付部5の上に樹脂ケース2および補強プレート3を仮置きする。これにより、樹脂ケース2と取付部5との間に補強プレート3が位置するとともに、金属ブッシュ2cの内孔と補強プレート3の第1挿通孔3aと取付部5の取付孔5aが略一致する状態となる。なお、取付部5の取付面が傾斜している場合であっても、樹脂ケース2の保持ピン2dは、補強プレート3に挿通されて仮止めされた状態で取付部5の嵌合孔5cに嵌合されているため、樹脂ケース2と補強プレート3が取付部5から脱落することはない。
【0031】
その後、各金属ブッシュ2cの内孔に取付ボルト6を挿入して、補強プレート3の第1挿通孔3aと取付部5の取付孔5aを通過した取付ボルト6の先端をナット5bに螺合させて緊締する。なお、1本目の取付ボルト6を緊締するときには、保持ピン2dが取付部5の嵌合孔5cに嵌合されているため、樹脂ケース2の連れ回りは生じない。これにより、樹脂ケース2は、2本の取付ボルト6で補強プレート3とともに朋締めされて取付部5に強固に固定され、センサの取付け作業が終了する。
【0032】
このようにして、2本の取付ボルト6で樹脂ケース2と朋締めされることにより配設されてた補強プレート3によって、取付部5に充分な強度が付与される。そのため、車両の衝突時に、取付部5の2本の取付ボルト6間の部分に引っ張りや捩じりの衝撃が入力したときに、取付部5の引っ張り変形や捩じり変形が補強プレート3によって充分に防止される。これにより、樹脂ケース2の2本の取付ボルト6間の部分での引っ張り変形や捩じり変形による破壊が充分に防止される。
【0033】
以上のように、本実施形態のエアーバッグ装置用センサによれば、樹脂ケース2は、取付部5に設けられた嵌合孔5cに嵌合される保持ピン2dを有し、該保持ピン2dが挿通されることにより仮止めされて樹脂ケース2と取付部5との間に配置される補強プレート3とともに取付ボルト6により朋締めされるように構成されているため、センサ本体1の保護を低コストで簡単にすることができる。
【0034】
〔実施形態2〕
図4は本実施形態に係るエアーバッグ装置用センサと補強プレートとを組み付けた状態を断面で示す説明図であり、図5はそのエアーバッグ装置用センサの底面図であり、図6はその補強プレートの底面図である。
【0035】
本実施形態のエアーバッグ装置用センサは、図4および図5に示すように、車両の衝突を検出するセンサ本体1と、センサ本体1が収納され、保持ピン2dを有する樹脂ケース2とを備え、車両の取付部(図示せず)と樹脂ケース2との間に配置される補強プレート13とともに2本の取付ボルト(図示せず)により朋締めされるように構成されたものである。
【0036】
なお、本実施形態におけるセンサおよび車両の取付部等は、実施形態1のものと同じであり、補強プレート13のみが異なる。よって、センサ等は、実施形態1のものと同じ符号を付すのみに止めて詳しい説明を省略し、以下、補強プレート13の異なる点を中心に説明する。
【0037】
本実施形態において用いられる補強プレート13は、実施形態1と同じ材質の鋼板により形成されており、図4および図6に示すように、樹脂ケース2の底面と略同じ大きさに形成されたプレート基部13aと、プレート基部13aの側端部から直角方向に屈曲して立ち上がるように形成された保護壁13bとからなる。保護壁13bは、樹脂ケース2の側面を覆うように配置され、側面より入力する衝撃からセンサを保護するためのものである。
【0038】
なお、プレート基部13aの所定部位には、実施形態1の場合と同様に、取付ボルトが挿通される2個の第1挿通孔13cと、樹脂ケース2の保持ピン2dが挿通される2個の第2挿通孔13dが設けられている。
【0039】
以上のように構成された本実施形態の補強プレート13は、実施形態1の場合と同様に、樹脂ケース2の保持ピン2dが第2挿通孔13dに挿通されることにより仮止めされた状態で樹脂ケース2と車両の取付部との間に配置され、樹脂ケース2とともに2本の取付ボルトで朋締めされることにより取付部に取付けられる。これにより、取付部には充分な強度が付与され、樹脂ケース2の引っ張り変形や捩じり変形による破壊が充分に防止されるなど、実施形態1の場合と同様の作用および効果を奏する。
【0040】
さらに、本実施形態においては、補強プレート13が、車両前方側より入力する衝撃からセンサを保護する保護壁13bを有するため、センサの保護範囲を拡大させて、センサの保護をより確実にすることができる。
【0041】
〔実施形態3〕
図7は本実施形態に係るエアーバッグ装置用センサと補強プレートとを組み付けた状態を断面で示す説明図であり、図8はそのエアーバッグ装置用センサの底面図であり、図9はその補強プレートの底面図である。
【0042】
本実施形態のエアーバッグ装置用センサは、図7および図8に示すように、車両の衝突を検出するセンサ本体21と、センサ本体21が収納され、保持ピン22dおよび係合孔22eを有する樹脂ケース22とを備え、係合孔22eと係合する係合ピン23eを有し、車両の取付部(図示せず)と樹脂ケース22との間に配置される補強プレート23とともに2本の取付ボルト(図示せず)により朋締めされるように構成されている。
【0043】
本実施形態のエアーバッグ装置用センサは、樹脂ケース22と補強プレート23に、互いに係合することにより相対位置を決める係合部が設けられている点でのみ、実施形態1のものと異なる。よって、以下、異なる点を中心に説明する。
【0044】
本実施形態の樹脂ケース22の底面の所定部位には、断面が円形で所定の深さに形成された係合孔22eが設けられている。この係合孔22eは、樹脂ケース22底面のコネクタ22bと反対側の端部で、樹脂ケース22底面に突設された2本の保持ピン22dと略等距離となる位置に設けられている。なお、この樹脂ケース22には、実施形態1の場合と同様に、取付ボルト挿通用の金属ブッシュ22cが設けられている。
【0045】
また、本実施形態の補強プレート23の所定部位には、図7および図9に示すように、樹脂ケース22の係合孔22eと係合する係合ピン23eが設けられている。この係合ピン23eは、補強プレート23の一部を切り欠いて軸状部を形成し、その軸状部の先端側略半分を直角方向に屈曲させて立ち上げることにより形成されている。この係合ピン23eの先端部は、係合孔22eの径と同じか僅かに大きい径を有する。これにより、係合ピン23eが係合孔22eに挿入されると、簡単には抜けない程度に係合するようになっている。なお、この補強プレート23には、実施形態1の場合と同様に、第1挿通孔23aおよび第2挿通孔23bが設けられている。
【0046】
これら樹脂ケース22の係合孔22eと補強プレート23の係合ピン23eは、樹脂ケース22の保持ピン22dを補強プレート23の第2挿通孔23bに挿通させて組み付ける際に係合される。これにより、樹脂ケース22と補強プレート23の相対位置精度が高められるため、取付ボルト挿通用の金属ブッシュ22cの内孔と補強プレート23の第1挿通孔23aの位置を精度よく一致させることができる。これにより、取付ボルトの取付け作業を容易に行うことができる。
【0047】
〔実施形態4〕
図10は本実施形態に係るエアーバッグ装置用センサと補強プレートとを組み付けた状態を断面で示す説明図であり、図11はそのエアーバッグ装置用センサの底面図であり、図12はその補強プレートの底面図である。
【0048】
本実施形態のエアーバッグ装置用センサは、図10および図11に示すように、車両の衝突を検出するセンサ本体31と、センサ本体31が収納され、保持ピン32dおよび係合ピン32eを有する樹脂ケース32とを備え、係合ピン32eと係合する係合孔33eを有し、車両の取付部(図示せず)と樹脂ケース32との間に配置される補強プレート33とともに2本の取付ボルト(図示せず)により朋締めされるように構成されている。
【0049】
本実施形態のエアーバッグ装置用センサは、実施形態3のものに対して、樹脂ケース32と補強プレート33に、互いに係合することにより相対位置を決める係合部が設けられている点で共通しているが、その係合部の構造が主として異なるものである。よって、以下、異なる点を中心に説明する。
【0050】
本実施形態の樹脂ケース32は、コネクタ32b側が拡張されるように形成されており、その拡張部の底面は段状に凹んでいる。その拡張部の底面の両側部には、底面から直角方向に突出する2本の係合ピン32eが樹脂ケース32と一体に設けられている。この係合ピン32eは、補強プレート33の厚みよりも所定量長い円柱軸状に形成されているが、補強プレート33の係合孔33eに挿入された後、その先端部が熱かしめされて潰されることにより係合するようになっている(図10参照。)。なお、この樹脂ケース32には、実施形態1の場合と同様に、保持ピン32dおよび金属ブッシュ32cが設けられている。
【0051】
一方、本実施形態の補強プレート33は、図10および図12に示すように、鋼板により樹脂ケース32の底面と同じ断面形状で略同じ大きさに形成されている。即ち、樹脂ケース32の拡張部底面と対応する部分は、段状に突出した平坦部となっている。その平坦部の両側部には、樹脂ケース32の係合ピン32eと係合する係合孔33eが設けられている。この係合孔33eは、係合ピン32eの径と同じか僅かに大きい径を有し、補強プレート33の板厚方向に貫通している。なお、この補強プレート33には、実施形態1の場合と同様に、第1挿通孔33aおよび第2挿通孔33bが設けられている。
【0052】
これら樹脂ケース32の係合孔32eと補強プレート33の係合ピン33eは、樹脂ケース32の保持ピン32dを補強プレート33の第2挿通孔33bに挿通させて組み付ける際に係合される。即ち、樹脂ケース32の係合ピン32eを、補強プレート33の係合孔33eに挿入した後、その先端部を熱かしめして潰すことにより係合される。これにより、樹脂ケース32と補強プレート33が固定された状態になって両者の相対位置精度が高められる。したがって、実施形態3の場合と同様に、取付ボルト挿通用の金属ブッシュ32cの内孔と補強プレート33の第1挿通孔33aの位置を精度よく一致させることができ、取付ボルトの取付け作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るエアーバッグ装置用センサの取付け状態を断面で示す説明図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るエアーバッグ装置用センサの底面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るエアーバッグ装置用センサの取付けに用いられる補強プレートの底面図である。
【図4】本発明の実施形態2に係るエアーバッグ装置用センサと補強プレートとを組み付けた状態を断面で示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態2に係るエアーバッグ装置用センサの底面図である。
【図6】本発明の実施形態2に係るエアーバッグ装置用センサの取付けに用いられる補強プレートの底面図である。
【図7】本発明の実施形態3に係るエアーバッグ装置用センサと補強プレートとを組み付けた状態を断面で示す説明図である。
【図8】本発明の実施形態3に係るエアーバッグ装置用センサの底面図である。
【図9】本発明の実施形態3に係るエアーバッグ装置用センサの取付けに用いられる補強プレートの底面図である。
【図10】本発明の実施形態4に係るエアーバッグ装置用センサの取付け状態を断面で示す説明図である。
【図11】本発明の実施形態4に係るエアーバッグ装置用センサの底面図である。
【図12】本発明の実施形態4に係るエアーバッグ装置用センサの取付けに用いられる補強プレートの底面図である。
【図13】従来のエアーバッグ装置用センサの分解斜視図である。
【図14】従来の他のエアーバッグ装置用センサの取付け状態を断面で示す説明図である。
【図15】従来の他のエアーバッグ装置用センサの底面図である。
【符号の説明】
1、21、31、81…センサ本体
2、22、32、71、82…樹脂ケース 2a…蓋部材
2b、22b、32b…コネクタ
2c、22c、32c、82c…金属ブッシュ
2d、22d、32d…保持ピン
3、13、23、33…補強プレート
3a、13c、23a、33a…第1挿通孔
3b、13d、23b、33b…第2挿通孔
13a…プレート基部 13b…保護壁 5…取付部
5a…取付孔 5b…ナット 5c…嵌合孔
6…取付ボルト 22e、33e…係合孔
23e、32e…係合ピン 72…ホルダ 73…ブラケット
73a…取付孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air bag device sensor used for detecting a vehicle collision in an air bag device that protects an occupant during a vehicle collision.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a vehicle has been equipped with an air bag device to protect an occupant at the time of a collision. This air bag device detects a deceleration at the time of a collision and determines whether the air bag is activated or deactivated. It has. As such a sensor, as shown in FIG. 13, a
[0003]
Further, in recent years, since the sensor body can be made electronic, the sensor body can be reduced in weight and size. Therefore, as shown in FIGS. 14 and 15, an
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the above-mentioned airbag device sensor is mounted in a crash zone of a vehicle in order to detect an impact at the time of a vehicle collision more quickly. For this reason, depending on the structure and shape of the sensor mounting part of the vehicle, the structure of the collision partner or the structure of the own vehicle displaced by the approach of the structure may directly hit the sensor and the sensor body may be destroyed. The sensor body may be destroyed due to the deformation. If such destruction of the sensor main body occurs before or during the detection of the impact by the sensor, even if a large impact that should actuate the air bag occurs, the air bag is not activated. Therefore, a measure for protecting the sensor body is required.
[0005]
In the case of the sensor shown in FIG. 13, the
[0006]
In the case of the sensor shown in FIGS. 14 and 15, the
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to provide a sensor for an airbag device that can easily protect a sensor body at low cost.
[0008]
[Means for Solving the Problem, Action and Effect of the Invention]
The invention according to
[0009]
According to this means, When the airbag device sensor is attached to the attachment portion of the vehicle, the reinforcing plate is temporarily fixed to the resin case by inserting the holding pin provided in the resin case. Thereafter, the resin case and the reinforcing plate are temporarily fixed to the mounting portion by fitting the tip of the holding pin into the fitting hole so that the reinforcing plate is positioned between the resin case and the mounting portion. The In this state, the resin case and the reinforcing plate are fastened with the mounting bolts, so that they are firmly fixed to the mounting portion. In this way Between the mounting part of the vehicle and the resin case Complement The strong plate provides sufficient strength to the mounting portion. In other words, when a collision between the two mounting bolts of the mounting portion receives a tensile or torsional impact during a vehicle collision, the reinforcing plate sufficiently prevents the deformation or torsional deformation of the mounting portion. The This sufficiently prevents breakage due to tensile deformation or torsional deformation at the portion between the two mounting bolts of the resin case.
[0010]
The reinforcing plate according to the present invention can be easily used without changing the shape of the mounting portion of the vehicle or the sensor body when it is necessary to reinforce the sensor depending on the mounting position of the sensor on the vehicle. It is possible to set. In addition, since the shape of the sensor main body can be a standard shape, only one type of sensor can be used, so that the cost of the sensor main body can be reduced. In addition, when the sensor reinforcement is no longer necessary as a result of the final confirmation test on the mass production prototype vehicle, it is possible to cope with the problem by simply eliminating the reinforcement plate.
[0011]
Therefore, according to the airbag device sensor of the present invention, the resin case is: Projected on the surface facing the mounting part Having a holding pin that fits into a fitting hole provided in the mounting part, and by inserting the holding pin For resin case Temporarily fixed Reinforced plate Between resin case and mounting part In a state where the tip of the holding pin is temporarily fitted together with the reinforcing plate with respect to the mounting portion by being fitted into the fitting hole so as to be positioned, Since it is comprised so that it may be tightened with a mounting bolt, protection of a sensor main body can be simplified at low cost.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the reinforcing plate has a first insertion hole through which the mounting bolt is inserted.
[0013]
According to this means, the mounting bolt is inserted into the first insertion hole of the reinforcing plate disposed between the resin case and the mounting portion, whereby the resin case and the reinforcing plate are firmly tightened with the mounting bolt. Can do.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the reinforcing plate has a second insertion hole through which the holding pin is inserted.
[0015]
According to this means, by inserting the holding pin of the resin case into the second insertion hole of the reinforcing plate, the reinforcing plate can be temporarily fixed to the holding pin and easily assembled. Therefore, after temporarily fixing the reinforcing plate to the holding pin, the reinforcing pin is fitted in the fitting hole of the mounting portion, so that the reinforcing plate is positioned substantially at a predetermined position between the resin case and the mounting portion. Can be arranged.
[0016]
The invention according to claim 4 provides the first to third aspects. Any one of In the described invention, the reinforcing plate employs means that has a protective wall that rises on a side surface of the resin case and protects the resin case.
[0017]
According to this means, since the impact input from the side surface of the sensor can be protected by the protective wall, the protection range of the sensor can be expanded and the protection of the sensor can be made more reliable.
[0018]
The invention according to
[0019]
According to this means, the relative positional accuracy between the resin case and the reinforcing plate is enhanced by the engaging portion. Therefore, the positions of the mounting bolt insertion holes respectively provided in the resin case and the reinforcing plate can be matched with high accuracy.
[0020]
If the engaging portions are provided at a plurality of locations, the relative positional accuracy between the resin case and the reinforcing plate can be further improved. Since it is determined to some extent by being inserted, it may be provided in one place.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0022]
FIG. 1 is an explanatory view showing a cross-sectional view of the mounting state of the airbag device sensor according to the present embodiment, FIG. 2 is a bottom view of the airbag device sensor, and FIG. 3 is a perspective view of the airbag device sensor. It is a bottom view of the reinforcement plate used for attachment.
[0023]
The airbag apparatus sensor according to the present embodiment is installed at the front of a vehicle. As shown in FIGS. 1 and 2, the sensor
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
Further, one
[0027]
In addition, two holding
[0028]
And the
[0029]
As shown in FIG. 1, two mounting
[0030]
The sensor of the present embodiment configured as described above is attached as follows. First, both holding
[0031]
Thereafter, the mounting
[0032]
In this way, sufficient strength is imparted to the mounting
[0033]
As described above, according to the airbag device sensor of the present embodiment, the
[0034]
[Embodiment 2]
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a state in which the airbag device sensor and the reinforcing plate according to the present embodiment are assembled, FIG. 5 is a bottom view of the airbag device sensor, and FIG. It is a bottom view of a plate.
[0035]
As shown in FIGS. 4 and 5, the airbag device sensor of the present embodiment includes a sensor
[0036]
In addition, the sensor, the attachment part of a vehicle, etc. in this embodiment are the same as the thing of
[0037]
The reinforcing
[0038]
As in the case of the first embodiment, two
[0039]
The reinforcing
[0040]
Furthermore, in this embodiment, since the reinforcing
[0041]
[Embodiment 3]
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a state in which the airbag device sensor and the reinforcing plate according to the present embodiment are assembled. FIG. 8 is a bottom view of the airbag device sensor, and FIG. It is a bottom view of a plate.
[0042]
As shown in FIGS. 7 and 8, the airbag device sensor of the present embodiment includes a sensor
[0043]
The sensor for the airbag device of the present embodiment differs from that of the first embodiment only in that the
[0044]
An
[0045]
Further, as shown in FIGS. 7 and 9, an
[0046]
The engagement holes 22e of the
[0047]
[Embodiment 4]
FIG. 10 is a cross-sectional view illustrating a state in which the airbag device sensor and the reinforcing plate according to the present embodiment are assembled. FIG. 11 is a bottom view of the airbag device sensor, and FIG. It is a bottom view of a plate.
[0048]
As shown in FIGS. 10 and 11, the airbag device sensor of the present embodiment includes a sensor
[0049]
The sensor for the airbag device of the present embodiment is common to the sensor of the third embodiment in that the
[0050]
The
[0051]
On the other hand, as shown in FIGS. 10 and 12, the reinforcing
[0052]
The engaging
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing, in cross section, an attached state of a sensor for an air bag device according to
FIG. 2 is a bottom view of the airbag device sensor according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a bottom view of a reinforcing plate used for mounting the sensor for the airbag apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a state in which an airbag device sensor and a reinforcing plate according to a second embodiment of the present invention are assembled.
FIG. 5 is a bottom view of a sensor for an air bag device according to
FIG. 6 is a bottom view of a reinforcing plate used for mounting an air bag device sensor according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating a state where the airbag device sensor and the reinforcing plate according to the third embodiment of the present invention are assembled.
FIG. 8 is a bottom view of a sensor for an air bag device according to
FIG. 9 is a bottom view of a reinforcing plate used for mounting an air bag device sensor according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an explanatory view showing, in cross section, an attached state of a sensor for an air bag device according to Embodiment 4 of the present invention.
FIG. 11 is a bottom view of a sensor for an air bag device according to Embodiment 4 of the present invention.
FIG. 12 is a bottom view of a reinforcing plate used for mounting an air bag device sensor according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is an exploded perspective view of a conventional sensor for an air bag device.
FIG. 14 is an explanatory view showing, in section, the state of attachment of another conventional airbag device sensor.
FIG. 15 is a bottom view of another conventional sensor for an air bag device.
[Explanation of symbols]
1, 21, 31, 81 ... sensor body
2, 22, 32, 71, 82 ...
2b, 22b, 32b ... Connector
2c, 22c, 32c, 82c ... metal bush
2d, 22d, 32d ... holding pin
3, 13, 23, 33 ... reinforcement plate
3a, 13c, 23a, 33a ... 1st insertion hole
3b, 13d, 23b, 33b ... second insertion hole
13a ...
5a ... Mounting
6 ... Mounting
23e, 32e ... engaging
73a ... Mounting hole
Claims (8)
前記樹脂ケースは、前記取付部と対向する面に突設されて前記取付部に設けられた嵌合孔に嵌合される保持ピンを有し、該保持ピンが挿通されることにより前記樹脂ケースに対して仮止めされた補強プレートが前記樹脂ケースと前記取付部との間に位置するようにして、前記保持ピンの先端部が前記嵌合孔に嵌合されることにより前記取付部に対して前記補強プレートとともに仮止めされた状態で、前記取付ボルトにより朋締めされるように構成されていることを特徴とするエアーバッグ装置用センサ。A sensor for an airbag device comprising: a sensor main body for detecting a vehicle collision; and a resin case in which the sensor main body is housed and attached to a mounting portion of the vehicle by a plurality of mounting bolts,
The resin case has a holding pin that protrudes from a surface facing the mounting portion and is fitted into a fitting hole provided in the mounting portion, and the resin case is inserted through the holding pin. The tip of the holding pin is fitted into the fitting hole so that the reinforcing plate temporarily fixed with respect to the resin plate is located between the resin case and the mounting portion. The airbag device sensor is configured to be fastened with the mounting bolt in a state of being temporarily fixed together with the reinforcing plate .
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