JP3849954B2 - Movable floor fixing device lock cylinder piston state detection device - Google Patents

Movable floor fixing device lock cylinder piston state detection device Download PDF

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JP3849954B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プール或は浴槽若しくは観覧席等、その床面を昇降自在とした可動床に付設される固定装置を構成する流体圧シリンダピストンが、ロック状態(固定装置を固定した状態)とアンロック状態(固定装置を可動とした状態)と故障状態とのいずれかの状態にあるかを検出する可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置に関し、特に、上記流体圧シリンダピストンが故障状態となった場合に、これを容易に検出できるようにした可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、健康増進や運動能力の向上等を図るべく、スイミング或は水中での各種エクソサイズを行うことが、老若男女を問わず人気を博している。このようなスイミング等を行うためのプールには、予め所望量の水を貯留している。しかしながら、この貯留した水の深さを、例えば大人の身長に合わせた場合には、子供がスイミングや各種水中エクソサイズを行う場合に深過ぎてしまい、安全管理上、好ましいものではない。逆に、子供の身長に合わせて水深を調節した場合、大人にとっては浅過ぎて不都合を伴う。
【0003】
このような不具合を解消するためには、上記スイミング等を行う者(グループ)等の身長を勘案して、適宜水深を調節すれば良いが、水の給排水に伴う手間等が増大する等、新たな不具合が生じてしまう。
【0004】
上述したような不具合をいずれも解消すべく、プールの中に可動床を備える技術が考えられている。例えば、特公平4−54025号公報には、以下に示すような可動床が開示されている。すなわち、図8に示すように、プール1の固定床2に空気圧送路3を設け、その空気圧送路3の出口にジャバラ式支柱4を取り付けて可動床5を下から支持させ、コンプレッサ6から空気圧送路3を介してジャバラ式支柱4に給気して可動床5を上昇させることができるようにしている。尚、上記ジャバラ式支柱4に代えて、索条を用いたり、エアシリンダピストン等の流体圧シリンダピストンを用いた技術も知られている。
【0005】
上述したような従来の可動床を備えたプールにおいては、その使用に際し、可動床の面積や可動床の高さ(深さ)、或いは同時に使用する人数等によっては当該可動床5を下から支持固定する必要が生じる。このような支持固定を行う支持装置の一つとしてシサーズと称される固定装置(ロック装置)が知られている。このロック装置は、図9に例示するように、固定床2に取り付けられた第一の腕11の先端部(図9の上端部)と、可動床5の下部に取り付けられた第二の腕12の先端部(図9の下端部)とを、菊座13を介して枢支している。上記菊座13を噛み合わせた場合には、第一、第二の各腕11、12は当該状態に保持され、可動床5が移動しない状態(ロック状態)となる。逆に、上記菊座13の噛合を解除した場合には、第一、第二の各腕11、12が枢支部(菊座13)を中心として回動自在となり、可動床5が移動自在な状態(アンロック状態)となる。上記菊座13の噛合、噛合解除は、図10に示すように、上記菊座13に設けたエアシリンダピストン7のピストンロッドの押し引きによって行うようにしている。
【0006】
上記エアシリンダピストン7は、図11に示すように、有底中空のシリンダ筒9内に、このシリンダ筒9に遊嵌するピストン(図示省略)を設けている。このピストンには、上記シリンダ筒9の一底部を密に挿通したロッド10の一端が固定されている。更に、上記シリンダ筒9の両端部には、それぞれ第一、第二の連通孔(図示省略)を形成しており、これら第一、第二の各連通孔にそれぞれ接続した管路(図示省略)を介してシリンダ筒9内に圧縮空気を送り込むことにより、上記ロッド10を突出及び引き込み自在としている。そして、このロッド10の突出及び引き込みにより、昇降アーム8(図10参照)を構成する第一、第二の腕部11、12(図10参照)を連結する菊座13を介して、上記各腕部11、12が所望角度折り曲がることにより、可動床5の任意の位置に追従可能としている。
【0007】
ところで、上述したような可動床5を昇降させるには、上記ロック装置をアンロック状態にしたことを確認してから昇降させる必要がある。しかしながら、上記エアシリンダピストン7を含むロック装置は水中に位置するため、そのままでは、このエアシリンダピストン7のロッド10の突出並びに引き込み状態を検出するのは難しい。このため、従来は、上記ロッド10が最も突出した状態(アンロック状態)におけるピストンの位置と、上記ロッド10が最も引き込んだ状態(ロック状態)におけるピストンの位置とに、それぞれ近接スイッチ(図示せず)を設け、この近接スイッチによって、上記ロッド10の突出状態及び引き込み状態を検出するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように構成されるエアシリンダピストン7においては、以下に述べるような不都合が存在する。すなわち、上記近接スイッチは、使用に伴って劣化することが避けられない。特に、上記エアシリンダピストン7及びロック装置は水中に位置するため、必然的に上記近接スイッチも水中に存在することになり、近接スイッチ内への水分の進入等に起因して故障の発生が生じ易くなる可能性がある。更には、上記近接スイッチが故障した場合、修理或いは交換を行うためには、作業者が水中に潜水して行う必要がある。
【0009】
この発明に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、上述のような事情に鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、簡易且つ安価な構成にも拘らず、可動床に付設の固定装置を構成する流体圧シリンダピストンが、ロック装置のロック状態に対応する状態とロック装置のアンロック状態に対応する状態と故障状態とのいずれかの状態にあるかを容易に検出可能な可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明のうち、請求項1に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、昇降自在な可動床に付設される固定装置が具備する流体圧シリンダピストンが、該固定装置のロック状態に対応する状態と固定装置のアンロック状態に対応する状態と故障状態とのいずれかの状態にあるかを検出するものである。
【0011】
このような請求項1に記載した可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置においては、上記流体圧シリンダピストンを構成するシリンダ筒内の一端側で、ロック時におけるピストンの位置よりも更に一端側に形成した第一の連通孔と、その一端を流体貯留部に接続し、その他端を上記第一の連通孔に接続した第一の管路と、この第一の管路の途中部分に設けられた第一の切替弁と、を備えている。また、上記流体圧シリンダを構成するシリンダ筒内の他端側で、アンロック時におけるピストンの位置よりも更に他端側に形成した第二の連通孔と、その一端を上記第一の切替弁に接続し、その他端を上記第二の連通孔に接続した第二の管路と、を備えている。更に、該シリンダ筒の上記他端側に設けられた第三の連通孔と、その一端を流体貯留部に接続し、その他端を上記第三の連通孔に接続した第三の管路と、この第三の管路の中間部に設けられた減圧弁と、上記中間部で上記減圧弁よりも他端側に設けられた逆止弁と、上記中間部で上記逆止弁よりも他端側に設けられた第二の切替弁と、この第二の切替弁と上記第三の連通孔との間に設けられた、所定の第一の設定圧を検出する第一の圧力センサと、同じく第二の切替弁と上記第三の連通孔との間に設けられた、上記第一の設定圧よりも低い第二の設定圧を検出する第二の圧力センサと、を備えている。
【0012】
尚、上記第一の切替弁は、第一の管路を大気に連通するとともに第二の管路を流体貯留部に連通する状態と、第一の管路を流体貯留部に連通するとともに第二の管路を大気に連通する状態とのいずれかに切り替え自在であり、上記第二の切替弁は、第三の管路を大気に連通する状態と、この第三の管路を流体貯留部に連通する状態とのいずれかに切り替え自在である。
【0013】
そして、上記固定装置をロックする際において上記第一、第二の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出する、第一の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが該固定装置をロック状態に達せしめたとし、上記固定装置をアンロック状態に移行させる際において上記第一の圧力センサがその設定圧以上の値を検出せず、上記第二の圧力センサのみがその設定圧以上の値を検出する、第二の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが該固定装置をアンロック状態に達せしめたとし、上記固定装置をロック状態からアンロック状態にする際において上記第一、第二の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出しない、第三の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが故障状態であるとする。
【0014】
この発明に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、上述のように構成されるため、可動床に付設の固定装置を構成する流体圧シリンダピストンが、該固定装置のロック状態に対応する状態と該固定装置のアンロック状態に対応する状態と故障状態とのいずれかの状態にあるかを、容易に検出可能である。すなわち、上記固定装置をロックする場合においては、上記第一、第二の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出する(第一の検出状態を示す)ことにより、上記流体圧シリンダピストンが該固定装置をロック状態に達せしめたことを知ることができる。又、上記固定装置をアンロック状態に移行させる場合においては、上記第一の圧力センサがその設定圧以上の値を検出せず、上記第二の圧力センサのみがその設定圧以上の値を検出する(第二の検出状態を示す)ことにより、上記流体圧シリンダピストンが該固定装置をアンロック状態に達せしめたことを知ることができる。更に、上記固定装置をロック状態からアンロック状態にする際において、上記第一、第二の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出しない(第三の検出状態を示す)場合には、上記流体圧シリンダピストンが故障状態であることを検出できる。
【0015】
しかも、上述した構成は簡易に構成でき、その結果、製造コストが嵩むことがないため、簡易且つ安価に構成できる。
【0016】
尚、請求項2に記載したように、上述した請求項1に記載した構造に、前記シリンダ筒の一端側(例えば、前記第一の連通孔に整合する位置)に設けられた第四の連通孔と、その一端を前記流体貯留部に接続し、その他端を上記第四の連通孔に接続した第四の管路と、この第四の管路の中間部に設けられた減圧弁と、上記中間部で上記減圧弁よりも他端側に設けられた逆止弁と、上記中間部で上記逆止弁よりも他端側に設けられた第三の切替弁と、この第三の切替弁と上記第四の連通孔との間に設けられた、所定の第三の設定圧を検出する第三の圧力センサと、同じく第三の切替弁と上記第四の連通孔との間に設けられた、上記第三の設定圧よりも低い第四の設定圧を検出する第四の圧力センサと、を設け、上記固定装置がアンロック状態からロック状態に移行する際における流体圧シリンダピストンの故障状態を検出することもできる。この場合、上記第三の切替弁は、第四の管路を大気に連通する状態と、この第四の管路を流体貯留部に連通する状態とのいずれかに切り替え自在である。そして、前記固定装置をアンロック状態からロック状態にする際において上記第三、第四の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出しない、第四の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが故障状態であることを知ることができる。
【0017】
このように構成すれば、固定装置のロック状態の検出と、アンロック状態の検出と、ロック状態からアンロック状態への移行時における流体圧シリンダピストンの故障の検出と、に加え、固定装置のアンロック状態からロック状態への移行時における流体圧シリンダピストンの故障の検出を行えるようになる。
【0018】
更に、請求項3或いは請求項4に記載したように、前記第一の検出状態をロック状態、第二の検出状態をアンロック状態、第三の検出状態を故障状態、第四の検出状態を故障状態として通知自在な通知手段を設けることもできる。このような通知手段を設けることにより、上記ロック状態、アンロック状態、故障状態を、一目で知ることが可能となり、実用性が向上する。上記通知手段としては、請求項5に記載したように、ディスプレイ装置を採用したり、或は請求項6に記載したように、発光素子を採用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
本形態例に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、この発明を前記シサーズと称される固定装置(ロック装置)に適用したもので、図1、図2、図6に示すように、エアシリンダピストン14と、第一、第二の減圧弁15、16と、第一、第二の電磁弁17、18と、これら各部材15、16、17、18及びエアシリンダピストン14を適宜図示のように連結する第一、第二、第三の管路19、20、21と、第一、第二の圧力センサ22、23と、を備えている。
【0020】
すなわち、流体圧シリンダピストンであるエアシリンダピストン14を構成するシリンダ筒9の一端側(図1、図2、図5、図6の右端側)で、上記ロック装置のロック時におけるピストン30の位置よりも更に一端側に第一の連通孔24を、上記シリンダ筒9内の他端側(図1、図2、図5、図6の左端側)で、上記ロック装置のアンロック時におけるピストン30の位置よりも更に他端側に第二の連通孔25を、シリンダ筒9の他端部で、この第二の連通孔25に整合する位置に第三の連通孔26を、それぞれ形成している。更に、その一端を流体貯留部であるエアタンク31(図5参照)に接続し、その他端を上記第一の連通孔24に接続した第一の管路19と、その一端を上記第一の切替弁である第一の電磁弁17に接続し、その他端を上記第二の連通孔25に接続した第二の管路20と、その一端をエアタンク31に接続し、その他端を上記第三の連通孔26に接続した第三の管路21と、を設けている。
【0021】
そして、上記第一の管路19の途中部分に上記第一の電磁弁17を設けている。符号15は第一の減圧弁である。又、上記第三の管路21の途中には、その一端側(上流側)から順に、第二の減圧弁16と、逆止弁27と、第二の切替弁である第二の電磁弁18と、この第二の電磁弁18と上記第三の連通孔26との間に設けられた、所定の第一の設定圧を検出する第一の圧力センサ22と、同じく第二の電磁弁18と上記第三の連通孔26との間に設けられた、上記第一の設定圧よりも低い第二の設定圧を検出する第二の圧力センサ23と、を設けている。
【0022】
尚、上記第一の電磁弁17は、第一の管路19を大気に連通するとともに第二の管路20をエアタンク31に連通する状態と、第一の管路19をエアタンク31に連通するとともに第二の管路20を大気に連通する状態とのいずれかに切り替え自在であり、上記第二の電磁弁18は、第三の管路21を大気に連通する状態と、この第三の管路21をエアタンク31に連通する状態とのいずれかに切り替え自在である。
【0023】
又、上記第一、第二の各電磁弁17、18は、図3、図4に示すような、従来知られたものを採用できる。この図示の電磁弁は、中空部40を有する有底筒部41の長さ方向(図3の左右方向)両端部に第一、第二の通孔42、43を、上記筒部41のこれら各通孔42、43と反対側に第三の通孔44を、それぞれ形成するとともに、上記第一、第二のいずれか一方の通孔42、43を閉鎖自在なピストン45とによって構成されている。このピストン45に連結されたロッド46は、ソレノイド(図示せず)によって押し引きされる。図示の例の場合、第二の通孔43を閉鎖した状態を示している。従って、第一の通孔42が上記中空部40を介して第三の通孔44に連通する。上記ピストンロッド46を図3に示す状態から左方に移動させれば、第一の通孔42が閉鎖されるとともに第二の通孔43が開放され、この第二通孔43が上記中空部40を介して第三の通孔44に連通する。
【0024】
更に、本形態例の場合、エアタンク31から送り出される圧縮空気の圧力を6.5Kg/cm2、上記第一の減圧弁15の設定圧を5Kg/cm2、第二の減圧弁16の設定圧を2Kg/cm2としている。又、上記第一の圧力センサ22は、所定の第一の設定圧(例えば、3Kg/cm2)を検出する。一方、第二の圧力センサ23は、上記第一の設定圧よりも低い第二の設定圧(例えば、2Kg/cm2)を検出する。これら各圧力センサ22、23は、それぞれの設定圧(上記3Kg/cm2及び2Kg/cm2)以上の値を検出した場合に、LED等の発光素子(図示せず)を点灯するように構成されている。尚、各図で符号28a乃至28cは開閉弁であり、保守作業時等に閉鎖する以外、通常は開放した状態で使用する。
【0025】
本形態例に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、上述のように構成されるため、可動床5(図8乃至図10参照)の昇降機構に付設のロック装置(シサーズ)を構成する流体圧シリンダピストンであるエアシリンダピストン14が、該ロック装置のロック状態に対応する状態と、このロック装置のアンロック状態に対応する状態と、エアシリンダピストン14自身の故障状態と、のいずれの状態にあるかを、容易に検出可能である。以下に、上記各状態を検出する際の作用について説明する。先ず、図1は、上記ロック装置をロックした状態に対応するエアシリンダピストン14のピストン30の状態を示している。この場合においては、第一の管路19が大気に連通するとともに第二の管路20がエアタンク31に連通する状態に第一の電磁弁17を切り替える。又、第三の管路21がエアタンク31に連通する状態に第二の電磁弁18を切り替える。これにより、エアタンク31内の圧縮空気は第二の管路20を介してシリンダ筒9の他端側に入り、ピストン30を移動させてこのピストン30に連結するロッド10をシリンダ筒9内に引き込ませる。上記ピストン30の移動によってシリンダ筒9の一端側から押し出された空気は、第一の連通孔24を介して第一の管路19に入り、大気中に送り出される。又、このシリンダ筒9の他端側には、第二の減圧弁16の存在に基づき、上記第二の管路20を介して送り込まれる圧縮空気よりも低圧とされた圧縮空気が、第三の管路21を介して送り込まれるが、最終的には、第三の管路21には、第二の管路20を介して供給された圧縮空気が入り込む。この結果、この第三の管路21内の圧力は、上記第一、第二の各圧力センサ22、23の設定圧よりも大きいため、上記第一、第二の各圧力センサ22、23の発光素子は、いずれも点灯する。
【0026】
このように、上記第一、第二の各圧力センサ22、23が共に各設定圧以上の値を検出する、第一の検出状態を示すことにより、作業者等は、上記エアシリンダピストン14がロック装置をロック状態に達せしめたことを知ることができる。尚、上記第一、第二の圧力センサ22、23は、少なくともその発光素子を、プールサイド等の作業者が容易に立ち入れ、しかも容易に観察できる位置に設ける。
【0027】
次に、図2は、上記ロック装置をロック状態からアンロック状態に移行させた状態を示している。この場合においては、第一の管路19がエアタンク31に連通するとともに第二の管路20が大気に連通する状態に第一の電磁弁17を切り替える。又、第三の管路21がエアタンク31に連通する状態に第二の電磁弁18を切り替える。これにより、エアタンク31内の圧縮空気は第一の管路19を介してシリンダ筒9の一端側に入り、ピストン30を図2の鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動させて、このピストン30に連結するロッド10をシリンダ筒9内から突出させる。この際、ピストン30の最終位置までは、このピストン30の移動によってシリンダ筒9の他端側から第二の管路20を介して空気が排出される。上記ピストン30が最終位置に達した際には、ピストン30は、第三の連通孔26を塞ぐ状態となるため、上記第三の管路21内の圧力は、上記第二の減圧弁16によって減圧された圧縮空気の圧力となる。このため、上記第一の圧力センサ22の発光素子は点灯せず、第二の圧力センサ23の発光素子のみが点灯する、第二の状態となる。このように、上記第一の圧力センサ22がその設定圧(上記3Kg/cm2)を検出せず、第二の圧力センサ23のみがその設定圧(上記2Kg/cm2)を検出する、第二の検出状態を示すことにより、作業者等は、上記エアシリンダピストン14がロック装置をアンロック状態に達せしめたことを知ることができる。
【0028】
次に、上記ロック装置を、前述したロック状態から上述したアンロック状態にする際に、エアシリンダピストン14が故障状態にあった場合に、当該状態を検出する作用について説明する。この場合には、当初エアシリンダピストン14は図1に示す状態(ロック状態)である。この状態から、先ず、第二の電磁弁18を図5に示すように、第三の管路21を大気に連通する状態に切り替えて第一、第二の各圧力センサ22、23の点灯を消す。次いで、上記第三の管路21がエアタンク31に連通するように上記第二の電磁弁18を切り替える。この際、第一の電磁弁17は、第一の管路19がエアタンク31に連通するとともに第二の管路20が大気に連通する状態に切り替える。上記エアシリンダピストン14が正常に作動している場合には、前述したように、第一の圧力センサ22が消灯するとともに、第二の圧力センサ23が点灯した状態となる。すなわち、この場合においては、正常に作動していれば各圧力センサ22、23は、一度消灯した後、第二の圧力センサ23のみが点灯する。
【0029】
しかしながら、上記エアシリンダピストン14が故障していると、第三の管路21内は、第三の連通孔26、第二の連通孔25、第二の管路20を介して大気に連通した状態となる。この結果、いずれの圧力センサ22、23も消灯したままである。従って、作業者等は、いずれの発光素子も点灯した状態から一度消灯し、更に、この消灯状態が続くことにより、エアシリンダピストン14が故障していると知ることができる。この場合、作業者等は、エアシリンダピストン14を点検し、修理を施す。
【0030】
本形態例に係る検出装置は、上述のように構成され作用するため、簡易な構成にも拘らず、エアシリンダピストン14のロック装置のロック状態に対応する状態や同じくロック装置のアンロック状態に対応する状態、更には、エアシリンダピストン14自身が故障状態にあることを、確実に検出できる。従って、可動床式のプールの保守作業を確実に行えるようになる。又、上述した各種構成部材(例えば、第一、第二の電磁弁17、18等)は、従来知られたものを採用できるため、安価に構成できる。
【0031】
ところで、上述した形態例においては、エアシリンダピストン14の故障の検出を、ロック装置がロック状態からアンロック状態に移行する際にのみ行う場合について説明した。このように、ロック装置がロック状態からアンロック状態に移行する際にのみエアシリンダピストン14の故障の検出を行うように構成したのは、可動床5を昇降させるべくロック装置をアンロックする場合に、上記エアシリンダピストン14が故障していると、可動床システムが甚大な被害を被る恐れがあるのに対し、ロック装置をアンロック状態からロック状態に移行させる際に、エアシリンダピストン14が故障していても、さしたる被害を及ぼすことはないからである。尚、エアシリンダピストン14の故障の検出を、ロック装置がロック状態からアンロック状態に移行する際に加え、ロック装置がアンロック状態からロック状態に移行する際にも行えるように構成することも容易に行える。
【0032】
すなわち、上述のような形態例の構成に加え、以下の構成を付加する。上記第一の連通孔24に整合する位置に第四の連通孔50(図5参照)を設ける。そして、その一端を上記エアタンク31に接続し、その他端を上記第四の連通孔50に接続した第四の管路51を設ける。この第四の管路51の中間部には、上述した第三の管路21に設けたと同様の減圧弁、逆止弁、第二の電磁弁18と同様の第三の切替弁である第三の電磁弁、第一、第二の各圧力センサ22、23とそれぞれ同様の第三、第四の各圧力センサを、それぞれ設ける。言い換えれば、図示の順に各部材16、27、18、22、23を設けた第三の管路21と同様な管路を、上記第四の連通孔50に接続する。上記減圧弁の設定圧、第三の圧力センサの第三の設定圧、第四の圧力センサの第四の設定圧は、それぞれ第二の減圧弁16、第一の圧力センサ22の第一の設定圧、第二の圧力センサ23の第二の設定圧と等しくしている。又、上記第三の電磁弁は、第四の管路51を大気に連通する状態と、この第四の管路51をエアタンク31に連通する状態とのいずれかに切り替え自在である。そして、前記ロック装置をアンロック状態からロック状態にする際において上記第三、第四の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出しない、第四の検出状態を示す場合に、上記エアシリンダピストン14が故障状態であるとする。
【0033】
このように構成すれば、ロック装置のロック状態の検出と、同じくロック装置のアンロック状態の検出と、ロック装置のロック状態からアンロック状態への移行時におけるエアシリンダピストン14の故障の検出と、に加え、上記ロック装置のアンロック状態からロック状態への移行時におけるエアシリンダピストン14の故障の検出を行えるようになる。
【0034】
すなわち、当初エアシリンダピストン14は図2に示す状態(アンロック状態)である。この状態から、先ず、第三の電磁弁を第四の管路51を大気に連通する状態に切り替えて第三、第四の各圧力センサの点灯を消す。次いで、第四の管路51がエアタンク31に連通するように上記第三の電磁弁18を切り替える。この際、第一の電磁弁17は、前記図1に示すように、第一の管路19が大気に連通するとともに第二の管路20がエアタンク31に連通する状態である。上記エアシリンダピストン14が正常に作動している場合には、前述したように、圧縮空気は第二の管路20を介してシリンダ筒9の他端側に入り、上記ピストン30を移動させてこのピストン30に連結するロッド10をシリンダ筒9内に引き込ませる。上記ピストン30の移動によってシリンダ筒9の一端側から押し出された空気は、第一の連通孔24を介して第一の管路19に入り、大気中に送り出される。一方、第四の管路51には第三の減圧弁によって減圧された(例えば、2Kg/cm2)空気が送り込まれているため、ピストン30が最終位置に達した後は、この第四の管路51は上記減圧された空気で充満する。このような結果、上記第三、第四の各圧力センサの発光素子は、一度消灯した後、第四の圧力センサの発光素子のみが点灯する。すなわち、この場合においては、正常に作動していれば、各圧力センサ22、23は、いずれも一度消灯した後、第四の圧力センサの発光素子のみが点灯する。
【0035】
しかしながら、上記エアシリンダピストン14が故障していると、大気に連通する第一の管路19が、第一の連通孔24、第四の連通孔50を介して第四の管路51に連通するため、第三、第四の各圧力センサは一度消灯した後、いずれも消灯したままである。従って、作業者等は、上記発光素子がいずれも消灯したままであることを観察することにより、作業者等はエアシリンダピストン14が故障していると知ることができる。この場合、作業者等は、エアシリンダピストン14を点検し、修理を施す。
【0036】
尚、図示は省略したが、上記各圧力センサ22、23(第三、第四の圧力センサを設けた場合は、これらを含む。)の検出信号をディスプレイに表示させることもできる。この場合、例えば、上記検出信号を制御器(CPU)に入力し、この制御器によって前記第一の検出状態をロック状態、第二の検出状態をアンロック状態、第三の検出状態を故障状態(第四の管路を設けた場合には、第四の検出状態も故障状態とする。)として、上記ディスプレイに表示させる。このように構成すれば、検出状態をより一層容易且つ確実に認識可能となり、上記ロック状態、アンロック状態、故障状態を、一目で知ることが可能となって実用性が向上する。又、上述した例においては、この発明を可動床式プールの固定装置に採用した例について説明したが、この発明に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、この例に限定されるものではなく、可動床式の風呂や可動床式の観覧席等、流体圧シリンダピストンを用いた構成のものであれば、いずれのものであっても適用できる。又、上記流体圧シリンダピストンとしては、上記エアシリンダピストンに限らず、油圧シリンダピストン等、従来知られたシリンダピストンを包含する。更に、上記エアシリンダピストン等の流体圧シリンダピストンは、図7に例示するように複数設けることができる。但し、この図7に示した構造の場合、複数の流体圧シリンダピストンのうちのいずれかが故障していることが検出され、特定の流体圧シリンダピストンの故障を検出することはできない。
【0037】
【発明の効果】
この発明に係る可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置は、上述のように構成され作用するため、流体圧シリンダピストンの、固定装置のロック状態に対応する状態や同じくアンロック状態に対応する状態、更には、少なくともいずれか一の流体圧シリンダが故障状態にあることを、確実に検出できる。従って、可動床に付設される固定装置の保守作業を確実に行えるようになる。しかも、簡易に構成できるため、製造コストを低く抑えることができ、実用上大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例をロック時の状態で示す略図である。
【図2】この発明の実施の形態例をアンロック時の状態で示す略図である。
【図3】第一、第二の電磁弁の構造を略示する半部断面図である。
【図4】図3を左方から見た図である。
【図5】ロック状態とアンロック状態との切り替えの際の第二の電磁弁の状態を、一部を省略して示す、図1と同様の図である。
【図6】この発明の実施の形態例を、ロック状態からアンロック状態にする際における流体圧シリンダピストンの故障時の状態を示す略図である。
【図7】エアシリンダピストンを複数個設けた例を示す略図である。
【図8】従来のプール可動床の空圧式昇降装置を示す略縦断側面図である。
【図9】昇降手段に付設した昇降アームを示す略縦断側面図である。
【図10】同じく略正面図である。
【図11】昇降アームとエアシリンダとの連結部分を示す、部分縦断側面図である。
【符号の説明】
1 プール
2 固定床
3 空気圧送路
4 ジャバラ式支柱
5 可動床
6 コンプレッサ
7 エアシリンダ
8 昇降アーム
9 シリンダ筒
10 ロッド
11 第一の腕部
12 第二の腕部
13 菊座
14 エアシリンダ
15 第一の減圧弁
16 第二の減圧弁
17 第一の電磁弁
18 第二の電磁弁
19 第一の管路
20 第二の管路
21 第三の管路
22 第一の圧力センサ
23 第二の圧力センサ
24 第一の連通孔
25 第二の連通孔
26 第三の連通孔
27 逆止弁
28a、28b、28c 開閉弁
30 ピストン
31 エアタンク
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, a hydraulic cylinder piston constituting a fixing device attached to a movable floor whose floor surface is movable up and down, such as a pool, a bathtub, or a bleacher seat, is in a locked state (state in which the fixing device is fixed) and an unlocking device. The present invention relates to a state detection device for a movable floor fixing device locking cylinder piston that detects whether it is in a locked state (state in which the fixing device is movable) or a failure state. In particular, the fluid pressure cylinder piston is in a failure state. The present invention relates to a movable floor fixing device locking cylinder piston state detection device that can easily detect this situation.
[0002]
[Prior art]
In recent years, swimming and underwater exercises are gaining popularity regardless of age or gender in order to improve health or improve athletic performance. A desired amount of water is stored in advance in a pool for performing such swimming. However, when the depth of the stored water is adjusted to the height of an adult, for example, it is too deep when a child performs swimming or various underwater exercises, which is not preferable in terms of safety management. On the other hand, adjusting the water depth according to the height of the child is too shallow for an adult and is inconvenient.
[0003]
In order to eliminate such problems, the water depth should be adjusted as appropriate in consideration of the height of the person (group) who performs the above swimming, etc. Will cause trouble.
[0004]
In order to eliminate any of the above-described problems, a technique for providing a movable floor in a pool has been considered. For example, Japanese Patent Publication No. 4-54025 discloses a movable floor as shown below. That is, as shown in FIG. 8, the pneumatic floor 3 is provided in the fixed floor 2 of the pool 1, and the bellows type support 4 is attached to the outlet of the pneumatic path 3 so that the movable floor 5 is supported from below. The movable floor 5 can be raised by supplying air to the bellows type support column 4 through the pneumatic feeding path 3. In addition, it replaces with the said bellows type | formula support | pillar 4, and the technique using fluid pressure cylinder pistons, such as an air cylinder piston, is also known.
[0005]
In a pool having a conventional movable floor as described above, the movable floor 5 is supported from below depending on the area of the movable floor, the height (depth) of the movable floor, or the number of people who use it at the same time. It needs to be fixed. As one of the support devices that perform such support and fixing, a fixing device (lock device) called Scissors is known. As illustrated in FIG. 9, the locking device includes a distal end portion (upper end portion in FIG. 9) of the first arm 11 attached to the fixed floor 2 and a second arm 12 attached to the lower portion of the movable floor 5. The front end (the lower end in FIG. 9) is pivotally supported via a chrysanthemum seat 13. When the Kikuza 13 is engaged, the first and second arms 11 and 12 are held in this state, and the movable floor 5 does not move (locked state). On the contrary, when the engagement of the chrysanthemum seat 13 is released, the first and second arms 11 and 12 are rotatable about the pivotal support portion (chrysanthemum seat 13), and the movable floor 5 is movable. State (unlocked). As shown in FIG. 10, the engagement and release of the engagement of the seat 13 are performed by pushing and pulling the piston rod of the air cylinder piston 7 provided on the seat 13.
[0006]
As shown in FIG. 11, the air cylinder piston 7 is provided with a piston (not shown) that is loosely fitted in the cylinder cylinder 9 in a bottomed hollow cylinder cylinder 9. One end of a rod 10 that is tightly inserted through the bottom of the cylinder tube 9 is fixed to the piston. Further, first and second communication holes (not shown) are formed at both ends of the cylinder tube 9, and pipe lines (not shown) connected to the first and second communication holes, respectively. ) To feed the compressed air into the cylinder tube 9 so that the rod 10 can protrude and retract. Each of the arm portions is connected to the first arm portion 11 and the second arm portion 12 (see FIG. 10) constituting the elevating arm 8 (see FIG. 10) by connecting and connecting the first and second arm portions 11 and 12 (see FIG. 10). By being bent at a desired angle, 11 and 12 can follow an arbitrary position of the movable floor 5.
[0007]
By the way, in order to raise and lower the movable floor 5 as described above, it is necessary to raise and lower after confirming that the lock device is in the unlocked state. However, since the lock device including the air cylinder piston 7 is located in the water, it is difficult to detect the protruding and retracted state of the rod 10 of the air cylinder piston 7 as it is. For this reason, conventionally, proximity switches (not shown) are respectively provided between the position of the piston when the rod 10 is most protruded (unlocked) and the position of the piston when the rod 10 is most retracted (locked). The projection state and the retracted state of the rod 10 are detected by the proximity switch.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the air cylinder piston 7 configured as described above has the following disadvantages. That is, the proximity switch is inevitably deteriorated with use. In particular, since the air cylinder piston 7 and the locking device are located in water, the proximity switch inevitably exists in the water, and a failure occurs due to the entry of moisture into the proximity switch. May be easier. Furthermore, when the proximity switch fails, in order to perform repair or replacement, it is necessary for the operator to submerge in the water.
[0009]
The movable floor fixing device lock cylinder piston state detection device according to the present invention was devised in view of the above-mentioned circumstances, and the object thereof is movable despite a simple and inexpensive configuration. Easily determine whether the fluid pressure cylinder piston constituting the fixing device attached to the floor is in a state corresponding to the locked state of the locking device, a state corresponding to the unlocked state of the locking device, or a failure state An object of the present invention is to provide a state detection device for a cylinder piston for detecting a movable floor fixing device lock.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, in the movable floor fixing device locking cylinder piston state detecting device, the fluid pressure cylinder piston provided in the fixing device attached to the movable floor which is movable up and down includes the locking state of the fixing device. It is detected whether there is a state corresponding to the state, a state corresponding to the unlocked state of the fixing device, or a failure state.
[0011]
In such a movable floor fixing device lock cylinder piston state detection device according to the first aspect of the present invention, the one end side in the cylinder cylinder constituting the fluid pressure cylinder piston is further one end than the piston position at the time of locking. A first communication hole formed on the side, one end of which is connected to the fluid reservoir, and the other end of the first communication hole connected to the first communication hole. And a first switching valve provided. Also, a second communication hole formed on the other end side in the cylinder cylinder constituting the fluid pressure cylinder and further on the other end side than the position of the piston at the time of unlocking, and one end of the second switching hole is the first switching valve. And a second conduit having the other end connected to the second communication hole. Furthermore, a third communication hole provided on the other end side of the cylinder tube, a third pipe line having one end connected to the fluid storage portion and the other end connected to the third communication hole, A pressure reducing valve provided in an intermediate portion of the third conduit, a check valve provided in the intermediate portion on the other end side from the pressure reducing valve, and a second end in the intermediate portion from the check valve. A second switching valve provided on the side, a first pressure sensor provided between the second switching valve and the third communication hole, for detecting a predetermined first set pressure, Similarly, a second pressure sensor provided between the second switching valve and the third communication hole for detecting a second set pressure lower than the first set pressure is provided.
[0012]
The first switching valve communicates the first conduit with the atmosphere and communicates the second conduit with the fluid reservoir, and communicates the first conduit with the fluid reservoir. The second switching valve can be switched to either the state in which the second pipe communicates with the atmosphere, and the second switching valve is in a state in which the third pipe communicates with the atmosphere, and the third pipe is in fluid storage. The state can be switched to any of the states communicating with the section.
[0013]
When the fixing device is locked, the fluid pressure cylinder piston is fixed when the first and second pressure sensors both detect a value equal to or higher than each set pressure. Assuming that the device has reached the locked state, when the fixing device is shifted to the unlocked state, the first pressure sensor does not detect a value higher than the set pressure, and only the second pressure sensor is set. When the fluid pressure cylinder piston reaches the unlocking state when the second detection state is detected in which a value equal to or higher than the pressure is detected, and the fixing device is changed from the locked state to the unlocked state. When the first and second pressure sensors indicate a third detection state in which neither of the values exceeds the set pressure, the fluid pressure cylinder piston is assumed to be in a failure state.
[0014]
Since the movable floor fixing device locking cylinder piston state detecting device according to the present invention is configured as described above, the fluid pressure cylinder piston constituting the fixing device attached to the movable floor is in the locked state of the fixing device. It is possible to easily detect whether the state is a corresponding state, a state corresponding to the unlocked state of the fixing device, or a failure state. That is, when the fixing device is locked, both the first and second pressure sensors detect values equal to or higher than the respective set pressures (indicating the first detection state), whereby the fluid pressure cylinder piston Can know that the fixing device has reached the locked state. Further, when the fixing device is shifted to the unlocked state, the first pressure sensor does not detect a value higher than the set pressure, and only the second pressure sensor detects a value higher than the set pressure. By doing (indicating the second detection state), it is possible to know that the fluid pressure cylinder piston has reached the fixing device in the unlocked state. Further, when the fixing device is changed from the locked state to the unlocked state, when the first and second pressure sensors do not detect a value equal to or higher than the set pressure (indicating the third detection state). It is possible to detect that the fluid pressure cylinder piston is in a failure state.
[0015]
In addition, the above-described configuration can be easily configured, and as a result, the manufacturing cost does not increase, so that it can be configured simply and inexpensively.
[0016]
In addition, as described in claim 2, in the structure described in claim 1 described above, a fourth communication provided on one end side of the cylinder tube (for example, a position aligned with the first communication hole). A hole, one end connected to the fluid reservoir, and the other end connected to the fourth communication hole, a pressure reducing valve provided in the middle of the fourth line, A check valve provided at the other end side of the pressure reducing valve at the intermediate portion; a third switching valve provided at the other end side of the check valve at the intermediate portion; and the third switching valve. A third pressure sensor provided between the valve and the fourth communication hole for detecting a predetermined third set pressure, and similarly between the third switching valve and the fourth communication hole. A fourth pressure sensor that detects a fourth set pressure that is lower than the third set pressure, and whether the fixing device is in an unlocked state. It is also possible to detect a fault condition of the fluid pressure cylinder piston in the time of transition to the locked state. In this case, the third switching valve can be switched between a state in which the fourth pipe line communicates with the atmosphere and a state in which the fourth pipe line communicates with the fluid storage section. When the fixing device is changed from the unlocked state to the locked state, the third and fourth pressure sensors do not detect a value equal to or higher than the set pressure. It can be known that the pressure cylinder piston is in a failure state.
[0017]
If comprised in this way, in addition to the detection of the locked state of the fixing device, the detection of the unlocked state, and the detection of the failure of the fluid pressure cylinder piston at the transition from the locked state to the unlocked state, It becomes possible to detect a failure of the fluid pressure cylinder piston at the time of transition from the unlocked state to the locked state.
[0018]
Furthermore, as described in claim 3 or claim 4, the first detection state is locked state, the second detection state is unlocked state, the third detection state is failure state, and the fourth detection state is It is also possible to provide a notification means that can be notified as a failure state. By providing such a notification means, the locked state, unlocked state, and failure state can be known at a glance, and the practicality is improved. As the notification means, a display device can be adopted as described in claim 5, or a light emitting element can be adopted as described in claim 6.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings.
The movable floor fixing device locking cylinder piston state detection device according to this embodiment is an embodiment in which the present invention is applied to a fixing device (locking device) called the scissors, and is shown in FIGS. Thus, the air cylinder piston 14, the first and second pressure reducing valves 15, 16, the first and second electromagnetic valves 17, 18, these members 15, 16, 17, 18 and the air cylinder piston 14 Are appropriately connected as shown in the figure, and first, second, and third pipelines 19, 20, and 21 and first and second pressure sensors 22 and 23 are provided.
[0020]
That is, the position of the piston 30 when the locking device is locked on one end side of the cylinder cylinder 9 constituting the air cylinder piston 14 which is a fluid pressure cylinder piston (the right end side in FIGS. 1, 2, 5, and 6). Further, the first communication hole 24 is provided at one end side, and the piston at the time of unlocking the locking device on the other end side in the cylinder cylinder 9 (left end side in FIGS. 1, 2, 5, and 6). The second communication hole 25 is formed on the other end side further than the position 30, and the third communication hole 26 is formed on the other end portion of the cylinder tube 9 at a position aligned with the second communication hole 25. ing. Furthermore, one end is connected to an air tank 31 (see FIG. 5), which is a fluid reservoir, and the other end is connected to the first communication hole 24, and one end is connected to the first switch. A second pipe line 20 connected to the first electromagnetic valve 17 which is a valve and having the other end connected to the second communication hole 25, one end thereof connected to the air tank 31, and the other end connected to the third solenoid valve. And a third conduit 21 connected to the communication hole 26.
[0021]
The first electromagnetic valve 17 is provided in the middle of the first pipeline 19. Reference numeral 15 denotes a first pressure reducing valve. In addition, in the middle of the third pipe 21, a second pressure reducing valve 16, a check valve 27, and a second electromagnetic valve that is a second switching valve are sequentially arranged from one end side (upstream side). 18, a first pressure sensor 22 for detecting a predetermined first set pressure, provided between the second electromagnetic valve 18 and the third communication hole 26, and a second electromagnetic valve 18 and the third communication hole 26, and a second pressure sensor 23 for detecting a second set pressure lower than the first set pressure is provided.
[0022]
The first solenoid valve 17 communicates the first conduit 19 with the atmosphere and the second conduit 20 with the air tank 31, and communicates the first conduit 19 with the air tank 31. In addition, the second solenoid valve 18 can be switched to either the state in which the second pipe line 20 communicates with the atmosphere, and the second solenoid valve 18 has a state in which the third pipe line 21 communicates with the atmosphere. The pipe 21 can be switched to either a state communicating with the air tank 31.
[0023]
As the first and second electromagnetic valves 17 and 18, those conventionally known as shown in FIGS. 3 and 4 can be adopted. The illustrated solenoid valve has first and second through holes 42 and 43 at both ends in the length direction (left and right direction in FIG. 3) of the bottomed cylindrical portion 41 having the hollow portion 40. A third through hole 44 is formed on the opposite side of each through hole 42, 43, and either the first or second through hole 42, 43 is configured by a piston 45 that can be closed. Yes. The rod 46 connected to the piston 45 is pushed and pulled by a solenoid (not shown). In the case of the illustrated example, the second through hole 43 is closed. Accordingly, the first through hole 42 communicates with the third through hole 44 through the hollow portion 40. If the piston rod 46 is moved to the left from the state shown in FIG. 3, the first through hole 42 is closed and the second through hole 43 is opened, and the second through hole 43 is formed in the hollow portion. It communicates with the third through hole 44 through 40.
[0024]
Further, in the case of this embodiment, the pressure of the compressed air sent out from the air tank 31 is 6.5 kg / cm. 2 The set pressure of the first pressure reducing valve 15 is 5 kg / cm. 2 The set pressure of the second pressure reducing valve 16 is 2 kg / cm. 2 It is said. The first pressure sensor 22 has a predetermined first set pressure (for example, 3 kg / cm 2 ) Is detected. On the other hand, the second pressure sensor 23 has a second set pressure lower than the first set pressure (for example, 2 kg / cm 2). 2 ) Is detected. Each of these pressure sensors 22, 23 has its set pressure (above 3Kg / cm 2 And 2Kg / cm 2 ) When a value above is detected, a light emitting element such as an LED (not shown) is lit. In the drawings, reference numerals 28a to 28c denote on-off valves, which are normally used in an open state except that they are closed during maintenance work.
[0025]
Since the movable floor fixing device lock cylinder piston state detection device according to this embodiment is configured as described above, the lock device (Cissers) attached to the lifting mechanism of the movable floor 5 (see FIGS. 8 to 10). A state in which the air cylinder piston 14 which is a fluid pressure cylinder piston constituting the lock device corresponds to the locked state of the lock device, a state corresponding to the unlocked state of the lock device, a failure state of the air cylinder piston 14 itself, It is possible to easily detect any of the states. Below, the effect | action at the time of detecting said each state is demonstrated. First, FIG. 1 shows a state of the piston 30 of the air cylinder piston 14 corresponding to a state where the locking device is locked. In this case, the first electromagnetic valve 17 is switched to a state where the first pipe line 19 communicates with the atmosphere and the second pipe line 20 communicates with the air tank 31. Further, the second solenoid valve 18 is switched to a state where the third pipe line 21 communicates with the air tank 31. As a result, the compressed air in the air tank 31 enters the other end of the cylinder tube 9 via the second pipe 20, moves the piston 30, and pulls the rod 10 connected to the piston 30 into the cylinder tube 9. Make it. The air pushed out from one end side of the cylinder tube 9 by the movement of the piston 30 enters the first pipe line 19 through the first communication hole 24 and is sent out to the atmosphere. Further, on the other end side of the cylinder tube 9, the compressed air having a pressure lower than that of the compressed air fed through the second pipe line 20 based on the presence of the second pressure reducing valve 16 is third. However, finally, the compressed air supplied via the second pipe 20 enters the third pipe 21. As a result, the pressure in the third pipe 21 is higher than the set pressure of the first and second pressure sensors 22 and 23, so that the first and second pressure sensors 22 and 23 All the light emitting elements are lit.
[0026]
Thus, by indicating the first detection state in which the first and second pressure sensors 22 and 23 both detect a value equal to or higher than the set pressure, the operator or the like can detect the air cylinder piston 14. It is possible to know that the locking device has reached the locked state. The first and second pressure sensors 22 and 23 are provided at least at the light emitting element at a position where an operator such as a poolside can easily enter and observe.
[0027]
Next, FIG. 2 shows a state in which the locking device is shifted from the locked state to the unlocked state. In this case, the first electromagnetic valve 17 is switched to a state where the first pipe line 19 communicates with the air tank 31 and the second pipe line 20 communicates with the atmosphere. Further, the second solenoid valve 18 is switched to a state where the third pipe line 21 communicates with the air tank 31. As a result, the compressed air in the air tank 31 enters one end side of the cylinder tube 9 via the first pipe line 19 and moves the piston 30 from the position shown by the chain line in FIG. 2 to the position shown by the solid line. The rod 10 connected to 30 is protruded from the cylinder tube 9. At this time, until the final position of the piston 30, the air is discharged from the other end side of the cylinder tube 9 through the second conduit 20 by the movement of the piston 30. When the piston 30 reaches the final position, the piston 30 is in a state of closing the third communication hole 26, so that the pressure in the third pipe 21 is controlled by the second pressure reducing valve 16. The pressure of the compressed air is reduced. For this reason, the light emitting element of the first pressure sensor 22 is not turned on, and only the light emitting element of the second pressure sensor 23 is turned on. In this way, the first pressure sensor 22 has its set pressure (3 kg / cm 2 ) Is not detected, and only the second pressure sensor 23 detects the set pressure (above 2 kg / cm 2 By indicating the second detection state, the operator can know that the air cylinder piston 14 has reached the unlocking state.
[0028]
Next, an operation of detecting the state when the air cylinder piston 14 is in a failure state when the lock device is changed from the locked state to the unlocked state will be described. In this case, the air cylinder piston 14 is initially in the state (locked state) shown in FIG. From this state, first, as shown in FIG. 5, the second solenoid valve 18 is switched to a state where the third conduit 21 communicates with the atmosphere, and the first and second pressure sensors 22, 23 are turned on. Turn off. Next, the second electromagnetic valve 18 is switched so that the third pipe line 21 communicates with the air tank 31. At this time, the first electromagnetic valve 17 is switched to a state in which the first pipeline 19 communicates with the air tank 31 and the second pipeline 20 communicates with the atmosphere. When the air cylinder piston 14 is operating normally, as described above, the first pressure sensor 22 is turned off and the second pressure sensor 23 is turned on. That is, in this case, if the pressure sensor 22 is operating normally, the pressure sensors 22 and 23 are turned off once, and then only the second pressure sensor 23 is turned on.
[0029]
However, when the air cylinder piston 14 is out of order, the inside of the third pipe 21 communicates with the atmosphere via the third communication hole 26, the second communication hole 25, and the second pipe 20. It becomes a state. As a result, both pressure sensors 22 and 23 remain off. Accordingly, the operator or the like can know that the air cylinder piston 14 has failed by turning off the light emitting elements once from the lighted state and further continuing the light-off state. In this case, the operator or the like inspects and repairs the air cylinder piston 14.
[0030]
Since the detection device according to the present embodiment is configured and operates as described above, it is in a state corresponding to the lock state of the lock device of the air cylinder piston 14 or in the unlock state of the lock device in spite of a simple structure. It is possible to reliably detect the corresponding state, and further, that the air cylinder piston 14 itself is in a failure state. Therefore, the maintenance work of the movable floor pool can be reliably performed. Further, since the various components described above (for example, the first and second electromagnetic valves 17 and 18) can be conventionally known, they can be configured at low cost.
[0031]
By the way, in the embodiment described above, the case where the failure detection of the air cylinder piston 14 is performed only when the lock device shifts from the locked state to the unlocked state has been described. As described above, the failure detection of the air cylinder piston 14 is detected only when the locking device shifts from the locked state to the unlocked state when the locking device is unlocked to move the movable floor 5 up and down. In addition, if the air cylinder piston 14 is broken, the movable floor system may be seriously damaged. On the other hand, when the lock device is shifted from the unlocked state to the locked state, the air cylinder piston 14 This is because even if it breaks down, it will not cause much damage. It should be noted that the failure detection of the air cylinder piston 14 can be performed not only when the locking device is shifted from the locked state to the unlocked state but also when the locking device is shifted from the unlocked state to the locked state. Easy to do.
[0032]
That is, in addition to the configuration of the above-described embodiment, the following configuration is added. A fourth communication hole 50 (see FIG. 5) is provided at a position aligned with the first communication hole 24. Then, a fourth pipe line 51 having one end connected to the air tank 31 and the other end connected to the fourth communication hole 50 is provided. In the middle part of the fourth pipeline 51 is a third switching valve similar to the pressure reducing valve, check valve, and second electromagnetic valve 18 provided in the third pipeline 21 described above. Third and fourth pressure sensors similar to the three solenoid valves and the first and second pressure sensors 22 and 23, respectively, are provided. In other words, a pipe line similar to the third pipe line 21 provided with the members 16, 27, 18, 22, and 23 in the order shown is connected to the fourth communication hole 50. The set pressure of the pressure reducing valve, the third set pressure of the third pressure sensor, and the fourth set pressure of the fourth pressure sensor are respectively the first pressure of the second pressure reducing valve 16 and the first pressure sensor 22. The set pressure is equal to the second set pressure of the second pressure sensor 23. The third solenoid valve can be switched between a state in which the fourth conduit 51 communicates with the atmosphere and a state in which the fourth conduit 51 communicates with the air tank 31. When the lock device is changed from the unlocked state to the locked state, the third and fourth pressure sensors do not detect a value equal to or higher than the set pressure. It is assumed that the cylinder piston 14 is in a failure state.
[0033]
If comprised in this way, the detection of the locked state of a locking device, the detection of the unlocked state of a locking device, and the detection of the failure of the air cylinder piston 14 at the time of a transition from the locked state of a locking device to an unlocked state In addition, it is possible to detect a failure of the air cylinder piston 14 when the locking device shifts from the unlocked state to the locked state.
[0034]
That is, the initial air cylinder piston 14 is in the state (unlocked state) shown in FIG. From this state, first, the third solenoid valve is switched to a state where the fourth conduit 51 communicates with the atmosphere, and the lighting of the third and fourth pressure sensors is turned off. Next, the third electromagnetic valve 18 is switched so that the fourth pipe line 51 communicates with the air tank 31. At this time, as shown in FIG. 1, the first electromagnetic valve 17 is in a state where the first pipe line 19 communicates with the atmosphere and the second pipe line 20 communicates with the air tank 31. When the air cylinder piston 14 is operating normally, the compressed air enters the other end side of the cylinder tube 9 via the second conduit 20 and moves the piston 30 as described above. The rod 10 connected to the piston 30 is pulled into the cylinder tube 9. The air pushed out from one end side of the cylinder tube 9 by the movement of the piston 30 enters the first pipe line 19 through the first communication hole 24 and is sent out to the atmosphere. On the other hand, the pressure in the fourth pipeline 51 is reduced by a third pressure reducing valve (for example, 2 kg / cm 2 ) Since the air is sent in, after the piston 30 reaches the final position, the fourth pipe 51 is filled with the decompressed air. As a result, after the light emitting elements of the third and fourth pressure sensors are turned off once, only the light emitting elements of the fourth pressure sensor are turned on. That is, in this case, if the pressure sensor 22 and 23 are operating normally, the pressure sensors 22 and 23 are both turned off and then only the light emitting element of the fourth pressure sensor is turned on.
[0035]
However, if the air cylinder piston 14 is out of order, the first pipe line 19 communicating with the atmosphere communicates with the fourth pipe line 51 via the first communication hole 24 and the fourth communication hole 50. Therefore, after the third and fourth pressure sensors are turned off once, both remain off. Therefore, the operator or the like can know that the air cylinder piston 14 is out of order by observing that all of the light emitting elements remain off. In this case, the operator or the like inspects and repairs the air cylinder piston 14.
[0036]
Although not shown, the detection signals of the pressure sensors 22 and 23 (including the third and fourth pressure sensors when they are provided) can be displayed on the display. In this case, for example, the detection signal is input to a controller (CPU), and the first detection state is locked, the second detection state is unlocked, and the third detection state is a failure state. (When the fourth pipe line is provided, the fourth detection state is also set to the failure state.) Is displayed on the display. If comprised in this way, it will become possible to recognize a detection state still more easily and reliably, it will become possible to know the said locked state, an unlocked state, and a failure state at a glance, and practicality will improve. Further, in the above-described example, the example in which the present invention is applied to the movable floor type pool fixing device has been described. However, the movable floor fixing device locking cylinder piston state detection device according to the present invention is limited to this example. It is not limited to this, and any structure can be applied as long as the structure uses a fluid pressure cylinder piston, such as a movable floor bath or a movable floor bleacher. The fluid pressure cylinder piston is not limited to the air cylinder piston, but includes a conventionally known cylinder piston such as a hydraulic cylinder piston. Furthermore, a plurality of fluid pressure cylinder pistons such as the air cylinder piston can be provided as illustrated in FIG. However, in the case of the structure shown in FIG. 7, it is detected that one of the plurality of fluid pressure cylinder pistons has failed, and a failure of a specific fluid pressure cylinder piston cannot be detected.
[0037]
【The invention's effect】
Since the movable floor fixing device locking cylinder piston state detection device according to the present invention is configured and operates as described above, the fluid pressure cylinder piston corresponds to the locking device locking state or the unlocking state. In addition, it can be reliably detected that at least one of the fluid pressure cylinders is in a failure state. Therefore, the maintenance work of the fixing device attached to the movable floor can be reliably performed. And since it can be comprised simply, manufacturing cost can be restrained low and it has a big effect practically.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an embodiment of the present invention in a locked state.
FIG. 2 is a schematic diagram showing an embodiment of the present invention in an unlocked state.
FIG. 3 is a half sectional view schematically showing the structure of the first and second electromagnetic valves.
FIG. 4 is a view of FIG. 3 as viewed from the left.
FIG. 5 is a view similar to FIG. 1, showing a state of the second solenoid valve when switching between the locked state and the unlocked state, with a part omitted.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a state when a fluid pressure cylinder piston fails when the embodiment of the present invention is changed from the locked state to the unlocked state.
FIG. 7 is a schematic view showing an example in which a plurality of air cylinder pistons are provided.
FIG. 8 is a schematic vertical side view showing a conventional pneumatic lifting device for a movable pool floor.
FIG. 9 is a schematic longitudinal side view showing a lifting arm attached to the lifting means.
FIG. 10 is a schematic front view of the same.
FIG. 11 is a partially longitudinal side view showing a connecting portion between the lifting arm and the air cylinder.
[Explanation of symbols]
1 pool
2 fixed floor
3 Pneumatic feed path
4 Bellows-type support
5 movable floor
6 Compressor
7 Air cylinder
8 Lifting arm
9 Cylinder cylinder
10 Rod
11 First arm
12 Second arm
13 Kikuza
14 Air cylinder
15 First pressure reducing valve
16 Second pressure reducing valve
17 First solenoid valve
18 Second solenoid valve
19 First pipeline
20 Second pipeline
21 Third pipeline
22 First pressure sensor
23 Second pressure sensor
24 First communication hole
25 Second communication hole
26 Third communication hole
27 Check valve
28a, 28b, 28c On-off valve
30 piston
31 Air tank

Claims (6)

昇降自在な可動床に付設される固定装置が具備する流体圧シリンダピストンが、該固定装置のロック状態に対応する状態と該固定装置のアンロック状態に対応する状態と故障状態とのいずれかの状態にあるかを検出する可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置であって、
上記流体圧シリンダピストンを構成するシリンダ筒の一端側で、ロック時におけるピストンの位置よりも更に一端側に形成した第一の連通孔と、その一端を流体貯留部に接続し、その他端を上記第一の連通孔に接続した第一の管路と、この第一の管路の途中部分に設けられた第一の切替弁と、上記流体圧シリンダピストンを構成するシリンダ筒内の他端側で、アンロック時におけるピストンの位置よりも更に他端側に形成した第二の連通孔と、その一端を上記第一の切替弁に接続し、その他端を上記第二の連孔に接続した第二の管路と、該シリンダ筒の上記他端側に設けられた第三の連通孔と、その一端を流体貯留部に接続し、その他端を上記第三の連通孔に接続した第三の管路と、この第三の管路の中間部に設けられた減圧弁と、上記中間部で上記減圧弁よりも他端側に設けられた逆止弁と、上記中間部で上記逆止弁よりも他端側に設けられた第二の切替弁と、この第二の切替弁と上記第三の連通孔との間に設けられた、所定の第一の設定圧を検出する第一の圧力センサと、同じく第二の切替弁と上記第三の連通孔との間に設けられた、上記第一の設定圧よりも低い第二の設定圧を検出する第二の圧力センサと、を備えて成り、
上記第一の切替弁は、第一の管路を大気に連通するとともに第二の管路を流体貯留部に連通する状態と、第一の管路を流体貯留部に連通するとともに第二の管路を大気に連通する状態とのいずれかに切り替え自在であり、上記第二の切替弁は、第三の管路を大気に連通する状態と、この第三の管路を流体貯留部に連通する状態とのいずれかに切り替え自在であり、
上記固定装置をロックする際において上記第一、第二の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出する、第一の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが該固定装置をロック状態に達せしめたとし、
上記固定装置をアンロック状態に移行させる際において上記第一の圧力センサがその設定圧以上の値を検出せず、上記第二の圧力センサのみがその設定圧以上の値を検出する、第二の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが該固定装置をアンロック状態に達せしめたとし、
上記固定装置をロック状態からアンロック状態にする際において上記第一、第二の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出しない、第三の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが故障状態であるとするものであることを特徴とする、
可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置。
The fluid pressure cylinder piston provided in the fixing device attached to the movable floor which can be moved up and down is either in a state corresponding to the locked state of the fixing device, a state corresponding to the unlocked state of the fixing device, or a failure state. A movable floor fixing device for detecting whether or not the state is a cylinder piston state detection device for locking,
On one end side of the cylinder cylinder constituting the fluid pressure cylinder piston, a first communication hole formed on one end side further than the position of the piston at the time of locking, one end thereof is connected to the fluid reservoir, and the other end is The first pipe connected to the first communication hole, the first switching valve provided in the middle of the first pipe, and the other end in the cylinder that forms the fluid pressure cylinder piston Then, the second communication hole formed on the other end side further than the position of the piston when unlocked, one end thereof was connected to the first switching valve, and the other end was connected to the second communication hole. A second pipe, a third communication hole provided on the other end side of the cylinder tube, a third communication hole having one end connected to the fluid reservoir and the other end connected to the third communication hole , A pressure reducing valve provided in the middle of the third pipe, and the intermediate A check valve provided on the other end side of the pressure reducing valve, a second switching valve provided on the other end side of the check valve at the intermediate portion, the second switching valve, and the A first pressure sensor that is provided between the third communication hole and detects a predetermined first set pressure, and is also provided between the second switching valve and the third communication hole. A second pressure sensor for detecting a second set pressure lower than the first set pressure,
The first switching valve communicates the first conduit to the atmosphere and communicates the second conduit to the fluid reservoir, and communicates the first conduit to the fluid reservoir and the second The second switching valve can be switched to either a state in which the pipe communicates with the atmosphere, and the second switching valve communicates with the atmosphere in the third pipe and the fluid storage section. It can be switched to either the state of communication,
When the first and second pressure sensors both detect a value equal to or higher than the set pressure when locking the fixing device, the fluid pressure cylinder piston indicates the fixing device. Suppose you reach a locked state,
When the fixing device is shifted to the unlocked state, the first pressure sensor does not detect a value equal to or higher than the set pressure, and only the second pressure sensor detects a value equal to or higher than the set pressure. When the fluid pressure cylinder piston has reached the unlocking state,
When the fixing device is changed from the locked state to the unlocked state, when the first and second pressure sensors do not detect a value equal to or higher than the set pressure, the fluid pressure cylinder The piston is assumed to be in a failure state,
A movable floor fixing device lock cylinder piston state detection device.
前記第一の連通孔と同側位置に設けられた第四の連通孔と、その一端を前記流体貯留部に接続し、その他端を上記第四の連通孔に接続した第四の管路と、この第四の管路の中間部に設けられた減圧弁と、上記中間部で上記減圧弁よりも他端側に設けられた逆止弁と、上記中間部で上記逆止弁よりも他端側に設けられた第三の切替弁と、この第三の切替弁と上記第四の連通孔との間に設けられた、所定の第三の設定圧を検出する第三の圧力センサと、同じく第三の切替弁と上記第四の連通孔との間に設けられた、上記第三の設定圧よりも低い第四の設定圧を検出する第四の圧力センサと、を備え、
上記第三の切替弁は、第四の管路を大気に連通する状態と、この第四の管路を流体貯留部に連通する状態とのいずれかに切り替え自在であり、
前記固定装置をアンロック状態からロック状態にする際において上記第三、第四の各圧力センサが共に各設定圧以上の値を検出しない、第四の検出状態を示す場合に、上記流体圧シリンダピストンが故障状態であるとするものであることを特徴とする、請求項1に記載の可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置。
A fourth communication hole provided at the same position as the first communication hole, a fourth pipe line having one end connected to the fluid reservoir and the other end connected to the fourth communication hole; A pressure reducing valve provided at an intermediate portion of the fourth pipe line, a check valve provided at the other end side of the intermediate portion with respect to the pressure reducing valve, and other than the check valve at the intermediate portion. A third switching valve provided on the end side, a third pressure sensor provided between the third switching valve and the fourth communication hole, for detecting a predetermined third set pressure; A fourth pressure sensor for detecting a fourth set pressure lower than the third set pressure, also provided between the third switching valve and the fourth communication hole,
The third switching valve is freely switchable between a state in which the fourth conduit is communicated with the atmosphere and a state in which the fourth conduit is communicated with the fluid reservoir.
When the fixing device is changed from the unlocked state to the locked state, the third and fourth pressure sensors do not detect a value equal to or higher than the set pressure. 2. The state detecting device for a cylinder piston for locking a movable floor fixing device according to claim 1, wherein the piston is in a failure state.
前記第一の検出状態をロック状態、前記第二の検出状態をアンロック状態、前記第三の検出状態を故障状態として、通知自在な通知手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置。2. The notification means according to claim 1, wherein the first detection state is a locked state, the second detection state is an unlock state, and the third detection state is a failure state. The state detection apparatus of the cylinder piston for a movable floor fixing device lock of description. 前記第一の検出状態をロック状態、前記第二の検出状態をアンロック状態、前記第三、第四の各検出状態を故障状態として、通知自在な通知手段を設けたことを特徴とする、請求項2に記載の可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置。The first detection state is a locked state, the second detection state is an unlocked state, and each of the third and fourth detection states is a failure state. The state detection apparatus of the cylinder piston for a movable floor fixing apparatus lock of Claim 2. 前記通知手段がディスプレイ装置であることを特徴とする、請求項3乃至請求項4のいずれかに記載の可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置。The state detection device for a cylinder piston for locking a movable floor fixing device according to any one of claims 3 to 4, wherein the notification means is a display device. 前記通知手段が発光素子であることを特徴とする、請求項3乃至請求項4のいずれかに記載の可動床固定装置ロック用シリンダピストンの状態検出装置。The state detection device for a movable floor fixing device locking cylinder piston according to any one of claims 3 to 4, wherein the notification means is a light emitting element.
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