JP3848909B2 - 液圧成形方法、液圧成形に用いるワーク端末支持構造 - Google Patents

液圧成形方法、液圧成形に用いるワーク端末支持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管状ワークの中空室の液圧を利用して管状ワークの成形を行う液圧成形方法、液圧成形に用いるワーク端末支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、管状ワークの中空室に液圧を作用させて管状ワークの成形を行う液圧成形方法の開発が進められている。このような液圧成形によれば、従来、図1に示すように、シール部材101を外周部に有すると共に液注入孔102を有する栓部材100を管状ワーク2の軸端部20の内壁面側に配置した状態で、管状ワーク2の中空室21に液体注入孔102から圧力液体Lを供給し、管状ワーク2の中空室21の液圧を利用して管状ワーク2の成形を行う技術が知られている。栓部材100のシール部材101は、管状ワーク2の中空室21からの液漏れを抑えることができる。
【0003】
また、図1に示すように、管状ワーク2を成形するための成形型面301と成形型面301の端から拡開する円錐面形状の拡開面302とをもつ成形型300と、拡開面302に係合する円錐面形状の係合面401をもつ口金400とを用い、成形型300に管状ワーク2をセットする際に、成形型300の成形型面301から管状ワーク2の軸端部20を突き出させ、その状態で口金400の係合面401を管状ワーク2の軸端部20にあてがい、管状ワーク2の軸端部20を円錐形状に拡開させて端末を支持する液圧バルジ加工における端末シール方法も知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−23441号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示す従来技術によれば、液圧成形の際に、管状ワーク2の軸端部20が管状ワーク2の軸長方向の中央域の方向(矢印X2方向)に引き込まれることがある。しかも引き込み量は管状ワーク2の材質や真円度等によってばらつく傾向にある。このため液圧成形の成形精度の更なる高精度化には限界があった。
【0006】
また図1に示す従来技術によれば、管状ワーク2の中空室21に供給された圧力液体の液圧は、口金400を管状ワーク2から離脱させる方向(矢印X1方向)に付勢させる。故に、管状ワーク2の中空室21の液圧が増加すればするほど、口金400が管状ワーク2から離脱する方向(矢印X1方向)に付勢され、口金400が管状ワーク2の軸端部20を保持する力が緩むおそれがある。このため管状ワーク2の中空室21の液圧が増加すると、筒状ワーク2の成形に支障をきたすおそれがある。
【0007】
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、液圧成形の際に管状ワークの軸端部がワークの軸長方向の中央域に向けて過剰に引き込まれることを抑制することができ、成形を良好になし得る液圧成形方法、及び、液圧成形に用いるワーク端末支持構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る液圧成形方法は、管状ワークの中空室に液圧を作用させて前記管状ワークの成形を行う液圧成形方法において、
前記管状ワークの前記中空室に対向する受圧面をもつ受圧体と、前記管状ワークの軸端部の内壁面に対向する拘束面をもつと共に周方向において複数個に分割された分割体を備えるワーク拘束体とを有すると共に、前記受圧体の前記受圧面が前記中空室の前記液圧から受圧した受圧力を前記管状ワークの径外方向に沿った力として方向変換させて、各前記分割体の前記拘束面に伝達させる受圧力方向変換伝達手段を用い、
前記受圧力方向変換伝達手段を前記管状ワークの前記軸端部の内壁面側に配置し、
前記管状ワークの成形の際に、前記管状ワークの前記中空室の液圧を前記受圧力方向変換伝達手段の前記受圧体の前記受圧面で受圧すると共に、前記受圧面が受圧した受圧力を前記管状ワークの径外方向に沿った力として方向変換させて各前記分割体の前記拘束面に伝達し、前記受圧力方向変換伝達手段の複数個の前記分割体の各前記拘束面を前記管状ワークの前記軸端部の内壁面に前記管状ワークの径外方向に沿って加圧させて前記管状ワークの前記軸端部の拘束性を高めることを特徴とするものである。
【0009】
本発明に係る液圧成形方法によれば、管状ワークの成形の際に、管状ワークの中空室の液圧を受圧力方向変換伝達手段の受圧体の受圧面で受圧する。そして受圧体の受圧面で受圧した受圧力の方向を管状ワークの径外方向に沿って変換させ、受圧力方向変換伝達手段の複数個の分割体の拘束面を管状ワークの軸端部の内壁面に管状ワークの径外方向に沿って加圧させる。これにより管状ワークの軸端部の拘束性が高められ、管状ワークの軸端部の過剰な引き込みが抑制される。
【0010】
(2)本発明に係る液圧成形に用いるワーク端末支持構造は、管状ワークの軸端部の内壁面側に配置され、前記管状ワークの中空室の液圧を受圧する受圧面と、前記管状ワークの軸長方向の軸先端に向かうにつれて縮径するテーパをもつ外側傾斜面とを有する受圧体と、
前記管状ワークの前記軸端部の内周面側に配置され、前記受圧体の前記外側傾斜面に係合すると共に前記管状ワークの軸長方向の軸先端に向かうにつれて縮径するテーパをもつ内側傾斜面と、前記管状ワークの前記軸端部の内壁面に対向すると共に前記管状ワークの前記軸端部の内壁面を径外方向に沿って加圧して拘束する拘束面とを有するワーク拘束体とを具備しており、
前記ワーク拘束体は前記ワーク拘束体の周方向において複数個に分割された分割体で形成されており、
各前記分割体は前記内側傾斜面及び前記拘束面をそれぞれ有することを特徴とするものである。
【0011】
本発明に係る液圧成形に用いるワーク端末支持構造によれば、管状ワークの成形の際に、管状ワークの中空室の液圧を受圧体の受圧面で受圧するため、受圧に伴い受圧体は管状ワークの軸先端に向けて付勢される。受圧体の外側傾斜面はワーク拘束体を構成する複数個の分割体の内側傾斜面に係合するため、いわゆるくさびの原理により、受圧体が液圧を受圧した受圧力は、ワーク拘束体の拘束面を管状ワークの径外方向に沿って付勢させる力として方向変換される。この結果、ワーク拘束体を構成する複数個の分割体の拘束面が管状ワークの軸端部の内壁面を管状ワークの径外方向に沿って加圧する。これにより管状ワークの軸端部の拘束性が高められ、管状ワークの軸端部の過剰な引き込みが抑制される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、受圧力方向変換伝達手段は、管状ワークの中空室に対向する受圧面と管状ワークの軸端部の内壁面に対向する拘束面とを有しており、受圧面が受圧した受圧力を管状ワークの径外方向に沿った力として方向変換させて伝達させるものである。受圧力方向変換伝達手段としては、複数の部品で形成することができる。受圧力方向変換伝達手段としては、管状ワークの中空室の液圧を受圧する受圧面を有する受圧体と、ワークの軸端部の内壁面を加圧して拘束する拘束面を有するワーク拘束体とで形成されている。
【0013】
本発明によれば、好ましくは、ワーク拘束体が管状ワークの軸先端に向けて移動することを規制する規制部材が設けられている形態を採用できる。この場合、ワーク拘束体が管状ワークの軸先端に向けて移動することが規制部材により規制される。このためワーク拘束体が管状ワークの径外方向に沿って良好に付勢され、ひいてはワーク拘束体の拘束面を管状ワークの軸端部の内壁面に管状ワークの径外方向に沿って良好に加圧させることができる。
【0014】
本発明によれば、好ましくは、受圧体の外側傾斜面は受圧体の軸芯の周りで周方向に形成されており、ワーク拘束体の内側傾斜面はワーク拘束体の軸芯の周りで周方向に形成されている形態を採用できる。これによりワーク拘束体が管状ワークの径外方向に沿って良好に付勢され、ひいてはワーク拘束体の拘束面を管状ワークの軸端部の内壁面に管状ワークの径外方向に沿って良好に加圧させることができる。
【0015】
本発明によれば、ワーク拘束体はワーク拘束体の周方向において複数個に分割された分割体で形成されており、各分割体は内側傾斜面及び拘束面をそれぞれ有する形態を採用できる。各分割体は周方向において分割されているため、互いに独立して径外方向に沿って動作することができる。故に管状ワークの横断面形状の真円度が低いときであっても、また、真円形状でないときであっても、ワーク拘束体を構成する各分割体を独立して径外方向に沿って付勢させることができ、これによりワーク拘束体を構成する分割体の拘束面を管状ワークの軸端部の内壁面に管状ワークの径外方向に沿って良好に加圧させることができる。
【0016】
本発明によれば、好ましくは、ワーク拘束体の各分割体に伸縮可能な索条体が付設され、各分割体は索条体により互いに接続されている形態を採用できる。これにより各分割体の離脱が抑制され、分割体の保管や取付に適する。索条体としては、ゴム輪、伸縮可能なロープ、伸縮可能なワイヤを例示できる。
【0017】
本発明によれば、好ましくは、ワーク拘束体の拘束面は、管状ワークの軸端部の内壁面との係合性を増加させる係合度増加部を有する形態を採用できる。これにより管状ワークの軸端部の引き込みが一層抑制される。係合度増加部としては凹及び凸のうちの少なくとも一方を採用できる。係合度増加部としては、管状ワークの軸端部の内壁面に噛み込む形態を例示できる。
【0018】
本発明によれば、ワーク拘束体としては金属材料またはセラミックス材料で形成することができる。場合によっては、ワーク拘束体としては、ゴムや樹脂を基材とする弾性変形可能な材料で形成することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の第1実施例について図1〜図4を参照して具体的に説明する。本実施例は、金属製の管状ワーク2に対して曲げ成形つまりベンド成形を行う場合に適用したものである。プリベンド成形はハイドロフォーム成形と同様に、液圧成形の1種である。プリベンド成形は、管状ワーク2の中空室21に液圧を作用させることにより管状ワーク2の周壁2aを拡管させるハイドロフォーム成形に先だって行われる。プリベンド成形は、成形型1の第1成形型11の第1型面15と第2成形型12の第2型面16とで形成された成形キャビティ13に管状ワーク2を配置した状態で、管状ワーク2の軸長方向の途中部(図示せず)を曲げ成形することにより行われる。
【0020】
まず説明の便宜上、装置から説明する。本実施例によれば、図1に示すように、受圧体3及びワーク拘束体4が設けられている。受圧体3及びワーク拘束体4は、受圧体3の受圧力を径外方向に沿った力として変換させる受圧力方向変換伝達手段を構成するものである。受圧体3は金属材料またはセラミックス材料で形成されており、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20i側に配置されるように、成形型1の成形キャビティ13にセットされる。
【0021】
受圧体3は、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20i側に配置されるものであり、管状ワーク2の中空室21に供給された圧力液体L(水や油)の液圧Pを受圧するものである。受圧体3は、管状ワーク2の中空室21に対向すると共に相対的に外径が大きい大径部30と、管状ワーク2の中空室21に背向する側に形成され大径部30よりも相対的に外径が小さい小径部32とをもつ。
【0022】
受圧体3の大径部30の先端は、管状ワーク2の中空室21に対向すると共に中空室21の液圧Pを受圧する受圧面34とされている。受圧面34は、受圧体3の軸直角方向に沿っている。なお、受圧面34の外縁には、管状ワーク2の中空室21に向かうにつれて縮径する縮径面34cが受圧面34の一部として受圧体3の軸芯の周りを1周するようにリング状に形成されている。管状ワーク2の中空室21の液圧Pが受圧体3の縮径面34cに作用すると、受圧体3にはこれの求心方向への力が作用するため、受圧体3の調芯作用を期待できる。
【0023】
図2は受圧体3の側面を示す。図2に示すように、受圧体3の小径部32は受圧体3の軸長方向において同径とされている。受圧体3のうち大径部30と小径部32との間に外側傾斜面33が形成されている。図1に示すように、外側傾斜面33は、管状ワーク2の軸長方向の軸先端2eに向かうにつれて縮径する直状のテーパをもつ円錐面形状とされている。なお受圧体3には、管状ワーク2の中空室21に連通する通路35が形成されていると共に、管状ワーク2の中空室21と反対方向に突出する突出部36が連結されている。
【0024】
図1に示すように、ワーク拘束体4は金属材料またはセラミックス材料を基材として形成されており、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20i側に配置され、管状ワーク2の周壁2aを拘束するためのものである。ワーク拘束体4は、受圧体3の外側傾斜面33に対向する内側傾斜面41と、外周面に形成された拘束面42と、大径部30に対向する第1軸端面43と、管状ワーク2の中空室21の反対側に位置する第2軸端面44とを有する。ワーク拘束体4の内側傾斜面41は、受圧体3の外側傾斜面33と係合するものであり、管状ワーク2の軸長方向の軸先端2eに向かうにつれて縮径するテーパをもつ。ワーク拘束体4の内側傾斜面41は、受圧体3の外側傾斜面33と基本的には同じテーパ角とされている。ワーク拘束体4の拘束面42は、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iに対向するものであり、ワーク拘束体4の軸芯方向に沿って延設されている。拘束面42は、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iを径外方向(矢印Y1方向)に沿って加圧して拘束するためのものである。
【0025】
本実施例によれば、図1に示すように、ワーク拘束体4が管状ワーク2の軸先端2eに向けて(矢印X1方向)移動することを規制する規制部材5が設けられている。規制部材5は、第1成形型11(上型)と第2成形型12(下型)との間に装入される。規制部材5は、管状ワーク2の軸端部20の軸端開口20rに挿入される挿入先端部51と、中央域に形成され軸長方向にのびる空洞部52とをもつ。挿入先端部51は、受圧体3の小径部32を案内して摺動させる案内壁面53aを有する案内孔53と、ワーク拘束体4の第2軸端面44に対向する先端規制面54とを有する。先端規制面54はリング形状をなしており、ワーク拘束体4の軸直角方向に沿っている。案内壁面53aはワーク拘束体4の軸長方向に沿っている。規制部材5のリング形状の先端規制面54にワーク拘束体4の第2軸端面44が当接している状態では、ワーク拘束体4は規制部材5の側(矢印X1方向)にそれ以上後退できないため、径外方向(矢印Y1方向)に動作することになる。
【0026】
図1に示すように、規制部材5の空洞部52にはバネ部材38及び突出部36が装備されている。バネ部材38は、突出部36の着座部36cを介して受圧体3を管状部材2の中空室21に向けて(矢印X2方向)付勢して受圧体3をこれの原位置に設定するものである。
【0027】
図3はワーク拘束体4の正面図を示す。図3に示すように、ワーク拘束体4は、ワーク拘束体4の周方向において複数個(6個)に分割された分割体46で形成されている。分割体46は基本的には扇形状とされている。各分割体46は、内側傾斜面41及び拘束面42をそれぞれ有すると共に、放射状の分割面47を有する。通常の状態では、ワーク拘束体4を構成する互いに隣設する各分割体46の分割面47は、後述の索条体49の弾性縮径力により引き寄せられ、互いに接触しているか、あるいは接近している。しかし各分割体46に径外方向(矢印Y1方向)の力が作用したときには、各分割体46が径外方向(矢印Y1方向)に動作するため、隣設する各分割体46の分割面47は、索条体49の弾性縮径力に抗して互いに離間する。
【0028】
図4はワーク拘束体4の断面図を示す。図4,図3に示すように、ワーク拘束体4の外周面である拘束面42には、周方向に延設されたリング溝49aが形成されている。リング溝49aには、伸縮可能なゴムや樹脂等のリング形状をなす弾性材料を基材とするロープ状の索条体49が巻回されて付設されている。索条体49の弾性縮径力により各分割体46は互いに接続されて一体化されており、保管時や取付時等に互いに離脱しないようにされている。
【0029】
本実施例によれば、図1に示すように、受圧体3の大径部30の外周面にはリング状の第1シール溝61cが形成されており、第1シール溝61cにはリング状の第1シール部材61が装備されている。また受圧体3の小径部32の外周面にはリング状の第2シール溝62cが形成されており、第2シール溝62cにはリング状の第2シール部材62が装備されている。第1シール部材61及び第2シール部材62は、ワーク拘束体4の軸長方向において、ワーク拘束体4の前後に配置されている。この結果、ワーク拘束体4の軸長方向において、ワーク拘束体4の前後は第1シール部材61及び第2シール部材62によりシールされている。このため管状ワーク2の中空室21の圧力液体Lがワーク拘束体4の側に流入することが抑制されている。
【0030】
次に、液圧成形する場合について説明する。まず、図1に示すように成形型1の第1成形型11と第2成形型12の成形キャビティ13に管状ワーク2をセットすると共に、管状ワーク2の軸長方向の軸端部20の内壁面20i側に受圧体3及びワーク拘束体4を配置させる。この場合、図1に示す構造は、管状ワーク2の軸長方向の一方の軸端部20にのみ採用されていても良いし、管状ワーク2の軸長方向の双方の軸端部20に採用されていても良い。前者の場合には、管状ワーク2の軸長方向の他方の軸端部20には、一般的な栓部材を取り付ける。
【0031】
上記したように受圧体3及びワーク拘束体4を管状ワーク2の軸長方向の軸端部20の内壁面20i側に取り付けた状態で、液体供給源7(ポンプ等)から圧力液体L(水や油等)を規制部材5の空洞部52、受圧体3の通路35を経て管状ワーク2の中空室21に供給する。この場合、管状ワーク2の中空室21の空気を脱気させることが好ましい。このようにして管状ワーク2の中空室21が所定の液圧Pとされた状態で、管状ワーク2に曲げ成形を加える。このとき管状ワーク2の軸端部20は、管状ワーク2の軸長方向の中央域に向けて矢印X2方向に引き込まれんとする。
【0032】
この点本実施例によれば、受圧体3の受圧面34が管状ワーク2の中空室21の液圧Pを受圧するため、バネ部材38の弾発力に抗して、受圧体3が管状ワーク2の軸先端2eに向けて(矢印X1方向)付勢されて変位する。この場合、受圧体3の小径部32は案内孔53の案内壁面53aに沿って矢印X1方向へ変位する。ここで、受圧体3の外側傾斜面33はワーク拘束体4の内側傾斜面41に係合しているため、受圧体3の受圧面34が管状ワーク2の中空室21の液圧Pを受圧した受圧力は、いわゆるくさびの原理により、ワーク拘束体4の拘束面42を管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に付勢させる力として方向変換される。このためワーク拘束体4の拘束面42は管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に加圧される。この結果、管状ワーク2の軸端部20の拘束性が高められ、管状ワーク2の軸端部20の矢印X2方向への過剰な引き込みが抑制される。管状ワーク2の中空室21の液体が増加すればするほど、受圧体3の受圧面34の受圧力は増加するため、拘束面42による拘束力が増加し、管状ワーク2の軸端部20の拘束性が高められる。
【0033】
本実施例によれば、成形の際に、上記したように管状ワーク2の軸端部20の過剰の引き込みが抑えられると共に、引き込みするとしても一定量に抑えることができるため、引き込み量のバラツキを抑制でき、管状ワーク2の液圧成形を良好に行うことができる。本実施例によれば、ワーク拘束体4の拘束面42による拘束力は、受圧体3の外側傾斜面33,ワーク拘束体4の内側傾斜面41のテーパの角度により調整することができる。
【0034】
工業製品である管状ワーク2はパイプ状であるとはいえ、その横断面形状の真円度の高精度化には限界がある。この点本実施例によれば、前述したように、ワーク拘束体4はワーク拘束体4の周方向において複数個に分割された分割体46で形成されており、互いに独立して径外方向(矢印Y1方向)に沿って移動することができる。故に管状ワーク2の横断面形状の真円度が低いときであっても、各分割体46を独立して径外方向に沿って付勢させることができ、これによりワーク拘束体4を構成する分割体46の拘束面42を管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iに管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に沿って良好に加圧させることができ、管状ワーク2の軸端部20の拘束性を確保することができる。
【0035】
本実施例によれば、規制部材5の案内孔53にも圧力液体Lが流入する。案内孔53に流入した圧力液体Lは、受圧体3の小径部32の小径端面32kに作用して矢印X2方向に向かう力を発生させることがある。この点本実施例によれば、受圧体3の大径部30の受圧面34の受圧面積をS1とし、受圧体3の小径部32の小径端面32kの受圧面積をS2とすると、S1はS2よりもかなり大きく設定されている(S1>S2)。このため規制部材5の案内孔53にも圧力液体Lが流入するとしても、受圧体3をワーク拘束体4に向けて(矢印X1方向)良好に移動させることができる。
【0036】
なお本実施例によれば、ワーク拘束体4の拘束面42による拘束力としては、受圧体3の大径部30の受圧面34の受圧面積S1と小径部32の小径端面32kの受圧面積S2との比率を変化させることによっても調整することができる。
【0037】
また本実施例によれば、図1に示すように、ワーク拘束体4の前後には第1シール部材61及び第2シール部材62が設けられており、ワーク拘束体4の軸長方向においてワーク拘束体4の前後は第1シール部材61及び第2シール部材62によりシールされている。このため管状ワーク2の中空室21及び案内孔53の圧力液体Lがワーク拘束体4の側に流入することが抑制される。このためワーク拘束体4の分割体46が径外方向(矢印Y1方向)へ動作することは良好に確保される。ひいては管状ワーク2の軸端部20の拘束性が良好に確保される。
【0038】
更に本実施例によれば、ワーク拘束体4が管状ワーク2の軸先端2eに向けて移動することを規制する規制部材5が設けられているため、ワーク拘束体4が管状ワーク2の軸先端2eに向けて(矢印X1方向)移動することが規制部材5により規制される。このため受圧体3が矢印X1方向へ変位すると、ワーク拘束体4が管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に沿って良好に付勢され、ひいてはワーク拘束体4の拘束面42を管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iに管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に沿って良好に加圧させることができる。
【0039】
更に本実施例によれば、ワーク拘束体4の各分割体46に伸縮可能な索条体49が巻回され、各分割体46は索条体49により互いに接続されている。これにより各分割体46の離脱が抑制され、分割体46の保管や取付に適する。
【0040】
(第2実施例)
図5は本発明の第2実施例を示す。本実施例は前記した第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、第1実施例と相違する部分を中心として説明する。本実施例によれば、ワーク拘束体4の外周面である拘束面42には、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iとの係合性を増加させる係合度増加部64が形成されている。係合度増加部64は凹凸部で形成されている。凹凸部はワーク拘束体4の拘束面42の周方向に沿って延設されている。このためワーク拘束体4の拘束面42を管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に加圧させるとき、係合度増加部64が管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iへ係合する係合性が高まる。このため、管状ワーク2の軸端部20の拘束性が高められ、管状ワーク2の軸端部20の引き込みが一層抑制される。
【0041】
(第3実施例)
図6は本発明の第3実施例を示す。本実施例は前記した第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、第1実施例と相違する部分を中心として説明する。本実施例によれば、ワーク拘束体4の拘束面42には、管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iとの係合性を増加させる係合度増加部64Bが形成されている。係合度増加部64Bは外端が尖った凸部をもつ凹凸部で形成されている。凹凸部はワーク拘束体4の拘束面42の周方向に沿って延設されている。ワーク拘束体4の拘束面42を管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に加圧させるとき、係合度増加部64Bが管状ワーク2の軸端部20の内壁面20iへ係合する係合性が高まるため、管状ワーク2の軸端部20の拘束性が高められ、管状ワーク2の軸端部20の引き込みが一層抑制される。引き込みが仮に発生するとしても一定量に抑えることができるため、引き込み量のバラツキを抑制でき、管状ワーク2の成形を良好に行うことができる。
【0042】
(第4実施例)
図7は本発明の第4実施例を示す。本実施例は前記した第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、第1実施例と相違する部分を中心として説明する。本実施例によれば、管状ワーク2Bの横断面は真円状ではなく、長円形状とされている。従って管状ワーク2Bの軸端部20の内壁面20i側に配置されるワーク拘束体4Bの正面形状も、管状ワーク2Bに相応する長円形状とされている。
【0043】
本実施例においても、ワーク拘束体4Bはワーク拘束体4Bの周方向において複数個に分割された分割体46Bで形成されている。各分割体46Bは互いに独立して径外方向に沿って移動することができる。故にワーク拘束体4Bを構成する各分割体46Bを独立して径外方向に沿って付勢させることができるため、管状ワーク2Bの横断面形状が長円形状であるときであっても、各分割体46Bの拘束面42を管状ワーク2Bの軸端部20の内壁面20iに良好に加圧させることができ、管状ワーク2Bの軸端部20の拘束性を確保することができる。
【0044】
(第5実施例)
図8は本発明の第5実施例を示す。本実施例は前記した第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、第1実施例と相違する部分を中心として説明する。本実施例によれば、管状ワーク2Cの横断面は四角形状とされている。従って管状ワーク2Cの軸端部20の内壁面20i側に配置されるワーク拘束体4Cの正面形状も、管状ワーク2Cに相応して四角形状とされている。
【0045】
本実施例においても、ワーク拘束体4Cはワーク拘束体4Cの周方向において複数個に分割された分割体46Cで形成されており、互いに独立して径外方向に沿って移動することができる。故にワーク拘束体4Cを構成する各分割体46Cを独立して径外方向に沿って付勢させることができるため、管状ワーク2Cの横断面形状が四角形状であるときであっても、各分割体46Cの拘束面42を管状ワーク2Cの軸端部20の内壁面20iに良好に加圧させることができ、管状ワーク2Cの軸端部20の拘束性を確保することができる。
【0052】
(第実施例)
は本発明の第実施例を示す。本実施例は前記した第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、第1実施例と相違する部分を中心として説明する。本実施例は、管状ワーク2の中空室21に供給した圧力液体Lの液体により管状ワーク2の周壁2aを拡開成形させるハイドロフォーム成形に適用したものである。第1成形型11Eは、拡開成形された管状ワーク2の周壁2aが密着する第1型面15Eをもち、第2成形型12Eは拡開成形された管状ワーク2の周壁2aが密着する第2型面16Eをもつ。
【0053】
本実施例においても、受圧体3E及びワーク拘束体4Eを管状ワーク2の軸長方向の軸端部20の内壁面20i側に取り付けた状態で、液体供給源7から圧力液体L(水や油等)を規制部材5の空洞部52、受圧体3Eの通路35を経て管状ワーク2の中空室21に供給する。このようにして管状ワーク2の中空室21の液圧Pを増加させることにより、管状ワーク2の周壁2aを拡開方向(矢印Y3方向)に塑性変形させて第1型面15E及び第2型面16Eに密着させ、ハイドロフォーム成形を行う。このとき規制部材5を管状ワーク2の軸長方向の中間域に向けて(矢印X2方向)移動させ、管状ワーク2の軸端部20を同方向に押圧しつつ、ハイドロフォーム成形を行う。
【0054】
本実施例においても、受圧体3Eの受圧面34が管状ワーク2の中空室21の液圧Pを受圧するため、バネ部材38の弾発力に抗して、受圧体3Eが管状ワーク2の軸先端2eに向けて(矢印X1方向)付勢されて変位する。受圧体3Eの小径部32は案内孔53の案内壁面53aに沿って変位する。ここで、受圧体3Eの外側傾斜面33はワーク拘束体4Eの内側傾斜面41に係合しているため、受圧体3Eの受圧面34が管状ワーク2の中空室21の液圧Pを受圧した受圧力は、いわゆるくさびの原理により、ワーク拘束体4Eの拘束面42を管状ワーク2の径外方向(矢印Y1方向)に付勢させる力として方向変換される。このためワーク拘束体4Eの拘束面42は管状ワーク2の径外方向つまり矢印Y1方向に加圧される。この結果、管状ワーク2の軸端部20の拘束性が高められ、管状ワーク2の軸端部20の矢印X2方向への過剰な引き込みが抑制される。管状ワーク2の中空室21の液体が増加すればするほど、受圧体3Eの受圧面34の受圧力は増加するため、管状ワーク2の軸端部20の拘束性が高められる。
【0055】
(その他)
ワーク拘束体4は、ワーク拘束体4の周方向において6個に分割されているが、これに限らず、分割数は2個、3個、4個、5個、7個、8個、またはそれ以上に分割されていても良い。第1実施例に係る分割体46は金属材料またはセラミックス材料で形成されているが、これに限らず、硬質ゴムまたは硬質樹脂で形成しても良い。その他、本発明は上記した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、液圧成形の際に、管状ワークの軸端部がワークの軸長方向の中央域に向けて過剰に引き込まれることを抑制することができ、引き込みが仮に発生するとしても一定量に抑えることができ、引き込み量のバラツキを抑制でき、管状ワークの成形を良好に行うことができる液圧成形方法、及び、液圧成形に用いるワーク端末支持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係り、液圧成形に用いるワーク端末支持構造を示す断面図である。
【図2】第1実施例に係り、第1シール部材及び第2シール部材を外した状態の受圧体の側面図である。
【図3】第1実施例に係り、ワーク拘束体の正面図である。
【図4】第1実施例に係り、図3のIV-IV線に沿った矢視を示し、ワーク拘束体の断面図である。
【図5】第2実施例に係り、ワーク拘束体の断面図である。
【図6】第3実施例に係り、ワーク拘束体の断面図である。
【図7】(A)第4実施例に係り、管状ワークの正面図であり、(B)は第4実施例に係り、液圧成形に用いるワーク端末支持構造の一部を示す断面図である。
【図8】第5実施例に係り、管状ワークの正面図である。
【図9】第実施例に係り、液圧成形に用いるワーク端末支持構造を示す断面図である。
【図10】従来技術に係り、液圧成形に用いるワーク端末支持構造を示す断面図である。
【図11】従来技術に係り、液圧成形に用いるワーク端末支持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
図中、1は成形型、2は管状ワーク、20は軸端部、21は中空室、3は受圧体(受圧力方向変換伝達手段)、33は外側傾斜面、34は受圧面、4はワーク拘束体(受圧力方向変換伝達手段)、41は内側傾斜面、42は拘束面、46は分割体、49は索条体、5は規制部材、64,64Bは係合度増加部を示す。

Claims (7)

  1. 管状ワークの中空室に液圧を作用させて前記管状ワークの成形を行う液圧成形方法において、
    前記管状ワークの前記中空室に対向する受圧面をもつ受圧体と、前記管状ワークの軸端部の内壁面に対向する拘束面をもつと共に周方向において複数個に分割された分割体を備えるワーク拘束体とを有すると共に、前記受圧体の前記受圧面が前記中空室の前記液圧から受圧した受圧力を前記管状ワークの径外方向に沿った力として方向変換させて、各前記分割体の前記拘束面に伝達させる受圧力方向変換伝達手段を用い、
    前記受圧力方向変換伝達手段を前記管状ワークの前記軸端部の内壁面側に配置し、
    前記管状ワークの成形の際に、前記管状ワークの前記中空室の液圧を前記受圧力方向変換伝達手段の前記受圧体の前記受圧面で受圧すると共に、前記受圧面が受圧した受圧力を前記管状ワークの径外方向に沿った力として方向変換させて各前記分割体の前記拘束面に伝達し、前記受圧力方向変換伝達手段の複数個の前記分割体の各前記拘束面を前記管状ワークの前記軸端部の内壁面に前記管状ワークの径外方向に沿って加圧させて前記管状ワークの前記軸端部の拘束性を高めることを特徴とする液圧成形方法。
  2. 管状ワークの軸端部の内壁面側に配置され、前記管状ワークの中空室の液圧を受圧する受圧面と、前記管状ワークの軸長方向の軸先端に向かうにつれて縮径するテーパをもつ外側傾斜面とを有する受圧体と、
    前記管状ワークの前記軸端部の内周面側に配置され、前記受圧体の前記外側傾斜面に係合すると共に前記管状ワークの軸長方向の軸先端に向かうにつれて縮径するテーパをもつ内側傾斜面と、前記管状ワークの前記軸端部の内壁面に対向すると共に前記管状ワークの前記軸端部の内壁面を径外方向に沿って加圧して拘束する拘束面とを有するワーク拘束体とを具備しており、
    前記ワーク拘束体は前記ワーク拘束体の周方向において複数個に分割された分割体で形成されており、
    各前記分割体は前記内側傾斜面及び前記拘束面をそれぞれ有することを特徴とする液圧成形に用いるワーク端末支持構造。
  3. 請求項2において、前記ワーク拘束体が前記管状ワークの軸先端に向けて移動することを規制する規制部材が設けられていることを特徴とする液圧成形に用いるワーク端末支持構造。
  4. 請求項2または3において、前記ワーク拘束体の各前記分割体に伸縮可能な索条体が付設され、各前記分割体は前記索条体により互いに接続されていることを特徴とする液圧成形に用いるワーク端末支持構造。
  5. 請求項4において、前記受圧体の前記外側傾斜面は前記受圧体の軸芯の周りで周方向に形成されており、前記ワーク拘束体の前記内側傾斜面は前記ワーク拘束体の軸芯の周りで周方向に形成されており、
    前記ワーク拘束体の拘束面は、前記索条体を巻回状態に付設するリング溝を有することを特徴とする液圧成形に用いるワーク端末支持構造。
  6. 請求項2〜請求項のうちのいずれか一項において、前記ワーク拘束体の前記拘束面は、前記管状ワークの前記軸端部の内壁面との係合性を増加させる係合度増加部を有することを特徴とする液圧成形に用いるワーク端末支持構造。
  7. 請求項6において、前記係合度増加部は凹及び凸のうちの少なくとも一方からなることを特徴とする液圧成形に用いるワーク端末支持構造。
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