JP3844215B2 - ネットワーク構成管理システム、ノード装置、ネットワーク構成管理方法、ノード装置制御方法、ノード装置制御プログラム - Google Patents
ネットワーク構成管理システム、ノード装置、ネットワーク構成管理方法、ノード装置制御方法、ノード装置制御プログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク構成管理システム、ノード装置、ネットワーク構成管理方法、ノード装置制御方法、ノード装置制御プログラムに関し、特に互いに隣接するノードとの間に確立する接続に基づいて構成されるネットワークについての構成管理システム、ノード装置、ネットワーク構成管理方法、ノード装置制御方法、ノード装置制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のネットワーク管理システムにはいくつかの方式が採用されている。第1の従来例としては、隣接ノード間でネットワークの回線状況や到達可能性などのトポロジーに関する情報(ネットワーク構成情報)の交換を行い、さらにその次の隣接のノード間でも同様の情報交換を行い、ネットワーク内の各ノードの接続状態を動的に反映させ、ネットワーク内の全てのノードにネットワーク構成情報の更新を通知する方法である。自ノードのネットワーク構成情報が変更された場合、隣接ノードと新しいネットワーク構成情報の交換を行い、受け取ったネットワーク構成情報が自分の持つ情報よりも新しい場合は自ノードのネットワ−ク構成情報の更新を行い、それにより自ノードのネットワーク構成情報の更新が発生した場合、さらに隣接のノードにネットワーク構成情報の通知を行う。このようにして、ネットワークを構成するすべてのノードが新しいネットワーク構成情報を保持できるようになる。
【0003】
図15は、複数のノードによって構成されるネットワークにおける、ネットワーク構成情報についての伝達状態の第1の従来例を示す図である。図15において、このネットワークは、6つのノード101〜106を有し、ノード101におけるネットワーク構成情報が変更されると、この変更されたネットワーク構成情報は、隣接するノード102、ノード103に伝達される。
【0004】
さらに、ノード102は隣接するノード103〜104にネットワーク構成情報を伝達し、ノード103は隣接するノード106にネットワーク構成情報を伝達する。さらに、ノード104は隣接するノード105、ノード106にネットワーク構成情報を伝達する。これによって、ノード101で変更されたネットワーク構成情報は、他のノード102〜106の全てのノードに対して伝達されることになる。
【0005】
次に第2の従来例としては、ネットワーク内のノード群から1つのノードを管理ノードとして選択し、ネットワーク内のノードからの更新情報は一度管理ノードに集約され、そこからブロードキャストでネットワーク内の全てのノードに、ネットワーク構成情報の更新を通知する。複数のノードによって構成されるネットワークの各ノード、上記複数のノードのうちから1つのノードを上記複数のノードに対するネットワーク構成情報の管理を行う管理ノードとして選択し、ネットワーク内の全てのノードは、各々のネットワーク構成情報を管理ノードに通知する。あるノードにおいて、自ノードのネットワーク構成情報が更新された場合、その情報を管理ノードに通知する。通知を受けた管理ノードは、ネットワーク内の全てのノードにネットワーク構成情報更新の通知を行う。
【0006】
図16は、複数のノードによって構成されるネットワークにおける、ネットワーク構成情報についての伝達状態の第2の従来例を示す図である。図16において、このネットワークは、6つのノード201〜206を有し、ノード201におけるネットワーク構成情報が変更されると、この変更されたネットワーク構成情報は、管理ノード202に伝達される。
【0007】
さらに、管理ノード202は、ネットワーク内のノード全体(201及び203〜206)にネットワーク構成情報をブロードキャストで伝達する。これによって、ノード201で変更されたネットワーク構成情報は、他のノード202〜206の全てのノードに対して伝達されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のネットワーク構成管理システムにおいて、上記従来例1のような隣接ノード間の情報交換によるネットワーク情報変更通知では、あるノードにおいてネットワーク構成情報に変更が生じた場合、隣接ノードに対して通知することによって全てのノードに対して変更したネットワーク構成情報を伝達するようにしているため、全てのノードヘネットワーク構成情報を伝達し終わるまでに時間がかかるという問題点があった。
【0009】
また、上記従来例2のような管理ノードを選択してネットワーク情報更新通知を集約し、ブロードキャストで全てのノードに対して変更通知では、特定の管理ノードが必要となり、ネットワーク内のノード数が増大した場合に起こるネットワーク構成情報の増大、更新通知コストの増大により、特定の管理ノードに多くの負荷がかかることが避けられない。
【0010】
なお、特開平5−252158号公報や特開平11−266244号公報においては、上述した従来例2の場合と同様にネットワーク構成情報を集中管理しており、上記と同様な欠点がある。
本発明は上述した従来技術の欠点を解決するためになされたものであり、その目的はネットワーク構成情報に変更が生じる直前又は事前に通知を行い、ネットワーク構成変更の移行過程の影響を最小限に抑えることができ、自動的に処理することができ、さらに効率的に行うことのできるネットワーク構成管理システム、ノード装置、ネットワーク構成管理方法、ノード装置制御方法、ノード装置制御プログラム、を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1によるネットワーク構成管理システムは、隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段をそれぞれ有し、互いに隣接して設けられた第1及び第2のノードを含むネットワークについての構成を管理するネットワーク構成管理システムであって、
前記第1のノードは、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を、少なくとも前記第2のノードに所定時期に送信する送信手段と、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更手段とを含み、前記変更手段による変更後のノード間接続情報を前記送信手段によって送信し、
前記第2のノードは、前記第1のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段とを含むことを特徴とする。ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。また、ネットワーク上からノードが離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、自ノードが存在しないノード間接続情報として変更し、この変更したノード間接続情報をネットワーク内のノードに送信することによって、そのネットワーク内のノードは、そのノードの離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できる。
【0012】
本発明の請求項2によるネットワーク構成管理システムは、請求項1において、前記第2のノードは、前記ネットワークから前記第1のノードが離脱した後の状態に応じて、前記受信手段によって受信したノード間接続情報を変更する変更手段を更に含み、前記更新手段は、前記変更手段による変更後のノード間接続情報に基づいて自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を更新することを特徴とする。ネットワーク上からノードが離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、そのネットワーク内のノードに対してノード間接続情報を送信することによって、そのネットワーク内のノードは、そのノード離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できる。
【0013】
本発明の請求項3によるネットワーク構成管理システムは、請求項1又は2において、前記送信手段は、前記第2のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で前記第2のノードに送信することを特徴とする。このようにすれば、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0014】
本発明の請求項4によるネットワーク構成管理システムは、隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段をそれぞれ有し、互いに隣接して設けられた第1及び第2のノードを含むネットワークについての構成を管理するネットワーク構成管理システムであって、前記第1のノードは、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を、前記第2のノードの能力に応じて最適化した後で、少なくとも前記第2のノードに所定時期に送信する送信手段を含み、前記第2のノードは、前記第1のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段とを含むことを特徴とする。このようにすれば、ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。また、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0015】
本発明の請求項5によるネットワーク構成管理システムは、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記送信手段は、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を、隣接する前記第2のノードにのみ送信することを特徴とする。このようにすれば、離脱するノードによるネットワーク構成情報の変更範囲が、その離脱ノードの隣接部分のみに限定されるため、広範囲に影響を及ぼさずにネットワークの再構成を行うことができる。
【0016】
本発明の請求項6によるネットワーク構成管理システムは、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記所定時期は、前記第1のノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが自らネットワークから離脱する際に、そのネットワーク内の他のノードが通知されたネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0017】
本発明の請求項7によるネットワーク構成管理システムは、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記所定時期は、前記第1のノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが意図せずにネットワークから削除されてしまった場合に、そのネットワーク内の他のノードが予備としてあらかじめ通知したネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0018】
本発明の請求項8によるノード装置は、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信手段と、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段と、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更手段とを含み、前記変更手段による変更後のノード間接続情報を前記送信手段によって送信することを特徴とする。ネットワークを構成するノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。また、ノードがネットワーク上から離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、自ノードが存在しないノード間接続情報として変更し、この変更したノード間接続情報をネットワーク内のノードに送信することによって、そのノードの離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できる。
【0019】
本発明の請求項9によるノード装置は、請求項8において、前記ネットワークから前記他のノードが離脱した後の状態に応じて、前記受信手段によって受信したノード間接続情報を変更する変更手段を更に含み、前記更新手段は、前記変更手段による変更後のノード間接続情報に基づいて前記保持手段に保持されているノード間接続情報を更新することを特徴とする。ノードがネットワーク上から離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、そのネットワーク内のノードに対してノード間接続情報を送信することによって、そのノードの離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できる。
【0020】
本発明の請求項10によるノード装置は、請求項8又は9において、前記送信手段は、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする。このようにすれば、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0021】
本発明の請求項11によるノード装置は、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を、前記他のノードの能力に応じて最適化した後で、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信手段と、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段とを含むことを特徴とする。このようにすれば、ネットワークを構成するノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。また、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0022】
本発明の請求項12によるノード装置は、請求項8乃至11のいずれか1項において、前記送信手段は、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする。このようにすれば、離脱するノードによるネットワーク構成情報の変更範囲が、その離脱ノードの隣接部分のみに限定されるため、広範囲に影響を及ぼさずにネットワークの再構成を行うことができる。
【0023】
本発明の請求項13によるノード装置は、請求項8乃至12のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが自らネットワークから離脱する際に、そのネットワーク内の他のノードが通知されたネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0024】
本発明の請求項14によるノード装置は、請求項8乃至12のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが意図せずにネットワークから削除されてしまった場合に、そのネットワーク内の他のノードが予備としてあらかじめ通知したネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0025】
本発明の請求項15によるネットワーク構成管理方法は、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するネットワーク構成管理方法であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持されているノード間接続情報を更新する更新ステップと、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を前記送信ステップにおいて送信することを特徴とする。ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。また、ネットワーク上からノードが離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、自ノードが存在しないノード間接続情報として変更し、この変更したノード間接続情報をネットワーク内のノードに送信することによって、そのネットワーク内のノードは、そのノードの離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できる。
【0026】
本発明の請求項16によるネットワーク構成管理方法は、請求項15において、前記ネットワークから前記他のノードが離脱した後の状態に応じて、前記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報を変更する変更ステップを更に含み、前記更新ステップにおいては、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報に基づいて前記保持されているノード間接続情報を更新することを特徴とする。ネットワーク上からノードが離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、そのネットワーク内のノードに対してノード間接続情報を送信することによって、そのネットワーク内のノードは、そのノード離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できる。
【0027】
本発明の請求項17によるネットワーク構成管理方法は、請求項15又は16において、前記送信ステップにおいては、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする。このようにすれば、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0028】
本発明の請求項18によるネットワーク構成管理方法は、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するネットワーク構成管理方法であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、前記他のノードの能力に応じて最適化した後で、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持されているノード間接続情報を更新する更新ステップとを含むことを特徴とする。このようにすれば、ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。また、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0029】
本発明の請求項19によるネットワーク構成管理方法は、請求項15乃至18のいずれか1項において、前記送信ステップにおいては、前記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする。このようにすれば、離脱するノードによるネットワーク構成情報の変更範囲が、その離脱ノードの隣接部分のみに限定されるため、広範囲に影響を及ぼさずにネットワークの再構成を行うことができる。
本発明の請求項20によるネットワーク構成管理方法は、請求項15乃至19のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが自らネットワークから離脱する際に、そのネットワーク内の他のノードが通知されたネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0030】
本発明の請求項21によるネットワーク構成管理方法は、請求項15乃至19のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが意図せずにネットワークから削除されてしまった場合に、そのネットワーク内の他のノードが予備としてあらかじめ通知したネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0031】
本発明の請求項22によるノード装置制御方法は、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するノード装置制御方法であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を前記送信ステップにおいて送信することを特徴とする。ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。
【0032】
本発明の請求項23によるノード装置制御方法は、請求項22において、前記送信ステップにおいては、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする。このようにすれば、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0033】
本発明の請求項24によるノード装置制御方法は、請求項22又は23において、前記送信ステップにおいては、前記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする。このようにすれば、離脱するノードによるネットワーク構成情報の変更範囲が、その離脱ノードの隣接部分のみに限定されるため、広範囲に影響を及ぼさずにネットワークの再構成を行うことができる。
【0034】
本発明の請求項25によるノード装置制御方法は、請求項22乃至24のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが自らネットワークから離脱する際に、そのネットワーク内の他のノードが通知されたネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0035】
本発明の請求項26によるノード装置制御方法は、請求項22乃至24のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが意図せずにネットワークから削除されてしまった場合に、そのネットワーク内の他のノードが予備としてあらかじめ通知したネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0038】
本発明の請求項29によるノード装置制御プログラムは、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するノード装置制御プログラムであって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を前記送信ステップにおいて送信することを特徴とする。ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができる。
【0039】
本発明の請求項30によるノード装置制御プログラムは、請求項29において、前記送信ステップにおいては、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする。このようにすれば、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能となる。
【0040】
本発明の請求項31によるノード装置制御プログラムは、請求項29又は30において、前記送信ステップにおいては、前記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする。このようにすれば、離脱するノードによるネットワーク構成情報の変更範囲が、その離脱ノードの隣接部分のみに限定されるため、広範囲に影響を及ぼさずにネットワークの再構成を行うことができる。
【0041】
本発明の請求項32によるノード装置制御プログラムは、請求項29乃至31のいずれか1項において、前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが自らネットワークから離脱する際に、そのネットワーク内の他のノードが通知されたネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0042】
本発明の請求項33によるノード装置制御プログラムは、請求項29乃至31のいずれか1項において、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする。このようにすれば、ノードが意図せずにネットワークから削除されてしまった場合に、そのネットワーク内の他のノードが予備としてあらかじめ通知したネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができる。
【0045】
要するに本発明では、ネットワークを構成する各ノード内にノード間接続情報を保持しておき、この保持されているノード間接続情報を更新するので、管理ノードを必要とせずに、ネットワーク変更の影響範囲を限定して、さらに変更後のネットワークの効果的な再構築を行うことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
(第1の実施形態)
図1は本発明によるネットワーク構成管理システムを構成する各ノード装置の第1の実施形態を示すブロック図である。同図に示されているように、本実施形態によるノード301は、図示されていない複数のノードを有するネットワーク内の1つのノードであり、他のノードもすべて同じ構成を有している。
【0047】
本実施形態によるノード301は、ネットワーク構成情報受信部302と、ネットワーク構成情報保持部303と、データ処理部306と、ネットワーク構成情報送信部307と、管理制御部308とを含んで構成されている。
ノード301内のネットワーク構成情報保持部303は、ノード間接続情報テーブル304、及びノード情報テーブル305を有している。ノード間接続情報テーブル304は、隣接ノードへのリンク情報を保持する。ノード情報テーブル305は、ノードIDやノード通信回線速度等の自ノードの情報を保持する。
【0048】
ノード301内のネットワーク構成情報受信部302は、他のノードからのネットワーク構成情報を受信し、受信したネットワーク構成情報をネットワーク構成情報保持部303に保持させる。
データ処理部306は、ネットワーク構成情報保持部303内の保持されたネットワーク構成情報の編集処理を行う。ネットワーク構成情報送信部307は、ネットワーク構成情報保持部303に保持され、データ処理部306によって編集されたネットワーク構成情報を送信する。
【0049】
管理制御部308は、上記ノード301内の各部を制御してネットワーク構成情報の管理を行う。この管理制御部308による管理制御処理手順について、最も単純な方式である方式1−1、その応用の方式である方式1−2、1−3、1−4について順に説明する。
(方式1−1)
まず、図2に示されているフローチャートを参照して、方式1においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成管理システムの処理について説明する。図2において、まず離脱ノードは、データ処理部306により自分の保持していたネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出する(ステップ401)。さらに、ノード間接続情報を自ノードが削除された構成に変更して更新する(ステップ402)。そして、この更新したノード間接続情報を、ネットワーク構成情報送信部307を介してネットワーク内の任意のノードへ通知する(ステップ403)。ノードは、更新されたノード間接続情報を受信し(ステップ404)、これによって、新たなノード同士で新しいリンクが確立する(ステップ405)。従って、人手によらず、自動的にノードの削除に伴うネットワーク構成情報の変更処理を行うことができる。
【0050】
図3は、図2に示されているフローチャートによって変更される、ネットワークの構成状態遷移を説明する図である。図3(a)において、このネットワークは6つのノードA〜E及びノードXを有し、ノードXがネットワーク上から離脱することを決定すると、ノードXは自分の保持するノード間接続情報を自ノードが存在しない状態として更新し、矢印のように任意のノードAへ更新したノード間接続情報を送信する。ノード間接続情報は図4に示されているように更新される。すなわち、ノードXはもともと持つノード間接続情報601を、自ノードが削除された構成に変更して更新し、ノードA向けの新しいノード間接続情報602を得る。この更新後の新しいノード間接続情報602を受け取ったノードAは新しい接続を確立し、ノードXが除かれた新しいネットワーク構成(図3(b))へ移行する。
(方式1−2)
次に、図5に示されているフローチャートを参照して、方式1−2においてノードがネットワークから離脱して図3(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システム処理について説明する。
【0051】
図5において、まず離脱ノードは、データ処理部306により自分の保持していたネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出する(ステップ701)。さらに、ノード間接続情報を自ノードが削除された構成に変更して更新し(ステップ702)、次に、ノード間接続情報を送信する対象のノードの接続能力(回線の帯域、回線速度やCPU処理能力等)の比較を行う(ステップ703)。その更新されたノード間接続情報を送信先のノードの能力に応じて、例えばノード間接続情報に含まれるリンク情報の量を増減させ、あるいは通信頻度の高いノードへのリンク情報は、接続能力の高いノードへ通知するなどして、ネットワーク構成情報送信部307を介してネットワーク内のノードへ通知する(ステップ704)。更新されたノード間接続情報をネットワーク内のノードが受信し(ステップ705)、これによって、新たなノード同士で新しいリンクが確立する(ステップ706)。従って、人手によらず、自動的かつ効率的にノードの削除に伴うネットワーク構成情報の変更処理を行うことができる。
【0052】
ここで、ノードの能力に応じてノード間接続情報を最適化する手法の例について説明する。この最適化は、例えば以下の▲1▼〜▲3▼の手順によって行う。
▲1▼ネットワークから離脱するノードが、周辺のノードの性能を調査する。
▲2▼ネットワークから離脱するノードが、自ノードの保持している接続情報を調査する。
▲3▼周辺のノードの性能に応じて、自ノードの保持している接続情報を配分して通知する。
【0053】
最適化の方法は以下の(1)〜(3)の通りである。
(1)通知先のノードの回線帯域と、通知するノード間接続で使用する回線帯域とを比較する。この場合、
(通知先ノードで利用できる帯域)
=(保持している回線帯域)−(現在の使用回線帯域)
として計算を行い、自ノードの保持している各々の接続の使用帯域と比較し、帯域が空いている場合は通知する。必要に応じて、複数のノードに各々の接続を分配して通知する。上記の通信帯域は、ビット/秒で算出する。
(2)通知先のノードの処理能力と、通知するノード間の接続の通信頻度とを比較する。この場合、
(通知先ノードで利用できる処理能力)
=(ノードの処理能力)−(現在の通信頻度)
として計算を行い、自ノードの保持している各々の接続の通信頻度と比較し、処理能力に余裕がある場合は通知する。必要に応じて、複数のノードに各々の接続を分配して通知する。上記の通信頻度は、トランザクション/秒で算出する。
(3)通知先ノードの信頼性と、通知するノード間の接続の重要度とを比較する。この場合、通知先のノードの信頼性を、今までに通信不能になった回数や管理者の評価等、またノードの申告に応じて、数値化する。ノード間接続情報には、その各々の接続の重要度を数値化して指定する。ノードの信頼性と各々の接続の重要度に応じて通知を行う。上記の信頼性及び重要度は、任意の基準で数値化する。
【0054】
なお、以上説明した、ノードの能力に応じてノード間接続情報を最適化する手法は、以下の説明においても同様に利用することができる。
(方式1−3)
次に、図6に示されているフローチャートを参照して、方式1−3においてノードがネットワークから離脱して図3(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システムの処理について説明する。
【0055】
図6において、まず離脱ノードは、データ処理部306により自分の保持していたネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出する(ステップ801)。さらに、ノード間接続情報を自ノードが削除された構成に変更して更新する(ステップ802)。そして、その更新したノード間接続情報を、ネットワーク構成情報送信部307を介して隣接のノードのみへ通知する(ステップ803)。隣接ノードは、更新されたノード間接続情報を受信し(ステップ804)、これによって、新たなノード同士で新しいリンクが確立する(ステップ805)。従って人手によらず、自動的かつ隣接ノードのみという、限定された範囲内に影響を抑えながらノードの削除に伴うネットワーク構成情報の変更処理を行うことができる。
(方式1−4)
次に、図7に示されているフローチャートを参照して、方式1−4においてノードがネットワークから離脱して図3(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システムの処理について説明する。
【0056】
図7において、まず離脱ノードは、データ処理部306により自分の保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出する(ステップ901)。さらに、ノード間接続情報を自ノードが削除された構成に変更して更新する(ステップ902)。そして、この更新したノード間接続情報を、ネットワーク構成情報送信部307を介してネットワーク内の任意のノードへ通知する(ステップ903)。ネットワーク内のノードは、更新されたノード間接続情報を受信する(ステップ904)。受信したノード間接続情報を予備情報として保存する(ステップ905)。従って、ノードがネットワークから意図的に離脱する場合のみならず、ノードの故障によってノードの機能が失われた場合も、そのノードからの予備情報を利用することによりノードの離脱と同様な処理を適用できるため、ネットワークの再構成を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0057】
図8は本発明によるネットワーク構成管理システムを構成する各ノード装置の第2の実施形態を示すブロック図である。同図に示されているように、本実施形態によるノード301は、図示されていない複数のノードを有するネットワーク内の1つのノードであり、他のノードもすべて同じ構成を有している。
本実施形態によるノード301は、ネットワーク構成情報受信部302と、ネットワーク構成情報格納部309と、ネットワーク構成情報保持部303と、ネットワーク構成情報送信部307と、管理制御部308とを含んで構成されている。
【0058】
ノード301内のネットワーク構成情報保持部303は、ノード間接続情報テーブル304、及びノード情報テーブル305を有している。ノード間接続情報テーブル304は、隣接ノードへのリンク情報を保持する。ノード情報テーブル305は、ノードIDやノード通信回線速度等の自ノードの情報を保持する。
ノード301内のネットワーク構成情報受信部302は、他の隣接ノードからのネットワーク構成情報を受信する。ネットワーク構成情報格納部309は、ネットワーク構成情報受信部302によって受信したネットワーク構成情報を加工して変更し、この変更後のネットワーク構成情報をネットワーク構成情報保持部303に保持させる。
【0059】
ネットワーク構成情報送信部307は、ネットワーク構成情報保持部303に保持されたネットワーク構成情報を送信する。管理制御部308は、上記ノード301内の各部を制御してネットワーク構成情報の管理を行う。この管理制御部308による管理制御処理手順について、最も単純な方式である方式2−1、その応用の方式である方式2−2、2−3、2−4について順に説明する。
(方式2−1)
まず、図9に示されているフローチャートを参照して、方式2−1においてノードがネットワークから離脱して図3(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システムの処理について説明する。
【0060】
図9において、まず離脱ノードは、自分の保持しているネットワーク構成情報を、ネットワーク構成情報送信部307を介してネットワーク内の任意のノードへ通知する(ステップ1101)。任意のノードは、ネットワーク構成情報を受信し(ステップ1102)、受け取ったノードは、そのネットワーク構成情報からノード間接続情報を抽出し、自分が保持しているノード間接続情報との比較を行う(ステップ1103)。この比較を行うことにより、ノード間接続情報同士の差分を抽出することができる。そして、離脱するノードが、ネットワークから削除された時点で、通信が不能になるノードについての情報を新しいノード間の接続情報として抽出し(ステップ1104)、ノード間接続情報を更新する。これにより、新たなノード同士で新しいリンクが確立する(ステップ1105)。従って、人手によらず、自動的にノードの削除に伴うネットワーク構成情報の変更処理を行うことができる。
【0061】
図10は、図9に示されているフローチャートによって変更される、ネットワークの構成状態遷移を説明する図である。図10(a)において、このネットワークは6つのノードA〜E及びノードXを有し、ノードXがネットワーク上から離脱することを決定すると、ノードXは矢印のように任意のノードAへ自分の保持するノード間接続情報を送信する。ノードAは、受信したノードXのノード間接続情報と、自分の持つノード間接続情報を比較し、ノードXが離脱することにより通信が不能になるノード情報を抽出する。ノード間接続情報は、図11に示されているように、更新される。すなわち、ノードXがもともと持つノード間接続情報1201を、ノードAが保持するノード間接続情報1202と比較し、両者の差分を抽出することで新しいノード間接続情報1203を得る。この更新された新しいノード間接続情報1203を得たノードAは新しい接続を確立し、ノードXが除かれた新しいネットワーク構成(図10(b))へと移行する。
(方式2−2)
次に、図12に示されているフローチャートを参照して、方式2−2においてノードがネットワークから離脱して図10(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システム処理について説明する。
【0062】
図12において、まず離脱ノードは、自分の持つネットワーク接続情報を送信可能な対象のノードとの接続能力の比較を行い、送信対象先のノードの能力に応じて、自分の持つネットワーク構成情報を送信するかどうかの判断を行い(ステップ1401)、ネットワーク構成情報送信部307を介してネットワーク内のノードへ通知する(ステップ1402)。任意のノードは、ネットワーク構成情報を受信し(ステップ1403)、受け取ったノードは、そのネットワーク構成情報からノード間接続情報を抽出し、自分が保持しているノード間接続情報との比較を行う(ステップ1404)。この比較を行うことにより、ノード間接続情報同士の差分を抽出することができる。そして、その離脱するノードが、ネットワークから削除された時点で、通信が不能になるノードについての情報を新しいノード間の接続情報として抽出し(ステップ1405)、新たなノード同士で新しいリンクが確立する(ステップ1106)。従って人手によらず、自動的かつ効率的にノードの削除に伴うネットワーク構成情報の変更処理を行うことができる。
(方式2−3)
次に、図13に示されているフローチャートを参照して、方式2−3においてノードがネットワークから離脱して図10(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システムの処理について説明する。
【0063】
図13において、まず離脱ノードは、自分の保持しているネットワーク構成情報を、ネットワーク構成情報送信部307を介して隣接のノードのみへ通知する(ステップ1501)。隣接ノードは、ノード間接続情報を受信し(ステップ1502)、受け取ったノードは、そのネットワーク構成情報からノード間接続情報を抽出し、自分が保持しているノード間接続情報との比較を行う(ステップ1503)。この比較を行うことにより、ノード間接続情報同士の差分を抽出することができる。そして、その離脱するノードが、ネットワークから削除された時点で、通信が不能になるノードについての情報を新しいノード間の接続情報として抽出し(ステップ1504)、新たなノード同士で新しいリンクが確立する(ステップ1505)。従って、人手によらず、自動的かつ隣接ノードのみでノードの削除に伴うネットワーク構成情報の変更処理を行うことができる。
(方式2−4)
次に、図14に示されているフローチャートを参照して、方式2−4においてノードがネットワークから離脱して図10(b)の状態へ移行する場合のネットワーク構成管理システムの処理について説明する。
【0064】
図14において、まず離脱ノードは、自分の保持しているネットワーク構成情報を、ネットワーク構成情報送信部307を介してネットワーク内の任意のノードへ通知する(ステップ1601)。任意のノードは、ノード間接続情報を受信し(ステップ1602)、受け取ったノードは、そのネットワーク構成情報からノード間接続情報を抽出し、自分が保持しているノード間接続情報との比較を行う(ステップ1603)。この比較を行うことにより、ノード間接続情報同士の差分を抽出することができる。そして、その離脱するノードが、ネットワークから削除された時点で、通信が不能になるノードについての情報を新しいノード間の接続情報として抽出し(ステップ1604)、得られたネットワーク接続情報を予備情報として保存する(ステップ1605)。
【0065】
従って、ノードがネットワークから意図的に離脱する場合のみならず、ノードの故障によってノードの機能が失われた場合もノードの離脱と同様な処理を適用できるため、ネットワークの再構成を容易に行うことができる。
(ネットワーク構成管理方法)
上述したネットワーク構成管理システムにおいては、以下のようなネットワーク構成管理方法が実現されている。すなわち、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するネットワーク構成管理方法であり、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信ステップと、この受信ステップにおいて受信したノード間接続情報に基づいて、上記保持されているノード間接続情報を更新する更新ステップとを含むネットワーク構成管理方法が実現されている。
【0066】
そして、上記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて上記ノード間接続情報を変更する変更ステップを更に含み、上記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を上記送信ステップにおいて送信するネットワーク構成管理方法が実現されている。また、上記ネットワークから上記他のノードが離脱した後の状態に応じて、上記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報を変更する変更ステップを更に含み、上記更新ステップにおいては、上記変更ステップによる変更後のノード間接続情報に基づいて上記保持されているノード間接続情報を更新するネットワーク構成管理方法も実現されている。
【0067】
ここで、上記送信ステップにおいては、上記他のノードの能力に応じて上記ノード間接続情報を最適化した後で送信したり、上記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信したりしても良い。なお、上記所定時期は、自ノードが上記ネットワークから離脱する時であるか、自ノードが上記ネットワークから離脱する以前の時期である。
【0068】
以上のようにネットワーク構成管理方法を行えば、ネットワーク構成情報に変更が生じる直前又は事前に通知を行い、ネットワーク構成変更の移行過程の影響を最小限に抑えることができ、自動的に処理することができ、さらに効率的に行うことができる。
(ノード装置制御方法、ノード装置制御プログラム)
また、上述したシステムを構成する各ノード装置においては、以下のようなノード装置制御方法が実現されている。すなわち、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するノード装置制御方法であり、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、上記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて上記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、上記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を上記送信ステップにおいて送信するノード装置制御方法が実現されている。また、上記送信ステップにおいては、上記他のノードの能力に応じて上記ノード間接続情報を最適化した後で送信したり、上記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信したりしても良い。なお、上記所定時期は、自ノードが上記ネットワークから離脱する時であるか、自ノードが上記ネットワークから離脱する以前の時期である。
【0069】
また、上述したシステムを構成する各ノード装置においては、以下のようなノード装置制御方法も実現されている。すなわち、他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するノード装置制御方法であり、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信ステップと、上記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報に基づいて、上記保持されているノード間接続情報を更新する更新ステップとを含むノード装置制御方法が実現されている。なお、上記ネットワークから上記他のノードが離脱した後の状態に応じて、上記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報を変更する変更ステップを更に含み、上記更新ステップにおいては、上記変更ステップによる変更後のノード間接続情報に基づいて上記保持されているノード間接続情報を更新するようにしても良い。以上のような方法で各ノードを制御すれば、ネットワーク構成情報に変更が生じる直前又は事前に通知を行い、ネットワーク構成変更の移行過程の影響を最小限に抑えることができ、自動的に処理することができ、さらに効率的に行うことができる。
【0070】
さらに、図2、図5〜図7、図9、図12〜図14に示されている処理を実行するためのプログラムを用意しておき、そのプログラムを用いてネットワーク内の各ノードを制御すれば、ネットワーク構成情報に変更が生じる直前又は事前に通知を行い、ネットワーク構成変更の移行過程の影響を最小限に抑えることができ、自動的に処理することができ、さらに効率的に行うことができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ネットワーク内のノードが、隣接ノードとのリンク情報からなるネットワーク構成情報を保持し、そのネットワーク内のノードに自ノードのネットワーク構成情報を送信することによって、そのネットワーク内の他のノードはそのネットワーク構成情報を受信することができ、管理ノードを指定せずに任意のノード群によって自動的にネットワーク構成を変更することができるという効果がある。
【0072】
また、ネットワーク上からノードが離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、自ノードが存在しないノード間接続情報として変更し、この変更したノード間接続情報をネットワーク内のノードに送信することによって、そのネットワーク内のノードは、そのノードの離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できるという効果がある。
【0073】
さらに、ネットワーク上からノードが離脱する場合、保持しているネットワーク構成情報から隣接ノードへのノード間接続情報を抽出し、そのネットワーク内のノードに対してノード間接続情報を送信することによって、そのネットワーク内のノードは、そのノード離脱に伴って更新すべきネットワーク構成情報を自動的に更新できるという効果がある。
【0074】
そして、ネットワーク内のノードに対して、ノードの性能に応じてノード間接続情報を最適化した後で送信することにより、ノードの能力に応じた接続によりネットワークが再構築されるため、構成変更後のネットワークの円滑な運用が可能になるという効果がある。また、離脱ノードは、その隣接するノードのみにノード間接続情報を送信することにより、離脱するノードによるネットワーク構成情報の変更範囲が、その離脱ノードの隣接部分のみに限定されるため、広範囲に影響を及ぼさずにネットワークの再構成を行うことができるという効果がある。
【0075】
なお、ネットワークからノードが離脱する時にネットワーク構成情報を送信することにより、ノードが自らネットワークから離脱する際に、そのネットワーク内の他のノードが通知されたネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができるという効果がある。また、ネットワークからノードが離脱する以前の時期にネットワーク構成情報を送信することにより、ノードが意図せずにネットワークから削除されてしまった場合に、そのネットワーク内の他のノードが予備としてあらかじめ通知したネットワーク構成情報を用いて、ネットワークの再構成を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるネットワーク構成管理システムが適用されるネットワーク内の各ノードの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における方式1−1においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図2のフローチャートによって変更される、ネットワーク構成状態遷移を説明する図であり、(a)は変更前の状態、(b)は変更後の状態を示す。
【図4】図3のネットワーク構成状態遷移において、ノードXがノードAに対して送信する、更新したノード間接続情報の例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における方式1−2においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態における方式1−3においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態における方式1−4においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態であるネットワーク構成管理システムが適用されるネットワーク内の各ノードの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における方式2−1においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図9のフローチャートによって変更される、ネットワーク構成状態遷移を示す図であり、(a)は変更前の状態、(b)は変更後の状態を示す。
【図11】図10のネットワーク構成状態遷移において、ノードXがノードAに対して送信するノード間接続情報、ノードAがもともと保持しているノード間接続情報、及びその2つのノード間接続情報から得られる、新しいノード間接続情報の例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における方式2−2においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施形態における方式2−3においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施形態における方式2−4においてノードがネットワークから離脱する場合のネットワーク構成情報管理処理手順を示すフローチャートである。
【図15】複数のノードによって構成されるネットワークに対するネットワーク構成情報の伝達状態の第1の従来例を示す図である。
【図16】複数のノードによって構成されるネットワークに対するネットワーク構成情報の伝達状態の第2の従来例を示す図である。
【符号の説明】
301 ノード
302 ネットワーク構成情報受信部
303 ネットワーク構成情報保持部
304 ノード間接続情報テーブル
305 ノード情報テーブル
306 データ処理部
307 ネットワーク構成情報送信部
308 管理制御部
309 ネットワーク構成情報格納部
Claims (31)
- 隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段をそれぞれ有し、互いに隣接して設けられた第1及び第2のノードを含むネットワークについての構成を管理するネットワーク構成管理システムであって、
前記第1のノードは、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を、少なくとも前記第2のノードに所定時期に送信する送信手段と、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更手段とを含み、前記変更手段による変更後のノード間接続情報を前記送信手段によって送信し、
前記第2のノードは、前記第1のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段とを含むことを特徴とするネットワーク構成管理システム。 - 前記第2のノードは、前記ネットワークから前記第1のノードが離脱した後の状態に応じて、前記受信手段によって受信したノード間接続情報を変更する変更手段を更に含み、前記更新手段は、前記変更手段による変更後のノード間接続情報に基づいて自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を更新することを特徴とする請求項1記載のネットワーク構成管理システム。
- 前記送信手段は、前記第2のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で前記第2のノードに送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク構成管理システム。
- 隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段をそれぞれ有し、互いに隣接して設けられた第1及び第2のノードを含むネットワークについての構成を管理するネットワーク構成管理システムであって、前記第1のノードは、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を、前記第2のノードの能力に応じて最適化した後で、少なくとも前記第2のノードに所定時期に送信する送信手段を含み、前記第2のノードは、前記第1のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段とを含むことを特徴とするネットワーク構成管理システム。
- 前記送信手段は、自ノードの保持手段に保持されているノード間接続情報を、隣接する前記第2のノードにのみ送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のネットワーク構成管理システム。
- 前記所定時期は、前記第1のノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のネットワーク構成管理システム。
- 前記所定時期は、前記第1のノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のネットワーク構成管理システム。
- 他のノードと共にネットワークを構成するノード装置であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信手段と、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段と、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更手段とを含み、前記変更手段による変更後のノード間接続情報を前記送信手段によって送信することを特徴とするノード装置。
- 前記ネットワークから前記他のノードが離脱した後の状態に応じて、前記受信手段によって受信したノード間接続情報を変更する変更手段を更に含み、前記更新手段は、前記変更手段による変更後のノード間接続情報に基づいて前記保持手段に保持され ているノード間接続情報を更新することを特徴とする請求項8記載のノード装置。
- 前記送信手段は、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする請求項8又は9に記載のノード装置。
- 他のノードと共にネットワークを構成するノード装置であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を、前記他のノードの能力に応じて最適化した後で、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信手段と、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を更新する更新手段とを含むことを特徴とするノード装置。
- 前記送信手段は、前記保持手段に保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のノード装置。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載のノード装置。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載のノード装置。
- 他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するネットワーク構成管理方法であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持されているノード間接続情報を更新する更新ステップと、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を前記送信ステップにおいて送信することを特徴とするネットワーク構成管理方法。
- 前記ネットワークから前記他のノードが離脱した後の状態に応じて、前記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報を変更する変更ステップを更に含み、前記更新ステップにおいては、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報に基づいて前記保持されているノード間接続情報を更新することを特徴とする請求項15記載のネットワーク構成管理方法。
- 前記送信ステップにおいては、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする請求項15又は16に記載のネットワーク構成管理方法。
- 他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するネットワーク構成管理方法であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、前記他のノードの能力に応じて最適化した後で、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、他のノードから送信されたノード間接続情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信したノード間接続情報に基づいて、前記保持されているノード間接続情報を更新する更新ステップとを含むことを特徴とするネットワーク構成管理方法。
- 前記送信ステップにおいては、前記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載のネットワーク構成管理方法。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載のネットワーク構成管理方法。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載のネットワーク構成管理方法。
- 他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するノード装置制御方法であって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を前記送信ステップにおいて送信することを特徴とするノード装置制御方法。
- 前記送信ステップにおいては、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする請求項22記載のノード装置制御方法。
- 前記送信ステップにおいては、前記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする請求項22又は23記載のノード装置制御方法。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする請求項22乃至24のいずれか1項に記載のノード装置制御方法。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする請求項22乃至24のいずれか1項に記載のノード装置制御方法。
- 他のノードと共にネットワークを構成するノード装置を制御するノード装置制御プログラムであって、自ノードと自ノードに隣接するノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を、少なくとも隣接するノードに所定時期に送信する送信ステップと、前記ネットワークから自ノードが離脱した後の状態に応じて前記ノード間接続情報を変更する変更ステップとを含み、前記変更ステップによる変更後のノード間接続情報を前記送信ステップにおいて送信することを特徴とするノード装置制御プログラム。
- 前記送信ステップにおいては、前記他のノードの能力に応じて前記ノード間接続情報を最適化した後で送信することを特徴とする請求項27記載のノード装置制御プログラム。
- 前記送信ステップにおいては、前記保持されているノード間接続情報を、隣接するノードにのみ送信することを特徴とする請求項27又は28記載のノード装置制御プログラム。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する時であることを特徴とする請求項27乃至29のいずれか1項に記載のノード装置制御プログラム。
- 前記所定時期は、自ノードが前記ネットワークから離脱する以前の時期であることを特徴とする請求項27乃至29のいずれか1項に記載のノード装置制御プログラム。
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