JP3843342B2 - 体育館の室内等に使用するネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、体育館、屋根付き雨天練習場等の室内を、使用目的に応じて区画分けしたり、又は球技における防球用(観客席への球の飛び込み防止、又は隣り合うコートでの球の飛び込み防止等)に設けられる体育館の室内等に使用するネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
体育館等の室内を、2面(、又は多面)に分けて球技で同時に使用(試合、練習等)する場合は、試合、練習等をスムーズ(コート間でボールの飛び込み等がないように)に行うため、又は安全性のために、ネットを用いて体育館内をその使用コートの大きさ毎に区切って使用する。
また、体育館の観客席への球の飛び込み防止、又は隣り合うコートでの球の飛び込み防止等するために内側に防球用のネットを吊張して使用する。これらのネットは、使用中のボール等が入り込まないように体育館の床面に垂れた状態で設けられている。
【0003】
また、体育館等の室内以外に使用するネットとして、ゴルフ等の野外で使用するネット(特に、ゴルフ練習場に使用されているネット)においても同様に、地面(芝生)に垂れた状態で設けられている。これらのネットは、一般的にナイロン等の合成樹脂(化学樹脂ネット)で製作されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、体育館を使用中の者が上述のようなネットの垂れた部分を、足で踏みつけると、ネットが一般にナイロン等で構成されているために、ネットによりすべってしまうことがあり、そのためケガをする等安全性の部分で大きな問題点があった。
これは、体育館内全体を使用する際、ネットを一方側に巻き取った場合も、同様にネットの垂れた部分でのトラブルが発生し易いという欠点があった。
【0005】
また、野外に使用するネットの場合でも、芝生の上でネットを踏むと同様に転倒しやすく、特に、野外の場合は、朝靄、又は雨上がり等の時に転倒しやすいという欠点があった。
【0006】
そこで、本発明は、あらゆる体育館、屋根付き(ドーム)球場等の室内、又は野外で使用されるネットのスベリ等を無くし、安全性に富んだ体育館の室内等に使用するネットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1において、体育館の室内等を複数に区画するため、又は球技における防球用として使用するネットにおいて、ネットの全体、又は下端側及びその近傍に滑止加工、又は滑止手段が設けられていることを特徴とする。
【0009】
具体的には、請求項に記載のように、滑止加工、又は滑止手段が、ゴム性の樹脂で構成、又はゴム性樹脂を塗布して構成されていることである。
【0010】
【作用】
即ち、本発明は、体育館、屋根付き球場等の室内を区両したり、又は防球用として使用するネットの全体、又は下端側及びその近傍に滑止加工、又は滑止手段を施することにより、ネットによるトラブル、踏んだ際の転倒等を防止することができる。また、滑止加工、又は滑止手段の製作が容易で、体育館を使用中にネットによるトラブルを解消することができる。
また、具体的には、滑止加工、又は滑止手段を、ゴム性の樹脂で行うことにより、その製造が容易でコストの低減をはかることができる。
【0011】
【実施の形態】
以下、本発明の体育館の室内等に使用するネットの一実施例を図面に沿って説明する。
図1において、ネット1は、全体が合成樹脂性のネット本体部2と、下端側、及びその近傍の滑止加工された滑止部3とから形成されている。この滑止部3は、ネット本体部2に直接ゴム性の樹脂を被覆することにより構成されている。
【0012】
尚、滑止加工は上記に限定されるものでなく、例えば、樹脂(ゴム性)をネット1に塗布することにより構成することも可能であり、さらに、他の方法で構成することも可能である。
【0013】
上記ネット1を体育館等の室内に使用する場合は、図2に示すように、体育館等の室内4の天井周縁部4aの一方から対向する天井周縁部4aの他方にガイドワイヤー5を設け、該ガイドワイヤー5に挿通したリング6を介してネット1を吊張されている。
ガイドワイヤー5の上方には、平行して天井周縁部4aの一方から対向する天井周縁部4aの他方に設けられ、且つネット1の先端部が固定されたウインチワイヤー7が設けられている。
尚、ネット1は、体育館等の室内の床面に垂れた状態で設けられている。
【0014】
ウインチワイヤー7には、天井周縁部4aの一方に設けられたエンドレスウインチ8と、対向する天井周縁部4aの他方に設けられた滑車9とが設けられ、滑車9にはウインチワイヤー7を常に緊張すべくウインチワイヤー7の引っ張り方向(内側の方向に)とは逆方向に付勢する緊張(テンション)をかけるためのテンション装置10(滑車9の取り付けられた支持体9aをバネ、又は電磁石(図示せず)等で引っ張った構成)が設けられている。
【0015】
エンドレスウインチ8は、天井周縁部4aに取り付けるための架台8a(取り付ける場所の形状等に応じて形状、大きさ、材質等が変更される。)に取り付けられ、さらに、ウインチワイヤー7を案内するための一対のローラー8b,8bが架台8aに設けられている。
【0016】
次に、上記ネット装置を使用して室内にネット1を吊張りする方法を説明する。
【0017】
上記装置を使用する際は、先ずガイドワイヤー5にリング6を挿通することでネット1を取り付ける。そして、ネット1の先端をウインチワイヤー7に固定する。
次に、この状態で、エンドレスウインチ8を作動すると、ウインチワイヤー7がエンドレスな状態で自動的に移動することで、ネット1はウインチワイヤー7に従って天井周縁部4aの一方から他方に引っ張られ、これによりガイドワイヤー5に沿って移動する。そして所定の場所でエンドレスウインチ8を停止することで、ネット1により体育館等の室内を区切ることができる。
【0018】
この際、ネット1は、確実に室内を区画するため、又使用中のボール等が他方の区画内に入らないように、室内の床面に垂れた状態で吊張されている。
このため、体育館を使用する者はそのネット1の下端側をよく踏むことが生じるが、ネット1の下端側、及びその近傍が滑止加工されているために、ネット1によるすべりがなく、常に安全性にとんだ状態で使用することができる。
また、ネット1を一方側に巻き取った際でも、同様に滑止加工されているために、すべりがなく安全に使用することができる。
【0019】
尚、上記実施例では、体育館の室内でネット1を使用したが、本発明のネット1の使用はこれに限定されるものでなく、例えば、ゴルフ練習場等の野外で使用することも可能である。即ち、ゴルフ、又はゴルフ練習中にネット1を踏んでも、特に朝露、雨上がり等のときにネット1を踏んでも、同様に安全性にとんだ使用ができる。
【0020】
【発明の効果】
叙上のように、本発明による体育館の室内等に使用するネットは、ネット全体、又は一部、特に下端側に滑止加工、又は滑止手段を設けることにより、ネット使用中の転倒のトラブルを回避し、従来のネットを使用する場合に比し格段に安全性を高めることが可能となるという利点を得た。
【0021】
また、ネットの滑止加工、又は滑止手段もゴム性の樹脂を使用等することにより、より安い価格で製作することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施例を示す室内用のネットの概略正面図。
【図2】は、ネットを室内で吊張する装置を示す概略側面図。
【符号の説明】
1…ネット

Claims (2)

  1. 体育館の室内等を複数に区画するため、又は球技における防球用として使用するネットにおいて、ネットの全体、下端側及びその近傍に滑止加工、又は滑止手段が設けられていることを特徴とする体育館の室内等に使用するネット。
  2. 滑止加工、又は滑止手段が、ゴム性の樹脂で構成、又はゴム性樹脂を塗布して構成されている請求項1に記載の体育館の室内等に使用するネット。
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