JP3840705B2

JP3840705B2 - Mating structure of shaft tube and cap

Info

Publication number: JP3840705B2
Application number: JP24923596A
Authority: JP
Inventors: 壮二大貫
Original assignee: Pentel Co Ltd
Current assignee: Pentel Co Ltd
Priority date: 1996-08-30
Filing date: 1996-08-30
Publication date: 2006-11-01
Anticipated expiration: 2016-08-30
Also published as: JPH1071796A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸筒にキャップを有する筆記具であって、特に、軸筒とキャップとの嵌合部に、各々傾斜状の係合部を有する筆記具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
軸筒とキャップとの嵌合部に、各々傾斜状の係合部を有する筆記具の１例として、特許登録第２５０３１９６号公報が知られている。その特許請求の範囲には、「……キャップ（８，１３）の閉鎖位置で前記ストッパ面（１４）に当接可能であり、キャップ（８，１３）が係止係合またはスナップ結合によってシャフト（５，１１）に係止可能であって、前記カップリング部材（３）に対して回動可能であり、前記ストッパ面（１４）の区部および／または前記対応ストッパ面（１５）の区分が、キャップ（８，１３）の長手方向軸線に対して垂直な平面に対して傾斜させられていて、前記カップリング部材（３）に対する各キャップ（８，１３）の回動によって、キャップ（８，１３）が軸方向に移動させられて、該キャップの係止が解除されるようになっていることを特徴とする、手持ち式筆記用具。」と記載されている。つまり、前記ストッパ面と対応ストッパ面には、傾斜が形成されており（実施例において、その傾斜は、凹凸状に湾曲された円弧）キャップ挿着時には、各々が係合し合うというものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術にあっては、軸筒とキャップのストッパ面と対応ストッパ面に形成されている傾斜（凹凸状に湾曲された円弧）が、常に、見える状態にあるので、見栄えを悪くし、製品の価値を落してしまうものであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、軸筒にキャップを有する筆記具であって、前記軸筒の側壁にノック部材を突出した状態で配置すると共に、前記キャップの外面にはクリップを配置し、また、前記軸筒、或いは、キャップの嵌合部の少なくとも一方に、傾斜状の係合部を形成し、また、その係合部を形成しない他方の部材には、前記係合部と係合する係合受部を形成すると共に、前記キャップに形成される係合部、或いは、係合受部をキャップ内面に形成し、係合部と係合受部との係合により前記ノック駒とクリップとを径方向に対して一定の位置で位置決めしたことを要旨とするものである。
【０００５】
【実施例】
好適な例として、サイドノック式シャ−プペンシルを挙げ説明する。図１〜図６に第１例を示し説明する。内断面が八角形状に形成された軸筒１の前方の握る部分（筆記の際の把持部）には凹凸状のグリップ部２が形成されているが、ゴム状弾性体などを嵌着したり、また、液状ゴム部材を塗布し固化させても良い。グリップ部２を形成、或は、取り付けることにより筆記による疲れ、指の痛みなどを緩和させるものである。また、前記グリップ部２の後方で軸筒１の側壁には、透孔３が形成されており、その透孔３には、断面形状がコ字型のノック駒４が軸筒１に対して垂直方向の径方向に移動可能に取り付けられている。
そのノック駒４の側壁５の中間部には、切欠き部６が形成されており、また、ノック駒４の側壁５の前端部には、前部傾斜面７が形成されている。そして、これら、切欠き部６と前部傾斜面７とによって形成されるノック駒４の側壁が第１の係合部８となっている。また、前記切欠き部６の後方面にも後部傾斜面９が形成されており、この後部傾斜面９とノック駒４の後端部１０によって形成されるノック駒４の側壁が第２の係合部１１となっている。
符号１２は、ノック駒４の底面部の側面に形成された係合爪であり、軸筒１からの脱落を防止している。
【０００６】
前記軸筒１の前方には、コイルスプリングなどの弾撥部材１３によって後方に付勢されたスライド部材１４が配置されている。そのスライド部材１４の前方には、チャックリング１５を被嵌したチャック体１６が固定されている。云うまでもなく、チャック体１６は、芯の解放、把持を行なうものであり、チャックリング１５はチャック体１６の開閉を行なうものである。そして、これらの構成により、芯繰り出し機構を構成している。
前記スライド部材１４の中間部には、係合部１７が前記スライド部材１４と一体に形成されているが、別部材で構成しても良い。尚、別部材で構成する場合には、スライド部材１４と係合部（材）１７とを圧入したり、凹凸嵌合させたり、また、接着などでお互いの固定状態が保たれるようにする。
【０００７】
前記係合部１７の中間部には、切欠き部１８が形成されており、その切欠き部１８より前方が、前記ノック駒４の第１の係合部８と係合する第１の係合受部１９となっている。その第１の係合受部１９の後端には、中間傾斜面２０が形成されており、前記第１の係合部８の前方傾斜面７と係合している。また、前記係合部１７の切欠き部１８より後方が、前記ノック駒４の第２の係合部１１と係合する第２の係合受部２１となっている。その第２の係合受部２１の上面には、前記ノック駒４の側壁５が入り込む幅狭部２２が形成されており、また、第２の係合受部２１の後端には、後端傾斜面２３が形成されており、前記ノック駒４の第２の係合部１１の中間傾斜面９と係合している。ここで、更に詳述すると、前記ノック駒４の第１の係合部８は、係合部１７の切欠き部１８に挟み込まれた状態で位置しており、また、係合部１７の第２の係合受部２１は、前記ノック駒４の第１の係合部８と第２の係合部１１により挟み込まれた状態で位置している。
【０００８】
前記スライド部材１４の後方には、芯の通過性を良くするために芯が２〜３本程度入る芯導入孔２４が形成されており、その芯導入孔２４の後端には、前記軸筒１の内断面形状と略同形の八角形状に形成された外形を有する芯受け部材２５が圧入されている。その芯受け部材２５の内側は、芯が落下しやすいようにロ−ト状に形成されており、そのロ−ト状部２６の下端には、前記芯導入孔２５へ芯を導く芯挿通孔２７が形成されている。この芯挿通孔２７の内径は、芯の外径と略同径である。つまり、芯受け部材２５を境に軸筒１の後方内側は、芯タンク部２８となっていて、芯挿通孔２７により芯が１本ずつ芯導入孔２４へと落下するのである。
前記スライド部材１４の前方には、前記芯導入孔２４と連設して芯の外径と略同径の孔２９とチャック圧入孔３０が形成されている。
また、前記軸筒１の前端には、先部材３１が螺着されているが、前記軸筒１に一体的に成形してもよい。その先部材３１の内側には、芯の後退を防止する芯戻り止め部材３２が圧入されており、先端には芯を保護するステンレスパイプなどの芯保護管３３が圧入されているが、先部材３１と一体的に成形してもよい。
【０００９】
前記軸筒１の後端には、キャップ３４を着脱自在に嵌合する、前記軸筒１の外径より若干小径の嵌合部３５が形成されており、その嵌合部３５の一部分には、三角形状に切り欠かれた凹部３６が形成されている。一方、キャップ３４の内側面には、前記凹部３６と係合する三角形状の凸部３７が形成されている。また、キャップ３４の頂部には、キャップ３４の外側と内側とを連通せしめる貫通スリット３８が形成されている。更に、キャップ３４の外側には、クリップ３９が形成されているが、そのクリップ３９は、キャップ３４と軸筒１とを嵌合せしめ、前記凹部３６と凸部３７が係合したときに、前記ノック駒４と同一方向に位置するような位置に形成されている。
符号４０は、軸筒の１の後端に着脱自在に圧入された消しゴムであり、その消しゴム４０によって前記芯タンク３０内の芯を封じ込めているが、消しゴム４０を圧入しなくても、前記キャップ３４によって芯が封じ込められる。
【００１０】
次ぎに、動作について説明する。複数本の芯を芯タンク部３０に挿入すると、芯受け部材２５の芯挿通孔２６によって芯は、１本、分離し芯導入孔２４並びに、孔２９を経てチャック体１６へと導かれる。尚、芯が多少湾曲していても、或は、成形などによりスライド部材１４が多少湾曲していても、芯導入孔２４が芯の外径より大きく形成されているので、芯はスム−ズにチャック体へと導かれる。ここで、ノック駒４を径方向に垂直に押圧すると、ノック駒４の前方傾斜面７並びに中間傾斜面９が、係合部材１７の中間傾斜面２０並びに後端傾斜面２３を押圧摺動しながら係合部材１７を前方に押圧する。この押圧動作により、スライド部材１４並びにチャック体１６が前進し、芯保護管３３より芯が突出する。
【００１１】
次に、消しゴム４０を使用するときや、芯タンク３０に芯の補充を行う場合の、キャップ３４の取り外し方法について説明する。単に、軸筒１とキャップ３４とを互いが離隔する方向に直線的に引っ張っても良いが、物が小さいが故に、結構な力を必要とする。そこで、軸筒１に対してキャップ３４を相対的に回転させると（図５参照）、前記軸筒１の凹部３６に沿ってキャップ３４内面の凸部３７が係合、回転しながら軸筒１と離れる方向に移動する（図６参照）。この回転移動によって、キャップ３４は軸筒１から容易に外すことができる。
次に、キャップ３４を軸筒１に嵌合させる場合には、キャップ３４を軸筒１に押し込むと、多少位置がずれていても、前記軸筒１の凹部３６とキャップ３４内面の凸部３７との係合、回転移動により、正確に位置決めされ、元の状態に復帰する。
尚、サイドノック式シャ−プペンシルにあっては、通常、ノック駒４を上側にして使用（筆記）するため、クリップ３９の方向も上側に位置するようにした方が好ましい。クリップ３９が親指と人さし指の間に接触せず、良好な使用ができるためである。よって、キャップと軸筒とを、常に、一定の位置で嵌合させることは、サイドノック式シャ−プペンシルにとっては、特に、有効な手段となる。
また、軸筒１に直接消しゴム４０を圧入するようなものであっても、小さくなってしまった消しゴム４０を、前記軸筒１の凹部３６より針金などを差し込み容易に取り出すことができ有効である。
更に、軸筒の外形が異形の場合であって、クリップを有するキャップを嵌合させる場合にも、円周方向での方向性があることから、前記の手段を採るのが有効となる。特に、機械によって組み立てる（嵌合させる）場合には、若干、機械の精度が悪くても、前記凹部と凸部により正確に位置決めされる。
【００１２】
尚、前記軸筒１の凹部３６とキャップ３４の凸部３７との形成位置は、逆にしても良く、つまり、図７に示すように、軸筒１の頂部に凸部４１を形成し、キャップ３４の内面に凹部４２を形成しても良い。
また、図８に示すように、前記キャップ３４の内面に成されている三角形状の凸部３７の角度を前記例よりも大きくしても良い。軸筒１の凹部４３との接触が点接触となり、摩擦抵抗が減少し、更にキャップの着脱自在が容易となる。
更に、図９に示すように、キャップ３４内面の三角形状の凸部３７を円形状の凸部４４としても良いし、別部材としてピン状の部材をキャップ内面に固定しても良い。
【００１３】
【発明の効果】
本発明は、軸筒にキャップを有する筆記具であって、軸筒にキャップを有する筆記具であって、前記軸筒の側壁にノック部材を突出した状態で配置すると共に、前記キャップの外面にはクリップを配置し、また、前記軸筒、或いは、キャップの嵌合部の少なくとも一方に、傾斜状の係合部を形成し、また、その係合部を形成しない他方の部材には、前記係合部と係合する係合受部を形成すると共に、前記キャップに形成される係合部、或いは、係合受部をキャップ内面に形成し、係合部と係合受部との係合により前記ノック駒とクリップとを径方向に対して一定の位置で位置決めしたので、傾斜状の係合部は外観からは見えず、よって、価値観のある製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を示す半断面図。
【図２】図１の要部斜視図。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図４】図１の要部縦断面図。
【図５】動作を説明する、図３に相当する断面図。
【図６】動作を説明する、図４に相当する断面図。
【図７】変形例を示す断面図。
【図８】変形例を示す断面図。
【図９】変形例を示す断面図。
【符号の説明】
１軸筒
２ゴムグリップ
３透孔
４ノック駒
５側壁
６切欠き部
７前部傾斜面
８第１の係合部
９後部傾斜面
１０後端部
１１第２の係合部
１２係合爪
１３弾撥部材
１４スライド部材
１５チャックリング
１６チャック体
１７係合部
１８切欠き部
１９第１の係合受部
２０中間傾斜面
２１第２の係合受部
２２幅狭部
２３後端傾斜面
２４芯導入孔
２５芯受け部材
２６ロ−ト状部
２７芯挿通孔
２８芯タンク部
２９孔
３０チャック圧入孔
３１先部材
３２芯戻り止め部材
３３芯保護管
３４キャップ
３５嵌合部
３６三角形状の凹部
３７三角形状の凸部
３８スリット
３９クリップ
４０消しゴム
４１三角形状の凸部
４２三角形状の凹部
４３三角形状の凹部
４４円形状の凸部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a writing instrument having a cap on a shaft cylinder, and more particularly to a writing instrument having an inclined engaging portion at a fitting portion between the shaft cylinder and the cap.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent No. 2503196 is known as an example of a writing instrument having an inclined engaging portion at the fitting portion between the shaft cylinder and the cap. According to the claims, "... the cap (8, 13) can be brought into contact with the stopper surface (14) in the closed position, and the cap (8, 13) is engaged by a locking engagement or a snap coupling. (5, 11) can be locked with respect to the coupling member (3), and the section of the stopper surface (14) and / or the section of the corresponding stopper surface (15) Is inclined with respect to a plane perpendicular to the longitudinal axis of the cap (8, 13), and the cap (8, 13) is rotated by the rotation of the cap (8, 13) with respect to the coupling member (3). 13) is moved in the axial direction so that the cap is unlocked. That is, the stopper surface and the corresponding stopper surface are formed with an inclination (in the embodiment, the inclination is an arc curved in a concavo-convex shape), and each engages when the cap is inserted. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described prior art, the inclination (the arc curved in a concavo-convex shape) formed on the stopper surface of the shaft cylinder, the cap, and the corresponding stopper surface is always visible, so that the appearance is deteriorated. The value of the product was reduced.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above problems, and is a writing instrument having a cap on a shaft cylinder, which is arranged with a knock member protruding from a side wall of the shaft cylinder, and on the outer surface of the cap. the clip is arranged, also, the shaft tube, or at least one of the fitting portion of the cap, to form an inclined engaging portions, also in the other member not forming the engagement portion, the engagement An engagement receiving portion that engages with the joint portion is formed, and an engagement portion formed on the cap, or an engagement receiving portion is formed on the inner surface of the cap, and the engagement between the engagement portion and the engagement receiving portion is established. Thus, the knock piece and the clip are positioned at a fixed position with respect to the radial direction.
[0005]
【Example】
As a suitable example, a side knock type sharp pencil will be described. A first example will be described with reference to FIGS. An uneven grip portion 2 is formed in a grip portion (a grip portion at the time of writing) of the shaft tube 1 whose inner cross section is formed in an octagonal shape, but a rubber-like elastic body or the like is fitted. Further, a liquid rubber member may be applied and solidified. Forming or attaching the grip portion 2 reduces fatigue due to writing, finger pain, and the like. Further, a through hole 3 is formed in the side wall of the shaft cylinder 1 behind the grip portion 2, and a knock piece 4 having a U-shaped cross section is formed in the through hole 3 with respect to the shaft cylinder 1. It is attached to be movable in the vertical radial direction.
A notch 6 is formed in the middle of the side wall 5 of the knock piece 4, and a front inclined surface 7 is formed at the front end of the side wall 5 of the knock piece 4. The side wall of the knock piece 4 formed by the notch portion 6 and the front inclined surface 7 serves as the first engaging portion 8. A rear inclined surface 9 is also formed on the rear surface of the notch 6, and the side wall of the knock piece 4 formed by the rear inclined surface 9 and the rear end portion 10 of the knock piece 4 is the second engagement. It is a joint part 11.
Reference numeral 12 denotes an engaging claw formed on the side surface of the bottom surface portion of the knock piece 4 and prevents the shaft piece 1 from falling off.
[0006]
A slide member 14 urged rearward by an elastic member 13 such as a coil spring is disposed in front of the shaft tube 1. A chuck body 16 fitted with a chuck ring 15 is fixed in front of the slide member 14. Needless to say, the chuck body 16 releases and grips the lead, and the chuck ring 15 opens and closes the chuck body 16. And these structures constitute a core feeding mechanism.
An engaging portion 17 is formed integrally with the slide member 14 at an intermediate portion of the slide member 14, but may be constituted by another member. In addition, when it comprises with another member, the slide member 14 and the engaging part (material) 17 are press-fitted, uneven | corrugated fitting is carried out, and a mutual fixed state is maintained by adhesion | attachment etc. .
[0007]
A notch 18 is formed at an intermediate portion of the engaging portion 17, and a first engagement with the front of the notch 18 is engaged with the first engaging portion 8 of the knock piece 4. A reception unit 19 is provided. An intermediate inclined surface 20 is formed at the rear end of the first engagement receiving portion 19 and is engaged with the front inclined surface 7 of the first engaging portion 8. Further, a rear side of the engagement portion 17 from the notch portion 18 is a second engagement receiving portion 21 that engages with the second engagement portion 11 of the knock piece 4. A narrow portion 22 into which the side wall 5 of the knock piece 4 enters is formed on the upper surface of the second engagement receiving portion 21, and a rear end of the second engagement receiving portion 21 is provided at the rear end. An end inclined surface 23 is formed, and is engaged with the intermediate inclined surface 9 of the second engaging portion 11 of the knock piece 4. More specifically, the first engagement portion 8 of the knock piece 4 is positioned in a state of being sandwiched by the notch portion 18 of the engagement portion 17, and the first engagement portion 17 The second engagement receiving portion 21 is located in a state of being sandwiched between the first engagement portion 8 and the second engagement portion 11 of the knock piece 4.
[0008]
A lead introduction hole 24 into which about two or three cores are inserted is formed at the rear of the slide member 14 in order to improve the passage of the lead, and the shaft cylinder is formed at the rear end of the lead introduction hole 24. A core receiving member 25 having an outer shape formed in an octagonal shape substantially the same as the inner cross-sectional shape of 1 is press-fitted. The inner side of the core receiving member 25 is formed in a funnel shape so that the core can easily fall, and a core insertion hole for guiding the core to the core introduction hole 25 is provided at the lower end of the funnel-shaped portion 26. 27 is formed. The inner diameter of the core insertion hole 27 is substantially the same as the outer diameter of the core. That is, the rear inner side of the shaft tube 1 with the core receiving member 25 as a boundary is a core tank portion 28, and the cores are dropped one by one into the core introduction hole 24 by the core insertion hole 27.
In front of the slide member 14, a hole 29 and a chuck press-fit hole 30 having a diameter substantially the same as the outer diameter of the core are formed so as to be connected to the core introduction hole 24.
Further, a tip member 31 is screwed to the front end of the shaft tube 1, but it may be formed integrally with the shaft tube 1. A lead detent member 32 that prevents the lead from retreating is press-fitted inside the tip member 31, and a lead protection tube 33 such as a stainless steel pipe that protects the lead is press-fitted to the tip. You may shape | mold integrally with 31.
[0009]
At the rear end of the shaft tube 1, a fitting part 35, which is detachably fitted with a cap 34, is formed which is slightly smaller than the outer diameter of the shaft tube 1. A recess 36 cut out in a triangular shape is formed. On the other hand, a triangular convex portion 37 that engages with the concave portion 36 is formed on the inner surface of the cap 34. A through slit 38 is formed at the top of the cap 34 so as to allow the outside and the inside of the cap 34 to communicate with each other. Further, a clip 39 is formed on the outer side of the cap 34. When the clip 39 is engaged with the cap 34 and the shaft tube 1 and the concave portion 36 and the convex portion 37 are engaged, the clip 39 is formed. It is formed at a position that is located in the same direction as the knock piece 4.
Reference numeral 40 denotes an eraser that is detachably press-fitted to the rear end of the shaft cylinder, and the core in the core tank 30 is sealed by the eraser 40. The core is contained by 34.
[0010]
Next, the operation will be described. When a plurality of cores are inserted into the core tank portion 30, one core is separated by the core insertion hole 26 of the core receiving member 25 and guided to the chuck body 16 through the core introduction hole 24 and the hole 29. Even if the core is slightly curved or the slide member 14 is slightly curved due to molding or the like, the core introduction hole 24 is formed larger than the outer diameter of the core, so that the core is smooth. To the chuck body. When the knock piece 4 is pressed perpendicularly in the radial direction, the front inclined surface 7 and the intermediate inclined surface 9 of the knock piece 4 press and slide against the intermediate inclined surface 20 and the rear end inclined surface 23 of the engaging member 17. While pushing the engaging member 17 forward. By this pressing operation, the slide member 14 and the chuck body 16 move forward, and the core protrudes from the core protection tube 33.
[0011]
Next, a method for removing the cap 34 when the eraser 40 is used or when the lead tank 30 is refilled with a lead will be described. The shaft cylinder 1 and the cap 34 may simply be pulled linearly in a direction in which they are separated from each other, but a considerable force is required because the object is small. Therefore, when the cap 34 is rotated relative to the shaft tube 1 (see FIG. 5), the convex portion 37 on the inner surface of the cap 34 is engaged and rotated along the concave portion 36 of the shaft tube 1 while the shaft tube 1 is rotated. (See FIG. 6). By this rotational movement, the cap 34 can be easily removed from the shaft tube 1.
Next, when the cap 34 is fitted to the shaft tube 1, when the cap 34 is pushed into the shaft tube 1, the concave portion 36 of the shaft tube 1 and the convex portion 37 on the inner surface of the cap 34 even if the position is slightly shifted. Is accurately positioned and returned to its original state by engagement and rotational movement.
In the case of a side knock type sharp pencil, since the knock piece 4 is normally used (written), it is preferable that the direction of the clip 39 is also located on the upper side. This is because the clip 39 does not contact between the thumb and the index finger and can be used satisfactorily. Therefore, it is particularly effective for the side knock type sharp pencil to always fit the cap and the shaft tube at a fixed position.
Further, even if the eraser 40 is directly press-fitted into the shaft cylinder 1, the eraser 40 that has become smaller can be easily removed by inserting a wire or the like from the recess 36 of the shaft cylinder 1. .
Furthermore, even when the outer shape of the shaft cylinder is irregular and a cap having a clip is fitted, it is effective to adopt the above-mentioned means because of the directionality in the circumferential direction. In particular, when assembling (fitting) by a machine, even if the accuracy of the machine is slightly inferior, it is accurately positioned by the concave portion and the convex portion.
[0012]
The formation positions of the concave portion 36 of the shaft cylinder 1 and the convex portion 37 of the cap 34 may be reversed, that is, as shown in FIG. 7, a convex portion 41 is formed at the top of the shaft cylinder 1, A recess 42 may be formed on the inner surface of the cap 34.
Further, as shown in FIG. 8, the angle of the triangular convex portion 37 formed on the inner surface of the cap 34 may be made larger than that in the above example. The contact with the concave portion 43 of the shaft tube 1 becomes a point contact, the frictional resistance is reduced, and the cap can be easily attached and detached.
Furthermore, as shown in FIG. 9, the triangular convex portion 37 on the inner surface of the cap 34 may be a circular convex portion 44, or a pin-shaped member may be fixed to the inner surface of the cap as another member.
[0013]
【The invention's effect】
The present invention is a writing instrument having a cap on a shaft cylinder, the writing instrument having a cap on the shaft cylinder, wherein a knock member is disposed in a protruding state on a side wall of the shaft cylinder, and a clip is provided on an outer surface of the cap. It was placed, also, the shaft tube, or at least one of the fitting portion of the cap, to form an inclined engaging portions, also in the other member not forming the engagement portion, the engagement And an engagement receiving portion that is formed on the cap, or an engagement receiving portion is formed on the inner surface of the cap, and the engagement portion is engaged with the engagement receiving portion. Since the knock piece and the clip are positioned at a fixed position with respect to the radial direction, the inclined engaging portion is not visible from the appearance, and thus a product with a sense of value can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half sectional view showing the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a main part of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4 is a longitudinal sectional view of the main part of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 3 for explaining the operation.
6 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 4 for explaining the operation.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a modification.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a modification.
FIG. 9 is a sectional view showing a modification.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Shaft cylinder 2 Rubber grip 3 Through-hole 4 Knock piece 5 Side wall 6 Notch part 7 Front inclined surface 8 1st engaging part 9 Rear inclined surface 10 Rear end part 11 Second engaging part 12 Engaging claw 13 Repellent member 14 Slide member 15 Chuck ring 16 Chuck body 17 Engagement portion 18 Notch portion 19 First engagement receiving portion 20 Intermediate inclined surface 21 Second engagement receiving portion 22 Narrow portion 23 Rear end inclined surface 24 Core introduction hole 25 Core receiving member 26 Roto-shaped part 27 Core insertion hole 28 Core tank part 29 Hole 30 Chuck press-fitting hole 31 Tip member 32 Core detent member 33 Core protective tube 34 Cap 35 Fitting part 36 Triangular recess 37 Triangular convex part 38 Slit 39 Clip 40 Eraser 41 Triangular convex part 42 Triangular concave part 43 Triangular concave part 44 Circular convex part

Claims

A writing instrument having a cap on a shaft tube, wherein a knock member is disposed in a protruding state on a side wall of the shaft tube, a clip is disposed on an outer surface of the cap, and the shaft tube or a fitting of the cap An inclined engaging portion is formed in at least one of the joint portions, and an engagement receiving portion that engages with the engaging portion is formed on the other member that does not form the engaging portion. An engagement portion formed on the cap or an engagement receiving portion is formed on the inner surface of the cap, and the knock piece and the clip are positioned at a fixed position in the radial direction by the engagement between the engagement portion and the engagement receiving portion. A fitting structure of a shaft cylinder and a cap, characterized by being positioned in the above.