JP3839522B2 - Assembly box - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、箱を取り扱う際に落下させたり誤って衝撃を与えることにより、該箱内部に収納したガラス等の割れ易い材料または形状からなる医薬用容器、例えばアンプル,バイアル,注射筒,ドリンク用瓶等を破損から護るための緩衝機能と意図的な封緘紙の着脱等の改ざん防止機能を備えた組立箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
アンプル,バイアル,注射筒,ドリンク用瓶等の医薬用容器を収納する箱は、一般的にはふたと身の製造を別々に実施し芯材の表面に化粧貼りを施し、インロー等の中枠を装着し背貼りを行って一体化した後に、中仕切りや緩衝材を挿入して完成品とする製造方法が採られるが、必要とする部品の数がきわめて多いために完成に至る作業工程も多い。
【0003】
従来の技術で生産する場合の箱が必要とする部品数と該部品に施される加工内容を表1(A)に、該箱の仕上工程の順序を表2(A)に示したが、この方法では該箱は5種類の材料を使用し多数の加工を受けて製造された9種類の部品を使用して13回の仕上工程を経て完成するが、少なくとも延べ8名の加工・仕上要員を必要とする。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
アンプル,バイアル,注射筒,ドリンク用瓶等の医薬用容器の箱は、該箱の収納物が使用される以前に破損しないことが最大の課題であり、該課題の解決のために製造コストを絡めて、有効な緩衝機能と強度を持つような構造と材料からなる前記箱が模索されているが、決め手となるようなものが出来ていない。
【0007】
本発明では、上述の課題の達成のために、次に示した6つの主要問題の解決を目的とし達成した。
1)組立に際し材料の端部での怪我を防止し、環境に対する順応性を持つリサイクル可能な材料を使用する。
2)箱を一体組立型として構成する材料と部品の点数を大幅に削減し、該部品の加工・仕上に要する時間を逓減する。
3)箱の仕上工程を簡略化し自動組立と要員当たりの生産能力を拡大する。
4)箱のふたと身双方に緩衝機能と耐圧強度を大幅に増す構造を選択する。
5)医薬用容器の自動充填を可能ならしめる。
6)用済後の不正使用や封緘紙の剥離再貼付等の改ざん防止対策を備えた組立箱とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、超低密度の特殊板紙を使用し、ふたの外・内天井板と身の外・内底板の周囲に夫々連接した前・横・後の外・内各側板と横内底板とフラップを組合せ配設し、ふたの外天井板と身の外底板を連接する共通の後外側板を配設し、ふたの横外側板と外底板の横外側板の間に形成された四辺形部分を四つに区分し、四辺形と2つの三角形を残し1つの三角形を除いた構成とし。2つの三角形と四辺形を夫々連接し、各境界に折曲げ用けい線と三角形の面上に折曲げ用けい線を設けることにより、1つの三角形が二個の三角形として働く構造の特殊ジョイントを配設し、ふたと身を一体化した接着材料の使用を抑えた構成の打ち抜き材とし、該打ち抜き材に組立て緩衝手段と改ざん防止手段と仕切材の移動防止手段を備えたことを特徴とする組立箱である。
【0009】
【発明の実施の形態】
組立箱の各部材に対する呼称は図1の斜視図に付記したように、半開状態の該組立箱を閉じた状態とした時の開け側を前面として前・横・後とし、ふたの天井板と底板に関しては外・内と幅を加えた各組合せで、側板とフラップに関しては外・内と高さを加えた各組合せで夫々を区分し表現した。
【0010】
第1の課題に対する解決手段は、特殊板紙の対象として木材その他の植物から抽出した繊維の集合体からなるパルプを箱の材料に選んだことであり、該パルプは不要成分を除いた繊維を板状に抄いた製紙原料である中間製品で、最終製品の紙に較べると坪量が同じでも厚みがあり超低密度であるので軽量で柔らかく、平判もしくは巻取られたままのロール状で保存される。
【0011】
パルプの種類には、原料,製造方法,用途等により様々な分類があり、その一部を挙げると原料別では麻パルプ,リンターパルプ,わらパルプ,針葉樹か広葉樹による木材パルプ,合成パルプ等、製造方法別では機械パルプ,クラフトパルプ,ソーダパルプ等、用途別では溶解パルプと製紙用パルプ等があるが、汎用性と価格面を考慮すると木材によるクラフトパルプ,ソーダパルプから選択した製紙用パルプが好ましい。
【0012】
製紙用パルプの諸元のうちで、坪量の範囲は通常40〜300g/m2 、好ましくは100〜275g/m2 、より好ましくは165〜250g/m2 とし、厚みの範囲は通常0.2〜1.5mm、好ましくは0.7〜1.5mm、より好ましくは0.95〜1.4mmである。
【0013】
パルプは、上記のように厚みの割に坪量が小さいため全体が柔軟性に富み、打ち抜き材を人手で折曲げ組立ても、打ち抜き材の切断面で怪我をする恐れの少ない安全な材料で、組立箱が不要になっても溶解による再パルプ化(リサイクル)が可能で、燃焼処理でも発熱により炉を損傷したり異臭を放つことがない。
【0014】
第2の課題に対する解決手段は、ふたと身を別々に製造し順次一体化した従来の方法に較べ、本発明では構造上一体化できない部品のみを除き、最初の段階から前記ふたと身を一体化した構成の組立箱として、プレスにより打ち抜き材料点数と部品点数の削減を達成した。
【0015】
本解決手段により組立箱を構成する材料点数と部品点数と該部品の仕上工程の様子は表1(B)と表2(B)とに示した通りであって、本発明以前の方法が必要とした表1(A)と表2(A)に記載された内容と比較することにより、目的が充分に達成されていることが十分に理解されよう。
【0016】
本発明のふたと身を一体化した構成の組立箱は次の特徴を包含する。
1)ふたを身から開いた際、両者が連接部分を境にして180°以上に開かず、閉じる際に起こりがちな外側板が内側板の中に入り込むトラブルを防止するため、前記ふたと身の両横外側板の間に特殊なジョイントを設置した。
2)ふたの側板部分と天井板部分,身の側板部分と底板部分,前記ふたと身の共通した連接部分(後側板)は全て2重構造とし、2重に折曲げられた側板等の反発が強い部分のけい線は、カッターによる切り目を間欠的に入れたリードけい線として反発を弱めた。
3)側板相互間のフラップも2重(1重部分を含む)としたが、該フラップを収納する隙間を提供する側板に連接して前記2重フラップの厚み相当分の折しろを設け、前記フラップのない部分では直折りとした。
4)単一材料による一体化構造では糊付部分をふた両側面内側のみに減少した。
【0017】
図3に示すように、ふたの天井板に連接した横外側板と身の底板に連接した横外側板の間に設けられた特殊なジョイントは、両横外側板の高さの2辺と前記天井板と底板に挟まれた連接部分である後外側板の高さにより形成された四辺形部分を、折曲げけい線と切断線で1つの四辺形と3つの三角形に区分し、該区分から前記連接部分の端部に接する1つの三角形を取り除いた構成となっている。
【0018】
1つの四辺形と2つの三角形のうち、ふたの外天井板に連接した横外側板の高さを1つ目の三角形の1辺とし、身の外底板に連接した横外側板の高さを四辺形の1辺とし、両形の間に残りの三角形を連接配置して、前記1つの四辺形と2つの三角形が一点で交わる位置を点eとし、外天井板と外底板に挟まれた連接部分である後外側板の高さの中間点fから点eを通る法線と線分ab´との交点f´の関係は、ef´間の距離を交差位置Hとすると次式、
H={連接部分の高さ寸法+材料の厚み寸法×2}×0.55
により表され、こうして得た点eと各三角形の頂点a,b,cを結んで点eと辺aeから角度∠aegを90°に採ると辺cd上の点gの位置が決定し、折曲げ用けい線ad,bc,ce,ef,egが順次線引きできる。
【0019】
本発明の組立箱では2重構造の側板を円滑に折曲げ2重か1重のフラップを巻込み固定する部分は2〜6箇所で、原則として半数が対称的な位置関係にあり、夫々が次の様な寸法範囲に決められている。
1)ふたの両側面が外側へ開き易くなるのを押さえるための2重フラップのうち、内側にくるフラップの高さを連接した側板の高さよりもt1 (材料厚み)mm、外側にくるフラップの高さをt2 (材料厚み+0.5)mmだけ短くする。
2)身の前面が手前側に倒れ(開き)易くなるのを押さえるための2重フラップのうち、内側にくるフラップの高さを連接した側板の高さよりもt1 (材料厚み)mm、外側にくるフラップの高さを連接した側板の高さよりもt2 (材料厚み+0.5)mmだけ短くする。
3)ふたが開いた時、身の後側方向に収容物が移動しないように後面側板に連接して設けた1重フラップの高さを該側板の高さよりもt2 (材料厚み+0.5)mmだけ短くする。
【0020】
外・内側板間の2重フラップを巻込むように収納する重合(合口)部分は、前記フラップの厚み相当分の折しろを持ち、外・内側板の折曲げによる反発力を緩和するために、好ましくは前記折しろを材料厚みt1 の2〜3倍の範囲から組立箱の部位に合わせて選択使用し、前記フラップを収納しない部分では直折りとして、そのけい線を挟んだ折目周辺の材料自体を自己圧縮して弾性力を高め、その力を利用して先に置かれた嵌合部分の係止効果を高めた。
【0021】
第3の課題に対する解決手段は、既述の第1と第2の課題に対する解決手段により副次的に生まれてくる効果も大きく寄与するが、ふたと身を一体化することによる工程の集約化により生まれる効果が最大で、さらに組立箱は殆ど直線の集合体であり一見複雑な形状であっても組立は容易になった。
【0022】
工程の集約化による効果は、余分な工程を削除し必要な加工を集中的に同時もしくは連続して施すことにより得られるものであり、本解決手段による箱の仕上工程が簡素化された様子は表2(B)に示した通りで、従来方法が必要とした表2(A)に記載された仕上工程の内容と比較することでより明らかになる。
【0023】
本解決手段による効果を箱の生産数で見たとき、打ち抜き材を使用し自動製箱機による大量生産、糊付け等の一部を自動化し組立要員の手作業による小量生産の何れの作業をとっても、従来方法に比べて組立要員当たりの生産数を飛躍的に増加することを可能とした。
【0024】
第4の課題に対する解決手段は、既述の第1と第2の課題に対する解決手段による効果に加えて、超低密度の製紙用パルプを使用する際に強度保持の面から必然的に板厚みが増加するが、該製紙用パルプは繊維の隙間に大量の空間を保持するので重さを増すことなく、組立箱の緩衝機能を大幅に増加することを可能とした。
【0025】
また組立箱全体が2重構造で、前・横で外・内側板同士の間で固定されるフラップも2重としているので、既述の製紙用パルプの材料自体が本来持つ緩衝機能に加えて、前記2重構造により構成された隙間の空気層の存在が緩衝機能をより高める相互作用を持ち、さらに2重構造が前記組立箱の積層等に対する強度、即ち耐圧強度を高める結果となっている。
【0026】
第5の課題に対する解決手段は、前述の第4の課題に対する解決手段による効果が大きく寄与したもので、著しい緩衝機能の増加がアンプル,バイアル,注射筒,ドリンク用瓶等の割れやすい医薬用容器を自動充填する際に受ける衝撃力を良く吸収し、且つ組立箱の耐圧強度の向上も併せ自動充填機への装着を可能とした。
【0027】
第6の課題に対する解決手段は、通常片開きの箱では収納物を格納後ふたを閉じ、身との合わせ目に封緘紙を使用するが、組立箱が製紙用パルプで出来ているために、貼着された封緘紙を一端剥離すると該製紙用パルプの表面が該封緘紙に付着したまま剥離し、前記封緘紙は再度糊を使用しなければ貼着できなくなる特徴がある。
【0028】
また本発明になる組立箱は、ふたの開閉により重合(合口)部分が開かないようにフラップの長さを前記ふたの前幅の2/5〜1/2の範囲を好ましい長さとしたので、一度組立た箱は毀損なしに容易に解体できず、従って解体後の廃却品が再使用されることは難しく、封緘紙の着脱と廃却品の再使用等を含めた不正行為、即ち改ざん行為を防止することが可能で、これは従来方式の硬紙で短いフラップを使用した箱では得られない機能である。
【0029】
長方形の組立箱で身の横外・内側板に巻込まれるフラップの長さは、前記ふた幅の1/2としても、該フラップの長さと高さの割合がふたのそれに較べて小さく抜ける可能性を残すので、製紙用パルプから採寸可能な範囲で左右の2重フラップの一方を長く他方を短くし、上・下のフラップではこの関係を逆として夫々のフラップを重ね合わせ、箱を組立るとフラップがより抜けにくくなる。
【0030】
本発明が包含する以上の解決手段は、いずれも極めて大きな効果を伴うことが理解されよう、またパルプは板状化の前後での着色や、板状化後の打ち抜き前後または組立後の印字を可能とした他に、組立箱全体が各部位の組立の際に極力糊を必要としない構造としたため廃却品の解体が容易になる特徴を備えた。
【0031】
従来方法により造られた箱と本発明より造られた組立箱に使用された材料の単位重量を表1(A,B)に併記したが、これ等の材料を使用して出来上った箱の総重量は後者が小さく前者の70%程度で、加えて製作に要する手間と製品の持つ緩衝機能または価格の点でも後者が圧倒的に前者に優り、前者の優位点は僅かに美観の面のみである。
【0032】
製紙用パルプは、その表面に多数の微細な開口と内面に多数の空間を保有するので液の浸透性が高く、従来使用されている一般糊(主成分:アクリル酢ビ共重合樹脂・粘度10,000〜12,000cps・濃度50〜60%)では接着が充分でなく、初期付着力が強く安定性のある専用糊〔(主成分:特殊共重合ビニール系樹脂・粘度14,000〜16,000cps・濃度50〜60%)例えば株式会社ヒラノヤ製のダイレクトボンドVK−10が好ましい〕が使用された。
【0033】
使用する製紙用パルプは板状化のための抄紙過程の段階で、内部繊維に方向性が出来るために組立箱の外面に化粧紙を使用しないときは、該組立箱に外力が働くと該繊維の流れに沿った筋目が現れるが、この現象自体は前記組立箱の強度や緩衝機能や商品性を損なうものではない。
【0034】
本発明になる組立箱の持つ作用は、製紙用パルプ自体が保有する柔らかさと緩衝機能と前記組立箱の生産上の対策であるふたと身の一体化構造と強度上の対策である2重構造との相乗効果により、該組立箱の生産能率を向上し高い耐圧強度と高い緩衝機能を合わせ保持することを可能とした結果、割れ易い医療用容器の自動充填をも可能とした。
【0035】
【実施例】
図1に示した形状は、本発明になる組立箱1(縦200mm×横100mm×高さ24.5mm)の斜視図で、超低密度の特殊板紙(坪量250g/m2 ,厚み1.4mm)を使用して、図2のふた2と身3を一体化した構造の組立用ブランクスを、ホブスト社製の平打抜機オートプラテン(主仕様:SP−102CER,5500回転/時間,圧力15t)で裏から打ち抜いた。
【0036】
ブランクスのふた両面の糊貼はホブスト社製の自動糊貼機(主仕様:ドミノー110M,7000枚/時間)で、糊は株式会社ヒラノヤ製のダイレクトボンドVK−10(主成分:特殊共重合ビニール樹脂,粘度15,000cps/30°C,濃度55%)を使用し、糊の塗布方法は転写タイミング様式を採用して、糊量を27g/m2 塗布して製品とした。
【0037】
本発明になる組立箱の実施例と従来通りの改善前の箱の生産量を比較した結果、生産量は1.7倍強の増加となった。
実施例:7,000ケ/日÷8時間=875ケ/時間÷8人=110ケ/時間
改善前:4,000ケ/日÷8時間=500ケ/時間÷8人=63ケ/時間
【0038】
図2は、本発明になるふた2と身3を一体化した組立箱1の展開図で、右から左にかけてふたの内天井板24と前内側板25とフラップ収納スペース構成用の折しろ51 と前外側板5と外天井板4とふたと身の連接部分に相当する共通の後外側板6と身の外底板7と前外側板8と前内側板28と内底板27と後内側板26とが順次連接する。
【0039】
上・下にたいしては、外天井板4の上に横外側板4Aと横内側板14Aがあり夫々の右方向にフラップ4AA,14AA、下に横外側板4Bと横内側板14Bがあり、夫々の右方向にフラップ4BB,14Bが連接し、外底板7の上に横外側板7Aとフラップ収納スペース構成用の折しろ7A1 と横内側板17Aと内底板27と嵌合する横内底板17A3 、下に外側板7Bとフラップ収納スペース構成用の折しろ7B1 と横内側板17Bと内底板27と嵌合する横底板17B3 が連接し、前外側板8の上にフラップ8AAと下にフラップ8BBが連接し、前内側板28の上・下にフラップ28AA,28BBが連接し、内底板27を挟むように後内側板26の上・下にフラップ26AA,26BBが連接し、ふたの横外側板4A,4Bと身の横外側板7A,7Bが特殊ジョイント6A,6Bで連接され全てが一体化されている。
【0040】
上記の各部位の内、ふたは外天井板4と前外側板5と横外側板4A,4Bとフラップ4AA,4BBと横内側板14A,14Bとフラップ14AA,14BBと内天井板24と前内側板25とで構成され、身は外底板7と横外側板7A,7Bと前外側板8とフラップ8AA,8BBと横内側板17A,17Bと後内側板26とフラップ26AA,26BBと内底板27と横内底板17A3 ,17B3 と外内側板28,フラップ28AA,28BBとで構成され、各板間には一点鎖線で示した折曲げけい線または一点鎖線と太線とで示した切り目付き折曲げけい線が夫々設けられる。
【0041】
特殊ジョイント6A,6Bは、ハッチング部分6A4 ,6B4 が除去された残り2つの三角形6A1 ,6A2 と6B1 ,6B2 と四辺形6A3 と6B3 とから構成され、横内側板17Aには切り目17A1 ,17B1 があり、その切り目に沿って身3の内側に片持梁状に押し出し、身3内面に挿入された仕切材31等の抑え止めの役目をなさしめ(図1参照)、ふたの横内側板14A,14Bの切り欠き14A1 ,14B1 は、内天井板24の突起24A1 ,24B1 をけい線24A2 ,24B2 に沿い折曲げて立てておくと組立時に嵌合し、ふた2の組立部分の剥離を抑止する。
【0042】
ふた2の横内側板14A,14Bの帯状のハッチング部分14A2 ,14B2 は糊付部分で、本発明の箱が殆ど折曲げ部分の組合せで組立を可能としたことを示すもので、また図2の展開図が糊付部分の部材を最初に折曲げ接着することにより、該糊付部分が事後の組立の支障にならないように配慮された一体化構造であることを、以下順を追って詳細に説明をする。
【0043】
図2において、ふた2の横外側板4A,4Bの方向に横内側板14A,14Bを間のけい線(折曲げ用のプレスによる押し溝で以下同じ)に沿い180°折曲げて同板に糊接着し〔図5(A)参照〕、その儘の状態で外天井板4側に横外側板4A,4Bを間のけい線に沿い90°折曲げて起こすが、その際同時に身の底板7側に横外側板7A,7Bを間のけい線に沿い90°折曲げて起こしても、或いは別々に折曲げても特別問題はない。
【0044】
長さLを外天井板4の前幅W1 の1/2としたフラップ4AA,4BBと14AA,14BBを90°折曲げ〔図5(B)参照〕、外天井板4に連接する前外側板5を外天井板4側に間のけい線に沿い90°折曲げるが、予め該フラップの高さと連接する側板の高さW2 ,W3 との寸法(〔0019〕項参照)と前記フラップと連接する部材との間にも、折曲げ用けい線に必要な重なり部分の寸法が考慮されているので、折曲げに際して無理を生じることはなく、前記フラップは14AAは4AAに14BBは4BBに容易に折曲げて重ねられる。
【0045】
次に、フラップ収納スペース構成用の折しろ51 ,前内側板25,内天井板24を順次けい線に沿い内か外方向に90°折曲げるが、内天井板24にはフラップを巻込んだ側板を固定する役目も兼ねるため、けい線24cには図4の拡大図のように10mm間隔の切り目を間欠付与し、巻込み後の側板による折込み部分に掛かる過大な反発力を緩和する。
【0046】
内天井板24を外天井板4に重ねる際、先に重ね合わせた横外・内側板4A,14Aと横外・内側板4B,14Bを、やや外側に開き横内側板14A,14Bの高さW3 を横外側板4A,4Bの高さW2 に較べ(材料の厚み+0.5)mm分短くしたことにより生じた隙間に、内天井板24の両端24a ,24b を挿入込させると横内側板の端面14a,14b で押さえられ、さらに切り欠き14A1 ,14B1 と突起24A1 ,24B1 を嵌合させるとふた2の組立が完了する〔図5(C)参照〕。
【0047】
身3の組立には、前外側板8と前内側板28と内底板27と後内側板26とを順次折曲げるが〔図6(A)参照〕、前外側板8と前内枠板28の間のけい線には、折しろ51 ,7A1 ,7B1 に相当する部分を設けてなく内底板27に働く折曲げによる反発力が大き過ぎないように緩和するために、折曲げけい線26c,28cにもけい線24cと同様に切り目を付与している。
【0048】
フラップ8AAを28AAに8BBを28BBに夫々重ね合わせ、同様にフラップ26AA,26BBを夫々の間のけい線に沿い90°折曲げ、しかるのち外底板部7に内底板27を重ねて合わせ、外底板7の横外側板7A,7Bを間のけい線に沿い90°折曲げた後、折しろ7A1 ,7B1 と横内枠板17A,17Bと横内底板17A3 ,17B3 を、夫々の間のけい線に沿い90°折曲げると前記フラップは巻込み固定され、台形状切り口17a,17bの横内底板17A3 ,17B3 は外底板7に接すると共に内底板27の船底状切り口27a,27bと嵌合〔図6(B,C)参照〕するが、前記フラップと連接する側板の高さw2 ,w3 ,w4 との寸法(〔0019〕項参照)にも、前記フラップと連接する部材間またはけい線の位置にも折曲げによる重なり寸法が考慮されている。
【0049】
身3の内面に挿入された台紙32と波状の成型紙33とでなる仕切材31が身3の中で移動しないようにするため、横内側板17Aと17Bの各面上に備えた切り目17A2 ,17B2 を、身3の内面に片持梁状に押し出して抑え止め17A1 ,17B1 〔図1,図6(C)参照〕とすると、その先端は仕切材31を抑える板バネとしての役割を果たし、切り目17A2 ,17B2 の両端に付した曲線は押し出し時の切り目基部の破損を防止するために役立ち、けい線17Ac,17Bcは折しろ7A1 ,7B1 からくる反発力を軽減するため、既述のけい線24c,26c,28cと同種の構造である。
【0050】
身3側のフラップ26AA,26BBが1重であるために、側板の隅に出来る合口部分からの抜け易さを防止するために、フラップ8AA,8BB,26AA,26BB,28AA,28BBの各長さlを外底板7の横幅w1 の1/2とし〔図1,図7(C)参照〕、さらに折しろ51 に較べ折しろ7A1 と7B1 の幅を狭くして巻込み力と反発力を強め、横内底板17A3 ,17B3 と内底板27との嵌合部分27aと17a,27bと17bに、前記反発力を強い嵌合力に変えて働かしめる。
【0051】
しかし、フラップ8AA,26AA,28AAの長さを図7(D)に示すように、いずれかのフラップ8AA1 ,26AA1 ,28AA1 を材料から採りうる最大の長さとし相対する長さを短くし、かつ上・下で逆の構成として前記フラップ同士を突き合わせ重ねて巻込むとより抜けにくくなる、この構成は図7(A)のフラップ4AAと14AA,4BBと14BBに適用して、図7(B)のフラップ4AA1 と14AA1 ,4BB1 と14BB1 としてもよい。
【0052】
上記のように横内底板17A3 ,17B3 と内底板27が嵌合した面に働く力は、既述のように嵌合部分が夫々台形17a,17aと船底形27bと27bの形状をとることで、内底板27が前外側板8と前内側板28の折曲げ部分からくる反発力により後内側板26側にずれようとする動きを効果的に阻止し、組立たあと身3は安定した形状を接着剤なしに維持することが可能である。
【0053】
この様にして組立られたふた2と身3は共通の後外側板6と、横外側板4A,7Aの間と同様に横外側板4B,7Bの間に備えた図2の特殊ジョイント6A,6Bとにより開閉可能な片開きの組立箱となるが、この特殊ジョイント6A,6Bは左右対称であるため、特殊ジョイント6Bのみの動きを拡大図8(A)から(D)により示し説明する。
【0054】
図8(A)は特殊ジョイント6Bで横外側板4B側に三角形6B2 と横外側板7B側に四辺形6B3 が設置され両者の間に三角形6B1 が位置し、各形の境界には折曲げ用けい線6B12,6B13,6B24,6B37と三角形6B1 の中程にも折曲げ用けい線6B11が左右の辺に平行に刻まれている状態を表し、斜線を施した三角形6A 4 ,6B 4 は切り抜き部分を示した。何れも各形の位置と各けい線の関係は図3と〔0017〕項,〔0018〕項の説明に従っている。
【0055】
組立箱1はふた2が身3を完全に覆う構造なので、その展開図は図2に見られるように共通の後外側板6の形状が台形をなし、身3に対してふた2を被せるように動かすと、特殊ジョイント6Bの各けい線には組立箱1の内側に向く力が働き、図8(B)の閉状態では、先ずけい線6B11が内向きに折れ、けい線6B24,6B37が外向きに折れ、次いでけい線6B12が内向きに折れて三角形6B1 がけい線6B11を境にして約半分が捩じれるように曲がる。
【0056】
図8(C)の更に進んだ閉状態では、けい線6B11を境にした三角形6B1 の約半分の折れ曲がりが三角形6B2 の裏面に接合寸前まで進み、けい線6B12が四辺形6B3 の面に殆ど接する状態になり、けい線6B13は外向きに折れ曲ってけい線6B11とで小三角形を形成する。
【0057】
図8(D)は完全閉状態を平面図で示したが、この段階でけい線6B24を境に90°折れ曲った三角形6B2 の表面は後内側板6の裏面に接し、三角形6B2 の裏面とけい線6B12を境に180°折れ曲った三角形6B1 の裏面が接し、三角形6B1 の表面とけい線6B13を境に180°折れ曲った四辺形6B3 の表面が接し、四辺形6B3 の裏面はけい線6B37を境に90°折れ曲った状態で後内側板26の表面に接し、各接着面は共通の後外側板6の内面と身部3の後内側板26の外面の間に挟まれるようにして納まる。
【0058】
特殊ジョイント6Bを構成する三角形6B1 ,三角形6B2 ,四辺形6B3 の動きは、けい線に沿った動作だけでなく各形自体も湾曲等の変形を伴い動きながら、ふた2と身3の開時の最大角度180°から閉時に至る動きのガイドを兼ねるので、ふた2の後外側板6寄りの端が身3の上に乗り上げることもなくなり開閉が極めて円滑に進むようになった。
【0059】
【比較例】
図9は従来方法による箱34の形状を示し、化粧貼りを施した身35の内に中枠36を備えた後に、化粧貼りを施したふた37を被せて背貼り38で身35を連接して一体化し、身35の内部に緩衝材39と中仕切り材40を挿入する構成で、身35とふた37は硬い厚手の紙が使用されており、全体として箱34は堅牢ではあるが製作に要する手間が大きく、逆に解体しにくく箱自体の緩衝機能も小さく封緘紙に係る改ざん防止効果も殆どない。
【0060】
【発明の効果】
本発明になる組立箱の使用により次の効果を得た。
1)超低密度の材料と強粘着タイプの封緘紙を使用したので、該封緘紙を剥がすと材料の表皮も同時に付着剥離して前記封緘紙の再使用を難しくしたこと、組立箱が一体化された2重構造でフラップの長さを伸ばしたことにより、最小限の糊の使用で破損を伴うことなく解体の難しい所謂改ざん防止対策を施した組立箱を完成した。
2)超低密度の材料と2重構造により緩衝機能が大幅に強化され耐圧強度も改善できたので、組立箱に起因する収容物の破損等の事故発生を確実に防止する可能性を極めて大きくした。
3)組立箱の緩衝機能と耐圧強度の向上により、割れ易い医薬用容器の機械による自動充填を可能にした。
4)組立箱の一体化構造により生産性を大幅に改善した。
5)1.4mm厚みの製紙パルプ(250g/m2 )は、同厚みの板紙(1250g/m2 )に較べ重さが1/5になるので組立箱の軽量化に役立った。
6)製紙用パルプは中間製品であり価格も低く、利用後の再使用(リサイクル)や焼却等の廃棄処理方法の選択範囲を拡げたので、資材調達から製品廃却にいたるトータルの原価逓減に役立った。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる組立箱の斜視図である。
【図2】 図1の組立箱の展開図である。
【図3】 図2の展開図のa部分の拡大図である。
【図4】 図2の展開図のb部分の切り目付けい線拡大図である。
【図5】 箱のふたの組立遷移図で、(A)は側板を折曲げ糊付した状態、(B)はフラップを折曲げ天井板を重ね合わせる寸前の状態、(C)は天井板を重ね合わせふたの組立が完了した状態である。
【図6】 箱の身の組立遷移図で、(A)は内底板を外底板に重ね合わせる前の状態、(B)はフラップを折曲げた状態、(C)は側板を重ね横内底板を内底板の切り込みに嵌合せしめ、抑え止めを張り出して身の組立が完了した状態である。
【図7】 ふたと身のフラップ状態図を示し(A),(C)は同寸フラップの重ね突き合わせ、(B),(D)は異寸フラップの重ね突き合わせである。
【図8】 図1の特殊ジョイント6Bの動作図で、(A)はふたが180°の開状態、(B)はふたが135°の開状態、(C)はふたが90°の開状態の各斜視図、(D)はふたが閉状態の特殊ジョイント部分のみの平面図である。
【図9】 従来方法による箱の斜視図である。
【符号の説明】
1 組立箱
2 ふた
3 身
4 外天井板
4A,4B 横外側板
4AA,4BB フラップ
5 前外側板
51 ,7A1 ,7B1 折しろ
6 後外側板
6A,6B 特殊ジョイント
7 外底板
7A,7B 横外側板
8 前外側板
8AA,8BB フラップ
14A,14B 横内側板
14AA,14BB フラップ
17A,17B 横内側板
17A3 ,17B3 横内底板
24 内天井板
25 前内側板
26 後内側板
26AA.26BB フラップ
27 内底板
28 前内側板
28AA,28BB フラップ
34 箱(従来方法)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a medical container made of a fragile material or shape such as glass housed inside the box by dropping or accidentally giving an impact when handling the box, such as ampoules, vials, syringes, and drinks. The present invention relates to an assembly box having a buffer function for protecting bottles and the like from damage and a function for preventing tampering such as intentional attachment and removal of sealing paper.
[0002]
[Prior art]
Boxes for storing medical containers such as ampoules, vials, syringes, and drink bottles are generally manufactured separately on the lid and body, and a decorative frame is applied to the surface of the core material. After attaching the back and integrating it, a manufacturing method is adopted in which a partition and a cushioning material are inserted to make a finished product. However, since the number of parts required is extremely large, the work process leading to completion is also required. Many.
[0003]
Table 1 (A) shows the number of parts required by the box when producing with the conventional technology and the details of processing performed on the part, and Table 2 (A) shows the order of the finishing process of the box. In this method, the box is completed through 13 finishing steps using 9 types of parts manufactured using 5 types of materials and subjected to a number of processing, but at least a total of 8 processing and finishing personnel Need.
[0004]
[Table 1]
[0005]
[Table 2]
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The biggest problem with boxes for pharmaceutical containers such as ampoules, vials, syringes, and drink bottles is that they are not damaged before the stored items in the box are used. The box made of a structure and material having an effective buffer function and strength has been sought, but no decisive thing has been made.
[0007]
In the present invention, in order to achieve the above-mentioned problems, the present invention has been achieved with the object of solving the following six main problems.
1) Use recyclable materials that prevent environmental injuries at the edges of the material during assembly and are adaptable to the environment.
2) Significantly reduce the number of materials and parts that make up the box as an integral assembly type, and gradually reduce the time required to process and finish the parts.
3) Simplify the box finishing process and expand automatic assembly and production capacity per person.
4) Select a structure that greatly increases the cushioning function and pressure resistance for both the box lid and the body.
5) Enable automatic filling of pharmaceutical containers.
6) Assembled boxes with anti-tampering measures such as unauthorized use after use and peeling and re-sticking of sealing paper.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present inventionFront / side / back / outside / inner side plates and side inner bottom plates and flaps are connected to the outside / inner ceiling plate and the outside / inner bottom plate using ultra-low density special paperboard.TheA common rear and outer plate that connects the outer ceiling plate of the lid and the outer bottom plate of the body is arranged, and is arranged between the lateral outer plate of the lid and the lateral outer plate of the outer bottom plate.The formed quadrilateral portion is divided into four parts, and the four-sided shape and two triangles are left, and one triangle is excluded. Two triangles and a quadrilateral are connected to each other, and a special joint with a structure in which one triangle acts as two triangles by providing a folding threshold on each boundary and a folding threshold on the face of the triangle. Arranged,A punching material having a structure that suppresses the use of an adhesive material in which the lid and the body are integrated, and the punching materialInAn assembly box comprising assembly buffer means, falsification prevention means and partition material movement prevention means.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in the perspective view of FIG. 1, the names of the members of the assembly box are the front, side, and rear, with the open side when the assembly box in the half-open state is closed as the front, The bottom plate is divided and expressed by the combination of outside / inside and width, and the side plate and the flap are divided by the combination of outside / inside and height.
[0010]
The solution to the first problem is that a pulp made of an aggregate of fibers extracted from wood or other plants is selected as the material of the box as a target of the special paperboard. An intermediate product, which is a papermaking raw material that is made into a paper shape, and has the same basis weight, thickness and ultra-low density compared to the final product paper, so it is lightweight and soft, and stored in a roll that remains flat or wound. Is done.
[0011]
There are various types of pulp depending on the raw material, production method, application, etc., and to name a few, hemp pulp, linter pulp, straw pulp, wood pulp made from coniferous or hardwood, synthetic pulp, etc. There are mechanical pulp, kraft pulp, soda pulp, etc. by method, and dissolved pulp and paper pulp, etc. by application, but considering the versatility and price, paper pulp selected from kraft pulp and soda pulp made of wood is preferable. .
[0012]
Among the specifications for paper pulp, the basis weight is usually 40 to 300 g / m.2, Preferably 100 to 275 g / m2, More preferably 165 to 250 g / m2The thickness range is usually 0.2 to 1.5 mm, preferably 0.7 to 1.5 mm, more preferably 0.95 to 1.4 mm.
[0013]
Pulp is a safe material that has a small basis weight for its thickness as described above, so the whole is very flexible, and even if the punched material is folded and assembled manually, there is little risk of injury on the cut surface of the punched material. Even if the assembly box is no longer necessary, repulping (recycling) by melting is possible, and even in the combustion process, the furnace is not damaged or gives off an odor due to heat generation.
[0014]
The solution to the second problem is that the lid and the body are integrated from the first stage, except for parts that cannot be structurally integrated in the present invention, compared to the conventional method in which the lid and the body are separately manufactured and sequentially integrated. As an assembly box with a simplified structure, the number of punched materials and parts was reduced by pressing.
[0015]
Table 1 (B) and Table 2 (B) show the number of materials, the number of parts, and the finishing process of the parts constituting the assembly box according to this solution, and a method prior to the present invention is required. By comparing with the contents described in Table 1 (A) and Table 2 (A), it will be fully understood that the object has been sufficiently achieved.
[0016]
The assembly box of the present invention in which the lid and the body are integrated includes the following features.
1)When the lid is opened from the body, both the lid and the body are not opened to prevent the outer plate from opening more than 180 ° at the connection part and the outer plate that tends to occur when closing the lid from entering the inner plate. A special joint was installed between the lateral outer plates.
2)The side plate part and the ceiling plate part of the lid, the side plate part and the bottom plate part of the body, and the joint part (rear side plate) common to the lid and the body are all made of a double structure, and the repulsion of the double bent side plate is strong. The part of the wire was weakened as a lead wire with intermittent cuts made by a cutter.
3)The flaps between the side plates are also doubled (including the single portion), but a folding margin corresponding to the thickness of the double flaps is provided in connection with the side plate providing a gap for storing the flaps. It was assumed that it was a straight fold in the part that was not.
Four)In an integrated structure with a single material, the glued part was reduced only to the inside of both sides of the lid.
[0017]
As shown in FIG. 3, a special joint provided between the lateral outer plate connected to the ceiling plate of the lid and the lateral outer plate connected to the bottom plate of the body includes two sides of the height of both lateral outer plates and the ceiling plate. The quadrilateral portion formed by the height of the rear outer plate, which is a connecting portion sandwiched between the bottom plate and the bottom plate, is divided into a quadrilateral and three triangles by a folding line and a cutting line, and the connection is made from the division. The configuration is such that one triangle in contact with the end of the portion is removed.
[0018]
Of one triangle and two triangles, the height of the lateral outer plate connected to the outer ceiling plate of the lid is the one side of the first triangle, and the height of the lateral outer plate connected to the outer bottom plate of the body is One side of the quadrilateral, the remaining triangles are contiguously arranged between the two shapes, the point where the one quadrilateral and the two triangles intersect at one point is point e, and is sandwiched between the outer ceiling plate and the outer bottom plate The relationship of the intersection point f ′ between the normal line passing through the point e from the midpoint f of the height of the rear outer plate, which is the connecting portion, and the line segment ab ′ is as follows:
H = {height dimension of connecting portion + material thickness dimension × 2} × 0.55
By connecting the point e thus obtained and the vertices a, b, and c of each triangle and taking the angle ∠ aeg from the point e and the side ae at 90 °, the position of the point g on the side cd is determined. Bending lines ad, bc, ce, ef, and eg can be drawn sequentially.
[0019]
In the assembly box of the present invention, the side plate having the double structure is smoothly folded and the portion where the double or single flap is wound and fixed is 2 to 6 portions, and in principle, half of them are in a symmetrical positional relationship. The following dimension range is determined.
1)Of the double flaps to prevent the lids from opening easily on both sides, the height of the flaps on the inside is more than the height of the side plates connected to each other.1(Material thickness) mm, t is the height of the outer flap2Shorten by (material thickness + 0.5) mm.
2)Of the double flaps to prevent the front of the body from falling down (opening) easily, t is higher than the height of the side plate connecting the inner flaps.1(Material thickness) mm, t is higher than the height of the side plate connecting the height of the flaps on the outside2Shorten by (material thickness + 0.5) mm.
3)When the lid is opened, the height of the single flap connected to the rear side plate so that the contents do not move in the rearward direction of the body is set to be higher than the height of the side plate.2Shorten by (material thickness + 0.5) mm.
[0020]
In order to relieve the repulsive force caused by the bending of the outer and inner plates, the overlapping part that accommodates the double flaps between the outer and inner plates has a folding margin equivalent to the thickness of the flaps. Preferably, the margin is the material thickness t1It is selected and used according to the part of the assembly box from the range of 2 to 3 times, and the part that does not store the flap is directly folded, and the elastic material is self-compressed around the crease across the ridgeline. Increased, using the force, enhanced the locking effect of the fitting part placed first.
[0021]
The solution to the third problem greatly contributes to the effect that is born as a result of the solution to the first and second problems described above, but the process is integrated by integrating the lid and the body. As a result, the assembly box is almost an assembly of straight lines, making it easy to assemble even if it has a complicated shape.
[0022]
The effect of process integration is obtained by eliminating unnecessary processes and performing necessary processing intensively simultaneously or continuously. The state of the box finishing process by this solution is simplified. As shown in Table 2 (B), it becomes clearer by comparing with the contents of the finishing process described in Table 2 (A) required by the conventional method.
[0023]
When looking at the effects of this solution in terms of the number of boxes produced, either punching materials are used for mass production by automatic box making machines, or part of small volume production by manual assembly personnel by automating parts such as gluing. It is possible to dramatically increase the number of production per assembly staff compared to the conventional method.
[0024]
The solution to the fourth problem inevitably has a plate thickness from the standpoint of maintaining strength when using ultra-low density paper pulp, in addition to the effects of the solutions to the first and second problems described above. However, since the papermaking pulp retains a large amount of space in the gaps between the fibers, the buffer function of the assembly box can be greatly increased without increasing the weight.
[0025]
In addition, the entire assembly box has a double structure, and the flaps fixed between the outer and inner plates in front and side are also doubled, so in addition to the buffer function inherent to the paper pulp material itself already mentioned In addition, the presence of the air layer in the gap formed by the double structure has an interaction that further enhances the buffer function, and the double structure further increases the strength against the stacking of the assembly boxes, that is, the pressure resistance. .
[0026]
The solution to the fifth problem is a significant contribution of the effect of the solution to the fourth problem described above, and a marked increase in the buffer function is easily broken such as ampoules, vials, syringes, drink bottles, etc. The impact force received during automatic filling is well absorbed, and the pressure resistance of the assembly box is improved, making it possible to attach to an automatic filling machine.
[0027]
The solution to the sixth problem is that in a normally open box, the container is stored and then the lid is closed, and a sealing paper is used at the joint with the body, but the assembly box is made of paper pulp, When the attached sealing paper is once peeled off, the surface of the papermaking pulp is peeled off while adhering to the sealing paper, and the sealing paper has a characteristic that it cannot be attached unless glue is used again.
[0028]
Moreover, the assembly box according to the present invention has a preferable length in the range of 2/5 to 1/2 of the front width of the lid so that the polymerization (abutment) portion does not open by opening and closing the lid. Once assembled, the box cannot be easily dismantled without damage, so it is difficult to reuse the dismantled product after dismantling, and fraudulent acts including tampering with the sealing paper and reuse of the discarded product, that is, falsification. This is a function that cannot be obtained with a conventional hard paper box using short flaps.
[0029]
Even if the length of the flap wound on the lateral and inner plates of the rectangular assembly box is 1/2 of the lid width, the ratio of the length and height of the flap may be smaller than that of the lid. As long as one of the left and right double flaps is long and the other is short within the range that can be measured from the pulp for papermaking, the upper and lower flaps are reversed and the flaps are overlapped. The flap is more difficult to remove.
[0030]
It will be understood that all of the above-mentioned solutions included in the present invention are accompanied by extremely great effects, and the pulp is colored before and after plate formation, and is printed before and after punching or after assembly. In addition to the possibility, the entire assembly box has a structure that requires as little glue as possible when assembling each part.
[0031]
Table 1 (A, B) shows the unit weights of the materials used for the box made by the conventional method and the assembly box made by the present invention. The boxes made using these materials The total weight of the latter is small, about 70% of that of the former. In addition, the latter is overwhelmingly superior to the former in terms of the labor required for production and the shock-absorbing function or price of the product. Only.
[0032]
Papermaking pulp has a large number of fine openings on its surface and a large number of spaces on its inner surface, so that it has high liquid permeability. Conventional glue (main component: acrylic vinyl acetate copolymer resin, viscosity 10) , 12,000 to 12,000 cps (concentration 50 to 60%), the adhesive is not sufficient, and the initial adhesive strength is strong and stable. [(Main component: Special copolymer vinyl resin / viscosity 14,000 to 16, 000 cps / concentration 50-60%), for example, Direct Bond VK-10 manufactured by Hiranoya Corporation is preferred].
[0033]
The papermaking pulp to be used is in the stage of paper making process to make a plate, and the internal fibers can be oriented, so when decorative paper is not used on the outer surface of the assembly box, the external fibers act on the assembly box to apply the fibers. However, this phenomenon itself does not impair the strength, buffer function, and commerciality of the assembly box.
[0034]
The function of the assembly box according to the present invention is that the papermaking pulp itself has the softness and cushioning function, and the lid and body integrated structure, which is a countermeasure for production of the assembly box, and the double structure, which is a countermeasure for strength. As a result of improving the production efficiency of the assembly box and maintaining a high pressure strength and a high buffering function, it is possible to automatically fill a medical container that is easily broken.
[0035]
【Example】
The shape shown in FIG. 1 is a perspective view of an assembly box 1 (vertical 200 mm × width 100 mm × height 24.5 mm) according to the present invention, and an ultra-low density special paperboard (basis weight 250 g / m).2, Thickness 1.4mm), the blank for assembly having a structure in which the
[0036]
The glue on both sides of the blanks is glued by Hobst's automatic glue glue machine (main specifications: dominault 110M, 7000 sheets / hour). Resin, viscosity 15,000 cps / 30 ° C, concentration 55%), and the paste application method adopts a transfer timing system, and the amount of glue is 27 g / m.2The product was coated.
[0037]
As a result of comparing the production amount of the example of the assembly box according to the present invention and the box before improvement as usual, the production amount increased by a little over 1.7 times.
Example: 7,000 / day ÷ 8 hours = 875 / hour ÷ 8 people = 110 / hour
Before improvement: 4,000 items / day ÷ 8 hours = 500 items / hour ÷ 8 people = 63 items / hour
[0038]
FIG. 2 is a development view of the
[0039]
For the upper and lower sides, there are a lateral
[0040]
Among the above parts, the lid is the
[0041]
[0042]
14A of strip | belt-shaped hatching parts of the horizontal
[0043]
In FIG. 2, the lateral
[0044]
Length L is front width W of
[0045]
Next, the
[0046]
When the
[0047]
For assembling the
[0048]
Flap 8AA is overlapped with 28AA and 8BB is overlapped with 28BB, respectively, and flaps 26AA and 26BB are similarly bent 90 ° along the line between them. 7 After bending the lateral
[0049]
In order to prevent the
[0050]
Since the flaps 26AA, 26BB on the side of the
[0051]
However, the lengths of the flaps 8AA, 26AA, and 28AA are as shown in FIG.1, 26AA1,
[0052]
Side inner
[0053]
The
[0054]
FIG. 8A shows a special joint 6B with a
[0055]
Since the
[0056]
In the further closed state shown in FIG.11Triangle 6B with the border1About half of the bend is
[0057]
FIG. 8D shows a completely closed state in a plan view.twenty four
[0058]
[0059]
[Comparative example]
FIG. 9 shows the shape of the box 34 according to the conventional method. After the
[0060]
【The invention's effect】
The following effects were obtained by using the assembly box according to the present invention.
1)Since a very low density material and strong adhesive type sealing paper were used, peeling off the sealing paper also caused the material skin to adhere and peel at the same time, making it difficult to reuse the sealing paper, and the assembly box was integrated By extending the length of the flap with a double structure, an assembly box with a so-called falsification prevention measure that is difficult to dismantle without being damaged by using a minimum amount of glue was completed.
2)The ultra-low density material and the double structure have greatly enhanced the buffer function and improved the pressure resistance, which greatly increases the possibility of reliably preventing accidents such as damage to the contents caused by the assembly box.
3)The packaging box's cushioning function and improved compressive strength enable automatic filling of fragile pharmaceutical containers with machines.
4) Productivity has been greatly improved by the integrated structure of the assembly box.
Five)1.4 mm thick paper pulp (250 g / m2) Is the same thickness of paperboard (1250 g / m2) Was 1/5 of the weight, which helped to reduce the weight of the assembly box.
6)Papermaking pulp is an intermediate product and is low in price, and has expanded the range of waste disposal methods such as reuse (recycling) and incineration after use, which has helped to reduce the total cost from material procurement to product disposal. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an assembly box according to the present invention.
2 is a development view of the assembly box of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a portion a of the development view of FIG. 2;
4 is an enlarged view of a score line of a portion b in the developed view of FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is an assembly transition diagram of a box lid, (A) is a state in which a side plate is folded and glued, (B) is a state just before folding a flap and overlapping a ceiling plate, and (C) is a ceiling plate. This is a state where the assembly of the overlapping lid is completed.
6A and 6B are assembly transition diagrams of the box, in which (A) shows a state before the inner bottom plate is overlaid on the outer bottom plate, (B) shows a state in which the flap is folded, and (C) shows a side inner plate that is overlapped with side plates. It is in a state where the assembly of the body is completed by fitting it into the notch of the inner bottom plate and overhanging the restraining stopper.
FIGS. 7A and 7C show the state of flaps of the lid and the body. FIGS. 7A and 7C are overlapped butts of the same size flaps, and FIGS.
8A and 8B are operation diagrams of the special joint 6B in FIG. 1. FIG. 8A is a state where the lid is 180 ° open, FIG. 8B is a state where the lid is 135 ° open, and FIG. 8C is a state where the lid is 90 °. (D) is a plan view of only the special joint portion with the lid closed.
FIG. 9 is a perspective view of a box according to a conventional method.
[Explanation of symbols]
1 Assembly box
2 lids
3 bodies
4 Outer ceiling board
4A, 4B Lateral outer plate
4AA, 4BB flap
5 Front outer plate
51, 7A1, 7B1 Break
6 Rear outer plate
6A, 6B Special joint
7 Outer bottom plate
7A, 7B Lateral outer plate
8 Front outer plate
8AA, 8BB flap
14A, 14B Horizontal inner plate
14AA, 14BB flap
17A, 17B Horizontal inner plate
17AThree, 17BThree Horizontal inner bottom plate
24 Inside ceiling board
25 Front inner plate
26 Rear inner plate
26AA. 26BB flap
27 Inner bottom plate
28 Front inner plate
28AA, 28BB flap
34 boxes (conventional method)
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13948896A JP3839522B2 (en) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | Assembly box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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