JP3839435B2 - オーブン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製菓、製パン、ピザ等の調理焼成加工等において使用される固定式、トンネル式等のガスオーブン装置の改良に係り、特に焼板下方に配置する長尺状のガスバーナーにおける炎孔の火移りが確実であり、被加工物に対する焼きムラを解消し、またオーブン装置のドアの開閉、焼成物の生地の状態、オーブンの据え付け状態、下火ガスバーナーの炎の状態等によっても加熱部位の選択調整、均等な熱の調整拡散を行えるようにしたオーブン装置に関するものである。
従来から、製菓、製パン、ピザ等の調理、焼成加工には一般的にガスオーブン装置が使用されており、例えば本出願人自身が提案した特許文献1に開示されているように、オーブン窯内の熱板上方の左右に配した遠赤外線シュバンクバーナー等の上部熱源から発生した遠近赤外線をオーブン窯内の天井内側面に配した反射機構によって反射させて熱板上の被加工物に照射し、同時に熱板下方に配置した下部熱源によって熱板上の被加工物を直接加熱することで、熱板上のピザ、パン、カステラ、グラタン等の被加工物を加熱処理するようにしている。
また、従来のガスバーナー構造としては、特許文献2乃至5に開示されているように、バーナーパイプと火移り用の熱板とから成る複数のガスバーナーが矩形の炉床に対して不動の状態で個別に並設され、点火機構が各ガスバーナ毎に設けられた構成となっている。そして、熱板は、耐熱性のある帯状金属板を半円弧状断面となるように屈曲形成され、その断面の開放部が下向きとなる姿勢でバーナーパイプに支持されるよう当該バーナーパイプの上方に一定の間隔をあけて前後に架設され、しかもバーナーパイプと熱板との間隔を維持するために熱板の後端部は、後桟から炉床内に突出させたブラケットによって支持され、他方の前端部はバーナーパイプに設けたブラケットによって支持された構成となっている。
さらには、従来のガスバーナー構造では、下火ガスバーナー上側を覆うように底板の上に下火邪魔板を取り付け、その上部にはパンチング板等をビス止めして当該パンチング板上側に配した散らし熱板により下火ガスバーナーの熱流を散らして炉床に均等に熱が伝わるようにしていた。
特開平12−116305号公報 特開平6−229518号公報(図1乃至図3参照) 特開平6−229520号公報(図1乃至図3参照) 特開平6−229521号公報(図1乃至図3参照) 特開平10−253015号公報(図1、図2参照)
しかしながら、従来におけるガスバーナー構造では点火装置が各ガスバーナー毎に設けられているため、部品点数が増えてしまうと共に、製造コストも上がってしまう。例えば全ての各ガスバーナーの一端にはそれぞれ独自の点火機構を設けたり、炉床上で並設された2本のガスバーナーそれぞれの略中央に、両端点火部が向けられた状態に棒状の点火装置が渡設状に配置されたりしていた。しかも、個別に並設されている各バーナーパイプ同士の間には何も熱源が無いため、熱板上の被加工物に対して焼きムラが発生してしまう等、熱板全体を満遍なく焼き込むことができないものとなってしまう。また、火移り用の覆い板は、バーナーパイプの上方に一定の間隔をあけて前後に架設されている所謂固定式であるため、ガスの種類・圧力等に応じて、バーナーパイプに形成された炎孔の口径とピッチを変化させて火移りを容易にしたり、あるいはバーナーパイプに対して覆い板自体の傾きを変化させたりするための機構を設けたりする等の必要があるため、構成が複雑となり製造コストも大幅に嵩んでしまう。
また、従来のガスバーナー構造では、炉床に対してバーナーパイプ自体が不動であるため、熱板に対する加熱ムラを解消させることが困難であった。
さらに、従来のガスバーナー構造では、下火邪魔板の上部にパンチング板等をビス止めして当該パンチング板上側に配した散らし熱板により下火ガスバーナーの熱流を散らすものとしていたので、オーブン装置のドアの開閉、焼成物の生地の状態、オーブンの据え付け状態、下火ガスバーナーの炎の状態等により、均等に熱を拡散させることが充分に行われないものであった。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、点火機構の各ガスバーナ毎への設置の必要性を無くして部品点数を削減し、製造コストを低減できるものとし、しかも、個別に並設されている各バーナーパイプ同士の間においても、熱板に対する均一な熱の伝達が可能となることで加熱ムラの発生を無くして熱板自体を満遍なく焼き込むことができ、また、従来の如く、ガスの種類・圧力等に応じてバーナーパイプに形成された炎孔の口径、ピッチ等を変化させたり、あるいはバーナーパイプに対して熱板自体の傾きを変化させたりする等の複雑な機構を設ける必要性がなくなり、これによってガスの種類・圧力等に関係なく火移りが確実となり、さらに被加工物に対する焼きムラを解消させることができ、しかもオーブン装置のドアの開閉、焼成物の生地の状態、オーブンの据え付け状態、下火ガスバーナーの炎の状態等によっても均等に熱を調整拡散させることができるものとしたオーブン装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、オーブン窯P内の熱板3上に置かれた被加工物Wに対し加熱処理を行うよう熱板3下方に当該熱板3自体を加熱するガスバーナー構造の下部熱源5が配置されているオーブン装置において、下部熱源5は、熱板3下方に設けられている炉床上に複数が並列配置され、複数の炎孔16を長手方向に沿って離間配置して成るパイプ状の主バーナー11と、各主バーナー11それぞれの相互間、例えばその略中央部同士に渡設連結され、複数の炎孔16を長手方向に沿って離間配置して成るパイプ状の渡し用副バーナー12と、各主バーナー11の何れか一つに設けられた点火機構13とを備えたものである。
オーブン窯P内の熱板3上に置かれた被加工物Wに対し上方に向けられ、輻射熱を発射させてから反射機構6によって乱反射させて熱板3上に拡散放射して加熱処理を行なう上部熱源4を含むものとできる。
各バーナー11,12の炎孔16の上方を所定の間隔を隔てて覆う火移り板22と、炎孔16からの離間距離を調整するよう各バーナー11,12に対し火移り板22を上下にスライドさせて固定可能とした火移りピッチ変更調整手段21を備えたものとできる。
オーブン窯P内の熱板3上に置かれた被加工物Wに対し加熱処理を行うよう熱板3下方に当該熱板3自体を加熱するガスバーナー構造の下部熱源5が配置されているオーブン装置において、下部熱源5が固定配置され、スライド調整用の長孔32Aを備えたガイド枠部32と、熱板3下方の炉床上に配され、ガイド枠部32の長孔32Aに挿通してねじ込ませた固定ネジ手段33を介してガイド枠部32自体を炉床上に固定可能にした固定枠部34とから成る下部熱源5の移動調整手段31を備えたものとできる。
オーブン窯P内の熱板3上に置かれた被加工物Wに対し加熱処理を行うよう熱板3下方に当該熱板3自体を加熱するガスバーナー構造の下部熱源5が配置されているオーブン装置において、熱板3下方の炉床上に配された下部熱源5を覆うよう枠組配置された補助枠棚42と、補助枠棚42に対し移動配置可能にした、例えばパンチング板構造の熱散らし用の補助邪魔板43とから成る邪魔板調節手段41を備えたものとできる。
以上のように構成された本発明に係るオーブン装置にあって、熱板3下方に設けられている炉床上に複数が並列配置された下部熱源5における各主バーナー11それぞれに渡設連結された渡し用副バーナー12は、各主バーナー11の何れか一つに設けられた点火機構13の点火作動により、当該渡し用副バーナー12を介して他の各主バーナー11への点火を火移りによって可能にさせると共に、熱板3に対する均一な熱の伝達を可能させる。特に、主バーナー11の略中央部相互間で渡し用副バーナー12を渡設しておくことで、一方の主バーナー11からの他方の主バーナー11への火移りを一層効率的に、また確実にさせる。
上部熱源4は、反射機構6に対し蓄熱率・輻射効率を付与させ、この反射機構6によって熱板3上にある被加工物Wの全般のものに対し、上部熱源4の輻射による照射加熱効率を向上させる。
火移りピッチ変更調整手段21は、各バーナー11,12に対し火移り板22を上下にスライドさせ、固定させることで、炎孔16からの離間距離を調整させる。
下部熱源5の移動調整手段31は、長孔32Aに挿通してねじ込ませた固定ネジ手段33を一端緩めてから固定枠部34に対してガイド枠部32をスライドさせた後に固定ネジ手段33を締め付けることで、熱板3下方の炉床上で任意の位置に各バーナー11,12を移動配置させる。
邪魔板調節手段41は、熱散らし用の補助邪魔板43を補助枠棚42に対して抜き差し、移動配置させることで、炉床上の熱板3に対し均等に熱を拡散させる。
本発明にあっては、点火機構の各ガスバーナ毎への設置の必要性を無くして、部品点数を削減し、製造コストを低減できるものとし、しかも、個別に並設されている各主バーナー11、副バーナー12同士の間においても、熱板3に対する均一な熱の伝達が可能となることで焼きムラの発生を無くして熱板3自体を満遍なく焼き込むことができる。また、従来の如く、ガスの種類・圧力等に応じて、主バーナー11、副バーナー12に形成された炎孔16の口径、ピッチ等を変化させたり、あるいは主バーナー11、副バーナー12に対して熱板3自体の傾きを変化させたりする等の複雑な機構を設ける必要性がなくなり、これによってガスの種類に関係なく火移りが確実となり、さらに被加工物に対する焼きムラを解消させることができる。しかもオーブン装置のドアの開閉、焼成物の生地の状態、オーブンの据え付け状態、下火ガスバーナーの炎の状態等によっても均等に熱を拡散させることができる。
すなわちこれは本発明が、下部熱源5は、熱板3下方に設けてある炉床上に複数が並列配置され、複数の炎孔16を長手方向に沿って離間配置して成るパイプ状の主バーナー11と、各主バーナー11同士に渡設連結され、複数の炎孔16を長手方向に沿って離間配置して成るパイプ状の渡し用副バーナー12と、各主バーナー11の何れか一つに設けられた点火機構13とを備えたからであり、これにより、点火機構の各ガスバーナ11毎への設置の必要性を無くして、部品点数を削減し、製造コストを低減できるものとし、しかも、個別に並設されている各主バーナー11同士の間においても、熱板3に対する均一な熱の伝達が可能となることで被加工物Wの焼きムラの発生を無くして熱板3自体を満遍なく焼き込むことができる。
また、オーブン窯P内の熱板3上に置かれた被加工物Wに対し上方に向けられ、輻射熱を発射させてから反射機構11によって乱反射させて熱板上に拡散放射して加熱処理を行なう上部熱源10を含むので、反射機構11の蓄熱率・輻射効率を向上することができて被加工物Wの全般のものに対して効率良く照射することができる。さらに下部熱源2からの輻射による対流熱を調整することができて熱板3の下方のみが極端に高温状態となるのを防止でき、これによって熱板3上の被加工物Wの下面だけが局部的に焦げてしまうようなことを回避できる。
そして、各バーナー11、12の炎孔16の上方を所定の間隔を開けて覆う火移り板22と、炎孔16からの離間距離を調整するよう各バーナー11、12に対し火移り板22を上下にスライドさせて固定可能とした火移りピッチ変更調整手段21を備えたので、従来の如く、ガスの種類・圧力等に応じて、主バーナー11、副バーナー12に形成された炎孔16の口径、ピッチ等を変化させたり、あるいは主バーナー11、副バーナー12に対して熱板3自体の傾きを変化させたりする等の複雑な機構を設ける必要性がなくなるのである。そして、各主バーナー11、副バーナー12に対し火移り板22を上下にスライドさせて固定するだけで、ガスの種類・圧力等に関係なく容易に火移り調節が可能となり、点火機構13からの炎孔16それぞれに対しての点火の火移りを確実にする。しかもこのようにガスの種類・圧力等が異なった場合でも容易に火移り調整ができるため、製菓、製パン、ピザ等の調理・加工業者は各バーナー11,12をガスの種類に応じて買い替える等の手間がなくなるのである。
さらに、下部熱源5が固定配置され、スライド調整用の目盛り付きの長孔32Aを備えたガイド枠部32と、熱板3下方の炉床上に配され、ガイド枠部32の長孔32Aに挿通してねじ込ませた固定ネジ手段33を介してガイド枠部32自体を炉床上に固定可能にした固定枠部34とから成る下部熱源5の移動調整手段31を備えたので、固定ネジ手段33を一旦緩めてから固定枠34に対してガイド枠32をスライドさせた後に固定ネジ手段33を締め付けることで、熱板3下方の炉床上で任意の位置に各主バーナー11、副バーナー12を移動配置させることができ、熱板3に対する加熱ムラを容易に解消させることができる。
加えて、熱板3下方の炉床上に配された下部熱源2を覆うよう枠組配置された補助枠棚42と、補助枠棚42に対し移動配置可能にした熱散らし用の補助邪魔板43とから成る邪魔板調節手段41を備えたので、オーブン装置のドアの開閉状態、焼成物の生地の状態、オーブンの据え付け状態、下部熱源2の炎の状態等に関係せずに炉床上の熱板3に対し均等に熱を拡散させることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
(オーブン窯P)
以下図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号Pはオーブン外壁1A、オーブン内壁1B、オーブン底壁1Cそれぞれによって焼成庫1が略密閉構造に形成された断熱性のオーブン窯であり、例えばパッキン部材2Aを介して前面に揺動、スライド等によって開閉される開閉扉2によって焼成庫1が開閉され、オーブン底壁1Cに配した熱板3上にピザ、パン、カステラ、グラタン等その他の調理焼成すべき各種の被加工物Wが載置されるようになっている。そしてこの焼成庫1内部の左右には、摺動機構もしくは回転機構等による不図示の焼きムラ調整機構を備えた例えば上方に向けられている例えばセラミックヒーター、赤外線シュバンクバーナー、ガスバーナー等の上部熱源4が配置され、また熱板3下方には熱板3自体を加熱するガスバーナー式の下部熱源5が前記オーブン底壁1Cである炉床上に配置されている。
これらの上下部熱源4,5によってオーブン窯Pの焼成庫1内部が例えば300℃前後の温度、例えばピザの場合には約5〜10分等の短時間にて約400℃の高温で、パンや焼菓子の場合には約10〜40分等の長時間にて約200℃前後の中温で加熱されるようにしてある。特に上部熱源4による加熱に際し焼成庫1内の上部側に配装された高蓄熱性および高輻射率を有する例えばアルミニウム製等のパイプ部材を複数並設して成る反射機構6によって所定の輻射熱を熱板3上の被加工物Wに照射させて加熱する。また焼成庫1内部の天井であって反射機構6が設けられている箇所には外部へ通じる熱抜用の排気通路7を設けることにより当該焼成庫1内部に対流を生じさせて所定の加熱雰囲気が形成されるようにしてある。
また熱板3の左右両側のオーブン内壁1B側には、下部熱源5からの熱気を対流によって焼成庫1内部側へ導入するために、オーブン内壁1B面に付設された固定部材8を介して略L枠状のタレ板9が固定されて成る熱気通路10を形成してある。尚、この熱気通路10は、下部熱源5からの火力を微調整するための例えば開閉移動可能な仕切調整タレ板構造の対流熱調整機構によって形成されていても良い。さらに、上下部熱源4,5の寿命を伸ばすために、焼成庫1内部の後側面もしくは左右側面に設けた給気口から焼成庫1内部に外気を送り込んで上下部熱源4,5自体の裏側部分を自然対流によって冷却するための不図示の熱源冷却機構を備えていても良い。
(反射機構6)
図1、図2に示すように、反射機構6はその外表面によって上部熱源4からの遠近赤外線等による輻射熱を乱反射させてシャワーの如く熱板3上に拡散放射し、熱板3上に置かれている生地材料等の被加工物Wを包み込むような熱回りで焼き上げるようにして加熱処理を行なうものである。すなわち、反射機構6は、複数の取付部が配列されていて、焼成庫1の例えば前後側壁内側面に前後で対称的に配置形成した支持部材と、前後の取付部それぞれによって焼成庫1の前後に沿って支持される例えばステンレス製芯棒材による小径パイプ状の支持棒材と、この支持棒材外側に挿通されることで支持される大径パイプ状の反射部材とを備えて成るものである。
支持部材は反射部材を装架支持する焼成庫1内においての上部乃至その近傍に位置させて例えばネジ止め、溶接等によって固着配置されており、図示例にあっては焼成庫1内の上部の中央部、上部の左右両側部それぞれに分割して配置されている。この支持部材自体は、焼成庫1の前後側壁内側面にネジ止め等によって当接固着される固着片の下縁に略水平状にして折曲形成した連結片に、固着片と略平行な取付支持片を更に折曲形成することで断面で略溝形状を呈すると共に、取付支持片にその上縁で開放されている溝状のあるいは孔状の複数の取付部を配列形成し、支持棒材は支持部材相互間にその取付部への嵌合によって架け渡されるように支持されている。
反射部材は、蓄熱を高め且つ輻射効率を大きくするため、支持棒材に比し大径の例えばアルミニウム製等の熱伝導率が良好で且つ熱拡散率の大きなパイプ材にて形成されていて、その内周面には比熱がアルミニウムより小さく且つ熱伝導率・熱拡散率が共にアルミニウムより大きな例えば銅製等の蓄熱用パイプ材が貫挿されている。そして反射部材は焼成庫1内の前後の支持部材相互間に架け渡した支持棒材部分に挿通支持され、支持棒材を芯材として反射部材を支持することでその挿通支持状態は例えば二重管状に構成されるものとなる。尚、この反射部材は支持棒材に支持させずに配置しない場合にはその反射作用は得られないのであり、例えば反射が強すぎたり、反射の必要がない部位等を設定したりする場合には反射部材自体を配置しない等とすることで、被加工物Wに対応する反射の有無、反射率の調整、反射態様等を選定できるようにしてある。
オーブン窯Pの使用に際し、熱板3上に調理、焼成すべきピザ、パン等の被加工物Wを載置する一方、この被加工物Wに対応する反射の有無、反射率の大小等によって反射部材の配列形態を適宜に選定する。すなわち通常は焼成庫1内の前後に配した支持部材相互間に支持棒材を装架支持しておき、反射が必要な部位に対しては反射部材を挿通支持させるのである。そして上部熱源4によって加熱するとき、これから発生した遠近赤外線等の輻射熱は反射機構6のそれぞれの反射部材によって反射されて熱板3上の被加工物Wに照射されるのである。このとき反射部材の蓄熱性の高く且つ輻射効率の大きな外表面によって上部熱源4からの輻射熱は特定区域に集中されることなく散乱させられ、熱板3上ではその全体に略均一に照射され、また被加工物Wの直上方向からのみでなく側面向からも照射されるものとする。しかもオーブン窯Pの開閉扉2の開放時に反射部材の熱が外に逃げてしまっても反射部材の銅製等の蓄熱用パイプ材からの余熱によってオーブン窯Pの焼成庫1内を熱することができるのである。
(下部熱源5であるガスバーナー構造)
次に、オーブン装置における下部熱源5であるガスバーナー構造の具体的構成について図3、図4に基づき説明する。この下部熱源5は、長尺パイプ状の後述の主バーナー11毎への点火機構13の設置の必要性を無くし、しかも個別に並設されている各主バーナー11同士の間においても、熱板3に対する均一な熱の伝達が可能となるように構成されている。すなわちこの下部熱源5は、熱板3下方のオーブン底壁1Cである炉床上に、複数の炎孔16を長手方向に沿って離間配置して成る2本の長尺パイプ状の主バーナー11が並列配置され、両主バーナー11相互は、例えばそれぞれの略中央部同士に渡設されるように複数の炎孔16を長手方向に沿って離間配置して成る1本の長尺パイプ状の渡し用副バーナー12によって連結されており、全体の平面計状は略H字状を呈している。これら各バーナー11,12は後述する下部熱源5の移動調整手段31によって全体が炉床上で前後もしくは左右に摺動可能となるように設置されている。
そして、両主バーナー11のうちの何れか一つの端部には、一定時間、電極から陰極部に放電されて当該主バーナー11に点火させるためのスパークロッド13A、炎検知用の熱電対を備えて成るセンサーロッド13Bそれぞれを備えた点火機構13が設けられ、且つ両主バーナー11の端部にはレギュレーター14を介して不図示の空気混合ガス供給回路に接続されている。このときセンサーロッド13Bは各バーナー11,12の炎検知状態に応じて空気混合ガス回路の開閉を制御するものである。そして、各バーナー11,12の全てを覆うように当該各バーナー11,12上側にはパンチング邪魔板15が配されている。
図5、図6には下部熱源5であるガスバーナー構造の他の例が示されている。すなわち、熱板3下方のオーブン底壁1C上に設けてある炉床上にパイプ状の主バーナー11を3本並列配置させ、各主バーナー11相互を、例えばそれらの略中央部同士をそれぞれ1本のパイプ状の渡し用副バーナー12で渡設され、全体形状が略王字形となるように配設されている。これら各バーナー11,12は後述する下部熱源5の移動調整手段31によって全体が炉床上で前後もしくは左右に摺動可能となるように設置されている。そして、3本の主バーナー11のうちの何れか一つ、例えば中央の主バーナー11の端部には、一定時間、電極から陰極部に放電されて当該主バーナー11に点火させるためのスパークロッド13A、炎検知用の熱電対を備えて成るセンサーロッド13Bそれぞれを備えた点火機構13が設けられ、且つ3本全ての主バーナー11の端部にはレギュレーター14を介して不図示の空気混合ガス供給回路に接続されている。
(下部熱源5の使用、動作例)
次に以上のように構成された下部熱源5についての使用、動作の一例を説明するに、点火機構13が作動すると、レギュレーター14によって空気混合ガス供給回路が開放されて複数の主バーナー11のうちのいずれか1本が点火状態となる。そして、その点火状態は各主バーナー11の中央に渡設されている渡し用副バーナー12を通じて隣の主バーナー11それぞれの炎孔に点火移行してゆくのである。こうして1個の点火機構13でもって複数の主バーナー11全体を効率良く点火させることができ、しかも主バーナー11同士の間に渡し用副バーナー12を配置させたことにより、熱板3に対する均一な熱の伝達が可能となるのである。
(火移りピッチ変更調整手段21)
以下に本発明に係るオーブン装置における下部熱源の火移りピッチ変更調整手段21の具体的構成について図7に基づき説明する。火移りピッチ変更調整手段21は、各バーナー11,12の炎孔16の上方を所定の間隔を隔てて覆う火移り板22と、炎孔16からの離間距離を調整するよう各バーナー11,12に対し火移り板22を上下にスライドさせてネジ止め等によって固定可能とした構成としてある。すなわち、各バーナー11,12の火移りピッチ変更調整手段21は、各バーナー11,12の長手方向に沿って装架固定させた若干傾斜した帯板状の固定基台23の上にアングル帯板状の火移り板22が斜上方向に沿って上下に摺動可能となるように配置されている。この火移り板22は、左右両端に幅方向に沿って延びる長孔24Aを穿設した移動基板部24と、炎孔16の上側を覆うよう移動基板部24の一端の折り返し屈曲側端部からL字形に突設した遮蔽板部25とから成り、移動基板部24の長孔24Aに対応して固定基台23の左右両端に形成したネジ孔23Aに当該長孔24Aを合わせて上側から蝶ネジ26のねじ込みによって固定するものとしてある。また移動基板部24の移動量を示すために、長孔24Aの縁側には目盛用スケール24Bを付設し、固定基台23にねじ込ませた蝶ネジ26の位置を基準としての移動基板部24の移動量を容易に調整できるようにしてある。
(火移りピッチ変更調整手段21の使用、動作例)
次に以上のように構成された火移りピッチ変更調整手段21についての使用、動作の一例を説明するに、図7に示すように、火移りピッチ変更調整手段21によって、各バーナー11,12の炎孔16の上方を所定の間隔を隔てて覆う火移り板22の炎孔16からの離間距離を調整する。このとき火移り板22の移動基板部24側の長孔24Aに貫挿されて固定基台23のネジ孔23Aにねじ込み固定してある蝶ネジ26を一旦緩めてから、長孔24Aに貫挿されている蝶ネジ26位置を基準にして移動基板部24を長孔24Aに沿って上下何れかの方向にスライドさせ、遮蔽板部25が炎孔16上側の所望の位置にスライド配置した後、蝶ネジ26を固定基台23のネジ孔23Aに奥までねじ込み、移動基板部24を固定すれば良い。この火移りピッチ変更調整手段21により火移り板22の炎孔16に対する高さを容易に調整できるものとなり、こうすることで例えばガスの種類・圧力等に対応しての微妙な炎の調整が可能となる。例えばプロパンガスの場合は空気より重く、都市ガスの場合は空気より軽いため、各バーナー11,12に対し火移り板22の遮蔽板部25を炎孔16寄りに近接スライドさせてから蝶ネジ26でねじ込み固定しておくことで、それぞれ個別に対応できるのである。
(下部熱源5の移動調整手段31)
以下に本発明に係るオーブン装置における下部熱源5の移動調整手段31の具体的構成について図8に基づき説明する。この移動調整手段31は、下部熱源5が固定配置され、スライド調整用の目盛り付きの長孔32Aを長手方向に沿って前後対称位置に備えたガイド枠部32と、熱板3下方の炉床上に配され、ガイド枠部32の長孔32Aに挿通してねじ込ませた例えば六角ボルトによる固定ネジ手段33を介してガイド枠部32自体を炉床上に固定可能にしたネジ孔を有する固定枠部34とから成る。そして両枠部32,34は、下部熱源5下側における左右両側対称位置に当該下部熱源5の各主バーナー11に対して直角に交差するようにして配され、しかも前記した長孔32A、ネジ孔それぞれの位置は、ガイド枠部32の移動調整作業に邪魔にならないよう各バーナー11,12によって隠れないような位置に設けられている。
すなわちオーブン窯P内部の炉床上に配置される下部熱源5の移動調整手段31は、段差状のアングル帯板状に形成されたガイド枠部32の上側に位置する段差一辺側が下部熱源5に固定され、ガイド枠部32の下側に位置する段差他辺側が、長孔32Aに挿通された固定ネジ手段33の炉床上に配された固定枠部34のネジ孔へのねじ込みにより固定されるものとしてある。またガイド枠部32の移動量を示すために、長孔32Aの縁側には目盛用スケール32Bを付設し、固定枠部34にねじ込ませた固定ネジ手段33の位置を基準としてのガイド枠部32の移動量を容易に調整できるようにしてある。
尚、移動調整手段31の具体例としては、例えば炉床上に配された固定枠部34の両端側に所定の長さをもって離間配設した複数のネジ孔に、当該ネジ孔に対向すべくガイド枠部32の下側に位置する段差他辺側の両端側に所定の間隔をもって穿設形成した一対の長孔32Aをそれぞれ合致配置させ、この長孔32Aに貫挿させた固定ネジ手段33を固定枠部34のネジ孔に捩じ込ませて固定されている。これにより固定枠部34上において長孔32Aの長さ分のストローク距離だけ例えば手動操作等によってガイド枠部32が前後に摺動できるものとなって、熱板3に対する下部熱源5の照射領域を任意に選定するようになっている。
(下部熱源5の移動調整手段31の使用、動作例)
次に以上のように構成された下部熱源5の移動調整手段31についての使用、動作の一例を説明するに、図8に示すように、ガイド枠部32の長孔32Aに貫挿させて固定枠部34のネジ孔に捩じ込ませてある固定ネジ手段33を一旦緩めておき、手動操作等によって固定枠部34上においてガイド枠部32を前後に摺動させることにより、熱板3に対する下部熱源5の照射領域を予め選定しておく。このときガイド枠部32の移動量は、固定ネジ手段33の例えば中心部分をガイド枠部32の目盛用スケール32Bに合わせることにより容易に設定することができる。これによって熱板3上に配置される各種の被加工物Wに対し焼き加減を微妙に調整することができるのである。
(邪魔板調節手段41)
以下に本発明に係るオーブン装置における下部熱源5の邪魔板調節手段41の具体的構成について図9、図10に基づき説明する。この邪魔板調節手段41は、熱板3下方の炉床上に配された下部熱源5を覆うよう枠組配置された補助枠棚42と、補助枠棚42に対し移動配置可能にした例えばパンチング板構造の熱散らし用の補助邪魔板43とから成る。すなわち、熱板3の下側であって下部熱源5上を覆うように、当該下部熱源5の四隅に立脚した支柱44の上端にパンチング板45が架設され、パンチング板45下側には前記支柱44によって、矩形蓋状に形成されたパンチング板構造の熱散らし用の複数の補助邪魔板43を載せるために複数の棚状になって枠組配置された補助枠棚42が形成されている。この補助枠棚42は複数に隣接配置した矩形突平面それぞれの中央に矩形開口が形成されて成り、これら矩形開口を通じて下部熱源5の熱気が熱板3に照射されるようにしてある。そして、矩形突平面の矩形開口の何れか、その位置、数等を選択して塞ぐように、何れか任意の矩形突平面上には矩形蓋状の補助邪魔板43で閉蓋されるようにしてある。こうして補助枠棚42の任意の矩形突平面に補助邪魔板43を載せることにより、熱板3上に配置される各種の被加工物Wに対する加熱領域を微妙に選択調整することができるのである。
(邪魔板調節手段41の作用、動作例)
次に以上のように構成された邪塵板調節手段41についての使用、動作の一例を説明するに、図9,図10に示すように、熱板3上に配置される各種の被加工物Wに対する加熱領域を微妙に調整するに際し、補助枠棚42における矩形突平面の矩形開口を塞ぐように、何れか任意の矩形突平面上を矩形蓋状の補助邪魔板43で閉蓋する。例えば互いに隣接する矩形突平面のひとつ置きに補助邪魔板43を載せたり、隣接する矩形突平面の二つに連続して補助邪魔板43を載せたりする。あるいは互いに隣接する矩形突平面のひとつ置きに補助邪魔板43を予め載せた状態にしておき、これらの間の何れか開いている矩形突平面上に一つの補助邪魔板43を載せる等のように任意のパターンで載せるのである。このような作業はオーブン装置の使用中において炉床上の熱板3に対し均等にあるいは不均一に熱を拡散させられるまで繰り返し行われる。こうして補助枠棚42の任意の矩形突平面に補助邪魔板43を載せることにより、熱板3上に配置される各種被加工物Wに対する加熱領域を、例えばある場所では高加熱域として、逆に低加熱域として等の不均一に、また全体を低温域あるいは高温域等として均一になるように、種々に選択するよう微妙に調整することができるのである。特に、オーブン装置の開閉扉2の開閉状態、焼成物の生地の状態、オーブンの据え付け状態、下部熱源5の炎の状態等に関係せずに炉床上の熱板3に対し均等に熱を拡散させ、あるいは不均一にして加熱させることができるのである。
本発明を実施するための最良の形態を示すオーブン窯内部を正面から見た縦断面図である。 同じくオーブン窯内部を側面から見た縦断面図である。 同じくオーブン窯内部の底面に配した下部熱源の平面図である。 同じく下部熱源の具体的構成を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 オーブン窯内部の底面に配した下部熱源の他例を示す平面図である。 同じく下部熱源の他の具体的構成を示す平面図である。 火移りピッチ変更調整手段の一例を示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 下部熱源の移動調整手段の一例を示す平面図である。 邪魔板調節手段の一例を正面から見た状態の縦断面図である。 同じく邪魔板調節手段の一例を側面から見た縦断面図である。
符号の説明
P…オーブン窯 W…被加工物
1…焼成庫 1A…オーブン外壁
1B…オーブン内壁 1C…オーブン底壁
2…開閉扉 2A…パッキン部材
3…熱板 4…上部熱源
5…下部熱源 6…反射機構
7…排気通路 8…固定部材
9…タレ板 10…熱気通路
11…主バーナー 12…渡し用副バーナー
13…点火機構 13A…スパークロッド
13B…センサーロッド 14…レギュレーター
15…パンチング邪魔板 16…炎孔
21…火移りピッチ変更調整手段 22…火移り板
23…固定基台 23A…ネジ孔
24…移動基板部 24A…長孔
25…遮蔽板部 26…蝶ネジ
31…移動調整手段 32…ガイド枠部
32A…長孔 32B…目盛用スケール
33…固定ネジ手段 34…固定枠部
41…邪魔板調節手段 42…補助枠棚
43…補助邪魔板 44…支柱
45…パンチング板

Claims (2)

  1. オーブン窯内の熱板上に置かれた被加工物に対し加熱処理を行うよう熱板下方に当該熱板自体を加熱するガスバーナー構造の下部熱源が配置されているオーブン装置において、下部熱源は、熱板下方に設けられている炉床上に複数が並列配置され、複数の炎孔を長手方向に沿って離間配置して成るパイプ状の主バーナーと、各主バーナーそれぞれの相互間に渡設連結され、複数の炎孔を長手方向に沿って離間配置して成るパイプ状の渡し用副バーナーと、各主バーナーの何れか一つに設けられた点火機構と、各バーナーの炎孔の上方を所定の間隔を隔てて覆う火移り板と、炎孔からの離間距離を調整するよう各バーナーに対し火移り板を上下にスライドさせて固定可能とした火移りピッチ変更調整手段とを備えたことを特徴とするオーブン装置。
  2. オーブン窯内の熱板上に置かれた被加工物に対し上方に向けられ、輻射熱を発射させてから反射機構によって乱反射させて熱板上に拡散放射して加熱処理を行なう上部熱源を含む請求項1記載のオーブン装置。
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