JP3836612B2 - 残材管理方法及び残材管理装置 - Google Patents

残材管理方法及び残材管理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺状の材料を切断して残った残材を誰にでも容易に管理することのできる残材管理方法及び残材管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、長尺状の鋼材を切断して製品を切り出して行くと、残材が発生することがある。特に、製品ロットが少ない場合には、残材が発生し易い。残材の管理は、製品歩留まりの向上と残材の増加を防止するために、優先的に残材から製品を切り出す必要がある。
【0003】
このような必要性から残材を管理する必要がある。これまでは、残材の管理には、例えば図4に示すように、材質、形状、大きさ、チャージナンバー(溶融番号)等の如き材料情報を書き込んだ管理シート101を、該残材103の端面に貼るようにしている。そして、管理者は、この管理シート101を見て残材103の管理を行う。
【0004】
ところで、切断して残った残材103は、長さが長いものは横にした状態で、長さが短いものは立てた状態で、それぞれ倉庫にランダムに置いている。従って、どの場所にどの様な材料を置いたかは、管理者(例えば切断機のオペレーター)によって管理されており、必要な材料を探し出すには管理者の記憶と上記管理シート101に頼っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、残材103の管理を管理者による記憶と管理シート101に頼るだけでは、必要な残材103を倉庫から探し出すのに時間がかかるばかりか、また、残材103の数が増大すると管理し切れなくなる。特に、管理者でない他の人が残材103から優先的に製品切りを行うつもりでも、適切な残材103を見つけることは困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、上述の課題を解決するために提案されたものであり、材料情報を記録した記録媒体を残材の切断面とは反対側の端部に設け、この記録媒体が上側となるように残材を残材配置部に置き、読み取り手段によって記録媒体に記録された材料情報を読み取り、また、測長手段によって残材の長さを読み取り且つ位置検出手段によって残材の配置位置を検出する。そして、それら材料情報、長さ情報及び位置情報を管理部に入力しメモリーに格納する。
【0007】
このように、残材配置部に載せた残材の配置情報、材料情報、長さ情報を一括して管理部に入力し管理しているので、この管理部に入力された各情報を見ることで、どの様な材料が何処の位置にあるのかが誰にでも直ぐに判り、残材の管理が容易に行える。また、優先的に残材の中から切断に適した残材を探して使用できるため、残材の数を減らすこともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
<実施形態1>
実施形態1では、残材の端部に設けた記録媒体に書き込まれた材料情報を読み出す読み取り手段、残材の長さを測定する測長手段及び残材の配置位置を検出する位置検出手段を、上記残材が配置される場所まで移動して、上記材料情報、長さ情報、位置情報を検出又は測定する動作を全て自動的に行うようにしたものである。
【0010】
本実施形態の残材管理装置は、図1に示すように、残材1を配置して保管する残材配置部である残材配置台3と、この残材配置台3に沿って一方向であるX方向に移動自在とされる移動部材である検出器本体5と、この検出器本体5に対してX方向と直交する方向であるY方向に移動自在とされ且つ残材1の端部に設けられた記録媒体7に記録された材料情報を読み取る読み取り手段であるリーダ検出器9と、検出器本体5に対してY方向に移動自在とされ且つ残材1の長さを測定する測長手段である測長検出器11と、残材1のX方向及びY方向それぞれの位置を検出する位置検出手段であるX軸エンコーダー(図示は省略する)及びY軸エンコーダー13と、リーダ検出器9及び測長検出器11を残材1の載置位置上方に自動的に移動させる制御部(図示は省略する)と、得られた残材1の材料情報、長さ情報及び位置情報を記憶する情報管理部15とを備えている。
【0011】
上記残材配置台3は、図1に示すように、例えば長方形状をなす載置台として形成されており、その載置面3aに各種形状の残材1を載置させるようになっている。この載置面3aには、例えば切断機であるバンドソーによって定尺材を切断して残った残材1がロボットまたは搬送手段等によって載置される。
【0012】
上記残材1には、材質、形状、大きさ、チャージナンバー(溶融番号)等の如き材料情報が記録された記録媒体7が設けられている。かかる記録媒体7は、例えばバーコードからなり、切断する前の長尺状の材料の状態で倉庫に入庫した際に、切断面とは反対側の端部(本例では端面)に貼り付けらる。つまり、材料が定尺材のときに、その端部に記録媒体7が貼り付けられる。
【0013】
上記検出器本体5は、図1に示すように、残材配置台3の長手方向であるX方向に沿って設けられた断面略コ字状をなす案内レール17に沿って移動するようになされている。案内レール17は、長方形状をなす板の長手方向における両側縁を逆L字状に折り曲げることで形成されている。そして、この案内レール17の折曲げ部19、19を連結する平板面17aは、上記残材配置台3の立ち上がり壁として機能するようになっている。
【0014】
上記案内レール17の両折曲げ部19、19間には、上記折曲げ部19、19を挟んで回転する車輪21、21をそれぞれ二対有した移動体23が設けられ、その移動体23に検出器本体5が取り付けられている。かかる移動体23には、図示しない移動体駆動用モータが内蔵されており、その移動体駆動用モータにより上記案内レール17に沿って該移動体23が直線的に移動するようになされている。また、上記移動体駆動用モータには、リーダ検出器9のX方向における位置を検出するためのX軸エンコーダーが取り付けられている。
【0015】
上記検出器本体5は、図1に示すように、上記移動体23に取り付けられる起立部25と、この起立部25に対して垂直に設けられるアーム部27とからなっている。上記アーム部27には、図1に示すように、リーダ検出器9と測長検出器11がY方向に移動自在に内蔵されている。これらリーダ検出器9と測長検出器11は、アーム部27に設けられたキャリッジ移動用モーター29の駆動により回転する送りねじ31によってY方向に移動自在とされている。
【0016】
上記送りねじ31には、ナット部材33が設けられており、このナット部材33に取り付けられたキャリッジ部材35に、上記リーダ検出器9と測長検出器11が設けられている。上記リーダ検出器9及び測長検出器11は、上記した制御部により上記キャリッジ移動用モーター29を駆動制御することによって、所望の残材1の載置位置上方に自動的に移動するようになされている。そのときのリーダ検出器9及び測長検出器11の位置は、キャリッジ移動用モーター29に設けられたY軸エンコーダー13によって検出される。
【0017】
上記リーダ検出器9及び測長検出器11が残材1の載置位置上方に来たか否かは、例えば、後述する測長検出器11より出射されるレーザーの該残材1からの反射光を読み取ることで判断する。つまり、その反射光のうち、ピーク値となるところが、残材1の真上であると判断する。
【0018】
上記リーダ検出器9は、図1に示すように、残材1の端部に設けられた記録媒体7に記録されてなる材料情報を読み出す装置で、被接触式のいわゆるバーコードリーダーからなる。かかるリーダ検出器9は、記録媒体7との距離が相当程度(数メートル程度)あっても確実に記録媒体7に記録された材料情報を読み取ることができる高精度な検出器である。かかるリーダ検出器9によって読み取った材料情報は、上記した情報管理部15に送られメモリーに記憶される。
【0019】
上記測長検出器11は、図1に示すように、残材配置台3上に載置された残材1の長さ(高さ)を検出する装置であり、例えばレーザー測長等の機能により、該測長検出器11と残材1間の垂直距離を計測して、該残材1の長さを求めるように構成されている。かかる測長検出器11によって求められた残材1の長さ情報は、上記した情報管理部15に送られメモリーに記憶される。
【0020】
上記情報管理部15には、X軸エンコーダー及びY軸エンコーダー13から得られる上記残材1のX方向及びY方向における位置情報と、リーダ検出器9によって読み出された材料情報、測長検出器11によって計測された長さ情報がそれぞれ入力されるようになっている。そして、上記情報管理部15は、これらの各情報をCRT画面37に表示するようになっている。
【0021】
次に、上記のように構成された残材管理装置を用いて切断機で切断して残った残材1を管理する残材管理方法について説明する。
【0022】
長尺状の材料をバンドソー等の切断機によって切断して残った残材1は、ロボット等によって残材配置台3の載置面3aに置かれる。このとき、残材1は、切断面を載置面として、言い換えれば記録媒体7を上向きとして残材配置台3の適当な位置(空いている位置)に置かれる。なお、上記記録媒体7に記録された材料情報のうち、長さ情報は切断される前の長さ情報である。
【0023】
上記残材1が置かれると、制御部からの指令を受けて移動体駆動用モータ及びキャリッジ移動用モーター29がそれぞれ作動し、上記キャリッジ部材35が上記残材1と対向する上方位置に自動的に移動する。そして、キャリッジ部材35に設けられたリーダ検出器9によって、上記残材1の端面に設けられた記録媒体7に記録されてなる材料情報が読み出される。また、材料情報の読み出しと同時、または材料情報の読み出しの前後に、測長検出器11によって残材1の長さが測定される。また、X軸エンコーダー及びY軸エンコーダー13によって、上記残材1の位置情報が検出される。
【0024】
これら残材1の材料情報、長さ情報、位置情報は、情報管理部15に入力されメモリーに格納される。以上の動作を順に繰り返すことで、材質、形状、大きさ等の異なる種々の残材1が残材配置台3に配置される。このように、残材1を残材配置台3に載置させるときに、その残材1の各種情報を読み出し又は測定し、それらの情報を一括して情報管理部15で管理するようにしているため、この情報管理部15では、残材配置台3のどの位置にどの様な材質、形状、大きさ、チャージナンバーの残材1が配置されているかが誰にでも瞬時に判るようになっている。
【0025】
製品のオーダーがあった場合には、上記情報管理部15のメモリーに記憶したデータをCRT画面37上に表示する。そして、数ある残材1の中から切断するに適した残材1を選択する。例えば、材質、形状、大きさ、必要な製品長さ、個数等を入力して検索する。すると、CRT画面37には、その残材1が配置されている位置情報が表示される。そして、その残材1を選択すると、キャリッジ部材35が上記残材1の配置位置まで移動する。これにより、切断機オペレーターは、単に上記キャリッジ部材35の真下に位置する残材1をロボット等によって取り出せば切断するに最適な残材1を取り出すことができる。
【0026】
このようにすることで、残材1の管理が極めて容易なものとなり、製品を切り出すのに最も適切な残材1を誰にでも簡単且つ瞬時に見つけることができる。従って、製品を切り出すに際して優先的に残材1の中から適切な残材1を直ぐに探せるので、残材1の数も減らすことができる。
【0027】
<実施形態2>
本実施形態2では、材料情報の読み取りを行う読み取り手段を、残材1の載置位置に手動で移動させるようにしたものである。ここでは、実施形態1と異なる部分についてのみ説明するものとし、実施形態1と同一構成部分についてはその説明は省略する。
【0028】
本実施形態の残材管理装置においては、図2に示すように、起立部25とアーム部27とによって逆L字状とした検出器本体5を、移動体駆動用モータによって自動的に移動させるのではなく、切断機オペレータが手動で移動させるように構成してある。すなわち、実施形態1のように移動体23の中には移動体駆動用モータを内蔵せずにアーム部27の先端に握り部39を設け、この握り部39を切断機オペレータが把持して検出器本体5を手で押して案内レール17に沿って移動させる。
【0029】
また、本実施形態の残材管理装置におけるリーダ検出器9は、上記アーム部27に内蔵されるのではなく、当該アーム部27に沿ってY方向に移動自在に設けられたスライダーであるY軸スライド部材41に対してZ方向(残材1に対して接近又は離れる方向である上下方向)に移動自在とされるZ軸スライド部材43の先端に設けられている。
【0030】
上記Y軸スライド部材41は、例えば上記アーム部27の側面に設けられたレール(図示は省略する)に係合して移動自在とされており、ストッパ部材によって所望の位置で停止できるような構成とされている。または、上記Y軸スライド部材41は、上記アーム部27の側面に設けられたラックにピニオンギアを噛み合わせることによってY方向に移動自在となし、ストッパ部材によって所望の位置で停止できるような構成であってもよい。
【0031】
一方、上記Z軸スライド部材43は、例えば上記Y軸スライド部材41の側面に設けられたレール(図示は省略する)に係合して昇降自在とされており、ストッパ部材によって所望の高さで停止できるような構成とされている。このZ軸スライド部材43を昇降動させるには、該Z軸スライド部材43に設けられた手動レバー45をオペレーターが上下動させることで行う。
【0032】
なお、上記Y軸スライド部材41とZ軸スライド部材43をそれぞれ移動させると共に、所望の位置に停止させる手段としては、特に上記の例に制限されず、従来公知の移動手段が採用できる。
【0033】
また、本実施形態の残材管理装置においては、リーダ検出器9をX方向、Y方向及びZ方向に移動させたときのそれぞれの位置を検出するためのX軸エンコーダー、Y軸エンコーダー及びZ軸エンコーダー(何れも図示は省略する)が設けられており、それぞれの位置情報が上記情報管理部15に入力されメモリーに格納されるようになされている。
【0034】
上記構成の残材管理装置による残材1の管理は、次のようにして行う。切断機オペレータがアーム部27の握り部39を握り、検出器本体5を案内レール17に沿って手動により移動させると共に、手動レバー45を握って残材配置台3上に運ばれてきた残材1の上方にリーダ検出器9を移動させる。そして、その残材1の上方位置にリーダ検出器9を移動させたら、手動レバー45を下方に移動させてその先端に設けたリーダ検出器9を残材1の端面に設けた記録媒体7に接近させる。そして、このリーダ検出器9によって上記記録媒体7に記録された材料情報を読み取る。読み取った材料情報は、情報管理部15に入力される。
【0035】
そして、このリーダ検出器9の移動動作によって残材1のX軸位置及びY軸位置をそれぞれのX軸エンコーダー及びY軸エンコーダーにて検出し、それらの位置情報を情報管理部15に入力する。次に、リーダ検出器9を残材1の端面に載せ、Z軸エンコーダーによってZ軸位置を検出し、その検出した位置情報を情報管理部15に入力する。そして、得られたZ軸位置情報から演算処理を行って残材1の長さを測定する。
【0036】
このように、本実施形態の残材管理装置においては、残材1を残材配置台3に載置させるときに、手動操作ではあるがその残材1の各種情報を読み出し又は測定し、それらの情報を一括して情報管理部15で管理するようにしているため、この情報管理部15では、残材配置台3のどの位置にどの様な材質、形状、大きさ、チャージナンバーの残材1が配置されているかが誰にでも瞬時に判る。また、数ある残材1の中から切断するに適した残材1を探し出すに際しては、やはり先の実施形態1と同様にCRT画面37上に残材配置台3上に載置される残材1の各種材料情報等が表示されるため、最適な残材1を瞬時に探し出すことができる。
【0037】
特に、この例の装置では、手動で操作を行うため、駆動機構を制御する制御回路を省略することができ、安価な装置を提供できる。
【0038】
<実施形態3>
本実施形態3では、材料情報を読み取る機能と位置信号を発する機能を持つ読み取り手段を検出器本体5と独立して設け、この位置信号を追って検出器本体5及び位置検出手段である位置検出部材47を自動的に移動させるようにしたものである。ここでは、実施形態1と異なる部分についてのみ説明するものとし、実施形態1と同一構成部分についてはその説明は省略する。
【0039】
本実施形態の残材管理装置においては、図3に示すように、リーダ検出器9が検出器本体5と独立して設けられており、切断機オペレータがこのリーダ検出器9を手に持って測定すべき残材1に接近させ、該残材1の端面に設けられた記録媒体7に記録されてなる材料情報を読み取るように構成してある。
【0040】
かかるリーダ検出器9は、上述した実施形態1、2と同様にバーコードリーダーとしての機能を有すると共に、さらに例えば赤外線ビームやレーザービーム等の如き位置信号を上方に向けて発する機能を持つ。上記リーダ検出器9の下端部には、材料情報を読み取る読取り部が設けられ、上端部には位置信号を発する発振部51が設けられている。
【0041】
また、本実施形態の残材管理装置における検出器本体5は、図3に示すように、制御部によって駆動制御される移動体駆動用モータ49により、X方向に移動自在とされている。上記検出器本体5におけるアーム部27の内部には、上記リーダ検出器9から発せられる位置信号を追従する位置検出部材47がY方向に移動自在に設けられている。
【0042】
かかる位置検出部材47は、アーム部27に設けられたキャリッジ移動用モーター29の駆動により回転する送りねじ31によってY方向に移動自在とされている。そして、この位置検出部材47の下端部には、上記リーダ検出器9から発せられる位置信号を受信する受信部53が設けられている。また、この位置検出部材47には、実施形態1と同様に残材1の長さを測長するための測長検出器(図示は省略する)が内蔵されている。
【0043】
また、本実施形態の残材管理装置においては、位置検出部材47をX方向、Y方向に移動させたときのそれぞれの位置を検出するX軸エンコーダー(図示は省略する)とY軸エンコーダー13が設けられており、それぞれの位置情報が上記情報管理部15に入力されメモリーに格納されるようになっている。
【0044】
上記構成の残材管理装置による残材1の管理は、次のようにして行う。残材配置台3上に運ばれてきた残材1の上方に、切断機オペレーターがリーダ検出器9を手で持って配置させ、該リーダ検出器9によってその残材1の端面に設けた記録媒体7に記録された材料情報を読み取る。読み取った材料情報は、情報管理部15に入力される。
【0045】
次に、リーダ検出器9を残材1の端面(記録媒体7が設けられた面)に載せ、このリーダ検出器9から位置信号を上方に向けて発する。すると、その位置信号を狙って、自動的に検出器本体5がX方向に移動すると共に位置検出部材47もY方向に移動する。そして、位置検出部材47の受信部が位置信号(例えばレーザービーム)の中心にきたときに、これら位置検出部材47及び検出器本体5の移動が停止する。ここで、残材1のX軸位置及びY軸位置をそれぞれのX軸エンコーダー及びY軸エンコーダーにて検出し、それらの位置情報を情報管理部15に入力する。
【0046】
次に、上記位置検出部材47に設けた測長検出器によって、該測長検出器と残材1間の距離を測長することで、残材1の長さを計測する。得られた長さ情報は、情報管理部15に入力される。
【0047】
このように、本実施形態の残材管理装置においては、上述の実施形態1、2と同様、残材配置台3のどの位置にどの様な材質、形状、大きさ、チャージナンバーの残材1が配置されているかが誰にでも瞬時に判り、残材管理を容易なものとすることができる。また、数ある残材1の中から切断するに適した残材1を探し出すに際しては、やはり先の実施形態1、2と同様にCRT画面37上に残材配置台3上に載置される残材1の各種材料情報等が表示されるため、最適な残材1を瞬時に探し出すことができる。特に、この例の装置では、リーダ検出器9を装置本体とは独立して設けてあることから、装置構成が単純でコストの面でも有利である。
【0048】
以上、本発明を適用した具体的な一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
【0049】
例えば、上述の実施形態では、何れも記録媒体7としてバーコードを用いたが、材料情報を記録できるものであればバーコードに限らず、ICチップやメモリー等を記録媒体7として使用することもできる。
【0050】
また、上述の実施形態では、残材1の端面に記録媒体7を設けたが、該端面の近傍である側面に記録媒体7を設けるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】
本発明の残材管理方法によれば、どの位置にどの様な材質、形状、大きさ、チャージナンバーの材料が置かれているかを誰にでも簡単に管理することができ、また、その数ある残材の中から切断するに適した残材を直ぐに探し出すことができる。
【0053】
本発明の残材管理装置によれば、残材の管理が極めて容易なものとなり、製品を切り出すのに最も適切な残材を誰にでも簡単且つ瞬時に見つけることができる。また、製品を切り出すに際して優先的に残材の中から適切な残材を直ぐに探せるので、残材の数も減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態1の残材管理装置の斜視図である。
【図2】本実施形態2の残材管理装置の斜視図である。
【図3】本実施形態3の残材管理装置の斜視図である。
【図4】従来の方法によって倉庫の床面に残材をランダムに配置した例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 残材
3 残材配置台
5 検出器本体
7 記録媒体
9 リーダ検出器
11 測長検出器
13 Y軸エンコーダー
15 情報管理部
41 Y軸スライド部材
45 手動レバー
47 位置検出部材

Claims (4)

  1. 材料情報が記録されてなる記録媒体が一端部に設けられた長尺状の材料を切断し、残った残材を、上記記録媒体を上側にして残材配置部に置いた後、上記記録媒体に記録された材料情報を読み取り手段によって読み取ると共に、上記残材の長さを測長手段によって測定し、且つ上記残材の配置位置を位置検出手段によって検出し、それら材料情報、長さ情報及び位置情報を情報管理部に入力しメモリーに格納する
    ことを特徴とする残材管理方法。
  2. 材料情報が記録されてなる記録媒体が一端部に設けられた長尺状の材料を切断し、残った残材を、上記記録媒体を上側にして配置する残材配置部と、
    上記残材配置部に沿って一方向に移動自在とされる移動部材と、
    上記移動部材に対して上記一方向と直交する方向に移動自在に設けられ、上記記録媒体に記録されてなる材料情報を読み出す読み取り手段と、
    上記移動部材に対して上記一方向と直交する方向に移動自在に設けられ、上記残材の長さを測定する測長手段と、
    上記残材の上記一方向及びこれと直交する方向それぞれの位置を検出する位置検出手段と、
    上記読み取り手段及び上記測長手段を、上記残材の載置位置上方に自動的に移動させる制御部と、
    得られた上記残材の材料情報、長さ情報及び位置情報を記憶する情報管理部とを備えた
    ことを特徴とする残材管理装置。
  3. 材料情報が記録されてなる記録媒体が一端部に設けられた長尺状の材料を切断し、残った残材を、上記記録媒体を上側にして配置する残材配置部と、
    上記残材配置部に沿って一方向に移動自在とされる移動部材と、
    上記移動部材に対して上記一方向と直交する方向に移動自在且つ上記残材に対して昇降自在に設けられ、上記記録媒体に記録されてなる材料情報を読み出す読み取り手段と、
    上記移動部材に対して上記一方向と直交する方向に移動自在に設けられ、上記残材の長さを測定する測長手段と、
    上記残材の上記一方向及びこれと直交する方向の位置を検出する位置検出手段と、
    得られた上記残材の材料情報、長さ情報及び位置情報を記憶する情報管理部とを備えた
    ことを特徴とする残材管理装置。
  4. 材料情報が記録されてなる記録媒体が一端部に設けられた長尺状の材料を切断し、残った残材を、上記記録媒体を上側にして配置する残材配置部と、
    上記記録媒体に記録されてなる材料情報を読み出すと共に、上記記録媒体が設けられた上記残材の一端部に載せて位置信号を発する読み取り手段と、
    上記残材配置部に沿って一方向に移動自在とされる移動部材と、
    上記読み取り手段の位置を検出する、上記移動部材に対して上記一方向と直交する方向に移動自在に設けられた位置検出手段と、
    上記移動部材に対して上記一方向と直交する方向に移動自在に設けられ、上記残材の長さを測定する測長手段と、
    上記位置信号を追って上記移動部材及び上記位置検出手段を自動的に移動させる制御部と、
    得られた上記残材の材料情報、長さ情報及び位置情報を記憶する情報管理部とを備えた
    ことを特徴とする残材管理装置。
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