JP3836535B2 - 商品監視用マーカ、及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は商品監視とその製造方法に関し、特に一般にハーモニック型と称される商品監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
小売店で窃盗を防止し、或いは思い止まらせるために電子による商品監視装置(EAS)を用いることは広く知られている。代表的な装置では、店の出口に配置され磁界と相互作用するようになっているマーカが商品に固定される。もしマーカが磁界内、すなわち「監視区域」内に持ちこまれるとマーカの存在が検出され警報が発せられる。
【0003】
磁気EAS装置の一つの形式はハーモニック装置と称されている。なぜならその装置は選定した周波数をもった電磁界を磁気材料が通過するとその磁界を混乱し、その選定した周波数にハーモニック摺動を生じるからである。この検出装置は特定のハーモニック周波数を認識し、必要に応じて警報を発する。
【0004】
ハーモニックEAS装置用のマーカの形態の基本的な問題は次の点にある。それはマーカが容易に検出可能な十分な振幅をもったハーモニック信号を発生するとともに、検出装置かマーカが発生した信号のみを検出し得るように同調でき、同時に硬貨、鍵、その他の品物が生じるハーモニック混乱を無視できるようになっていなければならない点にある。この問題を解消する一つのアプローチは、容易に検出可能な十分な振幅をもった高度なハーモニックを発生し得るマーカを開発する点にある。これらの問題点に沿った特に有用な技術はハンフリーの米国特許第4,660,025号に開示されている。それによれば本明細書ではその技術に触れることにする。ハンフリーの特許は、その能動要素として磁性材料によるワイアを採用しており、その磁性材料のワイアは「バークハウセン不連続性」として知られている大きい不連続性をもった磁気ヒステリシスのループをもっている。
【0005】
開示されているそのハンフリー特許のマーカを図1に示す。指示番号10で一般に示されるマーカは、基板12と被覆層13の間に挟まれた能動要素11からなる。典型的には基板12の下面に接着剤を塗り、それによってマーカ10を商品(図示せず)に接着する。
【0006】
能動要素(ワイア)11は「再進入」(re-entrant)と称される形式のものである。すなわちその形式は図2に示すように磁気ヒステリシスのループを有し、鎖線14で代表されるように、バークハウセン(Barkhausen)不連続性をもつ特徴を具えている。従って、ワイア11が十分な振幅をもった周波数の交互の磁界にさらさらると、ワイア11はその磁界の磁極を実質的に瞬間的にかつ反復的に転換する。これによって交互磁界の高ハーモニックを十分に検出可能な著しく鋭い信号のスパイクを発生する。
【0007】
上述の形式の能動要素を採用したマーカは実際上成功裡に用いられてきており、同マーカは本出願人の譲受人によって商標名「アイルキーパ」(AISLEKEEPER)として供給されているハーモニックEAS装置に広範に使用されている。
【0008】
この装置の今までの設計目的は再進入ワイヤの長さを短くすることによってのみ部分的に達成することができた。再近用いられている再進入ワイアによるマーカの長さは約65mm、又は90mmである。ハーモニックEASマーカを実質的に65mmよりも短くして、比較的小形の商品に用いたり、商品の正札に貼付することが望まれている。再進入ワイアのバークハウセン不連続性の長さを減じる上での一つの制約条件は、非常に低い非磁化要因を得るために能動要素の長さ対断面積区域が高い比率をもった能動要素を用いなければならない点にある。65mmの長さの絞り鋳造された(die-drawn)再進入要素は首尾よく使用されてきたが、薄いフィルム状に形成された短いワイアによる再進入要素の質量は非常に軽量で、従って信頼すべき検出を行うためにはあまりにも振幅の低い信号しか発生し得なかった。
【0009】
より高い出力振幅を得るために2本又はそれ以上の薄くて一層短いワイアを平行に配列したマーカを形成することも考えられる。しかし、この種のワイアは交互に変化する磁界に反応して同時にそれらの極性を転換(スイッチ)できず、従って所望の振幅の信号を発生し得ないことが判明した。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】
従って本発明の主要な目的は、目下使用されているマーカよりも短いハーモニックEASマーカを提供する点にある。更に本発明の目的は短くて薄い再進入要素をもったマーカを提供する点にある。
【0011】
本発明によれば、商品監視装置に用いるために使用するマーカが提供される。このマーカは監視区域に交互に変化する磁界が生じ、磁界内に発生した予定の変化が検出されると警報が発せられる。マーカは磁気材料による複数個の本体を有し、その本体は外部磁界にさらされると大きいバークハウセン不連続性をもった磁気ヒステリシス・ループを有する。この磁界の本体の極性に対向する方向の磁力が予定したしきい値を超えると磁極が反復的に転換される。更に複数個の本体を接続する磁気的連結装置が設けられ、本体の磁極に対向する方向に予定したしきい値を超える磁力をもった外部磁界にマーカがさらされると、本体は実質的に同時に反復的にそれらの磁極を転換する。更に本発明によれば監視すべき商品に本体と連結装置を固定する装置が設けられる。
【0012】
本発明の更に今一つの目的は、複数個の磁性本体は3本のワイアを有し、これらのワイアは実質的に平行に配列され、連結装置は第1と第2の透過性の高い金属による連結部材を含む。これらの連結部材はワイアの第1端部と第2端部でこれら3本のワイアを接続する。
【0013】
本発明の更に今一つの特徴は、連結装置がワイアと同一方向を指向する磁気異方性をもっている点にある。
【0014】
本発明のマーカは25mmの長さのものであり、従来のハーモニックEAS装置に実際に用いられたマーカの検出能力よりも十分に大きい振幅をもつた信号を発生する。
【0015】
【好ましい実施例】
図3を参照すると本発明によるマーカが一般に参照番号20で示されている。マーカ20は3本の再進入ワイア21を有し、これらのワイアは相互に平行して配列されていて、磁荷拡大部材22がワイア21の端部を接続する。これによってワイア21は磁気的に接続され、ワイアの端部での非磁化効果を減じる。図3に示していないが、ワイアの反対側の端部も今一つの磁荷拡大部材23によって磁気的に接続される。図3と図4に示すように、マーカ20の一端に存するワイア21の各端は磁荷拡大部材の外縁24と実質的に共平面をなし、同時にワイア21の反対端は磁荷拡大部材23の外縁25と実質的に共平面をなす。マーカ20の能動要素、すなわちワイア21、磁荷拡大部材22,23は基板26と被覆層27の間で挟持される。基板と被覆層は図1に示した先行技術によるマーカ10の通常の基板12と被覆層に類似するものである。
【0016】
本発明の好ましい実施例によれば、ワイアの寸法は直径約0.050mmで、長さは20乃至30mmである。例えばワイアの長さは約25mmであることができる。ワイアは好ましくは非結晶質の、水を含まないFe77.5Si7.515の組成物から形成される。この組成物は直径約0.127mmから約0.050mmを具えたものとして絞り鋳造(ダイ・ドロー)される。絞り鋳造することによって生じる残留応力の程度は、ワイアが堅い金属特性を具える程のものである。従って絞り鋳造後にワイアを焼き戻して全ての応力ではなく若干の応力を解放して、バークハウセン不連続性を有する所望の磁気特性をワイアに回復させなければならない。絞り鋳造されたワイアの焼き戻し工程は、好ましくはワイアに張力を加えながら30分間に亘って400℃の温度の下で行われる。例えば張力はワイアの一端から重り(好ましくは1.18kg)を懸垂するようにして行われる。そうすることによって絞り鋳造が生じた応力の幾分かは焼き戻すことによって除去されるが、制御された量の応力は残存することになる。
【0017】
場合によってはワイアの所望の特性は二段階工程によって実現することもできる。二段階工程ではワイアにまず応力を印加せずに焼き戻してワイアに柔軟な磁気特性を回復させ、続いて焼き戻し後にワイアに応力を印加して所望の再進入反応を得るようにする。
【0018】
本発明によれば、絞り鋳造していない薄いワイアを使用することにも考慮が払われている。更にワイア21は非結晶質材料の代わりにクリスタル状の再進入材料から形成してもよい。
【0019】
磁荷拡大部材22,23は好ましくは高透過性(5,000乃至10,000の範囲の)をもったリボン状の非結晶質材料、例えばメッドグラス(Metglas)を切断して形成される。非結晶質リボンを切断する前にリボンはその磁気配向を制御するために磁界の存在下で焼き戻される。リボンを飽和DC電界(10から20 Oe)をもった温度300°乃至350°の下で約30分加熱すると好ましい結果が得られることが判明した。電界−焼き戻しされたリボンを次に約2mm×2mm平方に切断して磁荷拡大部材を得た。ワイア21は磁荷拡大部材22,23上に図4に示すように配置され、両磁荷拡大部材22,23の位置方向は矢印Aで示すように、すなわちワイア21の長さと同一方向に配列された。ワイアは磁荷拡大部材22,23に接着剤を用いて接着し、又は例えばワイアと磁荷拡大部材の頂面に接着テープを貼付して両者を接着してもよい。
【0020】
以下に論じる図4、図5、図6は極めて概略的な図面であり、水平方向、垂直方向に一致した寸法に描かれていない。更に図4乃至図6は一般に垂直方向に圧縮した状態で図示されていることが分かる。更に図3では描写を簡潔にするために、ワイア21の厚さ、相互間隔、及び磁荷拡大部材22は大き目に描かれている。
【0021】
図面では3本のワイア21の全てが直線状であって相互に平行しており、ワイアの縦方向のずれは見られないが、ワイアがある程度湾曲し、平行状態から逸脱し、又は縦方向に変位したとしても、マーカの性能に著しい影響を与えるとは考えられない。しかし、ワイアの端部は磁荷拡大部材上でかなり狭い間隔を持って接続しなければならない。なぜなら磁極を所望どおりに同時にスイッチングさせるためには、3本のワイアの全てを磁荷拡大部材の単一磁界区域で接続しなければならないからである。
【0022】
更に3本のワイアの全てがそれらの長さ、直径、組成の点で同一であることが望ましいものの、ワイアの長さ、直径、組成に若干の変化があったとしても、良好な作動を阻害するとは考えられない。
【0023】
上述したワイアの好ましい組成物に代えて、最近再進入ワイアに用いられているものにハーモニックEAS装置に商業生産的に入手可能な材料がある。磁荷拡大部材はメットグラスでなくても、透過性の高い材料で形成することもできるが、その材料は図4に示すように予定した磁気方向をもっていなければならない。磁荷拡大部材の好ましい組成材料は(Co.94Fe.0679Si2.118.9である。
【0024】
ワイア21と磁荷拡大部材22,23の別の実施例を図5と図6に示す。図5から明らかなようにワイア21の端部は磁荷拡大部材の外縁ではなく中心部に置かれている。一方図6ではワイア21の端部は磁荷拡大部材の外縁24,25から外方に若干延長している。
【0025】
本発明は図4乃至図6に示すように3本のワイアを使用することに限られず、2本、4本、又はそれ以上のワイアを使用することも考慮している。ワイアの数を制限する要因は磁荷拡大部材上の単一区域で全てのワイアを連結することが望ましいという点にある。
【0026】
ワイア21、磁荷拡大部材22,23、基板26、及び被覆層27を含むマーカ20の組立て後は、基板26の下面に接着層(図示せず)
を設けたり、その他の公知の方法でマーカ20は商品に貼りつけられる。
【0027】
もしマーカ20が作動しないように望まれた場合には、例えばアーノクローム3のクロバック社製の半硬化(semi-hard)磁石のような従来形式の制御素子(図示せず)をマーカ20に取付ければよい。こうしてマーカ20を作動し得ないようにするためには、制御素子を磁化してバイアス磁界を得る。このバイアス磁界はワイア21の応答を監視磁界に変更する。ワイア21が非結晶材料で形成されている場合には、ワイア21の応力を解放するか、或はワイア21を結晶化(crystallize)することによってワイア21を消勢することもできる。
【0028】
マーカ20とともに使用するハーモニックEAS装置のブロック図を図7に示す。一般に指示番号30で示すこの装置は低周波発生器31を有し、同発生器31は磁界発生コイル32を駆動するために約60Hzの周波数をもつた信号を発生する。マーカ20がコイル32が発生した磁界内にあるときは、マーカ20がもたらした摺動が磁界受信コイル33によって受信される。磁界受信コイル33からの出力信号は適当なカットオフ周波数を有するハイパスフィルタ34を通過する。ハイパスフィルタ34を通過する信号は周波数選択/検出回路64に供給される。同回路64は予定したパターンの周波数、振幅、又はパルス長さをもった信号を検出する。予定した信号パターンが検出されると、回路35が出力信号を発生して警報36を鳴らす。マーカ20を除いて図7に示す全ての要素は前述の「アイルキーパー」ハーモニックEAS装置に現在用いられている諸要素に類似するものであってよい。
【0029】
【発明の効果】
包括的に述べてみると、本発明によれば、従来実用的に用いられてきたハーモモックEASマーカよりも、ハーモニックマーカで2本、又はそれ以上の本数の再進入ワイアを平行して配列し、ワイアを磁荷拡大部材によって接続して、全てのワイアが監視磁界に反応して実質的に同時に極性スイッチングを受けるので、従来装置の場合よりも一層短いハーモニックEASマーカが得られる。従ってマーカが与える信号は、一層長い従来のマーカが与えた信号に比較して相当程度の振幅をもっている。こうして長さ約25mmを具えた実用的なマーカを形成することができ、正札に貼ることができる一層短いマーカを必要に応じて多面的に使用することができる。
【0030】
以上本発明の好ましい実施例を記載したが、本願請求の範囲の精神を逸脱することなく、本発明に種々の変更を施し得ることに触れておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術によるハーモニックEASマーカの部分展開斜視図である。
【図2】図1の磁気特性を示すヒステリシス曲線を示す図である。
【図3】図1に類似する図面であるが、本発明のマーカを示す図である。
【図4】図3のマーカの概略平面図である。
【図5】本発明の他の実施例による概略平面図である。
【図6】本発明の他の実施例による概略平面図である。
【図7】本発明のマーカの監視磁界を発生し、検出する代表的な装置のブロック図である。
【符号の説明】
図面を通して同一部材や類似部品においては同一の参照番号を使用した。
20 マーカ
21 再進入ワイア
22 磁荷拡大部材
24 磁荷拡大部材の外縁
26 基板
27 被覆層

Claims (34)

  1. 監視区域内に交互に磁界が生じ、前記磁界に予定した磁気的摺動が検出されると警報が発せられるようになっている商品監視装置に用いるマーカにおいて、前記マーカは、
    磁性材料からなる複数個の本体であって、前記各本体は大きいバークハウセン不連続性を具えた磁気ヒステリシス・ループを有し、前記本体が外部の磁界にさらされ、前記各本体の磁極に対向する方向に関する前記磁界の磁力が予定したしきい値を超えた場合に、前記磁界が前記磁極の極性の方向を反復転換する磁界をもった本体、
    前記複数個の本体を磁気的に接続する連結装置であって、前記連結装置は、前記本体の磁極に対向する方向において前記予定のしきい値を超える磁力をもった前記磁界に前記マーカがさらされると、前記本体が実質的に同時に前記本体の各磁極の極性を反復転換するようにする連結装置、及び
    前記本体と前記連結装置を、監視すべき商品に貼付する固定装置を有することを特徴とする商品監視装置に用いるマーカ。
  2. 請求項1記載のマーカにおいて、前記連結装置は磁性材料からなる前記本体の両端部に設けられる磁荷拡大部材を有することを特徴とするマーカ。
  3. 請求項2記載のマーカにおいて、前記各本体は金属材料からなる長さをもっていて、該本体は相互に実質的に平行して配列されており、前記連結装置は前記本体に沿った第1位置と第2位置で前記各本体を接続する第1連結装置と第2連結装置を有することを特徴とするマーカ。
  4. 請求項3記載のマーカにおいて、前記各本体は第1端部と第2端部とを有する任意の長さを具えた非結晶金属ワイアであることを特徴とするマーカ。
  5. 請求項4記載のマーカにおいて、前記第1連結装置は前記本体をそれらの第1端部で磁気的に接続し、前記第2連結装置は前記本体をそれらの第2端部で磁気的に接続することを特徴とするマーカ。
  6. 請求項4記載のマーカにおいて、前記複数個の本体は非結晶金属からなる3本の長さのワイアによって形成されることを特徴とするマーカ。
  7. 請求項4記載のマーカにおいて、前記非結晶金属ワイアは絞り鋳造して形成されることを特徴とするマーカ。
  8. 請求項4記載のマーカにおいて、前記本体は大きさ、形状、組成において実質的に同一であることを特徴とするマーカ。
  9. 請求項4記載のマーカにおいて、前記各本体の長さは約20−30mmの範囲内にあり、直径は約0.050mmであることを特徴とするマーカ。
  10. 請求項3記載のマーカにおいて、前記各連結装置は高透過性をもった非結晶金属から形成されることを特徴とするマーカ。
  11. 請求項3記載のマーカにおいて、前記各連結装置は前記本体と同一方向に配向される磁気配向を有することを特徴とするマーカ。
  12. 請求項3記載のマーカにおいて、前記各本体は組成物Fe77.5Si7.515からなることを特徴とするマーカ。
  13. 請求項3記載のマーカにおいて、前記各本体は結晶金属から形成されることを特徴とするマーカ。
  14. 商品監視装置にして、
    (1) 監視区域内に交互に磁界を発生する磁界発生装置、
    (2) 前記監視区域を通過すべき商品に付着されたマーカにして、前記マーカは大きいバークハウセン不連続性をもった磁気ヒステリシス・ループを各有する磁気材料からなる複数個の本体を具えているマーカにおいて、前記本体が外部磁界にさらされて前記各本体の磁極に対向する方向に関する前記磁界の磁力が予定したしきい値を超えると、前記磁極の極性を反復的に転換する本体と、前記複数個の本体を磁気的に接続する連結装置であって、前記連結装置は、前記本体の磁極に対向する方向において前記予定のしきい値を超える磁力をもった前記磁界に前記マーカがさらされると、前記本体が実質的に同時に前記本体の各磁極の極性を反復転換するようにする連結装置とを有するマーカ、及び
    (3) 前記マーカが前記監視区域内に存在することによって前記監視区域内の前記交互発生磁界内に磁気的摺動が発生すると該磁気的摺動を検出する検出装置を有することを特徴とする商品監視装置。
  15. 請求項14記載の商品監視装置において、前記各本体は一定の長さの金属材料からなり、前記本体は実質的に相互に平行して配列され、前記連結装置は前記本体に沿った第1位置と第2位置で前記本体を各々接続する第1連結装置と第2連結装置を有することを特徴とする商品監視装置。
  16. 請求項15記載の商品監視装置において、前記各本体は第1端部と第2端部を具えた一定の長さの非結晶金属からなるワイアで、前記第1連結装置は前記本体をそれらの第1端部で磁気的に接続し、前記第2連結装置は前記本体をそれらの第2端部で磁気的に接続することを特徴とする商品監視装置。
  17. 請求項16記載の商品監視装置において、前記複数個の本体は非結晶金属の一定の長さをもった3本のワイアからなることを特徴とする商品監視装置。
  18. 請求項15記載の商品監視装置において、前記各本体は長さをもった結晶金属から形成されることを特徴とする商品監視装置。
  19. 請求項15記載の商品監視装置において、前記各連結装置は前記本体と同一方向の異方性を有することを特徴とする商品監視装置。
  20. 請求項14記載の商品監視装置において、前記マーカの長さは約30mmを超えないことを特徴とする商品監視装置。
  21. 監視区域内に交互に磁界が生じ、前記磁界に予定した磁気的摺動が検出されると警報が発せられるようになっている商品監視装置に使用するマーカの製造方法にして、
    大きいバークハウセン不連続性をもった磁気ヒステリシス・ループを各々が具えている磁気材料からなる複数個の本体にして、前記本体を外部磁界にさらされて前記各本体の磁極に対向する方向に関する前記磁界の磁力が予定したしきい値を超えると、前記極性の極性を反復的に転換する本体を形成する段階、
    少なくとも1個の磁荷拡大部材を設ける段階、及び
    前記複数個の本体を少なくとも前記1個の磁荷拡大部材上に取付ける取付け段階と、少なくとも前記1個の磁荷拡大部材が前記複数個の本体を磁気的に接続する段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  22. 請求項21記載のマーカの製造方法において、前記各本体は所定の長さをもった金属材料で形成し、前記取付け段階は前記複数個の本体が実質的に相互に平行するように前記本体を前記少なくとも1個の磁荷拡大部材上に取付ける段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  23. 請求項22記載のマーカの製造方法において、前記少なくとも1個の磁荷拡大部材は第1磁荷拡大部材と第2磁荷拡大部材を有し、前記取付け段階は、前記第1磁荷拡大部材と前記第2磁荷拡大部材を前記本体に沿った第1位置と第2位置に配置するようにして前記複数個の本体を前記第1磁荷拡大部材と前記第2磁荷拡大部材上に取付ける段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  24. 請求項23記載のマーカの製造方法において、前記各本体は第1端部と第2端部を有する非結晶金属からなる一定の長さのワイアであり、前記取付け段階は、前記第1磁荷拡大部材が前記本体の第1端部に位置し、前記第2磁荷拡大部材が前記本体の第2端部に位置するように、前記本体を前記第1磁荷拡大部材と前記第2磁荷拡大部材上に取付ける段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  25. 請求項24記載のマーカの製造方法において、前記複数個の本体を所定の長さの非結晶金属からなる3本のワイアで形成することを特徴とするマーカの製造方法。
  26. 請求項23記載のマーカの製造方法において、前記複数個の各本体は所定の長さの結晶金属からなる3本のワイアから形成されることを特徴とするマーカの製造方法。
  27. 請求項21記載のマーカの製造方法において、前記複数個の本体を形成する段階は非結晶金属を絞り鋳造工程を含み、該絞り鋳造されたワイアは残留応力を有し、次に前記絞り鋳造して得たワイアを焼き戻すことにより少なくとも前記残留応力の一部を解放する段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  28. 請求項27記載のマーカの製造方法において、前記絞り鋳造されたワイアを400℃の温度下で30分間焼き戻すことを特徴とするマーカの製造方法。
  29. 請求項28記載のマーカの製造方法において、前記絞り鋳造して得たワイアを焼き戻した後に制御された残留応力量を前記ワイアに残存させるために、前記焼き戻し工程中に前記絞り鋳造ワイアに強力を印加する段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  30. 請求項21記載のマーカの製造方法において、前記少なくとも1個の磁荷拡大部材を形成する段階は、飽和DC磁界の存在下で非結晶金属リボンを焼き戻し、これによって前記リボンの磁気異方性の方向を制御し、更に前記焼き戻されたリボンを切断して前記少なくとも1個の磁荷拡大部材を形成することをことを特徴とするマーカの製造方法。
  31. 請求項30記載のマーカの製造方法において、前記複数個の各本体は長さをもった金属材料であり、前記取付け段階は前記複数個の本体を前記少なくとも1個の磁荷拡大部材上に実質的に平行させて取付け、更に前記複数個の本体を前記少なくとも1個の磁荷拡大部材の磁気異方性の方向と同一位置方向に配置する段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  32. 請求項21記載のマーカの製造方法において、前記少なくとも1個の磁荷拡大部材をメットグラス(Metglas)のリボンを切断して形成する段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  33. 請求項21記載のマーカの製造方法において、前記複数個の本体を組成物Fe77.5Si7.515によって形成する段階を有することを特徴とするマーカの製造方法。
  34. 請求項21記載のマーカの製造方法において、前記複数個の本体に約30mmを超えない長さしか与えないことを特徴とするマーカの製造方法。
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