JP3836186B2 - セルラ電話機の後付けプログラミングコードモジュール及びプログラミング方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワーク上で使用されるセルラ電話機用の後付けプログラミングコードモジュール及びそのプログラミング方法に関し、特に、セルラ電話機の供給業者の手を煩わせることなく、ユーザがプログラミングを行うことを可能とするものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザに販売されるセルラ電話機は、電話番号、システム識別番号(SID:system identification)、及びデフォルトシステムコントロールチャンネル番号のようなネットワーク操作パラメータをプログラミングするデータを入力するのに、専門的な知識と訓練された人々を必要とする。セルラ電話機は、ユーザが使用できるようプログラミングするのに技術的な専門知識を必要とするため、専門的な販売チャンネルにより供給され、ネットワーク上に組み込まれるようになっている。ユーザが販売業者からハードウェア(セルラ電話機)を購入すると、ユーザと販売業者で時間をかけて書類を作成しなければならず、また、ユーザは、ネットワークの提供業者とネットワークサービス契約を結ばなければならない。顧客がセルラ電話機を使用できるようにするためには、セルラ電話機をプログラミングする付加的で極めて緻密な作業が販売業者とネットワークの間で行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、販売業者が複雑で時間のかかるプログラミングを行う必要がなく、ユーザがプログラミングすることができるセルラ電話機が要求されている。
【0004】
本発明の目的は、従来のセルラ電話機が有する問題点を解決し、一般のユーザが販売業者の援助を受けないでセルラ電話機をネットワークに組み込むのに必要な情報を簡単にプログラミングすることができるセルラ電話機電話機用の後付けプログラミングコードモジュール及びそのプログラミング方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るセルラ電話機用の後付けプログラミングコードモジュールは、セルラ電話機上のキーパッドからの入力信号であって、キーパッド入力のシーケンスによって生成され、セルラ電話機を使用可能にするパラメータ情報を生成するための入力信号を受信する入力手段と、入力信号を処理して、セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワーク上で使用可能にするパラメータ情報を得る処理手段と、セルラ電話機が使用可能にされたときに、パスワードをユーザに開示することなくランダムに生成し、入力手段にパスワードが入力されるまでセルラ電話機が再プログラミングされることを防止する手段とを備える。
【0006】
本発明に係るセルラ電話機のプログラミング方法は、プログラミングコードシーケンスを生成する生成ステップと、セルラ電話機のキーパッドを介してプログラミングコードシーケンスを入力するステップと、キーパッドを介して入力されたプログラミングコードシーケンスを処理して、パラメータ情報を得る処理ステップと、プログラミングコードシーケンスから得られたパラメータ情報に基づいて、セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワーク上において使用可能にするステップと、セルラ電話機が使用可能になったときに、セルラ電話機でパスワードを、ユーザに開示することなく、ランダムに生成するステップと、パスワードを、セルラ電話サービスネットワークの許可された者だけがアクセス可能なデータベースに記憶するステップと、パスワードを許可された者から得て、キーパッドを介して入力するまで、セルラ電話機が再プログラミングされるのを防ぐステップとを有し、セルラ電話機をユーザがより容易に使用可能にすることができるとともに、セルラ電話サービスネットワークからの許可なしで、セルラ電話機が再プログラミングされるのを防止する。
【0007】
また、本発明に係るセルラ電話機のプログラミング方法は、セルラ電話機のキーパッドにプログラミングコードシーケンスを入力することによって、セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワークにおいて使用可能にするステップと、セルラ電話機が使用可能になったときに、セルラ電話機でパスワードを、ユーザに開示することなく、生成するステップと、パスワードを、セルラ電話サービスネットワークの許可された者だけがアクセス可能なデータベースに記憶するステップと、パスワードを、セルラ電話機の不揮発性メモリに記憶するステップと、パスワードを許可された者から得て、セルラ電話機のキーパッドを介して入力するまで、セルラ電話機が別の電話番号又は別のセルラ電話サービスネットワークに再プログラミングされることを防止するステップとを有する。
【0008】
また、本発明に係るセルラ電話機のプログラミング方法は、セルラ電話機のキーパッドにプログラミングコードシーケンスを入力することによって、セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワークにおいて使用可能にするステップと、セルラ電話機が使用可能になったときに、セルラ電話機で第1及び第2のパスワードを、ユーザに開示することなく、生成するステップと、第1及び第2のパスワードを、セルラ電話サービスネットワークの許可された者だけがアクセス可能なデータベースに記憶するステップと、第1及び第2のパスワードを、セルラ電話機の不揮発性メモリに記憶するステップと、第1のパスワードを許可された者から得て、セルラ電話機のキーパッドを介して入力するまで、セルラ電話機が別の電話番号に再プログラミングされることを防止し、第2のパスワードを許可された者から得て、セルラ電話機のキーパッドを介して入力するまで、セルラ電話機が別のセルラ電話サービスネットワークで使用されるように再プログラミングされることを防止するステップとを有する。
【0009】
そして、本発明では、コード体系を用いている。
【0010】
また、本発明では、情報がハードウェアサプライヤとネットワーク運用業者間で交換される。この情報は、セルラ電話機に記憶されるとともに、ルックアップテーブル又は他のデータ構造としてダイアルアップアクセスセンタで利用できるようにされ、ユーザは、簡単で適切な命令を用いて、セルラ電話機をプログラミングすることができる。さらに、データ圧縮を行って、エンドユーザのキー入力の実際のステップを最少にすることができる。
【0011】
さらに、本発明では、地域のダイアルアップアクセスセンタからユーザに送るプログラミング情報のセグメントをスクランブルすることによって、安全が保証される。したがって、セルラ電話機は、ユーザが電話機のキーパッドを介して入力したプログラミング情報のスクランブルされているセグメントをデスクランブルするプロセッサユニットを備えている。このようなスクランブル及びデスクランブルは、安全な方法で生成され、必要な相手に配布されたキーによって行われる。このエンコード方式により、許可されていないセルラ電話機の使用及び許可を受けていない者によるセルラ電話機の使用を防ぐことができる。さらに、プログラミングモードのパスワードによって、セルラ電話機が再プログラミングされて他のネットワークで使用されるリスクがないようにすることができ、すなわちハードウェアサプライヤとネットワーク運用業者が特定のネットワークで使用するセルラ電話機を提供することができる。
【0012】
最後に、本発明では、セルラ電話機のプロセッサユニットによってプログラミングコードの整合性をチェックすることにより、ユーザが入力したプログラミングコードシーケンスの偶発的な入力ミスを検出することができる。
【0013】
【発明の実施の態様】
〔プログラム可能なセルラ電話機〕
以下、本発明に係るセルラ電話機及びセルラ電話機のプログラミング方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明を適用したセルラ電話機は、セルラ電話機内の番号割当モジュール(number assignment module:以下、NAMモジュールという。)にパラメータ情報を供給するプログラミングコードモジュール(programming code module:以下、Pコードモジュールという。)を備える。図1は、セルラ電話機をネットワークシステムで使用できるようにするプログラミングコード(programming code:以下、Pコードという。)を入力するためのキーパッドを備える本発明が適用された標準のセルラ電話機の外観を示す図である。
【0014】
すなわち、このセルラ電話機には、図1に示すように、基地局との通信を行うためのアンテナ1と、通話を行うための受話器2及びマイクロフォン8と、電話番号等を表示するディスプレイ3と、エンド(END)キー4と、電話番号等を入力するためのキーパッド5と、電源スイッチ6と、短縮ダイアルのためのワンタッチダイアルキー7と、音量を調整するためのボリュームキー10と、バッテリパック11と、送信(SEND)キー12と、クリア(CLR)キー13と、ストア(STO)キー14と、リンガキー15と、リコール(RCL)キー16とが、ユーザが操作をしやすいように配設されている。
【0015】
また、このセルラ電話機は、例えば図2に示すように、セルラ電話機の動作を制御するプロセッサユニット23を備える。このプロセッサユニット23は、Pコードからパラメータ情報を生成するPコードモジュール24と、パラメータ情報に基づいてセルラ電話機に番号を割り当てる番号割当モジュール(number assignment module:以下、NAMという。)25と、セルラ電話機の動作を制御するマイクロプロセッサ26とを備える。
【0016】
Pコードモジュール24は、キーパッド5とNAM25の間に接続されており、標準の通信プロトコルを用い、このセルラ電話機がセルラ電話サービスネットワーク上で使用できるように、キーパッド5からの信号をNAM25に供給する。また、Pコードモジュール24は、キーパッド5からのPコードに応じてNAMのパラメータ情報をNAM25に供給する。そして、NAM25は、パラメータ情報を記憶する。ここで、このPコードモジュール24は、例えば1個の集積回路(チップ)からなり、一般的には、販売業者のプログラミングの煩わしさを解消するために製造業者によって、後付けモジュールとして提供される。
【0017】
なお、Pコードモジュール24とNAM25を一体化してもよい。いずれの場合にも、Pコードモジュール24は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらを組み合わせたファームウェアを利用したプロセッサで構成されており、以下に説明するように、ユーザのキーパッド操作によるプログラミング情報(Pコード)の処理に用いられる。
【0018】
〔プログラミングコード(Pコード)〕
本発明では、プログラミングコード(Pコード)は、セルラ電話機用の番号割当モジュール(NAM25)の情報及び他の製品情報をエンコードするのに使用される。Pコードは、キーパッド5の柔軟性のある長さのコードであって、セルラ電話機のプログラム可能なパラメータに変換される。したがって、Pコードは、ユーザが、ダイアルアップセンタによって提供される説明書の起動手順に従ってキーパッド5を操作することにより、入力することができる。
【0019】
具体的には、コード範囲7桁(ディジット)〜32桁は、キーパッド(123−456−789−*0#)の数字及びキャラクタに対応しており、キャラクタ*と#は、それぞれ数字の10及び11と考えられている。それ以上又はそれ以下の桁を使って別のダイアル方式及び機能に対応するようにしてもよい。
【0020】
単純でユーザが扱い易いPコードは、セルラ電話機のより複雑なシーケンスを可能にする情報シーケンスを含み、NAM25に記憶される。このNAM25には、電話番号(エリアコード(市外局番)/ダイアリングプレフィクス(市内局番、交換機番号)/加入者番号(MIN1、MIN2))、システム識別番号(SID、SIDH)、ネットワーク操作関連のパラメータ(例えば初期ページングチャンネル(Initial Paging Channel:IPCH))及び他の各セルラ電話機固有の設定値(例えば特別なダイアル速度設定)も記憶される。Pコードシーケンスのセグメントを識別するフィールド識別番号及びルックアップテーブルは、ユーザが入力しなければならない桁数を減らすのに使用される。Pコードシーケンスのセグメントを識別するフィールドを使用することにより、ユーザが選択したオプションに従ってPコードからNAM情報の一部を省略することができ、この結果、ユーザは、NAM25のデフォルト(省略時)設定により、より複雑なプログラミングを行わないで済む。
【0021】
したがって、Pコードは、購入したユーザのプログラミング技術を減少させ、ユーザは、販売業者の複雑なプログラミングがなくとも、セルラ電話機を使用することができる。
【0022】
ここで、Pコードの一例と、セルラ電話機を使用可能にするためのPコードのシステム内での動作とについて説明する。
【0023】
〔必要とされる番号割当モジュール(NAM)情報〕
セルラ電話機を使用可能にするために、Pコードモジュール24は、Pコードをエンコードして、セルラ電話機の登録電話番号を識別する最低限必要なNAM情報を生成する。典型的な10桁の北米電話番号は、3桁の市外局番、3桁の市内番号(交換機番号)、及び4桁の加入者(アドレス)番号からなる。しかしながら、この10桁の電話番号は、34ビットの2進数(バイナリ)の番号MINに変換されて、NAM25内のメモリに書き込まれる。具体的には、3桁の市外局番は、10ビットの2進数の番号MIN1に変換され、7桁の登録電話番号(3桁の市内番号(交換機番号)と4桁の加入者番号)は、24ビットの2進数の番号MIN2に変換される。
【0024】
別の必要なNAM情報として、ホームシステムにおけるセルラ電話機のシステム識別番号SIDH(5桁)、ホーム移動サービス地域における初期ページングチャンネルIPCH(4桁)、又は優先システム選択PS(1桁)に関する情報を含んでもよい。従来は、必要とされるNAM情報の入力に限定された短縮プログラミングモードにおいてさえも、熟練された販売業者は、プログラミング手順のシーケンスに従って、NAM情報を直接入力しなければならなかった。
【0025】
ユーザによるPコードシーケンスの入力を容易にするために、本発明では、データ圧縮を行い、頻繁に使用される電話番号に必要とされるNAM情報をエンコードするのに必要なPコードの桁数を最少にしている。必要とされるNAM情報の各情報は、ルックアップテーブルのようなメモリに記憶され、各情報はフィールド識別(フィールドID)番号で検索(アクセス)される。したがって、フィールド識別(フィールドID)番号は、Pコードセグメントにおいて、一般的に使用されている市外局番又は交換機番号のような記憶されているNAM情報にアクセスするために用いられる。以下の表に含まれていない他の特別な情報は、Pコードセグメント内で直接与えることができる。
【0026】
表1は、必要とされるNAM情報をプログラミングする場合の具体例を示し、セルラ電話機を使用可能にするためのフィールドID番号とPコードセグメントを示している。
【0027】
【表1】
【0028】
表1において、最初の5行は、NAM25に記憶されている、北米番号計画に従って電話を使用可能にする電話番号の情報を含んでいる。セルラ電話機用の北米電話番号は、市外局番、交換機番号、システム識別番号SIDによって分類されている。北米電話番号計画に対して、フィールド識別番号(フィールドID番号)「1」〜「5」は、市外局番、交換機番号又はシステム識別番号SIDの情報が予めセルラ電話機のルックアップテーブルに記憶されているかどうかに依存したセルラ電話機の番号を分類するカテゴリ(「よく知られている(well-known)」、「聞いたことがある(heard of)」、「未知(unknown)」)を示している。例えば、「よく知られている」の場合、市外局番、ダイアリングプレフィクス及びシステム識別番号SIDの情報は、フィールドID番号によって圧縮されて、フィールドID番号で識別されるルックアップテーブルに含まれており、インデックスによって検索される。対応するPコードセグメントには、Pコード用のフィールドルックアップテーブルを識別するフィールドID番号(1桁)、ルックアップテーブルインデックス(2桁)、及びNAM25用の完全な14桁の電話及びシステム識別番号SIDを得るための4桁の電話アドレス番号(合計7桁)のみが含まれる。
【0029】
一方、電話番号が北米番号計画に準拠しない場合(外国の場合)、Pコードセグメントは、表1の6行目に示すように、別のフィールドID番号と完全なMIN及びシステム識別番号SIDの情報を含む。市内局番表示無効(display prefix override)機能は、Pコードセグメントに3桁の表示市内局番を追加することにより達成できる(7行目)。
【0030】
表1の8〜10行目に示すように、システム識別番号SIDに基づいたデフォルト(省略時)設定が用いられないとき、ネットワークは、ホームシステムの初期ページングチャンネル(IPCH)と優先システム選択(PS:preferred-system selection)に関するNAM情報を必要とする。初期ページングチャンネルIPCHの情報において、ページング移動局に用いられる第1のコントロールチャンネルの数は、フィールドID番号「61」とPコードセグメントの4桁のプログラムセグメント(8行目)で識別される。システムA又はシステムBを選択する優先システム選択PSの情報は、対応するフィールドID番号「62」又は「63」で識別される(9行目及び10行目)。
【0031】
表2は、「よく知られている」場合のダイアルアップアクセスセンタ及びセルラ電話機に記憶されているルックアップテーブルの一例であり、フィールドID番号は「1」である。
【0032】
【表2】
【0033】
上述のように、ルックアップテーブルの行は、2桁のインデックスで検索される。各行は、セルラ電話機の市外局番、ダイアリングプレフィクス、及びシステム識別番号SIDにおける既知のNAM情報を含んでいる。さらに、拡張オプションフィールドが設けられており、これは、初期ページングチャンネル(IPCH)及び優先システム選択(PS)の情報のようなホームシステムにおいて必要とされる他の情報を含むルックアップテーブルに対するポインタ又はインデックスである。しかしながら、ネットワークがデフォルト設定を使用する場合、このフィールドは「未定義(UNDEFINED)」に設定される。
【0034】
最も頻繁に使用される市外局番、ダイアリングプレフィクス、及びシステム識別番号SIDをルックアップテーブル(表2)に格納して、フィールドID番号と関連付けると、ユーザがPコードで入力する数字の桁数は、概して少なくて済む。
【0035】
必要なNAM情報に加えて、Pコードシーケンスに、更なるPコードセグメント及び対応するフィールドIDを設け、ユーザによって選択される様々なオプション機能に関するNAM情報を記憶するようにしてもよい。表3に、本発明を適用したフィールドID、Pコードセグメント及びオプションのNAM情報の具体例を示す。
【0036】
【表3】
【0037】
表3の1行目に示すように、セルラ電話機のモデル毎に異なるオプションは、「オプション」フィールドを識別するフィールドID番号「64」を有するPコードセグメントに設定される。したがって、対応する3桁のPコードセグメントは、ルックアップテーブルの各オプション又はアドレスの情報を含み、このルックアップテーブルには、選択されるオプションに関する適切な2進数の情報が記憶されている。これらのオプションとしては、例えば、呼出しタイマ表示の起動及び停止の設定、発呼回数又は発呼及び着呼の回数の計数の設定、呼出しタイマの停止及び起動の設定、さらに、応用のための別のオプションの設定等がある。したがって、従来のプログラミングとは異なり、ユーザは、指示に従って5桁の10進数だけを入力すればよく、特殊な2進数の設定やシーケンスに慣れる必要はない。
【0038】
同様に、PコードセグメントとフィールドIDは、表3に示すように、以下のオプションに関するNAM情報を入力するのに使用することができる。
【0039】
ローミング(RH:roaming)−優先ホームシステム地域外の自動初期化又は受信は、PコードセグメントのフィールドIDに「651」又は「652」(2行目及び3行目)をそれぞれ入力することにより、許可又は禁止することができる。
【0040】
自局制御オプション(LU:local control option)−自局制御は、4行目のPコードセグメントに応じて、移動局内の制御装置によって使用可又は不可にすることができる。例えば、この制御には、フィールドID番号「653」及び0(不可)又は1(可能)からなる1桁が用いられる。
【0041】
移動識別マーク(MINマーク:mobile identification mark−Es&EXp)−MINマークは、フォワードコントロールチャンネルを介して送信されるEフィールドに記憶されている値を識別する。Es又はEXpは、システムにアクセスするときに、ホーム移動局がMIN1pだけを又はMIN1pとMIN2の両方を送信しなければならないかを識別する。Esの値とは異なり、EXpは、移動局の安全対策及び識別メモリに記憶される。MINマークの情報を入力するPコードセグメントを5行目に示す。例えば、フィールドID番号「653」及び1又は0の1桁が、MINマークの設定を識別するのに用いられる。
【0042】
ステーションクラスマーク(SCM:station class mark)−6行目に示すように、ステーションクラスマークは、3桁のPコードセグメントに設けることができ、このPコードセグメントは、フィールドID番号「66」と、ステーションクラス情報を示す10進数の1桁、すなわち2進数のステーションクラス情報を含むテーブルに対するアドレスである2進数の1110とからなる。
【0043】
システムAとシステムBの初期専用制御チャンネルシステム情報(IDCC:initial dedicated control channel system information A、B)は、7行目と8行目に示すPコードセグメントで設定される。フィールドID番号「671」によって識別される初期専用制御チャンネルシステム情報IDCCAは、4桁のPコードセグメントによって0333に設定され、一方、フィールドID番号「672」によって識別される初期専用制御チャンネルシステム情報IDCCBは、4桁のPコードセグメントによって0334に設定される。
【0044】
グループ識別マーク(GIM:group identification mark)−グループ識別マークGIMの情報を入力するPコードセグメントを9行目に示す。フィールドID番号「68」と2桁の番号、すなわち00〜15は、グループ識別マークGIMの設定を示す。
【0045】
アクセスオーバロードクラス情報(ACCOLC:access overload class information)−どのオーバロードクラスフィールド制御アクセスが移動局によって試みられているかを識別するアクセスオーバロードクラス情報ACCOLC用のPコードセグメントを、最後の10行目に示す。例えば、フィールドID番号「69」と2桁、例えば電話番号の最後の0+とからなる。
【0046】
Pコードセグメントは、固有のフィールドIDと他のPコードの桁(ディジット)を含んでおり、オプションの個人的な設定に関する情報を識別するために使用される。同様に、Pコードセグメントは、ワンタッチ/短縮ダイアルメモリ入力、A/Bシステム選択、自動応答選択、VOX(音声反応伝送)、NAM選択、タイマリセットを含んでいる。
【0047】
〔Pコード方式〕
図3は、本発明に係るPコード方式を実行するセルラ電話機ネットワークの全体的な動作を示すフローチャートである。このPコード方式では、アクセスセンタルーチン100及びエンドユーザ電話機ルーチン200において、必要なシステム情報が生成され、セルラ電話機のNAM25に記憶される。
【0048】
アクセスセンタルーチン100のステップS110〜150は、ダイアルアップアクセスセンタのソフトウェアで動作する中央処理装置(CPU)の制御の下に実行される。エンドユーザ電話機ルーチン200のステップS210〜250は、セルラ電話機内の個別のチップであるPコードモジュール24からなるファームウェアによって実行される。アクセスセンタルーチン100及びエンドユーザ電話機ルーチン200の全てのステップを実行するファームウェア、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらを組み合わせたファームウェアは、この技術の範囲に含まれる。
【0049】
図3に示すように、ステップS110において、ダイアルアップアクセスセンタは、製品型番及びシリアル番号の情報(LSN:serial number、電話販売業者から入手でき、又はセルラ電話機に記載してある)をユーザから受信する。エレクトロニックシリアル番号(ESN:electronic serial number)は、ESNの情報とLSNの情報を相互に関係付けるLSN/ESNデータベース105から取り出される。このように、顧客は、ESNを知らない。ESNは、移動局を個々に識別する32ビットの2進数からなり、ステップS215において、セルラ電話機に永久的にインストールされる。ESNは、工場において設定され、ハードコードされるので、番号の変更には特殊な設備が必要である。
【0050】
ESNは、製造時にランダムに生成され、対応するLSNと共にデータベース105に格納される。この方法において、個々のセルラ電話機/LSNに対応するESNの情報にアクセスできる人を、データベース105にアクセスを認められた人だけに制限することができる。
【0051】
ESNの情報へのアクセスを更に制限したい場合は、永久的に、製造業者のみがハードコードされたESNを変更できるようにする。ESNの変更に加えて、製造業者のラベルシリアル番号のブロックを完全に分離したり、及び/又はセルラ電話機のESNに関連しない段ボール箱のバーコードを用いるようにする。これらの方法は、異なったネットワーク供給業者が使用するために、本発明を適用したセルラ電話機を再プログラミングすることを防ぐのに役立つ。
【0052】
顧客アプリケーション情報(図示しない)をユーザが設けることができるようにして、ダイアルアップアクセスセンタがクレジットのチェック又は現金預金の調査を行えるようにしてもよい。そして、ダイアルアップアクセスセンタは、必要な申込みデータを作成して市内セルラ電話機ネットワークサービス会社に送り、購入者のサービス契約の口座を開設し、ユーザにそれ以上の煩雑なことを行わせない。この結果、ステップS115において、ネットワークサービス会社は、電話番号及びシステム識別番号(SID)を割り当て、ステップS120において、ダイアルアップアクセスセンタにその情報を提供する。
【0053】
次に、ダイアルアップアクセスセンタは、電話番号及びシステム識別番号SIDの情報、他の必要な及びユーザに選択されたオプションのNAM情報に対応したPコードシーケンスを生成する(ステップS130)。ユーザによってプログラミングされるNAM情報を識別するために、適切なフィールドIDとPコードセグメントが、プログラムルックアップテーブルデータベース125に基づいて決定される(ステップS130)。
【0054】
ステップS140において、Pコード情報のスクランブリングが、ESN及び安全なキーコードに基づいて行われる。ステップ150において、セルラ電話機のキーパッド形式のスクランブルされた結果がダイアルアップアクセスセンタからユーザに提供され、その時点で、エンドユーザ電話機ルーチン200が開始する。
【0055】
ステップS210において、ユーザは、セルラ電話機のキーパッド5を用いて、ステップS150におけるダイアルアップアクセスセンタからの指示に従ってPコードデータを入力する。
【0056】
ステップS220において、スクランブルされたPコードデータは、セルラ電話機内のメモリに記憶されているESN及びキーコード(ステップS215)に基づいてデスクランブルされる。ステップS230において、ユーザが入力したデータの整合性(integrity)がチェックされる。
【0057】
ステップS240において、デスクランブル(ステップS220)と整合性チェック(ステップS230)の後に、圧縮されているデータが伸長される。特に、電話番号及びシステム識別番号SIDの情報は、受信したプリアンブル及びデスクランブルされたPコードセグメントに従って、ルックアップテーブルから検索され(ステップS245)、NAM25に記憶される(ステップS250)。
【0058】
〔スクランブリングアルゴリズム〕
相手との間で交換される情報をスクランブルして、セルラ電話機を使用可能にするプロセスに対して安全対策を行う。エンコードした情報を用いることにより、セルラ電話機の無許可での使用を防止する。ステップS140及びS220において実行されるスクランブリング及びデスクランブリングのアルゴリズムを以下に詳しく説明する。
【0059】
ダイアルアップアクセスセンタ及び製造業者において、安全な方法でキーコードが生成され、必要な相手に配布される。ダイアルアップセンタにおいて、プリアンブル及びポストアンブルデータに関するPコードの整合性の情報を除いて、各Pコードシーケンスは、製造業者が準備した安全対策のためのキーコードと、機密LSN−ESNテーブルから読み出されたセルラ電話機のESNとに基づいて、スクランブルされる。同様に、セルラ電話機のマイクロプロセッサ26又はPコードモジュール24は、ソフトウェア又はファームウェアを内蔵し、スクランブルされたPコード入力を、スクランブル処理とは逆の処理によってデスクランブルする。したがって、セルラ電話機は、製造業者が供給して記憶されたキーコードとセルラ電話機が記憶しているESNを用いて解読し、エンコードされていないPコードシーケンスを生成する。
【0060】
〔初期スクランブルキー〕
本発明の好ましいスクランブリングアルゴリズムは、ESNの最下位側16ビット(16進数の最後の4桁)に10進数の素数を乗算し、積の各桁をESNの最上位側16ビット(16進数の最初の4桁)に加算して、16進数の4桁からなる第1のスクランブルキーを生成する。
【0061】
ダイアルアップアクセスセンタとセルラ電話機の両者は、16行×11列のスクランブルテーブルを有する。スクランブルテーブルの行は16進数でアドレスされ、列はセルラ電話機のキーパッド(0〜9、*、#)に対応するPコード入力のディジットによってアドレスされる。スクランブルテーブルの各行に対するエントリは、セルラ電話機の任意に選択されたキーパッド入力(0〜9、*、#)のシーケンスからなる。
【0062】
入力用にユーザに実際に送られてくるスクランブルされたPコードは、第1のスクランブルキー(行)及びエンコードされていないPコード入力(列)で決定されるアドレス(行、列)をスクランブルテーブルのエントリとして得られる。例えば、エンコードされたPコードの最初の桁(ディジット)は、(第1のスクランブルキーの最初のディジットと、エンコードされていないPコード入力の最初のディジット)で与えられる(行と列の)アドレスであるスクランブルテーブルのエントリに対応する。したがって、エンコードされたPコード入力の最初のディジットは、第1のスクランブルキーの最初のディジットに等しい行アドレスと、エンコードされていないPコード入力の最初のディジットに等しい列アドレスであるスクランブルテーブルのエントリに対応する。
【0063】
スクランブルされたPコードの後続のディジットは、第1のスクランブルキーの後続のディジットと、エンコードされていないPコード入力の後続のディジットとでアドレスされるスクランブルテーブルのエントリに対応する。このように、4桁の第1のスクランブルキーは、エンコードされていないPコードシーケンスの最初の4ディジット(すなわち、プリアンブル「01」の後のPコードセグメント)をスクランブルするために用いられる。
【0064】
〔後続のスクランブルキー〕
第1のスクランブルキーのディジットとエンコードされていないPコード入力のディジット(*=10進数の10、#=10進数の11)をモジュロ16に従って加算することによって、第2のスクランブルキーが得られ、そして、この第2のスクランブルキーを用い、スクランブルテーブルに従ってエンコードされていないPコードの次の4ディジットをスクランブルすることができる。これにより、前のスクランブルキーと前のエンコードされていないPコード入力を、エンコードされていないPコード入力の終わりに達するまで、同じように加算することによって、後続のスクランブルキーを生成することができる。以下に述べるように、Pコードをセグメントに分割し、終端〔STO〕エントリに達すると、スクランブルキーは、最初の第1のスクランブルキーに戻り、シーケンスが繰り返される。
【0065】
Pコード(整合性)情報(すなわちプリアンブル及びポストアンブルデータ)を除く全てのコード化した項目は、フィールドID情報によってプリフィックス(prefixed)される。これにより、情報のあらゆる部分を、デフォルトを使うオプションとして、Pコードの生成から不要にすることができる。Pコードセグメントの生成及びスクランブリングについて、以下の具体例を用いて説明する。
【0066】
表4は、本発明に基づいてセルラ電話機をプログラミングするPコードシーケンスの具体例を示している。スクランブルされていないPコードシーケンスは、適切なPコードバージョンを事実上識別するプリアンブルと、「よく知られた」北米電話番号である、頻繁に使用される必要なNAM情報を提供する第1のPコードセグメントと、アクセスオーバロードクラス情報ACCOLCに関するオプションのNAM情報を提供する第2のPコードセグメントと、チェックサム処理用のポストアンブルディジットとからなる。
【0067】
表4に示すように、2桁のプリアンブルは、ユーザにスクランブルされないで伝えられる。したがって、第1のPコードセグメントの最初の4ディジットは、上述したように、ダイアルアップセンタがESNの情報に基づいて生成した4桁の第1スクランブルキー(orig1〜orig4)によって、スクランブルされる。ダイアルアップアクセスセンタにおいてキーコードのスクランブルテーブルから得られたスクランブルの結果は、ユーザが入力する実際のPコードを形成する。次のスクランブルキー(nxt1〜nxt3)は、前のスクランブルキーのディジットと前のエンコードされていないPコード入力を加算することによって生成される。そして、エンコードされていないPコードセグメントの残りの3ディジットは、次のスクランブルキーに基づいてスクランブルされる。第1のPコードセグメントの終わりは、ユーザがSTOキー14を押して指示する。
【0068】
第2のPコードセグメントは、同様に入力され、スクランブルされる。しかし、第2のPコードセグメントの長さは僅かに4桁なので、次のスクランブルキーは必要とされない。最後に、スクランブルされていないチェックサムのポストアンブルのディジットが続き、終端を示すENDキー4を押すと、Pコードシーケンス全体が完結する。
【0069】
【表4】
【0070】
〔Pコードセグメントの入力〕
Pコードセグメントの入力及び整合性検査ステップS230について、以下に詳しく説明する。
【0071】
セルラ電話機内のPコードモジュール24のユーザーインタフェースソフトウェアは、一度に32個以上のキャラクタをバッファリングすることができない。したがって、Pコードシーケンスは、ソフトウェア(顧客ダイアルアップセンタ中継台プログラム)によって32桁以下の短いシーケンスのグループに分割される。そして、ユーザは、ディジットのシーケンスを入力し、シーケンスの終わりでSTOキー14を押すと、セルラ電話機のデコーディングソフトウェアによってシーケンスの処理が開始される。ディジットの最後のシーケンスに対して、ユーザはENDキー4を押すように指示される。そして、完全に更新されたNAM情報が実際のNAM25に書き込まれる。
【0072】
〔入力の整合性検査〕
Pコードシーケンスの入力中に、セルラ電話機のソフトウェア又はファームウェアによってエラーが検出されると、「再入力(Try Again)」の表示と可聴のエラートーンにより、ユーザはシーケンスの入力を繰り返すように忠告される。ユーザが入力したディジットのシーケンスが整合性検査をパスすると、「進む(Go Ahead)」の表示と可聴の成功トーンが発せられ、このシーケンスの入力が成功し、次のシーケンスが入力できることを知らせる。
【0073】
Pコードデータの最後のシーケンスに続いて、ENDキー4を押す。上述したように、ENDキー4を入力すると、Pコードシーケンス全体の整合性が検査される。入力したPコードデータが整合性検査をクリアすると、セルラ電話機は、標準の「起動(Wake-Up)」表示と関連するトーンを出して、正常に使用できる準備ができたことを示す。しかし、ENDキー4が押されたときに、プログラミングデータに有効なMIN(000000でない)電話番号が未だ含まれていないときは、入力された全てのデータは破棄され、セルラ電話機はPコード入力プロンプト状態に戻る。このセルラ電話機には、RCLキー16が設けてあり、Pコード入力モード中に、上位ディジットを一時的に表示する。
【0074】
〔セグメントの整合性検査〕
セグメントの整合性検査は、プロセッサユニット23内のPコードモジュール24によって実行され、ユーザが入力した各Pコードセグメントの整合性を検査する。以下、この詳細について説明する。
【0075】
これらの検査においてエラーが検出されると、システムは、間違ったセグメントが入力されたことを示し、セルラ電話機をその特定のセグメントが入力される前の状態に戻す。
【0076】
〔プリアンブルの検査〕
セルラ電話機のキーパッド5を介して入力されたプリアンブルのデータは、セルラ電話機で使われているソフトウェアバージョンに適合していることを確認するために、記憶されているルックアップテーブルのIDと比較される。
【0077】
〔ポストアンブル(チェックディジット)の検査〕
チェックサム処理により、ポストアンブル(チェックディジット)が検証される。
【0078】
〔パラメータの長さの検査〕
特定のフィールドIDの各パラメータシーケンスの長さは、セグメントの長さである。したがって、フィールドに入力されたデータのシーケンスの実際の長さが、セグメントに割り当てられた所定の長さとなっているかが検査される。
【0079】
〔未定義フィールドIDの検査〕
セグメントのフィールドIDは、システム内で検出される値であることを確認するために、セルラ電話機内に記憶されているフィールドIDの情報と照合される。
【0080】
〔ルックアップテーブルのインデックス範囲〕
Pコードデータのシーケンス内において特定されるルックアップテーブルのインデックスは、特定のソフトウェアバージョンに対応するルックアップテーブルのインデックスの範囲内であるかが検証される。
【0081】
〔MINディジットの検査〕
MINディジット情報は、10進数でない*又は#以外のキャラクタがMINシーケンスに現れないことを確認するために、検査される。
【0082】
〔システム識別番号SIDの検査〕
システム識別番号SIDの情報を含むセグメントは、特定のシステム識別番号SIDが例えば0000〜23767の範囲内であることを確認するために、検査される。
【0083】
〔オプションの検査〕
セルラ電話機のための様々なオプションを含むセグメントは、機器仕様に対して互換性を有するかが検査される。
【0084】
〔LU及びMINマークの検査〕
LU又はMINマークのデータ情報を含むセグメントは、情報が範囲内であることを確認するために、検査される。
【0085】
〔ステーションクラスマークSCMの検査〕
ステーションクラスマークSCMのデータを含むセグメントは、ステーションクラスマークSCMのデータが例えば10又は13の範囲内であることを確認するために、検査される。
【0086】
〔グループ識別マークGIMの検査〕
グループ識別マークGIMのデータを含むセグメントは、グループ識別マークGIMのデータが例えば00〜15の範囲内であることを確認するために、検査される。
【0087】
〔アクセスオーバロードクラス情報ACCOLCの検査〕
アクセスオーバロードクラス情報ACCOLCのデータを含むセグメントは、アクセスオーバロードクラス情報ACCOLCのデータが例えば00〜15の範囲内であることを確認するために、検査される。
【0088】
個人的なオプション設定に関する情報も、同様に検査される。
【0089】
この方法では、セルラ電話機は、入力シーケンスで間違いが生じると、ユーザに知らせるエラー検出コーディングを内蔵しているので、ユーザは、プログラミングを容易に行うことができ、また、プログラミングが保証される。
【0090】
〔Pコードプログラミングのフローチャート〕
本発明を適用したセルラ電話機全体のプログラミング動作を図4に示す。
【0091】
セルラ電話機は、工場において、特殊なPコード入力モードに初期設定されている。例えば、全てのNAM(NAM1及びNAM2)エントリは、電話製造業者によって消去、すなわちMIN=00000000に設定されている。
【0092】
セルラ電話機の電源スイッチ6をオンにすると(ステップS400)、電源をオンにするシーケンスが全ての構成要素がONになっているかの検査を開始する。ステップS401において、削除された未設定のNAMエントリが判別されると、プロセッサユニット23は、「P-Code01」プロンプトをディスプレイ3に表示し(ステップS405)、キーパッド5からのキー入力を受信する準備が行われる(ステップS406)。
【0093】
Pコードは直接入力できるが、安全性を増すために、セルラ電話機がNAMプログラミングモード(ステップS410)に進む前に、ユーザは、適切なプログラミングパスワードを入力しなければならない(ステップS406)。キーパッド5を押してパスワード又はPコードを入力すると、各ディジットがセルラ電話機のディスプレイ3に表示され、ユーザは、キーストロークが正しいか確かめることができる(ステップS407)。RCLキー16を押すと、セルラ電話機のキーパッド5を介して入力された最新のディジットが表示され、ユーザ及びダイアルアップアクセスセンタは、どのディジットが入力されたのかを確かめることができる(ステップS412)。CLRキー13は、1ディジット信号を供給し、マイクロプロセッサ26に表示をクリアするように指示する(ステップS411)。RCLキー16及びCLRキー13の信号が出力されると、マイクロプロセッサ26は、ステップS406に戻り、更なるキー入力を待つ。SENDキー12を押すと、ステップS416において、ダイアルアップセンタに対する発呼を開始する。その後、マイクロプロセッサ26は、Pコードを表示す状態に戻る(ステップS405)。
【0094】
NAMプログラミングモードの間に、Pコードセグメントの入力が一旦開始されると、STOキー14はセグメントの終わりを意味し、ENDキー4はPコード全体のシーケンスの終わりを表す。STOキー14又はENDキー4が押されると、整合性検査が行われ(ステップS418)、マイクロプロセッサ26は、上述したように、フィールドIDとユーザが入力したPコードセグメントの整合性を検査する。マイクロプロセッサ26は、整合性検査により間違った入力を発見すると、ディジットをクリアして(ステップS420)、エラートーンを発し(ステップS421)、ステップS406でそれ以上のキー入力を受信する前に、「再入力(Try Again)」のメッセージを点滅する(ステップS422)。
【0095】
整合性検査に成功すると、Pコードセグメントから得られたNAM情報のセグメントのデータは、メモリに一時的に記憶されて、編集される(ステップS424)。ステップS426においてENDキー4が押されないと、マイクロプロセッサ26は、ディジットをクリアして(ステップS428)、正常なトーンを発し(ステップS429)、ステップS406でそれ以上のキー入力を受信する前に「進む(Go Ahead)」のメッセージを点滅する(ステップS430)。ステップS426においてENDキー4の信号を受信すると、完全な電話番号を受信しているかの検査が行われ(ステップS432)、受信していない場合は、マイクロプロセッサ26は、初期のPコード表示にリセットされる(ステップS405)。
【0096】
完全な電話番号が入力されていると、Pコードモジュール24からNAM25に編集されたNAM情報のデータが書き込まれる(ステップS434)。その後、命令されない限り、セルラ電話機は、PコードプログラミングシーケンスによってNAM25に書き込まれたNAM1、NAM2情報に基づき、ネットワークに対して起動し、動作する(ステップS436)。
【0097】
あるいは、上述したように、全部のプログラミングシーケンスが既に完了していると、NAMエントリは、ステップS401におけるエントリを含んでいることになる。Pコード入力モードは起動されず、初期モード(ステップS402)が開始される。そして、ユーザが新しいNAM情報をセルラ電話機に入力(ステップS403)するために、パスワードを即座に入力しない限り、マイクロプロセッサ26は、次の正常モード(ステップS404)に進む。
【0098】
ユーザがNAM情報をプログラミングするためにパスワードを入力すると、マイクロプロセッサ26は、PコードNAMプログラミングモードに進む(ステップS410)。そして、上述したようにPコードセグメントが入力され、新しいプログラミング情報がNAM25に書き込まれる。そして、シーケンスの終わりに、マイクロプロセッサ26は、新しいNAM1情報及び正常モードの機能に基づいて起動される。
【0099】
最後に、電話番号情報を入力するPコード起動手順が実行されているかどうかに関係なく、緊急(911)及びオペレータアシストオーバライド(611)の電話呼出しを、空MINのようなデフォルト設定を使って行うことができる。
【0100】
〔プログラミングモードの安全対策〕
上述した実施例において、本発明は、ランダムに生成されたパスワードを使ってプログラミングモードの更なる安全対策を行い、このパスワードにより、ハードウェアサプライヤ及びネットワーク運用業者は、セルラ電話機が再プログラミングされて他のネットワークで使用されるリスクなしで、特定のネットワークで使用するセルラ電話機を提供することができる。
【0101】
この実施例において、Pコードソフトウェアは、セルラ電話機を起動したときに、個々の機器に対して新しいパスワードをランダムに生成する。これらのパスワードは、サービスセンタのデータベースに記憶され、例えばユーザが後で取引をキャンセルする呼出しを行うか、ネットワーク運用業者の管理範囲内の別の地域に移動するまで明らかにされない。
【0102】
各セルラ電話機に対して2つのパスワードを生成するようにしてもよい。RESETパスワードと称する第1のパスワードは、セルラ電話機をPコード入力モードに戻すのに使用され、Pコードを用いてセルラ電話機に新しい電話番号を再プログラミングすることができる。RESETパスワードは、ネットワーク運用業者だけがアクセスでき、新しい電話番号は、セルラ電話機の購入代金に助成金を出すネットワーク運用業者だけが、セルラ電話機にプログラミングすることができる。
【0103】
RELEASEパスワードと称する第2のパスワードは、ネットワーク運用業者との取引を永久にキャンセルするのに使用される。同様に、RELEASEパスワードは、ネットワーク運用業者だけがアクセスでき、ネットワーク運用業者は、ユーザの取引がキャンセルされ、セルラ電話機が他のネットワーク供給業者で使用するために開放されるかどうかを管理する。RESETパスワード及びRELEASEパスワードの操作上の手順は、確立されており、ユーザは、サービスセンタに電話して、あるいはセルラ電話機を許可されたサービスセンタに持ち込んで、これらの番号を得ることができる。
【0104】
これら2つのパスワードを生成するためのアルゴリズムについて説明する。
【0105】
〔RESETパスワード〕
Pコード起動中に、セルラ電話機に割り当てられるMIN(例えば、10桁の電話番号)の最初の8ディジットを用い、例えばPコードの本体部分のスクランブリングに(上述したように)使用した同じスクランブルアルゴリズムを使って、スクランブルされた8ディジットのシーケンスを生成する。スクランブルされた8ディジットを、RESETパスワードとしてセルラ電話機の不揮発性メモリ及びダイアルアップアクセスセンタのソフトウェアデータベースの両方に記憶する。
【0106】
〔RELEASEパスワード〕
Pコード起動中に、セルラ電話機に割り当てられるMIN(例えば、10桁の電話番号)の最初の8ディジットを用い、例えばPコードの本体部分のスクランブリングに(上述したように)使用した同じスクランブルアルゴリズムを使って、スクランブルされた8ディジットのシーケンスを生成する。スクランブルされた8ディジットを、RELEASEパスワードとしてセルラ電話機の不揮発性メモリ及びダイアルアップアクセスセンタのソフトウェアデータベースの両方に記憶する。
【0107】
RESETパスワード及びRELEASEパスワードを生成するこれらの方法は、適度にランダムであるが、セルラ電話機側及びセンタ側で独立して計算アルゴリズムを簡単に実行することができる。Pコード/RESETパスワード/RELEASEパスワードの組合せから、ESN、NAMの内容及びスクランブルアルゴリズム自身を解読することは、仕様書が安全な環境に保管されているため、たとえ誰かが侵入目的で入力データの大きなブロックを入手したとしても困難である。
【0108】
以上、本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者にとって適宜変更が可能である。
【0109】
【発明の効果】
上述したように、本発明は、ハードウェアサプライヤ及びネットワーク運用業者の間で交換される情報をセルラ電話機に記憶し、ルックアップテーブル又は他のデータ構造としてダイアルアップアクセスセンタで利用できるようにされているので、ユーザはセルラ電話機をプログラミングする簡単で適切な命令を得ることができ、ユーザ自身でセルラ電話機のプログラミングを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0110】
【図1】 本発明が適用されるセルラ電話機の外観を示す斜視図である。
【図2】 本発明が適用されたセルラ電話機の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るセルラ電話機のネットワークの動作を示す流れ図である。
【図4】本発明が適用されたセルラ電話機の総合的な動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
【0111】
5 キーパッド、23 プロセッサユニット、24 Pコードモジュール、25 NAM、26 マイクロプロセッサ
Claims (25)
- セルラ電話機用の後付けプログラミングコードモジュールにおいて、
上記セルラ電話機上のキーパッドからの入力信号であって、該キーパッド入力のシーケンスによって生成され、該セルラ電話機を使用可能にするパラメータ情報を生成するための入力信号を受信する入力手段と、
上記入力信号を処理して、上記セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワーク上で使用可能にする上記パラメータ情報を得る処理手段と、
上記セルラ電話機が使用可能にされたときに、パスワードをユーザに開示することなくランダムに生成し、上記入力手段に該パスワードが入力されるまで該セルラ電話機が再プログラミングされることを防止する手段とを備える後付けプログラミングコードモジュール。 - さらに、上記処理手段に接続され、上記生成されたパラメータ情報を記憶する番号割当モジュールを備える請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。
- 上記入力信号は、フィールド識別番号とプログラミングコードセグメントからなり、上記処理手段は、該フィールド識別番号でアドレスされる様々なパラメータに関する所定の情報を記憶するメモリを備えることを特徴とする請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。
- 上記入力信号は、プリアンブル、少なくとも1つのプログラミングコードセグメント、チェックサム及びシーケンスターミネータを含むプログラミングコードシーケンスからなることを特徴とする請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。
- 上記処理手段は、上記セルラ電話機内に保存されているエレクトロニックシリアル番号及びキーコードに基づいて、上記入力信号のスクランブルされている部分をデスクランブルするデスクランブル手段を備えることを特徴とする請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。
- 上記処理手段は、上記入力信号の整合性を検査する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。
- 上記処理手段は、上記入力信号を伸長する伸長手段を備えることを特徴とする請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。
- 上記入力信号は、プリアンブル、少なくとも1つのスクランブルされたプログラミングコードセグメント、ポストアンブル及びシーケンスターミネータを含むプログラミングコードシーケンスからなり、
上記処理手段は、
上記少なくとも1つのスクランブルされたプログラミングコードセグメントを、上記セルラ電話機内に保存されているエレクトロニックシリアル番号及びキーコードに基づいてデスクランブルし、フィールド識別番号とプログラミングコードからなる少なくとも1つのプログラミングコードセグメントを得るデスクランブル手段と、
上記プリアンブル、少なくとも1つのプログラミングコードセグメント、ポストアンブル及びシーケンスターミネータを含むプログラミングコードシーケンスの整合性を検査する検査手段と、
上記少なくとも1つのプログラミングコードセグメントのフィールド識別番号及びプログラミングコードから上記パラメータ情報を決定し、該パラメータ情報を番号割当モジュールに供給する伸長手段とを備え、
上記電話番号割当モジュールは、ユーザによって上記セルラ電話機を市内電話ネットワーク上で使用可能にするために必要とされる番号割当モジュール情報、オプションの番号割当モジュール情報及びオプションの個人設定情報を記憶することができることを特徴とする請求項1記載の後付けプログラミングコードモジュール。 - セルラ電話機をプログラミングするセルラ電話機のプログラミング方法において、
プログラミングコードシーケンスを生成する生成ステップと、
上記セルラ電話機のキーパッドを介して上記プログラミングコードシーケンスを入力するステップと、
上記キーパッドを介して入力されたプログラミングコードシーケンスを処理して、パラメータ情報を得る処理ステップと、
上記プログラミングコードシーケンスから得られたパラメータ情報に基づいて、上記セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワーク上において使用可能にするステップと、
上記セルラ電話機が使用可能になったときに、該セルラ電話機でパスワードを、ユーザに開示することなく、ランダムに生成するステップと、
上記パスワードを、上記セルラ電話サービスネットワークの許可された者だけがアクセス可能なデータベースに記憶するステップと、
上記パスワードを上記許可された者から得て、上記キーパッドを介して入力するまで、上記セルラ電話機が再プログラミングされるのを防ぐステップとを有し、
上記セルラ電話機をユーザがより容易に使用可能にすることができるとともに、上記セルラ電話サービスネットワークからの許可なしで、該セルラ電話機が再プログラミングされるのを防止することを特徴とするセルラ電話機のプログラミング方法。 - 上記生成ステップは、少なくとも1つのプログラミングコードセグメントを含む上記プログラミングコードシーケンスを生成するステップを有することを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記生成ステップは、
エレクトロニックシリアル番号を得るステップと、
少なくとも電話番号及びシステム識別番号の情報を含む番号割当モジュール情報を得るステップと、
上記番号割当モジュール情報を、少なくとも1つのプログラミングコードセグメントにエンコードするステップと、
上記エレクトロニックシリアル番号及びキーコードから生成されたスクランブルキーに基づいて、上記少なくとも1つのプログラミングコードセグメントをスクランブルするステップと、
上記少なくとも1つのスクランブルされたプログラミングコードセグメントを含むプログラミングコードシーケンスを生成するステップとを有することを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。 - 上記生成ステップは、プリアンブル、少なくとも1つのプログラミングコードセグメント、チェックサム及びシーケンスターミネータを含むプログラミングコードシーケンスを生成するステップを有することを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記生成ステップは、ダイアルアップアクセスセンタで実行されることを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記処理ステップは、上記セルラ電話機内のプログラミングコードモジュールを用いて、該セルラ電話機のキーパッドを介して入力された上記プログラミングコードシーケンスを処理し、得られた上記パラメータ情報を該セルラ電話機内の番号割当モジュールに記憶するステップを有することを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記処理ステップは、上記プログラミングコードシーケンスのスクランブルされている部分をデスクランブルするステップを有することを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記デスクランブルするステップは、上記セルラ電話機に保存されているエレクトロニックシリアル番号及びキーコードの情報を用いて、上記プログラミングコードシーケンスのスクランブルされている部分をデスクランブルすることを特徴とする請求項15記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記スクランブルするステップは、上記エレクトロニックシリアル番号の最下位部に素数を乗算し、得られる積を該エレクトロニックシリアル番号の最上位部に加算して第1のスクランブルキーを生成するステップと、
キーコードを有するスクランブルテーブルを、上記第1のスクランブルキーのディジット及び上記少なくとも1つのプログラミングコードセグメントのスクランブルされるディジットで与えられるアドレスで読み出して、スクランブルされたプログラミングコードセグメントを生成するステップと、
上記第1のスクランブルキーのディジットを、該第1のスクランブルキーから生成されたスクランブルされたプログラミングコードセグメントのそれぞれのディジットに加算することによって、次のスクランブルキーを生成するステップとを有することを特徴とする請求項11記載のセルラ電話機のプログラミング方法。 - 上記処理ステップは、上記キーパッドを介して入力されたプログラミングコードシーケンスの整合性を検査するステップを有することを特徴とする請求項9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記処理ステップは、上記キーパッドを介して入力されたプログラミングコードシーケンスの各プログラミングコードセグメントを伸長して、上記セルラ電話機を使用可能にする番号割当モジュール情報を得る伸長ステップを有することを特徴とする請求9記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
- 上記伸長ステップは、
上記プログラミングコードセグメントのそれぞれからフィールド識別番号及びプログラミングコードを抽出し、上記処理ステップで得られる番号割当モジュール情報を、承認されたフィールド識別番号及びプログラミングコードに基づいて、上記セルラ電話機のメモリから決定するステップを有し、
上記電話番号割当モジュールは、ユーザによって上記セルラ電話機を市内電話ネットワーク上で使用可能にするために必要とされる番号割当モジュール情報、オプションの番号割当モジュール情報及びオプションの個人設定情報を記憶することができることを特徴とする請求項19記載のセルラ電話機のプログラミング方法。 - セルラ電話機をプログラミングするセルラ電話機のプログラミング方法において、
上記セルラ電話機のキーパッドにプログラミングコードシーケンスを入力することによって、該セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワークにおいて使用可能にするステップと、
上記セルラ電話機が使用可能になったときに、該セルラ電話機でパスワードを、ユーザに開示することなく、生成するステップと、
上記パスワードを、上記セルラ電話サービスネットワークの許可された者だけがアクセス可能なデータベースに記憶するステップと、
上記パスワードを、上記セルラ電話機の不揮発性メモリに記憶するステップと、
上記パスワードを上記許可された者から得て、上記セルラ電話機のキーパッドを介して入力するまで、該セルラ電話機が別の電話番号又は別のセルラ電話サービスネットワークに再プログラミングされることを防止するステップとを有するセルラ電話機のプログラミング方法。 - 上記パスワードを生成するステップは、
上記セルラ電話機に割り当てられた電話番号の所定のセグメントを用いて該パスワードを生成するステップと、
上記所定のセグメントを、所定のアルゴリズムに基づいてスクランブルするステップを有することを特徴とする請求項21記載のセルラ電話機のプログラミング方法。 - セルラ電話機をプログラミングするセルラ電話機のプログラミング方法において、
上記セルラ電話機のキーパッドにプログラミングコードシーケンスを入力することによって、該セルラ電話機をセルラ電話サービスネットワークにおいて使用可能にするステップと、
上記セルラ電話機が使用可能になったときに、該セルラ電話機で第1及び第2のパスワードを、ユーザに開示することなく、生成するステップと、
上記第1及び第2のパスワードを、上記セルラ電話サービスネットワークの許可された者だけがアクセス可能なデータベースに記憶するステップと、
上記第1及び第2のパスワードを、上記セルラ電話機の不揮発性メモリに記憶するステップと、
上記第1のパスワードを上記許可された者から得て、上記セルラ電話機のキーパッドを介して入力するまで、該セルラ電話機が別の電話番号に再プログラミングされることを防止し、上記第2のパスワードを該許可された者から得て、該セルラ電話機のキーパッドを介して入力するまで、該セルラ電話機が別のセルラ電話サービスネットワークで使用されるように再プログラミングされることを防止するステップとを有するセルラ電話機のプログラミング方法。 - さらに、上記セルラ電話機に割り当てられた電話番号の第1及び第2のセグメントから上記第1及び第2のパスワードを生成するステップと、
上記第1及び第2のセグメントを、第1及び第2の所定のアルゴリズムに基づいて、スクランブルするステップとを有する請求項23記載のセルラ電話機のプログラミング方法。 - 使用可能になったときの電話番号は、少なくとも10桁からなり、上記第1のセグメントは、該電話番号の最初の8桁からなり、上記第2のセグメントは、該電話番号の最後の8桁からなることを特徴とする請求項24記載のセルラ電話機のプログラミング方法。
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