JP3835417B2 - Polishing and lifting equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送ベルトによってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送ベルトによってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置(所謂、搬送ベルト式研磨揚送装置)として、例えば、テンションローラを取りはずすことなく搬送ベルトを着脱できるもの(特許文献1参照)や、パチンコ玉を磨く研磨部材として極細繊維を使用しているワイピングクロスを用いたもの(特許文献2参照)、があった。このような、研磨揚送装置には、搬送ベルトに張力を付与するために搬送ベルトを交互に掛け渡す複数のテンションローラからなるテンションローラ機構と、該テンションローラ機構を覆うテンションローラカバーが設けられていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−47561号公報 (第3−5頁、第4図)
【特許文献2】
特開2001−9142 (第2−3頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1および特許文献2に示されるような従来の搬送ベルト式研磨揚送装置(以下、単に、「研磨揚送装置」という)において、該研磨揚送装置のテンションローラ機構には、内部の様子が外部からは視認することができないテンションローラカバーが設けられ、尚かつ、該テンションローラカバー内には、テンションローラだけでなく、搬送ベルトの横ずれを調整する周知の調整手段の全体も収納されていた。
【0005】
このため、ホール作業において日常的に行われるテンションローラ自体の状態の確認作業(具体的には、テンションローラ自体に付着する汚れ具合の確認等)やテンションローラ機構周辺の搬送ベルトの回動状態の確認作業(具体的には、テンションローラと搬送ベルトの接触状態から搬送ベルトの横ずれ度の確認等)がテンションローラカバーを取りはずさないと行うことができず、大変、手間がかかる作業となっていた。同様に、搬送ベルトの横ずれの調整作業も、テンションローラカバーを取りはずさないと行うことができず、大変、手間がかかる作業となっていた。
【0006】
また、遊技島に研磨揚送装置を収納した状態では、カウンター等の遊技島を構成するその他の構成が邪魔になり、店員の体格によっては、大きく体を屈めないとテンションローラ機構周辺を正確に見ることができず、これでは、テンションローラ機構周辺の搬送ベルトの回動の様子を確認しながら搬送ベルトの横ずれを調整する作業等が、大変、手間がかかる作業となっていた。
【0007】
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、搬送ベルトによってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置において、テンションローラ機構にテンションローラカバーを設けることによって発生する上記した問題点を1つでも解消することができる研磨揚送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、搬送ベルト(例えば、搬送ベルト34)によってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置(例えば、研磨揚送装置30)において、少なくとも前記搬送ベルトに張力を付加する少なくとも1つのテンションローラ(例えば、第1テンションローラ51、第2テンションローラ52、第3テンションローラ53)を備えたテンションローラ機構(例えば、テンションローラ機構50)と、該テンションローラ機構とは別体に設けられ且つ該テンションローラ機構を覆うテンションローラカバー(例えば、テンションローラカバー80)と、を備え、前記テンションローラ機構には、前記搬送ベルトの横ずれを調整する調整手段(例えば、調整穴58、ボルト56、第1固定アーム54a等)を含み、前記テンションローラカバーは、該テンションローラカバーを前記テンションローラ機構に装着した状態でも外部からテンションローラ機構が視認可能となるように形成され、前記調整手段は、前記テンションローラカバーの収納領域(例えば、収納領域88)外部に前記調整手段が調整可能に突出していることを特徴とする。このように構成することにより、テンションローラカバーを装着した状態でもテンションローラ機構が視認可能であるため、搬送ベルトの回動状態の確認(搬送ベルトの横ずれの確認等)やテンションローラ自体の状態の確認(テンションローラの汚れ具合の確認等)のホール作業をテンションローラカバーを外さず行うことができ、さらにテンションローラカバーをテンションローラ機構に装着した状態でも調整手段により搬送ベルトの調整を行うことができるため、ホール作業の負担を軽減し、更には、搬送ベルトの横ずれ等を早期に発見することが可能となる。
【0009】
また、請求項2に係る発明においては、前記テンションローラ機構又は前記搬送ベルトの正面の状態を映し出すミラー部材(例えば、回動式ミラー87)を備えたことを特徴とする。このように構成することにより、研磨揚送装置を遊技島(例えば、パチンコ島台1)内に収納した状態でも簡単にテンションローラ機構又は搬送ベルトの状態を確認することができ、ホール作業の負担を軽減することができる。
【0010】
また、請求項3に係る発明においては、前記ミラー部材は、前記テンションローラカバーに対して所定の角度に変更することができる角度変更手段(例えば、自在アーム79、自在継手等)を備えたことを特徴とする。このように構成することにより、角度変更手段によってミラー部材をテンションローラカバーに対して所定の角度に変更することができるため、研磨揚送装置を遊技島内に収納した状態で、テンションローラ機構又は搬送ベルトの状態をより見やすくすることができ、ホール作業の負担を軽減することができる。つまり、ホール作業を行うホール店員等の体格に合わせて、ミラー部材を調整することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施態様においては、遊技機としてパチンコ遊技機(図示しない)を例示して説明するが、遊技機としてスロットマシンや他の遊技機であってもよい。
【0012】
まず、本実施形態に係る遊技島としてのパチンコ島台1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係るパチンコ島台1の内部を示す側面図である。
【0013】
パチンコ島台1は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向両面にパチンコ遊技機設置部2が設けられ、複数のパチンコ遊技機が背向列設するようになっている。また、パチンコ遊技機設置部2には、各パチンコ遊技機に挟持されるように台間玉貸機(図示しない)が設けられており、この台間玉貸機はパチンコ遊技機と1対1対応するように設けられていると共に、硬貨または紙幣、あるいはプリペイドカード又は貯玉カードによりパチンコ玉を貸し出すようになっている。
【0014】
また、パチンコ島台1のほぼ中央には、後述する研磨揚送装置30が立設されている。本実施形態における研磨揚送装置30は、帯状(無端)の搬送ベルト34によってパチンコ玉を揚送するものであり、その帯状の搬送ベルト34がパチンコ島台1の長手方向と直交するように配置されて下部の導入樋3から導入したパチンコ玉を上部に研磨しながら揚送して上部タンク4に排出するものである。
【0015】
パチンコ島台1の上部には、研磨揚送装置30によって揚送されたパチンコ玉を一時的に貯留する上部タンク(上部主タンク4と上部従タンク5のこと、以下、「上部タンク4、5」と示す)が設けられ、該上部タンク4,5からは、各パチンコ遊技機にパチンコ玉を供給するための補給樋6a,6bが、パチンコ島台1の長手方向左右端部に向かって傾斜状に設けられている。研磨揚送装置30により揚送されたパチンコ玉は、まず上部主タンク4に誘導され、上部主タンク4につながる補給樋6a及び上部従タンク5に振り分けられる。上部従タンク5に振り分けられたパチンコ玉は、上部従タンク5につながる補給樋6bに誘導される。
【0016】
上記した補給樋6a,6b及び上部従タンク5にパチンコ玉が充満し、更に、上部主タンク4もパチンコ玉で充満すると、オーバーフロー状態となり、上部主タンク4からパチンコ玉が溢れ出し、上部主タンク4及び上部従タンク5の下方に設置される分岐箱7に誘導される。該分岐箱7に誘導されたパチンコ玉は、まず、研磨揚送装置30の図示右側方に沿って形成される右オーバーフローダクト8に優先的に誘導され、右オーバーフローダクト8からパチンコ島台1の下部にあるメインタンク(貯留タンク)10に誘導され、貯留されることとなる。メインタンク10がパチンコ玉によって充満し、右オーバーフローダクト8もパチンコ玉で充満されると、分岐箱7からのパチンコ玉は、研磨揚送装置30の図示左側方に沿って形成される左オーバーフローダクト9に誘導され、左オーバーフローダクト9からパチンコ島台1の下部にあるサブタンク(貯留タンク)11に誘導され貯留されることとなる。
【0017】
一方、上記した補給樋6a,6bには、各パチンコ遊技機にパチンコ玉を誘導する分配シュート12が各パチンコ遊技機に対応して設けられている。分配シュート12によって取り込まれたパチンコ玉は、分配シュート12の下方に位置する補給装置13によりパチンコ遊技機の背面上部に設けられた賞球タンク(図示しない)に供給され、景品玉や遊技玉として使用される。また、補給樋6a,6bの下流端まで流下してきたパチンコ玉を蛇腹18を介してアウト玉回収樋14に誘導することができるように玉抜き用分離機17が設けられており、これによりパチンコ玉はパチンコ島台1内を循環している。
【0018】
一方、パチンコ遊技機から排出される使用済みのパチンコ玉(アウト玉)は、アウト玉回収ボックス15で回収された後、下方に排出される。アウト玉回収ボックス15から排出されたパチンコ玉は、パチンコ島台1の両端部からそのほぼ中央に立設される研磨揚送装置30の下部に向けて下り傾斜状に設けられるアウト玉回収樋14上に落下せしめられる。
【0019】
なお、アウト玉回収樋14は、主に、各パチンコ遊技機に対応して設けられたアウト玉回収ボックス15に排出される使用済みのパチンコ玉(アウト玉)を回収するものであり、図示の場合、研磨揚送装置30を挟んで右側のアウト玉回収樋14の下流端は、メインタンク10に接続され、研磨揚送装置30を挟んで左側のアウト玉回収樋14は、サブタンク11に接続されている。なお、サブタンク11は、連結樋16を介してメインタンク10に接続されている。
【0020】
また、パチンコ遊技機設置部2の下部には、パチンコ島台1に対してほぼ直交するように外側に向かってカウンター台(図示しない)が突設されている。該カウンター台には、玉箱(図示しない)が載置されるものであり、また、カウンター台の下方には、パチンコ島台1の下部外観を構成する腰板(図示しない)がパチンコ島台1に対して着脱自在に設置されている。この腰板に対応する位置のパチンコ島台1内部には、アウト玉回収樋14が位置しているため、腰板を取りはずすことにより、アウト玉回収樋14のメンテナンスや玉詰まり等のトラブルに対する処置を容易に行うことができる。
【0021】
なお、アウト玉回収樋14は、アウト玉回収ボックス15から排出されたパチンコ玉、玉抜き用分離機17から蛇腹18を介して導出されたパチンコ玉をまとめて回収するものであり、簀の子状の誘導レールがパチンコ島台1の中央に長手方向に沿って敷設することにより構成されている。このアウト玉回収樋14は、簀の子状の誘導レールに限らず、ベルトコンベア等により構成されるものであってもよい。また、パチンコ島台1の巾方向ほぼ中央に設置される玉計数器19で回収されたパチンコ玉はメインタンク10に直接排出される。
【0022】
パチンコ島台1の長手方向端部の上方には、研磨揚送装置30等のパチンコ島台1内に設置される複数の装置の状態を表示する島端表示ランプ(いわゆる代表ランプ)20が設置されており、上部タンク4の側面上方には、パチンコ島台1内のパチンコ玉がオーバーフロー状態であるとき等に点灯するフラッシュランプ21が設置されている。
【0023】
また、上部主タンク4の下方には、パチンコ遊技機に電源を供給する電源ボックス22が設置され、該電源ボックス22の右側方にあるトランス23を介して所定の電圧に変換し、パチンコ遊技機に電源の供給を行っている。なお、電源ボックス22は、研磨揚送装置30にも電源を供給している。
【0024】
次に、本実施形態における研磨揚送装置30について、図2〜図6を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る研磨揚送装置30の前面斜視図であり、図3は、本実施形態に係るテンションローラ機構50の前面拡大図であり、図4は、本実施形態に係るテンションローラカバー80の前面拡大図であり、図5は、テンションローラカバー80を装着した状態のテンションローラ機構の前面拡大図である。
【0025】
図2に示すように、研磨揚送装置30は、支持台31の上方に保持板48及び開閉保持板46を介して、揚送筒本体32が垂直状に立設されている。そして、該揚送筒本体32の下方には、保持板48に支持されているモータ内蔵式の下部ローラ33が設置されており、また、揚送筒本体32の上部には、上部ローラ(図示しない)が軸支されている。そして、該2つのローラ(下部ローラ33及び上部ローラ)の間には、革製の搬送ベルト34が掛け渡され、周回するようになっている。尚、開閉保持板46は、搬送ベルト34を側方から引き出すために、蝶番43を介して、開閉自在に設けられている。また、下部ローラ33の駆動源であるモータに接続される電源コードは、図2には、図示されていないが、保持板48の側面、ほぼ中央に設けられた穴を通って、モータに接続されている。
【0026】
また、搬送ベルト34に張力を付与するために少なくとも1つ(本実施形態では3つ)のテンションローラ(第1テンションローラ51,第2テンションローラ52,第3テンションローラ53)からなるテンションローラ機構50が下部ローラ33の上方に設けられている。そして、揚送筒本体32の下方には、円弧状の下部樋49を介して玉磨き前のパチンコ玉が流入して複数列に整列せしめられる導入樋3が接続され、揚送筒本体32の上部には、玉磨き後のパチンコ玉が排出される排出樋35が接続されている。なお、テンションローラ機構50は、テンションローラカバー80に設けられた挿入片81を、開閉保持板46に設けられた挿入孔47に挿入し、係合穴82と揚送筒本体32の側面に設けられた本体係合穴83とを固定ボルト84で係合することによって覆われている。このテンションローラカバー80の図面の反対側(右奥側)には、挿入片81が設けられていない。テンションローラカバー80の反対側は、下部ローラ33を揚送筒本体32に取り付ける保持板48の上部に載設される。つまり、テンションローラカバー80の反対側を保持板48の上部に載設し、テンションローラカバー80がほぼ水平となる位置でテンションローラカバー80の手前側(左前側)を固定できるように挿入孔47および挿入片81が設けられている。
【0027】
しかして、導入樋3から流入したパチンコ玉は、搬送ベルト34によって揚送され、排出樋35から排出されるが、その揚送される過程で研磨揚送装置30の背面に取り付けられたガイドレールカバー36に周設される布ベルト(図示しない)との摩擦力によってパチンコ玉に付着した汚れが拭き取られ、排出樋35からは、奇麗にされたパチンコ玉が排出されることになる。なお、導入樋3には、導入樋3の傾斜角を調整する傾斜角調整ボルト37が設けられている。この傾斜角調整ボルト37には、スプリング37aが周設されており、内部を流れるパチンコ玉によって導入樋3に無理な力が加わったときでもパチンコ玉がスムーズに整列されるような構造となっている。
【0028】
なお、搬送ベルト34は、パチンコ玉を揚送するものであるが、研磨揚送装置30が駆動することによりパチンコ玉の汚れが付着するときがある。基本的には、パチンコ玉の汚れは布ベルトによって拭き取られるが、研磨揚送装置30を長時間駆動することにより、搬送ベルト34側にも汚れが付着してしまう場合があった。これでは、搬送ベルト34側に付着した汚れがパチンコ玉に付着して再び汚してしまう可能性があった。そこで、本実施形態には用いていないが、揚送筒本体32および搬送ベルト34の前面にローラを2つ設け、一方のローラに研磨手段(例えば、磨石等)を設け、もう一方のローラに布シートを設けることにより、研磨手段によって搬送ベルト34に付着した汚れを削り、布シートで削った汚れを拭き取るようにしてもよい。このようにすることで搬送ベルト34の汚れを除去でき、研磨揚送装置30を長時間駆動してもパチンコ玉の汚れを奇麗に除去できる。
【0029】
また、布ベルトは、使用後に洗濯等を行い繰り返し使用するものであるが、パチンコ玉の摩擦および洗濯等によって布ベルト自体が徐々に摩耗や縮みが生じる。これにより、後述するガイドレールカバー36内で布ベルトがはずれ、ガイドレールカバー36の破損等が生じる恐れがあった。しかし、従来の布ベルトは、摩耗した布ベルトを新しい布ベルトに交換する時期の判断が難しいという問題があった。そこで本実施形態においては、布ベルトが磨り減ったときに浮き出てくる交換目安ラインを設けた交換目安付布ベルトを使用している。つまり、交換目安ラインが見えるようになったら布ベルトを交換する時期が来たことを知らせるようにしている。これにより、布ベルトの交換時期が一目瞭然となり、ガイドレールカバー36の破損等の重大な問題を事前に防ぐことができる。
【0030】
揚送筒本体32の背面側には、蝶番(図示しない)を介して、ガイドレールカバー36が開閉自在に取り付けられるようになっている。このガイドレールカバー36は、搬送ベルト34や布ベルトを研磨揚送装置30に装着する際に開閉すると共に、布ベルト自体がガイドレールカバー36を周回するように装着できるように構成されている。そして、搬送ベルト34や布ベルトが装着された時には、止め金具38及び係合突起39によってガイドレールカバー36を揚送筒本体32に対面させた状態に維持される。ただし、揚送筒本体32とガイドレールカバー36との間には、隙間が形成されることとなるが、この隙間は、止め金具38の固着位置を調節することによってその寸法を設定することができ、その設定値に応じて揚送されるパチンコ玉への圧力を変化させることができる。また、ガイドレールカバー36には、その背面に使用前の布ベルトを装着する使用前布ベルト装着部40と使用済の布ベルトを装着する使用済布ベルト装着部41とが設けられ、その上端部に布ベルトを案内するためのローラ(図示しない)が設けられている。
【0031】
なお、上記した研磨揚送装置30の揚送筒本体32とガイドレールカバー36とは、揚送筒本体32の両側面の複数箇所に止着されている止め金具38によって取り付けられるが、その止め金具38は、ガイドレールカバー36の側面から突設される係合突起39を支持し係合するものである。
【0032】
しかして、使用前布ベルト装着部40に装着された布ベルトは、ガイドレールカバー36の下端から前面を通ってガイドレールカバー36の上端部にあるローラに掛け渡され、その後、使用済布ベルト装着部41に装着される。そして、そのように布ベルトを装着した状態で止め金具38等でガイドレールカバー36を揚送筒本体32に装着することにより、布ベルトと搬送ベルト34とを対面させたのち、搬送ベルト34を周回動作させることにより、パチンコ玉がガイドレールカバー36の前面に形成される複数の玉通路に布ベルトを間に挟んで嵌り込み、該布ベルトに汚れを付着させながら上昇するものである。なお、営業終了時には、使用前布ベルト装着部40を操作して布ベルトが移動し得るようにした状態で、裏面上部の布ベルトを引っ張って未使用面をガイドレールカバー36の前面側に位置させるようにし、その引っ張って余った布ベルトを使用済布ベルト装着部41に装着する。これによって、翌日の研磨に対する準備が終了する。
【0033】
また、上記した上部ローラは排出樋35内部に設置され、該上部ローラの回転軸44は、揚送筒本体32の両側面に設けられて該揚送筒本体32に対して上下方向に摺動可能であり且つ上部ローラを回転自在に軸支する上下摺動金具(図示しない)の上部中央に突設されるボルト保持部材(図示しない)に螺合貫通される微調節ボルト45に当接して該微調節ボルト45によって上下方向に微少移動するようになっている。この微調節ボルト45による調節は、長期間の使用によって搬送ベルト34等が延びたときに搬送ベルト34の使用時における揚送能力を調節するためのものである。
【0034】
図3に示すように、テンションローラ機構50は、揚送筒本体32に固定される固定アーム(第1固定アーム54a、54b,第3固定アーム63a、63b)の先端にローラ軸(第1ローラ軸55,第3ローラ軸64)を介して回転自在に軸支される非付勢力テンションローラ(第1テンションローラ51,第3テンションローラ53)と、揚送筒本体32に固定され且つ後述する付勢力付加手段(スプリング61,シャフト60)を備えた固定アーム(第2固定アーム59a、59b)にローラ軸(第2ローラ軸62)を介して回転自在に軸支される付勢力テンションローラ(第2テンションローラ52)と、によって構成されるものである。そして、3つのテンションローラ51,52,53のうち、上下2つの第1,第3テンションローラ51,53の内側を搬送ベルト34が通され、中央の第2テンションローラ52の外側を搬送ベルト34が通されて、全体として交互に掛け渡された状態となるようになっている。
【0035】
なお、本実施形態に係るテンションローラ機構は、2つの非付勢力テンションローラ(第1テンションローラ51,第3テンションローラ53)と、1つの付勢力テンションローラ(第2テンションローラ52)と、で構成されているものであるが、結果として搬送ベルトに張力を付与している構成ならその他の構成でもあっても良い。即ち、テンションローラの数や付勢力テンションローラの有無等は、設計変更事項範囲内と解するという意味である。
【0036】
最も上にある第1テンションローラ51の第1ローラ軸55は、一端(図面左側)が水平方向に設けられたボルト56によって第1固定アーム54aに係止され、他端(図面右側)が垂直方向に設けられたボルト57によって第1固定アーム54bに係止されている。図面左側の第1固定アーム54aには、搬送ベルトの横ずれを調節する調整手段が設けられている。
【0037】
該調整手段は、中が空洞で直方体形状の調整手段の基体となる第1固定アーム54aと、該第1固定アーム54aの側面に設けられ垂直方向に長い調整穴58と、第1固定アーム54a内に設けられ第1固定アーム内を垂直方向に所定距離、摺動可能な直方体形状の摺動板(図示しない)と、第1固定アーム54aの上面に設けられた穴を貫通し該摺動板に垂直方向に螺合する調整ボルト67と、調整穴58を貫通し摺動板に水平方向に螺合するボルト56と、で構成されている。
【0038】
なお、本実施形態における調整手段は、図面の左側、即ち、第1固定アーム54a側に設けられているが、より詳しくは、パチンコ島台1内に研磨揚送装置30を収納した状態で、研磨揚送装置30の収納出入口側に設けるという技術思想のものである。つまり、本実施形態に係る調整手段は、パチンコ島台1内に研磨揚送装置30を収納した状態で、研磨揚送装置30の収納出入口側からホール店員等が操作可能でなければならないのである。
【0039】
ここで、搬送ベルト34の調整方法の説明を行う。
まず、ボルト56を少し緩め、第1固定アーム54aに固定されている第1ローラ軸55が移動可能な状態にする。このとき、搬送ベルト34によって第1テンションローラ51自体に外向きの力が働いていることがボルト56を緩める際に感じるがこの程度の状態が最も調整し易い状態である。
【0040】
次に、調整ボルト67を回動させることにより、該調整ボルト67と螺合している第1固定アーム54a内に設けられた摺動板を垂直方向に移動させる。すると、同じく摺動板と水平方向から螺合しているボルト56が調整穴58に沿って移動し始める。即ち、摺動板の垂直方向の移動が、ボルト56の調整穴58内の移動となり、結果として、第1ローラ軸55の傾きが、つまり、第1テンションローラ51の傾きが変化する仕組みとなっているのである。
【0041】
具体的には、図3において、搬送ベルト34が手前(左)方向に横ずれした場合には、ボルト56を下方に移動させるように調整ボルト67を調整する。すると、搬送ベルト34の回動に伴い、結果として、搬送ベルト34が奥(右)方向に移動し始める。反対に、搬送ベルト34が奥(右)方向に横ずれした場合には、上述の操作の逆を行えば良い。即ち、ボルト56を上方に移動させるように調整ボルト67を調整するのである。
【0042】
最後に、搬送ベルト34の調整が完了したら、ボルト56を締め付けることにより、第1ローラ軸55を移動不可能な状態とする。
【0043】
また、中央の第2テンションローラ52を揚送筒本体32に固定するための第2固定アーム59a、59bには、付勢力付加手段であるスプリング61と、該スプリング61が周設されたシャフト60と、が設けられている。そして、第2テンションローラ52の第2ローラ軸62の両端にはシャフト60を挿入する挿入穴(図示しない)が設けられ、この挿入穴にスプリング61が周設されたシャフト60を挿入することで、第2ローラ軸62がシャフト60を摺動し、第2テンションローラ52が搬送ベルト34に対して、前方に押し出す付勢力を与えている構成となっている。
【0044】
なお、第2テンションローラ52は前方に押し出す付勢力を与えている構成となっているが、第2テンションローラ52の上下にある第1、第3テンションローラ51,53に、搬送ベルト34を後方に押さえ付ける付勢力を与える構成としても良い。
【0045】
また、最も下にある第3テンションローラ53の第3ローラ軸64は、一端(図面左側)が水平方向に設けられたボルト65によって第3固定アーム63aに係止され、他端(図面右側)が垂直方向に設けられたボルト66によって第3固定アーム63bに係止されている。
【0046】
なお、上記した第1テンションローラ51及び第3テンションローラ53は、一端(図面右側)がボルト57およびボルト66を中心として回動可能な状態で係止されている。つまり、第1ローラ軸55を第1固定アーム54aに係止するボルト56をはずすことにより、ボルト57を中心として第1テンションローラ51が回動するようになっている。また、第3ローラ軸64を第3固定アーム63aに係止するボルト65をはずすことにより、ボルト66を中心として第3テンションローラ53が回動するようになっている。
【0047】
このように、第1ローラ軸55を第1固定アーム54aに係止しているボルト56をはずし、第1テンションローラ51の他端にあるボルト57を中心として第1テンションローラ51を前方に回動させ、同様に第3ローラ軸64を第3固定アーム63aに係止しているボルト65をはずし、第3テンションローラ53の他端にあるボルト66を中心として第3テンションローラ53を前方に回動させることで搬送ベルト34に付加されていた張力を解除でき、搬送ベルト34を取りはずすことが可能になっている。
【0048】
なお、研磨揚送装置30を長時間駆動することにより、テンションローラ(第1テンションローラ51、第2テンションローラ52、第3テンションローラ53)にパチンコ玉の汚れが付着するが、このテンションローラ51〜53に付着した汚れを除去するような構成を設けても良い。例えば、それぞれのテンションローラまたは少なくとも1つのテンションローラにシートを養生し、テンションローラに汚れが付着したらこのシートを取り替えることでテンションローラの汚れを除去するようにしても良い。
【0049】
上述したように、本実施形態ではテンションローラ機構50を覆うテンションローラカバー80を備えている。図4及び図5に示すように、テンションローラカバー80は、透明な合成樹脂等(例えば、アクリル等)によって形成され、テンションローラカバー80の内部にあるテンションローラ機構50および搬送ベルト34等が視認可能となっている。また、テンションローラカバー80には、開閉保持板46に形成された挿入孔47に挿入させることで固定する挿入片81と、揚送筒本体32に形成された本体係合穴83とボルト(図示しない)によって係合し、揚送筒本体32に固定する係合穴82が形成されている。このように、テンションローラカバー80の一端側面(図面左側)は、開閉保持板46の挿入孔47に挿入片81を挿入することによって固定されるが、他端側面(図面右側)は、保持板48上に載設される。このように、テンションローラカバー80が透明な合成樹脂等によって形成されるため、テンションローラカバー80を装着した状態でもテンションローラ機構50が視認可能となり、搬送ベルトの回動状態の確認(搬送ベルトの横ずれの確認等)やテンションローラ自体の状態の確認(テンションローラの汚れ具合の確認等)のホール作業を、テンションローラカバー80を外さずに行うことができ、ホール作業の負担を軽減することができ、更には、搬送ベルト34の横ずれ等を早期に発見することができる。
【0050】
なお、本実施形態におけるテンションローラカバー80は、アクリル製となっているが、これに限らず内部を透視しえるものであればなんでもよい。例えば、ABS樹脂(アクリル・ブタジエン・スチレン樹脂)や、AS樹脂(アクリル・スチレン樹脂)等であってもよい。
【0051】
また、本技術思想に逸脱していなければ、別の対応でもよい。即ち、本件は、搬送ベルト34式の研磨揚送装置30において、搬送ベルト34に張力を付加する少なくとも1つのテンションローラ(51〜53)を備えたテンションローラ機構50と、該テンションローラ機構50を覆うテンションローラカバー80と、を備え、該テンションローラカバー80を前記テンションローラ機構50に装着した状態でも、外部から前記テンションローラ機構50を視認できること、を特徴としていればよく、例えば、テンションローラカバー80全体を透明な合成樹脂にするのではなく、一部だけを合成樹脂にしたり、また、不透明なテンションローラカバー80の一部に、テンションローラ機構50(少なくとも、1つのテンションローラ)の様子が視認できる程度の大きさの開口部(開口部の数は問わない)を設けたり、という具合に様々な態様でも良い。
【0052】
また、テンションローラカバー80には、開口部85が形成されている。この開口部85は、テンションローラカバー80をテンションローラ機構50に装着した状態でも、上述した第1テンションローラ51の第1固定アーム54aに設けられる上述した調整手段を調整可能となるように、テンションローラカバー80の収納領域88外部に突出させるものである。つまり、図5に示すように、テンションローラカバー80の一端側面(図面左側)に開口部85を形成し、該開口部85から調整手段を調整可能に突出させ、テンションローラカバー80を取り付けた状態でも搬送ベルト34の調整を行うことができるようにしている。このように、テンションローラカバー80をテンションローラ機構50に装着した状態でも調整手段によって搬送ベルト34の調整を行うことができ、ホール作業の負担を軽減することができる。
【0053】
なお、本実施形態に係るテンションローラカバー80は、上述したように、テンションローラカバー80をテンションローラ機構50に装着した状態でも、第1テンションローラ51の第1固定アーム54aに設けられる調整手段を調整可能となるように、テンションローラカバー80の収納領域88外部に突出させるものであったが、本技術思想から逸脱していなければ、その他の態様であっても良い。
【0054】
例えば、搬送ベルトによってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置において、少なくとも前記搬送ベルトに張力を付加する少なくとも1つのテンションローラを備えたテンションローラ機構と、該テンションローラ機構を覆うテンションローラカバーと、前記搬送ベルトの横ずれを調整する調整手段と、を備え、該テンションローラカバーを前記テンションローラ機構に装着した状態でも外部からテンションローラ機構を視認可能であり、尚かつ、前記調整手段が操作可能な程度に前記テンションローラカバーの一部が着脱可能又は開閉可能に構成されていることを特徴とする研磨揚送装置であっても良い。
【0055】
このように構成することにより、テンションローラカバーを装着した状態でもテンションローラ機構が視認可能であるため、搬送ベルトの回動状態の確認(搬送ベルトの横ずれの確認等)やテンションローラ自体の状態の確認(テンションローラの汚れ具合の確認等)のホール作業を、テンションローラカバーを外さず行うことができ、ホール作業の負担を軽減し、更には、搬送ベルトの横ずれ等を早期に発見することが可能となる。また、テンションローラカバーの一部を着脱又は開閉することで調整手段が操作可能となるため、即ち、テンションローラカバーの大部分は取り外さなくても搬送ベルトの調整を行うことができるため、ホール作業の負担を軽減することができるといった優れた効果を奏する。
【0056】
また、テンションローラカバー80の開口部85が形成される面と向かい合う他端側面(図面右側)の内側(収納領域88側)には側面ミラー86が備えられている。研磨揚送装置30はパチンコ島台1に設置されるときに、上記した調整手段が操作できるように設置されるが(図示しないがパチンコ島台1の研磨揚送装置30を収容している部分を開閉する扉に近い側に調整機構がくるように研磨揚送装置30が設置される)、搬送ベルト34およびテンションローラ機構50の状態を確認する際に手前にある部分は確認しやすいが、奥にある部分は(扉から遠い側)確認しにくくなっていた。本実施形態におけるテンションローラカバー80は、透明な樹脂によって形成され、更にテンションローラカバー80の側面に設けられた側面ミラー86が、研磨揚送装置30がパチンコ島台1に設置されて、確認しにくくなっていた搬送ベルト34およびテンションローラ機構50の裏側(図面右側)の状態を映し出すことができるため、上記した不具合を解消することができる。よって、テンションローラカバー80が、揚送筒本体32に取り付けられた状態で図1に示すパチンコ島台1に設置されたときに、ホール作業を行うホール店員等が側面ミラー86に映し出されたテンションローラ機構50又は搬送ベルト34の裏側の状態を確認することで、より精度の高いホール作業を行うことができるようになる。
【0057】
また、テンションローラカバー80には、テンションローラ機構50および搬送ベルト34の正面の状態を映し出すミラー部材としての回動式ミラー87が備えられている。これにより、研磨揚送装置30をパチンコ島台1内に収納した状態でも簡単にテンションローラ機構50又は搬送ベルト34の状態を確認することができ、ホール作業の負担を軽減することができる。
【0058】
また、該回動式ミラー87には、テンションローラカバー80に対して所定の角度に変更することができる角度変更手段も備えている。
【0059】
該角度変更手段は、円棒状の自在アーム79と、自在アーム79の一端側(図面では左側)に設けられ自在アーム79を水平方向(図5で言えば、矢印B方向)及び上下方向(図5で言えば、矢印C方向)に回動する回動軸と、自在アーム79の長手方向の曲面の一部と嵌合する回動式ミラー87の下端部に形成される円弧状の溝と、で構成されている。該構成において、回動式ミラー87の下端部に形成される円弧状の溝が、自在アーム79の長手方向の曲面の一部と嵌合することにより、回動式ミラー87がテンションローラカバー80に対して開閉方向(図5で言えば、矢印A方向)に角度を変更することができるようになる。なお、上述した自在アーム79の一端側(図面では左側)に設けられる回動軸は、所謂、ラジオ等のアンテナに用いられている周知の技術である。また、上述からの記載からもわかるが、本実施形態に係る回動式ミラー87は、着脱自在である。従って、回動式ミラー87自体の清掃は大変行いやすい構成となっている。
【0060】
このように、即ち、角度変更手段によって回動式ミラー87をテンションローラカバー80に対して所定の角度に変更することができるため、研磨揚送装置30をパチンコ島台1に収納した状態で、テンションローラ機構50又は搬送ベルト34の状態をより見やすくすることができ、ホール作業の負担を軽減することができる。つまり、ホール作業を行うホール店員等の体格に合わせて、回動式ミラー87を調整することができる。
【0061】
次に、図6を用いて、角度変更手段の他の実施形態を示す。
テンションローラカバー80の一端側前面(図面右側)に設けられた角度変更手段(図6に示す支持球89および支持球ハウス90によって構成される自在継手)によってフレキシブルに取り付けられている。つまり、図5に示した場合と同じように、回動式ミラー87は、自在継手の支持球89を支点として水平方向および垂直方向および開閉方向に自由自在に回動することができる。このように、角度変更手段としての自在継手によって回動式ミラー87をテンションローラカバー80に対して所定の角度に変更することができるため、研磨揚送装置30をパチンコ島台1内に収納した状態でテンションローラ機構50又は搬送ベルト34の状態をより見やすくすることができ、ホール作業の負担を軽減することができる。つまり、ホール作業を行うホール店員等の体格に合わせて回動式ミラー87を調整することができる。
【0062】
なお、本実施形態における回動式ミラー87は、テンションローラカバー80に回動可能に取り付けられているが、テンションローラ機構50又は搬送ベルト34の正面状態を確認できる位置に取り付けられていればよい。例えば、下部ローラ33を揚送筒本体32に取り付ける保持板48や、パチンコ島台1の内部等、に支持球89を設け、該支持球89に回動式ミラー87を回動可能に取り付けてもよい。
【0063】
また、本実施形態に係るテンションローラカバー80は、テンションローラ機構50に対して用いられたものであるが、本技術思想から逸脱していなければ、その他の態様も本技術思想範囲内とする。例えば、テンションローラカバー80を搬送ベルト34全体も含む形状で構成したり、又は、下部ローラ33を含む形状で構成したり、又は、搬送ベルト34全体と下部ローラ33の両方を含む形状で構成しても良い。
【0064】
また、テンションローラカバー80を分割できる態様であっても良い。この様に構成することで、たとえ、テンションローラカバー80がどのような形状になっても(例えば、大型化や複雑化等)、装着が容易であるという効果がある。
【0065】
また、本実施形態に係る研磨揚送装置は、下部ローラ33内に駆動源のモータが内蔵されたタイプであったが、駆動源のモータが下部ローラ33に内蔵されていないタイプ、即ち、モータが外部に付設されたタイプであっても良い。更に、該モータが外部に付設されたタイプの研磨揚送装置は、モータのプーリーと下部ローラ33のプーリーとの間にVベルトを掛け渡し、モータが駆動することによりVベルトが回動し、その駆動力を下部ローラ33に伝えるタイプの研磨揚送装置であるが、Vベルトが駆動する範囲(Vベルト及びモータのプーリー及び下部ローラ33のプーリー)を覆うカバーに対しても、本技術思想の適用は容易である。
【0066】
即ち、搬送ベルトによってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置において、該研磨揚送装置は、少なくとも、揚送筒本体と、該揚送筒本体の上部に軸支される上部ローラと、前記揚送筒本体の下方に設置される下部ローラと、該下部ローラを回転駆動されるための駆動源としての駆動モータと、前記下部ローラのプーリーと前記駆動モータのプーリーとの間に掛け渡されるVベルトと、前記Vベルトを覆うVベルトカバーと、を備え、該Vベルトカバーが前記Vベルトを覆った状態でも外部からVベルトの回動の状態が視認可能であることを特徴する研磨揚送装置であっても良い。このように構成することにより、Vベルトカバーを装着した状態でもVベルトの回動の状態が視認可能であるため、Vベルトの回動状態の確認やVベルトの磨耗状態の確認のホール作業を、Vベルトカバーを外さず行うことができ、ホール作業の負担を軽減し、更には、Vベルトの切断等のトラブルを早期に発見することが可能となる。
【0067】
以上、実施形態に係る玉揚送装置の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれば、搬送ベルト34によってパチンコ玉を揚送する研磨揚送装置30において、少なくとも搬送ベルト34に張力を付加する少なくとも1つのテンションローラ(51〜53)を備えたテンションローラ機構50と、該テンションローラ機構50を覆うテンションローラカバー80と、を備え、前記テンションローラ機構50には、前記搬送ベルト34の横ずれを調整する調整手段(例えば、調整穴58、ボルト56、第1固定アーム54a等)を含み、前記テンションローラカバー80は、該テンションローラカバー80をテンションローラ機構50に装着した状態でも外部からテンションローラ機構50が視認可能となるように形成され、前記調整手段(例えば、調整穴58、ボルト56、第1固定アーム54a等)は、前記テンションローラカバー80の収納領域88外部に調整可能に突出していることにより、テンションローラカバー80を装着した状態でもテンションローラ機構50が視認可能であるため、搬送ベルト34の回動状態の確認(搬送ベルト34の横ずれの確認等)やテンションローラ(51〜53)自体の状態の確認(テンションローラの汚れ具合の確認等)のホール作業を、テンションローラカバー80を外さず行うことができ、さらにテンションローラカバー80をテンションローラ機構50に装着した状態でも調整手段により搬送ベルト34の調整を行うことができるため、ホール作業の負担を軽減し、更には、搬送ベルト34の横ずれ等を早期に発見することが可能となる。
【0068】
また、テンションローラ機構50又は搬送ベルト34の正面の状態を映し出す回動式ミラー87を備えたことにより、研磨揚送装置30をパチンコ島台1内に収納した状態でも簡単にテンションローラ機構50又は搬送ベルト34の状態を確認することができ、ホール作業の負担を軽減することができる。
【0069】
また、回動式ミラー87は、テンションローラカバー80に対して所定の角度に変更することができる角度変更手段(例えば、自在アーム79、自在継手等)を備えたことにより、回動式ミラー87をテンションローラカバー80に対して所定の角度に変更することができるため、研磨揚送装置30をパチンコ島台1内に収納した状態で、テンションローラ機構50又は搬送ベルト34の状態をより見やすくすることができ、ホール作業の負担を軽減することができる。つまり、作業を行うホール店員等の体格に合わせて、回動式ミラー87を調整することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1の発明においては、このように構成することにより、テンションローラカバーを装着した状態でもテンションローラ機構が視認可能であるため、搬送ベルトの回動状態の確認(搬送ベルトの横ずれの確認等)やテンションローラ自体の状態の確認(テンションローラの汚れ具合の確認等)のホール作業をテンションローラカバーを外さず行うことができ、さらにテンションローラカバーをテンションローラ機構に装着した状態でも調整手段により搬送ベルトの調整を行うことができるため、ホール作業の負担を軽減し、更には、搬送ベルトの横ずれ等を早期に発見することが可能となる。
【0071】
また、請求項2の発明においては、研磨揚送装置を遊技島(例えば、パチンコ島台1)内に収納した状態でも簡単にテンションローラ機構又は搬送ベルトの状態を確認することができ、ホール作業の負担を軽減することができる。
【0072】
また、請求項3の発明においては、角度変更手段によってミラー部材をテンションローラカバーに対して所定の角度に変更することができるため、研磨揚送装置を遊技島内に収納した状態で、テンションローラ機構又は搬送ベルトの状態をより見やすくすることができ、ホール作業の負担を軽減することができる。つまり、ホール作業を行うホール店員等の体格に合わせて、ミラー部材を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係るパチンコ島台の内部を示す側面図である。
【図2】 本実施形態に係る研磨揚送装置の前面斜視図である。
【図3】 本実施形態に係るテンションローラ機構の前面拡大図である。
【図4】 本実施形態に係るテンションローラカバーの前面拡大図である。
【図5】 テンションローラカバーを装着した状態のテンションローラ機構の前面拡大図である。
【図6】 角度変更手段の他の実施形態としての自在継手の拡大図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台
3 導入樋
30 研磨揚送装置
32 揚送筒本体
34 搬送ベルト
35 排出樋
36 ガイドレールカバー
46 開閉保持板
48 保持板
50 テンションローラ機構
51 第1テンションローラ
52 第2テンションローラ
53 第3テンションローラ
54a、54b 第1固定アーム
55 第1ローラ軸
59a、59b 第2固定アーム
60 シャフト
61 スプリング
62 第2ローラ軸
63a、63b 第3固定アーム
64 第3ローラ軸
56 ボルト
59 調整穴
79 自在アーム
80 テンションローラカバー
81 挿入片
82 係合穴
83 本体係合部
84 固定ボルト
85 開口部
86 側面ミラー
87 回動式ミラー
88 収納領域
89 支持球
90 支持球ハウス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polishing and lifting device that lifts pachinko balls by a conveyor belt.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a polishing and lifting device that lifts pachinko balls by a conveyor belt (so-called conveyor belt type polishing and lifting device), for example, a conveyor belt can be attached and detached without removing a tension roller (see Patent Document 1), There was one using a wiping cloth using ultrafine fibers as an abrasive member for polishing pachinko balls (see Patent Document 2). Such a polishing / feeding apparatus is provided with a tension roller mechanism composed of a plurality of tension rollers that alternately hang the conveyor belt to apply tension to the conveyor belt, and a tension roller cover that covers the tension roller mechanism. It was.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-47561 (page 3-5, FIG. 4)
[Patent Document 2]
JP2001-9142 (page 2-3, FIG. 3)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional conveyor belt type polishing and lifting apparatus as shown in Patent Document 1 and Patent Document 2 (hereinafter simply referred to as “abrasive lifting apparatus”), the tension roller mechanism of the polishing and lifting apparatus includes: A tension roller cover in which the internal state cannot be seen from the outside is provided, and not only the tension roller but also the entire known adjusting means for adjusting the lateral deviation of the conveying belt is provided in the tension roller cover. It was stored.
[0005]
For this reason, it is necessary to check the state of the tension roller itself that is routinely performed in the hall operation (specifically, confirmation of the degree of dirt attached to the tension roller itself, etc.) and the rotation state of the conveyor belt around the tension roller mechanism. Confirmation work (specifically, confirmation of the degree of lateral displacement of the conveyor belt from the contact state between the tension roller and the conveyor belt) cannot be performed unless the tension roller cover is removed, which is very laborious. . Similarly, the adjustment work of the lateral deviation of the conveying belt cannot be performed unless the tension roller cover is removed, which is a laborious work.
[0006]
In addition, when the polishing / lifting device is stored on the amusement island, other components constituting the amusement island such as a counter are in the way, and depending on the physique of the store clerk, the area around the tension roller mechanism must be accurately In this case, the operation of adjusting the lateral deviation of the conveyor belt while confirming the state of rotation of the conveyor belt around the tension roller mechanism is a laborious operation.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to generate the tension roller mechanism by providing a tension roller cover in a polishing / lifting apparatus that lifts pachinko balls by a conveyor belt. An object of the present invention is to provide a polishing and lifting apparatus that can solve even one of the problems.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the invention according to claim 1, at least in a polishing and lifting apparatus (for example, the polishing and lifting apparatus 30) that lifts pachinko balls by a conveyor belt (for example, the conveyor belt 34), A tension roller mechanism (for example, a tension roller mechanism 50) including at least one tension roller (for example, a
[0009]
According to a second aspect of the present invention, a mirror member (for example, a rotating mirror 87) that reflects the state of the front of the tension roller mechanism or the conveyor belt is provided. With this configuration, it is possible to easily check the state of the tension roller mechanism or the conveyor belt even when the polishing / lifting device is stored in the amusement island (for example, pachinko island platform 1), and the burden of the hall work is reduced. Can be reduced.
[0010]
Further, in the invention according to
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the present embodiment, a pachinko gaming machine (not shown) is exemplified and described as the gaming machine, but the gaming machine may be a slot machine or another gaming machine.
[0012]
First, a schematic configuration of the pachinko island stand 1 as an amusement island according to the present embodiment will be described. FIG. 1 is a side view showing the inside of the pachinko island platform 1 according to the present embodiment.
[0013]
As is well known, the pachinko island platform 1 has a rectangular parallelepiped frame structure, pachinko gaming
[0014]
Further, a polishing and
[0015]
An upper tank (the upper main tank 4 and the
[0016]
When the above-mentioned
[0017]
On the other hand, the above-described
[0018]
On the other hand, used pachinko balls (out balls) discharged from pachinko machines are collected in the out ball collection box 15 and then discharged downward. The pachinko balls discharged from the out ball collection box 15 are inclined downward from the both ends of the pachinko island platform 1 toward the lower part of the polishing and lifting
[0019]
The out
[0020]
In addition, a counter stand (not shown) protrudes outward from the lower portion of the pachinko gaming
[0021]
The out
[0022]
Above the end in the longitudinal direction of the pachinko island stand 1, an island end display lamp (so-called representative lamp) 20 for displaying the state of a plurality of devices installed in the pachinko island stand 1 such as the polishing and lifting
[0023]
A
[0024]
Next, the polishing and lifting
[0025]
As shown in FIG. 2, in the polishing and lifting
[0026]
Further, a tension roller mechanism including at least one (three in this embodiment) tension rollers (
[0027]
Thus, the pachinko balls that have flowed in from the
[0028]
In addition, although the
[0029]
In addition, the fabric belt is used after being used after washing and the like, and the fabric belt itself gradually wears and shrinks due to friction of the pachinko balls and washing. As a result, the cloth belt may come off in the
[0030]
A
[0031]
It should be noted that the
[0032]
Thus, the cloth belt attached to the pre-use cloth
[0033]
The upper roller described above is installed inside the
[0034]
As shown in FIG. 3, the
[0035]
The tension roller mechanism according to the present embodiment includes two non-biasing force tension rollers (
[0036]
The
[0037]
The adjusting means includes a first
[0038]
The adjusting means in the present embodiment is provided on the left side of the drawing, that is, on the first
[0039]
Here, the adjustment method of the
First, the
[0040]
Next, by rotating the
[0041]
Specifically, in FIG. 3, when the
[0042]
Finally, when the adjustment of the
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
In this way, the
[0048]
In addition, when the polishing /
[0049]
As described above, the present embodiment includes the
[0050]
The
[0051]
Further, other measures may be taken as long as they do not deviate from this technical idea. That is, in this case, in the polishing and feeding
[0052]
An
[0053]
As described above, the
[0054]
For example, in a polishing and lifting apparatus that lifts pachinko balls by a conveyor belt, a tension roller mechanism that includes at least one tension roller that applies tension to the conveyor belt, a tension roller cover that covers the tension roller mechanism, Adjusting means for adjusting lateral deviation of the conveyor belt, and the tension roller mechanism can be visually recognized from the outside even when the tension roller cover is mounted on the tension roller mechanism, and the adjusting means can be operated. The polishing roller feeding apparatus may be characterized in that a part of the tension roller cover is configured to be detachable or openable.
[0055]
With this configuration, the tension roller mechanism can be visually recognized even when the tension roller cover is attached. Therefore, it is possible to check the rotation state of the conveyance belt (confirmation of lateral deviation of the conveyance belt, etc.) and the state of the tension roller itself. Hole work for confirmation (confirmation of tension roller dirt condition) can be performed without removing the tension roller cover, reducing the burden of the hole work, and also detecting the lateral deviation of the conveyor belt at an early stage. It becomes possible. In addition, since the adjusting means can be operated by attaching / detaching / opening / closing part of the tension roller cover, that is, the conveyor belt can be adjusted without removing most of the tension roller cover, the hole work There is an excellent effect of reducing the burden of.
[0056]
Further, a
[0057]
Further, the
[0058]
The rotating
[0059]
The angle changing means is a rod-shaped
[0060]
In this way, that is, the rotating
[0061]
Next, another embodiment of the angle changing means will be described with reference to FIG.
The
[0062]
Note that the
[0063]
Further, the
[0064]
Alternatively, the
[0065]
Further, the polishing and lifting apparatus according to the present embodiment is a type in which the motor of the drive source is built in the
[0066]
That is, in the polishing and lifting apparatus that lifts the pachinko balls by the conveyor belt, the polishing and lifting apparatus includes at least a lifting cylinder body, an upper roller that is pivotally supported on the upper part of the lifting cylinder body, and the lifting pump. A lower roller installed below the cylinder main body, a drive motor as a drive source for rotationally driving the lower roller, and a V that is stretched between a pulley of the lower roller and a pulley of the drive motor A polishing pump, comprising: a belt; and a V-belt cover that covers the V-belt, wherein the state of rotation of the V-belt is visible from the outside even when the V-belt cover covers the V-belt. It may be a device. With this configuration, the rotation state of the V-belt can be visually recognized even when the V-belt cover is attached. Therefore, the hole operation for checking the rotation state of the V-belt and the wear state of the V-belt can be performed. This can be done without removing the V-belt cover, thereby reducing the burden of hall work, and furthermore, it becomes possible to detect troubles such as cutting of the V-belt at an early stage.
[0067]
As described above, the configuration and operation of the ball lifting device according to the embodiment have been described. However, according to the present embodiment, in the polishing and lifting
[0068]
Further, by providing a
[0069]
Further, the
[0070]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, in the invention of claim 1, with this configuration, the tension roller mechanism can be visually recognized even when the tension roller cover is attached. Hole work can be done without removing the tension roller cover, such as checking the condition (confirming the lateral displacement of the conveyor belt) and checking the condition of the tension roller itself (confirming the condition of the tension roller). Since the conveying belt can be adjusted by the adjusting means even when the tension roller mechanism is mounted, it is possible to reduce the burden of the hall work and to detect the lateral deviation of the conveying belt at an early stage.
[0071]
In the invention of
[0072]
In the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing the inside of a pachinko island platform according to an embodiment.
FIG. 2 is a front perspective view of a polishing and lifting apparatus according to the present embodiment.
FIG. 3 is an enlarged front view of a tension roller mechanism according to the present embodiment.
FIG. 4 is an enlarged front view of a tension roller cover according to the present embodiment.
FIG. 5 is an enlarged front view of the tension roller mechanism with a tension roller cover attached.
FIG. 6 is an enlarged view of a universal joint as another embodiment of the angle changing means.
[Explanation of symbols]
1 Pachinko island stand
3 Introduction
30 Polishing and lifting equipment
32 Lifting tube body
34 Conveyor belt
35 discharge tank
36 Guide rail cover
46 Opening and closing holding plate
48 Retaining plate
50 Tension roller mechanism
51 First tension roller
52 Second tension roller
53 Third tension roller
54a, 54b first fixed arm
55 First roller shaft
59a, 59b Second fixed arm
60 shaft
61 Spring
62 Second roller shaft
63a, 63b Third fixed arm
64 Third roller shaft
56 volts
59 Adjustment hole
79 Swivel arm
80 Tension roller cover
81 Insertion piece
82 engagement hole
83 Body engaging part
84 Fixing bolt
85 opening
86 Side mirror
87 Rotating mirror
88 Storage area
89 Support ball
90 support ball house
Claims (3)
少なくとも前記搬送ベルトに張力を付加する少なくとも1つのテンションローラを備えたテンションローラ機構と、
該テンションローラ機構とは別体に設けられ且つ該テンションローラ機構を覆うテンションローラカバーと、を備え、
前記テンションローラ機構には、前記搬送ベルトの横ずれを調整する調整手段を含み、
前記テンションローラカバーは、該テンションローラカバーを前記テンションローラ機構に装着した状態でも外部からテンションローラ機構が視認可能となるように形成され、
前記調整手段は、前記テンションローラカバーの収納領域外部に調整可能に突出していることを特徴とする研磨揚送装置。In a polishing and lifting device that lifts pachinko balls by a conveyor belt,
A tension roller mechanism comprising at least one tension roller for applying tension to at least the transport belt;
A tension roller cover provided separately from the tension roller mechanism and covering the tension roller mechanism ,
The tension roller mechanism includes an adjusting means for adjusting a lateral deviation of the transport belt,
The tension roller cover is formed so that the tension roller mechanism is visible from the outside even when the tension roller cover is attached to the tension roller mechanism.
The polishing and feeding apparatus according to claim 1, wherein the adjustment means protrudes adjustably outside the storage area of the tension roller cover.
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