JP3833931B2

JP3833931B2 - Fuel consumption display method and fuel consumption display device

Info

Publication number: JP3833931B2
Application number: JP2001364320A
Authority: JP
Inventors: 廣彰影山
Original assignee: Alpine Electronics Inc
Current assignee: Alpine Electronics Inc
Priority date: 2001-11-29
Filing date: 2001-11-29
Publication date: 2006-10-18
Anticipated expiration: 2021-11-29
Also published as: JP2003166868A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃費表示方法及び燃費表示装置に係わり、特に、現在地と目的地間の各地点における燃費を予測して表示する燃費表示方法及び燃費表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ドライバにとってガソリン1リットル当たりの走行距離を示す燃費(Km/リットル)は重要であり、燃費が大きいほど一定走行距離毎のガソリン消費量が少なくなりガソリン補給回数が少なくなってガソリン代を節約することができる。このため、自動車メーカも低燃費の自動車を開発し、自動車デーラーも低燃費を売り言葉にして販促している。又、ドライバは低燃費走行を心掛け、経験上会得した知識、例えば、エアコンを使うと燃費が低下する、一般に高速道路では80Km/h走行が燃費に適しているなどの知識、に基づいて低燃費走行する。特に残ガソリン量が少なくなったときにはこの低燃費走行の傾向が強くなる。
従来の燃費表示装置としては、走行距離と燃料消費量から現在あるいはそれまでの燃費を計算して表示するものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の燃費表示装置では、現時点の燃費は判るが、速度を上げたら、あるいはエアコンの温度を上げたら燃費はどうなるか判らない。例えば、速度を80Km/hから100Km/hにあげると燃費はどのくらい悪くなるのか、あるいは、エアコンを２６⁰Cから２４⁰Cに下げたら燃費はどのくらい悪くなるのか、判らない問題がある。又、現在の残燃料でどの位、走行可能であるか不明であり、燃料補給のタイミングを逃す問題があり、途中でガソリン補給のために高速道路を降りざるを得なくなったりする。
【０００４】
以上から本発明の目的は、速度や設定室温を変更した場合に燃費がどのように変化するかをドライバが容易に認識できるようにすることである。
本発明の別の目的は、速度や設定室温を変更した場合、あるいは変更しない場合、燃費が目的地へ向けての走行時にどのように変化するかをドライバが容易に認識できるようにすることである。
本発明の別の目的は、残燃料で走行可能な距離をドライバが容易に把握できるようにすることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、燃費を予測して表示する燃費表示装置において、車速と車室内の温度を設定し、搭乗者、残燃料を含む車の総重量と、車室内外の温度差と、車速とに基づいて燃費を算出し、該算出された燃費を表示する。また、残燃料で走行可能な距離を算出して表示する。
【０００６】
本発明の第2は、現在地と目的地間の燃費を予測して表示する燃費表示装置において、車速と車室内の温度を設定し、搭乗者、残燃料を含む車の総重量と、車室内外の温度差と、車速と、高低差などの地理的環境とに基づいて所定の走行距離毎に燃費を算出し、得られた燃費を車の走行距離に対応させてグラフで表示する。又、残燃料で走行可能な距離を算出して表示する。
【０００７】
第1、第2の発明によれば、速度や設定室温を変更した場合に燃費がどのように変化するかをドライバが容易に認識できるようになる。又、速度や設定室温を変更した場合、あるいは変更しない場合、目的地へ向けての走行時に燃費がどのように変化するかをドライバが容易に認識できるようになる。又、残燃料で走行可能な距離をドライバが容易に把握できるようになる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
(A)全体の構成
図1は本発明の燃費装置装置の構成図であり、燃費を計算する燃費計算部１はマイコンで構成されており、プロセッサ(CPU)１ａ、ソフトウェア記憶用のROM １ｂ、RAM １ｃを有している。RAM １cには図3(a)〜(d)に示す▲１▼車両総重量に対する走行距離テーブルTBL1、▲２▼エアコン消費燃料テーブルTBL２、▲３▼勾配燃料消費係数テーブルTBL３、▲４▼車速燃料消費係数テーブルTBL４等が記憶されている。
【０００９】
燃費計算部１には、各センサー、すなわち、車室内外の温度を検出する気温検出センサー2、走行距離を検出する距離センサー３、残燃料を検出する燃料センサー４、搭乗員を検出する搭乗員検出センサー5が接続され、これらセンサーにより車室内外の温度、所定時間毎の走行距離、残燃料、搭乗員数が検出されて、燃費計算部１に入力される。又、燃費計算部１には、ナビゲーション装置６が接続され、目的地へ向けての経路誘導中には誘導経路メモリ6aより誘導経路情報が入力される。誘導経路情報は出発地から目的地までのノードを順番に配列し、各ノードに、▲１▼経緯度、▲２▼ノード間の距離(リンク長)、▲３▼該リンクの勾配(高低差でもよい)、▲４▼道路種別(高速道路、国道、県道、細街路など)、▲５▼交差点であるか否かを示す交差点フラグを対応させている。
【００１０】
又、燃費計算部１には、燃費や走行可能距離等を表示する表示部7や燃費計算のためのエアコンによる室温や車速を設定するタッチパネル部８が接続されている。図2はタッチパネル付き表示装置例であり、表示部７には、▲１▼現在の室温、時速、及びその時の燃費、走行可能距離及び▲２▼変更後の室温、時速、及びその時の燃費、走行可能距離が表示され、タッチパネル部８には室温アップキー８₁、室温ダウンキー８₂、車速アップキー８₃、車速ダウンキー８₄、リセットキー８₅、戻りキー８₆等が設けられている。
【００１１】
（B）燃費計算
燃費は次式
燃費(km/リットル)=走行距離(km)／消費燃料(リットル) (1)
により求まる。ここで、右辺の走行距離は、車両総重量に対する燃料基準量(例えば1リットル)当たりの走行距離であり、図3(a)に示すように車両総重量が重くなる程、走行距離は短くなる。車両総重量(kg)は次式
車両総重量(kg)＝本体重量(kg)+搭乗者重量(kg)+残燃料の重量(kg) (2)
により求まる重量である。
【００１２】
又、(1)式において右辺の消費燃料(リットル)は次式

により求まる量である。エアコン消費燃料は、図3(b)で示すように車室内外の温度差(外気温差)がマイナスで、且つ、絶対値が大きくなる程、大きくなる。なお、外気温差は次式
外気温差（⁰C）=外気温（⁰C）−内気温（⁰C）
より求まる値である。図3(b)は、1時間当たりのエアコン消費燃料であるため、この値を(3)式のエアコン消費燃料として、そのまま使用できない。使用できるようにするには、所定距離C(例えば5.0km)走行するのに要する時間を求め、該時間におけるエアコン消費量を図3(b)の1時間当たりの消費燃料を用いて比例配分により求めて(3)式のエアコン消費燃料とする。
【００１３】
(3)式における勾配燃料消費係数ηは坂を登っているときに消費燃料が多くなるため、図3(c)に示すように勾配(=高低差／水平距離)が零のとき係数値ηを1にし、勾配が大きくなる程、係数値ηを1より大きくする。又、下り坂においてはエンジンブレーキか掛けるため係数値ηを1より大きくする。尚、図3(c)は一例であり、最終的には実測値に基づいて決定する。
(3)式における車速燃料消費係数φは高速になる程消費燃料が多くなるため、図3(d)に示すように車速=60kmのとき係数値φを1にし、車速が大きくなる程、係数値φを1より大きくし、車速が小さくなる程、係数値を1より小さくする。図3(d)は一例であり、最終的には実測値に基づいて決定する。
【００１４】
（C）燃費表示例
（ａ）経路誘導制御中でない場合
図4は経路誘導制御中でない場合における燃費表示処理フローである。
ナビゲーション装置６が経路誘導制御中でない時に、現在の環境(室温24⁰C、時速100km)における燃費表示が要求されると(ステップ１０１)、燃費計算部１は、センサー出力より搭乗員数、残燃料を検出し、平均重量×搭乗員数から搭乗員の重量を求め、又、残燃料×単位重量より残燃料の重量を求め、これら重量に車体重量を加算して車両総重量Ｗを計算する(ステップ１０２)。
【００１５】
ついで、燃費計算部１は、走行距離テーブルTBL１から該車両総重量Ｗに対する1リットル当たりの走行距離Ｄを求め(ステップ１０３)、次式
RF=Ｃ／Ｄ
によりＣ(ｋｍ）を走行するのに要する燃料の基準量ＲFを求める(ステップ１０４)。なお、Cは一定距離であり、例えば5.0kmである。
【００１６】
しかる後、燃費計算部１は、気温センサー２より内外の温度差を求め、該温度差に応じた1時間当たりのエアコン消費燃料ACFをテーブルTBL2より求める(ステップ１０５)。ついで、距離C(=5.0ｋｍ)を現車速Ｖ(=100km)で通過するに要する時間Ｔ（＝C／Ｖ）を求め(ステップ１０６)、次式
Ｆ=ACF×T
により、距離C(=5.0ｋｍ)の通過中に要するエアコン消費燃料Ｆを計算する(ステップ１０７)。
【００１７】
しかる後、テーブルTBL4より現車速に応じた車速燃料消費係数φを求め、又、勾配は0と仮定してテーブルTBL3より勾配燃料消費係数η（＝1.0）を求める(ステップ１０８)。
以後、(3)式に従ってＣ（＝5.0ｋｍ)を走行するのに要する消費燃料Gを次式
G=(RF＋Ｆ)×η×φ
により計算し(ステップ１０９)、(1)式により燃費FC
FC=Ｃ／Ｇ
を計算する（ステップ１１０)。
【００１８】
以後、残燃料Eを次式
E＝E−Ｇ
により更新すると共に、走行可能距離RD(初期値は０)を次式
RD=RD＋C
により更新し(ステップ１１１)、E>.0であるかチェックし(ステップ１１２)、
E>0であればステップ１０２以降の処理を繰り返し、Ｅ≦０であれば、図2の左側に示すように、現在の環境と共に最初に求まった燃費FC及び走行可能距離RDを表示する(ステップ１１３)。
【００１９】
又、環境を変えたときの燃費、及び走行可能距離表示するには、タッチパネル８のキーを用いて室温及び車速を設定すれば、変更後の環境に基づいて図4と同様の処理を行って図2に示すように環境変更前と変更後の燃費、及び走行可能距離表示する。尚、ステップ１０５においては、外気温と設定室温の差を温度差としてエアコン燃料ACFをテーブルTBL２より求める。
【００２０】
（ｂ）経路誘導制御中の場合
図５は経路誘導制御中の場合における燃費表示処理フローである。
ナビゲーション装置６が経路誘導制御中の時、現在の環境(室温24⁰C、高速道路における車速100km)における燃費表示が要求されると(ステップ２０１)、燃費計算部１は、ナビゲーション装置６より誘導経路情報を取得する(ステップ２０２)。ついで、ｉ＝１とし(ステップ２０３)、現着目地点Ｐ_i-1から距離Ｃ(Ｃは所定走行距離で例えば５ｋｍ)離れた次の着目地点P_i迄の間に登った高さの総計Ｈを、誘導経路情報に含まれる勾配データあるいは高低差データより求め、H／Cにより近似的に地点間の勾配GRを求める(ステップ２０４)。又、誘導経路情報より求まる該地点間の道路種別に基づいて高速道路では車速100km/hを、高速道路以外では道路種別に応じた車速(例えば制限速度)を地点Ｐ_i-1P_i間の速度Ｖとして求める(ステップ２０５)。
【００２１】
ついで、燃費計算部１は、センサー出力より搭乗員数、残燃料を検出し、平均重量×搭乗員数から搭乗員の重量を求め、又、残燃料×単位重量より残燃料の重量を求め、これら重量に車体重量を加算して車両総重量Ｗを計算する(ステップ２０６)。車両総重量Ｗが求まれば、燃費計算部１は、走行距離テーブルTBL１から該車両総重量Ｗに対する1リットル当たりの走行距離Ｄを求め(ステップ２０７)、次式
RF=Ｃ／Ｄ
によりＣ(ｋｍ）を走行するのに要する燃料の基準量ＲFを求める(ステップ２０８)。
【００２２】
しかる後、燃費計算部１は、気温センサー２より内外の温度差を求め、該温度差に応じた1時間当たりのエアコン消費燃料ACFをテーブルTBL2より求める(ステップ２０９)。ついで、距離C(=5.0ｋｍ)を前記車速Ｖで通過するに要する時間Ｔ（＝C／Ｖ）を求め(ステップ２１０)、次式
Ｆ=ACF×T
により、距離C(=5.0ｋｍ)の通過中に要するエアコン消費燃料Ｆを計算する(ステップ２１１)。
【００２３】
しかる後、テーブルTBL4よりステップ205で求めてある車速Ｖに応じた車速燃料消費係数φを求め、又、ステップ204で求めてある勾GR配に応じた勾配消費係数ηをテーブルTBL3より求める(ステップ２１２)。
以後、(3)式に従ってＣ（＝5.0ｋｍ)を走行するのに要する消費燃料Gを次式
G=(RF＋Ｆ)×η×φ
により計算し (ステップ２１３)、(1)式により燃費FC
FC=Ｃ／Ｇ
を計算する（ステップ２１４)。
【００２４】
以後、残燃料Eを次式
E＝E−G
により更新すると共に、走行距離RDT(初期値は０)を次式
RDT=RDT＋C
により更新し、燃費FCと走行距離RDTを組にして保存し(ステップ２１５)、目的地に到達したかチェックする(ステップ２１６)。目的地に到達すれば、図６に示すように、現在の環境と共に走行距離RDTと燃費の関係をグラフ(実線)で表示する (ステップ２１７)。
【００２５】
一方、目的地に到達してなければ、E>.0であるかチェックし(ステップ２１８)、E>0であればｉを歩進し（ｉ＝ｉ＋１,ステップ２１９）、ステップ２０４以降の処理を繰り返し、Ｅ≦０であれば、目的地へ到達する途中までの走行距離RDTと燃費の関係をグラフで表示する。ドライバはこのグラフの切れたところの走行距離を残燃料で走行可能な距離であると認識できる（ステップ２１７)。尚、図６において、５１は車両現在位置マーク、52は通過点マーク、53は目的地マークであり、斜線部より左が高速道路走行、右側が一般道路走行である。一般道路走行では信号待ち等により停車／発進、加速／減速を繰り返すため、高速走行より燃費が悪くなる。
また、環境を変えたときの燃費と走行距離のグラフを表示するには、タッチパネル８のキーを用いて室温及び高速道路における車速を設定すれば、変更後の環境(26⁰C、80km/h)に基づいて図５と同様の処理を行って図６の点線で示すように環境変更前と変更後の燃費と走行距離の関係をグラフで表示する。尚、ステップ２０９においては、外気温と設定室温の差を温度差としてエアコン燃料ACFをテーブルTBL２より求める。
【００２６】
(D)別の構成
図7は本発明の別の構成図であり、ナビゲーション装置に燃費計算部を設けた例である。図中、11は地図を記憶する地図記憶媒体としてのDVD、12はDVDから所望の地図を読み出すDVD制御装置、１３は車両位置を検出する車両位置測定装置、14はDVDより読み取った地図情報を記憶する地図情報メモリ、15は探索された目的地までの誘導経路情報を記憶する誘導経路記憶部、16は交差点における進行方向を音声で案内する音声案内部、１７はメニュー選択／地図スクロール／目的地検索等の入力を行うリモコンユニット、18はリモコンインターフェース、19はプログラムに従ってナビゲーション装置全体を制御するプロセッサ(ナビゲーション制御部)、20は各種制御プログラムを記憶するROM、21は処理結果等を記憶するRAM、22は地図データ及び誘導経路データに基いて地図画像／誘導経路画像を発生すると共に交差点拡大図を発生する画像発生部、23はモニター装置、24はタッチパネルである。又、３1は燃費計算部、３２は各種センサー群である。燃費計算部３１は図1の燃費計算部１と同様に燃費計算をし、モニタ２３ーに図2又は図6で示すように燃費を表示する。
【００２７】
【発明の効果】
以上の本発明によれば、現在の燃費を表示でき、しかも、速度や設定室温を変更した場合に燃費がどのように変化するかをドライバが容易に認識できるようになる。
又、本発明によれば、速度や設定室温を変更しない場合、あるいは変更した場合、目的地へ向けての走行時に燃費がどのように変化するかをドライバが容易に認識できるようになる。
又、本発明によれば、残燃料で走行可能な距離をドライバが容易に把握できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の燃費表示装置の構成図である。
【図２】燃費及び走行可能距離表示例である。
【図３】車両総重量に対する走行距離テーブル、エアコン消費燃料テーブル、勾配燃料消費係数テーブル、車速燃料消費係数テーブルの説明図である。
【図４】経路誘導制御中でない場合における燃費表示処理フローである。
【図５】経路誘導制御中の場合における燃費表示処理フローである。
【図６】目的地へ到達するまでの走行距離と燃費の関係示す表示例である。
【図７】本発明の別の構成図である。
【符号の説明】
１燃費計算部
２気温検出センサー
３距離センサー
４燃料センサー
５搭乗員検出センサー
６ナビゲーション装置
７表示部
８タッチパネル部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel consumption display method and a fuel consumption display device, and more particularly to a fuel consumption display method and a fuel consumption display device for predicting and displaying fuel consumption at each point between a current location and a destination.
[0002]
[Prior art]
Fuel consumption (Km / liter), which indicates the mileage per liter of gasoline, is important for the driver, and the greater the fuel consumption, the less the gasoline consumption per fixed mileage, the fewer the number of gasoline replenishments, and the lower the gasoline cost. Can do. For this reason, automakers have also developed low fuel consumption vehicles, and automobile dealers are also promoting sales with low fuel consumption as the selling word. In addition, the driver is conscious of low fuel consumption driving, and knowledge based on experience, such as knowledge that using an air conditioner reduces fuel consumption, and that 80km / h driving is generally suitable for highways on highways. Driving fuel consumption. In particular, when the amount of remaining gasoline decreases, the tendency of low fuel consumption driving becomes stronger.
As a conventional fuel consumption display device, there is one that calculates and displays the current fuel consumption or current fuel consumption from a travel distance and fuel consumption.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional fuel consumption display device, the current fuel consumption is known, but if the speed is increased or the temperature of the air conditioner is increased, the fuel consumption will not be understood. For example, there is a problem that it is unclear how much the fuel efficiency will deteriorate if the speed is increased from 80 km / h to 100 km / h, or how much the fuel efficiency will deteriorate if the air conditioner is lowered from 26 ⁰ C to 24 ⁰ C. In addition, it is unclear how much fuel can be driven with the current remaining fuel, and there is a problem of missing the timing of refueling, and it is necessary to get off the highway for refueling on the way.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to enable a driver to easily recognize how the fuel consumption changes when the speed and the set room temperature are changed.
Another object of the present invention is to enable the driver to easily recognize how the fuel consumption changes when traveling to the destination when the speed and set room temperature are changed or not changed. is there.
Another object of the present invention is to enable the driver to easily grasp the distance that can be traveled by the remaining fuel.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The first aspect of the present invention is a fuel consumption display device that predicts and displays fuel consumption, sets the vehicle speed and the temperature in the passenger compartment, the passenger, the total weight of the vehicle including the remaining fuel, the temperature difference between the passenger compartment and the outside, The fuel consumption is calculated based on the vehicle speed, and the calculated fuel consumption is displayed. Also, the distance that can be traveled with the remaining fuel is calculated and displayed.
[0006]
A second aspect of the present invention is a fuel consumption display device that predicts and displays the fuel consumption between the current location and the destination, sets the vehicle speed and the temperature in the passenger compartment, the passenger, the total weight of the vehicle including the remaining fuel, the passenger compartment The fuel consumption is calculated for each predetermined travel distance based on the outside temperature difference, the vehicle speed, and the geographical environment such as the height difference, and the obtained fuel consumption is displayed in a graph corresponding to the travel distance of the vehicle. The distance that can be traveled with the remaining fuel is calculated and displayed.
[0007]
According to the first and second inventions, the driver can easily recognize how the fuel consumption changes when the speed and the set room temperature are changed. In addition, when the speed and set room temperature are changed or not changed, the driver can easily recognize how the fuel consumption changes when traveling to the destination. In addition, the driver can easily grasp the distance that can be traveled by the remaining fuel.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(A) Overall Configuration FIG. 1 is a configuration diagram of a fuel consumption apparatus according to the present invention. A fuel consumption calculation unit 1 for calculating fuel consumption is composed of a microcomputer, a processor (CPU) 1a, a ROM 1b for software storage, It has RAM 1c. In RAM 1c, as shown in FIGS. 3 (a) to 3 (d), (1) traveling distance table TBL1, (2) air conditioner consumption fuel table TBL2, (3) gradient fuel consumption coefficient table TBL3, (4) vehicle speed relative to the total vehicle weight A fuel consumption coefficient table TBL4 and the like are stored.
[0009]
The fuel consumption calculation unit 1 includes sensors, that is, an air temperature detection sensor 2 for detecting the temperature inside and outside the vehicle interior, a distance sensor 3 for detecting a travel distance, a fuel sensor 4 for detecting remaining fuel, and a crew member for detecting crew members. Detection sensors 5 are connected, and these sensors detect the temperature inside and outside the vehicle interior, the distance traveled every predetermined time, the remaining fuel, and the number of crew members, and input them to the fuel consumption calculation unit 1. In addition, a navigation device 6 is connected to the fuel consumption calculation unit 1, and guidance route information is input from the guidance route memory 6a during route guidance to the destination. In the guide route information, nodes from the departure point to the destination are arranged in order. In each node, (1) longitude and latitude, (2) distance between nodes (link length), and (3) gradient of the link (height difference) 4) road type (highway, national road, prefectural road, narrow street, etc.), and (5) an intersection flag indicating whether or not an intersection is associated.
[0010]
Further, the fuel consumption calculation unit 1 is connected to a display unit 7 for displaying fuel consumption, a travelable distance, and the like, and a touch panel unit 8 for setting a room temperature and a vehicle speed by an air conditioner for fuel consumption calculation. FIG. 2 shows an example of a display device with a touch panel. The display unit 7 includes (1) the current room temperature, speed, and fuel consumption at that time, travelable distance, and (2) changed room temperature, speed, and fuel efficiency at that time, travelable distance is displayed, at room temperature up key ₈₁ in the touch panel 8, room temperature down key _82, the vehicle speed up key 8 _3, the vehicle speed down key 8 _4, reset key 8 _5, the return key 8 ₆ etc. are provided Yes.
[0011]
(B) Fuel consumption calculation Fuel consumption is calculated by the following formula: Fuel consumption (km / liter) = Travel distance (km) / Fuel consumption (liter) (1)
It is obtained by. Here, the travel distance on the right side is the travel distance per fuel reference amount (for example, 1 liter) with respect to the total vehicle weight, and as the total vehicle weight increases, the travel distance decreases as shown in FIG. . Total vehicle weight (kg) is as follows: Total vehicle weight (kg) = Body weight (kg) + Passenger weight (kg) + Residual fuel weight (kg) (2)
Is the weight determined by
[0012]
Also, in equation (1), the fuel consumption (liter) on the right side is

This is the amount obtained by. As shown in FIG. 3B, the air-conditioner consumption fuel increases as the temperature difference between the vehicle interior and the exterior (outside air temperature difference) is negative and the absolute value increases. The outside temperature difference is the following equation: outside temperature difference ( ⁰ C) = outside temperature ( ⁰ C)-inside temperature ( ⁰ C)
It is a value obtained more. Since FIG. 3 (b) shows the air-conditioner consumption fuel per hour, this value cannot be used as it is as the air-conditioner consumption fuel of equation (3). In order to be able to use, the time required to travel a predetermined distance C (for example, 5.0 km) is obtained, and the air-conditioner consumption at that time is proportionally distributed using the fuel consumption per hour in Fig. 3 (b). Find the fuel consumed by the air conditioner of equation (3).
[0013]
The gradient fuel consumption coefficient η in equation (3) increases when the hill is on the slope, so the coefficient value η when the gradient (= elevation difference / horizontal distance) is zero as shown in FIG. The coefficient value η is made larger than 1 as the gradient becomes larger. On the downhill, the coefficient value η is set larger than 1 in order to apply the engine brake. Note that FIG. 3 (c) is an example, and the final determination is based on actual measurement values.
As the vehicle speed fuel consumption coefficient φ in equation (3) increases as the speed increases, the fuel consumption increases.As shown in Fig. 3 (d), the coefficient value φ is set to 1 when the vehicle speed = 60 km, and the relationship increases as the vehicle speed increases. The numerical value φ is made larger than 1 and the coefficient value is made smaller than 1 as the vehicle speed becomes smaller. FIG. 3 (d) is an example, and the final determination is based on the actually measured values.
[0014]
(C) Fuel consumption display example (a) When route guidance control is not being performed FIG. 4 is a fuel consumption display processing flow when route guidance control is not being performed.
When the navigation device 6 is not in the route guidance control and the fuel consumption display in the current environment (room temperature ²⁴⁰ ° C., 100 km / h) is requested (step 101), the fuel consumption calculation unit 1 calculates the number of passengers and the remaining fuel from the sensor output. The weight of the occupant is obtained from the average weight × the number of occupants, and the weight of the remaining fuel is obtained from the remaining fuel × unit weight, and the vehicle weight is added to these weights to calculate the total vehicle weight W (step 102).
[0015]
Next, the fuel consumption calculation unit 1 obtains a travel distance D per liter with respect to the total vehicle weight W from the travel distance table TBL1 (step 103).
RF = C / D
To obtain the reference amount RF of the fuel required to travel C (km) (step 104). C is a fixed distance, for example, 5.0 km.
[0016]
Thereafter, the fuel consumption calculation unit 1 obtains the temperature difference between the inside and outside of the air temperature sensor 2, and obtains the air-conditioner consumption fuel ACF per hour according to the temperature difference from the table TBL2 (step 105). Next, a time T (= C / V) required to pass the distance C (= 5.0 km) at the current vehicle speed V (= 100 km) is obtained (step 106), and the following formula F = ACF × T
Thus, the air-conditioner consumption fuel F required during the passage of the distance C (= 5.0 km) is calculated (step 107).
[0017]
Thereafter, the vehicle speed fuel consumption coefficient φ corresponding to the current vehicle speed is obtained from the table TBL4, and the gradient fuel consumption coefficient η (= 1.0) is obtained from the table TBL3 assuming that the gradient is 0 (step 108).
After that, the fuel consumption G required to travel C (= 5.0km) according to the equation (3) is
G = (RF + F) × η × φ
(Step 109)
FC = C / G
Is calculated (step 110).
[0018]
After that, the remaining fuel E is
E = EG
And update the travelable distance RD (initial value is 0) as follows:
RD = RD + C
(Step 111) and check if E> .0 (step 112)
If E> 0, the processing from step 102 is repeated, and if E ≦ 0, as shown on the left side of FIG. 2, the fuel efficiency FC and the travelable distance RD that are obtained first together with the current environment are displayed (step 113).
[0019]
In order to display the fuel consumption and travelable distance when the environment is changed, if the room temperature and the vehicle speed are set using the keys on the touch panel 8, the same processing as in FIG. 4 is performed based on the changed environment. As shown in FIG. 2, the fuel consumption before and after the environment change and the travelable distance are displayed. In step 105, the air conditioner fuel ACF is obtained from the table TBL2 with the difference between the outside air temperature and the set room temperature as the temperature difference.
[0020]
(B) Case of Route Guidance Control FIG. 5 is a fuel consumption display processing flow in the case of route guidance control.
When the navigation device 6 is performing route guidance control, if fuel consumption display is requested in the current environment (room temperature ²⁴⁰ ° C., vehicle speed on highway 100 km) (step 201), the fuel consumption calculation unit 1 is guided by the navigation device 6. Route information is acquired (step 202). Then, i = 1 and then (step 203), the height of the total H climbed between the present aimed point P _i-1 distance C (C is an example 5km predetermined travel distance) until the next interest point P _i away Is obtained from the gradient data or elevation difference data included in the guide route information, and the gradient GR between points is approximately obtained by H / C (step 204). Further, based on the road type between the points obtained from the guidance route information, the vehicle speed is 100 km / h on the highway, and the vehicle speed (for example, the speed limit) according to the road type other than the highway is between the points P _i-1 P _i . The speed V is obtained (step 205).
[0021]
Next, the fuel consumption calculation unit 1 detects the number of crew members and the remaining fuel from the sensor output, obtains the weight of the crew member from the average weight × the number of crew members, and obtains the weight of the remaining fuel from the remaining fuel × unit weight. The total vehicle weight W is calculated by adding the vehicle body weight to (step 206). When the total vehicle weight W is obtained, the fuel consumption calculation unit 1 calculates a travel distance D per liter with respect to the total vehicle weight W from the travel distance table TBL1 (step 207).
RF = C / D
To obtain the reference amount RF of the fuel required to travel C (km) (step 208).
[0022]
Thereafter, the fuel consumption calculation unit 1 obtains the temperature difference between the inside and outside of the air temperature sensor 2, and obtains the air-conditioner consumption fuel ACF per hour according to the temperature difference from the table TBL2 (step 209). Next, a time T (= C / V) required to pass the distance C (= 5.0 km) at the vehicle speed V is obtained (step 210), and the following formula F = ACF × T
Thus, the air-conditioner consumption fuel F required during the passage of the distance C (= 5.0 km) is calculated (step 211).
[0023]
Thereafter, the vehicle speed fuel consumption coefficient φ corresponding to the vehicle speed V obtained in step 205 is obtained from the table TBL4, and the gradient consumption coefficient η corresponding to the gradient GR distribution obtained in step 204 is obtained from the table TBL3 (step 212).
After that, the fuel consumption G required to travel C (= 5.0km) according to the equation (3) is
G = (RF + F) × η × φ
(Step 213)
FC = C / G
Is calculated (step 214).
[0024]
After that, the remaining fuel E is
E = E−G
And mileage RDT (initial value is 0)
RDT = RDT + C
The fuel consumption FC and the travel distance RDT are stored together as a set (step 215), and it is checked whether the destination has been reached (step 216). When the destination is reached, as shown in FIG. 6, the relationship between the travel distance RDT and the fuel consumption is displayed as a graph (solid line) along with the current environment (step 217).
[0025]
On the other hand, if the destination has not been reached, it is checked whether E> .0 (step 218), and if E> 0, i is stepped (i = i + 1, step 219), and the processing after step 204 is performed. If E ≦ 0, the relationship between the travel distance RDT up to the middle of reaching the destination and the fuel consumption is displayed in a graph. The driver can recognize that the distance traveled in the graph is the distance that can be traveled with the remaining fuel (step 217). In FIG. 6, 51 is a vehicle current position mark, 52 is a passing point mark, and 53 is a destination mark. The left side of the shaded area is highway driving, and the right side is general road driving. In general road driving, stopping / starting and acceleration / deceleration are repeated by waiting for a signal or the like, resulting in worse fuel consumption than high-speed driving.
In order to display a graph of fuel consumption and mileage when the environment is changed, use the keys on the touch panel 8 to set the room temperature and the vehicle speed on the highway, and then change the environment (26 ⁰ C, 80 km / h ), The same processing as in FIG. 5 is performed, and the relationship between the fuel consumption and the travel distance before and after the environmental change is displayed in a graph as indicated by the dotted line in FIG. In step 209, the air conditioner fuel ACF is obtained from the table TBL2 with the difference between the outside air temperature and the set room temperature as the temperature difference.
[0026]
(D) Another Configuration FIG. 7 is another configuration diagram of the present invention, which is an example in which a fuel consumption calculation unit is provided in the navigation device. In the figure, 11 is a DVD as a map storage medium for storing a map, 12 is a DVD control device for reading a desired map from the DVD, 13 is a vehicle position measuring device for detecting the vehicle position, and 14 is map information read from the DVD. Map information memory to be stored, 15 is a guide route storage unit for storing guide route information to the searched destination, 16 is a voice guide unit for guiding the direction of travel at the intersection by voice, and 17 is menu selection / map scroll / purpose Remote control unit for performing input such as ground search, 18 is a remote control interface, 19 is a processor (navigation control unit) for controlling the entire navigation device according to a program, 20 is a ROM for storing various control programs, 21 is for storing processing results, etc. RAM, 22 is an image generator that generates a map image / guide route image based on map data and guide route data, and generates an enlarged view of an intersection , 23 is a monitor device, and 24 is a touch panel. Reference numeral 31 denotes a fuel consumption calculation unit, and 32 denotes various sensor groups. The fuel consumption calculation unit 31 calculates the fuel consumption in the same manner as the fuel consumption calculation unit 1 of FIG. 1 and displays the fuel consumption on the monitor 23 as shown in FIG. 2 or FIG.
[0027]
【The invention's effect】
According to the present invention described above, the current fuel consumption can be displayed, and the driver can easily recognize how the fuel consumption changes when the speed or the set room temperature is changed.
Further, according to the present invention, when the speed and the set room temperature are not changed, or when they are changed, the driver can easily recognize how the fuel consumption changes when traveling to the destination.
Further, according to the present invention, the driver can easily grasp the distance that can be traveled by the remaining fuel.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a fuel consumption display device of the present invention.
FIG. 2 is a display example of fuel consumption and travelable distance.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a travel distance table, an air conditioner consumption fuel table, a gradient fuel consumption coefficient table, and a vehicle speed fuel consumption coefficient table with respect to the total vehicle weight.
FIG. 4 is a fuel consumption display processing flow when route guidance control is not being performed.
FIG. 5 is a fuel consumption display processing flow in the case of route guidance control.
FIG. 6 is a display example showing a relationship between a travel distance until reaching a destination and fuel consumption.
FIG. 7 is another configuration diagram of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Fuel consumption calculation part 2 Temperature detection sensor 3 Distance sensor 4 Fuel sensor 5 Crew detection sensor 6 Navigation apparatus 7 Display part 8 Touch panel part

Claims

In the fuel consumption display method for predicting and displaying fuel consumption,
Set the vehicle speed and the interior temperature,
Calculate the fuel efficiency based on the passenger, the total weight of the vehicle including the remaining fuel, the temperature difference between the inside and outside the vehicle, and the vehicle speed.
Displaying the calculated fuel consumption;
The fuel consumption display method characterized by the above-mentioned.

Calculate and display the distance that can be traveled with the remaining fuel,
The fuel consumption display method according to claim 1.

In the fuel consumption display method that predicts and displays the fuel consumption between the current location and the destination,
Set the vehicle speed and the interior temperature,
Based on the passenger, the total weight of the vehicle including the remaining fuel, the temperature difference inside and outside the vehicle, the vehicle speed, and the geographical environment such as the height difference, the fuel consumption is calculated for each predetermined mileage,
The obtained fuel consumption is displayed in a graph corresponding to the mileage of the car.
The fuel consumption display method characterized by the above-mentioned.

Set the vehicle speed on the highway,
Based on the guidance route information to the destination, the geographical height difference between the points where the fuel consumption is calculated is obtained. On the expressway, the set vehicle speed is calculated based on the road type between the points obtained from the guidance route information. Except for the vehicle speed according to the road type,
The fuel consumption between the points is calculated using these height difference and vehicle speed.
The fuel consumption display method according to claim 3.

Calculate and output the distance that can be traveled with the remaining fuel,
The fuel consumption display method according to claim 3.

In a fuel consumption display device that predicts and displays fuel consumption,
A setting section for setting the vehicle speed and the temperature in the passenger compartment,
A fuel consumption calculation unit that calculates fuel consumption based on the passenger, the total weight of the vehicle including the remaining fuel, the temperature difference between the inside and outside, and the vehicle speed,
A display for displaying the calculated fuel consumption,
A fuel consumption display device characterized by comprising:

In the fuel consumption display device that predicts and displays the fuel consumption between the current location and the destination,
A setting section for setting the vehicle speed and the temperature in the passenger compartment,
Every predetermined mileage based on the total weight of the vehicle, including passengers, residual fuel, indoor and outdoor temperature differences, vehicle speed, and the geographical environment such as the height difference obtained from the guidance route information between the current location and the destination. A fuel consumption calculation unit for calculating the fuel consumption
A display unit that displays the obtained fuel consumption in a graph corresponding to the mileage of the car,
A fuel consumption display device characterized by comprising: