JP2018066759A - Cruising range output device, map display device, and cruising range output method - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、移動体の消費エネルギーを考慮して地図表示を行う地図表示装置、当該地図表示装置を備えたナビゲーション装置、地図表示方法、これらに用いられる航続可能範囲出力装置および航続可能範囲出力方法に関するものである。 The present invention relates to a map display device that displays a map in consideration of energy consumption of a mobile body, a navigation device provided with the map display device, a map display method, a cruising range output device and a cruising range output method used therefor It is about.
従来、自動車等の移動体に搭載され、GPS等で自車両の現在位置を検出し、その位置をディスプレイ上に道路地図と共に表示する地図表示装置が利用されている。さらに近年の電気自動車やハイブリッド車両の普及に伴い、現在のエネルギー残量で移動体が走行可能な範囲、あるいは移動体の走行に必要なエネルギー供給量を地図表示と合せて表示する技術が利用されている。例えば、特許文献1に開示された地図表示装置では、駆動モータのバッテリの充電を行う場合において、バッテリ残量を考慮し、複数種類の時間バッテリの充電を行った場合に充電後の移動体の走行可能範囲を算出してディスプレイに表示している。また、特許文献2に開示された車両制御装置では、通常走行条件で到達可能な燃料の供給所が残り1カ所になった場合でも、低消費走行条件で到達可能な燃料の供給所をドライバに提示し、ドライバが希望する燃料の供給所まで到達可能なように車両の走行条件を制御している。
2. Description of the Related Art Conventionally, a map display device that is mounted on a moving body such as an automobile, detects the current position of the vehicle by GPS or the like, and displays the position together with a road map on a display is used. In addition, with the recent spread of electric vehicles and hybrid vehicles, a technology that displays the range in which the mobile body can travel with the current energy remaining amount or the energy supply required for traveling of the mobile body together with the map display is used. ing. For example, in the map display device disclosed in
しかしながら、上述した特許文献1および2では、バッテリ残量あるいは燃料残量のみを考慮しており、移動体が走行時に使用する機器(例えば、エアコン、ワイパーおよびヘッドライトなど)の消費エネルギーは考慮していない。そのため、使用機器の消費エネルギーにより変化する走行可能範囲を動的にユーザに報知することができないという課題があった。
However, in
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、移動体走行時に使用する機器の消費エネルギーに応じて航続可能範囲を動的に変化させてユーザに報知する地図表示装置等を得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and includes a map display device that dynamically notifies a user by changing a cruising range dynamically in accordance with energy consumption of equipment used when traveling on a moving body. The purpose is to obtain.
この発明に係る航続可能範囲出力装置は、移動体の移動に要するエネルギー消費量および前記移動体に搭載されユーザーの操作により電力消費量が変化する機器の駆動に要するエネルギー消費量を用い、前記移動体の移動および前記機器の駆動に使用される前記移動体のエネルギー残量から前記移動体が到達可能な距離を算出する航続可能範囲計算部と、
前記航続可能範囲計算部が算出した前記移動体が到達可能な距離を出力する出力制御部と、を備え、前記航続可能範囲計算部は、前記機器の複数の設定それぞれに応じた複数の前記移動体が到達可能な距離を算出し、前記出力制御部は、前記航続可能範囲計算部が算出した前記複数の距離を出力するものである。
The cruising range output device according to the present invention uses the energy consumption required for moving the mobile body and the energy consumption required for driving the device mounted on the mobile body and whose power consumption is changed by a user operation. A cruising range calculation unit that calculates a distance that the moving body can reach from the remaining energy of the moving body that is used to move the body and drive the device;
An output control unit that outputs a distance reachable by the movable body calculated by the cruising range calculation unit, and the cruising range calculation unit includes a plurality of the movements according to each of a plurality of settings of the device The distance that the body can reach is calculated, and the output control unit outputs the plurality of distances calculated by the cruising range calculation unit.
この発明によれば、移動体走行時に使用する機器の消費エネルギーに応じて、航続可能範囲を動的に変化させた地図表示を行うことができる。 According to the present invention, it is possible to perform map display in which the cruising range is dynamically changed according to the energy consumption of the equipment used when the mobile object is traveling.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による地図表示装置の構成を示すブロック図である。図1において、実施の形態1の地図表示装置10は、制御部1、位置情報取得部2、地図データ格納部3、ユーザ入力部4、エネルギー残量取得部5、消費エネルギー率取得部6、音声出力部7、表示部8および通信部9を備える。この地図表示装置10は種々の移動体に適用することができるが、以下では車両に適用した場合を例に説明する。
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the map display device according to the first embodiment. In FIG. 1, the
制御部1は、通常組み込みシステムとして、CPU、メモリなどで構成される。位置情報取得部2は、外部装置(不図示)から入力されるGPS情報や、車速情報、ハンドルの切り角などの各種運転情報に基づいて自車位置情報を取得する。地図データ格納部3は、ナビゲーションシステム用の地図データを格納している。ユーザ入力部4は、例えばロータリースイッチやボタン、マイクなどで構成され、ユーザによる操作入力や音声入力を受け付ける。ユーザ入力部4は、ハードキーに加えソフトキーなどでも実現可能である。操作入力または音声入力は、例えばエアコンやオーディオなどの温度設定や音量設定を指示するものである。
The
なお、以下では、自車両内のエアコンやオーディオなどユーザ操作により消費電力が増減する機器を、電力消費機器と称して説明を行う。電力消費機器として、さらにヒータ、ワイパー、無線機器、シガー、外部機器接続、車両後部座席での娯楽用機器(DVDやブルーレイの映像再生機器)とその画面、ルームライト、クルーズコントロールのセッティングなども挙げられる。 In the following description, a device whose power consumption is increased or decreased by a user operation, such as an air conditioner or audio in the host vehicle, will be referred to as a power consuming device. Examples of power consuming equipment include heaters, wipers, wireless equipment, cigars, external equipment connections, entertainment equipment (DVD and Blu-ray video playback equipment) in the back seat of the vehicle and its screen, room lights, cruise control settings, etc. It is done.
エネルギー残量取得部5は、自車両の駆動に必要となるエネルギー、および電力消費機器が使用するエネルギーをまかなう保有エネルギーの残量を算出する。消費エネルギー率取得部6は、自車両の駆動および電力消費機器の使用による単位時間当たりのエネルギー消費量(以下、移動エネルギー消費率と称する)を取得する。音声出力部7は、制御部1において生成された各種情報をユーザに音声で通知する。また、必要に応じて制御部1からの制御指示に応じて警告音を出力する。表示部8は、地図情報に加え、制御部1において生成された各種情報を表示する。通信部9は、車内ネットワーク(不図示)あるいは外部ネットワーク(不図示)を介して外部装置と通信を行う。
The remaining
次に、制御部1の詳細について説明する。図2は、図1中の制御部1の詳細な構成を示すブロック図である。制御部1は、自車位置計算部11、入力解析部12、航続可能範囲計算部13、出力制御部14およびマップパネル部15を備える。
自車位置計算部11は、位置情報取得部2から入力される自車位置情報と、地図データ格納部3から得られる地図データとをマップマッチングし、地図上の自車位置を算出する。入力解析部12は、ユーザ入力部4を介して入力される入力データの解析を行う。航続可能範囲計算部13は、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、地図データ格納部3から得られる地図データ、エネルギー残量取得部5から得られる自車両のエネルギー残量、および消費エネルギー率取得部6から得られる移動エネルギー消費率から航続可能な範囲を計算する。
Next, details of the
The own vehicle
出力制御部14は、航続可能範囲計算部13で計算された航続可能な範囲の表示制御を行う。表示制御は、表示部8における画面表示を制御すると共に、音声出力部7における音声信号の出力を制御する。例えば、表示部8で警告を表示して当該警告に合せた音声による警告を行う場合に表示部8および音声出力部7に対して制御を行う。マップパネル部15は、表示部8に地図データ、自車位置および航続可能範囲を表示するためのデータを蓄積する。
The
次に、航続可能範囲計算部13の詳細について説明する。図3は、図2中の航続可能範囲計算部の構成を示すブロック図である。
航続可能範囲計算部13は、走行効率記憶部21、航続可能距離計算部22、および航続可能エリア計算部23で構成されている。
走行効率記憶部21は、高速道路、国道あるいは一般道路などの道路種別毎に道路走行時の走行効率を記憶している。さらに車両の走行速度と移動エネルギー消費率の対応表を予め保有しており、車両の走行速度と移動エネルギー消費率の対応表および移動エネルギー消費率で航続可能な距離の定数を保有している。この車両の走行速度と移動エネルギー消費率の対応表は、自車の走行記録から自動的に更新するように構成してもよい。
Next, details of the cruising
The cruising
The travel
航続可能距離計算部22は、エネルギー残量取得部5から得られるエネルギー残量、および消費エネルギー率取得部6から得られる自車両の単位時間当たりの消費エネルギー量から自車両が航続可能な距離を計算する。航続可能エリア計算部23は、航続可能距離計算部22が計算した航続可能な距離に基づいて自車両が航続可能なエリアを計算する。
The cruising
次に、地図表示装置10の表示部8における表示例を示す。図4は、実施の形態1による地図表示装置の表示例を示す図であり、電力消費機器であるオーディオ機器の音量操作に追随して表示内容が変更される一例を示している。
ユーザがユーザ入力部4であるオーディオ機器のロータリースイッチ4aを回す、あるいはボタン4bを押下すると、これらの操作に追随して表示部8の地図上に表示された航続可能範囲を示す楕円Aが自車位置Oを中心として縮小あるいは拡大して表示される。具体的には、ロータリースイッチ4aを「1」の位置に回す、あるいはボタン4bを1回押下すると、これらの操作に追随して表示部8に航続可能範囲A1が表示される。同様に、ロータリースイッチ4aを「2」の位置に回す、あるいはボタン4bを2回押下すると、航続可能範囲A2が表示され、ロータリースイッチ4aを「3」の位置に回す、あるいはボタン4bを3回押下すると、航続可能範囲A3が表示される。このように、オーディオ機器の音量を上げる方向に操作されると、消費電力が増加し、航続可能範囲Aの範囲が縮小される。
Next, the example of a display in the
When the user turns the
なお図4では、航続可能範囲A1〜A3を自車位置Oを中心とした楕円で表示する例を示したが、航続可能範囲Aの表示は楕円に限定されることなく、図5に示すように自車位置Oを中心とした航続可能距離計算部22が算出した自車両が航続可能な距離(航続可能範囲D、算出方法などの詳細は後述する)を半径とする円で表示してもよい。
4 shows an example in which the cruising range A1 to A3 is displayed as an ellipse centered on the own vehicle position O, the display of the cruising range A is not limited to an ellipse, but as shown in FIG. Even if the distance that can be traveled by the own vehicle calculated by the cruising
次に、地図表示装置10の動作について説明する。図6は、実施の形態1による地図表示装置の航続可能範囲計算部の動作を示すフローチャートである。この図6のフローチャートに沿って航続可能範囲を計算する処理を中心に説明を行う。
航続可能範囲計算部13は、入力解析部12がユーザ入力部4の操作入力情報を解析し、電力消費機器の設定が変更されたか否かの判定情報を、通信部9を介して消費エネルギー率取得部6から受け取る(ステップST1)。ステップST1において、電力消費機器の設定は変更されていないと判定された場合には、ステップST1の処理に戻り待機する。一方、ステップST1において、電力消費機器の設定が変更されたと判定された場合には、航続可能範囲計算部13の航続可能距離計算部22は、エネルギー残量取得部5からエネルギー残量Erを取得し(ステップST2)、消費エネルギー率取得部6からエネルギー消費率Ecを取得する(ステップST3)。
Next, the operation of the
In the cruising
ここで、Ecは、自車両の駆動および全ての電力消費機器の単位時間当たりのエネルギー消費量の和であり、以下の式(1)に基づき算出される。
Ec=Ec0+ΣEci(i=1〜n)・・・式(1)
なお、Ec0は自車両の走行に関わる単位時間当たりのエネルギー消費量(移動エネルギー消費量)、Eci(i=1〜n)は電力消費機器の駆動に要する単位時間当たりのエネルギー消費量(以下、駆動エネルギー消費率と称する)、nは自車両に搭載されている電力消費機器の数を示している。ここで、電力消費機器の駆動エネルギー消費率は、電力消費機器から直接取得してもよいし、電力消費機器の設定と当該設定時の駆動エネルギー消費率との関係を示すテーブルをあらかじめ保有し、当該テーブルから取得してもよい。
Here, Ec is the sum of the energy consumption per unit time of driving of the host vehicle and all the power consuming devices, and is calculated based on the following equation (1).
Ec = Ec0 + ΣEci (i = 1 to n) (1)
Ec0 is energy consumption per unit time (moving energy consumption) related to traveling of the host vehicle, and Eci (i = 1 to n) is energy consumption per unit time required for driving the power consuming device (hereinafter, referred to as “energy consumption”). (Referred to as drive energy consumption rate) and n indicate the number of power consuming devices mounted on the host vehicle. Here, the driving energy consumption rate of the power consuming device may be acquired directly from the power consuming device, or a table indicating the relationship between the setting of the power consuming device and the driving energy consumption rate at the time of the setting is held in advance. You may acquire from the said table.
さらに航続可能距離計算部22は、自車両の走行に関わる移動エネルギー消費率Ec0で航行可能な距離の定数dを、走行効率記憶部21から取得する(ステップST4)。なお、一般に定数dは道路勾配や走行速度の関数となるが、ここでは簡易な方法として一定の値として説明する。次に、航続可能距離計算部22は、以下の式(2)に基づいて、電力消費機器を使用しながら航続できる航続可能距離Dを算出する(ステップST5)。
D=d×(Er/Ec) ・・・式(2)
上記式(2)における(Er/Ec)は、エネルギー残量Erをエネルギー消費率Ecで除したものであり、現在の電力消費の条件で航続走行可能な時間を表わしている。現在の電力消費の条件で航続走行可能な時間(Er/Ec)に定数dを乗じることにより、Dは現在の電力消費の条件で航続可能距離となる。なお、上記式(2)は簡略的な計算式としているが、航続可能距離Dの精度を向上させるためにより詳細な条件での計算式としてもよい。
Further, the cruising
D = d × (Er / Ec) (2)
(Er / Ec) in the above formula (2) is obtained by dividing the remaining energy Er by the energy consumption rate Ec, and represents the cruising time under the current power consumption conditions. By multiplying the constant d during the cruising time (Er / Ec) under the current power consumption conditions, D becomes the cruising distance under the current power consumption conditions. In addition, although the said Formula (2) is made into the simple calculation formula, in order to improve the precision of the cruising range D, it is good also as a calculation formula on more detailed conditions.
航続可能エリア計算部23は、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、および地図データ格納部3から取得する地図データに基づいて、ステップST5で算出された航続可能距離Dから航続可能範囲Aを算出する(ステップST6)。ステップST6で算出された航続可能範囲Aは出力制御部14に出力される(ステップST7)。その後、フローチャートはステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。このように、電力消費機器の変更が検出される度に航続可能範囲Aを算出して地図データ上に表示する(図4参照)ことから、自車両のエネルギー消費率Ecに応じて航続可能範囲Aを動的に変化させてユーザに報知することが可能となる。
なお、図2において航続可能範囲計算部13は、入力解析部12からの解析情報を参照してユーザ入力部4を介して電力消費機器の設定が変更されたか否か判定を行う構成にしても良い。このとき、図3においては入力解析部12の情報は航続可能距離計算部22に入力される。
The cruising
In FIG. 2, the cruising
以上のように、この実施の形態1によれば、電力消費機器の単位時間当たりのエネルギー消費量(駆動エネルギー消費率)を考慮して航続可能距離Dを算出する航続可能距離計算部22を備えるように構成したので、電力消費機器の設定を反映した航続可能範囲を表示することができる。
As described above, according to the first embodiment, the cruising
また、この実施の形態1によれば、電力消費機器の設定が変更される毎に航続可能距離Dおよび航続可能範囲Aを算出して地図データ上に表示する航続可能範囲制御部13および出力制御部14を備えるように構成したので、航続可能範囲を電力消費機器のユーザ操作に追随させて表示することができる。
In addition, according to the first embodiment, the cruising
また、この実施の形態1によれば、航続可能距離計算部22において電力消費機器の駆動に要する単位時間当たりのエネルギー消費率量(駆動エネルギー消費率)を考慮してエネルギー消費率Ecを算出するように構成したので、電力消費機器の設定を反映した航続可能範囲を表示することができる。
Further, according to the first embodiment, the cruising
なお、上述した実施の形態1で示した表示方法以外にも、電力消費機器を操作したときに航続可能範囲を表示し、操作を終了すると一定時間後に、航続可能範囲を消す、半透明表示にする、または色を薄くするなど目立たないような表示に変えるように構成してもよい。このように構成することによって、電力消費機器を操作したときに航続可能範囲が確認可能となり、通常は航続可能範囲を表示しないことで見やすい表示にすることができる。 In addition to the display method shown in the first embodiment, the transmissible range is displayed when the power consuming device is operated, and the transmissible range is erased after a certain time when the operation is finished. The display may be changed so as to be inconspicuous, for example, by reducing the color. With this configuration, it is possible to confirm the cruising range when operating the power consuming device, and it is possible to make the display easy to view by not displaying the cruising range normally.
実施の形態2.
この実施の形態2では、上記実施の形態1で示した航続可能距離Dに基づいて自車位置から主要道路に沿った航続可能地点を算出する構成を示す。
図7は、実施の形態2による地図表示装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態2による地図表示装置10は、上記実施の形態1で図1から図3を用いて説明した構成を有し、さらに航続可能範囲計算部13が、航続可能距離計算部22が算出する航続可能距離Dから航続可能な地点を求める航続可能地点計算部24を有している。なお以下では、実施の形態1による地図表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
In this
FIG. 7 is a block diagram showing the configuration of the map display device according to the second embodiment. The
航続可能地点計算部24は、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、および地図データ格納部3から取得する地図データに基づいて航続可能距離Dから航続可能地点pを算出する。航続可能エリア計算部23は、航続可能地点pから航続可能範囲Aを計算する。航続可能範囲Aは、航続可能地点pまでの経路でもよいし、複数の航続可能地点pを線分で結んだ範囲内としてもよい。図8に、実施の形態2による地図表示装置の表示例を示す。図8(a)は、自車位置から主要道路に沿って航続可能地点p1,p2,p3,p4まで航行する経路を樹形図状の航続可能範囲Aとして表示している。道路は直線ではないため、実施の形態1で示した図5の航続可能範囲Aよりも狭い範囲となる。図8(b)は、航続可能地点p1,p2,p3,p4を直線で結んだ範囲を航続可能範囲Aとして表示している。
The cruising
次に動作について説明する。
図9は、実施の形態2による地図表示装置の動作を示すフローチャートである。なお以下では、実施の形態1の図6で示した処理と同一の処理を行うステップには図6で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
航続可能距離計算部22がステップST5で航続可能距離Dを算出すると、航続可能地点計算部24は、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、および地図データ格納部3から取得する地図データに基づいて、ステップST5で算出された航続可能距離Dから航続可能地点p(p1,p2,・・・,pn)を算出する(ステップST11)。航続可能エリア計算部23は、ステップST11で算出された航続可能地点pから航続可能範囲Aを算出し(ステップST12)、出力制御部14に出力する(ステップST7)。
Next, the operation will be described.
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the map display device according to the second embodiment. In the following, steps that perform the same processing as the processing shown in FIG. 6 of the first embodiment are denoted by the same reference numerals as those used in FIG. 6, and description thereof is omitted or simplified.
When the cruising
なお、ステップST12の処理では、航続可能範囲Aを図8(a)に示した航続可能地点pまでの経路を示す樹形図状としてもよいし、図8(b)で示した航続可能地点を直線で結んだ範囲としてもよい。このように、航続可能地点を算出することにより、航続可能距離Dに基づいたより精度の高い航続可能範囲Aを提示することができる。 In the process of step ST12, the cruising range A may be a tree diagram showing the route to the cruising point p shown in FIG. 8A, or the cruising point shown in FIG. 8B. It is good also as the range which connected by a straight line. Thus, by calculating the cruising point, it is possible to present the cruising range A with higher accuracy based on the cruising range D.
次に、航続可能地点計算部24が一般道と高速道路などの自動車専用道との走行効率を考慮して航続可能地点pを算出する構成を示す。信号機のない自動車専用道では燃費が向上し、航続可能地点pがより遠い地点に設定可能となる。一方、自動車専用道では駐停車可能な地点に制限があることから、これら駐停車可能な地点も考慮して航続可能地点pを算出する。
図10は、実施の形態2による地図表示装置において、自動車専用道を考慮して航続可能地点を算出する構成を示すブロック図である。上述した図7と同一の構成を有し、さらに航続可能地点計算部24が算出した航続可能地点pまでの経路の少なくとも一部に自動車専用道が含まれる場合に、走行効率記憶部21から自動車専用道と一般道の走行効率比d_ratioを取得し、当該走行効率比d_ratioを考慮した航続可能地点p´を再度算出する。
Next, a configuration is shown in which the cruising
FIG. 10 is a block diagram showing a configuration for calculating a cruising point in consideration of an automobile exclusive road in the map display device according to the second embodiment. When the vehicle has the same configuration as that shown in FIG. 7 described above and a dedicated road is included in at least a part of the route to the cruising point p calculated by the cruising
次に動作について説明する。図11は、実施の形態2による地図表示装置において、一般道と自動車専用道の走行効率を考慮した航続可能範囲表示動作を示すフローチャートである。
航続可能距離計算部22がステップST5で航続可能距離Dを算出すると、航続可能地点計算部24は、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、および地図データ格納部3から取得する地図データに基づいて、地図データ上の自車位置から主要道路に沿った経路の距離情報を取得し(ステップST21)、取得した主要道路に沿った経路の距離が航続可能距離Dを越えず、且つ航続可能距離Dに最も近い値となる地点qを算出する(ステップST22)。
Next, the operation will be described. FIG. 11 is a flowchart showing a cruising range display operation in consideration of the traveling efficiency of a general road and an automobile exclusive road in the map display device according to the second embodiment.
When the cruising
次に、航続可能地点計算部24は自車位置から地点qまでの経路の少なくとも一部に自動車専用道が含まれているか否か判定を行う(ステップST23)。ステップST23において、自動車専用道が含まれていないと判定された場合には、ステップST22で算出した地点qを航続可能地点pとして航続可能エリア計算部23に出力する(ステップST24)。その後、航続可能地点算出部24は、全ての主要道路について航続可能地点pが算出されたか否か判定を行い(ステップST25)、ステップST25において全ての主要道路について航続可能地点pが算出されていないと判定された場合には、ステップST21に戻り上述した処理を繰り返す。一方、ステップST25において全ての主要道路について航続可能地点pが算出されたと判定された場合には、航続可能エリア計算部23が、算出された航続可能地点pから航続可能範囲Aを算出し(ステップST26)、出力制御部14に出力する(ステップST7)。
Next, the cruising
一方、ステップST23において、自動車専用道が含まれていると判定された場合には、航続可能距離計算部22は、走行効率取得部21から自動車専用道と一般道路の走行効率比率d_ratioを取得する(ステップST27)。走行効率比率d_ratioは以下の式(3)に基づいて算出可能である。
d_ratio=(自動車専用道走行での走行効率)/(一般道路走行での走行効率d)・・・式(3)
On the other hand, when it is determined in step ST23 that the exclusive road is included, the cruising
d_ratio = (driving efficiency on a motor vehicle) / (driving efficiency on a general road) d (3)
航続可能距離計算部22は、以下の式(4)に基づいて、ステップST23において自動車専用道が含まれると判定された経路のうち自動車専用道を経由する距離に走行効率比率d_ratioを乗じた新たな航続可能距離D´を算出する(ステップST28)。
航続可能距離D´=一般道路の経路の距離D_ippan+d_ratio自動車専用道の経路の距離D_senyou・・・式(4)
The cruising
Travelable distance D '= distance of a general road route D_ippan + d_ratio distance of a motorway route D_senyou ... Formula (4)
さらに、経路の距離が航続可能距離D´を越えず、且つD´に最も近い地点q´を算出する(ステップST29)。ステップST29で算出した地点q´は自動車専用道上に位置するか否か判定を行う(ステップST30)。ステップST30において地点q´が自動車専用道上に位置しないと判定された場合には、地点q´を航続可能地点pに設定する(ステップST31)。一方、ステップST30において、地点q´が自動車専用道上に位置すると判定された場合には、自車位置と地点q´の間に位置する、地点q´に一番近い駐停車可能地点を航続可能地点pに設定する(ステップST32)。ステップST31あるいはステップST32の処理が行われると、フローチャートはステップST25の処理に移行する。 Further, a point q ′ whose route distance does not exceed the cruising distance D ′ and is closest to D ′ is calculated (step ST29). It is determined whether or not the point q ′ calculated in step ST29 is located on the car road (step ST30). If it is determined in step ST30 that the point q ′ is not located on the motorway, the point q ′ is set as the cruising point p (step ST31). On the other hand, if it is determined in step ST30 that the point q ′ is located on the exclusive road, it is possible to continue the parking / stopping point closest to the point q ′ located between the own vehicle position and the point q ′. The point p is set (step ST32). When the process of step ST31 or step ST32 is performed, the flowchart proceeds to the process of step ST25.
なおステップST32では、自動車専用道に流入した場合に、駐停車可能地点を考慮して航続可能地点pを一般道路上に設定する場合、あるいは自動車専用道上のインターチェンジ、サービスエリア、あるいはパーキングエリアなどの駐停車可能な地点に設定する場合がある。 In step ST32, when the vehicle flows into the exclusive road, the cruising point p is set on the general road in consideration of the parking and stopping points, or the interchange, the service area, the parking area, etc. on the exclusive road. It may be set to a point where parking and stopping is possible.
図12に、一般道と自動車専用道の走行効率を考慮した表示例を示す。なお、図12および以下の説明では自動車専用道を高速道路として説明を行う。図12(a)は、高速道路と一般道の走行効率比率d_ratioを考慮して自車位置Oから主要道路に沿って航続可能地点p1,p2,p4,p5,p6まで航行する経路を樹形図状の航続可能範囲Aとして表示している。航続可能地点p1,p2,p4は一般道上に存在し、図8(a)で示した地点と同一である。一方、自車位置Oから航続可能地点p5,p6までの経路には高速道路が存在することから走行効率比率d_ratioが考慮され、図8(a)で示した地点p3よりも離れた地点に航続可能地点p5,p6が設定されている。 FIG. 12 shows a display example in consideration of the traveling efficiency of a general road and a motor vehicle exclusive road. In FIG. 12 and the following description, the motor vehicle exclusive road will be described as an expressway. FIG. 12 (a) shows a tree shape of a route that travels from the vehicle position O to the cruising points p1, p2, p4, p5, and p6 along the main road in consideration of the driving efficiency ratio d_ratio between the highway and the ordinary road. It is displayed as a cruising range A in the figure. The cruising points p1, p2, and p4 exist on the general road and are the same as the points shown in FIG. On the other hand, since there is an expressway on the route from the vehicle position O to the cruising points p5 and p6, the driving efficiency ratio d_ratio is taken into consideration, and the cruising point is further away from the point p3 shown in FIG. 8 (a). Possible points p5 and p6 are set.
一方、図12(a)の航続可能地点p6が高速道路上に位置し、且つインターチェンジあるいはサービスエリアなど合法的に停車可能な地点でない場合に、当該地点p6を航続可能範囲Aから除いて表示した場合を図12(b)に示している。なお、航続可能地点p5はインターチェンジから一般道を通る経路であるため、航続可能範囲Aに含まれている。また図12(c)では、インターチェンジから航続可能地点p6までの高速道路上に駐停車可能なサービスエリア(SA2)が存在する場合には、当該サービスエリア(SA2)の地点を航続可能地点p6´として航続可能範囲Aに含めている。 On the other hand, when the cruising point p6 in FIG. 12A is located on the expressway and is not a legally stopable point such as an interchange or a service area, the point p6 is excluded from the cruising range A and displayed. The case is shown in FIG. The cruising possible point p5 is included in the cruising range A because it is a route that passes through the general road from the interchange. In FIG. 12C, if there is a service area (SA2) that can be parked and stopped on the expressway from the interchange to the cruising point p6, the point of the service area (SA2) is cruising point p6 ′. Is included in the cruising range A.
以上のように、この実施の形態2によれば、航続可能距離Dから航続可能地点Pを算出し、航続可能地点Pまでの経路を示す樹形図状の航続可能範囲A、あるいは航続可能地点Pを結んだ領域を航続可能範囲Aとするように構成したので、航続可能距離Dに基づいた精度の高い航続可能範囲を算出することができる。 As described above, according to the second embodiment, the cruising range P is calculated from the cruising range D and the cruising range A in the form of a tree diagram showing the route to the cruising range P, or the cruising point Since the region connecting P is set as the cruising range A, the cruising range with high accuracy based on the cruising range D can be calculated.
また、この実施の形態2によれば、走行効率を記憶した走行効率記憶部21を備え、当該走行効率を考慮して航続可能距離Dを算出するように構成したので、自車両の走行環境を反映した航続可能範囲を算出することができる。
Further, according to the second embodiment, the travel
さらにこの実施の形態2によれば、自車両が自動車専用道を走行している場合であって、航続可能地点pが自動車専用道上である場合に、当該航続可能地点pを駐停車可能地点に設定するように構成したので、合法的に駐停車可能地点を用いて航続可能範囲を算出することができる。 Further, according to the second embodiment, when the own vehicle is traveling on a motorway, and the cruising point p is on the motorway, the cruising point p is set as a parking and stopping point. Since it is configured to set, it is possible to calculate the cruising range legally using the parking and stopping points.
実施の形態3.
図13は、実施の形態3による地図表示装置の航続可能範囲計算部の構成を示すブロック図である。この実施の形態3の航続可能範囲計算部13は、上記実施の形態1で図3を用いて説明した構成を有し、さらに日の入り時刻および日の出時刻を取得する日照情報取得部25を有している。なお以下では、実施の形態1による地図表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
FIG. 13 is a block diagram illustrating a configuration of a cruising range calculation unit of the map display device according to the third embodiment. The cruising
日照情報取得部25は、例えば図14に示す日照データベースを保有しており、当該日照データベースを参照して現在の自車位置における日の入り時刻あるいは日の出時刻を取得し、現在時刻から日没までの時間H1あるいは現在時刻から夜明けまでの時間H2を算出する。図14(a)は日の入り時刻表を示しており、所定の地域の日の入り時刻が日付毎に記載されている。図14(b)は日の出時刻表を示しており、所定の地域の日の出時刻が日付毎に記載されている。また、日照情報取得部25の異なる構成として、通信部9を介してネットワーク経由で現在の自車位置における日の入り時刻あるいは日の出時刻を取得してもよい。
The sunshine information acquisition unit 25 has, for example, the sunshine database shown in FIG. 14, acquires the sunset time or sunrise time at the current vehicle position with reference to the sunshine database, and the time from the current time to sunset. H1 or time H2 from the current time to dawn is calculated. FIG. 14A shows a sunset time table, in which the sunset time in a predetermined area is described for each date. FIG. 14B shows a sunrise time table, in which the sunrise time of a predetermined area is described for each date. As a different configuration of the sunshine information acquisition unit 25, the sunset time or sunrise time at the current vehicle position may be acquired via the
航続可能距離計算部22は、日照情報取得部25から入力される現在時刻から日没までの時間H1あるいは現在時刻から夜明けまでの時間H2に基づきヘッドライトの点灯あるいは消灯を考慮したエネルギー消費率を用いて航続可能距離Dを算出する。
まず、現在時刻が日没前であり、航続中に日の入り時刻を過ぎてヘッドライトを点灯し、単位時間当たりのエネルギー消費量が増加する場合について説明する。この場合、日照情報取得部25は現在時刻から日没までの時間H1を航続可能距離計算部22に出力する。航続可能距離計算部22は、以下の式(5)に基づいてH1時間後にヘッドライトを点灯した場合に航続できる航続可能距離Dを算出する。
D=d×H1+d×(Er−Ec×H1)/(Ec+Ec_headlight)・・・式(5)
ただし、上記式(5)は日没後に航続可能である場合、すなわちEr−Ec×H1>0の場合に適用される。
The cruising
First, the case where the current time is before sunset, the headlights are turned on after the sunset time during the cruising, and the energy consumption per unit time increases will be described. In this case, the sunshine information acquisition unit 25 outputs the
D = d * H1 + d * (Er-Ec * H1) / (Ec + Ec_headlight) (5)
However, the above equation (5) is applied when the cruising is possible after sunset, that is, when Er−Ec × H1> 0.
上記式(5)において(Er−Ec×H1)はH1時間走行後のエネルギー残量を表わしている。また、Ec_headlightはヘッドライトを点灯することにより増加する単位時間当たりのエネルギー消費量であり、(Ec+Ec_headlight)はH1時間後の単位時間当たりのエネルギー消費量を表わしている。ヘッドライト消灯時のエネルギー消費率Ec(すなわち、ヘッドライトの電力消費を含まない)にヘッドライトのエネルギー消費率Ec_headlightを加えることにより、日没後のヘッドライト点灯時のエネルギー消費率が算出される。
なお、日没前(H1時間以内)に航続ができなくなる場合、すなわちEr−Ec×H1≦0の場合の航続可能距離Dは、上記実施の形態1で示した式(2)に基づいて算出される。
In the above formula (5), (Er−Ec × H1) represents the remaining energy after running for H1 hours. Ec_headlight is the energy consumption per unit time that increases when the headlight is turned on, and (Ec + Ec_headlight) represents the energy consumption per unit time after H1 time. By adding the energy consumption rate Ec_headlight of the headlight to the energy consumption rate Ec when the headlight is turned off (that is, not including the power consumption of the headlight), the energy consumption rate when the headlight is turned on after sunset is calculated.
Note that the cruising range D when cruising is impossible before sunset (within H1 hour), that is, when Er−Ec × H1 ≦ 0, is calculated based on the equation (2) shown in the first embodiment. Is done.
次に、現在時刻が夜明け前であり、航続中に日の出時刻を過ぎてヘッドライトを消灯し、単位時間当たりのエネルギー消費率量が減少する場合について説明する。この場合、日照情報取得部25は、現在時刻から夜明けまでの時間H2を航続可能距離計算部22に出力する。航続可能距離計算部22は、以下の式(6)に基づいてH2時間後にヘッドライトを消灯した場合に航続できる航続可能距離Dを算出する。
D=d×H2+d×(Er−Ec×H2)/(Ec−Ec_headlight)・・・式(6)
ただし、上記式(6)は夜明け後に航続可能である場合、すなわちEr−Ec×H2>0の場合に適用される。
Next, a case where the current time is before dawn, the headlight is turned off after the sunrise time during cruising, and the amount of energy consumption per unit time decreases will be described. In this case, the sunshine information acquisition unit 25 outputs the time H2 from the current time to dawn to the cruising
D = d * H2 + d * (Er-Ec * H2) / (Ec-Ec_headlight) (6)
However, the above formula (6) is applied when the cruising is possible after dawn, that is, when Er−Ec × H2> 0.
上記式(6)において(Er−Ec×H2)はH2時間走行後のエネルギー残量を表わしている。また、Ec_headlightはヘッドライトを消灯することにより減少するエネルギー消費率であり、(Ec−Ec_headlight)はH2時間後のエネルギー消費率を表わしている。ヘッドライト点灯時のエネルギー消費率Ec(すなわち、ヘッドライトの電力消費を含む)からヘッドライトのエネルギー消費率Ec_headlightを引くことにより、日の出後のヘッドライト消灯時のエネルギー消費率を表わす。
なお、日の出後(H2時間以内)に航続ができなくなる場合、すなわちEr−Ec×H2≦0の場合の航続可能距離Dは、上記実施の形態1で示した式(2)に基づいて算出される。
In the above formula (6), (Er−Ec × H2) represents the remaining energy after running for H2 hours. Ec_headlight is an energy consumption rate that decreases when the headlight is turned off, and (Ec-Ec_headlight) represents the energy consumption rate after H2 hours. By subtracting the energy consumption rate Ec_headlight of the headlight from the energy consumption rate Ec at the time of turning on the headlight (that is, including the power consumption of the headlight), the energy consumption rate at the time of turning off the headlight after sunrise is expressed.
Note that the cruising range D when the cruising is impossible after sunrise (within H2 hours), that is, when Er−Ec × H2 ≦ 0, is calculated based on the formula (2) shown in the first embodiment. The
航続可能エリア計算部23は、上述した実施の形態1と同様に、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、および地図データ格納部3から取得する地図データに基づいて、航続可能距離計算部22が算出した航続可能距離Dから航続可能範囲Aを算出する。
The cruising
以上のように、この実施の形態3によれば、日照データベースを有し、現在時刻から日没までの時間(H1)あるいは現在時刻から夜明けまでの時間(H2)を算出する日照情報取得部25と、現在時刻から日没までの時間あるいは現在時刻から夜明けまでの時間に基づいてヘッドライトの点灯あるいは消灯を考慮したエネルギー消費率を用いて航続可能距離Dを算出する航続可能距離計算部22を備えるように構成したので、ヘッドライトの点灯あるいは消灯に応じて動的に変化するエネルギー消費率に応じた航続可能範囲を提示することができる。
As described above, according to the third embodiment, the sunshine information acquisition unit 25 has a sunshine database and calculates the time from the current time to sunset (H1) or the time from the current time to dawn (H2). And a cruising
なお、実施の形態1で示した航続可能範囲計算部13に日照情報取得部25を追加して設ける構成を示したが、実施の形態2で示した航続可能範囲計算部13に追加して設けてもよい。
In addition, although the structure which provides the sunshine information acquisition part 25 in addition to the cruising
実施の形態4.
この実施の形態4では、自動車専用道走行中にユーザが電力消費機器の電源をONするあるいはレベルを強/大に設定したことにより、到達可能であったインターチェンジあるいはエネルギー供給設備のあるサービスエリアやパーキングエリアに到達不可能となった場合に、表示部8に表示している到達可能範囲の表示を変化させてユーザに警告を発する構成を示す。なお、実施の形態4の地図表示装置10は上述した実施の形態1で図1および図2、実施の形態2で図7あるいは図10を用いて説明した構成と同一であるため説明を省略し、実施の形態1および実施の形態2で使用した符号と同一の符号を付して説明を行う。
In the fourth embodiment, a service area with an interchange or energy supply facility that can be reached by the user turning on the power consuming device or setting the power level to strong / high while driving on a motor vehicle. A configuration is shown in which a warning is given to the user by changing the display of the reachable range displayed on the
図15のフローチャートを参照しながら、実施の形態4による地図表示装置の動作について説明を行う。なお、図15のフローチャートにおいて、実施の形態1の図6で示した処理と同一の処理を行うステップには図6で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
航続可能距離計算部22がステップST5で航続可能距離Dを算出すると、航続可能地点計算部24は、自車位置計算部11から入力される自車位置情報、および地図データ格納部3から取得する地図データに基づいて、自車位置から自動車専用道に沿って航続可能距離D離れた地点rを算出する(ステップST41)。さらに航続可能地点計算部24は、自車位置と地点rの間に位置する、地点rに最も近い駐停車可能地点Rを算出し(ステップST42)、自車位置から駐停車可能地点Rまでを航続可能範囲Aとして算出する(ステップST43)。算出された航続可能範囲Aは地図データと共に出力制御部14に出力される。
The operation of the map display device according to the fourth embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. In the flowchart of FIG. 15, steps that perform the same processing as the processing shown in FIG. 6 of the first embodiment are denoted by the same reference numerals as those used in FIG. 6, and description thereof is omitted or simplified.
When the cruising
出力制御部14は、地図データを参照して航続可能範囲A内において駐停車可能地点Rまでの経路上にエネルギー供給設備が存在するか否か判定を行う(ステップT44)。ステップST44において、駐停車可能地点Rまでの経路上にエネルギー供給設備が存在すると判定された場合には、航続可能範囲Aをエネルギー供給設備の表示マークと共に地図表示する(ステップST45)。一方、ステップST44において、駐停車可能地点Rまでの経路上にエネルギー供給設備が存在しないと判定された場合には、航続可能範囲Aを地図表示すると共に、航続可能範囲Aの表示を変化させてエネルギー供給設備まで到着不可能である旨を警告表示する(ステップST46)。その後フローチャートはステップST1の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
The
図16に、電力消費機器の設定レベルに対応した航続可能範囲Aと、エネルギー供給設備の有無に基づいた警告の表示例を示す。なお、図16および以下の説明では、電気自動車で自動車専用道である高速道路を走行中に、駐停車可能地点Rまでに充電設備が存在するかを判断する場合を例に説明を行う。また、図16では電力消費機器の設定レベルを3段階に変化させた場合の表示部8の地図表示画面を示している。
図16(a)は、ユーザ入力部4であるダイヤル4aあるいはボタン4bにより電力消費機器の設定レベルを「1」に設定した場合の表示例を示している。設定レベル「1」の場合、航続可能地点計算部24において算出された駐停車可能地点Rはサービスエリア(以下、SAと記載する)1であり、このSA1までの経路上に充電設備がSA1およびSA2の2箇所に存在する。そのため、表示部8には自車位置OからSA1までの航続可能範囲A1とSA1およびSA2に充電設備の表示マークとを表示する。この場合、駐停車可能地点Rまでに充電設備が存在することから航続可能範囲A1の表示を変化させる警告は行わない。
FIG. 16 shows a display example of a warning based on the cruising range A corresponding to the set level of the power consuming device and the presence or absence of the energy supply facility. In FIG. 16 and the following description, an example will be described in which it is determined whether there is a charging facility up to the parking and stopping point R while the electric vehicle is traveling on a highway that is a motorway. FIG. 16 shows a map display screen of the
FIG. 16A shows a display example when the setting level of the power consuming device is set to “1” by the
図16(b)は、ダイヤル4aあるいはボタン4bにより電力消費機器の設定レベルを「2」に設定した場合の表示例を示している。設定レベル「2」の場合、航続可能地点計算部24において算出された駐停車可能地点RはSA2であり、このSA2までの経路上に充電設備がSA2の1箇所に存在する。そのため、表示部8には自車位置OからSA2までの航続可能範囲A2とSA2に充電設備の表示マークとを表示する。この場合、駐停車可能地点Rまでに充電設備が存在することから航続可能範囲A2の表示色を変化させる警告は行わない。
FIG. 16B shows a display example when the setting level of the power consuming device is set to “2” by the
図16(c)は、ダイヤル4aあるいはボタン4bにより電力消費機器の設定レベルを「3」に設定した場合の表示例を示している。設定レベル「3」の場合、航続可能地点計算部24において算出された駐停車可能地点RはSA3であり、このSA3までの経路上に充電設備が存在しない。そのため、表示部8には自車位置OからSA3までの航続可能範囲A3を表示すると共に、当該航続可能範囲A3の表示色を例えば赤色に変化させる、あるいは領域を点滅させて充電設備まで到達不可能である旨を警告する。これによりユーザは電力消費機器を設定レベル3で使用して走行を継続した場合に充電設備まで到達不能であると認識することができる。
FIG. 16C shows a display example when the setting level of the power consuming device is set to “3” by the
また図17に示すように、航続可能範囲A1を円柱状に3次元表示してもよい。また図示は省略しているが、航続可能範囲Aを自車位置Oを頂点とした円錐形状で表示してもよい。当該円錐形状は、自車位置Oが最も突出し、当該自車位置Oから離れるに従って突出する高さが低くなる。すなわち、ある地点における突出している高さは、自車両のエネルギー残量に相当している。すなわち、ユーザはこの円錐形状から走行によるエネルギー残量の減少を認識することができる。さらに異なる構成として、航続可能範囲A以外の領域を半透明に表示してもよい。 Further, as shown in FIG. 17, the cruising range A1 may be three-dimensionally displayed in a cylindrical shape. Although not shown, the cruising range A may be displayed in a conical shape with the own vehicle position O as a vertex. The conical shape protrudes most at the own vehicle position O, and the height of the conical shape decreases as the distance from the own vehicle position O increases. That is, the protruding height at a certain point corresponds to the remaining energy of the host vehicle. That is, the user can recognize the decrease in the remaining energy due to traveling from this conical shape. Further, as a different configuration, an area other than the cruising range A may be displayed translucently.
以上のように、この実施の形態4によれば、自車位置から自動車専用道に沿って航続可能距離D離れた地点rを算出し、さらに自車位置と地点rの間に位置する地点rに最も近い駐停車可能地点Rを算出する航続可能距離計算部22と、駐停車可能地点Rまでの経路上にエネルギー供給設備が存在するかに基づいて航続可能範囲Aの表示を変化させる出力制御部14を備えるように構成したので、ユーザは現在の電力消費機器の設定でエネルギー供給設備まで航続可能か否かを容易に判断することができる。
As described above, according to the fourth embodiment, a point r that is a cruising distance D away from the own vehicle position along the exclusive road is calculated, and a point r located between the own vehicle position and the point r is calculated. Cruising
なお、上述した実施の形態4では、自動車専用道を走行している場合を例に説明したが、一般道路の走行に適用してもよい。 In the fourth embodiment described above, the case where the vehicle is traveling on a motorway has been described as an example, but the present invention may be applied to traveling on a general road.
また、上述した実施の形態4の構成は、実施の形態3で示した地図表示装置10に追加して設けてもよい。
Further, the configuration of the fourth embodiment described above may be provided in addition to the
実施の形態5.
この実施の形態5では、日常的に走行するルートを巡回経路として記憶させておき、航続可能距離計算部22が算出する航続可能距離Dから走行可能なルートと走行不可能なルートとを分けて表示する構成を示す。例えば、訪問介護車両などは、毎日複数の決まったルートを走行して出発地点に戻る。このような利用を想定し、記憶された巡回経路のうち、エネルギー残量、気温(エアコンの設定)、天候(ワイパーの設定)および時間(ヘッドライトの設定)などに基づいて、出発地点に戻る事のできない巡回経路に対して警告表示を行う構成について示す。
In the fifth embodiment, a route that travels on a daily basis is stored as a tour route, and a route that can be traveled and a route that cannot be traveled are separated from the cruising range D calculated by the cruising
図18および図19は、実施の形態5による地図表示装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態5による地図表示装置10は、上記実施の形態1で図1から図3を用いて説明した構成を有し、さらに制御部1が日常的に走行するルートを記憶する巡回経路記憶部16を有している。なお以下では、実施の形態1による地図表示装置10の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
18 and 19 are block diagrams showing the configuration of the map display device according to the fifth embodiment. The
巡回経路記憶部16は、ユーザ入力部4を介して入力される巡回経路および当該巡回経路の距離などを予め記憶している。ユーザ入力部4を介して巡回経路の走行を判定するモードが選択されると、記憶している巡回経路およびその距離を出力制御部14に出力する。また、航続可能範囲計算部13は、ユーザ入力部4を介して入力、あるいは通信部9を介してネットワークを経由して取得する気温や天気、現在時刻などに基づいて使用する電力消費機器を推定する。また、航続可能範囲計算部13は、電力消費機器の駆動エネルギー消費率をあらかじめデータベースとして有しており、当該データベースを参照して使用が推定される電力消費機器の駆動に要する単位時間あたりのエネルギー消費量(以下、推定駆動エネルギー消費率と称する)を算出する。
The traveling
航続可能距離計算部22は、エネルギー残量取得部5から得られるエネルギー残量Er、航続可能範囲計算部13において算出された使用が推定される電力消費機器の推定駆動エネルギー消費率、および消費エネルギー率取得部6から取得する自車両の走行に関わる移動エネルギー消費率から航続可能距離Dを計算する。算出された航続可能距離Dは航続可能エリア計算部23を介して出力制御部14に出力される。
The cruising
出力制御部14は、巡回経路記憶部16から入力される巡回経路の距離と航続可能距離Dとを比較し、巡回経路の走行が可能か否か判定を行う。巡回経路の距離が航続可能距離D以下である場合には、出発地点まで戻ることができると判断して当該巡回経路を通常の経路と同様の表示に表示制御する。逆に巡回経路の距離が航続可能距離Dよりも長い場合には、出発地点まで戻ることができないと判断して当該巡回経路を警告表示(点線や赤色で表示)する表示制御を行う。
The
図20は、実施の形態5による地図表示装置の巡回経路の表示例を示す図である。例えば、自車両のエネルギー残量が100%である場合に航続可能な3つの巡回経路1,2,3が巡回経路記憶部16に記憶されており、現在の自車両のエネルギー残量が70%であった場合に最も距離の長い巡回経路3では出発地点まで戻ることができないと判断された場合を示している。巡回経路3を点線で表示し、巡回経路3では出発地点まで戻ることができない旨をユーザに警告する。
FIG. 20 is a diagram illustrating a display example of a tour route of the map display device according to the fifth embodiment. For example, when the remaining energy of the host vehicle is 100%, three
次に、巡回経路の走行が可能か否かを判定する動作について図21のフローチャートを参照しながら説明を行う。
ユーザ入力部4を介して巡回経路の走行を判定するモードが選択されると(ステップST51)、航続可能範囲計算部13は自車位置情報から算出される自車両の現在位置、当該現在位置における外的条件から使用が推定される電力消費機器の推定駆動エネルギー消費率を取得する(ステップST52)。
Next, an operation for determining whether or not the traveling route can be performed will be described with reference to the flowchart of FIG.
When the mode for judging the traveling of the traveling route is selected via the user input unit 4 (step ST51), the cruising
航続可能距離計算部22は、エネルギー残量取得部5から取得するエネルギー残量Er、ステップST52で取得した使用が推定される電力消費機器の推定駆動エネルギー消費率、および消費エネルギー率取得部6から取得する自車両の走行に関わる移動エネルギー消費率から航続可能距離Dを推定し(ステップST53)、航続可能エリア計算部23を介して出力制御部14に出力する。出力制御部14は、巡回経路記憶部16から巡回経路および当該巡回経路の距離を取得し(ステップST54)、巡回経路の距離が航続可能距離Dよりも長いか否か判定を行う(ステップST55)。
The cruising
ステップST55において、巡回経路の距離が航続可能距離Dよりも長いと判定された場合には、その巡回経路を警告表示する表示制御を行う(ステップST56)。一方、ステップST56において、巡回経路の距離が航続可能距離D以下であると判定された場合には、その巡回経路を通常の経路と同様に表示する制御を行う(ステップST57)。その後、出力制御部14は、全ての巡回経路について表示制御を行ったか否か判定を行い(ステップST58)、全ての巡回経路について判定を行った場合には処理を終了する。一方、全ての巡回経路について判定を行っていない場合にはステップST55の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
In step ST55, when it is determined that the distance of the tour route is longer than the cruising distance D, display control for displaying a warning of the tour route is performed (step ST56). On the other hand, when it is determined in step ST56 that the distance of the cyclic route is equal to or shorter than the cruising distance D, control is performed to display the cyclic route in the same manner as a normal route (step ST57). Thereafter, the
以上のように、この実施の形態5によれば、巡回経路をあらかじめ記憶する巡回経路記憶部16と、巡回経路の距離が推定される航続可能距離Dよりも長い場合に、当該巡回経路が航続不能である旨を示す警告表示を行う出力制御部14とを備えるように構成したので、現在のエネルギー残量および使用が推定される電力消費機器に応じた巡回可能な経路をユーザに提示することができる。これによりユーザは、確実に巡回可能な経路を容易に選択することができる。
As described above, according to the fifth embodiment, the traveling route is stored when the traveling
また、この実施の形態5によれば、気温、天候および時間などの外的条件に基づいて使用が推定される電力消費機器の推定駆動エネルギー消費率に基づいて巡回経路の走行が可能か否かを判断するように構成したので、走行時の外的条件に合せたより正確な走行判断を行うことができる。 Further, according to the fifth embodiment, whether or not the traveling route can be traveled based on the estimated driving energy consumption rate of the power consuming device that is estimated to be used based on external conditions such as temperature, weather, and time. Therefore, it is possible to make a more accurate traveling determination in accordance with external conditions during traveling.
なお、上述した実施の形態5では、電力消費機器の駆動エネルギー消費率を示したデータベースを航続可能範囲計算部13が保有している構成を示したが、航続可能距離計算部22が当該データベースを有する構成としてもよい。
In addition, in
なお、実施の形態2で示した地図表示装置10に、上記構成を適用してもよい。
The above configuration may be applied to the
実施の形態6.
この実施の形態6では、出力制御部14の構成について種々説明を行う。
まず、図22では、ユーザ入力部4の操作速度に追随させて航続可能範囲Aの表示速度を変化させる例を示している。ユーザ入力部4を介して電力消費機器の設定レベルが1から3に変化する場合、ユーザ入力部4の操作(例えば、ダイヤルを回すあるいはボタンを押す)の感覚に合せて航続可能範囲Aを変化させる速度を調整する。
In the sixth embodiment, various configurations of the
First, FIG. 22 shows an example in which the display speed of the cruising range A is changed following the operation speed of the
図22(a)から(c)を参照しながら具体的に説明する。ユーザ入力部4が図22(a)に示すようなダイヤル4aであり、当該ダイヤル4aを回して設定レベルを1から3に変化させる場合に、ダイヤル4aの回転速度は図22(b)に示すように変化する。設定レベル1付近(時間T0)では移動速度は0であり、設定レベル2に向けて速度を上げてダイヤル4aが回転すると共に、設定レベル2付近(時間T1)では移動速度が減少し、設定レベル2(時間T1からT2)では移動速度が0となってダイヤル4aの回転が停止する。同様にダイヤル4aは設定レベル3に向けて速度を上げて回転し、設定レベル3付近(時間T3)では移動速度が減少して設定レベル3に到達すると移動速度は0となりダイヤル4aの回転は停止する。
This will be specifically described with reference to FIGS. 22 (a) to 22 (c). When the
航続可能範囲Aの表示速度も、図22(b)の速度変化と同様に変化させる。図22(c)に示すようにユーザ入力部4の設定レベル1に相当する航続可能範囲A1から設定レベル3に相当する航続可能範囲A3まで変化する場合に、航続可能範囲A1の時間T0から時間T1まで速度を上げて領域を減少させ、航続可能範囲A2の最外周である時間T1から時間T2では航続可能範囲の減少が停止する。その後再度航続可能範囲A2の時間T2から時間T3まで速度を上げて領域を減少させ、航続可能範囲A3の最外周である時間T3に到達すると変化が停止する。
The display speed of the cruising range A is also changed in the same manner as the speed change in FIG. When changing from the cruising range A1 corresponding to the
このように、ユーザ入力部4の操作感覚に追随させた表示制御を行うことにより、地図表示の視認性が向上する。また、上記構成に加えて、自車両の目的地など地図表示における優位な地点においても航続可能範囲Aの変化を一時停止させる構成を設けてもよい。これにより、ユーザは地図表示における優位な地点をより容易に認識することができる。
Thus, the visibility of the map display is improved by performing the display control that follows the operation feeling of the
さらに異なる表示制御方法として、電力消費機器の設定をエネルギー供給設備の有無に対応させて表示する構成を示す。なお、以下では電力消費機器としてエアコンを例に説明を行うが、その他オーディオなど自車両の走行に影響を与えない電力消費機器の設定にも適用可能である。
ユーザ入力部4を介して電力消費機器としてエアコンが選択されると(図23(a)参照)、図23(b)に示すようにエネルギー供給設備である充電設備の表示マークとエアコンの各設定温度に対応した航続可能範囲Aが表示される。図23(b)の例では、設定温度を27度から29度に設定した場合には、航続可能範囲A(27度)、A(28度)およびA(29度)内に充電設備が少なくとも1箇所存在していることから航続可能範囲A(27度)、A(28度)およびA(29度)を例えば青色で表示する。一方、設定温度を26度に設定した場合には、SA3に位置する最初の充電設備に到達不可能であることから、当該設定温度26の航続可能範囲A(26度)を例えば警告を示す赤色で表示すると共に、ユーザに対するメッセージとして「設定温度27度以上を推奨します。」と表示し、エアコンの設定温度を27度以上にすることを提案する。これによりユーザは、表示された航続可能範囲A、警告表示あるいは表示メッセージを確認してエアコンの設定温度を決定する。
Further, as a different display control method, a configuration in which the setting of the power consuming device is displayed in correspondence with the presence or absence of the energy supply facility is shown. In the following description, an air conditioner will be described as an example of a power consuming device. However, the present invention can also be applied to the setting of a power consuming device that does not affect the traveling of the vehicle such as audio.
When an air conditioner is selected as a power consuming device via the user input unit 4 (see FIG. 23 (a)), as shown in FIG. The cruising range A corresponding to the temperature is displayed. In the example of FIG. 23B, when the set temperature is set from 27 degrees to 29 degrees, the charging facility is at least within the cruising range A (27 degrees), A (28 degrees), and A (29 degrees). Since there is one place, the cruising range A (27 degrees), A (28 degrees) and A (29 degrees) are displayed in blue, for example. On the other hand, when the set temperature is set to 26 degrees, it is impossible to reach the first charging facility located at SA3. Therefore, the cruising range A (26 degrees) of the set
このエアコンの設定をエネルギー供給設備の有無に対応させて表示させる処理動作について、図24および図25のフローチャートを参照しながら説明する。
航続可能範囲計算部13がエアコンの設定ボタン(不図示)の入力を検出する(ステップST61)と、あらかじめ保有しているエアコンの各設定温度における駆動エネルギー消費率を航続可能距離計算部22に出力する(ステップST62)。航続可能距離計算部22は、ステップST62で入力されたエアコンの各設定温度の駆動エネルギー消費率と、エネルギー残量取得部5から取得するエネルギー残量Erおよび消費エネルギー率取得部6から取得する自車両の走行に関わる移動エネルギー消費率に基づいて、エアコンの各設定温度における航続可能距離Dを算出する(ステップST63)。航続可能エリア計算部23は、ステップST63で算出した航続可能距離Dに基づいた航続可能範囲Aを算出する(ステップST64)。算出された航続可能範囲Aは地図データと共に出力制御部14に出力される。
A processing operation for displaying the setting of the air conditioner in correspondence with the presence or absence of the energy supply facility will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
When the cruising
出力制御部14は、地図データを参照してエネルギー供給設備を抽出し(ステップST65)、エアコンの各設定温度に対応した航続可能範囲A内に到達可能なエネルギー供給設備が存在するか否か判定を行う(ステップST66)。ステップST66においてエアコンの設定温度に対応した航続可能範囲A内にエネルギー供給設備が存在すると判定された場合には、その航続可能範囲Aをエネルギー供給設備の表示マークと共に表示する(ステップST67)。一方、ステップST66においてエアコンの設定温度に対応した航続可能範囲A内にエネルギー供給設備が存在しないと判定された場合には、その航続可能範囲Aを警告表示する(ステップST68)。
The
その後、出力制御部14は、全てのエアコン設定温度についてステップST66の処理を行ったか否か判定を行う(ステップST69)。ステップST69において、全てのエアコン設定温度について処理を行ったと判定された場合には、ステップST66の処理結果を参照して推奨するエアコン設定温度を算出し、当該推奨する設定温度をメッセージとして表示する表示制御を行う(ステップST70)。一方、ステップST69において全てのエアコン設定温度について処理を行ったと判定された場合にはステップST66の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
Thereafter, the
なおここでは、エアコンの設定温度によってエアコンの消費電力が決定するため、航続可能範囲計算部13があらかじめ各設定温度に対応した駆動エネルギー消費率をデータベースとして有しているものとする。また、航続可能距離計算部22が当該データベースを有する構成としてもよい。
Here, since the power consumption of the air conditioner is determined according to the set temperature of the air conditioner, it is assumed that the cruising
さらに異なる構成として図25のフローチャートに示すように、ステップST70において推奨するエアコン設定温度を算出して表示した後、出力制御部14は通信部9を介して車両制御部(不図示)において制御されているエアコンの設定温度を取得し、当該設定温度で現在位置から最も近いエネルギー供給設備まで到達可能か否か判定を行う(ステップST71)。ステップST71において、到達不可能であると判定された場合にはステップST70で算出した推奨するエアコン設定温度を通信部9を介して車両制御部に制御指示として出力する(ステップST72)。一方、ステップST71において、到達可能であると判定された場合にはエアコンに対する制御は行わずに処理を終了する。
ステップST72において制御指示が入力された車両制御部は、エアコンの設定温度を推奨される温度に設定する。これにより、エアコンを推奨される温度に自動制御することができる。
Further, as shown in the flowchart of FIG. 25 as a different configuration, after calculating and displaying the recommended air conditioner set temperature in step ST70, the
The vehicle control unit to which the control instruction is input in step ST72 sets the set temperature of the air conditioner to a recommended temperature. Thereby, the air conditioner can be automatically controlled to a recommended temperature.
このように、現在位置に最も近いエネルギー供給設備に到達不可能となる設定温度に対して警告表示すると共に、推奨されるエアコン設定温度をユーザに通知することができる。さらに、エアコンの設定温度をエネルギー供給設備に到着可能な温度に自動制御することも可能となる。さらに、エアコンに限定されず、自車両の走行に影響を与えない電力消費機器の設定を、エネルギー供給設備に到達可能かの判定結果に応じて自動制御するように構成可能である。自動制御を行った場合には、警告表示を解除するなど、ユーザに自動制御を行った旨を通知する構成としてもよい。 In this way, a warning is displayed for the set temperature at which the energy supply facility closest to the current position cannot be reached, and the recommended air conditioner set temperature can be notified to the user. Furthermore, it becomes possible to automatically control the set temperature of the air conditioner to a temperature that can reach the energy supply facility. Furthermore, the present invention is not limited to the air conditioner, and can be configured to automatically control the setting of the power consuming device that does not affect the traveling of the host vehicle according to the determination result of whether the energy supply facility can be reached. When automatic control is performed, a configuration may be adopted in which the user is notified that automatic control has been performed, such as canceling the warning display.
以上のように、この実施の形態6によれば、出力制御部14においてユーザ入力部4の操作感覚に追随させて航続可能範囲Aの表示制御を行うように構成したので、ユーザ入力部4の操作と航続可能範囲Aとを関連付けて表示することができる。これにより、ユーザは電力消費機器の設定による航続可能範囲Aの変化を容易に認識することができる。
As described above, according to the sixth embodiment, the
また、この実施の形態6によれば、航続可能範囲計算部13がエアコンの各設定温度に対応した航続可能範囲Aを算出し、出力制御部14がエアコンの各設定温度における航続可能範囲A内にエネルギー供給設備が存在するか判定し、存在しない場合にその航続可能範囲Aを警告表示すると共に推奨するエアコン設定温度を通知するように構成したので、ユーザはエネルギー供給設備まで航続可能なエアコン設定温度を容易に認識することができる。なお、エアコン以外の電力消費機器であっても推奨する設定を通知することができ、同様の効果を得ることができる。
Further, according to the sixth embodiment, the cruising
また、この実施の形態6によれば、推奨するエアコンの設定温度を制御指示として通信部9を介して車両制御部に出力し、当該車両制御部を介してエアコンを推奨される温度に設定するように構成したので、ユーザの手を煩わせることなく自車両がエネルギー供給設備まで到達可能な設定温度に自動制御することができる。なお、エアコン以外の電力消費機器であっても推奨される設定に自動制御可能であり、同様の効果を得ることができる。
According to the sixth embodiment, the recommended set temperature of the air conditioner is output as a control instruction to the vehicle control unit via the
なお、上述した実施の形態6の構成は、実施の形態1−4に適用可能である。 The configuration of the sixth embodiment described above can be applied to the first to fourth embodiments.
なお、本願発明は、電気自動車やハイブリッドカー、ガソリン車など種々のエネルギーで駆動される移動体に適用することができる。種々のエネルギーとしては、例えば電気、ガソリン、天然ガス、アルコールなどが挙げられる。そのため、エネルギー供給設備もこれら種々のエネルギーを供給する設備として構成することができる。なお、移動体の種別およびエネルギーの種別は上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して構成可能である。 The present invention can be applied to a moving body driven by various energies such as an electric car, a hybrid car, and a gasoline car. Examples of various energies include electricity, gasoline, natural gas, and alcohol. Therefore, the energy supply facility can also be configured as a facility for supplying these various types of energy. Note that the type of the moving body and the type of energy are not limited to those described above, and can be configured with appropriate changes.
また、本願発明は、地図を2次元で表示する場合を例に説明を行ったが、地図を3次元で表示してもよい。また、地図を2次元で表示し、航続可能範囲を3次元で表示するなど、表示内容に合せて表示方法を変更してもよい。さらに3次元立体表示を適用してもよい。 Moreover, although this invention demonstrated to the example the case where a map was displayed in two dimensions, you may display a map in three dimensions. Further, the display method may be changed in accordance with the display contents, such as displaying the map in two dimensions and displaying the cruising range in three dimensions. Further, three-dimensional stereoscopic display may be applied.
なお、上述した実施の形態1から実施の形態6で示した構成を、ナビゲーション装置に適用してもよい。図26に示すように、実施の形態1から実施の形態6で示した地図表示装置の構成に、経路案内機能、経路誘導機能およびロケーション機能を有した経路案内部31と、POI(Point of Interest)検索機能などを有する検索部32を備え、表示部8´に地図表示機能を追加することにより、ナビゲーション装置30として構成することが可能である。
In addition, you may apply the structure shown in
また、上述した実施の形態1から実施の形態6では、正確な地図を表示する構成を示したが、これに限定されず、例えばデフォルメ的な地図表示を行うように構成してもよい。 Further, in the above-described first to sixth embodiments, the configuration for displaying an accurate map is shown, but the present invention is not limited to this, and for example, a deformed map display may be performed.
また、所謂ディスプレイオーディオに、地図データベース表示機能とGPS機能を持たせて、実施の形態1から実施の形態6で示した構成を実現するように構成してもよい。 In addition, a so-called display audio may have a map database display function and a GPS function so as to realize the configuration shown in the first to sixth embodiments.
また、地図データベースとGPS機能を有する車載モニタ装置上で、上述した実施の形態1から実施の形態6で示した構成を実現するように構成してもよい。
Moreover, you may comprise so that the structure shown in
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。 Further, within the scope of the present invention, the invention of the present application can be freely combined with each embodiment, modified with any component in each embodiment, or omitted with any component in each embodiment. .
1 制御部、2 位置情報取得部、3 地図データ格納部、4 ユーザ入力部、5 エネルギー残量取得部、6 消費エネルギー率取得部、7 音声出力部、8 表示部、9 通信部、10 地図表示装置、11 自車位置計算部、12 入力解析部、13 航続可能範囲計算部、14 出力制御部、15 マップパネル部、16 巡回経路記憶部、21 走行効率記憶部、22 航続可能距離計算部、23 航続可能エリア計算部、24 航続可能地点計算部、30 ナビゲーション装置、31 経路案内部、32 検索部、4a ダイヤル、4b ボタン。
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記航続可能範囲計算部が算出した前記移動体が到達可能な距離を出力する出力制御部と、を備え、
前記航続可能範囲計算部は、前記機器の複数の設定それぞれに応じた複数の前記移動体が到達可能な距離を算出し、
前記出力制御部は、前記航続可能範囲計算部が算出した前記複数の距離を出力する
ことを特徴とする航続可能範囲出力装置。 The energy consumption required for moving the mobile body and the energy consumption required for driving the equipment mounted on the mobile body and changing the power consumption by the user's operation are used to move the mobile body and drive the equipment. A cruising range calculation unit for calculating a distance that the moving body can reach from the remaining energy of the moving body;
An output control unit that outputs a distance reachable by the movable body calculated by the cruising range calculation unit,
The cruising range calculation unit calculates a distance that the plurality of moving bodies can reach according to each of a plurality of settings of the device,
The said output control part outputs the said several distance calculated by the said cruising range calculation part, The cruising range output apparatus characterized by the above-mentioned.
前記出力制御部は、前記航続可能範囲計算部が算出した前記複数の範囲を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の航続可能範囲出力装置。 The cruising range calculation unit further calculates a plurality of ranges reachable by the moving body based on distances reachable by the moving body,
The output control unit outputs the plurality of ranges calculated by the cruising range calculation unit.
The cruising range output device according to claim 1.
地図データを取得する地図データ取得部と、
前記移動体の移動に要するエネルギー消費量および前記移動体に搭載されユーザーの操作により電力消費量が変化する機器の駆動に要するエネルギー消費量を用い、前記移動体の移動および前記機器の駆動に使用される前記移動体のエネルギー残量から前記移動体が到達可能な距離を算出し、さらに、前記移動体が到達可能な距離に基づき前記移動体が到達可能な範囲を算出する航続可能範囲計算部と、
前記航続可能範囲計算部が算出した前記移動体が到達可能な範囲を出力する出力制御部とを備え、
前記航続可能範囲計算部は、前記機器の複数の設定それぞれに応じた複数の前記移動体が到達可能な範囲を算出し、当該複数の範囲をそれぞれ算出する際に、前記移動体が到達可能な距離、前記位置情報取得部が取得した前記移動体の現在位置、および前記地図データに基づき、前記移動体が到達可能な複数の地点を算出し、
前記出力制御部は、前記航続可能範囲計算部が算出した前記複数の範囲を出力し、当該複数の範囲を出力する際に、それぞれ、前記移動体が到達可能な複数の地点を線で結ぶことで形成される範囲を前記移動体が到達可能な範囲として出力する
ことを特徴とする航続可能範囲出力装置。 A position information acquisition unit for acquiring the current position of the moving object;
A map data acquisition unit for acquiring map data;
Using the energy consumption required for moving the mobile body and the energy consumption required for driving the equipment mounted on the mobile body and changing the power consumption by user operation, used for moving the mobile body and driving the equipment A range that can be reached by the mobile body from the remaining energy of the mobile body, and a range that can be reached by the mobile body based on the distance that the mobile body can reach When,
An output control unit that outputs a range reachable by the mobile body calculated by the cruising range calculation unit;
The cruising range calculation unit calculates a range that can be reached by a plurality of the mobile bodies according to each of a plurality of settings of the device, and the mobile body can be reached when each of the plurality of ranges is calculated. Based on the distance, the current position of the moving object acquired by the position information acquisition unit, and the map data, a plurality of points that can be reached by the moving object are calculated,
The output control unit outputs the plurality of ranges calculated by the cruising range calculation unit, and when the plurality of ranges are output, each of the plurality of points reachable by the moving body is connected by a line. A cruising range output device characterized in that the range formed by is output as a range that the mobile body can reach.
前記航続可能範囲出力装置の前記出力制御部の出力を受けて、地図上に前記複数の距離または前記複数の範囲を表示する表示部と、
を備える地図表示装置。 The cruising range output device according to any one of claims 1 to 6,
A display unit for receiving the output of the output control unit of the cruising range output device and displaying the plurality of distances or the plurality of ranges on a map;
A map display device comprising:
出力制御部が、前記航続可能範囲計算部の算出結果を出力するステップと、を備え、
前記航続可能範囲計算部が、前記機器の複数の設定それぞれに応じた複数の到達可能な距離を算出し、
前記出力制御部が、前記航続可能範囲計算部により算出された前記複数の距離を出力する
ことを特徴とする航続可能範囲出力方法。 The cruising range calculation unit uses the energy consumption required for the movement of the moving body and the energy consumption required for driving the device mounted on the moving body and the power consumption changes according to the user's operation. Calculating the reachable distance of the moving body from the remaining energy of the moving body used for driving the device;
An output control unit comprising a step of outputting a calculation result of the cruising range calculation unit,
The cruising range calculation unit calculates a plurality of reachable distances according to each of a plurality of settings of the device,
The output control unit outputs the plurality of distances calculated by the cruising range calculation unit.
地図データ取得部が、地図データを取得するステップと、
航続可能範囲計算部が、前記移動体の移動に要するエネルギー消費量および前記移動体に搭載されユーザーの操作により電力消費量が変化する機器の駆動に要するエネルギー消費量を用い、前記移動体の移動および前記機器の駆動に使用される前記移動体のエネルギー残量から前記移動体が到達可能な距離を算出し、さらに、前記移動体が到達可能な距離に基づき前記移動体が到達可能な範囲を算出するステップと、
出力制御部が、前記航続可能範囲計算部が算出した前記移動体が到達可能な範囲を出力するステップとを備え、
前記航続可能範囲計算部が、前記機器の複数の設定それぞれに応じた複数の前記移動体が到達可能な範囲を算出し、当該複数の範囲をそれぞれ算出する際に、前記移動体が到達可能な距離、前記位置情報取得部が取得した前記移動体の現在位置、および前記地図データに基づき、前記移動体が到達可能な複数の地点を算出し、
前記出力制御部が、前記航続可能範囲計算部が算出した前記複数の範囲を出力し、当該複数の範囲を出力する際に、それぞれ、前記移動体が到達可能な複数の地点を線で結ぶことで形成される範囲を前記移動体が到達可能な範囲として出力する
ことを特徴とする航続可能範囲出力方法。 A step of acquiring a current position of the moving object by the position information acquiring unit;
A step of a map data acquisition unit acquiring map data;
The cruising range calculation unit uses the energy consumption required for the movement of the mobile body and the energy consumption required for driving the device mounted on the mobile body and the power consumption changes according to the user's operation. And a distance that the moving body can reach from the remaining amount of energy of the moving body that is used to drive the device, and further, a range that the moving body can reach based on the distance that the moving body can reach A calculating step;
An output control unit comprising a step of outputting a reachable range of the mobile body calculated by the cruising range calculation unit;
The cruising range calculation unit calculates a range that can be reached by the plurality of moving bodies according to each of a plurality of settings of the device, and the mobile body can reach when calculating the plurality of ranges, respectively. Based on the distance, the current position of the moving object acquired by the position information acquisition unit, and the map data, a plurality of points that can be reached by the moving object are calculated,
When the output control unit outputs the plurality of ranges calculated by the cruising range calculation unit and outputs the plurality of ranges, each of the plurality of points reachable by the moving body is connected by a line. The range formed by the method is output as a range reachable by the moving body.
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