JP3832251B2 - メール管理システム、この制御方法、移動体端末、メール管理センタ、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

メール管理システム、この制御方法、移動体端末、メール管理センタ、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の移動体端末に対して配信されるメールを表示させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話やPHS(personal handyphone system)といった移動体端末に対しては、種々の情報を無線によって配信する情報配信サービスが普及している。特に、電子メール(以下、メールという)による通信は、広く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯電話に配信されたメールの管理は、ユーザによって指定された仕事、プライベートといったカテゴリ毎にメールフォルダが作成され、このメールフォルダ毎にメールを格納することにより行っていた。この管理は、ユーザがメールフォルダ毎に送信者のメールアドレス、件名のキーワード、或いはメール本文中のキーワード等を予め登録しておき、配信されたメール中の送信者のメールアドレス、件名中のキーワード、或いはメール本文中のキーワード等を参照してメールフォルダ毎に分配して格納する、といった動作を携帯電話が自動的に行うものであった。
【0004】
また、携帯電話の表示部にメールを表示する際、このメールフォルダ毎に格納されたメールの送信者(メールアドレス)、件名、送信日時等のメール項目からなるメール情報をメールフォルダの表示配列順にリスト表示するようになっていた。即ち、仕事フォルダ、プライベートフォルダといった順序でメールフォルダの表示配列が決まっていた場合には、仕事フォルダに格納されたメールに対応したメールリストの後にプライベートフォルダに格納されたメールに対応したメールリストが表示されるといった具合になっていた。
【0005】
このため、ユーザが仕事中にメールを閲覧する場合には、このメールフォルダの表示配列順に表示されることは好都合であった。しかし、ユーザがプライベートのメールを閲覧する場合には、その都度メールフォルダのメニューに戻ってプライベートフォルダを開いて閲覧するか、仕事フォルダに格納されたメールをスクロールすることによって検索して閲覧する等の操作を行う必要があり、その都度、ユーザは煩わしい操作を行わなくてはならなかった。
【0006】
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に応じたメール表示を行うことのできるメール管理システム、この制御方法、移動体端末、メール管理センタ、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明に係るメール管理システムは、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムであって、
時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶される属性判定情報記憶部と、
前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める表示配列設定部と、を具備したことを特徴とする。
【0008】
本発明に係るメール管理システムの制御方法は、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムの制御方法であって、
時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶されるステップと、
前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決めるステップと、を備えたことを特徴とする。
【0009】
このように構成することにより、まず、ユーザは、時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報を、前記メールフォルダに対応付けて設定する。これにより、これらのメールフォルダに対応した属性判定情報が記憶される。そして、このシステムでは、移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報と属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める。
これにより、例えばユーザが仕事中である場合には、仕事に関連したメールフォルダを表示配列の上位に、プライベートに関連したプライベートフォルダを表示配列の下位に位置させることが可能となる。
【0010】
本発明に係る移動体端末は、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報が前記メールフォルダの表示配列順に対応させて表示される移動体端末であって、
時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶される属性判定情報記憶部と、
当該移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める表示配列設定部と、を具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る移動体端末の別の形態は、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報が前記メールフォルダの表示配列順に対応させて表示される移動体端末であって、
時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報を、前記メールフォルダに対応付けて、メールを配信するメール管理センタに記憶されるべく、これらの情報を送信する属性判定情報送信部と、
前記メール管理サーバにより前記メールフォルダの表示配列が決められ、この決められた表示配列に基づき、メールフォルダの表示配列を変更する表示配列変更部と、を具備したことを特徴とする。
【0012】
本発明によるメール管理センタは、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報が前記メールフォルダの表示配列順に対応させて表示される移動体端末に対し、表示配列の管理を行うメール管理センタであって、
時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶される属性判定情報記憶部と、
前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める表示配列設定部と、を具備したことを特徴とする。
【0013】
本発明によるプログラムは、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムを制御するプログラムであって、
コンピュータを、時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶されるステップと、
前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決めるステップと、して機能させる。
【0014】
本発明による記録媒体は、複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムを制御するプログラムを記録した記録媒体であって、
コンピュータを、時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶されるステップと、
前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決めるステップと、して機能させるプログラムを記録したことにある。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0016】
[1] 第1実施形態
[1・1] 第1実施形態の大略構成
図1は、本発明の第1実施形態によるメール管理システムの構成図である。
このシステムは、ユーザが携帯する携帯電話(移動体端末)10と、ネットワーク(移動体通信網)100を介して接続されるメール管理センタ50とによって大略構成される。
【0017】
[1・2] 携帯電話(移動体端末)10の構成
携帯電話10は、交換局、基地局(いずれも図示せず)を介して、ネットワーク100に接続される。
携帯電話10の外形は、図2に示すように、携帯電話本体11、アンテナ12、キーパッドからなる操作部13および表示部14を具備して構成されている。
また、携帯電話10は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)15と、RAM(Random Access Memory)16と、ROM(Read Only Memory)17と、通話部18と、送受信部19と、GPS信号受信部20と、操作部13と、表示部14と、これらを相互に接続するバス21とを具備している。
【0018】
ROM17には、通常の携帯電話10として機能する会話モードに必要な処理プログラムに加えて、本実施形態ではメール管理センタ50との間でデータの授受をパケット通信によって行う処理プログラム、GPS受信部20にて受信されたGPS信号に基づいて携帯電話10の現在位置を測定するための処理プログラム等が格納されている。CPU15はROM17に格納された処理プログラムに基づき、各部の制御を司るものである。RAM16には、携帯電話10の加入者番号(自己ID)およびメールアドレスが記憶されると共に、配信されたメールが格納される複数のメールフォルダを備えている。
【0019】
表示部14は、携帯電話本体11の表面に設けられた例えば液晶表示装置からなり、通常の携帯電話10として使用する場合には、例えば時刻表示、電話番号表示、各種設定表示、さらにメール等の表示を行う。操作部13は、入力部として設けられたものであり、ユーザがこの操作部13を操作することにより、各種設定を行う。さらに操作部13のうち、図2に示すメールボタン13Aをユーザが押圧することにより、CPU15は、RAM17に格納されたメール処理プログラムを読出してこの処理プログラムに基づき、メール管理センタ50に対してメール送信要求を発信する動作と、RAM16の各メールフォルダに格納されたメール情報を表示部14に表示する動作とを行う。
【0020】
また、GPS信号受信部20は、24個のGPS衛星(図示せず)のうち、少なくとも3個以上の衛星から送信される電波を、GPS信号として受信する。そして、CPU15は、ROM17に格納された処理プログラムを実行することにより、このGPS信号受信部20で受信された信号に基づいて、携帯電話10の現在位置を緯度、経度の座標とした位置データとして測定する。
【0021】
ここで、メールフォルダの構成について説明する。
メールフォルダは、ユーザが予め指定した仕事、プライベート等のカテゴリ毎に作成され、例えば、図4に示すように、仕事フォルダ1、仕事フォルダ2、プライベートフォルダ1、プライベートフォルダ2といった具合に分けられ、各メールフォルダ内には、それぞれ対応するカテゴリに属する受信メールが格納される。
この処理は、受信されたメールを各メールフォルダ毎に格納する場合には、予めユーザが設定したメールルールに従って行われることになる。例えば、メールルールを「送信者のメールアドレスに基づき、指定したメールフォルダにこのメールを格納する」とした場合には、図5に示すように、メールフォルダ毎に送信者のメールアドレスを登録しておけばよい。なお、メールルールは、メールの格納を、この送信者のメールアドレスに基づいて行う他に、「件名に指定した言葉が含まれる場合」、「メール本文に指定した言葉が含まれる場合」等、種々の格納条件が設定可能である。
【0022】
また、後述する表示配列データに基づいて、メールフォルダ毎に格納されたメールのメール情報(送信者のメールアドレス、件名、送信日時等)がメールフォルダの表示配列順に携帯電話10の表示部14にリスト表示されるようになっている。即ち、仕事フォルダ1、プライベートフォルダ1といった順でメールフォルダの表示配列が決まっていた場合には、表示部14に仕事フォルダ1に格納されたメールに対応したメール情報のリストの後にプライベートフォルダ1に格納されたメールに対応したメール情報のリストが表示されるといった具合になっていた。
また、表示部14の表示は、メール情報のリスト表示のみに限らず、表示配列順にメールフォルダ名を表示するようにしてもよい。
【0023】
[1・3] メール管理センタ50の構成
図6は、メール管理センタ50およびシステムの全体を示した機能ブロック図である。
メール管理センタ50は、データ送受信部および制御部を備えた管理サーバ51と、メールDB53を有するメールサーバ52と、属性処理サーバ54と、によって大略構成されている。また、メール管理センタ50および各サーバには、それぞれIPアドレスが割り当てられている。
【0024】
管理サーバ51は、Webサーバ或いはアプリケーションサーバの機能を備えるものである。この管理サーバ51は、ネットワーク100、交換局および基地局を介して接続される携帯電話10との間で、無線通信によるデータの授受を行うと共に、他のサーバ52、54の動作を制御する機能を有する。
また、管理サーバ51は、受信された携帯電話10からの送信メールをメールサーバ52に送信すると共に、携帯電話10からのメール要求を受けた場合にメールサーバ52に対してメール読出しを要求し、読出されたメールを受信する。また、管理サーバ51は、後述する属性情報に対応した属性データを属性処理サーバ54に送信すると共に、属性処理サーバ54から送信される表示配列データをメール毎に受信する。
そして、管理サーバ51は、メールサーバ52から携帯電話10に送信されるメールのヘッダに、属性処理サーバ54から送信される表示配列データを格納した上で、このメール(メール群)をメール要求のあった携帯電話10に送信する。
【0025】
メールサーバ52は、メールDB53に送信されたメールを宛先メールアドレス毎に対応したメールボックスに整理して格納する。
また、メールサーバ52は、管理サーバ51からの携帯電話10に対応するメール要求を受けた場合には、メールDB53に対し、携帯電話10のメールアドレスに対応した宛先メールアドレスのメールボックスを検索し、メールボックスに格納された送信メールを読出し、管理サーバ51に送信する。
【0026】
また、属性処理サーバ54は、携帯電話10からメール要求があった場合に、管理サーバ51から送信される属性データに対応した属性情報と、属性判定情報とを比較することにより表示配列データを生成し、この表示配列データを管理サーバ51に送信する。この場合に、属性処理サーバ54の記憶部には、後述するメールフォルダ属性設定処理により、携帯電話10(メールアドレス)の各メールフォルダに対応した属性判定情報が予め登録されている。
また、この表示配列データの生成処理についても後述するものとする。
【0027】
さらに、位置情報サーバ55は、ネットワーク100に接続されるもので、携帯電話10がGPS信号受信部20等のように、携帯電話10自らが自己の位置を測定する機能を備えていない場合、携帯電話10が存在する通信エリアの基地局から携帯電話10の現在位置を算出するものである。なお、この位置情報サーバ55はメール管理センタ50に設けるようにしてもよい。
【0028】
[1・4] メール管理システムの動作
まず、本実施形態によるメール管理システムの動作を説明する前に、属性データ(属性情報)について説明する。
この属性データは、携帯電話10の現在位置および現在時刻によって生成されるものである。この属性データは、ユーザの現在の状況、即ち仕事中であるかプライベートであるかといった属性を判定するためのデータとなるものである。
【0029】
また、表示配列データは、携帯電話10の表示部14に表示されるメールフォルダの表示配列を決めるデータである。この表示配列データは、メール管理センタ50の属性処理サーバ54により、予め登録されたメールフォルダ毎の属性判定情報(属性判定データ)と、送信された現在位置および現在時刻を示した属性情報(属性データ)とを比較することにより生成される。
【0030】
次に、メールフォルダ属性設定処理について、図7ないし図9に基づいて説明する。図7はその処理を示すフローチャート、図8は携帯電話10の表示部14に表示される設定画面、図9は属性処理サーバ54に登録されたメールフォルダ毎に割り当てられた属性判定情報をそれぞれ示している。
ここでは、携帯電話10によって設定された属性判定情報に対応したデータをメール管理センタ50に送信するまでの処理を説明する。
まず、ユーザの携帯電話10には、前述した如く、配信されたメールをカテゴリ毎に分けて格納するメールフォルダ(例えば、仕事フォルダ1、仕事フォルダ2、プライベートフォルダ1、プライベートフォルダ2)が作成されている。
ユーザが操作部13を予め決められた所定動作させることにより、CPU15は処理プログラムに準じて、図8に示すような設定画面を表示部14に表示する(ステップSa1)。
【0031】
ユーザが設定画面に沿って操作部13を操作することにより、CPU15は予め作成されたメールフォルダを選択する(ステップSa2)。さらに、ユーザが設定画面の指定位置、指定位置からの半径の距離、指定時間、指定曜日、指定条件を順次操作部13によって設定することにより、CPU15はこの情報を読込み(ステップSa3)、これらの情報を属性判定情報として生成し、メールフォルダに対応した属性判定情報(データ)をRAM16に記憶させる(ステップSa4)。
なお、指定位置を入力する場合には、ユーザがその指定位置に居る場合には、携帯電話10のGPS信号受信部20で受信したGPS信号に基づいた位置測定、或いは位置情報サーバ55による位置測定を利用するようにしてもよい。
1つのメールフォルダに対応した属性判定情報に対応したデータが入力されると、CPU15は表示部14に次のメールフォルダに対応した属性判定情報を入力するか否かの画面を表示し、ユーザに判断を促す(ステップSa5)。
【0032】
他にも属性判定情報を設定するメールフォルダが残っている場合には(ステップSa5;NO)、ステップSa2に戻り、他のメールフォルダを選択し、ステップSa2〜ステップSa5の処理を繰り返し、他のメールフォルダに対応した属性判定情報(データ)をRAM16に記憶する。
そして、メールフォルダに対する属性判定情報が設定された場合には(ステップSa5;YES)、RAM16に記憶されたメールフォルダに対応した属性判定データをメール管理センタ50に送信する(ステップSa6)。
このデータをパケット方式の信号で送信する際には、パケットのヘッダにはメール管理センタ50のIPアドレス、パケット名(メールフォルダおよび属性判定データ)、送信者のメールアドレス(携帯電話10)等が格納され、ペイロードにはフォルダ名と、このフォルダに対応した属性判定データとが格納されることになる。
【0033】
そして、メール管理センタ50では、この信号を属性処理サーバ54に送信する。属性処理サーバ54は、携帯電話10からの信号を受けて、記憶部に携帯電話10毎に宛先メールアドレス、フォルダ、属性判定データを記憶させる。即ち、記憶部には、各携帯電話のアドレス毎に各自で設定されたメールフォルダが記憶され、その各メールフォルダ毎に属性判定データが記憶されることになる。
【0034】
ある携帯電話10に対して、メールフォルダに対する属性判定情報は、図9に示すように、属性処理サーバ54の記憶部に記憶されることになる。
即ち、図9は、仕事フォルダ1に対応した属性判定情報は、時間情報が「月曜日〜金曜日の9:00〜17:00」、位置情報が「松本市芳川村井町」で、両情報を満たすことを要求する(and条件)となる。仕事フォルダ2に対応した属性判定情報は、時間情報が「月曜日〜金曜日の9:00〜17:00」、位置情報が「塩尻市広丘野村」で、両情報を満たすことを要求する(and条件)となる。プライベートフォルダ1に対応した属性判定情報は、時間情報が「土曜日、日曜日の17:00〜23:00」、位置情報が「塩尻市広丘堅石」で、何れか一方の情報を満たすことを要求する(or条件)となる。プライベートフォルダ2に対応した属性判定情報は、時間情報が「土曜日、日曜日の17:00〜23:00」、位置情報が「塩尻市広丘堅石」で、両情報を満たすことを要求する(and条件)となる。
【0035】
ここで、属性判定情報のand条件、or条件について説明する。
and条件の属性判定情報においては、ある属性情報(現在位置および現在時刻)と比較する場合、両方の情報を満足した場合にのみ、その属性であることが予想される。即ち、仕事フォルダ1、仕事フォルダ2、プライベートフォルダ2においては、両方の情報を満足した場合のみ、リストの上位にメールを表示すべきフォルダであるとみなす。
or条件の属性判定情報においては、ある属性情報(現在位置および現在時刻時)と比較する場合、少なくとも何れか一方の情報を満足した場合、その属性であることが予想される。即ち、プライベートフォルダ1においては、少なくとも何れか一方の情報を満足した場合に、リストの上位にメールを表示すべきフォルダであるとみなす。
【0036】
次に、図10ないし図14に基づき、メール管理システムの動作について説明する。図10はメール管理の動作を示すシーケンスチャート、図11、図12はメール管理センタ50で送受信されるメールのデータフォーマット、図13、図14はある属性情報に基づいたメールフォルダの表示配列を示した例をそれぞれ示したものである。
この処理動作においては、データの送受信をパケット交換によって行うものとする。
【0037】
まず、送信メールをメール管理センタ50に格納する場合の処理について述べる。
携帯電話10´のユーザは、携帯電話10´の操作部13で所定操作を行うことによって生成された送信メールを、メール管理センタ50に送信する(ステップSb1)。この送信メールのデータフォーマットは、図11に示すようになり、パケットのメールヘッダには、宛先(メール管理センタ50、携帯電話10)、送信者(携帯電話10´)のメールアドレス、件名、送信日時が格納され、ペイロードにはメール本文が格納されることになる。
管理サーバ51は、受信した送信メールをメールサーバ52に送信する(ステップSb2)。メールサーバ52は、この送信メールをメールDb53の宛先メールアドレス毎に分けたメールボックスに格納する(ステップSb3)。
【0038】
次に、送信メールをメール管理センタ50から読出す場合の処理について述べる。
まず、携帯電話10のユーザは、メール管理センタ50からメールの配信を要求するために、接続要求を行う(ステップSb4)。この際、CPU15は、ユーザが携帯電話10の操作部13のメールボタン13Aを押圧することにより、接続要求を送受信部19およびネットワーク100を介してメール管理センタ50に対して行う。接続要求はパケット形式の信号であるため、ヘッダには宛先としてメール管理センタ50或いは管理サーバ51のIPアドレスおよび送信者として携帯電話10のメールアドレスが格納される。
【0039】
管理サーバ51は、携帯電話10からの接続要求を受け、この携帯電話10に対して接続応答を行い、携帯電話10とメール管理センタ50との間に回線が確立される(ステップSb5)。
送信される接続応答のペイロードには、GPS信号受信部20に対して携帯電話10の現在位置を測定させる位置測定開始データが格納されている。
【0040】
次に、携帯電話10のCPU15は、接続応答のペイロードに格納された位置測定開始データによって、GPS信号受信部20を動作させ、GPS信号受信部20から送信されるGPS信号に基づき、携帯電話10の現在位置に対応した位置データを測定する(ステップSb6)。
その後、携帯電話10のCPU15は、メール要求をメール管理センタ50に対して行う(ステップSb7)。このメール要求のヘッダには、宛先として管理サーバ51のIPアドレスおよび送信者として携帯電話10のメールアドレスが格納され、ペイロードには、現在位置および現在時刻からなる属性データが格納される。
【0041】
管理サーバ51は、メール要求を受け、同じくメール要求をメールサーバ52に送信する(ステップSb8)。このメール要求のヘッダには、宛先としてメールサーバ52のIPアドレスおよび送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスが格納される。なお、このメールアドレスは、ヘッダに格納するようにしてもよい。
なお、属性データの現在時刻は、携帯電話10に内蔵された時計によって生成されるものであっても、メール管理センタ50で後からペイロードに格納するものであってもよい。
【0042】
メールサーバ52は、メール要求を受け、ペイロードのメールアドレスに基づいてメールボックスを検索し、検索されたメールボックスに格納された送信メールを管理サーバ51に送信する(ステップSb9)。
【0043】
管理サーバ51は、携帯電話10からのメール要求のペイロードに格納された属性データに基づいてメールフォルダの表示配列を決めるための表示配列データを要求すべく、表示配列要求を属性処理サーバ54に対して行う(ステップSb10)。この際、表示配列要求のヘッダには、宛先として属性処理サーバ54のIPアドレスと送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスと属性データが格納される。
【0044】
属性処理サーバ54では、表示配列要求を受け、ペイロードに格納された携帯電話10のメールアドレスから、予め登録されたメールアドレスに対応したメールフォルダ毎の属性判定データを読出し、この各属性判定データとペイロードに格納された属性データとを比較し、表示配列データを生成する(ステップSb11)。
【0045】
ここで、表示配列データの生成は、以下の順に行うものである。
▲1▼各メールフォルダ毎に設定された属性判定データと、属性データ(現在位置および現在時刻)とを比較し、まず位置と時間の両方を満足するメールフォルダを検索する(and検索)。
▲2▼検索した結果、両方を満足したメールフォルダを一番目にもってくる。複数のメールフォルダが検索された場合には、例えば文字コード順、或いは予め決められた優先順位順に並べる。
▲3▼次に、位置と時間の両方を満たしたメールフォルダ以外で、時間のみ、或いは位置のみを満足するメールフォルダを検索する(or検索)。
▲4▼検索した結果、何れか一方を満たしたメールフォルダをand検索を満足したメールフォルダの次にもってくる。位置または時間のうち、何れか一方を満たしたメールフォルダが複数ある場合には、まず属性判定情報でor条件で設定されたメールフォルダを優先する。次に、メールフォルダ属性設定処理時に属性判定情報の何れかの情報のうち、優先情報として指定した場合には、この優先情報を満足したメールフォルダを優先する。その後に、and条件で設定された属性判定情報に対応したメールフォルダを並べる。それでも複数のメールフォルダがある場合には、▲2▼と同様にして表示配列を行う。
▲5▼何れの情報も満足しない場合には、これまでのメールフォルダの下に並べる。さらに、何れの情報も満たしていないメールフォルダが複数ある場合には、▲2▼と同様にして表示配列を行う。
【0046】
この表示配列データの生成を具体的な表示配列変更に置き換えて説明すると、図13および図14のようになる。
まず、図13は、属性情報のうち、時間情報が水曜日、12:00、位置情報が塩尻市広丘野村であった場合の具体例である。
属性処理サーバ54は、各メールフォルダに対応した属性判定情報(図9参照)と属性情報とを比較する。そして、表示配列データは、前述した▲1▼〜▲5▼の手順で設定されるから、この場合には、仕事フォルダ2が両方の情報を満足し、仕事フォルダ1が時間情報を満足し、プライベートフォルダ1、2は何れの情報も満足していない。これにより、属性処理サーバ54では、図13に示すような順序にメールフォルダを表示配列するための表示配列データが生成されることになる。
【0047】
一方、図14は、属性情報のうち、時間情報が日曜日、20:00、位置情報が塩尻市広丘堅石であった場合の具体例である。
各メールフォルダに対応した属性判定情報と属性情報とを比較する。この場合には、プライベートフォルダ1、2が両方の情報を満足したものの、情報の関係(and条件、or条件)から、プライベートフォルダ2、プライベートフォルダ1の順となり、仕事フォルダ1、2は何れの情報も満足していない。これにより、属性処理サーバ54では、図14に示すような順序にメールフォルダを表示配列するための表示配列データが生成されることになる。
【0048】
再び、図10に戻って、属性処理サーバ54は、このようにして生成された表示配列データを含む表示配列を管理サーバ51に送信する(ステップSb12)。この際、表示配列のヘッダには、宛先として管理サーバ51のIPアドレスと送信者として属性処理サーバ54のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスと表示配列データが格納される。
【0049】
管理サーバ51では、メールサーバ52から受信した送信メールと、属性処理サーバ54から受信した表示配列とから携帯電話10に送信する受信メールを作成し、この受信メールを携帯電話10に送信する(ステップSb13)。
この受信メールは、図12に示すようなデータフォーマットとなる。即ち、パケットのメールヘッダには、宛先(携帯電話10)、送信者(メール管理センタ50、携帯電話10´)のメールアドレス、件名、送信日時、表示配列データが格納され、ペイロードにはメール本文が格納される
【0050】
携帯電話10のCPU15は、受信メールを受けて、メールフォルダ表示配列処理を行う。
このメールフォルダ表示配列処理は、メールヘッダに格納された表示配列データに基づき、ROM17に記憶されたメールフォルダの表示配列を並べ替えるものである。
【0051】
さらに、CPU15は、前述した如く、受信メールの送信者となる携帯電話10´のメールアドレスを参照し、どのメールフォルダに対応しているかを判定し、対応したメールフォルダに格納する。
そして、携帯電話10では、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に対応した優先順にフォルダが表示配列され、例えば図13のように、ユーザが仕事中である場合には、仕事フォルダ1、仕事フォルダ2、プライベートフォルダ1、プライベートフォルダ2といった順にフォルダが表示配列される。この結果、表示部14には、仕事関係のメール情報が優先的に表示されるため、ユーザは必要なメールを容易に検索することが可能となる。
【0052】
[1・5] 第1実施形態の効果
本実施形態によるメール管理システムでは、ユーザが受信メールをメール管理センタ50から読出す際に、ユーザの現在位置および現在時刻からユーザの属性(仕事、プライベート)を判定し、ユーザの属性に対応したメールフォルダの順にメール情報を表示することが可能となる。
これにより、携帯電話10の表示部14には、例えば、ユーザが仕事中である場合には、仕事フォルダ1或いは仕事フォルダ2に格納されたメールのメール情報が優先的に表示され、ユーザがプライベートである場合には、プライベートフォルダ1或いはプライベートフォルダ2に格納されたメールのメール情報が優先的に表示されることになる。これにより、ユーザは、煩わしい操作部13の操作を行うことなく、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に応じてメールを容易に閲覧することが可能となる。
【0053】
[1・6] 第1実施形態の変形例
この変形例の特徴は、携帯電話10に自己の位置を測定する機能を持たせず、外部の位置情報サーバ55によって位置データを測定させる点にある。
図15は、本変形例によるシステムの動作処理を示すシーケンスチャートである。
【0054】
まず、メールをメール管理センタ50に送信する場合の処理(ステップSb1〜Sb3)の処理については、前述した第1実施形態と同様であるので、その説明は省略するものとする。
【0055】
メールをメール管理センタ50から読出す場合の処理について述べる。
まず、携帯電話10のユーザは、メール管理センタ50からメールの配信を要求するために、接続要求を行う(ステップSc1)。この際、CPU15は、ユーザが携帯電話10の操作部13のメールボタン13Aを押圧することにより接続要求をメール管理センタ50に対して行う。接続要求はパケット形式の信号であるため、ヘッダには宛先としてメール管理センタ50或いは管理サーバ51のIPアドレスおよび送信者として携帯電話10のメールアドレスが格納される。
【0056】
管理サーバ51は、携帯電話10からの接続要求を受け、この携帯電話10に対して接続応答を送信し、携帯電話10とメール管理センタ50との間に回線が確立される(ステップSc2)。
【0057】
携帯電話10のCPU15は、メール要求をメール管理センタ50に向けて送信する(ステップSc3)。このメール要求のヘッダには、宛先として管理サーバ51のIPアドレスおよび送信者として携帯電話10のメールアドレスが格納される。
【0058】
管理サーバ51は、メール要求を受け、このメール要求には位置データが格納されていないため、位置情報サーバ55に対して位置データ要求を行う(ステップSc4)。この際、位置データ要求のヘッダには、宛先として位置情報サーバ55のIPアドレス、送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには携帯電話10の自己IDが格納される。
位置情報サーバ55では、位置データ要求の携帯電話10の自己IDを受けて、この携帯電話10がどの基地局のエリアにあるかによって携帯電話10の現在位置を特定し(ステップSc5)、この位置データを管理サーバ51に送信する(ステップSc6)。
これ以降の処理は、前述した第1実施形態と同様であるのでその説明は省略する。
【0059】
この変形例のように、携帯電話10の位置測定を外部の位置情報サーバ55で行った場合であっても、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に応じて、ユーザが携帯する携帯電話10の表示部14に表示されるメールフォルダの表示配列を変えることが可能となる。
【0060】
[2] 第2実施形態
本実施形態の特徴は、携帯電話に自己の位置を測定する機能を持たせ、携帯電話の記憶エリアに格納された処理プログラムによって属性情報による判定を行うようにした点にある。このため、携帯電話10には、図3に示すように、GPS信号受信部20が備えられている。
なお、本実施形態では、前述した第1実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図16および図17に基づき、本実施形態による携帯電話10について説明するに、図16はメールフォルダ属性設定処理のフローチャート、図17はメールフォルダ表示配列処理のフローチャートをそれぞれ示したものである。
これらの処理プログラムについても、ROM17に格納されているものとする。
【0061】
まず、図16を参照しつつメールフォルダ属性設定処理について説明する。
ユーザの携帯電話10には、前述した如く、配信されたメールをカテゴリ毎に分けて格納するメールフォルダ(例えば、仕事フォルダ1、仕事フォルダ2、プライベートフォルダ1、プライベートフォルダ2)が作成されている。
ユーザが操作部13を予め決められた所定動作させることにより、CPU15は処理プログラムに準じて、図8に示すような設定画面を表示部14に表示する(ステップSd1)。
【0062】
ユーザが設定画面に沿って操作部13を操作することにより、CPU15は予め作成されたメールフォルダを選択する(ステップSd2)。さらに、ユーザが設定画面の指定位置、指定位置からの半径の距離、指定時間、指定曜日、指定条件を順次操作部13によって設定することにより、CPU15はこの情報を読込み(ステップSd3)、これらの情報を属性判定データとして生成し、メールフォルダに対応した属性判定データをRAM16に記憶する(ステップSd4)。
1つのメールフォルダに対応した情報が入力されると、CPU15は表示部14に次のメールフォルダに対応した属性判定情報を入力するか否かの画面を表示し、ユーザに判断を委ねる(ステップSd5)。
【0063】
他にも属性判定情報を設定するメールフォルダが残っている場合には(ステップSd5;NO)、ステップSd2に戻り、他のメールフォルダを選択し、ステップSd2〜ステップSd5の処理を繰り返し、他のメールフォルダに対応した属性判定データをRAM16に記憶する。
そして、メールフォルダに対する属性判定情報が設定された場合には(ステップSd5;YES)、この処理を終了する。
【0064】
次に、図17を参照しつつメールフォルダ表示配列処理について説明する。
この処理は、所定時間(例えば、30分)毎に行われるものである。
まず、携帯電話10の電源がオン状態となると、CPU15は、前述した如く、GPS信号受信部20によって携帯電話10の現在位置を取得すると共に、携帯電話10に内蔵した時計から現在時刻を取得する(ステップSe1)。
次に、CPU15は、取得した現在位置および現在時刻から属性情報に対応した属性データを生成する(ステップSe2)。
【0065】
CPU15は、RAM16に記憶されたメールフォルダ毎の属性判定データと、生成された属性データとを比較し表示配列データを生成する(ステップSe3)。この際の処理は、第1実施形態で述べた如くであり、両方の情報を満足するか、何れか一方の情報のみを満足するか、何れの情報も満足しないかによって表示配列データを生成する。
さらに、CPU15は、この表示配列データに基づいてメールフォルダの表示配列を変更する(ステップSe4)。
CPU15は、所定時間(例えば、30分)経過するまで待機し、経過した後に(ステップSe5)、ステップSe1以降の処理を繰り返す。
このように、このメールフォルダ表示配列処理は、携帯電話10がオン状態である間、定期的に繰り返されるものである。
【0066】
本実施形態による携帯電話10では、第1実施形態のように、メール管理センタ50へのメール要求を行うことなしに、定期的に検出するユーザの現在位置、現在時刻からユーザの属性(仕事、プライベート)を判定し、ユーザの属性に対応したメールフォルダの表示配列変更を、携帯電話10のみで実現することが可能となる。
これにより、携帯電話10の表示部14には、例えば、ユーザが仕事中である場合には、仕事フォルダ1或いは仕事フォルダ2に格納されたメールのメール情報が優先的に表示され、ユーザがプライベートである場合には、プライベートフォルダ1或いはプライベートフォルダ2に格納されたメールのメール情報が優先的に表示されることになる。この結果、ユーザは、煩わしい操作部13の操作を行うことなく、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に応じてメールを容易に閲覧することが可能となる。
【0067】
[3] 第3実施形態
本実施形態の特徴は、メール管理センタの管理サーバをWebサーバとした点にある。これにより、本実施形態によるメール管理システムは、メールデータを携帯電話10に記憶せずに、メール管理センタのメールDBに記憶し、ユーザが必要なメールのデータのみを携帯電話10で受信させて表示部に表示させるものである。
なお、本実施形態では、前述した第1実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0068】
[3・1] 携帯電話10の構成
本実施形態による携帯電話10は、前述した第1実施形態の携帯電話10とほぼ同様に構成されるものの、RAM16にユーザが予め設定したメールフォルダおよびこのメールフォルダに格納したメールを記憶しない点で異なっている。
【0069】
[3・2] メール管理センタ50の構成
メール管理センタ50は、前述した第1実施形態のメール管理センタ50とほぼ同様に構成されるものの、メールサーバ52には、宛先メールアドレス毎にメールフォルダが形成され、このメールフォルダ毎に送信メール(例えば、送信者のメールアドレス、件名、送信時間、メール本文)が格納されることになる。
ここで、メールサーバ52は、メール要求を受信した場合に、宛先メールアドレスに該当するメールフォルダのメール情報(送信者のメールアドレス、件名、送信時間等)のみを管理サーバ51に送信する。
このため、前述した図7に示したメールフォルダ属性設定処理を携帯電話10で行い、メールフォルダに対応した属性判定データをメール管理センタ50に送信する(ステップSa6)。
そして、メール管理センタ50は、このメールフォルダに対応した属性判定データを属性処理サーバ54の記憶部に記憶させると共に、各メールフォルダを携帯電話10のメールアドレスに対応させてメールサーバ52のメールDB53に記憶させる。
【0070】
[3・3] メール管理システムの動作
次に、図18に基づき、メール管理システムの動作について説明する。
予め、他の携帯電話等からメールサーバ52のメールDB53には、各宛先メールアドレスのメールフォルダ毎に送信メールが分配格納されているものとする。
【0071】
ユーザが自分宛に送信された送信メールを読もうとする場合、携帯電話10のユーザは、メール管理センタ50に対してメールの配信を要求するために、接続要求を行う(ステップSf1)。この際、CPU15は、ユーザが携帯電話10の操作部13のメールボタン13Aを押圧することにより、接続要求を送受信部19およびネットワーク100を介してメール管理センタ50に行う。接続要求はパケット形式の信号であるため、ヘッダには宛先としてメール管理センタ50或いは管理サーバ51のIPアドレスおよび送信者として携帯電話10のメールアドレスが格納される。
【0072】
管理サーバ51は、携帯電話10からの接続要求を受け、この携帯電話10に対して接続応答を送信し、携帯電話10とメール管理センタ50との間に回線が確立される(ステップSf2)。
送信される接続応答のペイロードには、GPS信号受信部20に対して携帯電話10の現在位置を測定させる位置測定開始データが格納されている。
【0073】
次に、携帯電話10のCPU15は、位置測定開始データを受け、GPS信号受信部20を動作させ、携帯電話10の現在位置に対応した位置データを測定する(ステップSf3)。
その後、携帯電話10のCPU15は、メール要求をメール管理センタ50に向けて送信する(ステップSf4)。このメール要求のヘッダには、宛先として管理サーバ51のIPアドレスおよび送信者として携帯電話10のメールアドレスが格納され、ペイロードには、現在位置および現在時刻からなる属性データが格納される。なお、この現在時刻は、携帯電話10に内蔵された時計によって生成されるものである。
【0074】
管理サーバ51は、メール要求を受信し、メール情報要求をメールサーバ52に送信する(ステップSf5)。このメール情報要求のヘッダには、宛先としてメールサーバ52のIPアドレスおよび送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスが格納される。
メール情報要求とは、メールサーバ52に対して送信メールを要求するものではなく、メールフォルダ毎に格納されたメールのメール情報を要求するものである。
メールサーバ52は、メール情報要求を受け、ペイロードのメールアドレスに基づき、このメールアドレスからメールフォルダおよび格納されたメールのメール情報を読出し、管理サーバ51に送信する(ステップSf6)。
【0075】
管理サーバ51は、携帯電話10からのメール要求のペイロードに格納された属性データに基づいてメールフォルダの表示配列を決めるための表示配列データを要求すべく、表示配列要求を属性処理サーバ54に送信する(ステップSf7)。この際、表示配列要求のヘッダには、宛先として属性処理サーバ54のIPアドレスと送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスと属性データが格納される。
【0076】
属性処理サーバ54では、表示配列要求の携帯電話10のメールアドレスから、予め登録されたメールアドレスに対応したメールフォルダ毎の属性判定情報を読出し、この各属性判定情報とペイロードに格納された属性データとを比較し、表示配列データを生成する(ステップSf8)。
【0077】
ここで、表示配列データの生成は、第1実施形態で説明しているので、ここでは省略するものとする。
【0078】
そして、属性処理サーバ54は、表示配列データを含む表示配列を管理サーバ51に送信する(ステップSf9)。この際、表示配列のヘッダには、宛先として管理サーバ51のIPアドレスと送信者として属性処理サーバ54のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスと表示配列データが格納される。
【0079】
管理サーバ51では、受信した表示配列データから携帯電話10に送信するメール情報を作成し、このメール情報を携帯電話10に送信する(ステップSf10)。
このメール情報は、ヘッダには、宛先(携帯電話10)、送信者(メール管理センタ50のメールアドレス)、表示配列データが格納され、ペイロードには携帯電話10´のメールアドレス、件名、送信日時等のメール情報が格納される
【0080】
携帯電話10のCPU15は、メール情報を受けて、メールフォルダの表示配列を行う。そして、このメールフォルダの表示配列に従ってメールフォルダに格納されたメール情報を、メールフォルダの表示配列順に表示する(ステップSf11)。
携帯電話10の表示部14には、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に合わせたメール情報が表示されているから、ユーザは簡単な操作によって、読みたいメールを見つけることができる。
【0081】
さらに、ユーザが読みたいメールを指定した場合には、メール要求が管理サーバ51に送信され(ステップSf12)、このメール要求がメールサーバ52に送信される(ステップSf13)。この際、メール要求のヘッダには、宛先としてメールサーバ52のIPアドレスおよび送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには、携帯電話10のメールアドレスとユーザが指定したメールのメール情報が格納される。
メールサーバ52は、メール要求を受け、ペイロードのメールアドレスおよびメール情報に基づき、指定のメールを検索し、検索されたメールを管理サーバ51に送信する(ステップSf14)。
【0082】
管理サーバ51は、受信したメールを携帯電話10に送信する(ステップSf15)。このメールのヘッダには宛先として携帯電話10のメールアドレスおよび送信者として管理サーバ51のIPアドレスが格納され、ペイロードには、メールデータが格納される。
そして、携帯電話10のCPU15は、このメールを受けて、表示部14にユーザの指定したメール本文を表示する。
【0083】
[3・4] 第3実施形態の効果
このように構成されるメール管理システムにおいても、第1実施形態と同様に、ユーザが煩わしい操作を行うことなく、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に応じてメールを容易に閲覧することが可能となる、という効果を奏する。
さらに、メール自体を携帯電話10に記憶しない分、第2実施形態に比べて、携帯電話10のRAM16の記憶容量を大きくする必要がなく、メールを記憶させるための記憶エリアの容量を少なくでき、その分他の機能を携帯電話に付加することが可能となる。
【0084】
[3・5] 第3実施形態の変形例
前記第3実施形態では、メールサーバ52のメールDB53に、各宛先メールアドレスに対応したメールボックスを形成し、このメールボックス毎に送信メールを格納するようにしたが、管理サーバ51に宛先メールアドレス毎にメールフォルダを形成し、メールの送受信を行う際に、メールフォルダへの格納、読出しを行うようにしてもよい。
【0085】
[4] 変形例
以上、本発明の実施形態の説明を行ったが、上記各実施形態はあくまでも本発明の一例であり、本発明の趣旨の範囲内で任意に変形を加えることができる。例えば以下のようなものが考えられる。
【0086】
(1) 変形例1
前記各実施形態では、携帯電話10に対してメール或いはメール情報を配信する場合について述べたが、携帯電話に限らず、PDA等の移動情報端末であってもよい。
【0087】
(2) 変形例2
前記各実施形態では、メールフォルダのカテゴリを仕事、プライベートとした場合について述べたが、カテゴリをさらに細かく分けてもよい。例えば、仕事フォルダを得意先のA社、B社…、或いは送信者としてもよい。
さらに、このA社、B社…、或いは送信者を、仕事フォルダの下の階層に形成するようにしてもよい。
【0088】
(3) 変形例3
前記各実施形態では、メール管理センタ50を管理サーバ51、メールサーバ52および属性処理サーバ54によって構成した場合を例示したが、これに限らず、メール管理センタ50をサーバとして、管理サーバ51を制御部、サーバ52、54をデータベースとして構成してもよい。
【0089】
(4) 変形例4
前記各実施形態では、各メールにファイル(図11および図12参照)を貼付させるようにしてもよい。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの状況(現在位置、現在時刻)に応じたメール表示を行い、移動体端末の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態によるメール管理システムを示す概略図である。
【図2】 同実施形態に用いられる携帯電話を示す外形図である。
【図3】 同実施形態に用いられる携帯電話を示すブロック図である。
【図4】 メールフォルダの構成を示す図である。
【図5】 メールフォルダに対する送信者のメールアドレスを示す図である。
【図6】 メール管理センタの構成を示したメール管理システムの全体構成図である。
【図7】 メールフォルダ属性設定処理を示すフローチャートである。
【図8】 メールフォルダ属性設定画面を示す図である。
【図9】 メールフォルダに対する属性判定情報を示す図である。
【図10】 同実施形態によるメール管理システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図11】 メール管理センタで受信されるメールのデータフォーマットを示す図である。
【図12】 メール管理センタから送信されるメールのデータフォーマットを示す図である。
【図13】 一の属性情報によって並び替えられたメールフォルダを示す図である。
【図14】 他の属性情報によって並び替えられたメールフォルダを示す図である。
【図15】 第1実施形態の変形例によるメール管理システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図16】 第2実施形態によるメールフォルダ属性設定処理を示すフローチャートである。
【図17】 同実施形態によるメールフォルダ表示配列処理を示すフローチャートである。
【図18】 第3実施形態によるメール管理システムの動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
10、10´・・・携帯電話
13・・・操作部
14・・・表示部
18・・・通話部
19・・・送受信部
20・・・GPS信号受信部
50・・・メール管理センタ
51・・・管理サーバ
52・・・メールサーバ
53・・・属性処理サーバ
55・・・位置情報サーバ

Claims (19)

  1. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムであって、
    時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶される属性判定情報記憶部と、
    前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める表示配列設定部と、を具備した
    ことを特徴とするメール管理システム。
  2. 請求項1記載のメール管理システムにおいて、
    前記表示配列設定部によって決められたメールフォルダの表示配列に基づき、メールフォルダの表示配列を変更する表示配列変更部を具備した
    ことを特徴とするメール管理システム。
  3. 請求項2記載のメール管理システムにおいて、
    前記表示配列設定部をメールを配信するメール管理センタに備え、
    前記表示配列変更部を前記移動体端末に備えた
    ことを特徴とするメール管理システム。
  4. 請求項2記載のメール管理システムにおいて、
    前記表示配列設定部および前記表示配列変更部を前記移動体端末に備えた
    ことを特徴とするメール管理システム。
  5. 請求項2記載のメール管理システムにおいて、
    前記表示配列設定部および前記表示配列変更部をメールを配信するメール管理センタに備えた
    ことを特徴とするメール管理システム。
  6. 請求項1記載のメール管理システムにおいて、
    前記属性判定情報記憶部は、メールを配信するメール管理センタに備えた
    ことを特徴とするメール管理システム。
  7. 請求項1記載のメール管理システムにおいて、
    前記属性判定情報記憶部は、前記移動体端末に備えた
    ことを特徴とするメール管理システム。
  8. 請求項1記載のメール管理システムにおいて、
    前記移動体端末は、
    前記表示配列設定部で決められたメールフォルダの表示配列順にこのメールフォルダに格納されたメール毎に対応した送信者情報或いは件名を含む複数のメール項目からなるメール情報のうち、ユーザが選択したメール項目をリスト表示する
    ことを特徴とするメール管理システム。
  9. 請求項1〜8記載のメール管理システムにおいて、
    前記移動体端末には、当該移動体端末の現在位置を測定する位置測定部を備えた
    ことを特徴とするメール管理システム。
  10. 請求項1〜8記載のメール管理システムにおいて、
    前記移動体端末の現在位置は、外部の位置測定部によって測定される
    ことを特徴とするメール管理システム。
  11. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムの制御方法であって、
    時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶されるステップと、
    前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決めるステップと、を備えた
    ことを特徴とするメール管理システムの制御方法。
  12. 請求項11記載のメール管理システムの制御方法において、
    前記メールフォルダの表示配列を決めるステップによって決められたメールフォルダの表示配列に基づき、メールフォルダの表示配列を変更するステップを備えた
    ことを特徴とするメール管理システムの制御方法。
  13. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報が前記メールフォルダの表示配列順に対応させて表示される移動体端末であって、
    時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶される属性判定情報記憶部と、
    当該移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める表示配列設定部と、を具備した
    ことを特徴とする移動体端末。
  14. 請求項13記載の移動体端末において、
    前記表示配列設定部によって決められたメールフォルダの表示配列に基づき、メールフォルダの表示配列を変更する表示配列変更部を具備した
    ことを特徴とする移動体端末。
  15. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報が前記メールフォルダの表示配列順に対応させて表示される移動体端末であって、
    時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報を、前記メールフォルダに対応付けて、メールを配信するメール管理センタに記憶されるべく、これらの情報を送信する属性判定情報送信部と、
    前記メール管理サーバにより前記メールフォルダの表示配列が決められ、この決められた表示配列に基づき、メールフォルダの表示配列を変更する表示配列変更部と、を具備した
    ことを特徴とする移動体端末。
  16. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報が前記メールフォルダの表示配列順に対応させて表示される移動体端末に対し、表示配列の管理を行うメール管理センタであって、
    時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶される属性判定情報記憶部と、
    前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決める表示配列設定部と、を具備した
    ことを特徴とするメール管理センタ。
  17. 請求項16記載のメール管理センタにおいて、
    前記表示配列設定部によって決められたメールフォルダの表示配列に基づき、メールフォルダの表示配列を変更する表示配列変更部を具備した
    ことを特徴とするメール管理センタ。
  18. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムを制御するプログラムであって、
    コンピュータを、時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶されるステップと、
    前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決めるステップと、して実現させるプログラム。
  19. 複数のメールフォルダに格納されたメールに対応したメール情報を前記メールフォルダの表示配列順に対応させて移動体端末の表示画面上に表示するメール管理システムを制御するプログラムを記録した記録媒体であって、
    コンピュータを、時間帯に対応した時間情報および位置領域に対応した位置情報を含む属性判定情報が、前記メールフォルダに対応付けて記憶されるステップと、
    前記移動体端末の現在位置および現在時刻に対応する属性情報および前記属性判定情報とに基づき、メールフォルダの表示配列を決めるステップと、して実現させるプログラムを記録した記録媒体。
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