JP3831703B2 - Cleaning system and cleaning method for air conditioner - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調機のケーシング内面および熱交換器の自動洗浄を可能とした空調機の洗浄システムおよび洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品工場(特にパン工場、菓子工場、製麺工場、製粉工場など)や製薬工場では多量の粉体を扱う部屋があり、このような部屋の空調は、一般的に、送風機により部屋の空気を吸引し熱交換器に通過させて熱交換した後に部屋内に導入する方式が採用されている。その場合、熱交換器や空調機内部に粉体が付着し空調機内部が不衛生になったり、粉体が熱交換器を閉鎖することで熱交換効率や送風量が低下し、空調機能に支障が生じたりするという問題があった。これを回避するために、熱交換器入口側にフィルターを設けることもあるが、粉体によりフィルターが詰まり、前述と同様に空調機能が低下することになる。
【0003】
この問題を解消するために、本出願人は、特許文献1にて、熱交換器や空調機内部などの空気通過部分を水で洗浄できるようにした内部洗浄可能パッケージ空調機を提案した。この空調機は、熱交換器や空調機内部に付着した粉体を効率良く除去できるものの、その洗浄方法は、作業者が空気通過部分の扉を全面開放して水を掛けて洗浄する方式であるため、洗浄作業のさらなる省力化が要望されていた。また、洗浄時に作業室内の湿度を上昇させることも懸念され、製造環境の低湿度維持のための方策も課題であった。さらに、洗浄時に人手を介した洗浄作業を必要とするがゆえに、その設置形態が床置型に限定されていた。
【0004】
一方、特許文献2には、空調機の熱交換器に付着した油性の汚れを、旋回式洗浄ノズルを用いて自動洗浄する技術が開示されている。しかし、大量に発生する洗浄排水を効率良く処理するための排水手段が空調機内に装備されていないため、洗浄時には、排水受けや排液溜のような排水手段を別途人手を介して準備する必要があり、洗浄作業が非効率なものになっていた。
【0005】
【特許文献1】
特許第3159685号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平8−178591号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、空調機のケーシング内面や熱交換器に付着した粉体を自動的かつ効果的に洗浄することができる洗浄効率に優れた空調機の洗浄システムおよび洗浄方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、空気を通過させる熱交換器がケーシング内に設けられた空調機を自動洗浄するためのものであって、熱交換器の上流側および下流側から対向するようにして洗浄用流体を熱交換器に向かって直線的に噴射して熱交換器を洗浄する洗浄流体を高圧で集中的に噴射する洗浄用ノズルを用いた熱交換器洗浄装置ならびに熱交換器の上流側および下流側から洗浄用流体を分散的に噴射して熱交換器上流側および熱交換器下流側のケーシング内面を洗浄する洗浄流体を放射状に噴射する洗浄ノズルを用いたケーシング洗浄装置のいずれか一方の洗浄装置を用いて所定時間洗浄した後、他方の洗浄装置を用いて洗浄することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明に係る空調機の洗浄システムの一実施形態例を示す構成説明図である。
【0011】
すなわち、食品工場(特にパン工場、菓子工場、製麺工場、製粉工場等)や製薬工場等の建物の天井内には3台の空調機111,112,113が配設され、各空調機111,112,113は冷媒用配管12により屋上等に設けられた室外機13に接続され、室外機13からの冷媒が冷媒用配管12を通って各空調機111,112,113に循環供給される。各空調機111,112,113にはそれぞれ還気用ダクト141,142,143の一端が接続され、各還気用ダクト141,142,143の他端は天井面に開口され室内還気口を構成する。また、各空調機111,112,113にはそれぞれ給気用ダクト151,152,153の一端が接続され、各給気用ダクト151,152,153の他端は天井面に開口され室内給気口を構成する。例えば計量室、成形室などの空調対象室16の室内空気は室内還気口から還気用ダクト141,142,143を通って空調機111,112,113に供給されて熱交換され、熱交換された空気は給気用ダクト151,152,153を通って室内給気口から空調対象室16内に供給される。各空調機111,112,113は洗浄流体用配管17により屋上等に設けられた共通の洗浄流体ポンプ18を介して洗浄流体タンク19に接続され、洗浄流体ポンプ18により洗浄流体タンク19からの例えば洗浄水等の洗浄用流体が洗浄流体用配管17を通って各空調機111,112,113に供給されて各空調機111,112,113を洗浄する。各空調機111,112,113の下部にはドレン配管20が接続され、このドレン配管20を通って洗浄後の排水が排出される。各空調機111,112,113には乾燥用外気ダクト21および乾燥用排気ダクト22が接続され、この乾燥用外気ダクト21には乾燥用外気ファン23が設けられると共に乾燥用排気ダクト22には乾燥用排気ファン24が設けられる。乾燥用外気ファン23により外気が取り入れられ乾燥用外気ダクト21を通って各空調機111,112,113に供給されて各空調機111,112,113を乾燥する。各空調機111,112,113を乾燥した後の空気は乾燥用排気ファン24により乾燥用排気ダクト22を通って外部に排気される。図において、25は空調機の洗浄や乾燥を含む運転制御を行う制御装置、26は床面、27は天井面、28は屋上等である。
【0012】
図2および図3は本発明に係る内部自動洗浄空調機の一例を示す側面構成説明図および上面構成説明図である。
【0013】
空調機11のケーシング31は例えば内部に断熱材を閉じ込めケーシング内面に断熱材が露出しないように加工した耐水・耐食性板等の外板により箱状に構成される。前記ケーシング31に設けられる空調用空気入口部(室内還気用)には空気入口部開閉装置(空調用高密度ダンパ)32が設けられ、この空気入口部開閉装置32には空気入口部開閉装置32の開閉を自動的に操作するアクチュエータが設けられる。前記ケーシング31内の空気入口部開閉装置32より空調用空気下流側には第1の洗浄室33が設けられ、この第1の洗浄室33には空調機外部に設置された洗浄用流体タンク、ポンプや配管、弁等の洗浄用流体供給装置に連結されて、水等の洗浄用流体を噴射するケーシング洗浄用ノズル34および熱交換器洗浄用ノズル35が設けられると共に、第1の洗浄室33に対応したケーシング底部には断面が逆三角形状のドレンパン36が設けられる。前記ケーシング洗浄用ノズル34はケーシング31の第1の洗浄室33内部をくまなく洗浄できるように洗浄用流体を放射状に噴射し得るものが1個設けられる。尚、ケーシング洗浄用ノズル34は1個に限らず複数個設けるようにしてもよい。
【0014】
前記ケーシング31内の第1の洗浄室33より空調用空気下流側には空気を通過させる熱交換器37が設けられる。この熱交換器37は例えばクロスフィンコイル式の直膨コイル等よりなり、冷媒用電磁弁で冷媒量を調整して直膨コイルに冷媒を循環し、膨張弁を経由して直膨コイルを冷却または加熱することにより、直膨コイルを通過する空気が冷却または加熱される。前記熱交換器37のフィンピッチは、粉が溜まりにくいように、また、洗浄用流体がコイル内に十分行き渡るように、空調用途として一般に使用されているものよりも幅を大きくとることが望ましい。しかし、過大長のフィンピッチは熱交換効率を低下させることになるだけではなく、装置規模や装置コストを大きくしてしまう。このため、本実施形態例では、フィンピッチを略4mm程度にし、冷却または加熱性能を落とさずに最大限の洗浄効果を発揮し得るようにしている。
【0015】
なお、熱交換器37に対応したケーシング底部のドレンパンは独立して設けずに、第1の洗浄室のドレンパン36と共用させることが望ましい。この理由は、コイル部分用の独立したドレンパンを設けると、洗浄時、コイル部分用のドレンパンにはあまり洗浄用流体が流入しないにも関わらず、汚れのひどい洗浄用流体がここに流入し、ドレン配管が詰まる恐れがあるからである。
【0016】
前記ケーシング31内の熱交換器37より空調用空気下流側には第2の洗浄室38が設けられ、この第2の洗浄室38には、空調機外部に設置された洗浄流体タンク、ポンプや配管、弁等の洗浄用流体供給装置に連結されて、水等の洗浄用流体を噴射するケーシング洗浄用ノズル39および熱交換器洗浄用ノズル40が設けられると共に、第2の洗浄室38に対応したケーシング底部には断面が逆三角形状のドレンパン41が設けられる。前記ケーシング洗浄用ノズル39はケーシング31の第2の洗浄室38内部をくまなく洗浄できるように洗浄用流体を放射状に噴射し得るものが1個設けられる。尚、ケーシング洗浄用ノズル39は1個に限らず複数個設けるようにしてもよい。
【0017】
前記熱交換器洗浄用ノズル35および前記熱交換器洗浄用ノズル40は熱交換器37の両側から対向するようにして洗浄用流体を同時に噴射し、洗浄用流体を熱交換器37の上流側面および下流側面にそれぞれ噴射する。前記熱交換器洗浄用ノズル35および前記熱交換器洗浄用ノズル40はそれぞれ水平方向に3個ずつ垂直方向に2段設けられ、それぞれ6個ずつ設けられる。前記熱交換器洗浄用ノズル35および前記熱交換器洗浄用ノズル40はそれぞれ洗浄用流体の熱交換器37への噴射面が略四角形になるものが選定され、且つケーシング洗浄用ノズルよりも熱交換器37に近くて複数のノズルから噴射される洗浄用流体をオーバラップさせることなく熱交換器37の上・下流側面全体に噴射し得る位置に配置される。洗浄用流体の熱交換器37への噴射面をオーバラップさせないのはオーバラップにより洗浄用流体が衝突して打ち消され、洗浄効果が低下するのを防止するためである。なお、熱交換器洗浄用ノズル35,40の数は、空調機能力に基づいて選定される熱交換器37のサイズや、洗浄用ノズルの噴射特性に依存し、必ずしも、それぞれ3個×2段の構成とする必要はない。
【0018】
前記第2の洗浄室38の空調用空気出口部(室内給気用)には空気出口部開閉装置(空調用高密度ダンパ)42が設けられ、この空気出口部開閉装置42には空気出口部開閉装置42の開閉を自動的に操作するアクチュエータが設けられる。前記空気出口部開閉装置42の空調用空気下流側には送風機43が空調用空気を矢印44方向に通過させるように設けられる。
【0019】
前記熱交換器37に接続された冷媒用配管の往管または還管には冷媒流量用電磁弁45が設けられ、前記ケーシング洗浄用ノズル34,39に接続された洗浄流体用配管にはケーシング洗浄用電磁弁46が設けられ、前記熱交換器洗浄用ノズル35,40に接続された洗浄流体用配管には熱交換器洗浄用電磁弁47が設けられる。前記ドレンパン36,41は共通のドレン配管に接続される。なお、ドレンパン36,41は、前述のような断面逆三角形状のものに限定されず、洗浄用流体が滞留することなく迅速にドレン排出口に導かれるように、深型かつドレン排出口に向けて傾斜した底面を有するものであれば、その形状は問わない。
【0020】
熱交換器洗浄用電磁弁47を介して洗浄用流体が供給される熱交換器洗浄用ノズル35,40は熱交換器洗浄装置を構成する。熱交換器洗浄用ノズル35は噴射方向が固定された洗浄ノズルを用いて熱交換器37の上流側から熱交換器37に向けてのみ洗浄用流体を噴射して熱交換器37を洗浄する。熱交換器洗浄用ノズル40は噴射方向が固定された洗浄ノズルを用いて熱交換器37の下流側から熱交換器37に向けてのみ洗浄用流体を噴射して熱交換器37を洗浄する。
【0021】
ケーシング洗浄用電磁弁46を介して洗浄用流体が供給されるケーシング洗浄用ノズル34,39はケーシング洗浄装置を構成する。ケーシング洗浄用ノズル34は放射状に噴射する洗浄ノズルを用いて熱交換器の上流側からケーシング内面に洗浄用流体を噴射して熱交換器上流側のケーシング内面を熱交換器37の上流側面も含めて洗浄する。ケーシング洗浄用ノズル39は放射状に噴射する洗浄ノズルを用いて熱交換器の下流側からケーシング内面に洗浄用流体を噴射して熱交換器下流側のケーシング内面を熱交換器37の下流側面を含めて洗浄する。
【0022】
熱交換器洗浄装置およびケーシング洗浄装置には、制御装置25の指示に基づいて熱交換器洗浄用電磁弁47およびケーシング洗浄用電磁弁46がそれぞれ開閉されることにより、洗浄用流体供給装置から洗浄用流体が順次供給される。
【0023】
ケーシング31の熱交換器下流側には乾燥用流体入口部(乾燥用ダンパ)48が設けられると共にケーシング31の熱交換器上流側には乾燥用流体出口部(乾燥用ダンパ)49が設けられる。乾燥用流体入口部48を介してケーシング31内に乾燥用流体が流入されると共に乾燥用流体出口部49を介してケーシング31内から例えば空気等の乾燥用流体が流出されてケーシング31の内面および熱交換器37を乾燥させる。乾燥用流体は矢印50方向に通流する。
【0024】
図1に示す制御装置25は空調機111,112,113の運転制御を行い、空調機111,112,113の運転中に運転モードとして、
▲1▼ 洗浄用流体および乾燥用流体が空調機111,112,113に供給されないようにするとともに熱交換器37を介して生成された空調空気を空調対象室16へ供給する空調運転モード。
【0025】
▲2▼ 空気出入口部開閉装置32,42を閉鎖するとともに、洗浄用流体供給装置により洗浄用流体を空調機111,112,113に供給して熱交換器37およびケーシング31内面を洗浄する洗浄運転モード。
【0026】
▲3▼ 乾燥用流体を空調機111,112,113に供給して空調機111,112,113の内部を乾燥させる乾燥運転モード。
【0027】
のいずれかを実行する。前記制御装置25は、前記洗浄運転モードにおいて、洗浄用流体が熱交換器洗浄装置またはケーシング洗浄装置のいずれか一方の洗浄装置のみに供給されるように洗浄用流体供給装置を制御して熱交換器37またはケーシング31の内面を所定時間洗浄した後、洗浄用流体が他方の洗浄装置のみに供給されるように洗浄用流体供給装置を制御してケーシング31の内面または熱交換器37を洗浄する。本実施形態例では、熱交換器洗浄装置による洗浄時間、ケーシング洗浄装置による洗浄時間は、ともに1分程度である。洗浄中、洗浄流体ポンプ18は定格運転とする。なお、ケーシング洗浄時には、前述のように熱交換器表面を含むケーシング内面に対して洗浄用流体が噴射されるため、実質的な熱交換器の洗浄時間は他の洗浄対象域よりも長い2分程度となる。空調機内部では、ケーシング内面に付着する粉体よりも熱交換器に付着する粉体の方が量が多くなる。したがって、熱交換器37に近い位置にある熱交換器洗浄用ノズル35,40から洗浄用流体を高圧で集中的に噴射するプロセスと、熱交換器37から遠い位置にあるケーシング洗浄用ノズル34,39から洗浄用流体を分散的に噴射するプロセスを個別・段階的に実行すれば、洗浄所要時間・洗浄用流体消費量がともに少なくて済む、熱交換器37とケーシング31内の汚れ具合に応じた極めて効果的な洗浄が可能になる。
【0028】
図4は本発明に係る内部自動洗浄空調機における各部の動作の一例を示す特性図である。
【0029】
すなわち、空調用ファン43は通常空調期間のみ起動する。空気出入口部開閉装置32,42は通常空調期間のみ開放し、洗浄準備(空調停止)期間は閉鎖状態まで徐々に閉じ、空調準備期間は開放状態まで徐々に開く。熱交換器洗浄用電磁弁47は熱交換器洗浄期間のみ開く。ケーシング洗浄用電磁弁46はケーシング洗浄期間のみ開く。洗浄流体ポンプ18は熱交換器洗浄期間およびケーシング洗浄期間のみ起動する。乾燥用流体出入口部48,49は空調機内乾燥期間のみ開く。乾燥用ファン23,24は空調機内乾燥期間のみ起動する。冷媒流量用電磁弁45は通常空調期間、空調準備期間のみ開く。洗浄用流体が噴射されているとき(洗浄運転モード)、洗浄用流体が空調機外の空調用空気流路や乾燥用流体流路へ漏出しないよう、空気出入口部開閉装置32,42や乾燥用流体出入口部48,49は、いずれも閉鎖状態に制御される。
【0030】
本発明に係る内部自動洗浄空調機は、空調機内部に付着した粉体を人手を介さずに自動洗浄できる。この空調機は、自動洗浄機構と自動乾燥機構を機内に装備しており、空調機本体が床面以外にも設置できるようになるとともに、洗浄時や洗浄後の室内湿度環境への影響を抑えることができる。また、この空調機は、洗浄方式として熱交換器を洗浄するために、まず汚れのひどい熱交換器へ向かって直線的に洗浄用流体を噴射する一方で、熱交換器洗浄とは時間差を設け、空調機内部を洗浄するために、内部全体に洗浄用流体が行き渡るように洗浄用流体を噴射する、あるいは、逆に、空調機内部を洗浄するために、まず内部全体に洗浄用流体が行き渡るように洗浄用流体を噴射する一方で、ケーシング洗浄とは時間差を設けて、熱交換器を洗浄するために、汚れがひどい熱交換器に向かって直線的に洗浄用流体を噴射する、個別・段階的な洗浄方法を採用している。したがって、大量の洗浄用流体を必要としないことにより、洗浄用流体搬送用の配管径が小さくなるばかりではなく、洗浄用流体の必要貯留流体量および洗浄流体ポンプを減少することができ、システムが小規模化・簡素化するという利点がある。さらに、洗浄用流体の噴射後、熱交換器に溜まっていた汚れは時間をかけて熱交換器外へ排出される特性があるが、洗浄方式として個別・段階的な洗浄方法を採用したことにより汚染物質が十分に排出される利点がある。
【0031】
以上、本発明の好適な実施形態例を説明したが、本発明の実施形態例は前述した例に限定されるものではない。
【0032】
例えば、洗浄用流体として、洗浄水の代りに殺菌消毒剤を含む流体を用いれば、空調機内部の殺菌消毒が可能となり衛生的である。また、乾燥用流体として、外気の代わりに熱風を用いれば、より効果的に乾燥することができる。
【0033】
本実施形態例では、熱交換器の上流側および下流側に熱交換器洗浄装置とケーシング洗浄装置を設けているが、使用する洗浄用流体、あるいは、洗浄用流体により洗浄・排出される粉体や塵埃の物性等に応じて、各洗浄装置を熱交換器の上流側または下流側のいずれか一方に設けるようにしても良い。
【0034】
また、熱交換器37は直膨型に限定されず、例えば、室外機13の代わりに熱源機や蓄熱槽等の熱源装置を設け、この熱源装置から循環供給される冷温水やブラインを熱媒として用いて、空調用空気と熱交換するものであっても良い。
【0035】
さらに、電磁弁46,47の代わりに開度調整可能な制御弁を用い、洗浄用流体供給装置を制御して熱交換器37を所定時間洗浄した後、熱交換器洗浄用制御弁を徐々に閉止すると同時にケーシング洗浄用制御弁を徐々に開放するようにしても良いし、あるいは、洗浄流体ポンプ18の制御出力を可変制御しても良い。これにより、熱交換器およびケーシング内面の洗浄時間や洗浄水圧を適宜調整することが可能になり、より効果的な洗浄が可能になる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ケーシング内部や熱交換器に付着した粉体を自動的に洗浄する空調機の洗浄システムおよび洗浄方法を提供することができる。また、洗浄用流体の使用量や洗浄時のエネルギー消費量、設備規模を抑制することができ、洗浄効率に優れた空調機の洗浄システムおよび洗浄方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調機の洗浄システムの一実施形態例を示す構成説明図である。
【図2】本発明に係る内部自動洗浄空調機の一例を示す側面構成説明図である。
【図3】本発明に係る内部自動洗浄空調機の一例を示す上面構成説明図である。
【図4】本発明に係る内部自動洗浄空調機における各部の動作の一例を示す特性図である。
【符号の説明】
111,112,113 空調機
13 室外機
16 空調対象室
18 洗浄流体ポンプ
19 洗浄流体タンク
23 乾燥用外気ファン
24 乾燥用排気ファン
25 制御装置
31 ケーシング
32 空気入口部開閉装置
34 ケーシング洗浄用ノズル
35 熱交換器洗浄用ノズル
37 熱交換器
39 ケーシング洗浄用ノズル
40 熱交換器洗浄用ノズル
42 空気出口部開閉装置
43 送風機
48 乾燥用流体入口部
49 乾燥用流体出口部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaning system and a cleaning method for an air conditioner that can automatically clean an inner surface of a casing of an air conditioner and a heat exchanger.
[0002]
[Prior art]
Food factories (especially bread factories, confectionery factories, noodle mills, flour mills, etc.) and pharmaceutical factories have rooms that handle large amounts of powder. Air conditioning in such rooms is generally performed by using a blower. A system is adopted in which the air is sucked and passed through a heat exchanger for heat exchange and then introduced into the room. In that case, the powder adheres to the inside of the heat exchanger or air conditioner and the inside of the air conditioner becomes unsanitary. There was a problem of causing trouble. In order to avoid this, a filter may be provided on the heat exchanger inlet side, but the filter is clogged with powder, and the air-conditioning function is reduced as described above.
[0003]
In order to solve this problem, the present applicant has proposed a package air conditioner capable of being internally cleaned in Patent Document 1 in which an air passage portion such as a heat exchanger or an air conditioner can be cleaned with water. Although this air conditioner can efficiently remove the powder adhering to the inside of the heat exchanger and air conditioner, the cleaning method is a method in which the operator opens the air passage part of the door and sprays it with water. For this reason, there has been a demand for further labor saving in the cleaning work. In addition, there is concern about increasing the humidity in the working room during cleaning, and measures for maintaining low humidity in the manufacturing environment have also been an issue. Furthermore, since a cleaning operation is required through manual operation at the time of cleaning, the installation form is limited to a floor-standing type.
[0004]
On the other hand, Patent Document 2 discloses a technique for automatically cleaning oily dirt adhering to a heat exchanger of an air conditioner using a swivel type cleaning nozzle. However, since there is no drainage means in the air conditioner for efficiently treating the large amount of washing wastewater generated, it is necessary to prepare drainage means such as drain receptacles and drainage reservoirs manually during cleaning. And the cleaning work was inefficient.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3159585 [0006]
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-178591
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and is a cleaning system for an air conditioner that is capable of automatically and effectively cleaning powder adhering to an inner surface of a casing or a heat exchanger of an air conditioner and having excellent cleaning efficiency. And a cleaning method.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
To accomplish the above object is for the heat exchanger for passing air to automatically clean the air conditioner provided in the casing, the upstream side and lower stream side of the heat exchanger A heat exchanger cleaning device using a cleaning nozzle that irradiates cleaning fluid linearly toward the heat exchanger so as to face the heat exchanger and intensively injects the cleaning fluid that cleans the heat exchanger at high pressure, and washing for injecting cleaning fluid for cleaning the upstream and distributed injected to the inner surface of the casing of the heat exchanger upstream and heat exchanger downstream of the cleaning fluid from the lower stream side of the heat exchanger in a radial The cleaning is performed for a predetermined time using one of the casing cleaning apparatuses using the nozzle, and then the other cleaning apparatus is used for cleaning.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[0010]
FIG. 1 is a configuration explanatory view showing an embodiment of a cleaning system for an air conditioner according to the present invention.
[0011]
That is, three
[0012]
2 and 3 are a side configuration explanatory view and a top configuration explanatory view showing an example of the internal automatic cleaning air conditioner according to the present invention.
[0013]
The
[0014]
A
[0015]
The drain pan at the bottom of the casing corresponding to the
[0016]
A
[0017]
The heat
[0018]
An air outlet opening / closing device (air conditioning high-density damper) 42 is provided at the air outlet for air conditioning (for indoor air supply) of the
[0019]
A refrigerant
[0020]
The heat
[0021]
The
[0022]
The heat exchanger cleaning device and the casing cleaning device are cleaned from the cleaning fluid supply device by opening and closing the heat exchanger cleaning
[0023]
A drying fluid inlet portion (drying damper) 48 is provided on the downstream side of the heat exchanger of the
[0024]
Controller 25 shown in FIG. 1 performs operation control of the
(1) Air conditioning operation in which cleaning fluid and drying fluid are not supplied to the
[0025]
(2) The air inlet / outlet opening /
[0026]
▲ 3 ▼ drying fluid to the
[0027]
Do one of the following: In the cleaning operation mode, the control device 25 controls the cleaning fluid supply device so that the cleaning fluid is supplied only to either the heat exchanger cleaning device or the casing cleaning device, and performs heat exchange. After cleaning the inner surface of the
[0028]
FIG. 4 is a characteristic diagram showing an example of the operation of each part in the internal automatic cleaning air conditioner according to the present invention.
[0029]
That is, the
[0030]
The internal automatic cleaning air conditioner according to the present invention can automatically clean the powder adhering to the inside of the air conditioner without manual intervention. This air conditioner is equipped with an automatic cleaning mechanism and an automatic drying mechanism in the machine, so that the air conditioner body can be installed on other than the floor and the influence on the indoor humidity environment during and after cleaning is suppressed. be able to. In addition, this air conditioner, in order to clean the heat exchanger as a cleaning method, first injects the cleaning fluid linearly toward the dirty heat exchanger, while providing a time difference from the heat exchanger cleaning. In order to clean the inside of the air conditioner, the cleaning fluid is sprayed so that the cleaning fluid is distributed throughout the interior, or conversely, in order to clean the inside of the air conditioner, the cleaning fluid is first distributed throughout the interior. The cleaning fluid is jetted in a straight line toward the heat exchanger that is heavily contaminated in order to clean the heat exchanger while providing a time difference from the casing cleaning. A stepwise cleaning method is adopted. Therefore, by not requiring a large amount of cleaning fluid, not only the piping diameter for cleaning fluid conveyance can be reduced, but also the required storage fluid amount of cleaning fluid and the cleaning fluid pump can be reduced, and the system There is an advantage of downsizing and simplification. In addition, the dirt accumulated in the heat exchanger after spraying the cleaning fluid has the property of being discharged outside the heat exchanger over time, but by adopting an individual and stepwise cleaning method as a cleaning method There is an advantage that pollutants are sufficiently discharged.
[0031]
Although the preferred embodiment of the present invention has been described above, the embodiment of the present invention is not limited to the above-described example.
[0032]
For example, if a fluid containing a sterilizing / disinfecting agent is used as the cleaning fluid instead of the cleaning water, the inside of the air conditioner can be sterilized and sanitized. Moreover, if hot air is used instead of outside air as the drying fluid, drying can be performed more effectively.
[0033]
In this embodiment, the heat exchanger cleaning device and the casing cleaning device are provided on the upstream side and the downstream side of the heat exchanger, but the cleaning fluid to be used or the powder to be cleaned and discharged by the cleaning fluid Depending on the physical properties of the dust and the like, each cleaning device may be provided on either the upstream side or the downstream side of the heat exchanger.
[0034]
The
[0035]
Further, instead of the
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a cleaning system and a cleaning method for an air conditioner that automatically cleans powder adhering to the inside of a casing or a heat exchanger. Further, it is possible to provide a cleaning system and a cleaning method for an air conditioner that can suppress the amount of cleaning fluid used, the amount of energy consumed during cleaning, and the equipment scale, and are excellent in cleaning efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration explanatory view showing an embodiment of an air conditioner cleaning system according to the present invention.
FIG. 2 is a side configuration explanatory view showing an example of an internal automatic cleaning air conditioner according to the present invention.
FIG. 3 is a top view illustrating the internal automatic cleaning air conditioner according to the present invention.
FIG. 4 is a characteristic diagram showing an example of the operation of each part in the internal automatic cleaning air conditioner according to the present invention.
[Explanation of symbols]
11 1 , 11 2 , 11 3
Claims (7)
熱交換器の上流側および下流側から洗浄用流体を分散的に噴射して熱交換器上流側および熱交換器下流側のケーシング内面を洗浄する洗浄流体を放射状に噴射する洗浄ノズルを用いたケーシング洗浄装置と、
熱交換器の上流側および下流側から対向するようにして洗浄用流体を熱交換器に向かって直線的に噴射して熱交換器を洗浄する洗浄流体を高圧で集中的に噴射する洗浄用ノズルを用いた熱交換器洗浄装置と、
洗浄用流体をケーシング洗浄装置および熱交換器洗浄装置に供給する洗浄用流体供給装置と、
熱交換器上流側のケーシングおよび熱交換器下流側のケーシングに設けられた乾燥用流体出入口部を介し乾燥用流体を通流してケーシング内面および熱交換器を乾燥させる乾燥装置と
を備えることを特徴とする空調機の洗浄システム。An air conditioner cleaning system for automatically cleaning an air conditioner provided in a casing with a heat exchanger that allows air to pass through, at least,
Washing for injecting cleaning fluid for cleaning the upstream and distributed injected to the inner surface of the casing of the heat exchanger upstream and heat exchanger downstream of the cleaning fluid from the lower stream side of the heat exchanger in a radial A casing cleaning device using a nozzle ;
Intensively jetting the washing fluid so as to face the upstream side and lower stream side of the heat exchanger toward the cleaning fluid to the heat exchanger linearly jetting cleaning the heat exchanger at a high pressure A heat exchanger cleaning device using a cleaning nozzle ;
A cleaning fluid supply device for supplying cleaning fluid to the casing cleaning device and heat exchanger cleaning apparatus,
And a drying device for drying the casing inner surface and the heat exchanger by passing a drying fluid through a drying fluid inlet / outlet portion provided in the casing on the upstream side of the heat exchanger and the casing on the downstream side of the heat exchanger. Air conditioning machine cleaning system.
洗浄用流体および乾燥用流体が空調機に供給されないようにするとともに熱交換器を介して生成された空調空気を空調対象室へ供給する空調運転モードか、
洗浄用流体供給装置により洗浄用流体を空調機に供給して熱交換器およびケーシング内面を洗浄する洗浄運転モードか、
乾燥用流体を空調機に供給して空調機内部を乾燥させる乾燥運転モード
のいずれかを実行することを特徴とする請求項1に記載の空調機の洗浄システム。Further comprising a control device for controlling the operation of the air conditioner, the control device as an operation mode during air conditioner operation,
The air conditioning operation mode in which the cleaning fluid and the drying fluid are not supplied to the air conditioner and the conditioned air generated through the heat exchanger is supplied to the air conditioned room,
A cleaning operation mode in which the cleaning fluid supply device supplies cleaning fluid to the air conditioner to clean the heat exchanger and the casing inner surface,
2. The air conditioner cleaning system according to claim 1, wherein one of a drying operation mode in which a drying fluid is supplied to the air conditioner to dry the inside of the air conditioner is executed. 3.
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