JP3828644B2 - Method of excavating by connecting multi-axis rotating shaft group - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は多軸回転軸群を接続して掘削する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から地盤中に深い掘削孔10を形成するに当たっては以下のような方法により行っていた。すなわち、図13に示すように、複数本の回転軸1を連結部材2により回転自在に連結支持した多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部を、重機4に上下移動自在に設けた回転装置5の各出力軸6に対してそれぞれ水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、この状態で多軸回転軸群3の各回転軸1を回転させて地盤9を掘削し、該多軸回転軸群3による第1段階の掘削を行った後、該第1段階の掘削孔10内に多軸回転軸群3を残した状態で多軸回転軸群3を回転装置5から切離し、別の多軸回転軸群3を連結部材2部分でクレーン14に設けた吊り下げ具29により吊り上げて、該クレーン14により吊り上げた別の多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部を、それぞれ前記の掘削孔10内に残している多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に対向させ、上下に対向する各組の回転軸1同士を下の回転軸1の上端部と上の回転軸1の下端部とが水平断面角形をした突部7と、水平断面角形をした角孔8とが周方向において一致するように上の各回転軸1をそれぞれ回転させて位置合わせし、位置合わせ後に上の多軸回転軸群3を少し下降して上下に対向する各組の回転軸1同士を水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、その後、吊り装置の各接続部材を上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部から取り外し、次に、重機4に上下移動自在に設けた回転装置5の各出力軸に上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部をそれぞれ水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、その後に、上下に接続した多軸回転軸群3の各回転軸1を回転させて地盤9を掘削して第1段階の掘削に続いて下方に第2段階の掘削を行うものである。
【0003】
ところが上記従来例においては、第1段階の掘削を行った後に掘削孔10に残した多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に、クレーン14により吊り上げた別の多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部を水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続するに当たり、図13、図14のように連結部材2をクレーン14に設けた吊り下げ具29により吊り下げているので、連結部材2に設けた各軸受け部18が各回転軸1に設けた鍔部19に強く当たり(つまり各回転軸1の自重がそれぞれ鍔部19部分において各軸受け部18にすべてかかり)、このため、回転軸1をそれぞれ独立して回転するのが難しく、回転軸1を回転して下の対向する回転軸1に対して、水平断面角形をした突部7と、水平断面角形をした角孔8とを周方向において一致させる作業が難しくて、時間もかかり、結果的に多軸回転軸群3を上下に接続して掘削孔10を形成するに当たって時間がかかっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、多軸回転軸群を上下に接続して掘削孔を形成するに当たって、上下の多軸回転軸群の各回転軸同士を上下方向に簡単に接続することができて、多軸回転軸群を上下に接続して掘削孔を形成するに当たっての施工時間を短縮することができる多軸回転軸群を接続して掘削する方法を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の多軸回転軸群を接続して掘削する方法は、複数本の回転軸1を連結部材2により回転自在に連結支持した多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部を重機4に上下移動自在に設けた回転装置5の各出力軸6にそれぞれ水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、この状態で多軸回転軸群3の各回転軸1を回転させて地盤9を掘削し、該多軸回転軸群3による第1段階の掘削を行った後、該多軸回転軸群3を掘削孔10内に残した状態で多軸回転軸群3を回転装置5から切離し、基材11から吊り部材12を介して複数の接続部材13を各々独立して回転自在に吊り下げ形成した吊り装置15の各接続部材13をそれぞれ複数本の回転軸1を連結部材2により回転自在に連結支持した多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に接続すると共にクレーン14により基材11を吊り上げることで吊り装置15を介して多軸回転軸群3を吊り上げ、このクレーン14で吊り上げた多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部を、それぞれ前記の掘削孔10内に残している多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に対向させ、上下に対向する各組の回転軸1同士を下の回転軸1の上端部と上の回転軸1の下端部とが水平断面角形をした突部7と、水平断面角形をした角孔8とが周方向において一致するように上の各回転軸1を独立して回転させて位置合わせし、位置合わせ後に上の多軸回転軸群3を少し下降して上下に対向する各組の回転軸1同士を水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、その後、吊り装置15の各接続部材13を上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部から取り外し、次に、重機4に上下移動自在に設けた回転装置5の各出力軸6に上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部をそれぞれ水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、その後に、上下に接続した多軸回転軸群3の各回転軸1を回転させて地盤9を掘削して第1段階の掘削に続いて下方に第2段階の掘削を行うことを特徴とするものである。このような方法を採用することで、上下の多軸回転軸群3の各上下に対向する回転軸1同士を接続するに当たって、クレーン14により吊り装置15で吊り下げた上の多軸回転軸群3の各回転軸1はそれぞれ各接続部材13によりそれぞれ独立して回転自在に吊り下げられていることになり、これにより、連結部材2に各回転軸1の自重がかかることなく、各回転軸1を独立して軽い力で簡単に回転して、上下に対向する回転軸1同士を、水平断面角形をした突部7と、水平断面角形をした角孔8とを周方向において一致させて接続することができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
多軸回転軸群3は複数本の回転軸1を連結部材2により回転自在に連結支持して構成してある。すなわち、連結部材2は図1に示すように、複数個の半円状部16を有する半割り体17を合わせてボルトにより連結して構成してあり、対向する一対の半円状部16により円筒状の軸受け部18が構成されるものであって、連結部材2はこの円筒状の軸受け部18を複数個備えたものとなっている。回転軸1の上下方向の複数箇所には上下に小間隙を介して対向する一対の鍔部19が突設してある。そして、複数本の回転軸1を上下方向の複数箇所で連結部材2により回転自在に連結してあるが、この場合、回転軸1の一対の鍔部19間の部分に軸受け部18を回転自在に被嵌し、上下一対の鍔部19により軸受け部18が上下方向にずれないようにしてある。
【0008】
ここで、多軸回転軸群3の各回転軸1は上下両端部のうち一方の端部に水平断面角形をした突部7を設け、他方の端部に水平断面角形をした角孔8を設けたものであり(添付図面に示す実施形態では回転軸1の下端部に水平断面角形をした突部7を設け、上端部に水平断面角形をした角孔8を設けてあり)、回転軸1同士を上下に接続する際に、水平断面角形をした突部7を水平断面角形をした角孔8に嵌め込んで接続することで上下に接続した回転軸1が一体として回転できるような構成となっている。角孔8を設けた方の端部には回転軸1と直交する方向にピン挿入孔20を設けてあり、このピン挿入孔20は角孔8に連通している。また、突部7部分にはピン差込み溝21が設けてあり、突部7と角孔8とを嵌め込んだ状態でピン挿入孔20から挿入したピン22をピン差込み溝21に差し込むことで、突部7と角孔8との嵌合が上下方向に抜けないようになっている。
【0009】
上記のように連結部材2により複数本の回転軸1を回転自在に連結した多軸回転軸群3をクローラクレーンのような重機4に設けた上下移動自在な回転装置5に取付けて地盤9を掘削するのである。この場合、最初に回転装置5に取付ける多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部には掘削ビット25が取付けてある。掘削ビット25の取付けに当たっては、掘削ビット25の上端部に水平断面角状をした角孔又は水平断面角状をした突部を設けて回転軸1の下端に設けた水平断面角状をした突部7又は水平断面角状をした角孔8と嵌合してピンを用いて上下に抜けないように連結したり、あるいは、回転軸1の下端部に掘削ビット25を直接溶接などにより固着したりするものである。
【0010】
また、クローラクレーンのような重機4の回転装置5に回転軸1を取付けるには以下のようにして行う。つまり、重機4のリーダ23に沿って回転装置5が上下移動自在に取付けてあり、この回転装置5に複数の出力軸6が設けてある。この複数の出力軸6にそれぞれ回転軸1の上端部を水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続し、つまり、実施形態においては出力軸6が水平断面角形の突部7となっており、この突部7に回転軸1の上端部の水平断面角形をした角孔8に嵌め込み、ピン22を用いて上下に抜けないように接続する。
【0011】
上記のようにして、重機4に多軸回転軸群3を取付けた状態(図3の状態)で、回転装置5を駆動して多軸回転軸群3の各回転軸1を回転させて地盤9を掘削し、該多軸回転軸群3による第1段階の掘削を行って第1段階の掘削孔10を形成する(図4の状態)。多軸回転軸群3による第1段階の掘削が終わると、図5のように多軸回転軸群3を掘削孔10内に残した状態で多軸回転軸群3を回転装置5から切り離す。次に、図6のように多軸回転装置群3を切り離した上記回転装置5を備えた重機4を側方に移動させて待機させ、クレーン14に取付けた吊り装置15により他の多軸回転軸群3を吊り上げて、このクレーン14で吊り上げた多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部を、それぞれ前記の掘削孔10内に残している多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に接続するものである。
【0012】
ここで、本発明において用いる吊り装置15は図1、図2に示すように、クレーン14の吊り下げ具29に吊り下げられる基材11から下方に向けて複数個の吊り部材12を吊り下げ、各吊り部材12の下端部に接続部材13を設けて構成してある。吊り部材12はスイベルのような回転部12aにワイヤ12bを接続して構成してある。回転部12aは上部体12a1 に対して下部体12a2 を360°回転自在に連結して構成してある。したがって、基体11に吊り部材12を介して吊り下げた各接続部材13はそれぞれ独立して回転自在となっている。接続部材13には回転軸1の上端部の水平断面角形の角孔8又は水平断面角形の突部7に嵌合自在な水平断面角形の突部7又水平断面角形の角孔8が設けてあり(添付図面に示す実施形態においては接続部材13に水平断面角形の突部7が設けてあり)、また、ピン22を差し込むピン差込み溝21又はピン挿入孔20が設けてある(添付図面に示す実施形態においてはピン差込み溝21が設けてある)。また基材11の上部には引っ掛け取付け部28が設けてある。
【0013】
そして、上記吊り装置15の各接続部材13をこれから連結しようとする多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に水平断面角形をした角孔8と水平断面角形をした突部7との嵌合で嵌め込むと共に、ピン挿入孔20からピン22をピン差込み溝21に差し込んで上下に抜けないように接続する。この状態で吊り装置15の引っ掛け取付け部28にクレーン14のワイヤの下端部に取付けた吊り下げ具29を引っ掛けて多軸回転軸群3を吊り上げるものである。このようにして吊り装置15を介してクレーン14で吊り上げた多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部を、それぞれ前記の掘削孔10内に残している多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に対向させる(図6の状態)。
【0014】
次に、上下に対向する各組の回転軸1同士を、上の回転軸1の下端部と下の回転軸1の上端部とが水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8とが周方向において一致するように上の各回転軸1をそれぞれ独立して回転させて位置合わせをする。この場合、各回転軸1は上端部に接続した接続部材13部分で直接吊り下げてあり、該接続部材13が吊り部材12を介して基材11に回転自在に吊り下げられているので、回転軸1は吊り部材12の回転部12a部分においてスムーズに回転し、簡単に各回転軸1を独立して回転して水平断面角形をした突部7を、水平断面角形をした角孔8に周方向において一致させることができる。この場合、図7、図8(a)に示すように、作業者が回転操作治具30を水平断面角形をした突部7に係止して回転操作をするとより簡単に回転軸1の回転ができるものである。
【0015】
上記のように上の回転軸1の下端部と下の回転軸1の上端部とを水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8とが周方向において一致するように位置合わせをした後、上の多軸回転軸群3を少し下降して上下に対向する各組の回転軸1同士を水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8とを嵌め込み、ピン挿入孔20からピン22をピン差込み溝21に差し込んで上下に抜けないように連結する(図9参照)。
【0016】
上記のようにして上下の多軸回転軸群3を連結した後、ピン22を抜くことで、吊り装置15の各接続部材13を上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部から取り外す。次に、図10に示すように、重機4を元の位置に移動させ、重機4に上下移動自在に設けた回転装置5の各出力軸6に上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部をそれぞれ水平断面角形をした突部7と水平断面角形をした角孔8との嵌め込みにより接続する(図11参照)。この場合も、ピン22を差し込んで上下に抜けないようにする。この場合、回転装置5の各出力軸6の水平断面角状をした突部7又は角孔8の周方向の位置は下段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部の水平断面角形をした角孔8又は突部7の周方向の位置と一致しているので、該下段の多軸回端軸群3の各回転軸1にそれぞれ接続した上段の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部の水平断面角形をした角孔8又は突部7の周方向の位置が回転装置5の各出力軸6の水平断面角形をした突部7又は角孔8の周方向の位置と自動的に一致することになり、この場合には周方向の位置合わせのための回転操作をすることなく簡単に接続できるものである。この状態で回転装置5を駆動することで上下に連結した各回転軸1をそれぞれ回転させて地盤9を掘削して第1段階の掘削に続いて下方に第2段階の掘削を行って図12に示すように深さの深い掘削孔10を形成するものである。
【0017】
上記実施形態においては、2段に多軸回転軸群3を連結する例を示したが、3段以上連結してもよいものである。つまり、図12の状態の後、回転装置5を切離して重機4を側方に移動し、その後上記と同様にして第2段目の多軸回転軸群3の各回転軸1の上端部に第3段目の多軸回転軸群3の各回転軸1の下端部を連結し、その後、重機4の回転装置5に再び接続して、更に深い掘削を行うものであり、多軸回転軸群3を4段以上に連結する場合も同様である。
【0018】
なお、添付図面に示す実施形態においては、回転装置5の各出力軸6は下端部に補助回転軸6′を連結したものとなっていて、この実施形態では出力軸6の下端部とは実際は出力軸6の端部に連結した補助回転軸6′の下端部のことを指しているが、補助回転軸6′を各出力軸6の下端部に設けない場合であってもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上述のように、基材から吊り部材を介して複数の接続部材を各々独立して回転自在に吊り下げ形成した吊り装置の各接続部材をそれぞれ複数本の回転軸を連結部材により回転自在に連結支持した多軸回転軸群の各回転軸の上端部に接続すると共にクレーンにより基材を吊り上げることで吊り装置を介して多軸回転軸群を吊り上げ、このクレーンで吊り上げた多軸回転軸群の各回転軸の下端部を、それぞれ前記の掘削孔内に残している多軸回転軸群の各回転軸の上端部に対向させ、上下に対向する各組の回転軸同士を下の回転軸の上端部と上の回転軸の下端部とが水平断面角形をした突部と、水平断面角形をした角孔とが周方向において一致するように上の各回転軸を独立して回転させて位置合わせし、位置合わせ後に上の多軸回転軸群を少し下降して上下に対向する各組の回転軸同士を水平断面角形をした突部と水平断面角形をした角孔との嵌め込みにより接続するので、上下の多軸回転軸群の各上下に対向する回転軸同士を接続するに当たって、クレーンにより吊り装置で吊り下げた上の多軸回転軸群の各回転軸はそれぞれ各接続部材によりそれぞれ独立して回転自在に吊り下げられていることになり、これにより、連結部材に各回転軸の自重がかかることなく、各回転軸を独立して軽い力で簡単に回転して、上下に対向する回転軸同士を、水平断面角形をした突部と、水平断面角形をした角孔とを周方向において一致させて接続することができ、このように多軸回転軸群の上下方向の連結が短時間で簡単にできるので、上下に多軸回転軸群を連結して深さの深い掘削孔を簡単且つ短時間で形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる吊り装置と多軸回転軸群の各回転軸の上端部とを示す分解斜視図である。
【図2】同上の一部切欠正面図である。
【図3】本発明の方法の順序を示す説明図である。
【図4】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図5】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図6】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図7】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図8】(a)は上段の多軸回転軸群の各回転軸を回転している状態の説明図であり、(b)は各回転軸を回転して位置合わせした状態の説明図であり、(c)は回転軸を回転して位置合わせした状態における吊り部材及び接続部材の周方向における位置関係を示す正面図である。
【図9】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図10】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図11】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図12】同上の方法の順序を示す説明図である。
【図13】従来における下段の多軸回転軸群のに上段の多段回転軸群を連結するために上段の多段回転軸群をクレーンで吊り下げている状態の説明図である。
【図14】従来の要部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 回転軸
2 連結部材
3 多軸回転軸群
4 重機
5 回転装置
6 出力軸
7 突部
8 角孔
9 地盤
10 掘削孔
11 基材
12 吊り部材
13 接続部材
14 クレーン
15 吊り装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for excavating by connecting a multi-axis rotating shaft group.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the
[0003]
However, in the above-described conventional example, another multi-axis rotating shaft group suspended by a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was invented in view of the problems of the above-described conventional example, and in forming the excavation hole by connecting the multi-axis rotating shaft group up and down, each rotating shaft of the upper and lower multi-axis rotating shaft group is formed. Drilling by connecting multi-axis rotating shaft groups that can easily connect each other in the vertical direction and reduce the construction time for forming the drilling hole by connecting the multi-axis rotating shaft groups up and down It is an object of the present invention to provide a method for doing this.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the method of excavating the multi-axis rotating shaft group according to the present invention is to rotate each of the multi-axis rotating
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below based on embodiments shown in the accompanying drawings.
The multi-axis rotating
[0008]
Here, each
[0009]
As described above, the multi-axis rotating
[0010]
Further, the
[0011]
As described above, in the state where the multi-axis
[0012]
Here, as shown in FIGS. 1 and 2, the
[0013]
And the
[0014]
Next, each pair of the
[0015]
As described above, the lower end portion of the upper
[0016]
After connecting the upper and lower multiaxial
[0017]
In the above embodiment, an example in which the multi-axis
[0018]
In the embodiment shown in the accompanying drawings, each
[0019]
【The invention's effect】
In the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a suspension device used in the present invention and an upper end portion of each rotary shaft of a multi-axis rotary shaft group.
FIG. 2 is a partially cutaway front view of the same.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the order of the method of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 8A is an explanatory diagram of a state where each rotary shaft of the upper multi-axis rotary shaft group is rotating, and FIG. 8B is an explanatory diagram of a state where each rotary shaft is rotated and aligned. (C) is a front view showing the positional relationship in the circumferential direction of the suspension member and the connecting member in a state where the rotating shaft is rotated and aligned.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing the order of the above method.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a state in which the upper multi-stage rotary shaft group is suspended by a crane in order to connect the upper multi-stage rotary shaft group to the lower multi-axis rotary shaft group in the related art.
FIG. 14 is an enlarged front view of a conventional main part.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
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Publications (2)
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1997
- 1997-10-09 JP JP27698797A patent/JP3828644B2/en not_active Expired - Fee Related
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