JP3826715B2 - 緊急用携帯排尿器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、緊急用携帯排尿器に関するものであって、特に、運転席に着座する運転手にとって極めて有効に利用することができるよう、着座したままの態勢で使用可能に構成した緊急用携帯排尿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、自動車利用人口の増加にともない、例えば、観光シーズンにおける行楽地並びにその周辺、あるいは、正月並びにお盆の帰省時等における幹線道路などでは、各種車両が集中してしまい、長時間、長距離にわたって走行渋滞が生じ、何時間も車内に閉じ込められた状態を余儀なくされる場合がある。このような場合、車内において尿意をもよおすことはよくあることで、その苦痛は多大なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、上記する状況に鑑み、車内において排尿するための携帯用の排尿器が各種開発され、提供されてきている。しかしながら、従来のこの種の緊急用携帯排尿器は、構造的に複雑なものであって、装置自体が大型化してしまうという問題点を有しており、一見して便器という形態のものとして提供されており、車内に常備するには違和感があり、且つ不適当なものであった。さらにまた、従来の緊急用携帯排尿器は、利用時における実情に則しておらず、例えば、運転席に着座する運転手にとって、その着座状態で洩らすことなく確実に排尿することができるような排尿器として構造化されていなかった。
【0004】
一方、自動車における座席は、後方に向けて下がり傾斜に設計されており、特に、座席に着座したままの状態で排尿すると排尿液が逆流するという問題点があった。
【0005】
そこで、この発明は、上記する強い要望に対し、これに応答しようとするものであり、緊急用携帯排尿器にあって、特に、運転席に着座する運転手にとって着座したままの姿勢で洩らすことなく確実に排尿することができるようにした緊急用携帯排尿器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、排尿液収容室を規定する容体部と、前記排尿液収容室に連通する容体開口を規定する開口形成部とを備えた排尿液収容体と、
排尿時における排尿液を受け入れる排尿液受入口と、前記排尿液受入口に連通する排尿液排出口を規定する排尿液排出口形成部とを備えた排尿受部材と、
前記排尿受部材の排尿液排出口形成部と前記排尿液収容体の開口形成部との間を着脱自在に接続する接続手段とからなり、
前記排尿受部材の外部に、使用状態における該排尿受部材の傾斜角度を検知するための傾斜角度検知手段を設けてなり、前記傾斜角度検知手段の水平検知時に、前記排尿受部材の排尿液受入口が前記排尿受部材の排尿液排出口より上部部位にあることを特徴とする緊急用携帯排尿器を構成するものである。
【0007】
さらに、この発明における請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の緊急用携帯排尿器であって、排尿液収容体が、排尿液収容室を規定する袋状の容体部と、前記袋状容体部に連通する容体開口を規定する開口形成部とを備えた袋状収容体でなり、前記袋状収容体の開口形成部側に、前記接続手段に対応する接続構造部11を備えたものからなることを特徴とするものである。
【0008】
さらにまた、この発明における請求項3に記載の発明は、請求項1あるいは請求項2に記載の緊急用携帯排尿器であって、排尿液収容体が、袋状収容体でなり、前記袋状収容体の開口形成部側に開口開閉手段を設けたものからなることを特徴とするものである。
【0009】
さらにまた、この発明における請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の緊急用携帯排尿器であって、開口開閉手段が、袋状収容体の開口形成部の内側に設けた逆止弁機構を含むものからなることを特徴とするものである。
【0012】
さらにまた、この発明における請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の緊急用携帯排尿器であって、排尿液収容体が、排尿液収容室を規定する筒状の容体部と、前記筒状容体部に連通する容体開口を規定する開口形成部とを備えたペットボトル収容体でなり、前記ペットボトル収容体の開口形成部側に、前記接続手段に対応する接続構造部を備えたものからなることを特徴とするものである。
【0013】
さらにまた、この発明において請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器であって、排尿受部材の排尿液受入口の内側に排尿液が付着しないように、排尿液受入口の内側に沿って装着する筒状の使い捨て装着体を備えており、前記使い捨て装着体が、折畳み可能な素材からなり、装着時に筒状を維持するものからなることを特徴とするものでもある。
【0014】
さらにまた、この発明において請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器であって、排尿受部材が、基準底面を有し、前記排尿受部材の排尿液排出口が、前記基準底面から下方部位に下方に向けて形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
さらにまた、この発明において請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器であって、排尿受部材が、該排尿受部材のヘッド部側にハンドル手段を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
さらにまた、この発明において請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器であって、接続手段が、ワンタッチクリップでなり、前記ワンタッチクリップが、少なくとも2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になした少なくとも2つのクリップ部分を備えたものからなることを特徴とするものでもある。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明になる緊急用携帯排尿器について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。
図1は、この発明になる緊急用携帯排尿器の基本的な構成例を示すもので、排尿液収容体として袋状収容体を適用した構成例を示すものであって、図1Aは、その全体的な基本構成を示す概略的な斜視図であり、図1Bは、要部としての接続手段の一構成例を示す概略的な斜視図である。一方、図2は、当該緊急用携帯排尿器における排尿液収容体の具体的な構成例を示すものであって、図2Aは、排尿液収容体が袋状収容体により構成されている第1の例を示す概略的な側面図であり、図2Bは、その第2の例を示す概略的な側面図であり、図2Cは、その第3の例を示す概略的な側面図である。
【0020】
一方また、図3は、当該緊急用携帯排尿器における排尿受部材の具体的な構成例を示す概略的な側面図であり、図3Aは、一例になる接続手段の構成例を組み合わせてなる全体の態様を示す概略的な側面図であり、図3Bは、接続手段の別の構成例の要部について破断して示す概略的な側面図である。
【0021】
次いで、図4は、当該緊急用携帯排尿器における排尿液収容体の別の具体的な構成例を示すものであって、当該排尿液収容体がペットボトルである例を示す概略的な側面図である。
【0022】
さらにまた、図5は、この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、接続手段の具体的な構成例を示すものであって、当該接続手段が2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になしたワンタッチクリップにより構成される具体的な例を示す概略的な斜視図である。図6は、2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になしたワンタッチクリップによる接続例を示すものであり、図6Aは、袋状収容体の接続状態を示す概略的な側面図、図6B、ペットボトルの接続状態を示す概略的な側面図である。
【0023】
一方、図7は、この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、2つの異なる形態の排尿液収容体を排尿受部材に対して異なる位置で接続する接続手段の別の具体的な構成例を示すものであって、図7Aは、その接続手段の取付け状態を示す概略的な平面図であり、図7Bは、その概略的な側面図である。図8は、2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になした図7に示す接続手段による接続例を示すものであり、図8Aは、袋状収容体の接続状態を示す概略的な側面図、図8B、ペットボトルの接続状態を示す概略的な側面図である。
【0024】
さらに、図9は、この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、排尿液収容体が袋状収容体である場合、前記接続手段が引っ掛け構造により構成される具体的な実施例を示すものであって、図9Aは、フック部材が排尿受部材に対して取り付けられるフック金具部材からなる構成例を示す概略的な斜視図であり、図9Bは、フック部材が排尿受部材に形成されるフック状突起からなる構成例を示す概略的な斜視図である。
【0025】
まず、この発明になる緊急用携帯排尿器の基本的な構成例について、図1に基づいて詳細に説明する。図1に示す緊急用携帯排尿器は、基本的には、排尿液収容体1と、前記排尿液収容体1に対して接続手段3を介して接続される排尿受部材2とからなっている。この発明において、前記排尿液収容体1は、図1および図2に示すように、例えば、使い捨て構造でなるプラスチックフィルム製の袋状収容体1Aであってもよいし、あるいは、図4に示すように、例えば、ペットボトルのような既存の定形型排尿収容体1Bであってもよい。
【0026】
前記排尿液収容体1は、排尿液を収容する排尿液収容室4を規定する容体部5と、前記排尿液収容室4に連通する容体開口6を規定する開口形成部7とを備えたものからなっている。一方、前記排尿受部材2は、前記排尿液収容体1に対して、前記接続手段3を介して前記排尿液収容体の開口形成部7に着脱自在に接続されるものであって、排尿時における排尿液を受け入れる排尿液受入口8と、前記排尿液受入口8に連通する排尿液排出口9とを備え、前記排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に前記排尿液収容体1の開口形成部7を前記接続手段3を介して着脱自在に接続するように構成してある。
【0027】
図2に示す前記排尿液収容体1は、排尿液収容室4を規定する袋状の容体部5と、前記袋状容体部5に連通する容体開口6を規定する開口形成部7とを備えた袋状収容体1Aによって構成されている。前記袋状収容体1Aにおける開口形成部7側に、前記接続手段3に対応する接続構造部11が設けてある。
【0028】
この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、前記排尿液収容体1に対しては、その排尿液収容室4内に収容される排尿液を固めるための吸水パットSPを設けておくことができる。この吸水パットSPは、燃えるゴミとして破棄可能なものであって、既存の製品を適用すればよい。
【0029】
前記排尿液収容体1における接続構造部11は、前記排尿受部材2に対する接続時に、簡単に抜けないように開口形成部7における付け根部分7aを若干細径に成形しておくことが好ましい。前記排尿液収容体1における開口形成部7は、図2Aに示すように偏平時における両縁部7bを溶着成形して補強しておき、且つ、開口縁7cに沿っても溶着縁として成形して補強しておくとよい。
【0030】
図2に示す実施例のもののように、前記排尿液収容体1が袋状収容体1Aにより構成例のものにあっては、前記袋状収容体1Aにおける開口形成部7側に開口開閉手段12が設けられている。前記開口開閉手段12は、前記袋状収容体1Aにおける開口形成部7の内側に設けた逆止弁機構13によって構成されるものであってもよい。前記逆止弁機構13とは、前記排尿液収容体1内に一旦収容された排尿液が逆流しないように構成したものであって、前記袋状収容体1Aにおける容体開口6から排尿液収容体1内にに向けてのびる偏平化する筒状のフィルム体によって構成されている既存の専用ビニールパックであればよい。
【0031】
前記開口開閉手段12は、図2Bに示すように、前記排尿液収容体1における開口形成部7の外周囲に設けた帯状の開口閉止部材38であってもよい。前記開閉手段12として簡易的には、ファスナーチャックによって構成されているものであってもよい。
【0032】
一方、この発明になる緊急用携帯排尿器において、前記排尿液収容体1は、排尿液収容室4Bを規定する筒状の容体部5Bと、前記筒状容体部5Bに連通する容体開口6Bを規定する開口形成部7Bとを備えたペットボトル収容体1Bでなるものであってもよい。前記ペットボトル収容体1Bにおける開口形成部7B側に、前記接続手段3に対応する接続構造部11Bが設けてある。
【0033】
前記ペットボトル収容体1Bにおける接続構造部11Bは、前記排尿受部材2に対する接続時に、簡単に抜けないように開口形成部7Bにおける付け根部分の外周囲に形成されている比較的大きな外径の周状フランジCFを係止部とする構成のものからなっている。
【0034】
一方、これに対して、前記緊急用携帯排尿器を構成する構成要素の一方の主要部である排尿受部材2は、前記排尿液収容体1における容体開口6を規定する開口形成部7に対し接続手段3を介して着脱自在に接続されるようになっている。前述するように、前記排尿受部材2は、前記排尿液収容体1に対して、前記接続手段3を介して前記排尿液収容体1の開口形成部7に着脱自在に接続されるものであって、その一端側2aに、排尿時における排尿液を受け入れる排尿液受入口8が設けてあり、他端側2bに、前記排尿液受入口8に連通する排尿液排出口9が設けてあって、前記排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に前記排尿液収容体1の開口形成部7を前記接続手段3を介して着脱自在に接続するように構成してある。
【0035】
さらに、前記排尿受部材2は、該排尿受部材2における排尿液受入口8の内側に沿って装着される使い捨て装着体14を含むものからなっている。この発明において、前記排尿受部材2が適当な期間にわたって繰り返して使用することができるものであるのに対し、前記使い捨て装着体14は、一回の使用毎に取り換えるようにした所謂使い捨ての構成部材である。この使い捨て装着体14は、前記排尿受部材2における排尿液受入口8の開口縁8aに被さるフランジ状部分14aを備えた概して筒状部材によって構成されるものであり、材料としては、折畳みが可能な素材、例えば、プラスチックフィルム素材のもの、あるいは、紙製のもののいずれであってもよい。前記排尿受部材2における排尿液受入口8には、キャップCaが被せられるようになっている。
【0036】
さらに、前記排尿受部材2は、基準底面2cを有しており、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10が前記基準底面2cに対して傾斜形成されていて、前記排尿液排出口9が、前記基準底面2cから下方部位に、下方に向けて開口するように形成されている。
【0037】
好ましい実施例において、前記排尿受部材2には、そのヘッド部2d側に対してハンドル手段15が設けてある。このハンドル手段15は、前記排尿受部材2における排尿液排出口9が下向きになるように設計されているものであり、例えば、図3に示すように、前記排尿受部材2に対して一体的に成形された把っ手の形態のものからなっている。
【0038】
さらにまた、この発明においては、前記排尿受部材2に対して傾斜角度検知手段16を設けておくことができる。この傾斜角度検知手段16は、前記排尿受部材2における外面部に設けた水準器機構によって構成される。前記傾斜角度検知手段16は、ボール体17を封入した中空部材18と、この中空部材18をホールドするホルダー部材19とを含むものからなっている。
【0039】
このような構成になる傾斜角度検知手段16において、例えば、前記中空部材18を透明ないしは半透明の素材により構成し、内部に収容するボール体17を着色処理するか、あるいは、蛍光塗料を塗布しておくかによって、車内が明るい場合にも、車内が暗い場合にも、視覚によりボール体17の位置を確認して傾斜度を判断することができるようになっている。
【0040】
より好ましくは、前記傾斜角度検知手段16にあって、前記ホルダー部材19の前端側19aを着色処理するか、あるいは、蛍光塗料を塗布しておくかによって、ボール体17が前記ホルダー部材19の前端側19aに位置する状況を視覚により検知することによって、前記排尿受部材2における一端2a側が前方下がりの状況を容易に監視でき、排尿液の流れ方向を、前記排尿受部材2における排尿液受入口8側から排尿液排出口9側に向けて確実に維持することができるようになっている。
【0041】
さらに、この発明にあっては、前記排尿受部材2における排尿液受入口8側の下面側2eが段差状に形成されていて、前記排尿受部材2が水平状態ないしは水平状態から前下り状態にある状況において、前記排尿液受入口8側からの排尿の流れが、逆流しないように設計されている。
【0042】
さらにまた、前記傾斜角度検知手段16は、より好ましい実施例によれば、ボール体17を導電性材料によって構成し、前記中空部材18の内部に電池を配置しておき、前記ボール体17が電池の一極に接した場合に電源回路を閉成して、例えば、ランプあるいはブザーなどの光あるいは音声発生手段を作動して、視覚的あるいは聴覚的な警報を発するように構成しておくこともできる。
【0043】
この発明において、前記傾斜角度検知手段16は、該傾斜角度検知手段16の水平検知時に、前記排尿受部材2における排尿液受入口8が前記排尿受部材2における排尿液排出口9の上部部位にあるように設計されている。このように設計しておくことにより、排尿の逆流が生じないようになっている。
【0044】
一方、この発明になる緊急用携帯排尿器において、前記排尿液収容体1と前記排尿受部材2とは、前記排尿液収容体1における容器開口6を規定する開口形成部7と、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10との間を接続手段3によって着脱自在に接続することができるようになっている。
【0045】
前記接続手段3の好ましい例を図1、図5、図7および図9に示す。図1に示す好ましい例において、前記接続手段3は、ワンタッチクリップ20によって構成されている。前記ワンタッチクリップ20は、弾発性を有するバネ部材からなっており、一対の脚部21、21と、アーチ状の係止作用部22とを備えたものからなっており、前記一対の脚部21、21の各端部に設けてある軸受ループ部23、23が、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10の外部に設けてある一対の軸部24、24に対して弾発的に軸支されている。
【0046】
前記接続手段3が、上記するようなワンタッチクリップ20によって構成されているものでは、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に対し、その外周囲に少なくとも一つの周条溝25が設けられていて、前記周条溝25に前記ワンタッチクリップ20におけるアーチ状の係止作用部22が弾発的にスナッピング係合することによって、前記排尿受部材2に対して前記排尿液収容体1を確実に支持し、且つ確実に接続することができるようになっている。
【0047】
前記接続手段3が、前記ワンタッチクリップ20によって形成されるものにあって、より好ましい構成例を、図5に示す。この例になる接続手段3としてのワンタッチクリップ20は、少なくとも2つの異なる形態の排尿液収容体1A、1Bを選択的に接続可能になしたものであって、アーチ状の係止作用部22が、第1の径Dでなる第1のクリップ部分26と、第2の径Dでなる第2のクリップ部分27とを備えたものからなっている。
【0048】
図5に示すように2種類の異なる形態の排尿液収容体1A、1Bを選択的に接続可能になしたワンタッチクリップ22によれば、図6に示すようにして、例えば、図6Aにあっては、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に対し、前記袋状収容体1Aにおける容体開口6を規定する開口形成部7を外側から被せるようにして装着し、しかる後、ワンタッチクリップ22をロック方向に回動させ、第1の径Dでなる第1のクリップ部分26を、前記開口形成部7を挟み込むようにして、該第1のクリップ部分26を前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10の外周囲に設けてある周条溝25に嵌め合わせて、確実な接続を保ち得るように構成してある。
【0049】
一方、図6Bにあっては、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に対し、前記ペットボトル様の収容体1Bにおける容体開口6Bを規定する開口形成部7Bを外側から被せるようにして装着し、しかる後、ワンタッチクリップ22をロック方向に回動させ、第2の径Dでなる第2のクリップ部分27を、前記開口形成部7Bを挟み込むようにして、該開口形成部7Bにおける付け根部分の外周囲に形成されている比較的大きな外径の周状フランジCFに係止して接続するように構成されているものである。
【0050】
前記接続手段3が、前記ワンタッチクリップ20によって形成されるものにあって、また別の好ましい構成例を、図7に示す。この例になる接続手段3としてのワンタッチクリップ32は、少なくとも2つの異なる形態の排尿液収容体1Aおよび1Bを選択的に接続可能になしたものであって、アーチ状の係止作用部22が、距離Lを隔てて設けた第1のクリップ部分36と、第2のクリップ部分37とを備えたものからなっている。
【0051】
図7に示すように2種類の異なる形態の排尿液収容体1A、1Bを選択的に接続可能になしたワンタッチクリップ32によれば、図8に示すようにして、例えば、図8Aにあっては、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に対し、前記袋状収容体1Aにおける容体開口6を規定する開口形成部7を外側から被せるようにして装着し、しかる後、ワンタッチクリップ32をロック方向に回動させ、第1のクリップ部分36を、前記開口形成部7を挟み込むようにして、該第1のクリップ部分36を前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10の外周囲に設けてある周条溝25に嵌め合わせて、確実な接続を保ち得るように構成してある。
【0052】
一方、図8Bにあっては、前記排尿受部材2における排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10に対し、前記ペットボトル様の収容体1Bにおける容体開口6Bを規定する開口形成部7Bを外側から被せるようにして装着し、しかる後、ワンタッチクリップ32をロック方向に回動させ、第2のクリップ部分37を、前記開口形成部7Bを挟み込むようにして、該開口形成部7Bにおける付け根部分の外周囲に形成されている比較的大きな外径の周状フランジCFに係止して接続するように構成してある。
【0053】
さらにまた、別の構成例になる接続手段3を図9に示す。この実施例は、前記排尿液収容体1が、袋状収容体1Aである場合に適用されるものであって、前記接続手段3が、前記排尿受部材2における排尿液排出口形成部10の外部に設けたフック体40と、前記袋状収容体1Aの開口形成部7の近傍に設けた引っ掛け孔41とからなり、引っ掛けによって前記袋状収容体1Aを前記排尿受部材2に接続するようにしたものである。
【0054】
上記する構成になる接続手段3は、図9Aに示すように、フック部材が排尿受部材に対して取り付けられるフック金具部材44からなる構成例のものであってもよいし、あるいは、図9Bに示すように、フック部材が排尿受部材に形成されるフック状突起45からなる構成例のものであってもよい。
【0055】
さらに、前記接続手段6は、図3Bに示すもののように、前記排尿液収容体1における容体開口6の内面側に設けた少なくとも一対の凸ピン42、42と、前記排尿受部材2における開口形成部7の周壁部分に設けた少なくとも一対の溝43、43の組み合せによって構成したものであってもよい。この場合、前記少なくとも一対の溝43は、前記開口形成部7の端縁に向けて開放され、軸方向にのびる第1の溝部43aと、前記第1の溝部43aの終端部側から周方向にのびる第2の溝部43bとを含むものからなっている。より好ましくは、前記溝43は、前記第1の溝部43a並びに前記第2の溝部43bに加えて、前記第2の溝部43bの終端部から軸方向下方に向けてのびる第3の溝部43cを含むものであってもよい。
【0056】
この発明において、前記排尿受部材2は、前記傾斜角度検知手段16に関連して、前記傾斜角度検知手段16によって当該排尿受部材2が水平であることが検知確認された状態において、前記排尿受部材2における排尿液受入口8が、前記排尿受部材2における排尿排出口9よりも上部部位にあるので、排尿の逆流を防止することができるように設計されている。このように排尿の逆流を防止するように設計するということは、自動車における座席は、後方に向けて下がり傾斜に設計されており、特に、運転手などが座席に着座したままの状態で当該携帯用排尿器を使用する場合には、前記排尿受部材2が排尿液受入口8側に向けて下向きに傾斜し、排尿液が逆流することがあるが、この逆流を確実に防止しようとするものである。
【0057】
なお、前記排尿受部材2の横断面形状は、特に制限されるものではなく、例えば、楕円形状横断面、円形状横断面、矩形状横断面あるいは多角形状横断面のいずれであってもよい。
【0058】
次いで、この発明になる緊急用携帯排尿器について、これを女性用のものとして適用する場合には、前記排尿受部材2における排尿受口8側に、適当なアタッチメント部材(女性用のものとして比較的大きな上向き開口を形成する女性用排尿受口部材)を着脱自在に取り付けることによって、当該緊急用携帯排尿器を変更なく利用することができる。
【0059】
前記女性用排尿受口部材は、例えば、再使用可能な外側成形体と、前記外側成形体の内壁に沿って装着される使い捨て装着体とを組み合わせて構成し、使用後には、使い捨て装着体を取り外して、新たな装着体を外側成形体内にセットして利用するように構成してある。
【0060】
【発明の効果】
以上の構成になるこの発明の緊急用携帯排尿器は、構造が極めて簡単なものであり、製造が容易であって、多量生産に適合する点において、生産の低コスト化を図り得るものであって、経済的に極めて有利に作用するものといえる。
【0061】
さらに、この発明になる緊急用携帯排尿器は、後方に向けて下がり傾斜に設計されている自動車の座席構造に関して、特に、運転席に着座する運転手にとって着座したままの姿勢で洩らすことなく確実に排尿することができ、しかも、排尿液の回収廃棄も簡単に行うことができる点などにおいて、極めて有効に作用するものといえる。
【0062】
さらにまた、この発明になる緊急用携帯排尿器は、再使用可能な部材及び使い捨て部材とによって構成したことにより、自動車の車内に常時装備しておいたとしても、多くの場所をとらず、且つ車内を衛生的に保てるものであり、その点においても極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる緊急用携帯排尿器の基本的な構成例を示すもので、排尿液収容体として袋状収容体を適用した構成例を示すものであって、図1Aは、その全体的な基本構成を示す概略的な斜視図であり、図1Bは、要部としての接続手段の一構成例を示す概略的な斜視図である。概略的な斜視図である。
【図2】図2は、当該緊急用携帯排尿器における排尿液収容体の具体的な構成例を示すものであって、図2Aは、排尿液収容体が袋状収容体により構成されている第1の例を示す概略的な側面図であり、図2Bは、その第2の例を示す概略的な側面図であり、図2Cは、その第3の例を示す概略的な側面図である。
【図3】図3は、当該緊急用携帯排尿器における排尿受部材の具体的な構成例を示す概略的な側面図であり、図3Aは、一例になる接続手段の構成例を組み合わせてなる全体の態様を示す概略的な側面図であり、図3Bは、接続手段の別の構成例を要部について破断して示す概略的な側面図である。
【図4】図4は、当該緊急用携帯排尿器における排尿液収容体の別の具体的な構成例を示すものであって、当該排尿液収容体がペットボトルである例を示す概略的な側面図である。
【図5】図5は、この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、接続手段の具体的な構成例を示すものであって、当該接続手段が2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になしたワンタッチクリップにより構成される具体的な例を示す概略的な斜視図である。
【図6】図6は、2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になしたワンタッチクリップによる接続例を示すものであり、図6Aは、袋状収容体の接続状態を示す概略的な側面図、図6B、ペットボトルの接続状態を示す概略的な側面図である。
【図7】図7は、この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、2つの異なる形態の排尿液収容体を排尿受部材に対して異なる位置で接続する接続手段の別の具体的な構成例を示すものであって、図7Aは、その接続手段の取付け状態を示す概略的な平面図であり、図7Bは、その概略的な側面図である。
【図8】図8は、2つの異なる形態の排尿液収容体を選択的に接続可能になした図7に示す接続手段による接続例を示すものであり、図8Aは、袋状収容体の接続状態を示す概略的な側面図、図8B、ペットボトルの接続状態を示す概略的な側面図である。
【図9】図9は、この発明になる緊急用携帯排尿器にあって、排尿液収容体が袋状収容体である場合、接続手段が引っ掛けにより構成される例を示すものであって、図9Aは、フック部材が排尿受部材に対して取り付けられる金具部材からなる構成例を示す概略的な斜視図であり、図9Bは、フック部材が排尿受部材に形成されるフック状突起からなる構成例を示す概略的な斜視図である。
【符合の説明】
1 排尿液収容体
1A 袋状収容体
1B ペットボトル様収容体
2 排尿受部材
2a 排尿受部材の一端
2b 排尿受部材の他端
2c 排尿受部材の基準底面
2d 排尿受部材のヘッド部
2e 排尿受部材の下面段差
3 接続手段
4、4B 排尿液収容室
5、5B 容体部
6、6B 容体開口
7、7B 開口形成部
8 排尿液受入口
9 排尿液排出口
10 排尿液排出口形成部
11、11B 接続構造部
12 開口開閉手段
13 逆止弁機構
14 使い捨て装着体
Ca 排尿液受入口キャップ
15 ハンドル手段
16 傾斜角度検知手段
17 ボール体
18 中空部材
19 ホルダー部材
20 ワンタッチクリップ
21、21 一対の脚部
22 アーチ状の係止作用部
23、23 軸受ループ部
24、24 一対の軸部
25 周条溝
26 第1のクリップ部分
27 第2のクリップ部分
第1のクリップ部分の径
第2のクリップ部分の径
32 ワンタッチクリップ
36 距離Lを隔てて設けた第1のクリップ部分
37 距離Lを隔てて設けた第2のクリップ部分
38 帯状の開口閉止部材
40 フック体
41 引っ掛け孔
44 フック金具部材
45 フック状突起
CF ペットボトルの周状フランジ

Claims (9)

  1. 排尿液収容室4を規定する容体部5と、前記排尿液収容室4に連通する容体開口6を規定する開口形成部7とを備えた排尿液収容体1と、
    排尿時における排尿液を受け入れる排尿液受入口8と、前記排尿液受入口8に連通する排尿液排出口9を規定する排尿液排出口形成部10とを備えた排尿受部材2と、
    前記排尿受部材2の排尿液排出口形成部10と前記排尿液収容体1の開口形成部7との間を着脱自在に接続する接続手段3とからなり、
    前記排尿受部材2の外部に、使用状態における該排尿受部材2の傾斜角度を検知するための傾斜角度検知手段16を設けてなり、前記傾斜角度検知手段16の水平検知時に、前記排尿受部材2の排尿液受入口8が前記排尿受部材2の排尿液排出口9より上部部位にあることを特徴とする緊急用携帯排尿器。
  2. 前記排尿液収容体1が、排尿液収容室4を規定する袋状の容体部5と、前記袋状容体部5に連通する容体開口6を規定する開口形成部7とを備えた袋状収容体1Aでなり、前記袋状収容体1Aの開口形成部7側に、前記接続手段3に対応する接続構造部11を備えたものからなることを特徴とする請求項1に記載の緊急用携帯排尿器。
  3. 前記排尿液収容体1が、袋状収容体1Aでなり、前記袋状収容体1Aの開口形成部7側に開口開閉手段12を設けたものからなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の緊急用携帯排尿器。
  4. 前記開口開閉手段12が、前記袋状収容体1Aの開口形成部7の内側に設けた逆止弁機構13を含むものからなることを特徴とする請求項3に記載の緊急用携帯排尿器。
  5. 前記排尿液収容体1が、排尿液収容室4Bを規定する筒状の容体部5Bと、前記筒状容体部5Bに連通する容体開口6Bを規定する開口形成部7Bとを備えたペットボトル収容体1Bでなり、前記ペットボトル収容体1Bの開口形成部7B側に、前記接続手段3に対応する接続構造部11Bを備えたものからなることを特徴とする請求項1に記載の緊急用携帯排尿器。
  6. 前記排尿受部材2の排尿液受入口8の内側に排尿液が付着しないように、前記排尿液受入口8の内側に沿って装着する筒状の使い捨て装着体14を備えており、前記使い捨て装着体14が、折畳み可能な素材からなり、装着時に筒状を維持するものからなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器。
  7. 前記排尿受部材2が、基準底面2cを有し、前記排尿受部材2の排尿液排出口9が、前記基準底面2cから下方部位に下方に向けて形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器。
  8. 前記排尿受部材2が、該排尿受部材2のヘッド部2d側にハンドル手段15を備えたものからなることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器。
  9. 前記接続手段3が、ワンタッチクリップ32でなり、前記ワンタッチクリップ32が、少なくとも2つの異なる形態の排尿液収容体1A、1Bを選択的に接続可能になした少なくとも2つのクリップ部分26、27を備えたものからなることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の緊急用携帯排尿器。
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