JP3823414B2 - 充填装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジュース、乳飲料、酒類等を容器内に無菌状態で充填する装置等に使用される充填装置に関する。さらに特定すれば、本発明は充填開始または充填終了時において充填物が充填ノズルから滴下する液垂れを防止することができる充填装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ジュースや乳飲料、酒類等の飲料を無菌状態で充填するいわゆる無菌充填装置がある。このような装置は、この飲料等を充填する容器の種類、充填する飲料の種類等に対応して各種のものがある。
【0003】
これらの装置には、上記の容器の内面をたとえば過酸化水素のガス等により滅菌し、この内部が滅菌された容器内に無菌状態の飲料を充填してシールするものである。このような装置は、缶やビン等の容器のみならず、加熱ができずかつ耐圧性の低い紙容器内にも飲料等を無菌充填することが可能である。
【0004】
ところで、このような装置においては、上記の容器内に飲料等の充填物を充填する装置が設けられている。従来のこのような充填装置には各種の形式のものがある。たとえば、容器内に充填物を充填する充填ノズルに充填物を重力により供給し、この充填ノズルの途中に開閉弁を設け、この開閉弁の開閉により容器内に充填をおこなうものがある。しかし、このようなものは、粘性の高い充填物を充填することが難しく、またこの充填物の充填量を計量する機構が必要となる。
【0005】
また、充填物をピストン機構により充填ノズルに圧送する形式の充填装置があり、このものは粘性の高い充填物でも充填することができるとともに、このピストン機構のストロークを制御することにより正確に充填量を設定することができる。
【0006】
しかしながら、このようなピストン機構を用いた充填装置では、液を強制的に止めるノズル先端弁と組み合わせた場合、2つの機構の作動タイミングを合わせることが難しく、このため、充填物の圧送開始および終了時において、充填物の圧が連続的に変化し、充填ノズルの先端から充填物が不所望に滴下するいわゆる液垂れを生じ、容器の外面や装置を汚損するという不具合が生じやすい。
【0007】
このような不具合を解消するために、従来からこのようなピストン機構を用いた充填装置において、充填ノズルの先端部に差圧開閉弁を設けたものがある。この差圧開閉弁は、スプリング等で付勢された弁体を有し、内部の充填物の圧力が所定の圧力以上になった場合にのみ開弁し、上記のようなピストン機構の作動開始および停止時における液垂れを防止するように構成されている。
【0008】
しかしながら、このようなものにおいても、差圧開閉弁より下部の充填液を保持するために、ノズル先端にメッシュ等を設け、表面張力により液垂れを防止しているが、完全に液垂れを防止することは難しい。また、果肉等の固形物を含む液の場合には、このようなメッシュ付きのノズルでは充填ができない。
【0009】
上記のようなピストン機構の作動開始および停止時において充填物の圧力が連続的に変化した場合に正確にオン、オフ的に開閉作動するとは限らず、やはり液垂れを生じることがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の事情に基づいてなされたもので、充填開始および停止時において、液垂れを確実に防止することができるとともに、構造が簡単で信頼性の高い充填装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された本発明は、液状の充填物を容器内に所定量充填する装置であって、容器の開口からこの容器内に充填物を注入する充填ノズルの先端部に設けられたノズル先端弁と、このノズル先端弁を開閉駆動するエアーシリンダを用いた弁開閉駆動機構と、上記の充填ノズルに充填物を計量圧送するモータ駆動によるピストン形の圧送ポンプ機構と、上記の弁開閉駆動機構に開閉信号を出力し、また上記の圧送ポンプ機構に圧送信号を出力するとともに、この圧送信号と開閉信号とに、圧送ポンプ機構のピストンの移動が停止して充填物の圧力が零となった時刻と、ノズル先端弁の閉弁が完了する時刻とが一致するように、所定の時間遅れを与えて出力する制御回路とを具備したものである。
【0012】
したがって、これら圧送信号および開閉信号に対する圧送ポンプ機構およびノズル先端弁の作動の遅れ時間を調整し、たとえば上記の圧送ポンプ機構のピストンが実際に作動を開始および停止する時刻と、ノズル先端弁が実際に開弁および閉弁する時刻とを正確に合致させることができ、液垂れを確実に防止することができる。また、この充填装置は基本的に圧送ポンプ機構を用いたものであるから、粘性の高い充填物でも充填でき、また充填量を正確に制御できるとともに構造も簡単で信頼性が高い。
【0013】
また、請求項2に記載の本発明は、前記の制御回路は、前記の圧送信号に対する前記の開閉信号の時間遅れが変更可能なものである。上記の圧送ポンプ機構のピストンが実際に作動を開始および停止する時刻と、ノズル先端弁が実際に開弁および閉弁する時刻とを正確に一致させることは難しい。これはモータ駆動による圧送ポンプ機構の作動に対し、エアーシリンダを用いた弁開閉駆動機構に作動遅れが生じるためである。このような場合に、圧送ポンプ機構のピストンが実際に作動を開始および停止する時刻と、ノズル先端弁が実際に開弁および閉弁する時刻とに予め最適の時間差を与えることにより、2つの作動タイミングが近似滴に一致し、液垂れを防止することができる。本発明では、この時間差を任意に変更することができる。充填物の性状、充填ノズルの形状、圧送管路の構造等に対応して最適の時間差を与えることができる。
【0014】
また、請求項3に記載の本発明は、前記の圧送ポンプ機構はダイヤフラム形のピストン機構を備えているものである。このダイヤフラム形のピストン機構は摺動抵抗の変化等が少なく、作動特性が安定しているので、液垂れをより確実に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の一実施形態を説明する。この実施形態の装置は、たとえば円筒状の紙容器に飲料等を無菌充填する装置に使用される充填装置である。
【0016】
まず、図1および図2を参照して、この無菌充填装置により充填される紙製の容器の構造を説明する。この容器1は円筒状をなし、周壁部2、上端壁部3、下端壁部4を有し、これらは紙板の表面に樹脂被覆その他の処理を施したもので、高い不透過性を有しているる
また、上記の上端壁部3には、開口すなわち飲口5が形成され、この上端壁部3の上面にはアルミ箔および樹脂の積層シートからなるシール蓋6が熱溶着され、この飲口5をシールしている。
【0017】
次に、このような容器1内に飲料を無菌充填する装置の一実施形態を図3および図4を参照して説明する。この装置は無菌チャンバ10を備えており、この無菌チャンバ10内には無菌空気供給機構11から滅菌された空気が所定の圧力で供給され、この無菌チャンバ10内全体を常時陽圧の無菌雰囲気に維持するように構成されている。
【0018】
そして、この無菌チャンバ10内には、容器搬送機構12が設けられている。この容器搬送機構12は、この無菌チャンバ10内で容器1を搬送するものである。なお、13はこの容器1の転倒を防止するためのガイド部材である。
【0019】
そして、この容器搬送機構12の搬送経路に沿って、上記の容器1の飲口5から内部に滅菌のための薬剤たとえば過酸化水素のガスを噴射してその内面を滅菌する内面滅菌機構21、この容器1内に高温の空気を噴出して乾燥させる乾燥機構22が設けられている。さらに、この容器搬送機構12に沿って、容器1内に無菌状態の飲料等を充填する充填装置23が設けられている。なお、この充填の際には、この容器1はリフタ28により上昇され、その飲口5内に充填機構23の充填ノズルが挿入されるように構成されている。
【0020】
また、この充填装置23の後側には、窒素ガス置換機構24が設けられ、充填された飲料等の液面上の空間内に窒素ガスを供給し、この空間の空気を窒素ガスと置換する。また、この窒素ガス置換機構23の後側には、さらにシール機構25が設けられている。
【0021】
このシール機構25は、容器1の上端壁部3の上面にアルミ箔と樹脂との積層フイルム等からなるシール蓋6を熱溶着してこの容器1の開口すなわち飲口5を密封するものである。なお、このシール蓋6は帯状のブランク材27が外部のロール26から供給され、所定の形状に切断されて熱溶着されるように構成されている。なお、上記のブランク材27の導入部分にはノズル29が設けられ、このブランク材27に過酸化水素のガスを噴射して滅菌処理を行うとともに、ホットエアノズル19から噴出される乾燥用のホットエアによって乾燥される。
【0022】
なお、この図3では、上記の無菌チャンバ10および容器搬送機構12は図示を容易にするために直線状に描いてあるが、これらは直線状に限らず、たとえばスペースを節約するために無菌チャンバ10を円筒状に形成し、その内部に円弧状の軌跡に沿って容器を搬送する容器搬送機構12を設けてもよい。
【0023】
次に、上記のような無菌チャンバ10の一端部、この無菌チャンバ10が円筒状の場合にはその周辺部の一箇所、には、容器搬入チャンバ30が形成され、また他端部、この無菌チャンバ10が円筒状の場合には上記の容器搬入チャンバ30に隣接した周辺部の箇所には、容器搬出チャンバ35が形成されている。
【0024】
そして、たとえば外部のコンベア31により搬送されて来た容器1は、位置決め機構32により保持されて回転され、その飲口5が所定の方向に位置するように位置決めされ、上記の容器搬入チャンバ30を介して上記の無菌チャンバ10内に搬入される。また、この無菌チャンバ10内で飲料等が無菌充填されてシールがなされた容器1は、たとえばリフト機構36等の容器搬出移送機構により上記の容器搬出チャンバ35に移送され、この容器搬出チャンバ35を介して外部に搬出される。
【0025】
次に、上記のような無菌充填装置に使用されている充填装置23の構成を図4ないし図8を参照して説明する。まず、この充填装置23の概略的な構成を図4を参照して説明する。
【0026】
図中の40は充填ノズルであって、この充填ノズル40はその先端から充填物を噴出し、容器1内に充填するものである。そして、この充填ノズル40には圧送ポンプ機構43から充填物が所定の圧力で1回の充填量ずつ供給される。また、この充填ノズル40の先端には、開閉弁であるノズル先端弁41が設けられ、このノズル先端弁41は弁開閉駆動機構42により開閉作動される。また、これらの圧送ポンプ機構43および上記の弁開閉駆動機構42は、制御回路44からの圧送信号および開閉信号により所定のタイミングで作動される。
【0027】
次に、図5を参照して上記の充填ノズル40の部分を説明する。すなわち、この充填ノズル40の先端には、たとえば複数の噴出口52が形成され、またこの先端部にはこの吐出口52を開閉する弁体51が設けられ、上述のようなノズル先端弁41を構成している。
【0028】
また、上記の弁体51には弁軸53が接続されており、この弁軸53はこの充填ノズル40の後端部まで延長され、この後端部に設けられたエアシリンダ54等の駆動機構54に連結され、前記の弁開閉駆動機構42を構成している。なお、55はこの充填ノズル40内に供給される充填物の供給口である。
【0029】
また、前記の圧送ポンプ機構43は図6に示すように構成されている。この圧送ポンプ機構43は、シリンダ60およびピストン61を備え、このシリンダ60とピストン61との間は合成ゴム材料からなるダイヤフラム62,63によりシールされ、ダイヤフラムを用いたピストン機構を構成している。なお、このダイヤフラムを用いたピストン機構は、ピストン61の摺動抵抗が少ないとともに、その摺動抵抗の変動等も少なく、安定した作動特性を有しているという特徴がある。
【0030】
また、上記のシリンダ60には、充填物の吸入口64および吐出口65が形成されている。これらの吸入口64および吐出口65は図示しない逆止弁と選択的に開閉作動される開閉弁に接続され、上記のピストン61の往復作動毎に吸入口64から所定量の充填物を吸入し、吐出口65から所定量の充填物を吐出するものである。
【0031】
また、上記のピストン61はピストンロッド66を介して駆動機構により往復移動される。この実施形態のものでは、この駆動装置はスクリュー形のもので、上記のピストンロッド66はスクリューロッド67に螺合したナット部材68に連結されている。そして、このスクリューロッド67はプーリ69,71およびタイミングベルト70によりステッピングモータまたはサーボモータ72に連結されている。したがって、このモータ72がたとえば正転すると上記のピストン61か前進し、またこのモータ72が逆転するとこのピストン61が後退するように構成され、またこのモータ72の回転量を調整することによりこのピストン61のストロークが変更され、吐出する充填物の量を任意に調整することができるように構成されている。
【0032】
次に、上記の制御回路44の構成およびその作用を説明する。この制御回路44は、上記の充填ノズル40の弁開閉駆動機構42にノズル先端弁41の開閉信号を出力してこれを開閉させるとともに、上記の圧送ポンプ機構43に圧送信号を出力して上記のピストン61を往復作動させ、所定量の充填物を上記の充填ノズル40に圧送するように構成されている。
【0033】
そして、この制御回路44にはタイミング設定部45が設けられ、上記の開閉信号と圧送信号との間に、所定の時間遅れを与えることができるように構成されている。また、このタイミング設定部45は、この時間遅れ量を任意に設定できるように構成されている。
【0034】
そして、この開閉信号と圧送信号との間の時間遅れは、たとえば図8に示すように設定される。まず、上記の開閉信号が出力されてから、ノズル先端弁41が実際に開弁および閉弁されるまでには、電気的、機械的な原因による所定の時間遅れがある。また同様に、上記の圧送信号が出力されてから、上記のピストン61が実際に移動を開始または移動を終了するまでには、電気的、機械的な原因による所定の時間遅れがある。
【0035】
そして、この実施形態では、上記のノズル先端弁41の時間遅れとピストン61の時間遅れの差に対応して、これら開閉信号と圧送信号との間に所定の時間差すなわち時間遅れが与えられるように設定されている。
【0036】
したがって、たとえば図8に示すように、開閉信号に対してノズル先端弁41の実際の開閉に時間遅れDが生じた場合でも、これが相殺されてこのノズル先端弁41の実際の開閉とピストン61の実際の移動開始および停止すなわち吐出作動とのタイミングが正確に一致するように設定されている。
【0037】
このような作動のタイミングの一致によって、ピストンが移動を開始して充填物の加圧が開始された時刻と、ノズル先端弁41の開弁開始の時刻とが一致する。またピストン61の移動が完全に停止して充填物の圧力が零となった時刻と、ノズル先端弁41の閉弁が完了する時刻とが一致し、これにより液垂れが確実に防止される。
【0038】
この現象および効果は、各種の実験に基づいて得られたものであるが、液垂れの原因は充填物が実際に加圧されていない状態においてノズル先端弁41等の弁が開弁されることが原因であり、上記のような作動タイミングによれば、このような液垂れの原因が排除されるためであると説明される。
【0039】
なお、実際の装置では、ノズル先端弁41の開閉の時間遅れは、この装置を構成する各部の構成や部品等により決定するものである。
【0040】
また、実際の装置では、充填物の性状、充填ノズルの形状、充填物の圧送の配管路等の構成により、このピストンが移動を開始して充填物の加圧が開始される時刻と、ノズル先端弁41の開弁開始の時刻との間に意識的に時間差を与えることにより、2つの作動タイミングが一致し、液垂れを防止することができる。したがって、上記のようなタイミングの設定は、実際の装置においては試験を繰り返して最適な値に設定するのが実用的である。
【0041】
なお、本発明は上記の実施形態には限定されず、たとえば本発明の充填装置は上述のような無菌充填装置にのみならず、各種の充填装置一般に適用することができる。また、制御回路における開閉信号と圧送信号の時間遅れの設定は必ずしも任意に設定できるものである必要はなく、たとえば充填物の種類が限定されている専用の充填装置を量産する場合には、あらかじめ決定した最適な値に固定的に設定しておいてもよい。
【0042】
また、圧送ポンプ機構の構成は、必ずしも上記のようなダイヤフラム形のピストン機構には限定されず、その他の形式のものを採用することが可能である。
【0043】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、圧送信号および開閉信号に対する圧送ポンプ機構およびノズル先端弁の作動の遅れ時間を調整し、たとえば上記の圧送ポンプ機構のピストンが実際に作動を開始および停止する時刻と、ノズル先端弁が実際に開弁および閉弁する時刻とを正確に合致させることができ、液垂れを確実に防止することができる。また、この充填装置は基本的に圧送ポンプ機構を用いたものであるから、粘性の高い充填物でも充填でき、また充填量を正確に制御できるとともに構造も簡単で信頼性が高い等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実形態の装置による充填される容器の斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】本発明の充填装置が使用される無菌充填装置の概略図。
【図4】本発明の充填装置の一実施形態の概略図。
【図5】本発明の充填装置の充填ノズルの縦断面図。
【図6】本発明の充填装置の圧送ポンプ機構の縦断面図。
【図7】図5の充填ノズルの先端部を拡大した縦断面図。
【図8】本発明の一実施形態の作動タイミングの例を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 容器
10 無菌チャンバ
23 充填装置
40 充填ノズル
41 ノズル先端弁
42 弁開閉駆動機構
43 圧送ポンプ機構
44 制御回路

Claims (3)

  1. 液状の充填物を容器内に所定量充填する装置であって、
    上記の容器の開口からこの容器内に充填物を注入する充填ノズルの先端部に設けられたノズル先端弁と、このノズル先端弁を開閉駆動するエアーシリンダを用いた弁開閉駆動機構と、上記の充填ノズルに充填物を計量圧送するモータ駆動によるピストン形の圧送ポンプ機構と、上記の弁開閉駆動機構に開閉信号を出力し、また上記の圧送ポンプ機構に圧送信号を出力するとともに、この圧送信号と開閉信号とに、圧送ポンプ機構のピストンの移動が停止して充填物の圧力が零となった時刻と、ノズル先端弁の閉弁が完了する時刻とが一致するように、所定の時間遅れを与えて出力する制御回路とを具備したことを特徴とする充填装置。
  2. 前記の制御回路は、前記の圧送信号に対する前記の開閉信号の時間遅が変更可能なものであることを特徴とする請求項1の充填装置。
  3. 前記の圧送ポンプ機構はダイヤフラムを用いたピストン機構を備えていることを特徴とする請求項1の充填装置。
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