JP3823111B2 - 複合機 - Google Patents

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Description

本発明は、コピー機能を含む複数の機能を搭載した複合機に関する。
プリンタ、コピー、スキャナ−、FAX等の機能を1台の装置に集約化した複合機が知られている。搭載する機能によって複合機のタイプも異なるが、ここでは未定着画像を熱溶融にて記録媒体に定着させる定着装置を備えた複合機を対象に説明する。
待機時の消費電力を低減する目的で、待機期間中は定着装置のヒーター温度を下げておく省エネモードといわれる機能を搭載した複合機が増えている。
省エネモード搭載の複合機は、原稿読取台に原稿が設置されたことを検知し又は操作パネルが操作されたことを検知してからウォームアップを開始する(例えば特許文献1参照)。すなわち、ユーザーが複合機に対して直接何らかの操作を行ってからウォームアップを開始していた。ウォームアップ開始から所要温度に至るまでの時間(ウォームアップ時間)は、機種により異なるが十数秒から数分であった。
特開平10−315535号公報
しかしながら、ユーザーが複合機に対して直接何らかの操作を行ってからウォームアップを開始したのでは、ウォームアップの間はユーザーを複合機の前で待たせることになるので、この時間を短縮化することが求められる。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、定着装置のウォームアップ開始タイミングを早めることができ、ユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップ終了までの時間を短縮することのできる複合機を提供することを目的とする。
本発明の複合機は、コピー機能を含む複数の機能を搭載した複合機であって、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカードに対して電磁波信号を送信しユーザーの認識情報を読み取る情報読取手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーが予め設定したウォームアップモードの切替情報を記憶する記憶部と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいてユーザー認証した直後に、前記記憶部から取得したウォームアップモードの切替情報に基づきウォームアップ動作を切替えて実施する制御手段と、を具備した構成を採る。
本発明により、定着装置のウォームアップ開始タイミングを早めることができ、ユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップ終了までの時間を短縮することができる。また、ウォームアップモードの切替情報に基づきウォームアップ動作を切替えて実施するので、ウォームアップ動作を切替えて選択することができる。
本発明の第1の態様に係る複合機は、コピー機能を含む複数の機能を搭載した複合機であって、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカードに対して電磁波信号を送信しユーザーの認識情報を読み取る情報読取手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーが予め設定したウォームアップモードの切替情報を記憶する記憶部と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいてユーザー認証した直後に、前記記憶部から取得したウォームアップモードの切替情報に基づきウォームアップ動作を切替えて実施する制御手段と、を具備した構成を採る。
これにより、定着装置のウォームアップ開始タイミングを早めることができ、ユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップ終了までの時間を短縮することができる。また、ウォームアップモードの切替情報に基づきウォームアップ動作を切替えて実施するので、ウォームアップ動作を切替えて選択することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係る複合機において、ユーザーの認識情報及びウォームアップモードの切替情報を含む個人情報が登録された個人情報テーブルをネットワーク経由で接続したサーバー上に保持し、前記メモリカードから読み取った認識情報に対応したユーザーのウォームアップモードの切替情報を前記サーバーから読み込んで前記記憶部へ記憶する。
これにより、サーバーにおいて、ウォームアップモードの切替情報を別管理することができる。
本発明の第3の態様は、第1の態様に係る複合機において、登録ユーザー毎に認識情報及びウォームアップモードの切替情報を含む個人情報が登録された個人情報テーブルを記憶した記憶装置を備え、前記メモリカードから読み取った認識情報に対応したユーザーのウォームアップモードの切替情報を前記記憶装置から読み込んで前記記憶部へ記憶する。


これにより、複合機単独で個人情報の管理ができ、単独でユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップを開始する処理をできる。
図1は本実施の形態に係る複合機の機能ブロック図である。同図には、ネットワークの一部も図示している。
複合機100は、LAN101を経由して各種のサーバー102及びクライアントPC103に接続可能である。
サーバー102としては、個人情報テーブルを保持して個人認証及び個人情報の配信を行う個人情報用サーバー、メニューから選択したジョブをリモートプロシージャ方式で実行するWEBサーバー等が含まれる。以下、サーバー102を個人情報用サーバー102として説明をする。
また、複合機100は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能、電子メール機能を搭載しているが、図1にはプリンタ機能及びFAX機能に関するブロックだけを示している。
複合機全体制御部110は、複合機100の全体の制御を行う部分である。
プリンタ制御部111は、クライアントから与えられる印刷データを所定形式の画像データに変換する処理を実行する部分であり、特に画像形成ユニット(不図示)のヒーター部(定着装置)112にウォーアップ開始指示を与える。
本実施の形態の場合、ウォームアップには、メモリカード200を用いたユーザー認証を行った直後にヒーター部112のウォームアップを行う早期ウォームアップと、ユーザーが複合機100に対して何らかの操作をした場合にヒーター部112のウォームアップを行う通常ウォームアップがある。
また、プリンタ制御部111は、カセット制御部113にカセット選択の指示を与える。
カセット制御部113は複数段装備したカセット(1)から(n)の中から指示されたカセットを選択して画像形成ユニットへ給紙する。
FAX制御部114は、PSTNに接続されファクシミリ通信のための手順を実行するモデムを有する。
パネル制御部115は、大型タッチパネル116に操作画面等を表示させると共に、大型タッチパネル116のタッチ位置及び表示内容からユーザーの入力した操作内容を解釈する。
RFID制御部117は、メモリカード200に対して電磁波信号にてデータを読み書きする機能を有する。RFID制御部117からメモリカード200に対して磁界を印加した場合、その時の戻り磁界にはメモリカード200の記憶内容に応じた影響(情報)が含まれる。RFID制御部117は、戻り磁界からメモリカード200の記憶内容を検出する。逆に、RFID制御部117からメモリカード200に印加する電磁波信号でメモリカード200に電磁的な変化を及ぼすことで情報の書き込みを行う。RFID制御部117は、半径1m程度の検出エリア内にあるメモリカード200に対して、カード登録データの読み取り/カードへの書き込みを、電磁波信号を介して非接触で行う。
個人情報制御部118は、メモリカード200から読み込んだ登録データの書き込み先の管理を行う。
また、個人情報制御部118は、RFID制御部117に対してメモリカード200に書き込むデータを通知する部分である。
ネットワークI/F部119は、LAN101とのインターフェース部分である。
個人情報用サーバーI/F部120は、LAN101上のサーバーのうち個人情報用サーバー102と通信するための処理を実行する。
作業用ワーク121は、メモリカード200及び個人情報用サーバー102から受信したデータを格納する記憶部として機能する。
ジョブ制御部122は、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能、スキャナ機能、電子メール機能といった各機能が提供する各ジョブを実行する際に該当する各部に指示を出す部分である。
音声制御部123は、音声ガイダンスのための音声データを保持している。音声制御部123は、パネル制御部115及びジョブ制御部122からユーザーのオペレーションに同期して音声ガイダンスの指示が与えられると、該当する音声データをスピーカー124へ出力する。音声ガイダンスは大型タッチパネル116に表示される操作画面に対するオペレーションを補助するための音声であることが望ましいが、その他の内容であっても良い。
パネル角度位置センサ125は、大型タッチパネル116の角度を検出し、パネル角度駆動モータ126はパネル制御部115からの制御信号を受けて大型タッチパネル116の角度を調整する。本実施の形態では大型タッチパネル116の角度を調整可能にしているが固定した構成であっても良い。
以上のように、本実施の形態の複合機100は構成されている。
次に、メモリカード200の登録情報について、図2を用いて説明する。図2はメモリカード200の登録情報を示す図である。
同図に示すように、メモリカード200には個人の認識情報としてユーザーID201だけを記憶している。この認識情報はユーザー認証およびユーザ情報抽出のために用いられる。また、図2に示すように、ユーザー(a)〜(x)毎に異なる個人の認識情報(ユーザID)201a〜201cが記憶されている。
また、メモリカード200の登録情報をユーザーIDに限定することはセキュリティの面から好ましい。
一方、個人情報用サーバー102にユーザー毎に個人情報テーブルを格納している。図3は個人情報テーブルの構成例を示す図である。
個人情報テーブル300は、ユーザー毎に異なる、個人の認識情報となるユーザーID201a〜201c、名称、所属部門、IDコード等の個人情報301a〜301c、及びWarm UP開始の有無302a〜302cが格納されている。
ユーザーID201a〜201cは、図2に示すものと共通のものを使用する。
個人情報301a〜301cは、個人に関する情報であれば限定されるものではないが、本例では個人の名称、所属部門、ユーザーID以外のIDコード等から構成している。
Warm up開始の有無302a〜302cは、メモリカード200を用いたユーザー認証を行った直後に、ヒーター部112のウォームアップ(早期ウォームアップ)を開始するか否かの情報である。Warm up開始の有無302a〜302cが「有り」の場合は早期ウォームアップをし、「無し」の場合はユーザーが複合機100に対して何らかの操作をした場合にヒーター部112のウォームアップを行う通常ウォームアップをする。
次に、以上のように構成された本実施の形態の動作について、図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
例えば、メモリカード200を携帯したユーザーが複合機100で所望の作業をするために複合機100に接近する。
これに対し、複合機100のRFID制御部117は、電磁波信号により、ユーザーと共にメモリカード200が電磁波信号の検出エリアに入ったことを検出し(ST401)、そのユーザーが携帯しているメモリカード200に対して電磁波信号を放射してメモリカード200内の登録情報を読み出し、作業用ワーク121へ格納する(ST402)。
図2に示すように、メモリカード200には当該ユーザーのユーザーID201が含まれている。
このように、複合機100は、近辺にいるユーザーのユーザーID201を自動的に取得する。言い換えれば、ユーザーは、複合機100に対して何の入力もしなくても、自動的に自身のユーザーID201を入力することができる。
次に、個人情報制御部118が、作業用ワーク121へ格納した登録情報からユーザーID201(個人の認識情報)を抽出して、個人情報用サーバーI/F部120へ通知する(ST403)。
個人情報用サーバーI/F部120は、個人情報用サーバー102に対しユーザーID201を送信し、個人情報用サーバー102に対し、ユーザーID201に対応する個人情報テーブル300の存在確認要求である、個人認証要求を発行する(ST404)。
これに対し、個人情報用サーバー102は、個人情報用サーバーI/F部120から送られてきたユーザーID201を指定した個人認証要求を受信すると、そのユーザーID201を用いてユーザーID201に対応する個人情報テーブル300が登録されているか否か判断する(ST405)。
図3に示すように、各個人情報テーブル300はユーザーID201を含んでいるので、ユーザーID201と一致するユーザーID201を有する個人情報テーブル300が登録されていれば、当該ユーザーの個人情報テーブル300が個人情報用サーバー102に登録されていることになる。
個人情報用サーバー102は、個人認証要求に対して、送られてきたユーザーID201に対応する個人情報テーブル300が登録されていれば「登録ユーザー検出通知」のレスポンスを送信し、個人情報テーブル300が登録されていなければ「未登録ユーザー検出通知」のレスポンスを送信する。
これに対し、複合機100の個人情報制御部118は、個人情報用サーバーI/F部120が「未登録ユーザー検出通知」を受信した場合、当該「未登録ユーザー検出通知」をパネル制御部115へ与えると共に、未登録ユーザーの使用を不可にする処理をする。
さらに、パネル制御部115は、「未登録ユーザー検出通知」が与えられた場合、大型タッチパネル116に未登録ユーザーである旨の表示を行うように制御する(ST406)。
このように、複合機100は、未登録ユーザーに対して機器の使用を不可にすると共に、未登録ユーザーに対して未登録ユーザーであることを提示する。これにより、未登録ユーザーによる不正使用を防止するだけでなく、未登録ユーザーに対して登録を促すことができる。
一方、個人情報用サーバーI/F部120が「登録ユーザー検出通知」受けた場合、個人情報制御部118は、個人情報用サーバーI/F部120を用いて個人情報用サーバー102から、送信したユーザーID201に対応したサーバー側個人情報テーブル300の情報を読み出し、作業用ワーク121に格納する(ST407)。
次に、複合機100のプリンタ制御部111が、作業用ワーク121に格納した個人情報テーブル300のWarm Up開始の有無302を参照することにより、早期ウォームアップ開始するか否かを判断する(ST408)。
例えば、図6を例に説明すると、プリンタ制御部111は、ユーザーID201が「123456」のユーザーと「345678」のユーザーに対しては、Warm Up開始の有無302が「有り」になっているので、早期ウォームアップすると判断し、ユーザーID201が「234567」のユーザーと「456789」のユーザーに対しては、Warm Up開始の有無302が「無し」になっているので、通常ウォームアップをすると判断する。
ST408において早期Warm up「無し」と判断すると、プリンタ制御部111がジョブ制御部122に対して早期Warm up「無し」の旨の通知を行い、ジョブ制御部122がパネル制御部115に登録ユーザーの個人情報301を表示する旨の指示を通知する。又は早期Warm up「無し」の旨の通知を行うことなく、登録ユーザー名称の表示を指示する。そして、パネル制御部115が、作業用ワーク121から個人情報テーブル300の個人情報301を抽出し、大型タッチパネル116に登録ユーザーの名称など個人情報301を表示する(ST409)。
次に、パネル制御部115が、大型タッチパネル116からユーザーによる原稿セットや節電ボタン押下などの何らかのオペレーション開始を検出すると(ST410)、この検出結果をジョブ制御部122に送り、ジョブ制御部122がプリンタ制御部111に送る。そして、プリンタ制御部111が、ヒーター部112のウォームアップ(通常ウォームアップ)を開始する(ST411)。
そして、Warm up期間経過し、ヒーター部112が所定温度に達し、ヒーター部112のウォームアップが完了すると、プリンタ制御部111は、ウォームアップ終了通知をジョブ制御部122に通知する。そして、ジョブ制御部122は、パネル制御部115に対して、大型タッチパネル116にコピー、FAX、プリンタ、スキャナなどのJOBを選択、開始するためのメニュー画面の表示指示を送り、パネル制御部115がメニュー画面を大型タッチパネル116に表示する(ST412)。
次に、パネル制御部115が大型タッチパネルよりユーザーからの何らかのJOBを開始する指示を検出すると、開始指示のあったJOBをジョブ制御部122に通知し(ST413)、ジョブ制御部122は、選択されたJOBを実行する処理部に指示を出し、JOBを実行する(ST414)。
このように、ユーザーが通常ウォームアップの設定をしている場合には、ユーザーによるオペレーション開始指示があった後にウォームアップを開始する。
一方、ST408において早期Warm up「有り」と判断すると、プリンタ制御部111がジョブ制御部122に対して早期Warm up「有り」の旨の通知を行い、ジョブ制御部122がパネル制御部115に登録ユーザーの個人情報301を表示する旨の指示を通知する。そして、パネル制御部115が、作業用ワーク121から個人情報テーブル300の個人情報301を抽出し、大型タッチパネル116に登録ユーザーの名称など個人情報301を表示する(ST415)。
次に、この場合は、早期ウォームアップを行う設定になっているので、プリンタ制御部111がヒーター部112のウォームアップを開始する(ST416)。
このように、早期ウォームアップの設定になっている場合には、ユーザーからのオペレーション開始を待たずに、ヒーター部112のウォームアップ開始タイミングを早められる。これにより、ヒーター部112のウォームアップを早めることができ、ユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップ終了までの時間を短縮することができる。
そして、Warm up期間経過し、ヒーター部112が所定温度になり、ヒーター部112のウォームアップが完了すると、プリンタ制御部111は、ウォームアップ終了通知をジョブ制御部122に通知する。次に、ジョブ制御部122は、パネル制御部115に対して、大型タッチパネル116にコピー、FAX、プリンタ、スキャナなどのJOBを選択、開始するためのメニュー画面の表示指示を送り、パネル制御部115がメニュー画面を大型タッチパネル116に表示する(ST417)。
次に、パネル制御部115が大型タッチパネルよりユーザーからの何らかのJOBを開始する指示を検出すると、開始指示のあったJOBをジョブ制御部122に通知し(ST418)、ジョブ制御部122は、選択されたJOBを実行する処理部に対しJOB開始の指示を出し(ST419)、JOBを実行する(ST420)。
このように、ユーザーが早期ウォームアップの設定をしている場合には、ユーザーによるオペレーション開始指示を待たずに、ユーザーが複合機100に接近して検出エリアに入ったらウォームアップを開始する。
次に、ユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップ終了までの時間の早期ウォームウップによる短縮について、図7を用いて説明する。
図7に示すように、早期ウォームアップ設定の場合は、ユーザーのメモリカード200の内容を検出した直後の時刻701においてウォームアップを開始し、ヒーター部112が所定温度に至るまでの時間(ウォームアップ時間)後の時刻702においてウォームアップを終了する。
一方、通常ウォームアップの場合は、ユーザーが複合機100に対して何らかの操作を開始した時刻703からウォームアップを開始し、ヒーター部112が所定温度に至るまでの時間(ウォームアップ時間)後の時刻704においてウォームアップを終了する。
つまり、早期ウォームアップの設定を行うことにより、通常ウォームアップを用いた場合より、ウォームアップ開始が時間705だけ早くなり、これに伴ってウォームアップ終了も時間706だけ早くなる。この結果、複合機100のJOB開始時刻も時間706だけ早くなることになる。
以上のように、本複合機100において、ユーザーが早期ウォームアップを用いる設定を予めしておくことにより、ユーザーは複合機100に近づくだけで定着装置のウォームアップを開始するようにできる。これにより、定着装置のウォームアップ開始タイミングを早めることができ、ユーザーが複合機100の前に到着してからウォームアップ終了までの時間を短縮することができる。
また、個人情報テーブル300に早期ウォームアップを設定している場合だけユーザー認証した直後にウォームアップ動作を開始するようにできる。つまり、ユーザーが、ユーザー認証した直後にウォームアップ動作を開始する早期ウォームアップとユーザーからのオペレーション開始後にウォームアップ動作を開始する定常ウォームアップとを選択することができる。
図8は、本実施の形態に係る複合機100にLAN101を介して接続されるサーバー102の機能ブロック図である。
同図に示すサーバー102は、装置全体の制御を行うCPU301を備える。メモリ302は、CPU301が読み込んで装置全体を制御する際に用いる制御プログラムを格納すると共に、CPU301のワークメモリとしての機能を有する。ハードディスク(HD)303は、本実施の形態に係る複合機100に対して供給する情報を記憶する。例えば、本サーバー102が個人情報用サーバーとして機能する場合には、上述の個人情報テーブルが登録ユーザー毎に記憶される。WEBサーバーとして機能する場合には、本複合機100に対するメニューやそれに関連付けられたジョブ郡が記憶される。ネットワークI/F部304は、LAN101とのインターフェース部分である。
上記構成を有するサーバー102の処理について説明する。図9は、サーバー102の処理を説明するためのフロー図である。なお、図9においては、特にサーバー102が個人認証用サーバーとして機能する場合について示している。
サーバー102は、待機状態において、本実施の形態の複合機100からの各種情報の受信を監視している。具体的には、サーバー102は、認識情報(ユーザーID)の受信(ST901)、テーブル情報の読出し要求の受信(ST902)及びその他の情報の受信(ST903)を監視している。
サーバー102は、各種情報の受信を監視する中、ST901において個人の認識情報を受信したならば、HD303に記憶された個人情報テーブル300から当該登録ユーザーの個人テーブル300を検索する(ST904)。これにより、受信した認識情報が個人情報テーブル300に登録されているか否かが判断される。そして、サーバー102は、その検索結果、すなわち、認識情報の登録の有無をアクセスしてきた複合機100に対して送信する(ST905)。検索結果の送信処理を完了したならば、サーバー102は処理を終了する。
一方、ST902において個人情報テーブル300の情報の読出し要求を受信したならば、サーバー102は、HD303に記憶された個人情報テーブル300から当該登録ユーザーの個人情報テーブル300を取り出す(ST906)。これにより、先に受信した認識情報に対応で受けられた登録ユーザーの個人情報テーブル300が取り出される。そして、サーバー102は、その個人情報テーブル300の情報(個人情報301、Warm Up開始の有無302)をアクセスしてきた複合機100に対して送信する(ST907)。テーブル情報の送信処理を完了したならば、サーバー102は処理を終了する。
ST903においてその他の情報を受信したならば、サーバー102は、当該情報に対応した該当処理を行う(ST908)。該当処理を完了したならば、サーバー102は処理を終了する。
以上のようにサーバー102は構成され、個人情報テーブル300を用いて、ユーザーの認証や、個人情報301、Warm Up開始の有無302の送信などを行う。
なお、本実施の形態では、個人情報用サーバー120が個人情報テーブル300を蓄積し、個人情報用サーバー102において、ユーザー認証のための登録有無の検索、個人情報301、Warm Up開始の有無302を別管理する形態で説明したが、個人情報テーブル300を複合機100が装備するハードディスク等の記憶装置に予め蓄積しておき複合機100が個人の認証を行い、早期Warm Up開始の有無302を判断する形態であっても良い。この形態によれば、個人情報301、早期Warm Up開始の有無302をサーバー102から取得する必要もなく、複合機100が単独で本発明のウォームアップ処理を行うことができる。
本発明によれば、定着装置のウォームアップ開始タイミングを早めることができ、ユーザーが複合機の前に到着してからウォームアップ終了までの時間を短縮することができる。また、本発明は複合機だけでなく、ウォームアップを必要とする定着装置を持つプリンタや、コピー機、FAXなどにも適用できる。
本発明の一実施の形態に係る複合機の機能ブロック図 上記実施の形態に係るメモリカードの登録情報を示す図 上記実施の形態に係る個人情報テーブルを示す図 本実施の形態に係る複合機の動作の第1フローチャート 本実施の形態に係る複合機の動作の第2フローチャート 本実施の形態に係るユーザーの個人情報を説明するための図 本実施の形態のWarm upの推移を説明するための図 本実施の形態に係るサーバーのブロック図 本実施の形態に係るサーバーの動作のフローチャート
符号の説明
100 複合機
102 サーバー
103 クライアントPC
110 複合機全体制御部
111 プリンタ制御部
112 ヒーター部
114 FAX制御部
115 パネル制御部
117 RFID制御部
118 個人情報制御部
120 個人情報用サーバーI/F部
121 作業用ワーク
122 ジョブ制御部

Claims (3)

  1. コピー機能を含む複数の機能を搭載した複合機であって、検出エリア内に入ったユーザーが携帯したメモリカードに対して電磁波信号を送信しユーザーの認識情報を読み取る情報読取手段と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいて認証したユーザーが予め設定したウォームアップモードの切替情報を記憶する記憶部と、前記メモリカードから読み取った認識情報に基づいてユーザー認証した直後に、前記記憶部から取得したウォームアップモードの切替情報に基づきウォームアップ動作を切替えて実施する制御手段と、を具備した複合機。
  2. ユーザーの認識情報及びウォームアップモードの切替情報を含む個人情報が登録された個人情報テーブルをネットワーク経由で接続したサーバー上に保持し、前記メモリカードから読み取った認識情報に対応したユーザーのウォームアップモードの切替情報を前記サーバーから読み込んで前記記憶部へ記憶することを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 登録ユーザー毎に認識情報及びウォームアップモードの切替情報を含む個人情報が登録された個人情報テーブルを記憶した記憶装置を備え、前記メモリカードから読み取った認識情報に対応したユーザーのウォームアップモードの切替情報を前記記憶装置から読み込んで前記記憶部へ記憶することを特徴とする請求項1記載の複合機。
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