JP3822225B1 - 踏切しゃ断機 - Google Patents

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Abstract


【課題】装着できるしゃ断かんの種類を増やし、しゃ断かんの昇降をスムーズにすると共にモータ容量を抑制して電流消費を増やすことなく、小型軽量化と低価格とを実現できる踏切しゃ断機を提供する。
【解決手段】踏切しゃ断機1は、ハウジング本体11側に起倒可能に支持されたしゃ断かん12をモータMの回転により昇降させるもので、しゃ断かん12を取り付けるしゃ断かん回転軸13に補助トルクを与える捩りコイルばね40を備え、捩りコイルばね40は、しゃ断かん回転軸13に巻装され、その作用端部41がしゃ断かん回転軸13側に固定され、支持端部42がハウジング本体11側に配設された支持部材50に当接支持され、支持部材50の固定位置を変更して捩りコイルばね40の中心軸62から捩りコイルばね40の支持端部42の当接支持位置61までの距離を変更することによって補助トルクの大きさを設定変更可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、しゃ断かんを昇降駆動する踏切しゃ断機のうち、バランスウェイトを不要とする踏切しゃ断機に関する。
従来の踏切しゃ断機は、モータの動力を減速機構によってしゃ断かん回転軸に伝達し、しゃ断かん回転軸に取り付けたしゃ断かんホルダーに保持したしゃ断かんを昇降させるように構成され、しゃ断かんを水平位置から垂直位置までの間で昇降させると、しゃ断かん回転軸に加わるモーメントが大きく変化してモータの負荷変動が大きくなるので、モーメントの変化を相殺してモータの負荷変動を抑制するために、しゃ断かんの回転軸に対してしゃ断かんとは反対側にバランスウェイトが取り付けられている。
しかし、降雪量が大きい所ではバランスウェイト上に雪が積もってしゃ断かんとのバランスが崩れ、しゃ断かんが正常に昇降出来なくなる恐れがある。これを防止するために、冬が近づくとバランスウェイトを覆うカバーを取り付ける作業が必要であった。この作業を不要にしたものとして、バランスウェイトの代わりにガススプリングを利用した踏切しゃ断機(特許文献1)や捩りコイルばねを利用した踏切しゃ断機(特許文献2)がある。
実開平04−074173号公報 特許第3326093号公報
特許文献1の踏切しゃ断機は、ガススプリングの両端部の少なくとも一方を調節することにより、しゃ断かんの種類やしゃ断かんによるモーメントの大きさに対応した回転補助トルクを出せるようにできるが、ガススプリングの長さが長いので場所を取り、踏切しゃ断機が大きくなるという問題点がある。
特許文献2の踏切しゃ断機は、しゃ断かん回転軸回りに1本の捩りコイルばねを配置するので踏切しゃ断機を小型にできるが、1本の捩りコイルばねのたわみ角を変更することで補助トルクを変更する方式であるために、補助トルクの大きさが限定されるので適応できるしゃ断かんの種類が限定されるという問題点があった。
踏切しゃ断機のしゃ断かんには長さ、竿の材質、断面形状により様々な種類があり、折損防止器をつけて自動車が衝突した際にしゃ断かんの折損を防止する場合もある。図11は、踏切しゃ断機の回転軸にしゃ断かんを取り付け、昇降させたときの回転軸に生ずる負荷トルク特性の例で、しゃ断かんの長さは短めのしゃ断かんに対し、1.5倍を普通とし、2倍を長めとして3種類の負荷トルク特性を示す。すなわち、111は長めのしゃ断かんの負荷トルク特性、112は普通のしゃ断かんの負荷トルク特性、113は短めのしゃ断かんの負荷トルク特性である。図のしゃ断かん角度0度は、しゃ断かんが水平位置にあること、90度はしゃ断かんが垂直位置にあることを意味する。この図から、それぞれのしゃ断かんの負荷トルクは90度の位置で最小、しゃ断かん角度0度付近で最大になっている。そして、しゃ断かんの長さが長くなるほど負荷トルクは大きくなっていることがわかる。
従来から知られているウェイト付き踏切しゃ断機は、踏切しゃ断機の回転軸を中心に、片側にしゃ断かん、逆側にバランスウェイトを取り付け、バランスを最適な位置付近に取り付けて少ないエネルギーでしゃ断かんを昇降させるようになっている。実際には、停電時にしゃ断かんの自重降下で踏切を遮断するように適度な残留トルクを残すようにバランスウェイトを取り付けている。そして、この残留トルクにモータの回転力が打ち勝つことでしゃ断かんを昇降させている。ウェイト付き踏切しゃ断機の場合はこの残留トルクがしゃ断かん角度が変化してもほぼ一定とすることができる。このために、モータの容量は小さくすることができる。これをバランスウェイトなしの踏切しゃ断機とするには、バランスウェイトの代わりをする工夫が必要である。特許文献2の踏切しゃ断機では、図12に示すように、普通の長さのしゃ断かんに対して好ましい残留トルク特性を示す残留トルク曲線121となるように捩りコイルばねによる補助トルク131を設計した場合、これを短めのしゃ断かんに適応した場合には、残留トルク曲線122のような残留トルク特性になるのでしゃ断かん角度0度付近では残留トルクがマイナスになる。すなわち、しゃ断かんは水平に降下する前に停止してしまい、水平まで降下させることができなくなる。そこで、補助トルクの捩り角90度を45度に再設定して補助トルク132にすると、残留トルクは残留トルク曲線123となり、残留トルク曲線121に近い残留トルク特性にすることができる。しかし、補助トルクが働きを開始する点(ここでは45度)のところで不連続な山ができるのでしゃ断かんの回転速度が変化して不自然な動作になるという問題点があった。
また、長めのしゃ断かんを備えた踏切しゃ断機に補助トルク曲線131の補助トルクを適用すると残留トルク曲線124のような残留トルクになる。この場合、残留トルク曲線121の残留トルクに比べると残留トルクが最大付近で2倍近く大きくなっており、長めのしゃ断かんを昇降するためには、残留トルク曲線124に示した残留トルクに打ち勝つだけの回転トルクがモータに必要となる。すなわち、残留トルク曲線121で示した残留トルクに対応するモータよりも大きな容量のモータが必要となる。モータの容量が増えることは、モータの大型化につながって踏切しゃ断機の小型軽量化が妨げられ、価格は上昇するという問題点があった。しかも、捩りコイルばねの角度調整で対応できる現状のしゃ断かんでは種類が限定され、ウェイト付き踏切しゃ断機で適用できていたしゃ断かんの中には適用できなくなるものが出てくるという問題点もあった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、対応できるしゃ断かんの種類を増やし、かつ、しゃ断かんの昇降動作をスムーズにすると共にモータの容量を抑制して電流消費が増えることなく、小形軽量化と低価格とを実現することができる踏切しゃ断機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存する。
[1] 鉄道の踏切地点に設置され、ハウジング本体(11)側に起倒可能に支持されたしゃ断かん(12)をモータ(M)の回転により昇降させる踏切しゃ断機(1)において、
前記しゃ断かん(12)を取り付けるしゃ断かん回転軸(13)と、前記しゃ断かん(12)の昇降時に前記しゃ断かん回転軸(13)に補助トルクを与える捩りコイルばね(40)と、を備え、
前記捩りコイルばね(40)は、前記しゃ断かん回転軸(13)に巻装され、一方の端部である作用端部(41)が前記しゃ断かん回転軸(13)側に固定され、もう一方の端部である支持端部(42)が前記ハウジング本体(11)側に配設された支持部材(50)に当接支持され、
前記支持部材(50)は、前記ハウジング本体(11)に固定位置の変更が可能に配設され、前記固定位置を変更して前記捩りコイルばね(40)の中心軸(62)から前記捩りコイルばね(40)の支持端部(42)の当接支持位置(61)までの距離を可変設定可能であり、前記中心軸(62)から前記支持部材(50)との当接支持位置(61)までの距離を変えて前記捩じりコイルばね(40)の見かけ上のばね定数を変更することにより、前記補助トルクの大きさを設定可能として、前記しゃ断かん回転軸(13)に加わる異なった負荷トルクに対して、前記補助トルクの大きさを設定することで、前記しゃ断かん回転軸(13)の回転する略0度から略90度の範囲において残留トルクの大きさを略同一としたことを特徴とする踏切しゃ断機(1)。
[2] 鉄道の踏切地点に設置され、ハウジング本体(11)側に起倒可能に支持されたしゃ断かん(12)をモータ(M)の回転により昇降させる踏切しゃ断機(1)において、
前記しゃ断かん(12)を取り付けるしゃ断かん回転軸(13)と、前記しゃ断かん(12)の昇降時に前記しゃ断かん回転軸(13)に補助トルクを与える捩りコイルばね(40)と、を備え、
前記捩りコイルばね(40)は、前記しゃ断かん回転軸(13)に巻装され、一方の端部である作用端部(41)が前記しゃ断かん回転軸(13)側に固定され、もう一方の端部である支持端部(42)が前記ハウジング本体(11)側に配設された支持部材(50)に当接支持され、
前記支持部材(50)は、長孔(513)が形成され、前記ハウジング本体(11)に固定されたベース(510)と、該ベース(510)の長孔(513)に沿って固定位置の変更が可能に前記ベース(510)に取り付けられた、前記支持端部(42)を当接支持する支持こま(520)と、を有し、
前記支持こま(520)の固定位置の変更によって前記捩りコイルばね(40)の中心軸(62)から前記支持部材(50)との当接支持位置(61)までの距離を変えて前記捩じりコイルばね(40)の見かけ上のばね定数を変更することにより、前記補助トルクの大きさを設定可能として、前記しゃ断かん回転軸(13)に加わる異なった負荷トルクに対して、前記補助トルクの大きさを設定することで、前記しゃ断かん回転軸(13)の回転する略0度から略90度の範囲において残留トルクの大きさを略同一としたことを特徴とする踏切しゃ断機(1)。
[3] 鉄道の踏切地点に設置され、ハウジング本体(11)側に起倒可能に支持されたしゃ断かん(12)をモータ(M)の回転により昇降させる踏切しゃ断機(1)において、
前記モータ(M)の回転を減速して伝達する減速伝達手段(30)と、
前記しゃ断かん(12)を取り付けるしゃ断かん回転軸(13)と、
前記しゃ断かん(12)の昇降時に前記しゃ断かん回転軸(13)に補助トルクを与える捩りコイルばね(40)と、
前記しゃ断かん回転軸(13)に固定された、前記減速伝達手段(30)の最終歯車(33)に噛み合うしゃ断かん回転軸側歯車(34)と、を備え、
前記捩りコイルばね(40)は、前記しゃ断かん回転軸(13)に巻装され、一方の端部である作用端部(41)が前記しゃ断かん回転軸(13)側に固定され、もう一方の端部である支持端部(42)が前記ハウジング本体(11)側に配設された支持部材(50)に当接支持され、
前記支持部材(50)は、前記しゃ断かん回転軸(13)の延びる方向に交差する方向に穿設された長孔(513)を有する、前記ハウジング本体(11)に固定されたベース(510)と、該ベース(510)の長孔(513)に沿って固定位置の変更が可能に前記ベース(510)に取り付けられた、前記支持端部(42)を当接支持する支持こま(520)と、を有し、
前記支持こま(520)の固定位置の変更によって前記捩りコイルばね(40)の中心軸(62)から前記支持部材(50)との当接支持位置(61)までの距離を変えて前記捩じりコイルばね(40)の見かけ上のばね定数を変更することにより、前記補助トルクの大きさを設定可能として、前記しゃ断かん回転軸(13)に加わる異なった負荷トルクに対して、前記補助トルクの大きさを設定することで、前記しゃ断かん回転軸(13)の回転する略0度から略90度の範囲において残留トルクの大きさを略同一としたことを特徴とする踏切しゃ断機(1)。
[4] 前記しゃ断かん回転軸(13)は、前記捩りコイルばね(40)の作用端部(41)を固定する固定部材(20)を有することを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の踏切しゃ断機(1)。
[5] 前記捩りコイルばね(40)の作用端部(41)は、前記モータ(M)の回転を前記しゃ断かん回転軸(13)に伝達する複数の歯車(31,32,33)のうち、前記しゃ断かん回転軸(13)に固定されたしゃ断かん回転軸側歯車(34)の側面(34b)に設けられた固定部材(20)に固定されたことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の踏切しゃ断機(1)。
前記本発明は次のように作用する。
鉄道の踏切地点に設置された踏切しゃ断機(1)は、ハウジング本体(11)内に配設されたモータ(M)の回転を減速伝達手段(30)によって減速して伝達して、しゃ断かん回転軸(13)を回転させ、しゃ断かん(12)を昇降させる。減速伝達手段(30)は複数の歯車(31,32,33)を組み合わせてなり、最終歯車(33)からしゃ断かん回転軸側歯車(34)にモータ(M)の回転が伝達されてしゃ断かん回転軸(13)が回転する。
しゃ断かん回転軸(13)に巻装された捩りコイルばね(40)は、しゃ断かん(12)の昇降時に補助トルクを与える。この捩りコイルばね(40)は、作用端部(41)がしゃ断かん回転軸(13)側の固定部材(20)に固定されており、支持端部(42)がハウジング本体(11)側に配設された支持部材(50)に当接支持されている。
したがって、しゃ断かん(12)を昇降するためにしゃ断かん回転軸(13)が回転すると、作用端部(41)がしゃ断かん回転軸(13)とともに回転する。一方、支持端部(42)は回転することがない。これにより、しゃ断かん(12)が下降するときは、捩りコイルばね(40)が弾性変形して弾性エネルギーが蓄積される。このとき捩りコイルばね(40)は、しゃ断かん(12)の下降速度を減速させるので、バランサーとしての機能を果たすことができる。
しゃ断かん(12)が上昇するときは、捩りコイルばね(40)の弾性変形が復元して弾性エネルギーが解放される。このときの捩りコイルばね(40)の弾性変形の復元力は、しゃ断かん(12)が上昇する方向にしゃ断かん回転軸(13)を回転させる補助トルクを生じさせる。
この補助トルクは、支持部材(50)のベース(510)に固定する支持こま(520)の固定位置を変えることによって設定変更することができる。支持こま(520)の固定位置を変えて捩りコイルばね(40)の中心軸(62)から支持部材(50)との当接支持位置(61)までの距離の大きさを変えると、捩りコイルばね(40)の見かけ上のばね定数が変わる。これによって、補助トルクの大きさが変わる。
ベース(510)には長孔(513)が形成されており、支持こま(520)は、底面(522)にボルト(B)を捩じ込むねじ穴(523)が形成されている。これにより、ベース(510)の背面(514)側から長孔(513)に挿入したボルト(B)を支持こま(520)のねじ穴(523)に捩じ込むことによって支持こま(520)をベース(510)に固定することができる。このようにして、支持こま(520)は、長孔(513)に沿ってどの位置にも固定することができるので、補助トルクの大きさを無段階に変更して設定することができる。
なお、捩りコイルばね(40)の作用端部(41)をしゃ断かん回転軸(13)側に固定するための固定部材(20)は、しゃ断かん回転軸(13)に設けても良いし、減速伝達手段(30)の最終歯車(33)と噛み合うしゃ断かん回転軸側歯車(34)の側面(34b)に設けてもよい。
本発明にかかる踏切しゃ断機によれば、しゃ断かん回転軸に巻装された捩りコイルばねは、作用端部がしゃ断かん回転軸側に固定され、支持端部がハウジング本体側に配設された支持部材に当接支持されているので、しゃ断かんの下降時に捩じりコイルばねに生じた弾性変形がしゃ断かんの上昇時に復元して、しゃ断かんの上昇を補助する方向にトルクが発生し、支持端部を当接支持する支持部材がハウジング本体に固定位置の変更が可能に配設されているので、支持部材の固定位置を変更することによって捩りコイルばねの中心軸から当接支持位置までの距離を変更して、補助トルクの大きさを設定変更することができるとともに、捩りコイルばねはしゃ断かん昇降時のバランサーの役目も果たすことができる。これにより、対応できるしゃ断かんの種類を増やし、かつ、しゃ断かんの昇降動作をスムーズにすると共にモータの容量を抑制し、電流消費が増えることなく、小型軽量化と低価格とを実現することができる。
また、支持部材は、ハウジング本体に固定された、長孔を有するベースと、このベースに取り付けられ、長孔に沿って固定位置の変更が可能な支持こまを有し、この支持こまが支持端部を当接支持するので、支持こまの固定位置を無段階に変更して、補助トルクの大きさを無段階に設定することができ、より多くの種類のしゃ断かんにより適切な大きさの補助トルクを設定することができる。
以下、図面に基づき本発明にかかる踏切しゃ断機の一実施の形態を説明する。
図1から図10までは、本発明の一実施の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態にかかる踏切しゃ断機を側面方向から見たときの主要部を模式的に示しており、しゃ断かんが略水平状態に下降した状態を示している。また、図2は、図1の踏切しゃ断機を正面方向から見たときの主要部を模式的に示している。
本実施の形態にかかる踏切しゃ断機1は、鉄道の踏切に設置されるものであり、ハウジング本体11側に起倒可能に支持されたしゃ断かん12がモータMの回転により昇降して踏切を通行不能にしゃ断したり、通行可能に開放したりする。後述するように、しゃ断かん12が水平位置まで下降している状態では、しゃ断かん12を上昇させる方向に補助トルクが働くが、モータMが備えるブレーキ機能により、しゃ断かん12を下降位置に維持することができる。
ハウジング本体11に支持されたしゃ断かん回転軸13には、しゃ断かん12を保持するためのしゃ断かんホルダーHが固定されている。このしゃ断かんホルダーHにはしゃ断かん12の後端部が挿入されており、この後端部がしゃ断かんホルダーHに固定されている。
モータMとしゃ断かん回転軸13との間には、モータMの回転を減速して伝達する減速伝達手段30が配設されている。減速伝達手段30は、複数の歯車31,32,33を組み合わせて構成されている。しゃ断かん回転軸13には、減速伝達手段30からモータMの回転が伝達される扇状のしゃ断かん回転軸側歯車34が固定されている。
このしゃ断かん回転軸側歯車34は、円弧状部分に歯部34aが形成されている。この歯部34aは、最終歯車33と噛み合っており、モータMの回転がこの最終歯車33から伝達されるとしゃ断かん回転軸13が回転する。
しゃ断かん回転軸13には、捩りコイルばね40が巻装されている。この捩りコイルばね40は、しゃ断かん12が略90度近くまで最も起き上がった状態では弾性変形が生じておらず、略0度近くまで最も倒れた状態で弾性変形が最大になるように取り付けられている。このため、しゃ断かん12は、昇降時にしゃ断かん回転軸13に補助トルクを与える機能を有している。
捩りコイルばね40は、両端部のうち一方の作用端部41がしゃ断かん回転軸側歯車34の側面34bに設けられた固定部材20に固定されている。固定部材20は、例えば、作用端部41が掛かるように側面34bから作用端部41へ向けて延びる突起部材である。あるいは、固定部材20は、側面34bから作用端部41へ向けて延びたアーチ状部材を設け、作用端部41をアーチ状部材にくぐらせて掛けるようにしたものでもよい。また、作用端部41は、固定部材20に掛けて固定する代わりに、側面34bに窪みを形成して、そこに作用端部41が入って掛かるようにしてもよい。
捩りコイルばね40のもう一方の端部である支持端部42は、ハウジング本体11側に配設された支持部材50に当接支持されている。図3から図5までは、支持部材50を示している。図3は、支持部材50が捩りコイルばね40の支持端部42を当接支持している状態を示す図である。図4は、支持部材50の側面図であり、図5は支持部材50の背面図である。
支持部材50は、ハウジング本体11に固定されたベース510とこのベース510に固定される支持こま520とから構成されている。ベース510は、側面の一方がハウジング本体11に固定されており、正面511の長手方向中央には、まっすぐに延びるガイド溝512が形成されている。このガイド溝512の幅は支持こま520の幅と略同じである。このガイド溝512の底部中央には、ガイド溝512の延びる方向に長孔513が穿設されている。ベース510は、長孔513の延びる方向としゃ断かん回転軸13の延びる方向とが交差する向きに固定されている。
支持こま520は、ベース510のガイド溝512とほぼ同じ幅を有しており、正面521は、捩りコイルばね40の支持端部42を当接支持する当接支持面521aと、該当接支持面521aに続いて傾斜し、支持端部42には当接しない傾斜面521bとが形成されている。支持こま520の底面522側には、ボルトBを捩じ込むためのねじ穴523が正面521側に向かって形成されている。
このように構成されている支持部材50は、ベース510の背面514側から長孔513に挿入したボルトBを支持こま520のねじ穴523に捩じ込むことによって支持こま520をベース510に固定することができる。ボルトBは長孔513内のどこにでも挿入できるので、支持こま520は、長孔513に沿ったどの位置にも固定することができる。
このようにしゃ断かん回転軸13に巻装された捩りコイルばね40は、しゃ断かん12が下降するときには、弾性変形を生じて弾性エネルギーを蓄積する。また、しゃ断かん12が上昇するときには、弾性変形が復元して弾性エネルギーを開放する。このとき、捩りコイルばね40は、しゃ断かん回転軸13にしゃ断かん12を上昇させる方向の補助トルクを与える。
この補助トルクの大きさは、支持部材50に当接支持される捩りコイルばね40の支持端部42の当接支持位置61(図3参照)を変えることによって適宜に設定することができる。この当接支持位置61は、ベース510に対する支持こま520の固定位置を変更することにより、変えることができる。
図3に示したように、当接支持位置61からしゃ断かん回転軸13の中心軸62までの距離を支持位置半径とすると、
荷重=(ばね定数×たわみ角)/支持位置半径
で表すことができる。本実施の形態においては、たわみ角が一定であり、荷重を一定とした場合には、支持位置半径を変更することによって見かけ上、ばね定数を変えることになる。これにより、当接支持位置61を変更することによって支持位置半径を変えて、補助トルクの大きさの設定変更が可能となっている。上記のように支持こま520は、長孔513に沿ったどの位置にも固定することができるので、補助トルクの大きさを無段階に変更して設定することができる。これにより、しゃ断かん12の種類や重さに対応して好適な補助トルクを発生させることができる。
図6から図8までは、支持端部42の当接支持位置61が異なる例を示している。図6は、支持端部42の先端近くを当接支持した場合を例示し、図7は、支持端部42の先端をやや余すように当接支持した場合を例示し、図8は、支持端部42の先端を最大限近くまで余すように当接支持した場合を例示している。
図9は、本実施の形態にかかる踏切しゃ断機1に図11に示す負荷トルク特性を示すしゃ断かんを装着したときの補助トルクと、負荷トルクから補助トルクを引いた後のトルクとを示している。すなわち、しゃ断かん12を上昇させる際に、モータMによって発生させる必要があるトルク(以下、残留トルク)を示している。
図11に示した負荷トルク曲線112のような負荷トルク特性を示す普通のしゃ断かんを踏切しゃ断機1に備えた場合に、図9に示した補助トルク曲線902のような補助トルク特性を発生するように補助トルクの設定をすると、残留トルク特性は、残留トルク曲線912のようになる。また、図11の負荷トルク曲線111のような負荷トルク特性を示す長めのしゃ断かんを踏切しゃ断機1に備えた場合に、図9に示した補助トルク曲線901のような補助トルク特性を発生するように補助トルクの設定をすると、残留トルク特性は、残留トルク曲線911のようになる。また、図11の負荷トルク曲線113のような負荷トルク特性を示す短めのしゃ断かんを踏切しゃ断機1に備えた場合に、図9に示した補助トルク曲線903のような補助トルク特性を発生するように補助トルクの設定をすると、残留トルク特性は、残留トルク曲線913のようになる。
これらの残留トルク曲線911,912,913を比較して分かるように、踏切しゃ断機1は、しゃ断かん12による負荷トルクが異なっても、補助トルクを適宜に設定変更することによって残留トルク特性を略同一にすることができる。
次に作用を説明する。
踏切しゃ断機1がしゃ断かん12を昇降させるときは、ハウジング本体11内に配設されたモータMの回転力でしゃ断かん回転軸13を回転させる。モータMの回転は、減速伝達手段30によって減速されながら伝達される。減速伝達手段30の最終歯車33まで伝達された回転は、最終歯車33からしゃ断かん回転軸側歯車34に伝達されて、しゃ断かん回転軸13を回転させる。
しゃ断かん回転軸13に巻装された捩りコイルばね40は、しゃ断かん12が略90度近くまで最も起き上がった状態では弾性変形が生じておらず、略0度近くまで最も倒れた状態で弾性変形が最大になるように取り付けられている。したがって、踏切の通行をしゃ断するためにしゃ断かん回転軸13が回転してしゃ断かん12が下降すると、作用端部41がしゃ断かん回転軸13とともに回転する一方で、支持端部42はハウジング本体11に固定されて回転することがないので、捩りコイルばね40は、弾性変形して弾性エネルギーが蓄積される。このとき捩りコイルばね40の弾性変形による抵抗が生じるので、しゃ断かん12の下降速度は減速される。したがって、捩りコイルばね40は、バランサーとしての機能を果たすことができる。
踏切の通行を可能にするためにモータMによってしゃ断かん回転軸13を逆方向に回転させてしゃ断かん12を上昇させるときは、弾性変形している捩りコイルばね40が復元して弾性エネルギーが解放される。このときの捩りコイルばね40の弾性変形の復元力は、しゃ断かん12が上昇する方向にしゃ断かん回転軸13を回転させる補助トルクを生じさせる。
しゃ断かん12による負荷トルクは、しゃ断かん12が略0度近くまで最も倒れた状態で最も大きいが、捩りコイルばね40の弾性変形は、しゃ断かん12が略0度近くまで最も倒れた状態で最も大きいので、補助トルクも最も大きくなり、図9に示したように、残留トルク特性を理想に近い状態にすることができる。このように、捩りコイルばね40は、しゃ断かん12の上昇時にもバランサーとしての機能を果たすことができる。
補助トルクの大きさは、支持部材50のベース510に固定する支持こま520の固定位置を変えることによって設定変更することができる。支持こま520は、ボルトBによてベース510に固定されているので、ボルトBを緩めることによって支持こま520の固定位置が変更可能になる。支持こま520が所望の位置になるようにベース510のガイド溝512内で支持こま520の位置を調整してからボルトBを締めれば、支持こま520を所望の位置に固定することができる。
支持こま520の固定位置を変えると捩りコイルばね40の中心軸62から支持こま520との当接支持位置61までの距離が変わるので、捩りコイルばね40の実効ある見かけ上のばね定数が変わる。これによって、捩りコイルばね40がしゃ断かん回転軸13に与える補助トルクの大きさを変更設定することができる。
このように補助トルクの設定変更が可能な本実施の形態にかかる踏切しゃ断機1によれば、しゃ断かん12の角度が略0度の付近での補助トルクを大きくすることによって、しゃ断かん12の負荷トルクを補助トルクで補うことができる。補助トルクは大きさの設定変更が可能なので、しゃ断かん12の種類が異なっても、ほぼ同一の残留トルクとなるように設定できる。これにより、残留トルクが理想に近い状態で安定設定できるのでモータMの容量が抑制できる。
このため、モータMは、従来のウエイト付き踏切しゃ断機と同程度の電流容量のもので済むのでモータ容量が少なくて済み、踏切しゃ断機を設置する現地の電源の容量を変更する必要がない。
また、補助トルクは上昇位置から下降位置に向かって漸次直線的に増加する特性なのでしゃ断かんの動きが自然な動きになる。
また、補助トルクの設定をする支持部材50がハウジング本体11側に固定できる単純構造なのでコンパクトになり、捩りコイルばね40の支持端部42の当接支持位置61を変更する支持こま520は直線的にスライドさせることができるので迅速かつ容易に支持位置半径を設定することができる。
なお、図10に示すように、捩りコイルばね40の作用端部41を回転軸側に固定するための固定部材20は、しゃ断かん回転軸側歯車34の側面34bに代えてしゃ断かん回転軸13に設けても良い。
なお、前記実施の形態においては、支持こま520は、ベース510のガイド溝512内を直線的にスライド可能であり、ベース510の背面514側から長孔513を貫通してねじ穴523に捩じ込まれたボルトBによってベース510に固定することができるが、長孔513に代えてボルトBを貫通させることができる複数の固定穴をベース510に穿設してもよい。
また、長孔513や固定穴をハウジング本体11に直接に形成して、支持こま520をハウジング本体11に直接に取り付けるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態にかかる踏切しゃ断機の内部構造を側面方向から見た図である。 本発明の一実施の形態にかかる踏切しゃ断機の内部構造を正面方向から見た図である。 図1における支持部材が捩りコイルばねの支持端部を当接支持している状態を示す図である。 図3における支持部材の側面図である。 図3における支持部材の背面図である。 図3の当接支持位置が支持端部の先端近くを当接支持する例を示す図である。 図3の当接支持位置が支持端部の先端を余して当接支持する例を示す図である。 図3の当接支持位置が支持端部の先端を最大限近くまで余して当接支持する例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる踏切しゃ断機に異なる種類のしゃ断かんを装着したときの補助トルクおよび残留トルクを示す図である。 図1における固定部材を異なる位置に設けた変形例の内部構造を正面方向から見た図である。 長さが異なる3種類のしゃ断かんによる負荷トルク特性を示す図である。 従来技術による補助トルク特性および残留トルク特性を示す図である。
符号の説明
B…ボルト
H…しゃ断かんホルダー
M…モータ
1…踏切しゃ断機
11…ハウジング本体
12…しゃ断かん
13…しゃ断かん回転軸
20…固定部材
30…減速伝達手段
31,32…歯車
33…最終歯車
34…しゃ断かん回転軸側歯車
34a…歯部
34b…側面
40…捩りコイルばね
41…作用端部
42…支持端部
50…支持部材
61…当接支持位置
62…中心軸
111,112,113…負荷トルク曲線
510…ベース
511…正面
512…ガイド溝
513…長孔
514…背面
520…支持こま
521…正面
521a…当接支持面
521b…傾斜面
522…底面
523…ねじ穴
901,902,903…補助トルク曲線
911,912,913…残留トルク曲線

Claims (5)

  1. 鉄道の踏切地点に設置され、ハウジング本体側に起倒可能に支持されたしゃ断かんをモータの回転により昇降させる踏切しゃ断機において、
    前記しゃ断かんを取り付けるしゃ断かん回転軸と、前記しゃ断かんの昇降時に前記しゃ断かん回転軸に補助トルクを与える捩りコイルばねと、を備え、
    前記捩りコイルばねは、前記しゃ断かん回転軸に巻装され、一方の端部である作用端部が前記しゃ断かん回転軸側に固定され、もう一方の端部である支持端部が前記ハウジング本体側に配設された支持部材に当接支持され、
    前記支持部材は、前記ハウジング本体に固定位置の変更が可能に配設され、前記固定位置を変更して前記捩りコイルばねの中心軸から前記捩りコイルばねの支持端部の当接支持位置までの距離を可変設定可能であり、前記中心軸から前記支持部材との当接支持位置までの距離を変えて前記捩じりコイルばねの見かけ上のばね定数を変更することにより、前記補助トルクの大きさを設定可能として、前記しゃ断かん回転軸に加わる異なった負荷トルクに対して、前記補助トルクの大きさを設定することで、前記しゃ断かん回転軸の回転する略0度から略90度の範囲において残留トルクの大きさを略同一としたことを特徴とする踏切しゃ断機。
  2. 鉄道の踏切地点に設置され、ハウジング本体側に起倒可能に支持されたしゃ断かんをモータの回転により昇降させる踏切しゃ断機において、
    前記しゃ断かんを取り付けるしゃ断かん回転軸と、前記しゃ断かんの昇降時に前記しゃ断かん回転軸に補助トルクを与える捩りコイルばねと、を備え、
    前記捩りコイルばねは、前記しゃ断かん回転軸に巻装され、一方の端部である作用端部が前記しゃ断かん回転軸側に固定され、もう一方の端部である支持端部が前記ハウジング本体側に配設された支持部材に当接支持され、
    前記支持部材は、長孔が形成され、前記ハウジング本体に固定されたベースと、該ベースの長孔に沿って固定位置の変更が可能に前記ベースに取り付けられた、前記支持端部を当接支持する支持こまと、を有し、
    前記支持こまの固定位置の変更によって前記捩りコイルばねの中心軸から前記支持部材との当接支持位置までの距離を変えて前記捩じりコイルばねの見かけ上のばね定数を変更することにより、前記補助トルクの大きさを設定可能として、前記しゃ断かん回転軸に加わる異なった負荷トルクに対して、前記補助トルクの大きさを設定することで、前記しゃ断かん回転軸の回転する略0度から略90度の範囲において残留トルクの大きさを略同一としたことを特徴とする踏切しゃ断機。
  3. 鉄道の踏切地点に設置され、ハウジング本体側に起倒可能に支持されたしゃ断かんをモータの回転により昇降させる踏切しゃ断機において、
    前記モータの回転を減速して伝達する減速伝達手段と、
    前記しゃ断かんを取り付けるしゃ断かん回転軸と、
    前記しゃ断かんの昇降時に前記しゃ断かん回転軸に補助トルクを与える捩りコイルばねと、
    前記しゃ断かん回転軸に固定された、前記減速伝達手段の最終歯車に噛み合うしゃ断かん回転軸側歯車と、を備え、
    前記捩りコイルばねは、前記しゃ断かん回転軸に巻装され、一方の端部である作用端部が前記しゃ断かん回転軸側に固定され、もう一方の端部である支持端部が前記ハウジング本体側に配設された支持部材に当接支持され、
    前記支持部材は、前記しゃ断かん回転軸の延びる方向に交差する方向に穿設された長孔を有する、前記ハウジング本体に固定されたベースと、該ベースの長孔に沿って固定位置の変更が可能に前記ベースに取り付けられた、前記支持端部を当接支持する支持こまと、を有し、
    前記支持こまの固定位置の変更によって前記捩りコイルばねの中心軸から前記支持部材との当接支持位置までの距離を変えて前記捩じりコイルばねの見かけ上のばね定数を変更することにより、前記補助トルクの大きさを設定可能として、前記しゃ断かん回転軸に加わる異なった負荷トルクに対して、前記補助トルクの大きさを設定することで、前記しゃ断かん回転軸の回転する略0度から略90度の範囲において残留トルクの大きさを略同一としたことを特徴とする踏切しゃ断機。
  4. 前記しゃ断かん回転軸は、前記捩りコイルばねの作用端部を固定する固定部材を有することを特徴とする請求項1,2または3に記載の踏切しゃ断機。
  5. 前記捩りコイルばねの作用端部は、前記モータの回転を前記しゃ断かん回転軸に伝達する複数の歯車のうち、前記しゃ断かん回転軸に固定されたしゃ断かん回転軸側歯車の側面に設けられた固定部材に固定されたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の踏切しゃ断機。
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