JP3821857B2 - 変速機制御方法 - Google Patents

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和彦 永瀬
実 長田
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Railway Technical Research Institute
Hitachi Nico Transmission Co Ltd
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、鉄道用ディーゼル車両に用いられる変速機制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道用ディーゼル車両等に用いられる変速機として、液体を介して動力を伝達する継手(以下、トルコンと記す。)と、クラッチを介して動力を伝達する継手(以下、クラッチと記す。)とを有し、これら2つの継手の一方を選択的に接続して動力伝達するものが知られている。
【0003】
かかる従来の変速機について、図2を参照して簡単に説明する。変速機3は機関1と車軸6との間に介装して用いられるもので、機関1の出力トルクは入力軸2を経てトルコン4及びクラッチ5に伝達され、これらの継手の一方を介して車軸6に駆動力が伝達される。そして、車両の発進等で大トルクを要する場合にはトルコン4によりトルク増幅を行って速やかな発進加速性能を得る一方、車両が高速走行に達して必要トルクが減少した場合にはクラッチ5による動力伝達に切り換えて伝達効率を向上させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の変速機を使用した場合には次のような問題点があった。即ち、変速機3で使用する継手をトルコン4からクラッチ5に変更するとき、変速機3は一時的に動力を伝達しない状態となる。かかる動力伝達の中断は、機関1の運転状態を不安定にするばかりでなく、動力伝達の軸系に悪影響を与え、さらに加速の中断、ショックの発生等により乗り心地をも悪化させる。
【0005】
このような問題点を改善する技術としては、特公昭56−53145号公報に記載された技術が知られている。しかし、かかる技術は複数のトルコンを有する変速機における使用トルコンの変更、即ち速段制御を行う際の伝達力の変化を防止するものであり、そのような複数のトルコンを有する変速機では元来、同公報記載のような方法によらずともトルク伝達が完全に中断されるわけではなく、本発明とは目的を異にしている。すなわち、本発明の目的とするトルコンとクラッチとを切換使用する変速機では使用継手の変更時にトルク伝達は完全に中断され、これにより少なからぬショックが生じて大きな問題となるのである。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、トルコンとクラッチとの2つの継手を有する変速機において、動力伝達に使用する継手を切り換える際に、トルク伝達の中断の生じない変速機制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の変速機制御方法では、液体を介して動力を伝達する継手とクラッチを介して動力を伝達する継手との2つの継手を有し、これらの一方を選択的に接続し又は双方を並列的に接続して動力伝達を行う変速機を、前記2つの継手のうち一方の継手のみを接続した状態から他方の継手のみを接続した状態に切り換えるための制御方法において、前記一方の継手の接続状態を保持しつつ前記他方の継手をも接続して双方の継手を並列的に接続し、前記他方の継手の接続動作の完了を確認した後、前記一方の継手の接続を解放して前記他方の継手のみを接続した状態に切り換えることを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記手段からなる本発明の変速機制御方法では、トルコンとクラッチとの2つの継手間で、相互に使用継手を変更する際に、新たに使用する継手が完全に接続を完了するまで、切り離すべき継手の解放を留保する。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明に係る変速機制御方法の実施例を説明する。図1は本発明の変速機制御方法を実現する装置の構成を示すブロック線図である。図に示す通りこの装置は、トルコン4及びクラッチ5と、これらの一方を選択するための継手切換指令器10、そして本発明の特徴部をなす制御装置15とからなっている。
【0009】
トルコン4は作動装置11によって動作・不動作の切換がなされ、作動装置11は信号線19又は信号線25のいずれかに通電されている間にトルコン4を動作(接続)状態に設定するものである。そして、トルコン4の動作、不動作の状態は照査器13により検知され、信号線24に出力される。具体的には、照査器13の内蔵する油圧スイッチにより、トルコン4の動作中には信号線24がアース電位に接続され、トルコン4の不動作中には信号線24に通電されるようになっている。
【0010】
同様に、クラッチ5は作動装置12によって接続・解放の切換がなされるもので、作動装置12は信号線20又は信号線26のいずれかに通電されている間にクラッチ5を接続状態に保持するものである。そして、クラッチ5の接続、解放の状態は照査器14により検知され、信号線23に出力される。具体的には、照査器14の内蔵するマイクロスイッチにより、クラッチ5の動作中には信号線23がアース電位に接続され、クラッチ5の不動作中には信号線23に通電されるようになっている。
【0011】
次に、継手切換指令器10は公知のトルコン・クラッチ切換指令器で、運転士の判断によって又は図示しない制御系からの指令に基づいて信号線19又は信号線20のいずれか一方に通電することにより、トルコン4とクラッチ5とのいずれかを選択するものである。
【0012】
次に、制御装置15について説明する。図中の破線で囲まれた制御装置15は継手切換検出器16とゲート17及びゲート18とから構成される。継手切換検出器16には入力として信号線19及び信号線20が接続される一方、出力として信号線21と信号線22とが接続されている。この継手切換検出器16はクロック源と論理判断回路からなるもので、信号線19と信号線20との通電状態を監視するものである。即ち、信号線19から信号線20へと通電状態が変化すると、信号線21へ所定時間通電する。より詳細に説明すると、誤動作防止のため信号線19から信号線20への通電変化を所定のクロックサイクル数以上継続して検出すると、トルコン4からクラッチ5への継手切換指令があったと判断する。そして、信号線21への通電時間はクラッチ5が作動指令を受けてから接続動作が完了するまでの所要時間以上になるように定められている。なお、継手切換検出器16は、上記説明と反対に信号線20から信号線19へと通電状態が変化すると信号線22へ所定時間通電するようになっている。
【0013】
次に、ゲート17は電子回路又はリレー回路からなるゲート回路で、具体的には信号線21と信号線23とのANDを信号線25に出力するようになっている。従って、信号線21に通電中で、かつ、照査器14によりクラッチ5が不動作と検出される場合のみ信号線25に通電される。
【0014】
次に、本実施例による動力伝達をトルコン4からクラッチ5に切り替える場合の例を説明する。まず、継手切換前においては、継手切換指令器10から信号線19に通電され、作動装置11によりトルコン4が動作している。次に、トルコン4からクラッチ5への切換に際しては、継手切換指令器10からの信号線19への通電が断たれると同時に、信号線20への通電が開始される。信号線20へ通電すると、作動装置12は即座にクラッチ5の接続動作を開始するが、実際にクラッチ5の接続が完了するまでにはタイムラグ(例えば10分の数秒)が必要で、この間はクラッチ5を介しての動力伝達は行われない。一方、信号線20への通電開始と同時に信号線19への通電は断たれているので、作動装置11はトルコン4を不作動状態へと切り換え始める。このまま経過すれば、トルコン4が不作動状態となるので、その時からクラッチ5の接続完了までの間は動力伝達の行われない状態が発生することになる。
【0015】
ところが、本実施例では、継手切換指令器16が信号線19から信号線20への通電切換を瞬時に検知して信号線21への通電を開始し、この結果、ゲート17から信号線25への通電が行われる。このときゲート17に入力されるもう一方の信号線23はクラッチ5が接続未完了のため通電状態となっているからである。従って、継手切換指令器10から信号線19への通電が断たれても信号線25への通電によりトルコン4の解放は留保され、接続状態が保持されることがわかる。−そして、所定のタイムラグの後クラッチ5の接続動作が完了すると、照査器14から信号線23への通電が断たれるので、ゲート17から信号線25への通電も断たれ、トルコン4は不動作状態に切り換えられる。
【0016】
以上のように本実施例では、トルコン4とクラッチ5の2つの継手のうち、トルコン4のみを接続した状態からクラッチ5のみを接続した状態に切り換える際に、トルコン4の解放を一時留保し、その接続状態を保持したままで、クラッチ5を接続し、クラッチ5の接続動作の完了を照査器14にて確認した後、トルコン4の接続を解放してクラッチ5のみを接続した状態に切り換える。
以上の説明ではトルコン4からクラッチ5へ接続の変更を例にして説明したが、これとは逆にクラッチ5からトルコン4への変更についても同様に制御されるものである。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、上記実施例ではトルコンを直接的に不動作とするものについて述べたが、トルコン入力側の軸系を遮断する機構を用いて間接的にトルコンを不動作とするようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の変速器制御方法によれば、トルコンとクラッチとを切り換える際に新たに接続使用する継手が完全に接続を終えるまでの間は切り離すべき継手の解放を留保するので、従来のような一時的に両継手とも解放されて伝達トルクが中断される状態はなくなって、ショックや加速の中断が生ずることのない連続的な動力伝達が可能となる。そして、動力伝達の中断により変速機の軸系に悪影響を与えることも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック線図である。
【図2】実施例の変速機制御方法を適用可能な変速機の基本構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・機関 11,12・・作動装置
2・・・・入力軸 13,14・・照査器
3・・・・変速機 15・・・・制御装置
4・・・・トルコン 16・・・・継手切換検出器
5・・・・クラッチ 17,18・・ゲート
6・・・・車軸 19〜26・・信号線
10・・・継手切換指令器

Claims (1)

  1. 液体を介して動力を伝達する継手とクラッチを介して動力を伝達する継手との2つの継手を有し、これらの一方を選択的に接続し又は双方を並列的に接続して動力伝達を行う変速機を、前記2つの継手のうち一方の継手のみを接続した状態から他方の継手のみを接続した状態に切り換えるための制御方法において、前記一方の継手の接続状態を保持しつつ前記他方の継手をも接続して双方の継手を並列的に接続し、前記他方の継手の接続動作の完了を確認した後、前記一方の継手の接続を解放して前記他方の継手のみを接続した状態に切り換えることを特徴とする鉄道用ディーゼル車両に用いられる変速機制御方法。
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