JP3818499B2 - 回転弁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、上下水道、電力、プラント設備等の配管に設置され、管路の閉鎖および流量制御に用いられる回転弁に係り、詳しくは、油圧ユニットを一体化した回転弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転弁の弁体を開閉する装置として、図11にバタフライ弁について示すように、従来から油圧式開閉装置が使用されている。図11において、バルブ本体41の弁箱42の内部に挿通して設けた弁軸43に弁体44が取り付けられ、弁軸43の一端側に、油圧シリンダ45のピストンロッド46が連結され、このピストンロッド46の往復運動により、弁軸43が回転し、弁体44が開閉される。前記油圧シリンダ45は、油圧ポンプと油圧ポンプの駆動モータ、油圧制御弁、およびオイルタンクからなる油圧ユニット47に配管接合されて、ピストンロッド46の往復運動に必要なオイルの流れが形成され、前記油圧ユニット47とその操作のためのコントロールパネル48は、電気配線により接続されている。
【0003】
一方、特開平10−220413号公報では、図12に示すように、主シリンダ49と副シリンダ50との間に、運動変換機構部51を設け、ピストンロッド52を主シリンダ49内に、その先端部が副シリンダ50内に突出するように挿入し、この先端部に、副シリンダ50の内周面に沿って往復移動自在に摺動するピストン部53が固定された弁駆動装置が示されている。この弁駆動装置では、弁軸に連結した出力軸54に固定したスコッチヨーク55をピストンロッド52に固定したピン56に係合させ、ピストンロッド52の往復運動により、前記スコッチヨーク55を揺動させることによって、ピストンロッド52の往復運動を出力軸54、即ち弁箱57の内部に挿通した弁軸の回転運動に変換し、前記弁軸に取り付けた弁体58を開閉するものである。前記主シリンダ49の端部には、オイルなどの液体用回路に接続されるポート59aが設けられ、副シリンダ50の端部には、空気などの気体を貯留するレシーバタンクとレシーバタンクへの気体の供給管からなる気体用回路に接続されるポート59bが設けられ、前記ピストンロッド52は、主シリンダのポート59aから送り込まれる液体の圧力によって前進する。そして、主シリンダ49内の圧力を除去すると、副シリンダ50内の気体の圧力の方が高くなって、ピストンロッド52が副シリンダ50内から押し出されて後退する。このようにして、弁軸が両方向に回転し、弁体58が開閉される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記の油圧式開閉装置を用いたバタフライ弁では、バルブ本体、油圧ユニットおよびコントロールパネルがそれぞれ別置きされ、バルブ装置全体としては大きくなるため、設置面積の確保が難しく、製作コストも高くなる。また、各機器間の油圧配管が多く、配管接合部からオイル漏れを生じるおそれがある。さらに、製造工場から設置場所への輸送時に、バルブ本体から油圧ユニットおよびコントロールパネルを分離し、設置場所で再組立を行う必要があるなど、面倒な作業を伴う。
【0005】
一方、特開平10−220413号公報に示された方法では、液体用回路を形成する油圧ポンプとその駆動用のモータ、オイルタンクは、バルブ本体および弁駆動装置とは別置きであり、油圧ユニットが纏まった形態をとっていなく、また、副シリンダに供給する気体のレシーバタンクも必要であり、前述のバタフライ弁の場合と同様に、設置面積が大きくなり、製作コストが高くなるという問題がある。
【0006】
そこで、この発明の課題は、装置を簡素化して機能的に配置し、設置面積や製作コストの節約、および油漏れなどのトラブルの発生防止が可能な回転弁装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この発明では以下の構成を採用したのである。
【0008】
即ち、弁箱の内部に回転自在に弁体が取り付けられた回転弁と、弁軸にその回転が可能となるように連結した油圧シリンダと、そのピストンロッドの直線運動により前記弁体を開閉するように前記油圧シリンダを駆動する油圧ユニットからなる回転弁装置において、前記油圧ユニットは、油圧ポンプと油圧ポンプの駆動モータ、油圧制御弁、および油圧タンクからなり、この油圧ユニットを前記油圧シリンダのシリンダケーシングに付設し、前記油圧シリンダと一体化したのである。
【0009】
このように、油圧シリンダと油圧ユニットとを一体化すれば、装置全体をコンパクトにでき、油圧ユニットと油圧シリンダ間および油圧ユニットの各機器間の配管を不要または著しく減少させることができ、油漏れなどのトラブルを回避でき、設置面積も節約できる。
【0010】
このような構成において、前記油圧ポンプをシリンダケーシングのヘッドブロック内に設け、前記油圧タンクをシリンダケーシングの外周部に設けることができる。
【0011】
このようにすれば、前記ヘッドブロックを油圧ポンプのケーシングとして利用できるので、ヘッドブロック内に、前記油圧ポンプの可動部に作動油を効率よく吸入し、排出させる流路を形成することができ、また、シリンダケーシングの外周部にオイルタンクを設けるので、装置が一体化しやすく、機能的になる。
【0012】
前記油圧シリンダを前記弁箱に揺動自在に支持することが望ましい。
【0013】
前記油圧シリンダのピストンロッドの前進または後退により、弁軸を回転させる過程で、ピストンロッドの先端部は円弧状の軌跡を描くので、油圧シリンダを弁箱に揺動自在に支持しておけば、弁軸を円滑に回転させ、弁体を開閉することができる。
【0014】
前記油圧ユニットのコントロールパネルを前記油圧シリンダのシリンダケーシングに一体に設けることができる。このようにすれば、コントロールパネルと前記の一体化された油圧ユニットの各機器との電気配線を短縮できるため、配線工事および保守が簡単になる。
【0015】
前記油圧タンクから前記油圧ポンプへのオイルの流路を、前記油圧シリンダのヘッドブロック側とピストンロッド側の両側から設けることが望ましい。
【0016】
このように、油圧ポンプへのオイルの流路を、油圧シリンダのヘッドブロック側端部からとピストンロッド側端部からとの二通りに設けておけば、前記油圧シリンダを、垂直方向または斜め方向に取り付けた場合に、オイルタンク内でオイルが片寄っても、支障なく油圧ポンプへオイルが供給される。
【0017】
前記油圧ユニットの油圧回路に、前記弁体の閉弁速度を減速する減速制御回路を設けることができる。
【0018】
このようにすれば、異常検出や補修などの所要時に、弁体を急激に閉弁して管路を遮断せずに、弁体が全閉状態となる前に、それまでの閉弁速度、即ち油圧シリンダのピストンロッドの前進速度を減少させることができ、弁体の回動速度を緩速にして全閉状態にすることができる。それにより、水撃作用(ウオーターハンマ)を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態の回転弁装置を、添付の図1から図10に基づいて説明する。
【0020】
図1(a)および(b)に示した第1の実施形態の回転弁装置1は、バルブ本体2の弁箱3の内部に弁軸4が挿通して設けられ、弁体5がこの弁軸4に取り付けられた回転弁の一つであるバタフライ弁と、前記弁軸4に同軸に設けたレバー6を介して、その回転が可能となるように連結した油圧シリンダ11と、そのピストンロッド12の直線運動により弁体5を開閉するように油圧シリンダ11を駆動する油圧ユニット14とからなっている。
【0021】
前記弁箱3にはブラケット7が弁軸4に嵌合して固定され、前記ブラケット7の弁軸4と反対側にホルダー8が固定されている。前記ブラケット7の弁軸4の図示下側には、弁開度を示す開度目盛9が設けられ、弁軸4に取り付けた指針10により、弁開度が表示される。そして、弁箱3の両端の開口部には、水道配管60a、60bが接続され、弁体5の開弁状態では、この水道配管内を水が流通する。
【0022】
前記ホルダー8に、オイルタンク15を一体に設けた弁体5の開閉用の油圧シリンダ11の先端部がピン結合されて、弁箱3に揺動自在に保持され、前記油圧シリンダ11のピストンロッド12の先端がレバー6にピン結合され、その往復運動により油圧シリンダ11を揺動させながら、弁軸4を回転させて、弁体5を開閉できる機構になっている。
【0023】
前記油圧ユニット14は、その構造を図2に示すように、油圧シリンダ11と、そのシリンダケーシング11aの外周の全周にわたって設けた密封型の給油口15aを有するオイルタンク15と、油圧シリンダ11のヘッドブロック16に内蔵された油圧ポンプ17と、この油圧ポンプ17に直結されたモータ18と、前記ヘッドブロック16に近接して設けた油圧制御弁群19と、前記オイルタンク15の外周壁に設けた油圧回路を操作するためのコントロールパネル20とからなっている。油圧制御弁群19と油圧シリンダ11のピストンロッド12側の油室11bとの間のオイル流路となるピストンロッド12側の油室用オイル流路21を、オイルタンク15の外側に設けている以外は、前記油圧ユニット14の各機器間は配管を用いずに、ヘッドブロック16内に形成したオイル流路で接続されている。なお、前記油室用オイル流路21は、オイルタンク15内にパイプ状の油室用オイル流路管を挿入することにより、設けることもできる。なお、図中の矢印は、ピストンロッド12が前進時のオイルの流れを示す。
【0024】
図3は、前記実施形態の油圧回路を示し、図4(a)は、ピストンロッド12の前進時、即ち弁体5の閉弁動作時のオイルの流れを、図4(b)は、ピストンロッド12の後退時、即ち弁体5の開弁時のオイルの流れをそれぞれ示したものである。図4(a)、(b)において、矢印はオイルの流れる方向を示す。
【0025】
図3において、油圧シリンダ11は、オイルの供給口がピストンロッド12側の油室11bおよびピストン13側の油室11cの両方に設けられた複動シリンダである。4ポート3位置の電磁弁22と、その二つのポートに流量調整弁23、24を接続して、電磁弁22による流路の切換で、前記ピストンロッド12を前進または後退させて、前記弁体5の開閉操作を行うことができる。
【0026】
図1(a)、(b)に示したバタフライ弁の弁体5の全開状態において、コントロールパネル20のボタン操作により、前記電磁弁22を切換えて、油圧ポンプ17から流量調整弁24への流路、および流量調整弁23からオイルタンク15への流路を連通させると、図4(a)に示すように、オイルタンク15からタンク−ポンプ間オイル流路25を通って油圧ポンプ17の吸込み口26に達し、吐出口27から吐出オイル流路28およびピストン13側の油室用オイル流路29を経てピストン13側の油室11cに流入する。そして、流入したオイルにより、ピストン13が押圧され、油圧シリンダ11のピストンロッド12側の油室11bのオイルが、油室用オイル流路21から戻りオイル流路30を経てオイルタンク15の方に戻る。このオイルの流れにより、ピストンロッド12が前進し、レバー6を介して弁軸4を時計回りに回転させ、ピストンロッド12を全ストロークを突出させて、弁体5が閉弁される。
【0027】
弁体5の閉鎖後、コントロールパネル20のボタン操作により、図3に示した電磁弁22を切換えて油圧ポンプ17と流量調整弁23との流路、および流量調整弁24とオイルタンク15との流路を連通させると、図4(b)に示すように、オイルタンク15からタンク−ポンプ間オイル流路25を通って油圧ポンプ17の吸込み口26に達し、吐出口27から吐出オイル流路28および油室用オイル流路21を経てピストンロッド側の油室11bに流入する。そして、流入したオイルにより、ピストン13が押圧され、油圧シリンダ11のピストン13側の油室11cのオイルが、油室用オイル流路29から戻りオイル流路30を経てオイルタンク15の方に戻る。このオイルの流れにより、ピストンロッド12が後退し、レバー6を介して弁軸4を反時計回りに回転させ、ピストンロッド12の全ストロークを後退させて、弁体5が全開される。このピストンロッド12の全ストローク後退位置に前記ブラケット7に取り付けた図示していないリミットスイッチを作動させて油圧ポンプ17のモータ18が停止する。
【0028】
なお、ピストンロッド12の前進または後退速度、即ち弁体5の開閉速度は、前記油室11bまたは油室11cの出口側の流量調整弁23または24でオイルの流量制御ができるので、閉弁または開弁過程で負荷変動を生じても、安定したピストンロッド12の速度制御が可能である。また、弁体5の急閉時に発生する水撃作用(ウオータハンマー)を防止するために、前記ブラケット7にピストンロッド12の中間位置を検出するためのリミットスイッチを設け、この検出信号により、流量調整弁23を絞ってピストン12側の油室11bから流出するオイル流量を電気信号により可変減少させて、ピストンロッド12の前進速度を減速させ、弁体5の閉弁速度を遅くすることも可能である。
【0029】
なお、これらの流量調整過程で、流量調節弁23、24により排出されたオイルは、ヘッドブロック16に設けた戻りオイル流路31により、油圧ポンプ17の吸込み口26側に戻される。
【0030】
このように、油圧シリンダ11に油圧ユニット14を一体化して設けたので、装置がコンパクト化され、設置面積が節約でき、電気配線が単純かつ簡単になる。そして、オイル流路をシリンダケーシング11a内に設けているため、配管接合部が著しく減少し、油漏れなどのトラブルを防止することができる。
【0031】
図5は前記回転弁装置1の他の実施形態の油圧回路を示したもので、ピストンロッド12aの内部に軸方向に形成した空間部32に、シリンダケーシング11aに固定され、中心部を貫通したオイル流路33aを設けた小径ロッド33を組み入れ、油室34が形成されて油圧シリンダ11は2段シリンダとなっている。
【0032】
同図に示した各制御弁を切換えることにより、油圧ポンプ17からオイル流路33aを経て油室34にオイルが流入して、ピストンロッド12aを前進させる。そして、ピストンロッド12aが所定の中間位置に設けたリミットスイッチを作動させた時点で、その検出信号により、前記制御弁を切換えて、ピストン13側の油室11cにオイルを送り、ピストン13を押圧し、ピストンロッド12aの前進を継続させてその全ストロークを突出させ、前記弁体5を全閉状態にする。このようなピストンロッド12aの前進過程で、カウンタバランス弁39の働きにより、油室11b側の圧力が一定に保たれ、ピストンロッド12aにかかる荷重とバランスするために、ピストンロッド12aの一定の前進速度が得られ、とくに油圧シリンダ11を立形に配置する場合に有効である。
【0033】
一方、閉弁状態から開弁状態にするためには、前記制御弁を切換えて、油圧シリンダ11のピストンロッド12側の油室11bにオイルを送り込み、ピストン13を押圧する。そして、ピストン13側の油室11cから、オイルタンク15にオイルが戻る。そして、ピストンロッド12aの突出した全ストロークが後退し、弁体5が開弁状態となり、図示していないリミットスイッチを作動させて油圧ポンプ17のモータ18が停止する。
【0034】
このようにすれば、弁体5の閉弁操作開始時に、ピストンロッド12a内の前記油室34にオイルが送り込まれて、ピストンロッド12aが素早く前進して弁体5が回転しはじめ、その後、前記の流路の切換えにより、オイルが油圧シリンダ11のピストン13側の油室11cに送り込まれて、ピストンロッド12aがより大きな作用力で前進し、より回転抵抗が大きくなる閉弁終了付近でも、弁体5を円滑に全閉状態にすることができる。
【0035】
図6(a)および(b)は、第2の実施形態の回転弁装置1aを示したもので、前記回転弁として、ボール弁を用いたもので、前記のバタフライ弁の場合と同様に、油圧シリンダ11に前記油圧ユニット14が一体化され、ピストンロッド12の前進または後退運動により、油圧シリンダ11が揺動しながら、弁軸4を回転させ、ボール状の弁体5の開閉操作を行うことができる。
【0036】
図7(a)および(b)は、第3の実施形態の回転弁装置1bを示したもので、弁軸4にそれと連動して回動するアーム6aをレバー6と一体に設け、その先端に自重により前記弁体を閉弁するウエイト6bを取り付けている点が図1(a)および(b)に示した回転弁装置1と異なる。図8は、前記回転弁装置1bの油圧回路の一例を示し、図9はピストンロッド12の動作を模式的に示し、図10(a)は、ピストンロッド12の前進時、即ち弁体5の閉弁動作時のオイルの流れを、図10(b)は、ピストンロッド12の後退時、即ち弁体5の開弁動作時のオイルの流れをそれぞれ示したものである。
【0037】
図9において、縦軸はピストンロッド12の移動量を、横軸は時間を示し、記号A、Eは弁体5の全開時点を、B、Cはピストンロッド12の速度切り換え時点を、Dは弁体2の全閉時点を示す。図10(a)、(b)において、矢印はオイルの流れる方向を示す。
【0038】
図8において、油圧シリンダ11は、オイルの供給口をピストンロッド12側の油室11bの方のみに設けた単動シリンダであり、前記油室11bの先端部に長さLの小径シリンダ部11sが形成されており、ピストンロッド12には、自動閉弁用の前記ウエイト6bの重量による前進方向の力が作用する。ピストン13には、小径シリンダ部11sと同じ長さLで、それに嵌合する小径ピストン部13sが形成されている。電磁弁35aとロジック弁39aとで前記弁体5を開弁状態に保持するロッキング回路が形成され、また、電磁弁36aと流量調整弁37a、38aとで前述のピストンロッド12の前進速度の減速が可能な第1の減速制御回路が、小径シリンダ部11s、小径ピストン部13sとピストンロッド側油室11bに連通する流量調整弁38bとで第2の減速制御回路がそれぞれ形成されている。前記流量調整弁38aは、流量調整弁37aよりも設定流量を少なく、また、弁体5の閉弁を所要の最終速度で行うために、流量調整弁38bで、さらに設定流量を少なくしている。そして、この油圧回路は、ピストンロッド12の運動に伴い、一方の油室から排出されたオイルを他方の油室に流入するようにした差動回路となっている。
【0039】
図7(a)および(b)に示した弁体5の全開状態において、コントロールパネル1のボタン操作により、電磁弁35aが通電し、ロジック弁39aの流路を切換えると、ピストンロッド12を弁体5の全開位置に保持していたロックが解除される。このロックが解除されると、ピストンロッド12は、自動閉弁用のウエイト6bにより前進方向に力を受るために、油圧ポンプ17を起動させなくても、ピストンロッド12側の油室11bのオイルが流動し、図10(a)に示すように、油室用オイル流路21からヘッドブロック16に設けたオイル注入路29を通ってピストン13側の油室11cに流入し、ピストン13がピストンロッド12と共に前進を開始する。そして、前記ウエイト6bが自重でアーム6aを介して、弁体5の閉弁方向に弁軸4を回転させ、弁軸4にレバー6を介して連結されたピストンロッド12が前進し続ける(図9、A〜B間)。
【0040】
その際に、弁体5が急激に閉弁状態となることによる前述の水撃作用(ウオータハンマー)を防止するために、弁体5が閉弁状態となる手前のブラケット7上の所要の位置にリミットスイッチを設けることにより、ピストンロッド12の中間前進位置、即ち弁体5の中間の開閉度を検出することができ、この検出信号により、電磁弁36aの流路を流量調整弁38a側に切り換えて、ピストン13側の油室11cへ流入するオイル流量を減少させ、前記中間の開閉度からピストンロッド12の前進速度を遅くする(図9、B〜C間)。
【0041】
そして、ピストン13の小径ピストン部13sの先端がピストンロッド12側の油室11bの小径シリンダ部11sに達すると、小径シリンダ部11sから油室用オイル流路21へ流出するオイルが遮断され、油室11bからのオイルが流量調整弁38bを通って流路21へ流出するために、ピストンロッド12の前進速度がさらに遅くなって閉弁する(図9、C〜D間)。この最終の前進速度に減速する位置は、前記小径シリンダ部11sおよび小径ピストン部13sの長さLによって異ならせることができる。
【0042】
このように、油圧回路に前記の第1の減速回路および第2の減速回路を組み込んでいるため、弁体の回動速度を緩速にして全閉状態にすることができ、水撃作用(ウオーターハンマ)を防止することができる。前記減速回路は、第1の減速回路または第2の減速回路のいずれか一方のみでもよい。
【0043】
なお、ピストンロッド12の前進により、油圧シリンダ11内の全容積は、シリンダケーシング11aから突出するピストンロッド12の体積分だけ大きくなるために、ピストンロッド12側の油室11bから排出されたオイルをピストン13側の油室11cに移動させるだけではオイル量が不足する。この不足分のオイルは、オイルタンク15から図10(a)に示したタンク−ポンプ間オイル流路25、ピストン13側の油室用オイル流路29aを通ってピストン13側の油室11cに流入する。
【0044】
次に、前記弁体5を全閉状態から全開状態に復帰させるためには、コントロールパネル20のボタン操作により、電磁弁35aへの通電を断ち、ロジック弁39aをロック状態にして、モータ18を起動して油圧ポンプ17を作動させる。図10(b)に示したように、ヘッドブロック16に内蔵された油圧ポンプ17が作動すると、オイルが吐出口27から吐出され、ヘッドブロック16に設けた吐出オイル流路28から前記油室用オイル流路21を通ってピストンロッド12側の油室11bに流入する。そして、流入したオイルにピストン13が押圧されて、ピストンロッド12が後退する。このとき流量調整弁38cの調整により、ピストンロッド12の後退速度が調整される(図9、D〜E間)。
【0045】
このピストンロッド12の後退により、ピストン13側の油室11c内に充満していたオイルは、ピストン13により押されて、ピストン13側の油室用オイル流路29aを通って油圧ポンプ17の吸込み口26側に送られる。この油室用オイル流路29aから出たオイルの大部分は、油圧ポンプ17、吐出オイル流路28、ピストンロッド12側の油室用オイル流路21を通って、ピストンロッド12側の油室11bに流入する。
【0046】
前記ピストンロッド12の後退過程では、油圧シリンダ11内の全容積は、シリンダケーシング11a内へ移動するピストンロッド12の体積分だけ小さくなるため、ピストン13側の油室11cから出たオイルの一部はヘッドブロック16内に形成されたタンク−ポンプ間オイル流路25を通ってオイルタンク15内に戻される。
【0047】
なお、前記ピストンロッド12の後退過程で、流量調整弁37a、38aにより排出されたオイルは、ヘッドブロック16に設けた戻りオイル流路31により、油圧ポンプ17の吸込み口26側に戻される。
【0048】
このようにして、前記シリンダロッド12の後退運動により、弁軸4が弁体5の開弁方向に回転し、それとともに、アーム6aが回動してウエイト6bが初期の位置に戻り、弁体5が全開状態となる。そして、図示していないリミットスイッチにより、弁体5の全開に対応するアームの回動位置、即ちピストンロッド12の後退位置が検出されると、油圧ポンプ17は停止する。電磁弁35aとロジック弁39aによって、ピストンロッド12側の油室11b内のオイル流路が遮断されているので、油圧ポンプ17を停止させても、オイル流路内の所要の圧力が維持されて、弁体5の全開状態が保持される。また、前記の油圧制御弁群19に万一、油漏れが発生し、前記所要の圧力が維持できなくなった場合に、油圧ポンプ17が自動的に起動して前記所要の圧力に戻せるようにすることも可能である。
【0049】
このように、弁軸4にそれと連動して回動するように設けたアーム6aにウエイト6bを取り付けることにより、このウエイト6bの自重でピストンロッド12を前進させることができるため、前述のように、構造が比較的簡単な単動シリンダを用いることができる。そして、油圧回路に、弁体5を全開状態に保持するロッキング機能と、閉弁した弁体を開弁する開閉機能をもたせたので、前記弁体の開閉装置およびこの開閉装置と弁軸との接続、分離を行うクラッチなどの入断機構、さらに弁体を全開状態に保持する電磁ブレーキなどのロック装置が不要となり、装置が簡素化され、製作コストの低減に寄与する。
【0050】
なお、前記油圧シリンダ11は、図3に示した複動シリンダ、図8に示した単動シリンダ、のいずれの場合でも、図1、図6または図7に示したように、水平方向に取り付けるほかに、垂直方向または斜め方向に取り付けることができる。油圧シリンダ11を水平方向以外に取り付ける場合には、オイルタンク15内でオイルが片寄るために、油圧ポンプ17へのオイルの流路を、オイルタンク15のピストン13側の端部から油圧ポンプ17へ向かうタンク−ポンプ間流路25(図4、図10参照)に加えて、図3の複動シリンダについて、一例を示すように、オイルタンク15のピストンロッド12側の端部から油圧ポンプ17ヘ向かう流路25aを設けることが望ましい。このシリンダケーシング11a内に、またはバイパス管のいずれでも設けることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、バタフライ弁、ボール弁などの回転弁の弁軸を回転させて弁体を開閉する油圧シリンダのシリンダケーシングに、油圧ポンプ、油圧制御弁、オイルタンク、コントロールパネルなどの油圧ユニットを一体化して設けたので、装置全体をコンパクトにすることができる。それにより、設置面積の節約や製作コストの低減が可能となる。
【0052】
また、シリンダケーシング内にオイル流路を設けているため、オイルタンク、油圧ポンプ、油圧制御弁、油圧シリンダ間の配管をほぼ省略でき、油漏れなどのトラブルの発生が防止される。
【0053】
さらに、電気部品が一箇所に集中し、コントロールパネルを近接して設けたので、電気配線が単純かつ短くなって、配線工事や保守が容易となる。
【0054】
そして、弁体の閉弁にウエイトの自重を利用する場合には、弁体を全開状態に保持するロック装置や弁体の開閉装置などが不要となり、装置が簡素化され、製作コストの低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】この発明の第1の実施形態の回転弁装置の正面図
【図1(b)】同上の平面図
【図2】同上の油圧シリンダおよび油圧ユニットの縦断正面図
【図3】同上の油圧回路の一例を示す図
【図4】(a)同上のピストンロッドが前進する際のオイルの流れを示す説明図
(b)同上のピストンロッドが後退する際のオイルの流れを示す説明図
【図5】同上の回転弁装置の他の実施形態の油圧回路を示す図
【図6(a)】第2の実施形態の回転弁装置の正面図
【図6(b)】同上の平面図
【図7(a)】第3の実施形態の回転弁装置の正面図
【図7(b)】同上の平面図
【図8】同上の油圧回路の一例を示す図
【図9】同上のピストンロッドの動作を示す図
【図10】(a)同上のピストンロッドが前進する際のオイルの流れを示す説明図
(b)同上のピストンロッドが後退する際のオイルの流れを示す説明図
【図11】従来の回転弁装置の正面図
【図12】従来の回転弁の駆動装置の縦断正面図
【符号の説明】
1、1a、1b 回転弁装置
2 バルブ本体
3 弁箱
4 弁軸
5 弁体
6 レバー
6a アーム
6b ウエイト
7 ブラケット
8 ホルダー
9 開度目盛
10 指針
11 油圧シリンダ
11a シリンダケーシング
11b、11c 油室
11s 小径シリンダ部
12、12a ピストンロッド
13 ピストン
13s 小径ピストン部
14 油圧ユニット
15 オイルタンク
15a 給油口
16 ヘッドブロック
17 油圧ポンプ
18 モータ
19 油圧制御弁群
20 コントロールパネル
21 油室用オイル流路
22 電磁弁
23、24 流量調整弁
25、25a タンク−ポンプ間オイル流路
26 吸込み口
27 吐出口
28 吐出オイル流路
29、29a 油室用オイル流路
30、31 戻りオイル流路
32 空間
33 小径ロッド
33a オイル流路
34 油室
35、36、35a、36a 電磁弁
37、38、37a、38a、38b、38c 流量調整弁
39 カウンタバランス弁
39a ロジック弁
40、40a 逆止弁
41 バルブ本体
42 弁箱
43 弁軸
44 弁体
45 油圧シリンダ
46 ピストンロッド
47 油圧ユニット
48 コントロールパネル
49 主シリンダ
50 副シリンダ
51 運動変換機構部
52 ピストンロッド
53 ピストン部
54 出力軸
55 スコッチヨーク
56 ピン
57 弁箱
58 弁体
59a、59b ポート
60a、60b 水道配管

Claims (4)

  1. 弁箱3の内部に回転自在に弁体5が取り付けられたバルブ本体2と、前記弁体5の弁軸4にその回転が可能となるようにピストンロッド12を連結した油圧シリンダ11と、前記油圧シリンダ11を駆動する油圧ユニット14からなる回転弁装置において、
    前記油圧ユニット14は、油圧ポンプ17と油圧ポンプ17の駆動モータ18、油圧制御弁19、および油圧タンク15からなり、この油圧ユニット14を前記油圧シリンダ11のシリンダケーシング11aに付設して前記油圧シリンダ11と一体化し、
    前記油圧ユニット14は、前記油圧ポンプ17及び前記駆動モータ18を備えたヘッドブロック16が、前記油圧シリンダ11における前記ピストンロッド12と一体のピストン13が位置する側の軸方向端部に設けられて、前記油圧タンク15は、前記シリンダケーシング11aの外周部に設けられており、
    前記ヘッドブロック16に、前記油圧タンク15から前記油圧ポンプ17の吸込み口26へのオイルの流路25を設けるとともに、前記油圧ポンプ17の吐出口27から前記油圧シリンダ11の一方の油室11cへのオイルの流路28,29と他方の油室11bから油圧タンク15へのオイルの流路21,30、又は、前記油圧ポンプ17の吐出口27から他方の油室11bへのオイルの流路28,21と一方の油室11cから油圧タンク15へのオイルの流路29,30のいずれかが、前記油圧制御弁19の切り換えによって選択的に形成されるようになっており、
    前記油圧シリンダ11を前記弁箱3に揺動自在に支持して前記弁体5の開閉に伴いその油圧シリンダ11が水平位置から前記ヘッドブロック16側が下向きになる範囲内で揺動するようにし、前記油圧タンク15から前記油圧ポンプ17の吸込み口26へのオイルの流路25を、前記油圧タンク15のヘッドブロック16側から設けたことを特徴とする回転弁装置。
  2. 弁箱3の内部に回転自在に弁体5が取り付けられたバルブ本体2と、前記弁体5の弁軸4にその回転が可能となるようにピストンロッド12を連結した油圧シリンダ11と、前記油圧シリンダ11を駆動する油圧ユニット14からなる回転弁装置において、
    前記油圧ユニット14は、油圧ポンプ17と油圧ポンプ17の駆動モータ18、油圧制御弁19、および油圧タンク15からなり、この油圧ユニット14を前記油圧シリンダ11のシリンダケーシング11aに付設して前記油圧シリンダ11と一体化し、
    前記油圧ユニット14は、前記油圧ポンプ17及び前記駆動モータ18を備えたヘッドブロック16が、前記油圧シリンダ11における前記ピストンロッド12と一体のピストン13が位置する側の軸方向端部に設けられて、前記油圧タンク15は、前記シリンダケーシング11aの外周部に設けられており、
    前記ヘッドブロック16に、前記油圧シリンダ11の一方の油室11cから前記油圧ポンプ17の吸込み口26へのオイルの流路29a、及び前記油圧タンク15と前記一方の油室11cとの間のオイルの流路25,29aを設けるとともに、前記油圧ポンプ17の吐出口27から他方の油室11bへの流路28,21と他方の油室11bから一方の油室11cへのオイルの流路21,29のいずれかが、前記油圧制御弁19の切り換えによって選択的に形成されるようになっており、
    前記油圧シリンダ11を前記弁箱3に揺動自在に支持して前記弁体5の開閉に伴いその油圧シリンダ11が水平位置から前記ヘッドブロック16側が下向きになる範囲内で揺動するようにし、前記油圧タンク15と前記一方の油室11cとの間のオイルの流路25,29aを、前記油圧タンク15のヘッドブロック16側から設けたことを特徴とする回転弁装置。
  3. 弁箱3の内部に回転自在に弁体5が取り付けられたバルブ本体2と、前記弁体5の弁軸4にその回転が可能となるようにピストンロッド12を連結した油圧シリンダ11と、前記油圧シリンダ11を駆動する油圧ユニット14からなる回転弁装置において、
    前記油圧ユニット14は、油圧ポンプ17と油圧ポンプ17の駆動モータ18、油圧制御弁19、および油圧タンク15からなり、この油圧ユニット14を前記油圧シリンダ11のシリンダケーシング11aに付設して前記油圧シリンダ11と一体化し、
    前記油圧ユニット14は、前記油圧ポンプ17及び前記駆動モータ18を備えたヘッドブロック16が、前記油圧シリンダ11における前記ピストンロッド12と一体のピストン13が位置する側の軸方向端部に設けられて、前記油圧タンク15は、前記シリンダケーシング11aの外周部に設けられており、
    前記ヘッドブロック16に、前記油圧タンク15から前記油圧ポンプ17の吸込み口26へのオイルの流路25を設けるとともに、前記油圧ポンプ17の吐出口27から前記油圧シリンダ11の一方の油室11cへのオイルの流路28,29と他方の油室11bから油圧タンク15へのオイルの流路21,30、又は、前記油圧ポンプ17の吐出口27から他方の油室11bへのオイルの流路28,21と一方の油室11cから油圧タンク15へのオイルの流路29,30のいずれかが、前記油圧制御弁19の切り換えによって選択的に形成されるようになっており、
    前記油圧シリンダ11を前記弁箱3に揺動自在に支持し、前記油圧タンク15から前記油圧ポンプ17の吸込み口26へのオイルの流路25を、前記油圧タンク15のヘッドブロック16側とピストンロッド12側の両側から設けたことを特徴とする回転弁装置。
  4. 弁箱3の内部に回転自在に弁体5が取り付けられたバルブ本体2と、前記弁体5の弁軸4にその回転が可能となるようにピストンロッド12を連結した油圧シリンダ11と、前記油圧シリンダ11を駆動する油圧ユニット14からなる回転弁装置において、
    前記油圧ユニット14は、油圧ポンプ17と油圧ポンプ17の駆動モータ18、油圧制御弁19、および油圧タンク15からなり、この油圧ユニット14を前記油圧シリンダ11のシリンダケーシング11aに付設して前記油圧シリンダ11と一体化し、
    前記油圧ユニット14は、前記油圧ポンプ17及び前記駆動モータ18を備えたヘッドブロック16が、前記油圧シリンダ11における前記ピストンロッド12と一体のピストン13が位置する側の軸方向端部に設けられて、前記油圧タンク15は、前記シリンダケーシング11aの外周部に設けられており、
    前記ヘッドブロック16に、前記油圧シリンダ11の一方の油室11cから前記油圧ポンプ17の吸込み口26へのオイルの流路29a、及び前記油圧タンク15と前記一方の油室11cとの間のオイルの流路25,29aを設けるとともに、前記油圧ポンプ17の吐出口27から他方の油室11bへの流路28,21と他方の油室11bから一方の油室11cへのオイルの流路21,29のいずれかが、前記油圧制御弁19の切り換えによって選択的に形成されるようになっており、
    前記油圧シリンダ11を前記弁箱3に揺動自在に支持し、前記油圧タンク15と前記一方の油室11cとの間のオイルの流路25,29aを、前記油圧タンク15のヘッドブロック16側とピストンロッド12側の両側から設けたことを特徴とする回転弁装置。
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