JP3813928B2 - 電動歯ブラシのブラシ部 - Google Patents

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Description

本発明は、電動歯ブラシ用の毛に関し、特に電動歯ブラシ用の毛のふさに関する。
電動歯ブラシは一般に、特に電源および駆動モータを含むハンドルと、ハンドルから延び動力伝達手段、例えば駆動軸を含むネックと、回転軸の周りを回転するように取り付けられ、動力伝達手段によってモータに連結された毛ホルダを含むブラシ部とを備えている。毛のふさは、概ね毛の方向に延びるホルダの表面上に取り付けられており、毛ホルダに最も近い毛の端部、すなわち基部の端部は、ホルダに嵌め込まれ、毛の遠位端はホルダから最も遠くに位置している。一般に、毛のふさは回転軸に概ね平行に延びている。一般に、ハンドル、ネック、および毛ホルダは長手方向軸方向に沿って位置しており、回転軸は、この軸方向を横切る角度に位置しており、例えば、軸方向に対して概ね直交している。一般に、毛ホルダは、多くの場合ネックと共にハンドル上で交換可能である。多くの場合、回転は揺動であり、すなわち、平均位置の周りの斜め方向の往復変位を伴う運動であり、本明細書では語「回転」は揺動を含む。場合によっては、回転は、回転軸方向に沿った毛ホルダの往復運動も含む。
この種の電動歯ブラシの多数の構成が知られており、例えば、揺動可能に取り付けられたブラシ部を有する、2000年に販売開始された本出願人自身のDr BEST "E-FLEX" (登録商標)電動歯ブラシがある。
毛のふさが回転軸に対して外側に傾斜して配置され、ふさの中心に向かって傾斜が徐々になだらかになり、毛のふさの中心に位置するふさが回転軸に平行に配置された、米国特許第4608968号(特許文献1)およびドイツ特許第8807968.6号(特許文献2)の電動歯ブラシが知られている。ヨーロッパ特許出願第0765642号(特許文献3)は、毛のふさが回転軸に対して非零度に傾斜し、歯ブラシの中央長手方向平面に向かって傾斜している、電動歯ブラシのふさクラスタを開示している。PCT出願第0041592号(特許文献4)は、毛のふさが回転軸の方へ内側に円錐または角錐状に傾斜する、揺動電動歯ブラシ毛クラスタを開示している。
「手動」歯ブラシ、すなわち、電動機を有さず、ユーザの手の動きによってのみ動作させられる歯ブラシの場合、ある方向、特に側面から見たときに、毛のふさ、またはその延長部が収束し交差しているように見える毛の構成が知られている。例えば、ドイツ特許出願第633556号、ドイツ特許第8202897.6号、フランス特許出願第683311号、フランス特許出願第2624360号、米国特許出願第2242743号、米国特許出願第3085273号、米国特許出願第4010509号、米国特許出願第4081876号、米国特許出願第4776054号、米国特許出願第5274873号、PCT出願第99/23910号、ドイツ特許出願第4412301号、ドイツ特許出願第3544256号(特許文献5〜17)は、「X」字形に交差する毛を有する電動歯ブラシを開示している。
米国特許第4608968号 ドイツ特許第8807968.6号 ヨーロッパ特許出願第0765642号 PCT出願第0041592号 ドイツ特許出願第633556号 ドイツ特許第8202897.6号 フランス特許出願第683311号 フランス特許出願第2624360号 米国特許出願第2242743号 米国特許出願第3085273号 米国特許出願第4010509号 米国特許出願第4081876号 米国特許出願第4776054号、 米国特許出願第5274873号 PCT出願第99/23910号 ドイツ特許出願第4412301号 ドイツ特許出願第3544256号
これらの既知の毛のふさは、歯磨き、特に、ごみが溜まる可能性がある歯間腔の清掃を最適化していない。本発明の目的は、上述の種類の電動歯ブラシ用の改良された毛クラスタを提供することである。
本発明の第1の態様によれば、回転軸の周りを回転できるように取り付けられた毛ホルダと、
毛ホルダの表面から突き出ており、回転軸の周りに多角形状に配置された基部を有し、遠位端が回転軸に対して基部よりも外側に位置するように回転軸に対して外側に傾斜する、複数の第1のふさと、毛ホルダの表面から突き出ており、回転軸の周りに多角形状に配置された基部を有する、複数の第2のふさとを含む電動歯ブラシ用のブラシ部であって、
第1のふさの基部と第2のふさの基部とで回転軸からの半径方向距離が異なっており、第1および第2のふさは、その基部と遠位端とを結ぶ線に沿った点において、第1および第2のふさが回転軸からそれぞれの半径方向距離に位置し、それぞれの半径方向距離の差が、ふさの基部の、回転軸からのそれぞれの半径方向距離の差よりも小さくなるように回転軸に対して方向づけられていることを特徴とする電動歯ブラシ用のブラシ部が提供される。
本発明の第2の態様によれば、回転軸の周りを回転できるように取り付けられた毛ホルダと、
毛ホルダの表面から突き出ており、回転軸の周りに多角形状に配置された基部を有する、複数の第1のふさと、毛ホルダの表面から突き出ており、回転軸の周りに多角形状に配置された基部を有する、複数の第2のふさとを含む電動歯ブラシ用のブラシ部であって、
第1のふさは、少なくとも1つのふさが、その遠位端が多角形の周りで第1の方向に向かって基部の端部よりも離れた位置に位置するような角度に傾斜して取り付けられる内側の多角形を備え、
第2のふさは、少なくとも1つのふさが、その遠位端が多角形の周りで第1の方向とは逆の第2の方向に向かって基部の端部よりも離れた位置に位置するような角度に傾斜して取り付けられる外側の多角形を備えることを特徴とする、電動歯ブラシ用のブラシ部が提供される。
本発明の第1および第2の態様のどちらでも、毛ホルダは、電気駆動モータを含み、電気駆動モータに連結されたときに、ブラシ部とハンドルの間の軸を概ね横切る回転軸の周りを回転運動するように駆動することのできる歯ブラシ・ハンドルに連結することができる。このような回転は揺動であってよい。
好ましくは、本発明の第1の態様の歯ブラシ・ヘッドにおいて、第2のふさの基部は、回転軸に対して、第1のふさの基部よりも半径方向に離れた位置に位置している。
好ましくは、本発明の第1の態様のこのブラシ部では、その基部と遠位端とを結ぶ線に沿った点において、第1および第2のふさは、それぞれ、回転軸から同じ半径方向距離に位置し、すなわち、この点におけるそれぞれの半径方向距離の差は零となる。好ましくは、この点から基部と遠位端とを結ぶ線に沿って遠位方向に、第1および第2のふさのそれぞれの半径距離の差は大きくなっていく。
好ましくは、本発明の第1の態様のこのブラシ部では、第1および第2のふさは、回転軸を中心とする円上の、それぞれの半径方向距離の差が最小であり、例えば、差が零の点で互いに周方向に隣接する。
本発明の第1の態様のこのブラシ部の一実施態様は、回転軸に対して第1のふさの基部よりも半径方向外側に位置する基部を有しするとともに回転軸に平行に整列した複数の第2のふさを備える。
本発明の第1の態様のこのブラシ部の第2の実施態様は、回転軸に対して第1のふさよりも半径方向外側に位置する基部を有し、半径方向における遠位端の回転軸からの距離が基部の回転軸から距離よりも短くなるように回転軸の方へ内側に傾斜している複数の第2のふさを備える。
本発明の第1の態様のこのブラシ部の第3の実施態様は、回転軸に対して第1のふさの基部よりも半径方向外側に位置する基部を有し、遠位端が回転軸に対して基部よりも外側に位置するが回転軸に対する傾斜角が第1のふさよりも小さくなるように回転軸に対して外側に傾斜している複数の第2のふさを備える。
好ましくは、本発明の第1の態様のこのブラシ部では、第1のふさの遠位端は第1のふさの遠位端よりも半径方向外側に位置している。ただし、第1のふさの遠位端の回転軸からの半径方向距離は、第2のふさの遠位端の回転軸からの半径方向距離と同じであっても、この半径方向距離より短くてもよい。これにより、外側に傾斜する第1のふさのそれぞれの傾斜および第2のふさの向きが、回転軸を中心とし第1のふさの基部と第2のふさの基部の中間に位置する円の接線方向の線に沿って見たときに、重なり合って見える周方向に隣接する第1および第2のふさが互いに交差するように見えるような傾斜および向きである好ましい構成が得られる。このような構成では、ふさは、それに沿った基部の端部と遠位端の中間でも、ふさの基部の端部により近い位置でも、ふさの遠位端により近い位置でも交差することができる。
好ましくは、本発明の第1の態様のこのブラシ部では、第2のふさの基部はまた、回転軸の周りに多角形状に配置され、すなわち、第2のふさの基部が、第1のふさの基部がなす多角形の外側に位置し、好ましくはこの多角形に対して同心に位置する多角形状に配置される。好適には、第1のふさの1つまたは複数のこのような多角形および/あるいは第2のふさの1つまたは複数のこのような多角形が存在してよい。
例えば、本発明の第1の態様のこのブラシ部には、一方が好ましくは回転軸の周りに同心に他方の内部に位置する、第1のふさがなす2つ以上の多角形があってよく、これらの多角形に含まれるそれぞれの第1のふさは、回転軸に対して外側に同じ角度またはそれぞれの異なる角度に傾斜し、例えば、第1のふさは回転軸からの半径上に配置される。第1および第2のふさの好ましい構成は、回転軸から半径方向外側に、第1のふさの基部がなす多角形、回転軸に平行に向けられた第2のふさの基部がなす多角形、第1のふさの基部がなす別の多角形、回転軸に平行に向けられた第2のふさの基部がなす別の多角形を備える。
本発明の第1の態様のこのブラシ部では、第2のふさがなす多角形は、毛のふさのクラスタの半径方向に最も外側のふさであってよい。
好ましくは、本発明の第1の態様のこのブラシ部では、回転軸に対する、外側に傾斜する第1のふさの傾斜角度は、2.5°から35°、好ましくは5°から10°、例えば、通常約8°から10°であってよい。
本発明の第1の態様のこのブラシ部では、第2のふさが上述のように内側に傾斜している場合、2.5°から35°、好ましくは5°から25°、例えば、10°から15°で、通常約12°外側に傾斜する第1のふさとクラスタ状に組み合わせることができ、それぞれの第1および第2のふさはそれぞれ、外側および内側に回転軸に対して同じ角度またはそれぞれの異なる角度に傾斜することができる。
外側に傾斜する第1のふさの基部がなす多角形が、第2のふさの基部がなす多角形内に位置する、本発明の第1の態様のこのブラシ部において上記で説明したふさでは、各ふさは、第1のふさが、周方向に隣接する2つの第2のふさ間の隙間に半径方向に(回転軸に対して)隣接するように配置することができる。このような構成によって、外側に傾斜する第1のふさは、回転軸に実質的に平行に向けられた隣り合う一対の第2のふさ間で外側に傾斜することができ、回転軸に実質的に平行に向けられた第2のふさは、隣り合う一対の、外側に傾斜する第1のふさ間に位置することができる。あるいは、外側に傾斜する第1のふさは、隣り合う一対の、内側に傾斜する第2のふさ間で外側に傾斜することができ、内側に傾斜する第2のふさは、隣り合う一対の、外側に傾斜する第1のふさ間で傾斜することができる。あるいは、外側に傾斜する第1のふさは、隣り合う一対の、やはり外側に傾斜する第2のふさ間で外側に傾斜することができ、内側に傾斜する第2のふさは、隣り合う一対の、外側に傾斜する第1のふさ間に位置することができる。第1および第2のふさをこのように配置した場合、それぞれの内側の第1の多角形および外側の第2の多角形内に同数のふさが存在するのが適切である。
あるいは、本発明の第1の態様のこのブラシ部では、外側に傾斜する第1のふさを、周方向に隣接する2つ以上の第1のふさから成る群として配置し、かつ/または第2のふさを、周方向に隣接する2つ以上の第2のふさから成る群として配置することができる。このような構成では、第1のふさのこのような群が、周方向に第2のふさの各対間に位置することができ、逆もまた同様である。
本発明の第1の態様のこのブラシ部における外側および内側に傾斜するふさは、回転軸を中心とする半径に沿って内側に傾斜することができ、したがって、各ふさはそれぞれ、回転軸から離れる方向および回転軸に向かう方向に、すなわち、回転方向に垂直に真っ直ぐに傾斜する。このような構成では、それぞれの傾斜方向は半径方向に回転軸上に収束する。あるいは、それぞれの突起傾斜方向は、互いに平行な線に沿った方向であってもよく、好ましくは傾斜方向間の平行線が回転軸を通過する。
次に本発明の第2の態様のブラシ部については、第1および第2の多角形の各々における少なくとも1つのふさは、上述のように多角形の周りで傾斜しており、好ましくは多角形に含まれるすべてのふさが傾斜している。
本発明の第2の態様のこのブラシ部では、回転軸に対して、毛ホルダの表面から最も遠いふさの端部が、多角形の周りで、表面に取り付けられたふさの端部よりも遠くに位置するように、少なくとも1つのふさ、好ましくはすべてのふさが傾斜する角度は、好適には1°から30°、通常3°から15°、特に7°から12°の範囲でよい。毛ホルダに取り付けられたふさの端部が平面内にあり、例えば、毛ホルダの表面が、このような平面を形成する平坦な表面である場合、この角度は、この平面に対して89°から60°、通常87°から80°、特に83°から78°の範囲でよい。
本発明の第2の態様のこのブラシ部では、傾斜したふさを、多角形の隣接する辺に実質的に平行な方向に整列させることができる。あるいは、ふさを多角形の中心に対して内側または外側に、例えば、平面図で多角形の隣接する辺の方向に対して見たときに多角形の中心に対して内側または好ましくは外側に、0°から30°、好ましくは0°から10°の範囲の方向に傾斜させることができる。この傾斜によって、毛ホルダの表面から最も遠いふさの端部は、多角形の中心に対して、表面に取り付けられたふさの端部よりも外側または内側に遠くに位置する。
本発明の第2の態様のこのブラシ部内の内側の第1の多角形および外側の第2の多角形では、毛のそれぞれの傾斜したふさは、多角形の周りでそれぞれ逆方向に傾斜している。例えば、内側の第1の多角形に含まれるふさは、ふさの遠位端が多角形の周りで逆時計回り方向においてふさの基部の端部よりも遠くに位置するように傾斜することができ、一方、外側の第2の多角形に含まれるふさは、遠位端が多角形の周りで時計回り方向において基部の端部よりも遠くに位置するように傾斜することができる。逆についても同様である。
本発明の第2の態様のこのブラシ部がなす、このような第1および第2の多角形では、多角形の周りのそれぞれの方向における傾斜角は互いに同じであっても異なっていてもよく、かつ/または内側の第1の多角形のふさと外側の第2の多角形のふさは、多角形の隣接する辺に整列するか、それとも内側または外側に傾斜するかの点で異なっていてもよい。例えば、内側の多角形のふさは、多角形の周りの方向において回転軸に対して外側の多角形よりも小さな角度だけ傾斜することができる。例えば、外側の多角形のふさを外側に傾斜させつつ、内側の多角形のふさを、多角形の隣接する辺に平行に傾斜させることができる。
本明細書で説明するように、回転軸に対するふさの位置は、その基部の端部または遠位端の中心の位置を指す。本発明の第1の態様と第2の態様のどちらのブラシ部でも、上述の多角形は好ましくは、正多角形である。ふさのこのような上述の内側および外側の多角形には、例えば、それぞれの内側および外側の多角形内に同じ数またはそれぞれの異なる数の第1のふさおよび第2のふさがあってよい。本発明の第1の態様および第2の態様のどちらでも、クラスタの第1および第2のふさの遠位端はすべて、毛ホルダの表面から同じ距離に位置することができ、例えば、遠位端は回転軸に垂直な平面内に位置する。
本発明の第1の態様と第2の態様のどちらでも、第1および第2のふさを、本明細書では一般に「第3のふさ」と呼ぶ1つまたは複数の他の種類のふさとクラスタ状に組み合わせることができる。このような1つまたは複数の第3のふさは、例えば、効果的な歯磨きを行うのに適した密度のふさを形成するように、クラスタ状に設けることができる。このような1つまたは複数のふさは、任意の位置にクラスタ状に配置することができる。例えば、このクラスタは、1つまたは複数の第1のふさと1つまたは複数の第3のふさの両方を含むふさがなす1つまたは複数の多角形、および/または1つまたは複数の第2のふさと1つまたは複数の第3のふさの両方を含むふさがなす1つまたは複数の多角形を備えてよい。あるいは、このような第3のふさは、第3のふさを含む1つまたは複数の第3の多角形に設けることができ、例えば、第3のふさのみを含んでよい。このような第3の多角形は、上述の1つまたは複数の多角形と共通の中心を有してよい。例えば、このような第3の多角形は、上述の第1および第2の多角形内に位置しこれらの多角形に囲まれても、上述の第1および第2の多角形の外側に位置しこれらの多角形を囲んでもよい。例えば、このような第3の多角形は、第1または第2のふさの多角形の最も内側ふさの内部に位置し、このふさに囲まれてよい。例えば、このような第3の多角形は、半径方向に内側の第1の多角形と外側の第2の多角形との間に位置してよい。例えば、第1または第2の多角形の中心に単一の第3のふさがあってよい。
例えば、本発明の第1の態様と第2の態様のどちらのブラシ・ヘッドでも、このような1つまたは複数の第3のふさは、回転軸に平行に整列した1つまたは複数のふさを備えてよい。例えば、本発明の第1の態様では、このような1つまたは複数の第3のふさは、ヨーロッパ特許出願第0765642号で開示されているように回転方向に傾斜するか、またはPCT出願第0041592号で開示されているように回転軸の方へ内側に傾斜した1つまたは複数のふさを備えてよい。これらの出願は、引用によって本明細書に組み入れられる。
例えば、本発明の第1の態様のブラシ部では、それぞれの第1および第2のふさの2つのこのような上述のそれぞれの内側の多角形および外側の多角形は、クラスタの2つの最も外側のふさを備えてよく、例えば、最も内側の第3の多角形を形成する、このような第3のふさが内側の多角形内に存在してよい。第3のふさは、例えば、表面から第1および第2のふさよりも遠くまで延びてよく、すなわち、すべて表面から同じ垂直距離に遠位端を有する第1および第2のふさよりも遠くまで延びてよい。この構成では、第3のふさは中央ピークを形成し、第3のふさの遠位端はその長さに対して斜めに切ることができる。
例えば、本発明の第2の態様のブラシ部では、毛のクラスタは、ふさがなす3つの多角形、すなわち、ふさの遠位端が多角形の周りで基部の端部よりも遠くに位置し、多角形の周りで互いに逆方向に位置するような角度に、すべてのふさが傾斜する、第1の内側の多角形および第1の内側の多角形を囲む第2の最も外側の多角形と、ふさが回転軸に平行な、第1の内側の多角形に含まれるふさの第3の最も内側の多角形とを備えてよい。これらの様々な多角形は好ましくは、共通の中心を有する。この実施態様では、回転軸に平行に整列した単一の第3のふさが多角形の中心にあってもよい。
本発明の両方の態様のブラシ・ヘッドでは、様々な上述の多角形に含まれるふさの数は、実際には、ふさおよび毛ホルダの寸法によって決定することができる。通常、電動歯ブラシで使用される毛のふさの断面寸法は約1mmであり、電動歯ブラシの回転可能な毛ホルダの毛表面の幅は約10mmから12mmである。通常、ふさがなす最も外側の多角形は10個から20個のふさを含む。通常、このような最も外側の多角形の半径方向にすぐ内側の多角形は、8個から12個のふさを含む。本発明の両方の態様における上述の多角形は好ましくは正多角形である。
毛ホルダの表面から離れた毛の端部は様々な形状であってよい。
例えば、上記で本発明の第1の態様のブラシ部で述べたように、第3のふさがなす最も内側の多角形は、例えば、表面から第1および第2のふさよりも遠くまで延びてよく、すなわち、すべて表面から同じ垂直距離に遠位端を有する第1および第2のふさよりも遠くまで延びてよい。この構成では、第3のふさは中央ピークを形成し、第3のふさの遠位端をその長さに対して斜めに切ることができる。
例えば、本発明の第2の態様のブラシ部では、少なくとも1つのふさが、その遠位端が多角形の周りで基部の端部よりも離れた位置に位置するような角度に傾斜して取り付けられる、多角形のすべてのふさの端部が、回転軸に垂直な平面内に存在してよい。
あるいは、例えば本発明の第2の態様のブラシ部では、ふさの端部は中央ピークを形成する。例えば、このようなクラスタは、傾斜したふさ、回転軸に平行に整列した第3のふさがなす最も内側の多角形、任意に単一の中央のふさを含む、ふさの第1および第2の内側および外側の多角形を備えてよく、最も内側の多角形および中央のふさ(存在する場合)の毛の端部は、中央ピークを形成するような形状であってよい。最も内側の多角形のふさの端部は、この多角形の中心の方へ傾斜するようにふさの長さに対して斜めに切ることができる。このような中央ピークでは、ふさの端部は、頂点が毛の表面から離れる方向を向いた概ね円錐状であってよい。
あるいは、本発明の第2の態様のブラシ部では、ふさの端部は、クラスタの中心の周りに凹部を形成することができ、例えば、ふさの端部は、多角形の高さが最も外側の多角形と最も内側の多角形との間に位置するようにこの凹部の中心の周りに中央ピークを形成することができる。このピークのふさの端部は、概ねドーム型、例えば、半径が毛の表面から離れる方向を向いた概ね半球状のドーム型であってよい。例えば、このような構成では、最も内側の多角形のふさは、最も外側の多角形のふさよりも約0.5mmから1.5mm高くてよく、中間の多角形のふさは、最も外側の多角形のふさよりも約0.5mmから1.5mm低くてよい。
例えば、あるいは本発明の第2の態様のブラシ部の他の実施態様では、ふさの端部は、回転軸に垂直に整列したシリンダの長手方向軸を有する凹状で概ね円筒状の表面の形状であってよい。ブラシ部のクラスタの代表的な幅は、毛の方向に垂直に測定すると約10mmから12.5mmである。このような幅を用いた場合、このような円筒状の表面の断面の適切な曲率半径は約8mmから12mm、例えば、10mmから11mmである。
本明細書で用いられる語「円錐状」は、回転軸を横切る真正な円形断面以外の断面を有する形状、例えば角錐、および湾曲した辺を有する形状、例えば弓形を含む。本明細書で用いられる語「球状」および派生語は、真正な円形断面以外の断面を有する形状、例えば扁球面や楕円形を含む。本明細書で用いられる語「円筒状」は、真正な円筒、すなわち直線状の長手方向の辺および円形断面を有し、長手方向軸が円形断面の中心を通過する形状を含む。この語は、歪んだ円筒、例えば、凸状の膨らんだ長手方向の辺を有する形状、例えば「樽」形、および凹状の辺を有し、すなわち、円筒端部の方が端部間の胴部よりも幅が広い形状も含む。ただし、凸状または凹状の辺の曲率半径は断面形状の曲率半径よりも大きいものとする。さらに、語「円筒」は、卵形や、扁円や、丸い隅部、辺、または断面を有する多角形を含む多角形のような形状を含む。
本発明のブラシ部は、歯ブラシの長手方向ヘッド−ハンドル軸を横切り、好ましくはこの軸に実質的に垂直であり、毛の方向に実質的に平行であり、毛パターンの中心を通過するかまたはこの中心の近くを通る軸の周りで回転できるように、毛ホルダが取り付けられるすべての電動歯ブラシに適していると思われる。好ましくは、回転は揺動であり、すなわち、一回転方向においてある角度だけ回転することと、逆回転方向にほとんど同じ角度だけ回転することを交互に繰り返す運動である。
好ましくは、この回転は、毛の方向に沿った毛の往復運動、すなわち、毛の方向に対する上下の運動と組み合わされる。例えば、毛ホルダの運動は、このような揺動往復運動と組み合わされ、往復らせん状運動であってよい。このように毛ホルダを駆動するのに適した駆動機構は例えば、米国特許出願第5577285号、PCT出願第01/06946号、PCT出願第01/06947号で知られている。これらの出願の内容は引用によって本明細書に組み入れられる。このような既知の駆動機構によって実現できる駆動速度、振幅、および振動周波数、例えば、3000rpm〜6000rpmは、本発明の両方の態様のブラシ部に適していると考えられる。
したがって、本発明は、上述のブラシ部を有する電動歯ブラシを提供する。例えば、本発明のブラシ部は、接続されたときに上述の回転運動でブラシ部を駆動することのできる電気駆動モータを含む歯ブラシ・ハンドルに連結することができ、好ましくは交換可能に連結することができる。このために、ブラシ部は好適には、ブラシ部をハンドルに連結すると共にモータに連結することのできる連結手段をそれ自体が備える、歯ブラシ・ヘッドの部分を備える。ブラシ部は例えば、多数の種類が知られている車軸取付け部のような既知の手段によって歯ブラシ・ヘッドに回転可能に取り付けることができる。この連結手段は、ヘッドとハンドルの間を長手方向に延び、モータが適切な動力伝達手段を介してブラシ部を駆動することのできる駆動シャフトを囲む中空のネック部を備えてよい。ネック部は、それ自体を、ヘッドから離れたその端部において、さらに駆動シャフトをモータに連結するようにハンドルに連結し、好ましくは交換可能に連結することができる。あるいは、ヘッド自体を、ネック部の、ハンドルから離れた端部に、さらに駆動シャフトをブラシ部に連結するように連結することができ、好ましくは交換可能に連結することができる。モータがシャフトを駆動し、かつシャフトがブラシ部を駆動して、このような動きを実現するための多数の手段が知られている。
一般に、電動歯ブラシは、ヘッド(ブラシ部を含む)と、歯ブラシの長さであるヘッド−ハンドル軸に沿って配置されたハンドルとを備える細長い構造であり、例えば、毛ホルダが揺動した場合、一部円筒状の面の長手方向軸は、電動歯ブラシの長さに垂直な平均線形(mean alignment)の周りで揺動することができる。
本発明のブラシ部の歯ブラシ毛ホルダおよび毛自体は、従来電動歯ブラシ製造分野で使用されている材料、例えば、それぞれプラスチック材料およびナイロンの毛、例えば、Tynex(登録商標)材料繊維で作ることができる。毛ホルダのプラスチック材料部分および歯ブラシの他のブラスチック材料部分は射出成形プロセスによって作ることができ、したがって、本発明は、プラスチック材料の射出成形を含む、本明細書で説明するように歯ブラシを作るプロセスをさらに提供する。さらに、本発明は、このようなプロセスで使用するのに適した射出鋳型を提供する。
本発明の毛クラスタでは、既知の毛クラスタと比べて歯磨きが向上すると考えられる。
次に、本発明を図を参照して一例としてのみ説明する。
図1を参照すると、電動歯ブラシが側面図において全体として10に示されている。歯ブラシは、歯ブラシを保持するためのハンドル11であり、駆動モータ、電池、制御装置など(図示せず)を含むハンドル11を備えている。ハンドル11は、ハンドル11から離れた部分13の端部にあるヘッド14とネック部15とを含む交換可能な部分13に、リンク12、好適には差込み連結部で交換可能に連結されている。ハンドル11、交換可能な部分13、およびヘッド14の組立体は、歯ブラシ10の長さ方向A-Aに沿って配置されている。ヘッド14内に、毛ホルダ16を備えるブラシ部が取り付けられており、毛ホルダ16から、毛17のクラスタが長さA-Aに概ね垂直な概略的な毛方向B-Bに延びている。ホルダ16は、ネック部15の内側に沿って延びる駆動シャフト18(概略的に示されている)を介してモータ(図示せず)によって駆動される。毛ホルダ16は、毛クラスタ17の中心を通過する、毛方向B-Bに平行な軸の周りで揺動することができ、同時に、矢印で示されているようにこの軸に沿って上下に往復運動できるように、ヘッド14内の車軸(図3の18に示されている)上に取り付けられている。
使用時には、ホルダ16は、毛方向B-Bに平行であり、毛17のクラスタの平面の中心を通過する回転軸の周りの揺動、すなわち、可逆回転と、毛方向B-Bに沿った上下の往復運動を同時に実行する。揺動の振幅は、平均位置のどちらの側でも約30°であり、往復運動の振幅は約1.0mmである。当技術分野では、このような運動を実現する多数の駆動機構が知られている。
図2を参照すると、毛ホルダ20が側面図で示されている。図3は、表面21を見下ろす平面図であり、表面21から、回転軸22に沿って毛クラスタ17が突き出ており、回転軸22の周りを、ホルダ20が揺動しながら回転する。
表面21上に毛のふさ23、24が取り付けられている。これらは、第1の外側に傾斜するふさ23と、軸22に平行、すなわち表面21に垂直に向けられた第2のふさ24とを含んでいる。ふさ23はすべて、回転軸22からの半径に沿って外側に傾斜し、軸22の向きに対して約10°の角度を形成しており、したがって、ふさ23の遠位端は、半径方向において、回転軸22に対してふさ23の基部よりも遠くに位置している。第2のふさ24の遠位端は、軸22に平行であり、軸22に対してふさ24の基部と同じ半径方向距離に位置している。
ふさ23、24の基部は、各々が回転軸22に対して同心である2つのそれぞれの正多角形状に配置されている。すべての第1のふさ23の基部は、半径方向においてすべての第2のふさ24の基部の内側にあり、したがって、第1のふさ23の基部がなす多角形は第2のふさ24の基部がなす多角形内に位置し、かつ後者の多角形と同心である。それぞれの多角形内に10個のふさ23および10個のふさ24があるが、各多角形に含まれる基部はこれより多くても少なくてもよい。
外側に傾斜する第1のふさ23が、互いに隣接する第2のふさ24間の隙間から半径方向内側に配置され、したがって、外側に傾斜するふさ23が、隣り合う一対の第2のふさ24間で外側に傾斜し、同様に、第2のふさ24が、隣り合う一対の、外側に傾斜する第1のふさ23間で軸22に平行に延びていることも分かる。
図10は、図2と同様の構成を示しており、ふさ23がなす多角形とふさ24がなす多角形の半径方向中央に位置する円の接線方向の図である。ふさ24の遠位端がふさ23の遠位端よりもわずかに半径方向外側に位置していることが分かる。
図4を参照すると、毛ホルダ20が回転軸22に垂直に見た側面図に示されている。図5は、表面21を見下ろした平面図であり、表面21から、毛クラスタ17が回転軸22に沿って突き出ている。
表面21上に毛のふさ23、24が取り付けられている。これらは、第1の、外側に傾斜するふさ23と、軸D-Dに平行、すなわち、表面21に垂直に向けられた第2のふさ24とを含んでいる。ふさ23はすべて、回転軸22からの半径に沿って外側に傾斜し、軸22の向きに対して約10の角度を形成しており、したがって、ふさ23の遠位端は、半径方向において、回転軸22に対してふさ23の基部よりも遠くに位置している。第2のふさ24の遠位端は、軸22に平行であり、軸22に対してふさ24の基部と同じ半径方向距離に位置している。したがって、ふさ23、24の相対的な傾斜は図2および図3と同様である。
図4および図5に示されているクラスタは、一方のふさ231が他方のふさ232の内部にある第1のふさ231、232がなす2つの多角形を回転軸22に対して同心に備えており、第1のふさ231、232は、回転軸22に対して同じ角度、すなわち約8外側に傾斜している。第1のふさ231、232は回転軸22からの半径上に配置されている。図示の構成では、一方のふさ241が他方のふさ242の内部にある第2のふさ241、242がなす2つの多角形も存在し、第2のふさ241、242は軸22に平行に向けられている。したがって、この構成は、回転軸22から半径方向外側に、第1のふさ231の基部がなす多角形、回転軸に平行に向けられた第2のふさ241の基部がなす多角形、第1のふさ232の基部がなす他の多角形、回転軸に平行に向けられた第2のふさ242の基部がなす他の多角形を備えている。
第1のふさ231、232がなす各多角形は6つのふさを備えており、したがって、多角形は六角形である。第2のふさ241がなす内側の多角形も6つのふさを含んでいる。第2のふさ242がなす外側の多角形は、12個のふさを含んでおり、したがって12角形である。最も外側の第2のふさ242が、周方向に互いに隣接する第2のふさ242の群、すなわち対242Aとして配置されており、したがって、第1のふさ231が、これらの第2のふさ242の群の周方向に互いに隣接する一対のふさ間に位置することも分かる。
図11は、図4および図5と同様の構成を示し、ふさ241がなす多角形とふさ242がなす多角形の半径方向中央に位置する円の接線方向の図である。ふさ231の遠位端がふさ241の遠位端よりも半径方向外側に位置しており、ふさ232の遠位端がふさ242の遠位端よりもわずかに半径方向外側に位置していることが分かる。
図6を参照すると、毛ホルダ20が回転軸22に垂直に見た側面図に示されている。図7は、表面21を見下ろした平面図であり、表面21から、毛クラスタ17が回転軸22に沿って突き出ている。
表面21上に毛のふさ23、241、242が取り付けられている。これらは、第1の、外側に傾斜するふさ23と、軸D-Dに平行、すなわち、表面21に垂直に向けられた第2のふさ241、242とを含んでいる。この構成は上記の図2および3に類似している。第1のふさ23は正五角形状に配置されており、第2のふさ241、242は、それぞれ、第1のふさ23の基部よりも半径方向外側に基部を有し、回転軸に平行に整列した多角形(241)、および回転軸から第1のふさ23の基部と同じ距離に基部を有し、回転軸に平行に整列した多角形(242)として配置されている。第2のふさ241がなす外側の多角形において、ふさは周方向に互いに隣接する群、すなわち対として配置されている。
図8を参照すると、毛ホルダ20が回転軸22に垂直に見た側面図に示されている。図9は、表面21を見下ろした平面図であり、表面21から、毛クラスタ17が回転軸22に沿って突き出ている。
表面21上に毛のふさ23、24が取り付けられている。これらは、すべて、回転軸22からの半径に沿って外側に傾斜し、軸22の向きに対して約12°の角度を形成し、したがって、ふさ23の遠位端が、半径方向において、回転軸22に対してふさ23の基部よりも遠くに位置する、第1の外側に傾斜するふさ23を含んでいる。クラスタは、すべて、回転軸22に向かう半径に沿って内側に傾斜し、軸22の向きに対して約11の角度を形成し、したがって、ふさ24の遠位端が、半径方向において、回転軸22に対してふさ23の基部よりも近くに位置する、第1の外側に傾斜するふさ23を含んでいる。
ふさ23、24の基部は、各々が回転軸22に対して同心である2つのそれぞれの正多角形状に配置されている。すべての第1のふさ23の基部は、半径方向においてすべての第2のふさ24の基部の内側にあり、したがって、第1のふさ23の基部がなす多角形は、第2のふさ24の基部がなす多角形内に位置し、かつ後者の多角形と同心である。9つのふさ23および9つのふさ24があり、したがって多角形は9角形であるが、各多角形に含まれる基部はこれより多くても少なくてもよい。
外側に傾斜する第1のふさ23が、互いに隣接する第2のふさ24間の隙間から半径方向内側に配置され、したがって、外側に傾斜するふさ23が、隣り合う一対の第2のふさ24間で外側に傾斜し、同様に、第2のふさ24が、隣り合う一対の、外側に傾斜する第1のふさ23間で軸22に平行に延びていることも分かる。
図12は、図8および9と同様の構成を示しており、ふさ23がなす多角形とふさ24がなす多角形の半径方向中央に位置する円の接線方向の図である。ふさ23の遠位端がふさ24の遠位端よりもわずかに半径方向外側に位置しており、互いに重ね合わせて見たときに、ふさ23、24が交差しているように見えることが分かる。
図2〜図9は、毛の他の、第3のふさ25が存在することを示している。これらのふさは、軸22に平行に向けられるように示されているが、回転軸22から内側または外側に傾斜してもよい。このような毛25は、例えば、毛クラスタの充填密度を高くするために、表面21上の、図示されている点以外の点に配置してもよい。図示の構成では、これらの第3のふさ25は、回転軸22の周りに配置されたふさがなす最も内側の多角形を形成し、表面21から第1および第2のふさ23、24よりも遠くまで延びており、第1および第2のふさ23、24はすべて、表面25に対して同じ垂直方向距離に遠位端を有している。
毛のふさ23、24、25のすべてまたはいくつかは、回転軸22の周りのホルダ20の回転方向に傾斜し、かつ/またはこの回転方向に対して傾斜する構成要素(図示せず)を含んでもよい。
図13は、第1のふさ23が、毛ホルダ20の表面21から突き出ており、回転軸の周りに多角形(図示せず)状に配置された基部を有し、遠位端が回転軸に対して基部よりも外側に位置するように回転軸に対して外側に傾斜している、第1のふさ23および第2のふさ24の他の構成を示している。この構成では、第2のふさ24も回転軸に対して外側に傾斜しており、したがって、ふさ24の端部は、回転軸に対してふさ24の基部よりも外側に位置し、ふさ24の基部は回転軸に対して第1のふさ23の基部よりも半径方向外側に位置しているが、ふさ24は、回転軸に対する角度が第1のふさ23よりも小さい。図13は、ふさ23の基部とふさ24の基部の半径方向中央に位置する円の接線方向の図であり、ふさ23、24は、互いに重ね合わせて見たときに交差しているように見える。
図14を参照すると、複数の第1のふさ23は、毛ホルダ20の表面21から突き出ており、上記に例示した実施形態と同様に回転軸22の周りに多角形状に配置された基部を有している。第1のふさ23は、回転軸22から外側に傾斜しており、したがって、第1のふさ23の遠位端は回転軸22に対してふさ23の基部よりも遠くに位置している。
やはり上記に例示した実施形態と同様に回転軸22の周りに多角形状に配置された基部を有する複数の第2のふさ24も存在する。図14では、第2のふさ24は、回転軸22に平行に向けられているが、例示されている他の実施形態と同様に傾斜してもよい。
第1のふさ23および第2のふさ24の基部は、回転軸D-Dからそれぞれの異なる半径方向距離R、Rに位置しており、この場合、RはRよりも小さく、RからRを引いた差はdである。第1のふさ23および第2のふさ24は、基部と遠位端とを結ぶ線に沿った点、例えばP、Pにおいて、第1のふさ23および第2のふさ24が回転軸22からそれぞれの半径方向距離に位置し、ふさ23および24のそれぞれの半径方向距離の差d2が、ふさ23および24の基部の回転軸22からの半径方向距離R、Rの差dよりも短くなるように、回転軸22に対して向けられている。差dがふさ23、24上の遠位端で最小になることが分かる。同じ原則が、図10〜図13に示されている実施形態に当てはまることが分かり、図11、図12、および図13では、ふさ23、24が回転軸22から同じ半径方向距離に位置する点でdが零になるが、基部−遠位方向dにおいてさらに進み、ふさ23、24の半径方向距離が逸脱するにつれて、dが再び大きくなっていくことが分かる。
図15〜図20は、本発明の第2の態様によるブラシ部を示している。
図15を参照すると、図15Aおよび図15Bは、表面21上に毛クラスタ17が取り付けられた毛ホルダ20の斜視図を示している。図15Cは、周りをホルダ20が揺動回転する軸22に沿って表面21を見下ろしたときのクラスタ17およびホルダ20の平面図である。
図15A、図15B、および図15Cを見ると分かるように、クラスタ17は、ふさの2つの正多角形、すなわち、12個のふさから成る第1の内側の多角形23および内側の多角形を囲む18個のふさから成る第2の外側の多角形24として配置された毛の複数のふさを備えている。内側の多角形23と外側の多角形24は共に、共通の中心の周りに配置されている。多角形23、24のどちらでも、(毛ホルダ20の表面21から最も遠い)ふさの遠位端23A、24Aが、それを含む多角形の周りで、表面21に取り付けられたふさの反対側の基部の端部23B、24Bよりも、図15Cに示されている距離「d」だけ遠くに位置するような角度に傾斜するように、すべてのふさが取り付けられている。これらの内側の多角形23および外側の多角形24において、そのそれぞれの傾斜するふさは、内側の多角形23内のふさが時計回りに傾斜し、一方、外側の多角形24内のふさが逆時計回りに傾斜するように、多角形23、24の周りで互いに逆方向に傾斜している。両方の多角形23、24内のふさは、毛ホルダ20の平坦な表面21に対して約75に傾斜している。
ふさ23、24はまた、平面図で見たときに多角形の中心に対して外側に傾斜し、多角形の隣接する辺の方向に対して、図15Cに示されている角度Aだけ外側に傾斜するように整列している。
クラスタ17は、多角形23、24と共通の中心を有し、内側の多角形23内に位置し、内側の多角形23に囲まれた6つの第3の毛の多角形25も含んでいる。この第3の多角形25のふさはホルダ20の回転軸22に実質的に平行である。すべての3つの多角形23、24、25の中心に、やはり回転軸22に実質的に平行に整列した単一の第3のふさ26がある。
平面図で見ると、図15、図16、図17、および図18のクラスタ17は同一であるが、これらのクラスタは、毛ホルダ20の表面21から離れたふさの端部の形状が異なっている。
図15、図16、および図17において、2つの外側の多角形23、24の端部は、毛表面21に平行な平面内に位置するように切られている。
図15において、最も内側の多角形25のふさおよび中央のふさ26の端部は、クラスタ17の中心の周りにピークを形成するような形状になっている。最も内側の多角形25のふさの端部は、上向きに多角形の中心22の方へ、頂点が毛表面21から離れる方向を向いた概ね円錐状に傾斜するように切り取られている。
図16は、同様の構成を示しているが、最も内側の多角形25のふさの端部は、概ね半球状のドーム形に形成されている。
図17において、最も内側の多角形25のふさの端部は、下向きに多角形の中心22の方へ、頂点が毛表面21の方へ向かう方向を向いた概ね円錐状に傾斜するように切り取られている。
図18において、すべてのふさ23、24、25、26の端部は、回転軸22に垂直に整列した円筒の長手方向軸C-Cを有する凹状の円筒面として形成されている。
図19を参照すると、図19Aは、毛のふさの構成の平面図であり、図19Bは、回転軸に平行なクラスタの断面を示している。図19Aを見ると分かるように、クラスタ17は、2つの正多角形状に配置された毛の複数のふさ、すなわち、8つのふさから成る第1の内側の多角形23と、内側の多角形23を囲む12個のふさから成る第2の外側の多角形24とを備えている。多角形23、24のどちらでも、ふさの遠位端が、それを含む多角形の周りで、基部の端部よりも遠くに位置するような角度に傾斜するように、すべてのふさが取り付けられている。図19Aでは、回転軸22に垂直な平面上の突起である、各多角形23、24における1つのふさ231、241のみの傾斜が示されている。これらの内側の多角形23および外側の多角形24において、そのそれぞれの傾斜するふさは、内側の多角形23内のふさが時計回りに傾斜し、一方、外側の多角形24内のふさが逆時計回りに傾斜するように、多角形23、24の周りで互いに逆方向に傾斜している。多角形23、24内のふさは、多角形の中心22に対して外側に傾斜すると共に、多角形の隣接する辺の方向に対して外側に傾斜している。
クラスタ17は、多角形23、24と共通の中心を有する正方形状に、4つの第3の毛から成る最も内側の多角形25も含んでおり、第3の多角形のふさはホルダ20の回転軸22に実質的に平行である。
図19Bの断面図、すなわち、回転軸22に沿って切られた毛クラスタ17の断面図を見ると分かるように、ふさ23、24、25の端部は、クラスタの中心の周りにピークを形成するような形状になっており、最も内側の多角形25のふさが最も高く、中間の多角形23のふさは最も外側の多角形24と最も内側の多角形のふさのどちらよりも低く、したがって、多角形の高さは最も外側の多角形24と最も内側の多角形25との間で低くなる。
図20を参照すると、図20Aは、毛表面21における毛のふさの構成の平面図である。図20Bは、回転軸22に沿って表面21を見下ろしたクラスタの平面図である。図20Cは回転軸22に垂直な側面図である。図20Aおよび20Bを見ると分かるように、クラスタ17は、2つの正多角形状に配置され、すなわち、共に共通の中心の周りに配置された、8つのふさから成る第1の内側の正多角形、および内側の多角形23を囲む12個のふさから成る第2の外側の正多角形24として配置された毛の複数のふさを備えている。
図20Bを見ると分かるように、多角形23、24のどちらでも、ふさの遠位端23A、24Aが、それを含む多角形の周りで、このふさの反対側の基部の端部23B、24Bよりも遠くに位置するような角度に傾斜するように、すべてのふさが取り付けられており、それぞれの傾斜するふさは、それぞれの多角形23、24の周りで互いに逆方向に傾斜している。図20の実施形態の2つの例において、外側の多角形のふさの傾きは8°または10°であり、内側の多角形のふさのそれぞれの傾きは逆方向に4°または5°である。外側の多角形24のふさはまた、平面図で見たときの多角形の中心に対して外側に5°傾斜すると共に、多角形の隣接する辺の方向に対して外側に5°傾斜し、一方、内側の多角形24のふさ20は多角形の隣接する辺の方向に平行に整列している。
クラスタ17は、多角形23、24と共通の中心を有する正方形状に、4つの第3の毛から成る最も内側の多角形25も含んでおり、この多角形のふさはホルダ20の回転軸22に実質的に平行であり、この多角形の遠位端は、端部が平面内に位置するふさ23、24よりも高い。表面21上のふさ24の高さは8mmであり、ふさ23、24の高さは6mmである。
ブラシ部を有する電動歯ブラシの全体的で概略的なレイアウトを示す図。 本発明の第1の態様のふさクラスタの側面図。 本発明の第1の態様のふさクラスタの平面図。 本発明の第1の態様の他のふさクラスタの側面図。 本発明の第1の態様の他のふさクラスタの平面図。 本発明の第1の態様の他のふさクラスタの側面図。 本発明の第1の態様の他のふさクラスタの平面図。 本発明の第1の態様の他のふさクラスタの側面図。 本発明の第1の態様の他のふさクラスタの平面図。 図2から図9のクラスタおよび本発明の第1の態様の他のクラスタの部分図。 図2から図9のクラスタおよび本発明の第1の態様の他のクラスタの部分図。 図2から図9のクラスタおよび本発明の第1の態様の他のクラスタの部分図。 図2から図9のクラスタおよび本発明の第1の態様の他のクラスタの部分図。 本発明の第1の態様のクラスタの部分図。 本発明の第2の態様の毛クラスタの斜視図および平面図。 本発明の第2の態様の他の毛クラスタの側面図、斜視図、および平面図。 本発明の第2の態様の他の毛クラスタの側面図および斜視図。 本発明の第2の態様の他の毛クラスタの側面図および斜視図。 本発明の第2の態様の他の毛クラスタの平面図および断面図。 本発明の第2の態様の他の毛クラスタの、毛表面での平面図、平面図および側面図。

Claims (8)

  1. 回転軸の周りを回転できるように取り付けられた毛ホルダと、
    毛ホルダの表面から突き出ており、回転軸の周りに多角形状に配置された基部を有し、遠位端が回転軸に対して基部よりも外側に位置するように回転軸に対して外側に傾斜する、複数の第1のふさと、毛ホルダの表面から突き出ており、回転軸の周りに多角形状に配置された基部を有する、複数の第2のふさとを含む電動歯ブラシ用のブラシ部であって、
    第1のふさの基部と第2のふさの基部とで回転軸からの半径方向距離が異なっており、第2のふさが、回転軸に対して第1のふさの各基部よりも半径方向外側に位置する各基部を有し、かつ(a)回転軸に平行に整列しているか、(b)半径方向における遠位端の回転軸からの距離が基部の回転軸からの距離よりも短くなるように回転軸の方へ内側に傾斜しているか、(c)遠位端が回転軸に対して基部よりも外側に位置するが回転軸に対する傾斜角が第1のふさよりも小さくなるように回転軸に対して外側に傾斜しているかのいずれかであり、その結果、第1および第2のふさは、その基部と遠位端とを結ぶ線に沿った点において回転軸からそれぞれの半径方向距離に位置し、それぞれの半径方向距離の差が、ふさの基部の、回転軸からのそれぞれの半径方向距離の差よりも小さくなことを特徴とする電動歯ブラシ用のブラシ部。
  2. 第1および第2のふさは、その基部と遠位端とを結ぶ線に沿った点において、それぞれ、回転軸から同じ半径方向距離に位置しており、それにより、それぞれの半径方向距離の差は零となることを特徴とする、請求項に記載のブラシ部。
  3. 第1および第2のふさの基部と遠位端とを結ぶ線に沿った遠位方向の距離が遠くなるにつれて、第1のふさと第2のふさとの、中心からの半径方向距離の差が大きくなっていくことを特徴とする、請求項に記載のブラシ部。
  4. 第1および第2のふさが、回転軸を中心とする円上の、それぞれの半径方向距離の差が最小となる点で互いに周方向に隣接することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のブラシ部。
  5. 第1のふさの遠位端は第のふさの遠位端よりも半径方向外側に位置している、請求項1からのいずれか一項に記載のブラシ部。
  6. 外側に傾斜する第1のふさのそれぞれの傾斜および第2のふさの向きが、回転軸を中心とし第1のふさの基部と第2のふさの基部の中間に位置する円の接線方向の線に沿って見たときに、重なり合って見える周方向に隣接する第1および第2のふが互いに交差するように見えるような傾斜および向きである請求項に記載のブラシ部。
  7. 第2のふさの基部がなす多角形が、第1のふさの基部がなす多角形の外側に位置し、かつ、この多角形に対して同心に位置することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のブラシ部。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載のブラシ部を備える電動歯ブラシ。
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