JP3813884B2 - マルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路 - Google Patents

マルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル無線通信システムにおいてマルチキャリア変調信号の送受信を行う変調回路および復調回路に関し、特に、OFDM(Orthogonal frequency division multiplex)変調方式、およびこのOFDM変調方式の拡張の1つであり、マルチキャリア一括変調の前に拡散を行うマルチキャリアCDMA(Code division multiple access)方式の変調回路および復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
マルチキャリア変調方式は、複数のサブキャリアを用いて情報を伝送する方式である。この方式においては、入力データ信号がQPSK(Quadrature phase shift keying)等へ、サブキャリアごとに変調される。サブキャリアの周波数が互いに直交関係にあるマルチキャリア変調方式は、直交マルチキャリア変調方式または直交周波数分割多重(OFDM)と呼ばれる。OFDMは、マルチパスの影響を受けにくく広帯域伝送に適した変調方式であるため、マルチパス伝搬が問題となる無線通信システムで広く適用されている。
【0003】
OFDMを適用する無線通信システムにおいて、限られた周波数で広帯域伝送を実現する場合、1キャリアあたりの占有帯域幅が大きくなる。したがって、この場合、周波数は不足してしまう。この不足を近隣のセルで同一周波数を繰り返すことにより解消しようとすると、同一チャネルの干渉を避けることができなくなる。例えば、CIR(Carrier to Interference Ratio)=OdBというような厳しい同一チャネルの干渉下では、OFDMの特性は大きく劣化する。
【0004】
この同一チャネルの干渉を低減させる方式として、マルチキャリア(Multi carrier:MC)−CDMA方式が知られている。この方式は、OFDMの拡張であり、送信側のIFFT(Inverse fast Fourier transformation)前に周波数軸方向へ拡散処理を行うことにより、同一チャネル干渉に対して誤り率特性を向上させる。
【0005】
MC−CDMAでは、直列並列変換後のサブキャリア信号を、周波数軸方向へ、複数の拡散率(Spreading Factor:SF)SFサブキャリアに渡り複製する。MC−CDMAでは、このSF個に複製されたサブキャリア信号に対して周波数軸方向へ拡散符号を乗算する。そして、この拡散されたサブキャリア信号に対して、マルチキャリア変調信号を生成する。したがって、MC−CDMAでは、拡散処理により伝送速度が1/SFに低下する。この低下を避けるべく、通常、MC−CDMAでは拡散符号が直交符号であることに鑑み、複数の符号を自局で同時に使用する符号多重を行う。
【0006】
ところが、MC−CDMA方式において、符号多重数を増加させた場合には、マルチパス干渉のため自局で使用する拡散符号間に相関が生じてしまう。したがって、MC−CDMA方式において、OFDMと同等の伝送速度を実現する場合には、所要のCNR(Carrier to Noise Ratio)あるいは、所要のCIRが増加する。
【0007】
よって、従来は、基地局が1つであるシングルセルにおける伝送速度の高速化を低CNRで実現すべく、OFDMを適用し、複数の基地局が存在する同一チャネル干渉の厳しいマルチセル環境では低CIR環境での通信を実現すべく、SF=4以上のMC−CDMAを適用する、マルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路が用いられていた(参考文献:佐和橋他、“ブロードバンドパケット伝送のための可変拡散率COFDM、2001年電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ大会、PA−4−1、2001−9)。
【0008】
図11は、従来のマルチキャリア変調回路のブロック図である。符号化回路1は、データs1を入力され、誤り訂正符号化データs2を出力する。サブキャリア変調回路2は、誤り訂正符号化データs2を入力され、サブキャリア変調を行い、変調信号s3を出力する。
【0009】
拡散率制御信号生成回路には、シングルセルあるいはマルチセル環境であるかの置局情報s4に従ってOFDM、MC−CDMAの切替制御信号s5を入力される。また、拡散率制御信号生成回路は、マルチセル環境おいて、マルチパスの激しさを示す指標の1つである遅延分散の推定情報s4を入力され、SFの値を変化させる制御信号s5を出力する場合もある。
【0010】
拡散符号生成回路4は、制御情報s5に従って拡散符号を選択し、拡散符号s8を出力する。直列並列変換回路5は、変調信号s3と制御信号s5とを入力され、直列並列変換を行い、サブキャリア信号s6を出力する。サブキャリア信号複製回路6は、サブキャリア信号s6と制御信号s5とを入力され、SF個のサブキャリア信号のコピー信号s7を生成する。乗算回路7は、コピー信号s7と拡散符号s8とを入力され、周波数軸方向への拡散処理を行う。なお、当然のことながら、シングルセル環境でOFDMを伝送方式に選択した場合には、乗算回路7が拡散処理を行うことはない。
【0011】
符号多重回路8は、拡散信号s9と制御信号s5とを入力され、符号多重信号s10を生成する。IFFT回路9は、符号多重信号s10を入力され、マルチキャリア一括変調を行い、マルチキャリア信号s11を出力する。並列直列変換回路11は、マルチキャリア信号s11とガードインターバル付加制御回路10からの制御信号s12とを入力され、時系列への変換およびガードインターバルの付加を行い、送信信号s13を出力する。
【0012】
図12は、従来のマルチキャリア復調回路のブロック図である。 直列並列変換回路21は、受信信号s21を入力され、並列信号s22を出力する。FFT回路22は、並列信号s22を入力され、マルチキャリア一括変調を行い、サブキャリア信号s23を出力する。図11に示す変調回路の場合と同様に、拡散率制御信号生成回路23には、シングルセルあるいはマルチセル環境であるかの置局情報s24に従ってOFDM、MC−CDMAの切替制御信号s5が入力される。また、拡散率制御信号生成回路23は、マルチセル環境において、マルチパスの激しさを示す指標の1つである遅延分散の推定情報s24を入力され、SFの値を変化させる制御信号s25を出力する場合もある。
【0013】
拡散符号生成回路24は、制御情報s25に従って拡散符号を選択し、拡散符号s26を出力する。乗算回路25は、サブキャリア信号s23と拡散符号s26とを入力され、逆拡散を行い、逆拡散信号s27を出力する。なお、当然のことながら、シングルセル環境でOFDMを伝送方式に選択した場合には、乗算回路25が逆拡散処理を行うことはない。
【0014】
加算回路26は、逆拡散信号s26と制御信号s25とを入力され、SF個のサブキャリア信号の合成処理を行い、合成信号s28を生成する。並列直列変換回路27は、合成信号s28と制御信号s25とを入力され、並列直列変換を行い、順次、合成信号s29を出力する。サブキャリア復調回路28は、合成信号s29の復調を行い、復調データ信号s30を生成する。復号化回路29は、復調データ信号s30に対して誤り訂正符号化処理を行い、出力データs31を生成する。
【0015】
以上説明したように、図11に示した従来のマルチキャリア変調回路および図12に示した従来のマルチキャリア復調回路は、シングルセルかマルチセルの情報を使用し、OFDMとMC−CDMAを一意に切り替えて送受信を行い、遅延分散値に基づいてSFを可変としていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シングルセルかマルチセルかの情報は、一般に、置局情報によってもたらされるものである。仮に置局情報に頼らないとすると、シングルセルと判断された場合でも、同一チャネル干渉が存在したり(このため、OFDMシステムでは、特性が大きく劣化する)、マルチセル環境と判断された場合でも、エリアによっては同一チャネル干渉が存在しなかったりする(このため、MC−CDMAのみを用いた構成では、伝送速度の高速化が困難となる。特に、伝送速度の高速化には、サブキャリア変調に16QAMや64QAMなどの多値数の大きい変調方式の適用が有効であるが、MC−CDMAでは自信号間の拡散符号の直交性がマルチパス環境で崩れるために、所要CNR特性、所要CIR特性が大きく劣化する)からである。
【0017】
したがって、従来のマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路は、確実な置局情報を得ることが可能な場合には実現性があるものの、ある周波数を事業者間ですみ分けて使用する場合などの置局情報の入手が困難な場合には、実現性が低いという問題があった。また、シングルセルかマルチセルかの判断は、ユーザが任意に基地局を開設する無線LANでは、非常に困難である。
【0018】
また、従来のマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路がターゲットとしているフレームを組んで通信を行う場合ではなく、任意のタイミングでパケット毎に通信を行うと、遅延分散値が常に変動することから、遅延分散値の推定に誤りが生じる。このため、従来のマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路を用いる場合には高精度な推定を行うために、不要なトラフィックの発生によるスループットの低下という問題も生じていた。
【0019】
さらに、従来のマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路では、上記推定の誤りのために、パケット通信においてパケットが受信器へ到達しない場合がある。この場合には、任意のアルゴリズムに従った上位レイヤのパケット再送機能を動作させる必要がある。したがって、従来のマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路では、この再送機能が動作することによるスループットの低下の加速という問題も生じていた。
【0020】
一方、無線LAN環境では、子機での遅延分散値の推定は、回路規模の増加につながるため望ましくない。また、基地局で、帰属している各子機に対して遅延分散値を推定しSFを可変とすることも、回路規模の増加につながるため望ましくない。
【0021】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、シングルセル、マルチセル環境の情報を使用しなくとも、シングルセル、マルチセルでの通信を可能にし、かつ、伝送速度の向上により面的展開を可能にする、マルチキャリア変調回路およびマルチキャリア復調回路を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により解決される。すなわち、請求項1に記載の発明は、入力データの誤り訂正符号化を行う符号化手段と、前記符号化手段から出力される符号化データに対してサブキャリア変調を行うサブキャリア変調手段と、前記サブキャリア変調手段から出力されるサブキャリア変調信号に対してマルチキャリア一括変調を行うマルチキャリア一括変調手段と、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を入力され、ガードインターバルの付加制御を行うガードインターバル付加制御手段からの出力信号に基づいて、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を時系列に出力し、送信信号を生成する並列直列変換手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
【0023】
前記サブキャリア変調手段と前記マルチキャリア一括変調手段の間に、ACK信号が入力される第一のフォールバック制御手段と、前記第一のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる又は前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させるように変調部の制御を行う変調部制御信号生成手段と、前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記サブキャリア変調信号の入出力順序を切替える第一のデータ入出力切替手段と、前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
【0024】
前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号に対して周波数軸方向への拡散及び符号多重を行い前記マルチキャリア一括変調手段へ出力し、前記拡散率が1であれば、前記拡散及び前記符号多重を行わずに前記マルチキャリア一括変調手段へ出力する、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変拡散手段と、を備えることを特徴とするマルチキャリア変調回路である。
【0025】
請求項1に記載の発明は、拡散率および符号多重数をフォールバックにより可変にできることを特徴とする。
【0026】
請求項2に記載の発明は、前記符号化手段は、前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、符号化率を可変とし、前記サブキャリア変調手段は、前記変調部制御信号生成手段の出力信号が入力され、サブキャリア変調の変調多値数を可変とし、前記変調部制御信号生成手段は、さらに、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、前記変調多値数を減少させる又は前記符号化率を減少させるように変調部の制御を行う、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリア変調回路である。
【0027】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加えて、変調多値数および符号化率をフォールバックにより可変にできることを特徴とする。
【0028】
請求項3に記載の発明は、入力データの誤り訂正符号化を行う符号化手段と、マルチキャリア一括変調を行うマルチキャリア一括変調手段と、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を入力され、入力されるガードインターバルの付加制御を行うガードインターバル付加制御手段からの出力信号に基づいて前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を時系列に出力し、送信信号を生成する並列直列変換手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
【0029】
前記符号化手段と前記マルチキャリア一括変調手段の間に、ACK信号が入力される第一のフォールバック制御手段と、前記第一のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる又は変調多値数を減少させるように変調部の制御を行う変調部制御信号生成手段と、前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記サブキャリア変調信号の入出力順序を切替える第一のデータ入出力切替手段と、
【0030】
前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号および前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、サブキャリア変調の変調多値数を可変とする変調多値数可変サブキャリア変調手段と、前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
【0031】
前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号に対して周波数軸方向への拡散及び符号多重を行い前記マルチキャリア一括変調手段へ出力し、前記拡散率が1であれば、前記拡散及び前記符号多重を行わずに前記マルチキャリア一括変調手段へ出力する、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変拡散手段と、を備えることを特徴とするマルチキャリア変調回路である。
【0032】
請求項3に記載の発明は、符号多重を行う場合に、拡散率、符号多重数、および変調多値数を、多重符号ごとのフォールバックにより可変にできることを特徴とする。
【0033】
請求項4に記載の発明は、マルチキャリア一括変調を行うマルチキャリア一括変調手段と、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を入力され、入力ガードインターバルの付加制御を行うガードインターバル付加制御手段からの出力信号に基づいて、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を時系列に出力し、送信信号を生成する並列直列変換手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
【0034】
前記マルチキャリア一括変調手段の前段に、ACK信号が入力される第一のフォールバック制御手段と、前記第一のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる、変調多値数を減少させる又は符号化率を減少させるように変調部の制御を行う変調部制御信号生成手段と、前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、入力されるデータ信号の入出力順序を切替える第一のデータ入出力切替手段と、
【0035】
前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号および前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、符号化率を可変とする可変符号化率符号化手段と、前記可変符号化率符号化手段の出力信号および前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、サブキャリア変調の変調多値数が可変である変調多値数可変サブキャリア変調手段と、
【0036】
前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記変調多値数サブキャリア変調手段の出力信号に対して周波数軸方向への拡散及び符号多重を行い前記マルチキャリア一括変調手段へ出力し、前記拡散率が1であれば、前記拡散及び前記符号多重を行わずに前記マルチキャリア一括変調手段へ出力する、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変拡散手段と、を備えることを特徴とするマルチキャリア変調回路である。
【0037】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明の特徴に加えて、符号多重を行う場合に、符号化率を多重符号ごとのフォールバックにより可変にできることを特徴とする。
【0038】
請求項5に記載の発明は、
受信マルチキャリア信号を入力され受信マルチキャリア信号の直列並列変換を行う直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段の出力信号に対してマルチキャリア一括復調を行うマルチキャリア一括復調手段と、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対してサブキャリア変調の復調操作を行うサブキャリア復調手段と、前記サブキャリア復調手段からの出力データに対して誤り訂正の復号化を行う復号化手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
【0039】
前記マルチキャリア一括復調手段と前記サブキャリア復調手段の間に、ACK信号入力される第二のフォールバック制御手段と、前記第二のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる又は前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させるように復調部の制御を行う復調部制御信号生成手段と、前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への逆拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
【0040】
前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対して周波数軸方向への逆拡散及び符号多重数に応じた合成を行い、前記拡散率が1であれば、前記逆拡散及び前記合成を行わない、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変逆拡散手段と、
【0041】
前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率/符号多重数可変逆拡散手段の入出力順序を切替え、サブキャリア復調手段へ入力する第二のデータ入出力切替手段と、を備えることを特徴とするマルチキャリア復調回路である。
【0042】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のマルチキャリア変調回路、またはこれを同等な変調回路から送信された拡散率および符号多重数をフォールバックにより可変にできる信号を復調することを特徴とする。
【0043】
請求項6に記載の発明は、前記サブキャリア復調手段は、前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、サブキャリア復調の変調多値数を可変とし、前記符号化手段は、前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、符号化率を可変とし、前記復調部制御信号生成手段は、さらに、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、前記変調多値数を減少させる又は前記符号化率を減少させるように復調部の制御を行う、ことを特徴とする請求項5に記載のマルチキャリア復調回路である。
【0044】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明の特徴に加えて、請求項2に記載のマルチキャリア変調回路、またはこれと同等な変調回路から送信された変調多値数および符号化率をフォールバックにより可変にできる信号を復調することを特徴とする。
【0045】
請求項7に記載の発明は、
受信マルチキャリア信号を入力され受信マルチキャリア信号の直列並列変換を行う直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段の出力信号に対してマルチキャリア一括復調を行うマルチキャリア一括復調手段と、誤り訂正符号化データに対して誤り訂正の復号化を行う復号化手段と、を備えるマルチキャリア復調回路において、
【0046】
前記マルチキャリア一括復調手段と前記符号化手段の間に、ACK信号を入力される第二のフォールバック制御手段と、前記第二のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる又は変調多値数を減少させるように復調部の制御を行う復調部制御信号生成手段と、前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への逆拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成する拡散符号生成手段と、
【0047】
前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対して周波数軸方向への逆拡散および符号多重数に応じた合成を行い、前記拡散率が1であれば、前記逆拡散及び前記合成を行わない、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変逆拡散手段と、
【0048】
前記拡散率/符号多重数可変逆拡散手段の出力信号および前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力されサブキャリア復調の変調多重数を可変とする変調多値数可変サブキャリア復調手段と、
【0049】
前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記変調多値数可変サブキャリア復調手段の出力信号の入出力順序を切替え、前記復号化手段へ出力する第二のデータ入出力切替手段と、を備えることを特徴とするマルチキャリア復調回路である。
【0050】
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載のマルチキャリア変調回路、またはこれと同等な変調回路から送信された、符号多重を行う場合に拡散率および符号多重数を多重符号ごとにフォールバックにより可変にできる信号を復調することを特徴とする。
【0051】
請求項8に記載の発明は、受信マルチキャリア信号を入力され受信マルチキャリア信号の直列並列変換を行う直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段の出力信号に対してマルチキャリア一括復調を行うマルチキャリア一括復調手段と、を備えるマルチキャリア復調回路において、
【0052】
前記マルチキャリア一括復調手段の後段に、ACK信号を入力される第二のフォールバック制御手段と、前記第二のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる、変調多値数を減少させる又は符号化率を減少させるように復調部の制御を行う復調部制御信号生成手段と、前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への逆拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成する拡散符号生成手段と、
【0053】
前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対して周波数軸方向への逆拡散および符号多重数に応じた合成を行い、前記拡散率が1であれば、前記逆拡散及び前記合成を行わない、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変逆拡散手段と、
【0054】
前記拡散率/符号多重数可変逆拡散手段の出力信号および前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力されサブキャリア復調の変調多重数を可変とする変調多値数可変サブキャリア復調手段と、
【0055】
前記変調多値数可変サブキャリア復調手段の出力信号および前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力され符号化率を可変とする可変符号化率復号化手段と、前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記可変符号化率復号化手段の出力信号の入出力順序を切替える第二のデータ入出力切替手段と、を備えることを特徴とするマルチキャリア復調回路である。
【0056】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明の特徴に加えて、請求項4に記載のマルチキャリア変調回路、またはこれを同等な変調回路から送信された、符号多重を行う場合に符号化率を多重符号ごとにフォールバックにより可変にできる信号を復調することを特徴とする。
【0057】
本発明では、従来とは異なり、パケット通信においてパケットを送信した際に、受信側からACK(Acknowledge)信号が折り返し送信されることを利用する。本発明は、ACK信号が適切に受信された場合には、通信環境が良好であると判定し、OFDM変調方式を適用する。
【0058】
本発明は、さらに、順次、サブキャリア変調多値数を増加させるまたは符号化率を上げるなどの制御を行う。逆に、本発明は、ACKが受信されない場合には、OFDMの変調多値数を減少させるまたは符号化率を低下させるなどのフォールバックを行う。
【0059】
これでも通信が確保されない場合には、本発明は、OFDMの拡張であるMC−CDMAヘフォールバックを行い、SFを増加させるまたはSFを確保した下で符号多重数を減少させる、またはMC−CDMAにおいて変調多値数を減少させる、またはMC−CDMAにおいて符号化率を減少させるフォールバック、またはこれらを組み合わせたフォールバックを行い、通信回線を確保することを特徴としている。したがって、本発明によれば、従来必要であったシングルセルやマルチセルの情報は全く必要がない。
【0060】
また、本発明は、遅延分散の推定値などを適用することがなく、通常のパケット通信の手順に従いフォールバックを行う。したがって、本発明によれば、推定誤りによるスループットの低下を回避することもできる。
【0061】
図9は、本発明の原理を示す図である。本発明は、通信環境が良好な領域では、OFDMを選択するように動作する。一方、本発明は、通信環境が厳しい領域では、MC−CDMAへフォールバックするように変調方式を選択するように動作する。したがって、本発明は、マルチセル環境において、セルの中心部で最高伝送速度を満足するように動作する。かつ、本発明によれば、セル端では、干渉に対する耐性が高くなるため、面的展開を実現することができる。
【0062】
または、本発明によれば、OFDMのみでは実現が困難な低CNR環境下の通信が可能となる。よって、本発明によれば、シングルシングルセル環境において、セル半径を向上させることができる。
【0063】
なお、フォールバックの手段としては、ACKの送受信を用いるのが望ましいが、本発明はこれに限られるものではない。したがって、ACKの送受信のほか、隣接サブキャリア間の相関量や、シングルセル、マルチセル環境の切替情報や、遅延分散値の推定情報なども、本発明に係るフォールバックの手段として用いることができる。
【0064】
また、本発明は、可変にできることを特徴とするので、必ずしも可変である必要はなく、固定であってもよい。したがって、本発明において、たとえば、拡散率=1、多重符号数=1とした場合には、当然OFDMの変調回路または復調回路を実現することができる。
【0065】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、請求項1に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。符号化回路101は、データs101を入力され、誤り訂正符号化データsl02を出力する。サブキャリア変調回路102は、誤り訂正符号化データsl02を入力され、サブキャリア変調を行い、変調信号sl03を出力する。
【0066】
フォールバック信号制御回路103は、回線の状態を示す回線情報s104を入力され、フォールバックの制御を行う制御信号sl05を出力する。変調部制御信号生成回路104は、制御信号sl05に従い変調部制御信号s106を生成する。
【0067】
拡散符号生成回路105は、変調部制御情報s106に従って拡散符号を選択し、拡散符号s107を出力する。データ入出力切替回路106は、変調信号s103と変調部制御信号s106とを入力され、入出力変換を行い、サブキャリア信号s108を出力する。
【0068】
拡散率/符号多重数可変拡散回路107は、サブキャリア信号s108と変調部制御信号s106と拡散符号s107とを入力され、周波数軸方向への拡散処理および符号多重処埋を行い、サブキャリア信号s109を出力する。なお、拡散率/符号多重数可変拡散回路107は、OFDMを伝送方式に選択した場合には、当然、拡散処理を行わない。
【0069】
IFFT回路108は、サブキャリア信号s109を入力され、マルチキャリア一括変調を行い、マルチキャリア信号s110を出力する。並列直列変換回路110は、マルチキャリア信号s110とガードインターバル付加制御回路109からの制御信号slllを入力され、時系列への変換およびガードインターバルの付加を行い、送信信号s112を出力する。
【0070】
図2は、請求項2に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。請求項2に記載の発明の実施の形態例は、可変符号化率符号化回路201および変数多値数可変サブキャリア変調回路202を有する点で、請求項1に記載の発明の実施の形態例と相違する。
【0071】
可変符号化率符号化回路201は、データs201と変調部制御信号s206とを入力され、誤り訂正符号化データs202を出力する。変数多値数可変サブキャリア変調回路202は、誤り訂正符号化データs202と変調部制御信号s206とを入力され、サブキャリア変調を行い、変調信号s203を出力する。
【0072】
なお、請求項2に記載の発明の実施の形態例における他の回路の動作は、上記請求項1に記載の発明の実施の形態例の場合と同様である。
【0073】
図3は、請求項3に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。請求項3に記載の発明の実施の形態例は、符号化回路301の点で、請求項2に記載の発明の実施の形態例と相違する。
【0074】
符号化回路301は、データs301を入力され、誤り訂正符号化データs302を出力する。データ入出力切替回路302は、誤り訂正符合化データs302と変調部制御信号s306とを入力され、入出力変換を行い、サブキャリア信号s303を出力する。
【0075】
変調多値数可変サブキャリア変調回路306は、サブキャリア信号s303と変調部制御信号s306とを入力され、サブキャリア変調を行い、変調信号s308を出力する。なお、請求項3に記載の発明の実施の形態例における他の回路の動作は、上記請求項2に記載の発明の実施の形態例の場合と同様である。
【0076】
図4は、請求項4に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。請求項4に記載の発明の実施の形態例は、データ入出力切替回路401を有する点で、請求項3に記載の発明の実施の形態例と相違する。
【0077】
データ入出力切替回路401は、データs401と変調部制御信号s406とを入力され、入出力変換を行い、サブキャリア信号s402を出力する。符号化率可変符号化回路402は、サブキャリア信号s402と変調部制御信号s406を入力され、誤り訂正符号化データs403を出力する。
【0078】
変調多値数可変サブキャリア変調回路406は、誤り訂正符号化データs403と変調部制御信号s406とを入力され、サブキャリア変調を行い、変調信号s408を出力する。なお、請求項4に記載の発明の実施の形態例における他の回路の動作は、上記請求項3に記載の発明の実施の形態例の場合と同様である。
【0079】
図5は、請求項5に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。直列並列変換回路501は、受信信号s501を入力され、並列信号s502を出力する。FFT回路502は、並列信号s502を入力され、マルチキャリア一括複調を行い、サブキャリア信号s503を出力する。
【0080】
フォールバック信号制御回路503は、回線の状態を示す回線情報s504を入力され、フォールバックの制御を行う制御信号s505を出力する。復調部制御信号生成回路504は、制御信号s505に従い復調部制御信号s506をする。拡散符号生成回路505は、復調部制御情報s506に従って拡散符号を選択し、拡散符号s507を出力する。
【0081】
拡散率/符号多重数可変逆拡散回路506は、サブキャリア信号s503と復調部制御信号s506と拡散符号s507とを入力され、逆拡散を行い、合成信号s508を生成する。拡散率/符号多重数可変逆拡散回路506は、シングルセル環境でOFDMを伝送方式に選択した場合には、当然、拡散処理を行わない。
【0082】
データ入出力切替回路507は、合成信号s508と復調部制御信号s506とを入力され、入出力の切替を行い、順次、合成信号s509を出力する。サブキャリア復調回路508は、合成信号s509の復調を行い、復調データ信号s510を生成する。復号化回路509は、復調データ信号s510に対して誤り訂正復号化処理を行い、データs511を出力する。
【0083】
図6は、請求項6に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。請求項6に記載の発明の実施の形態例は、変数多値数可変サブキャリア復調回路608および符号化率可変符号化回路609を有する点で、請求項5に記載の発明の実施の形態例と相違する。
【0084】
変数多値数可変サブキャリア復調回路608は、復調部制御信号s606を入力され、合成信号s609の復調を行い、復調データ信号s610を生成する。符号化率可変符号化回路609は、復調データ信号s610に対して誤り訂正復号化処理を行い、データs611を出力する。
【0085】
なお、請求項6に記載の発明の実施の形態例における他の回路の動作は、上記請求項5に記載の発明の実施の形態例の場合と同様である。
【0086】
図7は、請求項7に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。変数多値数可変サブキャリア復調回路707は、復調部制御信号s706を入力され、合成信号s708の復調を行い、復調データ信号s709を生成する。
【0087】
データ入出力切替回路708は、復調データ信号s709と復調部制御信号s706とを入力され、入出力の切替を行い、順次、合成信号s710を出力する。なお、請求項7に記載の発明の実施の形態例における他の回路の動作は、上記請求項6に記載の発明の実施の形態例の場合と同様である。
【0088】
図8は、請求項8に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。符号化率可変復号化回路808は、復調データ信号s809と復調部制御信号s806とを入力され、復調データ信号s809に対して誤り訂正復号化処理を行い、データs810を出力する。データ入出力切替回路809は、データs810を入力され、入出力の切替を行い、順次、合成信号s811を出力する。
【0089】
なお、請求項8に記載の発明の実施の形態例における他の回路の動作は、上記請求項7に記載の発明の実施の形態例の場合と同様である。
【0090】
図10は、本発明に関するシステム容量の比較図である。図10においては、本発明の効果を確認するために、リンクレベルの計算機シミュレーションから得られた所要のC/(N+I)に基づいたシステム容量の比較が示されている。
【0091】
図10においては、OFDMのみを用いた場合と、MC−CDMAのみを用いた場合と、OFDMの変調多値数を減少させても回線を満足できない場合にMC−CDMAへフォールバックする場合(以下、「本発明の一例の場合」という)とを比較した。
【0092】
本発明の一例の場合には、変調多値数に加えてコード多重数をも減少させて、伝送速度を低下させることとした。表1は、図10の比較に用いたOFDMのシステム諸元を示す表であり、表2は、図10の比較に用いたMC−CDMAのシステム諸元を示す表であり、表3は、図10の比較に用いた本発明の一例のシステム諸元を示す表である。
【0093】
【表1】
Figure 0003813884
【0094】
【表2】
Figure 0003813884
【0095】
【表3】
Figure 0003813884
【0096】
評価基準は、セル内平均伝送速度Rave(下り回線、上位レイヤの効率=1、伝搬損失=3.1 乗則)とした。導出は以下に従う。希望信号電力と雑音電力、周囲全セルの干渉電力和から許容C/(N+1)を算出する。この許容C/(N+1)とリンクレベルシミュレーションから得られる各伝送速度Riの所要C/(N+1)とから通信可能距離diを決定し、六角形セルの面積Siを数式1から求める。この値からセル内平均伝送速度Raveを数式2で定義する。Mは、システムにおける伝送速度の定義数を示す。
【0097】
【数1】
Figure 0003813884
【0098】
【数2】
Figure 0003813884
【0099】
図10の横軸は、各システムでの規格化セル半径(=1:セル端)を示している。変調多値数のフォールバックのみを用いるOFDMでは、規格化セル半径=1を満足することが困難となっている。一方、本発明の一例では、MC−CDMAへフォールバックを行っているため、規格化セル半径がOFDMと比較して約2.2倍拡大し、MC−CDMAと同等の面的展開が可能となっている。
【0100】
図10の縦軸は、規格化セル半径=1におけるRaveを示している。OFDMにおいては、セル端周辺での通信が困難なため、伝送速度RM=0として評価した。したがって、OFDMはRaveが低い。
【0101】
本発明の一例においては、所要C/(N+I)が確保できる場合にOFDMを用いるので、MC−CDMAのみの場合と比較してRaveが約1.3倍増し、システム容量が増加している。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア変調回路によれば、従来必須であったシングルセル、マルチセル環境の情報を使用することなく、シングルセル、マルチセルでの通信が可能となる。
したがって、伝送速度の向上を図りつつ、面的展開を可能とするマルチキャリア変調回路およびマルチキャリア変調回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図2】請求項2に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図3】請求項3に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図4】請求項4に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図5】請求項5に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図6】請求項6に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図7】請求項7に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図8】請求項8に記載の発明の実施の形態例に係るブロック図である。
【図9】本発明の原理を示す図である。
【図10】本発明に関するシステム容量の比較図である。
【図11】従来のマルチキャリア変調回路のブロック図である。
【図12】従来のマルチキャリア復調回路のブロック図である。

Claims (8)

  1. 入力データの誤り訂正符号化を行う符号化手段と、前記符号化手段から出力される符号化データに対してサブキャリア変調を行うサブキャリア変調手段と、前記サブキャリア変調手段から出力されるサブキャリア変調信号に対してマルチキャリア一括変調を行うマルチキャリア一括変調手段と、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を入力され、ガードインターバルの付加制御を行うガードインターバル付加制御手段からの出力信号に基づいて、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を時系列に出力し、送信信号を生成する並列直列変換手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
    前記サブキャリア変調手段と前記マルチキャリア一括変調手段の間に、
    ACK信号が入力される第一のフォールバック制御手段と、
    前記第一のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる又は前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させるように変調部の制御を行う変調部制御信号生成手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記サブキャリア変調信号の入出力順序を切替える第一のデータ入出力切替手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号に対して周波数軸方向への拡散及び符号多重を行い前記マルチキャリア一括変調手段へ出力し、前記拡散率が1であれば、前記拡散及び前記符号多重を行わずに前記マルチキャリア一括変調手段へ出力する、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変拡散手段と、
    を備えることを特徴とするマルチキャリア変調回路。
  2. 前記符号化手段は、前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、符号化率を可変とし、
    前記サブキャリア変調手段は、前記変調部制御信号生成手段の出力信号が入力され、サブキャリア変調の変調多値数を可変とし、
    前記変調部制御信号生成手段は、さらに、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、前記変調多値数を減少させる又は前記符号化率を減少させるように変調部の制御を行う、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャリア変調回路。
  3. 入力データの誤り訂正符号化を行う符号化手段と、マルチキャリア一括変調を行うマルチキャリア一括変調手段と、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を入力され、入力されるガードインターバルの付加制御を行うガードインターバル付加制御手段からの出力信号に基づいて前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を時系列に出力し、送信信号を生成する並列直列変換手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
    前記符号化手段と前記マルチキャリア一括変調手段の間に、
    ACK信号が入力される第一のフォールバック制御手段と、
    前記第一のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる又は変調多値数を減少させるように変調部の制御を行う変調部制御信号生成手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記サブキャリア変調信号の入出力順序を切替える第一のデータ入出力切替手段と、
    前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号および前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、サブキャリア変調の変調多値数を可変とする変調多値数可変サブキャリア変調手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号に対して周波数軸方向への拡散及び符号多重を行い前記マルチキャリア一括変調手段へ出力し、前記拡散率が1であれば、前記拡散及び前記符号多重を行わずに前記マルチキャリア一括変調手段へ出力する、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変拡散手段と、
    を備えることを特徴とするマルチキャリア変調回路。
  4. マルチキャリア一括変調を行うマルチキャリア一括変調手段と、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を入力され、入力ガードインターバルの付加制御を行うガードインターバル付加制御手段からの出力信号に基づいて、前記マルチキャリア一括変調手段の出力信号を時系列に出力し、送信信号を生成する並列直列変換手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
    前記マルチキャリア一括変調手段の前段に、
    ACK信号が入力される第一のフォールバック制御手段と、
    前記第一のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第一のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる、変調多値数を減少させる又は符号化率を減少させるように変調部の制御を行う変調部制御信号生成手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、入力されるデータ信号の入出力順序を切替える第一のデータ入出力切替手段と、
    前記第一のデータ入出力切替手段の出力信号および前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、符号化率を可変とする可変符号化率符号化手段と、
    前記可変符号化率符号化手段の出力信号および前記変調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、サブキャリア変調の変調多値数が可変である変調多値数可変サブキャリア変調手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
    前記変調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記変調多値数サブキャリア変調手段の出力信号に対して周波数軸方向への拡散及び符号多重を行い前記マルチキャリア一括変調手段へ出力し、前記拡散率が1であれば、前記拡散及び前記符号多重を行わずに前記マルチキャリア一括変調手段へ出力する、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変拡散手段と、
    を備えることを特徴とするマルチキャリア変調回路。
  5. 受信マルチキャリア信号を入力され受信マルチキャリア信号の直列並列変換を行う直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段の出力信号に対してマルチキャリア一括復調を行うマルチキャリア一括復調手段と、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対してサブキャリア変調の復調操作を行うサブキャリア復調手段と、前記サブキャリア復調手段からの出力データに対して誤り訂正の復号化を行う復号化手段と、を備えるマルチキャリア変調回路であって、
    前記マルチキャリア一括復調手段と前記サブキャリア復調手段の間に、
    ACK信号が入力される第二のフォールバック制御手段と、
    前記第二のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる又は前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させるように復調部の制御を行う復調部制御信号生成手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への逆拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成可能な拡散符号生成手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対して周波数軸方向への逆拡散及び符号多重数に応じた合成を行い、前記拡散値が1であれば、前記逆拡散及び前記合成を行わない、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変逆拡散手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率/符号多重数可変逆拡散手段の入出力順序を切替え、サブキャリア復調手段へ入力する第二のデータ入出力切替手段と、
    を備えることを特徴とするマルチキャリア復調回路。
  6. 前記サブキャリア復調手段は、前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、サブキャリア復調の変調多値数を可変とし、
    前記符号化手段は、前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力され、符号化率を可変とし、
    前記復調部制御信号生成手段は、さらに、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、前記変調多値数を減少させる又は前記符号化率を減少させるように復調部の制御を行う、ことを特徴とする請求項5に記載のマルチキャリア復調回路。
  7. 受信マルチキャリア信号を入力され受信マルチキャリア信号の直列並列変換を行う直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段の出力信号に対してマルチキャリア一括復調を行うマルチキャリア一括復調手段と、誤り訂正符号化データに対して誤り訂正の復号化を行う復号化手段と、を備えるマルチキャリア復調回路において、
    前記マルチキャリア一括復調手段と前記符号化手段の間に、
    ACK信号を入力される第二のフォールバック制御手段と、
    前記第二のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる又は変調多値数を減少させるように復調部の制御を行う復調部制御信号生成手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への逆拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成する拡散符号生成手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対して周波数軸方向への逆拡散および符号多重数に応じた合成を行い、前記拡散値が1であれば、前記逆拡散及び前記合成を行わない、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変逆拡散手段と、
    前記拡散率/符号多重数可変逆拡散手段の出力信号および前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力されサブキャリア復調の変調多重数を可変とする変調多値数可変サブキャリア復調手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記変調多値数可変サブキャリア復調手段の出力信号の入出力順序を切替え、前記復号化手段へ出力する第二のデータ入出力切替手段と、
    を備えることを特徴とするマルチキャリア復調回路。
  8. 受信マルチキャリア信号を入力され受信マルチキャリア信号の直列並列変換を行う直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段の出力信号に対してマルチキャリア一括復調を行うマルチキャリア一括復調手段と、を備えるマルチキャリア復調回路において、
    前記マルチキャリア一括復調手段の後段に、
    ACK信号を入力される第二のフォールバック制御手段と、
    前記第二のフォールバック制御手段の出力信号に従い、前記第二のフォールバック制御手段で前記ACK信号が受信されない場合には、拡散率を増加させる、前記拡散率を確保した下で符号多重数を減少させる、変調多値数を減少させる又は符号化率を減少させるように復調部の制御を行う復調部制御信号生成手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、周波数軸方向への逆拡散を行う拡散符号の拡散率を可変とし、かつ、符号多重に用いる複数の拡散符号を生成する拡散符号生成手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記拡散率が1より大きければ、前記拡散符号生成手段から生成される拡散符号を用いて、前記マルチキャリア一括復調手段の出力信号に対して周波数軸方向への逆拡散および符号多重数に応じた合成を行い、前記拡散値が1であれば、前記逆拡散及び前記合成を行わない、拡散率および符号多重数が可変である拡散率/符号多重数可変逆拡散手段と、
    前記拡散率/符号多重数可変逆拡散手段の出力信号および前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力されサブキャリア復調の変調多重数を可変とする変調多値数可変サブキャリア復調手段と、
    前記変調多値数可変サブキャリア復調手段の出力信号および前記復調部制御信号生成手段の出力信号を入力され符号化率を可変とする可変符号化率復号化手段と、
    前記復調部制御信号生成手段の出力信号に従い、前記可変符号化率復号化手段の出力信号の入出力順序を切替える第二のデータ入出力切替手段と、
    を備えることを特徴とするマルチキャリア復調回路。
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