JP3812915B2

JP3812915B2 - Centerless grinding machine workpiece supply device

Info

Publication number: JP3812915B2
Application number: JP02591497A
Authority: JP
Inventors: 裕功津田; 裕久山田
Original assignee: Koyo Machine Industries Co Ltd
Current assignee: Koyo Machine Industries Co Ltd
Priority date: 1997-01-24
Filing date: 1997-01-24
Publication date: 2006-08-23
Anticipated expiration: 2017-01-24
Also published as: JPH10202488A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センタレス研削盤のワーク供給装置に関し、さらに詳細には、いわゆる段付きの工作物やテーパ外径面を有する工作物などを研削するインフィード方式のセンタレス研削盤において、研削加工位置に対して工作物を効率良く供給・排出するための技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
センタレス研削盤におけるインフィード（送り込み）研削は、工作物（以下、ワークと称する）として、異なる直径部分を有するいわゆる段付きワークや直径が軸方向へ連続的に変化するテーパ外径面を有するワークなど、スルー（通し送り）研削では不可能なワークの円筒外径面の研削に適した研削方式である。
【０００３】
このインフィード研削においては、図７(a) に示すように、ワークＷを、その円筒外径面に見合ったプロフィールを有する調整車Ｒとブレード（受け板）Ｂで支持しかつストッパＳにより軸方向に規制しながら、同じくワークＷの円筒外径面に見合ったプロフィールを有する砥石車Ｇによって、ワークＷの円筒外径面を研削加工する。
【０００４】
ところで、インフィード研削においては、ワークＷと砥石車Ｇ、調整車ＲおよびブレードＢとの相対的な配置関係つまり軸方向の位置決めが重要であることから、その研削工程は、図７(b) に示すように、ワークＷをワーク加工位置であるブレードＢ上に上方から軸方向の位置決めを行いながら供給配置するローディング工程▲１▼、ワークＷを砥石車Ｇにより研削する研削工程▲２▼および研削加工終了後のワークＷをブレードＢ上から上方へ取出し排出するアンローディング工程▲３▼が順次連続して行われており、つまりローディング工程▲１▼とアンローディング工程▲３▼が別個独立して行われていた。
【０００５】
なお、これら両工程▲１▼，▲３▼を実行するワーク供給装置としては、各工程を別個独立して行う２台の装置が用いられる場合と、両工程を行う単一の装置が用いられる場合とがあるが、いずれの場合にあっても、これら両工程における装置の動作は、水平方向と上下方向の動きにワークのチャッキング動作が組み合わされて行われている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、ワーク供給装置の動作が複雑かつ高精度に行われる必要があることから、その装置構成は構造上必然的に複雑かつ大型となり、さらには研削盤装置設備自体の複雑大型化、装置コストおよびメンテナンスコストの高騰を招いていた。
【０００７】
また、ワーク供給装置の装置構成が複雑であることと相まって、ワーク供給装置は、砥石車Ｇ、調整車ＲおよびブレードＢが相互に近接するワーク加工位置に近接配置されるため、これら周辺装置との相対的な配置調整に熟練を要し、ワークの規格寸法変更に伴う段替えが困難でかつ時間を要するなど、メンテナンスにおける作業性に問題があった。
【０００８】
さらに、ローディング工程▲１▼とアンローディング工程▲３▼を別工程で行っているため、ワークＷのローディング、アンローディングに要する時間が長く、これがインフィード研削加工の加工サイクルタイムの増加を招き、特に量産品の研削加工においては、加工コストの増大に大きく影響していた。
【０００９】
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、インフィード方式のセンタレス研削盤において、ワーク加工位置に対するワークの供給および排出を一工程で行うことにより、研削作業効率を向上するとともに、構造簡単かつ小型のワーク供給装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のワーク供給装置は、調整車とブレードで支持されたワークを、軸方向に規制しつつ、砥石車によってワークの円筒外径面をセンタレス研削するインフィード方式のセンタレス研削盤に配置されるものであって、上記砥石車と調整車の間において、これらの軸線と平行する平面に沿って回転可能に軸支されるとともに、外周縁部にワークを保持する複数のワーク保持部が周方向へ所定の配設ピッチをもって設けられてなるキャリア円板と、このキャリア円板をインデックス回転させるインデックス装置とを備えてなり、上記ワーク保持部は、上記キャリア円板の外周縁部から外方に向けて開放されるとともに、ワークを軸心がキャリア円板の回転方向へ向くように保持する形状寸法を備え、上記インデックス装置は、上記ワーク保持部の配設ピッチに対応したインデックスピッチをもって、上記キャリア円板を間欠的にインデックス回転させる構成とされ、上記キャリア円板の間欠的なインデックス回転により、上記ワーク保持部は、ワークを搬入するワーク搬入位置とワークを研削加工するワーク加工位置とにインデックスされるとともに、上記ワーク加工位置においてワークを上記ブレード上に落下供給し、ワークの研削加工完了後において、上記ワーク保持部の後端側面が上記ブレード上のワークの排出作用をなすように構成されていることを特徴とする。
【００１１】
本発明においては、ワークは、ワーク搬入位置でキャリア円板のワーク保持部に搬入保持されたワークは、インデックス装置によるキャリア円板の間欠的なインデックス回転に伴い、ワーク加工位置のブレード上へインデックス供給されて、調整車とブレードで支持されかつストッパにより軸方向に規制されながら、その円筒外径面に砥石車による研削加工が施されるとともに、研削加工終了後にワーク加工位置の上記ブレード上から排出される。
【００１２】
この場合、ワーク保持部は、キャリア円板の外周縁部から外方に向けて開放されるとともに、ワークを軸心がキャリア円板の回転方向へ向くように保持する形状寸法を備えてなるため、ワーク加工位置のブレード上へのインデックス供給時において、ワークは上記ワーク保持部から自重によりそのままブレード上に落下した後、上記ストッパにより、その軸方向規制作用つまり軸方向位置決め作用がなされる。一方、ワーク加工位置からのワーク排出時には、ワーク保持部の後端側面が上記ブレード上のワークの後端面を押圧して排出作用をなす。
【００１３】
また、インデックス装置は、ワーク保持部の配設ピッチに対応したインデックスピッチをもって、キャリア円板を間欠的にインデックス回転させる構成とされているため、ワーク加工位置において、研削加工を終了したワークの排出と、後続のワーク保持部に保持されたワークの研削加工のための供給が、キャリア円板のインデックス動作により連続した一工程で行われる。
【００１４】
本発明のワーク供給装置の主要構成は、単純な構造のキャリア円板と、このキャリア円板をインデックス回転させるインデックス装置とからなるため、装置構造が簡単かつ小型になるとともに、その動作もキャリア円板のインデック回転のみの単純なものとなる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１６】
本発明に係るワーク供給装置が図１および図２に示されており、このワーク供給装置１は、インフィード方式のセンタレス研削盤に設けられるものである。
【００１７】
このセンタレス研削盤は、従来周知の一般的な基本構造を備えるもので、回転駆動する砥石車Ｇ、ワークＷの外径面を回転支持する調整車Ｒ、およびワークＷの外径面の下側を支持するブレードＢを備えるとともに、上記砥石車Ｇおよび調整車Ｒとの間に上記ワーク供給装置１が配置されている。ブレードＢの支持面Ｂａ上の一部には、ワークＷの軸方向位置を規制するためのワークストッパ（ストッパ）Ｓが起立状に一体形成されている。
【００１８】
ワーク供給装置１は、キャリア円板２、インデックス装置３、ワーク搬入装置４、ワーク搬出シュート５および制御装置６を主要部として備えてなる。
【００１９】
キャリア円板２は、砥石車Ｇと調整車Ｒとの間のブレードＢ上にワークＷを供給（ローディング）・排出（アンローディング）するもので、一方向つまりインデックス回転方向Ｘへ回転可能な構造とされている。
【００２０】
すなわち、このキャリア円板２は、砥石車Ｇと調整車Ｒとの間に配置され薄肉円板状のもので、その支軸２ａが、ブレードＢの上方位置において、砥石車Ｇおよび調整車Ｒの回転主軸Ｇａ，Ｒａの軸線と直交する状態で回転可能に軸支されている。これにより、上記キャリア円板２は、砥石車Ｇと調整車Ｒの間において、砥石車Ｇおよび調整車Ｒの軸線と平行する垂直平面に沿って回転可能とされている。また、キャリア円板２ａを回転支持する軸受（図示省略）に隣接して、一方向クラッチ１０が連結されて、キャリア円板２がインデックス回転方向Ｘへのみ回転する構成とされている。
【００２１】
キャリア円板２の外周縁部には、ワークＷを保持する複数（図示においては７つ）のワーク保持部１１，１１，…が周方向へ所定の配設ピッチをもって設けられている。
【００２２】
ワーク保持部１１は、キャリア円板２の外周縁部から外方に向けて開放されたほぼ矩形状の保持溝の形態とされ、その形状寸法は、ワークＷをその軸心がキャリア円板２の回転方向へ向くように保持するように設定されている。すなわち、ワーク保持部１１の長さ寸法がワークＷの長さよりも若干大きく設定されるとともに、その深さまたは高さ寸法がワークＷの直径よりも若干小さく設定されている。また、ワーク保持部１１の溝底１１ａは、ワークＷの外径面を支持する平坦面とされるとともに、その先端側面１１ｂおよび後端側面１１ｃは、それぞれワークＷの前後端面に当接係合可能な平坦面とされている。
【００２３】
また、上記キャリア円板２の外径寸法は、上記ワーク保持部１１がブレードＢの支持面Ｂａの近傍上方を通過するように設定されるとともに、その厚さは、図３に示すごとくワークＷの外径寸法よりも小さく、より具体的には、少なくともワークＷの最終仕上げ外径寸法よりも小さく設定されている。
【００２４】
これにより、キャリア円板２のインデックス回転時、図２に示すように、その最外周縁がブレードＢおよびストッパＳと干渉することなく、その上側近傍を通過するとともに、図３に示すように、ワーク保持部１１が、砥石車Ｇおよび調整車Ｒと干渉することなく、これらの間でワークＷを保持搬送することとなる。また、ワーク保持部１１の先端側面１１ｂと後端側面１１ｃは、後述するように、ブレートＢ上に載置されたワークＷの前後両端面にそれぞれ当接係合可能なように設定されている。
【００２５】
これに関連して、キャリア円板２の外周近傍位置には、ガイド部１２が配置されている。このガイド部１２は、後述するように、ワーク搬入位置Ｐ₁でキャリア円板２のワーク保持部１１に搬入保持されたワークＷを、その保持状態のままワーク加工位置Ｐ₂まで整列案内するものである。ガイド部１２の具体的な構造は図示しないが、ガイド部１２は、上記ワーク搬入位置Ｐ₁からワーク加工位置Ｐ₂の範囲において、上記キャリア円板２の外周縁部を取り囲み、かつワークＷの外径面を支持案内するように被覆状に設けられている。
【００２６】
上記インデックス装置３は、キャリア円板２をインデックス回転させるためのもので、インデックス機構１５とキックバック機構１６を備えてなる。
【００２７】
インデックス機構１５は、キャリア円板２を上記インデックスピッチ分だけ間欠的に押圧回転させるもので、キャリア円板２の一側面に設けられた複数の割出しピン２０，２０，…と、インデックス駆動手段としてのインデックスシリンダ２１とからなり、具体的構造が図４に示されている。
【００２８】
割出しピン２０は、上記キャリア円板２の一側面に、ワーク保持部１１の配設ピッチに対応した配設ピッチをもって同一円周上にワーク保持部１１と同数個突設されている。
【００２９】
インデックスシリンダ２１は、割出しピン２０のうちの一つをインデックス回転方向Ｘへ押圧するもので、具体的にはエアシリンダからなる。インデックスシリンダ２１は、そのシリンダ本体２１ａが図外の固定側に取付け支持されるとともに、そのピストンロッド２１ｂの先端部に、押圧部材２２が揺動可能に取り付けられている。この押圧部材２２は、先端部２２ａが上記割出しピン２０に係脱可能とされるとともに、後端部２２ｂが弾発スプリング２３に連係されて、常時上記割出しピン２０との係合方向へ弾発付勢されている。
【００３０】
そして、インデックスシリンダ２１のピストンロッド２１ｂが突出することにより、押圧部材２２が、図４(a) に示すように、キャリア円板２上の割出しピン２０を押圧して、キャリア円板２をインデックス回転させることになるが、このときのピストンロッド２１ｂの突出ストロークは、ワーク保持部１１の配設ピッチつまりインデックス回転量に対応する。
【００３１】
キックバック機構１６は、キャリア円板２をインデックス回転方向と逆方向へ位置決め回転（キックバック動作）させるもので、前記一方向クラッチ１０とスプリング機構２５とから構成されている。
【００３２】
一方向クラッチ１０は、キャリア円板２のインデックス回転方向Ｘへの回転のみを許容するもので、前述したように、キャリア円板２の支軸２ａを回転支持する軸受（図示省略）に隣接して一体的に設けられている。
【００３３】
スプリング機構２５は、割出しピン２０のうちの一つをインデックス回転方向Ｘと逆方向へ弾発的に付勢するもので、図２に示すように、揺動アーム２６が支持ピン２７に揺動可能に枢支され、この揺動アーム２６の先端に係合ローラ２８が自由回転可能に設けられるとともに、その後端が弾発スプリング２９に連係されて、割出しピン２０との係合方向へ弾発付勢されている。
【００３４】
そして、係合ローラ２８は、弾発スプリング２９の付勢力により、キャリア円板２上の割出しピン２０の一つを常時逆転方向、つまり一方向クラッチ１０により回転を規制された方向へ付勢しており、上記インデックスシリンダ２１によるインデックス回転方向Ｘへの押圧力が解除されると、キャリア円板２を逆回転させる。なお、この場合の回転量は、上記一方向クラッチ１０が働くまでの遊び回転量つまりロックストローク分である。
【００３５】
以上のように構成されたインデックス装置３により、キャリア円板２は次のごとくインデックス回転される。
【００３６】
すなわち、インデックスシリンダ２１のピストンロッド２１ｂが突出することにより、押圧部材２２が、図４(a) に示すように、キャリア円板２上の割出しピン２０，２０，…の一つを押圧して、キャリア円板２をインデックス回転させる。この場合、スプリング機構２５が割出しピン２０のうちの一つをインデックス回転方向Ｘと逆方向へ常時弾発的に付勢しているため、キャリア円板２はこのスプリング機構２５の弾発力に抗してインデックス回転することになり、この結果、所定のインデックス回転量だけ確実に回転する。
【００３７】
一方、上記インデックスシリンダ２１によるインデックス回転方向Ｘへの押圧力が解除されると、つまり、押圧部材２２が、ピストンロッド２１ｂの退入により、次段階のインデックス回転のために初期位置へ復帰動作すると、スプリング機構２５の弾発力により、キャリア円板２は、一方向クラッチ１０のロックストロール分だけ逆回転（キックバック動作）する。
【００３８】
しかして、これら一連のインデックス回転により、キャリア円板２のワーク保持部１１，１１，…は、ワークＷを搬入するワーク搬入位置Ｐ₁と、ワークＷを研削加工するワーク加工位置Ｐ₂に順次インデックスされる。このワーク加工位置Ｐ₂においては、上記キックバック動作により、上記ワーク保持部１１の後端側面１１ｃがワークＷの後端面から僅かに後方へ逃げて離れて、これらの間に隙間を形成し、これにより、後述するように、研削加工時のワークＷの推力とストッパＳによるワークＷの軸方向規制作用を可能にする。また、これに続く上記インデックス動作により、ワーク保持部１１の後端側面１１ｃがワークＷの後端面を押圧して、その排出作用をなす。
【００３９】
なお、上記押圧部材２２の復帰動作は、押圧部材２２が後続する割出しピン２０を乗り越えて行われる。つまり、ピストンロッド２１ｂが退入すると、押圧部材２２は、図４(b) に示すように、弾発スプリング２３の弾発力に抗して、後続する割出しピン２０に対して矢符Ｃ方向へ揺動退避しながら（▲１▼→▲２▼の動作参照）乗り越えることになる。この目的のため、押圧部材２２の先端部２２ａには、上記退避動作を円滑にするための傾斜面２４が形成されている。また、この場合、一方向クラッチ１０のロック作用（逆転防止作用）により、キャリア円板２は停止状態にあり、押圧部材２２は初期位置へ復帰して、この後続の割出しピン２０の後方に対向位置することとなる（図２の実線位置）。
【００４０】
ワーク搬入装置４は、ワークＷをキャリア円板２のワーク保持部１１に搬入するもので、ワーク搬入位置Ｐ₁において、上記キャリア円板２の側部に配置されている。
【００４１】
ワーク搬入装置４の具体的構成は、図５に示されており、ワーク搬入部材３０と搬入シリンダ３１を主要部として備えてなる。
【００４２】
ワーク搬入部材３０は移動ブロックの形態とされ、その先端側下面に、ワークＷを保持する下向き円弧状の保持凹部３２が設けられている。このワーク搬入部材３０は、移動ガイド３３上をキャリア円板２の回転方向と直交する方向へ移動して、進退動作するように構成されている。
【００４３】
そして、ワーク搬入部材３０の進出位置において、図５(a) ，(b) の▲１▼に示すように、上記保持凹部３２は、ワーク搬入位置Ｐ₁にあるキャリア円板２のワーク保持部１１の上方に対向位置する。また、ワーク搬入部材３０の後退位置において、図５(a) ，(b) の▲２▼に示すように、保持凹部３２は、搬入シュート３４の先端開口に対向位置する。
【００４４】
搬入シュート３４は中空の搬入パイプの形態とされ、その先端が上記ワーク搬入部材３０の進退経路に開口される一方、その基端が図外においてパーツフィーダ等のワーク供給源に接続されている。搬入シュート３４内を整列した状態で連続して搬送されるワークＷ，Ｗ，…は、上記ワーク搬入部材３０が後退位置にあって、上記保持凹部３２と搬入シュート３４が同軸状に一致したとき、最先のワークＷが保持凹部３２内に送り出される構成とされている。
【００４５】
搬入シリンダ３１は、ワーク搬入部材３０を進退動作させるもので、具体的にはエアシリンダからなり、そのシリンダ本体３１ａが図外の固定側に取付け支持されるとともに、そのピストンロッド３１ｂの先端が上記ワーク搬入部材３０に接続されている。
【００４６】
そして、搬入シリンダ３１のピストンロッド３１ｂの突出退入動作により、
ワークＷが搬入シュート３４からキャリア円板２のワーク保持部１１に順次搬入される。すなわち、上記ピストンロッド３１ｂの退入動作により、ワーク搬入部材３０が後退位置へ移動して、その保持凹部３２が搬入シュート３４からワークＷを受け取り（図５(a) ，(b) の▲２▼の状態）、上記ピストンロッド３１ｂの突出動作により、ワーク搬入部材３０が進出位置へ移動して、その保持凹部３２内のワークＷがワーク搬入位置Ｐ₁にあるキャリア円板２のワーク保持部１１に落下挿入される。なお、この際に保持凹部３２内のワークＷの端面および下部が移動ガイド３３のガイド面により案内されて、上記ワーク保持部１１への位置決め搬入が確実に行われる。これら一連の動作は、キャリア円板２のインデックス回転に同期して順次連続して行われる。
【００４７】
ワーク搬出シュート５は、研削加工されたワークＷを搬出する断面円弧状のもので、上記ワーク加工位置Ｐ₂近傍に設けられている。具体的には、ワーク搬出シュート５は、その基端がブレードＢの排出端に接続されるとともに、その先端が図外の収容部に接続されており、ワークＷが自重により摺動落下して排出される傾斜構造とされている。
【００４８】
制御装置６は、センタレス研削盤の各種装置（砥石車Ｇ，調整車Ｒの駆動源等）およびワーク供給装置１の各種装置（インデックス装置３、ワーク搬入装置４のシリンダ２１，３１等）を相互に連動して自動制御するもので、具体的には、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭおよびＩ／Ｏポートなどからなるマイクロコンピュータで構成されたＣＮＣ装置である。この制御装置６には、以下に述べる研削工程を実行するための制御プログラムが、数値制御データとして、予めまたは図示しない操作盤のキーボード等により適宜選択的に入力設定される。
【００４９】
次に、以上のようなワーク供給装置１を備えたセンタレス研削盤における研削工程について説明する（図６参照）。この場合、以下の一連の工程はすべて、インデックス装置３によるキャリア円板２のインデックス回転に同期して行われる。
【００５０】
▲１▼ キャリア円板２のインデックス回転に伴って、ワーク搬入位置Ｐ₁に位置するワーク保持部１１に対して、ワークＷが、ワーク搬入装置４の前述した動作により、落下搬入される（図６の▲１▼参照）。図面では、このようにして既に３つのワーク保持部１１，１１，１１に対して、ワークＷがそれぞれ搬入保持された状態が示されている。
【００５１】
▲２▼ さらに、キャリア円板２がインデックス回転すると、下部のワーク供給位置Ｐ₂の手前のワーク保持部１１が、ワーク供給位置Ｐ₂にインデックスされて、ワーク保持部１１内のワークＷがブレードＢ上に落下供給される（図６の▲２▼参照）。
【００５２】
▲３▼ 続いて、キックバック機構１６によりキャリア円板２が僅かに逆転（キックバック）する。これにより、ワーク保持部１１も若干後退して、前述したように、その後端側面１１ｃとワークＷの後端面との間に隙間を形成して、ワークＷは、ストッパＳに当接可能な状態に置かれる（図６の▲３▼参照）。
【００５３】
▲４▼ この状態で、砥石車Ｇと調整車Ｒが回転駆動されるとともに、砥石車Ｇの切込み送りされて、ワークＷの外径面に研削加工が施される。このとき、研削加工によりワークＷに与えられる推力で、ワークＷが後退して、その後端面がストッパＳに当接係止し、その軸方向の動きを規制されつつ、その外径面に砥石車Ｇによる研削が施される（図６の▲４▼参照）。これと同時に、ワーク搬入位置Ｐ₁においては、上記▲１▼のワーク搬入動作が行われる。
【００５４】
▲５▼ 研削加工が終了すると、再びキャリア円板２がインデックス回転して、研削を完了したワークＷは、前述したように、ワーク保持部１１の後端側面１１ｃによりその後端面を押圧されて、ブレードＢ上から排出シュート５へ落下排出される（図６の▲５▼参照）。これと同時に、ワーク供給位置Ｐ₂に後続のワーク保持部１１がインデックスされて、▲２▼のワーク供給動作が行われる。
【００５５】
しかして、上記インデックス装置３においては、ワーク保持部１１の配設ピッチに対応したインデックスピッチをもって、キャリア円板２を間欠的にインデックス回転させる構成とされているため、ワーク加工位置Ｐ₂において、研削加工を終了したワークＷの排出と、後続のワーク保持部１１に保持されたワークＷの研削加工のための供給が、キャリア円板２のインデックス動作により連続した一工程で行われることとなる。この結果、ワークＷのローディング、アンローディングに要する時間が従来に比較して大幅に短縮され（従来の約１／４〜１／６のサイクルタイム）、ひいてはインフィード研削加工における加工サイクルタイムの短縮化が図れ、研削作業効率が向上する。
【００５６】
また、ワーク供給装置１の主要構成は、図示のごとく単純な構造のキャリア円板２と、このキャリア円板２をインデックス回転させるインデックス装置３とからなるため、装置構造が簡単かつ小型になるとともに、その動作もキャリア円板２のインデック回転のみの単純なものとなる。
【００５７】
特に、ワーク保持部１１は、キャリア円板２の外周縁部から外方に向けて開放されるとともに、ワークＷの軸心がキャリア円板２の回転方向へ向くようにワークＷを保持する形状寸法を備えてなるため、ワーク加工位置Ｐ₂へのワークＷのインデックス供給時において、ワークＷは自重によりそのままブレードＢ上に落下した後、上記ストッパＳにより、その軸方向規制作用つまり軸方向位置決め作用がなされる。一方、ワーク加工位置Ｐ₂からのワーク排出時には、ワーク保持部１１の後端側面１１ｃがワークＷの後端面を押圧して排出作用をなす。
【００５８】
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々設計変更可能である。
【００５９】
例えば、ワーク供給装置１の各構成装置、つまりインデックス装置３やワーク搬入装置４の具体的構成は、図示のものに限定されず、同様な機能を有する他の構造が採用可能である。
【００６０】
一例として、図示の実施形態においては、インデックス装置３として、割出しピン２０，２０，…をインデックスシリンダ２１の直線運動により押圧して、インデックス回転する構造とされているが、サーボモータ等のインデックスモータにより構成されてもよい。
【００６１】
この場合、インデックスモータは、キャリア円板２を上記インデックスピッチ分ずつ間欠的に回転させる構成となるが、この回転制御が高精度をもって行うことができるならば、ブレードＢ上のワークストッパＳを廃止して、ワーク保持部１１の後端側面１１ｃがストッパの役目を担うようにしてもよい。
【００６２】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、上記砥石車と調整車の間において、これらの軸線と平行する平面に沿って回転可能に軸支されるとともに、外周縁部にワークを保持する複数のワーク保持部が周方向へ所定の配設ピッチをもって設けられてなるキャリア円板と、このキャリア円板をインデックス回転させるインデックス装置とを備えてなり、上記ワーク保持部は、上記キャリア円板の外周縁部から外方に向けて開放されるとともに、ワークを軸心がキャリア円板の回転方向へ向くように保持する形状寸法を備え、上記インデックス装置は、上記ワーク保持部の配設ピッチに対応したインデックスピッチをもって、上記キャリア円板を間欠的にインデックス回転させる構成とされているため、ワーク加工位置において、研削加工を終了したブレード上のワークの排出と、後続のワーク保持部に保持されたワークの研削加工のためのブレード上への供給が、キャリア円板の間欠的なインデックス動作により連続した一工程でかつ高速に行われ、これにより、インフィード方式のセンタレス研削盤における研削作業効率が大幅に向上する。特に量産品の研削加工においては、加工サイクルタイムの短縮化による、大幅な加工コスト低減効果が期待できる。
【００６３】
また、本発明のワーク供給装置の主要構成は、単純な構造のキャリア円板と、このキャリア円板をインデックス回転させるインデックス装置とからなるため、装置構造が簡単かつ小型になるとともに、その動作もキャリア円板のインデック回転のみの単純なものとなり、構造簡単かつ小型で安価なワーク供給装置を提供することができる。
【００６４】
しかも、ワーク供給装置の装置構成が簡単であることから、砥石車、調整車およびブレード等の周辺装置との相対的な配置調整を、容易、迅速かつ正確に行うことができ、装置の保守・点検や、ワークの規格寸法変更に伴う段替えも容易かつ迅速に行えるなど、メンテナンスにおける作業性も良好で、メンテナンスコストの低減化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る一実施形態であるワーク供給装置を備えるセンタレス研削盤の全体構成を示す概略斜視図である。
【図２】同ワーク供給装置の概略構成を示す正面図である。
【図３】同ワーク供給装置のキャリア円板と、砥石車、調整車およびキャリア円板との配置関係を示す拡大正面図である。
【図４】同ワーク供給装置におけるインデックス装置を示す平面図で、図４(a) は概略構成を示し、図４(b) は押圧部材退入時の動作を示す。
【図５】同ワーク供給装置におけるワーク搬入装置の構成と動作を示す図で、図５(a) は平面図、図５(b) は側面図である。
【図６】同ワーク供給装置の動作を説明するための概略図である。
【図７】従来のインフィード方式のセンタレス研削盤におけるワーク供給を説明するための概略図である。
【符号の説明】
Ｗワーク
Ｘインデックス回転方向
Ｐ₁ ワーク搬入位置
Ｐ₂ ワーク加工位置
Ｇ砥石車
Ｒ調整車
Ｂブレード
Ｓワークストッパ（ストッパ）
１ワーク供給装置
２キャリア円板
２ａ支軸
３インデックス装置
４ワーク搬入装置
５ワーク搬出シュート
６制御装置
１０一方向クラッチ
１１ワーク保持部
１２ガイド部
１５インデックス機構
１６キックバック機構
２０割出しピン
２１インデックスシリンダ（インデックス駆動手段）
２２押圧部材
２５スプリング機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a workpiece supply device for a centerless grinding machine, and more particularly, in an infeed type centerless grinding machine for grinding a so-called stepped workpiece or a workpiece having a tapered outer diameter surface, and the like. On the other hand, the present invention relates to a technique for efficiently supplying and discharging a workpiece.
[0002]
[Prior art]
In-feed (infeed) grinding in a centerless grinder is a workpiece having a different diameter portion as a workpiece (hereinafter referred to as a workpiece) or a workpiece having a tapered outer surface whose diameter continuously changes in the axial direction. This is a grinding method suitable for grinding the cylindrical outer surface of a workpiece, which is impossible with through grinding.
[0003]
In this in-feed grinding, as shown in FIG. 7 (a), the workpiece W is supported by an adjustment wheel R and a blade (receiving plate) B having a profile corresponding to the cylindrical outer diameter surface, and is supported by a stopper S. The cylindrical outer diameter surface of the workpiece W is ground by the grinding wheel G having a profile corresponding to the cylindrical outer diameter surface of the workpiece W while being regulated in the direction.
[0004]
By the way, in the in-feed grinding, since the relative positional relationship between the workpiece W and the grinding wheel G, the adjustment wheel R and the blade B, that is, the positioning in the axial direction is important, the grinding process is shown in FIG. As shown in FIG. 4, a loading process (1) for supplying and arranging the workpiece W on the blade B, which is a workpiece machining position, while positioning in the axial direction from above, a grinding process (2) for grinding the workpiece W by the grinding wheel G, and The unloading process {circle around (3)} in which the workpiece W after grinding is taken out from the blade B upward and discharged is sequentially performed. That is, the loading process {circle around (1)} and the unloading process {circle around (3)} are performed independently. It was done.
[0005]
In addition, as a workpiece supply apparatus that executes both steps (1) and (3), a case where two apparatuses that perform each process independently and a single apparatus that performs both processes are used. In either case, the operation of the apparatus in both of these processes is performed by combining the horizontal and vertical movements with the workpiece chucking operation.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a configuration, since the operation of the workpiece supply device needs to be performed with high accuracy, the device configuration is inevitably complicated and large in structure, and further, the grinder equipment itself is complicated. The increase in size, equipment cost, and maintenance cost were incurred.
[0007]
Also, coupled with the complexity of the device configuration of the workpiece supply device, the workpiece supply device is disposed close to the workpiece machining position where the grinding wheel G, the adjustment wheel R and the blade B are close to each other. There is a problem in the workability in maintenance, such as requiring skill in the relative arrangement adjustment of the material, difficult to change the setup in accordance with the change of the standard dimension of the work, and taking time.
[0008]
Furthermore, since the loading process (1) and the unloading process (3) are performed as separate processes, the time required for loading and unloading the work W is long, which leads to an increase in the processing cycle time of the infeed grinding process. In particular, in the grinding of mass-produced products, it has a great influence on the increase in processing costs.
[0009]
The present invention has been made in view of such conventional problems, and an object of the present invention is to perform supply and discharge of a workpiece to and from a workpiece machining position in one step in an infeed type centerless grinding machine. Thus, it is possible to improve the grinding work efficiency and provide a simple structure and a small work supply device.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the workpiece supply device of the present invention comprises: An in-feed method that centerlessly grinds the cylindrical outer diameter surface of the workpiece with a grinding wheel while regulating the workpiece supported by the adjustment wheel and blade in the axial direction. It is arranged on a centerless grinding machine, Between the grinding wheel and the adjustment wheel, along a plane parallel to these axes A carrier disk that is pivotally supported and has a plurality of work holding parts that hold the work on the outer peripheral edge with a predetermined pitch in the circumferential direction, and an index that rotates the carrier disk as an index. The workpiece holding part is opened outward from the outer peripheral edge of the carrier disk and holds the work so that the axis is directed in the rotation direction of the carrier disk. The index device is configured to intermittently rotate the carrier disk with an index pitch corresponding to the arrangement pitch of the work holding portions. Intermittent By the index rotation, the workpiece holding unit is indexed to the workpiece loading position for loading the workpiece and the workpiece machining position for grinding the workpiece, The workpiece is dropped and supplied onto the blade at the workpiece machining position, After the workpiece has been ground, the rear end side of the workpiece holder On the blade above It is characterized by having a work discharging action.
[0011]
In the present invention, the work is loaded and held in the work holding portion of the carrier disk at the work loading position. Intermittent Workpiece machining position with index rotation On the blade The index is supplied to the cylinder, supported by the adjustment wheel and blade, and regulated in the axial direction by the stopper, while the cylindrical outer diameter surface is ground by the grinding wheel and the workpiece machining position after the grinding is finished. On the blade above Discharged from.
[0012]
In this case, the work holding portion is opened outward from the outer peripheral edge of the carrier disk, and has a shape dimension for holding the work so that the axis is directed in the rotation direction of the carrier disk. , Workpiece machining position On the blade When supplying an index to From the workpiece holder After dropping onto the blade as it is due to its own weight, the stopper performs its axial direction regulating action, that is, axial positioning action. On the other hand, when the workpiece is ejected from the workpiece processing position, the rear end side surface of the workpiece holder is On the blade above The rear end surface of the work is pressed to discharge the work.
[0013]
In addition, since the index device is configured to intermittently rotate the carrier disk with an index pitch corresponding to the arrangement pitch of the workpiece holding portion, the workpiece that has been ground at the workpiece machining position is discharged. Then, the supply of the workpiece held by the subsequent workpiece holding unit for grinding is performed in one continuous process by the indexing operation of the carrier disk.
[0014]
The main configuration of the workpiece supply device of the present invention is composed of a carrier disk having a simple structure and an index device for index-rotating the carrier disk, so that the structure of the device is simple and small, and its operation is also performed by the carrier circle. It becomes a simple one with only the index rotation of the plate.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
1 and 2 show a workpiece supply apparatus according to the present invention, and the workpiece supply apparatus 1 is provided in an infeed type centerless grinding machine.
[0017]
This centerless grinding machine is provided with a conventionally well-known general basic structure. A grinding wheel G that is rotationally driven, an adjustment wheel R that rotatably supports the outer diameter surface of the workpiece W, and a lower side of the outer diameter surface of the workpiece W. The workpiece supply device 1 is disposed between the grinding wheel G and the adjustment wheel R. A work stopper (stopper) S for restricting the position of the work W in the axial direction is integrally formed upright on a part of the support surface Ba of the blade B.
[0018]
The workpiece supply device 1 includes a carrier disk 2, an index device 3, a workpiece carry-in device 4, a workpiece carry-out chute 5, and a control device 6 as main parts.
[0019]
The carrier disk 2 supplies (loads) and discharges (unloads) the workpiece W onto the blade B between the grinding wheel G and the adjusting wheel R. Index rotation direction X With a rotatable structure Have .
[0020]
That is, this carrier disk 2 is disposed between the grinding wheel G and the adjustment wheel R, and is a thin disk-like one, and the support shaft 2a is located above the blade B in the grinding wheel G and the adjustment wheel R. The rotation main shafts Ga and Ra are axially supported so as to be rotatable in a state orthogonal to the axis. Thus, the carrier disk 2 is rotatable between the grinding wheel G and the adjustment wheel R along a vertical plane parallel to the axes of the grinding wheel G and the adjustment wheel R. In addition, a one-way clutch 10 is connected adjacent to a bearing (not shown) that rotatably supports the carrier disk 2a, and the carrier disk 2 rotates only in the index rotation direction X.
[0021]
A plurality of (seven in the figure) work holding portions 11, 11,... Holding the work W are provided on the outer peripheral edge of the carrier disk 2 with a predetermined arrangement pitch in the circumferential direction.
[0022]
The work holding part 11 is in the form of a substantially rectangular holding groove opened outward from the outer peripheral edge of the carrier disk 2, and the shape and dimension of the work holding part 11 is the axis of the work W at the carrier disk 2. Is set so as to be directed in the direction of rotation. That is, the length dimension of the work holding part 11 is set slightly larger than the length of the work W, and the depth or height dimension is set slightly smaller than the diameter of the work W. Further, the groove bottom 11a of the work holding portion 11 is a flat surface that supports the outer diameter surface of the work W, and the front side surface 11b and the rear end side surface 11c are in contact with the front and rear end surfaces of the work W, respectively. Possible flat surface.
[0023]
Further, the outer diameter dimension of the carrier disk 2 is set so that the work holding part 11 passes over the vicinity of the support surface Ba of the blade B, and the thickness thereof is as shown in FIG. The outer diameter dimension is set to be smaller than the outer diameter dimension of the workpiece W. More specifically, it is set to be smaller than at least the final finished outer diameter dimension of the workpiece W.
[0024]
Thereby, at the time of index rotation of the carrier disk 2, as shown in FIG. 2, the outermost peripheral edge passes through the upper vicinity without interfering with the blade B and the stopper S, and as shown in FIG. The workpiece holding unit 11 holds and conveys the workpiece W between them without interfering with the grinding wheel G and the adjustment wheel R. Moreover, the front end side surface 11b and the rear end side surface 11c of the work holding part 11 are set so as to be able to contact and engage both front and rear end surfaces of the work W placed on the braid B, as will be described later. .
[0025]
In this connection, a guide portion 12 is disposed in the vicinity of the outer periphery of the carrier disk 2. As will be described later, the guide portion 12 has a workpiece loading position P. ₁ The workpiece W carried in and held by the workpiece holder 11 of the carrier disk 2 in the workpiece machining position P in the held state. ₂ It is a guide to line up. Although the specific structure of the guide part 12 is not shown in the figure, the guide part 12 has the workpiece loading position P described above. ₁ To workpiece machining position P ₂ In this range, the carrier disk 2 is provided in a covering shape so as to surround the outer peripheral edge portion and to support and guide the outer diameter surface of the workpiece W.
[0026]
The index device 3 is for index rotation of the carrier disk 2 and includes an index mechanism 15 and a kickback mechanism 16.
[0027]
The index mechanism 15 is configured to intermittently press and rotate the carrier disk 2 by the index pitch. The index mechanism 15 includes a plurality of index pins 20, 20,. FIG. 4 shows a specific structure.
[0028]
The same number of index pins 20 as the work holding portions 11 are arranged on one side of the carrier disk 2 on the same circumference with an arrangement pitch corresponding to the arrangement pitch of the work holding portions 11. Protruding .
[0029]
The index cylinder 21 presses one of the index pins 20 in the index rotation direction X, and specifically includes an air cylinder. The index cylinder 21 has a cylinder main body 21a attached to and supported on a fixed side (not shown), and a pressing member 22 attached to the tip of the piston rod 21b so as to be swingable. The pressing member 22 has a front end portion 22 a that can be engaged with and disengaged from the index pin 20, and a rear end portion 22 b that is linked to the spring spring 23, so that the pressing member 22 is always in the direction of engagement with the index pin 20. The bullet is energized.
[0030]
When the piston rod 21b of the index cylinder 21 protrudes, the pressing member 22 presses the index pin 20 on the carrier disk 2 as shown in FIG. Although the index rotation is performed, the projecting stroke of the piston rod 21b at this time corresponds to the arrangement pitch of the work holding unit 11, that is, the index rotation amount.
[0031]
The kickback mechanism 16 rotates and positions the carrier disk 2 in the direction opposite to the index rotation direction (kickback operation), and includes the one-way clutch 10 and the spring mechanism 25.
[0032]
The one-way clutch 10 allows only rotation of the carrier disk 2 in the index rotation direction X, and as described above, is adjacent to a bearing (not shown) that rotatably supports the support shaft 2a of the carrier disk 2. Are provided integrally.
[0033]
The spring mechanism 25 elastically biases one of the index pins 20 in the direction opposite to the index rotation direction X. As shown in FIG. Can swing An engagement roller 28 is pivotally supported, and an engagement roller 28 is provided at the front end of the swing arm 26 so as to freely rotate. A rear end of the engagement roller 28 is linked to a spring 29 and is elastically applied in the direction of engagement with the indexing pin 20. It is energized.
[0034]
The engagement roller 28 constantly biases one of the index pins 20 on the carrier disk 2 in the reverse rotation direction, that is, the direction in which the rotation is restricted by the one-way clutch 10 by the biasing force of the elastic spring 29. When the pressing force in the index rotation direction X by the index cylinder 21 is released, the carrier disk 2 is rotated in the reverse direction. The amount of rotation in this case is the amount of idle rotation until the one-way clutch 10 works, that is, the amount of lock stroke.
[0035]
By the index device 3 configured as described above, the carrier disk 2 is index-rotated as follows.
[0036]
That is, when the piston rod 21b of the index cylinder 21 protrudes, the pressing member 22 presses one of the index pins 20, 20,... On the carrier disk 2 as shown in FIG. Then, the carrier disk 2 is index-rotated. In this case, since the spring mechanism 25 always elastically urges one of the index pins 20 in the direction opposite to the index rotation direction X, the carrier disk 2 has the elasticity of the spring mechanism 25. As a result, the index is reliably rotated by a predetermined index rotation amount.
[0037]
On the other hand, when the pressing force in the index rotation direction X by the index cylinder 21 is released, that is, the pressing member 22 returns to the initial position for the next index rotation by the retraction of the piston rod 21b. Due to the resilient force of the spring mechanism 25, the carrier disk 2 rotates backward (kickback operation) by the amount of the lock strol of the one-way clutch 10.
[0038]
Therefore, the workpiece holding portions 11, 11,... Of the carrier disk 2 are moved into the workpiece loading position P where the workpiece W is loaded by the series of index rotations. ₁ And workpiece processing position P for grinding workpiece W ₂ Are indexed sequentially. This workpiece machining position P ₂ , The kick back operation causes the rear end side surface 11c of the workpiece holding portion 11 to slightly escape away from the rear end surface of the workpiece W to form a gap therebetween, which will be described later. In addition, the thrust of the workpiece W during grinding and the action of restricting the workpiece W in the axial direction by the stopper S are enabled. Further, by the above indexing operation, the rear end side surface 11c of the work holding portion 11 presses the rear end surface of the work W, and the discharging operation is performed.
[0039]
The return operation of the pressing member 22 is performed by getting over the index pin 20 followed by the pressing member 22. That is, when the piston rod 21b is retracted, the pressing member 22 moves the arrow C against the subsequent index pin 20 against the elastic force of the elastic spring 23 as shown in FIG. It will get over while swinging and retreating in the direction (refer to the operation of (1) → (2)). For this purpose, an inclined surface 24 for facilitating the retreating operation is formed at the tip 22a of the pressing member 22. In this case, the carrier disk 2 is in a stopped state due to the locking action (reverse rotation preventing action) of the one-way clutch 10, and the pressing member 22 returns to the initial position, behind the succeeding index pin 20. Opposite positions (solid line positions in FIG. 2).
[0040]
The workpiece carry-in device 4 carries the workpiece W into the workpiece holder 11 of the carrier disk 2, and the workpiece loading position P ₁ In the side of the carrier disk 2.
[0041]
A specific configuration of the work carry-in device 4 is shown in FIG. 5 and includes a work carry-in member 30 and a carry-in cylinder 31 as main parts.
[0042]
The workpiece carry-in member 30 is in the form of a moving block, and a downward arc-shaped holding recess 32 for holding the workpiece W is provided on the lower surface on the tip side. The workpiece carry-in member 30 is configured to move forward and backward by moving on the movement guide 33 in a direction orthogonal to the rotation direction of the carrier disk 2.
[0043]
Then, at the advanced position of the workpiece carry-in member 30, as shown in (1) of FIGS. 5 (a) and 5 (b), the holding recess 32 is located at the workpiece carry-in position P. ₁ Is located above the workpiece holding part 11 of the carrier disk 2. Further, in the retracted position of the work carry-in member 30, the holding recess 32 is positioned opposite to the front end opening of the carry-in chute 34 as shown in (2) in FIGS. 5 (a) and 5 (b).
[0044]
The carry-in chute 34 is in the form of a hollow carry-in pipe, and its distal end is opened in the advance / retreat path of the work carry-in member 30, and its base end is connected to a work supply source such as a parts feeder outside the figure. The workpieces W, W,... That are continuously conveyed in an aligned state within the carry-in chute 34 are when the workpiece carry-in member 30 is in the retracted position and the holding recess 32 and the carry-in chute 34 coincide with each other. The foremost workpiece W is fed into the holding recess 32.
[0045]
The carry-in cylinder 31 moves the work carry-in member 30 forward and backward. Specifically, the carry-in cylinder 31 includes an air cylinder. The cylinder body 31a is attached and supported on a fixed side (not shown), and the tip of the piston rod 31b The workpiece carrying member 30 is connected.
[0046]
And, by the protruding and retracting operation of the piston rod 31b of the carry-in cylinder 31,
The work W is sequentially carried from the carry-in chute 34 to the work holding part 11 of the carrier disk 2. That is, by the retraction operation of the piston rod 31b, the workpiece carry-in member 30 moves to the retracted position, and the holding recess 32 receives the workpiece W from the carry-in chute 34 ((2) in FIGS. 5 (a) and 5 (b)). )), The workpiece carry-in member 30 is moved to the advanced position by the protruding operation of the piston rod 31b, and the workpiece W in the holding recess 32 is moved to the workpiece carry-in position P. ₁ Are dropped into the work holder 11 of the carrier disk 2. At this time, the end surface and the lower portion of the workpiece W in the holding recess 32 are guided by the guide surface of the moving guide 33, and the positioning and loading into the workpiece holding portion 11 is reliably performed. A series of these operations are sequentially performed in synchronization with the index rotation of the carrier disk 2.
[0047]
The work carry-out chute 5 has an arcuate cross section for carrying out the ground work W. The work work position P ₂ It is provided in the vicinity. Specifically, the workpiece carry-out chute 5 has a proximal end connected to the discharge end of the blade B and a distal end connected to a housing portion (not shown), and the workpiece W slides and falls by its own weight. It is an inclined structure to be discharged.
[0048]
The control device 6 mutually connects various devices of the centerless grinding machine (the driving wheel of the grinding wheel G, the adjustment wheel R, etc.) and various devices of the workpiece supply device 1 (the index device 3, the cylinders 21, 31 of the workpiece loading device 4, etc.). Specifically, it is a CNC device composed of a microcomputer comprising a CPU, a ROM, a RAM, an I / O port, and the like. In the control device 6, a control program for executing the grinding process described below is selectively input and set as numerical control data in advance or with a keyboard of an operation panel (not shown).
[0049]
Next, the grinding process in the centerless grinding machine provided with the workpiece supply apparatus 1 as described above will be described (see FIG. 6). In this case, the following series of steps are all performed in synchronization with the index rotation of the carrier disk 2 by the index device 3.
[0050]
(1) With the rotation of the index of the carrier disk 2, the workpiece loading position P ₁ The workpiece W is dropped and carried into the workpiece holding unit 11 located in the position by the above-described operation of the workpiece carrying-in device 4 (see (1) in FIG. 6). In the drawing, the state in which the workpieces W are already loaded and held in the three workpiece holding units 11, 11, 11 in this way is shown.
[0051]
(2) Furthermore, when the carrier disk 2 is index rotated, the lower workpiece supply position P ₂ The workpiece holder 11 in front of the workpiece supply position P ₂ The workpiece W in the workpiece holding unit 11 is dropped and supplied onto the blade B (see (2) in FIG. 6).
[0052]
(3) Subsequently, the carrier disk 2 is slightly reversed (kickback) by the kickback mechanism 16. As a result, the workpiece holding portion 11 is also slightly retracted, and as described above, a gap is formed between the rear end surface 11c and the rear end surface of the workpiece W so that the workpiece W can contact the stopper S. (See (3) in FIG. 6).
[0053]
(4) In this state, the grinding wheel G and the adjustment wheel R are driven to rotate, and the grinding wheel G is cut and fed to grind the outer diameter surface of the workpiece W. At this time, the thrust applied to the workpiece W by the grinding process causes the workpiece W to move backward, the rear end surface of the workpiece W abuts and locks against the stopper S, and the axial movement of the grinding wheel is restricted while the axial movement is restricted. Grinding with G is performed (see (4) in FIG. 6). At the same time, the workpiece loading position P ₁ In step (1), the work loading operation (1) is performed.
[0054]
(5) When the grinding process is completed, the carrier disk 2 is again index rotated, and the workpiece W that has been ground is pressed at the rear end surface by the rear end side surface 11c of the workpiece holding portion 11 as described above. It is discharged from the blade B onto the discharge chute 5 (see (5) in FIG. 6). At the same time, the workpiece supply position P ₂ The subsequent workpiece holding unit 11 is indexed and the workpiece supply operation (2) is performed.
[0055]
Therefore, in the index device 3, since the carrier disk 2 is intermittently index-rotated at an index pitch corresponding to the arrangement pitch of the workpiece holding portions 11, the workpiece machining position P ₂ , The discharge of the workpiece W that has been ground and the supply for the grinding of the workpiece W held by the subsequent workpiece holder 11 are performed in one continuous process by the indexing operation of the carrier disk 2. It becomes. As a result, the time required for loading and unloading the workpiece W is significantly shortened compared to the conventional method (the conventional cycle time is about 1/4 to 1/6), and in turn, the processing cycle time in the in-feed grinding process is shortened. And the grinding work efficiency is improved.
[0056]
Further, the main configuration of the workpiece supply device 1 includes a carrier disk 2 having a simple structure and an index device 3 that rotates the carrier disk 2 as shown in the figure, so that the device structure is simple and small. The operation is also simple only by the index rotation of the carrier disk 2.
[0057]
In particular, the work holding portion 11 is opened outward from the outer peripheral edge of the carrier disk 2 and holds the work W such that the axis of the work W is directed in the rotation direction of the carrier disk 2. Because it has dimensions, the workpiece machining position P ₂ When the workpiece W is supplied with an index to the workpiece W, the workpiece W falls on the blade B as it is due to its own weight, and then the stopper S performs an axial direction regulating action, that is, an axial positioning action. On the other hand, the workpiece machining position P ₂ When the workpiece is discharged from the rear side, the rear end side surface 11c of the workpiece holding portion 11 presses the rear end surface of the workpiece W to perform the discharging operation.
[0058]
In addition, embodiment mentioned above shows the suitable embodiment of this invention to the last, This invention is not limited to this, A various design change is possible within the range.
[0059]
For example, the specific configuration of each component device of the workpiece supply device 1, that is, the index device 3 and the workpiece carry-in device 4, is not limited to that illustrated, and other structures having similar functions can be employed.
[0060]
As an example, in the illustrated embodiment, the index device 3 has a structure in which the index pins 20, 20,... Are pressed by the linear motion of the index cylinder 21 to rotate the index. You may be comprised with a motor.
[0061]
In this case, the index motor is configured to intermittently rotate the carrier disk 2 by the index pitch. If the rotation control can be performed with high accuracy, the work stopper S on the blade B is eliminated. Then, the rear end side surface 11c of the work holding portion 11 may serve as a stopper.
[0062]
【The invention's effect】
As detailed above, according to the present invention, Between the grinding wheel and the adjustment wheel, along a plane parallel to these axes A carrier disk that is pivotally supported and has a plurality of work holding parts that hold the work on the outer peripheral edge with a predetermined pitch in the circumferential direction, and an index that rotates the carrier disk as an index. The workpiece holding part is opened outward from the outer peripheral edge of the carrier disk and holds the work so that the axis is directed in the rotation direction of the carrier disk. The index device is configured to intermittently index rotate the carrier disk with an index pitch corresponding to the arrangement pitch of the workpiece holding portion, so that grinding processing is performed at the workpiece machining position. finished On the blade For discharging the workpiece and grinding the workpiece held in the subsequent workpiece holder On the blade Supply of carrier disk Intermittent The indexing operation is performed at a high speed in one continuous process, which greatly improves the grinding work efficiency in the in-feed type centerless grinding machine. In particular, in mass-produced products, a significant reduction in processing costs can be expected by shortening the processing cycle time.
[0063]
The main configuration of the workpiece supply device of the present invention is composed of a carrier disk having a simple structure and an index device for index rotation of the carrier disk. Since the carrier disk is simply index-rotated, it is possible to provide a workpiece supply device that is simple in structure, small and inexpensive.
[0064]
Moreover, since the device configuration of the workpiece supply device is simple, relative arrangement adjustment with peripheral devices such as grinding wheels, adjustment wheels and blades can be performed easily, quickly and accurately, and maintenance and maintenance of the device can be performed. Maintenance and workability are also good and maintenance costs can be reduced. For example, inspections can be easily and quickly changed according to changes in the standard dimensions of workpieces.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an overall configuration of a centerless grinding machine provided with a workpiece supply device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a schematic configuration of the workpiece supply device.
FIG. 3 is an enlarged front view showing an arrangement relationship between a carrier disk of the workpiece supply device, a grinding wheel, an adjustment wheel, and a carrier disk.
FIG. 4 is a plan view showing an index device in the work supply device, FIG. 4 (a) shows a schematic configuration, and FIG. 4 (b) shows an operation when the pressing member is retracted.
5A and 5B are diagrams showing the configuration and operation of a workpiece carry-in device in the workpiece supply device, in which FIG. 5A is a plan view and FIG. 5B is a side view.
FIG. 6 is a schematic view for explaining the operation of the workpiece supply apparatus.
FIG. 7 is a schematic view for explaining workpiece supply in a conventional infeed type centerless grinding machine.
[Explanation of symbols]
W Work
X Index rotation direction
P ₁ Work loading position
P ₂ Work processing position
G grinding wheel
R adjustment car
B blade
S Work stopper (stopper)
1 Work supply device
2 Carrier disk
2a Support shaft
3 Indexing device
4 Work carry-in device
5 Work carry-out chute
6 Control device
10 One-way clutch
11 Work holding part
12 Guide section
15 Index mechanism
16 Kickback mechanism
20 Indexing pin
21 Index cylinder (index drive means)
22 Pressing member
25 Spring mechanism

Claims

The workpiece supported by the adjusting wheel and the blade is disposed in an infeed type centerless grinding machine that centerlessly grinds the cylindrical outer diameter surface of the workpiece by a grinding wheel while regulating the workpiece in the axial direction ,
Between the grinding wheel and the adjusting wheel, a plurality of work holding portions that are rotatably supported along a plane parallel to these axes and hold a workpiece on the outer peripheral edge portion are arranged in a predetermined direction in the circumferential direction. A carrier disk provided with a set pitch;
An indexing device that rotates the carrier disk.
The workpiece holding portion is opened outward from the outer peripheral edge of the carrier disk, and has a shape and dimension for holding the workpiece so that the axis is directed in the rotation direction of the carrier disk,
The index device is configured to intermittently rotate the carrier disk with an index pitch corresponding to an arrangement pitch of the work holding unit,
Due to the intermittent index rotation of the carrier disk, the workpiece holder is indexed to a workpiece loading position for loading a workpiece and a workpiece machining position for grinding the workpiece, and the workpiece at the workpiece machining position . Is dropped on the blade, and after completion of the grinding of the workpiece, the rear end side surface of the workpiece holding portion is configured to discharge the workpiece on the blade. Grinding machine workpiece supply device.

The carrier disk has an outer diameter dimension set so that the work holding part of the outer peripheral edge of the carrier disk passes over the vicinity of the support surface of the blade that supports the workpiece, and the thickness thereof is , At least smaller than the final finished outer diameter of the workpiece,
A guide portion provided to cover the outer peripheral edge of the carrier disk, and for guiding the workpiece in the workpiece holding portion from the workpiece loading position to the workpiece machining position;
2. The workpiece supply device for a centerless grinding machine according to claim 1, wherein the blade provided at the workpiece machining position is provided with a stopper for regulating the workpiece in the axial direction.

The index device comprises an index mechanism for pressing and rotating the carrier disk by the index pitch, and a kickback mechanism for positioning and rotating the carrier disk in a direction opposite to the index rotation direction,
The index mechanism includes a plurality of index pins provided on one side surface of the carrier disk with an arrangement pitch corresponding to the arrangement pitch of the work holding portions, and one of these index pins is arranged in an index rotation direction. Comprising index driving means for pressing
The kickback mechanism elastically biases one of the indexing pins in a direction opposite to the index rotation direction, and a one-way clutch that allows only rotation of the carrier disk in the index rotation direction. The work supply device for a centerless grinding machine according to claim 1 or 2, comprising a spring mechanism.

3. The workpiece supply device for a centerless grinding machine according to claim 1, wherein the index device comprises an index motor that intermittently rotates the carrier disk by the index pitch.

A workpiece loading device that is provided at the workpiece loading position and sequentially loads the workpiece into the workpiece holding portion of the carrier disk in synchronization with the index rotation of the carrier disk;
The work supply apparatus for a centerless grinding machine according to any one of claims 1 to 4, further comprising a work carry-out chute that is provided in the vicinity of the work machining position and carries a ground workpiece.