JP3812032B2 - Storage device - Google Patents
Storage device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3812032B2 JP3812032B2 JP02740697A JP2740697A JP3812032B2 JP 3812032 B2 JP3812032 B2 JP 3812032B2 JP 02740697 A JP02740697 A JP 02740697A JP 2740697 A JP2740697 A JP 2740697A JP 3812032 B2 JP3812032 B2 JP 3812032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack body
- cabinet
- arm
- rack
- front rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時の収納装置は、屋内空間の有効利用を図るといったことから、備え付けかどうかを問わず背の高いキャビネットが用いられたり、吊り戸棚形式のキャビネットが高所にまで設けられるようになっている。また、収納容積の増大のためにスペースに余裕があれば奥行き寸方の大きなものが用いられるようにもなっている。
【0003】
本出願人は、これに対処できるものとして、特開平7−148030号公報で開示したように、ラック体をキャビネット外下方に引き出せるように昇降支持機構で支持して設けたものを提案し、提供している。この装置は、図10に示すようにキャビネット1と、ラック体2と、平行リンクを形成する2本の回転アーム3,4とで構成されており、ラック体2をキャビネット1の前方下方に引き下ろして利用するようになっている。
【0004】
しかしながら、キャビネット内に設けられるラック体を引き出せるようにしても、ラック体が高所に設置されるほど、また奥行き寸法が大きくなるほど、各種のものを出し入れするのが困難になる。そこで、本出願人は、前記ラック体を前後に2分割してキャビネット外下方に引き出したラック体の前側ラック体をたとえば左右方向へ回転させて開くようにしたものを考えてみた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した特開平7−148030号公報に記載のものは、ラック体を昇降支持機構によってキャビネット外前方下方に引き出すにも限界がある。このためラック体の降下によってもまだ高所であったり、奥行き寸法が大きな場合であったりすると、収納物出し入れが困難になり、ラック体の奥部一杯まで有効利用できないことがある。
【0006】
また、後者のラック体を2分割して前側ラック体を左右方向へ回転させるようにしたものは前者の課題を解決するものの、図11に示す平面概略図のように前方空間が狭い場合前側ラック体を回転させることが困難であり、使い勝手の面で未だ改善の余地があった。
【0007】
本発明の目的は、引き出されたラック体が高所であったり、さらに奥行きが大きいものであっても、各種の収納物を出し入れしやすく、また奥部一杯まで有効利用でき、かつ狭い空間であっても前側ラック体を支障なく所定位置まで移動させることができる収納装置およびこれに用いられる昇降ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、キャビネットと、前記キャビネット内に設けたラック体とを備え、このラック体は奥行き方向に少なくとも2分割したそれぞれ前方開口状の前側ラック体と奥側ラック体とで構成するとともに、前記奥側ラック体は第1のリンク機構を介してキャビネットに、前側ラック体は第2のリンク機構を介して奥側ラック体にそれぞれ連結して、第1リンク機構の案内作用により奥側ラック体と前側ラック体を円弧状に移動させて前記キャビネットに対しての出入と昇降動作を行うようにし、一方、前側ラック体は第2のリンク機構の円弧状案内作用により奥側ラック体に対して相対的に上下方向に変位するように設定し、さらに、前記第1,第2リンク機構を連係させて奥側ラック体に対して前側ラック体を相対的上下方向に変位させながら前記両ラック体の昇降、およびキャビネットに対しての出入を行うようにしたものである。
【0009】
上記発明によれば、ラック体をキャビネット外下方に出入自在に支持する支持機構を備え、分割されたラック体のうち前側ラック体は奥側ラック体の前面から退避するため、ラック体がキャビネット外下方に移動し、かつ前側ラック体を奥側ラック体の前面から退避させることができるので、ラック体の降下時に、各種の収納物を出し入れしやすく、また奥部一杯まで有効利用できる。また、前側ラック体は奥側ラック体に対して上下方向に移動することから、狭い空間であっても前側ラック体を支障なく所定位置まで移動させられることができる。さらに、下方へ退避した場合にはより低位置にラック体を移動することができ、収納物の出し入れがさらに容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の収納装置は、キャビネットと、前記キャビネット内に設けたラック体とを備え、このラック体は奥行き方向に少なくとも2分割したそれぞれ前方開口状の前側ラック体と奥側ラック体とで構成するとともに、前記奥側ラック体は第1のリンク機構を介してキャビネットに、前側ラック体は第2のリンク機構を介して奥側ラック体にそれぞれ連結して、第1リンク機構の案内作用により奥側ラック体と前側ラック体を円弧状に移動させて前記キャビネットに対しての出入と昇降動作を行うようにし、一方、前側ラック体は第2のリンク機構の円弧状案内作用により奥側ラック体に対して相対的に上下方向に変位するように設定し、さらに、前記第1,第2リンク機構を連係させて奥側ラック体に対して前側ラック体を相対的上下方向に変位させながら前記両ラック体の昇降、およびキャビネットに対しての出入を行うようにしたものである。
【0011】
第1のリンク機構によって支持されたラック体は、キャビネットから外下方に自在に出し入れすることができ、利用しやすい位置でラック体から収納物を出し入れすることができる。さらに、ラック体は奥行き方向に少なくとも2分割して配置されており第2のリンク機構によって前側ラック体は少なくとも上下方向のいずれか一方に移動して奥側ラック体の前面から退避し、前側ラック体および奥側ラック体から収納物を出し入れすることができる。これによって、ラック体の降下時に、各種の収納物を出し入れしやすく、また奥部一杯まで有効利用できる。また、前側ラック体は奥側ラック体に対して上下方向に移動することから、狭い空間であっても前側ラックを支障なく高所位置まで移動させることができる。さらに、下方へ退避した場合にはより低位置にラック体を移動することができ、収納物の出し入れがさらに容易になる。
【0012】
ラック体をキャビネット内に収納した状態で、ラック体が自然に移動することを防止する移動防止手段を設ければ、ラック体の収納状態において、収納物の重量や外的振動等によってラック体が移動することを防止し、安全性を確保することができる。
【0013】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0014】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の収納装置の側面図である。
【0015】
図において、キャビネット1にラック体2が支持機構5によって支持されており、支持
機構5は平行リンク構成である二本の第1アーム6,7、二本の第2アーム8,9および中間連結部10で構成されている。支持機構5の第1アーム6,7は枢軸11,12でキャビネット1側に枢支され、第2アーム8,9は枢軸13,14でラック体2側に枢支されており、第1アームと第2アームは枢軸15,16,17,18で中間連結部10に枢支されている。また、案内部としてガイド溝19がラック体2に設置されており、ガイド溝19に沿って動く係合部20が第1アーム16に設置されている。
【0016】
前記ラック体2は奥側ラック体21と前側ラック体22に2分割されており、移動機構23で連結されている。この例では、移動機構23は平行リンクを構成する2本の前側ラック回転アーム24,25であり、奥側ラック体21と前側ラック回転アーム24,25とは枢軸26,27で枢支され、前側ラック体22と前側ラック回転アーム24,25とは枢軸28,29で枢支されている。また、支持機構5のうち第2アーム8の動作と前側ラック回転アーム24の動作を連動する連動アーム30が設置されている。さらに、破線で示した枢軸ユニット31には、第1アームの枢軸11,12が設置され、第1アーム7の旋回に対して作用するバネと油圧ダンパ等の緩衝装置(図示せず)が収納されており、枢軸ユニット31はキャビネット1に取り付けてある。32はストッパー等の移動防止手段で収納状態にあるラックの不用意な移動を防止するものである。
【0017】
次に動作,作用について説明すると、支持機構5およびガイド溝19に沿って移動する係合部20の関係から、奥側ラック体21の移動軌跡は規制され、図中の一点鎖線Bで示した軌跡をとりながら、引き出された位置Cまで移動する。移動軌跡Bは案内部となるガイド溝19によって可能な範囲内で任意に規制することができるが、図中に示した軌跡に設定すれば図のような高さに対して奥行きの方が広いキャビネット内に収納したラックを容易に引き出し手前下方に移動させることが可能であう。
【0018】
キャビネと1内に支持されたAの位置にあるラック体2を前方(右方向)に引き出すと、奥側ラック体21は上記したように図中の一点鎖線Bの軌跡で略水平を保ちながら移動する。一方、前側ラック体22は前側ラック回転アーム24,25で奥側ラック体21に連結されており、前側ラック回転アーム24,25の円弧運動により奥側ラック体21の前面から退避する。なお、第2アーム8と前側ラック回転アーム24は連動アーム30で連結されており、支持機構5の動作と前側ラック回転アームの動作24,25を連動している。このため、ラック体2をAの位置から引き出せば、奥側ラック体21がキャビネット1に対して移動すると同時に前側ラック体22は奥側ラック体21に対して移動し、Cの位置まで1つの動作で移動させることができる。
【0019】
このため、ラック体の引き出し時に、引き出されたラック体が高所であったり、さらに奥行きが大きいものであっても、各種の収納物を出し入れしやすく、また奥部一杯まで有効利用できる。また、前側ラック体22は奥側ラック体21に対して上下方向に移動することから、前方側が狭い空間であっても前側ラック体22の奥行巾程度あればこれを支障なく所定位置まで移動させることができる。さらに、前側ラック体22を下方へ退避した場合にはより低位置に前側ラック体22が移動することから、収納物の出し入れがさらに容易になる。
【0020】
また、図示はしていないが第1アーム7の回転に対して作用するばねや油圧ダンパ等の緩衝装置を設置しているから、ラック体2を移動させ第1アーム7が旋回すれば、その旋回に対して緩衝装置が作用する。これによって、急速なラック体2の移動を抑制し、収納物が落下することなく安全にラック体を移動させるとともに、ラック体2の移動に伴い装置へ加わる衝撃も緩和し、装置の安全性や耐久性を増加することができる。また、上記したキャビネット1からラック体2を引き出す支持機構5の動作と移動機構23の動作とを連動させる連動アーム30等の手段を備えた場合には、支持機構5に緩衝装置を作用させるだけで、前側ラック体22の移動に対しても緩衝装置は作用し、前側ラック体22用に緩衝装置を別部材として設置する必要が生じない。
【0021】
さらに、移動防止手段32を設置した場合には、ラック体2の収納状態において、収納物の重量や外的振動等によってラック体2が移動することを防止し、安全性を確保することができる。
【0022】
(実施例2)
図2(a)(b)は本発明の実施例2の収納装置であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0023】
この実施例2においては、支持機構5をラック体2の左右両側に設け、この支持機構5の動きを連動させる左右連結手段として連結パイプ33を第1アーム6の枢軸11付近に設置している。
【0024】
動作,作用については実施例1と同様であるが、実施例1の作用に加え、左右の第1アーム6の動きが同期することから、支持機構5の動きも同期し、左右の支持機構5のよじれがなくなり、ラック体2の動作を円滑に行うことができる。
【0025】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3の収納装置の側面図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0026】
図において、移動機構である前側ラック回転アーム24は一本とし、前側ラックガイド溝34を前側ラック体22に設置し、前側ラックガイド溝34に沿って移動する前側ラック係合部35を奥側ラック体21に設置している。
【0027】
動作,作用については実施例1と同様であるが、実施例1の作用に加えて、2本の前側ラック回転アーム同士が干渉することがないため、設計上の制約を受けず、ラック体2の収納容積を増加させることができる。
【0028】
なお、図では前側ラックガイド溝34を前側ラック体22に、前側ラック係合部35を奥側ラック体21に設置したが、逆であってもかまわない。
【0029】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4の収納装置の側面図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0030】
本実施例では、移動機構とし単に上下方向へスライドさせるスライド装置36を用いて奥側ラック体21と前側ラック体22とを連結している。また、連動手段として連動ガイド溝37と連動係合部38を設置しており、連動ガイド溝37は第2アーム8をくの字状に形成してその一部に一体形成してある。
【0031】
動作,作用については実施例1と同様であるが、本実施例で示した運動手段を用いれば、移動機構5の動作が円弧運動以外の場合でも連動させることが可能である。
【0032】
(実施例5)
図5は本発明の実施例5の収納装置の側面図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0033】
本実施例では、移動機構として、2つの前側ラックガイド溝39,40を奥側ラック体22に設置し、前記前側ラックガイド溝39,40に沿って移動する2つの前側ラック係合部41,42を前側ラック体22に設置している。
【0034】
動作,作用については実施例1と同様であるが、実施例1の作用に加えて、前側ラックガイド溝39,40の形状によって前側ラック体22の移動軌跡は可能な範囲内で任意に設定することができ、適当な軌跡に設定することにより、ラック体2の容積を極力大きくしたり、ラック体2の動作の円滑化を図ったりすることができる。
【0035】
なお、図では2つの前側ラックガイド溝39,40を奥側ラック体21に、2つの前側ラック係合部41,42を前側ラック体22に設置したが、一組あるいは両方ともが逆であってもかまわない。
【0036】
また、図のように、前側ラック体22を奥側ラック体21の前面開口に対し、ほぼ同じ位置に移動させて奥側ラック体21の下方位置まで移動させその前面開口を開放する場合には、奥側ラック体21の全面開口の平面位置から前方には何もない状態に大きく解放されるので、正面からはもとより、左右上下どの方向からでも前面開口を通じて奥側ラック体内に手を入れられるので、さらに収納物の出し入れが容易となる。
【0037】
(実施例6)
図6は本発明の実施例6の収納装置の側面図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0038】
本実施例では、連動手段として支持機構と移動機構の一部を一体構成としている。図では、第2アーム8と前側ラック回転アーム24を一体で構成している。動作,作用については実施例1と同様であるが、実施例1の場合よりも連動のための部品点数が減少するとともに、連動動作の確実性や耐久性が向上する。
【0039】
(実施例7)
図7は本発明の実施例7の収納装置の側面図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0040】
図において、支持機構は平行リンクを構成する2本の支持回転アーム43,44としている。動作,作用については実施例1と同様であるが、単純な円弧軌跡で奥側ラック体21を昇降させることができ、奥行きの小さいキャビネット用に適している。
【0041】
(実施例8)
図8は本発明の実施例8の収納装置の部分詳細図であり、図1に示した実施例1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0042】
図において、ラック体2をキャビネット1内に収納した状態において、連動アーム30は第2アーム8と平行よりも奥側まで回転する構成としたものであり、さらに連動アーム30と第2アーム8の角度を規制する位置決め部材45を設置している。
【0043】
動作,作用については実施例1と同様であるが、連動アーム30と第2アーム8の相対位置を上記に設定することにより、ラック体2の収納状態において前側ラック体22に下向きの荷重を加えても、前側ラック体22には奥方向(図中左方向)への力が作用するため、ラック体2がキャビネット1外へ飛び出す恐れがない。このため、収納物の重量や外的振動等によってラック体2が移動することを防止し、安全性を確保することができる。
【0044】
また、位置決め部材45を設置した場合には、収納状態における連動アーム30と第2アーム8の角度を一定に保つことができ、常に同一の状態からラック体2を出し入れすることができるとともに、収納物の重量や外的振動等によってラック体2が移動することを確実に防止し、安全性を確保することができる。また、枢軸部の摩耗等により、連動アーム30と第2アーム8の相対位置が経時的に変化し、安全性が低下したり、あるいは動作性が悪化することを防止したりすることができる。
【0045】
(実施例9)
図9は本発明の実施例9の昇降ユニットの側面図である。
【0046】
構成については実施例1のキャビネット1以外で構成されており、枢軸ユニット31を既設の壁面やキャビネット等に取り付ければ、実施例1と同様の動作,作用を行うことができる。
【0047】
なお、枢軸部は枢軸ユニット31として一体構成としたが、特に一体化する必要はなく、枢軸11,12がキャビネットなどの支持基板に取り付け可能な状態であればよい。
【0048】
このように各実施例によれば、以下の技術的意義を見出すことができるものである。
【0049】
(1)ラック体をキャビネット外下方に出入自在に支持する支持機構を備え、分割されたラック体のうち前側ラック体は奥側ラック体の前面から退避するため、ラック体がキャビネット外下方に移動し、かつ前側ラック体を奥側ラック体の前面から退避させることができるので、ラック体の降下時に、各種の収納物を出し入れしやすく、また奥部一杯まで有効利用できる。また、前側ラック体は奥側ラック体に対して上下方向に移動することから、狭い空間であっても前側ラック体を支障なく所定位置まで移動させられることができる。さらに、下方へ退避した場合にはより低位置にラック体を移動することができ、収納物の出し入れがさらに容易になる。
【0050】
(2)キャビネットからラック体を引き出す支持機構の動作と移動機構の動作とを連動させる連動手段を備えた場合には、ラック体をキャビネットから引き出す動作と前側ラック体を移動する動作を一度に行うことができ、使用者の行う動作回数が減少し、より早くそして簡単に操作することができる。
【0051】
(3)支持機構の動作に対して作用する緩衝装置を設けた場合には、急速なラック体の移動を抑制し、収納物が落下することなく安全にラック体を移動させるとともに、ラック体の移動に伴い装置へ加わる衝撃も緩和し、装置の安全性や耐久性を増加することができる。
【0052】
(4)キャビネットからラック体を引き出す支持機構の動作と移動機構の動作とを連動させる連動手段を備えた場合には、支持機構に緩衝装置を作用させるだけで、前側ラック体の移動に対しても緩衝装置は作用し、前側ラック用に緩衝装置を別部材として設置する必要が生じない。
【0053】
(5)支持機構はラック体の相対向する面に各々設け、この支持機構の動きを連動させる左右連結手段を設けた場合には、左右の支持機構の動きが同期し、よじれがなくなるため、支持機構の動きが円滑になり、ラック体を円滑に出し入れすることができる。
【0054】
(6)前側ラック体の退避によって奥側ラック体の前面開口を開放する場合には、使用時には奥側ラック体の全面が開口し、奥側ラック体内の収納物を容易に出し入れすることができる。
【0055】
(7)前側ラック体を奥側ラック体の前面開口に対し、ほぼ同じ位置かそれよりも奥側に移動させて奥側ラック体の前面開口を開放する場合には、奥側ラック体の前面開口の平面位置から前方には何もない状態に大きく開放されるので、正面からはもとより、左右上下どの方向からでも前面開口を通じて奥側ラック体内に手を入れられるので、さらに収納物の出し入れが容易になる。
【0056】
(8)移動機構は一本の前側ラック回転アームと、ガイド溝と係合部からなる案内部とで構成した場合には、移動機構が平行リンクをなす2本の回転アームである場合と比べて、2本の回転アーム同士が干渉することがなく、設計上の制約が少なくなり、ラック体の収納容積の増加を図ることができる。
【0057】
(9)移動機構は、前側ラック体と奥側ラック体に設けたガイド溝と係合部からなる二組の案内部で構成した場合には、任意の軌跡で前側ラック体を移動させることができる。適当な軌跡をとることにより、収納容積を極力大きくしたり、あるいはラック移動動作の円滑化を図ったりすることができる。
【0058】
(10)支持機構は、各々平行リンクを構成する第1アームと第2アームの各一端側同士を旋回自在に枢支した支持回転アームとし、前記第1アームの他端側はキャビネットに、前記第2アームの他端側はラック体に枢支した場合には、高さに対して奥行きの方が大きいキャビネット内に設置したラック体をキャビネット外に容易に出し入れすることができる。
【0059】
(11)連動手段は支持機構と移動機構の少なくとも一部を一体構成とした場合には、連動のために別部材を用いる必要がなく、部品点数が減少するとともに、動作の確実性および装置の信頼性が向上する。
【0060】
(12)連動手段は支持機構と移動機構とを連結する連動アームとした場合には、連動アームの長さ、あるいは支持機構や移動機構との連結位置を変えることにより、前側ラック体の移動軌跡を変化させることができ、適当な軌跡をとることにより、前側ラックの収納容積を増加させたり、円滑なラック体の操作性を得ることができる。
【0061】
(13)連動手段は、支持機構と支持機構の動作によって前側ラック体を上下いずれか一方へ移動させるガイド溝と係合部からなる案内部とで構成した場合には、前側ラック体の移動軌跡が円弧形状以外の場合でも、適用することができる。
【0062】
(14)移動防止手段を設けた場合には、ラック体の収納状態において、収納物の重量や外的振動等によってラック体が移動することを防止し、安全性を確保することができる。
【0063】
また、ラック体をキャビネット内に収納した状態において、第2アームと平行かそれよりも奥側まで回転する構成とした場合には、ラック体の収納状態において、前側ラック体に下向きに荷重を加えると奥側へ力が働くため、ラック体が飛び出してくる危険性がなく 、収納物の重量や外的振動等によってラック体が移動することを防止し、安全性を確保することができる。
【0064】
(15)ラック体をキャビネット内に収納した状態における連動アームと第2アームの角度を規制する位置決め部材を設置した場合には、収納状態における連動アームと第2アームの角度を一定に保つことができ、常に同一の状態からラック体を出し入れすることができるとともに、収納物の重量や外的振動等によってラック体が移動することを確実に防止し、安全性を確保することができる。また、枢軸部の摩耗等により、連動アームと第2アームの相対位置が経時的に変化し、安全性が低下したり、あるいは動作性が悪化することを防止したりすることができる。
【0065】
【発明の効果】
このように本発明によれば、各種の収納物の出入が容易であるとともに、奥行きを有効に活用して多くの物品を収納でき、加えて狭い空間であっても前側ラック体を支障なく所定位置まで移動できるなど、収納装置としての使い勝手を大いに高めることができる。
【0066】
また、前側ラックを変位しつつ後側ラックのキャビネットに対しての出入、および昇降がなされるので、両ラックの動作を一度に行うことができ、使用者の行う動作回数が減少し、これによって、操作性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における収納装置の側面図
【図2】 (a)は本発明の実施例2における収納装置の概略側面図
(b)は同概略正面図
【図3】 本発明の実施例3における収納装置の側面図
【図4】 本発明の実施例4における収納装置の側面図
【図5】 本発明の実施例5における収納装置の側面図
【図6】 本発明の実施例6における収納装置の側面図
【図7】 本発明の実施例7における収納装置の側面図
【図8】 本発明の実施例8における収納装置の部分詳細図
【図9】 本発明の実施例9における昇降ユニットの側面図
【図10】 従来の収納装置の側面図
【図11】 同狭い空間での使用例の平面概略図
【符号の説明】
1 キャビネット
2 ラック体
3,4 回転アーム
5 支持機構
6,7 第1アーム
8,9 第2アーム
10 中間連結部
11,12,13,14,15,16,17,18,26,27,28,29 枢軸
19 ガイド溝
20 係合部
21 奥側ラック体
22 前側ラック体
23 移動機構
24,25 前側ラック回転アーム
30 連動アーム
31 枢軸ユニット
32 移動防止手段
33 連結パイプ(連結手段)
34,39,40 前側ラックガイド溝
35,41,42 前側ラック係合部
36 スライド装置
37 連動ガイド溝
38 連動係合部
43,44 支持回転アーム
45 位置決め部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a storage device.
[0002]
[Prior art]
Since recent storage devices are designed to make effective use of indoor spaces, tall cabinets are used regardless of whether they are installed, or hanging cabinet type cabinets are provided up to high places. . In addition, if there is enough space to increase the storage volume, a large depth can be used.
[0003]
The present applicant proposes and provides what can be dealt with by providing a rack body supported by an elevating support mechanism so that the rack body can be pulled out of the cabinet downward as disclosed in JP-A-7-148030. is doing. As shown in FIG. 10, this apparatus is composed of a
[0004]
However, even if the rack body provided in the cabinet can be pulled out, it becomes difficult to put in and out various items as the rack body is installed at a high place and the depth dimension is increased. Therefore, the present applicant has considered that the front rack body of the rack body, which is divided into two parts in the front and rear direction and pulled out outside the cabinet, is rotated and opened in the left-right direction, for example.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the one described in Japanese Patent Laid-Open No. 7-148030 has a limit in pulling the rack body forward and downward outside the cabinet by the lifting support mechanism. For this reason, even if the rack body is lowered and the height is still high or the depth dimension is large, it becomes difficult to put in and out the stored items, and the rack body may not be used effectively to the full depth.
[0006]
Further, the latter rack body divided into two and the front rack body rotated in the left-right direction solves the former problem, but when the front space is narrow as shown in the schematic plan view of FIG. 11, the front rack It was difficult to rotate the body, and there was still room for improvement in terms of usability.
[0007]
The object of the present invention is to allow various stored items to be taken in and out easily even when the rack body pulled out is high or has a large depth, and can be used effectively to the full depth, and in a narrow space. Even if it exists, it is providing the storage apparatus which can move a front side rack body to a predetermined position without trouble, and the raising / lowering unit used for this.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention includes a cabinet and a rack body provided in the cabinet, and the rack body is divided into at least two parts in the depth direction, each of a front rack body and a back rack body each having a front opening shape. And the back rack body is connected to the cabinet via the first link mechanism, and the front rack body is connected to the back rack body via the second link mechanism. The back rack body and the front rack body are moved in a circular arc shape by the guiding action so as to be moved in and out of the cabinet and moved up and down, while the front rack body is moved by the circular arc guiding action of the second link mechanism. It is set so as to be displaced in the vertical direction relative to the back rack body, and the first and second link mechanisms are linked to align the front rack body with the back rack body. The lifting of both the rack members while displacing the manner vertically, and is obtained to perform insertion and removal with respect to the cabinet.
[0009]
According to the above invention, the rack body is provided with a support mechanism that supports the rack body so that the rack body can freely enter and exit. The front rack body of the divided rack bodies is retracted from the front surface of the back rack body. Since the front rack body can be moved downward and the front rack body can be retracted from the front surface of the back rack body, various stored items can be easily taken in and out when the rack body is lowered, and can be effectively used up to the back. Further, since the front rack body moves in the vertical direction with respect to the back rack body, the front rack body can be moved to a predetermined position without any trouble even in a narrow space. Further, when retracted downward, the rack body can be moved to a lower position, and the storage and removal of stored items is further facilitated.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The storage device of the present invention includes a cabinet and a rack body provided in the cabinet, and the rack body is constituted by a front rack body and a back rack body each having a front opening shape divided into at least two in the depth direction. The back rack body is connected to the cabinet via the first link mechanism, and the front rack body is connected to the back rack body via the second link mechanism, and the back link body is connected to the back rack body by the guiding action of the first link mechanism. The side rack body and the front rack body are moved in a circular arc shape so as to be moved in and out of the cabinet and moved up and down. On the other hand, the front rack body is connected to the back rack body by the arc-shaped guide action of the second link mechanism. The first and second link mechanisms are linked to move the front rack body relative to the back rack body relative to the vertical direction. Wherein while position lifting of both racks body, and is obtained to perform insertion and removal with respect to the cabinet.
[0011]
The rack body supported by the first link mechanism can be freely taken in and out from the cabinet, and the stored items can be taken in and out from the rack body at an easy-to-use position. Further, the rack body is arranged in at least two parts in the depth direction, and the second rack mechanism moves the front rack body to at least one of the upper and lower directions and retracts from the front surface of the rear rack body. The stored items can be taken in and out from the body and the back rack body. Thereby, when the rack body is lowered, various stored items can be easily taken in and out, and can be effectively used up to the back. Further, since the front rack body moves in the vertical direction with respect to the back rack body, the front rack can be moved to a high position without hindrance even in a narrow space. Further, when retracted downward, the rack body can be moved to a lower position, and the storage and removal of stored items is further facilitated.
[0012]
If a movement preventing means is provided to prevent the rack body from moving naturally in the state in which the rack body is stored in the cabinet, the rack body can be moved in the storage state of the rack body due to the weight of the stored items or external vibrations. It is possible to prevent movement and to ensure safety .
[0013]
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0014]
Example 1
1 is a side view of a storage device according to a first embodiment of the present invention.
[0015]
In the figure, a
[0016]
The
[0017]
Next, the operation and action will be described. The movement trajectory of the
[0018]
When the
[0019]
For this reason, when the rack body is pulled out, even if the pulled out rack body is at a high place or has a larger depth, various stored items can be easily put in and taken out and can be effectively used up to the back. Further, since the
[0020]
Although not shown, since a shock absorber such as a spring or a hydraulic damper acting on the rotation of the first arm 7 is installed, if the
[0021]
Further, when the movement preventing means 32 is installed, it is possible to prevent the
[0022]
(Example 2)
2 (a) and 2 (b) show a storage device according to the second embodiment of the present invention, and the same reference numerals are given to the same components as those in the first embodiment shown in FIG.
[0023]
In the second embodiment, the
[0024]
The operation and action are the same as those in the first embodiment. However, in addition to the action in the first embodiment, the movements of the left and right first arms 6 are synchronized. As a result, the
[0025]
Example 3
FIG. 3 is a side view of the storage device according to the third embodiment of the present invention, and the same components as those in the first embodiment shown in FIG.
[0026]
In the figure, there is one front
[0027]
The operation and action are the same as those in the first embodiment. However, in addition to the action in the first embodiment, the two front rack rotating arms do not interfere with each other. The storage capacity of can be increased.
[0028]
In the figure, the front
[0029]
Example 4
FIG. 4 is a side view of the storage device according to the fourth embodiment of the present invention, and the same components as those in the first embodiment shown in FIG.
[0030]
In the present embodiment, the
[0031]
The operation and action are the same as in the first embodiment, but if the movement means shown in the present embodiment is used, the
[0032]
(Example 5)
FIG. 5 is a side view of a storage device according to the fifth embodiment of the present invention, and the same components as those in the first embodiment shown in FIG.
[0033]
In this embodiment, as the moving mechanism, two front
[0034]
The operation and action are the same as in the first embodiment, but in addition to the action in the first embodiment, the movement locus of the
[0035]
In the figure, the two front
[0036]
Further, as shown in the figure, when the
[0037]
(Example 6)
FIG. 6 is a side view of a storage device according to Embodiment 6 of the present invention, and the same components as those in
[0038]
In the present embodiment, the support mechanism and a part of the moving mechanism are integrated as interlocking means. In the figure, the
[0039]
(Example 7)
FIG. 7 is a side view of the storage device according to the seventh embodiment of the present invention, and the same reference numerals are given to the same components as those of the first embodiment shown in FIG.
[0040]
In the figure, the supporting mechanism is two supporting rotating arms 43 and 44 constituting a parallel link. The operation and action are the same as in the first embodiment, but the
[0041]
(Example 8)
FIG. 8 is a partial detail view of the storage device according to the eighth embodiment of the present invention, and the same components as those in the first embodiment shown in FIG.
[0042]
In the figure, in a state where the
[0043]
The operation and action are the same as in the first embodiment, but by setting the relative position of the interlocking
[0044]
In addition, when the positioning
[0045]
Example 9
FIG. 9 is a side view of the lifting unit according to the ninth embodiment of the present invention.
[0046]
About the structure, it comprises except the
[0047]
The pivot portion is integrally configured as the
[0048]
As described above, according to each embodiment, the following technical significance can be found.
[0049]
(1) Provided with a support mechanism that supports the rack body so that the rack body can be freely moved in and out of the cabinet. The front rack body of the divided rack bodies is retracted from the front surface of the back rack body, so that the rack body moves downward from the cabinet. In addition, since the front rack body can be retracted from the front surface of the back rack body, various stored items can be easily put in and out when the rack body is lowered, and can be effectively used up to the back. Further, since the front rack body moves in the vertical direction with respect to the back rack body, the front rack body can be moved to a predetermined position without any trouble even in a narrow space. Further, when retracted downward, the rack body can be moved to a lower position, and the storage and removal of stored items is further facilitated.
[0050]
(2) When interlocking means for linking the operation of the support mechanism for pulling out the rack body from the cabinet and the operation of the moving mechanism is provided, the operation of pulling the rack body out of the cabinet and the operation of moving the front rack body are performed at once. The number of operations performed by the user is reduced, and operation can be performed more quickly and easily.
[0051]
(3) In the case where a shock absorber that acts on the operation of the support mechanism is provided, the rapid movement of the rack body is suppressed, and the rack body can be safely moved without dropping the stored items. The impact applied to the device as it moves can be mitigated, and the safety and durability of the device can be increased.
[0052]
(4) In the case where interlocking means for interlocking the operation of the support mechanism for pulling out the rack body from the cabinet and the operation of the movement mechanism is provided, the movement of the front rack body can be prevented only by acting a shock absorber on the support mechanism. However, the shock absorber works, and it is not necessary to install the shock absorber as a separate member for the front rack.
[0053]
(5) When the support mechanisms are provided on the opposing surfaces of the rack body, and left and right connecting means for interlocking the movement of the support mechanism are provided, the movements of the left and right support mechanisms are synchronized and no kinking occurs. The movement of the support mechanism becomes smooth, and the rack body can be taken in and out smoothly.
[0054]
(6) When opening the front opening of the back rack body by retracting the front rack body, the entire surface of the back rack body is opened during use, and the stored items in the back rack body can be easily put in and out. .
[0055]
(7) When the front rack body is moved to a position that is substantially the same as or farther away from the front opening of the rear rack body and the front opening of the rear rack body is opened, the front of the rear rack body Since it is open greatly from the flat position of the opening to the front, there is nothing in the front, so you can put your hand into the back rack body through the front opening from any direction from the front, left, right, up, and down, so you can take in and out the stored items further It becomes easy.
[0056]
(8) When the moving mechanism is composed of a single front rack rotating arm and a guide portion composed of a guide groove and an engaging portion, the moving mechanism is compared with a case where the moving mechanism is two rotating arms forming a parallel link. Thus, the two rotating arms do not interfere with each other, design constraints are reduced, and the storage capacity of the rack body can be increased.
[0057]
(9) The moving mechanism can move the front rack body along an arbitrary trajectory when it is composed of two sets of guide parts including guide grooves and engagement parts provided in the front rack body and the back rack body. it can. By taking an appropriate locus, the storage volume can be increased as much as possible, or the rack moving operation can be facilitated.
[0058]
(10) The support mechanism is a support rotation arm that pivotally supports each one end side of each of the first arm and the second arm constituting each parallel link, and the other end side of the first arm is connected to the cabinet, When the other end of the second arm is pivotally supported by the rack body, the rack body installed in the cabinet having a greater depth than the height can be easily put in and out of the cabinet.
[0059]
(11) When at least a part of the support mechanism and the moving mechanism is integrally configured, the interlocking unit does not need to use a separate member for interlocking, the number of parts is reduced, the reliability of the operation, and the device Reliability is improved.
[0060]
(12) When the interlocking means is an interlocking arm that connects the support mechanism and the movement mechanism, the movement trajectory of the front rack body is changed by changing the length of the interlocking arm or the connection position with the support mechanism or the movement mechanism. By taking an appropriate trajectory, the storage capacity of the front rack can be increased, and smooth operability of the rack body can be obtained.
[0061]
(13) When the interlocking means is composed of a guide groove that moves the front rack body up or down by the operation of the support mechanism and the support mechanism and a guide portion that includes the engagement portion, the movement track of the front rack body Even if is other than the arc shape, it can be applied.
[0062]
(14) When the movement preventing means is provided, it is possible to prevent the rack body from moving due to the weight of the stored items, external vibrations, or the like in the storage state of the rack body, thereby ensuring safety.
[0063]
Further, when the rack body is housed in the cabinet and is configured to rotate parallel to the second arm or deeper than that, a load is applied downward to the front rack body in the rack body housed state. Therefore, there is no risk of the rack body popping out, and the rack body can be prevented from moving due to the weight of stored items or external vibrations, and safety can be ensured.
[0064]
(15) When a positioning member for restricting the angle between the interlocking arm and the second arm in the state in which the rack body is stored in the cabinet is installed, the angle between the interlocking arm and the second arm in the storage state can be kept constant. In addition, the rack body can always be taken in and out from the same state, and the rack body can be reliably prevented from moving due to the weight of the stored items, external vibrations, etc., and safety can be ensured. In addition, it is possible to prevent the relative position of the interlocking arm and the second arm from changing due to wear of the pivot portion and the like, thereby reducing safety or operability.
[0065]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is easy to put in and out various kinds of stored items, and it is possible to store many articles by effectively using the depth. Usability as a storage device can be greatly enhanced by being able to move to a position.
[0066]
In addition, since the rear rack is moved in and out of the cabinet and moved up and down while the front rack is displaced , the operations of both racks can be performed at the same time, thereby reducing the number of operations performed by the user. The operability can also be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a storage device according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2A is a schematic side view of the storage device according to a second embodiment of the present invention. FIG. FIG. 4 is a side view of a storage device in
DESCRIPTION OF
34, 39, 40 Front
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02740697A JP3812032B2 (en) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | Storage device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02740697A JP3812032B2 (en) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | Storage device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10215957A JPH10215957A (en) | 1998-08-18 |
JP3812032B2 true JP3812032B2 (en) | 2006-08-23 |
Family
ID=12220208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02740697A Expired - Lifetime JP3812032B2 (en) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | Storage device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3812032B2 (en) |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP02740697A patent/JP3812032B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10215957A (en) | 1998-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3812032B2 (en) | Storage device | |
JP4801454B2 (en) | Lifting shelf | |
JP2022017994A (en) | refrigerator | |
CN114719552B (en) | Rack assembly and refrigerator | |
JP2017118906A (en) | Vertically movable storage device | |
JP3785761B2 (en) | Kitchen storage device | |
JPH01269669A (en) | Damper device for supporting structure for transferring heavy article | |
JP2001231641A (en) | Mechanism for elevating and lowering storage body | |
JP7471494B1 (en) | Slide Rail Mechanism | |
JP3713023B2 (en) | Storage cabinet | |
JPH04166105A (en) | Wheel locking means for wagon | |
JP4206276B2 (en) | Lifting shelf | |
JP4433537B2 (en) | Lifting storage device | |
JP2000279237A (en) | Movable storage device | |
JP3677228B2 (en) | Door lift cabinet and sliding door | |
JP4387839B2 (en) | Storage furniture | |
JP3162913B2 (en) | Dishwasher table | |
JP4443311B2 (en) | Elevating storage rack storage device | |
JP3699558B2 (en) | Storage part elevating method and elevating / retracting apparatus using the same | |
JP3714030B2 (en) | Elevating storage device | |
JP2023121522A (en) | Storage device | |
JP2001064000A (en) | Up-and-down movement mechanism for hanger rod | |
JP4278012B2 (en) | Storage shelf with mirror panel | |
JPH0716639U (en) | Writing bureau | |
JP4575585B2 (en) | Keyboard table |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050325 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060223 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060522 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |