JP3811870B2 - Crushing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルディング、家屋、道路その他の構造物を解体又は破壊した際に生ずる塊状物を破砕処理する破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】
構造物の解体又は破壊によって発生する塊状物を被処理物とし、これをさらに細かい粒に破砕処理する破砕機として、従来より圧縮破砕方式によるジョークラッシャ、衝撃破砕方式によるインパクトクラッシャあるいは圧縮方式によるコーンクラッシャなどが知られている。ところが最近になって、回転破砕方式ともいうべき回転ロールの組を用いた破砕機が開発された。この破砕機は、周上に破砕歯が取付けられた回転ロールを用い、回転ロールの対を平行に配列して互いに内向きに回転させるものであり、この破砕機によれば、両回転ロール間に投入された被処理物を回転する破砕歯間で噛み砕いて細かい粒状に粉砕することができる。
【0003】
また、回転ロールの組を上下2段に配列し、上段の回転ロールの組を一次破砕処理、下段の回転ロールの組を二次破砕処理に用いて粗大なコンクリート塊を微粒にまで容易に破砕することができる。
【0004】
ところで一次破砕処理は、粗大な塊状物を二次破砕で破砕が可能な大きさの破片に破砕する処理であり、二次破砕処理は、一次破砕処理された破片を必要により細粒にまで粉砕する処理である。一次破砕処理,二次破砕処理に同径同長のロールの対を同速で回転駆動して破砕処理を行ったときには、一次破砕処理と二次破砕処理の処理能力に差が生じ、一次破砕処理能力が二次破砕処理能力を上廻るため、被処理物の投入量を誤ると、一次破砕処理された破片が、一次破砕処理ロールの組と、二次破砕処理ロールの組間に滞溜し、破片がブリッジを形成していわゆる目づまりを生ずるという問題がある。もっとも、この問題は、二次破砕処理の処理能力を増大させることによって解消できる。図8は、一次破砕処理に2本の回転ロール21の組、二次破砕処理に4本の回転ロール22の組を用い、各ロールの組を上,下段に組合せた例である。
【0005】
この例によれば、上段の1組の回転ロール21,21間で破砕された破片は、下段の2組の回転ロール22,22,及び22,22間で破砕されるため、下段に1組の回転ロールを用いた場合に較べて2倍の処理能力が得られることになる。しかし、二次破砕処理に2組の回転ロールの組を用い、各々の回転ロールを駆動するには、ロールの駆動系を含めて部品点数が増大し、構造が複雑となり、装置が大型化するという問題点がある。
【0006】
この問題を解決するため、発明者らは、二次破砕処理用に、それぞれ周上に破砕歯を有する3本のロールの組を用い、中央のロールを固定し、両側のロールを回転駆動する方式の破砕機を開発した。この方式によるときには、一次破砕後の被処理物をそれぞれ対をなす中央の固定ロールと一側の回転ロール間及び中央の固定ロールと他側の回転ロール間に落下させると、被処理物は、各ロールの破砕歯で噛み砕くことができる。したがって、この方式によれば、1本の固定ロールと、2本の回転ロールとの合計3本のロールを用いて破砕処理の能力を増大させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
また、図8のような回転ロールの組を有する破砕機において、被処理物の破砕粒度を設定するときには、回転ロールの軸間距離を変更することによって行われるが、回転ロールの軸受を移動し、軸間距離を調整して再び軸受を固定する作業は、ロールの重量が大きいためだけではなく、回転ロールの駆動装置をも含めた調整作業になるために大変に労力を必要とする作業である。
【0008】
本発明の目的は、固定ロールと回転ロールとの組合せを用い、ロールの軸間距離を一定のままで破砕粒度の調整を可能とした破砕機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る破砕機においては、1本の固定ロールと2本の回転ロールとの組を有する破砕機であって、
固定ロールは中央に、回転ロールは固定ロールの両側に平行に配置され、
各ロールは周上に破砕歯を有し、被処理物の破砕時に回転ロールは、一方向に回転駆動され、固定ロールは定位置に固定されるものであり、
破砕歯は、隣接ロール間に投入された被処理物を噛み砕く歯であり、
固定ロールは、周上に高さが異なる数種類の破砕歯を有し、回転角度が変更され、被処理物の破砕処理の粒度の大小に応じて選択された特定の高さの破砕歯が回転ロールに向き合せに固定されるものである。
【0012】
また、固定ロールは、同じ種類の破砕歯を2つずつ有し、2つずつの同じ種類の破砕歯は、回転ロールの周上に中心角が180°の角度をなして取付けられているものである。
【0013】
また、固定ロールの周上に取付けられた破砕歯は同じ形状のビットであり、破砕歯の高さの違いは、固定ロールの周上と破砕歯との間に介在させるシムの有無、あるいはシムの厚さの違いによって決定されているものである。
【0014】
また、固定ロールは、転回角度の調整が可能であり、選択された特定の高さの破砕歯が回転ロールに向き合う割出し角度に固定されるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明による破砕機の実施の形態を図によって説明する。図1〜図3において、破砕機1は、これを大別して機枠2と、ホッパ3と、一次破砕処理用の破砕ロール(一次破砕ロールという)4の組と、二次破砕処理用の破砕ロール(二次破砕ロールという)5の組と、コンベア6とを有している。
【0016】
機枠2は、上枠7と下枠8とに分離され、上枠7には一次破砕ロールの組4と、二次破砕ロール組の5とが組付けられ、ホッパ3は、上枠7上に取付けられている。下枠8は上枠7を支える台であり、その内部にコンベア6が挿入されている。ホッパ3は、破砕処理すべきコンクリート塊などの被処理物を投入し、これを一次破砕ロールの組4に導入するものである。
【0017】
一次破砕ロールの組4と二次破砕ロールの組5との組合せ例を図4に示す。一次破砕ロールの組4及び二次破砕ロールの組5は、周上に破砕歯(一次破砕ロールの破砕歯11,二次破砕ロールの破砕歯12)を有するロールの組であり、破砕歯11,12は、ロールの対向に供給された被処理物を噛み砕く歯である。図4では破砕歯の形状は図示を省略している。
【0018】
一次破砕ロールの組4は、並列に配列された2本の回転ロール4a,4bであり、各ロールは、対をなす他のロール側に向けて回転し、ロール4a,4b間に供給された被処理物を破砕し、その破片を二次破砕ロールの組5上に落下させるものである。
【0019】
二次破砕ロールの組5は、並列に配列された3本のロール5a,5b,5cであり、各々の軸心を一次破砕ロールの組4の各ロールの軸心に対し、互いに直交させて一次破砕ロールの組4の直下に配列されたものである。3本のロール5a,5b,5cのうち、中央のロール5bは固定されており、両側のロール5a,5cは、中央のロール5b側に向けて内向きに互いに逆方向に回転駆動される。一次破砕用の回転ロール4a,4bはそれぞれモータ9で回転駆動され、二次破砕用の両側のロール5a,5cはそれぞれモータ10で回転駆動される。各ロールを駆動する電動モータに限らず、油圧モータであってもよい。
【0020】
以後、二次破砕用に用いられる中央のロール5bを固定ロール、両側のロール5a,5cを回転ロールとして両者を区別する。一次破砕ロールの組4から落下した一次破砕後の被処理物は、それぞれ対をなす固定ロール5bと一方の回転ロール5aとの破砕歯12,12間および固定ロール5bと他方の回転ロール5cとの破砕歯12,12間で細粒に噛み砕き、これをコンベア6上に落下させる。
【0021】
図5に、一次破砕用の破砕歯11および二次破砕用の破砕歯12の一例を示す。破砕歯はビットである。一次破砕用のビット13は、尖った歯型をなし、二次破砕用のビット14は扁平な歯型である。いずれも、ロール間に搬入された被処理物をビット間で噛み砕く。もっとも図5に示す破砕歯11,12の形状は一例であって、必ずしもこの形状に限られるものではない。
【0022】
二次破砕処理された被処理物の細粒は、コンベア6上に落下し、コンベア6の一方向送りによって、下枠8の外部に搬送され、コンベア端より地上に落下して集積される。
【0023】
図6において、回転ロール5a(又は5c)の破砕歯12の高さは一定であるが、固定ロール5bの周上には、高さが互いに異なる数種類の破砕歯が取付けられている。この実施形態においては、高さが異なる3種類の破砕歯12a,12b,12cを固定ロール5bに装備した例を示している。各破砕歯12a,12b,12cは、固定ロール5bの中心角60°ごとの割出し角度で6つ取付けられており、180°の角度で相対応する2つずつが同じ高さの破砕歯である。以下同じ高さの2つの破砕歯の組を第1組A、第2組B、第3組Cとして区別する。本実施形態において、第1〜第3の各組の破砕歯12a,12b,12cの高さは異なるが、破砕歯自体は全ての組に同じ形状のビット14を用いており、高さの違いは、ビット14と固定ロール5b間に介在させたシム15の厚さtの違いによって歯の高さを異ならせている。
【0024】
図7において、第1組Aはシム15を用いずに固定ロール5bの周上に直接ビット14を取付けたものである。
【0025】
第2組Bは、t1の厚みのシム15を用いてビット14を取付けたものである。また第3組Cは、厚さt2(t2>t1)のシム15を用いてビット14を取付けたものである。第1組〜第3組A〜Cの破砕歯12a,12b,12cのいずれか1つを選定使用するときには、使用しようとする組の破砕歯12a,12b又は12cを両側の回転ロール5a,5cにそれぞれ向き合せる。
【0026】
図6(a)において、第1組Aの破砕歯が選定されたときに、例えば破砕歯12aと、回転ロール5a(5c)との間の間隔が40mmに設定されていたとすると、固定ロール5bと回転ロール5a(5c)間で破砕処理される被処理物の破砕粒度は0〜40mmである。また、図6(b)のように第2組Bの破砕歯12bが選定されたときにシムの厚さt=10mmであれば、被処理物の破砕粒度は0〜30mmに設定され、さらに図6(c)のように第3組Cの破砕歯12cが選定されたときにシムの厚さt=20mmであれば、被処理物の破砕粒度は0〜20mmに設定される。もとより、破砕歯12a,12b又は12cと回転ロール5a(5c)との間隔の設定は自由である。
【0027】
第1組〜第3組A〜Cの破砕歯は60°毎の割出し角度で取付けられているものであり、第1組Aの破砕歯12aから第2組Bの破砕歯12bへの切替えは、固定ロール5bを60°転回させればよく、さらに60°転回させれば第3組Cの破砕歯12cに切替えられる。なお、図中16は、セットボルトのボルト孔である。固定ロール5bの第1組〜第3組A〜Cのいずれかの割出し角度に調整後、ボルト孔16にセットボルト(図示略)を挿入し、固定ロール5bを破砕機の機体に固定することにより、固定ロール5bは、それぞれの割出し角度に固定される。
【0028】
以上実施の形態においては、固定ロール5bと回転ロール5a(5c)との組合せを被処理物の二次破砕処理に用いた例を示しているが、固定ロールと回転ロールとの組合せは、必ずしも二次処理用に限らず、一次処理用を含めて一般の破砕処理に適用できる。また、以上の実施の形態においては、定置式の破砕機に適用した例を示しているが、破砕機は、機枠に車輪を設けて牽引されながら移動できるようにしてもよく、また、自走式の破砕機にも全く同様に適用することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によるときには、固定ロールと回転ロールとの組を用い、破砕処理の粒度の大小に応じて固定ロールに備えた高さが異なる数種類の破砕歯を使い分けることができ、特に固定ロールの転回角度の調整により、所望の高さの破砕歯を選定して破砕粒度を設定できる。また、本発明によれば固定ロールには同じ形状の破砕歯を用い、破砕歯と固定ロール間にシムを介在させることにより、またシムの厚さを異ならせることによって破砕歯の高さを任意に調整できる。また、本発明によれば固定ロールの両側に回転ロールを配設し、固定ロールの周上には、180°の角度をなして同じ種類の固定歯を取付けることにより、両回転ロールに対して同時に同じ種類の破砕歯に切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する破砕機の一実施形態を示す正面図である。
【図2】破砕機の側面図である。
【図3】破砕機の平面図である。
【図4】一次破砕ロールの組と二次破砕ロールの組合せ例を示す図である。
【図5】破砕歯の一例を示すもので(a)は、一次破砕処理用、(b)は二次破砕処理用である。
【図6】(a)〜(c)は、回転ロールの破砕歯と固定ロールの破砕歯との組合せ例を示す図である。
【図7】(a)〜(c)は、破砕粒度の設定例を示す図である。
【図8】従来の回転破砕方式の破砕機の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 破砕機
2 機枠
3 ホッパ
4 一次破砕ロールの組
4a,4b ロール
5 二次破砕ロールの組
5a,5b,5c ロール
6 コンベア
7 上枠
8 下枠
9 モータ
10 モータ
11 一次破砕ロールの破砕歯
12 二次破砕ロールの破砕歯
13 ビット
14 ビット
15 シム
16 ボルト孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a crusher for crushing a lump produced when a building, house, road, or other structure is demolished or destroyed.
[0002]
[Prior art]
As a crusher that uses a lump generated by dismantling or breaking a structure as a workpiece and crushes it into finer particles, it has hitherto been a crushing jaw crusher, an impact crushing impact crusher, or a compression cone. Crushers are known. However, recently, a crusher using a set of rotating rolls, which should be called a rotating crushing method, has been developed. This crusher uses a rotating roll with crushing teeth attached on the circumference, and a pair of rotating rolls are arranged in parallel and rotated inward from each other. Can be crushed into fine particles by biting between the rotating crushing teeth.
[0003]
In addition, a set of rotating rolls is arranged in two upper and lower stages, and the upper set of rotating rolls is used for primary crushing treatment, and the lower set of rotating rolls is used for secondary crushing processing to easily crush coarse concrete blocks into fine particles. can do.
[0004]
By the way, the primary crushing process is a process of crushing coarse lumps into pieces that can be crushed by secondary crushing, and the secondary crushing process crushes the pieces that have undergone the primary crushing process to fine particles if necessary. It is processing to do. When crushing is performed by rotating a pair of rolls with the same diameter and length at the same speed in the primary crushing process and the secondary crushing process, the processing capacity of the primary crushing process and the secondary crushing process is different. Since the processing capacity exceeds the secondary crushing capacity, if the input amount of the object to be treated is incorrect, the primary crushing debris will stay between the primary crushing roll group and the secondary crushing roll group. However, there is a problem that the debris forms a bridge and causes a so-called clogging. However, this problem can be solved by increasing the processing capacity of the secondary crushing process. FIG. 8 shows an example in which a set of two rotating
[0005]
According to this example, the fragments crushed between the upper pair of rotating
[0006]
In order to solve this problem, the inventors use a set of three rolls each having crushing teeth on the circumference for the secondary crushing process, fix the central roll, and rotationally drive the rolls on both sides. Developed the type of crusher. When this method is used, when the workpiece after primary crushing is dropped between the center fixed roll and the one side rotating roll that make a pair, and between the center fixed roll and the other side rotating roll, the workpiece is It can be crushed with the crushed teeth of each roll. Therefore, according to this method, the capacity of the crushing process can be increased by using a total of three rolls including one fixed roll and two rotating rolls.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Further, in the crusher having a set of rotating rolls as shown in FIG. 8, when setting the crushing particle size of the object to be processed, it is performed by changing the distance between the axes of the rotating rolls. The work of adjusting the distance between the shafts and fixing the bearing again is not only because of the heavy weight of the roll, but also because it is an adjustment work that includes the drive device of the rotating roll. is there.
[0008]
An object of the present invention is to provide a crusher that uses a combination of a fixed roll and a rotating roll, and enables adjustment of the crushing particle size while keeping the distance between the roll axes constant.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the crusher according to the present invention, a crusher having a set of one fixed roll and two rotating rolls,
The fixed roll is arranged in the center and the rotating roll is arranged in parallel on both sides of the fixed roll.
Each roll has crushing teeth on the circumference, and when the workpiece is crushed, the rotary roll is driven to rotate in one direction, and the fixed roll is fixed at a fixed position.
A crushing tooth is a tooth that bites and crushes an object to be processed put between adjacent rolls.
The fixed roll has several types of crushing teeth with different heights on the circumference, the rotation angle is changed, and crushing teeth of a specific height selected according to the size of the particle size of crushing processing of the workpiece It is fixed to the roll face to face .
[0012]
Further, the fixed roll has two pieces of the same kind of crushing teeth, and each of the two pieces of the same kind of crushing teeth is mounted on the circumference of the rotating roll with an angle of 180 ° in the center angle. It is.
[0013]
The crushing teeth attached on the circumference of the fixed roll are bits of the same shape, and the height difference of the crushing teeth depends on the presence or absence of shims interposed between the circumference of the fixed roll and the crushing teeth, or shims. those which are depending on the difference in the thickness of the decision.
[0014]
Further, the rotation angle of the fixed roll can be adjusted, and the crushing tooth of a specific height selected is fixed at an indexing angle facing the rotary roll.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a crusher according to the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 3, the crusher 1 is roughly divided into a
[0016]
The
[0017]
FIG. 4 shows a combination example of the primary
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
Thereafter, the
[0021]
FIG. 5 shows an example of a crushing
[0022]
Fine particles of the workpiece subjected to the secondary crushing process fall on the
[0023]
In FIG. 6, although the height of the crushing
[0024]
In FIG. 7, the first group A is obtained by attaching the
[0025]
In the second group B, the
[0026]
In FIG. 6A, when the crushing teeth of the first set A are selected, for example, if the interval between the crushing teeth 12a and the rotating roll 5a (5c) is set to 40 mm, the fixed
[0027]
The crushing teeth of the first group to the third group A to C are attached at an index angle of 60 °, and the switching from the crushing tooth 12a of the first group A to the crushing
[0028]
In the above embodiment, the example in which the combination of the fixed
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a set of a fixed roll and a rotating roll can be used, and several types of crushing teeth with different heights provided for the fixed roll can be used properly according to the size of the crushing process. By adjusting the turning angle of the roll, the crushing particle size can be set by selecting crushing teeth having a desired height. Further, according to the present invention, crushing teeth having the same shape are used for the fixing roll, and the height of the crushing teeth can be arbitrarily determined by interposing a shim between the crushing tooth and the fixing roll, and by varying the thickness of the shim. Can be adjusted. Further, according to the present invention, the rotating rolls are arranged on both sides of the fixed roll, and the same kind of fixed teeth are attached to the circumference of the fixed roll at an angle of 180 °, so that both rotating rolls are attached. At the same time, it is possible to switch to the same type of crushing tooth.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a crusher to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a side view of a crusher.
FIG. 3 is a plan view of a crusher.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a combination of a primary crushing roll and a secondary crushing roll.
FIG. 5 shows an example of a crushing tooth, where (a) is for primary crushing treatment and (b) is for secondary crushing treatment.
FIGS. 6A to 6C are diagrams showing examples of combinations of crushing teeth of a rotating roll and crushing teeth of a fixed roll.
FIGS. 7A to 7C are diagrams showing setting examples of crushing particle sizes. FIG.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a conventional rotary crushing type crusher.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
固定ロールは中央に、回転ロールは固定ロールの両側に平行に配置され、
各ロールは周上に破砕歯を有し、被処理物の破砕時に回転ロールは、一方向に回転駆動され、固定ロールは定位置に固定されるものであり、
破砕歯は、隣接ロール間に投入された被処理物を噛み砕く歯であり、
固定ロールは、周上に高さが異なる数種類の破砕歯を有し、回転角度が変更され、被処理物の破砕処理の粒度の大小に応じて選択された特定の高さの破砕歯が回転ロールに向き合せに固定されるものであることを特徴とする破砕機。 A crusher having a set of one fixed roll and two rotating rolls,
The fixed roll is arranged in the center and the rotating roll is arranged in parallel on both sides of the fixed roll.
Each roll has crushing teeth on the circumference, and when the workpiece is crushed, the rotary roll is driven to rotate in one direction, and the fixed roll is fixed at a fixed position.
A crushing tooth is a tooth that bites and crushes an object to be processed put between adjacent rolls.
The fixed roll has several types of crushing teeth with different heights on the circumference, the rotation angle is changed, and crushing teeth of a specific height selected according to the size of the particle size of crushing processing of the workpiece A crusher characterized by being fixed to a roll facing each other .
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