JP3810647B2 - 化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド - Google Patents

化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は化学的機械的研磨装置に関するものであり、より詳細には研磨パッドにウェーハを均一に密着させてウェーハの中心部と縁部を均一に研磨することができる化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェーハ上に集積回路を製造する過程で、ウェーハ前面又は背面を平坦化するために通常化学的機械的研磨工程を経ることになる。このような化学的機械的研磨工程を利用した平坦化技術は、半導体集積回路の集積度が高まって、ウェーハの大直径化趨勢に従い、より大事な架空技術として扱われている。
【0003】
ウェーハ表面を平坦化することに使用される化学的機械的研磨システムは、大きく区分してウェーハカセットの装脱着装置、ウェーハ移動装置、研磨装置、ウェーハ洗浄装置とこれらの制御装置で構成される。このうち、研磨装置はウェーハを支持しながら回転加圧する研磨ヘッド、研磨パッドが付着された研磨定盤及びその駆動機構、研磨パッドのドレッシング機構、ウェーハ側面の洗浄機構、スラリー供給機構で構成される。
【0004】
機械的研磨において、ウェーハ表面の除去速度は研磨圧力と研磨速度に比例する。化学的機械的研磨装置のように化学的な作用が付加された研磨では、ここにウェーハ表面とスラリーの化学反応が付加される。ウェーハ表面のいずれの位置においても研磨荷重、研磨速度、スラリー量、ウェーハ面と研磨パッドの摩擦、研磨温度などを均一にすることができれば、広域平坦化及び残留膜厚みの均一化を達成することができる。しかし、実際には上述した因子や研磨パッドの表面状態がウェーハ面内で時間に従って変化し、残留膜厚みが不均一になる。そして、ディッシング(dishing)やシニング(thinning)が発生し、デバイスの収率に影響を及ぼす。このような因子を経験的にまたは科学的に制御する必要がある。化学的機械的研磨では研磨除去量が1μm以下であり、研磨後の表面平坦度は0.01μm以下が要求される。従って、ウェーハをどのようにすれば、高密度で支持できるのかが相当に大事なものである。
【0005】
ウェーハを支持、加圧する研磨ヘッドの構造に対していろいろな研究が成されてきた。例えば、日本特開平第10−256202号にはシリコンゴム材の二重流体圧力室を備え均一な研磨が進行されるようにした研磨方法及び研磨装置が開示されており、日本特開平第9−246218号にはポリエチレン材の圧縮膨張用フィルムを利用してバックパッドを膨張させてウェーハを均一に研磨することができる研磨方法及び研磨装置が開示されている。米国特許第5,605,488号には多数のセルを備え各々セルの圧力を調節することができる研磨装置が開示されており、米国特許第5,851,136号には可撓性プレートを利用して圧力に従ってウェーハを均一に研磨することができる研磨装置が開示されている。米国特許第5,803,799号(1998年9月8日付でボロダスキー(volodarsky)などに許与される)には半導体ウェーハを研磨することに使用するための研磨ヘッドが開示されている。
【0006】
図1はボロダスキーの特許に従う研磨ヘッド10の断面図である。図1で示したように、上述した研磨ヘッド10は、ハウジング14、前記ハウジング14に装着されウェーハ支持面50を備えるウェーハキャリア20、ならびに前記ハウジング14に装着され前記ウェーハ支持面50の適所にウェーハ(W)を維持するように形成されたウェーハ維持部材22を備える。前記ウェーハキャリア20と前記ウェーハ維持部材22のうちで少なくとも一つは、前記ハウジング14に稼働可能であるように装着され、研磨作業をする時に前記ウェーハキャリア20と前記ウェーハ維持部材22間に適切なバイアス力を生成するダイアフラム(diaphragm)が提供される。
【0007】
上述したように構成されたボロダスキーの特許に従う研磨ヘッド10は、ウェーハキャリア20に加わったバイアス力によってウェーハ(W)が研磨パッドと密着され、維持部材22かつウェーハキャリア20に加わったバイアス力によって研磨パッドと密着された状態で、前記ウェーハを研磨する。従って、研磨パッドウェーハを均一に密着させることができるので、ウェーハの全面(wholesurface)を等しく研磨することができる長所がある。
【0008】
しかし、ボロダスキーの特許に従う研磨ヘッドは、ウェーハキャリアと維持部材間のバイアス力を適切に調節する場合のみ、研磨ヘッドにウェーハを均一に密着させることができるが、前記ウェーハキャリアと維持部材間のバイアス力を適切に調節することが難しいという問題点がある。
それに従って、ウェーハの架空面が前記研磨ヘッドに均一に密着しなくなり、その結果ウェーハ中心部の研磨程度と縁部の研磨程度が不均一になる問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記の問題点を解決するために提供されたものであり、本発明の目的は、研磨パッドにウェーハを均一かつ正確に密着させてウェーハの中心部と縁部を均一に研磨することができる化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した本発明の目的を達成するために、本発明は、ウェーハチャッキング装置のウェーハチャッキング部材にウェーハを密着させてウェーハチャッキング部材に下方向に均一な圧力を印加し、ポリシングパッドに対して均一にウェーハを加圧することができる化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを提供する。
【0011】
即ち本発明によると、ハウジングに連結され、前記ハウジングに対して上下移動することができるキャリアと、前記キャリア下に位置し、前記キャリアに装着されて前記ハウジングに対する前記キャリアの上下運動とは独立して上下運動可能であるウェーハチャッキング部材、ウェーハのポリシングの際、前記ウェーハチャッキング部材の下方において前記ウェーハを支持するウェーハチャッキング面、ならびに前記ウェーハチャッキング部材に均一に下向バイアス力を加えて前記キャリアから前記ウェーハチャッキング部材を下方に押し出すためのバイアシング手段を含むウェーハチャッキング装置と、前記キャリアに装着されて前記キャリアと上下運動を共にし、前記キャリアから下方に前記ウェーハチャッキング部材の周囲で延長され、前記ウェーハチャッキング面に支持されるウェーハから離間するように前記ウェーハチャッキング部材とスライディング結合され、前記キャリアに対して前記ウェーハチャッキング部材を上下に案内するために設けられている維持部材とを備え、前記ハウジングは本体部とその本体部の中心から下方に延長されるように設けられている延長部とを含み、前記キャリアは前記ハウジングの延長部が延長される開口部を含み、前記延長部は前記ハウジングに対して上下移動をガイドし、前記ハウジングと前記キャリアとの間には第1膨張空気チャンバが形成され、前記キャリアと前記ウェーハチャッキング部材との間には第2膨張空気チャンバが形成され、前記キャリアの開口部は前記キャリアを経て前記第2膨張空気チャンバと連通する貫通孔をなし、前記ハウジングには少なくとも第1空気スルーホール及び第2空気スルーホールが形成され、前記第1空気スルーホールは前記本体部と前記ハウジングの延長部とを貫通して前記第2膨張空気チャンバに連通するように形成され、前記第2空気スルーホールは前記第1膨張空気チャンバに連通し、前記ウェーハチャッキング部材は前記ウェーハチャッキング面と連通する空気チャンバを限定し、前記ハウジングは前記ウェーハチャッキング部材の空気チャンバと連通する第3空気スルーホールを有し、前記空気チャンバを真空状態とするために前記第3空気スルーホールを通じて前記空気チャンバから空気が排出され、前記維持部材は、前記キャリアから軸方向かつ下向きに延長されて形成された環形部材であり、前記維持部材の内周面に所定の角度で配列された複数の長い溝が形成され、前記ウェーハチャッキング部材は前記維持部材とスライディング結合して前記溝に各々延長される複数の突出部を有する。
【0012】
本発明では、ウェーハチャッキング部材とキャリアが空気圧によって独立的に上方または下方に移動することができる。かつ、ウェーハチャッキング部材は維持部材とキャリアと共に回転可能であって、キャリアとウェーハチャック間に捻じれが発生しない。従って、前記ウェーハチャッキング部材に把持されたウェーハを研磨パッドと均一に密着させて、ウェーハの一面を一定に研磨することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施例による化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを詳細に説明する。
図2乃至図5で示したように、本発明の望ましい一実施例に従う化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド100は、空気スルーホールを有し、空気の流動を案内するためのハウジング110、前記ハウジング110に連結され前記ハウジング110に対して相対的に上下移動することができるキャリア120、前記キャリア120に装着されるウェーハチャッキング装置130、そして前記キャリア120の縁部に沿って装着される維持部材140(retainer)を備える。
【0014】
前記ハウジング110は、円形断面を有する本体部112と前記本体部112の一端で半径方向外側に延長されるフランジ部114とを含み、前記本体部112にはその中心で下方に延長される延長部116が形成される。前記ハウジング110は、通常ステンレススティールのような強材で製作する。
【0015】
前記ハウジング110には少なくとも3個の流通路、即ち第1スルーホール112a、第2スルーホール112b、及び第3スルーホール112cが形成される。第1スルーホール112aは前記本体部112とその中心部に形成された前記延長部116とを貫通するように形成され、第2スルーホール112b及び第3スルーホール112cは前記本体部112の縦軸線を中心に対称に配列される。
【0016】
前記ハウジング110の延長部116はキャリア120に形成された中央開口部122aに収容され、その全体長さに掛かって外周縁の所定位置で半径方向外側に延長されるキー(key、図示せず)を追加して設置することもできる。前記キーは以下で説明するキャリア120の内周面に形成されたキー溝(key way、図示せず)内に収容される。キー溝はハウジング110の延長部116のキーと同一である幅と高さを有する。従って、研磨パッド100が作動する間に前記キャリア120が前記ハウジング110と共に一体的に回転することができる。キャリア120に連結されているチャッキング装置130及び維持部材140とハウジング110とは同時に回転することができる。
【0017】
前記第1スルーホール112aは前記キャリア120と前記チャッキング装置130によって限定される空気チャンバ160と連通される。前記第1スルーホール112aを通じて供給及び排出される空気の圧力によって前記空気チャンバ160が膨張収縮され、それに従って前記チャッキング装置130が下方に下降したり、元位置に復帰することになる。
【0018】
前記ハウジング110の前記第2スルーホール112bは、前記第1スルーホール112aから半径方向外側に所定長さほど離れて形成され、前記ハウジング110と前記キャリア120によって限定された空気チャンバ150と連通する。前記第2スルーホール112bを通じて空気が流動し、前記空気が前記空気チャンバ150内で供給されれば、前記キャリア120が下方に下降することになり、その結果前記キャリア120と結合された維持部材140は下方に下降する。反面、反対圧力(negative pressure)により、前記空気チャンバ150から前記空気を排出すれば、前記空気チャンバが真空状態になって前記キャリア120が元位置へ移動することになる。従って、前記維持部材140かつ前記キャリア120と共に上方へ移動することになる。
【0019】
前記キャリア120は、本体部122と前記本体部122の下端部で半径方向外側に延長されるフランジ部124とを含む。前記キャリア120の本体部122中心部には開口部122aを形成する第1貫通孔が形成され、前記第1貫通孔から半径方向外側に所定距離ほど離れた位置に第2貫通孔が形成される。前記フランジ部124の縁部には、本体部122の縦軸線を中心に放射状に多数の貫通孔が形成される。
【0020】
第3スルーホールを構成する貫通孔内のハウジング110には空気導管112c形成され、空気導管112cは前記ハウジング110の下面から下方に所定長さほど延長される。第2空気導管122bはキャリア120に形成されている第2貫通孔内でキャリア120に固定されており、空気導管112cの延長端を収容する。前記キャリア120の前記空気導管122bは、前記ハウジング110と前記キャリア120間に形成された空気チャンバが膨張して前記キャリア120が下降する場合、前記ハウジング110の空気導管112cに沿って下方に滑走する。かつ、前記空気チャンバが収縮して前記キャリア120が乗降する場合にも、前記ハウジング110の空気導管112cに沿って上方に滑走する。
【0021】
前記キャリア120には、前記キャリア120を前記ハウジング110に連結するための連結部材を追加で設置する。前記連結部材は、環形内側クランプ126、内径が前記内側クランプ126より大きい環形の外側クランプ128、ならびに所定の幅を有する環形の弾性材シート129を含む。前記弾性材シート129の一端部は前記内側クランプ126によって前記キャリア120の上面に機密を維持するように固定され、他端部は前記外側クランプ128によって前記ハウジング110の下面に機密を維持するように固定され、前記キャリア120を前記ハウジング110に連結する。
【0022】
より具体的には、前記内側クランプ126は、その一面の外縁部が屈曲されて階段部を形成する。キャリアの本体部122の上部外周縁部には環形凹溝(recess)が形成されている。内側クランプ126はキャリア120の中央開口部122aの一部を形成する第1中央貫通孔と第1貫通孔から放射状に離れている多数の貫通孔を有する。前記内側クランプ126が配列される前記キャリア120の上面には前記内側クランプ126が形成された多数の貫通孔に相応する数のねじ孔が前記キャリア120の中心部を中心に放射状に形成されている。相応する貫通孔にはスクリューが収納されてキャリア120の本体部122に内側クランプ126が固定される。前記内側クランプ126を前記キャリア120の上面に配置する場合、前記内側クランプ126の縁部と前記キャリア120の上縁部に形成された階段部から形成される環形溝の幅は、前記弾性材シート129の厚みと同一であるかまたは小さく、弾性材シート129がキャリア120に堅固に固定することができるようにする。
【0023】
前記外側クランプ128は本体部と上端部で半径方向外側に所定距離ほど延長されるフランジ部128aとを含む。前記外側クランプ128のフランジ部128aには前記ハウジング110のフランジ部114に形成された多数の貫通孔に相応する数の貫通孔が形成されている。かつ、前記外側クランプ128の内周縁の上端部は屈曲して階段部を形成する。前記階段部の高さは前記弾性材シート129の厚みより小さい。前記ハウジング110に前記外側クランプ128を組立てるときに、ボルトを前記ハウジング110と前記外側クランプ128のフランジ部128aに各々形成された多数の貫通孔に貫通延長させた後、前記ボルトをナットで締結して前記外側クランプ128を前記ハウジング110に固定して、弾性材シート129の外側端部をハウジング110にクランプする。
【0024】
前記環形弾性材シート129は、ゴムまたは合成樹脂材のような弾性体の空気ボケット(bladder)形態で製作する。
前記内側及び外側クランプ126、128と前記弾性材シート129を利用して前記キャリア120を前記ハウジング110に連結するとき、まず前記弾性材シート129の一縁部側を前記ハウジング110の下面と前記外側クランプ128の内周縁上端部に形成された階段部間に位置させた後、前記ハウジング110のフランジ114に形成された貫通孔と前記外側クランプ128のフランジ128aに形成された貫通孔が連通されるように前記ハウジング110と前記外側クランプ128を配列し、前記ボルトを前記各々のフランジ114、128aに形成された貫通孔内に貫通延長させてナットで締結する。
【0025】
その後、前記キャリア120と前記内側クランプ126の階段部によって形成された環形溝に弾性材シート129の他端部が位置するように前記内側クランプ126と前記キャリア120を配列する。続いて、前記内側クランプ126に放射状に配列された多数の貫通孔内にねじを貫通延長させて、前記貫通孔に対応して前記キャリア120の上面に形成されたねじ孔126bにねじ結合させる。
【0026】
前記維持部材140(retainer)は内径が前記キャリア120のフランジ124の直径より小さく、外径は前記キャリア120のフランジ124の直径より大きく、所定の幅と高さを有する環形形状である。前記維持部材140は、その上端部に階段部が形成され、前記階段部の直径は前記キャリア120のフランジ124の直径より大きくまたは同一であり、その高さは前記フランジ124の厚みと同一である。前記維持部材140の階段部には前記キャリア120のフランジ部124に形成された貫通孔に相応するように前記階段部の上面に多数のねじ孔(tapped holes)を形成する。前記キャリア120のフランジ部124に形成された貫通孔と前記維持部材140の階段部に形成されたねじ孔とが連通するように前記維持部材140の階段部に前記キャリア120のフランジ部124を位置させた後、前記キャリア120のフランジ部124に形成された貫通孔にねじを貫通させて前記維持部材140の階段部上面に形成されたねじ孔にねじ結合して、前記キャリア120と前記維持部材140を連結する。
【0027】
さらに、前記維持部材140の内周面には所定の角度で配列された多数の長い溝142が形成される。前記維持部材140の内周面には、この長い溝142が90°で配列されるように形成することが望ましい。
前記ウェーハチャッキング装置130は、膨張可能である膨張部材132、前記膨張部材132の下面に付着されるウェーハチャッキング部材134、前記ウェーハチャッキング部材134の下面に付着されてウェーハの背面の損傷を防止するためのシート136、ならびに前記膨張部材132を前記キャリア120に固定するための固定部材138を含む。
【0028】
前記膨張部材132は、前記ハウジング110に前記キャリア120を連結することに使用した環形の弾性材シート129のようにゴムまたは合成樹脂材弾性体で製作し、その形状は円板形状である。前記膨張部材132の縁部には前記膨張部材132の中心軸線を中心に多数の貫通孔が放射状に配列される。
【0029】
前記ウェーハチャッキング部材134は、円板形状の第1部材134aと前記第1部材134aの下面に付着されて前記第1部材134aとの間に空気チャンバ170を形成する第2部材134bとを含み、前記第1部材134aの中心部には貫通孔が形成されており、その貫通孔には空気流動管135が装着される。前記第2部材134bは、前記第1部材134aより直径が小さい円形の本体部と前記本体部の縁部で上方に所定高さほど延長される環形壁部とを含む。前記第2部材134bは、鎔接などの方法により前記第1部材134aと一体になるように前記第1部材134aに付着する。前記第2部材134bの円形本体部にも多数の貫通孔が形成されている。
【0030】
前記ウェーハチャッキング部材134の第1部材134aは、前記縁部で外側方向に互いに所定の間隔をおいて、突出される突出部134a′を含み、前記ウェーハチャッキング部材134の第1部材134aに形成された突出部134a′は、4個形成され、90°で配列される。前記突出部134a′は前記維持部材140の内周面に形成された長い溝142に沿って上下へ移動可能であるように前記長い溝142内に挿入される。
【0031】
前記シート136は円板形の合成樹脂材フィルムとして作られ、前記シート136には前記第2部材134bの下面に形成された多数の貫通孔に対応する多数の貫通孔が形成されている。前記シート136はそれに形成された多数の貫通孔が前記第2部材134bの下面に形成された多数の貫通孔と連通されるように配置し、前記第2部材134bに付着する。
【0032】
前記固定部材138は、環形形状の第1部材138aと第2部材138bを含む。前記固定部材138の第1部材138aは、所定の直径を有する本体部と前記本体部の上縁部と下縁部で各々半径方向外側に所定長さほど延長される上部フランジおよび下部フランジとを含む。前記第1部材138aの上部フランジには前記第1部材138aの縦軸線を中心に多数の貫通孔が形成される。前記第1部材138aの上部フランジに形成された貫通孔が前記キャリア120の下面に形成されたねじ孔と連通するように前記第1部材138aを配列した状態で、ねじを前記貫通孔内に貫通延長させて前記キャリア120に形成されたねじ孔にねじ結合させる。この時、前記キャリア120と前記固定部材138の第1部材138a間に機密を維持するために、前記キャリア120の下面と前記第1部材138aの上部フランジ上面との間にゴム材などのシール(seal)を配置することもできる。前記第1部材138aの下部フランジにも前記第1部材138aの縦軸線を中心に多数の貫通孔が形成される。
【0033】
前記固定部材138の第2部材138bは、環形形状であり、前記第1部材138aの前記下部フランジに形成された多数の貫通孔に対応するように多数の貫通孔が形成される。このように構成された前記固定部材138は、前記チャッキング部材134の第1部材134aの中心部に形成された貫通孔に前記空気導管135を強制的に差込んで機密を維持するように装着した後、前記膨張部材132の中心部に形成された貫通孔内へ前記空気導管135が貫通延長するように前記膨張部材132を前記チャッキング部材134の第1部材138aの上面に接着し、続いて、前記膨張部材132の縁部から中心部側に所定距離ほど離れた位置で前記膨張部材132の縁部を折曲げて上方に延長させる。その後、前記膨張部材132の縁部をその中心部側に再び折曲げて、前記膨張部材132の縁部に形成された多数の貫通孔が前記固定部材138の第1部材138aの下部フランジに形成された貫通孔と連通されるように前記固定部材138の第1部材138aの一面に前記膨張部材132の縁部を位置させる。その後、前記固定部材138の第2部材138bに形成された貫通孔が前記固定部材138の第1部材138aの下部フランジに形成された貫通孔及び前記膨張部材132の縁部に形成された貫通孔と連通されるように前記固定部材138の第2部材138bを前記膨張部材132の縁部上で配置して、前記膨張部材132の縁部が前記固定部材138の第1部材138aの下部フランジと前記第2部材138b間に位置するようにする。
【0034】
前記固定部材138に前記チャッキング部材134を連結する前に、前記ウェーハチャッキング部材134の第1部材134aに装着された前記空気流動管135と前記キャリア120を貫通延長する前記空気導管とを給排気管162に連結して、空気が前記空気導管を通じて前記第1部材134aと前記第22部材134bによって限定された空気チャンバ170へ供給または排出されるように連通させる。
【0035】
最後に、前記膨張部材132、前記固定部材138の第1部材138a、及び前記キャリア120によって限定される空気チャンバ160の機密を維持することができるように、前記固定部材138の前記第2部材138bに形成された貫通孔と前記膨張部材132の縁部に形成された貫通孔内へねじを貫通延長させ、前記第1部材138aのフランジに形成された貫通孔にねじ結合する。
【0036】
上述したように、本実施例による研磨ヘッド100の構成要素を組立して研磨ヘッド100を完成する。
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施例に従う研磨ヘッド100の各構成要素の作用関係を詳細に説明する。
【0037】
上述したように構成された本発明の望ましい実施例に従う研磨ヘッド100は、図2で示したように、前記ハウジング110と前記キャリア120、及び前記連結部材126、128、129によって限定された空気チャンバ150から前記ハウジング110の前記第2スルーホール112bを通じて空気を排出し、前記空気チャンバ150が真空状態になるようにする。前記空気チャンバ150が真空状態になると、真空圧によって前記キャリア120が前記ハウジング110の下面に密着される。
【0038】
前記キャリア120が前記ハウジング110の下面に密着されれば、前記キャリア120に連結された維持部材140及びウェーハチャッキング装置130が上方に共に移動する。このような状態で、前記ハウジング110の第1スルーホール112aを通じて前記キャリア120、前記チャッキング装置130の前記固定部材138、ならびに前記チャッキング装置130のチャッキング部材134に付着された前記膨張部材132によって限定される前記空気チャンバ160に空気を供給して前記膨張部材132に圧力を加える。従って、前記膨張部材132は前記空気チャンバ160に供給される前記空気の圧力によって段々膨張され、それによって前記チャッキング部材134が下方に下降するようになる。この時、前記チャッキング部材134は、それに付着されたシート136が前記維持部材140の基底面と同一な平面上に置かれるときまで膨張させる。
【0039】
前記チャッキング部材134がこの位置へ移動すると、空気チャンバ170で空気が排出される。従って、ウェーハ移送装置(図示せず)によって移送されるウェーハ(W)の一面に前記チャッキング部材134に付着されたシート136が密着される。
【0040】
前記ウェーハ(W)が前記チャッキング部材134の第2部材134bに付着されたシート136に密着されれば、前記チャッキング装置130に形成された空気チャンバ170が真空状態になり、それによって、前記ウェーハ(W)が前記シート136にさらに密着するようになる。
【0041】
図3は前記研磨ヘッド100の前記チャッキング部材134がウェーハ(W)を把持した状態で研磨パッド上に位置した状態を示した図面である。図3を参照すれば、前記ハウジング110と前記キャリア120間、前記キャリア120と前記チャッキング部材134間、そして前記チャッキング部材134の前記第1部材134aと第2部材134b間に形成された各々の空気チャンバ150、160、170から空気を排出して、前記空気チャンバ150、160、170を真空状態で維持する。従って、前記チャッキング装置130の前記膨張部材132が収縮されて、前記チャッキング装置130は前記維持部材140の下面より上へ移動するようになる。
【0042】
上述したような状態で、図4で示したように、前記キャリア120と前記チャッキング装置130間、ならびに前記チャッキング部材134の第1部材134aと第2部材134b間に各々形成された前記空気チャンバ160、170を真空状態で維持しながら、前記ハウジング110と前記キャリア120間に形成された前記空気チャンバ160、170に空気を供給する。その結果、前記ハウジング110と前記キャリア120間に形成された前記空気チャンバ160、170へ供給される空気の圧力によって、前記キャリア120が下方に移動するようになる。従って、前記キャリア120が下方に移動されれば、前記キャリア120に連結された前記維持部材140と前記チャッキング装置130と前記キャリア120とは共に下方に移動することになる。この時、前記維持部材140は、図4で示したように前記研磨パッドの上面と接するようになる。しかし、前記チャッキング装置130は前記維持部材140の下面より高い位置にあるために、前記チャッキング装置130は前記研磨パッドの上面と離隔された状態であることになる。
【0043】
続いて、図5で示したように、前記ハウジング110と前記キャリア120間に形成された前記空気チャンバ150に空気を続けて供給して、前記維持部材140が前記研磨パッドの上面と依然として接しているようにし、かつ前記チャッキング部材134の第1及び第2部材134a、134b間に形成された前記空気チャンバ170から空気を排出して、前記空気チャンバ170を真空状態で維持しながら、前記キャリア120と前記チャッキング装置130の膨張部材132間に形成された前記空気チャンバ160に空気を供給して前記空気チャンバ160内の圧力を高める。従って、前記空気チャンバ160内の圧力が高まることにつれて、前記膨張部材132が膨張することになり、前記膨張部材132と連結された前記チャッキング装置130が下降する。その結果、前記チャッキング部材134によって把持された前記ウェーハ(W)の一面が前記研磨パッドの上面と接することになる。続けて、前記キャリア120と前記チャッキング装置130間の空気チャンバ160の圧力を高めて、前記研磨パッドに前記ウェーハ(W)を密着させる。
【0044】
図5で示したように、前記ウェーハ(W)を前記研磨パッドに密着させた状態で、前記ウェーハ(W)と前記研磨パッド間にスラリーを供給しながら前記研磨ヘッド100と前記研磨パッドを互いに反対方向に回転させて前記ウェーハ(W)の一面を研磨する。
【0045】
上述したように構成された研磨ヘッドにおいて、前記ウェーハは前記チャッキング部材に形成された前記空気チャンバ内の真空圧によってその全体面が前記チャッキング部材に均一に密着されるため、前記研磨パッドとも均一に接することになる。従って、前記ウェーハの中心部と縁部を含んだ全体面が均一に研磨される。
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを示す断面図である。
【図2】本発明の望ましい実施例による化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを示す断面図であって、ウェーハチャッキング装置がウェーハを把持することができるようにキャリアが上昇された状態を示す断面図である。
【図3】本発明の望ましい実施例による化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを示す断面図であって、ウェーハチャッキング装置とキャリアによってウェーハが研磨パッド上へ移送される状態を示す断面図である。
【図4】本発明の望ましい実施例による化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを示す断面図であって、キャリアを下降させて研磨パッド面に維持部材を接触させた状態を示す断面図である。
【図5】本発明の望ましい実施例による化学的機械的研磨装置の研磨ヘッドを示す断面図であって、キャリアとウェーハチャッキング装置を下降させて研磨パッド面にウェーハを接触させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
100 研磨ヘッド
110 ハウジング
112 本体部
112a 第1スルーホール
112b 第2スルーホール
114 フランジ部
116 延長部
120 キャリア
122a 開口部
126 環状形内側クランプ
128 環状形外側クランプ
129 弾性材シート
130 ウェーハチャッキング装置
132 膨張部材
134 ウェーハチャッキング部材
138 固定部材
140 維持部材
142 溝
150、160、170 空気チャンバ

Claims (13)

  1. ハウジングに連結され、前記ハウジングに対して上下移動することができるキャリアと、
    前記キャリア下に位置し、前記キャリアに装着されて前記ハウジングに対する前記キャリアの上下運動とは独立して上下運動可能であるウェーハチャッキング部材、ウェーハのポリシングの際、前記ウェーハチャッキング部材の下方において前記ウェーハを支持するウェーハチャッキング面、ならびに前記ウェーハチャッキング部材に均一に下向バイアス力を加えて前記キャリアから前記ウェーハチャッキング部材を下方に押し出すためのバイアシング手段を含むウェーハチャッキング装置と、
    前記キャリアに装着されて前記キャリアと上下運動を共にし、前記キャリアから下方に前記ウェーハチャッキング部材の周囲で延長され、前記ウェーハチャッキング面に支持されるウェーハから離間するように前記ウェーハチャッキング部材とスライディング結合され、前記キャリアに対して前記ウェーハチャッキング部材を上下に案内するために設けられている維持部材とを備え、
    前記ハウジングは本体部とその本体部の中心から下方に延長されるように設けられている延長部とを含み、前記キャリアは前記ハウジングの延長部が延長される開口部を含み、前記延長部は前記ハウジングに対して上下移動をガイドし、
    前記ハウジングと前記キャリアとの間には第1膨張空気チャンバが形成され、前記キャリアと前記ウェーハチャッキング部材との間には第2膨張空気チャンバが形成され、前記キャリアの開口部は前記キャリアを経て前記第2膨張空気チャンバと連通する貫通孔をなし、前記ハウジングには少なくとも第1空気スルーホール及び第2空気スルーホールが形成され、前記第1空気スルーホールは前記本体部と前記ハウジングの延長部とを貫通して前記第2膨張空気チャンバに連通するように形成され、前記第2空気スルーホールは前記第1膨張空気チャンバに連通し、
    前記ウェーハチャッキング部材は前記ウェーハチャッキング面と連通する空気チャンバを限定し、前記ハウジングは前記ウェーハチャッキング部材の空気チャンバと連通する第3空気スルーホールを有し、前記空気チャンバを真空状態とするために前記第3空気スルーホールを通じて前記空気チャンバから空気が排出され
    前記維持部材は、前記キャリアから軸方向かつ下向きに延長されて形成された環形部材であり、前記維持部材の内周面に所定の角度で配列された複数の長い溝が形成され、前記ウェーハチャッキング部材は前記維持部材とスライディング結合して前記溝に各々延長される複数の突出部を有することを特徴とする化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  2. 前記キャリアは内部を貫通する空気スルーホールを有し、前記キャリアを貫通する空気スルーホールは前記第3空気スルーホールを前記ハウジングを通じて前記ウェーハチャッキング部材の空気チャンバと連通するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  3. 前記ハウジングを貫通する第3空気スルーホールは第1空気導管であり、前記キャリアを貫通する空気スルーホールは第2空気導管であり、前記第1空気導管及び前記第2空気導管の各々の端部は互いに滑走可能であるように挿入されることを特徴とする請求項2に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  4. 前記ハウジングは前記ハウジングの内部を貫通するように延長されて前記第1膨張空気チャンバと連通する前記第2空気スルーホールを含み、前記キャリアは前記第2空気スルーホールを通じて前記第1膨張空気チャンバへ供給される空気圧によって下降し、前記第2空気スルーホールを通じて前記第1膨張空気チャンバの空気が排出されるときには反対圧力によって上昇することを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  5. 前記キャリアを前記ハウジングに連結し、前記ハウジングと共に前記第1膨張空気チャンバを限定するために設けられる弾性体部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  6. 前記弾性体部材は、環形であり、前記弾性体部材の一端を前記キャリアにクランピングするための内側クランプと前記弾性体部材の他端を前記ハウジングにクランピングするための外側クランプとを含むことを特徴とする請求項5に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  7. 前記キャリアは底部に放射状に外部へ延長されるフランジを有し、前記維持部材は上端部に凹溝を有し、その凹溝は前記維持部材の上端部に階段部が形成されるように前記維持部材の内周面に開設され、前記凹溝は前記フランジの厚みと等しい長さを有し、前記フランジは前記凹溝に安置されることを特徴とする請求項に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  8. 前記ウェーハチャッキング装置のバイアシング手段は、前記ウェーハチャッキング部材の上部で前記ウェーハチャッキング部材に連結され、前記キャリアに連結された膨張部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  9. 前記膨張部材は、ゴムまたは合成樹脂からなり、第2膨張空気チャンバを形成していることを特徴とする請求項に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  10. 前記ウェーハチャッキング部材は、上部の第1部材と、前記第1部材の下面に付着されて前記第1部材との間に前記空気チャンバを形成する下部の第2部材とを含み、前記第1部材は中心部を貫通して前記空気チャンバと連通する空気スルーホールを有し、前記第2部材には内部を貫通して前記空気チャンバと連通する複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  11. 前記ウェーハチャッキング装置は、前記第2部材の下面に付着された合成樹脂材フィルムをさらに含み、前記合成樹脂材フィルムには前記第2部材の複数の貫通孔に対応する複数の貫通孔が形成され、前記合成樹脂材フィルムの基底部は前記ウェーハチャッキング面を構成していることを特徴とする請求項10に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  12. 前記維持部材は内周面に沿って垂直に延長されている複数の長い溝を有し、前記ウェーハチャッキング部材の第1部材は前記溝に沿って延長される複数の突出部を有し、前記維持部材にスライディング結合されることを特徴とする請求項10に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
  13. 前記ウェーハチャッキング部材の第1及び第2部材によって限定された前記空気チャンバに空気を供給及び排出するための空気スルーホールに連結された空気供給及び排出管をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の化学的機械的研磨装置の研磨ヘッド。
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