JP3809123B2

JP3809123B2 - Insurance setting support device, insurance setting support method and program

Info

Publication number: JP3809123B2
Application number: JP2002096948A
Authority: JP
Inventors: 隆一郎児玉; 道明森
Original assignee: Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
Current assignee: Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
Priority date: 2001-03-29
Filing date: 2002-03-29
Publication date: 2006-08-16
Anticipated expiration: 2022-03-29
Also published as: JP2002358423A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保険設定支援装置、保険設定支援方法及びプログラムに関する。特に本発明は、顧客が保険の過度の設定を防ぐこと、又は保険料の重複支払を防ぐことを支援する保険設定支援装置、保険設定支援方法及びプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、顧客は、保険対象に保険をかける場合に、加入済みの保険により当該保険対象に関してどの程度の補償が期待できるかを、加入済みの保険の最大支払限度額等から定性的に判断していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した方法では、同一の保険対象に対して従来どの程度のリスクヘッジが行われているか、すなわちどの程度の補償が期待できるかを定量的に検討してはいなかった。
すなわち、顧客が同一の保険対象に対して保険の過度の設定を防ぐこと、又は保険料の重複支払を防ぐことは難しかった。
【０００４】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる保険設定支援装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第１の形態によると、新たな保険の設定を支援する保険設定支援装置であって、保険対象に生じる保険事故に対して、当該保険事故発生前に設定された他の保険により保険対象に関して支払われるべき保険金である期待保険金を算出する期待値算出部と、期待保険金を用いて、保険対象に対する新たな保険の保険料を算出する設定部と、を備えることを特徴とする保険設定支援装置を提供する。
【０００６】
第１の形態において、期待値算出部は、期待保険金として、他の保険により保険対象に関して支払われる保険金の期待値を算出してもよい。
【０００７】
また、設定部は、期待保険金を用いて、保険対象に対する保険金０の支払限度額を設定する支払限度額設定部と、支払限度額を用いて、保険対象に対する保険料を算出する保険料算出部とを有してもよい。
【０００８】
この場合、期待保険金を用いて設定した旨を示す付随約款データ、及び通常の約款データを格納する約款格納部と、設定部が、期待保険金を用いて保険料を設定した場合に、通常の約款データ及び付随約款データを用いて、新たな保険の約款データを作成する約款作成部とを備えてもよい。また、支払限度額設定部は、保険対象に関する保険への加入を希望し又は希望する可能性のある加入希望者が保険対象に対して希望する補償額である希望支払限度額を受信し、希望支払限度額及び期待保険金を用いて支払限度額を算出してもよい。さらにこの場合、期待値算出部は、期待保険金を顧客に提示するために出力し、その後、支払限度額設定部は、外部から、新たな保険における支払限度額を受信することで、支払限度額を設定してもよい。また、保険対象が複数である場合に、期待値算出部は、複数の保険対象のそれぞれに対して、期待保険金を算出し、支払限度額設定部は支払限度額を算出し、保険料算出部は、複数の保険対象のそれぞれに対する支払限度額を用いて、保険料を算出してもよい。また、支払限度額設定部は、保険対象に関する保険への加入を希望し又は希望する可能性のある加入希望者が保険対象に対して希望する補償額である希望支払限度額を受信し、保険料算出部は、さらに、他の保険の支払限度額及び保険料を減じた場合に、新たな保険の支払限度額及び他の保険による期待保険金の和が希望支払限度額を満たすように、新たな保険の保険料を算出してもよい。
【０００９】
他の保険として、保険対象にかけられた保険を用いてもよく、保険対象以外の他の保険対象にかけられた保険を用いてもよい。
後者の場合、期待値算出部は、他の保険対象が他の保険に加入している確率を算出する加入確率算出部を有し、加入確率算出部による確率を用いて期待保険金を算出してもよい。
【００１０】
設定部は、期待保険金を用いて、保険対象に対する保険料の割引率又は割引額を設定する割引設定部と、割引率又は割引額を用いて、保険対象に対する保険料を算出する保険料算出部とを有してもよい。
【００１１】
この場合、期待値算出部は、保険対象に関する情報を受信し、受信した情報を用いて期待保険金を算出し、割引設定部は、加入希望者が保険対象に対して希望する補償額である希望支払限度額を受信し、希望支払限度額及び期待保険金を用いて保険料の割引率又は割引額を設定してもよい。
また、保険対象が複数である場合に、期待値算出部は、複数の保険対象のそれぞれに対して期待保険金を算出し、割引設定部は割引率又は割引額を設定し、保険料算出部は、複数の保険対象のそれぞれに対する割引率又は割引額を用いて、保険料を算出してもよい。
【００１２】
本発明の第２の形態は、新たな保険の設定を支援する保険設定支援装置であって、保険対象に生じる保険事故に対して、新たな保険より支払われるべき保険金支払額の減少量の期待値を算出する期待値算出部と、期待値を用いて、新たな保険における保険対象に対する支払限度額を設定する支払限度額設定部と、支払限度額を用いて、新たな保険の保険料を算出する保険料算出部とを備えることを特徴とする保険設定支援装置を提供する。
第２の形態において、期待値算出部は、減少量の期待値を、他の保険から支払われるべき保険金の期待値を用いて算出してもよい。
また、期待値算出部は、期待値を顧客に提示するために出力し、その後、支払限度額設定部は、外部から、新たな保険における支払限度額を受信することで、支払限度額を設定してもよい。
【００１３】
本発明の第３の形態は、新たな保険の設定を支援する保険設定支援装置であって、保険対象に既にかけられている他の保険に関する情報、及び保険対象に関する情報を受信する受信部と、他の保険に関する情報、及び保険対象に関する情報を用いて、保険対象に、他の保険から支払われる期待保険金を算出する期待値算出部と、期待値算出部が算出した期待保険金を出力する出力部とを備えることを特徴とする保険設定支援装置を提供する。
【００１４】
本発明の第４の形態は、保険の設定を支援する保険設定支援方法であって、保険設定支援装置が、保険対象に生じた保険事故に対して他の保険により保険対象に関して支払われる保険金の期待値である期待保険金を、算出し、保険設定支援装置が、期待保険金を用いて保険対象に対する保険料を算出して保険の加入希望者に通知することを特徴とする保険設定支援方法を提供する。
【００１５】
本発明の第５の形態は、コンピュータに実行可能であり、保険の設定を支援するプログラムであって、コンピュータに、保険対象に生じた保険事故に対して他の保険により保険対象に関して支払われる保険金の期待値である期待保険金を算出する機能と、期待保険金を用いて保険対象に対する保険料を算出する機能と、を実現させることを特徴とするプログラムを提供する。
【００１６】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【００１８】
（第１の例）
図１は、本実施形態の第１の例である保険設定支援装置２００の構成を示す。本例において、保険設定支援装置２００は、データベースとして、統計データベース２２０、及び保険条件データベース２４０を備え、機能部として、期待値算出部２６０、及び設定部２８０を備える。設定部２８０は、支払限度額設定部２９０及び保険料算出部３００を有する。保険設定支援装置２００は、保険の設定に必要な新たな保険の保険対象の情報、及び新たな保険の保険対象に既にかけられている他の保険に関する情報を外部から取得し、保険事故によって他の保険から新たな保険の保険対象に対して支払われる保険金の期待値である期待保険金を、例えば統計データを用いて算出し、算出した期待保険金を新たな保険の保険対象に対する希望支払限度額から差し引くことで、新たな保険の支払限度額を算出し、算出した支払限度額を用いて保険料を算出する装置である。
すなわち、期待保険金は、新たな保険により支払われるべき保険金支払額の減少量の期待値を示す。この期待値は、例えば他の保険から支払われるべき保険金の期待値を用いて算出される。
【００１９】
ここで、期待保険金の算出対象となる他の保険は、新たな保険の保険対象に既にかけられている保険、当該新たな保険の設定と平行して保険対象に設定される保険の他、他の保険対象にかけられている保険であってもよい。前者の例としては、人身傷害保険や車両保険を含む自動車保険、火災保険、運送保険、医療費用保険、個人賠償責任保険など、新たな保険の保険対象に既にかけられている各種保険が含まれる。後者の例としては、自賠責保険、人身傷害保険、対人・対物賠償責任保険、個人賠償責任保険、政府労災保険、法定外労災保険など、他の保険対象に既にかけられている保険で、新たな保険の保険対象に対して保険金が支払われるものはすべて含めることができる。
さらに、他の保険としては、当該新たな保険の契約後、保険事故が発生するまでに設定される保険も含む。この保険を考慮する場合は、統計データより加入確率を判断し、当該確率を、他の保険からの保険金支払額にかけてもよい。すなわち、「既にかけられている」とは、保険事故発生時において既に掛けられていることを意味する。
【００２０】
また、他の保険に関する情報としては、他の保険を特定する情報、支払限度額、保険料、特約などを含む。
また、希望支払限度額から差し引かれる期待保険金は、統計的に算出された期待保険金を一定率ほど割り引いた額でもよい。
【００２１】
統計データベース２２０は、保険事故にあった保険対象に関する情報、その保険事故において保険対象への補償として支払われた保険金、及び保険事故に関する情報等を互いに対応づけて格納するデータベースである。
図２は、統計データベース２２０の構成の一例を示す。本例において、統計データベース２２０は保険事故の種類ごとにテーブルを有する。各テーブルは、保険事故に関する情報を格納するフィールドとして、年令フィールド、性別フィールド、住所フィールド等を有し、その他に事故情報フィールド、保険情報フィールド、及び保険金額フィールドなどを有する。事故情報フィールドは、保険金の支払いの原因となった事故に関する情報のうち、顧客の保険対象が保険事故に遭う確率を算出する際に用いる情報を格納する。例えば、交通事故に関するテーブルにおいては、事故情報フィールドは、保険対象すなわち被保険者が、歩行者であったか自転車乗員であったか、オートバイ乗員であったか、等を格納する。保険情報フィールドは、保険事故にあった保険対象が保険に加入していたか否かを格納すると共に、加入している場合にはその保険の種類を特定する情報を格納する。保険金額フィールドは、保険事故によって支払われた保険金の金額を格納する。
なお、統計データベース２２０は、本例に限定されるものではなく、いわゆる人口動態統計データ、保険事故の統計データベース、保険加入状況統計データベースなどにより主要部が構成されていてもよい。
【００２２】
保険条件データベース２４０は、保険対象に関する情報と、各種保険の料率とを対応付けて格納する。より詳細には、新たな保険及び他の保険を含む、各種保険の料率を特定する情報を格納する。例えば、保険条件データベース２４０は、各保険商品毎に、料率を、保険対象の属性別に格納してもよい。
【００２３】
図３は、保険条件データベース２４０の構成の一例を示す。本例において、保険条件データベース２４０は、保険の種類別のテーブルを有する。例えば自家用自動車総合保険に関するテーブルは、保険対象の年令、運転する車種、及び誰が運転するかなどによって料率を分類して格納する。
【００２４】
図４は、保険条件データベース２４０の他の例を示す。本例において、保険条件データベース２４０は被保険者の勤務形態、例えば工場勤務及びオフィス勤務毎にテーブルを有する。各テーブルは、被保険者の年令と料率とが対応づけられて格納されている。
【００２５】
図１に戻る。期待値算出部２６０は、外部から新たな保険の保険対象に関する情報及び当該保険対象に既にかけられている他の保険に関する情報を取得する。ここで、当該保険対象に関する情報は、当該保険対象の種別（例えば人、家屋、車等）を特定する情報、当該保険対象特有の情報（年齢や住所、家屋の広さ、車種等）を含む。また、他の保険に関する情報は、他の保険の種別及び保険の契約条件を含む。
【００２６】
また、期待値算出部２６０は、新たな保険の保険対象及び当該保険対象に既にかけられている他の保険に関する情報と、統計データベース２２０に格納されているデータを用いて、他の保険から保険事故時に当該保険対象に支払われるべき保険金額の期待値である期待保険金を算出する。
また、期待値算出部２６０は、加入確率算出部２６５を有する。加入確率算出部２６５は、他の保険対象が保険に入っている確率を統計的に算出する。すなわち、期待値算出部２６０は、加入確率算出部２６５が算出した確率を用いて、他の保険対象にかけられた保険から前記した新たな保険の保険対象に支払われるべき期待保険金も算出する。ここで他の保険対象の例としては車を運転する人であり、他の保険対象にかけられた保険の例としては、当該車により発生した保険事故について、新たな保険の保険対象に対して保険金を支払う当該車の自動車保険である。本例から分かるように、保険事故により新たな保険の保険対象に生じた損害に対して支払われる保険金は、当該保険対象にかけられた保険に限定されず、他の保険対象にかけられた保険から支払われる保険金も含まれる。
すなわち、期待値算出部２６０は、保険対象のいかんを問わず、加入済みの他の保険によりどの程度の補償が期待できるかを定量的に算出する。
【００２７】
そして、期待値算出部２６０は、算出した２つの期待保険金の和を、正式な期待保険金として、保険対象に関する情報と共に支払限度額設定部２９０に送信する。
【００２８】
支払限度額設定部２９０は、保険対象に関する情報及び期待保険金を期待値算出部２６０から受信するとともに、顧客が保険対象に希望する補償額すなわち希望支払限度額を外部から受信する。そして、支払限度額設定部２９０は、希望支払限度額から期待保険金を差し引くことで、新たに設定する保険の支払限度額を算出する。
また、支払限度額設定部２９０は、算出した支払限度額を、保険対象に関する情報及び期待保険金と共に保険料算出部３００に送信する。
ここで、支払限度額設定部２９０が受信する希望支払限度額は、顧客が直接希望した支払限度額の他、顧客から、例えばアンケートに対する回答という形で得られた補償希望情報又は保険対象の価値認識を示す価値情報に基づいて算出された値であってもよい。
【００２９】
保険料算出部３００は、外部から新たに設定する保険の種類を取得するとともに、支払限度額設定部２９０から保険対象に関する情報、期待保険金、及び支払限度額を受信する。
また、保険料算出部３００は、受信した新たに設定する保険の種類、及び保険対象に関する情報を用いて、当該保険対象における保険料率を保険条件データベース２４０から取得する。そして、保険料算出部３００は、取得した保険料率を、支払限度額設定部２９０から受信した支払限度額に適用することで、新たに設定する保険の保険料を算出し、算出した保険料、支払限度額を外部の顧客端末等に出力する。
ここで、保険料算出部３００は、支払限度額設定部２９０から受信した期待保険金を、外部の顧客端末等に出力してもよい。
【００３０】
図５は、保険設定支援装置２００の動作の一例を示す。本例において、保険設定支援装置２００は、期待値算出部２６０を用いて、保険対象に関する情報及び当該保険対象にかけられた他の保険に関する情報を取得する（Ｓ１０）。ここで保険対象及び他の保険はそれぞれ複数であってもよい。
そして、保険設定支援装置２００は、期待値算出部２６０を用いて一の保険対象に対する期待保険金を算出した（Ｓ２０）後に、支払限度額設定部２９０を用いて当該一の保険対象への支払限度額を算出する（Ｓ３０）。
そして、保険設定支援装置２００は、すべての保険対象に対してＳ２０及びＳ３０の動作を行うことで、支払限度額を保険対象の各々に対して算出し（Ｓ４０）、これら複数の支払限度額を用いてそれぞれ保険料を算出し、算出した保険料の和をトータルの保険料として設定する（Ｓ５０）。
【００３１】
すなわち、保険設定支援装置２００を用いることで、顧客は過度に保険を設定することを簡単に防ぐことができる。ここで、統計的なデータなどに基づいて期待保険金を算出すると、定量的な裏付けに基づいて過度の保険加入を防ぐことができる。
【００３２】
図６は、図５のＳ２０の詳細の一例を示す。
期待値算出部２６０は、外部から受信した他の保険に関する情報を用いて、当該保険対象にかけられた他の保険から支払われるべき期待保険金を算出する（Ｓ１００）とともに、他の保険対象にかけられた保険から当該保険対象に支払われるべき期待保険金を算出する（Ｓ２００）。そして、期待値算出部２６０は、Ｓ１００で算出された期待保険金とＳ２００で算出された期待保険金の和を算出し、算出した金額を期待保険金として設定する（Ｓ３００）。
【００３３】
次に、図７及び図８を用いて図６のＳ１００の詳細を説明する。
図７は、図６のＳ１００の詳細の一例を示す。
図８は、期待値算出部２６０の図７に例示した動作による計算例を説明する表である。
期待値算出部２６０は、保険対象に関する情報、及び他の保険に関する情報を受信すると、同種の保険対象に生じた保険事故に起因して当該他の保険により支払われた保険金の金額の分布データを統計データベース２２０から抽出する（Ｓ１１０）。そして、図８に示すように保険金額と件数の積を各保険金額ごとに算出する（Ｓ１２０）。そして算出した積を足し合わせて保険金額の合計値を算出すると共に、保険事故の合計件数を算出する（Ｓ１３０）。そして、保険金額の合計値を保険事故の合計件数で割ることで、保険金の加重平均を算出する（Ｓ１４０）。そして、算出した加重平均を期待保険金として設定する。
【００３４】
図９は、図６のＳ２００の詳細の一例を示す。期待値算出部２６０は、統計データベース２２０を用いて他の保険対象が保険に加入している確率を算出する（Ｓ２１０）とともに、統計データベース２２０を用いて他の保険対象が加入しているとする保険による保険金の平均値を算出する（Ｓ２２０）。そして、Ｓ２２０で算出した保険金の平均値にＳ２１０で算出した確率を掛け合わせることで、他の保険対象にかけられた保険による期待保険金を算出する（Ｓ２３０）。
【００３５】
すなわち、期待値算出部２６０は、他の保険対象、例えば加害者が加入している保険から支払われるべき保険金も考慮して期待保険金を算出するので、顧客は、過度に保険を設定することをさらに確実に防ぐことができる。
【００３６】
図１０は、保険設定支援装置２００のハードウェア構成を示すブロック図である。保険設定支援装置２００は、ＣＰＵ７００と、ＲＯＭ７０２と、ＲＡＭ７０４と、通信インターフェース７０６とを備える。ＣＰＵ７００は、ＲＯＭ７０２及びＲＡＭ７０４に格納されたプログラムに基づいて動作する。通信インターフェース７０６は、インターネットやイントラネット等、通信網を介して外部と通信する。格納装置の一例としてのハードディスクドライブ７１０は、設定情報及びＣＰＵ７００が動作するプログラムを格納する。
【００３７】
フロッピーディスクドライブ７１２はフロッピーディスク７１４からデータまたはプログラムを読み取りＣＰＵ７００に提供する。ＣＤ−ＲＯＭドライブ７１６はＣＤ−ＲＯＭ７１８からデータまたはプログラムを読み取りＣＰＵ７００に提供する。通信インターフェース７０６は、インターネット等の情報通信網に接続してデータを送受信する。
【００３８】
ＣＰＵ７００が実行するソフトウエアは、フロッピーディスク７１４またはＣＤ−ＲＯＭ７１８等の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮であっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディスクドライブ７１０にインストールされ、ＲＡＭ７０４に読み出されてＣＰＵ７００により実行される。
【００３９】
記録媒体に格納されて提供されるソフトウエア、即ちハードディスクドライブ７１０にインストールされるソフトウェアは、機能構成として、期待保険金算出モジュール、加入確率算出モジュール、設定モジュールを備える。設定モジュールは、支払限度額算出モジュール及び保険料算出モジュールを有する。これらの各モジュールがコンピュータに働きかけてＣＰＵ７００に行わせる処理は、それぞれ本実施の形態における保険設定支援装置２００における、対応する部材の機能及び動作と同一であるから説明を省略する。
図１０に示した、記録媒体の一例としてのフロッピーディスク７１４またはＣＤ−ＲＯＭ７１８には、本出願で説明する全ての実施形態における保険設定支援装置２００の動作の一部または全ての機能を格納することができる。
【００４０】
これらのプログラムは記録媒体から直接ＲＡＭに読み出されて実行されても、一旦ハードディスクドライブにインストールされた後にＲＡＭに読み出されて実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良い。また記録媒体に格納されるモジュールは、オペレーティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を提供してもよい。例えば機能の一部または全部を行うことをオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティングシステムからの応答に基づいて機能を提供するものであってもよい。
【００４１】
記録媒体としては、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭの他にも、ＤＶＤ等の光学記録媒体、ＭＤ等の磁気記録媒体、ＰＤ等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ＩＣカードやミニチュアーカードなどの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはＲＡＭ等の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラムを保険設定支援装置２００に提供してもよい。
【００４２】
（第２の例）
図１１は、本実施形態の第２の例である保険設定支援装置２０１の構成の一例を示す。本例において、保険設定支援装置２０１は、データベースとして、統計データベース２２０、及び保険条件データベース２４０を備え、機能部として、期待値算出部２６０、及び設定部２８０を備える。設定部２８０は、割引設定部２９５及び保険料算出部３００を有する。
保険設定支援装置２０１のデータベース及び設定部２８０を除く機能部の構成は、第１の実施形態である保険設定支援装置２００と概略同じであるため、詳細は省略する。
【００４３】
割引設定部２９５は、期待値算出部２６０から保険対象情報及び期待保険金を受信すると、受信した期待保険金を用いて、新たに設定する保険における保険料の割引率又は割引額を設定する。割引設定部２９５は、例えば期待保険金と割引率又は割引額のテーブルを用いることで、割引率又は割引額を設定する。この場合、割引設定部２９５は、前記したテーブルとして、希望支払限度額の区分毎に用意されたテーブルを用意し、外部から希望支払限度額を受信し、受信した希望支払限度額と前記したテーブルとを用いて割引率又は割引額を設定してもよい。そして、割引設定部２９５は設定した割引率又は割引額を保険料算出部３００に送信する。
【００４４】
保険料算出部３００は、外部から新たに設定する保険の種類及び希望支払限度額を取得するとともに、割引設定部２９５から保険対象に関する情報、期待保険金、及び割引率又は割引額を受信する。
ここで、割引設定部２９５が外部から希望支払限度額を受信する場合は、保険料算出部３００は、割引設定部２９５から希望支払限度額を受信してもよい。
保険料算出部３００は、受信した、新たに設定する保険の種類、及び保険対象に関する情報を用いて、当該保険対象における保険料率を保険条件データベース２４０から取得する。
【００４５】
保険料算出部３００は、割引設定部２９５から割引率を受信した場合、取得した保険料率に受信した割引率を加味して保険料率を設定する。そして、保険料算出部３００は、設定した保険料率を希望支払限度額に適用することで、新たに設定する保険の保険料を算出する。
【００４６】
また、保険料算出部３００は、割引設定部２９５から割引額を受信した場合、取得した保険料率を希望支払限度額に適用することで、新たに設定する保険の暫定保険料を算出し、算出した暫定保険料から割引額を差し引くことで、保険料を設定する。
【００４７】
そして、保険料算出部３００は、算出した保険料、支払限度額を外部の顧客端末等に出力する。ここで、保険料算出部３００は、割引設定部２９５から受信した期待保険金を、外部の顧客端末等に出力してもよい。
【００４８】
従って、保険設定支援装置２０１を用いることで、顧客は保険料の重複支払を簡単に防ぐことができる。ここで、統計的なデータなどに基づいて期待保険金を算出すると、定量的な裏付けの基に保険料の重複支払を防ぐことが出来る。
【００４９】
（第３の例）
図１２は、本実施形態の第３の例に係る保険設定支援装置２００の構成を示す。本例の保険設定支援装置２００は、第１の例に係る保険設定支援装置２００と概略同じであるが、以下の点で異なる。すなわち、期待値算出部２６０は、算出した期待保険金を、ユーザに提示するために外部に出力する。ここでの出力先は、例えばインターネット等の通信網を介して接続されたユーザ端末であってもよいし、印刷装置や表示装置であってもよい。そして、支払限度額設定部２９０は、提示された期待保険金に基づいて設定された支払限度額を外部から受信し、受信した支払限度額を、新たな保険の支払限度額に設定する。ここでの支払限度額は、例えばユーザが、提示された期待保険金に基づいて、新たな保険の支払限度額を加減ずることによって設定される。
【００５０】
図１３は、本例における保険設定支援装置２００の動作例を示す。保険設定支援装置２００は、期待値算出部２６０を用いて、保険対象に関する情報及び当該保険対象にかけられた他の保険に関する情報を取得する（Ｓ１０）。ここで保険対象及び他の保険はそれぞれ複数であってもよい。
そして、保険設定支援装置２００は、期待値算出部２６０を用いて一の保険対象に対する期待保険金を算出した（Ｓ２０）後に、算出した期待保険金を出力する（Ｓ１１０）。そして、外部から支払限度額を受信することで、当該一の保険対象の支払限度額を設定する（Ｓ１２０）。保険設定支援装置２００は、すべての保険対象に対してＳ２０、Ｓ１１０及びＳ１２０の動作を行うことで、支払限度額を保険対象の各々に対して設定し（Ｓ１３０）、これら複数の支払限度額を用いてそれぞれ保険料を算出し、算出した保険料の和をトータルの保険料として設定する（Ｓ５０）。
【００５１】
従って、第３の例によれば、ユーザの意志を反映させて保険を設定することができる。
【００５２】
（第４の例）
図１４は、本実施形態の第４の例に係る保険設定支援装置２００の構成例を示す。本例の保険設定支援装置２００は、第１の例の保険設定支援装置２００と概略同じであるが、以下の点で異なる。すなわち、期待値算出部２６０は、他の保険の情報も、支払限度額設定部２９５に出力する。支払限度額設定部２９５は、受信した他の保険の情報を、保険料算出部３００に出力する。ここで送受信される情報には、他の保険の支払限度額及び保険料を特定する情報が含まれる。また、他の保険の料率が保険条件データベース２４０に格納されている場合は、支払限度額又は保険料を特定する情報が含まれていればよい。
【００５３】
保険料算出部３００は、支払限度額設定部２９５から受信した支払限度額、及び保険条件データベース２４０から受信した料率に基づいて、仮の保険料を設定する。そして、さらに、新たな保険による期待保険金及び他の保険の支払限度額の和が希望支払限度額を満たすように、他の保険の支払限度額及び保険料を減じた場合の、新たな保険の保険料を算出する。そして、新たな保険による保険料と、他の保険の保険料との和が最も低くなる、他の保険の保険料及び支払限度額、新たな保険の保険料及び支払限度額を、それぞれ求め、外部に出力する。
【００５４】
図１５は、本例における保険設定支援装置２００の動作例を示す。保険設定支援装置２００は、期待値算出部２６０を用いて、保険対象に関する情報及び当該保険対象にかけられた他の保険に関する情報を取得する（Ｓ１０）。そして、保険設定支援装置２００は、期待値算出部２６０を用いて保険対象に対する期待保険金を算出した（Ｓ２０）後に、支払限度額設定部２９０を用いて当該一の保険対象への支払限度額を算出し（Ｓ３０）、この支払限度額に基づいた保険料を算出する（Ｓ２２０）。そして、保険料算出部３００は、他の保険と新たな保険の保険料の和を算出する（Ｓ２３０）。
【００５５】
算出した和が、既に格納している保険料の和より小さい場合（Ｓ２３０：Ｙｅｓ）は、他の保険の保険料と新たな保険の保険料を、新規に算出した値に更新し（Ｓ２４０）、他の保険の保険料及び支払限度額を減じた上で、Ｓ２０に戻る。算出した和が、既に格納している保険料の和より大きいか、等しい場合（Ｓ２３０：Ｎｏ）は、既に格納してある他の保険の保険料と新たな保険の保険料を、出力すべき保険料とする（Ｓ２６０）。
【００５６】
従って、本例の保険設定支援装置２００によれば、顧客は、他の保険と新たな保険を総合的に判断して、最も適切な条件で保険を設定することができる。
【００５７】
（第５の例）
図１６は、本実施形態の第５の例に係る保険設定支援装置２００の構成例を示す。本例の保険設定支援装置２００は、第１の例の保険設定支援装置２００の構成に加え、約款データベース２５０及び約款作成部３１０を備える。約款データベース２５０は、新たな保険となりうる複数の保険商品の通常の約款データの他、保険料が期待保険金を用いて設定された旨を示す付属約款データを格納する。付随約款データは、他の保険から優先的に保険金を支払わせ、その後不足する金額について新たな保険から保険金を支払う旨をさらに含んでもよい。
約款作成部３１０は、新たな保険すなわち保険対象に対応する保険の約款データと、付属約款データとを約款データベース２５０から選択し、これらを組み合わせることで、当該保険対象に対して設定する新たな保険の約款データを個別に作成し、外部に出力する。この際、保険料算出部３００から保険料及び支払限度額を受信して、これらを約款データに盛り込む。
【００５８】
従って、本例によれば、保険設定支援装置２００は、保険条件の設定から約款の作成まで、一貫して行うことができる。
【００５９】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、期待値算出部２６０は、期待保険金を、現在の保険加入状況又は推定に基づいた将来の保険加入状況を用いて、期待値として算出してもよい。また、図６のステップＳ１００において、期待値算出部２６０は、当該保険対象にかけられた他の保険の支払限度額を、期待保険金として設定してもよい。
【００６０】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、顧客に労力を要求することなく過度に保険を設定すること、又は保険料の重複支払を防ぐことができる、保険設定支援装置、保険設定支援方法、及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態の第１の例である保険設定支援装置２００の構成を示す。
【図２】統計データベース２２０の構成の一例を示す。
【図３】保険条件データベース２４０の構成の一例を示す。
【図４】保険条件データベース２４０の他の例を示す。
【図５】保険設定支援装置２００の動作の一例を示す。
【図６】図５のＳ２０の詳細を示す。
【図７】図６のＳ１００の詳細を示す。
【図８】期待値算出部２６０の図６に例示した動作による計算例を説明する表である。
【図９】図６のＳ２００の詳細を示す。
【図１０】保険設定支援装置２００のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図１１】本実施形態の第２の例である保険設定支援装置２０１の構成を示す。
【図１２】本実施形態の第３の例である保険設定支援装置２００の構成を示す。
【図１３】第３の例である保険設定支援装置２００の動作例を示す。
【図１４】本実施形態の第４の例である保険設定支援装置２００の構成を示す。
【図１５】第４の例である保険設定支援装置２００の動作例を示す。
【図１６】本実施形態の第５の例である保険設定支援装置２００の構成を示す。
【符号の説明】
２００、２０１保険設定支援装置
２２０統計データベース
２４０料率データベース
２５０約款データベース
２６０期待値算出部
２６５加入確率算出部
２８０設定部
２９０支払限度額設定部
２９５割引設定部
３００保険料算出部
３１０約款作成部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an insurance setting support device, an insurance setting support method, and a program. In particular, the present invention relates to an insurance setting support apparatus, an insurance setting support method, and a program for supporting a customer to prevent excessive setting of insurance or to prevent double payment of insurance premiums.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a customer insures an insured item, the customer qualitatively determines how much compensation can be expected for the insured item from the enrolled insurance amount, etc. It was.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned method has not quantitatively examined how much risk hedge has been performed on the same insurance object in the past, that is, how much compensation can be expected.
In other words, it was difficult for customers to prevent over-setting insurance for the same insurance object or to prevent double payment of insurance premiums.
[0004]
Therefore, the present invention can solve the above problems. Insurance setting support device The purpose is to provide. This object is achieved by a combination of features described in the independent claims. The dependent claims define further advantageous specific examples of the present invention.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In other words, according to the first aspect of the present invention, an insurance setting support device for supporting the setting of a new insurance, for an insurance accident occurring in an insurance target, another insurance set before the occurrence of the insurance accident. An expected value calculation unit that calculates an expected insurance amount that is to be paid for the insurance object by using the expected insurance money, and a setting unit that calculates a new insurance premium for the insurance object using the expected insurance money A characteristic insurance setting support device is provided.
[0006]
In the first embodiment, the expected value calculation unit may calculate an expected value of insurance money paid for an insurance object by another insurance as expected insurance money.
[0007]
In addition, the setting unit uses an expected insurance amount to set a payment limit setting unit for setting a payment limit amount of insurance 0 for the insurance object, and an insurance fee for calculating an insurance fee for the insurance object using the payment limit amount You may have a calculation part.
[0008]
In this case, expected insurance money Ancillary clause data indicating that it has been set using the standard clauses, the clause storage unit that stores the normal clause data, and when the setting unit sets the premium using the expected claims, the normal clause data and the associated clauses The data may be used to provide a policy creation section that creates new policy data for insurance. In addition, the payment limit setting unit receives the desired payment limit, which is the compensation amount desired by the applicant who wishes to join or who may possibly wish to join the insurance coverage. The payment limit may be calculated using the payment limit and the expected insurance money. Further, in this case, the expected value calculation unit outputs the expected insurance money for presentation to the customer, and then the payment limit setting unit receives the payment limit amount for the new insurance from the outside, thereby making the payment limit. An amount may be set. In addition, when there are multiple insurance targets, the expected value calculation unit calculates the expected insurance amount for each of the multiple insurance targets, the payment limit setting unit calculates the payment limit amount, and calculates the insurance premium. The department may calculate the insurance premium using the payment limit amount for each of the plurality of insurance objects. In addition, the payment limit setting unit receives the desired payment limit, which is the compensation amount desired by the applicant who wishes or may wish to join the insurance for the insurance target, In addition, when the payment limit for other insurances and premiums are reduced, the fee calculation unit will ensure that the sum of the new insurance payment limit and the expected amount of other insurance claims meets the desired payment limit. You may calculate the premium for new insurance.
[0009]
As other insurance, an insurance covered by an insurance object may be used, or an insurance covered by an insurance object other than the insurance object may be used.
In the latter case, the expected value calculation unit has a participation probability calculation unit that calculates the probability that another insurance object has joined other insurance, and calculates the expected insurance amount using the probability of the participation probability calculation unit. May be.
[0010]
The setting unit uses the expected insurance amount to set the discount rate or discount amount for the insurance target for the insurance target, and calculates the premium for the insurance target using the discount rate or discount amount Part.
[0011]
In this case, the expected value calculation unit receives the information about the insurance target, calculates the expected insurance money using the received information, and the discount setting unit is the compensation amount desired by the applicant for the insurance target. The desired payment limit amount may be received, and a discount rate or discount amount of the insurance premium may be set using the desired payment limit amount and the expected insurance amount.
In addition, when there are multiple insurance targets, the expected value calculation unit calculates the expected insurance money for each of the plurality of insurance targets, the discount setting unit sets a discount rate or discount amount, and the premium calculation unit The insurance premium may be calculated using a discount rate or a discount amount for each of a plurality of insurance objects.
[0012]
The second aspect of the present invention is an insurance setting support device for supporting the setting of a new insurance, which is a method for reducing the amount of insurance payment to be paid from a new insurance against an insurance accident occurring in an insurance target. An expected value calculation unit that calculates the expected value, a payment limit setting unit that sets the payment limit for the insurance target in the new insurance using the expected value, and a new insurance premium using the payment limit An insurance setting support device is provided, comprising an insurance premium calculation unit that calculates
In the second embodiment, the expected value calculation unit may calculate the expected value of the reduction amount using the expected value of insurance money to be paid from other insurance.
The expected value calculation unit outputs the expected value to present to the customer, and then the payment limit setting unit sets the payment limit by receiving the payment limit for the new insurance from the outside. May be.
[0013]
A third aspect of the present invention is an insurance setting support apparatus that supports setting of a new insurance, and includes a receiving unit that receives information related to other insurance already applied to the insurance target and information related to the insurance target. Using the information related to other insurance and the information related to the insurance, the expected value calculation unit that calculates the expected insurance paid from the other insurance and the expected insurance calculated by the expected value calculation unit are output to the insurance target An insurance setting support device is provided.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an insurance setting support method for supporting insurance setting, in which an insurance setting support device pays for an insurance object by another insurance against an insurance accident occurring in the insurance object. Insurance setting support, which calculates the expected insurance amount that is the expected value of the insurance, and the insurance setting support device calculates the insurance premium for the insurance object using the expected insurance money and notifies the insurance applicant Provide a method.
[0015]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a program that is executable on a computer and supports insurance setting, and the computer pays the insurance subject to insurance by another insurance against an accident that has occurred in the insurance subject. Provided is a program characterized by realizing a function for calculating an expected insurance money, which is an expected value of gold, and a function for calculating an insurance premium for an insurance object using the expected insurance money.
[0016]
The above summary of the invention does not enumerate all the necessary features of the present invention, and sub-combinations of these feature groups can also be the invention.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention. However, the following embodiments do not limit the claimed invention, and all combinations of features described in the embodiments are the solution of the invention. It is not always essential to the means.
[0018]
(First example)
FIG. 1 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 200 which is a first example of the present embodiment. In this example, the insurance setting support apparatus 200 includes a statistical database 220 and an insurance condition database 240 as databases, and includes an expected value calculation unit 260 and a setting unit 280 as functional units. The setting unit 280 includes a payment limit setting unit 290 and an insurance premium calculation unit 300. The insurance setting support device 200 obtains information on the insurance subject of the new insurance necessary for setting the insurance and information on other insurance already applied to the insurance subject of the new insurance from the outside. The expected insurance amount, which is the expected value of insurance money to be paid from the current insurance to the new insurance object, is calculated using, for example, statistical data, and the calculated expected insurance money is paid to the new insurance object. It is a device that calculates a new insurance payment limit by subtracting from the limit, and calculates an insurance premium using the calculated payment limit.
In other words, the expected insurance amount indicates an expected value of a reduction amount of the insurance payment amount to be paid by the new insurance. This expected value is calculated using, for example, an expected value of insurance money to be paid from another insurance.
[0019]
Here, other insurances for which the expected claims are calculated include insurance that has already been applied to the new insurance, insurance that is set in parallel with the setting of the new insurance, It may be insurance that is covered by another insurance target. Examples of the former include various types of insurance that have already been insured for new insurance, such as automobile insurance including personal injury insurance and vehicle insurance, fire insurance, transportation insurance, medical expenses insurance, and personal liability insurance. . Examples of the latter include insurance that has already been applied to other insurance items such as self-insurance insurance, personal injury insurance, interpersonal / objective liability insurance, personal liability insurance, government workers 'insurance, and non-statutory workers' insurance. Anything paid for the insurance coverage can be included.
Furthermore, the other insurance includes insurance set up until an accident occurs after contracting the new insurance. When this insurance is taken into consideration, the participation probability may be determined from statistical data, and the probability may be multiplied by the amount of insurance money paid from other insurance. That is, “already applied” means already applied when an insurance accident occurs.
[0020]
Further, the information related to other insurance includes information for identifying other insurance, a payment limit, an insurance premium, a special contract, and the like.
The expected insurance deducted from the desired payment limit may be an amount obtained by discounting the expected insurance calculated statistically by a certain rate.
[0021]
The statistical database 220 is a database that stores information relating to an insurance subject in an insurance accident, insurance money paid as compensation for the insurance subject in the insurance accident, information relating to the insurance accident, and the like in association with each other.
FIG. 2 shows an example of the configuration of the statistical database 220. In this example, the statistical database 220 has a table for each type of insurance accident. Each table has an age field, a gender field, an address field, and the like as fields for storing information on insurance accidents, and further includes an accident information field, an insurance information field, an insurance amount field, and the like. The accident information field stores information used when calculating the probability that the customer's insurance target will encounter an insurance accident among the information regarding the accident that caused the payment of the insurance money. For example, in a table relating to a traffic accident, the accident information field stores whether the insurance target, that is, the insured, was a pedestrian, a bicycle occupant, a motorcycle occupant, or the like. The insurance information field stores whether or not the insurance target in the insurance accident has joined the insurance, and stores information specifying the type of insurance when the insurance target has joined. The insurance amount field stores the amount of insurance money paid by the insurance accident.
The statistical database 220 is not limited to this example, and the main part may be constituted by so-called demographic statistics data, insurance accident statistics database, insurance participation status statistics database, and the like.
[0022]
The insurance condition database 240 stores information related to the insurance object and various insurance rates in association with each other. More specifically, information for specifying rates of various insurances including new insurance and other insurances is stored. For example, the insurance condition database 240 may store a rate for each insurance product for each insurance target attribute.
[0023]
FIG. 3 shows an example of the configuration of the insurance condition database 240. In this example, the insurance condition database 240 has a table for each type of insurance. For example, a table related to private automobile comprehensive insurance classifies and stores rates according to the age of the insurance target, the type of car to be driven, and who is driving.
[0024]
FIG. 4 shows another example of the insurance condition database 240. In this example, the insurance condition database 240 has a table for each work style of the insured, for example, factory work and office work. Each table stores the insured's age and rate in association with each other.
[0025]
Returning to FIG. The expected value calculation unit 260 obtains information related to a new insurance target from outside and information related to another insurance already applied to the insurance target. Here, the information related to the insured object includes information for identifying the type of insured object (for example, person, house, car, etc.) and information specific to the insured object (age, address, size of house, vehicle type, etc.). . The information on other insurances includes other insurance types and insurance contract conditions.
[0026]
In addition, the expected value calculation unit 260 uses the information about the insurance subject of the new insurance and other insurance already applied to the insurance subject and the data stored in the statistical database 220 to insure insurance from other insurance. An expected insurance amount that is an expected value of the insurance amount to be paid to the insurance target in the event of an accident is calculated.
In addition, the expected value calculation unit 260 includes a subscription probability calculation unit 265. The participation probability calculation unit 265 statistically calculates the probability that another insurance object is insured. That is, the expected value calculation unit 260 also calculates the expected insurance amount to be paid to the new insurance object from the insurance applied to the other insurance objects, using the probability calculated by the participation probability calculation unit 265. Another example of insurance is a person who drives a car, and examples of insurance covered by other insurance are insurance against new insurance coverage for insurance accidents caused by the car. It is car insurance for the car that pays the money. As can be seen from this example, claims paid for damages incurred in a new insurance coverage due to an accident are not limited to insurance covered by that insurance coverage, but from insurance covered by other insurance coverage. Insurance claims paid are also included.
That is, the expected value calculation unit 260 quantitatively calculates how much compensation can be expected from other insurances that have been subscribed, regardless of the insurance target.
[0027]
Then, the expected value calculation unit 260 transmits the sum of the calculated two expected insurance claims to the payment limit setting unit 290 together with information related to the insurance target as an official expected insurance claim.
[0028]
The payment limit setting unit 290 receives information related to the insurance target and the expected insurance amount from the expected value calculation unit 260, and receives the compensation amount desired by the customer for the insurance target, that is, the desired payment limit amount from the outside. Then, the payment limit setting unit 290 calculates an insurance payment limit to be newly set by subtracting the expected insurance amount from the desired payment limit.
In addition, the payment limit setting unit 290 transmits the calculated payment limit to the insurance premium calculation unit 300 together with information related to the insurance target and expected insurance money.
Here, the desired payment limit amount received by the payment limit setting unit 290 is not limited to the payment limit amount directly desired by the customer, but also the compensation request information obtained in the form of, for example, an answer to a questionnaire, or the value of the insurance target. It may be a value calculated based on value information indicating recognition.
[0029]
The insurance fee calculation unit 300 acquires the type of insurance newly set from the outside, and receives information on the insurance target, expected insurance money, and payment limit amount from the payment limit setting unit 290.
Further, the insurance premium calculation unit 300 acquires the insurance premium rate for the insurance target from the insurance condition database 240 using the received information on the newly set insurance type and the insurance target. Then, the insurance premium calculation unit 300 calculates the insurance premium of the insurance to be newly set by applying the acquired insurance premium rate to the payment limit received from the payment limit setting unit 290, and calculates the calculated insurance premium, Output the payment limit to an external customer terminal.
Here, the insurance fee calculation unit 300 may output the expected insurance money received from the payment limit setting unit 290 to an external customer terminal or the like.
[0030]
FIG. 5 shows an example of the operation of the insurance setting support apparatus 200. In this example, the insurance setting support apparatus 200 uses the expected value calculation unit 260 to acquire information related to the insurance target and information related to other insurance applied to the insurance target (S10). Here, there may be a plurality of insurance targets and other insurances.
The insurance setting support apparatus 200 calculates an expected insurance amount for one insurance object using the expected value calculation unit 260 (S20), and then pays the one insurance object using the payment limit setting unit 290. A limit is calculated (S30).
The insurance setting support apparatus 200 calculates the payment limit amount for each of the insurance targets by performing the operations of S20 and S30 for all the insurance targets (S40), and calculates the plurality of payment limit amounts. The insurance premiums are respectively calculated using these, and the sum of the calculated insurance premiums is set as a total insurance premium (S50).
[0031]
That is, by using the insurance setting support apparatus 200, the customer can easily prevent excessive insurance from being set. Here, if the expected insurance money is calculated based on statistical data or the like, excessive insurance participation can be prevented based on quantitative support.
[0032]
FIG. 6 shows an example of the details of S20 of FIG.
The expected value calculation unit 260 calculates the expected insurance amount to be paid from the other insurance applied to the insurance target using the information on the other insurance received from the outside (S100), and is applied to the other insurance target. The expected insurance amount to be paid to the insurance object is calculated from the insurance (S200). Then, the expected value calculation unit 260 calculates the sum of the expected insurance money calculated in S100 and the expected insurance money calculated in S200, and sets the calculated amount as the expected insurance money (S300).
[0033]
Next, the details of S100 in FIG. 6 will be described with reference to FIGS.
FIG. 7 shows an example of the details of S100 of FIG.
FIG. 8 is a table for explaining a calculation example by the operation illustrated in FIG. 7 of the expected value calculation unit 260.
When the expected value calculation unit 260 receives the information on the insurance object and the information on the other insurance, the distribution data of the amount of the insurance money paid by the other insurance due to the insurance accident occurring in the insurance object of the same type Are extracted from the statistical database 220 (S110). Then, as shown in FIG. 8, the product of the insurance amount and the number of cases is calculated for each insurance amount (S120). Then, the calculated products are added together to calculate the total value of the insurance amount, and the total number of insurance accidents is calculated (S130). Then, the weighted average of the insurance money is calculated by dividing the total value of the insurance money amount by the total number of insurance accidents (S140). Then, the calculated weighted average is set as the expected insurance.
[0034]
FIG. 9 shows an example of the details of S200 of FIG. The expected value calculation unit 260 calculates the probability that another insurance target has joined the insurance using the statistical database 220 (S210), and assumes that another insurance target has joined using the statistical database 220. An average value of insurance money by insurance is calculated (S220). Then, by multiplying the average value of the insurance money calculated in S220 by the probability calculated in S210, the expected insurance money for the insurance applied to another insurance object is calculated (S230).
[0035]
That is, the expected value calculation unit 260 calculates the expected insurance amount in consideration of the insurance money to be paid from other insurance objects, for example, insurance that the perpetrator has joined, so the customer sets the insurance excessively. This can be prevented more reliably.
[0036]
FIG. 10 is a block diagram illustrating a hardware configuration of the insurance setting support apparatus 200. The insurance setting support apparatus 200 includes a CPU 700, a ROM 702, a RAM 704, and a communication interface 706. CPU 700 operates based on programs stored in ROM 702 and RAM 704. The communication interface 706 communicates with the outside via a communication network such as the Internet or an intranet. A hard disk drive 710 as an example of a storage device stores setting information and a program on which the CPU 700 operates.
[0037]
The floppy disk drive 712 reads data or a program from the floppy disk 714 and provides it to the CPU 700. The CD-ROM drive 716 reads data or a program from the CD-ROM 718 and provides it to the CPU 700. The communication interface 706 transmits and receives data by connecting to an information communication network such as the Internet.
[0038]
Software executed by the CPU 700 is stored in a recording medium such as the floppy disk 714 or the CD-ROM 718 and provided to the user. Software stored in the recording medium may be compressed or uncompressed. The software is installed in the hard disk drive 710 from the recording medium, read into the RAM 704, and executed by the CPU 700.
[0039]
Software provided by being stored in a recording medium, that is, software installed in the hard disk drive 710 includes an expected insurance amount calculation module, a participation probability calculation module, and a setting module as functional configurations. The setting module includes a payment limit calculation module and an insurance premium calculation module. The processing that each of these modules works on the computer to cause the CPU 700 to perform is the same as the function and operation of the corresponding member in the insurance setting support apparatus 200 in the present embodiment, and thus description thereof is omitted.
The floppy disk 714 or the CD-ROM 718 as an example of the recording medium shown in FIG. 10 stores a part or all of the operations of the insurance setting support apparatus 200 in all the embodiments described in the present application. Can do.
[0040]
These programs may be read directly from the recording medium into the RAM and executed, or once installed in the hard disk drive, read out into the RAM and executed. Further, the program may be stored in a single recording medium or a plurality of recording media. The modules stored in the recording medium may provide respective functions in cooperation with the operating system. For example, the operating system may be requested to perform a part or all of the function, and the function may be provided based on a response from the operating system.
[0041]
As recording media, in addition to floppy disks and CD-ROMs, optical recording media such as DVD, magnetic recording media such as MD, magneto-optical recording media such as PD, tape media, magnetic recording media, IC cards and miniature cards A semiconductor memory such as can be used. Alternatively, a storage device such as a hard disk or RAM provided in a server system connected to a dedicated communication network or the Internet may be used as a recording medium, and the program may be provided to the insurance setting support device 200 via the communication network.
[0042]
(Second example)
FIG. 11 shows an example of the configuration of an insurance setting support apparatus 201 that is the second example of the present embodiment. In this example, the insurance setting support apparatus 201 includes a statistical database 220 and an insurance condition database 240 as databases, and includes an expected value calculation unit 260 and a setting unit 280 as functional units. The setting unit 280 includes a discount setting unit 295 and an insurance premium calculation unit 300.
The configuration of the functional unit excluding the database and the setting unit 280 of the insurance setting support apparatus 201 is substantially the same as that of the insurance setting support apparatus 200 according to the first embodiment, and thus details thereof are omitted.
[0043]
When receiving the insurance object information and the expected insurance money from the expected value calculating section 260, the discount setting section 295 sets a discount rate or a discount amount of the insurance premium to be newly set using the received expected insurance money. The discount setting unit 295 sets a discount rate or discount amount by using, for example, a table of expected insurance claims and discount rates or discount amounts. In this case, the discount setting unit 295 prepares a table prepared for each category of the desired payment limit as the aforementioned table, receives the desired payment limit from the outside, and receives the received desired payment limit and the aforementioned table. And a discount rate or a discount amount may be set. Then, the discount setting unit 295 transmits the set discount rate or discount amount to the insurance premium calculation unit 300.
[0044]
The insurance fee calculation unit 300 acquires the type of insurance and the desired payment limit amount newly set from the outside, and receives information on the insurance target, expected insurance money, and a discount rate or discount amount from the discount setting unit 295.
Here, when the discount setting unit 295 receives a desired payment limit from the outside, the insurance fee calculation unit 300 may receive the desired payment limit from the discount setting unit 295.
The insurance premium calculation unit 300 acquires the insurance premium rate for the insurance target from the insurance condition database 240 using the received information on the newly set insurance type and the insurance target.
[0045]
When the discount rate is received from the discount setting unit 295, the insurance rate calculation unit 300 sets the insurance rate by taking into account the received discount rate and the acquired insurance rate. Then, the insurance premium calculation unit 300 calculates the insurance premium for the newly set insurance by applying the set insurance premium rate to the desired payment limit.
[0046]
In addition, when the insurance premium calculation unit 300 receives a discount amount from the discount setting unit 295, the insurance premium calculation unit 300 calculates and calculates a provisional insurance premium for the newly set insurance by applying the acquired insurance premium rate to the desired payment limit. The insurance premium is set by subtracting the discount amount from the provisional insurance premium.
[0047]
Then, the insurance premium calculation unit 300 outputs the calculated insurance premium and the payment limit amount to an external customer terminal or the like. Here, the insurance premium calculation unit 300 may output the expected insurance money received from the discount setting unit 295 to an external customer terminal or the like.
[0048]
Therefore, by using the insurance setting support apparatus 201, the customer can easily prevent the duplicate payment of the insurance premium. Here, calculating expected insurance claims based on statistical data and the like can prevent duplicate payment of insurance premiums based on quantitative support.
[0049]
(Third example)
FIG. 12 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 200 according to the third example of the present embodiment. The insurance setting support apparatus 200 of this example is substantially the same as the insurance setting support apparatus 200 according to the first example, but differs in the following points. That is, the expected value calculation unit 260 outputs the calculated expected insurance money to the outside for presentation to the user. The output destination here may be, for example, a user terminal connected via a communication network such as the Internet, or may be a printing device or a display device. Then, the payment limit setting unit 290 receives the payment limit set based on the presented expected insurance money from the outside, and sets the received payment limit as the new insurance payment limit. The payment limit here is set by, for example, the user adding or subtracting the payment limit for the new insurance based on the presented expected insurance money.
[0050]
FIG. 13 shows an operation example of the insurance setting support apparatus 200 in this example. The insurance setting support apparatus 200 uses the expected value calculation unit 260 to acquire information related to the insurance target and information related to other insurance applied to the insurance target (S10). Here, there may be a plurality of insurance targets and other insurances.
The insurance setting support apparatus 200 calculates the expected insurance money for one insurance object using the expected value calculation unit 260 (S20), and then outputs the calculated expected insurance money (S110). And the payment limit amount of the said 1 insurance object is set by receiving the payment limit amount from the outside (S120). The insurance setting support apparatus 200 performs the operations of S20, S110, and S120 on all insurance targets, thereby setting a payment limit for each insurance target (S130), and sets the plurality of payment limits. The insurance premiums are respectively calculated using these, and the sum of the calculated insurance premiums is set as a total insurance premium (S50).
[0051]
Therefore, according to the third example, insurance can be set reflecting the user's will.
[0052]
(Fourth example)
FIG. 14 shows a configuration example of an insurance setting support apparatus 200 according to the fourth example of the present embodiment. The insurance setting support apparatus 200 of this example is substantially the same as the insurance setting support apparatus 200 of the first example, but differs in the following points. That is, the expected value calculation unit 260 also outputs other insurance information to the payment limit setting unit 295. The payment limit setting unit 295 outputs the received other insurance information to the insurance fee calculation unit 300. The information transmitted / received here includes information for specifying the payment limit and insurance premium of other insurance. In addition, when other insurance premium rates are stored in the insurance condition database 240, it is only necessary to include information for specifying the payment limit or the insurance premium.
[0053]
Insurance premium calculation unit 300 sets a provisional insurance premium based on the payment limit received from payment limit setting unit 295 and the rate received from insurance condition database 240. In addition, the new insurance when the payment limit and premiums of other insurances are reduced so that the sum of the expected claims by the new insurance and the payment limits of other insurances satisfies the desired payment limit. Calculate the insurance premium. Then, calculate the premiums and payment limits for other insurances, and the premiums and payment limits for new insurances, which have the lowest sum of premiums from the new insurance and other insurances, respectively. Output to the outside.
[0054]
FIG. 15 shows an operation example of the insurance setting support apparatus 200 in this example. The insurance setting support apparatus 200 uses the expected value calculation unit 260 to acquire information related to the insurance target and information related to other insurance applied to the insurance target (S10). The insurance setting support apparatus 200 calculates the expected insurance amount for the insurance object using the expected value calculation unit 260 (S20), and then uses the payment limit setting unit 290 to pay the payment limit amount to the one insurance object. (S30), and an insurance premium based on the payment limit is calculated (S220). Then, the insurance premium calculation unit 300 calculates the sum of the insurance premiums of the other insurance and the new insurance (S230).
[0055]
If the calculated sum is smaller than the sum of the insurance premiums already stored (S230: Yes), the insurance premium of the other insurance and the insurance premium of the new insurance are updated to the newly calculated values (S240). After reducing the premiums and payment limits for other insurances, the process returns to S20. If the calculated sum is greater than or equal to the sum of the insurance premiums already stored (S230: No), the insurance premiums of the other insurances already stored and the insurance premiums of the new insurance should be output. Insurance premiums are set (S260).
[0056]
Therefore, according to the insurance setting support device 200 of the present example, the customer can comprehensively determine other insurance and new insurance, and set insurance under the most appropriate conditions.
[0057]
(Fifth example)
FIG. 16 shows a configuration example of an insurance setting support apparatus 200 according to the fifth example of the present embodiment. The insurance setting support device 200 of this example includes a policy database 250 and a policy creation unit 310 in addition to the configuration of the insurance setting support device 200 of the first example. The policy database 250 stores normal policy data of a plurality of insurance products that can become new insurance, and supplemental policy data indicating that the insurance premium is set using the expected insurance money. The associated policy data may further include causing insurance to be paid preferentially from other insurance, and then paying insurance from the new insurance for the shortage amount.
The policy making unit 310 selects new policy, that is, policy data for the insurance corresponding to the insurance target and the supplementary policy data from the policy database 250, and combines these to create a new policy to be set for the insurance target. The data of the contract is individually created and output to the outside. At this time, the insurance premium and the payment limit are received from the insurance premium calculation unit 300, and are included in the contract data.
[0058]
Therefore, according to the present example, the insurance setting support apparatus 200 can perform from the setting of insurance conditions to the creation of a policy, consistently.
[0059]
As mentioned above, although this invention was demonstrated using embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. Various changes or improvements can be added to the above embodiment. It is apparent from the description of the scope of claims that embodiments with such changes or improvements can be included in the technical scope of the present invention.
For example, the expected value calculation unit 260 may calculate the expected insurance money as an expected value using the current insurance participation situation or the future insurance participation situation based on the estimation. Moreover, in step S100 of FIG. 6, the expected value calculation unit 260 may set the payment limit amount of other insurance applied to the insurance target as the expected insurance money.
[0060]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, an insurance setting support device and an insurance setting support that can prevent insurance from being excessively set without requiring effort from a customer or prevent duplicate payment of insurance premiums. Methods and programs can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 200 as a first example of the present embodiment.
FIG. 2 shows an example of the configuration of a statistical database 220.
FIG. 3 shows an example of the configuration of an insurance condition database 240.
4 shows another example of the insurance condition database 240. FIG.
FIG. 5 shows an example of the operation of the insurance setting support apparatus 200.
6 shows details of S20 of FIG.
FIG. 7 shows details of S100 in FIG.
FIG. 8 is a table for explaining a calculation example by the operation illustrated in FIG. 6 of the expected value calculation unit 260;
FIG. 9 shows details of S200 of FIG.
10 is a block diagram showing a hardware configuration of an insurance setting support apparatus 200. FIG.
FIG. 11 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 201 as a second example of the present embodiment.
FIG. 12 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 200 as a third example of the present embodiment.
FIG. 13 shows an operation example of the insurance setting support apparatus 200 as the third example.
FIG. 14 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 200 as a fourth example of the present embodiment.
FIG. 15 shows an operation example of the insurance setting support apparatus 200 as the fourth example.
FIG. 16 shows a configuration of an insurance setting support apparatus 200 as a fifth example of the present embodiment.
[Explanation of symbols]
200, 201 Insurance setting support device
220 statistical database
240 rate database
250 Terms and Conditions Database
260 Expected value calculator
265 Subscription probability calculator
280 Setting part
290 Payment limit setting section
295 Discount Setting Department
300 Insurance premium calculation department
310 General Affairs Department

Claims

An insurance setting support device for supporting setting of a new insurance,
A statistical database for storing information related to an insurance subject in an insurance accident, an insurance money paid as compensation for the insurance subject in the insurance accident, and information relating to the insurance accident, in association with each other;
An insurance condition database that stores information related to insurance coverage and various insurance rates in association with each other;
Obtained information on the insurance coverage of the new insurance and information on other insurance that has already been applied to the insurance coverage. Then, the distribution data of the insurance amount paid by the other insurance is extracted from the statistical database, the product of the insurance amount and the number of cases is calculated for each insurance amount, and the sum of the calculated products is added to the total of the insurance amount And calculating the total number of the insurance accidents, dividing the total value of the insurance amounts by the total number of the accidents, calculating a weighted average of the insurance amount, and calculating the weighted average, An expected value calculation unit that is set as an expected insurance amount that is an insurance money to be paid for the insurance object by the other insurance against the insurance accident occurring in the insurance object;
The applicant who wishes to join or who may possibly wish to join the insurance for the insurance object receives a desired payment limit amount which is a compensation amount desired for the insurance object, and receives the expected payment amount from the desired payment limit amount. A payment limit setting unit that calculates the payment limit by deducting insurance money,
By acquiring the insurance target information, acquiring a rate in the insurance target from the insurance condition database based on the acquired insurance target information, and applying the acquired rate to the payment limit, the insurance An insurance setting support device comprising: an insurance fee calculation unit for calculating an insurance fee for a target.

A clause storage section for storing accompanying clause data indicating that the expected insurance amount is set, and normal clause data;
A policy creation unit that creates policy data for the new insurance by using the normal policy data and accompanying policy data when the premium calculation unit sets the premium using the expected insurance money; The insurance setting support device according to claim 1, comprising: an insurance setting support device according to claim 1.

The expected value calculation unit outputs the expected insurance money for presentation to a customer,
2. The insurance setting support device according to claim 1, wherein the payment limit setting unit sets the payment limit by receiving the payment limit in the new insurance from the outside. .

When the insurance object is plural, the expected value calculation unit calculates the expected insurance money for each of the plural insurance objects,
The payment limit setting unit calculates the payment limit,
2. The insurance setting support device according to claim 1, wherein the insurance premium calculation unit calculates the insurance premium using the payment limit amount for each of the plurality of insurance objects.

An insurance setting support device for supporting setting of a new insurance,
A statistical database for storing information related to an insurance subject in an insurance accident, an insurance money paid as compensation for the insurance subject in the insurance accident, and information relating to the insurance accident, in association with each other;
An insurance condition database that stores information related to insurance coverage and various insurance rates in association with each other;
Obtained information on the insurance coverage of the new insurance and information on other insurance that has already been applied to the insurance coverage. Then, the distribution data of the insurance amount paid by the other insurance is extracted from the statistical database, the product of the insurance amount and the number of cases is calculated for each insurance amount, and the sum of the calculated products is added to the total of the insurance amount And calculating the total number of the insurance accidents, dividing the total value of the insurance amounts by the total number of the accidents, calculating a weighted average of the insurance amount, and calculating the weighted average, An expected value calculation unit that is set as an expected insurance amount that is an insurance money to be paid for the insurance object by the other insurance against the insurance accident occurring in the insurance object;
The applicant wishing to subscribe for the insurance target receives or receives a desired payment limit, which is a compensation amount desired for the insurance subject, and is expected insurance and discount rate. Or, using a discount amount table, based on the expected insurance calculated by the expected value calculation unit, a discount setting unit that sets a discount rate or a discount amount of the insurance premium for the insurance target,
Obtaining the insured information, obtaining a rate for the insured object from the insurance condition database based on the obtained insured information, and converting the obtained rate to the payment limit amount and the discount rate or discount amount An insurance setting support apparatus comprising: an insurance premium calculation unit that calculates an insurance premium for the insurance object by applying.

When there are multiple insurance targets,
The expected value calculation unit calculates the expected insurance money for each of the plurality of insurance objects,
The discount setting unit sets the discount rate or discount amount,
6. The insurance setting support apparatus according to claim 5, wherein the insurance premium calculation unit calculates the insurance premium using the discount rate or the discount amount for each of the plurality of insurance objects.