JP3808840B2

JP3808840B2 - Package, valve device used therefor, and method for manufacturing valve device

Info

Publication number: JP3808840B2
Application number: JP2003095927A
Authority: JP
Inventors: 茂樹平松
Original assignee: 錦商事株式会社
Priority date: 2002-12-24
Filing date: 2003-03-31
Publication date: 2006-08-16
Anticipated expiration: 2023-03-31
Also published as: JP2004250093A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装体及びこれに使用する弁装置並びに弁装置の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
味噌や穀物、コーヒー豆や大豆のような豆類のように、発酵等によって炭酸ガス等のガスを発生させる物品（商品）がある。このような発ガス性の物品を容器や袋に包装する場合、内圧によって容器や袋が破裂するのを防止したり内容物の品質を保持したりするため、発生したガスを抜いてやる必要がある。
【０００３】
しかし、容器の蓋や袋に通気穴を空けただけでは、ホコリや微小虫類のような異物が侵入する虞がある。また、味噌のような発酵食品の場合、品質保持のために空気（酸素）の侵入も極力抑制するのが好ましい。そこで、逆止機能を持った弁装置が種々提案されている。
【０００４】
例えば特許文献１には、弁装置を、袋の表面に貼り付けられる剛性でリング状のベースプレートと、その表面に貼り付けられた可撓性の弁フィルム（ダイヤフラム）とで構成し、弁フィルムとベースプレートとの間に通気路を形成することが記載されている。
【０００５】
また、特許文献２には、剛性を備えると共にリング状に形成されたベースフィルムと、その表面に貼り付けられた可撓性の弁フィルムとより成る弁装置において、弁フィルムに通気用のスリットを形成することが記載されている。
【０００６】
更に特許文献３には、容器の蓋の下面（内面）に配置される弁装置において、上向き開口の有底筒状で上端にはフランジを備えたバルブ本体と、バルブ本体の内部に嵌め入れられたバルブフィルム及び押し板とよりなる構造として、バルブ本体の底部に通気穴を空けて、この通気穴をバルブフィルムで上方から塞ぐことが記載されている。
【０００７】
【特許文献１】
特開昭５６−３２２３９号公報
【特許文献２】
実開平６−５７８６１号公報
【特許文献３】
特開昭６２−２３２３５３号公報
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
既に述べたように、この種の弁装置には、容器や袋の内部に発生したガスを確実に逃がす機能と、異物（或いは酸素）の侵入を可能な限り阻止する機能とが本質的機能として求められるが、その他にも、取り扱いの容易性やコスト削減が重要な要素として求められる。しかし、従来技術はこの点で問題があった。
【０００９】
すなわち、容器を封止するシート状の蓋に弁装置を貼り付ける場合、ある程度の力で弁装置を押さえる必要があるため、包装工程の前に予め蓋に弁装置を取り付けておく必要があるが、各従来技術とも全体の厚さが厚くなるため、弁装置を取り付けた蓋を多数積み重ねると安定性が悪くなり、運搬や包装工程での取り扱いが厄介になる虞があった。
【００１０】
また、容器を紙製等の蓋で能率良く封止する方法として、蓋の材料になるロール状の原反を繰り出しつつ容器の上面にホットメルト接着剤等によって固着し、それから原反を切断する方法があるが、従来の弁装置は嵩張ることから蓋用原反に予め取付けておくことができないため、蓋用原反を直接に容器に固着する方法には適用できないという点も問題であった。
【００１１】
更に、構造が複雑になりがちであるためコストも嵩みがちであった。特に、特許文献３の場合は、部品点数が多いと共に組み立て工程を必要とするため、コスト高の問題が特に顕著であった。
【００１２】
本発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
本発明は、弁装置及びその製法と、弁装置を取り付けた包装体とを含んでいる。本発明において包装体とは、包装用容器の本体、この本体を塞ぐ蓋、包装用袋の三者を総称するものである。当然のことながら、これらの包装体は通気性のない素材から成っている。なお、本発明では粘着と接着とは厳密に使い分ける必要はない。
【００１４】
本願発明の弁装置は、基本構成として、通気穴が空けられた包装体の表面に前記通気穴を覆う状態で配置される弁本体を備えており、前記弁本体は、柔軟で通気性のない薄素材より成っていると共に、包装体と重なる側の片面の全体に粘着剤から成る粘着層が形成されており、前記弁本体の粘着層に、前記通気穴を覆う状態で包装体の表面に重なる補助フィルムが、当該補助フィルムの外側に粘着層の露出部が存在する状態で接着されており、前記弁本体における粘着層の露出部を包装体に対する接合部と成している。
そして、請求項１の発明に係る弁装置は、前記粘着層の露出部は弁本体の外周に沿って延びている一方、前記補助フィルムは前記弁本体の端まで延びる出口部を有しており、前記粘着層の露出部を前記補助フィルムの出口部で分断して非ループ状と成すことにより、前記補助フィルムと包装体との間の箇所に弁本体の外側に開口した通気路が形成されるようになっており、更に、前記補助フィルムは、前記包装体に重ねると軽く貼り付く自己粘着性を有するフィルムから成っている。
【００１５】
請求項２の発明に係る弁装置は、請求項１と同じ基本構成の下で、前記弁本体における粘着層の露出部を弁本体の外周に沿うループ状に形成すると共に、弁本体と補助フィルムとに連通する排気用の穴又は切り込みを形成することにより、前記補助フィルムと包装体との間に通気路が形成されるようになっており、更に、前記補助フィルムは、前記包装体に重ねると軽く貼り付く自己粘着性を有するフィルムからなっている。
【００１６】
請求項３の発明は包装体に係るもので、この包装体は、内部に発生したガスを放出する通気穴が空いており、表面には、請求項１又は２に記載した弁装置が接着によって取り付けられており、そして、前記弁装置を、前記補助フィルムが前記通気穴に重なるように配置することにより、弁装置の補助フィルムと包装体との間にガスを放出する通気路が形成されている。
【００１９】
本願発明は、請求項１に記載した弁装置の製法も含んでおり、この製法は、ロール状に巻いた基材フィルム原反と、ロール状に巻いた剥離紙原反と、前記剥離紙原反に重ねて押すと軽く貼り付く自己粘着性を有すると共にロール状に巻かれた補助フィルム原反とを、それら各原反の長手方向に繰り出しつつ行われる。
そして、前記剥離紙原反を繰り出しつつその表面に補助フィルム原反を密着させる工程と、前記剥離紙原反に密着した補助フィルム原反に補助フィルムを形成するための切り込みを入れる工程と、補助フィルムだけが剥離紙原反に密着して残るように補助フィルム原反の余白部分を剥離紙原反から剥がす工程と、前記補助フィルム及び剥離紙原反の露出部分に基材フィルム原反を粘着剤にて貼合する工程と、前記補助フィルム及び剥離紙原反に貼合した基材フィルム原反に弁本体を形成するための切り込みを入れる工程と、前記基材フィルム原反の余白部分を剥離紙原反から剥がす工程とを備えており、前記基材フィルム原反に切り込みを入れて弁本体を形成する工程で、前記切り込みを、当該切り込みの一部が補助フィルムにおける出口部の端と重なって他の部位では補助フィルムを囲うように形成することにより、補助フィルムの部分を包装体と重なったときの通気路と成さしめている。
【００２４】
【発明の作用・効果】
【００２８】
ところで、食品類の簡易包装や保存にラップフィルムが使用されている。このラップフィルムには、塩化ビニリデン（ＰＶＤＣ）系フィルムや、ポリエチレン系フィルム、塩化ビニル系フィルム等が使用されている。また、ガスバリアー性（特に酸素透過遮断性）に優れたフィルムとして、ポリビニルアルコールエチレン共重合体（ＥＶＯＨ）フィルムがある。
【００２９】
これらラップフィルムやＥＶＯＨフィルムは、相手材の表面に軽く貼り付く自己粘着性を備えている。そして、本願発明では、通気路を構成する補助フィルムが自己粘着性を備えていて包装体に密着させることができるため、逆止機能を格段に向上させることができる。
【００３０】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明するが、説明の便宜上、まず、参考例を説明する。
【００３１】
(1).参考例（図１〜図５）
図１〜図５では参考例を示している。図１は使用状態の斜視図であり、この図１に示すように、本参考例は味噌の包装用容器に適用している。包装用容器は、開口縁にフランジ１ａを形成した本体１と、本体１のフランジ１ａに接着又は溶着された蓋２とから成っている（更に、嵌脱自在な保護カバーを設ける場合もある）。
【００３２】
図２（Ａ）は蓋２の部分斜視図であり、蓋２の適当な部分にごく小さい通気穴３が空いている。そして、この通気穴４を覆うように弁装置４が貼り付けられている。
【００３３】
図２（Ｂ）は弁装置４の分離斜視図であり、この図から容易に理解できるように、弁装置４は、平面視長方形の弁本体５と、その下面に設けた接合部６とより成っている。接合部６は、表裏両面に粘着層８を有する両面粘着テープ７からなっており、その片面の粘着層８によって弁本体５に貼り付いている。弁本体５及び両面粘着テープ７の基材とも、ポリエチレンやポリプロピレン、ＰＥＴ等の樹脂フィルムから成っている。
【００３４】
図３は使用状態での要部平面図、図４（Ａ）は図３の弁装置４を分離した状態でのIV−IV視断面図、図４（Ｂ）は図３のIV−IV視断面図、図５は（Ａ）（Ｂ）とも図３の V-V視断面図である。
【００３５】
弁装置４の接合部６は、弁本体５の周縁に沿って延びると共に非ループ状に形成されており、これにより、接合部６で囲われた内側を、出口部９ａを備えた通気路９と成している。
【００３６】
そして、出口部９ａは、奥側よりも幅狭でかつ弁本体５の一長手側面５ａに偏って形成された隘路となっており、更に、接合部６のうち弁本体５の一長手側面５ａ寄りの部分でかつ出口部９ａよりも奥側に位置した部分は、通気路９の内部に向けて延びる枝状部６ａを一体に形成している。
【００３７】
枝状部６ａは、先端に行くに従って出口側に近づくように傾斜している。また、通気路９の内周面のうち枝状部６ａと対向する部分は、出口部９ａに向けて傾斜した傾斜部６ｂとなっている。このため、通気路９は非直線状に延びて曲がっている（蛇行している）。
【００３８】
蓋２は、例えば、紙より成る基層の裏面にガスバリアー用のアルミ箔を張った複層構造になっている。基層の表面に合成樹脂フィルムをラミネートしても良い。いずれにしても、蓋１の厚さは弁装置４よりはかなり厚い（もちろん、蓋２や弁装置４の厚さは任意に設定できる）。
【００３９】
また、蓋２の通気穴３は、例えば表面側から針を差すことによって形成されている。このため、通気穴３の周縁が表面側に盛り上がることはなくて、弁本体５は蓋２の表面に密着し得る（パンチングで空けても良い）。
【００４０】
以上の構成において、容器内でガスが発生して内圧が大気圧よりも高くなると、図５（Ｂ）に示すように、ガスは弁本体５を押し上げるようにして通気路９を通り、大気に放出される。
【００４４】
ところで、例えば特許文献１において弁装置に剛性のベースを使用していたのは、蓋や袋が変形してもダイヤフラムをベースに密着状態に保持することによって逆止効果を保持せんとしたものと考えられる。
【００４５】
他方、容器本体１が真空成形や射出成形によって製造されている場合、本体１に溶着された蓋２はピンと張った状態が保持されており、開封前において大きく撓み変形することはない。従って、容器１の内部の圧力が大気圧と同じ状態では、弁本体５は蓋２の表面に密着又は密接した状態に保持されており、逆止効果が損なわれることはない。
【００４６】
すなわち、本参考例では、弁本体５に接合部６を設けただけの簡単な構造でありながら、蓋２との共同作用により、異物や酸素の侵入を阻止する逆止効果を確保できるのである。蓋２の素材や構造には限定はなく、例えば、合成樹脂シートを素材として真空成形したものなどでも良いことは言うまでもない。
次に本願発明の実施形態を説明する。以下の実施形態では、前記した参考例と同じ機能を有する部分には同じ符号を付して、基本的な説明は省略している。
【００７１】
(2).第１実施形態（図６）
図６では第１実施形態を示している。（Ａ）は中間製品１７の平面図、（Ｂ）は弁装置４を使用している状態の平面図、（Ｃ）は（Ａ）のＣ−Ｃ視断面図、（Ｄ）は（Ｂ）のＤ−Ｄ視断面図である。
【００７２】
この実施形態では、弁本体５の下面の全体に粘着層８が形成されており、更に、弁本体５の下面に、通気路９となる合成樹脂製の補助フィルム２２を貼り付けている。従って、粘着層８のうち補助フィルム２２の周縁外側に露出した部分が接合部６になる。補助フィルム２２は（或いは通気露出部９は）は、参考例と同様の出口部９ａを備えている。中間製品１７では、弁装置４は剥離紙原反１３に貼られている。
【００７３】
この実施形態では、補助フィルム２２は弁本体５によって蓋２の表面に押さえられて自らの自己粘着性によって蓋２に密着しているため、逆止弁機能を一層向上することができる。従って、通気路９の出口部９ａは必ずしも隘路とする必要は無い。（Ｄ）に一点鎖線で示すように、通気路９は平面視台形状に形成しても良い（他の実施形態でも同じである）。この例の補助フィルム２２としては、自己粘着性を有するラップフィルムを使用している。
【００７４】
この第１実施形態に係る弁装置４の製法を（Ｅ）（Ｆ）に基づいて説明する。この実施形態の弁装置は、基材フィルム原反１５として、片面に粘着層８が予め塗工されている片面粘着テープを使用し、この基材フィルム原反１５をその長手方向に繰り出しつつ、補助フィルム原反２３を粘着層８の全面に重ねていく。
【００７５】
補助フィルム原反２３は、離型作用の低い離型剤を塗布する等して、基材フィルム原反１５の粘着層８に剥離可能な状態で貼り付くようにしている。
【００７６】
次いで、トムソン２０により、補助フィルム原反２３に補助フィルム２２の外形の（すなわち補助フィルム２２を形成するための）切り込みを形成し、次いで、補助フィルム原反２３の余白部分２３ａを引き剥がす。
【００７７】
それから、剥離紙原反１３を重ねることによって粘着層８を保護し、それから、基材フィルム原反１５に弁本体５の外形の（弁本体５を形成するための）切り込みを順次入れていき、次いで、基材フィルム原反１５のうち弁本体５を除いた余白部分（不要部分）１５ａを剥離紙原反１３から剥がしていく。これによって（Ａ）に示す中間製品１７になる。
弁本体５を形成するための切り込みは弁本体５の外形と同じ状態で基材補助フィルム原反１５に入れられるが、この場合、（Ａ）から理解できるように、切り込みの一部は補助フィルム２２の出口部９ａの端と重なり、それ以外の部位では補助フィルム２２を囲っている。これにより、粘着層８は非ループの状態で補助フィルム２２の外側に露出する。
【００７８】
粘着層よりなる接合部６は参考例のような枝状部６ａを備えた形態であっても良いことは言うまでもない。
【００７９】
(3).第２実施形態（図７）
図７では、請求項４の製法である第２実施形態を示している。（Ｅ）は中間製品の平面図、（Ｆ）は１つの弁装置４を剥離紙原反１３から剥がした状態での中間製品の正面図であり、これらの図から理解できるように、弁装置４は、図６の第１実施形態と同様に、通気路９となる補助フィルム２２を備えており、接合部６は粘着層８からなっている。
【００８０】
この実施形態でも、補助フィルム２２に、食品等のラップに使用されているラップフィルム、或いは、ＥＶＯＨフィルムを使用している。接合部６には枝状部６ａを形成している。次に、製法を（Ａ）〜（Ｄ）に基づいて説明する。（Ｂ）は（Ａ）のＢ−Ｂ視平面図である。
【００８１】
まず、（Ａ）に示すように、剥離紙原反１３をその長手方向に繰り出しつつ、自己粘着性を有する補助フィルム原反２３を剥離紙原反１３に重ねてローラ対２４で両者を密着させる。このため、補助フィルム２３は剥離紙原反１３に貼り付いた状態になっている。
【００８２】
そして、（Ｂ）にも示すように、トムソン２０により、補助フィルム原反２３のみに補助フィルム２２を形成するための切り込み１６を順次入れていき、それから、補助フィルム原反２３のうち補助フィルム２２を除いた余白部分２３ａを剥がしていく。従って、剥離紙原反２３には補助フィルム２２だけが飛び飛びの状態で残る。
【００８３】
次いで、（Ｃ）のように、剥離紙原反１３の露出部分と補助フィルム２２とに回転式等の塗布装置２６によって粘着層８を塗工し、次いで、粘着層８の層に弁本体となる基材フィルム原反１５を重ねていく。
【００８４】
それから、（Ｄ）に示すように、基材フィルム原反１５にトムソン２０で弁本体５を形成するための切り込みを入れ、次いで、基材フィルム原反１５の余白部分１５ａを剥がしていく。これにより、（Ｅ）に示す中間製品が得られる。なお、補助フィルム２２の一部も除去される。
【００８５】
弁本体５は、取り扱いの容易性の点からある程度の腰があるのが良い。具体的には２５〜５０μｍ程度の厚さが好適である。補助フィルム２２は例えば１０μｍ前後で構わない（もちろん、それより薄くても厚くても良い）。
【００９０】
(4).第３実施形態（図８）
図８では第３実施形態を示している。（Ａ）は断面図、（Ｂ）は平面図である。この実施形態の弁装置４は、補助フィルム２２の全体を弁本体４で覆っており、このため粘着層８よりなる接合部６は弁本体５の全周にわたって延びている。補助フィルム２２は自己粘着性を有する素材フィルムから成っている。また、蓋２の表層２ａも、自己粘着性を有する素材で構成されている。
【００９１】
そして、通気手段として、弁装置４の端部に、弁本体５と補助フィルム２２とを貫通する小穴２７を開けている。排気手段としては、小穴２７に代えて切り込みを形成しても良い（異物の混入防止機能は切り込みの方が高いと言える）。
【００９２】
この実施形態では、弁装置４は、小穴２７が蓋２の通気穴３からできるだけ遠くなる状態で蓋２に取付けられる。そして、容器の内部でガスが発生すると、その圧力で補助フィルム２２が押し上げられ、これによってガスは小穴２７から大気に放散する。補助フィルム２２と蓋２の表層２ａとのうちいずれか一方だけを自己粘着性フィルムで構成すれば足りる。
【０１０５】
(12). その他
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。弁本体の平面形状は角形や円形には限らず、楕円形や星型等の様々の形状を採用できる。更に、本発明の弁装置は種々の素材からなる容器や袋類に適用できる。
【０１０６】
補助フィルムとして自己粘着性のあるフィルムを使用するが、これを紙製の蓋に取付ける場合、蓋の素材となる紙としてコート紙のように平滑性の高いものを使用すると封止機能を向上できる。また、弁装置と包装体とが密着し過ぎるとガスの抜けが悪くなるので、包装体の表層と補助フィルムとの性状（主として表面粗さ）は、必要に応じて最適の組合せを選択したら良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】参考例の使用状態の斜視図である。
【図２】 (A)は蓋の部分斜視図、 (B)は弁装置の分離斜視図である。
【図３】使用状態での要部平面図である。
【図４】図３の分離状態と分離してない状態でのIV−IV視断面図である。
【図５】図３の V-V視断面図である。
【図６】第１実施形態を示す図である。
【図７】第２実施形態を示す図である。
【図８】第３実施形態を示す図である。
【符号の説明】
１味噌用容器の本体
２包装体の一例としての蓋
３通気穴
４弁装置
５弁本体
６接合部（粘着層の露出部）
８粘着層
９通気路
９ａ補助フィルム（或いは通気路）の出口部
２２補助フィルム
２７排気用の穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a package, a valve device used therefor, and a method for manufacturing the valve device.
[0002]
[Prior art]
There are articles (products) that generate gas such as carbon dioxide by fermentation or the like, such as beans such as miso, cereals, coffee beans and soybeans. When packaging such a gas generating article in a container or bag, it is necessary to vent the generated gas in order to prevent the container or bag from bursting due to internal pressure or to maintain the quality of the contents. is there.
[0003]
However, there is a risk that foreign matter such as dust and microworms may invade just by opening a vent hole in the lid or bag of the container. In addition, in the case of fermented foods such as miso, it is preferable to suppress the entry of air (oxygen) as much as possible in order to maintain the quality. Various valve devices having a check function have been proposed.
[0004]
For example, in Patent Document 1, a valve device is constituted by a rigid and ring-shaped base plate that is attached to the surface of a bag, and a flexible valve film (diaphragm) that is attached to the surface. It is described that an air passage is formed between the base plate and the base plate.
[0005]
Patent Document 2 discloses a valve device including a rigid base film formed in a ring shape and a flexible valve film attached to the surface thereof, and a vent slit is provided in the valve film. It is described to form.
[0006]
Furthermore, in Patent Document 3, in a valve device disposed on the lower surface (inner surface) of a lid of a container, a valve body having a bottomed cylindrical shape with an upward opening and a flange at the upper end, and a valve body fitted into the valve body. As a structure comprising a valve film and a push plate, it is described that a vent hole is formed at the bottom of the valve body, and the vent hole is closed from above by the valve film.
[0007]
[Patent Document 1]
JP 56-32239 A [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 6-57861 [Patent Document 3]
JP-A-62-2232353
[Problems to be solved by the invention]
As already mentioned, this type of valve device has two essential functions: the function of reliably releasing the gas generated inside the container or bag and the function of preventing foreign substances (or oxygen) from entering as much as possible. In addition to this, ease of handling and cost reduction are also required as important factors. However, the prior art has a problem in this respect.
[0009]
That is, when the valve device is attached to a sheet-like lid that seals the container, it is necessary to hold the valve device with a certain amount of force, so it is necessary to attach the valve device to the lid in advance before the packaging process. In each conventional technique, since the total thickness is increased, if a large number of lids attached with valve devices are stacked, stability may be deteriorated, and handling in a transportation or packaging process may be troublesome.
[0010]
In addition, as a method for efficiently sealing the container with a lid made of paper or the like, the roll-shaped raw material that becomes the material of the lid is fed out and fixed to the upper surface of the container with a hot melt adhesive or the like, and then the raw material is cut Although there is a method, since the conventional valve device is bulky and cannot be attached in advance to the cover original fabric, it is also a problem that it cannot be applied to the method of directly fixing the cover original fabric to the container. .
[0011]
Furthermore, since the structure tends to be complicated, the cost tends to increase. In particular, in the case of Patent Document 3, since the number of parts is large and an assembly process is required, the problem of high cost is particularly remarkable.
[0012]
An object of the present invention is to improve such a current situation.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a valve device and a manufacturing method thereof, and a package body to which the valve device is attached. In the present invention, the package is a general term for the main body of the packaging container, the lid for closing the main body, and the packaging bag. Of course, these packages are made of a material that is not breathable. In the present invention, it is not necessary to strictly use adhesion and adhesion.
[0014]
The valve device of the present invention, as a basic configuration, includes a valve body which is disposed in the state of covering the vent hole on the surface of the packaging body spaced ventilation holes, wherein the valve body is no flexible and breathable together is made from thin material, packaging and has adhesive layer made of adhesive on the entire one surface side is formed to overlap, the adhesive layer of the valve body, the surface of the package so as to cover the vent hole The overlapping auxiliary films are adhered in a state where the exposed portion of the adhesive layer exists on the outside of the auxiliary film, and the exposed portion of the adhesive layer in the valve body serves as a joint portion to the package.
In the valve device according to the first aspect of the present invention, the exposed portion of the adhesive layer extends along the outer periphery of the valve body, while the auxiliary film has an outlet portion that extends to the end of the valve body. By dividing the exposed portion of the adhesive layer at the outlet portion of the auxiliary film into a non-loop shape, an air passage that opens to the outside of the valve body is formed between the auxiliary film and the package. It has become so that, further, the auxiliary film, have I consists film having a lightly paste self-adhesive Hover on the package.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, the valve device has the same basic configuration as that of the first aspect, wherein the exposed portion of the adhesive layer in the valve main body is formed in a loop shape along the outer periphery of the valve main body, and the valve main body and the auxiliary film By forming an exhaust hole or notch communicating with the auxiliary film, an air passage is formed between the auxiliary film and the packaging body, and the auxiliary film overlaps the packaging body. It consists of a self-adhesive film that sticks lightly.
[0016]
The invention of claim 3 relates to a packaging body, and this packaging body has a vent hole for releasing the gas generated inside, and the valve device according to claim 1 or 2 is adhered to the surface by adhesion. An air passage for releasing gas is formed between the auxiliary film of the valve device and the package by arranging the valve device so that the auxiliary film overlaps the vent hole. Yes.
[0019]
The present invention also includes preparation of a valve apparatus according to claim 1, the manufacturing method, and the substrate film raw wound into a roll, the release paper raw wound into a roll, the release paper auxiliary original film and wound into a roll and has a lightly paste self-adhesive when you press superimposed on raw, carried out while feeding in the longitudinal direction thereof each raw.
Then, a step of adhering the auxiliary raw film material on the surface thereof while feeding the release paper raw, a step of placing the cut write only for forming the auxiliary film in close contact with the auxiliary raw film material on the release paper raw a step of peeling the margin of the auxiliary raw film material to remain in close contact with it the auxiliary fill arm injury release paper raw from the release KamiHara anti, the auxiliary fill arm and release paper raw base material on the exposed portion content of a step of bonding the original film in the pressure-sensitive adhesive, the auxiliary film and a step of a cut for forming the valve body stuck combined substrate film raw release paper raw, the base film original And a step of peeling off the blank portion of the substrate from the release paper original fabric, and forming the valve body by incising the base film original fabric , wherein the incision is a part of the incision in the auxiliary film. Exit By overlapping the edge at other sites formed so as to surround the auxiliary film is tighten made the vent passage when the portion of the auxiliary film overlaps the package.
[0024]
[Operation and effect of the invention]
[0028]
By the way, wrap films are used for simple packaging and storage of foods. As this wrap film, a vinylidene chloride (PVDC) film, a polyethylene film, a vinyl chloride film, or the like is used. Moreover, as a film excellent in gas barrier property (especially oxygen permeation blocking property), there is a polyvinyl alcohol ethylene copolymer (EVOH) film.
[0029]
These wrap films and EVOH films have a self-adhesive property that is lightly adhered to the surface of the counterpart material. And in this invention, since the auxiliary | assistant film which comprises a ventilation path is provided with self-adhesion and can be made to contact | adhere to a package body, a non-return function can be improved significantly.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. For convenience of explanation, reference examples will be described first.
[0031]
(1) Reference examples (Figs. 1-5)
1 to 5 show reference examples. FIG. 1 is a perspective view of the state of use, and as shown in FIG. 1, this reference example is applied to a miso packaging container. The packaging container is composed of a main body 1 having a flange 1a formed on an opening edge and a lid 2 bonded or welded to the flange 1a of the main body 1 (further, a protective cover that can be fitted and removed may be provided). .
[0032]
FIG. 2A is a partial perspective view of the lid 2, and a very small ventilation hole 3 is vacated in an appropriate portion of the lid 2. And the valve apparatus 4 is affixed so that this ventilation hole 4 may be covered.
[0033]
FIG. 2B is an exploded perspective view of the valve device 4. As can be easily understood from this drawing, the valve device 4 includes a valve body 5 having a rectangular shape in plan view and a joint portion 6 provided on the lower surface thereof. It is made up. The joining part 6 consists of the double-sided adhesive tape 7 which has the adhesion layer 8 on both front and back, and is affixed on the valve main body 5 by the adhesive layer 8 of the single side | surface. Both the valve body 5 and the base material of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape 7 are made of a resin film such as polyethylene, polypropylene, or PET.
[0034]
3 is a plan view of a main part in a use state, FIG. 4A is a sectional view taken along line IV-IV in a state where the valve device 4 in FIG. 3 is separated, and FIG. 4B is a view taken along line IV-IV in FIG. 5A and 5B are cross-sectional views taken along the line VV in FIG.
[0035]
The joint portion 6 of the valve device 4 extends along the peripheral edge of the valve body 5 and is formed in a non-loop shape. Thereby, the inside surrounded by the joint portion 6 is provided with an air passage 9 having an outlet portion 9a. It is made.
[0036]
And the exit part 9a becomes narrower than the back | inner side, and becomes the narrow path formed in the one longitudinal side surface 5a of the valve main body 5, and also the one longitudinal side surface 5a of the valve main body 5 among the junction parts 6. A portion located closer to the rear side than the outlet portion 9 a integrally forms a branch-like portion 6 a extending toward the inside of the air passage 9.
[0037]
The branch-like part 6a is inclined so as to approach the outlet side as it goes to the tip. Moreover, the part which opposes the branch-shaped part 6a among the internal peripheral surfaces of the ventilation path 9 becomes the inclination part 6b inclined toward the exit part 9a. For this reason, the air passage 9 extends in a non-linear manner and is bent (meandering).
[0038]
The lid 2 has, for example, a multilayer structure in which an aluminum foil for gas barrier is stretched on the back surface of a base layer made of paper. A synthetic resin film may be laminated on the surface of the base layer. In any case, the thickness of the lid 1 is considerably thicker than that of the valve device 4 (of course, the thickness of the lid 2 and the valve device 4 can be arbitrarily set).
[0039]
The vent hole 3 of the lid 2 is formed, for example, by inserting a needle from the surface side. For this reason, the peripheral edge of the vent hole 3 does not rise to the surface side, and the valve body 5 can be in close contact with the surface of the lid 2 (may be punched).
[0040]
In the above configuration, when gas is generated in the container and the internal pressure becomes higher than the atmospheric pressure, as shown in FIG. Released.
[0044]
By the way, the reason why the rigid base is used for the valve device in Patent Document 1, for example, is that the check effect is not maintained by holding the diaphragm in close contact with the base even if the lid or bag is deformed. Conceivable.
[0045]
On the other hand, when the container main body 1 is manufactured by vacuum molding or injection molding, the lid 2 welded to the main body 1 is kept taut, and is not greatly bent and deformed before opening. Therefore, when the pressure inside the container 1 is the same as the atmospheric pressure, the valve body 5 is held in close contact with or close to the surface of the lid 2 and the check effect is not impaired.
[0046]
That is, in this reference example, a check structure that prevents foreign substances and oxygen from entering can be ensured by the joint action with the lid 2 while having a simple structure in which the joint 6 is provided in the valve body 5. . There is no limitation on the material and structure of the lid 2, and it goes without saying that, for example, a material obtained by vacuum forming a synthetic resin sheet as a material may be used.
Next, an embodiment of the present invention will be described. In the following embodiments, parts having the same functions as those of the reference example described above are denoted by the same reference numerals, and the basic description is omitted.
[0071]
(2). First embodiment (FIG. 6)
FIG. 6 shows the first embodiment. (A) is a plan view of the intermediate product 17, (B) is a plan view of the state where the valve device 4 is used, (C) is a sectional view taken along the line CC of (A), and (D) is (B). It is DD sectional view taken on the line.
[0072]
In this embodiment, an adhesive layer 8 is formed on the entire lower surface of the valve body 5, and an auxiliary film 22 made of synthetic resin that becomes the air passage 9 is attached to the lower surface of the valve body 5. Accordingly, a portion of the adhesive layer 8 exposed to the outer periphery of the auxiliary film 22 becomes the joint portion 6. The auxiliary film 22 (or the vent exposed portion 9) includes an outlet portion 9a similar to the reference example. In the intermediate product 17, the valve device 4 is attached to the release paper source 13.
[0073]
In this embodiment, the auxiliary film 22 because of the tight wear lid 2 by its own self-adhesive and pressed on the surface of the lid 2 by the valve body 5, it is possible to further improve the check valve function. Therefore, the outlet portion 9a of the air passage 9 is not necessarily a bottleneck. As indicated by the alternate long and short dash line in (D), the air passage 9 may be formed in a trapezoidal shape in plan view (the same applies to other embodiments). As the auxiliary film 22 in this example, a self-adhesive wrap film is used.
[0074]
A method of manufacturing the valve device 4 according to the first embodiment will be described based on (E) and (F). The valve device of this embodiment uses a single-sided adhesive tape in which the adhesive layer 8 is pre-coated on one side as the base film original fabric 15, while feeding the base film original fabric 15 in its longitudinal direction, The auxiliary film original fabric 23 is stacked on the entire surface of the adhesive layer 8.
[0075]
The auxiliary film original fabric 23 is attached in a peelable state to the adhesive layer 8 of the base film original fabric 15 by applying a release agent having a low releasing action.
[0076]
Next, the Thomson 20 cuts the auxiliary film 22 in the shape of the auxiliary film 22 (that is, for forming the auxiliary film 22) , and then peels off the blank portion 23a of the auxiliary film 23.
[0077]
Then, the adhesive layer 8 is protected by overlapping the release paper original fabric 13, and then the outer cut of the valve body 5 (for forming the valve main body 5) is sequentially cut into the base film original fabric 15. Next, the blank portion (unnecessary portion) 15 a of the base film original fabric 15 excluding the valve body 5 is peeled off from the release paper original fabric 13. As a result, the intermediate product 17 shown in FIG.
The notch for forming the valve body 5 is put in the base material auxiliary film 15 in the same state as the outer shape of the valve body 5, but in this case, as can be understood from (A), a part of the notch is an auxiliary film. 22 overlaps with the end of the exit portion 9a, and surrounds the auxiliary film 22 in other portions. Thereby, the adhesion layer 8 is exposed outside the auxiliary film 22 in a non-loop state.
[0078]
Needless to say, the joining portion 6 made of the adhesive layer may be provided with a branch-like portion 6a as in the reference example.
[0079]
(3). Second embodiment (FIG. 7)
In FIG. 7, 2nd Embodiment which is the manufacturing method of Claim 4 is shown. (E) is a plan view of the intermediate product, and (F) is a front view of the intermediate product in a state where one valve device 4 is peeled off from the release paper original 13, and the valve device can be understood from these drawings. 4 includes an auxiliary film 22 that becomes the air passage 9, as in the first embodiment of FIG. 6, and the joint portion 6 includes an adhesive layer 8.
[0080]
Also in this embodiment, the auxiliary film 22 uses a wrap film used for wrapping food or the like, or an EVOH film. A branch portion 6 a is formed in the joint portion 6. Next, a manufacturing method is demonstrated based on (A)-(D). (B) is a BB plan view of (A).
[0081]
First, as shown in (A), while feeding the release paper original fabric 13 in the longitudinal direction, the auxiliary film original fabric 23 having self-adhesive properties is overlapped on the release paper original fabric 13 and both are brought into close contact with the roller pair 24. . For this reason, the auxiliary film 23 is in a state of being attached to the release paper original fabric 13.
[0082]
Then, as also shown (B), the Thomson 20, auxiliary raw film material 23 only in the auxiliary film 22 are sequentially put will cut 16 for forming, then, the auxiliary film 22 of the auxiliary raw film 23 The blank part 23a except for is peeled off. Accordingly, only the auxiliary film 22 remains on the release paper original 23 in a flying state.
[0083]
Next, as shown in (C), the adhesive layer 8 is applied to the exposed portion of the release paper original fabric 13 and the auxiliary film 22 by a coating device 26 such as a rotary type. The base film raw fabric 15 which becomes becomes piled up.
[0084]
Then, (D), the incision to form the valve body 5 in Thomson 20 in the base film raw 15, then, it will peel off the margin 15a of the base film raw 15. Thereby, the intermediate product shown in (E) is obtained. A part of the auxiliary film 22 is also removed.
[0085]
The valve body 5 should have a certain degree of waist in terms of ease of handling. Specifically, a thickness of about 25 to 50 μm is preferable. The auxiliary film 22 may be, for example, around 10 μm (of course, it may be thinner or thicker).
[0090]
(4) Third embodiment (FIG. 8)
FIG. 8 shows a third embodiment. (A) is sectional drawing, (B) is a top view. In the valve device 4 of this embodiment, the auxiliary film 22 is entirely covered with the valve main body 4, and therefore the joint portion 6 made of the adhesive layer 8 extends over the entire circumference of the valve main body 5. The auxiliary film 22 is made of a material film having self-adhesiveness. The surface layer 2a of the lid 2 is also made of a material having self-adhesiveness.
[0091]
And as a ventilation means, the small hole 27 which penetrates the valve main body 5 and the auxiliary | assistant film 22 is opened in the edge part of the valve apparatus 4. FIG. As the exhaust means, a cut may be formed instead of the small hole 27 (it can be said that the cut is higher in the function of preventing foreign matter mixing).
[0092]
In this embodiment, the valve device 4 is attached to the lid 2 with the small hole 27 as far as possible from the vent hole 3 of the lid 2. When gas is generated inside the container, the auxiliary film 22 is pushed up by the pressure, whereby the gas is diffused from the small hole 27 to the atmosphere. It is sufficient that only one of the auxiliary film 22 and the surface layer 2a of the lid 2 is made of a self-adhesive film.
[0105]
(12). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above embodiment. The planar shape of the valve body is not limited to a square shape or a circular shape, and various shapes such as an oval shape and a star shape can be adopted. Furthermore, the valve device of the present invention is Ru can be applied to containers or bags made of various materials.
[0106]
A self-adhesive film is used as an auxiliary film, but when it is attached to a paper lid, the sealing function can be improved by using a highly smooth paper such as coated paper as the material for the lid. . Also, if the valve device and the package are too close together, the escape of gas will worsen, so the properties (mainly surface roughness) of the surface layer of the package and the auxiliary film should be selected as appropriate in accordance with need. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a reference example in use.
2A is a partial perspective view of a lid, and FIG. 2B is an exploded perspective view of a valve device.
FIG. 3 is a plan view of a main part in a use state.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in a state where it is not separated from the separated state shown in FIG. 3;
5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG. 3;
FIG. 6 is a diagram showing a first embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing a second embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing a third embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Main body of miso container 2 Lid as an example of a package 3 Ventilation hole 4 Valve device 5 Valve main body 6 Joint part (exposed part of adhesive layer)
8 Adhesive layer 9 Air passage 9a Exit of auxiliary film (or air passage) 22 Auxiliary film 27 Exhaust hole

Claims

Includes a valve body which is disposed in the state of covering the vent hole on the surface of the vent holes drilled package, said valve body, with which consist flexible and nonporous thin materials, and packaging adhesive layer made of adhesive on the entire one surface of the side that overlaps are formation, the adhesive layer of the valve body, auxiliary film overlying the surface of the package so as to cover the vent holes, the outside of the auxiliary film A valve device that is bonded in a state where an exposed portion of the adhesive layer exists, and that forms an exposed portion of the adhesive layer in the valve body as a joint to the package,
While the exposed portion of the adhesive layer extends along the outer periphery of the valve body,
The auxiliary film has an outlet portion extending to the end of the valve body, and the exposed portion of the adhesive layer is divided at the outlet portion of the auxiliary film into a non-loop shape, whereby the auxiliary film and the packaging body portion being adapted to open the air passage is formed outside the valve body between the further auxiliary film, Tsu consists film having a self-adhesive sticking lightly Hover the package ing,
Valve device for packaging.

It includes a valve body which is disposed in the state of covering the vent hole on the surface of the vent holes drilled package, the valve body is consisted from flexible and non-porous thin material Rutotomoni, and package adhesive layer made of adhesive on the entire one surface of the side overlap is formed, the adhesive layer of the valve body, an auxiliary film overlying the surface of the package so as to cover the vent hole, on the outside of the auxiliary film A valve device that is bonded in a state where there is an exposed portion of the adhesive layer, and that forms the exposed portion of the adhesive layer in the valve body as a joint to the package,
The auxiliary film and the packaging body are formed by forming an exposed portion of the adhesive layer in the valve body in a loop shape along the outer periphery of the valve body and forming an exhaust hole or notch communicating with the valve body and the auxiliary film. And the auxiliary film is made of a self-adhesive film that sticks lightly when stacked on the package,
Valve device for packaging.

A packaging body in which a vent hole for releasing gas generated inside is vacant, and the valve device according to claim 1 or 2 is attached to the surface by adhesion,
By arranging the valve device so that the auxiliary film overlaps the vent hole, a vent path for releasing gas is formed between the auxiliary film of the valve device and the package.
Package with valve device.

And the substrate film raw wound into a roll, wound in a roll and having a release paper raw wound into a roll, lightly Paste self-adhesive when you press superimposed on the release paper raw auxiliary the original film, while feeding in the longitudinal direction thereof each raw, a method of manufacturing a valve device as claimed in claim 1,
A step of adhering the auxiliary raw film material on the surface thereof while feeding the release paper raw,
A step of forming notches for forming an auxiliary film in the auxiliary film original fabric in close contact with the release paper original fabric ;
A step of peeling the margin of the auxiliary raw film material to remain in close contact with it the auxiliary fill arm injury release paper raw from the release KamiHara anti,
A step of laminating at the auxiliary fill arm and release paper raw exposed portions partial substrate film raw an adhesive,
A step of making a cut to form a valve body on the base film original fabric bonded to the auxiliary film and release paper original fabric ,
And a step of peeling the blank portion of the base film original fabric from the release paper original fabric ,
In the step of forming a valve body by making a cut in the base film original fabric, the cut is formed so that a part of the cut overlaps the end of the outlet portion of the auxiliary film and surrounds the auxiliary film in other parts. By doing so, the part of the auxiliary film is made into a ventilation path when overlapping with the package,
A method for manufacturing a valve device.