JP3808661B2 - 核融合炉用真空容器およびその製作方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、核融合炉の据付現地での建設工期を短縮して生産性を向上させ得る核融合炉用真空容器およびその製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
核融合炉の真空容器は核融合反応の結果生ずる中性子を遮蔽するための遮蔽構造体取付けや、高温プラズマからの輻射熱による真空容器の温度上昇を防ぐための冷却水を流すため、二重壁構造体となっている。従来提案されている核融合炉用真空容器1は図8に示すようにトーラス形状をしており、そのトーラス形状のトロイダル方向に輪切りにして複数に分割したリング形状を有する二重壁構造の単一体を、本明細書では真空容器セクタ2と呼ぶことにする。
【0003】
真空容器セクタ2は図8および図9に示すように、リング形状の内壁3および外壁4からなる二重壁と、この内外壁3,4間に設けられ両者を補強するためのポロイダルリブ5とから構成され、図10に示すようにセクタ内壁3とセクタ外壁4からなる二重壁間に遮蔽構造体7を組み込む構造となっている。
【0004】
核融合炉用真空容器1は巨大なため一体で製作するのではなく、トーラス形状の真空容器を輪切りにして複数に分割したリング形状の真空容器セクタ2を、工場内で予め各セクタ毎に製作し、その各セクタを、核融合炉を据付ける現地へ運搬し、現地で隣り合うセクタ2同士を溶接して接続し、最終的にトーラスを形成し、核融合炉用真空容器1を完成させることが考えられている。
【0005】
核融合炉用真空容器セクタ2の製作方法の順序としては、内壁3をポロイダル方向に一体化しポート6を取付け、内壁3にポロイダルリブ5を溶接する。その後、ポロイダルリブ5に図10に示した遮蔽構造体7を取付け、最後に外壁4を取付けることにより、核融合炉用真空容器セクタ2が完成する。
【0006】
さらにプラズマ運転上の観点から、真空容器1はトロイダル方向に所定の一周電気抵抗を持つ必要があるため、遮蔽構造体7の両端をポロイダルリブ5に接続する事は許されない。そのため、図10に示したように、ポロイダルリブ5の片側に締結することが考えられている。
【0007】
核融合炉用真空容器セクタ間現地接続の順序としては、工場内で製作された複数の真空容器セクタ2を据付現地に輸送し、隣り合った真空容器セクタ2,2同士の現地接続部を、汎用の溶接ロボットを用いて、外壁4,4間の現地接続部にスプライスプレート8を挿入し溶接して接続する。
【0008】
その後、内壁3,3間の現地接続部にスプライスプレート8を挿入して、外壁4間と同様に溶接する。符号9は溶接部を示している。これらを各真空容器セクタ2について施し、最終的にトーラスを形成し核融合炉用真空容器1を完成させることが考えられている。
【0009】
また、真空容器セクタ2,2間の現地溶接作業は、それらの溶接ではすべて全厚溶接であるが、空間的な制限によりプラズマ側からのみ、つまり、真空容器1内部からのみ、アクセスすることが可能である。そのため、プラズマ側から溶接接続した真空容器セクタ2,2間の現地接続部の裏波の健全性は、真空容器1外部から目視による確認を行うことは不可能である。
【0010】
スプライスプレート8の構造は、図11に示すように、ポロイダル方向に一体化した構造ではなく、ポロイダル方向に複数に分割されており、それぞれ設置する箇所に合致するように工場内で製作され、核融合炉据付現地へ搬入して真空容器セクタ間へ設置する。
【0011】
もし、精度良く真空容器セクタ2間に設置できない場合は、その場で簡易的に加工を施し、少しでも精度良く設置できる方法が考えられている。また、スプライスプレート8同士の接続部もスプライスプレート間接続用開先11が開先加工してあり、真空容器現地溶接接続作業の一環として、溶接接続することが考えられている。
【0012】
真空容器セクタ2間に設置された、ポロイダル方向に分割されたスプライスプレート8,8同士も、上記と同様に汎用の溶接ロボットを用いて溶接により接続することが考えられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スプライスプレート8,8同士の溶接による接続部は、図11に示すようにT字型の溶接線となってしまい、連続的な遠隔,自動溶接施工を行うことができない。また、溶接ロボットの一時停止および溶接条件の再設定等、真空容器セクタ間の現地溶接作業を一時中断する必要があり、生産性の低下や現地での溶接による接続の遠隔,自動操作化に対し障害となる要因の一つであり、さらには生産性の低下を招くなどの課題がある。
【0014】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、真空容器セクタ間の現地溶接施工が作業を中断することなく連続的に行うことができ、また、溶接施工の完全遠隔,自動操作化を可能とし、さらに全厚溶接である現地接続部の裏波の健全性を確保することができる核融合炉の据付現地での建設工期を短縮して生産性を向上させるようにした核融合炉用真空容器およびその製作方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、請求項1の発明は、トーラス形状の真空容器を輪切りにして複数に分割したリング形状を有し内壁と外壁およびこの両者間にリブを具備した二重壁構造の真空容器セクタを、核融合炉を据付ける現地で複数隣り合わせ、前記真空容器セクタ間にスプライスプレートを取付けて溶接し、トーラスを形成して核融合炉用真空容器を製作する方法において、前記スプライスプレートのポロイダル方向両端部にスプライスプレート同士を接続するための円弧状の開先とこの円弧状の開先のトロイダル方向両端部に連結されるダミー開先を形成し、円弧状の開先とダミー開先を形成した複数の前記スプライスプレートを前記真空容器セクタ間の現地接続部にポロイダル方向に一周取付け、前記真空容器セクタと前記複数のスプライスプレート、およびこの複数のスプライスプレート同士を自動溶接することを特徴とする。
【0016】
請求項1の発明では、真空容器セクタ現地接続部に使用するスプライスプレートに円弧状の開先とダミー開先を予め形成しておくと、真空容器セクタ間現地接続の際、そのダミー開先部分も含めて遠隔,自動溶接することにより、溶接機を停止させ、または溶接条件の再設定等を行うことがなく、作業を停止することのない連続的な真空容器現地接続が可能となる。
【0017】
請求項2の発明は、前記真空容器セクタ間の現地接続部と前記スプライスプレートの開先間および前記複数のスプライスプレート同士の接続部開先間にインサートプレートを取付けることを特徴とする。
【0018】
請求項2の発明では、スプライスプレートと核融合炉用真空容器セクタ現地接続部との開先間およびスプライスプレート同士の接続部開先間に、インサートプレートを取付けるため、全厚溶接部である真空容器セクタ間現地接続部の裏波の健全性を確保でき、空間的な制限によりアクセス不可能な、クライオスタット側からの目視による確認を行うことを必要としない。
【0019】
請求項3の発明は、前記真空容器セクタの現地接続部の開先間に、前記スプライスプレートを取付ける取付け部の型を作成し、この型に沿って倣い旋盤で前記スプライスプレートを加工することを特徴とする。
【0020】
請求項3の発明では、真空容器セクタ現地接続部開先間のスプライスプレート取付け部の型を作成し、その型に基づき倣い旋盤でスプライスプレートの加工を行うため、予め正確な寸法でスプライスプレートを製作することが可能となり、据付現地での現物合わせによる修正加工作業を行う必要性がない。
【0021】
請求項4の発明はトーラス形状の真空容器を輪切りにして複数に分割したリング形状を有し内壁と外壁およびこの両者間にリブを具備した二重壁構造の真空容器セクタを、核融合炉を据付ける現地で複数隣り合わせ、前記真空容器セクタ間にスプライスプレートを取付けて溶接し、トーラスを形成する核融合炉用真空容器において、前記スプライスプレートのポロイダル方向両端部にスプライスプレート同士を接続するための円弧状の開先とこの円弧状の開先のトロイダル方向両端部に連結されるダミー開先を形成し、円弧状の開先とダミー開先を形成した複数の前記スプライスプレートを前記真空容器セクタ間の現地接続部にポロイダル方向に一周取付け、前記真空容器セクタと前記複数のスプライスプレート、およびこの複数のスプライスプレート同士を溶接接続したことを特徴とする。
請求項4の発明では、真空容器セクタ現地接続部に使用するスプライスプレートに円弧状の開先とダミー開先を予め形成しておくことによって、真空容器セクタ間現地接続の際、そのダミー開先部分も含めて遠隔,自動溶接することができ、作業を停止することなく連続的に溶接接続した核融合炉用真空容器を提供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1から図7により、本発明に係る核融合炉用真空容器およびその製作方法の実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態で使用するスプライスプレート8のプラズマ側から見た正面図であり、図2は図1のA−A矢視方向から切断したスプライスプレート8のトロイダル断面図である。なお、核融合炉用真空容器の全体構成図は図8および図9に示したものとほぼ同様なので、図1および図2中、図8から図11と同一部分には同一符号を付してそれらの説明は省略する。
【0029】
本実施の形態が従来例と異なる点は、従来スプライスプレート8に設けられている真空容器セクタ2,2間を現地接続するための真空容器セクタ間の現地接続部開先10のほかに、図1および図2に示したように、スプライスプレート8にポロイダル方向にスプライスプレート8同士を接続するための円弧状の開先11aと、スプライスプレート8のプラズマ対向面に前記開先 11 aのトロイダル方向両端部に連結される円弧状のダミー開先12を形成したことにある。
【0030】
このスプライスプレート8を用いた真空容器セクタ間の現地接続部のプラズマ対向面、即ち核融合炉用真空容器1の内壁3側から見た正面図を図3に示す。図3では、一例として内壁3,3間の接続部を示したが、図示していないが外壁4,4間の接続部においても同様に適用できる。真空容器セクタの現地接続部内壁間の隙間、即ちスプライスプレート8の取付け部へスプライスプレート8をポロイダル方向に各々取付けていき、真空容器1の内壁3,3間の現地接続部と接続する開先10を合致させ、自動溶接して接続する。
【0031】
その真空容器セクタ間の現地接続部開先10の溶接線を自動溶接しながら、ポロイダル方向のスプライスプレート8,8同士の接続用の開先間11aを自動溶接する。その際、遠隔で自動溶接機を停止させ、溶接条件の再設定を行わなくとも連続溶接可能であるように、ダミー開先12も併せて溶接する。ダミー開先12は、ここでは一例として円弧形状を示したが、遠隔で自動溶接機がスムーズに連続溶接施工できるような形状であれば、他の形状でも良い。
【0032】
図4はインサートプレート13を示した斜視図である。インサートプレート13は遠隔で自動溶接する際に使用する溶接棒と、同等の成分を有した板状体であり、溶接する開先のルートの大きさに対応させ、インサートプレート13の大きさも決定する。このインサートプレート13を図5に示すように各々の開先10間に取付けることにより、遠隔で自動溶接時に開先10のルートと一緒に溶融させる。インサートプレート13を取付けて溶接することにより、被溶接部の裏波健全性が確保でき、目視による裏波の確認も必要としなくなる。
【0033】
図6(a)は本発明の実施形態を示した、真空容器セクタ間現地接続部の正面図で、図6(b)は図6(a)のポロイダル断面図である。外壁4,4間は既に溶接部9で接続されている状態であり、その後、内壁3,3間にスプライスプレート8を取付け溶接により接続する。
【0034】
しかし、外壁4,4間の溶接部9の影響により、内壁3,3間のスプライスプレート8取付け部の間隔は狭まっている。そのため、現地合わせによるスプライスプレート8の開先部分の修正加工が必要となる。
【0035】
そこで、本実施の形態では、スプライスプレート8取付け部の型を作成し、その型に基づき倣い旋盤を用いてスプライスプレート8を加工する。これにより、正確な寸法を有するスプライスプレート8を製作することができ、真空容器セクタ間のスプライスプレート8取付け部にも正確にスプライスプレート8を取付けることができる。
【0036】
図7は本発明の他の実施の形態を示すスプライスプレート8の正面図である。図7において、スプライスプレート8同士の接続部開先11bを相互に対向して面接触する斜めライン形状に形成したことにある。この実施の形態によれば、ポロイダル方向のスプライスプレート8同士の接続は、斜めライン形状の開先11同士を合致させることにより、真空容器セクタ2,2間の現地接続部の溶接接続施工を行うに併せて、スプライスプレート8同士の溶接作業をスムーズに行うことができる。
【0037】
また、各々の開先間にはインサートプレート13を取付けることにより、遠隔,自動溶接時に開先のルートと一緒に溶融させる。インサートプレート13を取付けて溶接することにより、被溶接部の裏波健全性が確保でき、目視による裏波の確認を必要としない効果もある。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、核融合炉を据付ける現地での真空容器セクタ間の接続を、遠隔自動溶接機で溶接して真空容器を製作するにあたり、自動溶接機を停止させることなく、溶接条件の再設定を行う必要がなく、高品質な溶接を行うことができ、もって、生産性を向上できる。
【0039】
また、全厚溶接部である真空容器セクタ間現地接続部の溶接による裏波の健全性を確保でき、空間的な制限によりアクセス不可能なクライオスタット側からの目視による確認を行うことを必要とせず、全溶接作業をプラズマ側からのアクセスで行うことができる。
【0040】
さらに、真空容器セクタ現地接続部開先間のスプライスプレート取付け部の型を作成し、その型に基づいて倣い旋盤でスプライスプレートの加工を行うため、予め正確な寸法でスプライスプレートを製作することができる。これにより、据付現地での現物合わせによる修正加工作業を行う必要がなく、核融合炉建設工期を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る核融合炉用真空容器の製作方法の実施の形態におけるスプライスプレートを示す正面図。
【図2】図1において、A−A矢視断面を示すトロイダル断面図。
【図3】本発明の実施の形態における真空容器セクタ間を示す正面図。
【図4】本発明の実施の形態におけるインサートプレートを示す斜視図。
【図5】図4におけるインサートプレートを挿入した真空容器セクタ間の現地接続部を示すポロイダル断面図。
【図6】(a)は本発明の他の実施の形態における真空容器セクタ間現地接続部の正面図、(b)は(a)におけるポロイダル断面図。
【図7】本発明の他の実施の形態におけるスプライスプレートを示す正面図。
【図8】核融合炉用真空容器の斜視図。
【図9】図8における真空容器セクタとスプライスプレートとの関係を示す斜視図。
【図10】従来のスプライスプレートの正面図。
【図11】核融合炉用真空容器セクタのポロイダル断面図。
【符号の説明】
1…核融合炉用真空容器、2…真空容器セクタ、3…内壁、4…外壁、5…ポロイダルリブ、6…ポート、7…遮蔽構造体、8…スプライスプレート、9…溶接部、10…真空容器セクタ間現地接続部開先、11…スプライスプレート間接続用開先、12…ダミー開先、13…インサートプレート、14…スプライスプレート取付部。
Claims (4)
- トーラス形状の真空容器を輪切りにして複数に分割したリング形状を有し内壁と外壁およびこの両者間にリブを具備した二重壁構造の真空容器セクタを、核融合炉を据付ける現地で複数隣り合わせ、前記真空容器セクタ間にスプライスプレートを取付けて溶接し、トーラスを形成して核融合炉用真空容器を製作する方法において、前記スプライスプレートのポロイダル方向両端部にスプライスプレート同士を接続するための円弧状の開先とこの円弧状の開先のトロイダル方向両端部に連結されるダミー開先を形成し、円弧状の開先とダミー開先を形成した複数の前記スプライスプレートを前記真空容器セクタ間の現地接続部にポロイダル方向に一周取付け、前記真空容器セクタと前記複数のスプライスプレート、およびこの複数のスプライスプレート同士を自動溶接することを特徴とする核融合炉用真空容器の製作方法。
- 前記真空容器セクタ間の現地接続部と前記スプライスプレートの開先間および前記複数のスプライスプレート同士の接続部開先間にインサートプレートを取付けることを特徴とする請求項1記載の核融合炉用真空容器の製作方法。
- 前記真空容器セクタの現地接続部の開先間に、前記スプライスプレートを取付ける取付け部の型を作成し、この型に沿って倣い旋盤で前記スプライスプレートを加工することを特徴とする請求項1記載の核融合炉用真空容器の製作方法。
- トーラス形状の真空容器を輪切りにして複数に分割したリング形状を有し内壁と外壁およびこの両者間にリブを具備した二重壁構造の真空容器セクタを、核融合炉を据付ける現地で複数隣り合わせ、前記真空容器セクタ間にスプライスプレートを取付けて溶接し、トーラスを形成する核融合炉用真空容器において、前記スプライスプレートのポロイダル方向両端部にスプライスプレート同士を接続するための円弧状の開先とこの円弧状の開先のトロイダル方向両端部に連結されるダミー開先を形成し、円弧状の開先とダミー開先を形成した複数の前記スプライスプレートを前記真空容器セクタ間の現地接続部にポロイダル方向に一周取付け、前記真空容器セクタと前記複数のスプライスプレート、およびこの複数のスプライスプレート同士を溶接接続したことを特徴とする核融合炉用真空容器。
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JP2000329879A JP2000329879A (ja) | 2000-11-30 |
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CN105280245A (zh) * | 2014-06-03 | 2016-01-27 | 核工业西南物理研究院 | 一种双层薄壁槽钢筋全焊接的环形真空容器 |
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KR100849937B1 (ko) | 2007-01-03 | 2008-08-01 | 한국기초과학지원연구원 | 초전도 토카막 진공용기 조립 구조물 |
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1999
- 1999-05-20 JP JP13943199A patent/JP3808661B2/ja not_active Expired - Lifetime
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