JP3805872B2 - Molding molding method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車等に取り付けられるモールディングの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図8に示すように、自動車Cの側面のドア部分Df,Drには、装飾やドアの保護等のため、車体の前後方向に沿って、細長い帯状のプラスチック製モールディングM1,M2が取り付けられている。
【0003】
図8の符号Aで示す部分の断面を示す図9に示すように、前記モールディングM1,M2は端末部付近の裏面にあらかじめクリップ50が固定され、車体に形成された孔に前記クリップ50を挿入することによってモールディングM1,M2の端末部が車体に取り付けられるようになっている。なお、前記モールディングの裏面にはピン等よりなる位置決め部材(図示せず)を所要位置に固定しておき、車体に形成した位置決め孔に前記位置決め部材を挿入してモールディング取り付け時の位置決めを行う場合もある。
【0004】
また、前記自動車用モールディングにおいては、ドアの開閉時におけるモールディング端末部同士の干渉防止、あるいは意匠上の観点から所定の形状とされている。すなわち、後側モールディングM2の前部端末部M2fは、後側ドアDrの解放時に前側ドアDfまたは前側モールディングM1の後端との干渉を避けるために、該端末部M2fを端部側薄肉部分Mc1と厚み徐変部分Mc2とからなる形状変化部Mcを介して一般部Moに至るいわゆる背切り状に形成されている。
【0005】
従来、前記モールディングの裏面へクリップあるいは位置決め部材等の突部材を固定する方法は、接着剤,超音波溶着により行うのが一般的であった。しかし、前記接着剤による突部材の固定は、モールディングの裏面と突部材間の接着強度が充分とは言い難い問題があった。また、前記接着剤による方法および超音波溶着による方法では、何れも、突部材の固定とモールディングの成形を別工程で行わなければならず、工数がかかるといった問題もあった。
【0006】
また、前記モールディング裏面へのクリップの固定と、前記形状変化部の賦形との両方を一度に行う成形方法として、次に示す射出成形によるものと高周波加熱によるもの(特開昭61−235114号公報参照)が提案されている。
【0007】
射出成形によるモールディングの成形は、図10に示すように、まず、所望のモールディングに合わせて所定断面形状に成形された所要寸法の押出成形品60の端部61を、モールディングの端末形状からなるキャビティ66を有する射出成形型65に配置し、該押出成形品60の端部61を前記キャビティ66に臨むように位置させる。その際、前記キャビティ66には前記クリップ50をセットしておく。次いで、前記キャビティ66に溶融樹脂を射出して前記クリップ50と一体になったモールディングの端末部を、前記押出成形品60の端部61に形成し、所望のモールディングを得る。
【0008】
それに対して高周波加熱によるモールディングの成形は、図11に示すように、モールディングの端末部形状からなる型面82,86が形成された分割型81,85を用い、前記モールディング端末部の裏面側を賦形する型面86に、誘電損失の少ない材質からなるクリップ90をセットし、前記型面81,85間に裏側を切除した押出成形品70の端末部71を配置し、該端末部71をプレスするとともに高周波加熱により軟化させて固定用クリップ90の基部91を裏面に埋没させたモールディングの端末部を賦形して形成するものである。なお、前記分割型81,85は、誘電損失の少ない材質で構成される。
【0009】
しかし、前記射出成形による場合は、射出成形された端末部分と押出成形品部分と間に境界線が発生し、モールディングの外観が損なわれる問題がある。また、前記高周波加熱による場合は、クリップ90が高周波加熱によって加熱軟化しない材質(ポリアセタール樹脂等)に制限され、強度やコスト等の観点から固定用クリップの材質を自由に選定できない問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、前記の点に鑑みなされたもので、形状変化部の成形と同時にクリップや位置決め部材等の突部材を強固に固定でき、しかも使用できる突部材の材質に制約が少なく、かつ得られる形状変化部の外観が良好なモールディングの成形方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、押出成形品の所要部の裏面を所要量除去して当該裏面に賦形用空間を形成する裏面加工工程と、前記押出成形品の意匠面側を賦形する意匠面側分割型と裏面側を賦形する裏面側分割型とよりなるプレス型に対し、前記裏面側分割型の型面にクリップや位置決め部品等の突部材を脱着可能に保持して該突部材の基部を意匠面側分割型へ向けて突出させる突部材保持工程と、前記押出成形品の裏面除去部を加熱軟化させる加熱軟化工程と、前記突部材の位置と対応する押出成形品の裏面に溶融樹脂を所要量注入した後、前記押出成形品をプレス型でプレスして裏面除去部を賦形するとともに前記突部材を押出成形品の裏面側に固定させる樹脂注入・プレス工程、とを含むことを特徴とするモールディングの成形方法に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。図1はこの発明の一実施例において押出成形品の裏面加工工程を示す斜視図、図2は同実施例における突部材保持工程から樹脂注入・プレス工程までを示す断面図、図3は他の実施例における押出成形品の裏面加工工程を示す斜視図、図4は同実施例に用いる裏面側分割型の型面を示す斜視図、図5は同実施例における樹脂注入・プレス工程を示す断面図、図6はさらに他の実施例における樹脂注入・プレス工程を示す断面図、図7は位置決め部材の一実施例の断面図である。
【0013】
この発明は、所要部に形状変化部を有するモールディングを成形する方法であって、裏面加工工程と、突部材保持工程と、前記加熱軟化工程と、樹脂注入・プレス工程とを含むものである。なお、以下の実施例では端末部が形状変化部とされ、突部材がクリップからなるモールディングの成形を主として説明する。
【0014】
まず、裏面加工工程においては、図1に示すように、あらかじめ所望のモールディング形状に合わせて所定断面形状で押出成形され、所要長に切断された塩化ビニル樹脂等のプラスチック製押出成形品10に対し、その端末部11の裏面12をカッターやエンドミル等の切削装置で所要量除去し、賦形用空間15を形成する。この賦形用空間15は、モールディングの形状変化部に対応した形状及び深さにするのが好ましい。すなわち、形状変化部における厚みの大なる部分と対応する部分については浅く形成し、逆に形状変化部における厚みの小なる部分と対応する部分については深く形成するのである。
【0015】
また、前記賦形用空間15の存在する裏面除去部13(賦形用空間15が存在する部分全体を示し、意匠面14側部分までも含む。以下同じ。)付近の一般部16裏面17には、突部材固定用凹部20を切削等により形成する。この突部材固定用凹部20は、後記突部材の基部よりもわずかに大とされ、特に深さは突部材の基部の高さよりも大にするのが好ましい。
【0016】
突部材保持工程では、図2の(2−A)のように、プレス型30の裏面側分割型35の型面37に突部材40を脱着可能に保持する。プレス型30は、前記押出成形品10の裏面除去部13を所望形状に賦形するとともに、突部材40を前記押出成形品10の一般部16裏面17の突部材固定用凹部20に配置固定するためのもので、前記押出成形品10の意匠面14側を賦形する意匠面側分割型31と裏面12側を賦形する裏面側分割型35とより構成される。
【0017】
前記意匠面側分割型31には、モールディングの端末部(形状変化部)に応じた形状からなる裏面除去部用型面32と一般部用型面33とが形成されている。また裏面側分割型35にも裏面除去部用型面36と一般部用型面37とが形成されており、この例の裏面側分割型35においては裏面除去部用型面36と一般部用型面37とは面一となっている。さらに、前記裏面側分割型35の一般部用型面37には、前記押出成形品10の突部材固定用凹部20と対応する位置に突部材保持用凹部38が形成されている。この突部材保持用凹部38は、突部材40を脱着可能に保持するためのもので、突部材40の頭部41が挿入時の摩擦抵抗により保持される大きさからなり、かつ突部材40の基部42が突部材保持用凹部38周縁の型面37から意匠面側型31を向いて突出保持される深さからなる。
【0018】
突部材40は、この例ではモールディングを車体等に取り付ける際に用いるクリップからなり、プラスチック等の適宜の材質及び構造とされるが、この例にあっては軸部43の径より拡大した頭部41及び基部42が軸部43の端に形成された合成樹脂製からなる。また、前記軸部43側面には基部42から所定距離離して鍔44が形成されている。この鍔44は、前記裏面側分割型35の突部材保持用凹部38に突部材40の頭部41を挿入した際に、軸部43周囲の突部材保持用凹部38外面を塞ぎ、注入・プレス工程時に溶融樹脂が突部材保持用凹部38に侵入して硬化するのを防ぐためのものである。
【0019】
なお、前記突部材40は、ピン等の位置決め部品とされることもある。図7に位置決め部品からなる突部材40Aを示す。この突部材40Aにおける符号41Aは車体の位置決め孔に挿入されるピン状の頭部、42Aは軸部、43Aは基部、44Aは鍔である。また、前記鍔44Aには、前記裏面側分割型35の突部材保持用凹部38の周囲に立設した保持ピン(図示せず)が挿入される孔45Aが形成されており、該保持ピンの挿入によって、突部材40Aが裏面側分割型35に脱着可能に保持される。勿論、クリップおよび位置決め部品としての前記突部材は、前記の形状に限られるものではない。
【0020】
加熱軟化工程では、図2の(2−B)のように、前記裏面加工工程後の押出成形品10の裏面除去部13を、ヒーター等の加熱手段45によって加熱し軟化させる。このときの加熱温度は、押出成形品10の端末部11が変形容易な温度であり、押出成形品の材質や加熱時間等により異なる。押出成形品10が塩化ビニル樹脂からなるこの例においては、加熱手段45の温度は、熱源により異なるが熱風の場合、通常300℃程度に設定される。なお、この裏面除去部13の加熱の際、押出成形品10の一般部16裏面17の突部材固定用凹部20を同時に加熱してもよい。また、この加熱軟化工程は、前記押出成形品10の保持治具(図示せず)に押出成形品10を保持して行ってもよいが、この例のように前記プレス型30の意匠面側分割型31上にセットして行うのが効率的である。
【0021】
樹脂注入・プレス工程では、まず、図2の(2−C)のように、前記意匠面側分割型31に、裏面12が裏面側分割型35を向くようにして配置された押出成形品10の前記突部材固定用凹部20に、溶融樹脂Pを注入する。この溶融樹脂Pは、少なくとも押出成形品10との接着性が良好なものが好ましい。例えば、押出成形品10が塩化ビニル樹脂からなる場合には塩化ビニル樹脂とするが好ましい。その際、溶融樹脂Pは突部材40に対しても接着性を有するものが好ましいが、この要件は必ずしも必要ではない。その理由は、前記突部材40の基部42は軸部43よりも径が大きくなっており、加えて突部材40の基部42の高さが前記突部材固定用凹部20の深さよりも小さいため、該凹部20内の溶融樹脂P内に突部材40の基部42が挿入された際には、該溶融樹脂Pが突部材40の基部42を包囲して固定用凹部20に接着し、前記突部材40の基部42がアンカー効果を発揮して確実に押出成形品10に固定されるからである。また、突部材固定用凹部20への溶融樹脂Pの注入量は、前記突部材40の基部42が突部材固定用凹部20に挿入された際に、該突部材40の基部42を包囲して凹部20内を満たす量が好ましい。
【0022】
次いで、図2の(2−D)のように、前記意匠面側分割型31と裏面側分割型35を閉じて押出成形品10をプレスする。このプレスによって、押出成形品10の裏面除去部13では意匠面14側の樹脂が前記賦形用空間15へ押されて変形し、該賦形用空間15を満たして型面形状に賦形され、所望の端末部11が形成される。一方、前記裏面側分割型35の型面37に保持されている突部材40は、前記プレス型30の閉型によって、裏面側分割型35の型面37から突出している突部材40の基部42が、押出成形品10裏面12の突部材固定用凹部20内の前記溶融樹脂P内に挿入され、該突部材40の基部42周囲を包囲した溶融樹脂Pの硬化によって押出成形品10の裏面に固定される。
【0023】
前記押出成形品10の冷却後、プレスを解除して成形品を取り出せば、所望の端末部形状からなって、しかもその端末部付近の裏面に突部材が強固に固定されたモールディングが得られる。
【0024】
次にその他の実施例について説明する。前記実施例においては、裏面加工工程時に押出成形品10の裏面に突部材固定用凹部20を形成しているが、押出成形された押出成形品の裏面形状によっては前記突部材固定用凹部20をわざわざ形成しなくてもよいことがある。例えば、図3の(3−A)図に示す押出成形品100のように、押出成形時に形成された溝101を押出成形品の裏面に長手方向に沿って有する場合が挙げられる。(3−B)図は、裏面加工工程によって裏面所要部が除去されて賦形用空間115が形成された状態を示す。符号113は、前記賦形空間115の形成された裏面除去部、116は一般部、117は一般部裏面である。
【0025】
また図4に示すプレス型の裏面側分割型120は、前記溝101が裏面に形成された押出成形品100に対して用いられるもので、型面の前記溝101に対応する位置に当該溝101に入る突条121が形成され、その突条121の途中が切り欠かれて平坦な型面122とされ、該平坦な型面122に突部材保持用凹部128が形成されている。
【0026】
そして、前記突部材保持工程において図1および図2に示した前記実施例と同じ突部材40を、前記突部材保持用凹部128に挿入保持する。その後、前記加熱軟化工程を行い、続く樹脂注入・プレス工程時に、図5に示すように、プレス型の意匠面側分割型130の型面に位置する押出成形品100の溝101に溶融樹脂Pを所要量注入する。この注入位置は、前記裏面側分割型120に保持された突部材40に合わせた位置とされる。次いで、前記裏面側分割型120と意匠面側分割型130とを近接させて、前記押出成形品100をプレスし、所望のモールディングを得る。
【0027】
さらに前記の各実施例においては、いずれもモールディングの一般部の裏面に突部材を設ける場合について示したが、本発明では、前記形状変化部、すなわち押成形品の裏面除去部に突部材を設けるようにしてもよい。図6はその場合の実施例における樹脂・注入プレス工程を示す断面図である。この実施例においては、プレス型の裏面側分割型220の型面には、前記裏面加工工程によって形成された押出成形品200の裏面除去部213の賦形用空間215と対応する位置に突部材保持用凹部228が形成され、該突部材保持用凹部228に前記突部材40が保持される。そして、前記裏面加工工程および加熱軟化工程後の樹脂注入・プレス工程時に、前記賦形用空間215内における前記突部材40と対応する部分に溶融樹脂Pを注入し、裏面側分割型220と意匠面側分割型230を近接させて押出成形品200をプレスする。それによって、前記押出成形品200の裏面除去部213を賦形するとともに、該裏面除去部213の裏面に、前記溶融樹脂Pの硬化樹脂で突部材40を固定し、所望のモールディングを得る。
【0028】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明のモールディングの成形方法によれば、所望の形状変化部を有するモールディングの成形と同時にモールディング裏面に取付用クリップや位置決め部品等の突部材も固定できるため、極めて作業性に優れる。しかも、形状変化部には射出成形による場合と異なり、見苦しい境界線もなく、極めて外観が良好である。また、前記突部材の基部は、該突部材の基部を包囲して硬化した樹脂によって強固に押出成形品に固定されている。さらに、前記突部材は、その基部を突部材の軸部より大なる形状とすれば、前記突部材の基部を包囲して硬化した樹脂に対しアンカー効果を発揮するため、突部材の固定力が極めて大きくなるとともに、前記アンカー効果によって固定されるため、突部材の材質が限定されなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例において裏面加工工程を示す斜視図である。
【図2】同実施例でクリップ保持工程からプレス工程までを示す断面図である。
【図3】他の実施例における押出成形品の裏面加工工程を示す斜視図である。
【図4】図3の実施例に用いる裏面側分割型の型面を示す斜視図である。
【図5】図3の同実施例における樹脂注入・プレス工程を示す断面図である。
【図6】さらに他の実施例における樹脂注入・プレス工程を示す断面図である。
【図7】位置決め部材の一実施例の断面図である。
【図8】モールディングの取り付けられた自動車の側面図である。
【図9】図8のA部の拡大断面図である。
【図10】従来の射出成形によるモールディングの成形を示す断面図である。
【図11】従来の高周波加熱によるモールディングの成形を示す断面図である。
【符号の説明】
10 押出成形品
11 押出成形品の所要部(端末部)
12 押出成形品の所要部の裏面
13 押出成形品の裏面除去部
14 押出成形品の意匠面
15 賦形用空間
16 押出成形品の一般部
17 押出成形品の一般部の裏面
20 突部材固定用凹部
30 プレス型
31 意匠面側分割型
32 意匠面側分割型の裏面除去部用型面
33 意匠面側分割型の一般部用型面
35 裏面側分割型
36 裏面側分割型の裏面除去部用型面
37 裏面側分割型の一般部用型面
38 突部材用固定用凹部
40 突部材
42 突部材の基部
P 溶融樹脂[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a molding method for a molding attached to an automobile or the like.
[0002]
[Prior art]
For example, as shown in FIG. 8, elongated plastic strips M1 and M2 are attached to the door portions Df and Dr on the side surface of the automobile C along the front-rear direction of the vehicle body for decoration and door protection. It has been.
[0003]
As shown in FIG. 9 which shows a cross section of the portion indicated by the symbol A in FIG. 8, the moldings M1 and M2 have a
[0004]
Moreover, in the said automotive molding, it is set as the predetermined | prescribed shape from the viewpoint of the prevention of interference between molding terminal parts at the time of opening and closing of a door, or a design. That is, the front terminal portion M2f of the rear molding M2 is connected to the end thin portion Mc1 in order to avoid interference with the front door Df or the rear end of the front molding M1 when the rear door Dr is released. And a so-called back-cut shape that reaches the general portion Mo via a shape changing portion Mc composed of a gradually changing thickness portion Mc2.
[0005]
Conventionally, a method of fixing a projecting member such as a clip or a positioning member to the back surface of the molding is generally performed by an adhesive or ultrasonic welding. However, the fixing of the protruding member with the adhesive has a problem that it is difficult to say that the adhesive strength between the rear surface of the molding and the protruding member is sufficient. Further, in both the method using the adhesive and the method using ultrasonic welding, there is a problem in that the fixing of the projecting member and the molding of the molding must be performed in separate steps, which requires man-hours.
[0006]
Further, as a molding method for performing both the fixing of the clip to the molding back surface and the shaping of the shape changing portion at a time, the following injection molding and high frequency heating are used (Japanese Patent Laid-Open No. Sho 61-235114). (See the publication).
[0007]
As shown in FIG. 10, molding by injection molding is performed by first forming an
[0008]
On the other hand, as shown in FIG. 11, molding of the molding by high-frequency heating is performed by using
[0009]
However, in the case of the injection molding, there is a problem that a boundary line is generated between the injection-molded terminal portion and the extrusion molded product portion, and the appearance of the molding is impaired. Further, in the case of the high frequency heating, there is a problem that the
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-mentioned points, and at the same time as forming the shape changing portion, it is possible to firmly fix the projecting member such as a clip or a positioning member, and there are few restrictions on the material of the projecting member that can be used. It is an object of the present invention to provide a molding method having a good appearance of the shape changing portion.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a back surface processing step for forming a shaping space on the back surface by removing a required amount of the back surface of a required portion of the extruded product, and a design surface side split mold for shaping the design surface side of the extruded product. And a press die composed of a back side split mold for shaping the back side, and a projecting member such as a clip or a positioning part is detachably held on the mold surface of the back side split mold to design the base of the projecting member Protruding member holding step for projecting toward the surface-side split mold, heating softening step for heating and softening the back surface removal portion of the extruded product, and molten resin required for the back surface of the extruded product corresponding to the position of the protruding member And a resin injection / pressing step for shaping the back surface removal portion by pressing the extruded product with a press die and fixing the protruding member on the back surface side of the extruded product after the amount is injected. Related to the molding method.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a back surface processing step of an extruded product in one embodiment of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view showing a process from a projecting member holding step to a resin injection / pressing step, and FIG. FIG. 4 is a perspective view showing a mold surface of a back side split mold used in the embodiment, and FIG. 5 is a cross section showing a resin injection / press process in the embodiment. FIG. 6 is a sectional view showing a resin injection / pressing process in still another embodiment, and FIG. 7 is a sectional view of an embodiment of a positioning member.
[0013]
The present invention is a method for forming a molding having a shape changing portion in a required portion, and includes a back surface processing step, a projecting member holding step, the heat softening step, and a resin pouring / pressing step. In the following embodiments, description will be mainly given of molding of a molding in which the terminal portion is a shape changing portion and the projecting member is a clip.
[0014]
First, in the back surface processing step, as shown in FIG. 1, for a plastic
[0015]
Further, on the
[0016]
In the projecting member holding step, the projecting
[0017]
The design surface side split
[0018]
In this example, the projecting
[0019]
The protruding
[0020]
In the heat softening step, as shown in FIG. 2 (2-B), the back
[0021]
In the resin pouring / pressing step, first, as shown in FIG. 2 (2-C), the extruded
[0022]
Next, as shown in FIG. 2 (2-D), the design surface side split
[0023]
After the extrusion-molded
[0024]
Next, other embodiments will be described. In the above embodiment, the protruding
[0025]
4 is used for the extruded
[0026]
In the protruding member holding step, the same protruding
[0027]
Further, in each of the above-described embodiments, the case where the protruding member is provided on the back surface of the general portion of the molding has been shown. However, in the present invention, the protruding member is provided on the shape changing portion, that is, the back surface removing portion of the molded product You may do it. FIG. 6 is a cross-sectional view showing a resin / injection press process in the embodiment in that case. In this embodiment, a projecting member is formed on the mold surface of the back side split
[0028]
【The invention's effect】
As shown and described above, according to the molding method of the present invention, since a molding member having a desired shape change portion can be molded simultaneously with a projecting member such as a mounting clip or positioning component on the molding back surface, Excellent workability. Moreover, unlike the case of injection molding, the shape change portion has no unsightly boundary line and has a very good appearance. Further, the base portion of the protruding member is firmly fixed to the extruded product by a resin that surrounds and hardens the base portion of the protruding member. Further, if the base of the projecting member is larger than the shaft of the projecting member, the projecting member exerts an anchor effect on the cured resin surrounding the base of the projecting member. Since it becomes very large and is fixed by the anchor effect, the material of the protruding member is not limited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a back surface processing step in an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view showing a process from a clip holding process to a pressing process in the same example.
FIG. 3 is a perspective view showing a back surface processing step for an extrusion-molded product according to another embodiment.
4 is a perspective view showing a rear surface side split mold surface used in the embodiment of FIG. 3; FIG.
5 is a cross-sectional view showing a resin injection / pressing process in the same embodiment as FIG. 3;
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a resin injection / press process in still another embodiment.
FIG. 7 is a cross-sectional view of an embodiment of a positioning member.
FIG. 8 is a side view of an automobile with a molding attached.
9 is an enlarged cross-sectional view of a portion A in FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing molding of a molding by conventional injection molding.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing molding of a molding by conventional high-frequency heating.
[Explanation of symbols]
10
12 Back surface of a required portion of an extruded
Claims (4)
前記押出成形品の意匠面側を賦形する意匠面側分割型と裏面側を賦形する裏面側分割型とよりなるプレス型に対し、前記裏面側分割型の型面にクリップや位置決め部品等の突部材を脱着可能に保持して該突部材の基部を意匠面側分割型へ向けて突出させる突部材保持工程と、
前記押出成形品の裏面除去部を加熱軟化させる加熱軟化工程と、
前記突部材の位置と対応する押出成形品の裏面に溶融樹脂を所要量注入した後、前記押出成形品をプレス型でプレスして裏面除去部を賦形するとともに前記突部材を押出成形品の裏面側に固定させる樹脂注入・プレス工程、
とを含むことを特徴とするモールディングの成形方法。A back surface processing step of removing a required amount of the back surface of the required part of the extruded product to form a shaping space on the back surface; and
In contrast to a press die composed of a design surface side split mold for shaping the design surface side of the extruded product and a back surface side split mold for shaping the back surface side, a clip, a positioning part, etc. on the mold surface of the back side split mold A projecting member holding step of detachably holding the projecting member and projecting the base of the projecting member toward the design surface side split mold,
A heating and softening step of heating and softening a back surface removal portion of the extruded product;
After a required amount of molten resin is injected into the back surface of the extruded product corresponding to the position of the projecting member, the extruded product is pressed with a press die to shape the back surface removal portion and the projecting member is made of the extruded product. Resin injection / pressing process to fix to the back side,
The molding method characterized by including these.
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