JP3804272B2 - 微粉炭の自然発火性評価装置およびその評価方法 - Google Patents

微粉炭の自然発火性評価装置およびその評価方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微粉炭焚ボイラにエネルギー源として供給される微粉炭の自然発火性を評価する評価装置およびその評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火力発電所等で使用される微粉炭焚ボイラは、供給される微粉炭を空気で巻き上げながら火炉内へと搬送し、これを燃焼させるボイラである。
この種の微粉炭焚ボイラにおいては、バーナおよび搬送装置などに微粉炭が堆積すると、雰囲気温度等によっては微粉炭が自然発火する恐れがある。これは、低温であっても、微粉炭と酸素とが共存した状態では、微粉炭が酸化反応して反応熱を発生し、高熱化することを原因としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この自然発火が発生する因子は完全に把握されていないため、微粉炭の堆積そのものが発生しないよう、バーナ部等の形状を変更することで解決が試みられていたが、完全に阻止することは困難であった。
また、自然発火は、微粉炭中に含まれる揮発分の量に依存すると考えられていたため、自然発火を起こした微粉炭を分析し、その結果から自然発火温度を予測して運転を行っていた。しかし、この対策においても完全にトラブルを防ぐことは困難であった。
【0004】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、以下の目的を達成しようとするものである。
すなわち、微粉炭が自然発火を起こす条件の評価を、少量のサンプルにより正確かつ容易に行えることを目的とする。
また、微粉炭の自然発火を阻止することも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するにあたり、下記のような検討を行った。
微粉炭が自然発火が発生する条件は、堆積箇所の壁面からの微粉炭が受ける入熱と、微粉炭の酸化反応熱と、微粉炭から雰囲気へ逃げる放熱とのバランスにより決定される。すなわち、反応熱と入熱との和が放熱よりも大きい場合に、微粉炭が蓄熱し、温度が上昇して自然発火に至るものと推察されるので、次のような評価装置および評価方法を採用するに至った。
【0006】
すなわち、微粉炭の自然発火性評価装置は、微粉炭を充填する空間を有するケースと、該ケースの下端面に装着された加熱装置と、これらを収納する密閉容器と、該密閉容器内の雰囲気を加熱するヒータとが具備されていることを特徴とする。
上記評価装置によれば、ケース内の空間に充填された微粉炭を加熱装置で加熱し、また、密閉容器内の雰囲気をヒータで加熱することで、微粉炭への入熱と微粉炭から雰囲気への放熱が模擬される。
【0007】
この自然発火性評価装置において、前記ケースは、前記空間の側壁を形成する多孔質性の断熱板と底部を形成する底部板体とからなり、前記底部板体には、該底部板体の温度を計測する壁温計測器が装備されると共に、前記空間内には、微粉炭の温度を計測する微粉炭温度計測器が装備されており、前記密閉容器が、容器本体と、該容器本体内の前記雰囲気の温度を計測する雰囲気温度計測器とを具備する。
この評価装置によれば、断熱板から雰囲気への微粉炭の放熱が抑えられると共に、断熱板を介して雰囲気から空間内に流入する空気中の酸素と反応して微粉炭はまんべんなく酸化する。そして、底部板体の温度は壁温計測器によって計測されると共に、微粉炭の温度は微粉炭温度計測器によって計測される。
【0008】
また、微粉炭の自然発火性評価方法は、ケース内に任意の層高を形成する微粉炭を充填するとともに、該ケースの下端面および雰囲気をそれぞれ任意の温度に加熱して、微粉炭への入熱と微粉炭からの放熱と微粉炭の酸化反応熱とによる熱バランスを模擬し、微粉炭の温度の履歴を計測して微粉炭の自然発火条件の評価を行うことを特徴とする。
この評価方法によれば、熱バランスが模擬された状態で微粉炭の温度履歴が計測され、この計測結果に基づいて微粉炭が自然発火する条件が評価される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる微粉炭の自然発火性評価装置およびその評価方法の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示す微粉炭の自然発火性評価装置は、評価される微粉炭Sを充填する空間1を有するケース2と、該ケース2の下端面3に装着された加熱装置4と、これらを収納する密閉容器5と、該密閉容器5内の雰囲気Aを加熱するヒータ6とを具備している。
【0010】
ケース2は、空間1の側壁を形成する多孔質性の断熱板7と底部を形成する底部板体8とからなり、底部板体8には、該底部板体8の温度を計測する壁温計測器9が装備されると共に、空間1内には、微粉炭Sの温度を計測するための微粉炭温度計測器10が装備されている。
断熱板7は、断熱性と通気性とを有するアルミナペーパ製であり、底部板体8はステンレス製の板材である。壁温計測器9と微粉炭温度計測器10は熱電対であり、密閉容器5の外方に配置された図示されない表示記録計に温度データを送る機能を有している。
【0011】
加熱装置4は、電気ヒータであり、密閉容器5外からの操作で任意の温度に調節自在とされている。そして、この加熱装置4は前記下端面3に密着固定されている。
密閉容器5は、容器本体11と、該容器本体11内の雰囲気Aの温度を計測する雰囲気温度計測器12とを具備している。この雰囲気温度計測器12は熱電対であり、前記表示記録計に温度データを送る機能を有している。密閉容器5内の雰囲気Aは、空気とされている。
ヒータ6は、ニクロム線からなる電気ヒータであり、密閉容器5外からの操作で雰囲気Aの温度を任意に調節するようになっている。
【0012】
以下、このような、微粉炭の自然発火性評価装置を用いた微粉炭の自然発火性の評価方法について説明する。
まず、密閉容器5を密閉した後、ヒータ6に通電してこれを発熱させ、雰囲気Aの温度Tを例えば60℃まで上昇させる。この温度Tは、雰囲気温度計測器12で計測され、前記表示記録計に表示および記録される。
【0013】
次に、加熱装置4に通電してこれを発熱させ、底部板体8の温度T’を例えば185℃まで上昇させる。温度Tおよび温度T’が一定となった後、ケース2の空間1に、例えば15mmの層高Hを形成するよう、あらかじめ密閉容器5の雰囲気Aの温度Tに予熱しておいた粒子径Dを有する少量の微粉炭Sを充填し、ケース2を密閉容器5内に収納する。
このとき、底部板体8から微粉炭Sに入熱が生じるので、微粉炭Sの温度T”は上昇する。温度T’は壁温計測器9で計測され、また、温度T”は微粉炭温度計測器10で計測され、これらは前記表示記録計に表示および記録される。
【0014】
以上により、60℃の雰囲気Aの環境下における、185℃の底部板体8に堆積した微粉炭Sでの熱バランスが模擬される。ここでいう熱バランスとは、底部板体8から微粉炭Sに流入する入熱と、微粉炭Sの酸化反応熱と、微粉炭Sから雰囲気Aへの放熱とのバランスであり、入熱と酸化反応熱との和が放熱よりも大きい場合には、微粉炭Sは蓄熱して温度T”が上昇し、自然発火に至る場合がある。逆に、入熱と酸化反応熱との和が放熱よりも小さい場合には、微粉炭Sの温度T”は上昇せずに自然発火に至らない。
【0015】
図2、3、4は、4μm、8μm、40μmの異なる粒子経Dを有する微粉炭Sを、上記実験に適用したときの結果を示すグラフであり、横軸は加熱時間、縦軸は微粉炭Sの温度T”を表している。これらの図において、層高Hは15mm、雰囲気Aの温度Tは60℃で統一されている。
以上の設定のもと、まず、底部板体8の温度T’を、粒子経Dが4μm、8μmの場合では185℃に、また、粒子経Dが40μmの場合では205℃とした場合の実験結果が図2、3、4に破線で示されている。また、同図において、温度T’を、粒子経Dが4μmのものにおいては190℃に、粒子経Dが8μmのものにおいては195℃に、粒子経Dが40μmのものにおいては210℃としたときの実験結果が実線で示されている。
【0016】
破線のものは、いずれの粒子径Dにおいても自然発火には至らなかった。
なお、これら結果における温度T”は、1500から1800秒を越えたあたりで若干低下しているが、これは、微粉炭Sの表面が酸化して酸化膜を形成し、酸化反応の進行が抑制されたためである。
実線のものは、全ての粒子径Dにおいて自然発火を起こしている。粒子経Dが4μmの場合では約1500秒で自然発火を起こし、粒子経Dが8μmの場合では約1800秒で自然発火を起こし、そして粒子経Dが40μmの場合では約1800秒で自然発火を起こしており、微粉炭Sの温度T”が急上昇を示している。
【0017】
この実験結果より、雰囲気温度Tが60℃でかつ層高Hが15mmの場合においては、粒子経Dが4μmのものは、190℃以上の温度を有する箇所に堆積すると自然発火すると評価される。また、粒子経Dが8μmのものも同様に、195℃以上の温度T’を有する箇所に堆積すると自然発火すると評価される。また、粒子経Dが40μmのものも同様に、205℃以上の温度T’を有する箇所に堆積すると自然発火すると評価される。
これら評価により、例えば粒子経Dが4μmの微粉体Sを使用する場合には、微粉炭Sの堆積箇所で190℃以上になるところは、その箇所を190℃以下に冷却するか、その箇所に微粉体Sが堆積しない構造とすることで、自然発火を阻止できるという結論が得られる。
【0018】
以上の実験を、異なる粒子経Dと層高Hで行い、自然発火を起こす際の底部板体8の温度T’を計測し、これら温度T’を比較したものが図5である。
図5は、自然発火を起こす温度T’に対する、粒子経Dの影響を評価するグラフであり、横軸が粒子経Dを示し、縦軸が温度T’を示している。
この実験結果より、いずれの層高Hの場合においても粒子経Dが大きいほど温度T’が高くなるので、自然発火しにくい傾向にあると評価される。
【0019】
次に、図5の実験結果を、横軸を層高H、縦軸を温度T’としてまとめなおしたものを図6に示す。
この図6より、いずれの粒子径Dにおいても、層高Hが低いほど自然発火しにくい傾向にあると評価される。
【0020】
このように、微粉炭の自然発火性評価装置を用いることにより、微粉炭Sが自然発火を起こす条件の評価を、少量のサンプルにより正確かつ容易に行えることが可能となる。
また、この評価に基づき、微粉炭Sが自然発火を起こす条件を積極的に取り除くことで、自然発火の発生を阻止することも可能となる。
【0021】
なお、上記の実施例においては、雰囲気Aの温度Tは60℃一定としたが、この温度Tを変えることで、石炭粉砕ミル、揚運炭コンベア等の異なる雰囲気Aの条件における自然発火現象を模擬して評価するものとしても良い。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、微粉炭が自然発火する条件の評価を、少量のサンプルにより正確かつ容易に行えることが可能となる。
また、この評価に基づいて、微粉炭の自然発火の発生を阻止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の微粉炭自然発火性評価装置をモデル化して示す正断面図である。
【図2】 同評価装置による、層高15mmかつ粒子径4μmの微粉炭の温度履歴を示すグラフである。
【図3】 同評価装置による、層高15mmかつ粒子径8μmの微粉炭の温度履歴を示すグラフである。
【図4】 同評価装置による、層高15mmかつ粒子径40μmの微粉炭の温度履歴を示すグラフである。
【図5】 同評価装置による、微粉炭の自然発火条件に対する微粉炭の粒子経の影響を示すグラフである。
【図6】 同評価装置による、微粉炭の自然発火条件に対する微粉炭の層高の影響を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・空間
2・・・ケース
3・・・下端面
4・・・加熱装置
5・・・密閉容器
6・・・ヒータ
7・・・断熱板
8・・・底部板体
9・・・壁温計測器
10・・・微粉炭温度計測器
12・・・雰囲気温度計測器
A・・・雰囲気
H・・・層高
S・・・微粉炭
T、T’、T”・・・温度

Claims (3)

  1. 微粉炭(S)を充填する空間(1)を有するケース(2)と、該ケース(2)の下端面(3)に装着された加熱装置(4)と、これらを収納する密閉容器(5)と、該密閉容器(5)内の雰囲気(A)を加熱するヒータ(6)とが具備されていることを特徴とする微粉炭の自然発火性評価装置。
  2. 請求項1記載の自然発火性評価装置において、
    前記ケース(2)は、前記空間(1)の側壁を形成する多孔質性の断熱板(7)と底部を形成する底部板体(8)とからなり、
    底部板体(8)には、該底部板体(8)の温度を計測する壁温計測器(9)が装備されると共に、
    空間(1)内には、微粉炭(S)の温度を計測する微粉炭温度計測器(10)が装備されており、
    前記密閉容器(5)には、内部の雰囲気(A)の温度を計測する雰囲気温度計測器(12)が具備されていることを特徴とする微粉炭の自然発火性評価装置。
  3. ケース(2)内に任意の層高(H)を形成する微粉炭(S)を充填するとともに、ケース(2)の下端面(3)および雰囲気(A)をそれぞれ任意の温度(T’、T)に加熱して、微粉炭(S)への入熱と微粉炭(S)からの放熱と微粉炭(S)の酸化反応熱とによる熱バランスを模擬し、微粉炭(S)の温度(T”)の履歴を計測して微粉炭(S)の自然発火条件の評価を行うことを特徴とする微粉炭の自然発火性評価方法。
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